JP6848678B2 - 通信装置、データ処理システム、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、データ処理システム、通信方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、データ処理システム、通信方法およびプログラムに関する。
従来、ネットワーク機器が有線接続された主幹ネットワークと、監視端末および監視サーバが有線接続された監視ネットワークと、を含み、いずれかの監視装置を通じて主幹ネットワークの状態を把握することができるネットワーク監視システムが知られている。このネットワーク監視システムでは、ネットワーク機器のトラフィック状況を把握し、使用量が一定の閾値以下で帯域量に余裕のある経路を選択して管理データを収集する。このように、複数の経路パターンの中から充分に余裕のある経路を選択することでネットワーク機器のトラフィックとネットワーク状態の収集とが競合しないように制御している。
特開2002−169732号公報
ところで、近年では、様々な場所に設置されたセンサからの情報を用いて、機器の異常の検出や制御を行うIoT(Internet of Things)ソリューションが普及しつつある。IoTに用いられ、センサによって検出されたセンサデータを収集して無線送信するデバイスには、低コスト化が求められる。そのため、デバイスに複数の通信手段を設けることは難しく、上記した従来の技術をIoTのデバイスに適用することは困難である。また、各デバイスに通信障害が発生した場合の障害分析を可能とするためには、普段から各デバイスとの間の通信に関する管理データを収集することになる。管理データの中で、無線通信環境に関するデータのように短期間で変動するものは短い周期で収集される。また、管理データは多岐にわたるため、全ての管理データを短い周期で収集すると、センサデータを収集するための無線リソースが圧迫される。そのため、デバイスから送信されるセンサデータの無線リソースを確保しながら、障害分析に必要となる短周期で詳細な管理データを収集することは困難であった。
1つの側面では、センサデータのリソースを確保しつつ障害分析を精度よく実現できる通信装置、データ処理システム、通信方法およびプログラムを提供することを目的とする。
1つの側面では、通信装置は、選択部と、管理データ収集部とを備える。選択部は、評価値に従って、デバイスが使用可能な無線通信の全リソースのうち管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、収集操作を選択する。評価値は、障害分析に使用される管理データをデバイスから収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて算出された値である。管理データ収集部は、選択部によって選択された収集操作をデバイスに対して実行し、収集操作に対応する管理データを無線通信によってデバイスから収集する。
センサデータのリソースを確保しつつ障害分析を精度よく実現できる。
図1は、実施例1にかかるデータ処理システムの一例を示す図である。 図2は、管理データの種類の一例を示す図である。 図3は、実施例1にかかる管理データの送信の様子を模式的に示す図である。 図4は、実施例1にかかるデバイスのハードウェアの一例を示す図である。 図5は、実施例1にかかるゲートウェイの一例を示すブロック図である。 図6は、実施例1にかかる収集操作情報の一例を示す図である。 図7は、実施例1にかかる優先度算出情報の一例を示す図である。 図8は、実施例1にかかる選択候補リストの一例を示す図である。 図9は、実施例1にかかる有効化リストの一例を示す図である。 図10は、実施例1にかかる収集周期に設定された利用可能なリソース量の一例を示す図である。 図11は、実施例1にかかるセンタサーバの一例を示すブロック図である。 図12は、選択評価値算出処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、収集操作選択処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施例2にかかるゲートウェイの一例を示すブロック図である。 図15は、実施例2にかかるセンタサーバの一例を示すブロック図である。 図16は、ゲートウェイの機能を実現するコンピュータのハードウェアの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する通信装置、データ処理システム、通信方法およびプログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により開示の技術が限定されるものではない。
[データ処理システム1]
図1は、実施例1にかかるデータ処理システムの一例を示す図である。データ処理システム1は、複数のゲートウェイ30と、それぞれのゲートウェイ30と無線接続される複数のデバイス10と、センタサーバ50と、を備える。また、それぞれのゲートウェイ30とセンタサーバ50とは、ネットワーク40を介して接続される。以下では、複数のゲートウェイ30のそれぞれを区別することなく総称する場合に単にゲートウェイ30と記載し、複数のデバイス10のそれぞれを区別することなく総称する場合に単にデバイス10と記載する。
デバイス10は、無線通信機能を備え、温度、湿度、または雨量等を測定するセンサに接続される。デバイス10は、無線通信機能によって、ゲートウェイ30との間で無線通信を行う。デバイス10は、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはZIGBEE(登録商標)等の無線通信規格に従って無線通信を行う。
ゲートウェイ30は、デバイス10とネットワーク40とに接続され、センタサーバ50とデバイス10との間の通信を中継する。ゲートウェイ30は、通信装置の一例である。本実施例において、ゲートウェイ30は、ゲートウェイ30に接続されるデバイス10からセンサデータおよび管理データを収集し、収集されたセンサデータおよび管理データをセンタサーバ50へ送信する。なお、ゲートウェイ30とデバイス10とが無線通信するエリア(図1において楕円で囲まれたそれぞれのエリア)を、以下では、フロント領域と記載する。
センタサーバ50は、ゲートウェイ30経由でデバイス10と通信し、センサデータおよび管理データを収集する。センタサーバ50は、情報処理装置の一例である。管理データは、センタサーバ50とデバイス10と間の通信に関するデータであり、センタサーバ50とデバイス10との間(例えばフロント領域)において通信障害が発生した場合の障害分析に用いられるデータである。
図2は、管理データの種類の一例を示す図である。管理データには、例えば、ハードウェア情報、通信情報および周辺情報が含まれる。ハードウェア情報には、デバイス10のハードウェアの稼働状況を示す情報であり、処理毎の所要時間、CPU(Central Processing Unit)の使用率等が含まれる。通信情報には、応答時間およびタイムアウトエラー等、デバイス10とゲートウェイ30との間の通信状態を示す情報が含まれる。周辺情報には、バッテリ残量および周辺温度等、デバイス10自体、または、デバイス10が設置されている周辺環境等に関する情報が含まれる。
本実施例において、センタサーバ50は、ネットワーク40を介してゲートウェイ30によって収集されたセンサデータを含むセンサ情報を取得し、取得されたセンサ情報を保存する。また、センタサーバ50は、ネットワーク40を介してゲートウェイ30によって収集された管理データを含む管理情報を取得し、取得された管理情報を保存する。そして、センタサーバ50は、例えば、保存されたセンサ情報を、当該センサ情報に基づいて所定の処理を行う処理装置へ提供する。なお、センタサーバ50は、保存されたセンサ情報を用いて所定の処理を行う処理装置として機能してもよい。また、センタサーバ50は、例えば、保存された管理情報に基づいて、当該管理情報の提供元のデバイス10の通信環境を管理する。そして、デバイス10に通信障害が発生した場合、センタサーバ50は、当該デバイス10についてこれまでに保存された管理情報に基づいて通信障害の原因を分析し、分析結果をデータ処理システム1の管理者等に通知する。
図3は、実施例1にかかる管理データの送信の様子を模式的に示す図である。デバイス10とゲートウェイ30との間は、無線接続されるが、データの送信に使用できるリソース量は予め定められている。各デバイス10は、予め定められたリソース量の範囲内で、センサデータと管理データとをゲートウェイ30へ送信する。障害分析では、収集される管理データの種類が多く、また管理データによっては、管理データの送信に用いられる無線リソースの消費量が大きいこともある。そのため、リソースの使用に関して何も制限が設けられていない場合には、管理データの送信に多くの無線リソースが使用されてしまい、センサデータの送信に使用される無線リソースが少なくなってしまう場合がある。これにより、センサデータの送信漏れが発生する場合がある。なお、無線リソースとは、例えば図3に示すように、所定の周波数帯域および時間帯の組合せで特定される無線資源である。
そこで、実施例1では、各デバイス10において利用可能なリソース量のうち、管理データの送信に使用可能なリソース量が予め定められる。つまり、各デバイス10において利用可能なリソース量のうち、余裕を持ってセンサデータの送信を行うことができるリソース量aを予め定めておく。そして、各デバイス10において利用可能なリソース量からリソース量aを除いたものを、管理データの送信用のリソース量bとする。例えば図3では、図中の矢印の太さがリソース量の大きさに対応している。本実施例では、例えば図3に示すように、センサデータの送信に用いられるリソース量bが、管理データの送信に用いられるリソース量aよりも小さくなるように設定される。
本実施例のゲートウェイ30は、障害分析に対する寄与度が大きい程大きく、消費リソースが大きい程小さくなる評価値に従って、管理データを収集するための収集操作を選択し、選択された収集操作をデバイス10に対して実行する。本実施例において、収集操作とは、例えば、所定の管理データの送信をデバイス10に指示するコマンドである。これにより、ゲートウェイ30は、リソース量bの範囲内でデバイス10から管理データを収集することができる。
また、本実施例では、管理データが複数の周期で収集される。例えば、障害分析に対する寄与度が大きく、収集時のリソース消費が小さい管理データは短い周期(すなわち、高頻度)で収集され、障害分析に対する寄与が低く、収集時のリソース消費が大きい管理データは長い周期(すなわち、低頻度)で収集される。これによって、デバイス10は、リソース量bの範囲内で管理データを送信することができると共に、リソース量aの無線リソースを用いてセンサデータをゲートウェイ30に確実に送信することができる。
[デバイス10]
図4は、実施例1にかかるデバイスのハードウェアの一例を示す図である。デバイス10は、センサ11と、マイクロコンピュータ12と、を備える。センサ11は、温度、湿度、または雨量等を検出する。マイクロコンピュータ12は、制御部の一例である。
マイクロコンピュータ12は、CPU121と、ROM(Read Only Memory)122と、RAM(Random Access Memory)123と、無線通信回路124と、入出力インタフェース125と、を有する。CPU121と、ROM122と、RAM123と、無線通信回路124と、入出力インタフェース125とは、バス126を介して相互に接続されている。CPU121は、ROM122に記憶されたプログラムに基づいて所定の処理を実行する。ROM122は、CPU121で実行されるプログラムと、プログラムの実行中にCPU121によって参照される定数等を格納する。RAM123は、プログラムの実行中にCPU121によって参照される変数等を記憶する。
無線通信回路124は、ゲートウェイ30との間で所定の無線通信規格に従った無線通信を行う。入出力インタフェース125は、センサ11との間で信号のやり取りを行う。
例えば、CPU121は、ゲートウェイ30から管理データの送信内容や周期を指示するコマンドを、無線通信回路124を介して受信すると、受信されたコマンドに従って管理データを取得する。例えば、コマンドで指定された管理データがバッテリ残量等のデバイス10に関するデータである場合、CPU121は、管理データをROM122またはRAM123から取得する。そして、CPU121は、取得された管理データを、無線通信回路124を介してゲートウェイ30へ指定された周期で送信する。また、コマンドで指定された管理データが温度等のセンサ11によって測定されるデータである場合、CPU121は、センサ11を制御して、センサ11から管理データを取得する。そして、CPU121は、取得された管理データを、無線通信回路124を介してゲートウェイ30へ指定された周期で送信する。
本実施例1では、各デバイス10について、センサデータ用のリソースと、管理データ用のリソースとがそれぞれ予め確保されており、センサデータおよび管理データは、それぞれの確保された範囲内のリソースを使用して無線送信される。そのため、管理データの送信によって、センサデータ用のリソースが圧迫されることを防止することができる。
なお、各デバイス10において、利用可能なリソースのうち、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合は、デバイス10毎の無線環境の安定性に応じて変更されてもよい。例えば、デバイス10が、無線環境が短期間に大きく変動するような過酷な環境に設置されている場合には、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合を増加させてもよい。一方、デバイス10が、無線環境の変動が少ない安定的な環境に設置されている場合には、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合を減少させてもよい。また、各デバイス10において、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合は、アプリケーションから見たセンサデータの重要性に応じて変更されてもよい。例えば、アプリケーションから見た重要性が高いセンサデータを扱うデバイス10については、通信障害の迅速な回復が望ましいため、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合を増加させてもよい。一方、アプリケーションから見た重要性が低いセンサデータを扱うデバイス10については、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合を減少させてもよい。また、周辺の他のデバイス10との間で、使用可能なリソース量が分け合われるようにしてもよい。たとえば、アプリケーションから見た重要性が高いセンサデータを扱うデバイス10のリソース量を確保するために、アプリケーションから見た重要性が低いセンサデータを扱うデバイス10のリソース量を減少させてもよい。この他にも、任意の観点で、デバイス10毎に、センサデータ用のリソース量に対する管理データ用のリソース量の割合が変更されてもよい。
[ゲートウェイ30]
図5は、実施例1にかかるゲートウェイの一例を示すブロック図である。ゲートウェイ30は、通信部31と、無線通信部32と、記憶部33と、制御部34と、を備える。
通信部31は、ネットワーク40を介してセンタサーバ50との間で通信を行う。通信部31は、例えばNIC(Network Interface Card)によって実現される。
無線通信部32は、デバイス10との間で所定の無線通信規格に従って無線通信を行う。
記憶部33は、各種の情報を記憶する。記憶部33は、例えばSSD(Solid State Drive)等により実現される。記憶部33には、センサ情報331と、収集操作情報332と、管理情報333と、優先度算出情報334とが記憶される。センサ情報331は、それぞれのデバイス10から収集されたセンサデータを含む。センサ情報331は、例えば、デバイス10毎に、収集されたセンサデータが時系列に格納された情報である。
図6は、実施例1にかかる収集操作情報の一例を示す図である。収集操作情報332は、管理データを収集するための収集操作毎に、収集操作によって収集される管理データの種類と、収集される管理データの送信によって消費されるリソース量とが対応付けられた情報である。図6に例示された収集操作情報332では、例えば、収集操作「ping」において、管理データとして応答時間x1が収集され、収集された管理データの送信に、1ch×8msecのリソースが消費されることが示されている。
管理情報333は、収集操作情報332に含まれるそれぞれの収集操作によってデバイス10から収集された管理データを含む。管理情報333は、例えば、デバイス10毎に、収集された管理データが時系列に格納された情報である。
優先度算出情報334は、後述する選択評価値算出処理によって優先度を算出する際に使用される情報である。図7は、実施例1にかかる優先度算出情報の一例を示す図である。優先度算出情報334は、管理データの種別毎に、当該種別の管理データの送信元のデバイスと、当該デバイスから取得された当該種別の管理データの最新値、最小値、最大値、変化幅、および寄与度とが対応付けられた情報である。寄与度は、障害分析で使用されるモデルにおいて、複数の管理データのうち障害分析に対する寄与の大きさを示す係数である。優先度算出情報334内の最小値、最大値、および変化幅は、デバイス10から収集された管理データに基づいて随時更新される。なお、管理データが収集される前の初期状態では、優先度算出情報334内の最小値、最大値、および変化幅には、管理データの性質に応じた初期値が設定される。
なお、本実施例において、優先度算出情報334には、各管理データの最小値と最大値とが含まれるが、他の例として、優先度算出情報334には、最小値、最大値、および最大値と最小値の差分である変化幅のうち2つの項目が含まれていてもよい。また、各管理データの寄与度は、データ処理システム1の管理者等により予め算出されて各ゲートウェイ30内の優先度算出情報334に登録される。寄与度は、例えば、障害分析に用いられる評価関数を各管理データの一次関数として近似した際の、各管理データの係数として算出されてもよい。寄与度は、各デバイス10から収集された管理データを用いて、例えば定期的に更新されてもよい。
制御部34は、ゲートウェイ30全体を制御する。制御部34は、センサデータ収集部341と、算出部342と、選択部343と、管理データ収集部344と、を有する。制御部34は、例えばメモリから読み出したプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。
センサデータ収集部341は、無線通信部32を介して、デバイス10からセンサデータを収集し、収集されたセンサデータを記憶部33のセンサ情報331に記憶させる。また、センサデータ収集部341は、記憶部33内のセンサ情報331を、センサ情報に基づいて所定の処理を行う処理装置へ、通信部31を介して送信する。
算出部342は、デバイス10毎に、それぞれの管理データの収集操作について、収集優先度と消費リソース量とを用いて選択評価値を算出し、算出された選択評価値を用いて選択候補リストを生成する。算出部342は、収集操作毎に、収集操作によって収集される管理データの寄与度と管理データの変化幅との積を算出する。具体的には、算出部342は、例えば以下に示す(1)式に従って、デバイス10毎に、それぞれの収集操作について、収集優先度Aを算出する。
Figure 0006848678
上記(1)式において、Δxiは、所定の一定期間におけるi番目の管理データの変化幅を示し、kiは、障害分析への寄与度を示し、Nは、収集操作で得られる管理データの種類の数を示す。収集操作で得られる管理データの種類が1つの場合には、N=1であり、収集操作で得られる管理データの種類が2つの場合には、N=2である。
なお、変化幅Δxiは、管理情報333に含まれる所定の一定期間における最大値と最小値との差分から求められる。また、寄与度kiは、優先度算出情報334にそれぞれの管理データに対して設定されている。所定の一定期間の長さは、寄与度の算出対象となるデータ期間に準じて、決定される値である。
収集優先度Aは、管理データを収集するための収集操作の優先度を示す指標であり、値が大きいほど管理データが収集される優先度が高くなる可能性が高いことを示している。前述の(1)式によれば、寄与度kiが大きくても、変化幅Δxiが小さければ、収集優先度Aの値は小さくなる。一方、寄与度kiが小さくても、変化幅Δxiが大きければ、収集優先度Aの値は大きくなることもある。例えば、寄与度kiが同じ大きさの管理データについて考えると、ある期間において収集された管理データの変化幅Δxiが小さいものについては、短期間での管理データの変化が小さいとみなして、収集優先度Aは小さくなる。一方、ある期間において収集された管理データの変化幅Δxiが大きいものについては、短期間での管理データの変化が大きいので、短い周期での管理データの収集が必要であり、収集優先度Aが大きくなる。
ここで、管理データの収集において、デバイス10から管理データが送信される場合に、管理データの送信により消費されるリソース量が大きいと、他の管理データの収集に割り当てられるリソースが減少し、管理データの収集効率が落ちてしまう。そのため、収集操作が選択される際には、収集優先度Aに加えて、管理データの送信により消費されるリソース量が考慮される。例えば、算出部342は、収集操作毎に、収集操作によって収集される管理データの寄与度と管理データの変化幅との積を収集操作によって収集される管理データ分合計する。そして、算出部342は、合計値を収集操作によって収集される管理データの送信に使用される消費リソース量で除した値を選択評価値として算出する。具体的には、算出部342は、例えば以下の(2)式に従って選択評価値Cを算出する。
C=A/B ・・・(2)
上記(2)式において、Bは、収集操作に対応してデバイス10から管理データが送信される際に消費されるリソース量を示す。
算出部342は、収集操作情報332に含まれている全ての収集操作について、前述の(2)式に従って選択評価値Cを算出し、収集操作と消費リソース量と選択評価値Cとの組み合わせをリストにした選択候補リストを生成する。図8は、実施例1にかかる選択候補リストの一例を示す図である。選択候補リストには、収集操作に対応付けて、当該収集操作に対応してデバイス10から管理データが送信される際の消費リソース量と、当該収集操作について算出された選択評価値と、が項目として含まれる。例えば、図6に例示した収集操作情報に記載された全ての収集操作について、消費リソース量と算出された選択評価値が格納される。算出部342は、選択候補リストを、デバイス10毎に生成する。選択評価値は、管理データを収集する複数の収集操作の優先度を示す評価値である。
選択部343は、デバイス10毎に、それぞれの管理データの収集周期について、収集操作を選択する。収集周期とは、例えば管理データを収集する周期である。例えば、選択部343は、管理データの収集対象となっているデバイス10に割り当てられた管理データ送信用の無線リソースの範囲内で、選択候補リスト中の選択評価値Cが高いものから順に収集操作を選択する。具体的には、選択部343は、選択された収集操作の消費リソース量の和が利用可能なリソース量を超えないように、選択候補リスト中の選択評価値Cが高いものから順に選択し、選択された収集操作を有効化リストに登録する。図9は、実施例1にかかる有効化リストの一例を示す図である。有効化リストは、選択された収集操作を含むリストであり、デバイス10毎に生成される。
実施例1では、収集操作を実行する収集周期が複数設けられており、選択部343は、それぞれの収集周期において収集操作を実行する前に選択処理を実行する。本実施例では、例えば1秒に1回収集する第1周期、1分に1回収集する第2周期、および1時間に1回収集する第3周期の3つの収集周期が予め定められている。そして、第1周期、第2周期および第3周期のそれぞれに利用可能なリソース量が設定されている。図10は、実施例1にかかる収集周期に設定された利用可能なリソース量の一例を示す図である。例えば図10に示されるように、第1周期では、利用可能なリソース量の上限が1チャネル当たり10msecである。また、第2周期では、利用可能なリソース量の上限が1チャネル当たり500msecである。また、第3周期では、利用可能なリソース量の上限が1チャネル当たり1000msecである。なお、管理データの収集周期は、2通りであってもよく、4通り以上であってもよい。また、各収集周期において、収集タイミングが重なった場合、選択部343は、収集周期が短いものを優先して選択処理を実行する。
管理データ収集部344は、選択部343によって生成された有効化リストに基づいてデバイス10からの管理データを収集するための収集操作を実行し、デバイス10から収集された管理データを管理情報333として記憶部33に記憶する。管理データ収集部344は、有効化リストに記載されているデバイス10に対する収集操作を順次実行する。例えば、図6に示される収集操作情報において、収集操作に対応するコマンドである「ping」が有効化リストに記載されている場合、「ping」コマンドが実行されることになる。デバイス10では、「ping」コマンドに対する応答をゲートウェイ30に返すが、収集操作が「ping」コマンドである場合、「ping」コマンドに対する往相時間が管理データとなる。また、管理データ収集部344は、管理情報333に格納された管理データに基づいて優先度算出情報334内の最小値、最大値、および変化幅を随時更新する。さらに、管理データ収集部344は、収集された管理データを含む管理情報を、通信部31を介してセンタサーバ50に送信する。
[センタサーバ50]
図11は、実施例1にかかるセンタサーバの一例を示すブロック図である。センタサーバ50は、通信部51と、記憶部52と、制御部53と、を備える。
通信部51は、ネットワーク40を介してゲートウェイ30および管理者が有する図示しない情報処理装置との間で通信を行う機能を有する。通信部51は、例えばNICによって実現される。
記憶部52は、各種の情報を記憶する。記憶部52は、例えばHDDまたはSSDとして実装される。記憶部52には、センサ情報521と管理情報522とが記憶される。センサ情報521は、それぞれのゲートウェイ30から収集されたセンサ情報521が蓄積されたものであり、デバイス10の種類、センサデータの種類、およびセンサデータの値を含む。管理情報522は、それぞれのゲートウェイ30から収集された管理情報522が蓄積されたものであり、デバイス10の種類、管理データの種類、および管理データの値を含む。
制御部53は、センタサーバ50全体を制御する。制御部53は、センサ情報取得部531と、管理情報取得部532と、障害分析部533と、を有する。制御部53は、CPU等のプロセッサがROM等のメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。具体的には、制御部53は、センサ情報取得部531、管理情報取得部532、および障害分析部533の各機能を実現する。なお、制御部53は、ASICまたはFPGAなどのハードワイヤードロジックによっても実現されてもよい。
センサ情報取得部531は、ネットワーク40に接続されるゲートウェイ30からセンサ情報331を取得し、記憶部52のセンサ情報521に記憶する。また、制御部53は、通信部51を介して、センサ情報331を、当該センサ情報331に基づいて所定の処理を行う処理装置へ送信する。
管理情報取得部532は、ネットワーク40を介してゲートウェイ30から管理情報333を取得し、記憶部52の管理情報522に記憶する。
障害分析部533は、管理情報522中の管理データを用いてゲートウェイ30と各デバイス10との間の無線通信に障害が発生しているか否かを判定する。また、障害分析部533は、ゲートウェイ30とデバイス10との間の無線通信に障害が発生していると判定した場合、管理情報522に基づいて障害の原因を分析する。障害の分析としては、複数の管理データの値から無線通信の状態をカテゴライズするランダムフォレスト処理、あるいは複数の管理データを独立変数として所定の目的変数を算出する関数の係数を算出する回帰分析などが例示される。
[選択評価値算出処理]
図12は、選択評価値算出処理の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートに例示された処理は、ゲートウェイ30によって実行される。まず、ゲートウェイ30の算出部342は、ゲートウェイ30に接続されるデバイス10のうち選択評価値算出処理の対象となるデバイス10を1つ選択する(S11)。また、算出部342は、選択されたデバイス10に対応する優先度算出情報334を記憶部33から取得する(S12)。優先度算出情報334には、デバイス10毎に、これまでに各デバイス10から収集された管理データxiの最大値、最小値、変化幅、および寄与度が含まれる。
次に、算出部342は、ステップS11において選択されたデバイス10に対応する収集操作の中から、今回の選択評価値算出処理で評価されていない収集操作を1つ選択する(S13)。そして、算出部342は、選択された収集操作で収集された各管理データxiについて、(1)式に従って収集優先度Aを算出する(S14)。具体的には、算出部342は、ステップS13で選択された収集操作で収集される管理データの最大値と最小値との差である変化幅Δxiと寄与度kiとの積を算出する。そして、算出部342は、管理データ毎に算出された積を、収集操作で収集される全ての管理データについて合計することにより、収集優先度Aを算出する。例えば、収集操作が「ping」である場合には、収集される管理データは応答時間x1であり、「ping」の収集優先度Aはk1×Δx1となる。また、収集操作が「beacon」である場合には、収集される管理データは電波強度x2とリンク品質x3であり、「beacon」の収集優先度Aはk2×Δx2+k3×Δx3となる。
次に、算出部342は、ステップS14で算出された収集優先度Aを、ステップS13で選択された収集操作の消費リソース量Bで除算することにより選択評価値Cを算出する(S15)。そして、算出部342は、選択候補リストに、収集操作、消費リソース量および選択評価値Cを登録する(S16)。
次に、算出部342は、ステップS11で選択されたデバイス10に対応する全ての収集操作について選択評価値Cが算出されたか否かを判定する(S17)。少なくとも1つの収集操作について選択評価値Cが算出されていない場合(S17:No)、算出部342は、再びステップS13に示した処理を実行する。一方、全ての収集操作について選択評価値Cが算出された場合(S17:Yes)、本フローチャートに示した選択評価値算出処理が終了する。
[収集操作選択処理]
図13は、収集操作選択処理の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートに例示された処理は、ゲートウェイ30によって実行される。なお、図13に例示されたフローチャートでは、例えば図10に示されるように、第1周期、第2周期および第3周期で管理データの収集が行われる場合を説明する。すなわち、第1周期は1秒周期であり、第2周期は1分周期であり、第3周期は1時間周期である。また、第1周期で利用可能なリソース量の上限は、第1リソース量(例えば10msec)と仮定する。また、第2周期で利用可能なリソース量の上限は、第2リソース量(例えば500msec)と仮定する。また、第3周期で利用可能なリソース量の上限は、第3リソース量(例えば1000msec)と仮定する。
まず、選択部343は、最初に選択処理が実行されてからの経過時間が第1周期の整数倍であるか否かを判定する(S31)。経過時間が第1周期の整数倍ではない場合(S31:No)、ステップS41に示される処理が実行される。一方、経過時間が第1周期の整数倍である場合(S31:Yes)、選択部343は、算出部342によって生成された選択候補リスト(図8参照)を取得する(S32)。そして、選択部343は、第1周期で管理データの送信に割り当てられた第1リソース量を利用可能なリソース量に設定する(S33)。
次に、選択部343は、選択候補リスト内の収集操作のうち、利用可能なリソース量を超える収集操作を選択候補リストから削除する(S34)。つまり、選択候補リストから消費リソース量が第1リソース量を超える収集操作が含まれるレコードが削除されることになる。そして、選択部343は、選択評価値をキーとして、選択評価値が降順となるように、選択候補リスト内の収集操作をソートする(S35)。
次に、選択部343は、選択候補リストの中で選択評価値が最大の収集操作を、有効化リストに追加するとともに、選択候補リストから削除する(S36)。また、選択部343は、有効化リストに追加された収集操作によって消費されるリソース量を利用可能なリソース量から減算し、利用可能なリソース量を更新する(S37)。つまり、追加された収集操作によって消費されるリソース量を第1リソース量から減算したものが新たな利用可能なリソース量となる。
次に、選択部343は、選択候補リスト内に収集操作が残っているか否かを判定する(S38)。収集操作が残っている場合(S38:Yes)、選択部343は、選択候補リスト内の収集操作のうち、利用可能なリソース量を超える収集操作を選択候補リストから削除する(S39)。そして、選択部343は、再びステップS36に示された処理を実行する。これにより、選択候補リスト内の収集操作がなくなるまで上記した処理が繰り返される。
一方、収集操作が残っていない場合(S38:No)、選択部343は、有効化リストを管理データ収集部344に渡す(S40)。そして、選択部343は、最初に選択処理が実行されてからの経過時間が第2周期の整数倍であるか否かを判定する(S41)。
経過時間が第2周期の整数倍である場合(S41:Yes)、選択部343は、算出部342によって生成された選択候補リストを取得し(S42)、第2周期で管理データの送信に割り当てられた第2リソース量を利用可能なリソース量に設定する(S43)。
次に、選択部343は、選択候補リスト内の収集操作のうち、利用可能なリソース量を超える収集操作を選択候補リストから削除する(S44)。つまり、選択候補リストから消費リソース量が第2リソース量を超えるレコードが削除される。そして、選択部343は、再びステップS36に示された処理を実行する。これにより、ステップS44で得られた選択候補リスト内の収集操作がなくなるまで、S36〜S39の処理が繰り返し実行され、その後にステップS40が実行される。なお、ステップS37では、追加された収集操作によって消費されるリソース量が第2リソース量から減算したものが新たな利用可能なリソース量として更新される。
経過時間が第2周期の整数倍でない場合(S41:No)、選択部343は、最初に選択処理が実行されてからの経過時間が第3周期の整数倍であるか否かを判定する(S45)。経過時間が第3周期の整数倍ではない場合(S45:No)、選択部343は、再びステップS31に示された処理を実行する。一方、経過時間が第3周期の整数倍である場合(S45:Yes)、選択部343は、算出部342によって生成された選択候補リストを取得する(S46)。そして、選択部343は、第3周期で管理データの送信に割り当てられた第3リソース量を利用可能なリソース量に設定する(S47)。
次に、選択部343は、選択候補リスト内の収集操作のうち、利用可能なリソース量を超える収集操作を選択候補リストから削除する(S48)。つまり、選択候補リスト中の消費リソース量が第3リソース量を超えるレコードが削除されることになる。そして、選択部343は、再びステップS36に示された処理を実行する。これにより、ステップS48で得られた選択候補リスト内の収集操作がなくなるまで、S36〜S39の処理が繰り返し実行され、その後、ステップS40の処理が実行される。なお、ステップS37では、追加された収集操作によって消費されるリソース量が第3リソース量から減算したものが新たな利用可能なリソース量として更新される。
ステップS40において、管理データ収集部344は、有効化リストを受け取ると、デバイス10に対して有効化リストに登録された収集操作を実行する。収集操作情報332に含まれる収集操作が実行されることにより、当該収集操作に対応するコマンドがデバイス10に対して送信される。デバイス10は、ゲートウェイ30からコマンドを受信すると、コマンドに対応した処理を実行する。これにより、管理データ収集部344は、収集操作に対応する管理データを収集することができる。
なお、図13のフローチャートに示される処理が実行されたた結果、選択候補リスト内の収集操作のうち、有効化リストから外れてしまう、すなわち後回しになってしまう収集操作が生じることがある。この場合、選択評価値Cには、収集対象の管理データが後回しになった回数が多いほど増える重みが追加されてもよい。これにより、後回しになった回数が多い収集操作ほど次の収集操作選択処理で選択され易くなる。ただし、図の例では、第1周期の整数倍の時間、第2周期の整数倍の時間、および第3周期の整数倍の時間で有効化リストが生成されているが、これらの有効化リストで重複して選択された管理データについては、重みが追加されなくてもよい。このようにすることで、繰り返し行われる収集操作選択処理の有効化リスト選択によって、まったく収集されない管理データが存在してしまう可能性を抑制することができる。
[実施例1の効果]
上記説明から明らかなように、本実施例1のゲートウェイ30は、選択部343と、管理データ収集部344とを備える。選択部343は、評価値に従って、デバイス10が使用可能な無線通信の全リソースのうち管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、収集操作を選択する。評価値は、障害分析に使用される管理データをデバイス10から収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて算出された値である。管理データ収集部344は、選択部343によって選択された収集操作をデバイス10に対して実行し、収集操作に対応する管理データを無線通信によってデバイスから収集する。これによって、評価値の低いデータよりも評価値の高いデータをより高頻度で収集することができる。その結果、デバイス10が本来送信するセンサデータの帯域を狭めることなく、障害分析に有用な管理データをゲートウェイ30が収集し、障害分析の精度を高めることができるという効果を有する。特に、各デバイス10に割り当てられる無線リソースが少ない場合に、センサデータを送信するための無線リソースを確保しつつ、障害分析に有用な管理データを優先的に収集することができ、障害分析の精度を高めることができる。
また、本実施例のゲートウェイ30は、算出部342をさらに備える。算出部342は、それぞれの収集操作について、障害分析への寄与度が大きい程大きく、消費リソースが大きい程小さく、前記収集操作よって収集された前記管理データの値の変化幅が大きい程大きい値となる前記評価値を算出する。これによって、寄与度が大きく、消費リソースが少なく、変化幅が大きい管理データが優先的に収集される。これにより、デバイス10が本来送信するセンサデータの帯域を狭めることなく、障害分析に有用な管理データを優先的に収集でき、障害分析の精度を高めることができる。
また、本実施例の算出部342は、収集操作毎に、収集操作によって収集される管理データの寄与度と管理データの変化幅との積を収集操作によって収集される管理データ分合計する。そして、算出部342は、合計値を収集操作によって収集される管理データの送信に使用される消費リソース量で除した値を評価値として算出する。これにより、変化幅が小さく消費リソース量の大きい管理データについては、評価値が小さく算出され、変化幅が大きく消費リソース量の小さい管理データについては、評価値が大きく算出される。これにより、デバイス10が本来送信するセンサデータの帯域を狭めることなく、障害分析に有用な管理データを優先的に収集でき、障害分析の精度を高めることができる。
また、本実施例において、選択部343は、複数の収集周期のそれぞれについて予め定められたリソース量の範囲で、複数の収集周期のそれぞれについて少なくともいずれかの収集操作を選択する。また、管理データ収集部344は、複数の異なる収集周期のそれぞれにおいて選択部343によって選択された収集操作を実行する。これによって、評価値の高いデータはより短い周期で送信され、評価値の低いデータはより長い周期で送信される。その結果、時間の経過によってあまり変化しないデータを高頻度で送信してしまうことを抑制しながら、障害分析で必要な全ての種類の管理データを収集することが可能になる。
また、本実施例におけるセンタサーバ50は、ネットワーク40を介してゲートウェイ30から管理データを含む管理情報を取得し、取得された管理情報に基づいて、ゲートウェイ30とデバイス10との間の通信障害の有無を判定する。これによって、ゲートウェイ30側で障害判定を行う場合に比べて、ゲートウェイ30の処理負荷を低減することができる。これにより、ゲートウェイ30に処理能力の低いプロセッサ等を用いることができ、ゲートウェイ30のコストを削減することができる。
実施例1では、選択評価値算出処理と収集操作選択処理とがゲートウェイ30で実行される場合を説明した。これに対し、本実施例2では、選択評価値算出処理がセンタサーバ50で実行される。なお、実施例2におけるデータ処理システム1の全体構成は、図1と同様である。以下では、実施例1と異なる部分を中心に説明する。
[ゲートウェイ30]
図14は、実施例2にかかるゲートウェイの一例を示すブロック図である。本実施例におけるゲートウェイ30は、例えば図14に示されるように、通信部31と、無線通信部32と、記憶部33と、制御部34と、を備える。記憶部33には、センサ情報331と、管理情報333とが記憶される。制御部34は、センサデータ収集部341と、選択部343と、管理データ収集部344と、を有する。なお、図14に例示された実施例2のゲートウェイ30では、記憶部33に収集操作情報332および優先度算出情報334が記憶されていない点が実施例1のゲートウェイ30とは異なる。また、図14に例示された実施例2のゲートウェイ30では、制御部34が算出部342を有しない点が実施例1のゲートウェイ30とは異なる。すなわち、実施例2では、ゲートウェイ30は、選択評価値算出処理を行わない。
[センタサーバ50]
図15は、実施例2にかかるセンタサーバの一例を示すブロック図である。本実施例におけるセンタサーバ50は、例えば図15に示されるように、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを備える。記憶部52には、センサ情報521と、管理情報522と、収集操作情報523と、優先度算出情報524とが記憶される。制御部53は、センサ情報取得部531と、管理情報取得部532と、障害分析部533と、算出部534とを有する。なお、図15に例示された実施例2のセンタサーバ50では、記憶部52に収集操作情報523および優先度算出情報524が記憶される点が実施例1のセンタサーバ50とは異なる。また、図15に例示された実施例2のセンタサーバ50では、制御部53が算出部534を有する点が実施例1のセンタサーバ50とは異なる。収集操作情報523および優先度算出情報524は、実施例1で説明された収集操作情報332および優先度算出情報334と同様である。また、算出部534は、生成された選択候補リストをゲートウェイ30に送信する機能を有する点を除き、実施例1で説明された算出部342と同様である。
本実施例では、センタサーバ50の算出部534が選択評価値算出処理を実行する。実施例2における選択評価値算出処理の内容は、実施例1の図12で説明された選択評価値算出処理と同様であるので、その説明を省略する。
[実施例2の効果]
本実施例2におけるデータ処理システム1は、ゲートウェイ30と、ゲートウェイ30とネットワーク40を介して接続されるセンタサーバ50と、ゲートウェイ30と無線接続されるデバイス10とを備える。センタサーバ50は、障害分析に使用される管理データを収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて評価値を算出する算出部534を有する。ゲートウェイ30は、選択部343と管理データ収集部344とを有する。選択部343は、評価値に従って、デバイス10が使用可能な無線通信の全リソースのうち管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、収集操作を選択する。管理データ収集部344は、選択部343によって選択された収集操作をデバイス10に対して実行し、収集操作に対応する管理データを無線通信によってデバイスから収集する。これによって、デバイス10が本来送信するセンサデータの帯域を狭めることなく、全ての管理データを同一の周期で収集する場合と同様の内容の管理データを収集することができる。その結果、障害分析の精度を高めることができる。
また、本実施例では、センタサーバ50が、選択評価値を算出する。これにより、ゲートウェイ30側で障害判定を行う場合に比べて、ゲートウェイ30の処理負荷を低減することができる。そのため、ゲートウェイ30に処理能力の低いプロセッサ等を用いることができ、ゲートウェイ30のコストを削減することができる。
なお、上記した実施例2の説明では、選択評価値算出処理をセンタサーバ50で実行するようにしているが、これに加えて収集操作選択処理をセンタサーバ50で実行するようにしてもよい。この場合には、ゲートウェイ30の制御部34から選択部343が除去される一方、センタサーバ50の制御部53に選択部が設けられる。これにより、従来のゲートウェイ30を用いた場合でも、収集操作毎に障害分析への寄与度に比例し消費リソースに反比例する評価値を設定し、評価値に応じて管理データをデバイス10から収集することができる。その結果、デバイス10からゲートウェイ30に無線通信でデータを送信する際に、センサデータのリソースを確保ししつつ、障害分析の精度を高めることが可能になる。
また、上記した説明では、センタサーバ50の制御部53に障害分析部533が設けられていたが、ゲートウェイ30の制御部34に障害分析部533が設けられていてもよい。
[ハードウェア]
上記した実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現される。そこで、以下では、上記した各実施例に示されたゲートウェイ30およびセンタサーバ50の機能を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。以下では、実施例1に対応して選択評価値算出処理と収集操作選択処理とがゲートウェイ30で実行される場合を例に挙げる。図16は、ゲートウェイの機能を実現するコンピュータのハードウェアの一例を示す図である。
コンピュータ80は、例えば図16に示すように、通信インタフェース81、操作インタフェース82、表示インタフェース83、プロセッサ84、RAM85、およびROM86を有する。コンピュータ80は、この他に、HDD等を有していてもよい。
ROM86には、例えば図16に示すように、選択評価値算出処理の手順が記述された選択評価値算出プログラム861と、収集操作選択処理の手順が記述された収集操作選択プログラム862と、が予め記憶される。プロセッサ84は、選択評価値算出プログラム861または収集操作選択プログラム862をROM86から読み出してRAM85に展開する。選択評価値算出プログラム861または収集操作選択プログラム862については、適宜統合または分離されてもよい。また、ROM86に格納される各データは、常に全てのデータがROM86内に格納されていなくてもよく、処理に必要なデータのみがROM86に格納されていればよい。
プロセッサ84は、選択評価値算出プログラム861を、選択評価値算出プロセス851として機能させ、収集操作選択プログラム862を、収集操作選択プロセス852として機能させる。この選択評価値算出プロセス851および収集操作選択プロセス852は、ROM86から読み出した各種データを適宜RAM85上に割り当てられた領域に展開され、この展開された各種データに基づいて、各種処理を実行する。
上記した実施例におけるゲートウェイ30では、プロセッサ84が、選択評価値算出プログラム861を選択評価値算出プロセス851としてRAM85に読み込んで実行することにより、算出部342と同様の機能を発揮する。また、上記した実施例におけるゲートウェイ30では、プロセッサ84が、収集操作選択プログラム862を収集操作選択プロセス852としてRAM85に読み込んで実行することにより、選択部343と同様の機能を発揮する。
図16に例示されたコンピュータ80は、図5または図14に示されるゲートウェイ30において実行される処理、例えば図12および図13に例示された処理を実行する。コンピュータ80のプロセッサ84によって仮想的に実現される各処理部は、全ての処理部が、プロセッサ84によって常に実現されていなくてもよく、処理に用いられる処理部が仮想的に実現されればよい。なお、図16に示した選択評価値算出プログラム861および収集操作選択プログラム862については、必ずしも最初から全てがROM86内に記憶されていなくてもよい。例えば、コンピュータ80は、コンピュータ80に挿入される可搬型記録媒体から、当該可搬型記録媒体に記憶された各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。可搬型記録媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、光磁気ディスク、IC(Integrated Circuit)カード等が挙げられる。また、コンピュータ80は、各プログラムを記憶する他のコンピュータまたはサーバ装置などから、通信回線を介して、各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。通信回線としては、例えば、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が挙げられる。
1 データ処理システム
10 デバイス
11 センサ
12 コンピュータ
30 ゲートウェイ
31,51 通信部
32 無線通信部
33,52 記憶部
34,53 制御部
40 ネットワーク
50 センタサーバ
124 無線通信回路
125 入出力インタフェース
126 バス
331,521 センサ情報
332,523 収集操作情報
333,522 管理情報
334,524 優先度算出情報
341 センサデータ収集部
342,534 算出部
343 選択部
344 管理データ収集部
531 センサ情報取得部
532 管理情報取得部
533 障害分析部

Claims (7)

  1. 障害分析に使用される管理データをデバイスから収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて算出された評価値に従って、前記デバイスが使用可能な無線通信の全リソースのうち前記管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、前記収集操作を選択する選択部と、
    選択部によって選択された前記収集操作を前記デバイスに対して実行し、前記収集操作に対応する前記管理データを前記無線通信によって前記デバイスから収集する管理データ収集部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. それぞれの前記収集操作について、障害分析への寄与度が大きい程大きく、消費リソースが大きい程小さく、前記収集操作によって収集された前記管理データの値の変化幅が大きい程大きい値となる前記評価値を算出する算出部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記算出部は、前記収集操作毎に、前記収集操作によって収集される前記管理データの前記寄与度と前記管理データの変化幅との積を前記収集操作によって収集される前記管理データ分合計し、合計値を前記収集操作によって収集される前記管理データの送信に使用される消費リソース量で除した値を前記評価値として算出することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記選択部は、複数の収集周期のそれぞれについて予め定められたリソース量の範囲で、複数の前記収集周期のそれぞれについて少なくともいずれかの前記収集操作を選択し、
    前記管理データ収集部は、複数の異なる収集周期のそれぞれにおいて前記選択部によって選択された前記収集操作を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の通信装置。
  5. 通信装置と、
    前記通信装置とネットワークを介して接続される情報処理装置と、
    前記通信装置と無線接続されるデバイスと
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    障害分析に使用される管理データを収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて評価値を算出する算出部
    を有し、
    前記通信装置は、
    前記評価値に従って、前記デバイスが使用可能な無線通信の全リソースのうち前記管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、前記収集操作を選択する選択部と、
    選択部によって選択された前記収集操作を前記デバイスに対して実行し、前記収集操作に対応する前記管理データを前記無線通信によって前記デバイスから収集する管理データ収集部と、
    を有し、
    前記デバイスは、
    前記通信装置によって実行された前記収集操作に従って、前記管理データを前記通信装置に送信する制御部
    を有することを特徴とするデータ処理システム。
  6. 通信装置が、
    障害分析に使用される管理データをデバイスから収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて算出された評価値に従って、前記デバイスが使用可能な無線通信の全リソースのうち前記管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、前記収集操作を選択し、
    選択された前記収集操作を前記デバイスに対して実行し、前記収集操作に対応する前記管理データを前記無線通信によって前記デバイスから収集する
    処理を実行することを特徴とする通信方法。
  7. 通信装置に、
    障害分析に使用される管理データをデバイスから収集する複数の収集操作毎に障害分析への寄与度と消費リソースとに基づいて算出された評価値に従って、前記デバイスが使用可能な無線通信の全リソースのうち前記管理データの送信に割り当てられるリソース量を超えない範囲で、前記収集操作を選択し、
    選択された前記収集操作を前記デバイスに対して実行し、前記収集操作に対応する前記管理データを前記無線通信によって前記デバイスから収集する
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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