JP6866718B2 - 導入化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、スキンケアの前に使用することにより、その効果を向上させ得る導入化粧料に関する。
化粧水、乳液、美容液、クリームなどのスキンケア化粧料は、効果的に肌を保湿するため、主成分の水に加えて様々な保湿剤や油剤(エモリエント剤)が配合されている。スキンケアは、肌へ水分を補給し、その水分を保持させることを目的の一つとして行われるが、水分を長時間保持させることは難しい。
従来から、保湿剤の保水効果を高める検討がなされており、例えば、アミノ酸誘導体(トリメチルグリシン、N−アシルアミノ酸エステル等)、タンパク質加水分解物(加水分解コラーゲン、加水分解エラスチン、加水分解シルク等)、酸性ムコ多糖(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)などの様々な高機能保湿成分が提案されている。
しかし、乾燥や炎症などによりダメージを受けた荒れ肌の場合、肌が保湿成分を十分に受け入れられる状態にない場合がある。
そこで、スキンケアによる保湿効果を十分に得るための手段として、特許文献1(特開2009−91274号公報)には、化粧水を含浸させて使用される化粧シート用不織布が開示され、該化粧シート用不織布として、セルロース系繊維及び疎水性繊維を含み、かつ該疎水性繊維を該化粧シート用不織布の表面部分に偏在させることが提案されている。
そして、特許文献1に開示された不織布を用いた化粧シートは化粧水を保持しやすく、化粧水の肌への転写が良好であると記載されている。
また、スキンケア化粧料の適用前に用いられ、その保湿効果をはじめスキンケア化粧料の効果を効果的に向上させる化粧料、いわゆる導入化粧料として、特許文献2(特開2004−137219号公報)には、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを含有するプレスキンケア化粧料が開示されている。従来のスキンケア化粧料のみを適用する場合に比べ、前記プレスキンケア化粧料をスキンケア化粧料の前に塗布することにより、従来のスキンケア化粧料により得られる皮膚の水分保持効果が向上し、スキンケア化粧料の保湿効果を更に高めることができると記載されている。
しかしながら、肌に水分を補給し、保湿効果を持続させるというスキンケアの基本に対する技術の開発は十分であるとはいえず、また、保湿効果の向上は、べたつきの発生や、肌への浸透感の低下を招くこともある。さらに消費者からも、よりスキンケア効果の向上の実感を伴う技術の開発が求められている。
特開2009−91274号公報 特開2004−137219号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑み、べたつきがなく、かつ肌への浸透感が高く、スキンケア後の肌の透明感およびスキンケアの効果を向上させることができる導入化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、皮膚保湿性またはエモリエント性を有する特定のアルキレンオキシド付加誘導体、炭素数3〜6の二価アルコール、およびツバキの抽出物を特定の重量比で含有する組成物が、導入化粧料として上記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下に関する。
[1](A)式(I)で表されるグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体、および式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体からなる群より選択される1種または2種以上を0.5〜10質量%、
(B)炭素数3〜6の二価アルコールを3〜30質量%、ならびに
(C)ツバキ抽出物を0.001〜0.5質量%
含有する、導入化粧料。
Figure 0006866718
[式(I)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を示し、a、bおよびcはそれぞれPO、EOおよびBOの平均付加モル数であって、a+bが1〜30、cが1〜5であり、POとEOの含有量比(PO/EO)が質量比で1/5〜5/1である。]
Figure 0006866718
[式(II)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Gはグルコースから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、BOはオキシブチレン基を示し、x、yおよびzはそれぞれEO、POおよびBOの平均付加モル数を示す。xは5〜20、yは1〜10、zは1〜2であり、EOとPOとの合計含有量に対するEOの含有量の比(EO/(EO+PO))が55〜90質量%である。]
[2]さらに、(D)アンズの果汁を0.01〜1質量%含有する、[1]に記載の導入化粧料。
本発明によれば、使用時のべたつきが少なく、かつ肌への浸透感が高く、スキンケア後の肌の透明感およびスキンケアの効果を良好に向上させ得る導入化粧料を提供することができる。
本発明の導入化粧料は(A)式(I)で表されるグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体、および式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体からなる群より選択される1種または2種以上、(B)炭素数3〜6の二価アルコール、ならびに(C)ツバキ抽出物、を含有する。以下、これらについて順次説明する。
なお、本発明における「導入化粧料」とは、スキンケアの前段階において使用される化粧料であり、皮膚の保湿や保護効果等のスキンケア化粧料の効果を引き立たせる役割を有する化粧料をいう。
(A):アルキレンオキシド付加誘導体
本発明の導入化粧料において、(A)成分として含有されるアルキレンオキシド付加誘導体は、式(I)で表されるグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体、および式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体からなる群より選択される。
Figure 0006866718
[式(I)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を示し、a、bおよびcはそれぞれPO、EOおよびBOの平均付加モル数であって、a+bが1〜30、cが1〜5であり、POとEOの含有量比(PO/EO)が質量比で1/5〜5/1である。]
Figure 0006866718
[式(II)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Gはグルコースから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、BOはオキシブチレン基を示し、x、yおよびzはそれぞれEO、POおよびBOの平均付加モル数を示す。xは5〜20、yは1〜10、zは1〜2であり、EOとPOとの合計含有量に対するEOの含有量の比(EO/(EO+PO))が55〜90質量%である。]
式(I)中、POで示されるオキシプロピレン基およびBOで示されるオキシブチレン基としては、直鎖または分岐鎖状のいずれでもよいが、プロピレンオキシド(1,2−エポキシプロパン)および1,2−ブチレンオキシドによりそれぞれ得られるオキシプロピレン基およびオキシブチレン基が好ましい。
式(I)中、POで示されるオキシプロピレン基およびEOで示されるオキシエチレン基について、グリセリンの一水酸基あたりの各平均付加モル数の合計(a+b)は1〜30であり、好ましくは2〜20であり、さらに好ましくは3〜10である。BOで示されるオキシブチレン基について、グリセリンの一水酸基あたりの平均付加モル数cは1〜5であり、好ましくは1〜3であり、さらに好ましくは1〜2である。
式(I)で表されるグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体において、POで示されるオキシプロピレン基とEOで示されるオキシエチレン基の含有量比(PO/EO)は質量比で1/5〜5/1であり、好ましくは1/2〜4/1であり、さらに好ましくは1/2〜3/1である。
また、オキシプロピレン基およびオキシエチレン基は、ランダム状、ブロック状のいずれの形態でグリセリンの水酸基に付加されていても良いが、高い浸透感を得るには、ランダム状に付加されていることが好ましい。オキシブチレン基は、アルキレンオキシド鎖の末端に、ブロック状に付加される。
式(I)で表されるグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体は、自体公知のアルキレンオキシド付加反応により適宜合成して用いることができるが、日油株式会社より提供されている「WILBRIDE(登録商標) S−753」(式(I)中、a+b=4.3、c=1であり、POとEOとの含有質量比(PO/EO)=4/5である)等の市販の製品を用いることもできる。
式(II)中、Rで示される炭素数1〜4のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルが挙げられ、メチル、エチル等が好ましく、メチルがより好ましい。
式(II)中、POで表されるオキシプロピレン基および、BOで表されるオキシブチレン基としては、直鎖または分岐鎖状のいずれでもよいが、プロピレンオキシド(1,2−エポキシプロパン)および1,2−ブチレンオキシドによりそれぞれ得られるオキシプロピレン基およびオキシブチレン基が好ましい。
また、式(II)中、xで示されるオキシエチレン基(EO)の平均付加モル数は5〜20であり、好ましくは6〜15であり、さらに好ましくは6〜10である。yで示されるオキシプロピレン基(PO)の平均付加モル数は1〜10であり、好ましくは2〜8であり、さらに好ましくは2〜5である。zで示されるオキシブチレン基の平均付加モル数は1〜2であり、好ましくは1である。
式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体において、EOで示されるオキシエチレン基とPOで示されるオキシプロピレン基との合計含有量に対するEOで示されるオキシエチレン基の含有量の比(EO/(EO+PO))は、55〜90質量%であり、好ましくは60〜80質量%であり、さらに好ましくは65〜75質量%である。
また、オキシエチレン基およびオキシプレピレン基は、アルキルグリコシドの水酸基にブロック状、ランダム状のいずれの形態で付加されていてもよいが、ランダム状に付加されていることが好ましい。オキシブチレン基は、アルキレンオキシド鎖の末端にブロック状に付加される。
式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体においては、アルキレンオキシド基は、アルキルグリコシドの遊離の水酸基のすべてに付加されている。
式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体は、自体公知のアルキレンオキシド付加反応により適宜合成して用いることができる。
本発明においては、(A)成分として、上記したグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体、およびアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体からなる群より、1種または2種以上を選択して用いることができる。
本発明の導入化粧料中における(A)成分の含有量は、0.5〜10質量%であり、好ましくは1〜8質量%であり、さらに好ましくは1.5〜5質量%である。
(A)成分の含有量が0.5質量%より少ないと、肌への浸透感が低下し、スキンケア後の透明感およびスキンケアの効果の十分な向上感が得られないおそれがある。また、(A)成分の含有量が10質量%より多いと、べたつきを生じ、また肌への浸透感が低下することがあり、スキンケア後に、スキンケアの効果の十分な向上感が得られない場合がある。
(B):炭素数3〜6の二価アルコール
本発明の導入化粧料に(B)成分として含有される炭素数3〜6の二価アルコールは、炭素数3〜6の鎖状の脂肪族炭化水素の2個の炭素原子において、1個ずつ水酸基が置換した構造を有する化合物である。2個の水酸基が置換する鎖状の脂肪族炭化水素は、直鎖、分岐鎖のいずれでもよく、飽和、不飽和いずれでもよいが、飽和の炭化水素であることが好ましい。
具体的には、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール(ブチレングリコール)、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール(ペンチレングリコール)、1,5−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチルペンタン−2,4−ジオール(ヘキシレングリコール)、ジプロピレングリコールなどが挙げられ、なかでも、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール(ブチレングリコール)、1,2−ペンタンジオール(ペンチレングリコール)、ジプロピレングリコール、1,2−ヘキサンジオールが好ましく、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール(ブチレングリコール)および1,2−ペンタンジオール(ペンチレングリコール)が特に好ましい。
炭素数が3未満の二価アルコールでは、スキンケア後に十分な肌の透明感の向上効果が得られにくい。一方、炭素数が6を超える二価アルコールでは、肌への浸透感が低下し、コスト高になる点で好ましくない。
上記の炭素数3〜6の二価アルコールは、1種を単独で、または2種以上を併用して、(B)成分として、本発明の導入化粧料に含有させることができる。
本発明の導入化粧料中における(B)成分の含有量は、3〜30質量%であり、好ましくは5〜25質量%であり、さらに好ましくは8〜20質量%である。
(B)成分の含有量が3質量%より少ないと、肌への浸透感が低下し、スキンケア後の透明感およびスキンケアの効果の十分な向上感が得られないおそれがある。また、(B)成分の含有量が30質量%より多いと、べたつきが生じ、肌への浸透感が低下する場合があり、スキンケア後にスキンケアの効果の十分な向上感が得られない場合がある。
(C)ツバキ抽出物
本発明の導入化粧料に(C)成分として含有されるツバキ抽出物は、ツバキ科ツバキ属に属するツバキ(ヤブツバキ)(Camellia japonica)、その変種および近縁種の植物から抽出された抽出物である。
ツバキの近縁種としては、トウツバキ(Camellia reticulata)等が挙げられ、ツバキの変種としては、ユキツバキ(Camellia rusticana Honda)、ヤクシマツバキ(Camellia japonica var. macrocarpa Masam.)、ユキバタツバキ(Camellia × intermedia (Tuyama) Nagam.)等が挙げられる。
本発明の目的には、ツバキ(ヤブツバキ)(Camellia japonica)の抽出物が好ましい。
抽出には、ツバキ等の果実、葉、花、種子、樹皮等の部位を用いることができるが、中でも種子および葉が好ましく用いられる。
抽出は、常法に従って行うことができ、たとえば、ツバキ等の種子や葉等の植物体を細切、乾燥、粉砕等し、抽出溶媒に浸漬して静置または撹拌して行うことができる。抽出溶媒中で、前記植物体を超音波破砕、ホモジネート等してもよい。
抽出溶媒としては、ヘキサン、ベンゼン等の炭化水素類、酢酸エチル等のエステル類、アセトン等のケトン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、低級アルコール、多価アルコール等のアルコール類および水等が挙げられ、1種を単独で、または2種以上を併用することができる。
本発明の目的には、水;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール;1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、グリセリン等の多価アルコール等の極性溶媒が好ましく用いられる。
抽出溶媒の使用量は、通常、ツバキ等の植物体の重量の5〜100倍量程度である。また、抽出温度は、使用する抽出溶媒の種類に応じて適宜決定される。例えば抽出溶媒が水である場合には、抽出温度は通常20℃〜120℃程度であり、抽出溶媒が低級アルコールの場合、通常20℃〜50℃程度、好ましくは室温である。抽出処理後、ろ過、遠心分離などの手段により固液分離して抽出物を得ることができる。
ツバキ等の抽出物は、そのまま用いてもよく、常法に従って抽出溶媒を留去して濃縮し、必要に応じて精製、乾燥等の処理を行って用いてもよい。また、乾燥した抽出物を、水、エタノール、1,3−ブタンジオール等の1種または2種以上の溶媒で溶解して用いてもよい。
本発明においては、ツバキ等の種子、葉等から上記の方法により抽出物を得て用いてもよいが、例えば、「ツバキ種子エキスBG」(日油株式会社製)、「ツバキ葉エキスBG」(日油株式会社製)等の市販の製品を用いることもできる。
本発明の導入化粧料中における(C)成分の含有量は、ツバキ抽出物の乾燥残留物質量にして0.001〜0.5質量%であり、好ましくは0.005〜0.3質量%であり、さらに好ましくは0.01〜0.1質量%である。
なお、ここで、「乾燥残留物質量」とは、各抽出物を乾固した際の残留分の質量をいう。
(C)成分の含有量が0.001質量%より少ないと、肌への浸透感が低下し、スキンケア後の透明感およびスキンケアの効果の十分な向上感が得られないおそれがある。また(C)成分の含有量が0.5質量%より多いと、配合量に見合った効果が見られず、経済的でない。
本発明の導入化粧料は、上記(A)〜(C)成分に加えて、好ましくは、さらに下記(D)成分を含有する。それにより本発明の効果がさらに顕著なものとなる。
(D)アンズ果汁
本発明の導入化粧料に(D)成分として含有されるアンズ果汁は、バラ科サクラ属のホンアンズ(Prunus armenica L.)、ホンアンズの栽培品種であるアンズ(Prunus armeniaca L.var. ansu Maxim.)、マンシュウアンズ(Prunus mandshurica Koehne)およびモウコアンズ(Prunus sibirica L.)等の果実から得られる果汁であり、ホンアンズ、アンズの果実から得られる果汁が特に好ましい。
本発明においては、ホンアンズ、アンズ等の果実を圧搾して得られた果汁をそのまま使用しても良く、それをさらに濃縮あるいは濃縮還元した果汁を使用してもよく、また、前記果汁や濃縮果汁、濃縮還元果汁に、ろ過、遠心分離、各種溶媒による希釈、カラム等による分画等の処理を施して得られた処理物を使用することもできる。すなわち、本発明における「果汁」とは、ホンアンズ、アンズ等の果実を圧搾して得た果汁そのもの、濃縮果汁若しくは濃縮還元果汁またはこれらの処理物をいい、果実から果汁を得るための手段および果汁に対する処理には、水や有機溶媒による抽出は含まれない。
本発明においては、アンズ果汁として、アンズの果実を圧搾して調製した果汁や、さらに濃縮または種々の処理を行って得られた果汁を用いることができるが、例えば、「アンズ果汁PH」(日油株式会社製)等の市販の製品を用いることもできる。
本発明の導入化粧料に(D)成分を含有させる場合、その含有量は、化粧料の全量に対し、乾燥残留物質量にして0.001〜1質量%とするのが好ましく、0.005〜0.8質量%とするのがより好ましく、0.1〜0.5質量%とするのがさらに好ましい。
(D)成分の含有量が上記の範囲内であると、肌への浸透感ならびにスキンケア後の透明感およびスキンケアの効果の向上感の点で、さらに好適である。
本発明の導入化粧料には、本発明の特徴を損なわない範囲で、上記(A)〜(D)成分以外に、水、低級アルコール(エタノール、イソプロパノール等)等の溶剤;(B)成分以外の多価アルコール(グリセリン等)、糖アルコール(ソルビトール等)、アミノ酸類(ピロリドンカルボン酸ナトリウム、アラニン等)、酸性ムコ多糖(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)等の保湿剤;界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノステアリン酸エステル等);増粘多糖類(カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム等)、水溶性高分子(ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー等)の増粘・ゲル化剤;pH調整剤(酢酸、酢酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、塩化ナトリウム等);キレート剤(エデト酸ナトリウム等);抗酸化剤(アスコルビン酸等);防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル等);顔料;色素;香料等の、一般的な添加剤を含有させることができる。
本発明の導入化粧料は、好ましくは、化粧水、乳液、美容液、ミスト状化粧水、クリーム、ゲル等の形態で提供することができ、当分野で周知の一般的な製造方法、たとえば、第十七改正日本薬局方製剤総則[3]製剤各条の「外用液剤」、「クリーム剤」、「ゲル剤」および「スプレー剤」等に記載された方法に準じて製造することができる。
本発明の導入化粧料は、使用時のべたつきが少なく、かつ塗布した際の肌への浸透感が高く、スキンケア化粧料を用いた後の肌の透明感、およびスキンケアの効果を向上させる効果に優れる。
なお、本発明の導入化粧料は、スキンケアの前に使用するのみでなく、スキンケアの途中で使用することもできる。
本発明の導入化粧料を用いた後に使用されるスキンケア化粧料としては、皮膚の保湿や保護等、肌の手入れを目的に使用される化粧水、乳液、美容液、クリーム等が挙げられる。
本発明の導入化粧料は、細胞賦活作用、抗炎症作用等を有する植物抽出物等、有用な成分を含有する化粧水等の水性化粧料に対して、特に好適にその効果を向上させることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
[実施例1〜8および比較例1〜7]
表1、2に示す処方に従い、本発明の実施例1〜8および比較例1〜7の各導入化粧料(化粧水)を調製した。
<製造方法>
表1中の(A)〜(D)成分、または表2中の(A)〜(D)成分および(C’)成分を、順次精製水に添加して混合し、均一に溶解した後、濾過して導入化粧料を得た。
なお、表1、2中、各成分の含有量は質量%で示した。また、表1、2中に示す各成分としては、下記の原料を使用した。
(*1)グリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体;「WILBRIDE S−753」(日油株式会社製)(表示名称:PEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリン)
(*2)メチルグルコシドのアルキレンオキシド付加誘導体;式(II)中、Rがメチル、Gがグルコースから水酸基を除いた残基、xが7.25、yが2.25、zが1であり、EOとPOとの合計含有量に対するEOの含有質量比が71質量%であるアルキレンオキシド付加誘導体
(*3)1,3−プロパンジオール;「Zemea select プロパンジオール」(デュポン テイト アンド ライル バイオプロダクツ(DuPont Tate & Lyle Bio Products)社製)(表示名称:プロパンジオール)
(*4)「ジプロピレングリコール・DPG−FC」(旭硝子株式会社製)(表示名称:DPG)
(*5)ツバキ種子抽出物;「ツバキ種子エキスBG」(日油株式会社製)(表示名称:ツバキ種子エキス(0.8質量%)、BG(50質量%)、水(49.2質量%)(表示名称の「BG」は、1,3−ブタンジオール(ブチレングリコール)を意味する。))
(*6)ツバキ葉抽出物;「ツバキ葉エキスBG」(日油株式会社製)(表示名称:ツバキ葉エキス(1質量%)、BG(49.5質量%)、水(49.5質量%))
(*7)アンズ果汁;「アンズ果汁PH」(日油株式会社製)(表示名称:アンズ果汁(85質量%)、グリセリン(15質量%))
(*8)チャ葉抽出物;「緑茶抽出液BG」(丸善製薬株式会社製)(表示名称:チャ葉エキス、BG、水)
(*9)トウキンセンカ花抽出物;「トウキンセンカ抽出液BG−J」(丸善製薬株式会社製)(表示名称:トウキンセンカ花エキス、BG、水)
上記で調製した実施例1〜8および比較例1〜7の各導入化粧料について、(1)べたつき、(2)肌への浸透感、(3)スキンケア終了後の肌の透明感、および(4)スキンケア実施後のスキンケア効果の向上感を、下記の方法によって評価した。
(1)べたつき
20名の女性(23〜55才)をパネラーとし、洗顔後に実施例および比較例の各導入化粧料0.5gを、それぞれ全顔に塗布させ、その後、全パネラーに、表3に示す処方に従って調製した化粧水によるスキンケアを実施させた。その際、導入化粧料について感じるべたつきを、下記の評価基準により評価させた。
<評価基準>
2点:べたつきが少ないと感じた場合。
1点:ややべたつきがある感じた場合。
0点:明確にべたつきを感じた場合。
20名の評価点の合計点を求め、以下の判定基準により判定した。
<判定基準>
◎:合計点が35点以上;非常にべたつかない導入化粧料である。
○:合計点が30点以上、35点未満;べたつかない導入化粧料である。
△:合計点が20点以上、30点未満;ややべたつく導入化粧料である。
×:合計点が20点未満;べたつきを感じる導入化粧料である。
(2)肌への浸透感
20名の女性(23〜55才)をパネラーとし、洗顔後に実施例および比較例の各導入化粧料0.5gをそれぞれ全顔に塗布させ、その後、全パネラーに、表3に示す処方に従って調製した化粧水によるスキンケアを実施させた。その際、導入化粧料の肌への浸透感について、下記の評価基準により評価させた。
<評価基準>
2点:浸透感が高いと感じた場合。
1点:やや浸透感がある感じた場合。
0点:浸透感を感じなかった場合。
20名の評価点の合計点を求め、以下の判定基準により判定した。
<判定基準>
◎:合計点が35点以上;非常に浸透感が高い導入化粧料である。
○:合計点が30点以上、35点未満;浸透感が高い導入化粧料である。
△:合計点が20点以上、30点未満;浸透感がやや低い導入化粧料である。
×:合計点が20点未満;浸透感が低い導入化粧料である。
(3)肌の透明感
20名の女性(23〜55才)をパネラーとし、洗顔後に実施例および比較例の導入化粧料各0.5gをそれぞれ全顔に塗布させ、その後、全パネラーに、表3に示す処方に従って調製した化粧水によるスキンケアを実施させた。スキンケア終了後の肌の透明感について、下記の評価基準により評価させた。
<評価基準>
2点:導入化粧料の使用により、肌の透明感が向上したと感じた場合。
1点:導入化粧料の使用により、肌の透明感がやや向上したと感じた場合。
0点:導入化粧料を使用しても、肌の透明感が向上したとは感じなかった場合。
20名の評価点の合計点を求め、以下の判定基準により判定した。
<判定基準>
◎:合計点が35点以上;透明感の向上が非常に感じられる導入化粧料である。
○:合計点が30点以上、35点未満;透明感の向上が感じられる導入化粧料である。
△:合計点が20点以上、30点未満;透明感の向上があまり感じられない導入化粧料である。
×:合計点が20点未満;透明感の向上の感じられない導入化粧料である。
(4)スキンケア効果の向上感
20名の女性(23〜55才)をパネラーとし、洗顔後に実施例および比較例の導入化粧料各0.5gをそれぞれ全顔に塗布させ、その後、全パネラーに、表3に示す処方に従って調製した化粧水によるスキンケアを実施させた。導入化粧料の塗布およびスキンケアを7日間連続して実施させ、7日間の実施終了後におけるスキンケア効果の向上感について、下記の評価基準により評価させた。
<評価基準>
2点:導入化粧料の使用により、スキンケア効果が向上したと感じた場合。
1点:導入化粧料の使用により、スキンケア効果がやや向上したと感じた場合。
0点:導入化粧料の使用により、スキンケア効果が向上したとは感じなかった場合。
20名の評価点の合計点を求め、以下の判定基準により判定した。
<判定基準>
◎:合計点が35点以上;非常にスキンケア効果の向上感が高い導入化粧料である。
○:合計点が30点以上、35点未満;スキンケア効果の向上感が高い導入化粧料である。
△:合計点が20点以上、30点未満;スキンケア効果の向上感があまり感じられない導入化粧料である。
×:合計点が20点未満;スキンケア効果の向上感が感じられない導入化粧料である。
上記(1)〜(4)の各評価について、評価結果を、表1、2に併せて示した。表1、2には、各評価項目についての判定結果と、パネラーの評価点の合計点を示した。
Figure 0006866718
Figure 0006866718
Figure 0006866718
[評価結果]
表1に示されるように、本発明の実施例1〜8の導入化粧料は、いずれもべたつきが少なく、肌への浸透感が高く、スキンケア終了後の肌の透明感の向上感および、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感が良好に得られた、と評価された。
特に、(A)〜(C)成分に加えて、さらに(D)成分を含有する実施例7の導入化粧料は、いずれの評価項目についても、非常に良好な評価が得られた。
一方、表2に示されるように、(A)成分を含有しない比較例1の導入化粧料は、肌への浸透感が不十分で、スキンケア終了後の肌の透明感および、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感が感じられないと評価された。
(B)成分を含有しない比較例2の導入化粧料は、肌への浸透感が不十分で、スキンケア終了後の肌の透明感および、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感があまり感じられないと評価された。
(C)成分に代えて、ツバキ以外の植物の抽出物である(C’)成分を含有する比較例3および比較例7の各導入化粧料は、ややべたつきがあり、肌への浸透感が不十分で、スキンケア終了後の肌の透明感および、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感があまり感じられないと評価された。
(A)成分の含有量が10質量%を超える比較例4の導入化粧料は、ややべたつきがあり、肌への浸透感が不十分で、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感があまり感じられないと評価された。
(B)成分を50質量%含有する比較例5の導入化粧料は、べたつきがあり、肌への浸透感が低く、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感があまり感じられないと評価された。
(B)成分の含有量が3質量%に満たない比較例6の導入化粧料は、スキンケア終了後の肌の透明感および、スキンケアを連続して実施した後のスキンケア効果の向上感があまり感じられないと評価された。
以上、詳述したように、本発明により、使用時のべたつきが少なく、かつ肌への浸透感が高く、スキンケア後の肌の透明感およびスキンケアの効果を良好に向上させ得る導入化粧料を提供することができる。

Claims (1)

  1. (A)式(I)で表されるグリセリンのアルキレンオキシド付加誘導体、および式(II)で表されるアルキルグリコシドのアルキレンオキシド付加誘導体からなる群より選択される1種または2種以上を0.5〜10質量%、
    (B)炭素数3〜6の二価アルコールを3〜30質量%
    C)ツバキ抽出物を0.001〜0.5質量%、ならびに
    (D)アンズの果汁を0.01〜1質量%
    含有する、導入化粧料。
    Figure 0006866718
    [式(I)中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基、BOはオキシブチレン基を示し、a、bおよびcはそれぞれPO、EOおよびBOの平均付加モル数であって、a+bが1〜30、cが1〜5であり、POとEOの含有量比(PO/EO)が質量比で1/5〜5/1である。]
    Figure 0006866718
    [式(II)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Gはグルコースから水酸基を除いた残基、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、BOはオキシブチレン基を示し、x、yおよびzはそれぞれEO、POおよびBOの平均付加モル数を示す。xは5〜20、yは1〜10、zは1〜2であり、EOとPOとの合計含有量に対するEOの含有量の比(EO/(EO+PO))が55〜90質量%である。]
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