JP6836606B2 - ロボット制御装置およびシステム - Google Patents

ロボット制御装置およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6836606B2
JP6836606B2 JP2019011349A JP2019011349A JP6836606B2 JP 6836606 B2 JP6836606 B2 JP 6836606B2 JP 2019011349 A JP2019011349 A JP 2019011349A JP 2019011349 A JP2019011349 A JP 2019011349A JP 6836606 B2 JP6836606 B2 JP 6836606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
article
gripping
robot
learning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019011349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019188587A (ja
Inventor
竜裕 山崎
竜裕 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to US16/372,922 priority Critical patent/US11584016B2/en
Priority to CN201910295319.4A priority patent/CN110394797A/zh
Priority to DE102019109880.7A priority patent/DE102019109880B4/de
Publication of JP2019188587A publication Critical patent/JP2019188587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6836606B2 publication Critical patent/JP6836606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

本発明はロボット制御装置およびシステムに関する。
従来、金属光沢を有するボルト等の物品を先端部に設けられたロボットハンドによって取出すロボットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このように、従来は、容易に形状が変化しない物品の取出作業にロボットハンドが用いられ、これにより作業効率の向上が図られていた。
特開2015−182184号公報
近年、ロボットハンドによって食品等の容易に形状が変化する物品の取出作業の実現が検討されている。例えば、シュークリーム、パン、ケーキ等の食品のロボットハンドによる取出しが試みられている。このような物品を把持するためにシリコン製又はゴム製のロボット指が用いられる場合もあるが、このような指もシュークリーム、パン、ケーキ等に比べるとかなり硬い場合が多い。このため、把持状態におけるロボット指の間隔である把持間隔又は把持力が適切でないと、物品に変形、破損等が簡単に生ずる。
解決案の一つとして、把持間隔を適切に設定することが考えられる。しかし、シュークリーム、パン、ケーキ等の物品は形状が一定でない場合が多い。このため、その日の製造を開始する際に把持間隔の設定が適切であっても、製造を行っている間に物品の硬さ、形状等の状態が僅かに変化し、当該変化によって把持間隔が適切ではなくなる場合が多くある。
また、前述のようにロボット指によって出来るだけ優しく物品を把持する必要がある。しかし、このような物品はその硬さに比べて重量が大きい場合も多い。このため、物品を適切に把持できる把持間隔又は把持力の範囲は狭い。このような課題を解決するために、各ロボット指の先端部に触覚センサを設けることも考えられる。しかし、ロボットハンドの構造および制御が複雑になり、コスト上昇にも繋がる。さらに、扱う物品に含まれる成分によるセンサの故障の懸念がある。また、制御が複雑になることによって作業効率が低下すると、ロボットハンドを用いるメリットが少なくなる又は無くなる。
前述の事情に鑑み、ロボットハンドによって軟らかい物品を適切に把持するために、ロボット指等である複数の把持部の把持間隔又は把持力を物品の状態に応じて適宜変更することができるロボット制御装置およびシステムの提供が望まれている。
本開示の第1態様のロボット制御装置は、複数の把持部によって物品を把持するロボットハンドを制御するロボット制御装置であって、前記物品を検出するための視覚センサによって得られた画像に基づき前記物品のサイズ情報を得るサイズ情報取得手段と、前記サイズ情報に応じて、把持状態における前記複数の把持部の間隔である把持間隔又は前記把持状態における前記複数の把持部による把持力を変化させる把持調整手段と、を備える。
このように、サイズ情報に応じて把持間隔又は把持力が変化するので、形状が一定ではない軟らかい物品が、複数の把持部によって適切に把持されるようになる。
上記態様において、好ましくは、前記サイズ情報が、前記画像中において前記物品として検出された領域の面積値である。
ここで、物品がシュークリーム、パン、ケーキ等の食品である場合、物品の形状、硬さ等は一定ではない。また、中にクリーム等の粘性が高い液体が封入されている物品は特に、その外周面の一部を凹ませると外周面の他の部分が膨らむ傾向を有する場合が多い。この場合、外周面の一部を凹ませた場合の平面視における物品の面積の変化が比較的小さいとも言える。
当該態様では、画像中において物品として検出された領域の面積値に応じて把持間隔又は把持力が変化し、これは形状が一定ではない物品を適切に把持するために有利である。
上記態様において、好ましくは、前記サイズ情報が、前記画像中において前記物品として検出された領域の寸法データである。
寸法データは、画像中の物品の最大直径、平均直径等である。この場合でも、形状が一定ではない物品を適切に把持することが可能である。
上記態様において、前記寸法データが、前記画像中において前記物品として検出された領域の周長データであることが好ましい。
寸法データが画像中の物品の最大直径、平均直径等である場合、寸法を測定する方向によってばらつきが生ずる可能性があるが、寸法データとして周長データを用いると、上記のばらつきの発生可能性を低減することができる。
上記態様において、好ましくは、前記ロボットハンドが、前記把持間隔又は前記把持力を複数のレベルに変化させるハンド制御装置を有するものであり、前記サイズ情報の値と前記複数のレベルとを対応付けるテーブル又は式が格納された記憶部を備え、前記把持調整手段が、前記テーブル又は前記式を用いて、前記複数のレベルのうち前記サイズ情報に応じたレベルに設定するための制御信号を前記ハンド制御装置に送信する。
複数の把持部の把持間隔又は把持力を複数のレベルに変化させるロボットハンドは、その制御が容易であり、構造の簡素化も容易である。このため、このようなロボットハンドが取出対象の物品の製造会社で用いられる場合が多い。
上記態様では、把持間隔又は把持力とサイズ情報の値とを対応づけるテーブル又は式を用いて、サイズ情報に応じたレベルに設定するための制御信号がハンド制御装置に送信される。このため、ロボット制御装置側の制御も簡素化することができ、把持間隔又は把持力の調整の手間も低減することができる。
上記態様において、好ましくは、前記把持調整手段が、単一又は複数の前記画像中の複数の前記物品の各々のサイズ情報の分布に基づき、前記複数のレベルに各々対応する前記サイズ情報の値を変える。
このように、把持調整手段が、画像中の物品の前記サイズ情報の分布に基づき、把持間隔又は把持力の各レベルに対応するサイズ情報の値を変えることは、物品の取出しミスの低減、物品に生ずる破損、変形、および接触痕の低減等のために有利である。
本開示の第2態様は、複数の把持部によって物品を把持するロボットハンドを制御するロボット制御装置であって、前記物品のサイズ情報を得るサイズ情報取得手段と、前記サイズ情報に応じて、把持状態における前記複数の把持部の間隔である把持間隔又は前記把持状態における前記複数の把持部による把持力を変化させる把持調整手段と、前記サイズ情報と、前記ロボットハンドによって前記物品を把持した時の把持状態の情報とに基づき、前記把持状態を改善するための学習を行う学習部と、を備える。
本開示の第3態様は、管理システムであって、物品を把持するロボットハンドを制御するロボット制御装置と、前記ロボット制御装置と通信可能な上位制御システムと、を備え、前記ロボット制御装置は、前記物品のサイズ情報と、前記ロボットハンドによって前記物品を把持した時の把持状態の情報とに基づき、前記把持状態を改善するための学習を行う学習部と、前記学習の結果を前記上位制御システムに出力する出力部と、を有し、前記上位制御システムは、前記ロボット制御装置から受信する前記学習の結果を蓄積する。
上記態様では、ロボットハンドによって軟らかい物品を適切に把持するために、ロボット指等である複数の把持部の把持間隔又は把持力を物品の状態に応じて適宜変更することができる。
一実施形態のロボットシステムの全体構成図である。 本実施形態のロボットシステムに用いるロボットハンドの正面図である。 本実施形態のロボットハンドの動作説明図である。 本実施形態のロボット制御装置のブロック図である。 本実施形態のロボット制御装置の制御部の作動を示すフローチャートである。 本実施形態のロボット制御装置の制御部の処理を示すフローチャートである。 本実施形態のロボット制御装置の記憶部に格納されているテーブルの例である。 本実施形態のロボット制御装置の記憶部に格納されているテーブルの例である。 本実施形態のロボット制御装置の記憶部に格納されているテーブルの例である。 本実施形態のロボット制御装置を有する管理システムのブロック図である。 本実施形態のロボット制御装置を有する管理システムのブロック図である。 本実施形態のロボット制御装置を有するシステムのブロック図である。 本実施形態のロボット制御装置を有するシステムのブロック図である。 本実施形態のロボット制御装置を有するシステムのブロック図である。
一実施形態に係るロボット制御装置20およびロボットシステムについて、図面を用いながら以下説明する。
本実施形態のロボットシステムは、図1に示されるように、コンベヤ等の搬送装置2によって搬送される物品Aが、ロボット10に取付けられたロボットハンド30によって、搬送装置2上から取出される。本実施形態では、物品Aはシュークリーム、パン、ケーキ等の形状が一定でない軟らかいものである。
本実施形態ではロボット10はパラレルリンクロボットであり、ロボット10は、本体部11と、本体部11の下方に配置された可動プレート12と、本体部11と可動プレート12とを連結する3つのリンク部13と、可動プレート12に取付けられた手首部14とを有する。なお、ロボット10は垂直多関節ロボット、水平多関節ロボット(スカラロボット)等であってもよい。
本体部11は、図1に示されるように、略水平方向に延びるベース部材11aと、ベース部材11aの下面に固定された3つの駆動部11bとを有する。各駆動部11b内には、減速機付きのサーボモータ15(図4)が収容され、各駆動部11bの出力軸にリンク部13の駆動リンク13aの一端部が固定されている。また、複数のリンク部13のうち1つには手首部14の手首フランジ14aを鉛直軸線周りに回転させるサーボモータ16(図1、図4)が取付けられている。
図1に示されるように、各リンク部13は、駆動リンク13aと、駆動リンク13aの他端に一端が連結された従動リンク13bとを有する。駆動リンク13aの他端と従動リンク13bの一端とは球面ベアリングを用いて連結されている。また、各従動リンク13bの他端は球面ベアリングを用いて可動プレート12に連結されている。
本体部11のベース部材11aは例えば図示しないフレームによって支持され、これによりロボット10が搬送装置2の上方に配置されている。
ロボットハンド30は手首フランジ14aに支持されている。つまり、ロボットハンド30は手首フランジ14aと共に前記鉛直軸線周りに回転する。なお、手首部14がロボットハンド30の一部分であってもよい。
図1、図2等に示されるように、ロボットハンド30は複数の把持部31を有しており、各把持部31はゴム状弾性を有する材料から形成されている。ゴム状弾性を有する材料として、ゴム、シリコン等を用いることができる。本実施形態では各把持部31は内部空間31aを有するロボット指であり、各内部空間31aに供給されるエアの圧力に応じて各把持部31が屈曲する(図3)。ロボットハンド30として、例えば、Soft Robotics社製のM4FC、M5FC等を用いることができる。
図1に示されるように、ロボットハンド30の各把持部31はエア供給管32を経由してハンド制御装置40に接続されており、ハンド制御装置40は図示しないエア供給源に接続されている。ハンド制御装置40は圧力調整弁を有し、ロボットハンド30の各把持部31に供給されるエア圧は、圧力調整弁によって複数レベルに調整される。本実施形態では、一例として、ハンド制御装置40は各把持部31に供給するエア圧をレベル1からレベル5の5段階に調整することができる。なお、エア圧のレベルの数は5段階に限定されない。
ハンド制御装置40によって複数の把持部31にエアが供給されると、図3に示されるように、複数の把持部31の先端部が互いに近付き、複数の把持部31が物品Aを把持するための把持状態となる。ハンド制御装置40によって複数の把持部31の内部空間31aが大気圧又は負圧になると、複数の把持部31が物品Aを離すための非把持状態となる。なお、図3では、各把持部31に適切な圧力よりも高いエア圧が加えられることによって、物品Aに望ましくない変形が生じている。
ハンド制御装置40から複数の把持部31に供給するエア圧をレベル1にした時よりも、ハンド制御装置40から複数の把持部31に供給するエア圧をレベル5にした時の方が、複数の把持部31の先端部の互いの距離が近くなり、複数の把持部31による物品Aの把持力が大きくなる。レベル2〜4のエア圧は、レベル1とレベル5の間で複数の把持部31の先端部の互いの距離を段階的に変えるものである。つまり、レベル1〜5のエア圧は、複数の把持部31の先端部の互いの間隔である把持間隔を複数のレベルに変化させ、複数の把持部31による把持力も複数のレベルに変化させる。
搬送装置2の上方には視覚センサ50が設けられている。視覚センサ50は搬送装置2上の物品Aの画像を得られるものであればよく、視覚センサ50として二次元カメラ、三次元カメラ、三次元センサ等が用いられる。視覚センサ50によって撮像された画像はロボット制御装置20に逐次送信される。
ロボット制御装置20は、図4に示されるように、プロセッサ等を有する制御部21と、表示装置22と、不揮発性ストレージ、ROM、RAM等を有する記憶部23と、キーボード、タッチパネル、操作盤等である入力装置24と、信号の送受信を行うための送受信部25と、各サーボモータ15にそれぞれ接続されたサーボ制御器26と、サーボモータ16に接続されたサーボ制御器27とを備えている。入力装置24および送受信部25は入力部として機能する。
記憶部23にはシステムプログラム23aが格納されており、システムプログラム23aはロボット制御装置20の基本機能を担っている。また、記憶部23には取出プログラム23b、サイズ情報取得プログラム(サイズ情報取得手段)23c、および把持調整プログラム(把持調整手段)23dが格納されている。制御部21は、取出プログラム23b、サイズ情報取得プログラム23c、および把持調整プログラム23dに基づき、各サーボモータ15,16を制御し、ロボットハンド30による把持を調整するための制御信号をハンド制御装置40に送信する。
以下、ロボット10がロボットハンド30によって搬送装置2上の物品Aの取出作業を行う際の制御部21の処理を、図5および図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、下記制御は、搬送装置2によって物品Aが搬送されている状態で行われる。
制御部21は、入力装置24又は送受信部25から開始信号を受付けると(ステップS1−1)、視覚センサ50から送信される画像に周知の画像処理を行いながら、当該画像中の物品Aを取出すための取出処理を行う(ステップS1−2)。
ステップS1−2の取出処理の一例が図6に説明されている。図6の例では、先ず、制御部21は、取出プログラム23bに基づき、周知の画像処理が行われた画像において物品Aの位置検出を開始する(ステップS2−1)。また、制御部21は、取出プログラム23bに基づき、複数の画像中の同一の物品Aの位置に基づき搬送装置2の移動速度を算出し、算出した移動速度に基づく物品Aの位置追跡(トラッキング)を開始する(ステップS2−2)。
そして、制御部21は、サイズ情報取得プログラム23cに基づき、位置の追跡が行われている物品Aの面積情報(サイズ情報)を画像処理が行われた画像を用いて得る(ステップS2−3)。追跡されている物品Aが複数存在する場合は、制御部21は複数の物品Aのそれぞれの面積情報を得る。一例では、前記画像処理は二値化処理であり、物品Aの面積情報は二値化処理によって抽出される領域の面積値(サイズ情報)である。
続いて、制御部21は、把持調整プログラム23dに基づき、複数の把持部31に供給するエア圧をレベル1からレベル5の何れかすべきかを決定する(ステップS2−4)。
ステップS2−4では、例えば、記憶部23に格納されている図7に示されるようなテーブル23eを用いて、制御部21が物品Aの面積値に対応するエア圧のレベルを決定する。テーブル23eでは、複数の面積範囲が設定されており、複数の面積範囲にそれぞれレベル1からレベル5のエア圧が対応している。制御部21は、記憶部23に格納されているテーブル23eを用いて、追跡している各物品Aの面積値に対応するエア圧のレベルを決定する。なお、テーブル23eにおいて、25〜27の意味は25以上27未満である。
ここで、シュークリーム等である物品Aはロボットハンド30の把持部31に比べて軟らかい。把持部31は柔軟性を有する材料から形成されているが、物品Aに比べるとかなり硬い。このため、ステップS2−4で決定されるエア圧は、複数の把持部31によって物品Aに破損、変形、接触痕等を生じさせないエア圧であることが望ましい。つまり、図3のように物品Aを大きく変形させるエア圧は適切ではない。一方、シュークリーム等の物品Aはその硬さに比べて重量が大きい。このため、複数の把持部31によって物品Aを破壊せずに持ち上げるために、テーブル23eの各面積範囲が狭いことが好ましい。
続いて、制御部21は、取出プログラム23bに基づき、追跡している物品Aを取出すための制御信号を各サーボ制御器26,27に送信する(ステップS2−5)。また、制御部21は、把持調整プログラム23dに基づき、当該物品Aに関して決定されたレベルのエア圧を各把持部31に供給するための制御信号をハンド制御装置40に送信する(ステップS2−6)。これにより、当該物品Aが搬送装置2から取出される。
制御部21は、取出プログラム23bに基づき、把持している物品Aを搬送先であるコンベヤ3上に載置するための制御信号を各サーボ制御器26,27に送信する(ステップS2−7)。そして、制御部21は、入力装置24又は送受信部25から終了信号を受付けるまで(ステップS2−8)、ステップS2−3〜S2−7を繰り返す。
なお、テーブル23eの代わりに、物品Aの面積値からエア圧のレベルを決定する式が記憶部23に格納されていてもよい。この場合、ステップS2−4において、制御部21は、記憶部23に格納されている式を用いて、エア圧レベル1〜5の中において追跡している各物品Aの面積値に対応するエア圧のレベルを決定する。
なお、エア圧レベル1〜5の中において追跡している各物品Aの面積値に対応するエア圧のレベルを他の周知の手段、方法等を用いて決定することも可能である。
このように、本実施形態では、物品Aを検出するための視覚センサ50によって得られた画像に基づき、物品Aのサイズ情報として物品Aの面積値を得る。そして、制御部21は、面積値に応じて、把持状態における複数の把持部31の間隔である把持間隔又は把持状態における複数の把持部31による把持力を変化させる。
このように、制御部21がサイズ情報に応じて把持間隔又は把持力を変化させるので、形状が一定ではない軟らかい物品Aが、複数の把持部31によって適切に把持されるようになる。
ここで、シュークリーム、パン、ケーキ等の食品である物品Aの形状、硬さ等は一定ではない。また、中にクリーム等の粘性が高い液体が封入されている物品Aは特に、その外周面の一部を凹ませると外周面の他の部分が膨らむ傾向を有する場合が多い。この場合、外周面の一部を凹ませた場合の平面視における物品Aの面積の変化が比較的小さいとも言える。
本実施形態では、制御部21は、画像中において物品Aとして検出された領域の面積値に応じて把持間隔又は把持力を変化させており、これは形状が一定ではない物品Aを適切に把持するために有利である。
なお、制御部21は、画像中において物品Aとして検出された領域の寸法データに応じて把持間隔又は把持力を変化させることも可能である。寸法データは、画像中の物品Aの最大直径、平均直径等である。この場合でも、形状が一定ではない物品Aを適切に把持することが可能であるが、寸法を測定する方向によってばらつきが生ずる可能性もある。これに対し、面積値を用いる場合、上記のばらつきの発生可能性を低減することができる。なお、寸法データとして周長データを用いると、上記のばらつきの発生可能性を低減することができる。
本実施形態では、ロボットハンド30が、把持間隔又は把持力を複数のレベル1〜5に変化させるハンド制御装置40を有するものであり、サイズ情報である面積値と前記複数のレベル1〜5とを対応付けるテーブル23e又は式が格納された記憶部23を備え、制御部21が、テーブル23e又は式を用いて、前記複数のレベル1〜5のうち追跡している物品Aの面積値に応じたレベルに設定するための制御信号をハンド制御装置40に送信する。
複数の把持部31の把持間隔又は把持力を複数のレベルに変化させるロボットハンド30は、その制御が容易であり、構造の簡素化も容易である。このため、このようなロボットハンド30が取出対象の物品Aの製造会社で用いられる場合が多い。
本実施形態では、把持間隔又は把持力と面積値とを対応づけるテーブル23e又は式を用いて、面積値に応じたレベルに設定するための制御信号がハンド制御装置40に送信される。このため、ロボット制御装置20側の制御も簡素化することができ、把持間隔又は把持力の調整の手間も低減可能である。
前述のように、例えばシュークリーム、パン、ケーキ等である物品Aの形状、硬さ等は一定ではなく、その形状、硬さ等は日々変化する。このため、把持間隔又は把持力が日々調整されることが好ましい。
このために、記憶部23に複数種類のテーブルが保存されていてもよい。例えば、図8に示されるように、レベル1〜5に各々対応する面積値の範囲が図7のテーブル23eに対して異なるテーブル23fがさらに保存されていてもよい。図8のテーブル23fは、例えば物品Aが通常よりも硬い時に用いられるものである。
物品Aの形状のばらつき幅が小さい日は、ハンド制御装置40の圧力調整弁の複数レベルの保持圧を互いに近付けると共に、記憶部23に保存されている図9のテーブル23gを用いてもよい。当該調整は、物品Aのばらつき幅が小さい時に行われる。
複数のテーブル23e,23f,23gの代わりに、レベル1〜5に対応する面積値が互いに異なる複数の式が記憶部23に格納されていてもよい。
さらに、制御部21が、単一又は複数の画像に基づき求められる複数の物品Aの面積値の分布に基づいて、テーブル23e,23fのうち一方を選択して用いてもよく、同様に、記憶部23に格納されている複数の式のうち一つを選択して用いてもよい。
このように、制御部21が、画像中の物品Aの面積値の分布に基づき、各レベル1〜5に対応する面積値を変えることは、物品Aの取出しミスの低減、物品Aに生ずる破損、変形、および接触痕の低減等のために有利である。
なお、搬送装置2におけるロボット10の作業エリア又はその下流側を撮像する観察撮像装置をさらに設けることも可能である。この場合、ロボット10により取出すことができなかった物品Aが撮像装置によって検出される。このような物品Aが閾値よりも多い場合に、制御部21は、各レベル1〜5の把持間隔又は把持力に対応する面積値の範囲を変える。例えば、ステップS2−4において用いる基準をテーブル23fからテーブル23eに変更する。当該構成を用いると、調整作業の手間が低減され、物品Aの生産効率が向上する。
また、物品Aがエクレア等の長手軸を有するものである場合でも、前述のように面積値に応じた把持間隔又は把持力の調整が可能であり、前述と同様の効果が得られる。なお、長手軸を有する物品Aの場合は、制御部21は、ステップS2−1において、物品Aの位置および姿勢(長手軸が向いている方向)を検出する。制御部21が、ステップS2−1において、さらに物品Aの重心位置を検出してもよい。
なお、ロボットハンド30の把持部31が金属製又は硬質プラスチック製の周知のロボット指であってもよい。この場合、物品Aのサイズ情報としての物品Aの面積値に応じて、制御部21は複数のロボット指の先端部の間隔である把持間隔又は複数のロボット指による把持力を変化させる。この場合でも前述と同様の作用効果が達成され得る。
また、ロボットハンド30が球形であってもよい。この場合、ロボットハンド30は、その内部に封入されるエア圧に応じて、球の複数個所が互いに近付いて物品Aを把持し、球の複数個所の各々が把持部として機能する。
前記実施形態において、ロボット制御装置20が学習機能を持っていてもよい。例えば、記憶部23に学習プログラム(学習部)23hが格納されており、制御部21が学習プログラム23hに基づき学習を行ってもよい。
例えば、学習は前述のステップS2−1〜S2−7のように物品Aの取出処理が行われる時に行われる。制御部21は、学習用情報を用いて、面積値とエア圧のレベルとを対応させるテーブル又は式を作成し、作成されたテーブル又は式を記憶部23に格納する。このようなテーブル又は式の作成は、把持状態を改善するための学習の成果である。
学習用情報の例は、取出処理に用いられているサイズ情報とエア圧のレベルとを対応させたテーブル又は式である。学習用情報の他の例は、サイズ情報およびエア圧情報である。サイズ情報には、前述のように物品Aについて検出された面積値、寸法データ、周長データ、重心位置等の情報が含まれる。また、サイズ情報には、他の工程、例えば検査工程における検査装置で得られた各物品Aの面積、寸法、重量等の情報が含まれる。また、サイズ情報には、測定によって得られた各物品Aの面積、寸法、重量等に基づきオペレータが入力装置24に入力する情報も含まれる。他の学習用情報の例は、取出処理に用いられているロボットハンド30および把持部31の仕様である。他の学習用情報の例は、取出処理に用いられているロボット10および搬送装置2の仕様である。他の学習用情報の例は、取出処理の際の搬送装置2の搬送速度である。他の学習用情報の例は、各物品Aの硬さ、平均重量等の物品の品質情報である。他の学習用情報の例は、前記観察撮像装置に基づき得られた把持状態の情報である。把持状態の情報には、把持の成否の情報、各物品Aの変形度合の情報等が含まれる。作成されたテーブル又は式は前記学習用情報と共に記憶部23に格納される。
制御部21は、例えば、取出処理を行った際のサイズ情報とエア圧との関係と、把持状態との対比を行う。制御部21が、取出処理を行った際のサイズ情報とエア圧との関係および物品Aの種類又は物品Aの品質と、把持状態との対比を行ってもよい。
上記のロボットハンド30および把持部31の仕様、搬送装置2の搬送速度、および物品の品質情報等は、オペレータがロボット制御装置20に入力してもよい。また、取出処理を行っている際にオペレータが把持の成否、各物品Aの変形度合等を観察し、観察結果がロボット制御装置20に入力され、入力された情報が上記学習に用いられてもよい。また、品質検査工程において得られた結果がロボット制御装置20に入力され、入力された情報が上記学習に用いられてもよい。
このようにロボット制御装置20において学習が行われると、ロボットハンド30による物品Aの把持がより適切となる。
図11に示されるように、複数のロボット制御装置20が上位制御システム100に接続されていてもよい。上位制御システム100は、例えば、複数のロボット制御装置20と有線で接続されたコンピュータ、複数のロボット制御装置20と同じ敷地内に配置されたコンピュータ等である。上位制御システム100はフォグコンピュータと称される時もある。上位制御システム100は、生産管理システム、出荷管理システム、ロボット用管理システム、部門管理システム等であり得る。
複数の上位制御システム100が他の上位制御システム200等に接続されていてもよい。上位制御システム200は、例えば、複数の上位制御システム100と有線又は無線で接続されたクラウドサーバである。複数のロボット制御装置20と上位制御システム100,200とによって例えば管理システムが形成される。 上位制御システム100および上位制御システム200は、それぞれ、プロセッサ等を有する制御部と、表示装置と、不揮発性ストレージ、ROM、RAM等を有する記憶部と、キーボード、タッチパネル、操作盤等である入力装置等を備えている。
このようなシステムは、例えば図12に示されるように、複数のエッジコンピュータ8、複数の上位制御システム100、および単一又は複数の上位制御システム200を含んでいてもよい。図12のシステムにおいて、制御装置、ロボット制御装置、およびロボットは、エッジコンピュータ8であり得る。制御装置、ロボット制御装置、およびロボットの一部が上位制御システム100であってもよい。図12のシステムは、有線又は無線のネットワークを備えている。
複数のエッジコンピュータ8が、前記学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200に前記学習用情報を送信してもよい。例えば図13に示される構成で当該送信が行われる。この場合、学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、受信した学習用情報を用いて学習を行い、各エッジコンピュータ8によるロボットの制御のための動作パラメータ(学習結果)、動作プログラム(学習結果)等を自動的且つ正確に求めることが可能である。
また、学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、受信した学習用情報を用いて、複数のエッジコンピュータ8がそれぞれ制御する複数のロボットの共通の動作パラメータ(学習結果)、動作プログラム(学習結果)等を求めることが可能である。つまり、前記複数のロボットが共通の動作パラメータ又は動作プログラムを有することになる。当該システムによれば、多様なデータ集合を用いて、学習の速度、信頼性等を向上することができる。
また、前記学習機能を有するエッジコンピュータ8および上位制御システム100の複数が、前記学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200に前記学習用情報、学習において作成された学習モデル、および学習結果の少なくとも一つを送信してもよい。例えば図14に示される構成で当該送信が行われる。学習機能を有する他のエッジコンピュータ8、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、受信した情報に基づく知識の最適化や効率化の処理を行うことで、新たに最適化又は効率化された学習モデル又は学習結果を生成する。生成された学習モデル又は学習結果はロボットを制御するエッジコンピュータ8に配布される。学習結果が配布される場合、配布先のエッジコンピュータ8は学習機能を持っていなくてもよい。
エッジコンピュータ8の間で前記学習用情報、学習モデル、および学習結果を共有することが可能である。例えば図14に示される構成で当該共有が行われる。これは、機械学習の効率の向上に繋がる。また、互いにネットワークで接続された複数のエッジコンピュータ8のうちの一部のエッジコンピュータ8に学習機能を実装し、一部のエッジコンピュータの学習結果を他のエッジコンピュータ8によるロボットの制御に用いることも可能である。これは、機械学習に要するコストの低減に繋がる。
上記実施形態に即した例を以下説明する。
例えば、図10のようにロボット制御装置20が他のロボット制御装置20に接続されていてもよい。この場合、前述のように学習によって得られたテーブル(学習結果)又は式(学習結果)が、ロボット制御装置20の無線又は有線の送受信部(出力部)25によって、他のロボット制御装置20に必要な情報と共に送られてもよい。必要な情報は、当該テーブル又は式の作成に関連するロボット10および搬送装置2の仕様、ロボットハンド30および把持部31の仕様、物品の品質情報等である。他のロボット制御装置20も同様にロボット制御装置20に学習結果を送信する。
ロボット制御装置20および他のロボット制御装置20は、受信したテーブル又は式を物品Aの取出作業に用いることができる。また、ロボット制御装置20および他のロボット制御装置20は、受信したテーブル又は式を学習用情報として用いることができる。
また、学習によって得られたテーブル又は式が、ロボット制御装置20から上位制御システム100又は上位制御システム200に必要な情報と共に送られてもよい(図11)。必要な情報は、当該テーブル又は式の作成に関連するロボット10および搬送装置2の仕様、ロボットハンド30および把持部31の仕様、物品Aの品質情報等である。
上位制御システム100又は上位制御システム200は、同一又は同種のロボットハンド30又は把持部31の仕様に関する複数のテーブル又は式を用いて学習を行い、新たなテーブル又は式を作成することができる。
上位制御システム100又は上位制御システム200は、作成したテーブル又は式をロボット制御装置20に送信する。
ロボット制御装置20は、受信したテーブル又は式を物品Aの取出作業に用いることができる。また、他のロボット制御装置20は、当該ロボット制御装置20が学習を行う時に、受信したテーブル又は式を学習用情報として用いることもできる。
なお、ロボット制御装置20、上位制御システム100、又は上位制御システム200は、作成したテーブル又は式を、学習機能を持たないロボット制御装置に送信することも可能である。これにより、学習機能を持たないロボット制御装置およびそのロボットハンドによる物品の把持が改善される。
2 搬送装置
10 ロボット
11 本体部
14 手首部
14a 手首フランジ
15,16 サーボモータ
20 ロボット制御装置
21 制御部
22 表示装置
23 記憶部
23h 学習プログラム(学習部)
24 入力装置
25 送受信部
26,27 サーボ制御器
30 ロボットハンド
31 把持部
31a 内部空間
32 エア供給管
40 ハンド制御装置
50 視覚センサ
100 上位制御システム
200 上位制御システム
A 物品

Claims (12)

  1. 複数の把持部によって物品を把持するロボットハンドを制御するロボット制御装置であって、
    前記物品を検出するための視覚センサによって得られた画像に基づき前記物品のサイズ情報を得るサイズ情報取得手段と、
    前記サイズ情報に応じて、把持状態における前記複数の把持部の間隔である把持間隔又は前記把持状態における前記複数の把持部による把持力を変化させる把持調整手段と、を備え、
    前記ロボットハンドが、前記把持間隔又は前記把持力を複数のレベルに変化させるハンド制御装置を有するものであり、
    前記サイズ情報の値と前記複数のレベルとを対応付けるテーブル又は式が格納された記憶部を備え、
    前記把持調整手段が、前記テーブル又は前記式を用いて、前記複数のレベルのうち前記サイズ情報に応じたレベルに設定するための制御信号を前記ハンド制御装置に送信するロボット制御装置。
  2. 前記サイズ情報が、前記画像中において前記物品として検出された領域の面積値である、請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記サイズ情報が、前記画像中において前記物品として検出された領域の寸法データである、請求項1に記載のロボット制御装置。
  4. 前記寸法データが、前記画像中において前記物品として検出された領域の周長データである、請求項3に記載のロボット制御装置。
  5. 前記把持調整手段が、単一又は複数の前記画像中の複数の前記物品の各々の前記サイズ情報の分布に基づき、前記複数のレベルに各々対応する前記サイズ情報の値を変える、請求項1〜4の何れかに記載のロボット制御装置。
  6. 複数の把持部によって物品を把持するロボットハンドを制御するロボット制御装置であって、
    前記物品のサイズ情報を得るサイズ情報取得手段と、
    前記サイズ情報に応じて、把持状態における前記複数の把持部の間隔である把持間隔又は前記把持状態における前記複数の把持部による把持力を変化させる把持調整手段と、
    前記サイズ情報と、前記ロボットハンドによって前記物品を把持した時の把持状態の情報とに基づき、前記把持状態を改善するための学習を行う学習部と、を備えるロボット制御装置。
  7. 前記学習の結果を出力する出力部をさらに備える、請求項に記載のロボット制御装置。
  8. 前記学習の結果を他のロボット制御装置に出力するように構成され、前記他のロボット制御装置から学習の結果を受信するように構成されている、請求項又はに記載のロボット制御装置。
  9. 前記学習の結果を上位制御システムに出力するように構成され、前記上位制御システムから学習の結果を受信するように構成されている、請求項又はに記載のロボット制御装置。
  10. システムであって、
    物品を把持するロボットハンドを制御するロボット制御装置と、
    前記ロボット制御装置と通信可能な上位制御システムと、を備え、
    前記ロボット制御装置は、
    前記物品のサイズ情報と、前記ロボットハンドによって前記物品を把持した時の把持状態の情報とに基づき、前記把持状態を改善するための学習を行う学習部と、
    前記学習の結果を前記上位制御システムに出力する出力部と、を有し、
    前記上位制御システムは、前記ロボット制御装置から受信する前記学習の結果を蓄積する、システム。
  11. 前記上位制御システムは、前記学習の結果を用いて前記上位制御システムにおいて行われた学習の結果を、前記ロボット制御装置に送信するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記上位制御システムは、前記学習の結果、又は、前記学習の結果を用いて前記上位制御システムにおいて行われた学習の結果を、学習機能を持たないロボット制御装置に送信するように構成されている、請求項10又は11に記載のシステム。
JP2019011349A 2018-04-24 2019-01-25 ロボット制御装置およびシステム Active JP6836606B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16/372,922 US11584016B2 (en) 2018-04-24 2019-04-02 Robot controller and system
CN201910295319.4A CN110394797A (zh) 2018-04-24 2019-04-12 机器人控制装置和***
DE102019109880.7A DE102019109880B4 (de) 2018-04-24 2019-04-15 Robotersteuerung und System

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018083184 2018-04-24
JP2018083184 2018-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019188587A JP2019188587A (ja) 2019-10-31
JP6836606B2 true JP6836606B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=68389749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019011349A Active JP6836606B2 (ja) 2018-04-24 2019-01-25 ロボット制御装置およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6836606B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7395968B2 (ja) * 2019-11-06 2023-12-12 日本電気株式会社 制御装置、制御システム、制御方法およびコンピュータプログラム
EP4079469A4 (en) * 2019-12-16 2023-09-13 FingerVision Co., Ltd. GRIPPER DEVICE, CONTROL METHOD AND PROGRAM
JP7337285B2 (ja) * 2020-10-19 2023-09-01 三菱電機株式会社 ロボット制御装置およびロボット制御方法
CN116830056A (zh) * 2021-02-05 2023-09-29 三菱电机株式会社 生产管理装置、生产***、生产管理方法以及生产管理程序
CN114551968A (zh) * 2022-02-25 2022-05-27 上海兰钧新能源科技有限公司 一种电芯模组固胶***及方法
CN114803472B (zh) * 2022-04-22 2023-12-26 深圳航天科技创新研究院 基于机器人的夹紧控制方法及控制***

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018027581A (ja) * 2016-08-17 2018-02-22 株式会社安川電機 ピッキングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019188587A (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6836606B2 (ja) ロボット制御装置およびシステム
US11584016B2 (en) Robot controller and system
US11312581B2 (en) Object grasp system and method
CN108000524B (zh) 模拟装置、模拟方法、模拟程序以及存储介质
JP6793428B1 (ja) 物体を把持および保持するためのロボットマルチグリッパアセンブリおよび方法
US11772262B2 (en) Detecting slippage from robotic grasp
EP3284563B1 (en) Picking system
US10864632B2 (en) Direct teaching method of robot
Li et al. A Control Framework for Tactile Servoing.
US10279485B2 (en) Robot system and method of detecting deformation of end effector
JP2021030439A (ja) 物体を把持および保持するためのロボットマルチグリッパアセンブリおよび方法
US20140031978A1 (en) Robot hand, robot system provided with the robot hand, method of production using the robot system and product produced by the method
JP5887383B2 (ja) 物品をコンベヤに整列させる物品整列装置
US20190161289A1 (en) Food packing device
CN116834040A (zh) 具有物件丢失管理机制的机器人***
US10625953B2 (en) Robot
WO2018116589A1 (ja) 産業機器用の画像認識プロセッサ及びコントローラ
US11565406B2 (en) Multi-tentacular soft robotic grippers
JP7050573B2 (ja) 物品配置システム及び食品盛り付けシステム
JP2019188580A (ja) 情報処理装置、制御方法、ロボットシステム、コンピュータプログラム、及び記憶媒体
US10427301B2 (en) Robot system and robot controller
US20190256301A1 (en) Food packing device
US20180215044A1 (en) Image processing device, robot control device, and robot
US20200164506A1 (en) Systems and methods for a passive grasping surface on an active grasping robotic manipulator
US11685058B2 (en) Soft robotic tentacle gripper

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6836606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150