JP6834067B1 - 異常兆候探索装置 - Google Patents

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Abstract

異常兆候探索装置(100、100A)において、設備のセンサから得られる計測情報、計測情報から検出された異常兆候、及び設備の点検情報を含むデータのうち、異常兆候の探索に必要なデータの要求と受信を行い、データを取得するデータ要求受信部(200)と、データ要求受信部(200)で取得したデータを蓄積するデータ蓄積部(300)と、表示装置(103)に画面表示部品を表示するデータの登録および画面表示部品間で連携するデータと連携する画面表示部品との対応付けを行い、入力装置(102)からの入力内容に応じて変更された情報をデータ蓄積部(300)へ格納し画面表示部品へ変更内容を連携する連携部(400)と、連携部(400)を介して取得し、データ蓄積部(300)に蓄積したデータに基づいて設備の詳細情報と複数信号における異常兆候の伝搬情報を表示する部品描画管理部(500)を備えるようにした。

Description

本願は、異常兆候探索装置に関するものである。
一般的に、プラント設備では、運用、保守管理のために運転状況、温度、圧力、流量などのセンサデータ、あるいは点検データなどの膨大なデータが収集されている。設備運用・管理の高度化のため、この収集されたデータから正常時と異常時のデータをAIなどの解析技術を活用して学習を行い、リアルタイムに収集されたデータと学習結果を比較することで、異常兆候を検知する技術が進められている。設備の故障による異常、あるいは火災などの事故が発生する前に運転員に通知を行うことで、判断を促し、機器を停止させる前に対策を取ることが可能になるため、運用コストの低減、あるいは設備管理の最適化が期待されている。しかし、AI、あるいは統計処理による異常の判定では、閾値、あるいは学習データから外れているとういうことであり、実際にどのような現象が起こったのかを説明するものではない。また、検知結果だけでは、その後の対処方法を判断することが困難である。
そこで、異常、あるいは異常兆候の判定根拠および現象の説明を容易にすることを目的として、判定結果を確認しやすく表示できる装置が提案されている。例えば、特許文献1によれば、統計処理による単信号の判定根拠および現象を確認できるGUI画面が提案されており、単信号に対して異常判定の根拠を説明可能としている。また、特許文献2によれば、複数の関連信号で検知した異常判定方法が正しく機能しているか確認できるGUI画面が提案されており、複数信号に対しての判定方法を説明可能としている。
特開2012-89057号公報 特開2014-142697号公報 特開2008-278043号公報
特許文献1では、異常検知数とプラントデータ、検知ルール条件から統計処理による単信号の異常判定の根拠および現象を確認できるGUI画面が提案されているが、複数信号にまたがって発生する異常の根拠および現象の説明ができない。また、特許文献2では、異常検知数とプラントデータ、検知ルール条件から複数の関連信号で検知した異常判定方法が正しく機能しているか確認できるGUI画面が提案されているが、遅れて伝搬した異常、あるいは異常が現れる初期段階の要因を検知する場合、異常の伝搬速度は事象によってばらつきがあるため、機械的な検知方法では過剰に検出される可能性がある。このような場合は、人が要因を探索する必要がある。また、複数信号の異常の伝搬を確認できるGUI画面ではないため、複数信号で発生した事象の説明が難しいという問題があった。
本願は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数信号の異常伝搬を人が探索しやすく表示することで、異常兆候の要因となるデータへのアクセス性を向上し、異常の発生現象の説明を容易にする異常兆候探索装置を提供することを目的とする。
本願に開示される異常兆候探索装置は、設備に設けられたセンサから得た計測情報、前記計測情報から検出される検出情報、および前記設備を点検して得た点検情報を含む期日付きデータの送信を、当該データを蓄積する外部のデータ蓄積装置に要求し、当該データ蓄積装置から当該データを受信するデータ要求受信部と、
前記データ要求受信部から前記データを受信して蓄積するデータ蓄積部と、
前記データ蓄積部から前記データを受信し、受信したデータの種類に応じて当該データを区分けして外部の表示装置に各別の、表示期間の選択のための期間選択部品および複数信号の異常兆候が伝搬する様子を表示するための3次元伝搬部品を含む画面表示部品として表示する際に画面表示部品間で連携される表示期日を含む表示期間情報を有する連携データと、当該連携データを有する前記画面表示部品との対応付けを行って、連携部品データとして登録し、登録した連携部品データを前記データ蓄積部に送信するとともに、前記表示期日の変更を含む変更された表示期間情報を有する前記連携データの変更に応じて前記連携部品データを変更して前記データ蓄積部へ送信する連携部と、
外部の入力装置から前記期日付きデータを受信して前記連携部にこの受信したデータを送信するとともに、前記連携部を介して前記データ蓄積部に蓄積されたデータを取得し、取得したデータのうち、表示期間を短くした画面表示部品に応じて、当該データを前記表示装置に前記点検情報および前記計測情報を対応させつつ区分けして表示するための再描画処理を含む描画処理を行い、変更された表示期間情報に基づき、AI技術、あるいは統計処理によるルールベースで検知された、前記設備に対応した異常兆候の検知結果を含む描画処理したデータを前記表示装置に送信する部品描画管理部と、
を備えることを特徴とするものである。
本願に開示される異常兆候探索装置によれば、複数信号の異常伝搬を人が探索しやすく表示することで、異常兆候の要因となるデータへのアクセス性を向上し、異常の発生現象の説明を容易にする異常兆候探索装置を提供することが可能となるとともに、異常兆候の伝搬傾向を把握しながら、期間を軸に詳細に確認したい情報を絞り込むことで、異常兆候の要因となるデータを容易に探索することが可能となる。


実施の形態1に係る異常兆候探索装置の一例を示す構成図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置がプラントデータを取得し、画面表示部品を表示するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置がプラントデータを取得しプラントデータを格納するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置が表示装置に表示するプラントデータの信号グループ、および期間を選択するときの画面例を示す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置が連携する画面表示部品を設定処理するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置の連携部品登録部において連携する画面表示部品のデータ例を示す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置が画面表示部品で使用する連携項目例を示した図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置のプラント詳細情報を表示装置に表示するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置の信号選択一覧部品と期間選択部品と3次元伝搬部品の画面例を示す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置が選択信号を取得し、伝搬詳細情報とプラント詳細情報を表示、画面表示部品の描画更新処理をするまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置のユーザが選択した信号と期間に基づき、伝搬詳細情報とプラント詳細情報を表示し、画面表示部品の描画更新処理をした画面例を示す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置がユーザ操作に基づき、画面表示部品の表示期間情報の変更を画面表示部品へ更新するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態1に係る異常兆候探索装置の期間選択部品で発生したユーザ操作に基づき、画面表示部品が更新された画面例を示す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置の一例を示す構成図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置の連携部品登録部、およびイベント処理部において連携するデータおよびイベントタイプの設定処理の動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置のイベントタイプの例を示す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置の連携部品登録部において連携する画面表示部品の設定処理をするまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置の連携部品登録部において連携する画面表示部品のデータ例を示す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置が画面表示部品で使用する連携項目例を示した図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置がユーザの操作によるイベントに基づき、画面表示部品のデータ更新処理を実行するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置が期間選択部品で発生したイベントに基づき、画面表示部品が更新された画面例を示す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置がユーザ操作によるイベントに基づき、画面表示部品の更新処理を実行するまでの動作を示すフローチャートを表す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置がユーザ操作によるイベントに基づき、画面表示部品を切り替える画面例を示す図である。 実施の形態2に係る異常兆候探索装置がユーザ操作によるイベントに基づき、プラント詳細部品をカラー表示部品に切り替える画面例を示す図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る異常兆候探索装置を、図に基づいて説明する。図1は、異常兆候探索装置を示す構成図である。図1において、異常兆候探索装置100は、データ要求受信部200とデータ蓄積部300と連携部400と部品描画管理部500から構成される。
また、データ蓄積部300は、選択信号一覧蓄積部31と、表示期間蓄積部32と、異常兆候検知結果蓄積部33および、マスタデータ蓄積部34から構成される。連携部400は、連携部品登録部41と、変更通知部42から構成される。部品描画管理部500は、信号選択描画処理部51と、期間選択描画処理部52と、伝搬詳細情報描画処理部53と、3次元伝搬描画処理部54および、プラント詳細情報描画処理部55から構成される。
図2は、異常兆候探索装置100のハードウエア構成図である。図2に例が示されるように、異常兆候探索装置100は、中央演算処理装置7(CENTRAL PROCESSING UNIT、すなわち、CPU7)と、プログラム記憶装置8と、データ記憶装置9と、ネットワークインターフェース6と、入出力インターフェース5とを備える。CPU7がプログラム記憶装置8に記憶されているプログラムを実行することによって、データ要求受信部200と連携部400および部品描画管理部500の機能が実現される。なお、CPU7は、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、デジタルシグナルプロセッサ(DIGITAL SIGNAL PROCESSOR、すなわちDSP)などであってもよい。
また、データ蓄積部300の機能は、データ記憶装置9によって実現される。
ここで、データ記憶装置9は、たとえばハードディスクドライブ(HARD DISK DRIVE、すなわち、HDD)、ランダムアクセスメモリ(RANDOM ACCESS MEMORY、すなわち、RAM)、リードオンリーメモリー(READ ONLY MEMORY、すなわち、ROM)、フラッシュメモリ、ERASABLE PROGRAMMABLE READ ONLY MEMORY(EPROM)およびELECTRICALLY ERASABLE PROGRAMMABLE READ ONLY MEMORY(EEPROM)などの、揮発性または不揮発性の半導体メモリー、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクまたはDVDなどを含むメモリー(記憶媒体)、または今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
監視設備4から入力されるデータの受信は、ネットワークインターフェース6によって実現される。
そして、異常兆候探索装置100は、入出力インターフェース5により、外部のディスプレイ1およびキーボード2およびマウス3と接続される。ここで、ディスプレイ1は表示装置103に、キーボード2およびマウス3は入力装置102にそれぞれ対応する。
図3は、実施の形態1にかかわるフローチャートである。図3から図14を用いて、異常兆候探索装置100が、プラントデータをもとに複数信号の異常伝搬を人が探索しやすく表示するまでの動作について説明する。
本実施の形態では、電力発電設備、あるいは工場などの各プラント設備に設置されているセンサデータから得られる計測情報および、設備管理者が行う点検業務に関わる点検情報と、AI技術、あるいは統計処理等のルールベースで検知された異常兆候に関連するデータが収集されている場合を例として説明する。
図3は、データ要求受信部200においてプラントデータを取得し、部品描画管理部500が画面表示部品を表示装置103に表示するまでの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップST101では、データ要求受信部200においてプラントデータの取得を行う。
図4は、データ要求受信部200において、プラントデータを取得した後、データ蓄積部300にプラントデータを格納するまでのフローチャートである。ステップST201では、ユーザから表示装置103に表示する信号グループ(以下で詳しく説明する)を受け付ける。
次にステップST202では、ユーザからデータ取得期間を受け付ける。次に、ステップST203では、信号グループ、およびデータ取得期間に基づき、プラントデータを取得する。
図5は、表示装置103に表示するプラントデータの信号グループ、およびデータ取得期間をユーザが選択する画面例を示す図である。この場合において、信号グループは予め設定されているものとする。
ユーザはプラントデータ選択エリア501にて、表示装置103に表示する信号グループを、信号グループ選択エリア501Aで選択する(ステップST201)。次に、期間選択エリア501Bにてデータを取得する期間を選択する(ステップST202)。信号グループおよび、期間の選択を終えた後、ユーザがデータ収集ボタン501Cを押下することで、選択した信号グループ、および期間に基づき、データ要求受信部200は、プラント設備で得られたデータが蓄積されたデータ蓄積装置101からプラントデータを取得する(ステップST203)。次に、ステップST204では、データ要求受信部200が取得したプラントデータをデータ蓄積部300に格納する。
次に、図3におけるステップST102では、連携部400を介して連携するデータの設定処理を行う。連携部400の連携部品登録部41において、データ蓄積部300に格納されているデータのうち、画面表示部品を連携するデータを取得する。
次に、図3におけるステップST103では、連携部400において連携する画面表示部品の設定処理を行う。
図6は、連携部品登録部41において連携する画面表示部品の設定処理をするまでの動作を示すフローチャートである。
ステップST301では、連携部400で連携する画面表示部品を連携部品登録部41にて取得する。
図7は、連携部品登録部41において連携する画面表示部品のデータ例を示す図である。
画面表示部品データ701の画面表示部品IDとは、画面表示部品を識別するための番号である。
部品名とは、部品描画管理部500を構成する信号選択描画処理部51と、期間選択描画処理部52と、伝搬詳細情報描画処理部53と、3次元伝搬描画処理部54と、プラント詳細情報描画処理部55が表示する画面表示部品名である。
ここでは、信号選択一覧部品の表示処理は信号選択描画処理部51で行い、期間選択部品の表示処理は期間選択描画処理部52で行い、3次元伝搬部品の表示処理は3次元伝搬描画処理部54で行い、プラント詳細部品の表示処理はプラント詳細情報描画処理部55で行われる。
ここで、座標とは、各画面表示部品を表示装置103に表示する場所を示す。幅とは、各画面表示部品の横幅のサイズを示す。高さとは、各画面表示部品の高さのサイズを示す。
なお、座標と、幅と、高さは、表示装置103の画面に対した相対値をパーセンテージで表記しているが、その他の相対値表記方法である、em、あるいはrem等を使用してもよいし、絶対値指定のピクセル表記を使用してもよい。
次に、ステップST302では、連携部品登録部41にて取得した連携データを画面表示部品に対応付ける。
図8は、図6のステップST301と、ステップST302で対応付けた画面表示部品で使用する連携項目例を示した連携項目801を示す図である。
画面表示部品IDとは、画面表示部品を識別するためのID番号である。
画面表示部品名とは、部品描画管理部500を構成する5つの処理部である、信号選択描画処理部51と、期間選択描画処理部52と、伝搬詳細情報描画処理部53と、3次元伝搬描画処理部54と、プラント詳細情報描画処理部55が表示する画面表示部品名である。
連携データとは、各画面表示部品間で連携部400を介して連携する情報である。
次に、図3におけるステップST104では、部品描画管理部500、および連携部400において画面表示部品の表示をする。
図9は、プラント詳細情報を表示装置103に表示するまでの動作を示すフローチャートである。
ステップST401では、データ蓄積部300に格納されている信号一覧情報に基づき、信号選択描画処理部51において信号選択一覧部品の表示を行う。
次に、ステップST402では、データ蓄積部300に格納されている表示期間情報に基づき、期間選択描画処理部52において期間選択部品を表示する。
次に、ステップST403では、データ蓄積部300に格納されている異常兆候の検知結果に基づき、3次元伝搬描画処理部において3次元伝搬部品を表示する。
図10は、信号選択一覧部品と期間選択部品と3次元伝搬部品の画面例を示す図である。
プラントデータの取得を行い、連携部の設定処理の終了後、図10の信号選択一覧部品502、および期間選択部品503、および3次元伝搬部品504を表示装置103に表示する。
信号選択一覧部品502は、信号選択チェックボックス502aと信号番号502bで構成されている。
信号番号502bには、データ蓄積部300に格納されている信号一覧情報の信号番号が表示される(ST401)。
3次元伝搬部品504は、AI技術、あるいは統計処理によるルールベースで検知された各信号番号の異常兆候の検知数を示している。縦軸は異常兆候の検知数を示し、横軸は時間を示し、奥行は信号番号を示している。検知数が0より多く発生している場合、検知数グラフ内を、透過度を持った色で塗りつぶされ、異常兆候の検知分布をグラフ上部の凹凸と、グラフ内の色で塗りつぶされた面積で表示される(ST402)。
期間選択部品503は、データ蓄積部300に格納されている信号一覧情報の信号番号の異常兆候の検知結果の平均値グラフ503aが表示される(ST403)。
これにより、ルールベースで検知された複数信号の異常兆候が伝搬する様子をユーザに把握しやすく表示することが可能となる。
次にステップST404では、データ蓄積部300に格納されている選択信号一覧情報、および表示期間情報、および異常兆候の検知結果、およびマスタデータに基づき、伝搬詳細情報描画処理部53において伝搬詳細部品を表示処理し、プラント詳細情報描画処理部55においてプラント詳細情報を表示処理する。
図11は、選択信号を取得し、伝搬詳細情報とプラント詳細情報を表示し、画面表示部品の描画更新処理をするまでのフローチャートである。
ステップST501では、ユーザが詳細情報を表示するために選択した選択信号番号を受け付ける。
次に、ステップST502では、選択信号番号に基づき、伝搬詳細情報描画処理部53において伝搬詳細部品を表示装置103に表示するための描画処理を行う。
次にステップST503では、選択信号番号に基づき、プラント詳細情報描画処理部55においてプラント詳細部品を表示装置103に表示するための描画処理を行う。
次にステップST504では、選択信号番号に基づき、期間選択描画処理部52において期間選択部品の表示内容を変更するための描画処理を行う。
次にステップST505では、選択信号番号に基づき、3次元伝搬描画処理部54において3次元伝搬部品の表示内容を変更するための描画処理を行う。
図12はユーザが選択した信号と期間に基づき、伝搬詳細情報とプラント詳細情報を表示し、画面表示部品の描画更新処理をした画面例を示す図である。ユーザが信号選択一覧部品502に表示されている信号選択チェックボックス502a、信号選択チェックボックス502c、信号選択チェックボックス502d、信号選択チェックボックス502e、および信号選択チェックボックス502fをマウスクリック等で選択をする(ST501)。選択された信号番号に基づき、伝搬詳細部品505および、プラント詳細部品506に表示するための描画処理を行う。
伝搬詳細部品505は、信号選択一覧部品502で選択された信号番号の異常兆候の検知結果505aを表示するための描画処理を行う。異常兆候の検知結果505aはAI技術、あるいは統計処理によるルールベースで検知された異常兆候数を示しており、検知数が高いと色が塗りつぶされるように表示されるための描画処理を行う(ST502)。
また、異常兆候の検知結果505a上に表示されている評価度505bは、AI技術、あるいは統計処理によって検知された異常兆候の信頼度を色の濃淡で示したものである。例えば、学習データを用いて異常兆候を検知する場合、学習したデータがモーター設備の正常時のデータセット、および摩耗による異常が起きた時の異常時のデータセットであったとき、回転軸のずれが生じたデータを判別した結果は、学習していないデータになるため、評価値は低くなる。評価度が低い場合、評価度505bの色は濃い色となり、評価度が高い場合、評価度505bの色は薄い色になる。
点検結果505cは、マスタデータ蓄積部34に格納されている設備に関連した点検データを示している。点検業務が開始された時間上に丸を表示し、点検業務が終了するまで矢印を伸ばし表示する。点検業務の開始点から終了点の背景色505dを塗りつぶして表示する。
プラント詳細部品506は、信号選択一覧部品502で選択された信号番号の設備の計測情報を示す計測グラフ506aを表示するための描画処理を行う。また、計測グラフ506aは、異常兆候が検知された期間はグラフの線を強調して見やすくするために強調線506bを表示するための描画処理を行う(ST503)。
期間選択部品503は、信号選択一覧部品で信号が選択されたとき、期間選択エリア503bを表示するための描画処理を行う。ここで、期間選択エリア503bの幅は表示期間の時間幅を示しており、左端は期間選択エリア501Bで選択された2017年2月9日00:00:00を示しており、右端は期間選択エリア501Bで選択された2017年2月28日23:59:59を示している(ST504)。
3次元伝搬部品504は、信号選択一覧部品で選択された信号番号の異常兆候の検知結果のグラフの線が太くなり、選択信号の強調線504aを表示するための描画処理を行う(ST505)。
これにより、3次元伝搬部品504および期間選択部品503において異常兆候伝搬の全体傾向を把握しながら、信号情報を軸に伝搬詳細部品505、およびプラント詳細部品506において複数信号の詳細な情報を確認することが可能となる。
次に、ユーザ操作に基づき、画面表示部品の表示期間を変更する機能について説明する。
図13は、ユーザ操作に基づき、画面表示部品の表示期間情報の変更を画面表示部品へ更新するまでの動作を示すフローチャートである。
ステップST601では、ユーザの操作により変更した表示期間情報の変更を変更通知部42で受け付ける。
次に、ステップST602では、図8の連携項目801に基づき、変更するデータを変更通知部42からデータ蓄積部300へ格納してデータを更新する。
次に、ステップST603では、変更データと、図8の連携項目801に基づき、連携データ項目に表示期間情報が対応付けられている伝搬詳細部品に対してデータ更新処理を実行し、伝搬詳細部品の表示内容の変更処理が実行される。
次に、ステップST604では、変更データと、図8の連携項目801に基づき、連携データ項目に表示期間情報が対応付けられているプラント詳細部品に対してデータ更新処理を実行し、プラント詳細部品の表示内容の変更処理が実行される。
図14は、期間選択部品503で発生したユーザ操作に基づき、画面表示部品が更新された画面例を示す図である。ユーザが期間選択部品503の期間選択エリア503b1上で、マウススクロールをすることで期間選択エリア503b1の幅を短くしたとき、表示期間情報の変更を変更通知部42で受け付ける(ST601)。
次に、変更通知部42から図8の連携項目801を参照して、データ連携項目の表示期間情報をデータ蓄積部300に格納してデータを更新する(ST602)。次に、図8の連携項目801を参照して、連携データ項目に表示期間情報が対応付けられている伝搬詳細部品505、およびプラント詳細部品506に更新された表示期間情報を送信して、伝搬詳細情報描画処理部53、およびプラント詳細情報描画処理部55に表示期間を短くして画面表示部品を再描画する処理を実行させる。
このとき、伝搬詳細部品505とプラント詳細部品506では、期間選択エリア503b1の幅から連携部400を介して表示期間情報を更新することで、異常兆候の検知結果505a1と、評価度505b1と、点検結果505c1と、背景色505d1と、計測グラフ506a1と、強調線506b1の表示内容を再描画する(ST603、ST604)。
これにより、異常兆候の伝搬傾向を把握しながら、期間を軸に詳細に確認したい情報を絞り込むことで、異常兆候の要因となるデータを容易に探索することが可能となる。
本実施の形態1に係る異常兆候探索装置によれば、AI技術、あるいは統計処理等のルールベースで検知された異常兆候の検知結果に基づき、3次元伝搬描画処理部54において、3次元画面上に異常兆候の検知分布をグラフの凹凸と、グラフ内の色で塗りつぶされた面積で示す3次元伝搬部品504を表示し、ユーザが選択した信号と期間に基づき、信号選択一覧部品502で選択された信号番号の異常兆候の検知結果と、異常兆候の信頼度を色の濃淡で示した評価度505bと、点検業務に係る情報を示す点検結果505cを伝搬詳細部品505に表示し、信号選択一覧部品502で選択された信号番号の設備の計測情報を示す計測グラフ506aと、異常兆候を検知した期間を示す強調線506bをプラント詳細部品506に表示することができる。
これにより、ルールベースで検知された複数信号の異常兆候の伝搬傾向をユーザが把握しながら、ユーザが選択する信号情報を軸に伝搬詳細部品505、およびプラント詳細部品506において複数信号の詳細な情報を確認することが可能となり、異常の発生現象の説明を容易にする効果が得られる。
また、本実施の形態1に係る異常兆候探索装置によれば、期間選択部品503の期間選択エリア503b1上でユーザ操作によって表示期間の変更が発生したとき、連携部400を介して伝搬詳細部品505、およびプラント詳細部品506で表示期間情報を更新することで、伝搬詳細部品505、およびプラント詳細部品506のグラフの表示期間を変更することができる。
これにより、期間を軸に詳細に確認したい情報を絞り込むことで、異常兆候の要因となるデータの探索を容易にする効果が得られる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2に係る異常兆候探索装置を図に基づいて説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
図15は、異常兆候探索装置を示す構成図である。図15における異常兆候探索装置100Aは、図1に例が示された異常兆候探索装置の構成に加えて、イベント処理部43と、データ更新部44とを備えている。
データ更新部44は、データセット管理部45、および部品セット管理部46から構成される。
図16から図25を用いて異常兆候探索装置100Aが、ユーザ操作によるイベントに基づき、画面表示部品の表示内容を更新するまでの動作について説明する。
図16は実施の形態2に係る連携部品登録部41、およびイベント処理部43において連携するデータおよびイベントタイプの設定処理の動作を示すフローチャートである。
ステップST701、およびステップST702は図3のステップST101とステップST103の間で実行される。
ステップST701では、データ蓄積部300に格納されているデータのうち、連携部400を介して連携するデータを連携部品登録部41にて取得する。
次にステップST702では、イベント処理部43にて、ユーザの入力内容に応じたイベントタイプを取得する。イベントとは例えばボタンのマウスクリック、マウスドラッグアンドドロップ、マウスオーバーなど表示装置103の画面上で発生するアクションであり、これらのイベントが発生したときに画面表示部品でどのような更新処理を行うか識別するためにイベントタイプが設定される。
図17は、イベントタイプの例を示す図である。イベントタイプ1701の識別子とは、イベントの種類を判別するための文字列である。連携データとは、イベントが発生したときに各画面表示部品で連携するデータである。データ構造とは、連携データのデータ構造の例である。イベント命令内容とは、イベントが発生したときにどのような変更をするかの命令内容である。
イベントの命令内容については、図20で詳細に説明する。
図18は、連携部品登録部41において連携する画面表示部品の設定処理をするまでの動作を示すフローチャートである。ステップST801と、ステップST802、およびステップST803は図3のステップST102と、ステップST104の間で実行される。
ステップST801では、連携部400で連携する画面表示部品を連携部品登録部41にて取得する。
図19は、連携部品登録部41において連携する画面表示部品のデータ例を示す図である。
画面表示部品データ1901は、図7の画面表示部品データ701に加えて、カラー表示部品を加えた画面表示部品データの例である。カラー表示部品の表示処理はプラント詳細情報描画処理部55で行われる。また、カラー表示部品の表示内容は図25で説明する。
次に、ステップST802では、連携部品登録部41にて取得した連携データを画面表示部品に対応付ける。
次に、ステップST803では、図17のイベントタイプ1701を連携部品登録部41にて取得した画面表示部品に対応付ける。
図20は、図18のステップST801からステップST803で画面表示部品に対応付けた連携項目例を示す図である。連携項目2001は図8の連携項目801に、部品名にカラー表示部品の追加と、連携データ項目に着目ポイントと、画面表示部品情報の追加に加え、項目にイベント識別子を加えた連携項目例である。イベント識別子とは、図17のイベントタイプ1701の識別子の文字列である。
ここでイベントタイプが呼ばれたときの命令内容の例を説明する。例えば、イベント識別子SigDataが選択信号一覧部品上でイベントタイプとして呼ばれた場合、イベント識別子項目にSigDataが割り当てられている画面表示部品のうち、伝搬詳細部品に連携データ項目の選択信号一覧情報が送られ、伝搬詳細部品で表示する信号一覧を変更する処理が行われる。
イベント識別子DateRangeが期間選択部品上でイベントタイプとして呼ばれた場合、イベント識別子項目にDateRangeが割り当てられている画面表示部品のうち、プラント詳細部品に連携データ項目の表示期間情報が送られ、プラント詳細部品で表示する表示期間の変更処理が行われる。
イベント識別子DataPointが期間選択部品上でイベントタイプとして呼ばれた場合、イベント識別子項目にDataPointが割り当てられている画面表示部品のうち、プラント詳細部品に連携データ項目の着目ポイントの情報が送られ、プラント詳細部品で表示する着目点の表示内容の変更処理が行われる。
イベント識別子ModeTypeがプラント詳細部品上でイベントタイプとして呼ばれた場合、イベント識別子項目にModeTypeが割り当てられている画面表示部品のうち、カラー表示部品に連携データ項目の画面表示部品情報が送られ、表示する画面表示部品がプラント詳細部品からカラー表示部品に切り替わる。
これらのイベント識別子による各画面の表示内容の変更例は図22以降に説明する。
次に、ユーザ操作のイベントに基づき、画面表示部品のデータを更新する動作、および画面表示部品を更新する動作について説明する。
図21は、ユーザの操作によるイベントに基づき、画面表示部品のデータ更新処理を実行するまでの動作を示すフローチャートである。
ステップST901では、ユーザの操作により発生したイベントをイベント処理部43で受け付ける。
次に、ステップST902では、図17のイベントタイプ1701に基づき、変更するデータを変更通知部42からデータ蓄積部300へ通知する。
次に、ステップST903では、変更通知部42から通知された変更データをデータ蓄積部300にて格納してデータを更新する。
次に、ステップST904では、ユーザの操作により発生したイベントタイプと、変更データと、図20の連携項目2001に基づき、発生したイベントタイプと同じイベントタイプが設定されている画面表示部品に対してデータ更新処理をデータセット管理部45で実行する。データセット管理部45で実行された変更データに基づき、画面表示部品を再描画する。
図22は、期間選択部品503で発生したイベントに基づき、画面表示部品が更新された画面例を示す図である。ユーザが期間選択部品503の期間選択エリア503b1上で、マウスオーバーをすることで期間選択部品503上に着目バー503cが表示されたとき、イベント識別子DataPointのイベントをイベント処理部43で受け付ける(ST901)。
次に、変更通知部42から図20の連携項目2001を参照して、データ連携項目の着目ポイントの変更をデータ蓄積部300に通知し(ST902)、着目ポイントの変更を格納してデータを更新する(ST903)。
次に、データセット管理部45において、図20の連携項目2001を参照して、イベント識別子項目にDatapointが割り当てられている伝搬詳細部品505と、プラント詳細部品506と、3次元伝搬部品504に更新された着目ポイントを送信して伝搬詳細情報描画処理部53と、プラント詳細情報描画処理部55と、3次元伝搬描画処理部54に着目バーを再描画する処理を実行させる。
このとき、伝搬詳細部品505、プラント詳細部品506、および3次元伝搬部品504では、期間選択部品503の着目バー503cの位置上から連携部400を介して着目ポイントを更新することで、着目バー505e、着目バー506c、着目エリア504bの位置を再描画する(ST904)。
これにより、着目バーを用いてユーザが注視したい時間を複数のグラフ上で確認することで、異常兆候の要因となるデータを容易に探索することが可能となる。
図23は、ユーザ操作によるイベントに基づき、画面表示部品の更新処理を実行するまでの動作を示すフローチャートである。
ステップST1001では、ユーザの操作により発生したイベントをイベント処理部43で受け付ける。
次に、ステップST1002では、図17のイベントタイプ1701に基づき、変更する画面表示部品IDを変更通知部42から部品セット管理部46へ通知する。
次に、ステップST1003では、部品セット管理部46において、ユーザの操作により発生したイベントタイプ、および変更通知部42から通知された画面表示部品IDと、図20の連携項目2001に基づき、発生したイベントタイプと同じイベントタイプが設定されている画面表示部品へ表示部品の更新処理を実行する。部品セット管理部46で実行された更新処理に基づき、図19の画面表示部品データ1901に記載の座標、幅、高さの位置に画面表示部品を再描画する。
図24は、ユーザ操作によるイベントに基づき、画面表示部品を切り替える画面例を示す図である。図24は、図22のプラント詳細部品506に、画面表示部品情報に基づきプラント詳細部品506と表示する部品を切り替えるモード切替ボタン506dが追加されている。
ユーザがモード切替ボタン506dを押下したとき、イベント識別子ModeTypeのイベントをイベント処理部43で受け付ける(ST1001)。次に、変更通知部42から図20の連携項目2001を参照して、イベント識別子にModeTypeが割り当てられているカラー表示部品に画面表示部品情報を更新することを部品セット管理部46に通知する(ST1002)。部品セット管理部46において、図20の連携項目2001と図19の画面表示部品データ1901を参照して、プラント詳細部品506からカラー表示部品へ表示を切り替えて再描画する処理を実行させる(ST1003)。
図25は、ユーザ操作によるイベントに基づき、プラント詳細部品をカラー表示部品に切り替える画面例を示す図である。図23でユーザがモード切替ボタン506dを押下したことにより、部品セット管理部46において、図20の連携項目2001と図19の画面表示部品データ1901を参照して、プラント詳細部品506からカラー表示部品507へ表示を切り替えて再描画処理が完了した画面例である。
このとき、カラー表示部品507は、プラント詳細部品506で表示された計測グラフ506aの値を基に、モード切替ボタン507bの押下により色の濃淡で表現したカラーグラフ507aに変換して表示する(カラー図は図示せず。カラーの表示方法については、例えば特許文献3参照)。この場合において、計測値が正常時よりも外れている場合には、色が濃く表示され、正常時に近い場合、色が薄く表示される。
イベント識別子ModeTypeが3つ以上選択されている場合でも、モード切替ボタンを押下したときにイベント識別子項目にModeTypeが割り振られている画面表示部品を順番に表示することも可能である。また、例えばイベント識別子項目にModeType1とModeType2があったときModeType1とModeType2で切り替える画面表示部品のセットを変更して、複数の画面表示部品のセットをイベント識別子で分けて処理することも可能である。
これにより、複数の画面表示部品を1画面で表示することを可能とし、様々なグラフで異常兆候の要因探索ができ、異常の発生現象の説明を容易にすることが可能である。
本実施の形態2に係る異常兆候探索装置によれば、期間選択部品503でユーザのマウス操作によって着目バー503cを表示するイベントが発生したとき、連携部400を介して伝搬詳細部品505と、プラント詳細部品506と、3次元伝搬部品504で着目ポイントを更新することで、各画面表示部品の着目バーを表示することができる。
これにより、着目バーを用いてユーザが注視したい時間を複数のグラフ上で確認することで、異常兆候の要因となるデータの探索を容易にする効果が得られる。
また、本実施の形態2に係る異常兆候探索装置によれば、プラント詳細部品506上でユーザがモード切替ボタン506dを押下することで表示する画面表示部品を切り替えるイベントが発生したとき、連携部400を介して表示装置103に表示する画面表示部品IDを更新することで、プラント詳細部品506からカラー表示部品507へ表示する画面表示部品を切り替えることができる。
これにより、複数の画面表示部品を1画面で表示することを可能とし、様々なグラフで異常兆候の要因探索ができ、異常の発生現象の説明を容易にする効果が得られる。
また、本願には、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 ディスプレイ、2 キーボード、3 マウス、4 監視設備、5 入出力インターフェース、6 ネットワークインターフェース、7 中央演算処理装置(CPU)、8 プログラム記憶装置、9 データ記憶装置、31 選択信号一覧蓄積部、32 表示期間蓄積部、33 異常兆候検知結果蓄積部、34 マスタデータ蓄積部、41 連携部品登録部、42 変更通知部、43 イベント処理部、44 データ更新部、45 データセット管理部、46 部品セット管理部、51 信号選択描画処理部、52 期間選択描画処理部、53 伝搬詳細情報描画処理部、54 3次元伝搬描画処理部、55 プラント詳細情報描画処理部、100、100A 異常兆候探索装置、101 データ蓄積装置、102 入力装置、103 表示装置、200 データ要求受信部、300 データ蓄積部、400 連携部、500 部品描画管理部、501 プラントデータ選択エリア、501A 信号グループ選択エリア、501B 期間選択エリア、501C データ収集ボタン、502 信号選択一覧部品、502a、502c、502d、502e、502f 信号選択チェックボックス、502b 信号番号、503 期間選択部品、503a 平均値グラフ、503b、503b1 期間選択エリア、503c 着目バー、504 3次元伝搬部品、504a 強調線、504b 着目エリア、505 伝搬詳細部品、505a、505a1 異常兆候の検知結果、505b、505b1 評価度、505c、505c1 点検結果、505d、505d1 背景色、505e、506c 着目バー、505b1 評価度、506 プラント詳細部品、506a、506a1 計測グラフ、506d、507b モード切替ボタン、507 カラー表示部品、507a カラーグラフ、701 画面表示部品データ、801 連携項目、1701 イベントタイプ、1901 画面表示部品データ、2001 連携項目

Claims (4)

  1. 設備に設けられたセンサから得た計測情報、前記計測情報から検出される検出情報、および前記設備を点検して得た点検情報を含む期日付きデータの送信を、当該データを蓄積する外部のデータ蓄積装置に要求し、当該データ蓄積装置から当該データを受信するデータ要求受信部と、
    前記データ要求受信部から前記データを受信して蓄積するデータ蓄積部と、
    前記データ蓄積部から前記データを受信し、受信したデータの種類に応じて当該データを区分けして外部の表示装置に各別の、表示期間の選択のための期間選択部品および複数信号の異常兆候が伝搬する様子を表示するための3次元伝搬部品を含む画面表示部品として表示する際に画面表示部品間で連携される表示期日を含む表示期間情報を有する連携データと、当該連携データを有する前記画面表示部品との対応付けを行って、連携部品データとして登録し、登録した連携部品データを前記データ蓄積部に送信するとともに、前記表示期日の変更を含む変更された表示期間情報を有する前記連携データの変更に応じて前記連携部品データを変更して前記データ蓄積部へ送信する連携部と、
    外部の入力装置から前記期日付きデータを受信して前記連携部にこの受信したデータを送信するとともに、前記連携部を介して前記データ蓄積部に蓄積されたデータを取得し、取得したデータのうち、表示期間を短くした画面表示部品に応じて、当該データを前記表示装置に前記点検情報および前記計測情報を対応させつつ区分けして表示するための再描画処理を含む描画処理を行い、変更された表示期間情報に基づき、AI技術、あるいは統計処理によるルールベースで検知された、前記設備に対応した異常兆候の検知結果を含む描画処理したデータを前記表示装置に送信する部品描画管理部と、
    を備えることを特徴とする異常兆候探索装置。
  2. 前記部品描画管理部は、
    前記連携部を介して取得した前記連携部品データの一のデータである信号一覧情報を前記表示装置で表示し、前記入力装置により選択されたデータに基づき、複数の前記画面表示部品の前記表示装置での表示および非表示状態を変更する描画処理を行う伝搬詳細情報描画処理部、
    前記連携部を介して取得した前記連携部品データの他のデータである期間情報を前記表示装置で表示する処理、および前記入力装置により選択された前記設備に関する期間情報に基づき、前記表示装置で表示される表示期日を切り替える描画処理を行う期間選択描画処理部、
    前記連携部を介して取得した設備の異常兆候の検出情報に基づき、異常とみられる信号の伝搬状況を前記表示装置で3次元表示する描画処理を行う3次元伝搬描画処理部、
    前記連携部を介して取得した前記異常兆候の検出情報に基づき、異常とみられる信号の伝搬状況および前記設備の点検情報を前記表示装置で表示する描画処理を行うプラント詳細情報描画処理部、
    および、前記入力装置により選択された前記設備の計測情報を前記表示装置で表示する描画処理を行う信号選択描画処理部、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の異常兆候探索装置。
  3. 前記連携部は、前記入力装置からの入力に応じたイベントを受け付けるイベント処理部と前記データ蓄積部へ蓄積された前記データの変更情報および通知された前記画面表示部品の表示内容の変更情報に基づき、前記画面表示部品の更新処理を行うデータ更新部と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の異常兆候探索装置。
  4. 前記連携部は、
    更新された前記データに基づき、前記画面表示部品の着目点を強調する描画処理と、更新された前記データに基づき、前記表示装置に表示する画面表示部品の切り替え処理と、を前記部品描画管理部に行わせるデータ更新部、を有することを特徴とする請求項3に記載の異常兆候探索装置。
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