JP6870966B2 - 燃焼器ノズル、及びガスタービン - Google Patents
燃焼器ノズル、及びガスタービン Download PDFInfo
- Publication number
- JP6870966B2 JP6870966B2 JP2016233326A JP2016233326A JP6870966B2 JP 6870966 B2 JP6870966 B2 JP 6870966B2 JP 2016233326 A JP2016233326 A JP 2016233326A JP 2016233326 A JP2016233326 A JP 2016233326A JP 6870966 B2 JP6870966 B2 JP 6870966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular body
- fuel
- combustor
- blade
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Description
ガスタービンの効率向上のためにはタービン入口温度の上昇が必要であるが、温度上昇に伴いNOxが指数関数的に増加するという課題がある。NOxの増加に対する対策として、例えば、以下の特許文献1に開示されている燃焼器は、旋回流によって均一混合気を形成して局所的な高温領域の形成を抑制するバーナを備えている。
この燃焼器のバーナは、バーナ軸線に沿って延びる軸体であるノズルと、このノズルの外周を囲み、圧縮空気と燃料とを下流側に噴出するバーナ筒と、バーナ筒内の流体をバーナ軸線回りに旋回させる旋回翼と、を備えている。
この場合には、燃料ノズル軸へ供給された液体燃料はスワーラ内に導かれた後、燃料供給孔からスワーラ胴内へ供給されて予混合気体を形成する。この予混合気体は燃焼室へ噴射された後、燃料ノズル軸の先端で燃焼する。
また、この場合、各旋回翼の径方向内側の端部が仮想円筒面に設けられた中空筒状体に接続され、この中空筒状体の内側において筒部内に導入される空気のみが一方向に流れる領域が形成される。そのため、中空筒状体内では、空気の渦が形成されることがなくなるうえ、燃料が混合されない領域となる。そして、中空筒状体の下流側では、その空気が旋回翼の燃料噴出孔から噴出される燃料と予混合される。そのため、フラッシュバック発生を抑制することができ、フラッシュバックによる燃焼器の熱損傷を防止することができる。
図1に示すように、本実施の形態による燃焼器ノズルを備えたガスタービン1について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態のガスタービン1は、空気Aを圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機2と、燃料Fを圧縮空気中で燃焼させることで高温高圧の燃焼ガスを生成する複数の燃焼器3と、燃焼ガスによって回転駆動されるタービン4と、を備えている。
圧縮機ロータ6の回転軸線とタービンロータ8の回転軸線とは、同一直線上に位置している。圧縮機ロータ6とタービンロータ8とは、互いに連結されてガスタービンロータ10を成している。圧縮機ケーシング7とタービンケーシング9とは、互いに連結されてガスタービンケーシング11を成している。
パイロットバーナ筒18は、パイロットノズル19の外周に位置する本体部21と、本体部21の下流側に接続され下流側向かって次第に拡径されているコーン部22と、を有している。複数の旋回羽根20は、パイロットバーナ筒18における本体部21の内周面に接続されている。パイロットバーナ筒18内には、その上流側から圧縮機2で圧縮された圧縮空気Aが流入する。パイロットバーナ筒18は、その下流端から、空気Aと共に、パイロットノズル19から噴射された燃料を噴出する。この燃料は、燃焼筒13内で拡散燃焼する。
図4及び図5に示すように、メインバーナ16における各旋回翼26の径方向内側の内端部26bは、バーナ軸線Abを中心とする仮想円筒面K(図5に示す二点鎖線)に接している。すなわち、本実施の形態では、各旋回翼26の内端部26bによって囲まれる部分には、中空部Sが形成されている。
また、燃焼器軸線Acに関する軸線方向の上流側は、バーナ軸線Abに関する軸線方向の上流側であり、燃焼器軸線Acに関する軸線方向の下流側は、バーナ軸線Abに関する軸線方向の下流側である。
このように、メインバーナ16の各々の旋回翼26は、メインバーナ筒25の内周面27aから径方向内側に張り出して、下流側に流通する空気Aをバーナ軸線Ab回りに旋回させるように形成されている。
メインバーナ筒25内には、図3に示すように、その上流側から圧縮機2で圧縮された空気Aが導入される。メインバーナ筒25内では、この空気Aと旋回翼26の燃料噴出孔26aから噴射された燃料Fとが混合して、予混合気体PMが形成される。メインバーナ筒25は、その下流端から予混合気体PMを噴出する。この予混合気体PM中の燃料は、燃焼筒13内で予混合燃焼する。
図1に示すように、上記のようなガスタービン1において、圧縮機2は、外気を吸い込んでこれを圧縮する。圧縮機2で圧縮された空気Aは、図3に示すように、燃焼器3のメインバーナ16及びパイロットバーナ15内に導かれる。メインバーナ16及びパイロットバーナ15には、燃料供給源から燃料が供給される。メインバーナ16は、燃料Fと空気Aと予混合した予混合気体PMを、燃焼筒13の燃焼部41内に噴出する。この予混合気体PMは、燃焼部41内で予混合燃焼する。また、パイロットバーナ15は、燃焼筒13の燃焼部41内に、燃料と空気とをそれぞれ噴出する。この燃料は、燃焼部41内で拡散燃焼または予混合燃焼する。前記の燃焼形態は、パイロットバーナ15の燃料噴出部位を選択することによって、任意に変更することができる。燃焼筒13の燃焼部41内での燃料の燃焼で発生した高温高圧の燃焼ガスは、図1に示すように、燃焼筒13の燃焼ガス案内部42によりタービン4の燃焼ガス流路内に導かれ、タービンロータ8を回転させる。
このように、本実施の形態では、従来のような旋回翼の中央に配置される燃料供給管後流に渦が生じることがなくなるため、フラッシュバック発生を抑制することができ、フラッシュバックによる燃焼器3の熱損傷を防止することができる。
次に、第2の実施の形態による燃焼器ノズル、及びガスタービンについて、図面に基づいて説明する。
図7及び図8に示すように、第2の実施の形態によるメインバーナ16A(燃焼器ノズル)は、各旋回翼26の内端部26bがそれぞれ、中心軸がメインバーナ筒25のバーナ軸線Abに沿って延びる円筒形状の中空筒状体30の外周面30aに接続されている。中空筒状体30は、例えば、ステンレス鋼材等の金属によって形成されている。中空筒状体30のバーナ軸線Ab方向の長さは旋回翼26と同じであり、中空筒状体30のバーナ軸線Ab方向の両端はそれぞれ旋回翼26の上流側端面と下流側端面に一致している。そして、中空筒状体30内には、上流から下流に向けて空気Aが流れる。
また、この場合、各旋回翼26の内端部26bが仮想円筒面Kに外周面30aを一致させた中空筒状体30に接続され、この中空筒状体30の内側においてメインバーナ筒25内に導入される空気Aのみが一方向に流れる領域(中空部S)が形成される。そのため、中空筒状体30の中空部Sでは、空気Aの渦が形成されることがなくなるうえ、燃料Fが混合されない領域となる。そして、中空筒状体30の下流側では、その空気Aが旋回翼26の燃料噴出孔26aから噴出される燃料と予混合される。そのため、フラッシュバック発生を抑制することができ、フラッシュバックによる燃焼器3の熱損傷を防止することができる。
なお、中空筒状体30は、第2の実施の形態のように円筒形状であることに限定されることはない。例えば、図9に示す第1変形例による燃焼器3の中空筒状体30Aは、内面がバーナ軸線Abに沿って延びる直線部31と、直線部31の上流側に連設された湾曲部32と、直線部31の下流側に形成された尖形の先端部33と、を有している。湾曲部32は、中空筒状体30の上流側内面において、上流側から下流側に向かうに従い内径が小さくなるように曲面を形成している。先端部33は、下流側の先端に向かうに従って先細りとなるとともに、下流側に向かうに従い中空筒状体30Aの内径が大きくなるテーパ状に形成されている。
また、本第1変形例では、湾曲部32によって、中空筒状体30Aの内面における上流側端部から滑らかに空気Aを中空筒状体30A内に通すことができるので、中空筒状体30A内を通過する空気Aをバーナ軸線Ab方向に沿って直線的に流動させることができる。
また、図10に示すように、第2変形例による燃焼器3の中空筒状体30Bは、第1変形例の中空筒状体30A(図9参照)の変形した形態であって、直線部31の内面31aがバーナ軸線Ab方向の全体にわたって上流側から下流側に向かうに従い拡径されている。つまり、中空筒状体30Bは、出口部に向かって内空断面積を大きくなっている。
この場合には、中空筒状体30Bにおいて下流に向かうに従い内空断面積が大きくなり、フラッシュバックしない範囲で流速を遅くすることができる。そのため、中空筒状体30B後流の渦をより確実になくすことができ、フラッシュバックの発生を抑制しながら、予混合の周辺部の流速よりも早い流れになることを防ぐことができる。
さらに旋回翼26の形状として、本実施の形態では翼付け根部26A、翼胴部26B、翼先端部26Cが一体的に設けられ、そのうち翼胴部26Bにおける湾曲部26cの外周縁26dとメインバーナ筒25(本体部27)の内周面27aとの間に間隔dが形成されているが、この間隔dの寸法は適宜設定することができるし、省略することも可能である。
2 圧縮機
3 燃焼器
4 タービン
13 燃焼筒
14 燃料噴出器
15 パイロットバーナ
16 メインバーナ(燃焼器ノズル)
25 メインバーナ筒(筒部)
26 旋回翼
26A 翼付け根部
26B 翼胴部
26C 翼先端部
26a 燃料噴出孔
26b 内端部
26c 湾曲部
26d 外周縁
30、30A 中空筒状体
32 湾曲部
d 間隔
A 空気
Ab バーナ軸線
Da 軸線方向
F 燃料
PM 予混合気体
K 仮想円筒面
S 中空部
Claims (3)
- 軸線を中心として延びて、該軸線方向一方側を上流側として空気が導入される筒部と、
該筒部の内周面から径方向内側に延びるように周方向に間隔をあけて複数が設けられ、それぞれ前記筒部を経由して供給される燃料を噴出する燃料噴出孔を有する旋回翼と、
を備え、
各前記旋回翼の径方向内側の端部は、前記軸線を中心とする仮想円筒面に接し、
前記仮想円筒面には、中心軸が前記筒部の前記軸線方向に沿って延びる中空筒状体が設けられ、該中空筒状体の外周面には各前記旋回翼の径方向内側の端部が接続され、
前記中空筒状体のバーナ軸線方向の長さが前記旋回翼と同じであり、前記中空筒状体の前記バーナ軸線方向の両端はそれぞれ前記旋回翼の上流側端面と下流側端面に一致し、
前記中空筒状体の下流側端部は、下流側の先端に向かうに従い先細りとなるとともに、下流側に向かうに従い内径が大きくなるテーパ状に形成され、
前記中空筒状体の上流側端部は、下流側に向かうに従い内径が小さくなる湾曲部が形成され、
前記中空筒状体の内面は、前記軸線方向の全体にわたって上流側から下流側に向かうに従い拡径され、
前記中空筒状体は、バーナ軸線に沿って延びる直線部と、該直線部の下流側に形成された尖形の先端部と、を有し、
前記先端部のテーパ角度が前記直線部のテーパ角度より大きい燃焼器ノズル。 - 前記旋回翼は、径方向の外周側で前記筒部に接続される翼付け根部と、前記翼付け根部に連設され、上流側より流れる流体を軸線回りに旋回させるために滑らかに旋回させて形成された湾曲部を有する翼胴部と、を備え、
前記翼胴部の前記湾曲部は、前記筒部の内周面との間に間隔をあけて配置されている請求項1に記載の燃焼器ノズル。 - 請求項1又は2に記載の燃焼器ノズルを有する燃焼器と、
空気を圧縮して前記燃焼器に空気を供給する圧縮機と、
前記燃焼器内での燃料の燃焼で形成された燃焼ガスにより駆動するタービンと、を備えているガスタービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016233326A JP6870966B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | 燃焼器ノズル、及びガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016233326A JP6870966B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | 燃焼器ノズル、及びガスタービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018091519A JP2018091519A (ja) | 2018-06-14 |
JP6870966B2 true JP6870966B2 (ja) | 2021-05-12 |
Family
ID=62565365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016233326A Active JP6870966B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | 燃焼器ノズル、及びガスタービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6870966B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5156002A (en) * | 1990-03-05 | 1992-10-20 | Rolf J. Mowill | Low emissions gas turbine combustor |
EP1406047A4 (en) * | 2001-07-10 | 2010-04-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | PREMIX NOZZLE, BURNER AND GAS TURBINE |
US8443607B2 (en) * | 2009-02-20 | 2013-05-21 | General Electric Company | Coaxial fuel and air premixer for a gas turbine combustor |
US8024932B1 (en) * | 2010-04-07 | 2011-09-27 | General Electric Company | System and method for a combustor nozzle |
JP6481224B2 (ja) * | 2014-09-29 | 2019-03-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | バーナ、燃焼器、及びガスタービン |
-
2016
- 2016-11-30 JP JP2016233326A patent/JP6870966B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018091519A (ja) | 2018-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11067280B2 (en) | Centerbody injector mini mixer fuel nozzle assembly | |
JP4719059B2 (ja) | ガスタービンの予混合燃焼バーナー | |
JP5378934B2 (ja) | ガスタービンにおける空気−燃料混合のためのシステム及び方法 | |
US10352569B2 (en) | Multi-point centerbody injector mini mixing fuel nozzle assembly | |
JP5615008B2 (ja) | スワーラおよび少なくとも1つのスワーラを備えたバーナ | |
JP3986348B2 (ja) | ガスタービン燃焼器の燃料供給ノズルおよびガスタービン燃焼器並びにガスタービン | |
JP6812240B2 (ja) | 低排出ガスタービン燃焼器用の空気燃料予混合機 | |
US11371706B2 (en) | Premixed pilot nozzle for gas turbine combustor | |
EP2436979A1 (en) | Burner for a gas turbine | |
JP2010223577A5 (ja) | ||
WO2003006887A1 (fr) | Buse de premelange, bruleur et turbine a gaz | |
JP2010223577A6 (ja) | スワーラ、少なくとも1つのスワーラを備えたバーナにおける逆火の防止方法およびバーナ | |
JP2012132671A (ja) | 燃料の霧化を改善したデュアルオリフィス燃料ノズル | |
JP6086860B2 (ja) | ノズル、燃焼器、及びガスタービン | |
JP6723768B2 (ja) | バーナアセンブリ、燃焼器、及びガスタービン | |
JP2019207049A (ja) | 燃料噴射装置及びガスタービン | |
JP2007147125A (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
US10859272B2 (en) | Combustor for a gas turbine | |
KR101898402B1 (ko) | 연소기 및 이것을 구비하고 있는 가스 터빈 | |
JP6870966B2 (ja) | 燃焼器ノズル、及びガスタービン | |
JP6037736B2 (ja) | ガスタービン燃焼器およびこれを備えたガスタービン機関 | |
KR101898403B1 (ko) | 연소기, 가스 터빈 | |
JP6768306B2 (ja) | 燃焼器、ガスタービン | |
JP5574635B2 (ja) | 旋回翼 | |
JP2014095546A (ja) | 燃料噴射器のための拡張機能 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20161201 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200731 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210312 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210312 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210322 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210406 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6870966 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |