JP6843053B2 - 飲料ディスペンサを粉末で再充填するためのシステム - Google Patents

飲料ディスペンサを粉末で再充填するためのシステム Download PDF

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Description

本発明は、タンクに貯蔵された可溶性粉末から飲料を調製し、このタンクから飲料を調製するための1回量の粉末が供給される飲料ディスペンサに関する。
エスプレッソ及び他のコーヒー飲料、乳飲料、チョコレート飲料のような多くの飲料は、可溶性食品粉末又は可溶性飲料粉末と希釈液とを混合装置内で混合することによって調製される。混合装置は、溶解チャンバを備えることができ、この溶解チャンバに可溶性成分及び希釈液が供給される。希釈液は、可溶性粉末を湯に効率的に溶解させるために、渦を形成するように溶解チャンバに導入されてもよいし、あるいは、熱い希釈液が、混合、溶解及び泡立てを行うジェット形態で導入されてもよい。飲料を再構成し、泡を生成するために、混合物はまた、最終的に溶解チャンバ内のホイッパによって泡立てられてもよい。その後、飲料は通常、飲用容器の中に排出される。これらの装置はまた、飲用カップ、通常は使い捨てのカップ内で、飲料可溶性粉末を希釈液と混合することもできる。その場合、可溶性食品成分はカップ内に導入され、希釈液は、混合、溶解及び/又は泡立てを行うジェット形態で導入される。
粉末と希釈液がどのように混合されるかに関わらず、可溶性粉末は通常、溶解チャンバの開口の上方に配置されたタンクの中に貯蔵され、スクリュー又はオーガのような計量装置が飲料可溶性粉末を計量して送出し、飲料可溶性粉末は溶解チャンバ又は飲用カップ内に落下する。溶解が起こるように、同時に希釈液が溶解チャンバに供給される。
食品粉末又は飲料粉末を貯蔵するタンクは、取り外し可能な蓋を上部に有する貯蔵チャンバを備える。蓋を取り外して貯蔵チャンバに再補充することにより、タンクを粉末で再充填することができる。この操作は、通常、食品粉末又は飲料粉末の単純な粉末再充填容器を用いて実施される。粉末再充填容器の上部は、切られ、又は引き裂かれて、その中の粉末がタンクの貯蔵チャンバ内に空けられる。
この現在の実行方法には、いくつかの欠点がある。
第1に、移送操作の際に粉末がタンク周りに飛ぶことがあるため、再充填は非常に汚れる場合がある。粉末再充填容器を操作する操作者が不器用な場合、装置の内部又は周囲の場所が、すぐに乱雑で汚くなり、粉末を効率的に除去し、その場所を適正にすることが困難になる可能性がある。
第2に、飲料ディスペンサは、多くの場合、互いに異なる飲料を調製するために互いに異なる粉末を備える。例えば、飲料ディスペンサは、多くの場合、インスタントコーヒー粉末タンクと乳粉末タンクとを備える。様々な理由により、タンクを常に同じ粉末で再充填することは重要である。1つの理由は、顧客が注文した飲料の最終的な味に影響を与えないために、どの粉末にも他の粉末を混入させてはならない。
もう一つの理由は、通常、各タンクは、特定の計量装置と関連付けられており、あるタンクに関連付けられた計量装置は、希釈液との想定された溶解を実現するために、特定の粉末の特定の量を計量するように設定されている。タンクに間違った粉末を誤って再充填してしまうと、ディスペンサによって間違った飲料調製が行われてしまう。
飲料ディスペンサ内の粉末タンクの再充填を改善する必要がある。
本発明の目的は、飲料ディスペンサ内に粉末を貯蔵するためのタンク、及び、そのタンクを再充填するための粉末再充填容器のシステムを提供することである。
再充填中に粉末がこぼれることを制限するシステムを提供することは有利であろう。
粉末タンクを誤って再充填するリスクを回避するシステムを提供することは有利であろう。
粉末タンクを再充填するための人間工学的システムを提供することは有利であろう。
本発明の第1の態様において、食品粉末又は飲料粉末を貯蔵するためのタンク、及びそのタンクを粉末で再充填するための粉末再充填容器のシステムを提供する。そのシステムにおいて:
タンクは貯蔵チャンバと粉末入口を備え、
粉末再充填容器は粉末出口を備え、
粉末再充填容器の粉末出口及びタンクの粉末入口は、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続及び粉末経路を生じるために協働するように設計され、
粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続は、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口とが接続されると、その接続によって、粉末再充填容器の粉末出口を、
粉末再充填容器の粉末出口は、上方に向けられる、1つの第1位置、及び
粉末再充填容器の粉末出口は、下方に向けられる、1つの第2位置に配置することができるように設計されている。
概して、食品粉末又は飲料粉末を貯蔵するタンクは、飲料ディスペンサの一部であるタンクである。概してタンクは使い捨てではない。ディスペンサの構成によっては、例えば、保守又は洗浄をして、また再充填するためにタンクをディスペンサから取り外すことができる。
タンクは粉末出口を備え、粉末出口は、概してタンクの貯蔵チャンバの底部に配置される。
好ましくは、タンクは、貯蔵するとともに計量するタンクである。その場合、タンクは計量装置を備え、計量装置は、概してタンクの貯蔵チャンバの底部に配置され、タンクの粉末出口を通じて1回量の粉末を送出する。計量装置は、エンドレススクリュー、又は、代わりに、スプリングオーガとしても知られる螺旋状スプリングのような、回転式容量測定型計量装置であってよい。
計量装置を有するタンクは、通常、計量装置をタンクの後方端にあるモーター付きシャフトと接続できるように構成されており、シャフトは飲料ディスペンサの一部である。
別の実施形態によれば、計量装置は、タンクの一部ではない。この実施形態において、計量装置は、飲料ディスペンサの一部であってよく、タンクは、飲料ディスペンサ内の計量装置に粉末を供給するための粉末出口を備える単純な貯蔵タンクである。この実施形態において、好ましくは、粉末出口は、計量処理中に、タンクの出口を開けることができる装置を備える。
概して、タンクの貯蔵チャンバは、全体として平行六面体の形状をしている。タンクは、通常2つの側壁と2つの端壁を示し、端壁は、通常1つの後端壁及び1つの前端壁である。これら壁部は、貯蔵チャンバの底部と上部の間に延在し、本質的に垂直である。本質的に垂直であるとは、壁部のいくつかの部分が傾斜していてもよく、タンクの底部の上方にほぼ漏斗形を形成してもよいことを意味する。例えば、タンクがその底部に計量用エンドレススクリューを備える場合、壁部の傾斜はスクリューの上の貯蔵チャンバの貯蔵容量を増やし、粉末をスクリューに案内する漏斗を形成する。
タンクの上部は蓋で閉じられる。蓋は、例えば、タンクを洗浄可能にするために、又は、計量装置の保守のために、取り外し可能な蓋であってよい。
タンクを粉末で再充填するための粉末再充填容器は、概して、使い捨ての粉末再充填容器である。粉末再充填容器は好ましくはパウチであり、通常、可撓性フィルムシートでできている。
粉末再充填容器の粉末出口及びタンクの粉末入口は粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続及び粉末の閉経路を作るために協働するように設計されている。この接続は、通常、粉末再充填容器の粉末入口がタンクの粉末入口の中に嵌まること、又はその逆、のいずれかを可能にする。好ましくは、粉末再充填容器の粉末入口が、タンクの粉末入口の内部に嵌まる。
粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続は、その接続によって、タンクの粉末入口に対して、粉末再充填容器の粉末出口を、少なくとも2つの位置、即ち、
粉末再充填容器の粉末出口及びタンクの粉末入口は協働して接続するが、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の粉末経路を作らない、1つの第1位置と、
粉末再充填容器の粉末出口及びタンクの粉末入口が協働して接続し、両者の間に粉末経路が存在する、1つの第2位置に配置することができるように設計されている。
第1位置においては、粉末再充填容器の粉末出口は、上方に向けられ、粉末は再充填容器からタンクに流れることができない。
第2位置においては、粉末再充填容器の粉末出口は、下方に向けられる。概して、この第2位置における流路は、本質的に一直線である。したがって、粉末の流れは妨げられない。
好ましくは、流路は、粉末再充填容器の粉末出口からタンクの粉末入口まで本質的に下方に向けられている。第2位置において、流路は、垂直に対して最大60°の角度を成してよく、好ましくは最大45°の角度を成してよい。角度の値は、粉末の性質及びその流動性に依存してよい。
したがって、第1位置においては、接続は形成されても、粉末経路は存在しない。すなわち、粉末はその接続を通じて流れることはない。なぜなら、粉末出口が上方に向けられていることにより、粉末は重力によって容器内に留まるためである。この位置により、操作者は、粉末が周りに落ちる可能性があるというリスクなしに、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの粉末入口に正しく接続することができる。なぜなら、粉末経路が存在せず、粉末が粉末出口を通じて流れることはないためである。
したがって、タンクの粉末出口が第2位置に配置されると、粉末が粉末再充填容器からタンクへと重力によって流れることができる、粉末用閉流路が形成される。
好ましくは、粉末入口は固定されていて、粉末の粉末出口は、固定された粉末入口内部で2つの位置の間を移動することができる。
好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続は、以下のように設計されている:
粉末出口が上方に向けられている場合にだけ、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの粉末入口に接続でき、
一旦タンクの粉末入口に接続されると、粉末再充填容器の粉末出口が、下方に向くようにタンクの粉末入口に対して移動させることができる。
したがって、操作者が粉末出口をタンクの粉末入口へ接続するとき、操作者は粉末再充填容器の粉末出口を上方に向けて保持するように案内され、接続操作の間に粉末が粉末出口から落ちることが防止される。
好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口は、本質的に直線のチューブである。
任意選択で、チューブは、一方の端部、好ましくは、粉末再充填容器に取り付けられるように構成された第1端部で、少し曲げられていてもよい。概して、チューブにおける曲がりの存在及びその角度は、粉末再充填容器の形状に依存し得る。
粉末再充填容器の粉末出口は、取り外し可能なカバーを備えてもよい。
1つの様式によれば、取り外し可能なカバーは、例えば、ネジ付きキャップのように、粉末再充填容器から完全に取り外されるように構成されてもよい。操作者は、再充填操作の前に、キャップを手動で完全に取り外してもよい。
別の様式によれば、粉末再充填容器の粉末出口は、取り外し可能なカバーを備えることができ、カバーは粉末再充填容器に永続的に取り付けられており、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続は、以下のように設計されてもよい:
第1位置において、カバーは粉末出口を閉じており、
第2位置において、カバーは粉末再充填容器の粉末出口から外されている。
この最後の様式によれば、このカバーは、操作中に粉末再充填容器から粉末が落ちるリスクを減らす。なぜなら、粉末出口がタンクの粉末入口内に配置された後にだけ、カバーが外されるためである。
概して、粉末再充填容器の粉末出口は、第1位置から第2位置まで回転により移動する。好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口は、タンクの粉末入口の内部で回転する。
この第1様式によると、第1位置までの並進移動により、粉末再充填容器の粉末出口がタンクの粉末入口に導入される。
したがって、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの粉末入口に接続するステップの間、操作者は、粉末出口を上方に移動させるように案内される。このため、この操作中に粉末が粉末出口から落ちることが防止される。
好ましさが低い第2様式によると、第1位置までの下方への並進移動により、粉末再充填容器の粉末出口がタンクの粉末入口に導入され得る。このパックの粉末出口は上方に向けられている。
好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口は、チューブを備え、タンクの粉末入口は、そのチューブを受け入れるための領域を備え、その受け領域とチューブとは、チューブが上方に向けられている場合だけ、粉末再充填容器の粉末出口のチューブがタンクの粉末入口の受け領域の中に摺動するように設計されている。
粉末再充填容器の粉末出口のチューブは、下方への又は上方への並進移動により、受け領域内に摺動することができる。しかし、いずれの並進移動かに関わらず、チューブが上方に向けられている場合にだけ、チューブは受け領域内に摺動することができる。
好ましくは、受け領域は、チューブが垂直に対して約45°の角度で上方に向けられるように設計されている。このような角度にすることにより、操作者が粉末再充填容器を上手く操作できる。
したがって、粉末再充填容器の粉末出口のチューブを、下方への又は上方への並進移動により、受け領域内に導入し終わると第1位置に到達する。この位置においては、粉末出口は上方に向けられており、粉末はそこから流れ出ることができないため、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間に粉末経路は存在しない。好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口のチューブは、受け領域の壁部によって、及び任意選択で粉末出口のカバーによって、ふさがれている。
好ましくは、受け領域及びチューブは、粉末再充填容器の粉末出口のチューブが一旦タンクの粉末入口の受け領域内に配置されると、粉末再充填容器の粉末出口がタンクの粉末入口内で下方に向けられるように、チューブは、受け領域内で回転が可能になるように設計されている。
したがって、粉末再充填容器の粉末出口のチューブの受け領域内での回転により、第2位置に到達し、この位置において、粉末出口がタンクの粉末入口内で下方に向けられ、粉末が粉末出口から流れることができるため、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間に粉末経路が存在する。
受け領域及びチューブは、受け領域内でのチューブの回転移動を案内する協働手段を提供し得る。特定の実施形態において、受け領域及びチューブは、対応する、案内溝と、それらの案内溝と協働するピン又は***部とを提供し得る。溝は受け領域の内部表面上に存在し得、ピン又は***部は粉末出口のチューブの外部表面上に存在し得る、あるいは、その逆でもよい。
好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口のチューブは、その外部側面のそれぞれに2つのピン又は***部を有し、タンクの粉末入口の受け領域は、その内部側面に2つの案内溝を有し、案内溝は、チューブが受け領域内に接続する間、及び、チューブが第1位置と第2位置との間を移動する間に、それらピン又は***部のうちの少なくとも1つと協働するように構成されている。
下方への又は上方への並進移動によってチューブを受け領域内に導入可能にするために、案内溝の一部分は直線であり得る。粉末出口の粉末入口への導入の様式に依存して、受け領域内の案内溝の別の部分は、チューブの受け領域内での回転を案内するために湾曲していてもよい。
粉末出口がそのチューブに永続的に取り付けられた取り外し可能カバーを備える場合、受け領域は、粉末出口が第1位置から第2位置へ移動したときにカバーを保持し粉末出口の端部を露わにするための保持手段を備え得る。保持手段は、リップ部であってもよい。
好ましくは、貯蔵チャンバは、粉末入口をふさぐ取り外し可能なカバーを備える。
本発明の第2の態様において、食品粉末又は飲料粉末を貯蔵する少なくとも1つのタンクを備える飲料ディスペンサであって、タンクは粉末によって再充填可能であり、タンクは、貯蔵チャンバ及び粉末入口を備え、粉末入口は、接続及び粉末経路を生じるために粉末再充填容器の粉末出口と協働するように設計されており、
タンクの粉末入口は、タンクを再充填するために粉末再充填容器の粉末出口を接続するための受け領域を備え、受け領域は、タンクの粉末入口に対して、粉末再充填容器の粉末出口を、少なくとも2つの位置、即ち、
粉末再充填容器の粉末出口が上方に向けられる、1つの第1位置、及び
粉末が、1つの第2位置に配置されることができるように設計されている、飲料ディスペンサが提供される。
好ましくは、受け領域は、好ましくはチューブ状の形状を有する粉末再充填容器の粉末出口を、粉末出口が上方に向けられているときにだけ、タンクの粉末入口の受け領域内に受け入れることができるように設計されている。
好ましくは、タンクの受け領域は、
第1位置までの並進移動により、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの受け領域内に導入することと、
第1位置から第2位置までの粉末出口の回転移動と、を可能にする手段を備える。
好ましくは、受け領域は、貯蔵チャンバの上部から上に突き出している。
好ましくは、受け領域はソケットであり、ソケットの内壁は、粉末出口の外壁上にある少なくとも1つの対応する案内溝及び/又はピンと協働するための少なくとも1つの案内ピン及び/又は溝を備える。
好ましくは、受け領域は、その内壁上に、対称な案内溝の少なくとも2つの対を備える。
好ましくは、タンクの粉末入口は、ディスペンサの前面に配置される。
タンクの粉末入口は、前面扉の背後に配置され得る。
タンクの粉末入口は、ディスペンサの前面の上側部分に配置され得る。
したがって、操作者は、ディスペンサの前面扉を単に開けることによって、又は、再充填すべきタンクの粉末入口にあるカバーを単に開けることによって、タンクの粉末入口にアクセスすることができる。
概して、ディスペンサは、互いに異なる粉末を貯蔵する少なくとも2つのタンクを備え、複数のタンクの粉末入口は、互いに異なる粉末を貯蔵する対応する互いに異なる粉末再充填容器に接続されるように、別様に設計されている。
好ましい実施形態によると、互いに異なるタンクの受け領域は、1つの対応する粉末再充填容器の粉末出口とだけ接続可能となるように、互いに異なる案内溝又は案内ピンを有し得る。
本発明の第3の態様において、粉末出口を備える、食品粉末又は飲料粉末を貯蔵する粉末再充填容器であって、粉末出口は、飲料ディスペンサ用の粉末を貯蔵するためのタンクの粉末入口と協働して、接続及び粉末経路を生じるために設計されており、タンクの粉末入口は、粉末再充填容器の粉末出口を接続するための受け領域を備え、受け領域は、タンクの粉末入口に対して、粉末再充填容器の粉末出口を、少なくとも2つの位置、即ち、
粉末再充填容器の粉末出口が上方に向けられる、1つの第1位置、及び
粉末再充填容器の粉末出口が下方に向けられる。1つの第2位置に配置されることができるように設計されている、粉末再充填容器が提供される。
好ましくは、粉末出口は、
第1位置までの上方への並進移動により、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの受け領域内に導入することと、
第1位置から第2位置まで粉末出口を回転移動させることと、を可能にする手段を備える。
好ましくは、粉末出口の外壁は、粉末出口を粉末入口内に案内するように、及び、粉末出口を粉末入口内で第1位置から第2位置へ移動させるように、設計された少なくとも1つの案内溝及び/又はピンを備える。
好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口は、本質的に直線のチューブである。
任意選択で、チューブは、一方の端部、好ましくは、粉末再充填容器に取り付けられるように構成された第1端部で、少し曲げられていてもよい。概して、チューブにおける曲がりの存在及びその角度は、粉末再充填容器の形状に依存し得る。
概して、粉末出口は、パウチに取り付けられ、パウチは、通常可撓性フィルムシートで作られ、粉末を保持する。
本発明の第4の態様において、上記のような粉末再充填容器の列が提供され、それらの複数の粉末再充填容器は、粉末再充填容器が貯蔵する粉末の性質によって、及び、粉末出口の設計によって異なり、それによって、各粉末再充填容器の粉末出口は、専用の粉末タンクの粉末入口にだけ接続可能である。
本発明の第5の態様において、上記のようなシステムの粉末再充填容器を用いて、粉末を貯蔵するためのタンクを再充填する方法であって、
粉末再充填容器の粉末出口を、タンクの粉末入口内に第1位置まで導入するステップであって、粉末再充填容器の粉末出口は上方に向けられている、ステップと、続いて、
粉末再充填容器の粉末出口を、粉末再充填容器の粉末出口が下方に向けられている第2位置に移動させるステップと、が実施される、方法が提供される。
好ましくは、粉末再充填容器の粉末出口は、第1位置と第2位置との間で回転する。
次に、タンクの再充填を停止するために、
第2位置に配置された粉末再充填容器の粉末出口を、第1位置に位置するまで上方に向けるステップと、
粉末再充填容器の粉末出口を、タンクの粉末入口から取り外すステップと、が実施される。
したがって、この取り外すステップは、接続するステップと逆の動きに対応する。
この方法は、粉末再充填容器内に粉末が残っていたとしても、操作者がタンクの再充填を適切に停止することができるという利点を提供する。操作者は、タンクの粉末入口から粉末出口を取り外すために粉末再充填容器の粉末出口を上方に向けるように案内される。そのとき、粉末再充填容器は、粉末がタンクの周りに落ちることが防止される位置にある。粉末出口が取り外し可能カバーを備える場合、リスクは更にもっと低い。
本発明において、「粉末」という用語は、粉体、自由流動性粒子、ペレット、顆粒、細粒、穀物(コーヒー豆のような)、又は葉(茶葉のような)などのバルク材料を包含する。好ましくは、食品粉末又は飲料粉末は、インスタントの、若しくは、焙煎して粉にしたコーヒー、チョコレート、インスタント紅茶、乳粉末、スープ、又はコーヒーミックスであってよい。
本明細書では、「下方に」、「上方に」、「内」、「外」、「後ろ」、「前」、「底」、「上」及び「側」という用語は、本発明の特徴部の位置関係を記述するために用いられる。これらの用語は、図2a〜2c、図3、図4a〜4c、図5及び図6に示したように、飲料を生成するための飲料調製ディスペンサ内に配置されたときに正常な向きにあるタンクに関するものであることを理解すべきである。
本明細書において、「粉末再充填容器の粉末出口が上方に向けられている」という語句は、粉末出口の外端部が上方に向けられていることを意味する。
同様に本明細書において、「粉末再充填容器の粉末出口が下方に向けられている」という語句は、粉末出口の外端部が下方に向けられていることを意味する。
本発明の上記各態様は、任意の適切な組み合わせで組み合わせることができる。更に、本明細書の様々な特徴は、具体的に図示して説明した組み合わせ以外の組み合わせを提供するために、上記各態様の1つ以上と組み合わせてもよい。本発明の更に他の目的及び有利な特徴は、特許請求の範囲、詳細な説明、及び添付の図面から明らかになるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図と関連して、更に良く理解されよう。
本発明の原理の概略図である。 本発明の第1様式によるシステムを示す。 本発明の第1様式によるシステムを示す。 本発明の第1様式によるシステムを示す。 本発明の第1様式によるシステムを示す。 本発明の第1様式によるシステムを示す。 第1様式のシステムのタンクと粉末再充填容器との間の協働を示す。 本発明の第2様式によるシステムを示す。 本発明の第2様式によるシステムを示す。 本発明の第2様式によるシステムを示す。 第2様式のシステムのタンクと粉末再充填容器との間の協働を示す。 本発明による飲料ディスペンサを示す。
図1は、本発明によるシステムと、そのシステムの互いに異なる部品を接続する互いに異なるステップとを概略的に示す。システムは、食品粉末又は飲料粉末を貯蔵するタンク1と、そのタンクを粉末3で再充填するための粉末再充填容器2とを備える。
タンク1は、貯蔵チャンバ11と、そこから粉末がタンクの再充填のために導入され得る粉末入口12とを備える。通常、このタンク1は、貯蔵用の、かつ好ましくは計量用の、飲料ディスペンサのタンクであり、しばしばキャニスタとも称される。通常、このようなタンクは、貯蔵チャンバの底部に配置された粉末出口を備え、飲料の調製のために粉末がそこから計量されて出る。好ましくは、貯蔵チャンバの底部は、スクリューオーガ又はスプリングオーガのような計量装置を備える。その結果、この種のタンクにおいては、粉末は、貯蔵チャンバから貯蔵チャンバの底部を通じて排出され、粉末は貯蔵チャンバに定期的に再充填される必要がある。
粉末再充填容器2は、粉末3を貯蔵するために考えられている。それは、通常、パウチである。粉末再充填容器は、粉末出口21を備える。
粉末再充填容器の粉末出口21とタンクの粉末入口12は、粉末再充填容器の粉末を貯蔵チャンバ11に移してタンクを再充填するために協働するように設計されている。協働は、粉末再充填容器の粉末出口とタンクの粉末入口との間の接続及び粉末経路を作ることにある。
図1のステップa)及びb)に示されるように、粉末再充填容器の粉末出口21がタンクの粉末入口12に接続されるとき、粉末出口は第1位置にあり、粉末経路は存在しない。実際、粉末出口21が上方に向けられて導入されるため、粉末は粉末出口21を通じて流れることができず、更には、出口の端部はタンクの粉末入口12の内壁によってふさがれている。ステップb)に示された第1位置において、粉末経路は存在しない。
粉末出口21がステップb)の第1位置で接続されると、粉末出口は、ステップc1)に示された位置に到達するように回転され得る。この位置において、粉末経路が形成され、粉末再充填容器の粉末出口21の端部が下方に向けられる。その結果、ステップc2)に示されるように、粉末が、重力により粉末再充填容器2からタンクの貯蔵チャンバ11へと流れることができる。任意選択で、この第2位置における接続により、粉末再充填容器の粉末出口21を前後に動かして、ステップc3)に示されるように、粉末の充填を加速し改善することができる。
再充填操作を停止するために、ステップd)に示されるように、粉末再充填容器の粉末出口21は、回転されて第1位置に戻される。タンクの粉末入口12及び粉末再充填容器の粉末出口21の中にある粉末は、それぞれ、これらの構成要素の向きによって、貯蔵チャンバ11及び粉末再充填容器2へ流れる。同時に、粉末経路も閉じられる。
最後に、粉末再充填容器2は、粉末再充填容器を引き抜くことにより、タンクから接続解除され得る。このステップe)の間、粉末再充填容器の粉末出口21は、上方に向けられたままであり、粉末が粉末再充填容器及びタンクの周りに落ちることが防止される。
粉末出口は、概してチューブである。チューブは、任意の断面形状を有してよい。好ましくは、その形状は、タンクの粉末入口の受け領域の形状と共形である。
図2aは、本発明の第1の実施形態による、タンク1及び粉末再充填容器2のシステムを示す。タンク1は、貯蔵チャンバ11及び粉末入口12を備える。粉末入口12は、貯蔵チャンバの上側部分に突き出している。好ましくは、粉末入口は、貯蔵チャンバの上部に取り付けられており、そこから取り外すことはできない(洗浄又は保守のためを除いて)。粉末入口12は、タンクが再充填されないときに粉末入口12を保護する取り外し可能なカバー121を備える。粉末再充填容器2は、粉末出口21を備える。
図2bは、粉末入口12を開けるためにタンクの粉末入口のカバー121が取り外されているシステムを示す。粉末入口12は、粉末再充填容器の粉末出口21を受け入れるように構成された受け領域122を備える。受け領域122は、粉末出口21を受け入れるように設計されており、その出口は上方に向けられている。図2bは、粉末入口の受け領域122内部に粉末再充填容器を導入できるように、操作者が粉末再充填容器をどのように配置しなければならないかを示す。図示されるように、粉末再充填容器の粉末出口が上方に向けられ、粉末再充填容器が上方への並進移動によって導入されるように、粉末再充填容器は保持される必要がある。
図2cは、粉末入口12の図2bのAAに沿った断面を示す図2bの側面図であり(粉末再充填容器の粉末出口が側面図によって表現されている)、図2dは、同じ上方への位置にある粉末再充填容器の粉末出口の斜視図である。粉末再充填容器の粉末出口21は、チューブ211である。チューブ211は、第1の対称なピン2111の対と、チューブの外部側面にある第2の対称なピン2112の対を備える(図2c、2dでは、各対の1つのピンだけが見えている)。第1の対称なピンの対の各ピン2111は、***部2113を有する。
粉末出口は、カバー212を備え、カバーは、その外部側面上に、粉末出口の第2のピン2112の対と協働する対称な案内溝2121の対を有する(図2c、2dでは、各対の1つの溝だけが見えている)。カバーの外部側面の底縁部は、粉末出口の外部側面にある対称なカバー案内***部2114と係合する。粉末出口がタンクの粉末入口内部で第2位置に動かされて、カバー212が粉末出口の端部から取り外されるとき、これらの案内***部は、カバー212の移動を案内する。図2eは、前記の第2位置に位置付けられた粉末出口の分離した斜視図であり、カバーの移動を示している。
図2cに示されるように、タンクの粉末入口12の受け領域122は、その内部側壁上に、粉末出口のチューブの側面上にあるチューブ案内***部2113と協働する第1案内溝1221aを有する。対応する対称な第1案内スロットが、その対称な内部側壁上に存在する(断面のため表現されていない)。受け領域122はまた、その内部側壁上に、粉末出口のチューブの側面上にある第2のピン2112と協働する第2案内溝1221bを有する。対応する対称な第2案内スロットが、その対称な内部側壁上に存在する(断面のため表現されていない)。
粉末入口の受け領域にある第1案内スロット1221a及び第2案内溝1221bは、チューブの端部を上方に向けた粉末出口のチューブ211の導入を案内するために、上方に向けられた直線設計を有する。
したがって、チューブ案内***部2113と粉末出口の第2のピン2112の対が、それぞれ、粉末入口の第1案内溝1221aと第2案内溝1221bと協働することにより、受け領域における粉末出口の導入を案内することが可能になる。このとき、
粉末出口は上方に向けられており、
粉末出口が第1位置に到達するまで、上方に向けられている。
第1位置において粉末経路は閉じている。その理由は、第1に、チューブ211の端部がカバー212によってふさがれ、カバーは受け領域の端壁1224に当接するためであり、第2に、チューブの出口が粉末入口の端壁1224に面し、その壁によってふさがれるためである。したがって、コネクタがカバーを取り除かれても、この第1位置においては、第2端部が壁部1224によってふさがれており、いずれにしても粉末経路は存在しない。更にチューブの端部が上方への位置にあるため、粉末は重力によってパウチ2の中に留まる。
一旦粉末出口が第1位置に位置すると、粉末出口の第2のピン2112の対が、対称な内部側壁上に存在する第3案内溝1222と協働することができる(対のうちの1つは断面のため表現されていない)。第3案内溝は、受け領域において粉末出口が回転できるように、湾曲した設計になっている。回転中、粉末出口のカバー212は、受け領域内のリップ部1223によって保持され、結果的に、粉末経路が形成される。カバーを取り外す間、ピン2112の対は、案内溝1222に沿って摺動し、カバーの案内底縁部2122は、図2eに図示されるように、チューブ211の側面にあるカバー案内***部2114に沿って案内される。回転中、ピン2111は、受け領域の対応する円形の案内溝の中で回転することができる。
このように第2位置まで移動する間、チューブ211の端部は、下方に向けられるようになり、チューブは粉末入口12の内部チューブと位置合わせされる。更に、カバーがチューブの第2端部から取り外される。この結果、粉末のための流路が形成される。更に、チューブのこの新しい向きのために、操作者は、このコネクタに取り付けられたパウチを粉末入口の上方に動かすように促され、これによって、重力によって粉末がタンク1を充填することができる。
結果的にこの第1様式において、このシステムは、第1位置までの上方への並進移動により、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの粉末入口に導入することを可能にする。
対応するように設計されたピン2111、2112及び***部2113を有する専用の粉末再充填容器2だけがその内部に係合することができるように、少し異なった設計の案内溝1221a、1221b、1222を有する複数の互いに異なるタンク1が設計されてもよい。例えば、設計は、受け領域122の側壁における溝の、幅、長さ、位置、及び/又は方によって変えてもよい。例えば、操作者が、コーヒー粉末専用のタンクを、乳粉末を含む粉末再充填容器で再充填することが不可能になる。
図3は、図2a〜図2cの第1様式のシステムのタンクと粉末再充填容器との間の協働のステップを示す。
ステップa1)において、タンクの粉末入口のカバー121が開けられる。
ステップa2)において、粉末再充填容器2を、粉末出口21を上方に向けた状態で、かつ、タンクの粉末入口21内での上方への並進移動によって、粉末再充填容器がステップb)の第1位置に到達するまで、移動させる。
ステップb)とステップc)の間に、粉末再充填容器は、ステップc)の第2位置に到達するように回転される:ここで、粉末経路が形成され、再充填が行われる。ステップc)の拡大図に示されるように、チューブ案内***部2113は、受け領域の案内溝1221aに対して横方向に配置されており、これの意味するところは、第2位置において、操作者は、粉末出口を回転して戻すことをせずに、粉末再充填容器の粉末出口を貯蔵チャンバの粉末入口から取り外すことはできない、ということである。操作者が、誤操作によって粉末再充填容器から粉末を流出させるというリスクがない。操作者は、再充填中に、粉末再充填容器を保持することを止めてしまうことさえでき、粉末出口はタンクの粉末入口に取り付けられたままなので、粉末がタンクの周りに散らかることはない。
ステップc)において、粉末出口21のチューブは、垂直に対して約45°の角度で傾けられる。この角度は、タンクに再充填される粉末の性質、特に粉末の流動特性によって変えてもよい。
ステップc)とステップd)の間に、粉末再充填容器は、ステップd)の第1位置に再び到達するように、回転して戻される:ここで、粉末経路が閉じられる。
ステップe)において、粉末再充填容器の粉末出口は、粉末出口21が上方に向けられた状態で、受け領域から取り外すことができる。
このシステムは、再充填操作中に粉末出口又は粉末入口から粉末が落ちる可能性がないことを保証する。
図4aは、本発明の第2様式による、タンク1及び粉末再充填容器2のシステムを示す。タンク1は、貯蔵チャンバ11及び粉末入口12を備える。粉末入口12は、貯蔵チャンバの上側部分に突き出している。粉末入口12は、タンクが再充填されないときに粉末入口12を保護する取り外し可能なカバー121を備える。粉末再充填容器2は、粉末出口21を備える。
図4bは、粉末入口を開けるためにタンクの粉末入口12のカバー121が取り外されているシステムを示す。粉末入口12は、粉末再充填容器の粉末出口21を受け入れるように構成された受け領域122を備える。受け領域122は、粉末出口21を受け入れるように設計されており、その出口は上方に向けられている。図4bは、粉末入口の受け領域122内部に粉末再充填容器を導入できるように、操作者が粉末再充填容器をどのように配置しなければならないかを示す。図示されるように、粉末再充填容器の粉末出口が上方に向けられ、粉末再充填容器が下方への並進移動によって導入されるように、粉末再充填容器は保持される必要がある。
図4cは、粉末入口12の図4bのAAに沿った断面を示す図4bの側面図である(粉末再充填容器の粉末出口が側面図によって表現されている)。粉末再充填容器の粉末出口21は、チューブ211である。チューブ211は、第1の対称なピン2111の対と、チューブの外部側面にある第2の対称なピン2112の対を備える(図4cでは、各対の1つのピンだけが見えている)。第1の対称なピンの対の各ピン2111は、***部2113を有する。
粉末出口は、カバー212を備え、カバーは、その外部側面上に、粉末出口の第2のピン2112の対と協働する対称な案内溝の対を有する(図4cでは、各対の1つの溝だけが見えている)。
タンクの粉末入口12の受け領域122は、その内部側壁上に、粉末出口のチューブの側面上にあるチューブ案内***部2113と協働する第1案内スロット1221aを有する。対応する対称な第1案内スロットが、その対称な内部側壁上に存在する(断面のため表現されていない)。受け領域にあるこれらの案内スロット1221aは、操作者が粉末再充填容器の粉末出口を、粉末出口を上方に向けて受け領域内に導入する際に、操作者による並進移動を案内するように直線的設計になっている。
したがって、チューブ案内***部2113が粉末入口の案内溝1221aと協働することにより、受け領域における粉末出口の導入を案内することが可能になる。このとき、
粉末出口は上方に向けられており、
粉末出口が第1位置に到達するまで、上方に向けられている。
第1位置において粉末経路は閉じている。その理由は、第1に、チューブ211の端部がカバー212によってふさがれ、カバーは受け領域の端壁1224に当接するためであり、第2に、チューブの出口が粉末入口の端壁1224に面し、その壁によってふさがれるためである。したがって、コネクタがカバーを取り除かれても、この第1位置においては、第2端部が壁部1224によってふさがれており、いずれにしても粉末経路は存在しない。更にチューブの端部が上方への位置にあるため、粉末は重力によってパウチ2の中に留まる。
一旦粉末出口が第1位置に位置すると、粉末出口の第2のピン2112の対が、受け領域の対称な内部側壁上に存在する第2案内溝1222と協働することができる(対のうちの1つは断面のため表現されていない)。第2案内溝は、受け領域において粉末入口が回転できるように、湾曲した設計になっている。回転中、粉末出口のカバー212の底縁部は、受け領域内のリップ部1223によって保持され、粉末経路が形成される。カバーを取り外している間、ピン2112の対は案内溝1222に沿って摺動する。回転の間、ピン2111は、受け領域の対応する円形の案内溝の中で回転することができる。
このように第2位置まで移動する間、チューブ211の端部は、下方に向けられるようになり、チューブは粉末入口12の内部チューブと位置合わせされる。更に、カバーがチューブの第2端部から取り外される。この結果、粉末のための流路が形成される。更に、チューブのこの新しい向きのために、操作者は、このコネクタに取り付けられたパウチを粉末入口の上方に動かすように促され、これによって、重力によって粉末がタンク1を充填することができる。
結果的にこの第2様式において、このシステムは、第1位置までの下方への並進移動により、粉末再充填容器の粉末出口をタンクの粉末入口に導入することを可能にする。
図5は、図4a〜図4cの第2様式のシステムのタンクと粉末再充填容器との間の協働のステップを示す。
ステップa1)において、タンクの粉末入口のカバー121が開けられる。
ステップa2)において、粉末再充填容器2を、粉末出口21を上方に向けた状態で、かつ、タンクの粉末入口の受け領域内での下方への並進移動によって、粉末再充填容器がステップb)の第1位置に到達するまで、移動させる。
ステップb)とステップc)の間に、粉末再充填容器は、ステップc)の第2位置に到達するように垂直平面内で回転される:ここで、粉末経路が形成され、再充填が行われる。
ステップc)とステップd)の間に、粉末再充填容器は、ステップd)の第1位置に再び到達するように、回転して戻される:ここで、粉末経路が閉じられる。
ステップe)において、粉末再充填容器の粉末出口を、粉末出口21が上方に向けられた状態で、受け領域から取り外すことができる。
このシステムは、再充填操作中に粉末出口又は粉末入口から粉末が落ちないことを保証する。
図6は、本発明によるいくつかの飲料粉末タンク1を備える飲料ディスペンサ4を示している。タンクは、粉末入口12がディスペンサの前面にあるように、好ましくはディスペンサの上側部分にあるように、配置される。したがって、操作者は、ディスペンサの前面扉43を開けることなく、粉末入口12に直接アクセスできる。操作者は、ただ粉末入口12のカバー121を開けるだけでよい。操作者は、再充填のために、タンクをディスペンサから取り外す必要がない。この操作は、現在のディスペンサにおいては通常必須である。なぜなら、再充填の際に、操作者が機械を粉末で汚してしまうリスクがあるためである。しかし、本発明においては、そのようなリスクはない。
前面扉13の背後に、ディスペンサは通常、粉末タンク1の下に配置された飲料調製ユニットを備える。タンクの出口は、1回量の飲料粉末を希釈液と接触させるために飲料調製ユニットに可溶性飲料粉末を送出するように向けられている。希釈液は、通常、ディスペンサの背部に配置されたボイラー、ポンプ、及び、ヒーターを含む、流体システムによって供給される。飲料調製ユニット21は、注出領域42に置かれたカップに飲料を送出する。
ディスペンサは通常、顧客が飲料を選択し注文することを可能にするための入力装置41を備える。
タンク1は、タンク内の計量装置を作動させるように、その後端にあるモーターシャフトと協働することができる。
有利なことに、既存のディスペンサの食品粉末又は飲料粉末を貯蔵する既存の粉末タンクを改造することが可能である。これは、単に、タンクの蓋を取り除いて、それを、再充填用のコネクタと協働するように受け領域を含む蓋に取り替えることによって行える。最終的に、ディスペンサの前面扉も、適合させてもよい。
本発明のシステムは、タンクの粉末入口内での粉末再充填容器の粉末出口の移動を可能にするという利点を提供する。システムは何も可動部品を備えず、システムは、粉末がこぼれないようなやり方で粉末再充填容器を方向付けるように操作者が正しい動作を行うように案内するだけである。
本発明を上記に示した実施形態を参照して説明したが、特許請求した本発明は、示したこれらの実施形態になんら限定されるものではないことが理解されるであろう。
特許請求の範囲に記載した本発明の範囲を逸脱しない限り、改変及び修正を加えてよい。更に、周知の等価物が特定の特徴に存在する場合、かかる等価物は、本明細書で具体的に表されるかのように組み込まれる。
本明細書で使用するとき、用語「を含む」「を含んでいる」、及び類似の単語は、限定的又は包括的なものとして解釈されるべきではない。換言すれば、これらは「を含むが、これらに限定されない」ことを意味することを目的としている。
1 タンク
11 貯蔵チャンバ
12 粉末入口
121 カバー
122 受け領域
1221a、1221b、1222 案内溝
1223 保持手段、リップ部
1224 端壁
2 粉末再充填容器
21 粉末出口
211 チューブ
2111、2112 ピン
2113 チューブ案内***部
2114 カバー案内***部
212 カバー
2121 案内溝
2122 案内底縁部
2123 前縁部
3 粉末
4 ディスペンサ
41 入力装置
42 注出領域
43 前面

Claims (14)

  1. 食品粉末又は飲料粉末(3)を貯蔵するためのタンク(1)と、前記タンクを粉末で再充填するための粉末再充填容器(2)とのシステムであって、
    前記タンクは、貯蔵チャンバ(11)と粉末入口(12)とを備え、
    前記粉末再充填容器は、粉末出口(21)を備え、前記粉末出口は、チューブ(211)を備え、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口及び前記タンクの前記粉末入口は、前記粉末再充填容器の前記粉末出口と前記タンクの前記粉末入口との間の接続及び粉末経路を生ずるために協働するように設計されており、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口と前記タンクの前記粉末入口との間の前記接続は、前記粉末入口と前記粉末出口とが接続されると、前記接続によって、前記タンクの回転移動を伴わずに、前記粉末再充填容器の前記粉末出口を、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口の前記チューブの外端部が上方に向けられる、1つの第1位置、及び
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口の前記チューブの外端部が下方に向けられる、1つの第2位置に配置することができるように設計されている、システム。
  2. 前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)と前記タンクの前記粉末入口(12)との間の前記接続は、
    前記粉末出口が上方に向けられている場合にだけ、前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)が前記タンクの前記粉末入口に接続されることができ、
    前記タンクの前記粉末入口に接続されると、前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)が、下方に向くように前記タンクの前記粉末入口に対して移動することができる、ように設計されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)は、取り外し可能なカバー(212)を備え、前記粉末再充填容器の前記粉末出口と前記タンクの前記粉末入口との間の前記接続は、
    前記第1位置において、前記カバーが前記粉末出口を閉じており、
    前記第2位置において、前記カバーが前記粉末再充填容器の前記粉末出口から外されている、ように設計されている、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)は、前記タンクの前記粉末入口内で、上方への並進移動によって前記第1位置まで、又は下方への並進移動によって前記第1位置まで導入される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)は、前記第1位置から前記第2位置まで回転により移動する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 食品粉末又は飲料粉末を貯蔵するための少なくとも1つのタンク(1)を備える飲料ディスペンサ(4)であって、前記タンクは粉末によって再充填可能であり、前記タンクは、貯蔵チャンバ(11)及び粉末入口(12)を備え、前記粉末入口は、接続及び粉末経路を生ずるために粉末再充填容器の粉末出口と協働するように設計されており、前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)は、チューブ(211)を備え、
    前記タンクの前記粉末入口(12)は、前記タンクを再充填するために粉末再充填容器の前記粉末出口(21)を接続するための受け領域(122)を備え、前記受け領域は、前記タンクの回転移動を伴わずに、前記タンクの前記粉末入口に対して、前記粉末再充填容器の前記粉末出口の前記チューブを、少なくとも2つの位置、即ち、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)の前記チューブの外端部が上方に向けられる、1つの第1位置、及び
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)の前記チューブの外端部が下方に向けられる、1つの第2位置に配置することができるように設計されている、飲料ディスペンサ。
  7. 前記タンクの前記粉末入口の前記受け領域(122)は、その内部側面に少なくとも2つの案内溝を有し、前記少なくとも2つの案内溝は、前記粉末再充填容器の前記粉末出口を前記受け領域に接続する間に、及び前記第1位置と前記第2位置との間で移動させる間に、前記チューブのピン又は***部の少なくとも1つと協働するように構成されており、
    前記案内溝の一部分(1221b)が、直線であり、前記チューブの前記外端部を上方に向けた状態で、下方又は上方への並進移動によって、前記チューブを前記受け領域に導入することを可能にするために設計されており、
    前記受け領域にある前記案内溝の別の部分(1222)が、前記受け領域において前記チューブの回転を案内するために湾曲している、請求項6に記載の飲料ディスペンサ。
  8. 前記ディスペンサは、互いに異なる粉末を貯蔵する少なくとも2つのタンクを備え、前記複数のタンクの前記粉末入口は、互いに異なる粉末を貯蔵する互いに異なる粉末再充填容器に接続されるように、別様に設計されている、請求項6又は7に記載の飲料ディスペンサ。
  9. 前記貯蔵チャンバ(11)は、前記粉末入口(12)をふさぐための取り外し可能カバーを備える、請求項6〜8のいずれか一項に記載の飲料ディスペンサ。
  10. 粉末出口(21)を備える、食品粉末又は飲料粉末を貯蔵する粉末再充填容器(2)であって、前記粉末出口は、接続及び粉末経路を生ずるために、飲料ディスペンサ用の粉末を貯蔵するためのタンクの粉末入口(12)と協働するように設計されており、前記タンクの前記粉末入口は、前記粉末再充填容器の前記粉末出口を接続するための受け領域(122)を備え、前記粉末出口は、チューブ(211)を備え、前記受け領域は、前記タンクの回転移動を伴わずに、前記タンクの前記粉末入口に対して、前記粉末再充填容器の前記粉末出口を、少なくとも2つの位置、即ち、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)の前記チューブの外端部が上方に向けられる、1つの第1位置、及び
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)の前記チューブの外端部が下方に向けられる、1つの第2位置に配置することができるように設計されており
    記チューブは、その外部側面に第1の対称なピン(2111)の対及び第2の対称なピン(2112)の対を備え、
    前記第1の対称なピン(2111)の対の各ピンが、***部(2113)を有する、粉末再充填容器。
  11. 前記粉末再充填容器(2)はパウチである、請求項10に記載の粉末再充填容器。
  12. 前記粉末出口(21)は、前記チューブに取り付けられた、前記粉末出口が前記タンクの前記粉末入口内に配置されたときにのみ外される、取り外し可能カバー(212)を備える、請求項10又は11に記載の粉末再充填容器。
  13. 請求項10〜12のいずれか一項に記載の粉末再充填容器の列であって、複数の前記粉末再充填容器は、前記粉末再充填容器が貯蔵する粉末の性質によって、及び、前記粉末出口(21)の設計によって異なり、それによって、各粉末再充填容器の粉末出口は、専用の粉末タンクの前記粉末入口(12)にだけ接続可能である、粉末再充填容器の列。
  14. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステムの粉末再充填容器を用いて、粉末を貯蔵するためのタンクを再充填する方法であって、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)を、前記タンクの前記粉末入口(12)内に前記第1位置まで導入するステップであって、前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)の前記チューブの外端部が上方に向けられている、ステップと、続いて、
    前記粉末再充填容器の前記粉末出口(21)を、前記粉末再充填容器の前記粉末出口の前記チューブの外端部が下方に向けられている前記第2位置に移動させるステップと、が実施される、方法。
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