JP6859784B2 - ゲームシステム - Google Patents

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Description

本発明は、景品等の物品を移動させて獲得する物品取得ゲームの情報を提供するための技術、関する。
多くのゲームセンターには、クレーンゲーム装置(物品取得ゲーム装置)が設置されている。クレーンゲーム装置の筐体内にはステージ(ゲームフィールド)が設けられ、ぬいぐるみやお菓子などの景品(物品)が載置される。プレイヤは、横方向ボタンおよび縦方向ボタンを駆使してクレーンを操作する。クレーンで景品を掴み、落下口に景品を移動できれば、プレイヤは景品を獲得できる(特許文献1参照)。
特開2015−226707号公報
クレーンゲーム装置に対するプレイヤのニーズはさまざまである。たとえば、お目当ての景品があるからという理由でプレイすることもあれば、単に、近所のゲームセンターにあるからプレイすることもある。難易度が高くても豪華な景品の入っているクレーンゲーム装置を好むプレイヤもいれば、景品獲得をどのくらい期待できそうかという損益的な観点からクレーンゲーム装置を選ぶプレイヤもいる。しかし、プレイヤが好みのクレーンゲーム装置を見つけるのを支援する方法については、あまり提案がなされていないのが現状である。
本発明は、本発明者らによる上記着眼に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、物品取得ゲーム装置を効率的に検索するための技術、を提供するにある。
本発明のある態様における検索サーバは、ユーザ端末から、物品取得ゲーム装置の検索条件を受信する検索受信部と、複数の物品取得ゲーム装置の装置情報が登録された装置テーブルを参照し、検索条件に適合する物品取得ゲーム装置を特定する検索実行部と、特定された物品取得ゲーム装置の位置をユーザ端末に通知する検索通知部と、を備える。
本発明によれば、プレイヤが好みの物品取得ゲーム装置を見つけ出しやすくなる。
本実施形態におけるゲームシステムのハードウェア構成図である。 本実施形態におけるクレーンゲーム装置の全体構成を概略的に示す図である。 ゲームシステムの機能ブロック図である。 装置情報のデータ構造図である。 集約情報(装置テーブル)のデータ構造図である。 検索条件画面の画面図である。 検索結果画面の画面図である。 プレイヤ条件設定画面の画面図である。 検索処理過程を示すフローチャートである。 接近検出処理過程を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態におけるゲームシステム100のハードウェア構成図である。
ゲームシステム100(情報管理システム)においては、サーバ102(検索サーバ)に対して、複数のクレーンゲーム装置104a、104b・・・104n(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「クレーンゲーム装置104」と総称する)、複数のユーザ端末110a・・・110m(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「ユーザ端末110」と総称する)および店舗端末108がインターネット106を介して接続される。
本実施形態におけるユーザ端末110は、スマートフォンを想定している。ユーザ端末110は、タブレット端末やラップトップPCであってもよい。ユーザ端末110とインターネット106は無線接続されるが、有線接続されてもよい。
クレーンゲーム装置104は、遊園地やゲームセンターなどの遊戯施設に設置される。店舗端末108は、遊戯施設を運営するオペレータが使用するタブレット端末である。店舗端末108は、スマートフォンやラップトップPC、デスクトップPCでもよい。
クレーンゲーム装置104のうち、クレーンゲーム装置104a〜104nはインターネット106を介してサーバ102等と接続されるが、クレーンゲーム装置104pはインターネット106とは接続されない。クレーンゲームは本質的にはスタンドアロンのゲームであるため、クレーンゲーム装置104をインターネット106と接続する必要性は薄い。しかし、今後はネットキャッチャー(後述)などの普及によりインターネット106との接続機能を搭載するクレーンゲーム装置104も増えてくるのではないかと予測される。その一方、インターネット106との接続機能を有さない従来設計のクレーンゲーム装置104も残存し続けると考えられる。
図2は、本実施形態におけるクレーンゲーム装置104の全体構成を概略的に示す図である。
クレーンゲーム装置104は、直方体形状の基台112と、基台112上に設けられた箱型の景品収容部114を備える。景品収容部114の内方にプレイ空間Sが形成され、景品載置台116(ゲームフィールド)が設けられている。景品載置台116上には、ぬいぐるみや雑貨等の景品Pが配置される。景品載置台116の上方にはクレーン118が設けられる。クレーン118は、プレイ空間Sの前後左右および上下に移動でき、景品Pを把持/解放する。
景品収容部114は、その前面および左右側面が透明なガラス張りとされている。外部からの景品Pの視認性が考慮されたものである。景品収容部114の後面(奥側面)には、モニタ120が設置される。モニタ120は、各種の演出画像を表示させる。クレーンゲーム装置104の天井面にはカメラ122が設置される。カメラ122は、景品載置台116を上方から撮像する。モニタ120は、カメラ122による撮像画像を表示させることもできる。
クレーンゲーム装置104の立柱150にはLED(Light Emitting Diode)が配され、プレイ中に演出の一部として点灯する。景品収容部114の前面には扉124が設けられ、オペレータは景品Pを景品収容部114内に設置できる。
景品載置台116は、第1領域126と第2領域128に区画される。それぞれの区画エリアが取り外し可能なパネルにより構成される。いずれか一方のパネルを取り外すことにより、景品Pを落下させる落下口130を形成できる。第1領域126に景品Pが載置され、第2領域128に落下口130が形成される場合、プレイヤは景品Pを第1領域126から第2領域128(落下口130)に移動できれば、景品Pを取得できる。
基台112の内部には、落下口130から落下した景品Pを収容する景品ストック空間132が形成される。基台112の前面には、景品ストック空間132に落下した景品Pを取り出すための景品取出口134が形成される。
基台112の前面側には操作卓136が設けられている。操作卓136にはコイン投入口138、IC(Integrated Circuit)カードリーダ140、操作部142および設定表示部144が設けられる。ゲーム開始に際し、プレイヤは、コイン投入口138にコインを投入するか、ICカードリーダ140に電子マネーがチャージされたICカードをタッチする。後者の場合、電子マネーによる支払処理が実行されるが、公知の技術であるため、その詳細については説明を省略する。
操作部142は、プレイヤがクレーン118を移動させるための操作ボタン142a,142bを有する。操作部142は、プレイヤの操作に基づく入力信号を受け付ける「クレーン操作部」として機能する。操作ボタン142aは、クレーン118を左右方向(X方向)に移動させるボタンであり、操作ボタン142bは、クレーン118を前後方向(Y方向)に移動させるボタンである。変形例として、ジョイスティックによりクレーン118を前後左右に移動させてもよい。
設定表示部144にはタッチパネルが設置される。設定表示部144は、管理者がゲームの設定情報を入力する「設定入力部」として機能するとともに、操作部142の操作方法やゲーム結果など、ゲームに関する情報を表示させる「情報表示部」としても機能する。クレーンゲーム装置104は、そのほかにもスピーカ(不図示)や外部接続端子等を備える。
クレーン118は、景品Pを把持および解放可能なアーム146を有する。クレーン118はアーム146を開閉駆動するモータを含む。アーム146を開閉させることによって、景品Pを把持および解放する。
クレーン118は、景品収容部114の上部に設置された図示略のガイドレールに沿って移動可能であり、クレーン駆動部148により駆動される。クレーン駆動部148は、クレーン118を横方向(X方向)および縦方向(Y方向)に駆動する移動機構と、上下方向(Z方向)に駆動する昇降機構を含む。移動機構は、X方向モータおよびY方向モータを含む。昇降機構は、Z方向モータを含む。クレーン駆動部148により、クレーン118をプレイ空間Sの任意の位置に移動させることができる。なお、このような駆動機構については公知であるため、その詳細な説明は省略する。
図3は、ゲームシステム100の機能ブロック図である。
ゲームシステム100に含まれるクレーンゲーム装置104、サーバ102、ユーザ端末110および店舗端末108の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
(クレーンゲーム装置104)
クレーンゲーム装置104は、ユーザインタフェース処理部152、機構部154、通信部240、データ処理部156およびデータ格納部158を含む。
ユーザインタフェース処理部152は、各種の入力デバイスを介してプレイヤからの操作を受け付けるほか、画像表示や音声出力など、ユーザインタフェースに関する処理を担当する。機構部154は、クレーン118や景品ストック空間132等の各種機構を駆動する。通信部240は、サーバ102等との通信処理を担当する。データ格納部158は各種データを格納する。データ処理部156は、ユーザインタフェース処理部152からの入力、通信部240が受信したデータおよびデータ格納部158に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部156は、機構部154、通信部240、ユーザインタフェース処理部152およびデータ格納部158のインタフェースとしても機能する。
ユーザインタフェース処理部152は、プレイヤからの入力を受け付ける入力部160と、プレイヤに対して画像や音声等の各種情報を出力する出力部162を含む。
入力部160は、設定入力部164とクレーン操作部166を含む。
設定入力部164は、設定表示部144を介してオペレータからの設定入力を受け付ける。クレーン操作部166は、操作部142を介してプレイヤからの操作入力を受け付ける。クレーンゲーム装置104には設定モードとプレイモードがある。設定モードにおいては、オペレータは後述の各種設定を行う。景品の搬入も設定モード中に行われる。プレイモードにおいては、プレイヤは操作部142を操作し、クレーンゲームをプレイする。
機構部154は、クレーン駆動部148およびカメラ122(撮像部)を含む。上述したように、クレーンゲーム装置104の天井に設置されるカメラ122は、景品載置台116(ゲームフィールド)を撮像する。この撮像画像により、景品の配置や移動経過を把握できる。また、撮像画像をモニタ120に表示すれば、プレイヤはクレーン118と景品の位置関係をより正確に把握できる。クレーン駆動部148により、クレーン118の移動、把持・解放が実行されることは上述の通りである。
データ処理部156は、クレーン制御部172、移動判定部176および装置情報生成部180を含む。
クレーン制御部172は、クレーン操作部166(操作部142)による操作指示にしたがって、クレーン駆動部148に移動・把持・解放を指示する。移動判定部176は、景品が落下口130に落下したか、すなわち、クレーンゲームの成否を判定する。装置情報生成部180は、後述の装置情報を生成する。
通信部240は、装置情報送信部242を含む。装置情報送信部242は、装置情報をサーバ102に送信する。
データ格納部158は、ゲームプログラム格納部182と設定格納部184を含む。
ゲームプログラム格納部182は、クレーンゲームのゲームプログラムを格納する。設定格納部184は、設定およびゲームのプレイ結果などの使用状態に関する情報を格納する。
(サーバ102)
サーバ102は、データ処理部200、データ格納部202および通信部204を含む。
通信部204は、クレーンゲーム装置104、ユーザ端末110、店舗端末108等との通信処理を担当する。データ格納部202は各種データを格納する。データ処理部200は、通信部204の受信データおよびデータ格納部202に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部200は、通信部204およびデータ格納部202のインタフェースとしても機能する。
データ処理部200は、検索実行部206、プレイヤ管理部208、報知判定部168および装置情報更新部210を含む。
検索実行部206は、ユーザ端末110からの検索要求に基づいて、クレーンゲーム装置104の検索を実行する(図6等に関連して後述)。装置情報更新部210は、ユーザ端末110から送信される装置情報を収集し、各クレーンゲーム装置104の使用状態を集約する(図5に関連して後述)。
プレイヤ管理部208は、プレイヤの属性および履歴を管理する。プレイヤは、あらかじめゲームシステム100に会員登録することもできる。会員登録したプレイヤ(以下、単に「登録プレイヤ」とよぶ)にはプレイヤID(以下、「PID」とも表記する)が付与されたゲームカードが発行される。登録プレイヤは、ゲームカードをICカードリーダ140にかざしてクレーンゲームをプレイすると、クレーンゲーム装置104はプレイヤIDと対応付けてプレイ結果を記録する。プレイ結果は、後述の装置情報の一部としてサーバ102に送信される。プレイヤ管理部208は、装置情報に基づいて、プレイヤごとのプレイ履歴を管理する。具体的には、プレイヤ名、プレイしたクレーンゲーム装置104、プレイした日時、景品取得の成否、景品取得の成否に基いて設定されるプレイヤランクなどが管理対象となる。プレイヤ管理部208は、景品取得に成功するほど、そのプレイヤのプレイヤランクをアップさせてもよい。プレイヤランクは、プレイヤの技量の指標値である。プレイヤ登録に際して、プレイヤの年齢、性別、国籍、ゲーム歴などさまざまな属性情報が登録されてもよい。
報知判定部168は、登録プレイヤのクレーンゲーム装置104への接近を店舗端末108に報知すべきか否かを判定する(図10に関連して後述)。
通信部204は、検索受信部244、検索通知部246、装置情報受信部248、位置受信部250、接近報知部252、プレイヤ条件受信部254および広告報知部256を含む。
検索受信部244は、ユーザ端末110からクレーンゲーム装置104の検索条件を受信する。検索通知部246は、検索結果をユーザ端末110に送信する。装置情報受信部248は、クレーンゲーム装置104の装置情報送信部242から装置情報を受信する。位置受信部250は、ユーザ端末110の位置情報を受信する。接近報知部252は、クレーンゲーム装置104を運営する店舗へのプレイヤ(ユーザ端末110)の接近を検出する(図10に関連して後述)。プレイヤ条件受信部254は、クレーンゲーム装置104が対象とするプレイヤの属性(以下、「プレイヤ条件」とよぶ)の設定をクレーンゲーム装置104から受信する。広告報知部256は、プレイヤの保有するユーザ端末110に対して広告情報を送信する。プレイヤ条件を満たすプレイヤを対象として検索および広告の送信が実行されるが、詳細は後述する。
図4は、装置情報170のデータ構造図である。
図4に示す装置情報170は、クレーンゲーム装置104の各種設定とその設定に基づくプレイ結果を含む。装置情報生成部180は、クレーンゲームがプレイされるごとに装置情報170を生成する。装置情報送信部242は、装置情報170をサーバ102に送信する。
装置情報170には、クレーンゲーム装置104のIDである装置ID(以下、「UID」とも表記する)が含まれる。図4に示す装置情報170には、クレーンゲーム装置104の設定として、アーム146の把持力、サイズ、クレーン118の開始位置(ホームポジション)、アーム146の数が含まれる。また、落下口130の位置も設定の一部として含まれる。装置情報170は、プレイ日時と景品の取得成否などのプレイ結果も含む。装置情報170には、更に、クレーンゲーム装置104の設置位置(店舗名、地域名、あるいは、緯度経度情報)やワンプレイあたりの料金も含まれる。登録プレイヤがクレーンゲーム装置104をプレイしたときには、装置情報170にはプレイヤID(PID)も含まれる。
オペレータは、設定入力部164を介してクレーンゲーム装置104にさまざまな設定を施す。装置情報170は、このような設定の全部または一部を含む。このほかにも、装置情報170は、クレーン118の移動速度、景品の種類や数、ワンプレイの料金、アーム146の先端部(ツメ)の形状など、その他の設定情報を含んでもよい。
各種の設定情報は、クレーンゲーム装置104の設定格納部184に格納される。装置情報生成部180は、設定情報の全部または一部とプレイ結果を装置情報170としてパッケージ化する。装置情報生成部180は、店舗またはクレーンゲーム装置104の広告情報を装置情報170に追加してもよいし、カメラ122による撮像画像を追加してもよい。
クレーンゲーム装置104がインターネット106との接続機能を有さない場合、クレーンゲーム装置104は、近距離無線通信によりユーザ端末110に装置情報170を送信してもよい。ここでいう近距離無線通信とは、数センチから1メートル程度の送信範囲を有する無線送信であり、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、RFID(Radio Frequency IDentification)、IrDA(Infrared Data Association)などがその代表例である。ユーザ端末110は、近距離無線通信により装置情報170を受信し、インターネット106を介してサーバ102に装置情報170を送信する。
クレーンゲーム装置104の装置情報生成部180は、装置情報170を所定の暗号規則により二次元コードに変換し、これを設定表示部144に表示させてもよい。ユーザ端末110は二次元コードを撮像することにより装置情報170を取得し、インターネット106を介して二次元コードに含まれる装置情報170をサーバ102に送信してもよい。
クレーンゲーム装置104を設置する店舗の情報は装置情報170の一部としてサーバ102に送信されてもよいし、店舗端末108からサーバ102にアクセスしてオペレータが店舗情報を登録してもよい。
図5は、集約情報190のデータ構造図である。
集約情報190(装置テーブル)は、サーバ102のデータ格納部202に格納される。集約情報190にはクレーンゲーム装置104の設置場所、設定、成功率、難易度、景品、ワンプレイ料金などが含まれる。サーバ102の装置情報更新部210は、いずれかのクレーンゲーム装置104から装置情報170を受信するごとに集約情報190を更新する。
図5によれば、UID=U001のクレーンゲーム装置104(以下、「クレーンゲーム装置104(U001)」のように表記する)は、大阪の梅田(梅田の第17エリア)に設置されている。アーム146の把持力は強・中・弱の3段階のうちの「中」である。クレーンゲーム装置104は把持力の数値情報を装置情報170に含めて送信し、サーバ102の装置情報更新部210は、これを強・中・弱のような複数レベルに分類することで情報縮約する。クレーンゲーム装置104(U001)のクレーン118は、サイズは「大」であり、開始位置(ホームポジション)はクレーンゲーム装置104の正面から向かって右奥側にあり、アーム146は2本である。
遊戯施設は店舗ID(以下、「LID」とも表記する)により識別される。クレーンゲーム装置104(U001)は、大阪梅田の店舗(L01)に設置される。また、クレーンゲーム装置104(U001)において景品取得に成功する確率は4.4%である。装置情報更新部210は、装置情報170ごとに得られる景品取得成否を集計することで成功率を更新する。
装置情報更新部210は、設定およびプレイ結果に関するこれらのパラメータを加重平均することにより、クレーンゲーム装置104(U001)の難易度を判定する。本実施形態においては、難易度は、難しい方からA、B、Cの3段階にランクづけされる。
クレーンゲーム装置104に投入される景品は景品ID(以下、「GID」とも表記する)により識別される。オペレータは、景品を入れ替えるとき店舗端末108から店舗ID(LID)、装置ID(UID)とともに景品IDを送信する。装置情報更新部210は、景品入れ替え時にも集約情報190を更新する。クレーンゲーム装置104(U001)には、景品(G01)が格納されている。
梅田(梅田17)に設置されるクレーンゲーム装置104(U001)は成功率が4.4%であり、難易度はもっとも高いA判定となっている。一方、倉敷市(倉敷33)に設置されるクレーンゲーム装置104(U004)は成功率が20.2%と高く、難易度はもっとも低いC判定となっている。クレーンゲーム装置104(U004)は、クレーン118の把持力が強く、また、アーム146が3本あるため、成功率が高くなっていると考えられる。
クレーンゲーム装置104は、ゲームプレイが実行されるごとに、あるいは、設定変更や景品変更が行われるごとに、装置情報170をサーバ102に送信する。装置情報更新部210は、装置情報170を受信するごとに成功率等を再計算し、集約情報190を更新する。また、登録プレイヤがクレーンゲーム装置104をプレイしたときには、プレイヤ管理部208はプレイヤごとのプレイ履歴(不図示)を更新する。
図6は、検索条件画面260の画面図である。
検索条件画面260は、ユーザ端末110に表示される。検索条件画面260は、サーバ102からウェブページとしてユーザ端末110に提供される。図6の検索条件画面260は、品川にいるプレイヤによる検索を想定している。
プレイヤは、検索条件画面260のうち、検索条件領域264に検索条件を入力する。図6の検索条件画面260においては、プレイヤの現在地から「徒歩30分以内」にあり、「バディ妖怪」というアニメーション番組の関連景品を格納し、かつ、難易度がBランク以下のクレーンゲーム装置104が検索対象として指定されている。プレイヤは、検索条件領域264に検索条件を設定したあと、検索ボタン262をタッチする。サーバ102の検索実行部206は、集約情報190を参照し、検索条件に合致するクレーンゲーム装置104を特定する。
検索条件としては、上記以外にもさまざまなものが考えられる。たとえば、プレイ料金、景品種別(ぬいぐるみ、日用品、お菓子など)、クレーンゲーム装置104の空き状態や稼働率(人気)、設定の甘さなどが考えられる。クレーンゲーム装置104には、女性向け、幼児向け、などの対象プレイヤ層が設定されてもよい。検索条件として、想定プレイヤ層を設定できてもよい。あるいは、リリースから所定期間以内の新型のクレーンゲーム装置104が検索対象となってもよいし、かつてプレイした懐かしいクレーンゲーム装置104の特徴を検索条件として入力してもよい。
検索受信部244はユーザ端末110の現在地を示す情報を受信し、検索実行部206は最寄りのクレーンゲーム装置104を検出してもよい。ユーザ端末110の位置から所定範囲内にあるクレーンゲーム装置104を検出してもよいし、ユーザ端末110の最寄り駅から所定範囲内にあるクレーンゲーム装置104を検出してもよい。このように、ユーザ端末110の位置とクレーンゲーム装置104の位置の間に所定のマッチング条件が成立したとき、検索実行部206はそのようなクレーンゲーム装置104を特定してもよい。
上述のように、クレーンゲーム装置104からサーバ102にさまざまな装置情報170を提供し、装置情報更新部210が装置情報170に基いて集約情報190を生成・更新し、プレイヤが指定する検索条件と集約情報190を比較することにより、サーバ102は、プレイヤのニーズに合ったクレーンゲーム装置104を提案できる。
図7は、検索結果画面270の画面図である。
図7の検索結果画面270は、図6の検索条件画面260に示す検索条件にて検索が実行されたあとにユーザ端末110に表示される画面である。検索結果画面270によれば、2つのゲームセンター「ゲームランド品川」と「ゲームスクウェア品川」が検索条件に合致するクレーンゲーム装置104を設置している。名称領域272はゲームセンターの名称、装置情報領域274はそのゲームセンターが設置するクレーンゲーム装置104の情報、広告領域276はゲームセンターの広告情報を示す。地図ボタン278をタッチすると店舗を含む地図が表示される(図示せず)。
図7によれば、「ゲームランド品川」は、プレイヤの現在地から徒歩7分の距離にあり、「バディ妖怪」を取得可能な難易度Bのクレーンゲーム装置104を設置している。プレイ料金は100円である。また、プレイヤが「ゲームランド品川」の地図ボタン278をタッチすると、「ゲームランド品川」の周辺地図(図示せず)が表示される。
図8は、プレイヤ条件設定画面280の画面図である。
プレイヤ条件設定画面280は、店舗端末108に表示される。プレイヤ条件設定画面280は、サーバ102からウェブページとして店舗端末108に提供される。図8のプレイヤ条件設定画面280は、ある店舗に設置されるクレーンゲーム装置104のオペレータによる設定を想定している。
オペレータは、プレイヤ条件設定画面280により、クレーンゲーム装置104に呼びたいプレイヤの属性、すなわち、プレイヤ条件を設定することもできる。オペレータは、プレイヤ条件設定画面280のうち、プレイヤ条件領域284にプレイヤ条件を入力する。図8のプレイヤ条件設定画面280においては、プレイランク20以下の女性プレイヤがプレイヤ対象として選択されている。また、プレイヤ条件に合致するプレイヤ(以下、「ターゲットプレイヤ」とよぶ)に対する広告情報も入力される。オペレータは、プレイヤ条件領域284にプレイヤ条件を設定したあと、設定ボタン282をタッチする。このとき、店舗端末108から、装置IDとともにプレイヤ条件が送信され、プレイヤ条件受信部254はこれを受信する。
プレイヤ条件としては、上記以外にもさまざまなものが考えられる。たとえば、年齢、ゲーム歴、最新プレイ日時、国籍、居住地などである。サーバ102の装置情報更新部210は、クレーンゲーム装置104とプレイ条件を対応付けて管理する。たとえば、プレイヤP1がクレーンゲーム装置104の検索を実行し、クレーンゲーム装置104Aが検出されたとする。検索通知部246は、クレーンゲーム装置104Aのプレイヤ条件をプレイヤP1が満たすことを条件として、クレーンゲーム装置104Aを検索結果として通知してもよい。いいかえれば、クレーンゲーム装置104Aのプレイヤ条件をプレイヤP1が満たさないときには、プレイヤP1にはクレーンゲーム装置104Aを検索結果として通知しない。このような制御方法によれば、クレーンゲーム装置104にそのターゲットプレイヤのみを選択的に誘引できる。たとえば、女性向けのクレーンゲーム装置104であれば、女性プレイヤのみから検索可能に設定できるため、クレーンゲーム装置104のターゲットプレイヤをいっそう明確化できる。同様にして、一定レベル以上の技量を有するプレイヤ、子どものプレイヤなどプレイヤ条件の設定によりターゲットプレイヤを効率的に絞り込むことが可能となる。
プレイヤ条件設定画面280において入力される広告情報は、ターゲットプレイヤに対してプッシュ通知される。たとえば、クレーンゲーム装置104Bはプレイヤランクが30以上のプレイヤをターゲットプレイヤとして設定しているとする。位置受信部250は、クレーンゲーム装置104の位置情報を定期的に受信する。プレイヤランク30以上のプレイヤがクレーンゲーム装置104Bの設置場所から所定範囲内にいるとき、広告報知部256はプレイヤ条件設定画面280において設定した広告情報をユーザ端末110に送信する。このような広告情報のプッシュ通知により、クレーンゲーム装置104Bにターゲットプレイヤが近づいたときに効率的にターゲットプレイヤをクレーンゲーム装置104bに誘引できる。
図9は、検索処理過程を示すフローチャートである。
検索処理は、サーバ102の検索受信部244が、検索条件画面260において設定された検索条件を受信したときに実行される。検索実行部206は、集約情報190(装置テーブル)を参照し、検索条件に合致するクレーンゲーム装置104およびそのクレーンゲーム装置104を設置する店舗を検索する(S10)。検索条件に合致するクレーンゲーム装置104があれば(S12のY)、検索実行部206はそのようなクレーンゲーム装置104を設置する店舗のリストを生成する(S14)。合致するクレーンゲーム装置104がなければ(S12のN)、S14の処理はスキップされる。検索通知部246は、検索結果画面270を生成し、ユーザ端末110に送信する(S16)。
上述したように、プレイヤ条件が設定されているクレーンゲーム装置104については、ターゲットプレイヤ以外のプレイヤに対してそのクレーンゲーム装置104を設置する店舗の情報が通知されることはない。
図10は、接近検出処理過程を示すフローチャートである。
サーバ102は、検索条件に合致するクレーンゲーム装置104をユーザ端末110に通知するほかにも、店舗があらかじめ指定する報知条件に合致するプレイヤ(以下、「報知プレイヤ」とよぶ)の接近をサーバ102に通知することもできる。店舗のオペレータ(管理者)は、店舗端末108を介してあらかじめサーバ102に報知条件を設定しておく。店舗IDと報知条件はデータ格納部202において対応付けて登録される。報知条件は、子ども、女性、などのプレイヤ属性であってもよいし、クレーンゲーム装置104のプレイ回数、景品取得回数や成功率などの経験や技能であってもよい。
サーバ102の位置受信部250は、登録プレイヤのユーザ端末110から定期的に位置情報を受信する。報知判定部168は、登録プレイヤから所定範囲内にクレーンゲーム装置104が存在するか否か、いいかえれば、いずれかのクレーンゲーム装置104に対して登録プレイヤが接近しているか否かを判定する(S20)。登録プレイヤとクレーンゲーム装置104の距離が所定距離以内となるときに接近判定してもよいし、登録プレイヤがクレーンゲーム装置104の設置される店舗に来店したときに接近判定してもよい。後者の場合には、店舗に設置される既知のセンサにより、登録プレイヤの来店を検出してもよい。
登録プレイヤが接近しているとき(S20のY)、報知判定部168はその登録プレイヤが接近しているクレーンゲーム装置104が設置される店舗(以下、「接近店舗」とよぶ)があらかじめ登録している報知条件を参照し、報知条件の成否を判定する(S22)。報知条件が成立していれば(S22のY)、接近報知部252は接近店舗の店舗端末108に対して報知プレイヤが接近している旨を報知する(S24)。一方、接近店舗がないときや(S20のN)、報知条件が成立しないときには(S22のN)、報知は行われない。
店舗は、たとえば、子どもの報知プレイヤが接近したときには、クレーンゲーム装置104の設定を一時的に甘く設定してもよい。一般的には、子どもは成人に比べて操作技能の劣ることが多いため、このような先回り設定をすることにより、子どもでも満足しやすいクレーンゲームを提供できる。
店舗端末108が接近情報を受信したときには、店舗端末108はクレーンゲーム装置104に設定信号を送信してもよい。クレーンゲーム装置104は自動設定部(図示せず)を備えてもよく、自動設定部は店舗端末108から設定信号を受信したときに接近した登録プレイヤにあらかじめ対応付けられる設定に変更してもよい。上述の例の場合、子どもの報知プレイヤが接近したときには、クレーンゲーム装置104は自動的に甘めの設定に変更してもよい。同様にして、1ヶ月あたりのプレイ回数が所定回数以上の得意客が接近したときには、店舗端末108から得意客に勧誘メールを送信してもよい。
上述したように、プレイヤ条件が設定されるクレーンゲーム装置104の場合、登録プレイヤが接近し、かつ、登録プレイヤがターゲットプレイヤであるとき、広告報知部256はターゲットプレイヤのユーザ端末110に対して広告情報を送信してもよい。
以上、実施形態に基いてゲームシステム100を説明した。
本実施形態によれば、プレイヤのニーズに合ったクレーンゲーム装置104がある場所をプレイヤに報知できる。プレイヤは、最寄りのクレーンゲーム装置104を探したいこともあれば、景品を取得しやすいクレーンゲーム装置104を楽しみたいこともある。たとえば、待ち時間があるとき、最寄りのクレーンゲーム装置104を簡単に探し出すことができる。クレーンゲーム装置104に地域限定品を景品として格納し、検索システムを使って旅行者を誘引してもよい。旅先でその土地でしか得られない景品を格納するクレーンゲーム装置104を探し、これをコレクションするという遊び方も可能となるため、旅の興趣を高める上でも有効である。旅行者にとっても、単に、旅先で地域限定品を買うよりも、クレーンゲームによって地域限定品を「獲得」する方がコレクションの喜びを味わいやすくなると考えられる。
クレーンゲームは、本来、スタンドアロンのゲームである。このため、通常、クレーンゲーム装置104は、アーケードゲームやネットワークゲームのようにインターネット106との接続を前提として設計されていない。現状、クレーンゲーム装置104の楽しさを高める方向に開発資源が集中されており、それに比べるとクレーンゲーム装置104の楽しさを伝える技術の開発は遅れている感がある。
本実施形態におけるサーバ102は、プレイヤが求めるクレーンゲーム装置104の特徴を検索条件として細かく指定できるので、クレーンゲーム装置104の仕様やゲーム性、景品等をプレイヤにアピールする機会を拡大できる。また、プレイヤの検索履歴を調べることにより、どのようなプレイヤにどのようなクレーンゲーム装置104が求められているのかがわかるので、クレーンゲーム装置104の開発の効率化にもつながると考えられる。
クレーンゲーム装置104は、中古品として転売されることも多い。プレイヤは装置IDや装置種別を検索条件に指定することで、かつて楽しんだクレーンゲーム装置104が現役で活躍している店舗を特定できる。たとえば、新宿でよく遊んだクレーンゲーム装置104の装置IDを検索条件として入力すると、そのクレーンゲーム装置104が熊本では現役であることが判明するかもしれない。本実施形態によれば、プレイヤに対して、懐かしいクレーンゲーム装置104を探し出す機会を提供できるため、クレーンゲーム装置104に対するプレイヤの愛着を高める上でも有効である。
装置情報170は、クレーンゲーム装置104において定期的、あるいは、ゲームがプレイされるごとにクレーンゲーム装置104からサーバ102に送信される。このため、集約情報190の情報鮮度を保ちやすくなる。クレーンゲーム装置104にとって、プレイヤを誘引する上で景品は特に重要である。たとえば、店舗で品切れになるほどの人気商品Mをクレーンゲーム装置104が格納していれば、プレイヤはクレーンゲーム装置104をプレイしてでもこの商品Mを手に入れようとするかもしれない。この場合にも、検索システムを介して、商品Mを求めているプレイヤと商品Mを格納するクレーンゲーム装置104を効率的につなぐことができる。
本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
変形例として、クレーンゲーム装置104のプレイヤの情報を別のプレイヤに通知してもよい。たとえば、プレイヤP1とプレイヤP2が友達であるなど、所定の関係性であることがサーバ102に登録されている場合において、プレイヤP1がクレーンゲーム装置104Aをプレイしているとする。接近報知部252は、クレーンゲーム装置104Aの近くをプレイヤP2が通りかかったとき、プレイヤP2のユーザ端末110に対して「プレイヤP1が近くのクレーンゲーム装置104Aでプレイしている」ことを報知してもよい。プレイヤP1がクレーンゲーム装置104Aをプレイし、景品獲得に成功した場合や、景品獲得に失敗した場合に、プレイヤP2がプレイヤAと所定の関係性にあるとサーバ102のプレイヤ管理部208が判断すると、プレイヤP2のユーザ端末110に対して「プレイヤP1が近くのクレーンゲーム装置104Aでプレイし、景品獲得に成功(または失敗)した」ことを報知してもよい。この結果、プレイヤP2もクレーンゲーム装置104Aをプレイするかもしれない。このような制御方法によれば、人間関係をきっかけとしてクレーンゲーム装置104Aに新たなプレイヤを誘引できる。さらに、プレイヤP2がクレーンゲーム装置104Aをプレイした時に、人間関係をきっかけとしてクレーンゲーム装置104Aに誘引されたプレイヤに対して、102の図示しない特典付与部が、ゲームプレイに付随した特典(たとえば、ゲーム料金の割引や、ゲーム内容・ゲーム設定の変更など)を付与してもよい。
クレーンゲーム装置104またはサーバ102は、カメラ122によりゲームフィールドを撮像し、落下口130の近くまで景品が移動されたか否か、より具体的には、落下口130から所定範囲内に位置する景品があるか否かを判定する準取得判定部、を備えてもよい。サーバ102の通信部204は、情報通知部(図示せず)を備え、情報通知部は登録プレイヤのユーザ端末110に対してあと少しで取得可能な景品が存在するクレーンゲーム装置104があることを通知してもよい。このような通知サービスは、プレイヤのゲームシステム100への登録を促しやすくなると考えられる。また、1ヶ月あたりのプレイ回数が所定回数以上の登録プレイヤ(得意客)や、景品取得の成功率が所定値以下の登録プレイヤ(技量に劣る客)に対してこのような有利な情報を伝えてもよい。このほかにも、景品の入替え時や、クレーンゲーム装置104の設定が甘めに変更されたことを登録プレイヤに通知してもよい。
オペレータは、クレーンゲーム装置104を乱暴に扱うなどの不良プレイヤを報知条件として登録してもよい。このような設定をすれば、不良プレイヤが接近したときにも報知がなされるので、店舗として事前に対策を施しやすくなる。
他業種との連携も考えられる。たとえば、昼食にイタリア料理を食べたあとにクレーンゲーム装置104をプレイする、というデートプランを検索条件として入力できてもよい。この場合には、イタリア料理店とその近くにあるクレーンゲーム装置104が特定される。このような制御方法によれば、クレーンゲーム装置104の仕様や性能だけでなく、他の店舗・施設に対する立地条件も含めた総合的なニーズに応えるクレーンゲーム装置104を提案できる。旅程が入力されたときには、検索通知部246は旅の空き時間でプレイ可能なクレーンゲーム装置104を提案してもよい。
100 ゲームシステム、102 サーバ、104 クレーンゲーム装置、106 インターネット、108 店舗端末、110 ユーザ端末、112 基台、114 景品収容部、116 景品載置台、118 クレーン、120 モニタ、122 カメラ、124 扉、126 第1領域、128 第2領域、130 落下口、132 景品ストック空間、134 景品取出口、136 操作卓、138 コイン投入口、140 ICカードリーダ、142 操作部、144 設定表示部、146 アーム、148 クレーン駆動部、150 立柱、152 ユーザインタフェース処理部、154 機構部、156 データ処理部、158 データ格納部、160 入力部、162 出力部、164 設定入力部、166 クレーン操作部、168 報知判定部、170 装置情報、172 クレーン制御部、176 移動判定部、180 装置情報生成部、182 ゲームプログラム格納部、184 設定格納部、190 集約情報、200 データ処理部、202 データ格納部、204 通信部、206 検索実行部、208 プレイヤ管理部、210 装置情報更新部、240 通信部、242 装置情報送信部、244 検索受信部、246 検索通知部、248 装置情報受信部、250 位置受信部、252 接近報知部、260 検索条件画面、262 検索ボタン、264 検索条件領域、270 検索結果画面、272 名称領域、274 装置情報領域、276 広告領域、278 地図ボタン

Claims (8)

  1. 検索サーバと、ユーザ端末と、前記検索サーバへの通信機能を有しない物品取得ゲーム装置と、を含み、
    前記検索サーバは、
    ユーザ端末から、前記物品取得ゲーム装置の検索条件を受信する検索受信部と、
    複数の物品取得ゲーム装置の装置情報が登録された装置テーブルを参照し、前記検索条件に適合する物品取得ゲーム装置を特定する検索実行部と、
    前記特定された物品取得ゲーム装置の位置を前記ユーザ端末に通知する検索通知部と、
    前記装置情報を受信する装置情報受信部と、
    前記装置情報が受信されたとき、前記装置テーブルを更新する装置情報更新部と、
    を備え、
    前記装置情報は、物品取得ゲーム装置の設定を含む情報であって、少なくとも、アームのサイズに関する情報を含み、
    前記物品取得ゲーム装置は、ユーザ端末に前記装置情報を送信する装置情報送信部を有し、
    前記装置情報送信部によって送信された前記装置情報は、ユーザ端末によって前記検索サーバへ送信されることを特徴とするゲームシステム。
  2. 前記物品取得ゲーム装置は、
    近距離無線通信により前記装置情報をユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 前記装置テーブルには、前記装置情報の一部として物品取得ゲーム装置の設置位置が登録されており、
    前記検索受信部は、前記ユーザ端末の位置を検索条件として受信し、
    前記検索実行部は、前記ユーザ端末の位置に対して所定のマッチング条件を成立させる位置に設置される物品取得ゲーム装置を特定することを特徴とする請求項1または2に記載のゲームシステム。
  4. 前記装置テーブルには、前記装置情報の一部として物品取得ゲーム装置に投入される景品が登録されており、
    前記検索受信部は、前記ユーザ端末から景品を検索条件として受信し、
    前記検索実行部は、前記ユーザ端末により指定された景品を格納する物品取得ゲーム装置を特定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のゲームシステム。
  5. プレイヤが保有するユーザ端末から、前記ユーザ端末の位置情報を受信する位置受信部と、
    前記プレイヤが所定の報知条件を成立させるとき、前記プレイヤから所定範囲内に位置する物品取得ゲーム装置の管理者に対して、前記プレイヤの接近を報知することを特徴とする接近報知部と、を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のゲームシステム。
  6. 前記物品取得ゲーム装置のプレイヤ条件を受信するプレイヤ条件受信部、を更に備え、
    前記検索通知部は、前記ユーザ端末を保有するプレイヤが前記特定された物品取得ゲーム装置について設定されるプレイヤ条件を満たすことを条件として、前記特定された物品取得ゲーム装置の位置を前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のゲームシステム。
  7. 前記物品取得ゲーム装置のプレイヤ条件を受信するプレイヤ条件受信部と、
    プレイヤが保有するユーザ端末から、前記ユーザ端末の位置情報を受信する位置受信部と、
    前記プレイヤから所定範囲内に位置する物品取得ゲーム装置において設定される前記プレイヤ条件を前記プレイヤが満たすとき、前記ユーザ端末に対して、前記物品取得ゲーム装置が設定する広告情報を送信する広告報知部と、を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のゲームシステム。
  8. 検索サーバと、ユーザ端末と、前記検索サーバへの通信機能を有しない物品取得ゲーム装置と、を含み、
    前記検索サーバは、
    ユーザ端末から、前記物品取得ゲーム装置の検索条件を受信する検索受信部と、
    複数の物品取得ゲーム装置の装置情報が登録された装置テーブルを参照し、前記検索条件に適合する物品取得ゲーム装置を特定する検索実行部と、
    前記特定された物品取得ゲーム装置の位置を前記ユーザ端末に通知する検索通知部と、
    前記装置情報を受信する装置情報受信部と、
    前記装置情報が受信されたとき、前記装置テーブルを更新する装置情報更新部と、
    を備え、
    前記装置情報は、物品取得ゲーム装置の設定を含む情報であって、少なくとも、アームのサイズに関する情報を含み、
    前記物品取得ゲーム装置は、
    前記装置情報を所定の暗号規則により二次元コードに変換するコード生成部と、
    前記二次元コードを画像表示させる設定表示部と、
    を備え、
    前記画像表示された二次元コードは、ユーザ端末によって撮像され、
    前記撮像された二次元コードに含まれる前記装置情報は、ユーザ端末によって前記検索サーバへ送信されることを特徴とするゲームシステム。
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