JP6847531B2 - ラベル付きブロー成形容器 - Google Patents

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本発明は、プリフォームをブロー成形して形成されたブロー成形容器に関し、特に、筒状のラベル材が設けられたラベル付きブロー成形容器に関する。
ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリプロピレン(PP)等の合成樹脂材料で形成されたプリフォームをブロー成形して形成されたブロー成形容器は、強靭で軽量であるなど長所を有することから、炭酸飲料等の清涼飲料、水、ビール、酒、醤油等を内容物として収容する容器として広く用いられている。
このようなブロー成形容器は、加飾を目的として、胴部等に商品名や図柄等を印刷したラベル材が装着されるのが一般的である。ラベル材としては、熱収縮して胴部等に装着されるシュリンクラベルや接着剤を用いて胴部に貼り付けられる貼着ラベルなどが知られているが、近年、ラベル材を容器本体により一体的に設けて容器の美観を高めるために、ラベル材をプリフォームとともにブロー成形により延伸させて容器本体の外周面に剥離可能に密着させた構成としたものが知られている。
例えば特許文献1には、インモールド成形によりプリフォームの胴部にラベル材を固着したものをブロー成形し、ラベル材をプリフォームとともに延伸させることにより、胴部に筒状のラベル材が剥離可能に密着して設けられた構成とされたラベル付きブロー成形容器が記載されている。
特許第4636373号公報
ラベル材が装着されたブロー成形容器では、材料のリサイクル(再利用)のために、内容物が空になって廃棄処分等をする際に、ラベル材を容器本体から分離してラベル材と容器本体とを分別して回収する必要がある。
しかし、上記従来のラベル付きブロー成形容器では、ラベル材は容器本体の胴部に一体的に密着しているために容器本体から剥がし難く、また、筒状に形成されたラベル材には剥がす際に指で摘める部分がないことから、ラベル材を容器本体から剥離させて容器本体から分離する作業が困難であるという問題点があった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、ラベル材を容器本体から容易に分離することができるラベル付きブロー成形容器を提供することにある。
本発明のラベル付きブロー成形容器は、プリフォームに装着されて該プリフォームとともにブロー成形により延伸された筒状のラベル材が容器本体の外周面に剥離可能に密着しているラベル付きブロー成形容器であって、前記ラベル材が、合成樹脂材料により形成されたラベル主体部と、前記ラベル主体部を形成する合成樹脂材料に対する相溶性が低い合成樹脂材料により前記ラベル材の軸方向の一端から他端にまで延びる帯状に形成され、前記ラベル主体部の周方向両端の間に前記ラベル主体部に対して分離可能に接合している破断部と、を有することを特徴とする。
本発明のラベル付きブロー成形容器は、上記構成において、前記ラベル主体部が、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂である第1合成樹脂材料により形成され、前記破断部が、前記第1合成樹脂材料30〜50重量%と、前記第1合成樹脂材料と接着不可能なエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂またはナイロンである第2合成樹脂材料3〜20重量%と、前記第1合成樹脂材料と前記第2合成樹脂材料とを接着可能とするための接着性ポリマーである第3合成樹脂材料30〜50重量%と、を含む合成樹脂材料により形成されているのが好ましい。
本発明のラベル付きブロー成形容器は、上記構成において、前記破断部が、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂である第4合成樹脂材料5〜20重量%をさらに含むのが好ましい。
本発明によれば、ラベル材を容器本体から容易に分離することができるラベル付きブロー成形容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態であるラベル付きブロー成形容器を、その一部を切り欠いて示す正面図である。 図1に示すラベル付きブロー成形容器の要部の断面図である。 図1に示すラベル付きブロー成形容器を製造するためのプリフォームの半断面図である。 図1に示す容器本体からラベル材を分離する手順を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態であるラベル付きブロー成形容器1は、例えば炭酸飲料などの清涼飲料を収容する用途に用いられるものであり、容器本体10とラベル材20とを有している。
容器本体10は、図3に示す合成樹脂製のプリフォーム30をブロー成形することにより形成された合成樹脂製のブロー成形品となっている。図1に示すように、容器本体10は、円筒状の口部11、口部11の下端に連なるテーパー形状の肩部12、肩部12の下端に連なる円筒状の胴部13及び胴部13の下端を閉塞する底部14を有し、全体としてボトル形状となっている。口部11の外周面には雄ねじ11aが一体に設けられており、キャップ(不図示)を雄ねじ11aにねじ結合することで、口部11をキャップにより閉塞することができる。
図3に示すように、プリフォーム30は、合成樹脂材料を射出成形して形成された射出成形品となっており、口部11と同一形状の口部31と有底円筒状(略試験管状)の本体部32とを備えている。なお、口部31はブロー成形によっては変形せず、そのまま容器本体10の口部11となる。
本体部32が延伸性を発現する所定の温度にまで加熱され、この状態でプリフォーム30がブロー成形用の金型にセットされ、口部31を通して本体部32の内部に、例えば加圧エアーや加圧した液体等の加圧媒体が供給されることにより、当該プリフォーム30はブロー成形されて、図1に示す所定形状の容器本体10に成形される。
容器本体10ないしプリフォーム30を形成する合成樹脂材料としては、ブロー成形に適したものであれば、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)やポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンフラノエート(PEF)、ポリ乳酸(PLA)等の種々の合成樹脂材料を採用することができる。本実施の形態では、容器本体10ないしプリフォーム30はポリエチレンテレフタレート製である。
なお、プリフォーム30は、合成樹脂材料を射出成形して形成した射出成形品に限らず、合成樹脂材料を押出ブロー成形して形成したブロー成形品であってもよい。
図1に示すように、ラベル材20は、合成樹脂材料により、容器本体10の胴部13よりも軸方向寸法が短い円筒状に形成され、容器本体10の胴部13に設けられて胴部13の外周面に剥離可能に密着している。ラベル材20は、ボトル全体を着色されたラベル部材で覆うことで光遮断性を付与することもでき、また、ラベル表面に、例えば商品名や図柄等が印刷することで加飾性を付与されたものとすることができる。
図1、図2に示すように、ラベル材20は、ラベル主体部21と破断部22とを有している。ラベル主体部21は、合成樹脂材料により、ラベル材20の周方向の大部分を占める断面C字のシート状(フィルム状)に形成されている。破断部22は、ラベル材20の軸方向の一端から他端にまで延びる帯状に形成されており、ラベル主体部21の周方向の両端の間に配置されて、一方の側部22aにおいてラベル主体部21の周方向の一端に接合し、他方の側部22bにおいてラベル主体部21の周方向の他端に接合している。破断部22は、ラベル主体部21を形成する合成樹脂材料に対する相溶性が低い合成樹脂材料によって形成されており、破断部22の両側部22a、22bは、それぞれラベル主体部21に対して接合されているが側部22a、22bに沿ってラベル主体部21から分離可能となっている。
図示する場合では、破断部22は、内周面側よりも外周面側における周方向幅が広い断面台形形状となっている。当該形状により、破断部22をラベル主体部21からより容易に分離することができる。なお、破断部22の断面形状は上記した台形形状に限らず、例えば矩形形状などの他の形状であってもよい。
また、図示する場合では、破断部22は、ラベル材20の軸方向の一端から他端に向けて当該軸方向に平行に真っ直ぐに延びているが、破断部22は、ラベル材20の軸方向の一端から他端にまで達していればよく、例えばラベル材20の軸方向に対して傾斜した方向に延びるものとしてもよい。
このラベル材20は、図3に示すように、プリフォーム30の外周面に装着され、プリフォーム30とともにブロー成形されることにより、容器本体10の胴部13の外周面に対応した形状に延伸されて薄いシート状(フィルム状)となって胴部13の外周面に剥離可能に密着するように設けられたものである。このように形成されたラベル材20は、胴部13の外周面に一体的に溶着されてはいないが、ブロー成形時に生じる押圧力によって胴部13の外周面に圧着された状態となって当該胴部13の外周面に剥離可能に密着(圧着)している。
例えば、ラベル材20は、ラベル主体部21を形成する合成樹脂材料と破断部22を形成する合成樹脂材料とを共押出し成形し、ラベル主体部21に対応したシート状部分と破断部22に対応した帯状部分とを備えたシート材を形成し、このシート材を筒状に丸めて融着したものをプリフォーム30の本体部32に被せ、所定温度に加熱した後にブロー成形を行うことで、容器本体10の胴部13の外周面に剥離可能に密着するように設けることができる。
または、ラベル材20は、ラベル主体部21を形成する合成樹脂材料と破断部22を形成する合成樹脂材料とを、ラベル主体部21に対応した部分と破断部22に対応した部分とを有するようにチューブ状に成形したものを、プリフォーム30の本体部32に被せ、所定温度に加熱した後にブロー成形を行うことで、容器本体10の胴部13の外周面に剥離可能に密着するように設けることができる。
または、ラベル材20は、ラベル主体部21を形成する合成樹脂材料と破断部22を形成する合成樹脂材料とをチューブ状に共押出し成形し、これをプリフォーム30の本体部32の長さに合わせて切断したものをプリフォーム30の本体部32に被せ、所定温度に加熱した後にブロー成形を行うことで、容器本体10の胴部13の外周面に剥離可能に密着するように設けることができる。
プリフォーム30に被せられたラベル材20が、ブロー成形の際にプリフォーム30と共に確実に延伸され、且つ、延伸後に容器本体10の外周面に対して剥離可能となるようにするために、ラベル材20のラベル主体部21及び破断部22を形成する合成樹脂材材料としては、プリフォーム30を形成する合成樹脂材料に対する相溶性の低いものを用いるのが好ましい。
一方、ラベル材20のラベル主体部21及び破断部22を形成する合成樹脂材材料として、プリフォーム30を形成する合成樹脂材料に対して相溶性の高い同系統のものを用いる場合には、両者で共重合成分比を変えて相溶性を低下させたり、異種成分をブレンドして剥離性を高めたりすることで、容器本体10の外周面に対するラベル材20の剥離性を確保することができる。
このような構成のラベル付きブロー成形容器1では、ラベル材20は、ラベル主体部21及び破断部22の何れの部位においても内周面の全体において容器本体10の胴部13の外周面に密着(圧着)した薄いシート状のものとなるので、ラベル付きブロー成形容器1を、ラベル材20が容器本体10の胴部13に一体的に設けられた美観の高いものとすることができる。
また、ラベル付きブロー成形容器1の使用後に、材料のリサイクルのために、ラベル材20を容器本体10から分離してラベル材20と容器本体10とを分別して回収する際には、以下の手順でラベル材20を容器本体10から容易に分離することができる。
すなわち、図4に示すように、破断部22の一端を指で摘んで引くことで、破断部22を一端から他端に向けて容器本体10の胴部13から容易に引き剥がすことができる。また、破断部22が胴部13から引き剥がされると、ラベル主体部21の周方向両端の間に破断部22が除去された分の隙間が生じるので、ラベル材20は周方向に分断され、その分断された部分の角を指で摘んで引くことで、ラベル主体部21を容器本体10の胴部13から容易に引き剥がすことができる。
このように、本実施の形態のラベル付きブロー成形容器1では、ラベル材20に、ラベル主体部21に対して分離可能に接合する破断部22を設け、破断部22を容器本体10から引き剥がすことでラベル材20が左右に分断されるようにしたので、ラベル材20を容器本体10の胴部13から分離する作業を容易にすることができる。
また、ラベル材20は、破断部22がラベル主体部21に対して接合された構成となっているので、ラベル材20自体を着色することやラベル材20の表面を着色ないし文字や図柄等の印刷によって加飾することで、ラベル主体部21と破断部22との接合部ないし境界を当該加装部分で覆って外部から視認できなくすることができる。これにより、ラベル材に開孔が間隔を空けて並べて設けられて成る破断用の切り取り線を設ける場合に比べて、ラベル材20を分断する破断部22を設けつつラベル付きブロー成形容器1の美観をより高めることができる。この場合、ラベル材20の表面に、破断部22の端部の位置を示す表示を設けることができる。
上記構成のラベル付きブロー成形容器1においては、ラベル材20は、ラベル主体部21がポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂である第1合成樹脂材料により形成されたものであり、破断部22が、第1合成樹脂材料30〜50重量%と、第1合成樹脂材料と接着不可能なエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂またはナイロンである第2合成樹脂材料3〜20重量%と、第1合成樹脂材料と第2合成樹脂材料とを接着可能とするための接着性ポリマーである第3合成樹脂材料30〜50重量%と、を含む合成樹脂材料により形成されたものであるのが好ましい。このような構成とすることにより、ラベル主体部21と破断部22との接合部の強度を適度なものとして、ブロー成形時及びラベル付きブロー成形容器1の成形後において破断部22をラベル主体部21に確実に接合させつつ、破断部22を容器本体10から剥離する際に、破断部22をラベル主体部21に対して容易に破断させることが可能な構成とすることできる。
また、破断部22は、上記した第1合成樹脂材料、第2合成樹脂材料及び第3合成樹脂材料に加えて、エチレン−メタクレート共重合樹脂である第4合成樹脂材料5〜20重量%をさらに含む構成とすることもできる。この構成とすることより、破断部22の柔軟性を高めることができるので、破断部22を容器本体10から剥離する際に、当該破断部22を指で摘み易くして、破断部22の剥離作業をより容易に行い得るようにすることができる。
上記構成を有するラベル材20は、例えば、ラベル主体部21を形成する第1合成樹脂材料がポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ製 EX−6)であり、破断部22を形成する合成樹脂材料が、上記した第1合成樹脂材料45重量%、第2合成樹脂材料としてエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(クラレ製 EP−E105)15重量%、第3合成樹脂材料としてモディック(三菱ケミカル製 P512V)35重量%、第4合成樹脂材料としてエチレン−メタクリル酸共重合樹脂(三井デュポンポリケミカル製 ハイミラン1706)5重量%を含むものとすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、ラベル付きブロー成形容器1を、炭酸飲料等の清涼飲料を収容する用途に用いるものとしたが、これに限らず、例えば水、ビール、酒、醤油等の他の内容物を収容する用途に本発明を適用してもよい。
また、前記実施の形態においては、ラベル主体部21を、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂である第1合成樹脂材料により形成し、破断部22を、第1合成樹脂材料30〜50重量%と、第1合成樹脂材料と接着不可能なエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂またはナイロンである第2合成樹脂材料3〜20重量%と、第1合成樹脂材料と第2合成樹脂材料とを接着可能とするための接着性ポリマーである第3合成樹脂材料30〜50重量%と、を含む合成樹脂材料により形成するようにしているが、これに限らず、ラベル主体部21を形成する合成樹脂材料に対して、破断部22を形成する合成樹脂材料が相溶性の低いものであり、破断部22がラベル主体部21に対して剥離可能に接合するものであれば、ラベル主体部21を形成する合成樹脂材料及び破断部22を形成する合成樹脂材料として、種々のものを用いることができる。
さらに、前記実施の形態においては、ラベル材20は、容器本体10の胴部13のみを覆うように設けられてしているが、これに限らず、例えば、胴部13とともに肩部12も覆うように設け、または、胴部13とともに底部14も覆うように設け、あるいは肩部12のみを覆うように設け、または、肩部12、胴部13及び底部14の容器全体を覆うように設けるなど、ラベル材20を設ける範囲は種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態においては、ラベル材20に1本の破断部22のみを設けるようにしているが、これに限らず、複数本の破断部22を設けるようにしてもよい。例えば、ラベル材20の容器本体10の軸心を挟んだ両側に、それぞれ破断部22を設ける構成とした場合には、ラベル材20を容器本体10から分離させる際に、破断部22を見つけ易くして、ラベル材20を容器本体10から分離させる作業をより容易にすることができる。
1 ラベル付きブロー成形容器
10 容器本体
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
20 ラベル材
21 ラベル主体部
22 破断部
22a 側部
22b 側部
30 プリフォーム
31 口部
32 本体部

Claims (3)

  1. プリフォームに装着されて該プリフォームとともにブロー成形により延伸された筒状のラベル材が容器本体の外周面に剥離可能に密着しているラベル付きブロー成形容器であって、
    前記ラベル材が、
    合成樹脂材料により形成されたラベル主体部と、
    前記ラベル主体部を形成する合成樹脂材料に対する相溶性が低い合成樹脂材料により前記ラベル材の軸方向の一端から他端にまで延びる帯状に形成され、前記ラベル主体部の周方向両端の間に前記ラベル主体部に対して分離可能に接合している破断部と、を有することを特徴とするラベル付きブロー成形容器。
  2. 前記ラベル主体部が、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂である第1合成樹脂材料により形成され、
    前記破断部が、前記第1合成樹脂材料30〜50重量%と、前記第1合成樹脂材料と接着不可能なエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂またはナイロンである第2合成樹脂材料3〜20重量%と、前記第1合成樹脂材料と前記第2合成樹脂材料とを接着可能とするための接着性ポリマーである第3合成樹脂材料30〜50重量%と、を含む合成樹脂材料により形成されている、請求項1に記載のラベル付きブロー成形容器。
  3. 前記破断部が、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂である第4合成樹脂材料5〜20重量%をさらに含む、請求項2に記載のラベル付きブロー成形容器。
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