JP6867014B2 - 作業記録共有装置、作業記録共有方法、及びプログラム - Google Patents

作業記録共有装置、作業記録共有方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のユーザ間で、特定の作業についての知識を共有するための、作業記録共有装置、作業記録共有方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
近年、企業などの組織内で、個人の情報、及び知識を共有し、業務の効率化を図る取り組みがなされており、グループウェアと呼ばれるツールが情報共有の手段として利用されている。例えば、特許文献1は、グループウェアを提供するシステムを開示している。特許文献1に開示されたシステムによれば、グループウェアが提供され、ユーザ間での情報が共有される。具体的には、グループウェアは、ユーザ間のスケジュールの共有、文書の共有、電子掲示板による業務情報の共有等の機能を備えている。
例えば、グループウェアは、各ユーザの端末装置にカレンダーを表示させる。この場合、各ユーザが自身の端末装置に表示されたカレンダーに、自身のスケジュールを入力すると、グループウェアは、ユーザ全員のスケジュールを登録し、管理を行なう。これにより、グループ内のユーザ全員が、各ユーザのスケジュールを閲覧できるため、スケジュールの共有化が図られる。また、グループウェアが提供する電子掲示板には、グループ内のユーザ全員がアクセスできるので、電子掲示板を利用することにより、ユーザ全員に伝達事項を一度に伝達することも出来る。
また、このようなグループウェアを利用した情報共有は、企業などの組織だけでなく、従来、情報共有があまり行なわれてこなかった、個人事業主で構成される業界においても有用であると考えられる。例えば、農業分野では、同一地域内の多数の農家が、同様の農産物を生産する場合があるが、このような場合に、農家間でグループウェアを利用して、栽培ノウハウ等の情報の共有を図ることが考えられる。農業分野では、各農家における栽培ノウハウが生産量に密接に結びついているため、栽培ノウハウを共有できれば、その地域全体での生産量の増加が見込めるからである。
特開2002−92277号公報
ところで、農家間で栽培ノウハウを共有するためには、各農家で行なわれた農作業を記録し、それを共有する必要があるが、細かい作業全てを含めると、記録すべき作業が非常に多く、情報量が非常に多くなってしまう。このため、特許文献1に開示されたシステムによるグループウェアを、農家間で単に導入しただけでは、重要な情報が、そうでない情報に埋もれてしまう事態が発生する可能性がある。
また、特許文献1に開示されたシステムによるグループウェアでは、電子掲示板を利用することによって、特に重要な情報を、各農家に周知できる。しかし、情報の重要度は、農家の熟練度による事が多く、ある人にとっては当たり前の情報が、別の人にとっては重要な情報となることがあるため、電子掲示板では、本当に重要な情報を周知できないことがある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、ノウハウの蓄積、及び共有化が求められる分野において、ユーザ間で重要な情報を効率的に共有できるようにし得る、作業記録共有装置、作業記録共有方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における作業記録共有装置は、
複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザによる作業記録の入力を受付ける、入力受付部と、
前記複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザが入力した作業記録が提示され、且つ、当該ユーザ以外のユーザによるアクセス及び書き込みが許可された、個人用のwebサイトを提供する、個人サイト提供部と、
前記複数のユーザ間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する、共有サイト提供部と、
前記個人用のwebサイトに、自身の前記作業記録を入力したユーザ以外のユーザによるアクセスが行なわれた場合に、前記アクセスの内容を記録し、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、管理部と、
前記ユーザの指示に応じて、指示を行なった前記ユーザ自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、前記共有用のwebサイトに転記する、情報転記部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における作業記録共有方法は、
(a)複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザによる作業記録の入力を受付ける、ステップと、
(b)前記複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザが入力した作業記録が提示され、且つ、当該ユーザ以外のユーザによるアクセス及び書き込みが許可された、個人用のwebサイトを提供する、ステップと、
(c)前記複数のユーザ間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する、ステップと、
(d)前記個人用のwebサイトに、自身の前記作業記録を入力したユーザ以外のユーザによるアクセスが行なわれた場合に、前記アクセスの内容を記録し、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、ステップと、
(e)前記ユーザの指示に応じて、指示を行なった前記ユーザ自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、前記共有用のwebサイトに転記する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザによる作業記録の入力を受付ける、ステップと、
(b)前記複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザが入力した作業記録が提示され、且つ、当該ユーザ以外のユーザによるアクセス及び書き込みが許可された、個人用のwebサイトを提供する、ステップと、
(c)前記複数のユーザ間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する、ステップと、
(d)前記個人用のwebサイトに、自身の前記作業記録を入力したユーザ以外のユーザによるアクセスが行なわれた場合に、前記アクセスの内容を記録し、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、ステップと、
(e)前記ユーザの指示に応じて、指示を行なった前記ユーザ自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、前記共有用のwebサイトに転記する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、ノウハウの蓄積、及び共有化が求められる分野において、ユーザ間で重要な情報を効率的に共有することができる。
図1は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態で用いられるカレンダー形式webページの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態で用いられる作業記録webページの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態で用いられる作業記録共有webページの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の個人用のwebサイト作成処理時の動作を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の作業記録の受付処理時の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の共有用のwebサイト作成処理時の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の共有用のwebサイトへの転記処理時の動作を示すフロー図である。 図9は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、作業記録共有装置、作業記録共有方法、及びプログラムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の構成を示す構成図である。
図1に示す本実施の形態における作業記録共有装置10は、作業記録を共有するための装置である。図1に示すように、作業記録共有装置10は、入力受付部11と、個人サイト提供部12と、共有サイト提供部13と、管理部14と、情報転記部15とを備えている。
入力受付部11は、複数のユーザ31それぞれ毎に、各ユーザ31による作業記録の入力を受付ける。また、個人サイト提供部12は、複数のユーザ31それぞれ毎に、個人用のwebサイトを提供する。この個人用のwebサイトは、ユーザ31が入力した作業記録を提示するwebページを含み、作業記録を入力したユーザ31以外のユーザ31によるアクセス、及び書き込みが許可された、webサイトである。
共有サイト提供部13は、複数のユーザ31間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する。また、管理部14は、個人用のwebサイトに、自身の作業記録を入力したユーザ31以外のユーザ31によるアクセスが行なわれた場合に、そのアクセスの内容を記録する。そして、管理部14は、記録されたアクセスの内容を、自身の作業記録を入力したユーザ31に通知する。情報転記部15は、ユーザ31の指示に応じて、指示を行なったユーザ31自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、共有用のwebサイトに転記する。
このように、本実施の形態では、ユーザが、自身の作業記録を個人用のwebサイトで公開する。そして、ユーザは、自身が作業記録を公開している、個人用のwebサイトへの他のユーザのアクセス状況を把握することが出来る。このため、ユーザは、自身が公開した情報が、自分にとっては当たり前である情報であっても、他のユーザにとっては重要な情報であることに気付くことが出来る。その結果、ノウハウの蓄積、及び共有化が求められる分野において、ユーザ間で重要な情報を効率的に共有することが出来る。
続いて、図1に加え、図2〜図4を用いて、本実施の形態における作業記録共有装置10の構成について、更に具体的に説明する。
まず、本実施の形態は、例えば、農業分野のような、ノウハウを共有することが求められる分野で好適である。図1に示すように、本実施の形態では、作業記録共有装置10は、インターネット40を介して、各ユーザ31の端末装置30に接続されている。端末装置30の具体例としては、スマートフォン、タブレット型端末、汎用のパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
個人サイト提供部12は、本実施の形態では、ユーザ31それぞれに、個人用のwebサイトを提供する。個人用のwebサイトは、作業記録を入力するユーザ31以外の他のユーザ31にもアクセスが許可されており、他のユーザ31が、提示されている作業記録の内容に対し、コメントを付加することが出来る。そして、個人サイト提供部12は、例えば、作業記録を入力するユーザ31が指定した、他のユーザ31のみ、または予め設定されているグループに対して、個人用のwebサイトへのアクセスを許可するとしてもよい。
個人用のwebサイトは、図2で示されるようなカレンダー形式で提示されたwebページ(以下、「カレンダー形式webページ」と表記する。)と、図3で示されるような具体的な作業記録が提示されたwebページ(以下、「作業記録webページ」と表記する。)、とを含むwebサイトである。図2は、本発明の実施の形態で用いられるカレンダー形式webページの一例を示す図である。また、図3は、本発明の実施の形態で用いられる作業記録webページの一例を示す図である。
そして、ユーザ31は、個人サイト提供部12が提供する、自身の個人用のwebサイトにアクセスし、作業記録を入力する。具体的には、ユーザ31は、個人用のwebサイト内のカレンダー形式webページ上で、作業記録を入力したい日付の欄をクリックする。例えば、ユーザ31が、「2月3日」の作業記録を入力したい場合、カレンダー表示の「2月3日」の日付の欄をクリックする。
作業記録を入力したい日付の欄をクリックすると、作業記録が入力されていない作業記録webページ(図3参照)が表示され、ユーザ31は、そこに、作業記録を入力する。ユーザ31が入力する作業記録の情報としては、作業を実施した日付、時刻、作業内容、作業時の写真等が挙げられる。
そして、ユーザ31が入力した作業記録を、入力受付部11が受付け、受付けた作業記録を、作業記録内に記入された日付と紐付け、登録する。登録された作業記録は、図2に示すように、個人用のwebサイト内のカレンダー形式webページにおいて、月毎に一覧表示される。図2では、作業記録が登録されている日付の欄に、「作業記録」と表示されている。図2の例では、「1日」、「5日」、及び「9日」に作業記録が登録されていることが示されている。
そして、図2に示した「作業記録」の表示をクリックすると、図3に示す作業記録webページが提示される。作業記録webページには、ユーザ31が予め同ページ内に入力した、作業記録が提示される。この作業記録を閲覧した、他のユーザ31は、作業記録の内容に対し、コメントを付加することが出来る。
また、作業記録webページには、「役に立った」、または「いいね」のような評価用のボタンを設置してもよい。これにより、作業記録を閲覧した他のユーザ31は、作業記録の内容に対し、コメントを付加するだけでなく、評価を付加することも出来る。
各作業記録webページに、作業記録を入力したユーザ31以外の他のユーザ31から、アクセスがあった場合は、カレンダー形式webページ上でその旨を示す表示がされる。具体的には、図2に示すように、該当する日の作業記録webページ上に、他のユーザからのアクセスがあったことを示す記号が表示される。図2の例では、前述した記号は二重マルであり、具体的には、「1日」と「9日」に登録されている作業記録webページに、他のユーザ31によるアクセスが行なわれたことが示されている。
管理部14は、本実施の形態では、カレンダー形式webページ、及び作業記録webページに対し、他のユーザ31のアクセスが行なわれた場合に、アクセスの内容を記録し、記録した内容を、作業記録を記入したユーザ31に通知する。管理部14は、アクセスの内容として、該当するwebページに関し、アクセスしたユーザ31の人数、及びアクセスしたユーザ31が作業記録に対して付加したコメントの内容及び数を記録する。
加えて、管理部14は、アクセスしたユーザ名、アクセスが行なわれた日時等について記録してもよい。また、作業記録webページに「役に立った」、または「いいね」のような評価用のボタンが設置されている場合は、管理部14は、更に、評価用のボタンが押された回数を記録してもよい。
また、管理部14は、記録している他のユーザ31のアクセスの内容が、予め設定されている条件を満たす場合に、記録された内容を、作業記録を入力したユーザ31に通知してもよい。
例えば、管理部14は、他のユーザ31からのアクセス数、又は、コメント数が一定数に達した場合のみ、作業記録を入力したユーザ31に通知してもよい。また、ユーザ31への通知は、図2に示した表示だけでなく、メールで行なってもよい。更に、管理部14は、他のユーザ31のアクセスの内容を確認出来るような機能を備えていてもよい。
共有サイト提供部13は、本実施の形態では、上述したように予め共有用のwebサイトを作成している。本実施の形態では、共有用のwebサイトは、図4に示すように、各ユーザ31から転記が指示された作業記録webページの内容を、一覧表示するwebページ(以下、「作業記録共有webページ」と表記する。)を含む。又は、共有用のwebサイトは、作業記録共有webページ以外のwebページを含んでいてもよい。図4は、本発明の実施の形態で用いられる作業記録共有webページの一例を示す図である。
共有サイト提供部13は、作業記録共有webページ内において、提示されている作業記録に対し、他のユーザがコメントを付加した場合は、そのコメントを受付けることが出来る。他のユーザによるコメントが付加されると、共有サイト提供部13は、共有用のwebページ上にそのコメントを反映させる。
情報転記部15は、上述したように、ユーザ31から転記の指示があった場合、指示があった作業記録webページの内容を、作業記録共有webページに転記する。また、情報転記部15は、本実施の形態では、作業記録を入力したユーザ31の指示を必要とせずに、例えば、他のユーザによるアクセスが一定数を超えた場合に、作業記録webページの内容を共有用のwebサイト(作業記録共有webページ)に転記してもよい。
加えて、情報転記部15は、指示を受けた作業記録webページの全てを転記する必要はなく、例えば、他のユーザ31からのコメントに関わる箇所など、その作業記録webページに記載されている一部を転記してもよい。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における作業記録共有装置10の動作について図5〜図8を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1〜図4を参酌する。また、本実施の形態では、作業記録共有装置10を動作させることによって、作業記録共有方法が実施される。よって、本実施の形態における作業記録共有方法の説明は、以下の作業記録共有装置10の動作説明に代える。
最初に、図5を用いて、作業記録共有装置10における個人用のwebサイト作成処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の個人用のwebサイト作成処理時の動作を示すフロー図である。
図5に示すように、入力受付部11は、ユーザ31が入力した自身の個人情報を、受付ける(ステップA1)。続いて、入力受付部11は、ステップA1で、受付けた個人情報を個人サイト提供部12に受渡す。そして、個人サイト提供部12は、入力受付部11から受取ったユーザ31の個人情報に基づき、個人用のwebサイトを作成する(ステップA2)。
次に、図6を用いて、作業記録共有装置10における作業記録の受付処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の作業記録の受付処理時の動作を示すフロー図である。
図6に示すように、入力受付部11は、ユーザ31が、個人サイト提供部12が提示する作業記録webページ(図3参照)上に入力した作業記録を受付ける(ステップB1)。続いて、入力受付部11は、ステップB1で受付けた作業記録を、作業記録内に記入された日付と紐付け、登録する(ステップB2)。そして、入力受付部11は、ステップB2で登録した作業記録を個人サイト提供部12に受渡す。個人サイト提供部12は、入力受付部11から受取った作業記録を個人用のwebサイトに反映させる(ステップB3)。
続いて、図7を用いて、作業記録共有装置10における共有用のwebサイト作成処理について説明する。図7は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の共有用のwebサイト作成処理時の動作を示すフロー図である。
図7に示すように、共有サイト提供部13は、既に入力受付部11で受付けられているユーザ31全員の個人情報を取得する(ステップC1)。続いて、共有サイト提供部13は、取得したユーザ31の個人情報に基づき、共有用のサイトを作成する(ステップC2)。
続いて、図8を用いて作業記録共有装置10における共有用のwebサイトへの転記処理について説明する。図8は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置の共有用のwebサイトへの転記処理時の動作を示すフロー図である。なお、前提として、図5〜図7に示した処理が既に実行されているとする。
図8に示すように、最初に、管理部14は、各ユーザ31の個人用のwebサイトに、作業記録を入力したユーザ31以外の他のユーザ31からのアクセスがあったかどうかを判定する(ステップD1)。
ステップD1の判定の結果、他のユーザ31によるアクセスが行なわれなかったと判定した場合は、管理部14は待機状態となり、所定の時間の経過後、再度ステップD1を実行する。一方で、ステップD1の判定の結果、他のユーザ31によるアクセスが行なわれたと判定した場合は、管理部14は、アクセスの内容を記録する(ステップD2)。そして、管理部14は、ステップD2において記録したアクセスの内容を、作業記録を入力したユーザ31に通知する(ステップD3)。
通知を受取ったユーザ31は、ステップD3で通知されたアクセスの内容に基づき、該当する作業記録webページの内容を、共有用のwebサイトに転記するかどうか判断する。そして、ユーザ31は、該当する作業記録webページの内容を転記すると判断した場合は、端末装置30を介して、作業記録共有装置10に対し、転記を指示する。
次に、ステップD3の実行後、情報転記部15は、ユーザ31から転記の指示があったかどうかを判定する(ステップD4)。
ステップD4の判定の結果、ユーザ31の指示がなかったと判定した場合には、情報転記部15は待機状態となり、所定の時間の経過後、再度ステップD1を実行する。一方、ステップD4の判定の結果、ユーザ31の指示があったと判定した場合は、情報転記部15は、指示された作業記録webページの内容を、共有用のwebサイト(作業記録共有webページ)に転記する(ステップD5)。
[実施の形態における効果]
以上のように、本実施の形態では、ユーザが、自身の作業記録を個人用のwebサイトにおいて公開する。そして、ユーザは、自身が作業記録を公開している、個人用のwebサイトへの他のユーザのアクセス状況を把握することが出来る。このため、ユーザは、自身が公開した情報が、自分にとっては当たり前である情報であっても、他のユーザにとっては重要な情報であることに気付くことが出来る。その結果、ノウハウの蓄積、及び共有化が求められる分野において、ユーザ間で重要な情報を効率的に共有することが出来る。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図5〜図8に示すステップA1〜A2、B1〜B3、C1〜C2、及びD1〜D5を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における作業記録共有装置10と作業記録共有方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、入力受付部11、個人サイト提供部12、共有サイト提供部13、管理部14、及び情報転記部15として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、入力受付部11、個人サイト提供部12、共有サイト提供部13、管理部14、及び情報転記部15のいずれかとして機能しても良い。
(物理構成)
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、作業記録共有装置10を実現するコンピュータについて図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態における作業記録共有装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図9に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における作業記録共有装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、作業記録共有装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
以上のように、本発明によれば、あるユーザにとっては、当たり前であるが、別のユーザにとっては、重要であるというような場合においても、複数のユーザ間で、効率的な情報共有を行なうことが出来る。本発明は、ノウハウの蓄積、及び共有化が必要な各種分野に有用である。
10 作業記録共有装置
11 入力受付部
12 個人サイト提供部
13 共有サイト提供部
14 管理部
15 情報転記部
30 端末装置
31 ユーザ
40 インターネット
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (9)

  1. 複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザによる作業記録の入力を受付ける、入力受付部と、
    前記複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザが入力した作業記録が提示され、且つ、当該ユーザ以外のユーザによるアクセス及び書き込みが許可された、個人用のwebサイトを提供する、個人サイト提供部と、
    前記複数のユーザ間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する、共有サイト提供部と、
    前記個人用のwebサイトに、自身の前記作業記録を入力したユーザ以外のユーザによるアクセスが行なわれた場合に、前記アクセスの内容を記録し、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、管理部と、
    前記ユーザの指示に応じて、指示を行なった前記ユーザ自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、前記共有用のwebサイトに転記する、情報転記部と、
    を備えている、ことを特徴とする作業記録共有装置。
  2. 前記管理部が、前記アクセスの内容として、アクセスしたユーザの人数と、アクセスしたユーザが前記作業記録に対して付加したコメントの内容及び数とを記録する、
    請求項1に記載の作業記録共有装置。
  3. 前記管理部が、記録している前記アクセスの内容が、予め設定されている条件を満たす場合に、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、
    請求項1または2に記載の作業記録共有装置。
  4. コンピュータが実行する方法であって、
    (a)複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザによる作業記録の入力を受付ける、ステップと、
    (b)前記複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザが入力した作業記録が提示され、且つ、当該ユーザ以外のユーザによるアクセス及び書き込みが許可された、個人用のwebサイトを提供する、ステップと、
    (c)前記複数のユーザ間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する、ステップと、
    (d)前記個人用のwebサイトに、自身の前記作業記録を入力したユーザ以外のユーザによるアクセスが行なわれた場合に、前記アクセスの内容を記録し、記録された内容を、
    自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、ステップと、
    (e)前記ユーザの指示に応じて、指示を行なった前記ユーザ自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、前記共有用のwebサイトに転記する、ステップと、
    を有することを特徴とする作業記録共有方法。
  5. 前記(d)のステップにおいて、
    前記アクセスの内容として、アクセスしたユーザの人数と、アクセスしたユーザが前記作業記録に対して付加したコメントの内容及び数とを記録する、
    請求項4に記載の作業記録共有方法。
  6. 前記(d)のステップにおいて、
    記録している前記アクセスの内容が、予め設定されている条件を満たす場合に、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、
    請求項4または5に記載の作業記録共有方法。
  7. コンピュータに、
    (a)複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザによる作業記録の入力を受付ける、ステップと、
    (b)前記複数のユーザそれぞれ毎に、当該ユーザが入力した作業記録が提示され、且つ、当該ユーザ以外のユーザによるアクセス及び書き込みが許可された、個人用のwebサイトを提供する、ステップと、
    (c)前記複数のユーザ間で共有される情報を提示するための、共有用のwebサイトを提供する、ステップと、
    (d)前記個人用のwebサイトに、自身の前記作業記録を入力したユーザ以外のユーザによるアクセスが行なわれた場合に、前記アクセスの内容を記録し、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、ステップと、
    (e)前記ユーザの指示に応じて、指示を行なった前記ユーザ自身の作業記録が提示されている個人用のwebサイトの内容の全部又は一部を、前記共有用のwebサイトに転記する、ステップと、
    を実行させるプログラム。
  8. 前記(d)のステップにおいて、
    前記アクセスの内容として、アクセスしたユーザの人数と、アクセスしたユーザが前記作業記録に対して付加したコメントの内容及び数とを記録する、
    請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記(d)のステップにおいて、
    記録している前記アクセスの内容が、予め設定されている条件を満たす場合に、記録された内容を、自身の前記作業記録を入力したユーザに通知する、
    請求項7または8に記載のプログラム。
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