JP6850518B2 - ワイヤレス通信ネットワークにおけるバッファステータスレポートに関する方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信ネットワークにおけるバッファステータスレポートに関する方法および装置 Download PDF

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Description

本開示の実施形態はワイヤレス通信ネットワークにおける方法および装置に関し、特に、ワイヤレス通信ネットワークにおいて端末機器からネットワークノードに送信されるバッファステータスレポートに関する方法および装置に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)では、アップリンク(UL)送信のためのリソースがネットワークノードによって許可される。リソースの許可は動的に行うことができ、すなわち、ネットワークノードは送信時間隔(TTI)ごとにUL送信をスケジュールする。あるいは、複数の周期的TTIが同時に、すなわちデータ送信の前に許可されるように、半固定スケジューリング(SPS)フレームワークを使用してリソースを許可してもよい。この許可は、データ送信が後続のSPS機会に、例えば指定されたリソース割り当ておよび、変調および符号化スキーム(MCS)にしたがって行われるような、設定された許可とみなされる。LTE リリース14では、1TTIの周期性を可能にするために、すなわち、連続するTTIが特定の端末機器に固定的に割り当てられるように、SPSフレームワークが「インスタントアップリンクアクセス」または「高速アップリンクアクセス」の名前で拡張される。
端末機器が新たな送信を行うとき、端末機器は、まず、リソースがネットワークノードによってスケジュールされることを要求しなければならない。UEは例えば、スケジューリング要求(SR)またはバッファステータスレポート(BSR)を送信することによって、リソーススケジューリングを要求することができる。
スケジューリング要求(SR)は、端末機器に有効な許可がない場合、新規送信のためのアップリンク共有チャネル(UL-SCH)リソースを要求するために用いられる。SRが端末機器用に構成されていない場合、端末機器は、ULでスケジュールされるためにランダムアクセス手順を開始する。LTEでは、SRが1ビットの情報のみからなり、端末機器がUL許可を必要とすることのみを示す。つまり、SRを受信した時点では、(あるQoSクラス識別子に関連付けられた)どの論理チャネルが送信に利用可能なデータを有しているかも、端末機器において送信に利用可能なデータ量も、ネットワークノードには分からない。
バッファステータスレポート(BSR)は、SRと比較してより詳細な情報を伝える。BSRは、各LCG(Logical Channel Group)について、バッファサイズ(すなわち、データ量)を示す。BSRは端末機器からネットワークへのメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)であり、アップリンクで送信されるべき端末機器バッファ内のデータ量に関する情報を伝える。そして、リソースが利用可能である場合、ネットワークはある量のUL許可(例えば、物理アップリンク共有チャネルPUSCHのためのリソース)を割り当てることができる。
BSRは関連するネットワークノードからのULリソースの許可を必要とするが、この許可に先立ってSRの送信が必要となりうるため、ネットワークノードに送信するのに長時間を要し得る。SR、BSR、および許可の間の例示的なやりとりを図1のシグナリング図に示す。102で、UE(すなわち、端末機器)がデータを受信もしくは取得する。そして、UEは、UEがBSRを送信できるようにするため、ネットワークノードにリソース割り当てを要求するためのSR 104をネットワークノード(例えば、eNB)に送信する。106でネットワークノードは、リソースをスケジュールし、許可の指示(indication)を送信する。許可の指示に応答して、108でUEは、許可されたリソースを、データと、UEバッファに格納されたデータの量を示すBSRとを送信するために用いる。ネットワークノードは、示されたデータ量に基づいて適切なリソースをスケジュールし、110で、これらのさらなるリソースの許可をUEにシグナリングする。そして112でUEは、さらなるリソースを用いてデータを送信することができる。
図2aおよび図2bに示すように、LTE規格のリリース13によれば、BSR用に2つのタイプのデータ構造が存在する。
図2aは、論理チャネルグループID(LCG ID)フィールド202とバッファサイズフィールド204とを有する短いBSR200のデータ構造を示す。目盛りは、各フィールドに割り当てられたビットの相対数を示す。したがって、LCG IDフィールド202には2ビットが割り当てられ、バッファサイズフィールド204には6ビットが割り当てられる。短いBSRを用いることにより、端末機器はネットワークノードに、UEのバッファ内のデータ量を1つの特定のLCGのみについて通知することができる(すなわち、BSRは、1つのLCG IDフィールドおよび1つの対応するバッファサイズフィールドを含む)。さらに、LCG IDフィールド202は2ビットしか有さないので、短いBSRは、端末機器のために構成された4つのLCGのみのうちの1つを示すことしかできない。
図2bは、長いBSR206のデータ構造を示す。長いBSRは3バイトを有し、これら3バイトに割り当てられた4つのフィールド208、210、212、214(例えば、各フィールドに対して6ビット)を有する。4つのフィールドの各々は特定のLCGに属するUEのバッファ内のデータ量を記述し、フィールドの順序は、LCG IDの送信を要しないように予め決定されてもよい。このようにして、端末機器は、1つのメッセージで、4つすべてのLCGについてULバッファ情報を送信することができる。
特定のフィールド204、208、210、212、214に対する「0」のBSRインデックス(すなわち、値)は、「データなし」を示すことができる。値が大きくなるにつれて、フィールドは、関連付けられたLCGについて送信すべきより多くのデータを示す。
次世代モバイルネットワークアライアンスでは、第5世代無線システム(5G)の要件に対応した通信ネットワークやプロトコルの開発および標準化を進めている。このような通信ネットワークおよびプロトコルはしばしば、New Radio(NR)と呼ばれる。
開発中のNR規格について合意された1つの態様は、論理チャネルグループの数が4から8に増加されるべきであるということである。(LCG IDフィールド202では、異なるLCGを4つしか識別できないため、)追加の論理チャネルグループを収容するために、図2aおよび図2bに示したBSRフォーマットに変更が必要なことは明らかである。
さらに、NRネットワークおよび規格は多数のユースケースをサポートすることが期待されており、異なるユースケースは、ネットワークによって提供されるサービスに関して大きく異なる要件を有する。NRが数キロビットから大きなギガビットまでの範囲のデータレートで、広範囲の混合無線状況および用途で用いられることが意図されているものとすると、短すぎるBSR値範囲を用いた場合には、スケジューラは自身の論理チャネルに対して端末機器が送信する必要があるデータ量をおおまかにしか理解できないため、場合によっては非効率的なスケジューリングをもたらすことになる。
本開示の実施形態は、上述した問題のいくつかまたはすべてを軽減する、方法および、端末機器およびネットワークノード(例えば、eNodeBまたはgNodeB、あるいはそのようなノードに接続されたサーバ)などノードを提供する。
本開示の一態様は、無線通信ネットワークのための端末機器における方法を提供する。
端末機器は、複数の論理チャネルグループで構成可能である。方法は、バッファステータス情報を生成することと、バッファステータス情報を含むバッファステータスレポートを含んだメッセージを、無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードに送信することとを有する。バッファステータスレポートは、複数の論理チャネルグループの各々についての、論理チャネルグループに対して送信するデータの端末機器における可用性の個別の指示と、送信にデータが利用可能である論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータの量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
本開示のさらなる態様は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにおける方法を提供する。方法は、無線通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信することを有し、端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、メッセージは、バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含む。バッファステータスレポートは、複数の論理チャネルグループの各々についての、論理チャネルグループに対して送信するデータの端末機器における可用性の個別の指示と、送信にデータが利用可能である論理チャネルグループの1つまたは複数について、送信に利用可能であるデータの量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
さらなる態様は、上述の方法を実行するための命令を有する装置および機械可読媒体を提供する。
以下の議論はLTEおよび次世代移動体ネットワークアライアンスによって規定される無線システムの第5世代(5G)の要件を満たすことを意図されたネットワークのための技術的解決策に焦点を当てていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、ここで説明される方法および装置を他のネットワークおよびアクセス技術にも適用しうることを理解するであろう。他のネットワークでは、ノードおよびインタフェースが異なる名前を有しうる。
さらに、以下の説明は、最大8つの論理チャネルグループが端末機器のために同時に構成されうる実施形態を含んでいる。しかしながら、当業者は、ここで説明される概念がより多くの同時論理チャネルグループについてのBSR報告を提供するように拡張されうることを理解するであろう。例えば、複数の指示(indications)のサイズは、8つより多くの論理チャネルグループについての指示を提供するように増やされてもよい。
さらに、以下の説明では論理チャネルのグループ化について、論理チャネルグループのレベルで提供される、送信するデータの指示およびバッファサイズフィールドを用いて説明する。当業者であれば、いくつかのネットワークまたはネットワークプロトコルは論理チャネルのグループ化を提供しなくてもよく、代わりに、論理チャネルのためのバッファサイズフィールドを個別に報告してもよいことを理解するであろう。そして、以下に開示される概念は、個々の論理チャネルに対して提供される指示と、個々の論理チャネルに対して提供されるバッファサイズフィールドとともに、そのようなネットワークにおいても利用できる。いくつかのネットワークまたはネットワークプロトコルは、論理チャネルグループと個別の論理チャネルとの組み合わせについてBSR報告を利用することができる。そして、以下に開示される概念は、個々の論理チャネルおよび論理チャネルグループに対して提供される指示と、個々の論理チャネルおよび論理チャネルグループに対して提供されるバッファサイズフィールドとともに、そのようなネットワークまたはネットワークプロトコルにおいて利用できる。
本開示をよりよく理解し、それがどのように実施されうるかを示すために、例として、以下の添付図面を参照する。
UEにアップリンクリソースを許可するための許可手順のシグナリング図である。 短いフォーマットのバッファステータスレポートを示す図である。 長いフォーマットのバッファステータスレポートを示す図である。 本開示の実施形態による無線通信ネットワークの模式図である。 2つのタイプのMAC制御要素サブヘッダの模式図である。 2つのタイプのMAC制御要素サブヘッダの模式図である。 拡張されたバッファステータスレポートを示す図である。 さらに拡張されたバッファステータスレポートを示す図である。 別の拡張されたバッファステータスレポートを示す図である。 本開示の実施形態によるバッファステータスレポートを示す図である。 本開示の実施形態による端末機器における方法のフローチャートである。 本開示の実施形態によるネットワークノードにおける方法のフローチャートである。 本開示の実施形態による端末機器の模式図である。 本開示のさらなる実施形態による端末機器の模式図である。 本開示の実施形態によるネットワークノードの模式図である。 本開示のさらなる実施形態によるネットワークノードの模式図である。
以下では、限定ではなく説明の目的で、特定の実施形態などの特定の詳細を記載する。しかし、当業者であれば、これらの特定の詳細とは別に、他の実施形態を用いてもよいことを理解するであろう。以下の説明を不必要な詳細で曖昧にしないように、周知の方法、ノード、インターフェース、回路、および装置の詳細な説明は省略されている場合がある。当業者であれば、説明された機能はハードウェア回路(例えば、特化された機能を実行するために相互接続されたアナログおよび/または個別論理ゲート、ASIC、PLAなど)を使用することにより、および/またはソフトウェアプログラムおよびデータを、そのようなプログラムの実行に基づいて、本明細書で開示された処理を実行するように特に適合された1つまたは複数のデジタルマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータと併せて使用することにより、1つまたは複数のノードで実施されうることを理解するであろう。エアインタフェースを使用して通信するノードは、適切な無線通信回路も有する。さらに、本技術は、プロセッサにここで説明される技法を実行させる適切なコンピュータ命令セットを含む半導体メモリ、磁気ディスク、または光ディスクなど、任意の形態のコンピュータ可読メモリ内に完全に具現化されると考えることができる。
ハードウェアによる実施は、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、縮小命令セットプロセッサ、例として(1つ以上の)特定用途向け集積回路(ASIC)および/または(1つ以上の)フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むハードウェア(例えば、デジタルまたはアナログ)回路、ならびに(適切であれば)そのような機能を実行することができる状態機械を含むか、または包含することができるが、これらに限定されない。
コンピュータによる実施に関して、コンピュータは一般に、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数の処理モジュール、または1つまたは複数のコントローラを有するものと理解され、また、コンピュータ、プロセッサ、処理モジュール、およびコントローラという用語は、互換的に使用されうる。コンピュータ、プロセッサ、またはコントローラによって提供される場合、機能は単一の専用コンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって、単一の共有コンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって、あるいは、いくつかは共有または分散されてもよい複数の別個のコンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって提供されてもよい。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語は、そのような機能を実行することができる、および/またはソフトウェアを実行することができる、上で列挙した例示的なハードウェアのような他のハードウェアも意味しうる。
端末機器またはユーザ機器(UE)について説明するが、「UE」が、アップリンク(UL)で信号を送信することと、ダウンリンク(DL)で信号を受信および/または測定することの少なくとも1つを可能にする無線インタフェースを有する任意のモバイルもしくは無線機器、端末またはノードを含む非限定的な用語であることは当業者が当然に理解することである。ここでのUEは1つまたは複数の周波数、キャリア周波数、コンポーネントキャリア、または周波数帯域で測定を動作または少なくとも実行することができるUE(一般的な意味で)を含みうる。UEは単一または複数の無線アクセス技術(RAT)またはマルチスタンダードモードで動作する「UE」であってよい。「UE」だけでなく、「移動機」(「MS」)、「モバイル装置」、「端末機器」、および「無線端末機器」という用語は以下の説明では互換的に使用されることがあり、そのような装置はユーザによって持ち運ばれるという意味において必ずしも「モバイル」である必要はないことは理解されよう。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシンタイプUEまたはマシンツーマシン(M2M)通信が可能なUE、PDA、タブレットコンピュータ、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋め込み装備(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、ProSe UE、V2V UE、V2X UE、MTC UE、eMTC UE、FeMTC UE、UE Cat 0、UE Cat M1、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)UE、UE CAT NB1などである。
いくつかの実施形態ではより一般的な用語「ネットワークノード」が用いられ、それはUEおよび/または別のネットワークノードと通信する任意のタイプの無線アクセスノードまたは任意のネットワークノードに相当しうる。ネットワークノードの例は、NodeB、MeNB、SeNB、MCGまたはSCGに属するネットワークノード、基地局(BS)、MSR BS、eNodeB、gNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、ドナーノード制御リレー、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU、RRH、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、コアネットワークノード(例えば、MSC、MMEなど)、O&M、OSS、SON、測位ノード(例えば、E−SMLC)、MDT、試験装置などのマルチスタンダード無線(MSR)無線ノードである。さらに、以下の説明がネットワークノードまたは無線アクセスノードにおいて、またはネットワークノードまたは無線アクセスノードによって行われるステップを意味する場合、それは処理および/または意思決定ステップの一部またはすべてが、ノードの無線アンテナから物理的に分離されているが、ノードに論理的に接続されている装置において実行されうる可能性も含む。したがって、処理および/または意思決定が「クラウド内で」実行される場合、関連する処理デバイスは、これらの目的のためのノードの一部であると見なされる。
機械式通信(MTC)、進化版MTC(eMTC)、NB-IoTなどのLTEまたはLTEベースシステムについて実施形態を説明する。一例として、MTC UE、eMTC UE、およびNB−IoT UEは、UEカテゴリ0、UEカテゴリM1、およびUEカテゴリNB1とも呼ばれる。しかしながら実施形態は、UEが信号(例えばデータ)を受信および/または送信する任意のRATまたはマルチRATシステム、例えばLTE FDD/TDD、WCDMA/HSPA、GSM/GERAN、Wi-Fi、WLAN、CDMA2000、5G、NRなどに適用可能である。第5世代の移動体通信および無線技術である5Gはまだ完全には規定されていないが、3GPPにおいてアドバンストドラフト段階にあることを念頭におくべきである。これには、5G NR(New Radio)アクセス技術に関する検討が含まれる。それが5Gで異なる用語で特定される場合であっても、同等の5Gエンティテイまたは機能を包含するように、本開示においてLTE用語は未来志向の意味で用いられる。これまでの5G New Radio(NR)アクセス技術に関する合意の一般的な説明は、3GPP 38-series Technical Reportsの最新バージョンに含まれている。
図3は、本開示の実施形態の原理を説明するために利用されうるネットワーク310を示す。ネットワーク310は、バックホールネットワーク320を介してコアネットワーク318に接続されたネットワークノード312を有する。図3はまた、ネットワークノード312と無線通信している端末機器(またはUE、無線端末など)316を示している。端末機器316によってネットワークノード312に送信されるメッセージは「アップリンク」で送信されると言われ、ネットワークノード312によって端末機器316に送信されるメッセージは「ダウンリンク」で送信されると言われる。
端末機器316のデータストリームまたはフローはレイヤ2(例えば、媒体アクセス制御またはMACレイヤ)の論理チャネル(LCH)にマッピングされ、各チャネルは論理チャネル優先度(LCP)を有する。UE MACスケジューラは、それらLCPにしたがって論理チャネルのための送信をスケジュールする。
論理チャネルの各々は論理チャネルグループに属することができ、端末機器312は各々が1つまたは複数の論理チャネルを含むそのような論理チャネルグループの複数を用いて構成されてよい。一実施形態では、同時に最大8つの論理チャネルグループによって端末機器312を構成可能であってもよい。
端末機器316は携帯電話またはスマートフォンとして示されているが、端末機器は上述したように、無線通信ネットワーク310と通信するように構成された任意の装置であってもよいことが、当業者には理解されよう。
ネットワークノード312は、例えば、使用される無線アクセス技術および用語に応じて、例えば、無線アクセスノード、基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB、またはeNodeB)、gNodeB、基地トランシーバ局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局(RBS)、マクロ基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、ホームeNodeB、リレーおよび/またはリピータ、ビーコン装置、または、無線インターフェースを介して無線装置と通信するように構成された任意の他のネットワークノードと呼ばれるタイプのものであってもよい。
上述のように、ネットワークノード312に信号を送信するために、端末機器316は送信するための無線リソース(すなわち、周波数、タイムスロット、直交符号など)をスケジュールされる必要がある。そのようなリソースを要求するための1つのメカニズムは、バッファステータスレポート(BSR)である。BSRは、端末機器において送信に利用可能なデータの指示を含む。
上述のように、BSRは、一種のMAC制御要素(CE)である。MAC CEおよび他のMACサービスデータユニット(SDU)は、MACプロトコルデータユニット(PDU)を形成するためにパッケージ化されてもよい。各MAC CEおよびMAC SDUは、対応するサブヘッダに関連付けられてよい。図4aおよび4bは、MAC CEのための2つの例示的なサブヘッダフィールドを示す。
図4aは、予約(R)フィールド402と、フォーマット(F)フィールド404と、論理チャネルID(LCID)フィールド406とを有する第1のサブヘッダ400を示す。Rフィールド402は、将来の機能、または追加の機能のために予約されている。Fフィールド404はサブヘッダのフォーマットを規定し、特に、サブヘッダ内の長さフィールドの有無を示すことができる。Fフィールド404は、Lフィールドが存在する場合にはLフィールドの長さを規定することもできる。LCIDフィールド406は、関連する制御要素の機能および/またはフォーマットを規定する識別子を有する。例えば、1つまたは複数の特定の値をとることによって、LCIDフィールド406は、関連する制御要素がBSRであることを示すことができる。
図では、Rフィールド402は単一ビットを有し、Fフィールド404は単一ビットを有し、LCIDフィールド406は6ビットを有する。したがって、サブヘッダ400は、1バイトを有する。
図4bは、予約(R)フィールド452と、フォーマット(F)フィールド454と、論理チャネルID(LCID)フィールド456と、長さ(L)フィールド458とを有する第2のサブヘッダ450を示す。Rフィールド452、Fフィールド454、およびLCIDフィールド456は、それぞれ402、404、および406の対応するものと同様の機能を有する。Lフィールド458は、関連する制御要素の長さを示す。例えば、Lフィールド458は、関連する制御要素のバイト数の表示を含むことができる。
図では、Rフィールド452は単一ビットを有し、Fフィールド454は単一ビットを有し、LCIDフィールド456は6ビットを有し、Lフィールド458は8ビットを有する。
サブヘッダ内のフィールド、それらのサイズ、およびそれらの位置は、NRに関して未確定であることを理解されたい。本開示の目的のためには、少なくとも2つのサブヘッダタイプ、すなわち、可変サイズの制御要素のために使用される長さ(L)フィールドを有するタイプと、固定サイズの制御要素のために使用されるLフィールドを有さないタイプとが定義されうることをが説明できれば十分である。
上述のように、本開示の実施形態によって扱う1つの問題は、4つより多い論理チャネルグループに対処するために、図2aおよび図2bに示されるBSRフォーマットを適合させる必要性に関する。図5は、その適応を達成するための1つの可能な構成によるBSR 500を示す。
BSR 500は本質的に、図2bに示される長いフォーマットのBSRに対応する。最大8つのLCGを取り扱うために、BSRの大きさは2倍であり、6バイトを有する。したがって、LCGの各々に対して個別のバッファサイズフィールドが提供され、各バッファサイズフィールドは6ビットを有する。
BSR 500のサイズは固定であり、したがって、図4aに示すサブヘッダ400に関連付けることができる。したがって、全体として、BSRとサブヘッダとを加えたサイズは7バイトである。
しかしながら、BSR 500には多くの欠点がある。例えば、端末機器が8つ未満のLCGで構成される場合、あるバッファサイズフィールドは冗長であるため、リソースが無駄になる。
さらに、6ビットは、NRおよび将来の通信ネットワークによってサポートされることが予想される広範囲の混合サービスおよび無線チャネル容量に必要とされる粒度でバッファステータスを伝達するには不十分である可能性がある。
図6は、別の可能性のある構成によるBSR 600を示す。BSR 600はBSR 500に対応するが、バッファサイズフィールドごとに8ビット(1バイト)が与えられている。したがって、BSR自体の送信にさらなるリソースを費やすという代償を払って、バッファサイズ報告の粒度が改善される。BSR 600のサイズは固定であるため、図4aに示したサブヘッダ400と共に用いることができる。全体として、BSR 600およびサブヘッダ400は9バイトを有する。しかしながら、BSR 600は、端末機器が8つ未満のLCGで構成される場合に冗長なバッファサイズフィールドを有するという点でBSR 500と同じ欠点を有する。
図7は、可能性のある別の構成によるBSR 700を示す。
BSR 700は、ビットマップ702と、1つまたは複数のバッファサイズフィールド704とを有する。BSR 700の例では、ただ1つのバッファサイズフィールドが示されている。BSR 700と同様に構成される第2のBSR750も図7に示されており、ビットマップ752と、8つのバッファサイズフィールド754とを有する。
ビットマップ702、752は、BSR内のそれぞれのLCGのためのバッファサイズフィールドの有無を示す、LCGのそれぞれのためのそれぞれの指示を備える。BSR 700の例では、ビットB 2のみがアサートされ(すなわち、「1」に等しい)、他のすべてのビットはアサートされない(すなわち、「0」に等しい)。したがって、BSR 700は、ビットB 2に関連付けられたLCGのについてのただ1つのバッファサイズフィールド704を有する。BSR750の例では、各ビットがアサートされ、したがって、BSR750は各LCGについて個別のバッファサイズフィールド754を有する。
BSR700、750の各々のためのバッファサイズフィールドは1バイトを有してよく、端末機器のために構成されるLCGが最大8つ存在するので、ビットマップ702、752も1バイトを有する。
ビットマップ702、752は各LCGについてのバッファサイズフィールドの有無の指示を有するので、BSRの長さはビットマップのビットの合計によって決定することができる。例えば、ビットマップ702は「1」を1つのみ有するので、引き続くバッファサイズフィールドは1つだけであること、BSR 700の長さが2バイトであることは明らかである。ビットマップ752は「1」を8つ有するので、バッファサイズフィールドが8つ続き、BSR750の長さは9バイトである。
したがって、BSR700、750もまた図4aに示すようなサブヘッダ400に関連付けることができる(そして、図7ではサブヘッダ720として再生される)。
BSRの長さはビットマップ内のビットの合計によって決定されるので、長さフィールドは不要である。したがって、この解決策(すなわち、BSRおよび関連付けられるサブヘッダ)の合計サイズは、2バイト(送信すべきデータがなく、ビットマップがすべて「0」を格納する場合)から10バイト(8つすべてのLCGについて送信すべきデータがある場合)までの範囲である。
したがって、BSR700、750は8つまでのLCGをサポートするという問題に対処し、端末機器が8つ未満のLCGで構成される場合でも冗長フィールドが含まれない。
しかしながら、BSR700、750でさえ、特に端末機器が多数のLCGを用いて構成されるとき、BSRを送信するためにかなりのリソースが必要とされるという点で、いくらかの欠点を有する。将来のネットワークは限られたリソースを効率的に使用し、貧弱な無線状態でも確実に動作することが期待される。
図8は、本開示の実施形態によるBSR800を示す。
BSR800は複数のLCG(すなわち、8つまで)の各々について、端末機器がそのLCGについて送信に利用可能なデータを有するかどうかを示す指示を有する。一実施形態ではそれぞれの指示がビットマップ802内に含まれ、ビットマップ802の各ビットは1つのLCGに対応する。したがって、ビットマップ802の長さは1バイトであってよい。ビットマップ内のある特定のビット位置におけるアサートされたビットは、端末機器がその特定のビット位置に関連付けられたLCGに属する少なくとも1つの論理チャネルについて送信に利用可能なデータを有することを示す。換言すれば、そのLCGについてのバッファサイズがゼロよりも大きいことを示す。ビットマップ802内のある特定のビット位置におけるアサートされていないビットは、端末機器がその特定のビット位置に関連付けられたLCGに属するいかなる論理チャネルについても送信に利用可能なデータを有していないこと、またはその特定のビット位置にいかなるLCGも関連付けられていないこと(すなわち、端末機器が8つ未満のLCGで構成されている場合)を示す。
指示は、第1のLCGの指示が第2のLCGの指示の前に生じるようになど、ある特定の順序にしたがって配置されてもよい。順序はネットワークからのシグナリングによって(すなわち、無線リソース制御(RRC)シグナリングなどの無線アクセスノードからの専用シグナリングを介して、またはシステム情報ブロックなどの無線アクセスノードからのブロードキャストシグナリングを用いて)設定されてもよいし、端末機器において事前にプログラムされてもよいし、または端末機器によって決定され、(例えば、物理制御チャネルを介して)ネットワークノードにシグナリングされてもよい。
順序は、LCGまたはそれらに属する論理チャネルに関連づけられた優先順位値にしたがって決定されてもよい。例えば、当業者は、MACスケジューラがMAC PDUにMAC SDUを割り当てる(すなわち、利用可能な許可されたリソースを使用して送信されるべきデータを割り当てる)ために用いられる論理チャネル優先度(LCP)の概念に精通しているであろう。したがって、LCP値が比較的高い論理チャネルに属するデータはLCP値が比較的低い論理チャネルに属するデータよりも前に、または優先してMAC PDUに割り当てられる。いくつかの実施形態では、そのようなLCP値(以下、LCPスケジューリング値と呼ぶ)にしたがって指示が配置されるように、本明細書で説明される優先順位値がそのようなLCP値と同一のものまたは同義のものであってもよい。比較的高いLCPスケジューリング値が関連付けられたLCGは順序において比較的高く位置づけされてよく(すなわち、最初に考慮されてもよく)、比較的低いLCPスケジューリング値が関連付けられたするLCGは順序において比較的低く位置づけされてよい(すなわち、他のLCGのうちの1つ以上の後に考慮されてもよい)。
しかしながら、他の実施形態では、優先度という用語がLCPスケジューリング値に関連付けられた意味とは異なる意味を有してもよい。したがって、優先順位値は、指示の順序(すなわち、ビットマップ802内の)を決定する目的のために、各LCGまたは各LCG内の論理チャネルに割り当てられた専用値であってもよい。そのような実施形態の1つでは、優先順位値が、ある特定の論理チャネルまたはLCGがそのバッファサイズを正確に報告することができるという重要性の指示を有してもよい。以下、このような優先順位値をBSR優先順位値と呼ぶ。
例えば、特定の論理チャネルは、少量のデータ、または規則的な量のデータに関連付けられ得る。これらの論理チャネルは、非常に高いLCPスケジューリング値を有することができる。例えば、その論理チャネルのためのデータは非常に低いレイテンシを有することが重要であろうため、他の論理チャネルのためのデータより前に、送信のためにMAC PDUに割り当てられることが重要であろう。しかしながら、例えばその論理チャネルのためのデータサイズが小さいか、または規則的であって予測可能である場合には、その論理チャネルが自身のバッファのサイズを正確に報告できることはあまり重要ではない。その場合、その論理チャネルは比較的低いBSR優先順位値に関連付けられてよい。同様に、論理チャネルは低いレイテンシを必要としないこともあり、したがって、比較的低いLCPスケジューリング値に関連付けられてよい。しかしながら、そのチャネルは予測不可能なデータ生成レートに関連付けられることがあり、したがって、その論理チャネルが自身のバッファサイズを正確に報告することができることは重要である。したがって、その論理チャネルは比較的高いBSR優先順位値に関連付けられてよい。
上述したように、優先順位値は、LCG自体、またはLCGに属する論理チャネル(またはその両方)に関連付けることができる。後者の場合、論理チャネル優先順位値を使用して、ビットマップ802内の指示の順序をいくつかの異なる方法で決定することができる。例えば、LCGは、自身に属するすべての論理チャネルの平均優先順位値に関連付けられてもよい。あるいは、LCGは、自身に属するすべての論理チャネルの最も高い優先順位値に関連付けられてもよい。本開示は、その点において限定されない。
LCGに関連付けられる優先順位値は、暗黙的であり得ることに留意されたい。例えば、LCGは、自身の優先順位値に基づいてLCG ID番号に割り当てられてよく、指示の順序はLCG ID番号に基づいて決定される。
図示の実施形態では、ビットマップ情報が最下位ビット(LSB)から最上位ビット(MSB)へ、B 0からB 7に並べられ、最高優先LCGはB 0に関連付けられ、最低優先LCGはB 7に関連付けられる。当業者は、本明細書に添付された供述の範囲から逸脱することなく、ビットの代替配置が利用されうることを理解するであろう。
BSR800は、ビットマップ802に示されるLCGのために、0以上のバッファサイズフィールド804をさらに有する。各バッファサイズフィールドは1バイトであってよく、関連付けられた論理チャネルグループについて送信に利用可能なデータ量の指示を含むことができる。しかしながら、ビットマップ802内の指示は、それぞれのLCGが送信に利用可能なデータを有する(または有しない)ことを示すことが思い出されるであろう。指示は、対応するバッファサイズフィールド804がLCGのために存在することを必ずしも示さず、したがって、BSR800はビットマップ802内の肯定指示よりも少ないバッファサイズフィールド804を有してもよい。
BSR800は可変サイズを有し、したがって、Lフィールドを有するサブヘッダ820(上述のサブヘッダ450に対応する)に関連付けられる。上述したように、LフィールドはBSR800の長さを示す。したがって、本開示の実施形態によれば、サブヘッダは、(図7でのように)ビットマップ802ではなくBSR800の長さを示すために使用されうる。例えば、長さフィールドは、BSR800によって占有されるバイト数を示すか、または何らかの他の測定単位を使用することができる。
BSR800の長さフィールドは、BSRの送信のために端末機器が利用可能なリソースに少なくとも部分的に基づいて、端末機器によって決定されうる。例えば、図1から、端末機器は、自身がリソースのUL許可で構成されていない場合、スケジューリング要求104を無線アクセスノードに送信できることが思い出されよう。スケジューリング要求は単一ビットを有してよく、送信に利用可能なデータ量の指示を有しなくてよい。したがって、無線アクセスノードは、端末機器がBSRおよびおそらくは少量のデータを送信することができる程度の限られたリソースのみを(許可106において)許可してよい。
したがって、BSRの送信のために端末機器が利用可能なリソースは制限されてよく、実際には、BSRが占有することができる最大長(すなわち、最大バイト数)に設定されてもよい。一実施形態によれば、送信に利用可能なデータを有するすべてのLCGのためのバッファサイズフィールドとともにBSRを生成可能な様な最大長である場合、最大長を超えることなく、送信に利用可能なデータを有するすべてのLCGのためのバッファサイズフィールドとともにBSRが生成されうる。しかしながら、最大長を超えないと、送信に利用可能なデータを有するすべてのLCGのためのバッファサイズフィールドをBSRが含むことができないような最大長である場合、1つ以上のバッファサイズフィールドが除外されてもよい。
したがって、BSRは、送信に利用可能なデータを有するLCGのサブセットのみのためのバッファサイズフィールドを含むことができる。一実施形態では、LCGのサブセットは、(1つ以上の)最も高い優先順位値に関連付けられた(送信に利用可能なデータを有する)1つまたは複数のLCGについてのバッファサイズフィールドが含まれるように選択されうる。(1つ以上の)最も低い優先順位値に関連付けられた(送信に利用可能なデータを有する)1つまたは複数のLCGは除外することができる。
図8およびBSR800の例では、ビットマップがB 2およびB 6について肯定指示(すなわち、アサートされたビット)を有し、他のすべてのビット位置についての否定指示(すなわち、アサートされていないビット)を有している。サブヘッダの長さフィールドは、BSR800が2バイトの長さを有することを示す。したがって、BSR800はビットB 2に関連付けられたLCGについての1つのバッファサイズフィールド804のみを有する。ビットB 6に関連付けられたLCGは、ビットB 2に関連付けられたLCGよりも低い優先順位値を有するので、関連付けられたバッファサイズフィールドを有しない。
図8は、ビットマップ852およびバッファサイズフィールド854を含む、別の例示的なBSR850を示す。この例では、ビットマップのすべてのビットがアサートされている。さらに、関連付けられたサブヘッダの長さフィールドは、BSR850が9バイトの長さを有することを示す。したがって、BSR850は、LCGの各々のためのそれぞれのバッファサイズフィールドを有する。
いくつかのシナリオでは、端末機器が報告すべきデータを有さず、したがってBSRがバッファサイズフィールドを含まないことがあることに留意されたい。この場合ビットマップはゼロのみを含み、したがって、BSRの合計サイズは1バイトであり、サブヘッダを合わせた合計サイズは3バイトである。一実施形態では、Lフィールドを値「0」に設定(すなわち、長さフィールドの0を許容する)し、それによってビットマップを除外することによって、バイト数を低減することができる。したがって、端末機器が送信すべきデータを有していない場合、BSRソリューションは、(サブヘッダについての)2バイトのみを占有することになる。そのようなBSRはパディングBSRとして、すなわち、端末機器が送信すべきデータを有さず、したがってもはやスケジュールされる必要がないという即時的な指示をネットワークスケジューラに提供するBSRとして使用されうる。
送信に利用可能なデータが1つの論理チャネルグループについて存在する場合、合計サイズは4バイトになり、以下同様である。これをLTEで使用される(図2aに示されるような)短いBSRのサイズと比較すると、提案するフォーマットは、現在のフォーマットよりも1または2バイト大きい。しかしながら、提案されたフォーマットは8つまでの論理チャネルグループをサポートし、8ビット長を有する、より精度の高いBSR値がサポートされ、ネットワークノードは、端末機器が送信すべきデータを有するすべての論理チャネルグループ(ならびに送信必要性)について通知され、フォーマットは統一され、8つすべてまでの論理チャネルグループについて報告するBSRデータを含むように拡張することができる。さらに、この解決策は、利用可能なデータの存在および送信必要性の明示的な情報を伝達することができるというさらなる利点を有する。これは、例えば、1つの無線アクセス技術カバレッジ(例えば、NR)から別の無線アクセス技術カバレッジ(例えば、LTE)に移動する状況において、例えば、送信に利用可能なデータをネットワークに認識させるための無線容量が限られる場合一般において用いることができる。さらに、クリティカルな論理チャネルを含んでいるLCGについての何らかのデータが存在していれば不可知的(agnostically)にリソースを許可しうる簡略化されたスケジューラを実施するためにも用いることができる。
図9は、本開示の実施形態による方法のフローチャートである。この方法は例えば、端末機器316のような端末機器において実行されてもよい。
この方法は、ステップ900で始まる。ステップ902で、端末機器は、バッファステータスレポート(BSR)の送信が必要であるか否か判定する。BSRは、様々な異なる状況において、また様々な異なる理由のために送信されうることを、当業者は理解するであろう。1つのシナリオでは、送信に利用可能なデータを自身が有することを判定すると、端末機器はBSRの送信が必要であると判定することができる。例えば、端末機器は、自身のバッファ内のデータの存在を判定することができる。(図1に示されるように)BSRは、スケジューリング要求の送信およびULリソースの制限された許可の受信に続いて要求されうる。
あるいは、BSRは定期的に(すなわち、規定された間隔で)送信されても、ネットワークノードからの要求に応じて送信されてもよい。したがって、ステップ902は、BSR送信インスタンス(すなわち、規定された規則的なBSR送信タイムスロットのうちの1つ)でBSRが必要であると端末機器が判定すること、またはネットワークノード(ノード312など)からの適切な要求またはコマンドを受信したことに応じてBSRが必要であると端末機器が判断することを有しうる。これらの状況では、送信に利用可能なデータがない場合であっても、BSRが送信されるべきであると決定されうる。
BSRが不要な場合、図示の実施形態において方法は、肯定的な判定が行われるまでステップ902を繰り返す。
BSRが必要な場合、方法はステップ904に進み、バッファステータスレポート(BSR)として送信するためのバッファステータス情報を生成する。
上述したように、端末機器のデータストリームまたはフローはレイヤ2(例えば、メディアアクセス制御またはMACレイヤ)内の論理チャネル(LCH)にマッピングされる。各論理チャネルは論理チャネルグループ(LCG)に属することができ、端末機器は、それぞれが1つまたは複数の論理チャネルを有する複数のそのようなLCGで構成されうる。一実施形態では、端末機器が最大8つのLCGで構成可能である。
ステップ904において、端末機器は、送信に利用可能な任意のデータに関連付けられた論理チャネルまたは論理チャネルグループを判定する。例えば、端末機器は複数のバッファを備えることができ、各バッファは、特定の論理チャネルまたは論理チャネルグループに対して送信に利用可能なデータを記憶する。したがって、端末機器は複数のバッファのそれぞれにおけるデータの存在を判定することにより、送信に利用可能なデータを有する論理チャネルまたはLCGを特定することができる。いくつかの実施形態では、(いかなるLCGに対しても)送信に利用可能なデータがないことが起こりうることは明らかであろう。
ステップ906において端末機器は、送信に利用可能なデータを有する各LCGについてのバッファサイズフィールドが含まれるものと仮定して、BSRの長さを決定する。ステップ906における決定では、バッファサイズフィールドの設定されたサイズ(例えば、1バイト)と、データの有無の指示(例えば、1バイト)とを利用することができる。したがって、これらの例示的なサイズを使用して、5つのLCGが送信に利用可能なデータを有する場合、ステップ906で決定されるBSR長は6バイトになる。
ステップ908において端末機器は、ステップ906で計算された長さがBSR送信のための最大長さを超えるか否かを判定する。
上述したように、端末機器はBSRおよびおそらくは少量のデータを送信するための限られたリソースのみを(例えば、許可106で)許可されてもよく、これは、BSRが占有することができる最大長(例えば、最大バイト数)を設定してもよい。あるいは、例えば、ネットワークノードからのシグナリングを通じて(例えば、RRC信号などの専用シグナリングを通じて、またはシステム情報などのブロードキャストシグナリングを通じて)、端末機器に最大長が構成されてもよい。例えば、端末機器は送信するためのデータの利用可能性の指示のみを含む(すなわち、バッファサイズフィールドのない)BSRを送信するように構成されてもよい。
ステップ906で計算された長さが最大長を超えない(すなわち、最大長と等しいか最大長未満の)場合、送信に利用可能なデータを有するすべてのLCGのためのバッファサイズフィールドを有するBSRが生成される。方法はステップ910に進み、BSRはネットワークノード(例えば、ネットワークノード312)に送信される。BSRは図8に関して上述したようなフォーマット(すなわち、送信するデータの有無などの複数の指示を有する)をとることができることに留意されたい。
ステップ906で計算された長さが最大長さを超える場合、方法はステップ912に進む。ステップ912において端末機器は、送信にデータが利用可能であるLCGのサブセットのみに対してバッファサイズフィールドを生成する。バッファサイズフィールドが含まれるLCGの数(すなわち、サブセット内のLCGの数)は、BSRが最大長を超えることなくバッファサイズフィールドの最大数を有するように選択することができる。例えば、バッファサイズフィールドが含まれるLCGの数(すなわち、サブセット内のLCGの数)は、BSRが最大長に等しい長さを有するように選択されてもよい。
上述のように、LCGおよび/または論理チャネル自体はそれぞれの優先順位値(例えば、LCPスケジューリング値、またはBSR優先順位値)に関連付けられうる。一実施形態では、1つまたは複数の最も高いの優先順位値に関連付けられた(送信に利用可能なデータを有する)1つまたは複数のLCGについてのバッファサイズフィールドが含まれるように、LCGのサブセットが選択されうる。1つまたは複数の最も低い優先順位値に関連付けられた(送信可能なデータを有する)1つまたは複数のLCGは除外されうる。
方法はステップ910に進み、(バッファサイズフィールドの数が低減されている)BSRが、ネットワークノードに送信される。BSRは図8に関して上述したようなフォーマット(すなわち、送信するデータの有無などの複数の指示を有する)をとることができることに留意されたい。
図9に示す実施形態の代替実施形態では、ステップ912がバッファサイズフィールドの数を1(または他の何らかの減分)だけ減らすことを含むことができる。ステップ912が完了すると、ステップ910に進むのではなく、本方法ではステップ908を繰り返すことができ、そこで、新しい、削減された長さが最大長さと比較される。ステップ908および912は、ステップ907においてBSRの長さが最大長を超えなくなったと判定されるまで繰り返されうる。その時点で、方法はステップ908からステップ910に移動する。
図10は、本開示の実施形態による方法のフローチャートである。この方法は、ネットワークノード312のような、無線通信ネットワークのネットワークノードにおいて実行されてもよい。ネットワークノードは、無線アクセスネットワークノード、または無線アクセスネットワークノードに接続され、無線アクセスネットワークノードを遠隔的に(例えば、クラウドから)制御するように動作可能なネットワークノードであってよい。
方法はステップ1000で始まり、ここで、ネットワークノードは、必要に応じて端末機器にBSR報告順序を構成する。
上述したように、端末機器のデータストリームまたはフローはレイヤ2(例えば、メディアアクセス制御またはMACレイヤ)内の論理チャネル(LCH)にマッピングされる。各論理チャネルは論理チャネルグループ(LCG)に属することができ、端末機器は、それぞれが1つまたは複数の論理チャネルを備える複数のそのようなLCGで構成されうる。一実施形態では、端末機器は同時に最大8つのLCGで構成可能である。
ステップ1000でネットワークノードは、(図8に関して上述したように)、LCGに対するバッファサイズを報告すべき順序によって端末機器を構成する。順序は、LCPスケジューリング値などの優先順位値、または先に規定したBSR優先順位値などの専用優先順位値に基づくことができる。いくつかの実施形態では、LCG IDがそれらの優先順位値に基づいてLCGに割り当てられることにより、優先順位値は暗黙的であってもよい。
順序は、明示的または暗黙的に構成されてもよい。後者の場合、ネットワークノードは先に説明した優先順位値またはLCG IDを提供し、端末機器が優先順位値またはLCG IDに基づいて(例えば、LCG IDの優先順位値の昇順または降順に並べるように)順序を決定することを可能にすることによって、報告順序を端末機器に構成することができる。
順序の構成は専用のシグナリング(例えば、RRC信号)またはブロードキャストシグナリング(例えば、システム情報ブロードキャスト)を通じて端末機器に通知されうる。
ステップ1002において、ネットワークノードは、端末機器からBSRを受信する。BSRは図8に関して上述したようなフォーマットをとることができる。例えば、BSRは複数の指示を有することができ、各指示は、それぞれの論理チャネルまたは論理チャネルグループが送信に利用可能なデータを有するかどうかを示す。複数の指示は、各ビットが対応する論理チャネルまたは論理チャネルグループが送信に利用可能なデータを有するかどうかを示すビットマップを有することができる。複数の指示は、BSRの始めに配置されてもよい。
BSRはゼロ以上のバッファサイズフィールドを有することができ、各バッファサイズフィールドは、送信に利用可能なデータを有すると示された論理チャネルまたは論理チャネルグループのうちの1つについて送信に利用可能なデータの量を示す。各バッファサイズフィールドは、1バイトを有してよい。
BSRは、BSRの長さの指示を、さらに含むか、関連付けられてもよい。例えば、一実施形態においてBSRは、MACサブヘッダに関連付けられたMAC制御要素を有することができる。サブヘッダは対応するMAC制御要素の長さ(例えば、バイト数)を示すフィールドを有することができる。
ステップ1004において、ネットワークノードは、複数の指示と長さとに基づいて、BSRが、送信に利用可能なデータを有する論理チャネルまたはLCGのすべてについてバッファサイズフィールドを有しているか否かを判定する。判定に際してネットワークノードは、複数の指示(1バイト長であってもよい)およびバッファサイズフィールド(1バイト長であってもよい)の既知のまたは構成されたサイズを考慮に入れてもよい。したがって、BSRの長さがnバイト(例えば、nはゼロ以上の正の整数)に等しいと示される一方で、複数の指示が少なくともn個の論理チャネルまたは論理チャネルグループについての肯定指示を含む場合、ネットワークノードは、複数の指示が1バイトを占有するので、送信にデータが利用可能な論理チャネルまたは論理チャネルグループのうちの少なくとも1つについてはバッファサイズフィールドがないことが分かる。
すべての論理チャネルまたは論理チャネルグループに対してバッファサイズフィールドが提供される場合、方法はステップ1006に進み、ネットワークノードは、バッファサイズフィールド内の値に基づくリソースによって端末機器のスケジューリングを行う。スケジューリングは、ネットワークノードにおけるトラフィック負荷などの他のパラメータも考慮に入れることができる。しかしながら、状況によってスケジューリングは自動的かつ端末機器がバッファサイズフィールドに示されるデータ量を送信するのに十分なリソースを許可するものであってよい。アップリンクリソースの許可は例えば、ダウンリンク制御チャネルを通じた送信によって指示されうる。
バッファサイズフィールドが提供されていない論理チャネルまたは論理チャネルグループがある場合、方法はステップ1008に進む。ステップ1008においてネットワークノードは、(もしあれば)バッファサイズフィールドに示された値にしたがって、端末機器のためのリソースを再びスケジューリングすることができる。ここでも、スケジューリングは、トラフィック負荷などの他のパラメータを考慮に入れてもよく、または自動であってもよい。
しかしながら、ネットワークノードは、どれだけのデータが送信に利用可能であるかは分からないが、1つまたは複数の論理チャネルまたは論理チャネルグループについて送信にデータが利用可能であることは分かる。そのような状況においてネットワークノードは、(バッファサイズフィールドが提供される論理チャネルまたは論理チャネルグループのための任意のリソースに加えて、)バッファサイズフィールドが提供されない論理チャネルまたは論理チャネルグループに属するデータの送信のために、端末機器に1つまたは複数の既定セットまたは量のリソースをスケジューリングすることができる。リソースの既定セットまたは量は総括的なものであってよく、すなわち、ネットワーク全体に対して、またはネットワークノードによってサービスされるセル全体に対して既定されてもよい。あるいは、リソースの既定セットまたは量は、バッファサイズフィールドが提供されない論理チャネルまたは論理チャネルグループに特有なものであってもよい。リソースの既定セットまたは量は、端末機器に特有なものであってもよい。
上述のBSRフォーマット、特にビットおよびバッファサイズフィールドの特定の順序での配置により、バッファサイズフィールドが提供されていない論理チャネルまたは論理チャネルグループが、それらのバッファサイズを正確に報告することはそれほど重要ではない。これらの論理チャネルまたは論理チャネルグループは、規則的なサイズのデータ送信に関連付けられてもよく、ネットワークノードは論理チャネルまたは論理チャネルグループのために送信される規則的な量のデータの送信のための十分なリソースを提供するように、リソースの既定セットまたは量を構成してもよい。
図11は、本開示の実施形態による端末機器1100の模式図である。例えば、端末機器1100は、上述した端末機器316に相当しうる。端末機器1100は、図9に関して上述した方法を実行するのに適しているであろう。
端末機器1100は、処理回路1102と、処理回路1102によって実行されうる命令を記憶する非一時的な機械可読媒体1104とを有する。端末機器1100は、複数の論理チャネルグループで構成可能である。
処理回路1102によって実行されると、命令は端末機器1100に、バッファステータス情報を生成させ、バッファステータス情報を含むバッファステータスレポートを含むメッセージを、無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードに送信させる。バッファステータスレポートは、複数の論理チャネルグループの各々についての、論理チャネルグループに対して送信するデータの端末機器における可用性の個別の指示と、送信にデータが利用可能である論理チャネルグループの1つまたは複数について、送信に利用可能なデータの量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
端末機器1100はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナなどのワイヤレス信号を送受信するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアと、1つまたは複数のアンテナに接続された送受信機回路とを備えることができる。
図12は、本開示のさらなる実施形態による端末機器1200の模式図である。例えば、端末機器1200は、上述した端末機器316に相当しうる。端末機器1200は、図9に関して上述した方法を実行するのに適しているであろう。
端末機器は、生成モジュール1202および送信モジュール1204を有する。端末機器は、複数の論理チャネルグループで構成可能である。生成モジュール1202は、バッファステータス情報を生成するように構成される。送信モジュール1204はワイヤレス通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにメッセージを送信するように構成され、メッセージはバッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含む。バッファステータスレポートは、複数の論理チャネルグループの各々についての、論理チャネルグループに対して送信するデータの端末機器における可用性の個別の指示と、送信のにデータが利用可能な論理チャネルグループの1つまたは複数について、送信に利用可能なデータの量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
端末機器1200はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナなど、ワイヤレス信号を送信および受信するためのハードウェアおよび/またはモジュールと、1つまたは複数のアンテナに接続された送受信機モジュールとを有することができる。
図13は、本開示の実施形態によるネットワークノード1300の模式図である。例えば、ネットワークノード1300は、上述したようなネットワークノード312のような無線アクセスネットワークノードであってよい。あるいは、ネットワークノードがそのような無線アクセスネットワークノードに通信可能に接続されてもよい。ノード1300は、図9に関して上述した方法を実行するのに適しているであろう。
ノード1300は、処理回路1302と、処理回路1302によって実行されうる命令を記憶する非一時的な機械可読媒体1304とを有する。
処理回路1302によって実行されると、命令はネットワークノード1300に、ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信させ、端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、メッセージは、バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含む。バッファステータスレポートは、複数の論理チャネルグループの各々についての、論理チャネルグループに対して送信するデータの端末機器における可用性の個別の指示と、送信にデータが利用可能な論理チャネルグループの1つまたは複数について、送信に利用可能なデータの量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
ノード1300はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナなどのワイヤレス信号を送受信するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアと、1つまたは複数のアンテナに接続された送受信機回路とを有することができる。
図14は、本開示の実施形態によるネットワークノード1400の模式図である。例えば、ネットワークノード1400は、上述したようなネットワークノード312のような無線アクセスネットワークノードであってよい。あるいは、ネットワークノードがそのような無線アクセスネットワークノードに通信可能に接続されてもよい。ノード1400は、図9に関して上述した方法を実行するのに適しているであろう。
ネットワークノード1400はワイヤレス通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信するように構成された受信モジュール1404を有し、端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、メッセージはバッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含む。バッファステータスレポートは、複数の論理チャネルグループの各々についての、論理チャネルグループに対して送信するデータの端末機器における可用性の個別の指示と、送信にデータが利用可能な論理チャネルグループの1つまたは複数について、送信に利用可能なデータの量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
ノード1400はまた、一般に、1つまたは複数のアンテナなど、信号を送受信するためのハードウェアおよび/または部と、ワイヤレス信号を送受信するための1つまたは複数のアンテナに接続されたトランシーバ部と、受光信号および/または電気信号を送受信するための光学および/または電気回路とを有することができる。
したがって、上述のように、本開示の実施形態は、バッファステータスレポートを送信および受信するための方法および装置を提供する。バッファステータスレポートは、多数の論理チャネルグループに対して送信に利用可能なデータに関する情報を提供するように構成可能である。本開示の実施形態ではバッファステータスレポートが比較的少ないリソースを利用し、特に、バッファステータスレポートのサイズはバッファステータスレポートの送信に利用可能なリソースにしたがって適合されうる。
先に概要を説明した詳細な例は、単なる例であることが理解されるであろう。本明細書の実施形態によれば、ステップは、本明細書に記載される順序とは異なる順序で提示されてもよい。さらに、追加のステップが、明示的に述べていない方法に組み込まれてもよい。
以下の番号付けされた段落は、本開示の実施形態を記載する。
1. 無線通信ネットワークのための端末機器における方法であって、前記端末機器は、複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記方法が:
バッファステータス情報を生成することと、
前記無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにメッセージを送信することとを有し、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
2. 前記個別の指示が第1の順序で配置され、前記1つまたは複数のバッファサイズフィールドが前記第1の順序に対応する第2の順序で配置される、段落1に記載の方法。
3. 前記第1の順序が、各論理チャネルグループに関連付けられた論理チャネルグループ優先順位値にしたがって決定される、段落2に記載の方法。
4. 前記論理チャネルグループ優先順位値が、前記第1の順序を決定するための専用の優先順位値である段落3に記載の方法。
5. 前記第1の順序が、論理チャネルIDにしたがって決定される、段落2に記載の方法。
6. 前記第1の順序が、前記論理チャネルグループに属する論理チャネルに関連付けられた論理チャネル優先順位値にしたがって決定される、段落2に記載の方法。
7. 前記第1の順序が、論理チャネルグループごとの論理チャネル優先順位値の平均にしたがって決定される、段落6に記載の方法。
8. 前記第1の順序が、論理チャネルグループごとの最も高い論理チャネル優先順位値にしたがって決定される、段落6に記載の方法。
9. 前記論理チャネル優先順位値が、前記第1の順序を決定するための専用の優先順位値である、段落6から段落8までのいずれか1つに記載の方法。
10. 前記論理チャネル優先順位値が、MACスケジューリングのための論理チャネル優先順位値である、段落6から段落8までのいずれか1つに記載の方法。
11. 前記メッセージが、前記バッファステータスレポートの長さの指示をさらに含む、先の段落のいずれか1つに記載の方法。
12. 前記バッファステータスレポートの前記長さの指示が、前記バッファステータスレポートのサブヘッダ内に含まれる、段落11に記載の方法。
13. 前記バッファステータスレポートの前記長さの指示が、前記バッファステータスレポートの前記サブヘッダ内のフィールドを構成する、段落12に記載の方法。
14. 送信にデータが利用可能な論理チャネルグループの数と、前記バッファステータスレポートの最大長さとに基づいて、前記バッファステータスレポートの長さを決定することを有する、段落11から13のいずれか1つに記載の方法。
15. 前記最大長さが、前記バッファステータスレポートを送信するために前記端末機器に許可されたリソースの量に基づいて決定される、段落14に記載の方法。
段落15に記載されたものの代替実施形態では、前記最大長さが例えば、ネットワークノードからのシグナリングを通じて(例えば、RRC信号のような専用信号を通じて、またはシステム情報のようなブロードキャストシグナリングを通じて)、端末機器で構成されてもよい。
16. 前記バッファステータス情報を生成することが、送信にデータが利用可能である前記論理チャネルグループのそれぞれについての個別のバッファサイズフィールドを有する前記バッファステータスレポートの長さが前記最大長さを超えるであろうという判定に応答して、前記バッファステータスレポートが前記最大長以下の長さを有するよう、送信にデータが利用可能である前記論理チャネルグループのサブセットについてのバッファサイズフィールドを生成することを有する、段落14または段落15に記載の方法。
17. 前記サブセットが、1つ以上の最も高い優先順位値に関連付けられた1つまたは複数の論理チャネルグループを含み、1つ以上の最も低い優先順位値に関連付けられた1つまたは複数の論理チャネルグループを除外する、段落16に記載の方法。
18. 前記バッファステータスレポートが、メディアアクセス制御(MAC)制御要素に対応する、先の段落のいずれか1つに記載の方法。
19. 前記複数の指示が、ビットマップを構成する、先の段落のいずれか1つに記載の方法。
20. 前記ビットマップが1バイト長である、段落19に記載の方法。
21. 各バッファサイズフィールドが1バイト長である、先の段落のいずれか1つに記載の方法。
22. 無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにおける方法であって、前記方法が:
前記無線通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信することを有し、ここで前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
23. 段落22に記載の方法であって、さらに、
前記バッファステータスレポートに基づいて、データを送信するための無線リソースを端末機器にスケジューリングすることを有する。
24. 前記個別の指示が第1の順序で配置され、前記1つまたは複数のバッファサイズフィールドが前記第1の順序に対応する第2の順序で配置される、段落22または段落23に記載の方法。
25. 段落24に記載の方法であって、さらに、
前記端末機器を前記第1の順序で構成することを有する。
26. 前記第1の順位で前記端末機器を構成することが、専用のシグナリングまたはブロードキャストシグナリングを通じて前記第1の順序で前記端末機器を構成することを有する、段落25に記載の方法。
27. 前記メッセージはバッファステータスレポートの長さの指示をさらに含む、段落22から段落26のいずれか1つに記載の方法。
28. 前記バッファステータスレポートの前記長さの指示が、前記バッファステータスレポートのサブヘッダー内に含まれる、段落27に記載の方法。
29. 前記バッファステータスレポートの前記長さの指示が、前記バッファステータスレポートの前記サブヘッダ内のフィールドを構成する、段落28に記載の方法。
30. さらに、前記長さの指示と、送信のためのデータの利用可能性を示す前記個別の指示とから、送信にデータが利用可能であり、かつ前記バッファステータスレポートがバッファサイズフィールドを有しない少なくとも1つの論理チャネルグループによって前記端末機器が構成されていると判定することを有する、段落27から段落29のいずれか1つに記載の方法。
31. 送信にデータが利用可能であり、かつ前記バッファステータスレポートがバッファサイズフィールドを有しない前記少なくとも1つの論理チャネルグループに対して、既定量のリソースをスケジューリングすることをさらに有する、段落30に記載の方法。
32. 前記バッファステータス報告が、メディアアクセス制御(MAC)制御要素に対応する、段落22から31のいずれか1つに記載の方法。
33. 前記複数の指示がビットマップを構成する、段落22から32のいずれか1つに記載の方法。
34. 前記ビットマップが1バイト長である、段落33に記載の方法。
35. 各バッファサイズフィールドが1バイト長である、段落22から34のいずれか1項に記載の方法。
36. 無線通信ネットワークのための端末機器であって、前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記端末機器は、
バッファステータス情報を生成し、
前記無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにメッセージを送信する、ように構成され、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
37. 段落2から21のいずれか1項に記載の方法を実行するようにさらに構成された、段落36に記載の端末機器。
38. 無線通信ネットワークのための端末機器であって、前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、処理回路と、命令を記憶する非一時的な機械可読媒体とを有し、前記命令は前記処理回路に実行されると、前記端末機器に、
バッファステータス情報を生成し、
前記無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにメッセージを送信する、ようにさせ、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
39. 前記非一時的な機械可読媒体が、前記処理回路によって実行されると、前記端末機器に段落2から21のいずれか1つに記載の方法を実行させる命令をさらに記憶する、段落38に記載の端末機器。
40. 無線通信ネットワークのための端末機器であって、前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記端末機器は:
バッファステータス情報を生成するように構成された生成モジュールと、
前記無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにメッセージを送信するように構成された送信モジュールと、を有し、前記バッファステータスレポートは前記バッファステータス情報を含み、前記バッファステータスレポートは、
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
41. 無線通信ネットワークのためのネットワークノードであって、
前記無線通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信するように構成され、ここで前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
42. 段落23から35のいずれか1つに記載の方法を実行するようにさらに構成された、段落41に記載のネットワークノード。
43. 無線通信ネットワークのためのネットワークノードであって、前記ネットワークノードは処理回路と、命令を記憶する非一時的な機械可読媒体とを有し、前記命令は前記処理回路に実行されると、前記ネットワークノードに、
前記無線通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信させ、前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。
44. 前記非一時的な機械可読媒体が、前記処理回路によって実行されると、前記ネットワークノードに段落23から35のいずれか1つに記載の方法を実行させる命令をさらに記憶する、段落43に記載のネットワークノード。
45. 無線通信ネットワークのためのネットワークノードであって、
前記無線通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信するように構成された受信モジュールを有し、前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記メッセージはバッファステータス情報を含むバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは:
前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループの1つまたは複数についての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する。

Claims (18)

  1. 無線通信ネットワークのための端末機器における方法であって、前記端末機器は、複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記方法が、
    バッファステータス情報を生成(904)することと、
    前記無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにメッセージを送信(910)することとを有し、前記メッセージは前記バッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは、
    前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
    送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループのサブセットのみについての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する、方法。
  2. 前記個別の指示が第1の順序で配置され、前記バッファサイズフィールドが前記第1の順序に対応する第2の順序で配置される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の順序が、各論理チャネルグループに関連付けられた論理チャネルグループ優先順位値にしたがって決定され、あるいは、前記第1の順序が、論理チャネルIDにしたがって決定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の順序が、前記論理チャネルグループに属する論理チャネルに関連付けられた論理チャネル優先順位値にしたがって決定される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1の順序が、各論理チャネルグループについての平均論理チャネル優先順位値にしたがって決定され、あるいは、前記第1の順序が、各論理チャネルグループについての最も高い論理チャネル優先順位値にしたがって決定される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記メッセージが、前記バッファステータスレポートの長さの指示をさらに含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記バッファステータス情報を生成(904)することが、送信にデータが利用可能な論理チャネルグループの数と、前記バッファステータスレポートの最大長さとに基づいて、前記バッファステータスレポートの長さを決定(906)することを有する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記最大長さが、前記バッファステータスレポートの送信のために前記端末機器に許可されているリソースの量に基づいて決定され、あるいは、前記最大長さが、前記端末機器に設定される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記バッファステータス情報を生成(904)することが、送信にデータが利用可能である前記論理チャネルグループの各々について個別のバッファサイズフィールドを有するバッファステータスレポートの長さが前記最大長さを超えるであろうとの判定(908)に応答して、前記バッファステータスレポートが前記最大長さ以下の長さを有するように、送信にデータが利用可能である前記論理チャネルグループの前記サブセットのためのバッファサイズフィールドを生成(912)することを有する、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記サブセットが、1つ以上の最も高い優先順位値に関連付けられた1つまたは複数の論理チャネルグループを含み、1つ以上の最も低い優先順位値に関連付けられた1つまたは複数の論理チャネルグループを除外する、請求項9に記載の方法。
  11. 無線通信ネットワークにおいて動作するネットワークノードにおける方法であって、
    前記無線通信ネットワークにおいて動作する端末機器からメッセージを受信(1002)することを有し、前記端末機器は複数の論理チャネルグループで構成可能であり、前記メッセージはバッファステータス情報を含んだバッファステータスレポートを含み、前記バッファステータスレポートは、
    前記複数の論理チャネルグループの各々について、前記端末機器における、論理チャネルグループに対して送信するためのデータの利用可能性を示す個別の指示と、
    送信にデータが利用可能な前記論理チャネルグループのサブセットのみについての、送信に利用可能なデータ量を示す個別のバッファサイズフィールドとを有する、方法。
  12. 前記バッファステータスレポートに基づいて、データを送信するための無線リソースを前記端末機器にスケジューリングする(1006; 1008)こと、をさらに有する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記個別の指示が第1の順序で配置され、前記1つまたは複数のバッファサイズフィールドが前記第1の順序に対応する第2の順序で配置される、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記端末機器を前記第1の順序で構成(1000)することをさらに有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記メッセージは前記バッファステータスレポートの長さの指示をさらに含み、前記方法は、前記長さの指示と、前記送信するためのデータの利用可能性の個別の指示とから、送信にデータが利用可能であり、前記バッファステータスレポートがバッファサイズフィールドを含まない少なくとも1つの論理チャネルグループで前記端末機器が構成されていると判定することをさらに有する、請求項11から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 送信にデータが利用可能であり、かつ前記バッファステータスレポートがバッファサイズフィールドを有しない前記少なくとも1つの論理チャネルグループに対して、既定量のリソースをスケジューリングすることをさらに有する、請求項15に記載の方法。
  17. 複数の論理チャネルグループで構成可能であり、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された無線通信ネットワーク用端末機器。
  18. 請求項11から16のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された、無線通信ネットワークのためのネットワークノード。
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