JP6851806B2 - 通信装置および通信装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は通信装置および通信装置の制御方法に関する。
近年、スマートフォンに代表される携帯電話機の多様化が進んでいる。またウェアラブル端末やデジタルビデオカメラといった携帯電話機以外の端末や機器にLTE(Long Term Evolution)等の公衆回線に接続する通信端末機能が搭載されている。これに伴い種々の通信端末(通信端末機能を搭載した端末や機器などを含む)を複数台保有するユーザが増加している。
通信端末を公衆回線に接続して利用するには、SIM(Subscriber Identity Module)カード等を通信端末に装着するのが一般的である。上記のように複数の通信端末を保有するユーザは、通信端末を使い分ける度にSIMカードを差し替えるか、通信端末毎に回線契約済みのSIMカードを装着する必要があり、操作の煩雑さや高額な回線料金負担を招くことになる。このような煩雑さを解消するために、複数の通信端末間でSIMカードの差し替えを行うことなく通信を行うことができるようにする技術が検討されている。より詳しくは、SIMカード内の電話番号や加入者識別番号であるIMSI、SIM内部のアプレットに格納するID・パスワード等の加入者情報をワイヤレスで他の通信端末へ送信して利用可能にする技術が検討されている。IMSIは、International MobileSubscriber Identityの略である。特許文献1には、移動体通信を行う機能を有していないウェアラブル端末が保持している加入者情報を、移動体通信が可能な通信端末へワイヤレスで送信し、当該通信端末がその加入者情報を用いて移動体通信を用いた通話処理を行うことが記載されている。
特開2015−233209号公報
上記技術を用いて、例えば移動体通信を行うために必要な加入者情報を保有する通話処理可能な通信端末(例えば、携帯電話機)が、通話処理不能な通信端末(例えば、デジタルビデオカメラやウェラブル端末)へ加入者情報を譲渡した場合について考える。ここで譲渡とは、一方の通信端末から他方の通信端末に加入者情報を送信した場合に、その後、加入者情報を受信した通信端末のみがその加入者情報を利用できることを意味する。
携帯電話機からウェアラブル端末に加入者情報を譲渡した後、この加入者情報内の電話番号宛てに着信があったとする。この場合、ウェアラブル端末は通話処理ができないので、着信および通話処理を適切に実施できない。また、携帯電話機は、加入者情報を利用できないので、着信および通話処理を行うことができない。
そこで本発明は、通話処理可能な通信端末から通話処理ができない通信端末へ加入者情報を譲渡した場合にも、当該加入者情報を用いた通話処理を効率的に行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の1つの態様による通信装置は、移動体通信網を介して移動体通信を行うために必要な加入者情報を有する通信装置であって、通話機能を有さない他の通信装置へ、前記移動体通信網を介さない所定の無線通信によって前記加入者情報を送信する送信手段と、前記加入者情報宛ての着信の通知を前記他の通信装置から前記所定の無線通信によって受信する受信手段と、前記受信手段によって着信の通知を受信した場合、前記他の通信装置との間で前記所定の無線通信を用いて音声データを送受信する通信手段と、前記送信手段によって前記加入者情報を送信する際に、前記通信装置が保有する機能であって前記移動体通信網を用いて利用する機能を示す機能情報を前記他の通信装置へ通知する通知手段と、を備える。
本発明によれば、通話処理可能な通信装置から通話処理ができない他の通信装置へ加入者情報を譲渡した場合にも、当該加入者情報を用いた通話処理を効率的に行うことができる。
本発明の実施形態の通信装置を含む通信システムを示す図である。 図1の通信装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態のマスタ端末の全体処理フローを示す図である。 マスタ端末の機能情報の例を示す図である。 本発明の実施形態のスレイブ端末の全体処理フローを示す図である。 本発明の実施形態のスレイブ端末の音声/データ通信処理を示す図である。 本発明の実施形態のスレイブ端末の着信および通話処理を示す図である。 本発明の実施形態のマスタ端末の着信および通話処理を示す図である。 本発明の実施形態の通信システム全体のフローチャートを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための実施形態を詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正または変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る2つの通信装置(ビデオカメラ11とスマートフォン13)を含む通信システム10の構成を示している。本実施形態に係る通信システム10は、ビデオカメラ11と移動体通信網12とスマートフォン13で構成されている。移動体通信網12は、図示していない他の端末(例えば、後述する発信元端末)と接続可能である。
ビデオカメラ11とスマートフォン13は、同一の加入者情報を元に移動体通信(移動体通信網12を介した通信)を行うことができる機器(通信装置)である。
ビデオカメラ11とスマートフォン13は、スマートフォン13で保有している加入者情報を上記移動体通信網とは異なる通信路を介して、ビデオカメラ11に譲渡(送信)したり、譲渡した加入者情報を復帰したりすることができる。ビデオカメラ11とスマートフォン13は、加入者情報の譲渡・復帰により、それぞれの移動体通信(図示していない他の端末との通信)を可能としている。尚、加入者情報とは、携帯電話番号、携帯電話加入者に発行される国際的な加入者識別番号であるIMSI等の、移動体通信を行うために必要な情報を含む。図1の通信権利譲渡の矢印と通信権利復帰の矢印は、ビデオカメラ11とスマートフォン13の間で、加入者情報を譲渡・復帰する様子を示している。
図2を用いて、本実施形態の通信装置であるビデオカメラ11とスマートフォン13の構成を説明する。通信装置(ビデオカメラ11、スマートフォン13)は、表示部21、操作部22、記憶部23、電源部24、制御部25および機能部26を備える。通信装置(ビデオカメラ11、スマートフォン13)はさらに、無線LAN通信部27、NFC通信部28、Bluetooth(登録商標)通信部29、移動体通信部(公衆無線通信部)30、ROM31およびRAM32を備える。LANはLocal Area Networkの略である。NFCはNear Field Communicationの略である。尚、Bluetoothは、バージョン4以降のBluetooth、例えばBluetooth Low Energy等も含む。
表示部21は、例えばLCDやLEDにより構成され、ユーザが視覚で認知可能な情報を出力する機能を有し、各種UIの表示制御を行う。LCDはLiquid Crystal Displayの略である。LEDはLight Emitting Diodeの略である。UIはUser Interfaceの略である。
操作部22は、ユーザが各種入力等を行い、通信装置(11、13)を操作するための機能を有する。尚、表示部21と操作部22とをタッチパネル等によって一体として構成してもよい。
記憶部23は、例えば、HDD、フラッシュメモリまたは着脱可能なSDカードなどの記憶媒体により構成される。記憶部23は、無線通信ネットワーク情報、データ送受信情報、画像データ、アプリケーションなど各種データを記憶し、管理する。HDDはHard Disk Driveの略である。
電源部24は、例えばバッテリであり、電力を各ハードウェア(表示部21、操作部22、記憶部23、制御部25、…、RAM32)に供給する。尚、電源部24が外部のAC電源やDC電源から電力を取得し、各ハードウェアに電力を供給してもよい。
制御部25は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、通信装置(11、13)の全体の動作を制御する。
機能部26は、通信装置(11、13)が所定の処理を実行するためのハードウェアである。通信装置がビデオカメラ11である場合、機能部26は画像入力部(撮像部)や画像処理部等を含み、入力された画像(動画)を処理する。通信装置がスマートフォン13である場合、機能部26はカメラや加速度センサ等を含み、スマートフォン13に付随する機能を実現する。
無線LAN通信部27は、無線LAN通信を行うチップやアンテナで構成されている。無線LAN通信部27は、例えば、IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信を行う。
NFC通信部28は、NFC規格に準拠した通信を行うチップやアンテナで構成されている。NFC通信部28は、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると自動的にNFC通信を確立する。尚、本実施形態では、NFC通信部28は、NFC規格に準拠した無線通信を行うものとしたが、例えば、赤外線通信(IrDA)やTransferJetなどの他の近接無線通信、またはその他の無線通信方式で通信するようにしてもよい。IrDAは、Infrared Data Associationの略である。
Bluetooth通信部29は、Bluetooth規格に準拠した通信を行うチップやアンテナで構成されている。Bluetooth通信部29は、近距離の通信を低消費電力で行うBluetoothLow Energy(BLE)規格の通信を行うこともできる。また、Bluetooth通信部29は、ZigBeeやTransferJetなどの近距離無線通信を用いて通信を行ってもよい。
移動体通信部30は、3GPPの規格に準拠した移動体通信を行うチップやアンテナにより構成される。移動体通信部30は、3GPPで規格化が完了している4Gまでの通信に加え、今後規格化される5G以降の規格の通信を行ってもよいし、加入者情報を元に認証を行う公衆無線スポット等の通信を行ってもよい。尚、移動体通信に必要となる加入者情報を格納したSIMは、マスタ端末の移動体通信部30に含まれる。3GPPは、Third Generation Partnership Projectの略である。
ROM31は、制御命令であるプログラムを格納する。後述する各種動作は、ROM31に記憶された制御プログラムを制御部25が実行することにより実現される。RAM32は、プログラムを実行する際のワークメモリやデータの一時保存などに利用される。
本明細書では、加入者情報を保有する端末をマスタ端末と称し、マスタ端末より加入者情報の譲渡を受ける端末をスレイブ端末と称する。以下の記載において、スマートフォン13がマスタ端末として用いられ、ビデオカメラ11がスレイブ端末として用いられた場合の制御および処理を説明する。
尚、マスタ端末およびスレイブ端末は、スマートフォンおよびビデオカメラに限るものではなく、移動体通信機能を持つ様々な機器とすることも可能である。
図3は、マスタ端末からスレイブ端末へ加入者情報を譲渡し(S11〜S16)、その後、譲渡した加入者情報をスレイブ端末から復帰させる(S17〜S21)場合のマスタ端末の制御フローチャートである。本実施形態において、マスタ端末が通話機能を有していることは、予め、スレイブ端末に登録されていないとする。
まず、S11で、マスタ端末は、ユーザによる指示に応じて、加入者情報を譲渡するためのアプリケーション(以下、「加入者情報譲渡アプリ」と称する)を起動する。加入者情報譲渡アプリが起動されると、マスタ端末のUI上に、加入者情報譲渡開始ボタンが表示される。加入者情報譲渡開始ボタンは、スレイブ端末への加入者情報の譲渡を実行するトリガとなるボタンである。
S12で、マスタ端末は、加入者情報譲渡開始ボタンが押下されたかを判定する。加入者譲渡開始ボタンが押下されないと(S12:N)、以降の加入者情報譲渡処理は実施されない。加入者情報譲渡開始ボタンが押下されると、S13に進む。尚、「加入者情報譲渡開始ボタン」は、図3では「譲渡開始ボタン」と記してある。
S13で、マスタ端末は、加入者情報を譲渡するスレイブ端末とNFCを用いて近距離無線通信し、スレイブ端末とペアリングする。尚、図3のS13では、NFCを用いた近距離無線通信によるペアリングを「NFCタッチによりペアリング」と記してある。
その後、S14で、マスタ端末は、スレイブ端末とBluetoothで接続する。これ以降、マスタ端末とスレイブ端末は、マスタ端末からスレイブ端末へ加入者情報を譲渡した状態を終了するまでBluetooth接続を維持する。マスタ端末とスレイブ端末との間の通信はBluetooth通信にて実現する。
マスタ端末はスレイブ端末とBluetooth接続を確立した後(S14の後)、スレイブ端末へ加入者情報を譲渡する前に、自端末(マスタ端末)で実行可能な機能の情報(機能情報)をスレイブ端末へ通知する(S15)。
本明細書において、機能情報とは、通話機能、SMS機能、パケット通信機能(IPデータ通信機能)、テザリング機能などの移動体通信網を用いて利用するサービスを実行する機能にマスタ端末が対応しているか否かを示す情報である。図4(A)はマスタ端末がスマートフォンの場合の機能情報の例を示し、図4(B)はマスタ端末がビデオカメラの場合の機能情報の例を示している。SMSはShort Message Serviceの略である。
S15において、図4(A)の機能情報がマスタ端末からスレイブ端末に通知されるので、スレイブ端末ではマスタ端末が通話機能を有することが登録される。
マスタ端末はスレイブ端末へ自端末の機能情報を通知した後、スレイブ端末へBluetooth通信により加入者情報を通知・譲渡する(S16)。加入者情報は、加入者情報の譲渡状態が継続する限り、スレイブ端末が保有する。尚、本実施形態では、マスタ端末は、スレイブ端末へ加入者情報を譲渡すると共に、電話番号情報も譲渡するとする。S15とS16により、本実施形態では、スレイブ端末へ加入者情報を譲渡する際に、マスタ端末が保有する機能情報をスレイブ端末へ通知している。
加入者情報の譲渡がなされると、マスタ端末のUI上に加入者情報譲渡終了ボタンが表示される。加入者情報譲渡終了ボタンは、加入者情報を譲渡した状態を終了するトリガとなるボタンである。このボタンは、スレイブ端末へ譲渡した加入者情報をマスタ端末に戻す場合に押す(図1の通信権利復帰)。
S17で、マスタ端末は、加入者情報譲渡終了ボタンが押下されたかを判定する。加入者情報譲渡終了ボタンが押下されないと(S17:N)、マスタ端末への通信権利復帰は実施されない。図3のS17において、「加入者情報譲渡終了ボタン」は「譲渡終了ボタン」と記されている。
加入者情報譲渡終了ボタンが押下されると、マスタ端末は、加入者情報の譲渡状態の終了をスレイブ端末へBluetooth通信で通知する(S18)。
マスタ端末は、S18の通知に対し、スレイブ端末から加入者情報譲渡終了を承諾する応答を受信したかを判定する(S19)。承諾する応答を受信したら、マスタ端末は、スレイブ端末とのBluetooth接続を解除する(S20)。
その後、マスタ端末は、加入者情報譲渡アプリを終了する(S21)。このようにして、一連の加入者情報譲渡に関するマスタ端末側の制御は終了となる。
尚、加入者情報譲渡を開始するトリガおよび譲渡状態を終了するトリガとしてUI上でのボタン押下操作を行ったが、トリガはこれに限定されない。例えば、音声で指定する等その他の操作によって実現してもよい。
また、加入者情報譲渡アプリを終了するステップ(S21)も図示しているが、今後説明するフローチャートは、加入者情報譲渡アプリを立ち上げたままの制御でもよい。あるいは、加入者情報譲渡アプリを終了し、必要に応じて加入者情報譲渡アプリを立ち上げる操作を行うようにしてもよい。
図3では、マスタ端末とスレイブ端末のペアリング方法としてNFCを用いた近距離無線通信による方法を例示しているが、本実施形態はこの方法に限定されない。例えば、マスタ端末とスレイブ端末は、無線LANやBluetooth、あるいはその他の通信方式により接続され、アプリケーション操作によりスレイブ端末を登録することも可能である。また、図3では、スレイブ端末への加入者情報譲渡にBluetoothを用いているが、無線LANやNFC、あるいはその他の通信方式により加入者情報譲渡を行ってもよい。
図3の説明ではマスタ端末はスレイブ端末へ自端末の機能情報を通知した後、スレイブ端末へ加入者情報を通知(譲渡)しているが、マスタ端末は、スレイブ端末へ加入者情報を通知した後、機能情報を通知してもよい。
図5(A)は、マスタ端末からスレイブ端末へ加入者情報を譲渡し、その後、譲渡した加入者情報をマスタ端末へ復帰する場合のスレイブ端末の制御フローチャートである。
まず、S31で、スレイブ端末は、加入者情報の譲渡を受ける(譲受する)ためのアプリケーションを起動する。このアプリケーションは加入者情報譲受アプリであるが、図3のS11の加入者情報譲渡アプリ(マスタ側)との対応を考えるならば、加入者情報譲渡アプリ(スレイブ側)と称することもできる。
次に、S32で、スレイブ端末は、加入者情報を保有するマスタ端末とNFCを用いて近距離無線通信し、マスタ端末とペアリングする。その後、S33で、スレイブ端末は、マスタ端末とBluetoothで接続する。これ以降、マスタ端末とスレイブ端末は、マスタ端末からスレイブ端末への加入者情報の譲渡状態が終了するまでBluetooth接続を維持し、マスタ端末とスレイブ端末間の通信はBluetooth通信にて実現する。
マスタ端末とBluetooth接続を確立した後、スレイブ端末はマスタ端末より、マスタ端末で実行可能な機能の情報を受信する(S34)。S34の機能情報は、図4で説明した機能情報である。機能情報をマスタ端末から受け取った後、スレイブ端末はマスタ端末よりBluetooth通信にて加入者情報を受信(譲受)する(S35)。
尚、図3で説明したように、スレイブ端末への加入者情報譲渡状態の終了制御はマスタ端末側から行う(図3のS17)。S36で、スレイブ端末はマスタ端末より加入者情報の譲渡終了通知を受信したか判定する。スレイブ端末が加入者情報の譲渡終了通知を受信すると(S36:Y)、S37に進む。
S37において、スレイブ端末は、マスタ端末へ加入者情報の譲渡状態の終了を承諾する応答をBluetooth通信にて返信する。その後、スレイブ端末は、マスタ端末とのBluetooth接続を解除する(S38)。
S38の後、スレイブ端末は、加入者情報譲渡アプリを終了する(S39)。このようにして、一連の加入者情報譲渡に関するスレイブ端末側の制御は終了となる。
尚、図5(A)では加入者情報譲渡アプリを終了するステップ(S39)を示しているが、今後説明するフローチャートは、加入者情報譲渡アプリを立ち上げたままの制御でもよい。あるいは、加入者情報譲渡アプリを終了し、必要に応じて加入者情報譲渡アプリを立ち上げる操作を行うようにしてもよい。
図3および図5(A)で説明したNFCによるペアリングおよびBluetooth通信に関連する処理は公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態において、スレイブ端末がマスタ端末と連動して、発信元端末と通話する場合を図5(B)に基づいて説明する。
スレイブ端末がマスタ端末と連動して、発信元端末と通話する場合、図5(A)のS35からS37は図5(B)のようになる。すなわち、スレイブ端末は、S35においてマスタ端末から加入者情報を受信した後(譲渡された後)、S41において、移動体通信網に接続する。そしてS42において移動体通信網を介した音声/データ通信を行う。S42の処理の詳細は、図6から図9を用いて後述する。
S42の後、S36において、スレイブ端末はマスタ端末より加入者情報の譲渡終了通知を受信したか判定する。スレイブ端末が加入者情報の譲渡終了通知を受信すると(S36:Y)、S43に進む。
S43において、スレイブ端末は、移動体通信網との接続を解除する。その後、S37において、マスタ端末へ加入者情報譲渡終了の承諾を返信する。S37の後は図5(A)のS38およびS39と同じ処理を行う。
(本実施形態の着信制御および通話制御)
以下、図5(B)のS42の処理の詳細を図6から図9を用いて説明する。すなわち、加入者情報を保有するマスタ端末からスレイブ端末に加入者情報を譲渡した後の着信および通話の制御について説明する。
図6は、本実施形態のスレイブ端末における着信制御および通話制御を示すフローチャートである。図6のフローチャートは、S42において実施される処理であるので、既にマスタ端末より加入者情報を譲渡され、移動体通信網に接続している状態における処理である。また、図6から図8のフローチャートにおけるマスタ端末とスレイブ端末間の直接通信は、Bluetoothを用いて行われるが、無線LANやNFC、赤外線通信、TransferJetまたはZigBee等、その他の無線通信であってもよい。
S51において、スレイブ端末はマスタ端末から譲渡された加入者情報に含まれる電話番号宛てに着信があるかを判定する。
加入者情報の電話番号に着信があれば(S51:Y)、S52においてスレイブ端末は、自端末が通話機能を有さないかどうかを判定する。本実施形態では、スレイブ端末はビデオカメラであり、通話機能を有さないので、S52の判定はイエス(Y)になり、S53に進む。
もしスレイブ端末が通話機能を有するならば(S52:N)は、S58に進む。この場合、スレイブ端末は例えばスマートフォンである。S58において、スレイブ端末は、スマートフォンに搭載される着信および通話処理を実行する。
スレイブ端末がビデオカメラの場合(つまり通話機能を有さない場合)、スレイブ端末は、S53において、マスタ端末が通話機能を有するかどうか判定する。マスタ端末が通話機能を有さない場合、マスタ端末へ通話機能の利用要求を送信せず、着信処理を実行しない(S57)。尚、S57においては、着信処理を実行しない代わりに発信元端末へ着信拒否の応答を返してもよい。
S53において、マスタ端末が通話機能を有すると判定した場合は、スレイブ端末は、マスタ端末へ通話機能の利用要求を送信する(S54)。そして、スレイブ端末は、マスタ端末から通信機能の利用許可応答を待つ(S55)。
スレイブ端末は、マスタ端末から通話機能の利用許可応答を受信しなかった場合(S55:N)、S57に進み、着信処理を実行しない。
スレイブ端末は、マスタ端末から通話機能の利用許可応答を受信した場合、マスタ端末と連動した着信処理および通話処理を実行する(S56)。スレイブ端末は通話機能を有さないが、通話機能を有するマスタ端末と連動することで通話処理を実現することが可能となる。
(マスタ端末と連動した着信処理および通話処理)
次に、S56で実行されるマスタ端末と連動した着信および通話処理におけるスレイブ端末の制御について図7を用いて説明する。
スレイブ端末は加入者情報宛ての着信を受信したら、マスタ端末へ着信がある旨を通知する(S61)。尚、スレイブ端末は、このマスタ端末へ着信の通知と共に、発信元端末の電話番号情報や電話帳情報に登録されている登録名などをマスタ端末に通知してもよい。
その後、S62において、スレイブ端末は、上記着信に対して応答する旨の指示(着信応答指示)がマスタ端末から送られて来たかを判定する。
マスタ端末より着信応答指示があれば(S62:Y)、スレイブ端末は発信元端末との接続処理を実施する(S63)。ここでの接続処理とは音声通話を行うために必要な移動体通信網上での発信元端末との接続処理であり、スレイブ端末の公無線通信部にて実施する。
S64において、スレイブ端末は、発信元端末との接続完了をマスタ端末へ通知する。発信元端末との接続後、スレイブ端末は発信元端末との通話(受話および発話)を開始する。
(発信元端末からの受話)
まず発信元端末からの受話について説明する(S65〜S68)。
S65において、スレイブ端末は移動体通信網からデータを受信したかを判定する。スレイブ端末が移動体通信網からデータを受信すると(S65:Y)、S66に進む。
S66において、スレイブ端末は、当該受信データに音声データが含まれているかを判定する。当該受信データが音声データを含むと判定されると(S66:Y)、S67に進む。当該受信データが音声データを含まないと判定されると、S65に戻る。
S67において、スレイブ端末は、当該受信データから音声データの抽出を行う。S65〜S67はスレイブ端末の移動体通信部30にて実施する。
スレイブ端末はスピーカやマイク等の通話機能(通話用部品)を有さないので、音声データをスレイブ端末のユーザに出力できない(受話出来ない)。そのため、スレイブ端末は、S68において、上記抽出した音声データをマスタ端末に送信し、マスタ端末の通話機能(スピーカ等の通話用部品)を利用し、スレイブ端末のユーザへ音声出力を行う。
(発信元端末への発話)
次に、発信元端末への発話について説明する(S69〜S71)。
スレイブ端末から発話する場合、スレイブ端末は通話機能を有さないので、ユーザは、マスタ端末の通話機能(マイク)を利用し、音声データを入力する。
S69において、スレイブ端末はマスタ端末からユーザの音声データを受信したかを判定する。スレイブ端末がマスタ端末から音声データを受信すると(S69:Y)、S70に進む。
S70において、スレイブ端末は、声データを移動体通信網への送信フォーマットへ変換する。そして、S71において、スレイブ端末は、移動体通信網へ音声データを送信する。S70とS71は、スレイブ端末の移動体通信部30にて実施する。
上述した一連の制御で通話機能を有さないスレイブ端末が移動体通信網接続している場合でも、スレイブ端末は、通話機能を有するマスタ端末と連動して着信および通話を実行することができる。
(通話を終了する場合)
次に、通話を終了する場合を説明する(S72〜S74)。
S72において、スレイブ端末は、通話を継続するかを判定する。例えば、スレイブ端末が発信元端末から通話終了を示すシグナリングを受信した場合、通話を継続しないと判定する。あるいは、スレイブ端末がマスタ端末から通話終了指示を受信した場合、通話を継続しないと判定する。通話を終了する場合(S72:N)、S73に進む。通話を継続する場合、S65およびS69に戻る。
S73において、スレイブ端末は、発信元端末との切断処理を行う。切断処理は、音声通話を行うために必要な移動体通信網上での発信元端末との接続を切断する処理であり、スレイブ端末の移動体通信部30にて実施する。
切断処理が完了したならば、S74において、スレイブ端末は、マスタ端末へ発信元端末との切断完了を通知する。このようにして、スレイブ端末は、発信元端末との通話を終了する。
尚、スレイブ端末が発信元端末から通話終了を示すシグナリングを受信した場合、スレイブ端末は、通話終了通知をマスタ端末に送信する。
(着信および通話処理におけるマスタ端末の制御)
図6のS56(着信および通話処理)におけるマスタ端末の制御について図8を用いて詳細を説明する。図8の処理はマスタ端末の制御部25等が行う。
S81において、マスタ端末はスレイブ端末より着信の通知(着信通知)があるかを判定する。着信通知があると(S81:Y)、S82に進む。
S82において、マスタ端末は自端末の通話アプリケーション(以下、「通話アプリ」と称する)を起動し、ユーザへ着信を通知する。ユーザへの着信の通知は、例えば、マスタ端末のスピーカから所定の音を発することにより行う。
S83において、マスタ端末は、ユーザから着信に応答する指示(着信応答指示)を受けたかを判定する。着信応答指示を受けたら(S83:Y)、S84に進む。ユーザから着信応答指示を受けたか否かは、例えば、マスタ端末の所定のボタンが押されたか否かにより判定する。
S84において、マスタ端末は、ユーザから着信応答指示があった旨をスレイブ端末に通知する。ここで、スレイブ端末は発信元端末との接続処理を行い(図7のS63)、接続が完了したらマスタ端末へ接続完了を通知する(図7のS64)。
S85において、マスタ端末はS64の通知がスレイブ端末から来たかを判定する。スレイブ端末より発信元端末との接続完了通知があると(S85:Y)、S86に進む。
S86において、マスタ端末は、通話開始状態になっていることをユーザに通知し、通話を開始する。ユーザへ通知は、例えば、マスタ端末のUIに所定の文字を表示することにより行う。
(通話中の処理)
次に通話中の処理について説明する。通話中はスレイブ端末が移動体通信網を介してデータを受信し(図7のS65、S66)、音声データの抽出を行い(図7のS67)、マスタ端末へ音声データを送信する(S68)。
S87において、マスタ端末は、スレイブ端末より音声データを受信したかを判定する。スレイブ端末から音声データを受信したら(S87:Y)、S88に進む。
S88において、マスタ端末は、音声データを自端末の通話機能(スピーカ)を用いてユーザに音声により出力する。
また、マスタ端末は、マスタ端末のマイクを用いてユーザから入力された音声データ(ユーザの音声)をスレイブ端末に送信する(S89)。スレイブ端末は、当該音声データを移動体通信網で送信するためのフォーマットへ変換し(図7のS70)、移動体通信網へ音声データを送信する(S72)ことにより、通話を実現する。
S90において、マスタ端末は、通話終了通知(発信元端末からの通話終了シグナリング)が、スレイブ端末から送信されていないかを判定する。スレイブ端末から通話終了通知を受信していれば(S90:N)、S94に進み、通話終了をユーザへ通知して、通話を終了する。スレイブ端末から通話終了通知を受信しなければ、S91に進む。
S91において、マスタ端末は、通話を継続するか否かをユーザからの通話終了指示の有無により判定する。ユーザから通話終了の指示があった場合(S91:N)、S92に進む。
S92において、マスタ端末は、スレイブ端末へ通話終了を指示(通知)する。この通知を受けたスレイブ端末は、通話を終了し(S72〜S73)、発信元端末との切断完了をマスタ端末へ通知する(S74)。
S93において、マスタ端末は、S74の通知(切断完了通知)がスレイブ端末から来たかを判定する。S74の通知をスレイブ端末から受信したら(S93:Y)、マスタ端末は通話終了をユーザに通知し(S94)、通話終了となる。
これまで説明してきた一連の制御に関し、マスタ端末、スレイブ端末、基地局および発信元端末を含めた着信および通話処理の全体の流れを示したフローチャートを図9に示す。
図9に示すように、まず、S101において、マスタ端末(スマートフォン)とスレイブ端末(ビデオカメラ)との間でペアリングが行われる。その後、S102において、マスタ端末からスレイブ端末へ機能情報の通知と加入者情報の譲渡が行われる。マスタ端末から機能情報を受け取り、加入者情報を受信したスレイブ端末は、S103において、基地局に対し移動体通信網を介した接続を行う。
S104において、発信元端末が発信元端末のユーザから通話要求を受付けると、S105において、発信元端末が基地局に呼び出し通知を送る。そして、S106において、当該呼び出し通知は、着信通知として基地局からスレイブ端末へ送信される。
S107において、スレイブ端末はスレイブ端末に着信があったことをマスタ端末へ通知する。スレイブ端末から着信通知を受けると、マスタ端末は、S108において通話アプリを起動する。
その後、マスタ端末のユーザからマスタ端末へ着信応答指示があれば、マスタ端末は、S109において、スレイブ端末へ着信応答指示(通話開始指示)を通知する。
マスタ端末から着信応答指示があると、スレイブ端末は、S110において、発信元端末との接続処理を行う。この接続処理により、スレイブ端末と発信元端末とが接続される。つまり、スレイブ端末と発信元端末との間に、移動体通信網を介した音声データ通信パスが開通することになる。
そして、S111において、スレイブ端末は、マスタ端末と連動した通話(音声データの送受信)を発信元端末との間で行う。つまり、スレイブ端末は、マスタ端末を利用して、移動体通信網上の音声データ通信を発信元端末との間で行う。
受話の場合、S112において、発信元端末からの音声データがスレイブ端末からマスタ端末に送信され、マスタ端末のスピーカからユーザへ音声データが出力される。発話の場合、S112において、マスタ端末のマイクから入力された音声データがマスタブ端末からスレイブ端末に送信され、音声データがスレイブ端末から移動体通信網を介して発信元端末に送信される。
(実施形態の効果)
本実施形態によれば、通話機能を有さないスレイブ端末が移動体通信網に接続している場合でも、通話機能を有するマスタ端末と連動して着信および通話を実行できる。従って、通話処理機能を有さないスレイブ端末が着信通知を受信した後、通話処理可能なマスタ端末に加入者情報を譲渡することなく(通信権利の復帰をすることなく)、着信処理を実施することができる。また、マスタ端末からスレイブ端末に加入者情報を通知(譲渡)する際に、マスタ端末からスレイブ端末へマスタ端末の機能情報を通知する。よって、事前にマスタ端末の機能情報をスレイブ端末側で登録しておく必要がなくなり、ユーザの利便性が向上する。
(他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態の1以上の機能を実現するプログラム(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(たとえば、ASIC)によっても実現可能である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略である。
10…通信システム、11…ビデオカメラ、13…スマートフォン、25…制御部

Claims (10)

  1. 移動体通信網を介して移動体通信を行うために必要な加入者情報を有する通信装置であって、
    通話機能を有さない他の通信装置へ、前記移動体通信網を介さない所定の無線通信によって前記加入者情報を送信する送信手段と、
    前記加入者情報宛ての着信の通知を前記他の通信装置から前記所定の無線通信によって受信する受信手段と、
    前記受信手段によって着信の通知を受信した場合、前記他の通信装置との間で前記所定の無線通信を用いて音声データを送受信する通信手段と、
    前記送信手段によって前記加入者情報を送信する際に、前記通信装置が保有する機能であって前記移動体通信網を用いて利用する機能を示す機能情報を前記他の通信装置へ通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記着信の通知を前記他の通信装置から受信したことを外部に出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記着信に応答するか否かの指示をユーザから受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって前記着信に応答する指示が受け付けられた場合、前記他の通信装置へ前記移動体通信網を介して着信応答するように、前記所定の無線通信を用いて指示する指示手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記他の通信装置から前記通信手段によって音声データを受信した場合に当該音声データを音声として発するスピーカ手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の通信装置。
  5. 移動体通信網を介した通話機能を有さない通信装置であって、
    前記移動体通信網を介して移動体通信を行うために必要な加入者情報を、前記移動体通信網を介さない所定の無線通信によって他の通信装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された加入者情報宛ての着信があった場合、当該着信の通知を前記所定の無線通信によって前記他の通信装置へ送信する送信手段と、
    前記着信に応答する場合、前記他の通信装置との間で前記所定の無線通信を用いて音声データを送受信する通信手段と、
    前記他の通信装置が保有する機能であって前記移動体通信網を用いて利用する機能を示す機能情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された機能情報に基づいて、前記他の通信装置が通話機能を備えているか否か判断する判断手段と、
    を備え
    前記他の通信装置が通話機能を備えていない場合、前記送信手段は着信の通知を前記他の通信装置へ送信しないことを特徴とする通信装置。
  6. 前記機能情報は、通話機能、SMS機能、パケット通信機能およびテザリング機能の少なくとも1つを有するかどうかの情報であることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の通信装置。
  7. 前記所定の無線通信は、無線LAN、Bluetooth、NFC、赤外線通信、TransferJetまたはZigBeeの何れかであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 移動体通信網を介して移動体通信を行うために必要な加入者情報を有する通信装置の制御方法であって、
    通話機能を有さない他の通信装置へ、前記移動体通信網を介さない所定の無線通信によって前記加入者情報を送信する送信ステップと、
    前記加入者情報宛ての着信の通知を前記他の通信装置から前記所定の無線通信によって受信する受信ステップと、
    前記着信の通知を受信した場合、前記他の通信装置との間で前記所定の無線通信を用いて音声データを送受信する通信ステップと、
    前記送信ステップによって前記加入者情報を送信する際に、前記通信装置が保有する機能であって前記移動体通信網を用いて利用する機能を示す機能情報を前記他の通信装置へ通知する通知ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. 移動体通信網を介した通話機能を有さない通信装置の制御方法であって、
    前記移動体通信網を介して移動体通信を行うために必要な加入者情報を、前記移動体通信網を介さない所定の無線通信によって他の通信装置から受信する受信ステップと、
    前記加入者情報宛ての着信があった場合、当該着信の通知を前記所定の無線通信によって前記他の通信装置へ送信する送信ステップと、
    前記着信に応答する場合、前記他の通信装置との間で前記所定の無線通信を用いて音声データを送受信する通信ステップと、
    前記他の通信装置が保有する機能であって前記移動体通信網を用いて利用する機能を示す機能情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得された機能情報に基づいて、前記他の通信装置が通話機能を備えているか否か判断する判断ステップと、
    を備え、
    前記他の通信装置が通話機能を備えていない場合、前記送信ステップは着信の通知を前記他の通信装置へ送信しないことを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至の何れか一項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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