JP6837548B2 - 空気調和機の室内機及びその制御方法 - Google Patents

空気調和機の室内機及びその制御方法 Download PDF

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Description

本出願は空気調和機の技術分野に関し、特に空気調和機の室内機及び該空気調和機の室内機に用いられる制御方法に関する。
生活水準の向上に伴い、空気調和機は多くの家庭で欠かせない家電の一つとなっている。従来の空気調和機のほとんどは、室内の周囲温度を快適な範囲内に維持するために、冷房と暖房の両方の機能を備えている。空気調和機の冷房モード又は暖房モードが長時間続くと、冷風又は温風が長時間体に直接当たるため、ユーザーに不快感を与えることがある。上記の欠点を克服するために、無風感機能を備える空気調和機が市場に出たが、無風感機能を実現するとともに、長距離送風及び足元の暖めなどの機能を失うことが多く、それによってユーザー体験の快適さを大幅に低下させた。したがって、従来の空気調和機は、冷房、暖房、及び無風感機能を効果的に両立させることが困難である。
本出願の主な目的は、冷房、暖房、及び無風感機能を効果的に両立させて、ユーザー体験の快適さを真に向上させるための空気調和機の室内機を提供することである。
上記目的を達成するために、本出願で提供する空気調和機の室内機は、
ハウジングであって、前記ハウジング内にダクトが形成され、前記ダクトの吹き出し口に、対向配置される前壁面及び後壁面を有する前記ハウジングと、第1ウィンドデフレクターであって、第1ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第1ピボットが前記後壁面に隣接して配置される前記第1ウィンドデフレクターと、第2ウィンドデフレクターであって、第2ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第2ピボットが前記第1ピボットと前記前壁面との間に位置し、前記第2ピボットに近い前記第2ウィンドデフレクターの縁部が前記第1ピボットから離れた前記第1ウィンドデフレクターの縁部と接続する前記第2ウィンドデフレクターと、第3ウィンドデフレクターであって、第3ピボットでハウジングに回転可能に設けられ、前記第3ピボットが前記前壁面に隣接して配置され、前記第3ウィンドデフレクターには厚み方向に沿って若干の散気孔が設けられる前記第3ウィンドデフレクターとを備え、無風感モードにおいて、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターともに、風が体に直接当たらないように、水平方向と略平行な位置まで回転した後に、前記第1ウィンドデフレクターを上へ回転し、前記第1ウィンドデフレクターの先端と前記第2ウィンドデフレクターの後端とを気密的に係合させた状態において、前記第3ウィンドデフレクターを、風の流れ面まで回転し、前記第2ウィンドデフレクターの上側の通風路を遮断し、前記散気孔から送り出された気流を分散させる。
好ましくは、前記第2ウィンドデフレクターは風ガイド部、及び前記風ガイド部の前記第2ピボットに近い側に設けられる尾翼を含み、前記尾翼と前記風ガイド部とが階段状に配置されてキャビティを形成し、前記第1ウィンドデフレクターの先端が前記キャビティ内まで回転することができる。
好ましくは、前記第2ピボットから離れた前記風ガイド部の側縁と前記第2ピボットに近い前記風ガイド部の側縁との間の幅がWであり、W∈[100mm,300mm]である。
好ましくは、前記第1ピボットから離れた前記第1ウィンドデフレクターの一端に第1傾斜面が設けられ、前記第1傾斜面は前記第1ウィンドデフレクターの風上側から、前記第1ピボットから斜めに離れて延在してなり、前記第2ピボットに近い前記第2ウィンドデフレクターの一端に前記第1傾斜面に合わせた第2傾斜面が設けられる。
好ましくは、前記第2ウィンドデフレクターは風ガイド部、及び前記風ガイド部の前記第2ピボットに近い側に設けられる尾翼を含み、前記尾翼と前記風ガイド部とが階段状に配置されてキャビティを形成し、前記第1ウィンドデフレクターの先端が前記キャビティ内まで回転することができる。
好ましくは、前記第2ピボットから離れた前記風ガイド部の側縁と前記第2ピボットに近い前記風ガイド部の側縁との間の幅はWであり、W∈[100mm,300mm]である。
好ましくは、前記第1ピボットは前記後壁面の接線方向の延長面に位置するか、又は前記第1ピボットは前記後壁面の接線方向の延長面の前記前壁面とは反対側に位置する。
好ましくは、前記第2ウィンドデフレクターは風ガイド部、及び前記風ガイド部の前記第2ピボットに近い側に設けられる尾翼を含み、前記尾翼と前記風ガイド部とが階段状に配置されてキャビティを形成し、前記第1ウィンドデフレクターの先端が前記キャビティ内まで回転することができる。
好ましくは、前記第2ピボットから離れた前記風ガイド部の側縁と前記第2ピボットに近い前記風ガイド部の側縁との間の幅がWであり、W∈[100mm,300mm]である。
好ましくは、前記第1ウィンドデフレクター及び/又は前記第2ウィンドデフレクターに断熱層が設けられる。
好ましくは、前記断熱層は前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターの風上側に設けられる。
好ましくは、前記前壁面に収容溝が凹んで配置され、前記第3ウィンドデフレクターが前記前壁面に回転可能に接続され、かつ前記収容溝内に収容可能である。
本出願はさらに空気調和機の室内機の制御方法を提供し、前記空気調和機の室内機は、ハウジングであって、前記ハウジング内にダクトが形成され、前記ダクトの吹き出し口に、対向配置される前壁面及び後壁面を有する前記ハウジングと、第1ウィンドデフレクターであって、第1ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第1ピボットが前記後壁面に隣接して配置される前記第1ウィンドデフレクターと、第2ウィンドデフレクターであって、第2ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第2ピボットが前記第1ピボットと前記前壁面との間に位置し、前記第2ピボットに近い前記第2ウィンドデフレクターの縁部が前記第1ピボットから離れた前記第1ウィンドデフレクターの縁部と接続する前記第2ウィンドデフレクターと、第3ウィンドデフレクターであって、第3ピボットでハウジングに回転可能に設けられ、前記第3ピボットが前記前壁面に隣接して配置され、前記第3ウィンドデフレクターには厚み方向に沿って若干の散気孔が設けられる前記第3ウィンドデフレクターと、を備え、前記空気調和機の室内機は無風感モード、冷房モード及び暖房モードを有し、前記制御方法は、S1:空気調和機の室内機を起動して、気流吹き出しモードを選択するステップと、S2:無風感モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターともに、風が体に直接当たらないように、水平方向と略平行な位置まで回転した後に、前記第1ウィンドデフレクターを上へ回転し、前記第1ウィンドデフレクターの先端と前記第2ウィンドデフレクターの後端とを気密的に係合させた状態において、前記第3ウィンドデフレクターを風の流れ面まで回転し、前記第2ウィンドデフレクターの上側の通風路を遮断し、前記散気孔から送り出された気流を分散させるステップと、S3:冷房モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクターを回転して、気流を前記第2ウィンドデフレクターにガイドするステップと、S4:暖房モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターを回転して、気流を下方へ吹き出すステップと、を含む。
好ましくは、前記空気調和機の室内機の無風感モードは少なくとも無風感の第1段階を含み、無風感の第1段階では、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターを回転して、前記第2ウィンドデフレクターの上下両側に2つの通風路が形成され、前記空気調和機の室内機はさらに検出制御ユニットを備え、前記検出制御ユニットが室内の温度又は湿度を検出し、プリセット条件に従って対応する無風感段階に入ることを選択するように前記空気調和機の室内機を制御する。
好ましくは、前記空気調和機の室内機の無風感モードはさらに無風感の第2段階を含み、無風感の第2段階では、前記第1ウィンドデフレクターを上へ回転して、前記第1ウィンドデフレクターの先端と前記第2ウィンドデフレクターの後端とを気密的に係合させる。
好ましくは、前記空気調和機の室内機の無風感モードはさらに無風感の第3段階を含み、無風感の第3段階では、前記第3ウィンドデフレクターが風の流れ面まで下方へ回転する。
好ましくは、室内温度又は湿度が第1プリセット条件に達した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第2段階に入るように前記空気調和機の室内機を制御し、室内温度又は湿度が前記第1プリセット条件を満たさない場合、前記検出制御ユニットは無風感の第1段階に戻すように前記空気調和機の室内機を制御し、室内温度又は湿度が第2プリセット条件に達した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第3段階に入るように前記空気調和機の室内機を制御する。
好ましくは、無風感の第1段階では、前記第3ウィンドデフレクターが前記前壁面に密着して設けられる。
本出願の技術的手段は空気調和機の室内機のハウジングに第1ウィンドデフレクター、第2ウィンドデフレクター及び第3ウィンドデフレクターを設け、第1ウィンドデフレクター、第2ウィンドデフレクター及び第3ウィンドデフレクターの協働により、空気調和機は、冷房モード、暖房モード及び無風感モードでも、より良い使用効果を達成することができ、ユーザー体験を改善させた。
具体的には、冷房モードでは、第1ウィンドデフレクターがダクトの後壁面の接線方向の延長面とほぼ一致する位置まで回転可能であり、これはダクトを延長したと同等で、送風距離を効果的に増加させ、より良い冷房効果を得ることができ、第2ウィンドデフレクターが第1ウィンドデフレクターと実質的に平行になるように回転してダクトをさらに延長することができ、また吹き出し口の気流吹き出し領域内に回転して風向きを変えることができ、これによってユーザーがより多くの選択肢を持つようになった。暖房モードでは、第1ウィンドデフレクター、第2ウィンドデフレクター及第3ウィンドデフレクターは互いに協働して気流を下方へ吹き出すことができ、それにより暖かい気流をできるだけ床面にガイドし、足元を暖めることを達成する。無風感モードでは、第1ウィンドデフレクター、第2ウィンドデフレクター及び第3ウィンドデフレクターが互いに協働して気流を体に直接当てることなく、水平に吹き出し、また第3ウィンドデフレクターの回転位置をさらに調整して、気流を第3ウィンドデフレクターの散気孔から吹き出し、より良い無風感機能を達成することができる。本出願の空気調和機の室内機は冷房、暖房及び無風機能を同時に備え、ユーザーにより多くのモード選択肢を提供し、ユーザーの体験の快適さを効果的に向上させることができる。
本出願の実施例又は従来技術の技術的手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明で使用される図面について簡単に説明し、明らかに、以下の説明における図面は本出願のいくつかの実施例にすぎず、当業者はいかなる創造的な作業もすることなく、これらの図面に示された構造に従って他の図面を得ることができる。
図1は本出願による空気調和機用室内機の実施例の概略構造図である。 図2は冷房モードにおける図1の空気調和機用室内機の概略図である。 図3は暖房モードにおける図1の空気調和機用室内機の概略図である。 図4は無風感の第1段階における図1の空気調和機用室内機の概略図である。 図5は無風感の第2段階における図1の空気調和機用室内機の概略図である。 図6は、無風感の第3段階における図1の空気調和機用室内機の概略図である。 図7は第2ウィンドデフレクターの一実施例の概略構造図である。 図8は図7のVIII-VIII線に沿う概略断面図である。 図9は第3ウィンドデフレクターの一実施例の概略構造図である。 図10は本出願による空気調和機用室内機の制御方法のフローチャートである。 図11は空気調和機用室内機の無風感モードの制御方法を示すフローチャートである。
本出願の目的の達成、機能的特徴及び利点を、実施例、添付の図面を参照してさらに説明する。
以下、本出願の実施例における添付の図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的手段を明確かつ完全に説明するが、記載された実施例は本出願の実施例の一部にすぎず、それらの全てではないことが明らかである。本出願の実施例に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって得られる他の全ての実施例は、本出願の保護範囲内にある。
なお、本出願の実施例において、方向指示(例えば、上、下、左、右、前、後……)がある場合、該方向指示は、特定の姿勢(図に示すように)における各部材間の相対的な位置関係、運動状況などを説明するためだけに使用され、該特定の姿勢が変わると、それに応じて該方向指示も変わる。
また、本出願の実施例において、「第1」、「第2」などに関する記載がある場合、該「第1」、「第2」などの記載は、説明のみを目的としており、相対的な重要性を示すもしくは暗示するか、又は示される技術的特徴の数を暗黙的に示すと理解されるべきではない。したがって、「第1」、「第2」と限定される特徴は、少なくとも1つの該特徴を明示的又は暗黙的に含んでもよい。また、各実施例間の技術的手段は互いに組み合わせることができるが、当業者が実施できるものに基づいていなければならず、技術的手段の組み合わせが矛盾するか又は実施不能である場合、このような技術的手段の組み合わせは存在せず、それはまた、本出願によって要求される保護範囲内でもないと考えるべきである。
本出願は空気調和機の室内機を提供する。
本出願の実施例において、図1から図6に示すように、該空気調和機の室内機は具体的には壁掛け式空気調和機用室内機に関し、該空気調和機の室内機はハウジング100、第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140を備える。前記ハウジング100内にダクト110が形成され、前記ダクト110の吹き出し口に前壁面111及び後壁面112が対向配置される。前記第1ウィンドデフレクター120は第1ピボット121で前記ハウジング100に回転可能に設けられ、前記第1ピボット121が前記後壁面112に隣接して配置される。前記第2ウィンドデフレクター130は第2ピボット131で前記ハウジング100に回転可能に設けられ、前記第2ピボット131が前記第1ピボット121と前記前壁面111との間に設けられ、前記第2ピボット131に隣接する前記第2ウィンドデフレクター130の縁部が前記第1ピボット121から離れた前記第1ウィンドデフレクター120の縁部と接触するようになっている。前記第3ウィンドデフレクター140は,第3ピボット141でハウジング100に回転可能に設けられ、前記第3ピボット141が前記前壁面111に隣接して配置され、前記第3ウィンドデフレクター140の厚み方向に沿って複数の散気孔142が設けられる。
本実施例において、ハウジング100は空気調和機の室内機の全体的な外観を形成し、ハウジング100はシャーシ、フレーム及びパネルを含み、ハウジング100に吸い込み口が設けられ、ハウジング100内部にダクト110が形成され、ハウジング100内にさらに熱交換器アセンブリ及びファンなどが設けられ、外部空気が吸い込み口からハウジング100に入り、熱交換器により熱交換して、ファンの作用の下で、ダクト110の吹き出し口を介して送り出される。具体的には、第1ウィンドデフレクター120が第1ピボット121によってハウジング100に回転可能に取り付けられ、なお、第1ピボット121は第1ウィンドデフレクター120の長手方向に沿って延在する長軸であってもよく、第1ウィンドデフレクター120の長手方向の両側に設けられる短軸であってもよく、又は他の様式の回転軸であってもよく、第1ウィンドデフレクター120をハウジング100に回転可能に接続するだけでよい。同様に、第2ピボット131、第3ピボット141の具体的な構造は第1ピボット121を参照することができ、ここで特に限定されない。
オフ状態では、図1に示すように、第3ウィンドデフレクター140がハウジング100のダクト110内に設けられ、第1ピボット121から離れた第1ウィンドデフレクター120の縁部が第2ピボット131に隣接する第2ウィンドデフレクター130の縁部と接触する。第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130の協働により吹き出し口を閉じて、吹き出し口からの埃の侵入を防ぐことができるとともに、空気調和機の室内機全体をより美しくすることができる。
冷房モードの場合、図2に示すように、第1ウィンドデフレクター120がダクト110の後壁面112の接線方向の延長面とほぼ一致する位置まで回転し、ダクト110を延長したと同等で、吹き出し口の圧力を効果的に増加し、送風距離をより遠くすることができる。なお、上記接線方向の延長面は仮想平面であり、ダクト110の後壁面112の縁部と接して延在する平面を指す。冷房モードでは、第1ウィンドデフレクター120は該接線方向の延長面と重なり合わせることが好ましいが、実際の使用中に、第1ウィンドデフレクター120は該接線方向の延長面の近傍で所定の角度で揺動してもよく、ここで特に限定されない。第2ウィンドデフレクター130は第1ウィンドデフレクター120と実質的に平行な位置まで回転可能であり、その結果、ダクト110をさらに延長し、送風距離を増加することができる。もちろん、第2ウィンドデフレクター130はまた、風向きを変えるために吹き出し口の気流吹き出し領域内で揺動してもよく、それによってユーザの異なるニーズを満たす。第3ウィンドデフレクター140が気流に対する抵抗を発生しないようにするために、冷房モードでは、第3ウィンドデフレクター140はダクト110の前壁面111に密着して設けられることが好ましい。
暖房モードの場合、図3に示すように、第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140をほぼ垂直となる位置まで回転して気流を下方へ吹き出し、暖かい気流を最大限に床面に届けることができる。暖かい気流は低い密度で上昇するため、ユーザーによりよい暖房体験を与え、「足下の暖め」機能を達成することができる。また、暖房モードでは、第1ウィンドデフレクター120を床面に対して略垂直に保ち、第2ウィンドデフレクター130と第3ウィンドデフレクター140とを平行に揺動させて風向きを変え、暖かい気流をより遠く届けることができる。
無風感モードの場合、図4から図6に示すように、第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130が互いに協働して水平方向に気流を吹き出し、気流が体に直接当たることを避け、第3ウィンドデフレクター140の位置を調整することにより、第3ウィンドデフレクター140の散気孔142の分散作用によって気流を和らげ、真の無風感を達成し、ユーザーによりよい無風感体験を与える。
本出願の技術的手段は空気調和機の室内機のハウジング100に第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140を設け、第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140間の協働により、空気調和機が冷房モード、暖房モード及び無風感モードでよりよい使用効果を達成させ、ユーザー体験を改善させることができる。具体的には、冷房モードでは、第1ウィンドデフレクター120がダクト110の後壁面112の接線方向の延長面とほぼ一致する位置まで回転可能であり、ダクト110を延長したと同等で、送風距離を効果的に増加し、よりよい冷房効果を達するとともに、異なる体験を満たすために、ユーザーは必要に応じて第2ウィンドデフレクター130の運転状態を設定することができる。暖房モードでは、第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140は互いに協働して気流を下方へ吹き出し可能であり、暖かい気流をできる限り床面へガイドし、足元を暖める。無風感モードでは、第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140は互いに協働して水平方向に気流を吹き出し、体に直接当てることなく、さらに第3ウィンドデフレクター140の回転位置を調整して、気流を第3ウィンドデフレクター140の散気孔142から吹き出し、よりよい無風感機能を達成することができる。本出願による空気調和機の室内機は冷房、暖房及び無風機能を効果的に両立させ、ユーザーにより多くのモード選択肢を与え、ユーザーの快適さを効果的に向上させることができる。
さらに、前記第2ウィンドデフレクター130は風ガイド部132、及び前記風ガイド部132の前記第2ピボット131に近い側に設けられる尾翼133を含み、前記尾翼133と前記風ガイド部132とが階段状に配置されてキャビティ134を形成し、前記第1ウィンドデフレクター120の先端が前記キャビティ134内まで回転することができる。
具体的には、本実施例において、図7及び図8に示すように、第2ウィンドデフレクター130を航空機フレームのような構造に設け、第2ウィンドデフレクター130が風ガイド部132及び尾翼133を含み、尾翼133と風ガイド部132とが階段状に配置されてキャビティ134を形成する。したがって、無風感モードでは、第1ウィンドデフレクター120の先端がキャビティ134内まで回転し、第2ウィンドデフレクター130の尾翼133と当接し、第1ウィンドデフレクター120と第2ウィンドデフレクター130とを気密的に係合し、気流が両者間の隙間から漏れて無風感効果に影響を与えることを避ける。
さらに、前記第2ピボット131から離れた前記風ガイド部132の側縁と前記第2ピボット131に隣接する前記風ガイド部132の側縁との間の幅はWであり、ここで、W∈[100mm,300mm]である。本実施例において、第2ウィンドデフレクター130は延長型デザインを採用し、冷房モードでは、気流が第2ウィンドデフレクター130を通過するとき、気流のコアンダ効果でより遠く送られる。暖房モードでは、コアンダ効果の影響下で気流をより多く床面に向けてガイドすることができ、それによって冷房及び暖房効果を効果的に改善させる。風ガイド部132の幅は100mm、200mm、300mmなどであってもよく、風ガイド部132が広いほど、そのダクト110の延長効果がよくなり、実際の使用中に製造コスト及び空気調和機の室内機の具体的なサイズを配慮して設定する必要がある。
さらに、前記第1ピボット121から離れた前記第1ウィンドデフレクター120の一端に第1傾斜面122が設けられ、前記第1傾斜面122は前記第1ウィンドデフレクター120の風上側から、前記第1ピボットから斜めに離れて延在してなり、前記第2ピボット131に隣接する前記第2ウィンドデフレクター130の一端に前記第1傾斜面122と合わせた第2傾斜面135が設けられる。本実施例において、図2及び図5に示すように、第1ウィンドデフレクター120の先端に第1傾斜面122が設けられ、第2ウィンドデフレクター130の後端に第2傾斜面135が設けられ、第2傾斜面135が第1傾斜面122と平行に配置されるので、無風感モードでは、第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130が、互いに平行となる第1傾斜面122及び第2傾斜面135の協働により気密的に係合され、空気漏れを防ぎ、無風感体験をさらに強化させる。
さらに、前記第1ピボット121は前記後壁面112の接線方向の延長面に設けられるか、又は前記第1ピボット121は前記後壁面112の接線方向の延長面の前記前壁面111とは反対側に設けられる。具体的には、本実施例において、第1ピボット121を後壁面112の接線方向の延長面に設けるか、又は第1ピボット121を前記後壁面112の接線方向の延長面の前記前壁面111とは反対側に設けることにより、第1ピボット121とダクト110の吹き出し口の縁部との間の隙間をできる限り小さくし、これにより、気流が上記隙間から漏れることを効果的に防止し、ユーザー体験に影響を与えることはない。好ましくは、第1ピボット121を後壁面112の接線方向の延長面の前壁面111とは反対側に設け、第1ウィンドデフレクター120の後側縁と後壁面112の吹き出し縁部との間に位置ずれが生じているので、第1ウィンドデフレクター120とダクト110の吹き出し口との間の隙間を効果的に減少させて、空気漏れを防止することができるとともに、第1ウィンドデフレクター120が後壁面112の接線方向の延長面とほぼ一致する位置まで回転して、ダクト110を延長し、送風距離を増加させることを確保した。
空気調和機が運転するとき、第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130が吹き出し口から吹き出す気流と直接接触するため、第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130の両側の温度差がより大きくなり、第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130の表面に結露が生じやすく、ユーザーの使用の快適さに影響を与える。この問題を解決するために、前記第1ウィンドデフレクター120及び/又は前記第2ウィンドデフレクター130にさらに断熱層150が設けられる。好ましくは、断熱層150は第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130の風上側に設けられ、結露の発生を効果的に避けることができる。断熱層150は、ミネラルウール、ロックウール、グラスウールなどの無機繊維材料で作られてもよく、又はポリエチレン(PE)発泡体、ポリスチレン(PS)発泡体、ポリウレタン(PU)発泡体などの有機断熱材料で作られてもよい。また、断熱層150は第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130の内部に設けられてもよい。
さらに、前記前壁面111に収容溝114が凹んで配置され、前記第3ウィンドデフレクター140が前記前壁面111に回転可能に接続され、かつ前記収容溝114内に収容可能である。本実施例において、収容溝114を設けることにより、冷房モードでは、第3ウィンドデフレクター140が収容溝114内に収容可能であり、気流に対して抵抗を発生することを避け、気流の吹き出しに影響を与えない。収容溝114の深さは第3ウィンドデフレクター140の厚さによって設けられてもよく、好ましくは第3ウィンドデフレクター140が収容溝114内に回転するとき、収容溝114の切欠き縁が、第3ウィンドデフレクター140の外面とほぼ面一であるか、又は第3ウィンドデフレクター140が収容溝114内に完全に隠れている。
さらに、無風感効果を効果的に改善するために、図9に示すように、複数の前記散気孔142がマトリックス状に配置されており、前記第3ウィンドデフレクター140の幅方向に隣り合う2列の前記散気孔142が、長手方向に千鳥状に配置されている。散気孔142が千鳥状に配置されているため、散気孔142を通過した後に気流が乱れ、干渉が生じて風速がさらに下げられ、気流を和らげる。散気孔142の形状は様々であるが、好ましくは円形又は細長い形状であり、もちろん、散気孔142は菱形、正方形などでもよい。
以下、図1から図11を参照しながら本出願の実施例による空気調和機の室内機の制御方法について詳細に説明し、ここで、空調室内機は本出願の上記実施例に係る空調室内機であり、前記空調室内機は無風感モード、冷房モード、暖房モードを含み、該空調室内機の具体的な構造については、上記実施例を参照してもよく、ここでの説明を省略する。
図10に示すように、本出願の実施例による空気調和機の室内機の制御方法は、以下のとおりである。
まず、空気調和機の室内機を起動して、気流吹き出しモードを選択する。具体的には、空気調和機の室内機のパネル又は空気調和機のリモコンに複数のボタンが設けられ、ボタンによって異なる気流吹き出しモードを選択する。
無風感モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター120及び前記第2ウィンドデフレクター130が回転して、水平方向に気流を吹き出す。具体的には、図4に示すように、第1ウィンドデフレクター120及び第2ウィンドデフレクター130が水平面と略平行な位置に回転することで、水平方向に気流を吹き出すことができ、それによって気流が体に直接当たることを防ぎ、ユーザーの風感体験を効果的に低減する。
冷房モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター120が回転し、気流を前記第2ウィンドデフレクター130にガイドする。具体的には、図2に示すように、第1ウィンドデフレクター120がダクト110の後壁面112の接線方向の延長面とほぼ一致する位置まで回転し、第1ウィンドデフレクター120の後端がダクト110の後壁面112とずれて係合され、ダクト110を延長したと同等で、吹き出し口の圧力を効果的に増加し、送風距離をより遠くすることができる。なお、このモードでは、第2ウィンドデフレクター130は第1ウィンドデフレクター120と実質的に平行な位置まで回転可能であり、その結果、ダクト110をさらに延長し、送風距離を増加することができる。第2ウィンドデフレクター130はまた、風向きを変えるために吹き出し口の吹き出し領域内で揺動してもよく、それによってユーザの異なるニーズを満たす。第3ウィンドデフレクター140が気流に対する抵抗を発生しないようにするために、冷房モードでは、第3ウィンドデフレクター140はダクト110の前壁面111に密着して設けられることが好ましい。
暖房モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター120及び前記第2ウィンドデフレクター130が回転し、气流を下方へ吹き出す。具体的には、図3に示すように、第1ウィンドデフレクター120、第2ウィンドデフレクター130及び第3ウィンドデフレクター140がほぼ垂直となる位置まで回転して気流を下方へ吹き出し、暖かい気流を最大限に床面に届けることができる。暖かい気流は低い密度で上昇し、ユーザーによりよい暖房体験を与え、「足元の暖め」機能を達成することができる。また、このモードでは、第1ウィンドデフレクター120を床面に対して略垂直に保ち、暖かい気流を下方へ流動させるとともに、第2ウィンドデフレクター130と第3ウィンドデフレクター140とを平行に揺動させて風向きを変え、暖かい気流をより遠く送ることができる。
さらに、前記空気調和機の室内機の無風感モードは少なくとも無風感の第1段階を含み、無風感の第1段階では、前記第1ウィンドデフレクター120及び前記第2ウィンドデフレクター130を回転して、前記第2ウィンドデフレクター130の上下両側に2つの通風路が形成され、前記空気調和機の室内機はさらに検出制御ユニットを備え、前記検出制御ユニットが室内の温度又は湿度を検出し、プリセット条件に従って対応する無風感段階に入るように前記空調室内機を制御する。
具体的には、図4に示すように、無風感ボタンを選択する場合、空気調和機の室内機が自動的に無風感の第1段階に入り、このとき、第1ウィンドデフレクター120及第2ウィンドデフレクター130も水平方向と略平行な位置まで回転することで、第2ウィンドデフレクター130の上下両側に2つの通風路が形成され、水平方向に気流を吹き出すことができる。この段階では、風を体に直接当てることなく、ユーザーの風感体験を低減するとともに、室内温度がユーザーのニーズを満たすように、気流が特定の吹き出し風量を維持することを確保することができる。もちろん、無風感モードはさらに他の複数の段階を含んでもよく、空気調和機の室内機は検出制御ユニットによって室内の温度又は湿度を検出し、検出制御ユニットの制御下で対応する無風感段階を自動的に選択して移行し、ユーザーに最適な無風体験を提供する。検出制御ユニットは温度又は湿度センサであってもよい。
さらに、前記空気調和機の室内機の無風感モードはさらに無風感の第2段階を含み、無風感の第2段階では、前記第1ウィンドデフレクター120を上へ回転し、前記第1ウィンドデフレクター120の先端と前記第2ウィンドデフレクター130の後端とを気密的に係合させる。
具体的には、図5に示すように、無風感の第2段階では、第1ウィンドデフレクター120は上へ回転して、第2ピボット131に隣接する第2ウィンドデフレクター130の縁部と当接して気密的に係合し、第2ウィンドデフレクター130の下側の通風路を閉じて、気流の吹き出しをさらに低減し、ユーザーの風感体験をさらに低減させる。
さらに、前記空気調和機の室内機の無風感モードはさらに無風感の第3段階を含み、無風感の第3段階では、前記第3ウィンドデフレクター140は風の流れ面まで下方へ回転する。
具体的には、図6に示すように、無風感の第3段階では、第3ウィンドデフレクター140は風の流れ面まで回転し、好ましくは、第3ウィンドデフレクター140が吹き出し方向と垂直になるように回転し、第2ウィンドデフレクター130の上側の通風路を遮断し、そのため、第3ウィンドデフレクター140の散気孔142から気流を送り出す必要があり、したがって、散気孔142の分散作用により、送り出した気流がより分散され、より和らげられ、その結果、ユーザーに本当の無風感体験を与えることができる。
さらに、ユーザーは必要に応じて室内側で最後に達成するプリセット条件を設定することができ、該プリセット条件が室内側の温度及び/又は湿度であってもよく、空気調和機の室内機がユーザーのプリセット条件に応じて、対応する無風感段階を自動的に選択することができる。図11に示すように、空気調和機の室内機の無風感モードの制御方法は、以下のとおりである。
無風感モードを選択する場合、空気調和機の室内機が無風感の第1段階に自動的に入る。この段階では、気流を平行に吹き出しながらも、一定の風力を維持し、室内の温度又は湿度に対してより強い調整効果を維持し、室内環境をできる限り早くユーザーのプリセット条件を満たすようにする。
検出制御ユニットは、室内温度又は湿度が第1プリセット条件に達したと検出した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第2段階に入るように前記空気調和機の室内機を制御する。具体的には、この段階では、気流の吹き出し量をさらに削減し、ユーザーの風感体験をさらに低減させる。
検出制御ユニットは、室内温度又は湿度が前記第1プリセット条件を満たさないと検出した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第1段階に戻すように前記空気調和機の室内機を制御する。
検出制御ユニットは、室内温度又は湿度が第2プリセット条件に達したと検出した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第3段階に入るように前記空気調和機の室内機を制御する。この段階では、室内の温度又は湿度がユーザーのプリセット条件にほぼ一致しており、室温を保持するとともに、風力をさらに低下し、第3ウィンドデフレクター140の散気孔142から気流を送り出し、散気孔142の分散作用で、送り出した気流がより分散され、より和らげられ、その結果、ユーザーに本当の無風体験を与えることができる。
なお、無風感モードに入った後、無風感の第1段階を途中で終了することができず、無風感の第2段階及び無風感の第3段階は途中で終了することができる。
さらに、気流を吹き出すときに、抵抗を小さくするために、無風感の第1段階では、前記第3ウィンドデフレクター140は前記前壁面111に密着して設けられる。好ましくは、ダクト110の前壁面111に収容溝114が設けられ、第3ウィンドデフレクターが収容溝114内に収容可能である。同様に、冷房モード及び無風感の第2段階では、風抵抗を低下させるために、第3ウィンドデフレクター140は前壁面111に密着して設けられることが好ましい。
上記の説明は本出願の好ましい実施例にすぎず、それによって本出願の特許範囲を限定するものではなく、本出願の発明概念の下において、本出願の明細書及び図面の内容によって行われる等価な構造上の変換、又は他の関連技術分野における直接/間接の使用は、本出願の特許保護範囲に含まれる。
100 ハウジング
110 ダクト
111 前壁面
112 後壁面
114 収容溝
120 第1ウィンドデフレクター
121 第1ピボット
122 第1傾斜面
130 第2ウィンドデフレクター
131 第2ピボット
132 風ガイド部
133 尾翼
134 キャビティ
135 第2傾斜面
140 第3ウィンドデフレクター
141 第3ピボット
142 散気孔
150 断熱層

Claims (16)

  1. ハウジングであって、前記ハウジング内にダクトが形成され、前記ダクトの吹き出し口に、対向配置される前壁面及び後壁面を有する前記ハウジングと、
    第1ウィンドデフレクターであって、第1ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第1ピボットが前記後壁面に隣接して配置される前記第1ウィンドデフレクターと、
    第2ウィンドデフレクターであって、第2ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第2ピボットが前記第1ピボットと前記前壁面との間に位置し、前記第2ピボットに近い前記第2ウィンドデフレクターの縁部が前記第1ピボットから離れた前記第1ウィンドデフレクターの縁部と接続する前記第2ウィンドデフレクターと、
    第3ウィンドデフレクターであって、第3ピボットでハウジングに回転可能に設けられ、前記第3ピボットが前記前壁面に隣接して配置され、前記第3ウィンドデフレクターには厚み方向に沿って若干の散気孔が設けられる前記第3ウィンドデフレクターと、を備え
    無風感モードにおいて、
    前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターともに、風が体に直接当たらないように、水平方向と略平行な位置まで回転した後に、前記第1ウィンドデフレクターを上へ回転し、前記第1ウィンドデフレクターの先端と前記第2ウィンドデフレクターの後端とを気密的に係合させた状態において、前記第3ウィンドデフレクターを、風の流れ面まで回転し、前記第2ウィンドデフレクターの上側の通風路を遮断し、前記散気孔から送り出された気流を分散させる、
    空気調和機の室内機。
  2. 前記第2ウィンドデフレクターは風ガイド部、及び前記風ガイド部の前記第2ピボットに近い側に設けられる尾翼を含み、前記尾翼と前記風ガイド部とが階段状に配置されてキャビティを形成し、前記第1ウィンドデフレクターの先端が前記キャビティ内まで回転することができる請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記第2ピボットから離れた前記風ガイド部の側縁と前記第2ピボットに近い前記風ガイド部の側縁との間の幅がWであり、W∈[100mm,300mm]である請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記第1ピボットから離れた前記第1ウィンドデフレクターの一端に第1傾斜面が設けられ、前記第1傾斜面は前記第1ウィンドデフレクターの風上側から、前記第1ピボットから斜めに離れて延在してなり、前記第2ピボットに近い前記第2ウィンドデフレクターの一端に前記第1傾斜面に合わせた第2傾斜面が設けられる請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記第2ウィンドデフレクターは風ガイド部、及び前記風ガイド部の前記第2ピボットに近い側に設けられる尾翼を含み、前記尾翼と前記風ガイド部とが階段状に配置されてキャビティを形成し、前記第1ウィンドデフレクターの先端が前記キャビティ内まで回転することができる請求項4に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記第2ピボットから離れた前記風ガイド部の側縁と前記第2ピボットに近い前記風ガイド部の側縁との間の幅はWであり、W∈[100mm,300mm]である請求項5に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記第1ピボットは前記後壁面の接線方向の延長面に位置するか、又は前記第1ピボットは前記後壁面の接線方向の延長面の前記前壁面とは反対側に位置する請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記第2ウィンドデフレクターは風ガイド部、及び前記風ガイド部の前記第2ピボットに近い側に設けられる尾翼を含み、前記尾翼と前記風ガイド部とが階段状に配置されてキャビティを形成し、前記第1ウィンドデフレクターの先端が前記キャビティ内まで回転することができる請求項7に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記第2ピボットから離れた前記風ガイド部の側縁と前記第2ピボットに近い前記風ガイド部の側縁との間の幅がWであり、W∈[100mm,300mm]である請求項8に記載の空気調和機の室内機。
  10. 前記第1ウィンドデフレクター及び/又は前記第2ウィンドデフレクターに断熱層が設けられる請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  11. 前記断熱層は前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターの風上側に設けられる請求項10に記載の空気調和機の室内機。
  12. 前記前壁面に収容溝が凹んで配置され、前記第3ウィンドデフレクターが前記前壁面に回転可能に接続され、かつ前記収容溝内に収容可能であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  13. 空気調和機の室内機の制御方法であって、前記空気調和機の室内機は、
    ハウジングであって、前記ハウジング内にダクトが形成され、前記ダクトの吹き出し口に、対向配置される前壁面及び後壁面を有する前記ハウジングと、
    第1ウィンドデフレクターであって、第1ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第1ピボットが前記後壁面に隣接して配置される前記第1ウィンドデフレクターと、
    第2ウィンドデフレクターであって、第2ピボットで前記ハウジングに回転可能に設けられ、前記第2ピボットが前記第1ピボットと前記前壁面との間に位置し、前記第2ピボットに近い前記第2ウィンドデフレクターの縁部が前記第1ピボットから離れた前記第1ウィンドデフレクターの縁部と接続する前記第2ウィンドデフレクターと、
    第3ウィンドデフレクターであって、第3ピボットでハウジングに回転可能に設けられ、前記第3ピボットが前記前壁面に隣接して配置され、前記第3ウィンドデフレクターには厚み方向に沿って若干の散気孔が設けられる前記第3ウィンドデフレクターと、を備え、
    前記空気調和機の室内機は無風感モード、冷房モード及び暖房モードを有し、前記制御方法は、
    S1:空気調和機の室内機を起動して、気流吹き出しモードを選択するステップと、
    S2:無風感モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターともに、風が体に直接当たらないように、水平方向と略平行な位置まで回転した後に、前記第1ウィンドデフレクターを上へ回転し、前記第1ウィンドデフレクターの先端と前記第2ウィンドデフレクターの後端とを気密的に係合させた状態において、前記第3ウィンドデフレクターを、風の流れ面まで回転し、前記第2ウィンドデフレクターの上側の通風路を遮断し、前記散気孔から送り出された気流を分散させるステップと、
    S3:冷房モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクターを回転して、気流を前記第2ウィンドデフレクターにガイドするステップと、
    S4:暖房モードを選択する場合、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターを回転して、気流を下方へ吹き出すステップと、を含む空気調和機の室内機の制御方法。
  14. 前記空気調和機の室内機の無風感モードは無風感の第1〜第3段階を含み、
    無風感の第1段階には、前記第1ウィンドデフレクター及び前記第2ウィンドデフレクターともに、風が体に直接当たらないように、水平方向と略平行な位置まで回転する段階が含まれ、
    無風感の第2段階には、前記第1ウィンドデフレクターを上へ回転し、前記第1ウィンドデフレクターの先端と前記第2ウィンドデフレクターの後端とを気密的に係合させる段階が含まれ、
    無風感の第3段階には、前記第3ウィンドデフレクターを、風の流れ面まで回転し、前記第2ウィンドデフレクターの上側の通風路を遮断し、前記散気孔から送り出された気流を分散させる段階が含まれ、
    無風感の第1段階では前記第2ウィンドデフレクターの上下両側に2つの通風路が形成され、前記空気調和機の室内機はさらに検出制御ユニットを備え、前記検出制御ユニットが室内の温度又は湿度を検出し、プリセット条件に従って対応する無風感段階に入ることを選択するように前記空気調和機の室内機を制御する請求項13に記載の空気調和機の室内機の制御方法。
  15. 室内温度又は湿度が第1プリセット条件に達した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第2段階に入るように前記空気調和機の室内機を制御し、
    室内温度又は湿度が前記第1プリセット条件を満たさない場合、前記検出制御ユニットは無風感の第1段階に戻すように前記空気調和機の室内機を制御し、
    室内温度又は湿度が第2プリセット条件に達した場合、前記検出制御ユニットは無風感の第3段階に入るように前記空気調和機の室内機を制御する請求項14に記載の空気調和機の室内機の制御方法。
  16. 無風感の第1段階では、前記第3ウィンドデフレクターが前記前壁面に密着して設けられる請求項14に記載の空気調和機の室内機の制御方法。
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