JP6846774B2 - 流路開閉装置、及び流路開閉装置による流路開閉方法 - Google Patents

流路開閉装置、及び流路開閉装置による流路開閉方法 Download PDF

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Description

本発明は、流体を流す流管内の流路を開閉する装置とその方法に関わり、特に機械的な力を直接流管内へ印加せずに、流管外部の簡単な操作でもって開閉する。
流体の流量を制限するバルブの種類は、グローブバルブ、ボールバルブ、バタフライバルブ、ゲートバルブ等があり、流体の性質や流量の多寡、要求される正確さでもって選定される。
また、バルブ開閉の駆動は、電動、エアー圧、或いは手動が想定されている。何れも流管外の電磁力が流管内の開閉弁を動かし、或いは流管外から機械的力を流管内へ直接加えている。
特開平06―185657号公報
特許文献1に記載されている先行技術は、電磁力、いわゆるモーターでもってスクリューを回転させる事により該スクリューを軸方向に移動させて、流路の蓋の開閉を行なう。
電動に代わり空気圧で流路の開閉を行なう事も出来るが、何れも、構造が複雑で、電気配線や空気配管が必要となる。
手動でバルブの開閉を行なう構造もある。しかし、この場合も特別な部品とその装着が必要である。
しかも既存の上述したバルブの最大の懸念は、流体が流れる流管本体に開けた孔をいか様にシールしても、流路から流体が漏れ出す可能性が存在することである。
流体の温度や環境の温度によって極端な温度や温度差環境を経験すると、シール部分やシール材の劣化によって流体の漏れる可能性が増え、更にその流体が可燃性の場合は致命的な事故に繋がりかねないのである。
そこで本発明は、流体が流れる流管本体に孔を開けること無く内部と外部とを完全に分離隔離して、機械的に直接的な作動を行なわなくとも、流管内部での流路の開閉を行なう事が可能な流路開閉装置及び流路開閉方法を実現することを目標とする。
本発明は、流体が流れる流管本体内に固定された2個1組の軟磁性体それぞれに対して、2個の永久磁石のN極、及びS極それぞれを流管本体の外部から磁気的に近づけることによって流管本体内部で磁気回路を構成せしめると共に、該永久磁石の位置を変更することによって該磁気回路を変更させて流体の流路を開閉する機構を見出した
即ち、断面が円環状の流管本体の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端に位置する1対2個の軟磁性体と、該軟磁性体2個の両者の近くで且つ軸方向に設置され、流管本体内で流管の軸方向に進退移動が可能な1個の軟磁性体とから構成され、移動可能な軟磁性体の機械的な進退運動に連動して、機械的に直進又は後退する弁体が流路の開閉を行なう流路開閉装置である。
該流路開閉装置は、次の様な方法で流路を開閉することが出来る。即ち、1対2個の軟磁性体の1個には、少なくとも1個の永久磁石のN極を、他の軟磁性体には少なくとも1個の永久磁石のS極を、それぞれ流管本体の外部から近接させた場合に、磁束の流れが、「外部永久磁石のN極」から「1対の軟磁性体の片方」へ、次いで「移動可能な1個の軟磁性体」へ、更に引き続いて「1対の軟磁性体の他の片方」から「外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成する。
更に、外部の永久磁石をそれぞれ同じ周方向へ略90度移動させると、磁束の流れが、「外部永久磁石のN極」から「1対2個の軟磁性体」へ、次いで引き続いて「外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成する。
永久磁石の2つの位置の切り替えでもって磁気回路を切り替え、軟磁性体を吸引する力を働かせるか、若しくは力が働かなくすることで、軟磁性体の機械的な進退運動に連動して進退する弁体によって流路の開閉を行なう。
また、前記・流体を流す流管本体の内部に設置された移動可能な1個の軟磁性体に換えて、流管の軸方向に移動可能な2個1対の軟磁性体、及び流管本体の外側にあって、該軟磁性体それぞれに近づけることが可能な少なくとも2個の永久磁石であっても良い。
即ち、断面が円環状の流管本体内に固定された1対2個の軟磁性体と、該1対の軟磁性体の両者の近くで管の軸方向に並んで設置され、流管本体内で一体化して流管の軸方向に直進・後退可能な他の1対2個の軟磁性体とから成り、前記固定された1対2個の軟磁性体のそれぞれに、少なくとも1個の永久磁石のN極と、少なくとも1個のS極をそれぞれ流管本体の外部から近接させることが可能であると共に、移動可能な他の1対の軟磁性体のそれぞれにも、同様に少なくとも1個の永久磁石のN極と、少なくとも1個の永久磁石のS極をそれぞれ流管本体の外部から近接させることが可能である構成である。
そうして、固定された1対の軟磁性体に近接した1対の永久磁石、若しくは、流管の軸方向に移動可能な1対の軟磁性体に近接した1対の永久磁石の何れか片方の1対を、流管本体の周方向に略90度又は略180度の少なくともどちらか一方に移動させることに拠り、磁気回路の変更が可能である事を特徴とする、流路開閉方法であっても良い。
更に、流管本体内に固定された1対2個の軟磁性体に換えて、永久磁石2個1対を流管本体内に固定しても良い。但し、流管本体外の付随していた永久磁石は不要となる。
また、流管本体の外に配置されている永久磁石の、流管本体内の軟磁性体に向けて、且つ近づけている1つの磁極と異なる他の磁極と、セットになっている他の永久磁石の同様の磁極とを軟磁性体でつないで、流管本体外側で磁気回路を構成することは好ましい。
上記に拠れば、流管本体の外側の永久磁石と、流管本体内の軟磁性体や永久磁石とが構成する磁気回路を変更させることが出来る。その結果、移動可能な磁性体が流管の軸方向に吸引、反発、または力が作用しない状態を出現させて、該磁性体と機械的に連動する流路開閉用弁体を動かして、流路の開閉を行なう事が可能である。
本発明によれば、流体が流れる流管本体の内外が機械的には完全に遮断された状態で、外部の永久磁石を流管本体の周方向に略90度、若しくは略180度移動させることによって、つまり手動に拠る簡単な操作でもって、流体通路を開閉することが出来る。
構造が簡単である。
本発明の実施例1を説明する図であり、流管本体の軸方向に垂直な断面の模式図である。 本発明の実施例1を説明する図であり、図1−(a)のA―A’で示す位置の断面の模式図である。 本発明の実施例1を説明する他の図であり、流管本体の軸方向に垂直な断面の模式図である。 本発明の実施例1を説明する他の図であり、図2−(a)のB―B’で示す位置の断面の模式図である。 本発明の他の実施態様の例を説明する図であり、図1−(a)と実質同等な実施態様の例である。 本発明の他の実施態様の例を説明する図であり、図2−(a)と実質同等な実施態様の例である。 本発明の他の実施態様の例を説明する図であり、図3−(a)と実質同等な実施態様の例である。 本発明の他の実施態様の例を説明する図であり、図3−(b)と実質同等な実施態様の例である。 本発明の実施例2を説明する図であり、流管本体の軸方向に沿った断面の模式図である。 本発明の実施例2を説明する図であり、図5−(a)の下段に配置した磁性体及び永久磁石の配置を示す。 本発明の実施例2を説明する図であり、図5−(a)の上段に配置した磁性体及び永久磁石の配置を示す。 本発明の実施例2において、図5−(c)の流管本体外の永久磁石を、周方向に約180度移動させた場合の説明図であり、流管本体の軸方向に沿った断面の模式図である。 本発明の実施例2において、図5−(c)の流管本体外の永久磁石を、周方向に約180度移動させた場合の説明図であり、図6−(a)の上段部分の磁性体を含む軸方向に垂直な方向の断面図である。 本発明の実施例3の構成を説明する図である。 本発明の実施例1を、グローブバルブに適用した説明図である。
実施例と図面で説明する。
図1−(a)は、流体が流れる流管本体の本発明に関わる部分における、軸方向に垂直な断面の模式図である。但し、後述する図1−(b)の軟磁性体3側から見た図である。
流管本体1の内部に、軟磁性体2が2個1組で固定配置されていて、該軟磁性体に対応した流管本体の外部に、永久磁石4−1と4−2が配置している。ここに、永久磁石4−1は流管本体側にN極を向けて軟磁性体に近接しており、永久磁石4−2は、流管本体側にS極を向けて軟磁性体に近接している。
流管本体は非磁性であり、例えば真鍮やSUS304などの非磁性ステンレスで製作されている。
図1−(a)の配置の場合の磁力線5は、永久磁石4−1から軟磁性体を通過して永久磁石4−2へ通じて、磁気回路を構成している。本発明の説明図では、磁力線の流れを破線で示している。
図1−(a)のA―A’を断面とする流管本体の模式図を、図1−(b)に示す。1組2個の軟磁性体2の近くに軟磁性体3が配置されていて、機械的に弁体6に繋がっている。
但し、永久磁石4−1及び4−2は、軟磁性体2の長さ方向、即ち流管本体の軸方向において軟磁性体3から遠い位置に配置されている。
軟磁性体3と弁体6は一体化して流管本体の軸方向にスムーズに進退可能な様に例えば軸受け等(図示せず)で支えられている。
更に、バネ(図示せず)などで弁体6が弁座7に押し付けられる構造でも良い。
図1−(a)の配置の場合は、永久磁石4−1及び4−2と軟磁性体2との間で磁気回路が閉じているので、図1−(b)において、軟磁性体2と軟磁性体3との間に磁気回路が構成されていない。つまり磁気的な力が発生していない。
この場合、弁体6は、例えば流体圧、或いはバネの力で弁座7に押し付けられていて、流体が、空間8から空間9側へ流れる流路が閉ざされている。
尚軟磁性体3には、流体が流れ易い様に例えば破線で示す隙間や孔が施されている。
図1−(a)において、永久磁石4−1と4−2とをそれぞれ、流管本体1の外周に沿って時計回り方向に約90度移動(回転)させた図が、図2−(a)である。
図のB−B’を断面とする、流管本体の模式図が図2−(b)である。但し、弁体6等を省略している。
軟磁性体2はそれぞれ磁化して、近くの軟磁性体3を介して磁気回路を構成するので、軟磁性体3は流管本体に固定された軟磁性体2に吸引される力を受ける。
こうして、軟磁性体3と一体化している弁体6が弁座7から離れて、流体が空間8から空間9へと流れる流路が開かれる。
肉厚2.0mm内径40mmの真鍮製流管本体の内部に、図2−(a)及び(b)の様な形状の磁性鋼製の軟磁性体2を2個固定した。図2−(a)に示す軟磁性体1個の断面積は約340平方mmであった。該磁性体の、流管本体の軸方向の長さは40mmである。
そして、図2−(b)に示す様に、直系39.5mm、厚さ2.0mmの磁性鋼製の軟磁性体3は、上記軟磁性体2の端から3.0mmの位置にあった。
他方で、焼結Nd磁石で作られた永久磁石4−1、及び4−2は、流管本体の外周にピタリと沿う半円筒状で、内径側の周方向の長さが46mm、半径方向の厚さ7mm、軸方向の長さ15mmであり、内径側全面がN極、及びS極であった。表面磁束密度は略350mTであった。
上述した軟磁性体及び永久磁石を上述した位置にセットすると、軟磁性体3は約1.7N(ニュートン)の吸引力を受けて弁体6が弁座7から離れて流路が開いた。
永久磁石4−1と4−2とを、元の方向へ90度移動させるか、若しくは、更に90度合計180度移動させると、磁気回路が短絡して軟磁性体3を通らなくなり、軟磁性体2と軟磁性体3との間の吸引力が消滅する。
そして、流体圧又はバネの力で弁体6が弁座7に押し付けられて、流路が閉ざされた。
本発明で採用される永久磁石は、図1−(a)に換えて例えば図3−(a)の様であっても差し支えない。永久磁石を流管本体の外周に沿って90度移動させると図3−(b)となって、図2−(a)と同等な磁気回路を得ることが出来る。
図4−(a)と図4−(b)はそれぞれ、図3−(a)と図3−(b)の永久磁石にヨーク10を配置したもので、4個の永久磁石の流管本体側に向けた磁極とは逆の磁極側それぞれを軟磁性体のヨーク10で繋いでいる。
該ヨーク10を通じた磁気回路を流管本体外に構成することで、軟磁性体2をより強く磁化して、軟磁性体3との磁気吸引力を強めることが出来る。
ヨーク10は、図1−(a)に示す永久磁石にも適用することが出来る。永久磁石とヨーク10とを一体化(固定)することで、流管本体の外周に沿って永久磁石を移動させる操作が容易になり好都合である。
尚、ヨーク10を通過する磁力線は記載していない。
図8は本発明の実施例1をグローブバルブに適用した模式図である。流管本体17内に固定されている軟磁性体2の1つに対向した位置の流管本体外に永久磁石4−1があり、他の軟磁性体に対向した同様の位置に永久磁石4−2が配置されている。この場合、図2−(a)に示した構成となり、磁力線(図示せず)は、永久磁石4−1から軟磁性体2へ、次いで軟磁性体3、更に軟磁性体2へ、そして永久磁石4−2へと繋がり、磁気回路を構成して、軟磁性体3は磁化した軟磁性体2に吸引力を受ける。図2−(b)がその磁気回路を示している。
そうして、軟磁性体3に機械的に連結されて、流管本体の軸方向にスムーズに進退可能にさせられている(図示していない)弁体6は、弁座7から離れるので、流管本体内の流路である空間15から、空間16への流路が開く。
永久磁石4−1と4−2とを90度移動させて、図1−(a)に示す配置に変更すると、磁気回路が軟磁性体3を経由しないので軟磁性体3への吸引力が無くなり、弁体6は自重やバネ、或いは流体圧で弁座7に押し付けられ、流路を閉ざすことが出来る。
図5−(a)は、実施例1の図1−(b)における軟磁性体3に換えて、2個1対の軟磁性体11を配置したもので、軟磁性体11は、流管本体内で軸方向に進退可能であり、弁体6と一体化している事などを含めて、実施例1と同じである。
更に、軟磁性体11に対向して、流管本体の外側には、永久磁石12−1、12−2が配置されている。永久磁石12−1と12−2は、軟磁性体11の長さ方向、即ち流管本体の軸方向において軟磁性体2から遠い位置に配置されている。
図5−(a)に示した永久磁石の配置を、流管本体の軸に垂直な断面で見ると、固定されている磁性体2の部分は図5−(b)、進退可能な磁性体11の部分は図5−(c)で示している。但し図5−(b)と図5−(c)はそれぞれ、図5−(a)の空僻13部の側から見た図である。
図5−(a)、(b)、(c)の配置の場合の磁気回路は、図5−(a)に示す様に、磁化した軟磁性体2と11とは同極の磁極が向い会って、反発力が発生する。
磁力線5は、同じ磁極が向かい合った空僻13に密集するが磁力線同士が反発するので磁極同士、S極とS極、及びN極とN極が反発し、磁性体11は固定されている磁性体2に反発して、図の上方へと押しやられる。
この時、軟磁性体11と一体化している弁体が、弁座7に押し付けられて、流路が閉じるのである。
次に、図5−(c)の永久磁石を、流管本体の外周に沿って、約180度移動させると図6−(b)の様になり、その結果、軟磁性体2と軟磁性体11とは異なる磁極が向い会う様になり、磁気的な吸引力が働く。
図6−(a)はその状態を模式的に示している。
この場合、磁性体11と一体化した弁体6は、図の下方へ引き寄せられて、弁座7との間に流路が開くのである。
本実施例では、移動可能な磁性体11に対向した永久磁石12−1、12−2を移動させて、流路の開閉を行なったが、永久磁石12−1、12−2は動かさず、永久磁石4−1と4−2とをそれぞれ180度移動させても、同様の吸引力が得られる。
実施例3の図5−(a)において、固定された軟磁性体2に換えて、永久磁石41と42とを、流管本体内の磁性体2が固定されていた位置に固定した。図7に示す様に、永久磁石41のN極が軟磁性体11の1つに対向する様に、永久磁石42のS極が他の軟磁性体11に対向する様に配置している。
軟磁性体11とセットになっている流管本体外の永久磁石の配置が、図5−(c)と同等であれば、図7の様な磁極の配置となり、空間13には、図5−(a)と同様な磁力線が溢れて、軟磁性体11は固定されている永久磁石41、42から反発力を受ける。
次に、永久磁石12−1、12−2それぞれを流管本体の外周に沿って180度移動すると、軟磁性体11は固定された永久磁石41,42から吸引力を受ける。
かくして、流路の開閉を行なう事が出来る。
本発明は、流体を流す流管本体の内外を機械的には完全に遮断した状態で、電力を必要とせず、簡単な手動操作でもって流体の流路を開閉するバルブとして適用することが出来る。
1 流管本体
2 軟磁性体
3 軟磁性体
4−1 永久磁石
4−2 永久磁石
41 永久磁石
42 永久磁石
5 磁力線
6 弁体
7 弁座
8 流体の流路空間
9 流体の流路空間
10 ヨーク
11 軟磁性体
12−1 永久磁石
12−2 永久磁石
13 空隙部
14 グローブバルブ
15 流体の流路空間
16 流体の流路空間
17 流管本体

Claims (10)

  1. 断面が円環状で流体を流す流管本体内の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端に位置する1対2個の軟磁性体と、
    該1対2個の軟磁性体の両者の近くで且つ軸方向に設置され、流管本体内で流管の軸方向に進退移動が可能な1個の軟磁性体とから成り、
    流管本体の内部に設置された移動可能な軟磁性体の機械的な進退運動に連動して、機械的に直進又は後退する弁体が流路の開閉を行なう流路開閉装置。
  2. 断面が円環状で流体を流す流管本体内の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端に位置する1対2個の軟磁性体のそれぞれの、1個の軟磁性体に少なくとも1個の永久磁石のN極を、他の軟磁性体には少なくとも1個の永久磁石のS極を、それぞれ流管本体の外部から近接させた場合に、磁束の流れが、「外部永久磁石のN極」から「1対の軟磁性体の片方」へ、次いで「移動可能な1個の軟磁性体」へ、更に引き続いて「1対の軟磁性体の他の片方」から「外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成すると共に、流管本体の外周部に配置された永久磁石をそれぞれ同じ周方向に略90度移動させると、磁束の流れが、「外部永久磁石のN極」から「1対2個の軟磁性体」へ、次いで引き続いて「外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成することを特徴とする、請求項1に記載された流路開閉装置を用いた流路開閉方法。
  3. 断面が円環状で流体を流す流管本体内の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端に位置する1対2個の軟磁性体と、
    該1対2個の軟磁性体の2個それぞれの近くで且つ軸方向に対向設置され、且つ流管本体内で流管の軸方向に一体化して進退移動が可能な2個1対の軟磁性体とから成り、
    前記一体化して移動可能な2個1対の軟磁性体の機械的な進退運動に連動して、機械的に直進又は後退する弁体が流路の開閉を行なう流路開閉装置。
  4. 断面が円環状で流体を流す流管本体内の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端に位置する1対2個のそれぞれの軟磁性体において、1個の軟磁性体Aには少なくとも1個の永久磁石のN極を、他の軟磁性体Bには少なくとも1個の永久磁石のS極を、それぞれ流管本体の外部から近接させると共に、
    前記固定された1対2個の軟磁性体の両者それぞれの近くで且つ軸方向に対向設置され、一体化して流管本体の軸方向に進退移動可能な2個1対の軟磁性体があって、前記軟磁性体Aに対向している軟磁性体Cには少なくとも1個の永久磁石のS極を、前記軟磁性体Bに対向している軟磁性体Dには少なくとも1個の永久磁石のN極を、それぞれ流管本体の外部から近接させた場合、
    磁束の流れが、「軟磁性体Aに近接している外部永久磁石のN極」から「軟磁性体A」へ、次いで「軟磁性体C」へ、更に引き続いて「軟磁性体Cに近接している外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成すると共に、「軟磁性体Dに近接している外部永久磁石のN極」から「軟磁性体D」へ、次いで「軟磁性体B」へ、更に引き続いて「軟磁性体Bに近接している外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成し、
    軟磁性体A及び軟磁性体Bに対応している外部永久磁石1組と、軟磁性体C及び軟磁性体Dに対応している外部永久磁石1組とにおいて、いずれか1組は動かさず、他の1組を、その組の永久磁石の相対位置を変えずに流管本体外周を約90度又は約180度の少なくともどちらか一方に移動することによって磁気回路を変更することを特徴とする、請求項3に記載された流路開閉装置を用いた流路開閉方法。
  5. 断面が円環状で流体を流す流管本体内の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端位置に配置され、流管本体の軸方向で且つそれぞれ逆方向に磁化した1対2個の永久磁石と、
    該1対2個の永久磁石の両者それぞれの近くで且つ軸方向に対向設置された2個の軟磁性体それぞれが、流管本体内で流管の軸方向に一体化して進退移動が可能である2個1対の軟磁性体とから成り、
    前記一体化して移動可能な2個1対の軟磁性体の機械的な進退運動に連動して、機械的に直進又は後退する弁体が流路の開閉を行なう流路開閉装置。
  6. 断面が円環状で流体を流す流管本体内の内壁に固定され、且つ流管本体の直径方向の両端に位置しており、流管本体の軸方向で且つそれぞれ逆方向に磁化した1対2個の永久磁石があり、該永久磁石2個の近くで且つ軸方向にそれぞれ対向設置された2個1組の軟磁性体があって、
    前記対向した永久磁石の磁極がN極に対応している軟磁性体Eには少なくとも1個の永久磁石のS極を流管本体の外部から近接させ、前記対向した永久磁石の磁極がS極に対応している軟磁性体Fには少なくとも1個の永久磁石のN極を流管本体の外部から近接させた場合、
    磁束の流れが、「固定永久磁石のN極」から「軟磁性体E」へ、次いで「軟磁性体Eに近接している外部永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成すると共に、「軟磁性体Fに近接している外部永久磁石のN極」から「軟磁性体F」へ、次いで「固定永久磁石のS極」へと繋がる磁気回路を構成し、
    軟磁性体E及び軟磁性体Fに対応している外部永久磁石1組を、その組の永久磁石の相対位置を変えずに流管本体外周を約90度又は180度の少なくともどちらか一方に移動することによって磁気回路を変更することを特徴とする、請求項5に記載された流路開閉装置を用いた流路開閉方法。
  7. 流管本体内の1対2個の軟磁性体に近接対応して流管本体外に設置された少なくとも2個の永久磁石1組において、それぞれの永久磁石の流管本体側の極性とは逆の極性側を軟磁性体で繋いで、流管本体外で外部磁気回路を構成することを特徴とする、請求項1または請求項3または請求項5のいずれか1項に記載の流路開閉装置。
  8. 流路開閉装置は、流管本体内の1対2個の軟磁性体に近接対応して流管本体外に設置された少なくとも2個の永久磁石1組において、それぞれの永久磁石の流管本体側の極性とは逆の極性側を軟磁性体で繋いで、流管本体外で外部磁気回路を構成した請求項1に記載の流路開閉装置を用いることを特徴とする、請求項2に記載の流路開閉方法。
  9. 流路開閉装置は、流管本体内の1対2個の軟磁性体に近接対応して流管本体外に設置された少なくとも2個の永久磁石1組において、それぞれの永久磁石の流管本体側の極性とは逆の極性側を軟磁性体で繋いで、流管本体外で外部磁気回路を構成した請求項3に記載の流路開閉装置を用いることを特徴とする、請求項4に記載の流路開閉方法。
  10. 流路開閉装置は、流管本体内の1対2個の軟磁性体に近接対応して流管本体外に設置された少なくとも2個の永久磁石1組において、それぞれの永久磁石の流管本体側の極性とは逆の極性側を軟磁性体で繋いで、流管本体外で外部磁気回路を構成した請求項5に記載の流路開閉装置を用いることを特徴とする、請求項6に記載の流路開閉方法。
JP2018018071A 2018-02-05 2018-02-05 流路開閉装置、及び流路開閉装置による流路開閉方法 Active JP6846774B2 (ja)

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