JP6846764B1 - 人事管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ライフイベントを考慮することができるようにする。【解決手段】人事管理システムであって、従業員の人事労務情報を管理するデータベースと、従業員に対して仕事に関する質問項目を送信する質問送信部と、従業員から質問項目に関する回答を受信する回答受信部と、データベースに含まれる人事労務情報に基づいて、従業員に発生したライフイベントを推定するライフイベント推定部と、回答及びライフイベントに基づいて、従業員のエンゲージメントを分析する分析部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、人事管理システムに関する。
エンゲージメントを実現するためにユーザにアンケートを行うシステムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2019−125090号公報
しかしながら、特許文献1ではユーザに生じたライフイベントを考慮することができない。
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、ライフイベントを考慮する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、人事管理システムであって、従業員の人事労務情報を管理するデータベースと、前記従業員に対して仕事に関する質問項目を送信する質問送信部と、前記従業員から前記質問項目に関する回答を受信する回答受信部と、前記データベースに含まれる前記人事労務情報に基づいて、前記従業員に発生したライフイベントを推定するライフイベント推定部と、前記回答及び前記ライフイベントに基づいて、前記従業員のエンゲージメントを分析する分析部と、を備えることを特徴とする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、ライフイベントを考慮することができる。
本発明の一実施形態に係る人事管理システムの全体構成例を示す図である。 管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。 管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。 本実施形態の人事管理システムの動作を説明する図である。
<発明の概要>
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、たとえば、以下のような構成を備える。
[項目1]
従業員の人事労務情報を管理するデータベースと、
前記従業員に対してエンゲージメントに関する質問項目を送信する質問送信部と、
前記従業員から前記質問項目に関する回答を受信する回答受信部と、
前記データベースに含まれる前記人事労務情報に基づいて、前記従業員に発生したライフイベントを推定するライフイベント推定部と、
前記回答及び前記ライフイベントに基づいて、前記従業員の前記エンゲージメントを分析する分析部と、
を備えることを特徴とする人事管理システム。
[項目2]
前記ライフイベント推定部は、前記データベースにおいて前記人事労務情報が更新されたことを契機として前記従業員の前記ライフイベントを推定する、
項目1に記載の人事管理システム。
[項目3]
前記分析部は、前記ライフイベントの発生と前記エンゲージメントの変化との関係性を分析する、
項目1又は2に記載の人事管理システム。
[項目4]
前記ライフイベント推定部は、前記従業員の配偶者及び扶養家族の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、結婚、離婚、出産及び子供の就職の少なくともいずれかに係る前記ライフイベントを推定する、
項目1乃至3のいずれか1項に記載の人事管理システム。
[項目5]
前記ライフイベント推定部は、前記従業員の通勤及び住居の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、転居に係る前記ライフイベントを推定する、
項目1乃至4のいずれか1項に記載の人事管理システム。
[項目6]
前記ライフイベント推定部は、福利厚生制度の利用状況に関する前記人事労務情報の変化に基づいて、通勤ルートの変更、転居、家計における住宅費の支出負担の変化、子育ての環境変化、教育を受けたこと、住環境の変化、家族構成の変化、及び余暇時間の変化の少なくともいずれかに係る前記ライフイベントを推定する、
項目1乃至5のいずれか1項に記載の人事管理システム。
以下、本発明の一実施形態に係る人事管理システムについて説明する。本実施形態の人事管理システムは、企業や団体などの組織において、その従業員の人事及び労務に関する情報(以下、人事労務情報という。)を管理するものである。人事労務情報には、例えば、従業員の氏名、性別、生年月日、個人番号(マイナンバー)、社会保険番号、年齢、住所、配偶者の有無、扶養家族、所属部署、就業日、異動日、契約形態、給与額、通勤経路、保有資格、健康診断の結果、研修履歴、などが含まれる。本実施形態の人事労務システムは、人事労務情報の履歴を管理し、その変化を分析することができる。
本実施形態の人事労務システムはまた、従業員に対してアンケートを行い、その結果を分析して、従業員のエンゲージメントを評価することができる。本実施形態において、エンゲージメントとは、従業員の組織に対する愛着心や思い入れ、絆、愛社精神などを表すものとする。エンゲージメントの指標には、総合的な指標、仕事に対する熱意を示す指標、エンゲージメント各種の要因(ドライバー;組織や職務、個人に関する要因)を示す指標などを含めることができる。アンケートでの質問に対する従業員からの回答によりこれらの指標(以下、エンゲージメント指標という。)を算出することができる。
本実施形態の人事労務システムは、アンケートに対する回答及び回答に基づいて算出されたエンゲージメント指標について、人事労務情報に基づいて分析を行う。
<システム概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る人事管理システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の人事管理システムは、管理サーバ2を含んで構成される。管理サーバ2は、従業員端末1と通信ネットワーク3を介して通信可能に接続される。通信ネットワーク3は、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
従業員端末1は、例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレットコンピュータなどのコンピュータである。本実施形態では、従業員は従業員端末1を用いてアンケートの質問を閲覧し、質問に対する回答を入力することを想定している。
<管理サーバ>
管理サーバ2は、人事労務情報を管理する、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、あるいはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。図2は、管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。管理サーバ2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク3に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、後述する管理サーバ2が備える各機能部は、CPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、管理サーバ2が備える各記憶部(データベース)は、メモリ202及び記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
図3は、管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。管理サーバ2は、人事労務データベース231、質問記憶部232、回答記憶部233、ライフイベント記憶部234、指標記憶部235、対応策記憶部236、質問送信部211、回答受信部212、ライフイベント推定部213、分析部214、対応策提示部215を備える。
人事労務データベース231は、従業員の人事労務情報を管理する。人事労務情報は、従業員を特定する情報(以下、従業員IDという。ただし、番号等の一意の情報である必要はなく、従業員を特定可能な情報であればよく、複数の情報の組み合わせであってもよい。)に対応づけて人事労務情報を管理している。また、人事労務データベース231は、人事労務情報の履歴も蓄積している。人事労務データベース231には、従業員ID及び日付に対応付けて人事労務情報の履歴が管理されているものとする。
質問記憶部232は、アンケートの質問を記憶する。本実施形態では、質問記憶部232は、アンケートに用いる質問を含む情報(以下、質問情報という。)が記憶される。質問情報には、質問を特定する質問IDに対応付けて、質問のカテゴリ及び質問内容が含まれる。質問のカテゴリは、例えば、評価のカテゴリであってよい。質問内容は、例えば、テキスト情報とすることができる。
回答記憶部233は、質問への回答を記憶する。本実施形態では、回答記憶部233は、質問に対する従業員からの回答を含む情報(以下、回答情報という。)を記憶する。回答情報には、回答した従業員を示す従業員ID、回答日(本実施形態では回答日により回答が特定可能であるものとする。時間が含まれていてもよい。また、回答IDなどであってもよい。)、回答の内容が含まれうる。
ライフイベント記憶部234は、従業員のライフイベントを記憶する。本実施形態では、ライフイベント記憶部234は、従業員に発生したライフイベントを含む情報(以下、ライフイベント情報という。)を記憶する。ライフイベント情報には、従業員を示す従業員ID、ライフイベント、及びライフイベントの発生日が含まれうる。ライフイベントは、後述するライフイベント推定部213が推定したものとすることができる。また、ライフイベントについての質問を行い、質問に対する回答としてのライフイベントの発生をライフイベント情報に含めて登録するようにしてもよい。
指標記憶部235は、回答に基づいて求められた評価を記憶する。本実施形態では、指標は従業員のワークエンゲージメントに係る評価を想定している。本実施形態では、指標記憶部235は、指標を含む情報(以下、指標情報という。)を記憶する。指標情報には、従業員を示す従業員ID、回答日、指標種別、及び指標値が含まれる。指標種別は、例えば、総合、仕事に対する熱意、各種のエンゲージメントドライバーなどとすることができる。
対応策記憶部236は、エンゲージメント向上のための対応策を記憶する。対応策記憶部236は、対応策を含む情報(以下、対応策情報という。)を記憶する。本実施形態では、対応策情報には、ライフイベントに対応付けて対応する者と対応策が含まれるものとする。ライフイベントとは、従業員の人生において発生した出来事をいい、誕生、就学、就職、結婚、出産、教育などの従業員の生活に関する出来事や、会社等の組織における昇格、プロジェクトへのアサイン、仕事上のミス、表彰、昇給、異動、退職などの従業員の仕事に関する出来事を含む。対応策としては、例えば、仕事上のミスが生じて、従業員のエンゲージメントが下がった場合に、会社、部署、上司などがどのような対応をすればよいかが設定される。なお、エンゲージメントが上がった場合に、さらにエンゲージメントを向上させるような対応策を設定するようにしてもよい。
質問送信部211は、アンケートを実施する。具体的には、質問送信部211は、従業員に対して仕事に関する質問項目を従業員端末1に送信する。質問送信部211は、質問を質問記憶部232から読み出すことができる。
回答受信部212は、アンケートの回答を受け付ける。回答受信部212は、従業員端末1から質問項目に関する回答を受信することができる。回答受信部212は、受信した回答を回答記憶部232に登録することができる。
ライフイベント推定部213は、データベースに含まれる人事労務情報に基づいて、従業員に発生したライフイベントを推定する。ライフイベント推定部213は、人事労務データベース231における人事労務情報の登録又は更新を契機としてライフイベントを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、アンケートの回答を受信したときに、ライフイベントを推定するようにしてもよい。また、管理サーバ2は、推定されたたライフイベントを従業員IDに対応付けて記憶するライフイベント記憶部を備えるようにしてもよい。
ライフイベント推定部213は、最新の人事労務情報に含まれる項目のうち、1世代前の人事労務情報から変化したものに応じて、ライフイベントを推定することができる。
例えば、ライフイベント推定部213は、従業員の配偶者及び扶養家族の少なくともいずれかに関する人事労務情報の変化に基づいて、ライフイベントを推定することができる。ライフイベント推定部213は、例えば、1世代前の人事労務情報には配偶者欄に「無し」が設定されており、最新の人事労務情報では配偶者欄に「有り」が設定されていた場合に、当該従業員が結婚したことを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、1世代前の人事労務情報には配偶者欄に「有り」が設定されており、最新の人事労務情報では配偶者欄に「無し」が設定されていた場合に、当該従業員が離婚したことを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、人事労務情報に扶養家族が増えた場合に、当該従業員の家庭に出産のライフイベントが発生したことを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、1世代前の人事労務情報に設定されていた子の扶養家族が減った場合に、当該従業員の子供が就職したことを推定することができる。
また、ライフイベント推定部213は、従業員の通勤及び住居の少なくともいずれかに関する人事労務情報の変化に基づいて、ライフイベントを推定することができる。ライフイベント推定部213は、例えば、最新の人事労務情報に含まれる住所が、1世代前の人事労務情報から変化していた場合に、従業員が転居したことを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、最新の交通費の申請や労災申請に係る人事労務情報に含まれる通勤路が1世代前から変化している場合に、従業員が通勤ルートを変更したこと、またさらに従業員が転居したことを推定することができる。
また、ライフイベント推定部213は、福利厚生制度の利用状況に関する人事労務情報の変化に基づいて、ライフイベントを推定することができる。ライフイベント推定部213は、例えば、通勤費支給に係る申請情報の変化に基づいて、通勤ルートを変更したこと、あるいは転居したことを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、住宅手当や家賃補助に関する人事労務情報の変化に基づいて、従業員の家計において住宅費の支出負担が変化したことを検出することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、育児施設育児補助などが最初に利用されたことに基づいて子育ての環境変化を推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、資格取得や能力開発などの利用に関する情報に基づいて、従業員が教育を受けたことを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、住宅、社宅などの給与住宅、持家援助などに係る人事労務情報の変化に基づいて、従業員の住環境の変化を推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、育児介護援助などが最初に利用されたことに基づいて、従業員の家族構成に変化があったことや、余暇時間に変化が生じたことなどを推定することができる。
また、人事労務情報として、家族の勤務先を管理している場合には、ライフイベント推定部213は、家族の勤務状況の変化(転職、転勤等)をライフイベントとして推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、年末調整に関する人事労務情報に含まれるローン控除の有無に基づいて、住宅を購入したライフイベントを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、人事労務情報に基づいて、月間又は週間での勤務時間あるいは勤務日を計算することも可能であり、これに基づいて、例えば、仕事が忙しくなったことをライフイベントとして推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、例えば、保有資格情報の変更によって資格取得というライフイベントを推定し、健康診断の結果の変更によって病気あるいは健康状態の悪化又は改善というライフイベントを推定することができる。
ライフイベント推定部213は、任意のタイミングでライフイベントを推定することができる。例えば、ライフイベント推定部213は、人事労務データベース231において人事労務情報が更新されたことを契機として従業員のライフイベントを推定することができる。また、ライフイベント推定部213は、運営者からの指示に応じてライフイベントを推定することができる。また、後述する分析部214による分析処理が行われる際にライフイベントを推定するようにしてもよい。
ライフイベント推定部213は、推定したライフイベントを含むライフイベント情報を作製して、ライフイベント記憶部234に登録することができる。ライフイベント推定部213は、人事労務情報にライフイベントの推定に用いた事項に関する日付(例えば、入籍日や入居日、申請日など)が含まれている場合には、当該日付を発生日として推定し、推定した発生日をライフイベント情報に含めることができる。ライフイベント推定部213は、最新の人事労務情報の日付を発生日としてライフイベント情報に含めるようにしてもよい。
分析部214は、回答に基づいて従業員のエンゲージメントを計算し、エンゲージメントについて分析をすることができる。本実施形態では、分析部214は、ライフイベントとエンゲージメントとの関係を分析することができる。とくに分析部214は、ライフイベントの発生とエンゲージメントの変化との関係性を分析することができる。すなわち、分析部214は、特定のライフイベントが発生した場合に、従業員のエンゲージメントがどのように変化したかについての統計をとることができる。分析部214は、計算したエンゲージメントを指標記憶部235に登録する。分析部214は、従業員のエンゲージメントを示す1つ又は複数の指標を計算し、従業員を示す従業員ID、回答日、指標種別に対応付けて、計算した指標を含む指標情報を作成し、作成した指標情報を指標記憶部235に登録することができる。
対応策提示部215は、エンゲージメントの変化に対する対応策を提示する。対応策提示部215は、ライフイベント推定部213が推定したライフイベントに対応する対応策情報を対応策記憶部236から読み出して出力することができる。対応策提示部215は、読み出した対応策情報に含まれる対応策を、対応策情報が指定する対応者の従業員端末1に送信することができる。対応策は、従業員と、その従業員に発生したライフイベントとともに送信するようにしてもよい。また、対応策提示部215は、人事管理システムに対応者がアクセスしてきたことを契機として、対応策を提示するようにしてもよい。
<動作>
図4は、本実施形態の人事管理システムの動作を説明する図である。管理サーバ2は、従業員端末1に対して質問を送信してアンケートを実施する(S321)。アンケートとして送信する質問は、質問記憶部232に記憶されている全ての質問であってもよいし、事前に送信する質問が指定されていてもよい。管理サーバ2は、従業員端末1から質問に対する回答を受信し(S322)、受信した回答に基づいて従業員のエンゲージメントを計算する(S323)。管理サーバ2は、回答及びエンゲージメントを回答記憶部233及び指標記憶部235に登録する(S324)。管理サーバ2は、人事労務情報の変化からライフイベントを推定し(S325)、ライフイベントを含む各種の分析項目ごとにエンゲージメントの各指標を計算する(S326)。また、管理サーバ2は、ライフイベントごとにエンゲージメントの変化(直近のエンゲージメント指標値から今回計算した指標値への変化)を集計することができる(S327)。なお、管理サーバ2は、その他の分析項目についてもエンゲージメントの変化を計算してもよい。管理サーバ2は、ライフイベントごとのエンゲージメントの変化を含む分析結果を出力する(S328)。管理サーバ2は、例えば、経営者や人事部担当者などの端末に対して分析結果を出力することができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態では、管理サーバ2は1台のコンピュータで実現されるものとしたが、管理サーバ2の機能部及び記憶部の一部を他のコンピュータに分散させて備えさせるようにしてもよい。例えば、管理サーバ2の記憶部をデータベースサーバに持たせるようにし、管理サーバ2がデータベースサーバにアクセスするようにしてもよい。
1 従業員端末
2 管理サーバ
211 質問送信部
212 回答受信部
213 ライフイベント推定部
214 分析部
215 対応策提示部
231 人事労務データベース
232 質問記憶部
233 回答記憶部
234 ライフイベント記憶部
235 指標記憶部
236 対応策記憶部

Claims (5)

  1. 従業員の人事労務情報を管理するデータベースと、
    前記従業員に対してエンゲージメントに関する質問項目を送信する質問送信部と、
    前記従業員から前記質問項目に関する回答を受信する回答受信部と、
    前記データベースに含まれる前記人事労務情報に基づいて、前記従業員に発生したライフイベントを推定するライフイベント推定部と、
    前記回答及び前記ライフイベントに基づいて、前記従業員の前記エンゲージメントを分析する分析部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置であって、
    前記ライフイベントを推定することは、
    前記従業員の配偶者又は扶養家族の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、結婚、離婚、出産及び子供の就職の少なくともいずれかに係るライフイベントを推定することと、
    前記従業員の通勤及び住居の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、転居に係るライフイベントを推定することと、
    福利厚生制度の利用状況に関する前記人事労務情報の変化に基づいて、通勤ルートの変更、転居、家計における住宅費の支出負担の変化、子育ての環境変化、教育を受けたこと、住環境の変化、家族構成の変化、及び余暇時間の変化の少なくともいずれかに係るライフイベントを推定することとのうち少なくとも1つを含む、
    情報処理装置。
  2. 前記ライフイベント推定部は、前記データベースにおいて前記人事労務情報が更新されたことを契機として前記従業員の前記ライフイベントを推定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記分析部は、前記ライフイベントの発生と前記エンゲージメントの変化との関係性を分析する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 従業員の人事労務情報を管理するデータベースを備えるコンピュータが、
    前記従業員に対してエンゲージメントに関する質問項目を送信するステップと、
    前記従業員から前記質問項目に関する回答を受信するステップと、
    前記データベースに含まれる前記人事労務情報に基づいて、前記従業員に発生したライフイベントを推定するステップと、
    前記回答及び前記ライフイベントに基づいて、前記従業員の前記エンゲージメントを分析するステップと、
    を実行し、
    前記ライフイベントを推定するステップは、
    前記従業員の配偶者又は扶養家族の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、結婚、離婚、出産及び子供の就職の少なくともいずれかに係るライフイベントを推定するステップと、
    前記従業員の通勤及び住居の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、転居に係るライフイベントを推定するステップと、
    福利厚生制度の利用状況に関する前記人事労務情報の変化に基づいて、通勤ルートの変更、転居、家計における住宅費の支出負担の変化、子育ての環境変化、教育を受けたこと、住環境の変化、家族構成の変化、及び余暇時間の変化の少なくともいずれかに係るライフイベントを推定するステップとのうち少なくとも1つを含む、
    情報処理方法。
  5. 従業員の人事労務情報を管理するデータベースを備えるコンピュータに、
    前記従業員に対してエンゲージメントに関する質問項目を送信するステップと、
    前記従業員から前記質問項目に関する回答を受信するステップと、
    前記データベースに含まれる前記人事労務情報に基づいて、前記従業員に発生したライフイベントを推定するステップと、
    前記回答及び前記ライフイベントに基づいて、前記従業員の前記エンゲージメントを分析するステップと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記ライフイベントを推定するステップは、
    前記従業員の配偶者又は扶養家族の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、結婚、離婚、出産及び子供の就職の少なくともいずれかに係るライフイベントを推定するステップと、
    前記従業員の通勤及び住居の少なくともいずれかに関する前記人事労務情報の変化に基づいて、転居に係るライフイベントを推定するステップと、
    福利厚生制度の利用状況に関する前記人事労務情報の変化に基づいて、通勤ルートの変更、転居、家計における住宅費の支出負担の変化、子育ての環境変化、教育を受けたこと、住環境の変化、家族構成の変化、及び余暇時間の変化の少なくともいずれかに係るライフイベントを推定するステップとのうち少なくとも1つを含む、
    プログラム。
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