JP6849688B2 - ワイヤレス通信およびアップリンクマルチユーザmimoにおけるストリームごとおよびアンテナごとのサイクリックシフト遅延 - Google Patents

ワイヤレス通信およびアップリンクマルチユーザmimoにおけるストリームごとおよびアンテナごとのサイクリックシフト遅延 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその全体が本明細書に明確に組み込まれる、2016年1月8日に出願された「PER STREAM AND PER ANTENNA CYCLIC SHIFT DELAY IN WIRELESS COMMUNICATIONS AND UPLINK MULTI-USER MIMO」と題する、米国仮出願第62/276,671号の利益を主張する。加えて、本出願は、参照によりその全体が本明細書に明確に組み込まれる、2016年5月10日に出願された「PER STREAM AND PER ANTENNA CYCLIC SHIFT DELAY IN WIRELESS COMMUNICATIONS AND UPLINK MULTI-USER MIMO」と題する、米国仮出願第62/334,295号の利益を主張する。加えて、本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2017年1月6日に出願された「PER STREAM AND PER ANTENNA CYCLIC SHIFT DELAY IN WIRELESS COMMUNICATIONS AND UPLINK MULTI-USER MIMO」と題する、米国特許出願第15/400,649号の利益を主張する。
本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信およびアップリンクマルチユーザ(MU)多入力多出力(MIMO)送信におけるストリームごとおよびアンテナごとのサイクリックシフト遅延(CSD)に関する。
多くの電気通信システムでは、空間的に離れた、いくつかの対話するデバイスの間でメッセージを交換するために、通信ネットワークが使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る、地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)として指定される。ネットワークはまた、様々なネットワークノードおよびデバイスを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、伝送のために用いられる物理的媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、同期光ネットワーキング(SONET)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的な接続性の必要性を有するとき、またはネットワークアーキテクチャが固定トポロジではなくアドホックトポロジで形成される場合、好適であることが多い。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域内の電磁波を使用して、無誘導伝搬モードにおいて無形物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、有利には、固定ワイヤードネットワークと比較すると、ユーザモビリティおよび迅速なフィールド展開を容易にする。
本発明のシステム、方法、コンピュータ可読媒体、およびデバイスはそれぞれ、いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様だけが本発明の望ましい属性を担うわけではない。次に、以下の特許請求の範囲によって表現される本発明の範囲を限定することなく、いくつかの特徴について簡単に説明する。この説明を考慮した後、また特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本発明の特徴がワイヤレスネットワークにおけるデバイスにどのように利点をもたらすのかが理解されよう。
本開示の一態様は、ワイヤレス通信のための装置(たとえば、局)を提供する。一態様では、装置は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信するかを決定し得る。別の態様では、装置は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するためのCSD値の第1のセットを決定し得る。さらなる態様では、装置は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するためのCSD値の第2のセットを決定し得る。また別の態様では、装置は、アンテナの数、ストリームの数、またはアンテナの数とストリームの数の両方を使用して、CSD値の第1のセットに基づく情報の第1のセットおよびCSD値の第2のセットに基づく情報の第2のセットを送信し得る。
本開示の態様が採用され得る例示的なワイヤレス通信システムを示す図である。 ワイヤレスネットワーク(たとえば、Wi-Fiネットワーク)の図である。 図2Aに示すワイヤレスネットワークのワイヤレス通信において使用され得るフレームの図である。 1つまたは複数のCSDを使用して送信される図2Bからのフレームの図である。 情報を送信するためのアンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を決定するように構成され得る局の図である。 アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するために、図1のワイヤレス通信システム内で採用され得るワイヤレスデバイスの機能ブロック図である。 アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するためのワイヤレス通信の例示的な方法の流れ図である。 アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するためのワイヤレス通信の例示的な方法の流れ図である。 アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するためのワイヤレス通信の例示的な方法の流れ図である。 アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するための例示的なワイヤレス通信デバイスの機能ブロック図である。
新規のシステム、装置、コンピュータプログラム製品、および方法の様々な態様について、添付の図面を参照しながら以下でさらに十分に説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化することができるので、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲が、本発明の何らかの他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の何らかの他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、コンピュータプログラム製品、および方法のいかなる態様をも包含することが意図されていることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載される任意の数の態様を使用して、装置が実装されてもよく、あるいは方法が実施されてもよい。加えて、本発明の範囲は、本明細書に記載される本発明の様々な態様に加えて、またはそれ以外の、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法を包含することが意図されている。本明細書で開示する任意の態様は、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素により具現化されてもよいことを理解されたい。
特定の態様について本明細書で説明するが、これらの態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点について言及するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されることが意図されない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるであるものとし、そのうちのいくつかが例として図面および好ましい態様の以下の説明で示される。発明を実施するための形態および図面は、限定的でなく、本開示の例示にすぎず、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその同等物によって定義される。
普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのWLANを含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近くのデバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、ワイヤレスプロトコルなどの任意の通信規格に適用され得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11プロトコルに従って送信され得る。802.11プロトコルの実装形態は、センサー、メータリング、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利なことに、802.11プロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力しか消費しなくてよく、かつ/または、たとえば、約1キロメートル以上の比較的長い範囲にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る。
いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわち、アクセスポイント(AP)およびクライアント(局または「STA」とも呼ばれる)があり得る。一般に、APは、WLANのハブまたは基地局として働くことができ、STAは、WLANのユーザとして働くことができる。たとえば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的な接続性を取得するために、Wi-Fi(たとえば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
アクセスポイントはまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、eノードB、基地局コントローラ(BSC)、トランシーバ基地局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、接続ポイント、もしくは何らかの他の用語を含むか、それらとして実装されるか、またはそれらとして知られていることがある。
局はまた、アクセス端末(AT)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、もしくは何らかの他の用語を含むか、それらとして実装されるか、またはそれらとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、局は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを含み得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはゲームシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスに組み込まれ得る。
一態様では、MIMO方式は、広域WLAN(たとえば、Wi-Fi)接続性のために使用され得る。MIMOは、マルチパスと呼ばれる電波特性を利用する。マルチパスにおいて、送信されたデータは、物体(たとえば、壁、ドア、家具)に反射して、異なる経路を通って異なる時刻に受信アンテナに複数回到達する場合がある。MIMOを採用するWLANデバイスは、データストリームを空間ストリーム(またはマルチストリーム)と呼ばれる複数の部分に分割し、各空間ストリームを個別のアンテナを通して受信WLANデバイス上の対応するアンテナに送信することになる。
「関連付ける」もしくは「関連付け」という用語、またはそれらの任意の変形は、本開示のコンテキスト内で可能な最も広い意味が与えられるべきである。例として、第1の装置が第2の装置に関連付けるとき、2つの装置が直接関連付けられてもよく、または中間的な装置が存在してもよいことを理解されたい。簡潔にするために、2つの装置間で関連付けを確立するためのプロセスは、装置のうちの一方による「関連付け要求」と、それに後続する他方の装置による「関連付け応答」とを必要とする、ハンドシェイクプロトコルを使用して説明される。ハンドシェイクプロトコルが、例として、認証を提供するためのシグナリングなどの、他のシグナリングを必要とし得ることが当業者によって理解されよう。
本明細書において「第1の」、「第2の」などの呼称を使用する、要素へのいかなる言及も、一般に、それらの要素の数量または順序を限定しない。むしろ、これらの呼称は、2つ以上の要素、または要素の例を区別する都合のよい方法として本明細書で使用されている。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみが用いられ得ること、または第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。加えて、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」に言及する句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」は、A、またはB、またはC、またはそれらの任意の組合せ(たとえば、A-B、A-C、B-C、およびA-B-C)を包含することが意図される。
上記で説明したように、本明細書で説明するいくつかのデバイスは、たとえば、802.11規格を実装し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されるか、APとして使用されるか、または他のデバイスとして使用されるかにかかわらず、スマートメータリングのために、またはスマートグリッドネットワークにおいて使用され得る。そのようなデバイスは、センサーへの適用が可能であり、またはホームオートメーションにおいて使用されることがある。デバイスは、代わりにまたは加えて、たとえば個人の健康管理のために、健康管理の状況において使用され得る。これらのデバイスは、長距離のインターネット接続性(たとえばホットスポットで使用される)を可能にする、または機械間通信を実施するための、監視にも使用され得る。
図1は、本開示の態様が採用され得る例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば、IEEE802.11規格に従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA(たとえば、STA112、114、116、および118)と通信するAP104を含み得る。
様々なプロセスおよび方法が、AP104とSTAとの間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTAとの間で送受信される場合がある。そうである場合、ワイヤレス通信システム100をOFDM/OFDMAシステムと呼ぶことができる。代替として、信号を、CDMA技法に従ってAP104とSTAとの間で送受信することができる。そうである場合、ワイヤレス通信システム100をCDMAシステムと呼ぶことができる。
AP104からSTAのうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、STAのうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替として、ダウンリンク108は、順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は、逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。いくつかの態様では、DL通信は、ユニキャストまたはマルチキャストのトラフィック指示を含み得る。
いくつかの態様では、顕著なアナログデジタル変換(ADC)クリッピング雑音を引き起こすことなくAP104がUL通信を2つ以上のチャネル上で同時に受信し得るように、AP104は隣接チャネル干渉(ACI)を抑圧し得る。AP104は、たとえば、チャネルごとに別個の有限インパルス応答(FIR)フィルタを有すること、またはビット幅を増大してより長いADCバックオフ期間を有することによって、ACIの抑圧を改善し得る。
AP104は、基地局として働き、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを提供することができる。BSA(たとえば、BSA102)は、AP(たとえば、AP104)のカバレージエリアである。AP104は、AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTAとともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は中央AP(たとえば、AP104)を有しなくてよく、むしろSTA間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、代替として、STAのうちの1つまたは複数によって実行されてもよい。
AP104は、1つまたは複数のチャネル(たとえば、複数の狭帯域チャネルであって、各チャネルが周波数帯域幅を含む)上で、ビーコン信号(または、単に「ビーコン」)をダウンリンク108などの通信リンクを介してワイヤレス通信システム100の他のノード(STA)に送信し得、ビーコン信号は他のノード(STA)がタイミングをAP104に同期させる助けとなり得、またはビーコン信号は他の情報もしくは機能を提供し得る。そのようなビーコンは、周期的に送信され得る。一態様では、連続する送信の間の期間は、スーパーフレームと呼ばれることがある。ビーコンの送信は、いくつかのグループまたは区間に分割され得る。一態様では、ビーコンは、限定はしないが、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続時間、送信方向情報、受信方向情報、ネイバーリスト、および/または拡張型ネイバーリストのような情報を含み得、それらのうちのいくつかは以下でさらに詳細に説明される。したがって、ビーコンは、いくつかのデバイス間で共通である(たとえば、共有される)のみならず所与のデバイスに特有でもある情報を含み得る。
いくつかの態様では、STA(たとえば、STA114)は、AP104に通信を送り、かつ/またはAP104から通信を受信するために、AP104に関連付けることを必要とされ得る。一態様では、関連情報は、AP104によってブロードキャストされるビーコンに含まれ得る。そのようなビーコンを受信するために、STA114は、たとえば、カバレッジ領域にわたって広いカバレッジ探索を実行し得る。探索はまた、たとえば、カバレージ領域を灯台のように掃引することによって、STA114によって実行され得る。関連情報を受信した後、STA 114は、関連付け調査または要求などの基準信号をAP104に送信し得る。いくつかの態様では、AP104は、たとえば、インターネットまたは公衆交換電話網(PSTN)などのより大きいネットワークと通信するために、バックホールサービスを使用し得る。
一態様では、STA114は、STA114において、いくつかのアンテナ、いくつかのストリーム、またはいくつかのアンテナといくつかのストリームの両方を使用してAP104にフレーム(たとえば、信号)を送信し得る。しかしながら、異なるストリームおよび/または異なるアンテナが同じチャネルを使用して信号を送信するために使用される場合があるので、それらの信号がAP104において受信され、位相が反対であるとき、意図しないビームフォーミングが生じる場合がある。意図しないビームフォーミングを回避するために、本開示のSTA114は、チャネルがAP104によってより容易に区別され得るように、フレームを送信するために使用される各ストリームおよび/またはアンテナに対してCSDを適用し得る。
たとえば、本開示のSTA114は、フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するために、CSD値の第1のセット(たとえば、以下のTable 1(表1)参照)を決定するように構成されたCSD構成要素124を含み得る。CSD構成要素124は、フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するために、CSD値の第2のセット(たとえば、以下のTable 2(表2)参照)を決定するように構成され得る。CSD構成要素124は、意図しないビームフォーミングが回避され得るように、CSD値の第1のセットに基づく情報の第1のセットとCSD値の第2のセットに基づく情報の第2のセットとを送信するように構成され得る。
図2Aは、ワイヤレスネットワーク(たとえば、IEEE802.11規格を採用するWi-Fiネットワーク)の図200である。図200は、サービスエリア214内でブロードキャスト/送信するAP202を示す。STA206、208、210、212は、AP202のサービスエリア214内にある(4つだけのSTAが図2Aに示されているが、より多いまたはより少ないSTAがサービスエリア214内にある場合がある)。アップリンク(UL)マルチユーザ(MU)MIMO送信では、各STA206、208、210、212は、MIMOのための複数の送信(Tx)アンテナを有し得る。たとえば、STA206は8個のTxアンテナを有し、STA208は2個のTxアンテナを有し、STA210、212はそれぞれ8個のTxアンテナを有し得る。
加えて、AP202は、STA212(およびSTA206、208、210)にトリガメッセージ216を送信し得る。トリガメッセージ216は、STA212がAP202にフレームを送信するために使用し得る構成情報を含み得る。代替的に、STA212は、AP202からトリガメッセージ216を受信することなくフレームを送信し得る。
図2Bは、異なるストリームおよび/またはアンテナを使用してSTA212によって送信され得るフレーム250の図201である。一態様では、フレーム250(たとえば、物理レイヤコンバージェンスプロシージャパケットデータユニット(PPDU:physical layer convergence procedure packet data unit))は、DATA Symbol1-SymbolNを含むプリアンブル285とデータフィールド292とを含み得る。プリアンブル285は、情報の中でも変調およびコーディング方式、送信レート、ならびにフレーム250を送信するための時間の長さを識別する情報を有するフレーム250のヘッダと見なされ得る。たとえば、プリアンブル285は、レガシープリアンブル265と高効率(HE)プリアンブル275とを含み得る。レガシープリアンブル265は、フレーム250を復号するためのヘッダ情報を含有し得る。レガシープリアンブル265は、フレーム250の開始(たとえば、t=0)において送信され得るレガシーショートトレーニングフィールド(STF)(L-STF)シンボル272、時間tL-LTF(たとえば、L-LTF274がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信され得るレガシーロングトレーニングフィールド(L-LTF)シンボル274、時間tL-SIG(たとえば、L-SIG276がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信されるレガシー信号フィールド(L-SIG)シンボル276、および/または他のフィールドを含み得る。レガシープリアンブル265内の様々なフィールドの各々は1つまたは複数のOFDMシンボルを含むことができ、1xシンボル持続期間(たとえば、3.2μsまたは複数の3.2μsのシンボル持続時間)を有し得る。L-STFシンボル272は、マルチ送信マルチ受信システムにおける自動利得制御(AGC)を改善するために使用され得る。AGCは、信号の利得を制御する。AGCを使用することは、受信されたより弱い信号は追加の利得を与えられ得、受信されたより強い信号は、より弱い信号と比較してより小さい利得を与えられ得るかまたは利得を与えられない場合があることを意味する。L-LTFシンボル274は、チャネル推定を実行するために、受信機(たとえば、STA206またはAP202)に必要な情報を提供するために使用され得る。L-SIGシンボル276は、転送レートおよび長さ情報を提供するために使用され得る。
レガシープリアンブル265に加えて、プリアンブル285は、HEプリアンブル275を含み得る。HEプリアンブル275は、時間tRL-SIG(たとえば、RL-SIG278がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信される反復レガシー信号フィールド(RL-SIG)シンボル278、時間tHE-SIG-A(たとえば、HE-SIG-A242がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信されるHE信号フィールドA(HE-SIG-A)シンボル282、時間tHE-SIG-B(たとえば、HE-SIG-B284がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信されるHE信号フィールドB(HE-SIG-B)シンボル284のNHE-SIG-B数、時間tHE-STF(たとえば、HE-STF286がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信されるHEショートトレーニングフィールド(HE-STF)シンボル286、時間tHE-LTF(たとえば、HE-LTF288がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信される1つまたは複数のHEロングトレーニングフィールド(HE-LTF)シンボル288、時間tHE-Data(たとえば、データフィールド292がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信されるデータのNSYMシンボルを含むデータフィールド292、および時間tPE(たとえば、パケット拡張(PE)294がフレーム250の開始に対して送信される時間)において送信される追加のパディングを含むパケット拡張(PE)294を含み得る。一態様では、PE294の追加のパディングは、受信機によるより多くの処理時間、および/または他のフィールドを可能にし得る。HE-STFシンボル286は、AGCを改善するために使用され得る。RL-SIGシンボル278は、反復されるL-SIGシンボル276であり、L-SIGシンボル復号ロバストネスを改善するために使用され得る。HE-SIG-Aシンボル282および/またはHE-SIG-Bシンボル284は転送レートおよび長さの情報を提供するために使用され得、HE-LTFシンボル288(たとえば、HE-LTF1〜HE-LTFN)はチャネル推定のために使用され得る。HE-LTFシンボル288の数は、異なるSTAからの時空間ストリームの数以上であり得る。たとえば、4つのSTAがある場合、4つのLTFシンボル(すなわち、HE-LTF1、HE-LTF2、HE-LTF3、HE-LTF4)があり得る。フレーム250はまた、たとえばSTA212とAP202との間で通信されるべきユーザデータを含有するデータシンボルのセット(たとえば、DATA Symbol1-SymbolN)を含むデータフィールド292を含み得る。HEプリアンブル275は、データフィールド292およびPE294内のデータシンボルとともに、HE部分270を構成し得る。
意図しないビームフォーミングを回避するために、複数のアンテナおよび/またはストリーム上で送信されたSTF信号は、CSDがSTA212によって適用されるとき、AP202において分離され得る。加えて、AP202は、CSDがSTA212によって使用されるとき、受信信号のAGC設定を適切に調整することができる。さらに、CSDは、データフィールド292に対して単一のストリームまたは相関性が高い(たとえば、空間的に相関する)チャネルを用いて送信するためのダイバーシティを与え得る。一態様では、2つのHE-STFモードがサポートされ得る。第1のHE-STFモードでは、非トリガドフレーム(たとえば、AP202から受信されたトリガに基づいて送信され得るフレーム)に対して5周期(たとえば、5つのSTFショートシンボル)を有する0.8μsの周期性が許容され得る(たとえば、0.8μsのHE-STF)。第2のHE-STFモードでは、トリガベースフレーム(たとえば、AP202から受信されたトリガに基づいて送信され得るフレーム)に対して5周期(たとえば、5つのSTFショートシンボル)を有する1.6μsの周期性が許容され得る(たとえば、1.6μsのHE-STF)。
送信中の異なるトレーニングフィールド(たとえば、L-STF272、L-LTF274、L-SIG276、RL-SIG278)の間のチャネル条件の変化は、ビーム変化として知られ得る。異なるトレーニングフィールドの送信中にビーム変化が発生したかどうかを、AP202がSTA206、208、210、212に示すことができ、その逆も同様である。一態様では、STA206、208、210、212は、ビーム変化が発生したかどうかに基づいて、異なるトレーニングフィールドからのチャネル推定結果を組み合わせる(たとえば、チャネル推定強化を実行する)かどうかを決定し得る。一例では、AP202は、様々なステップ(たとえば、異なるトレーニングフィールド上でビームフォーミング/プリコーディングするステップ)を介してプリアンブル285の複数のフィールドを生成することができ、ビーム変化が発生した場合、STA206、208、210、212に示すためにビーム変化ビット(たとえば、TX VECTOR parameter BEAM_CHANGE)を信号フィールド(たとえば、RL-SIG278、HE-SIG-A282および/またはHE-SIG-B284)内に挿入することができ、その逆も同様である。
次いで、AP202は、STA206、208、210、212にプリアンブル285を送信し得る。STA206、208、210、212はプリアンブル285を受信し、異なるトレーニングフィールドを使用してチャネル推定を実行し、ビーム変化ビット(たとえば、TX VECTOR parameter BEAM_CHANGE)を復号することができる。ビーム変化ビットが1に等しい(たとえば、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGE=1)場合、STA206、208、210、212は、異なるトレーニングフィールドの間でチャネル条件が変化したと決定し得る。代替的に、ビーム変化指示ビットが0に等しい(たとえば、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGE=0)場合、STA206、208、210、212は、次いで、異なるトレーニングフィールドの送信の間にチャネル条件が同じままであると決定し得る。
一態様では、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定することができ、ここで同じフレームが異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が以下のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されたCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは以下のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。加えて、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212はまた、アンテナごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定し得る。そのような一構成では、特定のストリームsは、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。そのような一構成の一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。
代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、アンテナごとに決定されたCSD(たとえば、以下のTable 2(表2)参照)を用いてプリHE被変調フィールド(pre-HE modulated field)280を送信することと、ストリームごとに決定されたCSD(たとえば、以下のTable 1(表1)参照)を用いてHE被変調フィールド290を送信することとを決定し得る。ビーム変化が1に等しいとき、1つだけのストリームがプリHE被変調フィールド280に対して送信され、複数のストリームがHE被変調フィールド290に対して送信され得る。ビーム変化が1に等しいとき、異なるアンテナごとのCSDが、どのアンテナからストリームがプリHE被変調フィールド280に対して送信されているかに応じて、1つのストリームに適用される。したがって、その1つのストリームに対する各サブフィールドは、アンテナiからCSDiに等しいCSDを用いて送信されており、ここでCSDiは以下のTable 2(表2)の中で見いだされる。ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてHE被変調フィールド290を送信することを決定することができ、ここで同じHE被変調フィールド290が異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が以下のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されるCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは以下のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、HE被変調フィールド290に対する異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のHE被変調フィールド290のサブフィールド(たとえば、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。
一態様では、STA206、208、210、212は、「空間拡張」を使用することができ、それにより、STA206、208、210、212が所与の送信(フレーム250)例に対してAP202に送信する空間ストリームの数は、STA206、208、210、212におけるアンテナの数より少なくてもよい。さらに、STA206、208、210、212は、複数のアンテナから1つの空間ストリームを送信するときに1つの空間拡張マトリックス(たとえば、Qマトリックス)を使用し、複数のアンテナ(たとえば、3つ以上のアンテナ)から2つの空間ストリームを送信するときに別の空間拡張マトリックスを使用することができる。したがって、STA206、208、210、212は、所与の送信に対する空間ストリームの数(それはSTAにおけるアンテナの数より少なくてもよい)に応じて異なる空間拡張マトリックスを使用し得る。この目的で、STA206、208、210、212は、複数の空間拡張マトリックスを記憶し、送信内で送られる空間ストリームの数に応じて適切な空間拡張マトリックスを使用し得る。
空間拡張マトリックスに関連付けられた情報は、STA206、208、210、212からのアップリンク送信がチャネルを十分に調査しないとき、チャネルの追加の次元を伝える(sound)のにAP202にとって有用であり得る。空間拡張の知識はチャネルについて追加の情報を提供し、チャネルがサポートすることになる送信データレートを示し得るので、チャネルの追加の次元を伝えることは、AP202によってダウンリンクビームフォーミング重みを生成すること、およびダウンリンク送信に対して異なる送信レート間をシフトすることにおいてもまた有用であり得る。加えて、空間拡張マトリックスは、ダウンリンク送信に対してAP202によって使用されるビームフォーミング性能とレート選択とを改善するために使用され得る。アンテナごとのCSD(たとえば、以下のTable 2(表2)参照)は、空間拡張マトリックスの一部としてHE被変調フィールド290に適用可能であり得る。
図2Cは、CSDが適用されないフレーム205とCSDが適用されるフレーム207とを示す図203である。図2Cに示すように、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)はCSD209を適用され、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)はCSD211を適用される。
たとえば、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)とHE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)とにストリームごとのCSD209、211(たとえば、以下のTable 1(表1)参照)を適用し得る。そのような構成では、ストリームごとのCSD209、211は等しくてもよい。場合によっては、ビーム変化がゼロに等しいとき、アンテナごとのCSD(たとえば、以下のTable 2(表2)参照)が、さらに、プリHE被変調フィールド280とHE被変調フィールド290とに適用され得る。
代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)にアンテナごとのCSD209(たとえば、以下のTable 2(表2)参照)を適用し、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)にストリームごとのCSD211(たとえば、以下のTable 1(表1)参照)を適用し得る。そのような構成では、CSD209および211は異なる場合がある。
以下でさらに説明するように、本開示は、意図しないビームフォーミングを回避するために、どのCSD値をアンテナごとおよびストリームごとのシナリオにおいて使用するかを決定する方法を提供し得る。CSD値は、非トリガフレームモード(たとえば、AP202によってトリガされないフレームを送信すること)およびトリガフレームモード(たとえば、AP202によってトリガされたフレームを送信すること)においてSTA206、208、210、212による送信のために使用され得る。CSD値は、HE被変調フィールド290および/またはプリHE被変調フィールド280に適用され得る。加えて、UL MU MIMO送信においてSTAがどのようにCSDを適用し得るかが、以下で説明される。
図3は、情報(たとえば、プリHE被変調フィールド280およびHE被変調フィールド290)を送信するためのアンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を決定し得るSTA310、350の図300である。図300は、AP302に関連付けられ、かつ/またはAP302によってサービスされる2つのSTA310および350(それらはSTA208、206に対応し得る)を示す。一態様では、STA310は、2つのアンテナを有し得る。たとえば、STA310は、アンテナ312、314を含む。別の態様では、STA350は、8つのアンテナを有し得る。たとえば、STA350は、アンテナ352、354、356、358、360、362、364、366を含む。
アップリンク送信の間、たとえば、STA310のためのアンテナはAP302に情報305aを送信し得、STA350のためのアンテナもまた、AP302に情報305bを送信中であり得る。たとえば、情報305a、305bは、フレーム250内にプリHE被変調フィールド280および/またはHE被変調フィールド290を含み得る。意図しないビームフォーミングを回避するために、CSDは、(たとえば、ビーム変化がゼロまたは1のいずれに等しいかに基づいて)プリHE被変調フィールド280に関連付けられた情報の第1のセットおよびHE被変調フィールド290に関連付けられた情報の第2のセットを送信するために使用され得る。
異なるCSDオプションは、HE被変調フィールド290に適用されるCSDオプションと比較してプリHE被変調フィールド280に適用し得る。なぜならば、プリHE被変調フィールド280に対するサイクリックシフトは最大200nsに制限される一方で、HE被変調フィールド290に対するサイクリックシフトは最大400nsを有し得るからである。したがって、以下の議論は、ビーム変化がゼロまたは1のいずれに等しいかに基づいて、プリHE被変調フィールド280に対するストリームごとのCSDオプションおよびアンテナごとのCSDオプションと、HE被変調フィールド290に対するCSDオプションとを提供する。
HE被変調フィールド
以下で説明するストリームごとのCSD値は、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGEが1であるときにHE被変調フィールド290のHE-STF286、HE-LTF288、およびデータフィールド292に適用し、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGEが0であるときにフレーム250全体(たとえば、プリHE被変調フィールド280およびHE被変調フィールド290)に適用し得る。
プリアンブル285のHE被変調フィールド290(たとえば、超高スループット(VHT)フィールド)全体を通して、相関信号が複数の時空間ストリーム内に送信されたとき、CSDは、意図しないビームフォーミングを防止するために適用され得る。一態様では、同じCSDもまたに、HE被変調フィールド290内でデータフィールド292の送信中に複数の時空間ストリームに適用され得る。r番目のRichardson-Urbanke(RU)符号化プロセスに対して、NSTS,r,total個の全時空間ストリームのうちの時空間ストリームnに対するHE被変調フィールド290に対するCSD値TCS,HE(n)が、以下のTable 1(表1)に示される。
Figure 0006849688
AGC性能の観点から、STF周期性は受容できるSTF性能(たとえば、2MHz以上)をもたらすので、最大CSD値は、STF周期性、より大きいCSD、より良いSTF性能、および同じダウンクロッキングファクタを有するスケーリングCSDによって制限され得る。HE被変調フィールド290に関して、STA310、350は、非トリガベースフレームを送信するために1つのストリームごとのCSDオプションを使用し、トリガベースフレームを送信するために別のストリームごとのCSDオプションを使用し得る。
非トリガベースフレーム
HE被変調フィールド290(たとえば、それはHE-STFシンボル286、HE-LTFシンボル288、データフィールド292およびPE294を含み得る)は、フレーム250が非トリガベースフレーム(たとえば、0.8μsのSTF周期性)であるとき、およびビーム変化がゼロに等しいときに、ストリームごとのCSDを用いて空間ストリーム内で送信され得る。一態様では、フレーム250は、複数の空間ストリームにわたってコピーされ、空間ストリームの各々は、異なるストリームごとのCSD値(たとえば、上記のTable 1(表1)に示す異なるCSD値)を用いて送信され得る。
たとえば、ビーム変化がゼロに等しいことと、トリガに基づかない送信されるべきフレームがあることとをSTAが決定するとき、STAは、ストリームごとのベースに基づいて決定されたCSDを用いてフレーム(たとえば、プリHE被変調フィールド280およびHE被変調フィールド290)を送信することを決定する。STAが特定のストリームごとのCSDを用いてフレームを送信するとき、フレーム内の各サブフィールド(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)は、その特定のストリームごとのCSDを用いて送信される。STAは、いくつの追加のn個のストリームが同じフレーム(たとえば、同じ情報)を送信するために使用され得るかを決定する。nは7に等しいと仮定され、それによりSTAは、ストリームA(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム1)、ストリームB(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム2)、ストリームC(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム3)、ストリームD(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム4)、ストリームE(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム5)、ストリームF(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム6)、ストリームG(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム7)、およびストリームH(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム8)の8つの異なるストリーム内のフレームを送信することを決定する。
たとえば、上記のTable 1(表1)に示すように、STAは、0nsのCSD値をストリームAに、-400nsのCSD値をストリームBに、-200nsのCSD値をストリームCに、-600nsのCSD値をストリームDに、-350nsのCSD値をストリームEに、-650nsのCSD値をストリームFに、-100nsのCSD値をストリームGに、および-750nsのCSD値をストリームHに適用し得る。したがって、ストリームAは時間0において送信され、ストリームBはストリームAと比較して400nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームCはストリームAと比較して200nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームDはストリームAと比較して600nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームEはストリームAと比較して350nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームFはストリームAと比較して650nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームGはストリームAと比較して100nsのサイクリック遅延を用いて送信され、かつストリームHはストリームAと比較して750nsのサイクリック遅延を用いて送信され得る。一態様では、STA350は、STF周期性に基づいてストリームの各々に対して他のCSD値を割り当て得る。
トリガベースフレーム
オプション1
加えて、ビーム変化はゼロに等しく、かつAPからトリガメッセージを受信するとSTAが決定するとき、フレーム250は、ストリームごとのCSDを用いて空間ストリーム内で送信され得る。STAが特定のストリームごとのCSDを用いてトリガベースフレームを送信するとき、フレーム内の各サブフィールド(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)は、その特定のストリームごとのCSDを用いて送信される。STAは、いくつの追加のn個のストリームが同じフレーム(たとえば、同じ情報)を送信するために使用され得るかを決定する。nは7に等しいと仮定され、それによりSTAは、ストリームA(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム1)、ストリームB(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム2)、ストリームC(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム3)、ストリームD(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム4)、ストリームE(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム5)、ストリームF(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム6)、ストリームG(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム7)、およびストリームH(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム8)の8つの異なるストリーム内のフレームを送信することを決定する。
非トリガベースフレーム(たとえば、0.8μsのHE-STF)と比較して、トリガベースフレームが2倍のSTF周期性(たとえば、1.6μsのHE-STF)を有すると仮定すると、トリガベースフレームに対するストリームごとのCSD値(たとえば、上記のTable 1(表1)に記載される)は、2倍であり得る。たとえば、STAは、0nsのCSD値をストリームAに、-800nsのCSD値をストリームBに、-400nsのCSD値をストリームCに、-1200nsのCSD値をストリームDに、-700nsのCSD値をストリームEに、-1300nsのCSD値をストリームFに、-200nsのCSD値をストリームGに、および-1500nsのCSD値をストリームHに適用し得る。したがって、ストリームAは時間0において送信され、ストリームBはストリームAと比較して800nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームCはストリームAと比較して400nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームDはストリームAと比較して1200nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームEはストリームAと比較して700nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームFはストリームAと比較して1300nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームGはストリームAと比較して200nsのサイクリック遅延を用いて送信され、かつストリームHはストリームAと比較して1500nsのサイクリック遅延を用いて送信され得る。
オプション2
第2のオプションでは、ビーム変化がゼロに等しいときにトリガベースフレームに対して、上記のTable 1(表1)に示すストリームごとのCSD値は、ストリームごとのCSD値として再使用され得る。たとえば、STA350は、ストリームA(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム1)、ストリームB(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム2)、ストリームC(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム3)、ストリームD(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム4)、ストリームE(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム5)、ストリームF(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム6)、ストリームG(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム7)、およびストリームH(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム8)の各々に対するストリームごとのCSD値を決定し得る。
たとえば、ストリームAは0nsのCSD値を与えられ、ストリームBは-400nsのCSD値を与えられ、ストリームCは-200nsのCSD値を与えられ、ストリームDは-600nsのCSD値を与えられ、ストリームEは-350nsのCSD値を与えられ、ストリームFは-650nsのCSD値を与えられ、ストリームGは-100nsのCSD値を与えられ、かつストリームHは-750nsのCSD値を与えられ得る。したがって、ストリームAは時間0において送信され、ストリームBはストリームAと比較して400nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームCはストリームAと比較して200nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームDはストリームAと比較して600nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームEはストリームAと比較して350nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームFはストリームAと比較して650nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームGはストリームAと比較して100nsのサイクリック遅延を用いて送信され、かつストリームHはストリームAと比較して750nsのサイクリック遅延を用いて送信され得る。
オプション3
第3のオプションでは、CSDの周波数領域アプリケーションを実装することの数学的複雑さを低減するために、オプション1に関して上記で説明した8つのストリームに対するストリームごとのCSD値は、各ストリームに適用される前に(たとえば、ある割合だけ)切り捨てられ得る。たとえば、CSD値の各々は切り捨てられて1.6μs/8にされ、それにより、ストリームAは0nsのCSD値を与えられ、ストリームBは-800nsのCSD値を与えられ、ストリームCは-400nsのCSD値を与えられ、ストリームDは-1000nsのCSD値を与えられ、ストリームEは-600nsのCSD値を与えられ、ストリームFは-1200nsのCSD値を与えられ、ストリームGは-200nsのCSD値を与えられ、およびストリームHは-1400nsのCSD値を与えられ得る。
8つのストリームが、オプション1、オプション2およびオプション3に関して上記で説明されているが、CSD値は、8つのストリームより少ないかまたは多いストリームに適用されてもよい。
プリHE被変調フィールド
1に等しいビーム変化
ビーム変化が1に等しいとき、プリHE被変調フィールド280は、レガシープリアンブル265と同様に変調され得る。たとえば、プリHE被変調フィールド280は、アンテナごとのCSDとともに全方向送信を使用して変調されてもよく、最大CSD値は、200ns以下であり得る。加えて、ビーム変化が1に等しいとき、HE被変調フィールド290は、上記のTable 1(表1)に示すストリームごとのCSD値を使用して送信され得る。
一態様では、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGEが1であるとき、フレーム250のL-STF272、L-LTF274、L-SIG276、RL-SIG278、およびHE-SIG-A282フィールドに対する(たとえば、送信チェーン内のアンテナの総数NTXのうちの送信チェーンiTXに対する)アンテナごとのCSD値
Figure 0006849688
は、以下のTable 2(表2)に記載される値によって規定され得る。UL MU送信では、アンテナごとのCSD値
Figure 0006849688
は、各STAの送信チェーンインデックス(たとえば、STA206、208、210、212が送信する順序)に基づき得る。
Figure 0006849688
0に等しいビーム変化
ストリームごとのCSD
ビーム変化がゼロに等しいとき、プリHE被変調フィールド280は、HE-LTFシンボル288(たとえば、HE-LTF1)と同じまたは同様に変調されてもよく、SU非トリガベースフレームシナリオ(たとえば、0.8μsのHE-STF)に適用可能であり得る。SU非トリガベースフレームシナリオでは、CSD値は、2つまでのストリームに適用され得る。図300を参照すると、STA310は、プリHE被変調フィールド280に関連付けられた情報の第1のセットを送信するために、ストリームAおよびストリームBの2つの空間ストリームを決定および/または識別することができる。
たとえば、ストリームAは0nsのCSD値を与えられ、ストリームBは-400nsのCSD値を与えられ得る。したがって、ストリームAは時間0において送信され、ストリームBは、ストリームAと比較して400nsのサイクリック遅延を用いて送信され得る。
アンテナごとのCSD
場合によっては、ビーム変化がゼロに等しいとき、プリHE被変調フィールド280および/またはHE被変調フィールド290は、アンテナごとのCSDを使用の変調もあり得る。アンテナごとのCSDは、STAにおける実装(たとえば、以下のオプション1、2および3参照)次第であり得る最大CSDに制限され得る。最大CSDを設定することによって、隣接トーン間の最大位相シフトは、APによるタイミング推定を収めるように制限され得る。しかしながら、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGEが0であるとき、L-STF272、L-LTF274、L-SIG276、RL-SIG278、およびHE-SIG-A282フィールドに対するアンテナごとのCSD値
Figure 0006849688
は、指定されない。
オプション1
第1のオプションでは、適用される最大CSDに対する制限は、アンテナごとのCSDがいくつかの例において適用されないことであり得る。たとえば、ストリームごとのCSDを用いて、L-STF274の電力は、1つのストリームが複数のTxアンテナによって使用されているとき、データからオフにされる場合がある。
オプション2
第2のオプションでは、適用され得るアンテナごとのCSDは、200nsの最大CSD値以下であり得る。
オプション3
第3のオプションでは、最大CSD値が400ns以下である限り、任意のアンテナごとのCSD値が適用され得る。たとえば、2つのストリームがあるとき、400nsの遅延がすでにストリームごとのCSD内に存在し得る。400nsの遅延は、レガシーCSDのアンテナごとのCSD(たとえば、レガシーアンテナごとのCSDにおける200nsの遅延)の2倍であり得る。第3のオプションでは、同じアンテナごとのCSD値もまた、HE被変調フィールド290に適用され得る。
UL MU MIMOにおけるCSDアプリケーション
アンテナごとのCSD
第1のUL MU MIMOシナリオでは、アンテナごとのCSDが、関与するSTA206、208、210、212の各々に対して適用され得る。一態様では、Txアンテナの数は、UL MU送信において他のSTAに対して未知であり得る。ローカルアンテナごとのCSD(たとえば、関与するSTA206、208、210、212の各々における)は、AP202における異なる到着時間間隔/電力が異なることによって、異なるSTA206、208、210、212からの送信をAP202が区別するのに十分であり得る。プリHE被変調フィールド280に適用されるCSD値は、上記のTable 2(表2)に示すアンテナごとのCSD値を含み得る。HE被変調フィールド290に適用されるアンテナごとのCSDは、実装次第であり得る。
第2のUL MU MIMOシナリオでは、UL MU MIMO送信のプリHE被変調フィールド280内のアンテナごとのCSDは、関与するSTA206、208、210、212の各々のTxアンテナインデックスの関数であり得る。一態様では、アンテナごとのCSDは、SU送信と同様に適用され得る(たとえば、STA206、208、210、212は、表からのどのCSD値がどのTxアンテナに適用可能であるかを決定するためにローカルアンテナインデックスを使用する)。
ストリームごとのCSD
一態様では、グローバルCSDインデックスは、UL MU MIMOシナリオにおける各STA(たとえば、AP202から受信されたトリガメッセージ216内で位置を特定される)に対するストリーム割り振りに基づき得る。たとえば、STA206、208、210、212のうちの1つが送信のためにストリーム3および4を割り当てられる場合、対応するストリームごとのCSDは、グローバルインデックス内の第3および第4の値である。第3のUL MU MIMOシナリオでは、グローバルストリームごとのCSDは、関与するSTA206、208、210、212の各々に対して適用され得る。フレーム250がトリガベースフレームであるとき、各STA206、208、210、212は、どのCSD値がどのストリームに適用され得るかを決定するためにグローバルCSDインデックスを使用し得る。
OFDMAデータ上のCSDに対する特別考慮事項
大きいアンテナごとのCSD値(たとえば、400ns超)が、OFDMAデータ、単一ストリーム送信、および/または相関が高いチャネルに対して必要である場合がある。一態様では、より長いシンボル持続時間は、より大きいCSD値を許容することが可能であり得る。しかしながら、より小さいリソースユニットサイズは、AP202においてチャネルを分離し得るには不十分な1リソースユニット内の平均化をもたらす場合がある。たとえば、STA206、208、210、212において2つのTxアンテナがあり、AP202において1つの受信機アンテナがあるとき、2つのTxアンテナからのチャネルは、2.5MHz周期(たとえば、20MHz/8=2.5MHz)に対応する[0 -400]のアンテナごとのCSD値が適用される場合、400ns(たとえば、400ns=8*50ns)だけ分離され得る。しかしながら、26トーンのリソースユニットは、約2MHzの帯域幅しか有し得ない。そのような狭い帯域幅上では、フルCSDダイバーシティは、AP202によって捕捉されない場合がある。複数のストリーム送信において、空間拡張マトリックスは、データを直交化するのに十分であり得る。本開示は、OFDMAデータ上のCSDに関連する潜在的問題を解決するために2つのオプションを提示する。
オプション1
アンテナごとのCSD値は、AP202によって捕捉されるのに十分なダイバーシティを与えるために増加され得る。たとえば、CSD値は、新しいCSD値(たとえば、CSD_new)を取得するために4倍に増加され得る。新しいCSD値は、4とCSD値が乗算されてベクトルオフセットを加算すること(たとえば、CSD_new=4*CSD_11ac+Δ1x8)に等しくてもよい。新しいCSD値は、HE-STFシンボル286とデータフィールド292内のデータシンボルの両方、ならびに他のシンボルおよびフィールドに適用され得る。CSD値は、たとえば、(たとえば、上記のTable 1(表1)に示すように)[0 -400 -200 -600 -350 -650 -100 -750]nsであり得る。ベクトルオフセットΔ1x8は、STF性能の低下を防止するために必要であり得る。STFに適用される効果的なCSD(たとえば、CSD_STF)は、トリガベースフレームおよび非トリガベースフレームに対して異なる場合がある(たとえばCSD_STF=mod(CSD_new, STF_period))。たとえば、STF_periodは、非トリガベースフレームに対して0.8μsに等しいか、またはトリガベースフレームに対して1.6μsに等しい場合がある。
例として、ベクトルオフセットΔ1x8が[0 -400 -200 -600 +250 -450 +300 -150]に等しい場合、CSD_newは[0 -2000 -1000 -3000 -1150 -3050 -100 -3150]nsに等しい。したがって、0.8μsの周期性を有する非トリガベースフレームに対して、CSD_STFは[0 -400 -200 -600 -350 -650 -100 -750]nsに等しい(たとえば、それはTable 1(表1)に示すCSD値に等しい)。しかしながら、1.6μsの周期性を有するトリガベースフレームに対して、CSD_STFは[0 -400 -1000 -1400 -1150 -1450 -100 -1550]nsに等しい。
オプション2
代替的に、アンテナごとのCSD値は、STA206、208、210、212からAP202への各送信に対してランダムに適用され得る。AP202が送信を特定のSTA206、208、210、212に割り当てることができない任意の相関問題は、STA206、208、210、212による再送信によって解決され得る。代替的に、STA206、208、210、212は、再送信内の空間拡張マトリックスを変更し得る。一態様では、空間拡張マトリックスは、実装に基づいて決定され、送信チェーン当たりの追加のCSD値を含み得る。
図4は、アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するために、図1のワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス402の機能ブロック図400である。ワイヤレスデバイス402は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成される場合があるデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス402は、STA112、114、116、118であり得る。
ワイヤレスデバイス402は、ワイヤレスデバイス402の動作を制御するプロセッサ404を含み得る。プロセッサ404は、中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ406は、命令とデータとをプロセッサ404に提供することができる。メモリ406の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ404は、通常、メモリ406内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理演算と算術演算とを実行する。メモリ406内の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように(たとえば、プロセッサ404によって)実行可能であってもよい。
プロセッサ404は、1つまたは複数のプロセッサとともに実装される処理システムを備えるか、またはその構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、個別のハードウェア構成要素、専用のハードウェア有限ステートマシン、または、情報の計算もしくは他の操作を実行することができる任意の他の適切なエンティティを任意に組み合わせて実装されてもよい。
処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体も含むことができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、処理システムに本明細書で説明する様々な機能を実行させる。
ワイヤレスデバイス402はまた、ハウジング408を含み得、ワイヤレスデバイス402は、ワイヤレスデバイス402とリモートデバイスとの間のデータ送信の送信(たとえば、プリHE被変調フィールド/HE被変調フィールド426)および受信(ストリームごと/アンテナごとのCSDオフセット/ユーザインデックス428)を可能にするために送信機410および/または受信機412を含み得る。送信機410および受信機412は、トランシーバ414に組み合わせられ得る。アンテナ416は、ハウジング408に取り付けられ、トランシーバ414に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス402はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含み得る。
ワイヤレスデバイス402はまた、トランシーバ414または受信機412によって受信された信号のレベルを検出および数量化するために使用され得る信号検出器418を含み得る。信号検出器418は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス402はまた、信号の処理に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)420を含み得る。DSP420は、送信のためのパケットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、パケットは、PPDUを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレスデバイス402は、ユーザインターフェース422をさらに備え得る。ユーザインターフェース422は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを備える場合がある。ユーザインターフェース422は、ワイヤレスデバイス402のユーザに情報を伝えるかつ/またはユーザからの入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
ワイヤレスデバイス402がSTA(たとえば、STA114、STA206)として実装されるとき、ワイヤレスデバイス402はまた、APに送信されることになるフレームに適用するためのストリームごとおよび/またはアンテナごとのCSD値を決定し得るCSD構成要素424を備え得る。一構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信するかを決定するための手段を含み得る。別の構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するためのCSD値の第1のセットを決定するための手段を含み得る。一態様では、フレームの第1の部分は、プリHE被変調フィールドを含み得る。さらなる構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するためのCSD値の第2のセットを決定するための手段を含み得る。一態様では、フレームの第2の部分は、HE被変調フィールドまたはデータフィールドである。一構成では、ワイヤレスデバイス402は、ビーム変化がゼロまたは1のどちらに等しいかを決定するための手段を含み得る。別の構成では、ワイヤレスデバイス402は、ビーム変化がゼロに等しいとき、その数のストリーム(the number of streams)内の各ストリームに対するストリームCSD値を決定するための手段を含み得る。一態様では、各ストリームに対するストリームCSD値は、CSD値の第1のセットおよびCSD値の第2のセットであり得る。さらなる構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームの第1の部分およびフレームの第2の部分に各ストリームに対するストリームCSD値を適用するための手段を含み得る。一構成では、ワイヤレスデバイス402は、その数のアンテナ(the number of antennas)内の各アンテナに対するアンテナCSD値を決定するための手段を含み得る。別の構成では、ワイヤレスデバイス402は、ビーム変化が1に等しいとき、その数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値とその数のアンテナ内の各アンテナに対するストリームCSD値とを決定するための手段を含み得る。一態様では、各アンテナに対するアンテナCSD値はCSD値の第1のセットであり、各ストリームに対するストリームCSD値はCSD値の第2のセットであり得る。さらなる構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームの第1の部分に各アンテナに対するアンテナCSD値を適用し、かつフレームの第2の部分に各アンテナに対するストリームCSD値を適用するための手段を含み得る。一構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームがトリガベースフレームまたは非トリガベースフレームのいずれであるかを決定するための手段を含み得る。別の構成では、ワイヤレスデバイス402は、フレームがトリガベースであると決定されるとき、CSD値の第1のセットを取得するために、各ストリームに対するストリームCSD値と1より大きい整数とを乗算するための手段を含み得る。さらなる構成では、ワイヤレスデバイス402は、乗算後にCSD値の第1のセット内の各値を、ある割合だけ低減するための手段を含み得る。一構成では、ワイヤレスデバイス402は、ベクトルCSDオフセットを決定するための手段を含み得る。別の構成では、ワイヤレスデバイス402は、CSD値の第2のセットを取得するために、決定されたベクトルCSDオフセットに基づいて各アンテナに対するアンテナCSD値を修正するための手段を含み得る。一態様では、各アンテナごとのCSD値は、ランダムに適用され得る。一構成では、ワイヤレスデバイス402は、情報の第1のセットの再送信に関連付けられた空間拡張マトリックスを変更するための手段を含み得る。別の構成では、ワイヤレスデバイス402は、基地局からトリガを受信するための手段を含み得る。一態様では、トリガは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力シナリオにおいて割り振られたストリームの数またはアンテナの数に基づくインデックスを含み得る。別の態様では、インデックスは、グローバルインデックスまたはローカルインデックスのうちの1つであり得る。さらなる態様では、CSD値の第1のセットは、インデックスに基づいて決定され得る。
ワイヤレスデバイス402の様々な構成要素は、バスシステム426によって一緒に結合され得る。バスシステム426は、データバスとともに、たとえば、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス402の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されることがあり、または互いに入力を受け入れもしくは提供することがある。
いくつかの別個の構成要素が図4に示されるが、構成要素のうちの1つまたは複数は、組み合わせられてよく、または共通して実装されてよい。たとえば、プロセッサ404は、プロセッサ404に関して上記で説明した機能を実施するためだけでなく、信号検出器418、DSP420、ユーザインターフェース422、および/またはCSD構成要素424に関して上記で説明した機能を実施するためにも使用され得る。さらに、図4に示される構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
図5A〜図5Cは、アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するための、ワイヤレス通信の例示的な方法500の流れ図である。方法500は、装置(たとえば、STA114、STA212、またはワイヤレスデバイス402)を使用して実行され得る。図5A〜図5Cでは、随意の動作は、点線で示されている。
図5Aを参照すると、502において、装置は、ビーム変化がゼロまたは1のいずれであるかを決定し得る。たとえば、図2Aを参照すると、AP202は、ビーム変化が発生した場合、様々なステップ(たとえば、異なるトレーニングフィールド上でビームフォーミング/プリコーディングするステップ)を介してプリアンブル285の複数のフィールドを生成することができ、STA206、208、210、212に示すためにビーム変化ビット(たとえば、TX VECTOR parameter BEAM_CHANGE)を信号フィールド(たとえば、RL-SIG278、HE-SIG-A282および/またはHE-SIG-B284)内に挿入することができ、その逆も同様である。次いで、AP202は、STA206、208、210、212にプリアンブル285を送信し得る。STA206、208、210、212はプリアンブル285を受信し、異なるトレーニングフィールドを使用してチャネル推定を実行し、ビーム変化ビット(たとえば、TX VECTOR parameter BEAM_CHANGE)を復号することができる。ビーム変化ビットが1に等しい(たとえば、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGE=1)場合、STA206、208、210、212は、異なるトレーニングフィールドの間でチャネル条件が変化したと決定し得る。代替的に、ビーム変化指示ビットが0に等しい(たとえば、TXVECTOR parameter BEAM_CHANGE=0)場合、STA206、208、210、212は、次いで、異なるトレーニングフィールドの送信の間にチャネル条件が同じままであると決定し得る。
504において、装置は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信するかを決定し得る。たとえば、図2Cを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)とHE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)とにストリームごとのCSD209、211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。場合によっては、ビーム変化がゼロに等しいとき、アンテナごとのCSD(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)が、さらに、プリHE被変調フィールド280とHE被変調フィールド290とに適用され得る。代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)にアンテナごとのCSD209(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)を適用し、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)にストリームごとのCSD211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。
506において、装置は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するためのCSD値の第1のセットを決定し得る。一態様では、フレームの第1の部分はフレームのプリHE被変調フィールドを含み、情報の第1のセットはプリHE被変調フィールドのサブフィールドを含む。たとえば、図2Cを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)にストリームごとのCSD209、211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。場合によっては、ビーム変化がゼロに等しいとき、アンテナごとのCSD(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)が、さらに、プリHE被変調フィールド280に適用され得る。代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)にアンテナごとのCSD209(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)を適用し得る。
508において、装置は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するためのCSD値の第2のセットを決定し得る。一態様では、フレームの第2の部分はHE被変調フィールドおよび/またはデータフィールドであり、情報の第2のセットはHE被変調フィールドのサブフィールドおよび/またはデータフィールドのサブフィールドを含む。たとえば、図2Cを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)にストリームごとのCSD211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。場合によっては、ビーム変化がゼロに等しいとき、アンテナごとのCSDは、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)に適用され得る。代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)にストリームごとのCSD211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。
ビーム変化がゼロに等しいとき、510において、装置は、同じ情報を搬送する各ストリームに対するストリームCSD値を決定し得る。一態様では、各ストリームに対するストリームCSD値は、プリHE被変調フィールド280に対するCSD値の第1のセットおよびHE被変調フィールド290に対するCSD値の第2のセットであり得る。別の態様では、CSD値の第1のセットは、CSD値の第2のセットに等しい。たとえば、図2Cを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)とHE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)とに同じストリームごとのCSD209、211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。
図5Bを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、512において、装置は、各ストリーム内のフレームの第1の部分とフレームの第2の部分とに各ストリームに対するストリームCSD値を適用し得る。たとえば、図2Aを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定することができ、ここで同じフレームが異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が上記のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されたCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは上記のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。図2Cを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)とHE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)とにストリームごとのCSD209、211(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し得る。
ビーム変化がゼロに等しいとき、514において、装置は、その数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値を決定し得る。たとえば、図2Aを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212はまた、決定されたCSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいて、アンテナiから送信され得る特定のストリームsを決定し得る。たとえば、CSDsは、上記のTable 1(表1)に記載される値に基づいて決定され得、CSDiは、上記のTable 2(表2)に記載される値に基づいて決定され得る。図2Cを参照すると、アンテナごとのCSDは、加えて、プリHE被変調フィールド280およびHE被変調フィールド290に適用され得る。TXVECTOR parameter BEAM_CHANGEが0であるとき、L-STF272、L-LTF274、L-SIG276、RL-SIG278、およびHE-SIG-A282フィールドに対するアンテナごとのCSD値
Figure 0006849688
(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)は、指定されない。
ビーム変化がゼロに等しいとき、516において、装置は、各アンテナによって送信されるフレームの第1の部分とフレームの第2の部分とに各アンテナに対するアンテナCSD値を適用し得る。たとえば、図2Aを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212はまた、アンテナごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定し得る。そのような一構成では、特定のストリームsは、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。そのような構成の一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。図2Cを参照すると、場合によっては、アンテナごとのCSDは、加えて、プリHE被変調フィールド280およびHE被変調フィールド290に適用され得る。
図5Aを参照すると、ビーム変化が1に等しいとき、518において、装置は、その数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値と、その数のアンテナ内の各アンテナに対するストリームCSD値とを決定し得る。たとえば、図2Cを参照すると、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)にストリームごとのCSD209(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)にアンテナごとのCSD211(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)を適用し得る。
図5Bを参照すると、ビーム変化が1に等しいとき、520において、装置は、フレームの第1の部分に各アンテナに対するアンテナCSD値を適用し、フレームの第2の部分に各アンテナに対するストリームCSD値を適用し得る。たとえば、図2Cを参照すると、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、プリHE被変調フィールド280(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284)にストリームごとのCSD209(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を適用し、HE被変調フィールド290(たとえば、フィールド286、288、292、294)にアンテナごとのCSD211(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)を適用し得る。
ビーム変化が1に等しいとき、522において、装置は、情報の第1のセットの再送信に関連付けられた空間拡張マトリックスを変更し得る。たとえば、図2A〜図2Cを参照すると、アンテナごとのCSD値は、STA206、208、210、212からAP202への各送信に対してランダムに適用され得る。AP202が送信を特定のSTA206、208、210、212に割り当てることができない任意の相関問題は、STA206、208、210、212による再送信によって解決され得る。代替的に、STA206、208、210、212は、再送信内の空間拡張マトリックスを変更し得る。一態様では、空間拡張マトリックスは、実装に基づいて決定され、送信チェーン当たりの追加のCSD値を含み得る。
ビーム変化が1に等しいとき、524において、装置は、ベクトルCSDオフセットを決定し得る。たとえば、図2A〜図2Cを参照すると、アンテナごとのCSD値は、AP202によって捕捉されるのに十分なダイバーシティを与えるために増加され得る。たとえば、CSD値は、新しいCSD値(たとえば、CSD_new)を取得するために4倍に増加され得る。新しいCSD値は、4とCSD値が乗算されてベクトルオフセットを加算すること(たとえば、CSD_new=4*CSD_11ac+Δ1x8)に等しくてもよい。新しいCSD値は、HE-STFシンボル286とデータフィールド292内のデータシンボルの両方ならびに他のシンボルおよびフィールドに適用され得る。CSD値は、たとえば、(たとえば、上記のTable 1(表1)に示すように)[0 -400 -200 -600 -350 -650 -100 -750]nsであり得る。ベクトルオフセットΔ1x8は、STF性能の低下を防止するために必要であり得る。STFに適用される効果的なCSD(たとえば、CSD_STF)は、トリガベースフレームおよび非トリガベースフレームに対して異なる場合がある(たとえば、CSD_STF=mod(CSD_new, STF_period))。たとえば、STF_periodは、非トリガベースフレームに対して0.8μsに等しいか、またはトリガベースフレームに対して1.6μsに等しい場合がある。例として、ベクトルオフセットΔ1x8が[0 -400 -200 -600 +250 -450 +300 -150]に等しい場合、CSD_newは[0 -2000 -1000 -3000 -1150 -3050 -100 -3150]nsに等しい。したがって、0.8μsの周期性を有する非トリガベースフレームに対して、CSD_STFは[0 -400 -200 -600 -350 -650 -100 -750]nsに等しい(たとえば、それはTable 1(表1)に示すCSD値に等しい)。しかしながら、1.6μsの周期性を有するトリガベースフレームに対して、CSD_STFは[0 -400 -1000 -1400 -1150 -1450 -100 -1550]nsに等しい。
ビーム変化が1に等しいとき、526において、装置は、CSD値の第2のセットを取得するために、決定されたベクトルCSDオフセットに基づいて各アンテナに対するアンテナCSD値を修正し得る。たとえば、図2A〜図2Cを参照すると、アンテナごとのCSD値は、AP202によって捕捉されるのに十分なダイバーシティを与えるために増加され得る。たとえば、CSD値は、新しいCSD値(たとえば、CSD_new)を取得するために4倍に増加され得る。新しいCSD値は、4とCSD値が乗算されてベクトルオフセットを加算すること(たとえば、CSD_new=4*CSD_11ac+Δ1x8)に等しくてもよい。新しいCSD値は、HE-STFシンボル286とデータフィールド292内のデータシンボルの両方ならびに他のシンボルおよびフィールドに適用され得る。CSD値は、たとえば、(たとえば、上記のTable 1(表1)に示すように)[0 -400 -200 -600 -350 -650 -100 -750]nsであり得る。ベクトルオフセットΔ1x8は、STF性能の低下を防止するために必要であり得る。STFに適用される効果的なCSD(たとえば、CSD_STF)は、トリガベースフレームおよび非トリガベースフレームに対して異なる場合がある(たとえば、CSD_STF=mod(CSD_new, STF_period))。たとえば、STF_periodは、非トリガベースフレームに対して0.8μsに等しいか、またはトリガベースフレームに対して1.6μsに等しい場合がある。例として、ベクトルオフセットΔ1x8が[0 -400 -200 -600 +250 -450 +300 -150]に等しい場合、CSD_newは[0 -2000 -1000 -3000 -1150 -3050 -100 -3150]nsに等しい。したがって、0.8μsの周期性を有する非トリガベースフレームに対して、CSD_STFは[0 -400 -200 -600 -350 -650 -100 -750]nsに等しい(たとえば、それはTable 1(表1)に示すCSD値に等しい)。しかしながら、1.6μsの周期性を有するトリガベースフレームに対して、CSD_STFは[0 -400 -1000 -1400 -1150 -1450 -100 -1550]nsに等しい。
528において、装置は、基地局からトリガを受信し得る。一態様では、トリガは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力シナリオにおいて割り振られたストリームの数またはアンテナの数に基づくインデックスを含み得る。別の態様では、インデックスは、グローバルインデックスまたはローカルインデックスのうちの1つであり得る。さらなる態様では、CSD値の第1のセットは、インデックスに基づいて決定され得る。たとえば、図2Aを参照すると、AP202は、STA212(およびSTA206、208、210)にトリガメッセージ216を送信し得る。トリガメッセージ216は、STA212がAP202にフレームを送信するために使用し得る構成情報を含み得る。
530において、装置は、フレームがトリガベースフレームまたは非トリガベースフレームのどちらであるかを決定し得る。たとえば、図2Aを参照すると、第1のHE-STFモードでは、非トリガドフレーム(たとえば、AP202から受信されたトリガに基づいて送信されるフレーム)に対して5周期(たとえば、5つのSTFショートシンボル)を有する0.8μsの周期性が許容され得る(たとえば、0.8μsのHE-STF)。第2のHE-STFモードでは、トリガベースフレーム(たとえば、AP202から受信されたトリガ216に基づいて送信されるフレーム)に対して5周期(たとえば、5つのSTFショートシンボル)を有する1.6μsの周期性が許容され得る(たとえば、1.6μsのHE-STF)。
フレームが非トリガベースフレームであるとき、532において、装置は、フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットとフレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットとに、510において決定されたストリームCSD値を適用し得る。たとえば、図2A〜図2Cを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいことと、トリガに基づかない送信されるべきフレームがあることとをSTAが決定するとき、STAは、ストリームごとのベースに基づいて決定されたCSDを用いてフレーム(たとえば、プリHE被変調フィールド280およびHE被変調フィールド290)を送信することを決定する。STAが特定のストリームごとのCSDを用いてフレームを送信するとき、フレーム内の各サブフィールド(たとえば、フィールド272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)は、その特定のストリームごとのCSDを用いて送信される。STAは、いくつの追加のn個のストリームが同じフレーム(たとえば、同じ情報)を送信するために使用され得るかを決定する。nは7に等しいと仮定され、それによりSTAは、ストリームA(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム1)、ストリームB(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム2)、ストリームC(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム3)、ストリームD(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム4)、ストリームE(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム5)、ストリームF(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム6)、ストリームG(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム7)、およびストリームH(たとえば、上記のTable 1(表1)のストリーム8)の8つの異なるストリーム内のフレームを送信することを決定する。
フレームがトリガベースフレームであるとき、534において、装置は、CSD値の第1のセットを取得するために、各ストリームに対するストリームCSD値と1より大きい整数とを乗算し得る。たとえば、図2A〜図2Cを参照すると、HE被変調フィールド290は、フレーム250がトリガベースフレームであるとき、ストリームごとのCSDを用いて空間ストリーム内で送信され得る。たとえば、図3に関して、STA350は、HE被変調フィールド290に関連付けられた情報の第2のセットを送信するために、ストリームA(たとえば、Table 1(表1)のストリーム1)、ストリームB(たとえば、Table 1(表1)のストリーム2)、ストリームC(たとえば、Table 1(表1)のストリーム3)、ストリームD(たとえば、のTable 1(表1)のストリーム4)、ストリームE(たとえば、Table 1(表1)のストリーム5)、ストリームF(たとえば、Table 1(表1)のストリーム6)、ストリームG(たとえば、Table 1(表1)のストリーム7)、およびストリームH(たとえば、Table 1(表1)のストリーム8)の8つの空間ストリームを決定および/または識別することができる。第1のオプションでは、トリガベースフレームは、非トリガベースフレーム(たとえば、0.8μsのHE-STF)と比較して2倍のSTF周期性(たとえば、1.6μsのHE-STF)を有し得る。このオプションでは、トリガベースフレームに対するCSD値(たとえば、上記のTable 1(表1)に記載される)が2倍にされ得る。たとえば、STA350は、前に説明した非トリガベースフレームに対して使用されるCSD値を2倍にすることによって、ストリームA、ストリームB、ストリームC、ストリームD、ストリームE、ストリームF、ストリームG、ストリームHの各々に対するストリームごとのCSD値を決定し得る。たとえば、ストリームAは0nsのCSD値を与えられ、ストリームBは-800nsのCSD値を与えられ、ストリームCは-400nsのCSD値を与えられ、ストリームDは-1200nsのCSD値を与えられ、ストリームEは-700nsのCSD値を与えられ、ストリームFは-1300nsのCSD値を与えられ、ストリームGは-200nsのCSD値を与えられ、かつストリー
ムHは-1500nsのCSD値を与えられ得る。したがって、ストリームAは時間0において送信され、ストリームBはストリームAと比較して800nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームCはストリームAと比較して400nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームDはストリームAと比較して1200nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームEはストリームAと比較して700nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームFはストリームAと比較して1300nsのサイクリック遅延を用いて送信され、ストリームGはストリームAと比較して200nsのサイクリック遅延を用いて送信され、かつストリームHはストリームAと比較して1500nsのサイクリック遅延を用いて送信され得る。
図5Cを参照すると、フレームがトリガベースフレームであるとき、536において、装置は、乗算した後に、ある割合だけCSD値の第1のセットにおける各値を低減し得る。たとえば、図2A〜図2Cを参照すると、CSDの周波数領域アプリケーションを実装することの数学的複雑さを低減するために、オプション1に関して上記で説明した8つのストリームに対するストリームごとのCSD値は、各ストリームに適用される前に(たとえば、ある割合だけ)切り捨てられ得る。たとえば、CSD値の各々は切り捨てられて1.6μs/8にされ、それにより、ストリームAは0nsのCSD値を与えられ、ストリームBは-800nsのCSD値を与えられ、ストリームCは-400nsのCSD値を与えられ、ストリームDは-1000nsのCSD値を与えられ、ストリームEは-600nsのCSD値を与えられ、ストリームFは-1200nsのCSD値を与えられ、ストリームGは-200nsのCSD値を与えられ、およびストリームHは-1400nsのCSD値を与えられ得る。
538において、装置は、アンテナの数、ストリームの数、またはアンテナの数とストリームの数の両方を使用して、CSD値の第1のセットに基づく情報の第1のセットおよびCSD値の第2のセットに基づく情報の第2のセットを送信し得る。たとえば、図2Aを参照すると、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定することができ、ここで同じフレームが異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が上記のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されたCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは上記のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。加えて、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212はまた、アンテナごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定し得る。そのような一構成では、特定のストリームsは、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。そのような構成の一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、アンテナごとに決定されたCSD(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)を用いてプリHE被変調フィールド280を送信することと、ストリームごとに決定されたCSD(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を用いてHE被変調フィールド290を送信することとを決定し得る。ビーム変化が1に等しいとき、1つだけのストリームがプリHE被変調フィールド280に対して送信され、複数のストリームがHE被変調フィールド290に対して送信され得る。ビーム変化が1に等しいとき、異なるアンテナごとのCSDが、どのアンテナからストリームがプリHE被変調フィールド280に対して送信されているかに応じて、1つのストリームに適用される。したがって、その1つのストリームに対する各サブフィールドは、アンテナiからCSDiに等しいCSDを用いて送信されており、ここでCSDiは上記のTable 2(表2)の中で見いだされる。ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてHE被変調フィールド290を送信することを決定することができ、ここで同じHE被変調フィールド290が異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が上記のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されたCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは上記のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、HE被変調フィールド290に対する異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のHE被変調フィールド290のサブフィールド(たとえば、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。
図6は、アンテナごとおよび/またはストリームごとのCSD値を使用して情報を送信するための、例示的なワイヤレス通信デバイス600の機能ブロック図である。ワイヤレス通信デバイス600は、受信機605、処理システム610、および送信機615を含み得る。処理システム610は、CSD構成要素624および/またはフレーム生成構成要素626を含み得る。一態様では、フレーム生成構成要素626は、送信されるべきフレームを生成するように構成され得る。フレーム生成構成要素626は、送信されるべきフレームに関連付けられたプリHE被変調フィールドとHE被変調フィールドとを生成し得る。フレーム生成構成要素626は、送信されるべきフレームをCSD構成要素624に提供し得る。一構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信するかを決定するように構成され得る。別の構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するためのCSD値の第1のセットを決定するように構成され得る。一態様では、フレームの第1の部分は、プリHE被変調フィールドを含み得る。さらなる構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームを送信するための局におけるアンテナの数、局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数、またはフレームを送信するための局におけるアンテナの数と局によってフレームを送信するために使用されるストリームの数の両方、のうちのいずれに基づいて、CSDを用いてフレームを送信すると決定されるかに基づいて、フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するためのCSD値の第2のセットを決定するように構成され得る。一態様では、フレームの第2の部分は、HE被変調フィールドまたはデータフィールドである。一構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、ビーム変化がゼロまたは1のどちらに等しいかを決定するように構成され得る。別の構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、ビーム変化がゼロに等しいとき、その数のストリーム内の各ストリームに対するストリームCSD値を決定するように構成され得る。一態様では、各ストリームに対するストリームCSD値は、CSD値の第1のセットおよびCSD値の第2のセットであり得る。さらなる構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームの第1の部分およびフレームの第2の部分に各ストリームに対するストリームCSD値を適用するように構成され得る。一構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、その数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値を決定するように構成され得る。別の構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、ビーム変化が1に等しいとき、その数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値とその数のアンテナ内の各アンテナに対するストリームCSD値とを決定するように構成され得る。一態様では、各アンテナに対するアンテナCSD値は、CSD値の第1のセットであり、各ストリームに対するストリームCSD値は、CSD値の第2のセットであり得る。さらなる構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームの第1の部分に各アンテナに対するアンテナCSD値を適用し、フレームの第2の部分に各アンテナに対するストリームCSD値を適用するように構成され得る。一構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームがトリガベースフレームまたは非トリガベースフレームのどちらであるかを決定するように構成され得る。別の構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、フレームがトリガベースであることが決定されるとき、CSD値の第1のセットを取得するために、各ストリームに対するストリームCSD値と1より大きい整数とを乗算するように構成され得る。さらなる構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、乗算後にCSD値の第1のセット内の各値を、ある割合だけ低減するように構成され得る。一構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、ベクトルCSDオフセットを決定するように構成され得る。別の構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、CSD値の第2のセットを取得するために、決定されたベクトルCSDオフセットに基づいて各アンテナに対するアンテナCSD値を修正するように構成され得る。一態様では、各アンテナごとのCSD値は、ランダムに適用され得る。一構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、情報の第1のセットの再送信に関連付けられた空間拡張マトリックスを変更するように構成され得る。別の構成では、処理システム610および/またはCSD構成要素624は、基地局からトリガを受信するように構成され得る。一態様では、トリガは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力シナリオにおいて割り振られたストリームの数またはアンテナの数に基づくインデックスを含み得る。別の態様では、インデックスは、グローバルインデックスまたはローカルインデックスのうちの1つであり得る。さらなる態様では、CSD値の第1のセットは、インデックスに基づいて決定され得る。
受信機605、処理システム610、CSD構成要素624、フレーム生成構成要素626、および/または送信機615は、図6のブロック605、610、615、および620に関して上記で説明した1つまたは複数の機能を実行するように構成され得る。受信機605は、受信機412に対応し得る。処理システム610は、プロセッサ504に対応し得る。送信機615は、送信機410に対応し得る。CSD構成要素624は、CSD構成要素124および/またはCSD構成要素424に対応し得る。
上記で説明したように、STAは、いくつかのアンテナ、いくつかのストリーム、またはいくつかのアンテナといくつかのストリームの両方を使用してAPにフレーム(たとえば、信号)を送信し得る。しかしながら、異なるストリームおよび/または異なるアンテナが同じチャネルを使用して信号を送信するために使用される場合があるので、APにおいて受信された信号が位相が反対であるとき、意図しないビームフォーミングが生じる場合がある。意図しないビームフォーミングを回避するために、本開示のSTAは、チャネルがAPによって区別され得るように、フレームを送信するために使用される各ストリームおよび/またはアンテナに対してCSDを適用し得る。
たとえば、ビーム変化がゼロに等しいとき、本開示のSTA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定することができ、ここで同じフレームが異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が上記のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されたCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは上記のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。加えて、ビーム変化がゼロに等しいとき、STA206、208、210、212はまた、アンテナごとのベースで決定されたCSDを用いてフレームを送信することを決定し得る。そのような一構成では、特定のストリームsは、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。そのような構成の一態様では、特定のストリームs内のサブフィールド(たとえば、272、274、276、278、282、284、286、288、292、294)の各々は、CSDがCSDs+CSDiに等しいことに基づいてアンテナiから送信され得る。
代替的に、ビーム変化が1に等しいとき、本開示のSTA206、208、210、212は、アンテナごとに決定されたCSD(たとえば、上記のTable 2(表2)参照)を用いてプリHE被変調フィールド280を送信することと、ストリームごとに決定されたCSD(たとえば、上記のTable 1(表1)参照)を用いてHE被変調フィールド290を送信することとを決定し得る。ビーム変化が1に等しいとき、1つだけのストリームがプリHE被変調フィールド280に対して送信され、複数のストリームがHE被変調フィールド290に対して送信され得る。ビーム変化が1に等しいとき、異なるアンテナごとのCSDが、どのアンテナからストリームがプリHE被変調フィールド280に対して送信されているかに応じて、1つのストリームに適用される。したがって、その1つのストリームに対する各サブフィールドは、アンテナiからCSDiに等しいCSDを用いて送信されており、ここでCSDiは上記のTable 2(表2)の中で見いだされる。ビーム変化が1に等しいとき、STA206、208、210、212は、ストリームごとのベースで決定されたCSDを用いてHE被変調フィールド290を送信することを決定することができ、ここで同じHE被変調フィールド290が異なる複数のストリームにわたってコピーされ、異なるストリームの各々が上記のTable 1(表1)に記載されるCSD値のうちの1つを使用してアンテナのグループから送信される。そのような一構成では、適用されたCSDはCSDsに等しくてもよく、ここでCSDsは上記のTable 1(表1)に記載される値のうちの1つの値であり、その値に応じてストリームsが送信されている。STA206、208、210、212は、HE被変調フィールド290に対する異なるストリームの各々に異なるストリームごとのCSDsを適用し得る。一態様では、特定のストリームs内のHE被変調フィールド290のサブフィールド(たとえば、286、288、292、294)の各々は、同じストリームごとのCSDsを用いて送信され得る。
上記で説明した方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/またはモジュールなどの、動作を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されてもよい。一般に、図に示す任意の動作は、動作を実行することが可能な対応する機能手段によって実行されてもよい。
本開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGA、もしくは他のPLD、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されてもよい。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されることがあり、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されることがある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能である任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、コンパクトディスク(CD)ROM(CD-ROM)もしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。また、あらゆる接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。したがって、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備える。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を実現するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに入れ替えられてもよい。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正されてもよい。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を含んでもよい。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するように1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令が記憶された(および/または符号化された)コンピュータ可読媒体を含んでもよい。いくつかの態様の場合、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を含み得る。
さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するための構成要素および/または他の適切な手段が、適用可能なとき、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または別の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合され得る。代替として、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合または提供すると様々な方法を取得できるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、CDまたはフロッピーディスクなどの物理的記憶媒体など)を介して提供され得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が利用され得る。
特許請求の範囲が上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、上記で説明した方法および装置の構成、動作、および詳細において、様々な修正、変更、および変形が加えられてもよい。
上記は本開示の態様を対象としているが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、本開示の基本的な範囲から逸脱することなく考案されてもよく、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。
上述の説明は、いかなる当業者も本明細書で説明する様々な態様を実践できるようにするために提供される。これらの態様への様々な変更は当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示す態様に限定されるものではなく、クレーム文言と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。当業者に知られているか、または後で知られることになる、本開示全体にわたって説明する様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書で開示したものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。請求項のどの構成要件も、その構成要件が、「〜ための手段」という句を用いて明確に記載されることのない限り、または方法クレームの場合、構成要件が、「〜ためのステップ」という句を用いて記載されることのない限り、米国特許法第112(f)の規定の下に解釈されるべきではない。
100 ワイヤレス通信システム
102 基本サービスエリア(BSA)
104 アクセスポイント(AP)
108 ダウンリンク(DL)
110 アップリンク(UL)
112 局(STA)
114 STA
116 STA
118 STA
124 CSD構成要素
200 図
201 図
202 AP
203 図
205 フレーム
206 STA
207 フレーム
208 STA
209 ストリームごとのCSD、アンテナごとのCSD
210 STA
211 ストリームごとのCSD、アンテナごとのCSD
212 STA
214 サービスエリア
216 トリガメッセージ
250 フレーム
265 レガシープリアンブル
270 HE部分
272 レガシーショートトレーニングフィールド(L-STF)シンボル、サブフィールド
274 レガシーロングトレーニングフィールド(L-LTF)シンボル、サブフィールド
275 高効率(HE)プリアンブル
276 レガシー信号フィールド(L-SIG)シンボル、サブフィールド
278 反復レガシー信号フィールド(RL-SIG)シンボル
280 プリHE被変調フィールド
282 HE信号フィールドA(HE-SIG-A)シンボル
284 HE信号フィールドB(HE-SIG-B)シンボル
285 プリアンブル
286 HEショートトレーニングフィールド(HE-STF)シンボル
288 HEロングトレーニングフィールド(HE-LTF)シンボル
290 HE被変調フィールド
292 データフィールド
294 パケット拡張(PE)
300 図
302 AP
305a 情報
305b 情報
310 STA
312 アンテナ
314 アンテナ
350 STA
352 アンテナ
354 アンテナ
356 アンテナ
358 アンテナ
360 アンテナ
362 アンテナ
364 アンテナ
366 アンテナ
400 機能ブロック図
402 ワイヤレスデバイス
404 プロセッサ
406 メモリ
408 ハウジング
410 送信機
412 受信機
414 トランシーバ
416 アンテナ
418 信号検出器
420 デジタル信号プロセッサ(DSP)
422 ユーザインターフェース
424 CSD構成要素
426 プリHE被変調フィールド/HE被変調フィールド、バスシステム
428 ストリームごと/アンテナごとのCSDオフセット/ユーザインデックス
500 方法
600 ワイヤレス通信デバイス
605 受信機
610 処理システム
615 送信機
624 CSD構成要素
626 フレーム生成構成要素

Claims (15)

  1. 局のためのワイヤレス通信の方法であって、
    フレームを送信するための前記局におけるアンテナの数、前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの数、または前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数と前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数の両方、のうちのいずれに基づいて、サイクリックシフト遅延(CSD)を用いて前記フレームを送信するかを決定するステップと、
    ビーム変化値が1またはゼロのどちらに等しいかを決定するステップであって、前記ビーム変化値が、前記フレームの異なるフィールド間のチャネル条件の変化を示すために1に等しく、前記ビーム変化値が、前記チャネル条件の無変化を示すためにゼロに等しい、ステップと、
    前記ビーム変化値が1またはゼロのどちらに等しいかに基づいて、および前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数、前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数、または前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数と前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数の両方、のうちのいずれに基づいて、前記CSDを用いて前記フレームを送信すると決定されるかに基づいて、前記フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するためのCSD値の第1のセットを決定するステップと、
    前記ビーム変化値が1またはゼロのどちらに等しいかに基づいて、および前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数、前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数、または前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数と前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数の両方、のうちのいずれに基づいて、前記CSDを用いて前記フレームを送信すると決定されるかに基づいて、前記フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するためのCSD値の第2のセットを決定するステップであって、CSD値の前記第2のセットがCSD値の前記第1のセットと異なる、ステップと、
    アンテナの前記数、ストリームの前記数、またはアンテナの前記数とストリームの前記数の両方を使用して、CSD値の前記第1のセットに基づく情報の前記第1のセットおよびCSD値の前記第2のセットに基づく情報の前記第2のセットを送信するステップとを含む、方法。
  2. 前記ビーム変化値がゼロに等しいときに前記数のストリーム内の各ストリームに対するストリームCSD値を決定するステップであって、各ストリームに対する前記ストリームCSD値がCSD値の前記第1のセットおよびCSD値の前記第2のセットである、ステップと、
    前記フレームの前記第1の部分および前記フレームの前記第2の部分に各ストリームに対する前記ストリームCSD値を適用するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値を決定するステップと、
    各アンテナによって送信された前記フレームの前記第1の部分および前記フレームの前記第2の部分に各アンテナに対する前記アンテナCSD値を適用するステップとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ビーム変化値が1に等しいときに前記数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値と前記数のアンテナ内の各アンテナに対するストリームCSD値とを決定するステップであって、各アンテナに対する前記アンテナCSD値がCSD値の前記第1のセットであり、各ストリームに対する前記ストリームCSD値がCSD値の前記第2のセットである、ステップと、
    前記フレームの前記第1の部分に各アンテナに対する前記アンテナCSD値を適用し、前記フレームの前記第2の部分に各アンテナに対する前記ストリームCSD値を適用するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記フレームがトリガベースフレームまたは非トリガベースフレームのどちらであるかを決定するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記フレームがトリガベースであると決定されるとき、CSD値の前記第1のセットを取得するために、各ストリームに対する前記ストリームCSD値と1より大きい整数とを乗算するステップをさらに含み、
    記乗算後にCSD値の前記第1のセット内の各値を、ある割合だけ低減するステップを特にさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. ベクトルCSDオフセットを決定するステップと、
    CSD値の前記第2のセットを取得するために、前記決定されたベクトルCSDオフセットに基づいて各アンテナに対する前記アンテナCSD値を修正するステップとをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  8. 各アンテナごとのCSD値がランダムに適用され、前記方法が、
    情報の前記第1のセットの再送信に関連付けられた空間拡張マトリックスを変更するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  9. 前記フレームの前記第1の部分がプリ高効率(プリHE)被変調フィールドを含み、前記フレームの前記第2の部分がHE被変調フィールドまたはデータフィールドである、請求項1に
    記載の方法。
  10. 基地局からトリガを受信するステップをさらに含み、
    前記トリガが、アップリンクマルチユーザ多入力多出力シナリオにおいて割り振られたストリームの数またはアンテナの数に基づくインデックスを含み、
    前記インデックスが、グローバルインデックスまたはローカルインデックスのうちの1つであり、
    CSD値の前記第1のセットが、前記インデックスに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレス通信のための装置であって、
    フレームを送信するための局におけるアンテナの数、前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの数、または前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数と前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数の両方、のうちのいずれに基づいて、サイクリックシフト遅延(CSD)を用いて前記フレームを送信するかを決定するための手段と、
    ビーム変化値が1またはゼロのどちらに等しいかを決定するための手段であって、前記ビーム変化値が、前記フレームの異なるフィールド間のチャネル条件の変化を示すために1に等しく、前記ビーム変化値が、前記チャネル条件の無変化を示すためにゼロに等しい、手段と、
    前記ビーム変化値が1またはゼロのどちらに等しいかに基づいて、および前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数、前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数、または前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数と前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数の両方、のうちのいずれに基づいて、前記CSDを用いて前記フレームを送信すると決定されるかに基づいて、前記フレームの第1の部分に関連付けられた情報の第1のセットを送信するためのCSD値の第1のセットを決定するための手段と、
    前記ビーム変化値が1またはゼロのどちらに等しいかに基づいて、および前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数、前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数、または前記フレームを送信するための前記局におけるアンテナの前記数と前記局によって前記フレームを送信するために使用されるストリームの前記数の両方、のうちのいずれに基づいて、前記CSDを用いて前記フレームを送信すると決定されるかに基づいて、前記フレームの第2の部分に関連付けられた情報の第2のセットを送信するためのCSD値の第2のセットを決定するための手段であって、CSD値の前記第2のセットがCSD値の前記第1のセットと異なる、手段と、
    アンテナの前記数、ストリームの前記数、またはアンテナの前記数とストリームの前記数の両方を使用して、CSD値の前記第1のセットに基づく情報の前記第1のセットおよびCSD値の前記第2のセットに基づく情報の前記第2のセットを送信するための手段と
    を含む前記局を含む、装置。
  12. 前記ビーム変化値がゼロに等しいときに前記数のストリーム内の各ストリームに対するストリームCSD値を決定するための手段であって、各ストリームに対する前記ストリームCSD値がCSD値の前記第1のセットおよびCSD値の前記第2のセットである、手段と、
    前記フレームの前記第1の部分および前記フレームの前記第2の部分に各ストリームに対する前記ストリームCSD値を適用するための手段とをさらに含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値を決定するための手段と、
    各アンテナによって送信された前記フレームの前記第1の部分および前記フレームの前記第2の部分に各アンテナに対する前記アンテナCSD値を適用するための手段とをさらに含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ビーム変化値が1に等しいときに前記数のアンテナ内の各アンテナに対するアンテナCSD値と前記数のアンテナ内の各アンテナに対するストリームCSD値とを決定するための手段であって、各アンテナに対する前記アンテナCSD値がCSD値の前記第1のセットであり、各ストリームに対する前記ストリームCSD値がCSD値の前記第2のセットである、手段と、
    前記フレームの前記第1の部分に各アンテナに対する前記アンテナCSD値を適用し、前記フレームの前記第2の部分に各アンテナに対する前記ストリームCSD値を適用するための手段とをさらに含む、請求項11に記載の装置。
  15. コンピュータによって実行されると請求項1から10のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するための命令を備えるコンピュータプログラム。
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