JP6868597B2 - 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置 - Google Patents

情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置に関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した情報配信が盛んに行われている。例えば、ウェブコンテンツ内に配置された所定の表示領域に第1コンテンツを配置して表示し、利用者が第1コンテンツを選択した場合は、選択された位置から第1コンテンツを徐々に第2コンテンツへと変化させる技術が知られている。
特開2017−59129号公報
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる余地がある。例えば、上記の従来技術では、第1コンテンツへの操作をトリガとして第1コンテンツを第2コンテンツへと変更するため、利用者が第1コンテンツに興味を有さず、操作を行わなかった場合に、利用者に対して第2コンテンツを提供することができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を提供することを目的とする。
本願に係る情報表示プログラムは、コンピュータに第1コンテンツが有する所定の表示領域内に第2コンテンツを配置して、各コンテンツを表示する表示手順と、利用者の操作により前記第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、当該第2コンテンツの表示サイズを前記表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する表示制御手順とを実行させることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理のバリエーションを示す図である。 図3は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告配信サーバの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
〔1.端末装置の一例〕
まず、図1を用いて、情報表示装置の一例である端末装置100が実行する表示処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100が実行する表示処理として、ポータルサイト等、任意のウェブコンテンツであるウェブコンテンツC10や、広告に関するコンテンツであるコンテンツC20の配信を受付けると、ウェブコンテンツC10と共に、各コンテンツC20を表示する処理の一例について説明する。
図1は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の一例を示す図である。なお、図1に示す例では、端末装置100が表示処理においてウェブコンテンツC10や各コンテンツC20を表示する処理を、第1状態〜第6状態に分けて記載した。
なお、以下の説明では、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20を画面に表示する際に基準となる位置であり、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20を表示する際に、画面上の最も上側に配置される端をウェブコンテンツC10やコンテンツC20の上端と記載する。また、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20を画面に表示する際に生じる端のうち、画面上の最も下側に配置される端をウェブコンテンツC10やコンテンツC20の下端と記載する。
また、以下の説明では、端末装置100が有する画面上において、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20の上端が表示される方向を画面上方向と記載し、画面上においてウェブコンテンツC10やコンテンツC20の下端が表示される方向を画面下方向と記載する。また、端末装置100が有する画面上において、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20の左側の端が表示される方向を画面左方向と記載し、画面上においてウェブコンテンツC10やコンテンツC20の右側の端が表示される方向を画面右方向と記載する。
まず、図1を用いて、第1表示処理について説明する。端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20に対する各種の操作を受付ける。なお、以下の説明では、画面のうち、ウェブコンテンツC10が表示されている領域上で行われた操作を、ウェブコンテンツC10に対する操作と記載する場合がある。
ここで、端末装置100が有する画面は、長方形の画面を有しているものとする。より具体的には、端末装置100が有する画面は、縦方向の長さが横方向の長さよりも長い縦長の画面を有するものとする。また、以下の説明では、端末装置100は、画面が縦長となる状態で使用される例について記載するが、実施形態は、これに限定されるものではなく、画面が横長となる状態で使用されてもよい。
ウェブコンテンツC10は、例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページであり、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等で記述された、いわゆるポータルサイトのウェブページである。
例えば、ウェブコンテンツC10は、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが独立したタイル状に配置されたコンテンツであり、タイル状に配置されたコンテンツごとに操作や更新等を行うことができるコンテンツである。また、ウェブコンテンツC10には、広告に関連するコンテンツが配置されたタイルが随時挿入される。なお、ウェブコンテンツC10に配置される各タイルの大きさ、配置位置、配置されるタイルの数は、タイルごとに自動で変更されてもよく、利用者の操作に応じて変更されてもよい。また、ウェブコンテンツC10には、検索キーワードを入力するための入力欄や、他のウェブページへのリンク等が含まれていてもよい。
また、ウェブコンテンツC10は、スマートデバイス用に最適化されたウェブページであり、横方向の表示サイズが、端末装置100が有する画面の横方向の表示サイズと同じウェブページであるものとする。また、ウェブコンテンツC10は、縦方向の表示サイズが、端末装置100が有する出力部130(例えば、図7参照)の縦方向の表示サイズよりも長い(以下、縦長と記載する。)ウェブページであり、端末装置100の利用者の属性、利用者が選択したタイルに配置されたコンテンツの内容、入力した検索キーワード等により、タイルに配置されるコンテンツの内容や順序が変更されるものとする。
また、ウェブコンテンツC10は、コンテンツ配信サーバ30により配信される。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の配信を行うコンテンツ配信サーバ30に対して、URL(Uniform Resource Locator)等を送信する。このような場合、コンテンツ配信サーバ30は、ウェブコンテンツC10の配信を行う。
コンテンツC20は、ウェブコンテンツC10とは異なるコンテンツであり、例えば、所定の店舗や取引対象を示す写真やテキストが含まれる画像である。なお、コンテンツC20は、GIF(Graphics Interchange Format)動画やMPEG(Moving Picture Experts Group)等、任意の形式の動画像であってもよい。また、コンテンツC20は、任意のコンテンツが適用可能である。例えば、コンテンツC20は、広告に係るコンテンツ(以下、広告コンテンツと記載する。)である。より具体的には、コンテンツC20は、所定の商品、役務、ブランド、会社若しくは他のコンテンツ等に関する情報を利用者に伝えるためのコンテンツである。
ここで、広告コンテンツとは、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知、ウェブコンテンツC10にかかる情報の一部、その他任意のコンテンツであるものとする。すなわち、広告コンテンツは、いわゆる広告関連の情報を含むコンテンツのみならず、利用者に興味を抱かせ、広告コンテンツに含まれる情報、または、広告コンテンツと関連するコンテンツ(例えば、ランディングページ等)に含まれる情報を広く報知するものであれば、画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意のコンテンツを適用可能である。すなわち、利用者に対してウェブコンテンツC10よりも興味を生じさせようとするコンテンツであれば、任意のコンテンツを広告コンテンツとして適用可能である。
例えば、コンテンツC20は、広告対象となる商品や役務等といった取引対象や、広告対象となる企業のロゴ等を含む画像である。ここで、コンテンツC20は、任意の表示サイズにより表示される画像であってよい。例えば、コンテンツC20は、ウェブコンテンツC10と共に表示される画像として登録されたものであってもよく、ウェブコンテンツC10とは異なる所定のウェブコンテンツにおいて表示される画像として登録された画像であってもよい。
例えば、コンテンツ配信サーバ30は、広告配信サーバ20に対してコンテンツC20の配信を要求し、ウェブコンテンツC10とともに表示するよう端末装置100を動作させる取得命令をウェブコンテンツC10と共に配信する(ステップS1)。なお、このような取得命令は、例えば、ウェブコンテンツC10に含まれるJavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等により実現される。
このような場合、端末装置100は、コンテンツ配信サーバ30から配信された取得命令に従って、広告配信サーバ20に対してコンテンツC20の配信を要求する(ステップS2)。この結果、広告配信サーバ20は、動画像であるコンテンツC20を端末装置100に配信する(ステップS3)。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とともに、コンテンツC20を画面上に表示する。
より具体的には、端末装置100は、ウェブコンテンツC10内に予め設定されている表示領域DA内に、コンテンツC20を配置して表示する。なお、以下の説明では、端末装置100は、コンテンツC20の配信を受けた場合、初期サイズとして、表示領域DAと同じ表示サイズでコンテンツC20を表示する例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、表示領域DAと同じ表示サイズでコンテンツC20を表示してもよく、表示領域DAとは異なる表示サイズでコンテンツC20を表示してもよい。より具体的な例を挙げると、端末装置100は、表示領域DAの表示サイズ以下の表示サイズでコンテンツC20を表示してもよい。
〔2−1.端末装置100が実行する表示処理の概要〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC20が有する情報の訴求効果を向上させるため、以下の表示処理を実行する。まず、端末装置100は、第1コンテンツ(例えば、ウェブコンテンツC10)が有する所定の表示領域(例えば、表示領域DA)内に第2コンテンツ(例えば、コンテンツC20)を配置して、各コンテンツを表示する。そして、端末装置100は、利用者の操作により第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、第2コンテンツの表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。
例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10が有する表示領域DA内にコンテンツC20を配置した状態で、ウェブコンテンツC10の表示を開始する。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対する各種の操作を受付ける。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を画面上方向へとスクロールさせる上スクロール操作や、ウェブコンテンツC10を画面下方向へとスクロールさせる下スクロール操作を受付ける。そして、端末装置100は、各種のスクロール操作を受付けた場合は、スクロール操作に応じて、ウェブコンテンツC10をスクロールさせることで、コンテンツC20が表示される位置を変更する。
ここで、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20をスクロールさせた場合は、コンテンツC20が画面内の所定の位置まで移動したか否かを判定する。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC20の全体が画面内まで移動したか否かや、画面の中央付近に設定された所定の位置までウェブコンテンツC10の中心が移動したか否か等に基づいて、コンテンツC20が画面内の所定の位置まで移動したか否かを判定する。なお、端末装置100は、例えば、上スクロール操作の総量から下スクロール操作の総量を減算したスクロール量が所定の閾値を超えるか否かに基づいて、コンテンツC20が画面内の所定の位置まで移動したか否かを判定してもよい。
そして、端末装置100は、コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DAよりも大きい表示サイズへと拡大する。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の前面にコンテンツC20を配置しなおす。そして、端末装置100は、ウェブコンテンツC10よりも前面に重ねて配置されたコンテンツC20の表示サイズを、表示領域DAよりも大きい表示サイズに拡大する。
このような処理の結果、端末装置100は、あたかも、コンテンツC20が画面に張り付くといった態様で、コンテンツC20を強調表示することができる。この結果、端末装置100は、コンテンツC20に対する利用者の興味を生じさせる結果、コンテンツC10に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
〔2−2.端末装置100が実行する表示処理の一例〕
以下、図1を用いて、端末装置100が実行する表示処理の一例について説明する。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10、コンテンツC20の配信を受付けると、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20との表示を開始する。ここで、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20との表示を開始する際の初期画面を表示する場合は、第1状態に示すように、ウェブコンテンツC10の上端を画面の上端と接触するように、ウェブコンテンツC10を配置して表示する。
ここで、端末装置100は、第1状態に示すように、初期画面において利用者の指F10がウェブコンテンツC10が表示された領域に接触し、そのまま画面上方向へと接触位置を移動させた場合は、ウェブコンテンツC10に対する上スクロール操が行われたと判定する。このような場合、端末装置100は、第2状態に示すように、上スクロール操作に合わせて、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とを画面上方向へとスクロールさせる。
そして、端末装置100は、スクロール操作の結果、表示領域DAが画面の所定の位置まで移動した場合、すなわち、コンテンツC20が表示される位置が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示態様の変更を開始する。例えば、端末装置100は、第2状態に示すように、コンテンツC20が画面中央付近の所定の領域まで移動した場合は、コンテンツC20の表示サイズを徐々に変更する。より具体的には、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させる。そして、端末装置100は、表示サイズを縮小させたコンテンツC20の表示サイズを、表示領域DAよりも大きい表示サイズへと徐々に拡大させる。
例えば、端末装置100は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10の前面に配置しなおす。そして、端末装置100は、第3状態に示すように、コンテンツC20を変形させながら、コンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させる。より具体的には、端末装置100は、コンテンツC20に仮想的な影を付与した状態で、コンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させる。また、端末装置100は、コンテンツC20を移動させながら、コンテンツC20の表示サイズを縮小させる。
そして、端末装置100は、第4状態に示すように、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させる。より具体的には、端末装置100は、風に吹かれたフライヤー等の印刷物が、画面奥方向へと仮想的に飛んでいくといった態様で、コンテンツC20の表示サイズを縮小させるとともに、コンテンツC20を変形させ、さらに、コンテンツC20を移動させる。
そして、端末装置100は、第5状態に示すように、コンテンツC20の表示サイズを徐々に拡大する。例えば、端末装置100は、コンテンツC20が画面奥方向から画面手前方向へと仮想的に飛んでくるといった態様で、コンテンツC20を変形させつつ、移動させながら、表示サイズを徐々に拡大する。すなわち、端末装置100は、風に吹かれたフライヤー等の印刷物が、画面手前方向へと仮想的に飛んでくるといった態様で、コンテンツC20の表示サイズを徐々に拡大させる。そして、端末装置100は、第6状態に示すように、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DAの表示サイズ(ひいては、初期状態におけるコンテンツC20の表示サイズ)よりも大きい表示サイズまで拡大する。
このように、端末装置100は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを縮小させ、その後、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを拡大させる。ここで、端末装置100は、ウェブコンテンツC10や、表示領域DAの表示サイズを変更することなく、コンテンツC20の表示サイズを徐々に拡大する。この結果、端末装置100は、あたかも、表示領域DAに配置されたコンテンツC20の印刷物が画面奥方向へ飛んでいき、その後、印刷物が画面手前方向へ飛んできて、端末装置100の画面に張り付くといった態様で、コンテンツC20を表示することとなる。
このような処理の結果、端末装置100は、利用者に対してコンテンツC20を印象付けることができるので、コンテンツC20に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
なお、端末装置100は、第6状態に示すように、コンテンツC20の表示サイズを拡大した状態で、所定の条件が満たされた場合は、コンテンツC20の表示サイズを初期状態における表示サイズへと戻してもよい。例えば、端末装置100は、第6状態のように、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで拡大してから、所定の時間(例えば、2秒)が経過した場合は、コンテンツC20の表示サイズを徐々に縮小させ、第2状態に示すように、コンテンツC20を表示領域DA内に再配置して表示してもよい。このような処理の結果、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を閲覧する利用者の印象の悪化を最小限にとどめることができる。
〔2−3.表示態様の変更のバリエーションについて〕
上述した例では、コンテンツC20をコンテンツC30へと変更する処理の一例について記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、端末装置100が実行する処理のバリエーションについて説明する。
〔2−3−1.変更態様について〕
上述した例では、端末装置100は、コンテンツC20が所定の位置まで移動すると、表示領域DAに配置されたコンテンツC20の印刷物が画面奥方向へ飛んでいき、その後、印刷物が画面手前方向へ飛んできて、端末装置100の画面に張り付くといった態様で、コンテンツC20を表示した。ここで、端末装置100は、表示サイズを表示領域DAの表示サイズよりも大きい表示サイズに拡大した状態で、コンテンツC20を表示するのであれば、任意の態様で、コンテンツC20の表示サイズを変更して良い。
例えば、端末装置100は、コンテンツC20の背面側を見せる態様で、コンテンツC20の表示サイズを変更してもよい。より具体的な例を挙げると、端末装置100は、コンテンツC20の印刷物が風に吹かれて裏返りながら、画面奥方向へと飛んでいくといった態様で、コンテンツC20の表示サイズを縮小し、その後、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DAよりも大きい表示サイズまで拡大してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを拡大する際に、コンテンツC20の背面を表示してもよい。
なお、上述した各種の表示態様は、任意の手法により実現されてよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20を三次元モデルの表面に配置し、三次元モデルの変形、画面奥方向や手前方向への移動などを行うことにより、上述した表示態様を実現してよい。また、端末装置100は、コンテンツC10の表示サイズの変更、形状の変更、色彩の変更、位置の移動等を組み合わせることで、上述した表示態様を実現してよい。
〔2−3−2.ウェブコンテンツとの配置関係について〕
ここで、上述した説明では、端末装置100は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも前面に配置した状態で、コンテンツC20の表示サイズを拡大した。ここで、端末装置100は、任意のタイミングで、コンテンツC20をウェブコンテンツの前面に配置してよい。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20との配信を受付けた際、ウェブコンテンツC10の前面であって、表示領域DAと重なる領域にコンテンツC20を配置して表示してもよい。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20との配置関係を適宜変更してもよい。例えば、端末装置100は、表示領域DAを背面に配置された領域を透過させる透過領域とし、コンテンツC20を表示領域DAと重ねて表示する。そして、端末装置100は、第2状態から第4状態において、コンテンツC20の表示サイズを縮小する場合は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10の背面に配置した状態で、コンテンツC20の表示サイズを縮小させつつ、移動させる。この際、端末装置100は、コンテンツC20がウェブコンテンツC10の背面に隠れるように移動させてもよい。
そして、端末装置100は、表示サイズを縮小させたコンテンツC20を表示領域DA内まで移動させ、その後、コンテンツC20をウェブコンテンツC10の前面に配置しなおす。そして、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを徐々に拡大する。このような処理を行った場合、あたかも、コンテンツC20がウェブコンテンツC20の表示領域DAを通り抜けて画面奥方向へと飛んでいき、その後、コンテンツC20がウェブコンテンツC20の表示領域DAを通り抜けて画面手前方向へと飛んでくるといった態様で、コンテンツC20を表示することができる。
〔2−3−3.ウェブコンテンツの背面に配置した場合の表示例〕
ここで、端末装置100は、表示領域DAからはみ出ないように、コンテンツC20の表示サイズを変更してもよい。例えば、端末装置100は、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域DAを有するウェブコンテンツC10よりも背面に重ねて配置されたコンテンツC20の表示サイズを、表示領域DAよりも大きい表示サイズに拡大してもよい。このような処理の結果、端末装置100は、表示サイズを拡大したコンテンツC20のうち、表示領域DAと重なる範囲のみを表示させてもよい。
例えば、図2は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理のバリエーションを示す図である。なお、図1に示す例では、端末装置100が実行する表示処理のバリエーションを、第1状態〜第8状態に分けて記載した。
例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の配信を受付けた場合、ウェブコンテンツC10の表示領域DAにおける透過度を所定の透過度(例えば、100%)に設定する。なお、端末装置100は、透過領域が表示領域DAとして設定されたウェブコンテンツC10の配信を受付けてもよい。このような場合、端末装置100は、ウェブコンテンツC10の背面であって、表示領域DAと重なる領域にコンテンツC20を配置して表示する。そして、端末装置100は、第1状態に示すように、ウェブコンテンツC10を表示するとともに、上スクロール操作が行われた場合は、第2状態に示すように、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とを移動させることで、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とを表示する。
そして、端末装置100は、スクロール操作の結果、表示領域DAが画面の所定の位置まで移動した場合、すなわち、コンテンツC20が表示される位置が所定の位置まで移動した場合は、第3状態に示すように、コンテンツC20を回転させながら、第2コンテンツの表示サイズを徐々に縮小させる。また、端末装置100は、第4状態に示すように、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させる。
そして、端末装置100は、所定の表示サイズまで縮小させたコンテンツC20を、回転させながら、徐々に拡大する。例えば、端末装置100は、第5状態から第7状態に示すように、コンテンツC20を回転させながら、コンテンツC20の表示サイズを徐々に拡大する。そして、端末装置100は、第8状態に示すように、ウェブコンテンツC10の背面に配置されたコンテンツC20の表示サイズを表示領域DAよりも大きい表示サイズまで拡大する。なお、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで拡大した場合は、回転を停止させる。
このように、端末装置100は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを縮小させ、その後、コンテンツC20の表示サイズを拡大させる。この結果、端末装置100は、コンテンツC20が回転しながら画面奥方向へと移動し、その後、コンテンツC20が回転しながら画面手前方向へと移動してきて、ウェブコンテンツC10の表示領域DAに張り付くといった態様で、コンテンツC20を表示する。
このような処理の結果、端末装置100は、ウェブコンテンツC10のうち表示される範囲の面積を隠すことなく、利用者に対してコンテンツC20を印象付けることができるので、利用者の印象の悪化を防ぎつつ、コンテンツC20に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
〔2−3−4.コンテンツC20の選択について〕
なお、端末装置100は、コンテンツC20が利用者によって選択された際に、所定のランディングページを表示してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20を縮小する前と後とで異なるランディングページを表示してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを縮小している間や表示サイズを拡大している間については、コンテンツC20を選択できなくしてもよい。
例えば、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを拡大するまでは、コンテンツC20を選択不可能な状態にし、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DAよりも大きい表示サイズまで拡大した後や、その後、コンテンツC20の表示サイズを初期状態と同様の所定の表示サイズに戻した後で、コンテンツC20を選択可能とし、選択された際にランディングページを表示させてもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20のうち、表示領域DAと重なる領域を選択可能な状態で表示させ、他の領域を選択不可能な状態で表示させてもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10の前面に重ねて表示するとともに、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DAよりも大きい表示サイズまで拡大した場合、コンテンツC20のうち表示領域DAと重なる領域を特定する。そして、端末装置100は、コンテンツC20のうち特定した領域のみを選択可能とし、特定した領域が選択された場合に、ランディングページを表示させてもよい。なお、端末装置100は、コンテンツC20のうち表示領域DAと重なる領域と、重ならない領域とで、選択された際に異なるランディングページを表示させてもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20のうち、表示領域DAと重ならない領域については、透過領域としてもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20のうち、表示領域DAと重ならない領域を特定する。そして、端末装置100は、コンテンツC20のうち特定した領域においては、所定の透過度(例えば、70パーセント)を設定した状態で表示してもよい。また、端末装置100は、特定した領域については、彩度や明度の変更などを行ってもよい。
〔2−3−5.その他〕
なお、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを任意の表示サイズに縮小してよく、表示領域DAの表示サイズよりも大きい任意の表示サイズまで拡大してよい。例えば、端末装置100は、画面全体に表示されるまでコンテンツC20の表示サイズを拡大してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20が任意の位置まで移動した際に、表示サイズの変更を開始すればよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで拡大した場合は、所定の音声を出力してもよく、振動を出力してもよい。例えば、端末装置100は、図1の第6状態や、図2の第8状態において、所定の音声や振動を出力することで、コンテンツC20があたかも画面や表示領域DAにぶつかった態様を再現してもよい。また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を含めた画面表示全体を振動させることで、コンテンツC20が画面や表示領域DAにぶつかった態様を再現してもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを縮小する際と拡大する際とで、時間当たりの縮小率および拡大率を変更してもよい。例えば、端末装置100は、縮小率を拡大率よりも小さくすることで、コンテンツC20の表示サイズが徐々に縮小され、その後、急激にコンテンツC20の表示サイズが拡大するようにしてもよい。
また、端末装置100は、任意の表示サイズが設定されているコンテンツC20の表示を行ってもよい。例えば、端末装置100は、初期状態において、表示サイズを拡大した状態でコンテンツC20を表示してもよく、表示サイズを縮小した状態でコンテンツC20を表示してもよい。すなわち、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを、表示領域DAの表示サイズよりも大きい表示サイズへと拡大するのであれば、任意の表示サイズのコンテンツをコンテンツC20として表示して良い。
〔2−4.表示態様の実現について〕
なお、上述した各種の表示態様は、任意の態様により実現可能である。例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20とともに配信されるJavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等により上述した表示処理を実現してよい。
〔2−5.実行主体について〕
なお、上記では説明を省略したが、端末装置100は、上述した表示処理を任意の手法で実現することができる。例えば、端末装置100は、上述した表示処理を端末装置100に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、任意のタイミングでアプリケーションを起動することで、上述した表示処理を実現してもよい。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20の配信と同時に、ウェブブラウザ等、汎用のプログラムに上述した表示処理を実行させる制御情報の配信を受付ける。そして、端末装置100は、制御情報に従って上記した表示処理を行ってもよい。
また、端末装置100は、上述した制御情報に従って、上述した表示処理を実現するアプリケーションや、上述した表示処理を実現するアプリケーションそのものを制御情報として取得してもよい。例えば、端末装置100は、利用者の操作に従って、上述した表示処理を実現するアプリケーションをダウンロードし、かかるアプリケーションを自装置にインストールする。かかるアプリケーションは、起動されると、利用者からの操作に応じてウェブコンテンツC10とコンテンツC20とを取得し、上述した表示処理を実現するよう端末装置100を制御する。ここで、アプリケーションは、上述した表示処理を実現するため、制御情報の配信を受付けてもよく、予めアプリケーションプログラム内に含んでいてもよい。
〔3.配信システムの構成〕
以下、上記した表示処理を実現する端末装置100等について説明する。まず、図3を用いて、実施形態に係る配信システム1の構成について説明する。図3は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。図3に示すように、配信システム1は、端末装置100と、広告主端末10と、広告配信サーバ20と、コンテンツ配信サーバ30とを含む。端末装置100、広告主端末10、広告配信サーバ20およびコンテンツ配信サーバ30は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す配信システム1には、複数台の端末装置100や、複数台の広告主端末10や、複数台の広告配信サーバ20や、複数台のコンテンツ配信サーバ30が含まれてもよい。
端末装置100は、利用者による操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ30からウェブコンテンツC10を取得し、ウェブコンテンツC10にコンテンツC20の取得を要求する取得命令が含まれる場合には、コンテンツC20を広告配信サーバ20から取得する。また、端末装置100は、上述した表示処理を実現する制御情報の配信を広告配信サーバ20から受付けた場合は、かかる制御情報に従って動作し、表示処理を実現する。
広告主端末10は、広告主によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末10は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等である。広告主端末10は、広告主による操作にしたがって、コンテンツC20等の広告コンテンツとして広告配信サーバ20に入稿する。例えば、広告主端末10は、広告コンテンツとして、コンテンツC20を広告配信サーバ20に入稿する。
また、広告主端末10は、コンテンツC20として、広告対象の静止画像や動画像、ランディングページを取得するためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告配信サーバ20に入稿する。例えば、広告主は、広告主端末10を介して、コンテンツC20の登録を行う。
また、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告配信サーバ20に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末10だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
広告配信サーバ20は、広告主端末10から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。例えば、広告配信サーバ20は、端末装置100から広告コンテンツの配信要求を受付けると、端末装置100の場所や利用者の属性等から利用者と広告コンテンツとのマッチングを行い、マッチングの結果配信対象となる広告コンテンツを端末装置100に配信する。また、広告配信サーバ20は、上述した表示処理を実現するための制御情報を広告コンテンツであるコンテンツC20とともに端末装置100に配信する。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS等のスクリプト言語により記述される。
コンテンツ配信サーバ30は、端末装置100にウェブコンテンツC10を配信するウェブサーバ等である。例えば、コンテンツ配信サーバ30は、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関連する各種情報がタイル状に配置されたウェブコンテンツC10を端末装置100に配信する。なお、コンテンツ配信サーバ30は、各種情報が配置されたポータルサイト等のウェブページを配信するサーバであってもよい。
ここで、コンテンツ配信サーバ30によって配信されるウェブコンテンツC10には、広告コンテンツを広告配信サーバ20から取得するよう指示する取得命令が含まれる。例えば、ウェブコンテンツC10を形成するHTMLファイル等には、広告配信サーバ20のURLや、広告コンテンツを取得して、表示領域に配置して表示させるための各種スクリプト等が取得命令として記述される。この場合、端末装置100は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告配信サーバ20からコンテンツC20を広告コンテンツとして取得する。
なお、コンテンツ配信サーバ30から端末装置100に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像、ウェブコンテンツC10とともに表示される動画像等である。また、表示領域は、ウェブコンテンツC10を形成するHTMLファイル等に所定の表示領域として記述されていてもよく、例えば、タイルの1つとして配信されてもよい。このように、表示領域がタイルの1つとして配信される場合、表示領域内に表示する広告コンテンツを取得させる取得命令が、表示領域部分の配信とともに、端末装置100へと配信されることとなる。
〔4.広告配信サーバの構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る広告配信サーバ20の構成について説明する。図4は、実施形態に係る広告配信サーバの構成例を示す図である。図4に示すように、広告配信サーバ20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部21は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告主端末10やコンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
記憶部22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部22は、広告主端末10から入稿された広告コンテンツに関する各種情報が格納されたデータベースである広告データベース24を記憶する。
ここで、図5は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。図5に示した例では、広告データベース24は、広告主ID、広告コンテンツ、インプレッション数、インプレッション保証数、対価といった項目を有する。なお、広告データベース24は、コンテンツと利用者とのマッチングを行うための情報や、CTR(Click Through Rate)といった情報をさらに記憶してもよい。
「広告主ID」は、広告主または広告主端末10を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主端末10から入稿されたコンテンツ、すなわち、コンテンツC20等の広告に係るコンテンツを示す。なお、図5では「広告コンテンツ」に「C20」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、コンテンツC20が所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
広告データベース24には、広告コンテンツとして、コンテンツC20の他にも、上述した表示処理の実行を指示する表示指示が登録される。かかる表示指示には、例えば、初期画面において、コンテンツC20がどの位置まで移動した際にコンテンツC20の表示サイズを拡大するのか、コンテンツC20の表示サイズをどのような態様で変更するのか、コンテンツC20の表示サイズをどの表示サイズまで拡大するのか、ランディングページのURL等、表示処理の態様を示す情報がコンテンツごとに含まれる。なお、上述した表示指示は、例えば、広告主が広告コンテンツを登録する際に、広告主によって任意の設定が行われるものとする。
「インプレッション数」は、広告コンテンツが表示された回数を示す。より具体的には、「インプレッション数」は、コンテンツC20が表示された回数等を示す。また、「インプレッション保証数」は、対価に対して保証されている広告コンテンツの表示回数を示す。また、「対価」は、「インプレション保証数」だけ広告コンテンツが表示された際に広告主から支払われる報酬を示す。すなわち、広告配信サーバ20は、広告に係るコンテンツをインプレッション保証型で配信するサーバである。
すなわち、図5では、広告主ID「B10」によって識別される広告主が、コンテンツC20を広告コンテンツとして入稿した例を示している。また、図5では、コンテンツC20のインプレッション数が「10000」であり、インプレッション保証数が「20000」であり、インプレッション保証数だけコンテンツC20が表示された際の課金額が「aaa」である例を示している。
なお、広告コンテンツが選択される度に課金が行われるクリック課金形式で広告に係るコンテンツを配信する場合は広告データベース24には、コンテンツが選択された回数や、コンテンツが選択された際の課金額等が登録される。また、配信要求を受信した際に、入札形式で広告コンテンツを選択し、選択した広告コンテンツを配信する場合は、広告データベース24には、1インプレッションあたりの報酬として広告主が設定した広告料金である入札価格や、CTR等が登録される。
図4に戻って、説明を続ける。制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告配信サーバ20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部23は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部23は、入稿受付部25と、要求受付部26と、広告選択部27と、配信部28とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部23の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部23が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
入稿受付部25は、広告主端末10から、対価の指定とともに広告コンテンツであるコンテンツC20の入稿や表示指示を受付ける。かかる場合、入稿受付部25は、コンテンツC20、表示指示、広告主ID、及び受付けた対価の値を対応付けて広告データベース24に登録する。
要求受付部26は、端末装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部26は、広告コンテンツの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
広告選択部27は、要求受付部26によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告データベース24から選択する。例えば、広告選択部27は、端末装置100の位置や利用者の属性に基づいて、広告データベース24に登録されている広告コンテンツから配信対象となる広告コンテンツのマッチングを行う。
かかるマッチングにおいては、インプレッション数が、インプレッション保証数よりも多くなるように、広告コンテンツの選択が行われる。例えば、広告選択部27は、インプレッション保証数とインプレッション数との差が最も大きい広告コンテンツを優先して選択する。なお、広告選択部27は、入札価格またはCTRが高い広告コンテンツや、入札価格およびCTRの双方が高い広告コンテンツが優先的に選択されてもよい。
また、広告選択部27は、ウェブページが検索ページである場合には、検索ページに指定された検索キーワードとマッチする広告コンテンツを抽出する検索連動型広告と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。また、広告選択部27は、利用者の属性情報(サイコグラフィック属性、デモグラフィック属性など)とマッチする広告コンテンツを抽出するターゲティング配信と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。その後、広告選択部27は、配信対象として選択された広告コンテンツを配信部28に出力する。
配信部28は、広告選択部27が選択した広告コンテンツとともに、端末装置100に対して制御情報を配信する。具体的には、配信部28は、広告選択部27が選択した広告コンテンツを受信すると、受信した広告コンテンツに含まれる表示指示を抽出する。そして、配信部28は、抽出した表示指示が示す内容の表示処理を端末装置100に実行させるための制御情報を生成する。その後、配信部28は、生成した制御情報と、広告コンテンツとを端末装置100に対して配信する。
〔5.コンテンツ配信サーバの構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成について説明する。図6は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。図6に示すように、コンテンツ配信サーバ30は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告配信サーバ20との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部32は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部32は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
制御部33は、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ配信サーバ30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部33は、受付部34と、配信部35とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部34は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部34は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部35は、受付部34によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページを端末装置100に配信する。具体的には、配信部35は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象のウェブページをコンテンツ記憶部32から取得し、取得したウェブページを端末装置100に配信する。かかる場合、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を受信すると、広告配信サーバ20に対して広告コンテンツの配信要求を送信し、応答として受信した広告コンテンツを表示する。そして、端末装置100は、利用者の操作に応じて、広告コンテンツを変更する表示処理を実行する。
〔6.端末装置の構成〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図7は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図7に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、広告配信サーバ20やコンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
入力部120は、利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、画面である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。また、以下の説明では、出力部130を画面と記載する場合がある。
物理センサ140は、端末装置100の物理的な状態を検知するセンサである。例えば、物理センサ140は、端末装置100の3軸方向の傾きを測定するジャイロセンサである。なお、物理センサ140は、ジャイロセンサに限定されるものではなく、例えば、加速度センサ、温度センサ、音量センサ、明度センサ等、任意のセンサが適用可能である。
制御部150は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部150は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図7に示すように、制御部150は、要求部151と、操作制御部152と、表示処理部153とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部150の内部構成は、図7に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部150が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、操作制御部152からウェブコンテンツC10のURLを受信した場合は、コンテンツ配信サーバ30に対して受信したURLが示すウェブコンテンツC10の取得要求を送信する。また、要求部151は、コンテンツ配信サーバ30から受信したウェブコンテンツC10に取得命令が含まれる場合に、広告コンテンツの取得要求を広告配信サーバ20に送信する。
操作制御部152は、入力部120を介して受け付けた利用者の操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部152は、利用者が入力部120に対してウェブコンテンツC10の表示操作を行った場合は、表示対象となるウェブコンテンツC10のURLを要求部151に出力する。また、操作制御部152は、入力部120を介して受け付けたスクロール操作やタップ操作等、利用者の操作の内容を表示処理部153に出力する。
表示処理部153は、受信したウェブページおよび広告コンテンツを出力部130に表示し、上述した表示処理を実行する。例えば、表示処理部153は、制御部150が、ウェブコンテンツC10とともに配信される取得命令や、広告コンテンツとともに配信される制御情報を実行することで、図7に示すように、取得部154、表示部155、および表示制御部156として動作し、表示処理を実行する。取得部154、表示部155、および表示制御部156は、例えば、CPUやMPU等によって、制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
取得部154は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20を取得する。例えば、取得部154は、ウェブコンテンツC10を取得すると、ウェブコンテンツC10の取得指示に従い、広告配信サーバ20からコンテンツC20を取得する。
表示部155は、ウェブコンテンツC10を表示するとともに、ウェブコンテンツC10の表示領域DA内にコンテンツC20を配置して表示する。例えば、表示部155は、コンテンツC20を表示領域DAの表示領域以下の表示サイズで、表示領域DA内に配置して表示させる。そして、表示部155は、スクロール操作が行われた場合は、スクロール操作に応じて、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とをスクロールさせる。
表示制御部156は、表示部155を制御し、上述した表示処理を実行させる。例えば、表示制御部156は、利用者の操作によりコンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大させる。
例えば、表示制御部156は、スクロール操作の結果コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも前面に重ねて表示させる。そして、表示制御部156は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、コンテンツC20の表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大させる。例えば、表示制御部156は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを縮小させる。その後、表示制御部156は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを徐々に拡大させる。なお、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10が有する表示領域の表示サイズを変更することなく、コンテンツC20の表示サイズを拡大する。
なお、表示制御部156は、コンテンツC20に影を付加した状態で、コンテンツC20の表示サイズを変更してもよい。また、表示制御部156は、コンテンツC20の背面側を見せる態様で、コンテンツC20の表示サイズを縮小させてもよい。また、表示制御部156は、コンテンツC20を移動させながら、コンテンツC20の表示サイズを拡大させてもよい。そして、表示制御部156は、コンテンツC20の表示サイズを拡大させた状態で所定の条件が満たされた場合は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズに戻す。例えば、表示制御部156は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで拡大させた後で、所定の時間が経過した場合は、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DA以下の所定の表示サイズまで縮小させる。そして、表示制御部156は、コンテンツC20を表示領域DAに配置して表示する。
ここで、表示制御部156は、コンテンツC20の表示サイズを拡大した場合、コンテンツC20を選択可能な状態で表示させてもよい。また、コンテンツC20の表示サイズを拡大した場合、コンテンツC20の一部が表示領域DAの外側にはみ出して表示されることとなる。そこで、表示制御部156は、表示サイズを拡大させたコンテンツC20のうち、表示領域と重なる領域を選択可能な状態で表示させ、他の領域を選択不可能な状態で表示させてもよい。また、表示制御部156は、表示サイズを拡大させたコンテンツC20のうち、表示領域と重ならない領域を透過領域としてもよい。
また、表示制御部156は、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域を有するウェブコンテンツC10よりも背面に重ねて配置されたコンテンツC20の表示サイズを、表示領域よりも大きい表示サイズに拡大させてもよい。例えば、表示制御部156は、表示領域DAを透過領域としたウェブコンテンツC10の背面にコンテンツC20を配置する。また、表示制御部156は、スクロール操作に応じて、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とをスクロールさせる。
そして、表示制御部156は、コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10の背面側に配置したまま、コンテンツC20の表示サイズを変更してもよい。例えば、表示制御部156は、コンテンツC20を回転させながら、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、コンテンツC20を回転させながら、コンテンツC20の表示サイズを表示領域DAよりも大きい所定の表示サイズまで拡大させてもよい。このような場合、表示制御部156は、表示サイズを拡大したコンテンツC20のうち、表示領域と重なる範囲を表示させることとなる。
なお、表示制御部156は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで拡大した場合は、所定の音声を出力させてもよく、端末装置100を振動させてもよい。また、表示制御部156は、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20を振動するように表示させることで、コンテンツC20が画面やウェブコンテンツC10の表示領域DAにぶつかった態様を再現してもよい。
〔7.端末装置100の処理フロー〕
次に、図8を用いて、制御情報を実行した端末装置100が実行する表示処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図8に示す例では、コンテンツC20を画像コンテンツと記載し、表示領域DAを単に表示枠と記載した。
例えば、端末装置100は、利用者の操作に応じてコンテンツ配信サーバ30にウェブコンテンツC10の配信を要求し、コンテンツ配信サーバ30からウェブコンテンツC10を受信する(ステップS101)。このような場合、端末装置100は、ウェブコンテンツC10を表示する(ステップS102)。そして、端末装置100は、配信されたウェブコンテンツC10に取得命令が含まれる場合は、広告配信サーバ20に対して広告コンテンツのリクエスト(配信要求)を送信する(ステップS103)。
ここで、端末装置100は、コンテンツC20を画像コンテンツとして受信したか否かを判定する(ステップS104)。そして、端末装置100は、画像コンテンツを受信していないと判定した場合は(ステップS104:No)、再度ステップS104を実行する。
また、端末装置100は、画像コンテンツを受信した場合は(ステップS104:Yes)、表示枠内に画像コンテンツを配置して表示する(ステップS105)。続いて端末装置100は、スクロール操作が行われたか否かを判定し(ステップS106)、スクロール操作が行われた場合は(ステップS106:Yes)、ウェブコンテンツC10と画像コンテンツとをスクロールさせる(ステップS107)。
そして、端末装置100は、表示枠が所定の位置まで移動したか否かを判定する(ステップS108)。すなわち、端末装置100は、画像コンテンツが所定の位置まで移動したか否かを判定する。そして、端末装置100は、表示枠が所定の位置まで移動した場合は(ステップS108:Yes)、画像コンテンツの表示サイズを所定の態様で徐々に縮小させる(ステップS109)。その後、端末装置100は、表示枠よりも大きな表示サイズまで、画像コンテンツを徐々に拡大させる(ステップS110)。そして、端末装置100は、表示枠または画面にぶつかる態様で、画像コンテンツを表示する(ステップS111)。その後、端末装置100は、画像コンテンツの表示態様を元に戻す(ステップS112)。
続いて、端末装置100は、表示するウェブコンテンツC10を変更するページ遷移操作が行われたか否かを判定し(ステップS113)、行われた場合は(ステップS113:Yes)、表示するページを遷移させ(ステップS114)、処理を終了する。また、端末装置100は、ページ遷移操作が行われていない場合(ステップS113:No)、表示枠が所定の位置まで移動していない場合(ステップS108:No)、若しくは、スクロール操作が行われていない場合は(ステップS106:No)、再度、ステップS106を実行する。
〔8.変形例〕
上記では、図1に例示した表示態様を用いながら、端末装置100による表示処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、端末装置100が実行する表示処理の変形例について説明する。なお、以下に説明する表示処理は、例えば、取得部154、表示部155、および表示制御部156が発揮する処理により実現されるが、実施形態は、これに限定されるものではない。
〔8−1.コンテンツについて〕
例えば、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に代えて、他のコンテンツを表示してもよい。また、コンテンツC20は、広告に係るコンテンツに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、広告以外の文字列、模様、画像、動画像等を含む任意のウェブコンテンツC10、コンテンツC20(以下、単に「コンテンツC10、C20」と総称する場合がある。)を上述した表示処理により表示してもよい。また、端末装置100は、ゲーム等を含むコンテンツC10、C20を表示してもよく、いわゆるプレイアブル広告を含むコンテンツC10、C20を表示してもよい。また、端末装置100は、音声を含むコンテンツC10、C20を表示してもよい。なお、コンテンツC10、C20に含まれる文字列、模様、画像、動画像、ゲーム、音声等は、広告に係るものに限定されるものではない。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に代えてゲームコンテンツであるコンテンツC10を表示する際、ゲームのメニューやチュートリアル等の補助コンテンツをコンテンツC20として表示してもよい。また、端末装置100は、ゲームの実行時、フラッシュやCSS等の技術により作成されたインタラクティブ形式のウェブページの表示を行う際に上述した表示処理を実行してもよい。
また、端末装置100は、SNS(Social Networking Service)のコンテンツ、メッセンジャーアプリケーションの画面、カメラアプリケーションの画面、その他任意のコンテンツとともに、コンテンツC20を表示し、上述した表示処理を実行してもよい。また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10以外にも、ゲーム、地図、音楽再生画面、動画再生画面等、任意のコンテンツを表示してもよい。
また、コンテンツC20は、ウェブコンテンツC10を配信したサーバと同一のサーバにより配信されてもよく、それぞれ異なるサーバから配信されてもよい。すなわち、上述した表示処理を実行する際に、ウェブコンテンツC10やコンテンツC20を配信する処理の態様については、任意の態様が採用可能である。
〔8−2.制御情報について〕
上記した端末装置100は、広告配信サーバ20がコンテンツC20とともに配信する制御情報を用いて、上記した表示処理を実行した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、上記した制御情報をコンテンツ配信サーバ30からウェブコンテンツC10とともに受信し、広告配信サーバ20からコンテンツC20とともに制御指示を受信する。そして、端末装置100は、コンテンツ配信サーバ30から受信した制御情報を実行するとともに、受信した制御指示に従って表示処理を実行してもよい。
また、端末装置100は、上述した表示処理等を端末装置100に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、かかるアプリケーションを実行することで、上述した処理を実現してもよい。
〔8−3.装置構成〕
また、上記実施形態では、配信システム1に、広告配信サーバ20とコンテンツ配信サーバ30とが含まれる例を示したが、広告配信サーバ20とコンテンツ配信サーバ30とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、図4に示した広告配信サーバ20は、例えば、図6に示したコンテンツ記憶部32、受付部34、配信部35を有する。そして、広告配信サーバ20は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツとともに、取得命令を含まないウェブページを端末装置100に配信する。
また、上記実施形態では、広告配信サーバ20から端末装置100にコンテンツC20が配信される例を示したが、コンテンツ配信サーバ30が、広告配信サーバ20からコンテンツC20を取得してもよい。この場合、広告配信サーバ20の要求受付部26は、コンテンツ配信サーバ30からコンテンツC20の取得要求を受け付ける。また、広告配信サーバ20は、コンテンツ配信サーバ30にコンテンツC20を配信する。また、コンテンツ配信サーバ30は、広告配信サーバ20から取得したコンテンツC20とともに、取得命令を含まないウェブページを端末装置100に配信し、上述した表示処理を実現させてもよい。
〔8−4.ログについて〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC20に関する各種のログを取ってもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20が表示されたか否か、コンテンツC20の拡大や縮小といった表示態様の変更が行われたか否か、コンテンツC20の表示サイズをどこまで変更したか、スクロール操作がどのように行われたか、コンテンツC20に対するタップ操作が行われたか否か等を示すログを取ってもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20が表示された時間を示すログを取ってもよい。
また、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズの大きさを変更した後で、初期画面まで表示を戻したか否か、コンテンツC20の表示サイズを何回変更したかを示すログを取ってもよい。また、端末装置100は、コンテンツC20が複数回表示されたかを示すログを取得してもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC20が表示された後で、画面の更新などが行われ、コンテンツC20を再表示したか否かを示すログを取得してもよい。
例えば、端末装置100は、何度もコンテンツC20の表示サイズを拡大した場合は、コンテンツC20に対して利用者が興味を有した旨のログを取得してもよい。一方で、端末装置100は、コンテンツC20の表示サイズを拡大しなかった場合は、コンテンツC20に対して利用者が興味を示さなかった旨を示すログを取ってもよい。
このように端末装置100が取得したログは、コンテンツC20のインプレッション数やCTRの更新、コンテンツC20等の表示に対する課金処理、および、広告主に広告効果を報告する際等に有用なログとなる。例えば、表示処理の結果、コンテンツC20の表示領域の縮小および拡大が複数回行われた場合は、利用者がコンテンツC20に興味を示したものと予測される。
このため、コンテンツC20や各オブジェクトの表示回数や表示時間、変更回数やキャンセルの回数等を示すログは、利用者がコンテンツC20に対して興味を有したか否かの指標となりえる。また、コンテンツC20を表示した回数やスクロール操作を繰り返した回数等は、利用者の広告に対する認知度を示す指標になりえる。
そこで、広告配信サーバ20は、取得された各ログを用いて、インプレッション数の更新や、課金額の変更等を行ってもよい。例えば、広告配信サーバ20は、コンテンツC20の表示回数や表示時間、操作内容等に応じて課金額を変更してもよい。
また、端末装置100が取得したログは、ランディングページに配置されるコンテンツの変更に用いられてもよい。例えば、端末装置100は、同一のランディングページを取得するとともに、ランディングページが表示されるまでのログに応じて、ランディングページに配置するコンテンツを変更させてもよい。
〔8−5.端末装置の操作記録〕
また、上述してきた端末装置100は、上述した表示態様において、利用者がどれだけ端末装置100を操作したかという記録を広告配信サーバ20に送信してもよい。具体的には、端末装置100は、コンテンツC20が表示された際におけるスクロール操作の内容や回数、利用者の選択操作、利用者がコンテンツC20を選択した回数や位置、利用者がスクロール操作を停止した位置等を記録する。
また、端末装置100は、スクロール操作の回数、リロードした回数や、上述した表示処理の内容、若しくは、コンテンツC20の内容などコンテンツC20を特定する情報について端末装置100からの発信操作(例えば、SNSへの書き込みなど)など、利用者が端末装置100に対して行う種々の操作を記録することもできる。そして、端末装置100は、操作履歴に関する情報を広告配信サーバ20に送信する。
かかる場合、広告配信サーバ20は、端末装置100から配信された操作履歴に関する情報を集計し、かかる情報について分析した情報をさらに取得する。例えば、広告配信サーバ20は、制御情報とともにコンテンツC20を配信した場合と、配信しなかった場合とについて、スクロール操作の回数や、表示処理を実行した回数、表示したランディングページの種別やランディングページに配置されたコンテンツの種別、CTRなどの広告効果の指標を比較した情報などを取得する。また、広告配信サーバ20は、表示されたオブジェクト、表示された広告対象や選択された広告対象等を示す情報を取得する。
ここで、制御情報とともにコンテンツC20を配信した際にウェブコンテンツC10に対して行われた操作の履歴は、広告効果を示す指標となりうる。すなわち、実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC20が表示されるウェブコンテンツC10においては、利用者の操作によってコンテンツC20が表示され、表示態様が変更され、若しくは、コンテンツC20のランディングページが表示されることのみならず、かかるウェブコンテンツC10に対して利用者がどれだけ操作を行ったか(つまり、利用者がどれだけ画面の表示態様を変化させたか)という操作履歴自体が利用者のコンテンツC20への興味を示す指標といえる。
例えば、広告配信サーバ20は、スクロール操作の内容、スクロール操作の回数、タップ回数やコンテンツC20が表示されたか否か、表示を初期状態に戻した回数等を比較することで、実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC20を表示した際に、コンテンツC20が広く伝えようとする情報、すなわち広告に対する関心をどれくらい発生させたかを示す指標を提供することができる。
したがって、広告配信サーバ20は、広告主端末10に端末装置100の操作履歴に関する情報を送信することにより、実施形態に係るコンテンツC20が表示されるウェブコンテンツC10に対する広告効果の指標を示すレポートとすることができる。なお、広告配信サーバ20は、広告主端末10に端末装置100の操作履歴に関する情報やログをそのまま送信してもよい。
これにより、広告配信サーバ20は、端末装置100における実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC20の表示態様の有用性を広告主に示すことができる。
〔8−6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8−7.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。
〔9.効果〕
上述したように、端末装置100は、ウェブコンテンツC10が有する所定の表示領域内にコンテンツC20を配置して、各コンテンツを表示する。そして、端末装置100は、利用者の操作によりコンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10に対するスクロール操作に従って、ウェブコンテンツC10とコンテンツC20とをスクロールさせ、スクロール操作の結果コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。また、端末装置100は、表示サイズが表示領域以下となるコンテンツC20を表示領域内に配置し、コンテンツC20の表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10よりも前面に重ねて配置されたコンテンツC20の表示サイズを、表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。また、端末装置100は、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域を有するウェブコンテンツC10よりも背面に重ねて配置されたコンテンツC20の表示サイズを、表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。そして、端末装置100は、表示サイズを拡大したコンテンツC20のうち、表示領域と重なる範囲を表示させる。
また、端末装置100は、コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、コンテンツC20の表示サイズを表示領域よりも大きい表示サイズに拡大する。また、端末装置100は、コンテンツC20が所定の位置まで移動した場合は、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを縮小させ、その後、コンテンツC20をウェブコンテンツC10よりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様でコンテンツC20の表示サイズを拡大させる。
また、端末装置100は、コンテンツC20に影を付加した状態で、コンテンツC20の表示サイズを変更する。また、端末装置100は、コンテンツC20の背面側を見せる態様で、コンテンツC20の表示サイズを縮小させる。また、端末装置100は、コンテンツC20を回転させながら、コンテンツC20の表示サイズを拡大させる。また、端末装置100は、コンテンツC20を移動させながら、コンテンツC20の表示サイズを拡大させる。そして、端末装置100は、表示サイズを拡大させたコンテンツC20を選択可能な状態で表示させる。
また、端末装置100は、表示サイズを拡大させたコンテンツC20のうち、表示領域と重なる領域を選択可能な状態で表示させ、他の領域を選択不可能な状態で表示させる。また、端末装置100は、表示サイズを拡大させたコンテンツC20のうち、表示領域と重ならない領域を透過領域とする。また、端末装置100は、コンテンツC20を所定の表示サイズで表示し、コンテンツC20の表示サイズを拡大させた状態で所定の条件が満たされた場合は、コンテンツC20の表示サイズを所定の表示サイズに戻す。
また、端末装置100は、ウェブコンテンツC10が有する表示領域の表示サイズを変更することなく、コンテンツC20の表示サイズを拡大する。また、端末装置100は、コンテンツC20を表示サイズを、表示領域よりも大きい所定の表示サイズまで徐々に拡大する。
上述した各種の処理、若しくは、これらの処理を任意の態様で組み合わせた処理の結果、端末装置100は、コンテンツC20に対する利用者の興味を生じさせることができるので、コンテンツC20に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 広告主端末
20 広告配信サーバ
21、31、110 通信部
22 記憶部
23、33、150 制御部
24 広告データベース
25 入稿受付部
26 要求受付部
27 広告選択部
28 配信部
30 コンテンツ配信サーバ
32 コンテンツ記憶部
34 受付部
35 配信部
100 端末装置
120 入力部
130 出力部
140 物理センサ
151 要求部
152 操作制御部
153 表示処理部
154 取得部
155 表示部
156 表示制御部

Claims (19)

  1. コンピュータに
    ウェブコンテンツである第1コンテンツが有する所定の表示領域内に、広告に関するコンテンツである第2コンテンツを配置して、各コンテンツを所定の画面上に表示する表示手順と、
    利用者の操作により前記第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様で前記第2コンテンツの表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様で当該第2コンテンツの表示サイズを前記表示領域よりも大きい表示サイズまで徐々に拡大し、当該第2コンテンツのうち一部の領域が前記画面外にはみ出る態様で当該第2コンテンツを表示させる表示制御手順と
    を実行させるための情報表示プログラム。
  2. 前記表示手順は、前記第1コンテンツに対するスクロール操作に従って、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとをスクロールさせ、
    前記表示制御手順は、前記スクロール操作の結果前記第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、当該第2コンテンツの表示サイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
  3. 前記表示手順は、表示サイズが前記表示領域以下となる第2コンテンツを前記表示領域内に配置し、
    前記表示制御手順は、前記第2コンテンツの表示サイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示プログラム。
  4. 前記表示制御手順は、前記第1コンテンツよりも前面に重ねて配置された前記第2コンテンツの表示サイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  5. 前記表示制御手順は、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域を有する前記第1コンテンツよりも背面に重ねて配置された前記第2コンテンツの表示サイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  6. 前記表示制御手順は、表示サイズを拡大した前記第2コンテンツのうち、前記表示領域と重なる範囲を表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示プログラム。
  7. 前記表示制御手順は、前記第2コンテンツに影を付加した状態で、当該第2コンテンツの表示サイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  8. 前記表示制御手順は、前記第2コンテンツの背面側を見せる態様で、前記第2コンテンツの表示サイズを縮小させる
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  9. 前記表示制御手順は、前記第2コンテンツを回転させながら、当該第2コンテンツの表示サイズを拡大させる
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  10. 前記表示制御手順は、前記第2コンテンツを移動させながら、当該第2コンテンツの表示サイズを拡大させる
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  11. 前記表示制御手順は、表示サイズを拡大させた前記第2コンテンツを選択可能な状態で表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜1のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  12. 前記表示制御手順は、表示サイズを拡大させた前記第2コンテンツのうち、前記表示領域と重なる領域を選択可能な状態で表示させ、他の領域を選択不可能な状態で表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
  13. 前記表示制御手順は、表示サイズを拡大させた前記第2コンテンツのうち、前記表示領域と重ならない領域を透過領域とする
    ことを特徴とする請求項1〜1のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  14. 前記表示手順は、前記第2コンテンツを所定の表示サイズで表示し、
    前記表示制御手順は、前記第2コンテンツの表示サイズを拡大させた状態で所定の条件が満たされた場合は、当該第2コンテンツの表示サイズを前記所定の表示サイズに戻す
    ことを特徴とする請求項1〜1のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  15. 前記表示制御手順は、前記第1コンテンツが有する表示領域の表示サイズを変更することなく、前記第2コンテンツの表示サイズを徐々に拡大する
    ことを特徴とする請求項1〜1のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  16. 前記表示制御手順は、前記第2コンテンツを表示サイズを、前記表示領域よりも大きい所定の表示サイズまで徐々に拡大する
    ことを特徴とする請求項1〜1のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  17. ウェブコンテンツである第1コンテンツが有する所定の表示領域内に、広告に関するコンテンツである第2コンテンツを配置して、各コンテンツを所定の画面上に表示する表示部と、
    利用者の操作により前記第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様で前記第2コンテンツの表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様で当該第2コンテンツの表示サイズを前記表示領域よりも大きい表示サイズまで徐々に拡大し、当該第2コンテンツのうち一部の領域が前記画面外にはみ出る態様で当該第2コンテンツを表示させる表示制御部と
    を有することを特徴とする情報表示装置。
  18. 情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
    ウェブコンテンツである第1コンテンツが有する所定の表示領域内に、広告に関するコンテンツである第2コンテンツを配置して、各コンテンツを所定の画面上に表示する表示工程と、
    利用者の操作により前記第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様で前記第2コンテンツの表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様で当該第2コンテンツの表示サイズを前記表示領域よりも大きい表示サイズまで徐々に拡大し、当該第2コンテンツのうち一部の領域が前記画面外にはみ出る態様で当該第2コンテンツを表示させる表示制御工程と
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  19. 画面に情報を表示する端末装置に制御情報を配信する配信部を備え、
    前記配信部は、前記端末装置に前記制御情報を配信することで、
    ウェブコンテンツである第1コンテンツが有する所定の表示領域内に、広告に関するコンテンツである第2コンテンツを配置して、各コンテンツを所定の画面上に表示する表示手順と、
    利用者の操作により前記第2コンテンツが所定の位置まで移動した場合は、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の奥方向へと仮想的に移動させる態様で前記第2コンテンツの表示サイズを所定の表示サイズまで縮小させ、その後、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツよりも画面の手前方向へと仮想的に移動させる態様で当該第2コンテンツの表示サイズを前記表示領域よりも大きい表示サイズまで徐々に拡大し、当該第2コンテンツのうち一部の領域が前記画面外にはみ出る態様で当該第2コンテンツを表示させる表示制御手順と
    を実行させるよう前記端末装置を制御する、
    ことを特徴とする配信装置。
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