JP6860415B2 - 映像信号変換装置、ダイナミックレンジ変換装置およびそれらのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ダイナミックレンジの異なる映像の色再現性の差を小さくするための映像信号変換装置、ダイナミックレンジ変換装置およびそれらのプログラムに関する。
高ダイナミックレンジ(HDR:High Dynamic Range)映像方式として、国際電気通信連合無線通信部門(ITU−R)の勧告BT.2100において、PQ(Perceptual Quantization)方式とHLG(Hybrid Log-Gamma)方式が定められている(非特許文献1参照)。
また、勧告BT.2100は、前記した2つのHDR映像方式(PQ方式,HLG方式)の伝達関数として、光−電気伝達関数(OETF:Opto-Electronic Transfer Function)、電気−光伝達関数(EOTF:Electro-Optical Transfer Function)、光−光伝達関数(OOTF:Opto-Optical Transfer Function)を規定している。このうち、本発明に関係するHLG方式においては、従来のダイナミックレンジ(SDR:Standard Dynamic Range)の映像との互換性を考慮したOETF、EOTF、OOTFが採用されている。
図9に示すように、HLG方式のOETF(以下、OETFHLG)は、HDR用撮像装置5においてシーン光Lsを電気信号(HLG方式の映像信号)E′(以下、E′HLG)に変換する伝達関数である。HLG方式のEOTF(以下、EOTFHLG)は、HDR用表示装置6において映像信号E′HLGを表示光Ldに変換する伝達関数である。OOTFは、シーン光Lsと表示光Ldとの間の特性を表す伝達関数であり、HLG方式のOOTF(以下、OOTFHLG)は、シーン光Lsと表示光Ldとの間の非線形性の程度を示すシステムガンマγをパラメータとして、γ乗のべき関数の特性を持ち、システムガンマが映像信号の輝度成分に適用される。EOTFHLGは、OETFHLGの逆関数(Inverse OETF:OETF−1 HLG)とOOTFHLGとで構成される。
なお、HLG方式のシステムガンマγの値は、表示装置のピーク輝度に応じて設定され、ピーク輝度が1000cd/mの場合、γ=1.2とすることが規定されている。
一方、SDRの表示装置(不図示)のEOTFについては、ITU−Rの勧告BT.1886において、HDTV(High-definition television)の番組制作時に映像を評価するための基準となる表示装置が備えるべき標準EOTFが規定されている(非特許文献2参照)。SDRのEOTFに含まれるOOTF(以下、OOTFSDR)は、1.2乗のべき関数で近似される。すなわち、SDRのシステムガンマの値はHLG方式のピーク輝度が1000cd/mの場合と同じγ=1.2である。しかし、OOTFSDRでは、システムガンマが映像信号の輝度成分ではなくRGB各色コンポーネントに適用される。
このOOTFSDRのようにシステムガンマをRGB各色コンポーネントに適用すると、RGB各色の信号レベルが変わり、シーン光Lsと表示光Ldとの間で色相や彩度が変化する。そのため、HLG方式では、OOTFHLGにおいてシステムガンマを輝度成分のみに適用することで、色相や彩度が変化しないようにしている。
前記したOOTFHLGおよびOOTFSDRにおけるシステムガンマの適用対象の相違により、HDR用表示装置とSDR用表示装置によって表示される映像の色再現性(輝度、色相、彩度)が異なることになる。
ここで、同じ撮像装置で撮像してSDRとHDR(HLG方式)のそれぞれの規定に準拠したOETFを適用するとともに、ダイナミックレンジに応じたゲイン調整を行ったSDRの映像とHDR(HLG方式)の映像とを、SDR用表示装置とHDR用表示装置とにそれぞれ入力したとする。
SDRの映像とHDR(HLG)の映像とではダイナミックレンジが異なるため、両表示装置で同じ映像を再現することはできない。しかし、HDR(HLG方式)の映像がハイライト部分を含まず、SDRの映像と同等のレンジであっても、SDRのOOTFSDRとHDR(HLG方式)のOOTFHLGとではシステムガンマの適用対象が異なっているため、色の再現性が異なって見えてしまう。
放送番組等の映像制作においては、同一被写体を撮像したHDRの映像とSDRの映像とで、輝度の再現範囲は異なっても、中間階調以下の色再現性の差を小さくしたいという要望がある。
本発明は、このような要望に鑑みてなされたものであり、HDR(HLG方式)の映像とSDRの映像とで、色再現性の差を小さくすることが可能な映像信号変換装置、ダイナミックレンジ変換装置およびそれらのプログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る映像信号変換装置は、HLG方式の映像信号の色再現性を補正する映像信号変換装置であって、逆光電変換手段と、色成分別システムガンマ手段と、輝度成分逆システムガンマ手段と、光電変換手段と、を備える構成とした。
かかる構成において、映像信号変換装置は、逆光電変換手段によって、OETFHLGの逆関数(OETF−1 HLG)の特性を与えることで、HLG方式の映像信号をシーン光に対応する信号に変換する。
そして、映像信号変換装置は、色成分別システムガンマ手段によって、逆光電変換手段で変換された信号のRGBの各色成分にシステムガンマを適用する。
そして、映像信号変換装置は、輝度成分逆システムガンマ手段によって、色成分別システムガンマ手段でRGBの各色成分にシステムガンマが適用された信号に対して、HLG方式の表示装置で行う輝度成分に対するシステムガンマの逆特性を適用する。この逆システムガンマの適用は、OOTFHLGの逆関数(OOTF−1 HLG)で行うことができる。
また、映像信号変換装置は、光電変換手段によって、輝度成分逆システムガンマ手段で変換された信号に対して、HLG方式の表示装置で行う逆光電変換の逆変換、すなわち、光電変換を行い、HLG方式の映像信号を生成する。この光電変換は、OETFHLGで行うことができる。
このように、映像信号変換装置は、輝度成分逆システムガンマ手段および光電変換手段によって、予めHLG方式の表示装置で行う変換処理の逆変換を行っておく。これによって、HLG方式の表示装置では、RGBの各色成分にシステムガンマを適用したのと同等の映像を表示することができる。
なお、映像信号変換装置は、HLG方式の映像信号のRGB値と、逆光電変換手段、色成分別システムガンマ手段、輝度成分逆システムガンマ手段、光電変換手段を経て補正された変換映像信号のRGB値とを対応付けたルックアップテーブルを予め生成しておき、色変換手段によって、そのルックアップテーブルを参照して、HLG方式の映像信号を、変換映像信号に変換することとしてもよい。
また、映像信号変換装置は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるための映像信号変換プログラムにより動作させることができる。
また、前記課題を解決するため、本発明に係るダイナミックレンジ変換装置は、HLG方式のHDRの映像信号をSDRの映像信号に変換するダイナミックレンジ変換装置であって、映像信号変換装置(映像信号変換手段)と、ダイナミックレンジ変換手段と、を備え、ダイナミックレンジ変換手段は、第2逆光電変換手段と、ゲイン調整手段と、第2光電変換手段と、を備える構成とした。
かかる構成において、ダイナミックレンジ変換装置は、HLG方式のHDRの映像信号を、色再現性を補正した変換映像信号に変換する。
そして、ダイナミックレンジ変換装置は、第2逆光電変換手段によって、OETFHLGの逆関数(OETF−1 HLG)の特性を与えることで、HLG方式の映像信号をシーン光に対応する信号に変換する。
また、ダイナミックレンジ変換装置は、ゲイン調整手段によって、第2逆光電変換手段で変換された信号を、着目する被写体がSDRの映像信号のダイナミックレンジで適切に表現可能な信号レベルにゲイン調整する。
そして、ダイナミックレンジ変換装置は、第2光電変換手段によって、ゲイン調整手段でゲイン調整された信号に対して、SDR方式のOETF(以下、OETFSDR)による変換を行う。
このように、ダイナミックレンジ変換装置は、HLG方式のHDRの映像信号を、色再現性を補正した映像信号に変換した後、SDRの映像信号に変換する。これによって、ダイナミックレンジ変換装置は、HDRの映像信号から、従来のSDR映像の色再現性との差が小さいSDRの映像信号を生成することができる。
また、ダイナミックレンジ変換装置は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるためのダイナミックレンジ変換プログラムにより動作させることができる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
本発明によれば、同一被写体を撮像したHLG方式のHDRの映像とSDRの映像とで、輝度の再現範囲が異なっても、中間階調以下の色再現性の差を小さくすることが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置の特性を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置の構成を示すブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置の変形例の構成を示すブロック構成図である。 3次元ルックアップテーブル(3D−LUT)の対応付けを説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係るダイナミックレンジ変換装置の特性を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係るダイナミックレンジ変換装置の構成を示すブロック構成図である。 本発明の第2実施形態に係るダイナミックレンジ変換装置の変形例の構成を示すブロック構成図である。 従来のHLG方式の撮像装置と表示装置との関係を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
≪第1実施形態:映像信号変換装置≫
まず、本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置について説明する。
以下、本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置について、その特性を説明した後、具体的な映像信号変換装置の構成および動作について順次説明する。
<映像信号変換装置の特性>
まず、図1を参照して、映像信号変換装置1の特性を説明する。
映像信号変換装置1は、HLG方式の映像信号E′HLGを、システムガンマをRGB(3原色:赤緑青)の各色成分に適用する表示装置で表示する場合と同等の映像に補正した変換映像信号E′HLGMODに変換するものである。なお、映像信号E′HLGは、図9に示したHDR(HLG方式)用撮像装置5で撮像されたHDR(HLG方式)の映像信号である。
図1に示すように、映像信号変換装置1は、EOTFHLG−RGBとEOTF−1 HLGとにより、映像信号E′HLGを変換映像信号E′HLGMODに変換する。
EOTFHLG−RGBは、映像信号E′HLGから、RGB別にシステムガンマを適用した表示光に対応する信号LdRGBを生成する伝達関数である。このEOTFHLG−RGBは、OETF−1 HLGとOOTFHLG−RGBとで構成される。
OETF−1 HLGは、映像信号E′HLGをシーン光に対応する信号に変換する伝達関数である。
OOTFHLG−RGBは、OETF−1 HLGで変換したシーン光に対応する信号に対して、RGB別にシステムガンマを適用した場合の表示光に対応する信号LdRGBを生成する伝達関数である。
EOTF−1 HLGは、HDR(HLG方式)用表示装置6のEOTF(EOTFHLG)の逆変換を行う伝達関数である。HDR用表示装置6はHLG方式の映像信号を表示するものであり、その伝達関数EOTFHLGは、OETF−1 HLGとOOTFHLGとで構成され、この逆変換を行う伝達関数EOTF−1 HLGは、OOTF−1 HLGとOETFHLGとで構成される。
OOTF−1 HLGは、システムガンマを輝度成分に適用するHDR用表示装置6のOOTFHLGの逆関数である。
OETFHLGは、シーン光に対応する信号からHLG方式の映像信号を生成する伝達関数である。
このように、映像信号変換装置1は、EOTFHLG−RGBにより生成されるRGB別にシステムガンマが適用された表示光に対応する信号LdRGBに対して、EOTF−1 HLGにより、HDR用表示装置6の逆変換の処理を行う。
すなわち、HDR用表示装置6によって表示される表示光に対応する信号Ldは、RGB別にシステムガンマが適用された表示光に対応する信号LdRGBと一致することになる。
<映像信号変換装置の構成>
次に、図2を参照して、映像信号変換装置1の具体的な構成について説明する。
図2に示すように、映像信号変換装置1は、逆光電変換手段10と、色成分別システムガンマ手段11と、輝度成分逆システムガンマ手段12と、光電変換手段13と、を備える。
逆光電変換手段10は、HLG方式のHDRの映像信号E′HLGを、シーン光に対応する信号に変換するものである。
この逆光電変換手段10は、映像信号E′HLGのレベル範囲を[0:1]としたとき、信号レベルの中央(1/2)を境として、“0”〜“1/2”のレベル範囲(低輝度部)で平方根特性を有するHLG方式の映像信号に対してその逆特性、すなわち、二乗特性を与える。また、逆光電変換手段10は、“1/2”〜“1”のレベル範囲(高輝度部)で対数特性を有するHLG方式の映像信号に対してその逆特性、すなわち、指数関数特性を与える。これによって、逆光電変換手段10は、HLG方式の映像信号E′HLGをシーン光に対応する信号に変換する。この逆光電変換手段10の処理は、図1に示したOETF−1 HLGの処理に相当する。
具体的には、逆光電変換手段10は、以下の式(1)により、映像信号E′HLGをシーン光に対応する信号EHLGに変換する。
Figure 0006860415
ここで、a=0.17883277、b=1−4a=0.28466892、c=0.5−a・ln(4a)=0.55991073である。
なお、映像信号E′HLGは画素ごとにRGBの色信号{R′,G′,B′}で構成され(E′HLG={R′,G′,B′})、逆光電変換手段10は、それぞれの色信号ごとに前記式(1)を演算し、シーン光に対応する色信号{R,G,B}で構成される信号EHLGを生成する。
逆光電変換手段10は、変換後の信号EHLG{R,G,B}を、色成分別システムガンマ手段11に出力する。
色成分別システムガンマ手段11は、逆光電変換手段10で変換されたシーン光に対応する信号に対して、色成分ごとにシステムガンマを適用するものである。
この色成分別システムガンマ手段11は、図9に示したHLG方式のHDR用表示装置6におけるシステムガンマγの値を用いて、映像信号の色成分ごとにべき乗演算を行うことで、色成分ごとにシステムガンマを適用する。この色成分別システムガンマ手段11の処理は、図1に示したOOTFHLG−RGBの処理に相当する。
具体的には、色成分別システムガンマ手段11は、以下の式(2)により、シーン光に対応する信号EHLGの色信号{R,G,B}に対して、システムガンマγの値を用いてべき乗演算を行うことで、RGB別にシステムガンマが適用された場合の表示光に対応する信号LdRGBの色信号{R,G,B}を生成する。
Figure 0006860415
色成分別システムガンマ手段11は、色信号{R,G,B}で構成される表示光に対応する信号LdRGBを、輝度成分逆システムガンマ手段12に出力する。
輝度成分逆システムガンマ手段12は、色成分別システムガンマ手段11で色成分ごとにシステムガンマが適用された表示光に対応する信号に対して、輝度成分に対するシステムガンマの逆処理を適用するものである。
この輝度成分逆システムガンマ手段12は、図9に示したHLG方式のHDR用表示装置6でシステムガンマが輝度成分に適用されるOOTFHLGの逆処理に相当する処理を行う。この輝度成分逆システムガンマ手段12の処理は、図1に示したOOTF−1 HLGの処理に相当する。
映像信号の輝度成分は、RGBの輝度寄与率に応じた加重和として得ることができる。すなわち、Rの輝度寄与率をC(例えば、0.2627),Gの輝度寄与率をC(例えば、0.6780)、Bの輝度寄与率をC(例えば、0.0593)としたとき、輝度成分Yは、以下の式(3)によって得られる。
Figure 0006860415
そこで、輝度成分逆システムガンマ手段12は、以下の式(4)により、表示光に対応する信号LdRGBの色信号{R,G,B}ごとに、システムガンマγの値を用いて、輝度成分に対するシステムガンマの逆処理を行って、色信号{R,G,B}を生成する。
Figure 0006860415
ここで、βは表示装置が備えるブライトネス調整であって、適宜外部から設定可能な値である。なお、ブライトネス調整を行わない場合、あるいは、ブライトネス調整値が未知の場合はβ=0とすればよい。
輝度成分逆システムガンマ手段12は、処理後の色信号{R,G,B}で構成される信号EHLGMODを、光電変換手段13に出力する。
光電変換手段13は、輝度成分逆システムガンマ手段12で輝度成分に対するシステムガンマの逆処理が施された信号を、HLG方式の映像信号に変換するものである。
この光電変換手段13は、図1に示したOETFHLGの処理に相当する。
すなわち、光電変換手段13は、映像信号のレベル範囲を[0:1]としたとき、“0”〜“1/12”のレベル範囲の映像信号に対して平方根特性を与える。また、光電変換手段13は、“1/12”〜“1”のレベル範囲の映像信号に対して対数特性を与える。これによって、光電変換手段13は、信号EHLGMODをHLG方式の変換映像信号に変換する。
具体的には、光電変換手段13は、以下の式(5)により、信号EHLGMODをHLG方式の変換映像信号E′HLGMODに変換する。
Figure 0006860415
ここで、ln(x)はxの自然対数を示し、a=0.17883277、b=1−4a=0.28466892、c=0.5−a・ln(4a)=0.55991073である。
なお、信号EHLGMODは画素ごとにRGBの色信号{R,G,B}で構成され(EHLGMOD={R,G,B})、光電変換手段13は、それぞれの色信号ごとに前記式(5)を演算し、色信号{R′,G′,B′}で構成される変換映像信号E′HLGMODを生成する。
以上説明したように映像信号変換装置1は、HDR(HLG方式)の映像を、システムガンマが色成分別に適用されるSDR映像表示装置が表示するSDRの映像との色再現性の差が小さい映像に変換することができる。
なお、映像信号変換装置1は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるためのプログラム(映像信号変換プログラム)により動作させることができる。
<映像信号変換装置の動作>
次に、図3を参照(構成については適宜図2参照)して、映像信号変換装置1の動作について説明する。
図3に示すように、映像信号変換装置1は、外部から、HLG方式の映像信号E′HLGを入力する(ステップS1)。
そして、映像信号変換装置1は、逆光電変換手段10によって、映像信号E′HLGの各画素のRGBごとに、信号レベルが1/2以下であるか否かを判定する(ステップS2)。
ここで、信号レベルが1/2以下である場合(ステップS2でYes)、逆光電変換手段10は、前記式(1)の上段式により、映像信号E′HLGに対して二乗特性変換を行う(ステップS3)。
一方、信号レベルが1/2よりも大きい場合(ステップS2でNo)、逆光電変換手段10は、前記式(1)の下段式により、映像信号E′HLGに対して指数関数特性変換を行う(ステップS4)。
そして、映像信号変換装置1は、色成分別システムガンマ手段11によって、ステップS3またはステップS4で変換された信号EHLGのそれぞれの色信号{R,G,B}に対して、前記式(2)により、システムガンマを適用する(ステップS5)。
そして、映像信号変換装置1は、輝度成分逆システムガンマ手段12によって、ステップS5で色成分別にシステムガンマが適用された色信号{R,G,B}から、前記式(3)により、輝度成分Yを算出する(ステップS6)。
さらに、映像信号変換装置1は、輝度成分逆システムガンマ手段12によって、前記式(4)により、色信号{R,G,B}に対して逆システムガンマを適用し、色信号{R,G,B}を生成する(ステップS7)。
そして、映像信号変換装置1は、ステップS7で生成された信号EHLGMOD{R,G,B}の各画素のRGBごとに、信号レベルが1/12以下であるか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、信号レベルが1/12以下である場合(ステップS8でYes)、光電変換手段13は、前記式(5)の上段式により、信号EHLGMODに対して平方根特性変換を行う(ステップS9)。
一方、信号レベルが1/12よりも大きい場合(ステップS8でNo)、光電変換手段13は、前記式(5)の下段式により、信号EHLGMODに対して対数特性変換を行う(ステップS10)。
そして、映像信号変換装置1は、ステップS9またはステップS10で変換された変換映像信号E′HLGMODを、外部、具体的には、HLG方式の表示装置に出力する(ステップS11)。
そして、映像信号変換装置1は、外部から映像信号が入力される間(ステップS12でYes)、ステップS1に戻って動作を継続する。一方、映像信号変換装置1は、外部から映像信号の入力がなくなった段階(ステップS12でNo)で、動作を終了する。
以上の動作によって、映像信号変換装置1は、HDR(HLG方式)の映像を、システムガンマが色成分別に適用されるSDR映像表示装置が表示するSDRの映像の色再現性との差が小さい映像に変換することができる。
以上、本発明の第1実施形態に係る映像信号変換装置1は、入力したHLG方式の映像信号E′HLGを逐次変換し、変換映像信号E′HLGMODを生成するものである。
なお、映像信号変換装置は、映像信号変換装置1が生成する映像信号E′HLGと変換映像信号E′HLGMODとの対応関係を予めルックアップテーブルに記憶しておき、入力したHLG方式の映像信号E′HLGに対応する変換映像信号E′HLGMODを、ルックアップテーブルから探索して出力することとしてもよい。
このようなルックアップテーブルを用いた映像信号変換装置は、図4に示す映像信号変換装置1Bとして構成することができる。
図4に示すように、映像信号変換装置1Bは、ルックアップテーブル記憶手段14と、色変換手段15と、を備える。
ルックアップテーブル記憶手段14は、図1の映像信号変換装置1におけるHLG方式の映像信号E′HLGのRGB値と変換映像信号E′HLGMODのRGB値と、を対応付けたルックアップテーブルを記憶するものである。このルックアップテーブル記憶手段14は、ハードディスク、半導体メモリ等の一般的な記憶媒体で構成することができる。
ルックアップテーブルは、図5に示すように、映像信号E′HLGの色信号{R′,G′,B′}を3次元座標軸とし、3次元空間に変換映像信号E′HLGMODの色信号{R′,G′,B′}を対応付けた3次元ルックアップテーブル(3D−LUT)で構成することができる。
なお、3D−LUTにおいて、映像信号E′HLGの色信号{R′,G′,B′}は、必ずしもすべての値を網羅する必要はなく、サンプリングした値でよい。
色変換手段15は、入力された映像信号E′HLGの色信号{R′,G′,B′}に対応する変換映像信号E′HLGMODの色信号{R′,G′,B′}を、ルックアップテーブル記憶手段14上で探索し、色信号の変換を行うものである。
この色変換手段15は、探索した色信号{R′,G′,B′}で構成される変換映像信号E′HLGMODを、順次出力する。
なお、ルックアップテーブルを離散的にサンプリングしたテーブルとした場合、色変換手段15は、入力された映像信号E′HLGの色信号{R′,G′,B′}に対応する変換映像信号E′HLGMODの色信号{R′,G′,B′}を補間により算出する。
この3次元ルックアップテーブ(3D−LUT)における補間は、体積補間法等の公知のルックアップテーブル補間手法を用いることができる。
このように映像信号変換装置1Bを構成することで、映像信号変換装置1Bは、HDR(HLG方式)の映像を、システムガンマが色成分別に適用されるSDR映像表示装置が表示するSDRの映像の色再現性との差が小さい映像に変換することができる。
≪第2実施形態:ダイナミックレンジ変換装置≫
次に、本発明の第2実施形態に係るダイナミックレンジ変換装置について説明する。
以下、本発明の第2実施形態に係るダイナミックレンジ変換装置について、その特性を説明した後、具体的なダイナミックレンジ変換装置の構成について説明する。
<ダイナミックレンジ変換装置の特性>
まず、図6を参照して、ダイナミックレンジ変換装置100の特性を説明する。
ダイナミックレンジ変換装置100は、HLG方式の映像信号E′HLGを、SDRの映像信号E′SDRに変換するものである。なお、映像信号E′HLGは、図9に示したHDR(HLG方式)用撮像装置5で撮像されたHDR(HLG方式)の映像信号である。
図6に示すように、ダイナミックレンジ変換装置100は、映像信号変換装置1と、ダイナミックレンジ変換手段2と、を備える。映像信号変換装置1は、図1で説明した映像信号変換装置1と同じものである。ダイナミックレンジ変換手段2は、OETF−1 HLGとGainとOETFSDRとにより、映像信号変換装置1で色再現性が補正されたHDR(HLG方式)の変換映像信号E′HLGMODをSDRの映像信号E′SDRに変換するものである。
OETF−1 HLGは、変換映像信号E′HLGMODをシーン光に対応する信号に変換する伝達関数である。
Gainは、OETF−1 HLGでシーン光に対応する信号に変換された信号のゲインを調整するものであり、撮像装置のアイリス調整に相当する。
OETFSDRは、ゲイン調整された信号を、SDRの信号に変換する伝達関数である。
このように、ダイナミックレンジ変換装置100は、映像信号変換装置1によって、システムガンマが色成分別に適用されるSDR映像表示装置が表示するSDRの映像の色再現性との差が小さい信号に変換されたHLG方式の変換映像信号E′HLGMODを、ダイナミックレンジ変換手段2によって、SDRの映像信号E′SDRに変換する。
<ダイナミックレンジ変換装置の構成>
次に、図7を参照して、ダイナミックレンジ変換装置100の具体的な構成について説明する。
図7に示すように、ダイナミックレンジ変換装置100は、映像信号変換装置1と、ダイナミックレンジ変換手段2と、を備える。映像信号変換装置1は、図2で説明した映像信号変換装置1と同じものであるため説明を省略する。
ダイナミックレンジ変換手段2は、第2逆光電変換手段20と、ゲイン調整手段21と、第2光電変換手段22と、を備える。
第2逆光電変換手段20は、映像信号変換装置1で色再現性が補正されたHLG方式の変換映像信号E′HLGMODを、シーン光に対応する信号に変換するものである。
この第2逆光電変換手段20は、逆光電変換手段10(図2)と同じものである。すなわち、第2逆光電変換手段20は、前記式(1)において、E′HLGをE′HLGMOD、EHLGをEHLGMODにそれぞれ置き換えた式によって変換を行う。この第2逆光電変換手段20の処理は、図6に示したダイナミックレンジ変換手段2のOETF−1 HLGの処理に相当する。
第2逆光電変換手段20は、変換した信号EHLGMOD{R,G,B}を、ゲイン調整手段21に出力する。
ゲイン調整手段21は、変換した信号EHLGMODを、着目する被写体がSDRの映像信号のダイナミックレンジで適切な色、明るさで表現可能な信号レベルにゲイン調整するものである。
このゲイン調整手段21は、外部から設定されるゲイン係数に応じてゲイン調整を行う。すなわち、ゲイン調整手段21は、以下の式(6)によって、信号EHLGMODの色信号{R,G,B}のそれぞれにゲイン係数gを乗算することで、ゲイン調整した信号ESDR{RSDR,GSDR,BSDR}を生成する。
Figure 0006860415
このゲイン調整手段21は、ゲイン調整した信号ESDR{RSDR,GSDR,BSDR}を第2光電変換手段22に出力する。
第2光電変換手段22は、ゲイン調整手段21でゲイン調整された映像信号を、SDR方式の映像信号に変換するものである。
なお、この第2光電変換手段22には、ITU−Rの勧告BT.2020に記載の光−電気伝達関数を用いればよい。
具体的には、第2光電変換手段22は、以下の式(7)により、信号ESDRを映像信号E′SDRに変換する。
Figure 0006860415
ここで、RGBの各ビット数が10ビットの場合、α=1.099、β=0.018であり、RGBの各ビット数が12ビットの場合、α=1.0993、β=0.0181である。
この信号ESDRは画素ごとにRGBの色信号{RSDR,GSDR,BSDR}で構成され、第2光電変換手段22は、それぞれの色信号ごとに前記式(6)を演算し、色信号{R′SDR,G′SDR,B′SDR}で構成されるSDRの映像信号E′SDRを生成する。
なお、第2光電変換手段22の変換関数に、一般的なSDR用の撮像装置と同様に、映像の高輝度部分を圧縮する「ニー(KNEE)」を与える特性を含めてもよい。
以上説明したようにダイナミックレンジ変換装置100を構成することで、ダイナミックレンジ変換装置100は、HLG方式のHDRの映像をSDRの映像に変換することができる。このダイナミックレンジ変換装置100で変換した映像をSDRの表示装置で表示した場合と、元のHDRの映像をHDR(HLG方式)の表示装置で表示した場合とで、色再現性の差を小さくすることができる。
このダイナミックレンジ変換装置100は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるためのプログラム(ダイナミックレンジ変換プログラム)により動作させることができる。
なお、ダイナミックレンジ変換装置100の動作は、図3で説明した映像信号変換装置1の動作後に、第2逆光電変換手段20による変換、ゲイン調整手段21によるゲイン調整、第2光電変換手段22による変換を行えばよく、詳細な動作の説明は省略する。
以上、本発明の第2実施形態に係るダイナミックレンジ変換装置100について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、ダイナミックレンジ変換装置100の映像信号変換装置1を、図4で説明した映像信号変換装置1Bに置き換えて構成してもよい。
また、ここでは、ダイナミックレンジ変換装置100は、映像信号変換装置1とダイナミックレンジ変換手段2とで構成した。しかし、図8に示すように、ダイナミックレンジ変換装置100から、相互に逆変換の処理を行う、映像信号変換装置1の光電変換手段13とダイナミックレンジ変換手段2の第2逆光電変換手段20とを省いて、ダイナミックレンジ変換装置100Bとして構成してもよい。
1,1B 映像信号変換装置
10 逆光電変換手段
11 色成分別システムガンマ手段
12 輝度成分逆システムガンマ手段
13 光電変換手段
14 ルックアップテーブル記憶手段
15 色変換手段
100,100B ダイナミックレンジ変換装置
2 ダイナミックレンジ変換手段
20 第2逆光電変換手段
21 ゲイン調整手段
22 第2光電変換手段
5 HDR用撮像装置
6 HDR用表示装置

Claims (6)

  1. HLG方式の映像信号の色再現性を補正する映像信号変換装置であって、
    前記HLG方式の光−電気伝達関数の逆関数により、前記HLG方式の映像信号をシーン光に対応する信号に変換する逆光電変換手段と、
    この逆光電変換手段で変換された信号のRGBの各色成分にシステムガンマを適用する色成分別システムガンマ手段と、
    前記HLG方式の光−光伝達関数の逆関数により、前記色成分別システムガンマ手段で色成分別にシステムガンマが適用された信号に対して、輝度成分に対するシステムガンマの逆特性を適用する輝度成分逆システムガンマ手段と、
    前記光−電気伝達関数により、前記輝度成分逆システムガンマ手段で変換された信号からHLG方式の映像信号を生成する光電変換手段と、
    を備えることを特徴とする映像信号変換装置。
  2. HLG方式の映像信号の色再現性を補正する映像信号変換装置であって、
    前記HLG方式の光−電気伝達関数の逆関数により、前記HLG方式の映像信号をシーン光に対応する信号に変換し、逆光電変換された信号のRGBの各色成分にシステムガンマを適用した後、前記HLG方式の光−光伝達関数の逆関数による輝度成分に対するシステムガンマの逆特性と前記光−電気伝達関数による光電変換とを行うことで変換したRGB値と変換前のRGB値とを対応付けたルックアップテーブルを予め記憶するルックアップテーブル記憶手段と、
    前記ルックアップテーブルを参照して、入力された前記HLG方式の映像信号を変換する色変換手段と、
    を備えることを特徴とする映像信号変換装置。
  3. コンピュータを、請求項1または請求項2に記載の映像信号変換装置として機能させるための映像信号変換プログラム。
  4. HLG方式のHDRの映像信号をSDRの映像信号に変換するダイナミックレンジ変換装置であって、
    請求項1または請求項2に記載の映像信号変換装置と、
    この映像信号変換装置で変換されたHDRの映像信号を前記SDRの映像信号に変換するダイナミックレンジ変換手段と、を備え、
    前記ダイナミックレンジ変換手段は、
    前記HLG方式の光−電気伝達関数の逆関数により、前記映像信号変換装置で変換されたHDRの映像信号をシーン光に対応する信号に変換する第2逆光電変換手段と、
    この第2逆光電変換手段で変換された信号に対して、ゲイン調整を行うゲイン調整手段と、
    このゲイン調整手段でゲイン調整された信号に対して、SDR方式の光−電気伝達関数による光電変換を行う第2光電変換手段と、
    を備えることを特徴とするダイナミックレンジ変換装置。
  5. HLG方式のHDRの映像信号をSDRの映像信号に変換するダイナミックレンジ変換装置であって、
    前記HLG方式の光−電気伝達関数の逆関数により、前記HDRの映像信号をシーン光に対応する信号に変換する逆光電変換手段と、
    この逆光電変換手段で変換された信号のRGBの各色成分にシステムガンマを適用する色成分別システムガンマ手段と、
    前記HLG方式の光−光伝達関数の逆関数により、前記色成分別システムガンマ手段で色成分別にシステムガンマを適用された信号に対して、輝度成分に対するシステムガンマの逆特性を適用する輝度成分逆システムガンマ手段と、
    この輝度成分逆システムガンマ手段で変換された信号に対して、ゲイン調整を行うゲイン調整手段と、
    このゲイン調整手段でゲイン調整された映像信号に対して、SDR方式の光−電気伝達関数により光電変換を行う第2光電変換手段と、
    を備えることを特徴とするダイナミックレンジ変換装置。
  6. コンピュータを、請求項4または請求項5に記載のダイナミックレンジ変換装置として機能させるためのダイナミックレンジ変換プログラム。
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