JP6851885B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6851885B2 JP6851885B2 JP2017077416A JP2017077416A JP6851885B2 JP 6851885 B2 JP6851885 B2 JP 6851885B2 JP 2017077416 A JP2017077416 A JP 2017077416A JP 2017077416 A JP2017077416 A JP 2017077416A JP 6851885 B2 JP6851885 B2 JP 6851885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- region
- subject
- defocus amount
- processed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、画像における被写体の領域を正しく判定できるようにすることを目的とする。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態を説明する。
(撮像システム)
図1を参照して、撮像装置の構成の一例について説明する。図1は、撮像装置100の構成の一例を示すブロック図である。撮像装置100は、情報処理装置の一例である。
撮像装置100は、被写体を撮影して、動画像や静止画像のデータを、各種の記録メディアに記録可能なデジタルスチルカメラやビデオカメラ等である。しかしながら、撮像装置100は、これらに限定されるものではない。例えば、撮像装置100は、スマートフォンやタブレット等の各種の携帯機器に含まれるものであってもよい。その他、撮像装置100は、工業用カメラ、車載用カメラ、または医療用カメラに適用されるものであってもよい。尚、記録メディアとしては、例えば、テープ、固体メモリ、光ディスク、および磁気ディスク等が挙げられる。撮像装置100内の各ユニットは、バス160を介して相互に接続される。また、撮像装置100内の各ユニットは、CPU151(中央演算処理装置)により制御される。
操作スイッチ156は、タッチパネルやボタン等を含む入力インターフェイスである。ユーザは、モニタディスプレイ150に表示される種々の機能アイコンを選択操作すること等により、様々な操作が行える。
モニタディスプレイ150は、撮像装置100で追跡している被写体を含む被写体領域を矩形等で表示する他、タッチパネルとして利用される。
電源管理部158は、電池検出回路と、DC−DCコンバータと、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路とを有する。電源管理部158は、電池の装着の有無、電池の種類、および電池の残量の検出を行う。また、電源管理部158は、その検出の結果と、CPU151の指示とに基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、撮像装置100内の各ブロックへ供給する。
バッテリ159は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
被写体追尾部162は、モニタディスプレイ150に対するユーザの操作により指定された画像の領域をテンプレートとして登録する。被写体追尾部162は、テンプレートと、逐次供給される画像の評価領域(部分領域)とのマッチングを行う。そして、被写体追尾部162は、各評価領域の評価値を導出する。マッチングの方式は、多種多様に存在するが、例えば、被写体追尾部162は、ヒストグラム類似度に基づいてテンプレートと評価領域とのマッチングを行うことができる。
被写体領域決定部164は、バス160を介して供給される初期領域推定部161、被写体追尾部162およびデフォーカスマップ判定部163それぞれの結果を用いて、最終的な被写体の領域を決定する。
図2および図3を参照して、本実施形態における被写体決定処理の全体の流れの一例について説明する。図2は、被写体決定処理の全体の流れの一例を説明するフローチャートである。尚、以下の説明において、処理対象のフレームを必要に応じて現フレームと称し、現フレームの1つ前のフレームを必要に応じて前フレームと称する。
まず、S200において、CPU151は、ユーザからの操作スイッチ156の操作を受け付け、画像記録媒体157に記録されている画像群から、時系列的に連続している複数の画像を、被写体領域を推定する対象の画像として選択する。
次に、S201において、CPU151は、S200で選択した時系列的に連続している複数の画像のうち、このS201の処理で未選択の画像を1つ、処理対象のフレームとして選択する。本実施形態では、CPU151は、時系列的に早い画像から順に画像を選択する。CPU151は、選択した画像と、選択した画像に対応するデフォーカスマップおよび信頼度マップとを、画像記録媒体157からバス160を介して撮像装置100内の各ユニットに供給する。
S203において、ユーザは、モニタディスプレイ150を操作して、画像平面における被写体の位置を指定する。CPU151は、画像とデフォーカスマップとの対応関係に基づき、画像平面に対してユーザにより指定された位置から、デフォーカスマップにおける当該位置に対応する位置を算出する。
次に、S207において、デフォーカスマップ判定部163は、現フレームのデフォーカスマップの判定を行い、当該判定の結果に基づいて特徴マップを作成する。S207のデフォーカスマップ判定処理の詳細については後述する。
次に、S208において、被写体領域決定部164は、デフォーカスマップの利用率を導出する。被写体領域決定部164は、S206で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値の絶対値に基づいて、デフォーカスマップの利用率を導出する。被写体領域決定部164は、S206で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値の絶対値が小さければ、デフォーカスマップの利用率を高くする。一方、S206で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値の絶対値が大きければ、被写体領域決定部164は、デフォーカスマップの利用率を低くする。例えば、S206で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値の絶対値が1Fδ未満である場合、被写体領域決定部164は、デフォーカスマップの利用率を1.0とする。また、例えば、S206で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値の絶対値が1Fδ以上3Fδ未満、5Fδ以上である場合、被写体領域決定部164は、デフォーカスマップの利用率をそれぞれ0.5、0とする。
次に、S210において、モニタディスプレイ150は、入力画像を表示すると共に、S209で決定した被写体領域を矩形の領域として入力画像に重畳表示する。
次に、S211において、CPU151は、S200で選択した全ての画像に対する処理を完了したか否かを判定する。この判定の結果、S200で選択した全ての画像に対する処理が完了していれば、図2のフローチャートによる処理は終了する。一方、S200で選択した全ての画像に対する処理が完了していなければ、処理はS201に戻る。そして、未処理の画像に対してS201〜S210の処理が行われる。
図4、図5および図6を用いて、S207におけるデフォーカスマップ判定処理の一例について説明する。図4は、デフォーカスマップ判定処理の一例を説明するフローチャートである。図4の各ステップにおける処理はデフォーカスマップ判定部163により行われる。
まずS400において、デフォーカスマップ判定部163は、S206で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値を用いて、被写体とみなすデフォーカス量Dの範囲を以下の(1)式および(2)式で決定する。
DAVE−R<D<DAVE+R ・・・(1)
R=CD|DAVE|+Rbase ・・・(2)
CD=R/|DAVE| ・・・(3)
S400の処理は、処理対象の画像における第1の領域のデフォーカス量を用いて、被写体に対応するデフォーカス量の範囲を導出する処理の一例である。
次に、S402において、デフォーカスマップ判定部163は、S401で選択した着目画素に対応する信頼度マップの信頼度が所定値よりも高いか否かを判定する。この判定の結果、S401で選択した着目画素に対応する信頼度マップの信頼度が所定値よりも高ければS403に進み、そうでなければS405に進む。
S404において、デフォーカスマップ判定部163は、特徴マップにおいて着目画素に対応する座標に白画素を記録する。
また、S405において、デフォーカスマップ判定部163は、特徴マップにおいて着目画素に対応する座標に黒画素を記録する。
図6は、特徴マップ600の一例を示す図である。特徴マップ600の各座標(各画素の位置)は、デフォーカスマップの各座標(各画素の位置)と対応している。
図7、図8、図9、図10および図11を用いて、S209における被写体領域決定処理の一例について説明する。図7は、被写体領域決定処理の一例を説明するフローチャートである。図7のフローチャートによる処理は、処理対象のフレームにおけるデフォーカス量と、被写体に対応するデフォーカス量の範囲と、処理対象のフレームにおける画像とを用いて、処理対象の画像における被写体の領域を決定する処理の一例である。
次に、S701において、初期領域推定部161は、内外相違度向けの評価領域を選定する。図8は、内外相違度向けの評価領域を選定する方法の一例を説明する図である。初期領域推定部161は、入力画像800に対して、複数の評価領域802a〜802oを選定する。初期領域推定部161は、S203で指定された位置801を含むように評価領域802a〜802oを選定する。図8に示すように、それぞれの評価領域802a〜802oは、各々、中心位置およびサイズの少なくとも何れか一方が異なる。
図9において、入力画像900に対して、S203で位置901が指定され、S701で評価領域902が選定されたとする。図9に示すように、背景領域903の中心位置は、評価領域902の中心位置と同一である。背景領域903の外径サイズ(水平方向のサイズおよび垂直方向のサイズ)は、評価領域902の外径サイズに所定値を加算した値である。背景領域903は、長方形または正方形であり、背景領域903の外径サイズの長方形または正方形から、評価領域902を除いた領域とする。初期領域推定部161は、例えば、入力画像900の水平方向のサイズまたは垂直方向のサイズに対する割合に基づいて所定値を決定する。例えば、入力画像900のサイズが640×480であれば、初期領域推定部161は、水平方向のサイズに対する割合である1/40と、水平方向のサイズである640とから所定値を16とする。背景領域が入力画像900からはみ出す場合、初期領域推定部161は、背景領域が入力画像900に収まるようにクリップ処理を行う。内外相違度向けの評価領域は、処理対象の画像の一部の領域である第2の領域の一例である。
ここで、図10は、色相値の階調化の一例を説明する図である。図10(a)は、評価領域902や背景領域903から得られる色相値の分散の一例を示す図である。図10(b)は、所定の範囲の色相値を1つの階調として階調化した色相値の分散の一例を示す図である。所定の範囲は、例えば、入力画像900における色相値の値域を8等分した範囲である。ここでは色相値の階調化について説明したが、彩度値および輝度値の階調化も、色相値の階調化と同様にして行われる。
次に、S705において、被写体追尾部162は、ヒストグラム類似度による画像評価値EI_nを、以下の(8)式〜(11)式で導出する。ヒストグラム類似度による画像評価値EI_nは、第2の評価値の一例である。
Ed=Nwhite/NAll ・・・(12)
NAllは、特徴マップ600における評価領域の全ての画素の数である。Nwhiteは、特徴マップ600における評価領域に含まれる白画素の数である。ここでの評価領域は、S701またはS704で選択した入力画像800、1101上の評価領域に対応する特徴マップ600上の評価領域である。
次に、S707において、被写体領域決定部164は、S701またはS704で選定した評価領域802a〜802o、1104に対し、被写体評価値E(n)を、以下の(13)式で導出する。
次に、S708において、CPU151は、全ての評価領域の処理が完了したか否かを判定する。この判定の結果、全ての評価領域の処理が完了していればS709に進み、そうでなければS700に戻る。
次に、S709において、被写体領域決定部164は、全ての評価領域から最も被写体評価値E(n)が大きい領域を被写体領域として決定する。
次に、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、前フレームのデフォーカスマップの特定領域におけるデフォーカス量を考慮して、被写体とみなすデフォーカス量Dの範囲を決定する場合を例に挙げて説明した。本実施形態では、撮影条件をさらに考慮して、被写体とみなすデフォーカス量Dの範囲を決定する。このように本実施形態と第1の実施形態とは、被写体とみなすデフォーカス量Dの範囲を決定する処理が主として異なる。従って、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図11に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
本実施形態の撮像システムは、第1の実施形態で説明した撮像装置100で実現することができるので、その詳細な説明を省略する。
(全体処理)
図12を参照して、本実施形態における被写体決定処理の全体の流れの一例について説明する。図12は、被写体決定処理の全体の流れの一例を説明するフローチャートである。尚、図12のフローチャートを実行する場合、レンズユニット101、ズーム制御部113、絞り制御部105、フォーカス制御部133、撮像素子141、撮像信号処理部142、および撮像制御部143が必要になる。
次に、S1201において、CPU151は、ユーザからの操作スイッチ156の操作を受け付け、撮像装置100の動作開始指示があるか否かを判定する。この判定の結果、動作開始指示があればS1202に進み、動作開始指示がなければS1201に戻る。
S1203において、フォーカス制御部133は、前フレームにおいて生成されたデフォーカスマップおよび信頼度マップを用いて、前フレームにおいて決定された被写体領域に合焦するための目標レンズ駆動量を導出する。目標レンズ駆動量は、RAM154に記録される。
次に、S1206において、画像処理部152は、S1205で得られた視差画像(A像、B像)に基づいてデフォーカスマップを生成する。
次に、S1207において、画像処理部152は、S1205で得られた視差画像(A像、B像)に基づいて信頼度マップを生成する。
S1208からS1212の処理は、第1の実施形態で説明した図2のS202から206の処理と同一であるため、これらの処理の詳細な説明を省略する。
次に、S1214において、被写体領域決定部164は、デフォーカスマップの利用率αを、以下の(14)式で導出する。αは、第1の評価値に乗算する係数の一例である。
α=αAVEαLENαCAP ・・・(14)
αCAPは、S1204で記録された合焦時刻と、S1205で記録された撮像時刻とに基づいて決定される。被写体領域決定部164は、両時刻の差分が小さいほどαCAPを高くする(両時刻の差分が大きいほどαCAPを低くする)。例えば、被写体領域決定部164は、両時刻の差分が500ms未満であればαCAPを1.0とし、500ms以上1000ms未満であればαCAPを0.5とし、1000ms以上であればαCAPを0とする。
S1215およびS1216における処理は、第1の実施形態におけるS209およびS210の処理と同一であるため、これらの処理の詳細な説明を省略する。
図4、図13および図14を用いて、S1213におけるデフォーカスマップ判定処理の一例について説明する。図4の各ステップにおける処理はデフォーカスマップ判定部163により行われる。
まずS400において、デフォーカスマップ判定部163は、S1212で導出された特定領域のデフォーカス量の平均値を用いて、被写体とみなすデフォーカス量Dの範囲を以下の(15)式および(16)式で決定する。
DAVE−R<D<DAVE+R ・・・(15)
R=CL|LTAR−LDON|+CT|TCAP−TLEN|+CD|DAVE|+Rbase ・・・(16)
LTARは、S1203で記録された目標レンズ駆動量である。LDONは、S1204で記録されたレンズ駆動量である。TLENは、S1204で記録された合焦時刻である。TCAPは、S1205で記録された撮像時刻である。CLは、目標レンズ駆動量とレンズ駆動量との差分の大きさに応じて、デフォーカス量Dの範囲を広げる幅を定める係数である。CTは、撮像時刻と合焦時刻との差分の大きさに応じて、デフォーカス量Dの範囲を広げる幅を定める係数である。
CL=R/|LTAR−LDON| ・・・(17)
CT=R/|TCAP−TLEN| ・・・(18)
以上のように本実施形態では、被写体とみなすデフォーカス量Dの範囲は、現フレームのデフォーカスマップの特定領域におけるデフォーカス量の平均値と、目標レンズ駆動量とレンズ駆動量との差分と、合焦時刻と撮像時刻との差分とに基づいて決定される。従って、被写体に合焦していない場合や撮影条件が好適でない場合でも、デフォーカス量のばらつきの影響を抑制しながら、被写体領域を推定することができる。よって、被写体領域を正しく判定することができる。
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (14)
- 処理対象の画像よりも過去の画像において被写体の領域として想定される領域である第1の領域を特定する特定手段と、
前記第1の領域のデフォーカス量を用いて、被写体に対応するデフォーカス量の範囲を設定する設定手段と、
前記処理対象の画像におけるデフォーカス量と、前記被写体に対応するデフォーカス量の範囲とを用いて、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定する決定手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記処理対象の画像の色および輝度の少なくとも1つに関する値をさらに用いて、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記設定手段は、前記処理対象の画像よりも過去の画像における前記第1の領域のデフォーカス量を用いて、被写体に対応するデフォーカス量の範囲を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記特定手段は、ユーザによる指定に基づいて、前記第1の領域を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記処理対象の画像の一部の領域である第2の領域におけるデフォーカス量と、前記被写体に対応するデフォーカス量の範囲とを用いて、当該第2の領域に対する第1の評価値を導出することを、複数の前記第2の領域について行い、前記複数の第2の領域に対する前記第1の評価値を用いて、前記複数の第2の領域の中から、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記処理対象の画像の一部の領域である第2の領域におけるデフォーカス量と、前記被写体に対応するデフォーカス量の範囲と、前記第2の領域におけるデフォーカス量の信頼度とを用いて、当該第2の領域に対する第1の評価値を導出することを、複数の前記第2の領域について行い、前記複数の第2の領域に対する前記第1の評価値を用いて、前記複数の第2の領域の中から、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記第1の評価値は、前記第2の領域における画素のうち、デフォーカス量が、前記被写体に対応するデフォーカス量の範囲に含まれている画素であって、信頼度が、予め設定された値よりも高い画素の数の、前記第2の領域における全ての画素の数に対する割合に基づいて定められることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記第1の領域におけるデフォーカス量を用いて、前記第2の領域に対する前記第1の評価値に乗算する係数を導出し、前記係数が乗算された前記第1の評価値を用いて、前記複数の第2の領域の中から、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定することを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記処理対象の画像の一部の領域である第2の領域の画像を用いて、当該第2の領域に対する第2の評価値を導出することを、複数の前記第2の領域について行い、前記複数の第2の領域に対する前記第2の評価値を用いて、前記複数の第2の領域の中から、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記設定手段は、前記処理対象の画像を撮影した際の撮影条件をさらに用いて、被写体に対応するデフォーカス量の範囲を設定することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記撮影条件は、前記処理対象の画像を撮影した際に合焦したタイミングと、前記処理対象の画像を撮影したタイミングとの差を含むことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
- 前記撮影条件は、前記処理対象の画像を撮影した際のレンズの目標駆動量と実際の駆動量との差を含むことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理装置。
- 処理対象の画像よりも過去の画像において被写体の領域として想定される領域である第1の領域を特定する特定工程と、
第1の領域のデフォーカス量を用いて、被写体に対応するデフォーカス量の範囲を導出する導出工程と、
前記処理対象の画像におけるデフォーカス量と、前記被写体に対応するデフォーカス量の範囲とを用いて、前記処理対象の画像における被写体の領域を決定する決定工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。 - 請求項1〜12の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017077416A JP6851885B2 (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017077416A JP6851885B2 (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018182477A JP2018182477A (ja) | 2018-11-15 |
JP6851885B2 true JP6851885B2 (ja) | 2021-03-31 |
Family
ID=64277189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017077416A Active JP6851885B2 (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6851885B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7319871B2 (ja) * | 2019-09-03 | 2023-08-02 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0862486A (ja) * | 1994-08-26 | 1996-03-08 | Nikon Corp | 自動焦点調節装置および自動焦点調節方法 |
JP2003195151A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-09 | Minolta Co Ltd | オートフォーカス装置 |
JP4720673B2 (ja) * | 2006-08-16 | 2011-07-13 | 株式会社ニコン | 被写体追尾装置およびカメラ |
JP5127628B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2013-01-23 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
-
2017
- 2017-04-10 JP JP2017077416A patent/JP6851885B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018182477A (ja) | 2018-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4990234B2 (ja) | 測距装置、測距方法、測距プログラム又は撮像装置 | |
CN101690236B (zh) | 用于估计由手抖引起的运动的设备和方法及图像拾取装置 | |
JP6184189B2 (ja) | 被写体検出装置およびその制御方法、撮像装置、被写体検出装置の制御プログラムおよび記憶媒体 | |
KR101593995B1 (ko) | 자동 초점 조절 방법, 상기 방법을 기록한 기록 매체, 및 상기 방법을 실행하는 자동 초점 조절 장치 | |
JP5991755B2 (ja) | 自動焦点検出装置およびその制御方法 | |
CN107040713B (zh) | 运动矢量检测设备及其控制方法和摄像设备 | |
JP5968379B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 | |
JP6851885B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム | |
JP4807582B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム | |
US20230148125A1 (en) | Image processing apparatus and method, and image capturing apparatus | |
JP4716266B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム | |
JP2023033355A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 | |
JP6672085B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP2020086216A (ja) | 撮像制御装置、撮像装置及び撮像制御プログラム | |
JP6381212B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
US20160173756A1 (en) | Focus control device and method and imaging apparatus | |
JP7324066B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法、ならびに撮像装置 | |
JP7020387B2 (ja) | 撮像制御装置、撮像装置及び撮像制御プログラム | |
JP6827778B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP6616668B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP2016220144A (ja) | 撮像装置及び画像処理方法 | |
JP2021124671A (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP5610967B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP2022150652A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2021040178A (ja) | 画像処理装置、撮像装置、制御方法、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210310 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6851885 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |