JP6843651B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
様々な環境下で視認性の高い画像を撮影することがネットワークカメラに望まれている。しかし、ネットワークカメラの撮像部が回動(パン方向の駆動、又は、チルト方向の駆動)した場合に、映像が流れて、視認性に欠けた画像となってしまうことがある。
この点に関して、特許文献1では、次の技術が開示されている。すなわち、監視カメラのパン・チルト方向への回動速度VP、VTを検出し、それが予め設定された閾値VPth、VTthよりも大きい場合には画像信号に対して加工処理を施し、表示画像の輝度、コントラスト、又は解像度を低下させる。
特開2006−94450号公報
ここで、ノイズを抑圧する処理として、巡回型ノイズ抑圧処理が知られている。巡回型ノイズ抑圧処理では、対象フレームの画像の信号値と対象フレームの一つ前のフレームの画像の信号値との差分からノイズ成分を抽出して除去する。巡回型ノイズ抑圧処理では、異なる時間に撮影された複数のフレームの画像を用いて処理が行われるため、強い強度で巡回型ノイズ抑圧処理を行うと残像が発生して視認性が確保できないことがある。
しかしながら、特許文献1では、巡回型ノイズ抑圧処理における視認性の問題については触れられていない。
本発明は、視認性の高い画像を得ることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、回動可能な撮像部で撮影された複数のフレームの画像からなる動画像の処理を行う画像処理装置であって、前記撮像部の回動速度を取得する取得手段と、前記複数のフレームの1つである対象フレームの画像と、前記対象フレームより前の前記フレームの画像とに基づいて、前記対象フレームの画像に対して巡回型ノイズ抑圧処理を行う処理手段と、前記取得手段によって取得された前記撮像部の回動速度が所定の速度範囲の速度より速いとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を所定の強度に決定し、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれるとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を前記所定の強度よりも弱い強度に決定する決定手段と、を備え、前記決定手段は、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲の速度より遅いとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を前記所定の強度に決定することを特徴とする。
本発明によれば、視認性の高い画像を得ることができる。
撮像装置のブロック図である。 第1実施形態の巡回NR制御処理のフローチャートである。 巡回NR強度グラフの例を示す図である。 巡回NR強度グラフの例を示す図である。 第2実施形態の巡回NR制御処理のフローチャートである。 第2実施形態の変形例の巡回NR制御処理のフローチャートである。 第3実施形態の巡回NR制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、図1を参照して、第1実施形態の撮像装置100の構成について説明する。図1は、撮像装置100のブロック図である。撮像装置100は、画像処理装置の例であり、例えばネットワークカメラである。撮像装置100は、撮像部110と、システム制御部120と、システムメモリ130と、不揮発性メモリ140と、画像表示部150とを備える。
撮像部110は、パン方向、及び、チルト方向に回動可能であり、複数のフレームの画像からなる動画像を撮影できる。撮像部110は、レンズ群、IRCF、撮像素子、CDS回路、AGCアンプ、及び、A/D変換器を備える。撮像部110をカメラ部とも呼ぶ。
撮像部110のレンズ群は、被写体の光学像を撮像素子に結像させる。
撮像部110のIRCFは、赤外光除去フィルタ(Infrared Ray Cut Filter)である。撮像部110が被写体を撮影すると、レンズ群、及び、IRCFを通過した光学像が撮像素子に結像される。
撮像部110の撮像素子は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される。撮像素子は、結像された光学像を光電変換して、アナログ画像信号として出力する。
撮像部110のCDS(Correlated Double Sampling)回路は、撮像素子から入力した電気信号に対して相関二重サンプリング処理等を実施する。
撮像部110のAGC(Automatic Gain Control)アンプは、CDS回路から入力された電気信号に対して増幅処理等を行う。
撮像部110のA/D変換器は、AGCアンプによって増幅処理されたアナログ信号をデジタル信号へと変換する。
システム制御部120は、少なくとも1つのプロセッサを有する制御部であり、撮像装置100全体を制御する。システム制御部120が不揮発性メモリ140に記録されたプログラムをシステムメモリ130に展開し、展開されたプログラムをシステム制御部120が実行することで、図2等のフローチャートの処理が実現される。
システムメモリ130には、RAMが用いられ、システム制御部120の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ140から読み出したプログラム等が展開される。
不揮発性メモリ140は、記憶媒体の例であり、電気的に消去・記録可能なメモリである。不揮発性メモリ140には例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ140には、システム制御部120の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
画像表示部150は、撮像部110で撮影され、システム制御部120で処理された動画像等を表示可能なモニタである。
システム制御部120は、画像信号処理部121と、回動制御部122と、回動速度取得部123と、強度決定部124とを備える。これらは、システム制御部120が不揮発性メモリ140に記録されたプログラムを実行することで実現される機能である。
画像信号処理部121は、撮像部110のA/D変換器で変換されたデジタル信号に基づいて、画像信号処理を行う。画像信号処理には、WB(ホワイトバランス)処理、ガンマ補正処理、及び、NR(ノイズ抑圧)処理等が含まれる。画像信号処理部121は、処理手段の例である。画像表示部150は、画像信号処理部121で処理された画像を表示する。
画像信号処理部121が行うNR処理には、巡回型ノイズ抑圧処理(以降では、巡回NRとも呼ぶ)が含まれる。
ここで、巡回NRについて説明する。巡回NRは、対象フレームの画像と、時間方向について対象フレームより前のフレームの画像に基づいて、対象フレームの画像に対して行うノイズ抑圧処理の1つである。対象フレームより前のフレームには、対象フレームの1つ前のフレームが使われる。対象フレームは、撮像部110が撮影する画像のフレームの1つであり、例えば、撮像部110が直近に撮影した画像のフレームである。
より具体的に巡回NRについて説明する。対象フレームの画像の信号値をAN、対象フレームの1つ前のフレームの画像の巡回NR後の信号値をA’N-1、巡回係数をK(0≦K≦1)とすると、対象フレームの画像の巡回NR後の信号値A’Nは、次の式(1)で表すことができる。
A’N = K×A’N-1+(1−K)×AN = AN−K×(AN−A’N-1) ・・・ (1)
このように対象フレームの画像の信号値をA’Nにする処理が巡回NRである。
巡回係数Kは、巡回NRの強度を表し、巡回係数Kが大きくなるにつれて巡回NRの強度が強くなることを表す。式(1)から分かるように、巡回係数Kが大きくなるにつれて、A’NはA’N-1に近づく。また、巡回係数Kが小さくなるにつれて、A’NはANに近づく。
なお、撮像装置100の初期状態において、巡回NRの強度は強度S1であるものとする。
回動制御部122は、撮像部110をパン方向、又は、チルト方向へ駆動させて、撮像部110を回動させる制御を行う。より具体的には、回動制御部122は、回動制御信号を撮像部110が備える駆動部に出力することで、駆動部が回動制御信号に基づいて撮像部110を回動させる。回動制御信号には、駆動角度、移動量、回動速度等の情報が含まれる。
回動速度取得部123は、撮像部110の回動速度Vを取得する。回動速度取得部123は、撮像部110から撮像部110の回動速度Vを取得してもよく、回動制御部122が生成した情報から撮像部110の回動速度Vを取得してもよい。回動速度取得部123は、取得手段の例である。
強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vに基づいて、巡回NRの強度を決定する。画像信号処理部121は、強度決定部124によって決定された巡回NRの強度で、巡回NRを行う。強度決定部124は、決定手段の例である。
次に、図2を参照して、巡回NR制御処理について説明する。図2は、巡回NR制御処理のフローチャートである。巡回NR制御処理は、巡回NRの強度を決定して巡回NRの制御を行う処理である。巡回NR制御処理は、図1に示す撮像装置100の各部が協働して実行される。
ステップS201において、回動制御部122は、回動制御信号を出力して、撮像部110の回動を制御する。撮像部110は、回動制御部122の制御に基づいて、パン方向、又は、チルト方向へ駆動して回動する。
ステップS202において、回動速度取得部123は、撮像部110の回動速度Vを取得する。
ステップS203において、強度決定部124は、回動速度取得部123によって取得された撮像部110の回動速度Vが、予め定められた所定の速度範囲である規定速度範囲に含まれるか否かを判定する。
ここで、規定速度範囲について説明する。規定速度範囲は、回動速度Vが、第1速度V1と第1速度V1より遅い速度である第2速度V2とを用いた次の式(2)を満たす範囲である。
V2<V<V1 ・・・ (2)
第1速度V1は、予め定められた閾値となる所定の速度である。第1速度V1は、例えば、物が第1速度V1以上の速度で動くとき人が目で追うことが困難になる、という条件を満たすように設定される。なお、第1速度V1は、人の平均的な歩く速度等にしてもよく、撮像装置100の用途や性能によって、実験的又は経験的に設定されるものとする。
第2速度V2は、本実施形態においては、「0」である。ただし、第2速度V2は、「0」より大きくてもよい。
ステップS203において、強度決定部124は、回動速度取得部123によって取得された撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、処理をステップS205に進める。したがって、ステップS203において、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが、第1速度V1より遅く、かつ、0より速いとき、処理をステップS205に進める。
また、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが、規定速度範囲の任意の速度より大きいとき、又は、撮像部110の回動速度Vが、規定速度範囲の任意の速度より遅いとき、処理をステップS204に進める。
ステップS204において、強度決定部124は、巡回NRの強度を、初期状態から変更せず、初期状態の強度S1にする決定を行う。
ステップS205において、強度決定部124は、巡回NRの強度を強度S1より弱い強度S2にする決定を行う。強度S2は、巡回NRを行った画像で許容できるS/N比となる強度にしたり、巡回NRを行った時に画像に残像が確実に表れなくなるような強度にしたりしてもよく、撮像装置100の用途や性能によって、実験的又は経験的に設定されるものとする。
画像信号処理部121は、ステップS204又はステップS205において強度決定部124によって決定された巡回NRの強度で、撮像部110で撮影された対象フレームの画像に対して巡回NRを行う。そして、画像表示部150は、巡回NRがなされた画像を表示する。対象フレームの画像は、直近に撮像部110で撮影された画像である。撮像部110が撮影中は、画像信号処理部121は巡回NRを継続する。
次に、図3を参照して、図2のステップS204、又は、ステップS205で決定される巡回NRの強度の例について説明する。図3は、巡回NR強度グラフの例を示す図である。巡回NR強度グラフの横軸は、撮像部110の回動速度Vである。巡回NR強度グラフの縦軸は、巡回NRの強度である。
図3に示すように、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが第2速度V2(0)のときの巡回NRの強度を強度S1に決定する。ただし、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが第2速度V2(0)のときの巡回NRの強度を、強度S1以外の強度であって、強度S2より強い強度に決定してもよい。また、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが「V2<V<V1」を満たすときの巡回NRの強度を強度S2に決定する。また、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが第1速度V1以上のときの巡回NRの強度を強度S1に決定する。
本実施形態では、ステップS203において、撮像部110の回動速度Vが第1速度V1のとき、強度決定部124は、処理をステップS204に進める。しかし、撮像部110の回動速度Vが第1速度V1のときの扱いは、この例に限定されるものではない。したがって、ステップS203において、撮像部110の回動速度Vが第1速度V1のときは、強度決定部124は、処理をステップS205に進めてもよい。すなわち、規定速度範囲を次の式(3)のように定めてもよい。
V2<V≦V1 ・・・ (3)
ここで、撮像部110を回動させて撮影する場合、巡回NRの強度が強くなるにつれて、巡回NRの影響で画像全体の残像が強くなる。
しかし、本実施形態の強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲の速度より速いときと比べて、巡回NRの強度を弱くする。
よって、回動速度Vが規定速度範囲に含まれるときは、巡回NRの強度が弱くなるため、画像に表れる残像の影響が小さくなり、視認性の高い画像を得ることができる。また、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲の速度より速いときは、人の目で残像を認識することが困難になるため、画像に残像が表れても視認性に与える影響は小さい。したがって、本実施形態の撮像装置100によって、全体として視認性の高い画像を得ることができる。
また、規定速度範囲は、上記の式(2)で表される。そして、式(2)の第2速度V2は「0」である。よって、撮像部110が回動していないときは、強い強度である強度S1で巡回NRが実行される。撮像部110が回動していないときは、撮像部110が撮影する被写体が動いていないことも多く、強い強度で巡回NRを実行しても画像に残像が表れず、巡回NRによって視認性の高い画像を得ることができる。
なお、ステップS205において、強度決定部124は、図4に示すように、巡回NRの強度を決定してもよい。図4は、巡回NR強度グラフの他の例を示す図である。すなわち、図4に示すように、強度決定部124は、巡回NRの強度を、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲の下限側(第2速度V2の側)から第3速度に近づくにつれて、弱くなっていく強度に決定してもよい。また、強度決定部124は、巡回NRの強度を、撮像部110の回動速度Vが第4速度V4から規定速度範囲の上限側(第1速度V1の側)に近づくにつれて、強くなっていく強度に決定してもよい。
第3速度V3、及び、第4速度V4は、共に規定速度範囲に含まれる。また、第3速度V3は、第4速度V4以下である。
このように、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vに応じて、巡回NRの強度を連続的に変更する。これにより、巡回NRの強度の切り替わりによる画像の急峻な変化を防ぐ事が可能である。なお、巡回NRの強度の連続的な変更度合いや変更タイミング等の処理方法は、撮像装置100の用途や性能によって、実験的又は経験的に設定されるものとする。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の撮像装置100について説明する。上記の実施形態と同様の点は、同符号を付して説明を省略する。
まず、本実施形態の撮像装置100が備える被写体追尾機能について説明する。被写体追尾機能は、撮像部110が被写体を追尾するように、システム制御部120が撮像部110を制御する機能である。
次に、本実施形態の撮像装置100の構成について説明する。
本実施形態のシステム制御部120は、図1に示す各部に加えて、更に、被写体追尾部を備える。被写体追尾部は、撮像部110が撮影した画像に基づいて、被写体の位置を検出する。また、被写体追尾部は、検出した被写体の位置に基づいて、撮像部110の駆動角度、移動量、回動速度等の情報を決定する。
回動制御部122は、被写体追尾部が決定した撮像部110の駆動角度、移動量、回動速度等の情報に基づいて、撮像部110を回動させる制御を行う。
被写体追尾機能は、被写体追尾部、及び、回動制御部122によって実現される。
次に、図5を参照して、本実施形態の巡回NR制御処理について説明する。図5は、巡回NR制御処理のフローチャートである。
ステップS501からステップS503までは、図2のステップS201からステップS203までと同様である。ただし、ステップS503において、強度決定部124は、回動速度取得部123によって取得された撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、処理をステップS507に進める。また、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが、規定速度範囲の任意の速度より大きいとき、又は、撮像部110の回動速度Vが、規定速度範囲の任意の速度より小さいとき、処理をステップS504に進める。
ステップS504において、強度決定部124は、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されているか否かを判定する。強度決定部124は、被写体追尾機能が実行中のとき処理をステップS505に進め、被写体追尾機能が実行中でないとき処理をステップS506に進める。
ステップS505において、強度決定部124は、巡回NRの強度を強度S1より弱い強度(例えば強度S2)にする決定を行う。
ステップS506において、強度決定部124は、巡回NRの強度を、初期状態から変更せず、初期状態の強度S1にする決定を行う。
ステップS507において、強度決定部124は、巡回NRの強度を強度S1より弱い強度(例えば強度S2)にする決定を行う。
画像信号処理部121は、ステップS505からステップS507までのいずれかにおいて強度決定部124によって決定された巡回NRの強度で、撮像部110で撮影された対象フレームの画像に対して巡回NRを行う。そして、画像表示部150は、巡回NRがなされた画像を表示する。
ここで、撮像装置100が監視用として使われている場合、撮像装置100の撮像部110が被写体を追尾していることがある。
本実施形態の強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲の速度より速い場合であっても、被写体追尾機能が実行中のとき、巡回NRの強度を弱くする。
したがって、被写体追尾機能が実行中のときは、撮像部110の回動速度Vが速くても、巡回NRによって画像に残像が表れることが抑制され、視認性の高い画像を得ることができる。
<第2実施形態の変形例>
次に、第2実施形態の変形例の撮像装置100について説明する。第2実施形態と同様の点は、同符号を付して説明を省略する。
まず、撮像部110の動作モードについて説明する。撮像部110は、動作モードとして、第1モードと、第2モードとを備える。第1モードは、デイモードであり、撮像部110が可視光に基づいて撮影するモードである。第1モードでは、撮像部110はカラーの画像を撮影する。第2モードは、ナイトモードであり、撮像部110が、可視光、及び、赤外光に基づいて撮影するモードである。第2モードでは、被写体からの光がIRCFを通過しないように制御され、撮像部110は、白黒の画像を撮影する。
次に、撮像装置100の構成について説明する。
撮像装置100は、第2実施形態の撮像装置100の各部に加えて、更に、赤外照明部を備える。赤外照明部は、システム制御部120の制御に基づいて、赤外照明を行う。
システム制御部120は、上記の実施形態のシステム制御部120の各部に加えて、更に、シャッタ速度制御部、モード設定部、照明制御部、第1閾値設定部、及び、第2閾値設定部を備える。
システム制御部120のシャッタ速度制御部は、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されているとき、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されていないときと比べて、撮像部110のシャッタ速度が速くなるように撮像部110を制御する。
システム制御部120のモード設定部は、被写体の照度と第1照度閾値とに基づいて撮像部110の動作モードを設定する。より具体的には、モード設定部は、例えば、被写体の照度が第1照度閾値以上のとき動作モードを第1モードに設定し、被写体の照度が第1照度閾値未満のとき動作モードを第2モードに設定する。第1照度閾値は、第1閾値設定部で設定される閾値である。モード設定部は、被写体の照度を、例えば、撮像部110が備える撮像素子の出力信号に基づいて取得してもよく、撮像装置100が備える照度センサから取得してもよい。
システム制御部120の照明制御部は、動作モードが第2モードのときに、被写体の照度と第2照度閾値とに基づいて赤外照明を制御する。より具体的には、照明制御部は、例えば、被写体の照度が第2照度閾値未満のとき、赤外照明部を制御して赤外照明を行う。また、照明制御部は、例えば、被写体の照度が第2照度閾値以上のとき、赤外照明部を制御して赤外照明を停止する。
システム制御部120の第1閾値設定部は、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されているとき、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されていないときと比べて、第1照度閾値を大きい値にする。
システム制御部120の第2閾値設定部は、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されているとき、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されていないときと比べて、第2照度閾値を大きい値にする。
次に、図6を参照して、本変形例の巡回NR制御処理について説明する。図6は、巡回NR制御処理のフローチャートである。
図6のステップS601からステップS607までは、図5のステップS501からステップS507までと同様である。
ステップS608において、シャッタ速度制御部は、撮像部110のシャッタ速度が速くなるように撮像部110を制御する。より具体的には、シャッタ速度制御部は、撮像部110のシャッタ速度が高速側のシャッタ速度である第1シャッタ速度になるように制御する。
ステップS609において、第1閾値設定部は、第1照度閾値を大きくする。より具体的には、第1閾値設定部は、第1照度閾値を、後述の第1低照度閾値より大きい値の第1高照度閾値にする。
ステップS610において、第2閾値設定部は、第2照度閾値を大きくする。より具体的には、第2閾値設定部は、第2照度閾値を、後述の第2低照度閾値より大きい値の第2高照度閾値にする。
ステップS611において、シャッタ速度制御部は、撮像部110のシャッタ速度が遅くなるように撮像部110を制御する。より具体的には、シャッタ速度制御部は、撮像部110のシャッタ速度が低速側のシャッタ速度である第2シャッタ速度になるように制御する。
ステップS612において、第1閾値設定部は、第1照度閾値を第1高照度閾値より小さくする。より具体的には、第1閾値設定部は、第1照度閾値を第1低照度閾値にする。
ステップS613において、第2閾値設定部は、第2照度閾値を第2高照度閾値より小さくする。より具体的には、第2閾値設定部は、第2照度閾値を第2低照度閾値にする。
以上説明した通り、本変形例では、シャッタ速度制御部は、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されているとき、撮像装置100の被写体追尾機能が実行されていないときと比べて、撮像部110のシャッタ速度が速くなるように撮像部110を制御する。よって、巡回NRが行われるフレームの画像に残像が表れることが抑制される。したがって、視認性の高い画像を得ることができる。
また、被写体の照度が低いときは、撮像素子等のゲインが高くなり、巡回NRでの残像の影響が大きくなる。しかし、本変形例の第1閾値設定部は、被写体追尾機能が実行されているとき、被写体追尾機能が実行されていないときと比べて、第1照度閾値を大きい値にする。また、第2閾値設定部は、被写体追尾機能が実行されているとき、被写体追尾機能が実行されていないときと比べて、第2照度閾値を大きい値にする。したがって、被写体の照度が低いときは、早めに動作モードが第2モードになったり、赤外照射が行われて照度を確保できるようになったりして、巡回NRでの残像の影響を小さくできる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の撮像装置100について説明する。上記の実施形態と同様の点は、同符号を付して説明を省略する。
まず、撮像装置100の構成について説明する。システム制御部120は、上記の実施形態のシステム制御部120の各部に加えて、更に、動き検知部を備える。動き検知部は、撮像部110で撮影されたフレームの画像に基づいて、被写体の動きを検知する。
次に、図7を参照して、本実施形態の巡回NR制御処理について説明する。図7は、巡回NR制御処理のフローチャートである。図7の巡回NR制御処理のステップS701からステップS703までは、それぞれ、図5のステップS501からステップS503までと同様である。
ステップS704において、強度決定部124は、システム制御部120の動き検知部によって、被写体の動きが検知されたとき処理をステップS705に進め、検知されていないとき処理をステップS706に進める。
ステップS705において、強度決定部124は、巡回NRの強度を、初期状態から変更せず、初期状態の強度S1にする決定を行う。
ステップS706において、強度決定部124は、巡回NRの強度を強度S1より強い強度S3にする決定を行う。
ステップS707において、強度決定部124は、巡回NRの強度を強度S1より弱い強度S2にする決定を行う。
画像信号処理部121は、ステップS705、ステップS706、又は、ステップS707において強度決定部124によって決定された巡回NRの強度で、撮像部110で撮影された対象フレームの画像に対して巡回NRを行う。そして、画像表示部150は、巡回NRがなされた画像を表示する。
ここで、撮像装置100の撮像部110が撮影した画像で被写体が動いており、この被写体を視認したいときがある。本実施形態の強度決定部124は、動いている被写体があるとき、動いている被写体がないときと比べて、巡回NRの強度を弱くする。したがって、動いている被写体があるときは、動いている被写体がないときと比べて、巡回NRによって画像に残像が表れることが抑制され、視認性の高い画像を得ることができる。
<その他の実施形態>
上記の各実施形態において、強度決定部124は、撮像部110の回動速度V等に加えて、更に、撮像部110の焦点距離に基づいて、巡回NRの強度を決定してもよい。例えば、強度決定部124は、撮像部110の焦点距離を、撮像部110から取得する。そして、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、巡回NRの強度を、撮像部110の焦点距離が長くなるにつれて弱くなっていく強度に決定する。
撮像部110の焦点距離が長いときは、撮像部110の回動がわずかであっても、画角が大きく変わり、撮像部110が撮影した画像内での被写体の移動量が多くなり、巡回NRで残像が表れやすい。しかし、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、巡回NRの強度を、撮像部110の焦点距離が長くなるにつれて弱くなっていく強度に決定する。したがって、撮像部110の焦点距離が長くても、巡回NRによって画像に残像が表れることが抑制され、視認性の高い画像を得ることができる。
また、上記の各実施形態において、強度決定部124は、撮像部110の回動速度V等に加えて、更に、撮像部110のシャッタ速度に基づいて、巡回NRの強度を決定してもよい。例えば、強度決定部124は、撮像部110のシャッタ速度を、撮像部110から取得する。そして、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、巡回NRの強度を、撮像部110のシャッタ速度が遅くなるにつれて弱くなっていく強度に決定する。
撮像部110のシャッタ速度が遅いと、撮像部110が撮影した画像に残像が発生しやすくなる。このような画像に対して巡回NRを行うと、残像の影響が大きくなる。しかし、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、巡回NRの強度を、撮像部110のシャッタ速度が遅くなるにつれて弱くなっていく強度に決定する。したがって、シャッタ速度が遅くても、巡回NRによって画像に残像が表れることが抑制され、視認性の高い画像を得ることができる。
また、上記の各実施形態において、強度決定部124は、撮像部110の回動速度V等に加えて、更に、撮像部110から被写体までの距離に基づいて、巡回NRの強度を決定してもよい。例えば、強度決定部124は、撮像部110で撮影されたフレームの画像に基づいて、撮像部110から被写体までの距離を決定する。そして、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、撮像部110から被写体までの距離が短くなるにつれて弱くなっていく強度に決定する。
撮像部110から被写体までの距離が短いときは、被写体の実際の移動量が少なくても、撮像部110の回動によって、撮像部110が撮影した画像内での被写体の移動量が多くなり、画像に残像が発生しやすくなる。しかし、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが規定速度範囲に含まれるとき、巡回NRの強度を、撮像部110から被写体までの距離が短くなるにつれて弱くなっていく強度に決定する。したがって、撮像部110から被写体までの距離が短くても、巡回NRによって画像に残像が表れることが抑制され、視認性の高い画像を得ることができる。
また、上記の各実施形態において、規定速度範囲を、次の式(4)で表される範囲にしてもよい。
0≦V<V1 ・・・ (4)
このとき、例えば第1実施形態である図2のステップS203において、強度決定部124は、回動速度取得部123によって取得された撮像部110の回動速度Vが第1速度V1以上のとき、処理をステップS204に進める。また、強度決定部124は、撮像部110の回動速度Vが第1速度V1未満のとき、処理をステップS205に進める。第2実施形態等でも同様である。
また、上記の各実施形態において、巡回NR制御処理の少なくとも一部を、撮像装置100以外のサーバで実現してもよい。例えば、図2のステップS202からステップS205まで、図5のステップS502からステップS507まで、図6のステップS602からステップS607まで、又は、図7のステップS702からステップS707まではサーバが実行してもよい。このときサーバと撮像装置100とは通信ネットワークを介してデータの送受信を行う。サーバは、情報処理装置、及び、画像処理装置の例である。
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 撮像装置、110 撮像部、120 システム制御部

Claims (17)

  1. 回動可能な撮像部で撮影された複数のフレームの画像からなる動画像の処理を行う画像処理装置であって、
    前記撮像部の回動速度を取得する取得手段と、
    前記複数のフレームの1つである対象フレームの画像と、前記対象フレームより前の前記フレームの画像とに基づいて、前記対象フレームの画像に対して巡回型ノイズ抑圧処理を行う処理手段と、
    前記取得手段によって取得された前記撮像部の回動速度が所定の速度範囲の速度より速いとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を所定の強度に決定し、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれるとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を前記所定の強度よりも弱い強度に決定する決定手段と、を備え
    前記決定手段は、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲の速度より遅いとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を前記所定の強度に決定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度は、巡回係数で表されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の速度範囲は、前記撮像部の回動速度Vが、第1速度と前記第1速度より遅い第2速度を用いた次の式(1)を満たす範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
    第2速度<V<第1速度 ・・・ (1)
  4. 前記第2速度は0であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記決定手段は、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲の下限側から前記速度範囲に含まれる第3速度に近づくにつれて、弱くなっていく強度に決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれる第4速度から前記所定の速度範囲の上限側に近づくにつれて、強くなっていく強度に決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記決定手段は、更に、前記撮像部が被写体を追尾するように制御されているか否かに基づいて、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記決定手段は、
    前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲の速度より速くとも、前記撮像部が被写体を追尾するように制御されているときは、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を、前記所定の強度よりも弱い強度に決定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記撮像部が被写体を追尾するように制御されているとき、前記撮像部が被写体を追尾するように制御されていないときと比べて、前記撮像部のシャッタ速度が速くなるように前記撮像部を制御する速度制御手段を更に備えることを特徴とする請求項又はに記載の画像処理装置。
  10. 前記撮像部は、動作モードとして、可視光に基づいて撮影する第1モードと、可視光、及び、赤外光に基づいて撮影する第2モードとを備え、
    前記動作モードを、被写体の照度と第1照度閾値とに基づいて設定するモード設定手段と、
    前記撮像部が被写体を追尾するように制御されているとき、前記撮像部が被写体を追尾するように制御されていないときと比べて、前記第1照度閾値を大きくする第1閾値設定手段と、を更に備えることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記動作モードが前記第2モードのときに、被写体の照度と、第2照度閾値とに基づいて赤外照明を制御する照明制御手段と、
    前記撮像部が被写体を追尾するように制御されているとき、前記撮像部が被写体を追尾するように制御されていないときと比べて、前記第2照度閾値を大きくする第2閾値設定手段と、を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記撮像部で撮影された前記フレームの画像から被写体の動きを検知する検知手段を更に備え、
    前記決定手段は、更に、前記検知手段によって被写体の動きが検知されたか否かに基づいて、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を決定することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記決定手段は、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれるとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を、前記撮像部の焦点距離が長くなるにつれて弱くなっていく強度に決定することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記決定手段は、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれるとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を、前記撮像部のシャッタ速度が遅くなるにつれて弱くなっていく強度に決定することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記決定手段は、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれるとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を、前記撮像部から被写体までの距離が短くなるにつれて弱くなっていく強度に決定することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 回動可能な撮像部で撮影された複数のフレームの画像からなる動画像の処理を行う画像処理装置の制御方法であって、
    前記撮像部の回動速度を取得する取得ステップと、
    前記複数のフレームの1つである対象フレームの画像と、前記対象フレームより前の前記フレームの画像とに基づいて、前記対象フレームの画像に対して巡回型ノイズ抑圧処理を行う処理ステップと、
    前記取得ステップによって取得された前記撮像部の回動速度が所定の速度範囲の速度より速いとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を所定の強度に決定し、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲に含まれるとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を前記所定の強度よりも弱い強度に決定する決定ステップと、を備え
    前記決定ステップでは、前記撮像部の回動速度が前記所定の速度範囲の速度より遅いとき、前記巡回型ノイズ抑圧処理の強度を前記所定の強度に決定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至15のいずれか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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