JP6843572B2 - 機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法 - Google Patents

機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法 Download PDF

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Description

本発明は、機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法に関するものである。
機械式駐車装置は、予め登録されている登録者が所持するICカードの識別情報を読み取って、利用者認証が成功した場合に、入庫予約、出庫予約、又は各種操作等が可能とされているものがある。操作は、例えば、乗入室の扉(以下「入出庫扉」という。)の開閉等である。
特許文献1には、ICカードによって利用者認証を行う機械式駐車装置であって、入出庫扉を開く場合のみならず入出庫扉を閉じる場合に、利用者はICカードを入出庫扉の近辺に設けられた操作盤のICカードリーダにタッチして認識させることで利用者認証を行う制御方法が開示されている。
特開2012−26121号公報
特許文献1に開示されている機械式駐装置では、利用者認証を行う場合、利用者はICカードをICカードリーダに短時間接触させるのみである。
すなわち、認証に成功した利用者は、例えば、入出庫扉を閉める場合であっても、ICカードをICカードリーダにタッチした後には、操作盤から離れることが可能である。このため、入出庫扉が完全に閉まるまでの間における、利用者の目視による安全確認が疎かになる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、機械式駐車装置が機械動作を行う場合の安全性をより高めることができる、機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る機械式駐車装置の操作盤は、格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室が設けられる機械式駐車装置の操作盤であって、利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による前記機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を受け付ける操作手段と、前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段と、を備える。
本構成に係る機械式駐車装置は、格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室が設けられる。そして、例えば乗入室の扉の近辺に、機械式駐車装置の操作盤が設けられる。
本構成に係る操作盤は、利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段と、読取手段によって読み取られた識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を受け付ける操作手段と、を備える。さらに、操作盤は、機械式駐車装置の機械動作の実行中に、カードを保持して読取手段による識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段を備える。
このように、操作盤は、機械式駐車装置の機械動作の実行中に、カード保持手段によって保持されたカードに対して、読取手段が識別番号の読み取りを行う。これによって、利用者は、機械動作が行われている間、操作盤から離れにくくなり、利用者は機械式駐車装置の動作状態を確認することとなる。
従って、本構成は、機械式駐車装置が機械動作を行う場合の安全性をより高めることができる。
上記第一態様では、前記読取手段が、前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持されている前記カードから前記識別番号を所定時間間隔で読み取ってもよい。
本構成によれば、カードがカード保持手段によって保持されていることを簡易に判定できる。
上記第一態様では、前記カード保持手段によって前記カードが保持されている場合に、前記乗入室の扉を閉じる機械動作を可能としてもよい。
本構成によれば、乗入室の扉を閉じる場合において、より安全性を高めることができる。
上記第一態様では、前記乗入室の扉を閉じる機械動作が開始された後、前記カード保持手段によって前記カードが保持されなくなった場合、前記乗入室の扉を閉じる機械動作を停止してもよい。
本構成によれば、乗入室の扉を閉じる場合において、より安全性を高めることができる。
上記第一態様では、前記乗入室の扉を閉じる機械動作が完了し、前記カード保持手段から前記カードが外された後に、前記乗入室から前記格納庫への前記車両の搬送を開始してもよい。
本構成によれば、乗入室の扉を閉じる機械動作が完了し、利用者が操作盤から離れた後に車両の搬送が開始されるので、車両の搬送時における安全性をより高めることができる。
上記第一態様では、前記カードは、長方形であり、前記カード保持手段が、前記乗入室の扉を閉じる機械動作が行われる場合と、前記乗入室の扉を閉とする以外の機械動作が行われる場合とで、前記カードを異なる向きで保持してもよい。
本構成によれば、機械動作のうち、より高い安全確認を要する機械動作を利用者に認識させることができる。
上記第一態様では、前記カード保持手段が、前記読取手段の設置位置に対応して設けられ、長辺を横向きにして前記カードが載置される台座部と、前記読取手段と間隙を有して、前記台座部の上面の左右に設けられる2本の保持部と、を備え、前記2本の保持部の間隔は、前記カードの短辺より長く、前記カードの長辺より短くてもよい。
本構成によれば、カード保持手段によってカードをより確実に保持できる。
上記第一態様では、前記カード保持手段が、前記読取手段の設置位置に対応して設けられ、短辺を横向きにして前記カードが載置される台座部と、前記台座部の上方に設けられ、短辺を横向きにして前記カードを前記台座部に載置した場合に前記カードの上部を保持する保持部と、を備え、前記台座部と前記保持部との間隔は、前記カードの短辺より長く、前記カードの長辺よりも短くてもよい。
本構成によれば、カード保持手段によってカードをより確実に保持できる。
本発明の第二態様に係る機械式駐車装置は、車両を格納する格納庫と、格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室と、前記乗入室と前記格納庫との間で車両を搬送する昇降装置と、上記記載の操作盤と、を備える。
本発明の第三態様に係る機械式駐車装置の制御方法は、利用者が機械式駐車装置を操作するための操作盤に、利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段、及び前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段が設けられる機械式駐車装置の制御方法であって、前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による前記機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を前記操作盤が受け付ける第1工程と、前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持された前記カードの前記識別番号を前記読取手段によって読み取る第2工程と、を有する。
本発明の第四態様に係る機械式駐車装置の改造方法は、格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室が設けられる機械式駐車装置の改造方法であって、利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段の前面に、前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段を設け、前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持された前記カードから前記識別番号を読み取るプログラムを、記憶手段に記憶させる。
本発明によれば、機械式駐車装置が機械動作を行う場合の安全性をより高めることができる、という効果を有する。
本発明の実施形態に係る機械式駐車装置の概略外観図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置の概略内観図である。 本発明の実施形態に係る操作盤の概略外観図である。 本発明の実施形態に係るICカードホルダの概略外観図である。 本発明の実施形態に係るICカードホルダにICカードを挿入した場合の概略外観図である。 本発明の実施形態に係る機械式駐車装置の制御機能に関する機能ブロック図である。 従来におけるICカードを用いた入庫処理の流れを示すフローチャートである。 従来におけるICカードを用いた入庫処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るICカードを用いた入庫処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るICカード保持処理の流れを示すフローチャートである。 従来におけるICカードを用いた出庫処理の流れを示すフローチャートである。 従来におけるICカードを用いた出庫処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るICカードを用いた出庫処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るICカードホルダの概略外観図である。 本発明の他の実施形態に係るICカードホルダにICカードを挿入した場合の概略外観図である。 本発明の他の実施形態に係る乗入室の概略外観図である。
以下に、本発明に係る機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1,2は、本実施形態に係る機械式駐車装置10(立体駐車場)の概略外観図である。
機械式駐車装置10は、格納庫18との間で搬送される車両12が入庫又は出庫する乗入室20が設けられている。そして、機械式駐車装置10は、車両12を載置したパレット17を乗入室20と車両12を格納する格納庫18との間で昇降させる。なお、本実施形態に係る機械式駐車装置10の構成は、一例であり、乗入室20を格納庫18よりも上層とする等、他の構成であってもよい。
乗入室20では、車両12が乗り入れ、格納庫18へ搬送されるパレット17に車両12が載置され、車両12の運転者が車両12に乗降可能とされている。
また、乗入室20の外側には、機械式駐車装置10の操作盤22が設けられる。
操作盤22は、機械式駐車装置10の利用者が操作可能なように、例えば、スイッチ、タッチパネル、ICカード、リモコン装置等を介して各種操作(入庫又は出庫の指示等)の入力を受け付ける。また、操作盤22は、文字や画像等を表示する液晶ディスプレイ装置、表示ランプ等の表示装置、音声合成装置による音声、警報音を出すスピーカーによって、種々の情報を利用者のために提供する。
さらに、図2に示されるように、機械式駐車装置10は、複数の階を有する格納庫18に設置され、パレット17を昇降させるリフト14、及びリフト14が昇降(移動)する昇降路16に沿って配設された格納棚18Aを備える。
そして、機械式駐車装置10は、乗入室20の扉である入出庫扉15を開けて乗入室20に車両12を入庫させ、乗入室20の上階である格納庫18の格納棚18Aに格納する。また、機械式駐車装置10は、出庫させる車両12を格納棚18Aから取り出し、入出庫扉15を開けて乗入室20から出庫させる。
なお、以下の説明において、車両12が載置されていないパレット17を空パレットといい、車両12が載置されているパレット17を実パレットという。
図3は、操作盤22の斜視図である。操作盤22は、風雨からの保護と悪戯防止のために金属製の筐体30に収容されており、この筐体30には施錠可能な蓋31が設けられている。利用者が操作盤22を操作する際には、施錠を解錠して蓋31を開き、操作盤22にアクセスする。
操作盤22の筺体22Aには、ICカードリーダ32、タッチパネル式の操作画面33、利用者に操作方法を音声で案内するためのスピーカー34、機械式駐車装置10の動作を非常停止させる非常停止ボタン35等が配置される。
ICカードリーダ32は、利用者の識別番号(以下「ID番号」という。)が記憶されているICカード37から該ID番号を読み取る。なお、ICカード37は、予め登録されている利用者(登録者)が所持するものである。読み取られたID番号は、予め登録されているID番号と照合するユーザ認証に用いられる。
操作画面33は、ICカードリーダ32によって読み取られたID番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による機械式駐車装置10の機械動作の指示を入力する操作手段である。より具体的には、操作画面33は、利用者が認証操作及び入出庫扉15の開閉、リフト14の起動といった機械動作の指示を入力が可能とされている。
操作画面33には、操作ガイド等の表示部33aと、テンキー等の入力部33bとが表示される。これらの表示は、必ずしも操作画面33の特定の区画に表示されるものではなく、操作画面33全体が表示部33aになったり、入力部33bになったりすることもある。
ICカードリーダ32の前面には、ICカードホルダ36が設けられている。
ICカードホルダ36は、機械式駐車装置10の機械動作の実行中に、ICカード37を保持してICカードリーダ32によるID番号の読み取りを可能とする。
図4,5を参照して、ICカードホルダ36について説明する。
図4はICカードホルダ36の概略外観図であり、図4(A)はICカードホルダ36の斜視図、図4(B)はICカードホルダ36の側面図である。図5はICカードホルダ36にICカード37を挿入した場合の概略外観図であり、図5(A)はICカード37を横置きにしてICカードリーダ32にID番号を読み取らせる場合、図5(B)はICカード37を縦向きにしてICカードリーダ32にID番号を読み取らせる場合である。
ICカードホルダ36は、台座部36Aと2本の保持部36Bを備え、ICカード37を水平面に対して略垂直に保持する。なお、ICカード37は、短辺Aと長辺Bで形成される長方形である。
台座部36Aは、ICカードリーダ32の設置位置に対応して設けられ、長辺Bを横向きにしてICカード37が載置される。台座部36Aは、操作盤22に対して、例えばネジ又は接着剤等によって接合される。
2本の保持部36Bは、台座部36Aの上面の左右で、ICカードリーダ32との間に間隙xを有して設けられる。2本の保持部36Bの間隔yは、ICカードの短辺Aより長く、ICカード37の長辺Bより短い。また、ICカードリーダ32の方向に対応する保持部36Bの厚さwは、保持部36B越しではICカードリーダ32がICカード37を読み取れない程度に十分に厚い。すなわち、間隙xにICカード37が挿入された場合には、ICカードリーダ32はICカード37を読み取れるものの、保持部36B越しの位置zにICカード37が位置しても、ICカードリーダ32はICカード37を読み取れない。
そして、ICカードホルダ36は、入出庫扉15を閉じる機械動作が行われる場合と、入出庫扉15を閉とする以外の機械動作が行われる場合とで、ICカード37を異なる向きで保持する。
入出庫扉15を閉じる機械動作を行う場合、図5(A)に示されるように、利用者は、2本の保持部36Bの間隙xの間にICカード37を横置きにして挿入し、ICカードホルダ36にICカード37を保持させた状態で、ICカードリーダ32にICカード37を読み取らせる。一方、入出庫扉15を閉とする以外の機械動作を行う場合、図5(B)に示されるように、利用者は、2本の保持部36Bの間隔yの間にICカード37を挿入し、ICカード37を手から離さずにICカード37をICカードリーダ32に接触させて、ICカード37を読み取らせる。
そして、ICカードリーダ32によって読み取られたID情報は、ユーザ認証に用いられる。
図6は、実施形態に係る機械式駐車装置10の制御機能に関する機能ブロック図である。
本実施形態に係る機械式駐車装置10は、操作盤制御部40及び主制御部50を備える。操作盤制御部40は、操作盤22に備えられ、操作盤22が備えるICカードリーダ32や操作画面33に対する制御を行う。主制御部50は、機械式駐車装置10全体の制御を行う。
操作盤制御部40及び主制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
操作盤制御部40は、読取制御部42、操作画面制御部44、信号送受信部46、及び記憶部48を備える。
読取制御部42は、ICカード37に記憶されているID番号を読み取るようにICカードリーダ32を制御する。ICカードリーダ32は、読取制御部42による制御に応じて、ICカード37から1回のみ、又は、所定時間間隔(例えば1秒間隔)で連続してID情報を読み取る。
操作画面制御部44は、利用者が操作画面33を介して入力した各種操作の指示を示す情報(以下「操作指示情報」という。)が入力される。また、操作画面制御部44は、機械式駐車装置10の動作状態に応じた画面やユーザ認証の結果等を操作画面33に表示させる。
信号送受信部46は、ICカードリーダ32が読み取ったID情報や、操作画面制御部44に入力された操作指示情報を主制御部50へ送信する。また、信号送受信部46は、主制御部50から、機械式駐車装置10の動作状態を示す信号(以下「動作状態信号」という。)や、ユーザ認証の結果を示す信号(以下「認証結果信号」という。)を受信する。
記憶部48は、操作盤制御部40で実行される各種プログラムやデータを記憶する。
主制御部50は、信号送受信部52、ユーザ認証部54、機械制御部56、及び記憶部58を備える。
信号送受信部52は、操作盤制御部40からのID情報や操作指示情報等を受信し、動作状態信号や認証結果信号を操作盤制御部40へ送信する。また、信号送受信部52は、動作状態信号や認証結果信号を操作盤制御部40へ送信する。
ユーザ認証部54は、信号送受信部52が受信したID情報と予め登録されている登録情報とを照合して、ユーザ認証を行う。ユーザ認証部54は、ユーザ認証の結果を認証結果信号として信号送受信部52へ出力する。
機械制御部56は、信号送受信部52が受信した操作指示情報に基づいて、機械式駐車装置10を動作させる。機械制御部56は、機械式駐車装置10の動作状態を動作状態信号として信号送受信部52へ出力する。
記憶部58は、主制御部50で実行される各種プログラムやデータを記憶する。
次に、本実施形態に係るユーザ認証について説明する。
本実施形態に係る機械式駐車装置10では、ユーザ認証としてワンタッチ認証と継続認証の2種類が設定されている。ワンタッチ認証は、図5(B)に示すように、利用者がICカード37を縦向きにしてICカードリーダ32に接触させ、ICカード37から1回のみID情報を読み取り、ユーザ認証を行う手法である。一方、継続認証は、図5(A)に示すように、利用者がICカード37を横置きにしてICカードホルダ36の間隙xに挿入し、ICカード37から所定時間間隔で連続してID情報を読み取り、ユーザ認証を行う手法である。
本実施形態に係る機械式駐車装置10では、入庫処理又は出庫処理を実行する場合に、ワンタッチ認証と継続認証を適宜実行する。
図7,8を参照して、従来におけるICカード37を用いた入庫処理の流れを説明する。
まず、車両12が乗入室20の前へ移動する(S100)。その後、利用者は、車両12から降りて操作盤22の前へ移動し(S200)、鍵を用いて操作盤22の蓋31を開ける(S202)。これにより、操作盤22の操作画面33は、ユーザ認証画面を表示する(S400)。
利用者は、操作画面33に表示されたユーザ認証画面を確認すると、ICカード37をICカードリーダ32に接触させる(S204)。ユーザ認証が成功すると、操作画面33は、入庫のために機械式駐車装置10を機械動作させるための入庫起動確認画面を表示する(S402)。
利用者は、操作画面33に表示された入庫起動確認画面を確認すると、入庫起動確認画面と共に表示されている起動釦を押す(S206)。これにより、機械式駐車装置10は、機械動作として格納庫18から空パレットを呼び出す(S500)。
なお、S204からS206に至るためのユーザ認証を第一の認証とし、この第一の認証は、ワンタッチ認証である。
空パレットの呼び出しが行われると、操作画面33は、入庫待ちの状態を示す入庫待確認画面を表示し(S404)、これを確認した利用者は車両12に乗り込み(S208)、空パレットの到着を待つ(S104)。空パレットが乗入室20に到着すると(S502)、操作画面33は入出庫扉15が開くことを示す扉開画面を表示し(S406)、機械式駐車装置10は機械動作として入出庫扉15を開く(S504)。入出庫扉15が完全に開かれると、操作画面33は、車両12の入庫を利用者に促す入庫案内画面を表示する(S408)。また、機械式駐車装置10は、乗入室20の前に設けられている三色灯や入庫管制灯を点灯させる等して、利用者に入庫を促す。
車両12の入庫(乗入室20への移動)が行われ(S106)、利用者は、乗入室20内の空パレットに車両12を載置させると降車し(S300)、乗入室20から退出する(S210)。操作画面33は、乗入室20内が無人であることの確認を促す無人確認画面を表示する(S410)。利用者は、無人確認を実行した後に、操作画面33に対して無人確認の終了を入力する(S212)。操作画面33は、無人確認の終了が入力されると、ユーザ認証画面を表示する(S412)。
利用者は、操作画面33に表示されたユーザ認証画面を確認すると、ICカード37をICカードリーダ32に接触させる(S214)。ユーザ認証が成功すると、操作画面33は、入出庫扉15を閉める前の最終的な安全確認を利用者に促す安全確認画面を表示する(S414)。利用者は、操作画面33に表示された安全確認画面を確認すると、乗入室20の安全を確認し、安全確認画面と共に表示されている安全確認釦を押す(S216)。安全確認釦が押されると、操作画面33は、入出庫扉15を閉めるための扉閉画面を表示する(S416)。利用者が扉閉画面と共に表示されている扉閉釦を押すと(S218)、機械式駐車装置10は、機械動作として入出庫扉15を閉める閉動作を行う(S506)。利用者は、入出庫扉15が完全に閉められたことを確認すると、操作盤22の蓋31を閉じて鍵を閉め(S220)、操作盤22から離れる(S222)。機械式駐車装置10は、入出庫扉15の閉動作が完了すると、車両12を載置した実パレットをリフト14によって搬送して格納庫18へ格納する(S508)。
なお、S212からS218に至るためのユーザ認証を第二の認証とし、この第二の認証は、ワンタッチ認証である。
次に、図9を参照して、本実施形態に係るICカード37を用いた入庫処理の流れを説明する。なお、図9に示す処理は、上述した図7に示す処理の後に実行されるものであり、図9における図8と同一のステップについては図8と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
利用者は、入庫のために空パレットに車両12を載置させて降車し、乗入室20から退出すると(S210)。操作画面33は、無人確認画面を表示する(S410)。利用者は、無人確認を実行した後に、操作画面33に対して無人確認の終了を入力する(S212)。操作画面33は、無人確認の終了が入力されると、ユーザ認証画面を表示する(S412)。
利用者は、操作画面33に表示されたユーザ認証画面を確認すると、ICカード37を横置きにしてICカードホルダ36に保持させる(S215)。
そして、ICカードホルダ36に保持されたICカード37はICカードリーダ32によってID情報が読み取られ、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が成功すると、操作画面33は、安全確認画面を表示する(S414)。利用者は、操作画面33に表示された安全確認画面を確認すると、乗入室20の安全確認を行い、安全確認画面と共に表示されている安全確認釦を押す(S216)。安全確認釦が押されると、操作画面33は、扉閉画面を表示する(S416)。利用者が扉閉画面と共に表示されている扉閉釦を押すと(S218)、機械式駐車装置10は、機械動作として入出庫扉15を閉める(S506)。利用者は、入出庫扉15が完全に閉められたことを確認すると、ICカード37をICカードホルダ36から外し(S219)、操作盤22を閉め(S220)、操作盤22から離れる(S222)。機械式駐車装置10は、入出庫扉15の閉動作が完了すると、車両12を載置した実パレットをリフト14によって搬送して格納庫18へ格納する(S508)。
なお、図9におけるS212からS218に至るための第二の認証は、継続認証である。この継続認証は、機械動作の実行中に、ICカードリーダ32によってICカード37からIC情報を所定時間間隔で読み取る認証処理である。すなわち、ICカードリーダ32によってICカード37からIC情報が所定時間間隔で読み取れている場合に、ICカードホルダ36にICカード37が保持されていると判別される。そして、ICカードホルダ36によってICカード37が保持されている場合に、入出庫扉15を閉じる機械動作が可能とされる。
これにより、利用者は、機械動作が行われている間、ICカード37をICカードホルダ36に保持させた状態を維持しなければならないため、操作盤22から離れにくくなり、利用者は機械式駐車装置10の動作状態を自ずと確認することとなる。
また、本実施形態に係る機械式駐車装置10は、入出庫扉15の閉動作を開始した後、ICカードホルダ36によってICカード37が保持されなくなった場合、入出庫扉15の閉動作を停止する。
ICカードホルダ36によってICカード37が保持されなくなった場合とは、ICカードリーダ32によってIC情報が読み取れなくなった場合である。このような場合は、何らかの事情によって利用者が操作盤22の前から離れた場合や、入出庫扉15の閉動作を緊急に停止する事情が発生したことが考えられる。
これにより、本実施形態に係る機械式駐車装置10は、入出庫扉15を閉じる場合において、より安全性を高めることができる。
また、本実施形態に係る機械式駐車装置10は、入出庫扉15の閉動作が完了し、ICカードホルダ36からICカード37が外された後に、乗入室20から格納庫18へのパレット17の搬送が開始される。これにより、入出庫扉15の閉動作が完了し、利用者が操作盤22から離れた後にパレット17の搬送が開始されるので、機械式駐車装置10は、パレット17の搬送時における安全性をより高めることができる。
図10は、入出庫扉15を閉じて乗入室20から格納庫18へパレット17を搬送する場合に、ICカードホルダ36によるICカード37の保持状態を判定するICカード保持処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ1000では、ICカードリーダ32がICカード37からIC情報を所定時間間隔で読み取ることによって、ICカードホルダ36にICカード37が保持されているか否かを判定する。肯定判定の場合にのみステップ1002へ移行する。なお、このステップ1000は、上述したS215に相当する。
次のステップ1002では、操作画面33に安全確認画面を表示する。このステップ1002は、上述したS414に相当する。
次のステップ1004では、利用者によって安全確認釦が押されたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ1006へ移行する。このステップ1004は、上述したS216に相当する。
次のステップ1006では、操作画面33に扉閉画面を表示する。このステップ1006は、上述したS416に相当する。
次のステップ1008では、利用者によって扉閉釦が押されたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ1010へ移行する。このステップ1008は、上述したS218に相当する。
次のステップ1010では、入出庫扉15の閉動作を開始する。
次のステップ1012では、ICカードリーダ32がICカード37からIC情報を所定時間間隔で読み取ることによって、ICカード37がICカードホルダ36に保持されているか否かを判定する。肯定判定の場合はステップ1014へ移行し、否定判定の場合はステップ1016へ移行する。
次のステップ1014では、入出庫扉15の閉動作が完了したか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ1018へ移行し、否定判定の場合はステップ1012へ戻る。
次のステップ1016では、入出庫扉15の閉動作を停止し、ステップ1000へ戻り、利用者は、再びICカード37をICカードホルダ36に保持させて、乗入室20の安全確認を実行する。
なお、ステップ1012からステップ1016は、上述したS506に相当する。
ステップ1018では、ICカード37がICカードホルダ36から外されたか否かを判定し、肯定判定の場合のみステップ1020へ移行する。なお、ICカードリーダ32によってICカード37からIC情報が読み取れなくなった場合に、ICカード37がICカードホルダ36から外されたと判定される。
このステップ1018は、上述したS219に相当する。
ステップ1020では、乗入室20から格納庫18へのパレット17の搬送を行い、ICカード保持処理を終了する。このステップ1020は、上述したS508に相当する。
なお、ICカード37には、利用者の体(例えば首)とICカード37とを繋ぐための紐等が設けられてもよい。ICカード37と利用者が紐で繋がれていると、緊急時に利用者が咄嗟に動いた場合、ICカード37が利用者によって引っ張られてICカードホルダ36から外れる。これにより、入出庫扉15の閉動作が停止する。
また、ICカードホルダ36には、間隙xが設けられているため、間隙xに挿入されたICカード37は左右にスライドさせることで簡易にICカードホルダ36から外れる。このため、緊急時に利用者が咄嗟にICカード37をスライドさせてICカードホルダ36から外すことで、入出庫扉15の閉動作を停止させることができる。
また、入出庫扉15の閉動作の停止とは、閉動作を途中で停止させることの他に、入出庫扉15を再び開くことも含まれる。
次に、図11,12を参照して、従来におけるICカード37を用いた出庫処理の流れを説明する。
まず、利用者は、操作盤22の前へ移動し(S250)、鍵を用いて操作盤22の蓋31を開ける(S252)。これにより、操作盤22の操作画面33は、ユーザ認証画面を表示する(S450)。
利用者は、操作画面33に表示されたユーザ認証画面を確認すると、ICカード37をICカードリーダ32に接触させる(S254)。ユーザ認証が成功すると、操作画面33は、出庫のために機械式駐車装置10を機械動作させるための出庫起動確認画面を表示する(S452)。
利用者は、操作画面33に表示された出庫起動確認画面を確認すると、出庫起動確認画面共に表示されている起動釦を押す(S256)。これにより、機械式駐車装置10は、機械動作として格納庫18から利用者の車両12が載置された実パレットを呼び出す(S550)。
なお、S254からS256に至るためのユーザ認証を第一の認証とし、この第一の認証は、ワンタッチ認証である。
実パレットの呼び出しが行われると、操作画面33は、出庫待ちの状態を示す入庫待確認画面を表示し(S454)、これを確認した利用者は実パレットの到着を待つ(S258)。実パレットが乗入室20に到着すると(S552)、操作画面33は扉開画面を表示し(S456)、機械式駐車装置10は入出庫扉15を開く(S554)。入出庫扉15が完全に開かれると、操作画面33は、車両12の出庫を利用者に促す出庫案内画面を表示する(S458)。また、機械式駐車装置10は、乗入室20の前に設けられている三色灯や入庫管制灯を点灯させる等して、利用者に出庫を促す。
利用者は、出庫案内画面を確認すると乗入室20(場内)へ移動する(S350)。そして、利用者は、パレット17に載置されている車両12へ乗車し(S352)、車両12を出庫させる(S150)。利用者は、出庫が完了すると車両12から降りて操作盤22の前へ移動する(S260)。このとき、操作画面33は、ユーザ認証画面を表示する(S460)。
利用者は、操作画面33に表示されたユーザ認証画面を確認すると、ICカード37をICカードリーダ32に接触させる(S262)。ユーザ認証が成功すると、操作画面33は、安全確認画面を表示する(S462)。利用者は、操作画面33に表示された安全確認画面を確認すると、乗入室20の安全を確認し、安全確認画面と共に表示されている安全確認釦を押す(S264)。安全確認釦が押されると、操作画面33は、扉閉画面を表示する(S464)。利用者が扉閉画面と共に表示されている扉閉釦を押すと(S266)、機械式駐車装置10は、機械動作として入出庫扉15を閉める閉動作を行う(S556)。利用者は、入出庫扉15が完全に閉められたことを確認すると、操作盤22の蓋31を閉じて鍵を閉め(S268)、操作盤22から離れる(S270)。機械式駐車装置10は、入出庫扉15の閉動作が完了すると、車両12を載置した実パレットをリフト14によって搬送して格納庫18へ格納する(S558)。
なお、S262からS266に至るためのユーザ認証を第二の認証とし、この第二の認証は、ワンタッチ認証である。
次に、図13を参照して、本実施形態に係るICカード37を用いた出庫処理の流れを説明する。なお、図13に示す処理は、上述した図11に示す処理の後に実行されるものであり、図13における図12と同一のステップについては図12と同一の符号を付して、その説明を一部又は全部省略する。
利用者は、パレット17に載置されている車両12へ乗車し(S352)、車両12を出庫させる(S150)。利用者は、出庫が完了すると車両12から降りて操作盤22の前へ移動する(S260)。このとき、操作画面33は、ユーザ認証画面を表示する(S460)。
利用者は、操作画面33に表示されたユーザ認証画面を確認すると、ICカード37を横置きにしてICカードホルダ36に保持させる(S263)。
そして、ICカードホルダ36に保持されたICカード37はICカードリーダ32によってID情報が読み取られ、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が成功すると、操作画面33は、安全確認画面を表示する(S462)。利用者は、操作画面33に表示された安全確認画面を確認すると、乗入室20の安全を確認し、安全確認画面と共に表示されている安全確認釦を押す(S264)。安全確認釦が押されると、操作画面33は、扉閉画面を表示する(S464)。利用者が扉閉画面と共に表示されている扉閉釦を押すと(S266)、機械式駐車装置10は、機械動作として入出庫扉15を閉める(S556)。利用者は、入出庫扉15が完全に閉められたことを確認すると、ICカード37をICカードホルダ36から外し(S267)、操作盤22を閉め(S268)、操作盤22から離れる(S270)。機械式駐車装置10は、入出庫扉15の閉動作が完了すると、車両12を載置した実パレットをリフト14によって搬送して格納庫18へ格納する(S558)。
なお、図13におけるS263からS266に至るための第二の認証は、継続認証である。継続認証の処理等は、上述した本実施形態に係る入庫処理と同様である。また、本実施形態に係る出庫処理におけるICカード保持処理も、上述した本実施形態に係る入庫処理におけるICカード保持処理と同様である。
以上説明したように、本実施形態に係る機械式駐車装置10の操作盤22は、利用者のID番号が記憶されているICカード37からID番号を読み取るICカードリーダ32と、ICカードリーダ32によって読み取られたID番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による機械式駐車装置10の機械動作の指示の入力を受け付ける操作画面33と、機械式駐車装置10の機械動作の実行中に、ICカード37を保持してICカードリーダ32によるID番号の読み取りを可能とするICカードホルダ36と、を備える。
本実施形態に係る操作盤22は、機械式駐車装置10の機械動作の実行中に、ICカードホルダ36がICカード37を保持してICカードリーダ32によるICカード37のID番号の読み取りを行う。これによって、利用者は、機械式駐車装置10の機械動作が行われている間、操作盤22から離れにくくなり、利用者は機械式駐車装置10の動作状態を確認することとなる。
従って、本実施形態によれば、機械式駐車装置10が機械動作を行う場合の安全性をより高めることができる。
また、ICカードホルダ36が設けられてない既存の機械式駐車装置を改造することよって、ICカードホルダ36、並びに本実施形態に係る入庫処理及び出庫処理に関するプログラムが既存の機械式駐車装置に備えられてもよい。
すなわち、改造によって、既存の機械式駐車装置のICカードリーダ32の前面にICカードホルダ36が設けられ、機械式駐車装置の機械動作の実行中に、ICカードホルダ36によって保持されたICカード37からIC番号を読み取るプログラムが記憶部48,58に記憶される。
このような改造によって、既存の機械式駐車装置でも、本実施形態に係る継続認証を用いた入庫処理及び出庫処理が可能となる。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、ICカードホルダ60を図4,5に示す形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。図14,15は、他の形態に係るICカードホルダ60の一例を示す。
図14,15に示されるICカードホルダ60は、台座部60A及び保持部60Bを備える。
台座部60Aは、短辺Aを横向きにしてICカード37が載置される。なお、台座部60Aは、その前部が突部60A1とされ、載置されたICカード37が前方へ滑り落ちることを防止する。
保持部60Bは、台座部60Aの上方に設けられ、短辺Aを横向きにしてICカード37を台座部60Aに載置した場合にICカード37の上部を保持する。台座部60Aと保持部60Bとの間隔vは、ICカード37の短辺Aより長く、ICカード37の長辺Bよりも短い。
入出庫扉15を閉とする以外の機械動作を行う場合、図15(A)に示されるように、利用者は、ICカード37を横置きにして台座部60Aと保持部60Bの間隙vの間にICカード37を挿入し、ICカードリーダ32にICカード37を接触させて、ICカードリーダ32にICカード37を読み取らせる。一方、入出庫扉15を閉とする機械動作を行う場合、図15(B)に示されるように、利用者は、ICカード37を縦置きにして台座部60Aに載置すると共に、保持部60Bによって保持させた状態で、ICカードリーダ32にICカード37を読み取らせる。
また、上記実施形態では、入出庫扉15を閉動作させる場合に、ICカード37をICカードホルダ60に保持させる形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、機械式駐車装置10における他の機械動作を行っている場合に、ICカード37をICカードホルダ60に保持させてもよい。
また、上記実施形態では、乗入室20と格納庫18の間でリフト14によってパレット17が搬送されるエレベータ式の機械式駐車装置10を用いて説明したが、本発明はエレベータ式に限定されるものでなく、パレットを用いる垂直循環式、多層循環式、平面往復式、及び水平循環式等、他の方式に適用してもよい。また、本発明は、パレット17を用いずに、乗入室20と格納庫18の間で車両12を搬送するフォーク式やコンベヤ式の機械式駐車装置10に適用されてもよい。
また、図16は、バース式である他の形態に係る乗入室20の概略外観図である。
図16に示される乗入室20でもあるバース70はリフト昇降室74と併設されている。バース70とリフト昇降室74との間には、入出庫扉15が設けられている。
リフト昇降室74は、リフト14によって格納庫18との間で車両12が搬送(昇降)される。バース70にはコンベア72が設けられ、コンベア72によってバース70とリフト昇降室74との間で車両12が移動(横送り)する。なお、車両12の運転者は、バース70において車両12に乗降する。すなわち、図16に示す形態では、運転者は、乗入室20において車両12に乗降しない。
次に、図16に示す乗入室20を用いた車両12の入出庫について説明する。
車両12が入庫する場合、運転者はバース70まで車両12を移動させてコンベア72に車両12を載置した後、車両12から降りてバース70から退出する。その後、入出庫扉15が開かれ、コンベア72によって車両12がリフト昇降室74へ移動され、入出庫扉15が閉じられる。入出庫扉15が閉じられた後、車両12は、リフト14によって乗入室20のレベルから格納庫18へ搬送される。
車両12が出庫する場合、車両12がリフト14によって格納庫18から乗入室20のレベルへ搬送され、入出庫扉15が開かれる。入出庫扉15が開かれると、車両12はコンベア72によってリフト昇降室74からバース70へ移動され、入出庫扉15が閉じられる。入出庫扉15が閉じられると、運転者はバース70で車両12に搭乗し、車両12をバース70から退室させる。
本形態では、機械式駐車装置10の操作員がICカード37を所有し、ICカード37をICカードホルダ36に保持させ、継続認証を実行させる。そして、入庫の場合、継続認証が実行されている間に、入出庫扉15が開かれ、車両12がバース70からリフト昇降室74に横送りされ、その後、入出庫扉15が閉じられる。入出庫扉15が閉じられた後に、操作員は、ICカードホルダ36からICカード37を外す。
一方、出庫の場合、継続認証が実行されている間に、入出庫扉15が開かれ、車両12がリフト昇降室74からバース70に横送りされ、その後、入出庫扉15が閉じられる。入出庫扉15が閉じられた後に、操作員は、ICカードホルダ36からICカード37を外す。
また、上記実施形態で説明した入庫処理又は出庫処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
例えば、入庫処理及び出庫処理において、入庫又は出庫のために入出庫扉15を開く前にも、ユーザ認証を行ってもよい。
10 機械式駐車装置
12 車両
15 入出庫扉(乗入室の扉)
18 格納庫
20 乗入室
22 操作盤
32 ICカードリーダ(読取手段)
33 操作画面(操作手段)
36 ICカードホルダ(カード保持手段)
36A 台座部
36B 保持部
37 ICカード(カード)
48 記憶部(記憶手段)
58 記憶部(記憶手段)
60 ICカードホルダ(カード保持手段)
60A 台座部
60B 保持部
70 バース

Claims (13)

  1. 格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室が設けられる機械式駐車装置の操作盤であって、
    利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による前記機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を受け付ける操作手段と、
    記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段と、
    前記乗入室の扉を開く前に、前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証を行う第1認証手段と、
    前記乗入室の扉を閉じるときに、前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証を行う第2認証手段と
    を備え
    前記第2認証手段は、前記カード保持手段によって保持されている前記カードから所定時間間隔で読み取られた前記識別番号に基づいて複数回にわたって連続的に認証を行い、
    前記第1認証手段は、前記第2認証手段よりも少ない回数で認証を行う機械式駐車装置の操作盤。
  2. 前記カード保持手段によって前記カードが保持されている場合に、前記乗入室の扉を閉じる機械動作を可能とする請求項1記載の機械式駐車装置の操作盤。
  3. 前記読取手段は、前記乗入室の扉を閉じる機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持されている前記カードから前記識別番号を所定時間間隔で読み取る請求項2記載の機械式駐車装置の操作盤。
  4. 前記乗入室の扉を閉じる機械動作が開始された後、前記カード保持手段によって前記カードが保持されなくなった場合、前記乗入室の扉を閉じる機械動作を停止する請求項2又は請求項3記載の機械式駐車装置の操作盤。
  5. 前記乗入室の扉を閉じる機械動作が完了し、前記カード保持手段から前記カードが外された後に、前記乗入室から前記格納庫への前記車両の搬送を開始する請求項2から請求項4の何れか1項記載の機械式駐車装置の操作盤。
  6. 格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室が設けられる機械式駐車装置の操作盤であって、
    利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による前記機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を受け付ける操作手段と、
    前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段と、
    を備え、
    前記カードは、長方形であり、
    前記カード保持手段は、前記乗入室の扉を閉じる機械動作が行われる場合と、前記乗入室の扉を閉とする以外の機械動作が行われる場合とで、前記カードを異なる向きで保持する機械式駐車装置の操作盤。
  7. 前記カード保持手段は、
    前記読取手段の設置位置に対応して設けられ、長辺を横向きにして前記カードが載置される台座部と、
    前記読取手段と間隙を有して、前記台座部の上面の左右に設けられる2本の保持部と、
    を備え、
    前記2本の保持部の間隔は、前記カードの短辺より長く、前記カードの長辺より短い請求項6記載の機械式駐車装置の操作盤。
  8. 前記カード保持手段は、
    前記読取手段の設置位置に対応して設けられ、短辺を横向きにして前記カードが載置される台座部と、
    前記台座部の上方に設けられ、短辺を横向きにして前記カードを前記台座部に載置した場合に前記カードの上部を保持する保持部と、
    を備え、
    前記台座部と前記保持部との間隔は、前記カードの短辺より長く、前記カードの長辺よりも短い請求項6記載の機械式駐車装置の操作盤。
  9. 車両を格納する格納庫と、
    前記格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室と、
    前記乗入室と前記格納庫との間で車両を搬送する搬送装置と、
    請求項1から請求項8の何れか1項記載の操作盤と、
    を備える機械式駐車装置。
  10. 利用者が機械式駐車装置を操作するための操作盤に、利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段、及び前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段が設けられる機械式駐車装置の制御方法であって、
    前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による前記機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を前記操作盤が受け付ける入力受付工程と、
    前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持された前記カードの前記識別番号を前記読取手段によって読み取る読取工程と、
    乗入室の扉を開く前に、前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証を行う第1認証工程と、
    前記乗入室の扉を閉じるときに、前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証を行う第2認証工程と
    を有し、
    前記第2認証工程は、前記カード保持手段によって保持されている前記カードから所定時間間隔で読み取られた前記識別番号に基づいて複数回にわたって連続的に認証を行い、
    前記第1認証工程は、前記第2認証工程よりも少ない回数で認証を行う機械式駐車装置の制御方法。
  11. コンピュータを請求項1から請求項8の何れか1項記載の操作盤として機能させるためのプログラム。
  12. 利用者が機械式駐車装置を操作するための操作盤に、利用者の識別番号が記憶されているカードから該識別番号を読み取る読取手段、及び前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段が設けられる機械式駐車装置の制御方法であって、
    前記読取手段によって読み取られた前記識別番号に基づく認証が成功した場合に、利用者による前記機械式駐車装置の機械動作の指示の入力を前記操作盤が受け付ける第1工程と、
    前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持された前記カードの前記識別番号を前記読取手段によって読み取る第2工程と、
    を有し、
    前記カードは、長方形であり、
    前記カード保持手段は、乗入室の扉を閉じる機械動作が行われる場合と、前記乗入室の扉を閉とする以外の機械動作が行われる場合とで、前記カードを異なる向きで保持する機械式駐車装置の制御方法。
  13. 格納庫との間で搬送される車両が入庫又は出庫する乗入室が設けられる機械式駐車装置の改造方法であって、
    利用者の識別番号が記憶されている長方形のカードから該識別番号を読み取る読取手段の前面に、前記カードを保持して前記読取手段による前記識別番号の読み取りを可能とするカード保持手段を設け、更に、前記乗入室の扉を閉じる機械動作が行われる場合と、前記乗入室の扉を閉とする以外の機械動作が行われる場合とで、前記カードを異なる向きで保持する構成とし、
    前記機械式駐車装置の機械動作の実行中に、前記カード保持手段によって保持された前記カードから前記識別番号を読み取るプログラムを、記憶手段に記憶させる機械式駐車装置の改造方法。
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