JP6838925B2 - 鉄道車両の二次サスペンション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両の車体と台車との間に介設される二次サスペンション装置に関する。
近年の鉄道車両では、客車における乗降口と駅ホームとの間の段差の解消や、貨物車における車両限界内での積荷コンテナ寸法の拡大などのために、低床化が要求される場合がある。
低床化すると、台車のスペースや変位量の制約は大きくなる。例えば、車体と台車枠との間に配置される二次サスペンションにコイルバネを用いると、それを収めるスペースには鉛直方向に長い寸法が必要で、かつ、空車時と満車(満載)時との間の荷重変動による伸縮量も考慮する必要がある。そこで、レベリングバルブによって高さが概ね一定に制御される空気バネ(例えば、特許文献1参照)を二次サスペンションとして用いることで、鉛直方向寸法を小さくし、かつ、荷重変動による伸縮量を僅かにすることができる。
特許第4928757号公報
ところで、空気バネには、鉄道車両に各種機器の駆動源として搭載されたコンプレッサからの圧縮空気が供給されるが、空気バネは圧縮空気の消費量が多いため、コンプレッサを増設又は大容量化する必要が生じる。
そこで本発明は、二次サスペンションに空気バネを用いながらも、コンプレッサの増加又は大容量化を防止することを目的とする。
本発明の一態様に係る鉄道車両の二次サスペンション装置は、車体と台車との間に介設される二次サスペンション装置であって、下部材と、前記下部材に対して鉛直方向に変位可能な上部材と、前記下部材と前記上部材とを繋いで圧縮空気空間を形成するダイヤフラムとを有する空気バネと、前記空気バネの弾性変形範囲内で前記下部材と前記上部材とが互いに鉛直方向に近接変位するのに連動して圧縮変形する補助バネと、を備える。
前記構成によれば、空気バネが弾性変形範囲内にある状態で補助バネが車体を支持できるため、空気バネに要求される圧縮空気量を低減でき、コンプレッサの増加又は大容量化を防止できる。
本発明によれば、鉄道車両の二次サスペンションに空気バネを用いながらも、コンプレッサの増加又は大容量化を防止できる。
第1実施形態に係る鉄道車両の要部の側面図である。 図1に示す二次サスペンション装置の一部断面図である。 図2に示す二次サスペンション装置の補助バネの平面図である。 第2実施形態の二次サスペンション装置の一部断面図である。 第3実施形態に係る鉄道車両の要部の側面図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、実施形態に係る鉄道車両1の要部の側面図である。図1に示すように、鉄道車両1は、車体2と、車体2を支持する台車3とを備える。車体2は、貨物が積載される貨車あるいは人間が搭乗する客車である。台車3は、台車枠4を備える。台車枠4は、車幅方向に延びる横梁(図示せず)と、当該横梁の車幅方向両側において車両長手方向に延びる一対の側梁6とを有する。
側梁6の車両長手方向両側には、車幅方向に沿って延びる車軸7が配置されている。車軸7の各々には、一対の車輪8が設けられている。車軸7の両端部は、軸箱9に収容された軸受(図示せず)に回転自在に支持されている。側梁6と軸箱9との間には、一次サスペンション装置10が介設されている。一次サスペンション装置10の形態は特に限定されず、例えば、ゴムバネ、コイルバネ又はそれらの組み合わせが用いられる。
一対の側梁6の車両長手方向の中央部には、二次サスペンション装置12がそれぞれ上方から載せられている。即ち、二次サスペンション装置12は、車体2と台車枠4との間に介設されている。二次サスペンション装置12は、空気バネ13と、後述する補助バネ30(図2参照)とを備える空気バネ装置である。空気バネ13は、下部材14と、上部材15と、ダイヤフラム16とを有する。
下部材14は、台車枠4に接続されている。上部材15は、車体2に接続されて、下部材14に対して鉛直方向に変位可能である。ダイヤフラム16は、可撓性材料(例えば、ゴム)からなり、下部材14と上部材15とを気密的に繋いで圧縮空気空間Sを形成する。上部材15は、空気バネ13の内部空間である圧縮空気空間Sを外部に連通させる給排口15aを有する。給排口15aは、第1空気管17に接続されている。
空気バネ13の圧縮空気空間Sには、車体2(又は別の車両の車体)に設けられたコンプレッサ(図示せず)から第1空気管17及び第2空気管18を通じて圧縮空気が供給される。即ち、空気バネ13は、その内部の圧縮空気空間Sに貯留された圧縮空気による圧力で車体2からの荷重を弾性的に支持する。下部材14は、圧縮空気空間Sを側梁6内の補助空気室(図示せず)に連通させる補助空気室連通口14aを有する。なお、下部材14には、二次サスペンション装置12のハンドリングのために給排口15aからアイボルト(図示せず)を挿入して螺合するための雌ネジ14bが形成されている。
空気バネ13には、自動高さ調整装置20が設けられている。自動高さ調整装置20は、車体2と台車枠4との間の鉛直方向の相対変位に機械的に連動して空気バネ13に対する給排気を行い、空気バネ13の高さを概ね一定に保つものである。
自動高さ調整装置20は、給排気弁21と、アーム22と、連結棒23とを備える。給排気弁21は、給気ポート21aと、排気ポート21bと、接続ポート21cと、弁体21dと、作動回転軸21eとを有する。給気ポート21aは、第2空気管18を介してコンプレッサ(図示せず)に連通している。排気ポート21bは、大気に開放されている。接続ポート21cは、第1空気管17を介して圧縮空気空間Sと連通している。
弁体21dは、接続ポート21cが給気ポート21aに連通する給気位置と、接続ポート21cが排気ポート21bに連通する排気位置との間で動作可能に構成されている。作動回転軸21eは、その回転動作に弁体21dを連動させることで、弁体21dを給気位置と排気位置との間で切替動作を行わせる。アーム22は、その一端が作動回転軸21eに接続されている。連結棒23は、その一端がアーム22の他端に接続され、その他端が台車枠4に接続されている。
自動高さ調整装置20は、空気バネ13の高さが所定の設定値Hである場合には、空気バネ13に対する給排気を行わない。他方、空気バネ13の高さが設定値Hから所定の不感帯を超えて外れた場合には、アーム22及び連結棒23の動きに伴って作動回転軸21eが回転して弁体21dが動作することにより、自動高さ調整装置20が空気バネ13に対する給排気を行い、空気バネ13の高さが設定値Hに戻るように調整される。
図2は、図1に示す二次サスペンション装置12の一部断面図である。図2に示すように、二次サスペンション装置12は、空気バネ13と、空気バネ13の圧縮空気空間Sに収容された補助バネ30とを備える。補助バネ30は、下部材14と上部材15との間に挟まれている。下部材14は、上部材15に圧縮空気空間Sを介して対向する下板24と、下板24の下面に固定された積層ゴム体25とを有する。下板24は、補助バネ30が鉛直方向に挿通される開口24aを有する。積層ゴム体25は、複数のプレート層26〜28と、それらプレート層26〜28の間に交互に挟まれた複数のゴム層29とを有する。複数のプレート層26〜28は、下板24に固定される最上プレート層26と、台車枠4に固定される最下プレート層28と、最上プレート層26と最下プレート層28との間に配置される中間プレート層27とからなる。
最下プレート層28は、下板24の開口24aと鉛直方向に対向する座部28aを有する。積層ゴム体25は、座部28aよりも上側において補助バネ30が挿通される開口25aが形成されている。補助バネ30は、上部材15と最下プレート層28の座部28aとによって挟まれている。下部材14(具体的には、座部28a)の上面には、補助バネ30の下端が内嵌される凹部28bが形成されている。上部材15の下面にも、補助バネ30の上端が内嵌される凹部15bが形成されている。補助バネ30の下端は、下部材14に固定され、補助バネ30の上端は、上部材15に固定されている。
なお、補助バネ30を支持する座部28aは、最下プレート層28に設けられる代わりに、中間プレート層27又は最上プレート層26に設けられてもよい。あるいは、補助バネ30は、上部材15と下板24とで挟まれてもよい。また、補助バネ30が下部材14及び上部材15に位置決め嵌合される構造の代わりに又は当該構造と併せて、補助バネ30が下部材14及び上部材15の少なくとも一方に固定具により固定されていてもよい。
図3は、図2に示す二次サスペンション装置12の補助バネ30の平面図である。図2及び3に示すように、補助バネ30は、一例として、積層ゴム体である。補助バネ30は、複数のプレート層31と、それらプレート層31の間に交互に挟まれた複数のゴム層32とを有する。補助バネ30の少なくとも上面は、平面視で給排口15aを囲む形状を有する。即ち、補助バネ30は、鉛直方向から見て給排口15aと重なる空間を形成する環状であり、上方から見て下部材14の雌ネジ14bが露出している。補助バネ30には、圧縮空気空間Sのうち補助バネ30の外側の領域を給排口15aに連通させる空気通路Pが形成されている。補助バネ30の少なくとも下面は、平面視で補助空気室連通口14aを囲む形状を有する。本実施形態では、空気通路Pが、圧縮空気空間Sのうち補助バネ30の外側の領域を補助空気室連通口14aに連通させる。
具体的には、補助バネ30は、鉛直方向に延びる第1流路P1を形成する筒状に形成されており、複数のゴム層32のうち少なくとも1つに水平方向に延びる第2流路P2が形成されている。第1流路P1は、給排口15aと連通する。第2流路P2は、第1流路P1に連通して且つ圧縮空気空間Sのうち補助バネ30の外側の領域(即ち、補助バネ30とダイヤフラム16との間の空間)に連通する。即ち、第1流路P1及び第2流路P2によって空気通路Pが構成されている。なお、第2流路P2は、ゴム層32に設けられる代わりに、複数のプレート層31のうち少なくとも1つに形成されてもよい。
補助バネ30は、空気バネ13の弾性変形範囲内で下部材14と上部材15とが互いに鉛直方向に近接変位するのに連動して圧縮変形可能となる。本実施形態の二次サスペンション装置12において、上部材15に空車荷重が負荷された状態では、補助バネ30だけで空車荷重を支持し、上部材15に積車荷重が負荷されたときに、圧縮空気空間S内の圧縮空気と補助バネ30との両方で積車荷重を支持する。なお、「空車荷重」は、車体2に貨物又は人間が積っていない空車状態で車体2から二次サスペンション装置12に負荷される荷重を意味し、「積車荷重」は、車体2に貨物又は人間が載っている積車状態で車体2から二次サスペンション装置12に負荷される荷重を意味する。
具体的には、補助バネ30のバネ定数は、空車状態において空車荷重と釣り合う力を発揮する値に設定されている。本実施形態では、空車状態において、空気バネ13の内圧が車体2を支持しうる圧力よりも小さくなり(例えば、大気圧)、かつ、空気バネ13の高さが設定値Hとなる。なお、空車状態での空気バネ13の内圧は、車体2の重量を実質的に支持しない圧力であればよく、例えば、圧縮空気空間Sから排出しきれない圧縮空気が空気バネ13の内部に残存して圧縮空気空間Sが大気圧以上になっていても構わない。
空車状態から積車状態となると、車体2が下降して空気バネ13の高さが設定値Hよりも小さくなるが、自動高さ調整装置20の動作によってコンプレッサからの圧縮空気が空気バネ13に供給されて、空気バネ13の高さが設定値Hに戻るとともに空気バネ13のバネ定数が増加する。これにより、車体2からの積車荷重は、補助バネ30と空気バネ13との両方で支持されることになる。
以上に説明した構成によれば、空気バネ13が弾性変形範囲内にある状態で補助バネ30が車体2を支持できるため、空気バネ13に要求される圧縮空気量を低減でき、コンプレッサの増加又は大容量化を防止できる。特に、貨物車の場合には、コンプレッサが貨車には搭載されずに機関車にのみ搭載されるため、空気バネ13に要求される圧縮空気量を低減できることの効果は高くなる。
また、補助バネ30が空気バネ13の内部空間に収容されることで、二次サスペンション装置12をコンパクトにできる。また、補助バネ30が空気バネ13の内部空間に収容されることで、車体2及び台車3に対して補助バネ30を結合せずとも空気バネ13を結合すれば足りるので、二次サスペンション装置12に対する車体2及び台車3のインターフェースの設計は従来通りのままでよく、設計負担の増加や強度確保のための重量増加も防止できる。しかも、補助バネ30がゴム等を有する場合において、補助バネ30が空気バネにより外界から保護されるので、補助バネ30の劣化も防止できる。
また、補助バネ30は、下板24の開口24aを挿通し、上部材15と積層ゴム体25のプレート層28の座部28aとの間に挟まれるので、補助バネ30の鉛直方向の中間部が下板24の開口24aの縁部で囲まれ、補助バネ30の姿勢を安定させることができる。
また、補助バネ30には、空気バネ13の圧縮空気空間Sのうち補助バネ30の外側の領域を給排口15aに連通させる空気通路Pが形成されているので、補助バネ30の上面が給排口15aを囲む形状であっても、空気バネ13の機能を適切に確保できる。
また、空気バネ13の上部材15に空車荷重が負荷されたときに、補助バネ30が空車荷重を支持するので、コンプレッサから空気バネ13への圧縮空気量を減らすことができ、コンプレッサを省エネ化できる。他方、空気バネ13の上部材15に積車荷重が負荷されたときに、空気バネ13の圧縮空気空間S内の圧縮空気と補助バネ30との両方が積車荷重を支持するので、積車荷重が空気バネ13と補助バネ30とに分散され、補助バネ30の疲労を抑制できる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態の二次サスペンション装置の一部断面図である。図4に示すように、第2実施形態の二次サスペンション装置112では、空気バネ113の圧縮空気空間Sに収容される補助バネ130としてコイルバネが用いられている。上部材115の下面には、補助バネ130の上端が外嵌される凸部115bが形成されている。下部材14(具体的には、座部128a)の上面には、補助バネ130の下端が外嵌される凸部128bが形成されている。補助バネ130の下端は、下部材114に固定され、補助バネ130の上端は、上部材115に固定されている。
補助バネ130は、下板24の開口24a及び積層ゴム体125の開口125aを挿通している。補助バネ130は、平面視で給排口115aを囲む形状を有する。補助バネ130はコイルバネであるため、そのコイルバネの隙間が、圧縮空気空間Sのうち補助バネ130の外側の領域を給排口115aに連通させる空気通路の役目を果たす。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係る鉄道車両201の要部の側面図である。図5に示すように、鉄道車両201では、二次サスペンション装置212として、空気バネ213と、空気バネ213の外部に配置された補助バネ230とが、台車203の台車枠204に搭載されている。即ち、空気バネ213が、車体202と台車枠204との間に挟まれていると共に、補助バネ230が、空気バネ213とは異なる位置において、車体202と台車枠204との間に挟まれている。一例として、空気バネ213が、台車枠204の車両長手方向の中央部に配置され、一対の補助バネ230が、空気バネ213の車両長手方向の両側に配置されている。
補助バネ230は、空気バネ213が弾性変形範囲内で鉛直方向に伸縮するのに連動して圧縮変形可能となる。本実施形態では、一対の補助バネ230の全体のバネ定数は、空車状態において空車荷重と釣り合う力を発揮する値に設定されている。車体202が空車状態のときは、補助バネ230だけで空車荷重を支持し、車体202が積車状態のときは、空気バネ213と補助バネ230との両方で積車荷重を支持する。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その構成を変更、追加、又は削除することができる。1つの実施形態中の一部の構成を他の実施形態に適用してもよく、実施形態中の一部の構成は、その実施形態中の他の構成から分離して任意に抽出可能である。補助バネは、弾性を有するものであればよく、積層ゴム体及びコイルバネ以外のものでもよい。自動高さ調整装置は、機械的に高さ調整を行うものに限られず、電気的な制御により高さ調整を行うものでもよい。第1実施形態では、積層ゴム体である補助バネ30を空気バネ13の凹部15b,28bに内嵌する構成とし、第2実施形態では、コイルバネである補助バネ130を空気バネ113の凸部115b,128bに外嵌する構成としたが、第1実施形態の補助バネ30は凸部に外嵌される構成とし、第2実施形態の補助バネ130は凹部に内嵌される構成としてもよい。あるいは、上部材及び下部材のいずれか一方に凸部を設けるとともに、上部材及び下部材のいずれか他方に凹部を設け、一実施形態中で内嵌と外嵌とを混在させた構成としてもよい。空気バネの内部空間に補助バネを収容してなる空気バネ装置は、一次サスペンションに適用されてもよい。
1,201 鉄道車両
2,202 車体
3,203 台車
12,112,212 二次サスペンション装置
13,113,213 空気バネ
14,114 下部材
15 上部材
15a 給排口
16 ダイヤフラム
24 下板
24a 開口
25 積層ゴム体
26〜28 プレート層
28a,128a 座部
30,130,230 補助バネ
P 空気通路
S 圧縮空気空間

Claims (6)

  1. 車体と台車との間に介設される二次サスペンション装置であって、
    下部材と、前記下部材に対して鉛直方向に変位可能な上部材と、前記下部材と前記上部材とを繋いで圧縮空気空間を形成するダイヤフラムとを有する空気バネと、
    前記空気バネの弾性変形範囲内で前記下部材と前記上部材とが互いに鉛直方向に近接変位するのに連動して圧縮変形する補助バネと、を備え、
    前記上部材に空車荷重が負荷されたときに、前記補助バネが前記空車荷重を支持し、
    前記上部材に積車荷重が負荷されたときに、前記圧縮空気空間内の圧縮空気と前記補助バネとの両方が前記積車荷重を支持する、鉄道車両の二次サスペンション装置。
  2. 車体と台車との間に介設される二次サスペンション装置であって、
    下部材と、前記下部材に対して鉛直方向に変位可能な上部材と、前記下部材と前記上部材とを繋いで圧縮空気空間を形成するダイヤフラムとを有する空気バネと、
    前記空気バネの弾性変形範囲内で前記下部材と前記上部材とが互いに鉛直方向に近接変位するのに連動して圧縮変形するコイルバネと、を備える、鉄道車両の二次サスペンション装置。
  3. 前記補助バネは、前記圧縮空気空間に収容され、前記下部材と前記上部材との間に挟まれている、請求項1又は2に記載の鉄道車両の二次サスペンション装置。
  4. 前記下部材は、前記上部材に前記圧縮空気空間を介して対向する下板と、前記下板の下面に接続され、複数のゴム層及び複数のプレート層を有する積層ゴム体とを有し、
    前記下板は、開口を有し、
    前記複数のプレート層のうち1つのプレート層は、前記開口と鉛直方向に対向する座部を有し、
    前記補助バネは、前記開口に挿通された状態で、前記上部材と前記1つのプレート層の前記座部との間に挟まれている、請求項3に記載の鉄道車両の二次サスペンション装置。
  5. 車体と台車との間に介設される二次サスペンション装置であって、
    下部材と、前記下部材に対して鉛直方向に変位可能な上部材と、前記下部材と前記上部材とを繋いで圧縮空気空間を形成するダイヤフラムとを有する空気バネと、
    前記空気バネの弾性変形範囲内で前記下部材と前記上部材とが互いに鉛直方向に近接変位するのに連動して圧縮変形する補助バネと、を備え、
    前記上部材に空車荷重が負荷されたときに、前記補助バネが前記空車荷重を支持し、
    前記上部材に積車荷重が負荷されたときに、前記圧縮空気空間内の圧縮空気と前記補助バネとの両方が前記積車荷重を支持し、
    前記補助バネは、前記圧縮空気空間に収容され、前記下部材と前記上部材との間に挟まれ、
    前記下部材は、前記上部材に前記圧縮空気空間を介して対向する下板と、前記下板の下面に接続され、複数のゴム層及び複数のプレート層を有する積層ゴム体とを有し、
    前記下板は、開口を有し、
    前記複数のプレート層のうち1つのプレート層は、前記開口と鉛直方向に対向する座部を有し、
    前記補助バネは、前記開口に挿通された状態で、前記上部材と前記1つのプレート層の前記座部との間に挟まれ、
    前記上部材は、前記圧縮空気空間の内外を連通させる給排口を有し、
    前記補助バネの上面は、前記給排口を囲む形状を有し、
    前記補助バネには、前記圧縮空気空間のうち前記補助バネの外側の領域を前記給排口に連通させる空気通路が形成されている、鉄道車両の二次サスペンション装置。
  6. 前記補助バネの下端は、前記下部材に固定され、
    前記補助バネの上端は、前記上部材に固定されている、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の鉄道車両の二次サスペンション装置。
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