JP6844447B2 - 電気機器のユニット取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、回路を構成する部品を搭載したユニットを筐体に着脱可能に収容保持する電気機器のユニット取り付け構造に関する。
電気機器である電力変換装置には、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などの電力変換回路の部品を搭載しているユニットを筐体に挿脱可能に設け、筐体に挿入されたユニットがコネクタ(若しくは、断路器やコンタクタ等)を介して配電盤と電気的に接続されるものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
このようなユニットを筐体に挿脱可能に設ける電力変換装置では、筐体側の回路(例えば、配電盤)とユニット側の回路との電気的接続が確実に行われるように、筐体側の回路の接続部とユニット側の回路の接続部との接続が確実に行われる位置(以後、適正位置という)にユニットを取り付ける必要がある。
しかし、ユニットを取り付けるときに、ユニットの位置ずれが生じる場合があり、このような場合には、ユニットの適正位置での取付作業が困難となるおそれがある。
そのため、特許文献1においては、ユニットが挿入される筐体のユニット挿入部にレールを設け、このレール上を摺動する摺動部材にユニットを保持することで、レールによりユニットを正位置に案内し、ユニットの位置ずれを防止している。
具体的に説明すると、例えば、図12〜図14に示すような、スライドレール41が用いられる。スライドレール41は、筐体に固設されるアウタチャンネル42とユニットに固設されるインナチャンネル43とを有し、筐体にユニットを挿入する際に、インナチャンネル43がアウタチャンネル42に挿嵌される。すなわち、筐体にユニットを挿入する際、スライドレール41によりユニットの筐体に対する上下方向及び水平方向の位置決めがされるので、筐体側の回路の接続部とユニット側の回路の接続部の電気的な接続が確実に行われることとなる。
しかしながら、筐体にアウタチャンネル42等のレールを取り付けること、及びインナチャンネル43等の摺動部材にユニットを保持することは、電力変換装置のコストを増大させる要因やユニットの取付作業に時間がかかる等の製造コストを増大させる要因となる虞がある。また、アウタチャンネル42等のレールを設けるスペースが必要となるので電力変換装置の小型化が妨げられる虞がある。
また、特許文献2では、図15に示すように、収納盤45側(配電盤側)の留め具46にユニット47側の切り欠き部48を係合させることで、ユニット47を適正位置に誘導する電気機器のユニット取り付け構造に関する技術が開示されている。なお、図15における49は、ユニット47背面の底部壁49である。図15における50は、ユニット47との電気的な接続を行うコネクタである。図15における51は、コネクタ50に接続される接続バーである。
実開平6−74092号公報 国際公開第2015/076249号
しかしながら、特許文献2においては、ユニット47背面の底部壁49に切り欠き部48が設けられるだけの厚みが必要となる。つまり、ユニット47背面の底面を構成する底部壁49が板金等の薄い肉厚のものには適用できず、更なる改善の余地がある。
本発明は、回路を構成する部品を収納したユニットを筐体に着脱可能に収容保持する電気機器のユニット取り付け構造に関する。上記ユニットは、一端側の挿入側端部の底面を構成する板状の底部壁の端面に切り欠き部を有している。上記切り欠き部は、上記底部壁の端面の開口縁が上記ユニットの一端側ほど拡幅するよう形成されているとともに、その内側に上記ユニットの上記筐体に対する着脱方向に沿って延びる係合突起を有するように形成されている。上記筐体は、上記ユニットが挿入側端部から挿入されるユニット挿入部と、上記挿入側端部の上記底部壁を支持する支持面を備える支持部と、上記支持面に突出形成され、上記切り欠き部と係合する係合部と、を有している。上記係合部は、上記着脱方向に沿って延び、上記係合突起が挿入される係合穴を有している。
収納盤にユニットを挿入すると、切り欠き部の係合突起が係合部の係合穴に挿入されることでユニットが適正位置に案内される。
本発明によれば、ユニットの挿入側端部の底部壁の肉厚によらず、切り欠き部の係合突起を挿入可能な係合穴を底部壁の支持面上に設定可能となる。すなわち、係合穴は、ユニットの挿入側端部の底部壁の肉厚が薄くても形成可能である。
従って、ユニットの挿入側端部の底部壁の肉厚に関係なくユニットを筐体の適正位置に容易に取り付けることが可能となる。
本発明に係るユニット取り付け構造が適用された電力変換装置の概略構成を模式的に示した説明図。 本発明に係るユニット取り付け構造が適用された電力変換装置の概略構成を模式的に示した説明図。 本発明に係るユニット取り付け構造が適用された電力変換装置の収納盤のユニット挿入部を拡大して示した説明図。 本発明に係るユニット取り付け構造の概略を模式的に示した説明図。 本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部を示す斜視図。 本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部の平面図。 本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部の正面図。 本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部とユニット側の切り欠き部を示す斜視図。 本発明に係るユニット取り付け構造を構成する切り欠き部の平面図。 係合部と切り欠き部とが係合する直前の状態を模式的に示した説明図。 係合部と切り欠き部とが係合した状態を模式的に示した説明図。 従来技術に係る電力変換装置のスライドレールの平面図。 図12のB−B線に沿った断面図。 図12のC方向矢視図。 従来技術に係る電力変換装置の収納盤とユニットとの取り付け構造を示す説明図。
以下、本発明の一実施例を図1〜図11を用いて詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係るユニット取り付け構造が適用された電力変換装置1の概略構成を模式的に示した説明図である。図3は、本発明に係るユニット取り付け構造が適用された電力変換装置1の収納盤2のユニット挿入部4を拡大して示した説明図である。図4は、本発明に係るユニット取り付け構造の概略を模式的に示した説明図である。図5は、本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部14を示す斜視図である。図6は、本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部14の平面図である。図7は、本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部14の正面図である。図8は、本発明に係るユニット取り付け構造を構成する係合部14と切り欠き部15を示す斜視図である。図9は、本発明に係るユニット取り付け構造を構成する切り欠き部15の平面図である。図10は、係合部14と切り欠き部15とが係合する直前の状態を模式的に示した説明図である。図11は、係合部14と切り欠き部15とが係合した状態を模式的に示した説明図である。
電気機器としての電力変換装置1は、図1及び図2に示すように、筐体としての収納盤2と、回路を構成する部品を収納した複数の直方体形状のユニット3と、を有している。電力変換装置1は、ユニット3を着脱可能に収納盤2に収容保持可能なものである。収納盤2は、例えば、配電盤である。ユニット3は、例えば、インバータユニットである。
なお、図1に示す電力変換装置1は、全てのユニット3が収納盤2に収納された状態を示している。また図2に示す電力変換装置1は、一部のユニット3が収納盤2から引き出された状態を示している。
収納盤2は、図1〜図3に示すように、ユニット3が挿入されるユニット挿入部4を有している。ユニット挿入部4の内周側には、収納盤2に対するユニット3の着脱方向に沿って延びるガイド壁5と、ユニット3との電気的な接続を行うコネクタ6と、ユニット3の挿入側端部8の底面を支持する支持壁7と、が設けられている。
ここで、ユニット3の着脱方向とは、図1〜図3における両端矢印Aに沿った方向である。換言すれば、ユニット3の着脱方向とは、ユニット3を収納盤2へ挿入する際の動き、またユニット3を収納盤2から引き出す際の動きに沿った方向である。また、ユニット3は、収納盤2に挿入される一端側を挿入側端部8、挿入側端部8の反対側に位置する他端部を引き出し側端部9とする。つまり、ユニット3の挿入側端部8とは、ユニット3の着脱方向で、ユニット3を収納盤2へ挿入する側の端部である。また、ユニット3の引き出し側端部9とは、ユニット3の着脱方向で、ユニット3を収納盤2から引き出す側の端部である。
ガイド壁5は、ユニット3の着脱方向に沿って細長い部材によって構成され、本実施例ではユニット挿入部4の下端位置を規定するものである。
ガイド壁5は、ユニット3の下面と接するガイド部5aと、ユニット3の側面と対向する側部5bと、を有している。ガイド壁5は、側部5bが収納盤2に対して固定されている。
なお、収納盤2において、隣接するユニット挿入部4、4間を仕切るような部材があれば、このような部材に対してガイド壁5を固定するようにしてもよい。
コネクタ6は、ユニット挿入部4の内周側にあって、ユニット3の挿入側端部と対向するように配置される。コネクタ6は、ユニット3の接続バー23(後述)とともに、収納盤2に設けられた回路とユニット3に収容された回路との電気的な接続を行う接続機構を構成するものである。つまり、コネクタ6は、筐体側接続部に相当するものである。
支持壁7は、ユニット挿入部4の幅方向に沿って細長い部材であって、ユニット3の一端側の挿入側端部8と対向するユニット挿入部4の底壁10に設けられている。
支持壁7は、L字形状を呈し、ユニット挿入部4の底壁10に固定される固定部11と、ユニット3の挿入側端部の底面を支持する支持部12と、を有している。
支持部12は、ユニット挿入部4の底壁10に対して直交しているとともに、ユニット3の挿入側端部8の底面を構成する底部壁13を支持する支持面12aを有している。
また、支持部12には、その支持面12aに、係合部14が突出形成されている。つまり、収納盤2は、支持面12aに突出形成された係合部14を有している。係合部14は、支持面12aの両側に一つずつ形成されている。係合部14は、図4に示すように、ユニット3の切り欠き部15と係合する。なお、図4においては、説明の便宜上、ユニット3と支持壁7のみを示している。
係合部14は、図5〜図7に示すように、支持面12aから突出し、ユニット3の着脱方向に沿って延びる一対の起立壁16、16と、これら一対の起立壁16、16の上端に接続された頂壁17と、を有している。
一対の起立壁16、16は、支持部12の先端側ほど両者間の間隔が狭くなるよう形成されている。換言すると、一対の起立壁16、16は、ユニット3の着脱方向で、ユニット挿入部4のユニット3が挿入される開口側ほど両者間の間隔が狭くなるよう形成されている。頂壁17は、支持面12aと平行に形成されている。
また、一対の起立壁16、16と、頂壁17とによって、ユニット3の着脱方向に沿って延びる係合穴18が構成されている。つまり、係合部14は、ユニット3の着脱方向に沿って延びる係合穴18を有している。係合穴18は、切り欠き部15の係合突起25(後述)が挿入可能な高さとなるよう形成されている。つまり、一対の起立壁16、16は、係合突起25が挿入可能な係合穴18を形成可能となるように、支持面12aからの突出量(高さ)が設定される。
係合部14は、例えば、支持壁7の支持部12に互いに平行な一対のスリット19、19を形成し、これらスリット19、19間にプレス加工を施すことによって形成される。
ユニット3は、図1及び図2に示すように、直方体形状のケーシング21内に、図示省略の制御回路基板、電源回路基板、半導体素子等の回路を構成する部品が収納されたものである。
ケーシング21は、図8に示すように、ユニット挿入部4の底壁10と対向する面が開口している。すなわち、ユニット3は一端側の挿入側端部8の端面が開口したものとなっている。なお、図8においては、説明の便宜上、ユニット3と支持壁7のみを示している。
ユニット3は、一端側の挿入側端部8の内側に、コネクタ6に接続される複数の接続バー23が設けられている。接続バー23は、ユニット側接続部に相当するものである。
ユニット3は、他端側の引き出し側端部9に両側に、鍔状のフランジ部22を有している。フランジ部22は、ユニット挿入部4の開口縁にねじ等によって固定される。
また、ユニット3は、図8に示すように、挿入側端部8の底面が、板状の底部壁13によって構成されている。
そして、底部壁13に端面には、図8、図9に示すように、切り欠き部15が形成されている。つまり、ユニット3は、底部壁13の端面に切り欠き部15を有している。切り欠き部15は、底部壁13の端部をユニット3の他端側に向かって凸なるように切り落とすことで形成される底部壁13の端面の溝である。切り欠き部15は、底部壁13の両側に一つずつ形成されている。つまり、ユニット3には、係合部14と同数の切り欠き部15が形成されている。
切り欠き部15は、ユニット3を収納盤2のユニット挿入部4に挿入した際に、支持壁7の支持面12aに形成された係合部14と係合可能となる位置に形成されている。つまり、ユニット3には、複数の切り欠き部15がそれぞれ対応する係合部14と係合するよう形成されている。切り欠き部15と係合部14とが係合することで、収納盤2に対するユニット3の挿入位置が適正となり、収納盤2のコネクタ6と、ユニット3に接続バー23との接続が確実に実施される。
切り欠き部15は、底部壁13の端面の開口縁24が、ユニット3の一端側ほど拡幅するよう形成されている。詳述すると、切り欠き部15の開口縁24は、所定の曲率を有するように形成されている。換言すれば、切り欠き部15の開口縁24は、R面取りされている。
また、切り欠き部15は、その内側にユニット3の着脱方向に沿って延びる矩形の係合突起25を有している。係合突起25の先端は、底部壁13の端面よりも外側に突出するものではない。
係合突起25は、支持壁7の支持面12aに形成された係合部14と係合可能な幅に形成されている。つまり、係合突起25は、係合部14によって形成される係合穴18に挿入可能な幅となるように形成されている。
図10及び図11を用いて、ユニット3が収納盤2に収容保持される過程について説明する。なお、図10中の矢印は、ユニット3が挿入される向きを示している。また、収納盤2の係合部14とユニット3の切り欠き部15とが係合する状況は、実際には収納盤2の側面を構成するカバー等により隠れる。そこで、図10、図11においては、説明の便宜上、収納盤2の側面を構成するカバー等を省略している。
収納盤2にユニット3を挿入すると、切り欠き部15の係合突起25が係合部14の係合穴18に挿入されることでユニット3が適正位置に案内される。適正位置とは、コネクタ6と接続バー23との接続が確実に行われる位置である。また、係合穴18に係合突起25が挿入されることで、ユニット3が適正位置からずれないように保持することができる。詳述すると、係合穴18に係合突起25が挿入されることで、ユニット3が適正位置から上下方向あるいは左右方向(水平方向)にずれないように保持することができる。
電力変換装置1は、切り欠き部15が底部壁13の端面に形成され、係合部14が底部壁13を支持する支持面12a上に形成されている。そのため、電力変換装置1は、ユニット挿入部4にユニット3を挿入する際に、ユニット3の着脱方向に沿ってユニット3を水平移動することで、ユニット3の切り欠き部15と収納盤2の係合部14に係合させることが可能となっている。
また、ユニット3の挿入位置にずれが生じ、係合部14が切り欠き部15の開口縁24に突き当てられても、切り欠き部15の開口縁24の形状を利用して、ユニット3を適正位置に容易に案内できる。すなわち、ユニット3の挿入位置にずれが生じても、切り欠き部15の開口縁24の形状を利用して、切り欠き部15の係合突起25が係合部14の係合穴18に挿入されるように、ユニット3を適正位置に容易に案内することができる。
そして、電力変換装置1は、切り欠き部15と係合部14とが係合していく過程で、コネクタ6と接続バー23を接続している。つまり、電力変換装置1は、係合部14と切り欠き部15との係合と同時進行で、コネクタ6と接続バー23との接続が行われる。換言すると、切り欠き部15の係合突起25が係合部14の係合穴18に挿入される際に、コネクタ6と接続バー23との接続がなされる。
最後に、ユニット3のフランジ部22を収納盤2のユニット挿入部4の開口縁にねじ等で固定し、ユニット3が収納盤2に固定される。
このような電力変換装置1においては、ユニット3の挿入側端部8の底部壁13の肉厚によらず、切り欠き部15の係合突起25を挿入可能な係合穴18を底部壁13の支持面12a上に設定可能となる。すなわち、係合穴18は、ユニット3の挿入側端部8の底部壁13の肉厚が薄くても形成可能である。
従って、電力変換装置1においては、ユニット3の挿入側端部8の底部壁13の肉厚に関係なくユニット3を収納盤2の適正位置に容易に取り付けることが可能となる。よって、ユニット3の設計自由度を向上させることができる。
また、ユニット3を収納盤2の適正位置に挿入することができるので、コネクタ6と接続バー23との電気的接続を確実に行うことができるとともに、コネクタ6や接続バー23の破損を防止することができる。
電力変換装置1は、ユニット3を適正位置に案内するようなレールを設けていないので、このようなレールを設けた場合に比べて部品点数や作業工数が減少し、総じてコストを低減することができる。
すわわち、ユニット3を適正位置に案内するようなレールが不要なことによる部品点数の減少と、このようなレールを正確に位置決めして収納盤2やユニット3に取り付ける作業の削減と、により電力変換装置1のコスト低減を実現できる。
ユニット3を適正位置に案内するようなレールを取り付けるためのスペースが不要になるので、電力変換装置1を総じて小型化することができる。
また、係合穴18に係合突起25を挿入し、係合部14と切り欠き部15とを係合させることで、ユニット3の振動に対する強度を向上させることができる。
係合穴18に係合突起25が挿入されると、係合部14の頂壁17と、支持壁7の支持部12とによって、ユニット3の挿入側端部8の底部壁13の上下方向の振動が抑制される。また、係合穴18に係合突起25が挿入されると、係合部14の一対の起立壁16、16によって、ユニット3の挿入側端部8の底部壁13の左右方向(水平方向)の振動が抑制される。
なお、ユニット3の振動に対する強度は、ユニット3のフランジ部22を収納盤2のユニット挿入部4の開口縁にねじ等で固定することによっても向上する。
上述した実施例においては、収納盤2のユニット挿入部4に2つの係合部14が設けられ、ユニット3の2箇所に切り欠き部15が形成されているが、係合部14及び切り欠き部15の数は、それぞれ2つに限定されるものではない。係合部14及び切り欠き部15の数は、それぞれ一つずつ、あるいはそれぞれ33以上ずつ形成するようにしてもよい。また、係合部14及び切り欠き部15の数が多くなるほど、ユニット3を収納盤2に収容保持した際の安定度が増すことになる。
また、本発明のユニット取り付け構造は、回路を構成する部品を収納したユニットを着脱可能に筐体に収容保持する電力変換装置1以外の電気機器に対しても適用可能である。
以上、本発明のユニット取り付け構造が適用された電力変換装置について、具体例を示して詳細に説明したが、本発明は、本発明の特徴を損なわない範囲で適宜設計変更が可能ある。すなわち、本発明の電気機器のユニット取り付け構造は、上述した実施形態に限らず、本発明の特徴を損なわない範囲で適宜設計変更が可能あり、そのように設計変更された形態も本発明の電気機器のユニット取り付け構造の技術的範囲に属する。
1…電力変換装置
2…収納盤
3…ユニット
4…ユニット挿入部
5…ガイド壁
5a…ガイド部
5b…側部
6…コネクタ
7…支持壁
8…挿入側端部
9…引き出し側端部
10…底壁
11…固定部
12…支持部
12a…支持面
13…底部壁
14…係合部
15…切り欠き部
16…起立壁
17…頂壁
18…係合穴
19…スリット
21…ケーシング
22…フランジ部
23…接続バー
24…開口縁
25…係合突起

Claims (5)

  1. 回路を構成する部品を収納したユニットを筐体に着脱可能に収容保持する電気機器のユニット取り付け構造において、
    上記ユニットは、一端側の挿入側端部の底面を構成する板状の底部壁の端面に切り欠き部を有し、
    上記切り欠き部は、上記底部壁の端面の開口縁が上記ユニットの一端側ほど拡幅するよう形成されているとともに、その内側に上記ユニットの上記筐体に対する着脱方向に沿って延びる係合突起を有するように形成され、
    上記筐体は、上記ユニットが挿入側端部から挿入されるユニット挿入部と、上記挿入側端部の上記底部壁を支持する支持面を備える支持部と、上記支持面に突出形成され、上記ユニットを上記ユニット挿入部に挿入する際に上記切り欠き部と係合する係合部と、を有し、
    上記係合部は、上記着脱方向に沿って延び、上記係合突起が挿入される係合穴を有することを特徴とする電気機器のユニット取り付け構造。
  2. 上記係合部は、上記支持面から突出し、上記着脱方向に沿って延びる一対の起立壁と、こられ一対の起立壁の上端に接続された頂壁と、を有し、上記一対の起立壁と上記頂壁とによって上記係合穴が構成され、
    上記一対の起立壁は、上記支持部の先端側ほど両者間の間隔が狭くなるよう形成されていることを特徴する請求項1に記載の電気機器のユニット取り付け構造。
  3. 上記筐体には、上記係合部が複数形成され、
    上記ユニットには、上記係合部と同数の上記切り欠き部が形成され、
    上記ユニットは、複数の上記切り欠き部がそれぞれ対応する上記係合部と係合することを特徴とする請求項1または2に記載の電気機器のユニット取り付け構造。
  4. 上記筐体と上記ユニットによって構成される電気機器は、上記筐体に設けられた回路と上記ユニットに収容された回路との電気的な接続を行う接続機構を有し、
    上記接続機構は、上記筐体に取り付けられた筐体側接続部と、上記ユニットに取り付けられたユニット側接続部と、を有し、
    上記係合部と上記切り欠き部とを係合させながら上記筐体側接続部と上記ユニット側接続部とを接続することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気機器のユニット取り付け構造。
  5. 上記電気機器は、電力変換装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気機器のユニット取り付け構造。
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