JP6833124B1 - 通信装置、通信方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
このような制御を行うと、重複する測定データを通信又は記憶する分、ネットワークの通信帯域、通信装置の記憶領域等を効率的に使用できないおそれがある。また、通信装置の記憶領域を効率的に使用できないため、ネットワークに接続するセンサの接続台数を増やそうとすると、通信装置の数を増やさなければならず、コストの増加につながるおそれがある。
このため、必要性が低い装置であっても通信周期に基づいたグループに割り当てられる。これにより、記憶領域の一部にどの装置にも割り当てられない未使用の領域が発生する。
従って、特許文献1、2に記載したシステムでは、通信装置の記憶領域を全体として十分に使うことができないおそれがある。
ネットワークを介して接続された複数のセンサと第1の周期で通信し、各前記センサから前記第1の周期以上の周期であるデータ取得周期ごとに各前記センサによって測定された測定データを取得して記憶部に記憶する通信装置であって、
前記データ取得周期に基づいて各前記センサを複数のグループに分類し、分類された前記グループに属する前記センサから前記測定データを取得すると、前記第1の周期当たりに前記ネットワークを介して受信することとなるデータのサイズの最大値が前記ネットワークの通信帯域に関する閾値を超えると判別した場合に、前記複数のセンサのうちの1つのセンサを異なるグループに分類し直すグルーピング部と、
前記データ取得周期と、分類した前記複数のグループと、に基づいて、前記記憶部に前記測定データを記憶するタイミング及びアドレスを計算するメモリマップ生成部と、を備える。
通信システム1は、例えば、工場において、制御対象である装置の各部に取り付けられたセンサから測定データを取得し、取得したデータを解析して、装置を監視又は制御するシステムである。
コンピュータ30は、ネットワークを介してコントローラ20と接続されている。このネットワークは、フィールドネットワークFNであってもよいし、フィールドネットワークFN以外のネットワークであってもよい。
通信装置10は、各種の演算を行う演算部11と、各種のデータを記憶する記憶部12と、コントローラ20と情報をやり取りするインタフェースであるコントローラ通信インタフェース13と、センサM1、M2、…、M13と情報をやり取りするインタフェースであるセンサ通信インタフェース14と、を備える。
バッファメモリ121の容量が限られているため、通信装置10は、バッファメモリ121にすべてのセンサM1、M2、…、M13から取得した測定データを一度に記憶することができない。
なお、コントローラ周期TCは、請求項における、第1の周期の一例である。
センサM1は、通信装置10によって生成された送信要求の信号を検知すると、測定データの前後にヘッダ、チェックサム、フレーム間ギャップ等のネットワークで交換するために必要な情報を付加して、通信の規約に従ってフレーム化する。
図3に、通信装置10とセンサM1、M2、…、M13との間でやり取りされる、センサM1、M2、…、M13から取得された測定データを含むフレームの例を示す。
1周期分のフレームは、フレームの先頭であることを示す特定のビット列であるヘッダと、データ本体と、データが破損しているか否かを検証するために付加されたチェックサムと、次の周期のフレームまでの空きを埋めるフレーム間ギャップ(GAP)と、を含む。
この例においては、コントローラ周期TCの時間内にセンサM1によって測定された測定データは、1周期分のフレームに収められている。
以下では、理解を容易にするため、測定データの結合、フレームの分割等を考えず、付加情報を省略して説明する。
横軸はアドレスであり、バッファメモリ121の基準アドレスからのオフセットが点数として表現されている。
また、縦軸は時間の経過を表したものである。
縦軸の左に付された1回目、2回目等のラベルは、メモリマップが更新されるタイミングを表している。このタイミングは時間TCずつ等間隔に離れている。
図4に示した例では、バッファメモリ121は、時分割数を8とする時分割方式で制御されているため、9回目の割当ては1回目と同一になる。このため、8回目の次は1回目としている。
グレーの長方形は、どのセンサも割り当てられていない未使用の領域を表している。例えば、2回目のメモリマップを参照すると、アドレス3から1点、アドレス7から1点の箇所がグレーの長方形であり、これらの長方形に対応するアドレスは、どのセンサにも割り当てられていない未使用の領域である。
演算部11は、後述する様々な演算を行う装置である。演算部11は、後述するシステム情報を管理するシステム情報管理部111と、センサM1、M2、…、M13を複数のグループに分類するグルーピング部112と、分類に従ってメモリマップを生成するメモリマップ生成部113と、メモリマップが制約条件を満たすか否かの判別を行う条件判定部114と、生成されたメモリマップに関する情報を管理するメモリマップ管理部115と、を備える。
記憶部12は、センサM1、M2、…、M13から取得したデータを一時的に記憶するバッファメモリ121と、後述するシステム情報を記憶するシステム情報記憶部122と、センサのデータ書き込み開始アドレス及びサイズに関する情報を記憶するメモリマップ記憶部123と、を備える。
入力情報は、大きく分けて、ネットワーク又は通信装置10の性能又は仕様に起因する情報処理の制約条件を示す制約情報と、各センサの性能を示すセンサ情報とを含む。
図5にシステム情報記憶部122に記憶される制約情報の具体例を示す。
制約情報は、センサネットワークSNの通信帯域に関する情報を含む。
図6にシステム情報記憶部122に記憶されるセンサ情報の具体例を示す。
センサ情報は、センサの識別符号(ID、Identifier)と、データ取得周期の値と、点数とを含む。
図7にシステム情報記憶部122に記憶されるコントローラ情報の具体例を示す。
コントローラ情報は、コントローラ周期に関する情報と、時分割数に関する情報とを含む。
メモリマップ関連情報は、センサの識別符号(ID)と、各センサに割り当てられる回数、バッファメモリ121上の開始アドレスと、バッファメモリ121上で占める領域の点数とを含む。
情報演算装置100は、後述する様々な演算処理を行うプロセッサ101と、入力装置120、出力装置130等の他の装置と通信するネットワークインタフェース(IF)102と、情報を一時的に記憶するDRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置103と、情報を永続的に記憶するハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等の補助記憶装置104と、プロセッサ101、ネットワークインタフェース102、主記憶装置103又は補助記憶装置104の間で交換される情報の経路であるバス105と、を備える。
なお、入力装置120は、他装置が送信した信号を検知する装置である、パラレルバス、シリアルバス等の受信インタフェースであってもよい。
例えば、センサM1のデータ取得周期TA1を取得するため、システム情報管理部111は、例えば、センサ通信インタフェース14を介して、センサユニットとしてのセンサM1に命令を送信し、センサM1からデータ取得周期TA1を取得する。
なお、コンピュータ30にセンサM1のデータ取得周期TA1が記憶されている場合には、システム情報管理部111は、コントローラ通信インタフェース13を介して、コンピュータ30からセンサM1のデータ取得周期TA1を取得してもよい。
グルーピング周期TG1、TG2、…、TG13は、基準となるコントローラ周期TCに対するセンサM1、M2、…、M13のデータ取得周期TA1、TA2、…、TA13の整数比を求めたものである。
センサM1、M2、…、M13のデータ取得周期TA1、TA2、…、TA13のうち、最短のものは、前述したように、センサM1のデータ取得周期TA1の2.5msである。
また、センサM3のデータ取得周期は、TA3の26.0msである。
グルーピング部112は、データ取得周期TA1、TA3に基づき、26.0/2.5(=10.4)を計算し、小数点以下を切り下げて、TG3を整数値10として求める。
求められたセンサM1、M2、…、M13のグルーピング周期TG1、TG2、…、TG13の具体例を図11に示す。
以下、センサを分類することをグルーピングという。
ステップS104は、請求項における、グルーピングステップの一例である。
図11に示した例においては、グルーピング周期TG1、TG2、…、TG13は、1、2、10、40の4つのいずれかである。
そこで、グルーピング部112は、まず、センサM1、M2、…、M13を4つのグループに分類する。
このようにして、センサM1、M2、…、M13は、グループAからグループDのいずれかに割り当てられる。
以上説明した従来の一般的なグルーピングに用いられる条件を、第1の条件とする。第1の条件に従って求められたグループとセンサの対応関係を図12に示す。
ステップS105は、請求項における、メモリマップ生成ステップの一例である。
また、2回目の蓄積において、AグループからセンサM1、M2が、BグループからセンサM11が、CグループからセンサM4が、それぞれ配置されている。センサM11の点数はセンサM10の点数より小さいので、Bグループの領域内で未使用の領域が生じている。また、センサM13を更新する必要はなく、DグループにセンサM13以外のセンサは所属していないので、Dグループからは、センサが配置されない。
メモリマップ生成部113によってメモリマップが生成された後、条件判定部114は、生成されたメモリマップがフィールドネットワークFNの通信帯域の条件を満たしているか否かを判定する(ステップS106)。条件判定部114が条件を満たしていないと判定した場合には(ステップS106;No)、ステップS105に戻って、メモリマップの生成を別の基準でやり直す。
この条件は、ステップS105で生成されたメモリマップ通りにコントローラ20が通信装置10と通信を行う場合に、センサネットワークSNの通信帯域に関する閾値を超えないかというものである。
図5に例示したように、センサネットワークSNの通信帯域の値は、制約情報として、システム情報記憶部122に記憶されている。
センサネットワークSNの通信帯域に関する閾値は、システム情報記憶部122に記憶された通信帯域の値と、コントローラ周期TCの値と、通信装置10によって占められてもよい比率として予め設定された値と、から計算される。
例えば、センサネットワークSNの通信帯域の値が1Gビット毎秒であり、コントローラ周期TCが2.5ミリ秒であり、通信装置10による測定データの取得に割り当てられた通信帯域がセンサネットワークSNの通信帯域全体の0.1%であるものとする。
このとき、センサネットワークSNの通信帯域の値は、コントローラ周期TCあたり2500ビットとなる。
すなわち、このメモリマップでは、周期TCごとに、最大8点のデータがやり取りされる。条件判定部114は、ヘッダ、チェックサム等の付加データも考慮して、時間TCあたりに受信する最大8点の測定データを含むデータのサイズがセンサネットワークSNの通信帯域に関する閾値を超えることとなる場合、そのメモリマップが条件を満たさないものと判定する。
分割数が8の場合、コントローラ周期TCあたり、8個のフレームが送受信されるので、コントローラ周期TCあたり、センサネットワークSNには、2240ビットのデータがやり取りされる。
前述したように、センサネットワークSNの通信帯域に関する閾値は2500ビットであるから、条件判定部114は、これらの値を比較し、測定データを含むデータのサイズが通信帯域に関する閾値を超えないものと判定する。
なお、センサネットワークSNの通信帯域に関する閾値は、請求項における、通信帯域閾値の一例である。
未使用の領域を使用するため、別の条件でグルーピングをやり直すことも可能である。以下、この条件を第2の条件という。
次に、グルーピング部112は、属しているセンサが最も少ないグループを選択する。
グルーピング部112は、属しているセンサが最も少ないグループ以外のグループのための領域のうち、未使用の領域をマークする。
グルーピング部112は、マークした未使用の領域に、属しているセンサが最も少ないグループのすべてのセンサを移動できるか否かを判別する。
また、図13に示したA、B、Cグループのための領域のうち、未使用である領域は、偶数回目のBグループの1点分の領域である。
そこで、グルーピング部112は、これらの領域を未使用の領域としてマークする。
グルーピング部112は、グルーピング周期の大きいDグループのセンサM13を移動できるか否かを判別する。Dグループに属する唯一のセンサM13の点数は1であり、マークしたいずれの領域も1点以上の十分な大きさを有する。
そこで、グルーピング部112は、センサM13を、2回目のBグループの領域に移動できるものと判別する。
メモリマップ生成部113は、グルーピング部112によって分類し直されたグループに従い、メモリマップを再生成する(ステップS105)。
第3の条件は、データ取得周期ごとに測定データを取得する必要性の程度を示す優先度に従い、一部のセンサのデータ取得周期を延ばすものである。
一例として、図15に示すように、優先度は、例えば、1から10の整数値であり、値が大きいほど優先度が高いものとする。
図15に示した例では、グルーピング部112は、閾値3よりも小さい優先度1のセンサM10と優先度2のセンサM11を優先度が低いものと判別し、これらのセンサM10、M11のデータ取得周期TA10、TA11を延ばす。例えば、グルーピング部112は、TA10、TA11を2倍した値に更新する。
なお、所定の閾値で判別したときに、優先度が低いと判別されるセンサの数が2以上である場合には、グルーピング部112は、閾値を一定値だけ下げて、改めて判別を実行してもよい。また、所定の閾値で判別したときに、優先度が低いと判別されるセンサがない場合には、グルーピング部112は、閾値を一定値だけ上げて、改めて判別を実行してもよい。
未使用の領域に移動することが可能と判別されなかった場合には、グルーピング部112は、時分割数を1だけ増やし、増やした時分割の最後の回数に優先度の低いセンサを移動する。その上で、優先度が低いと判断されなかったすべてのセンサについて、センサ取得周期の条件を満たしつつ配置することができるか否かを判別する。
以上の移動がすべて可能と判別したならば、グルーピング部112は、センサの割当てを変更する。
センサM10の点数は2であるが、未使用の領域の点数はすべて1であるため、グルーピング部112は、優先度の低いセンサを未使用の領域に移動することができないと判別する。
時分割数を維持することができないので、グルーピング部112は、時分割数を8から9に増やす。
そして、9回目のメモリマップで、グルーピング部112は、センサM10、M11を、グルーピング周期の長いグルーピングであるCグループに割り当てられていた領域に移動する。センサM10、M11以外のセンサのうち、グルーピング周期TG1、TG2が1と小さく、9回目に割り当てられないとデータ取得周期の条件を満たせないセンサM1、M2があるため、グルーピング部112は、これらのセンサM1、M2を9回目に配置できるか否かを判別する。
9回目の開始アドレス0、5に合計点数3の未使用の領域があるため、グルーピング部112は、センサM1、M2をこれらの未使用の領域に配置することができると判別する。
図17を参照して、インストールしたソフトウェアによって情報演算装置100の機能を実現する実施の形態2に係るコンピュータ230を含む通信システム2について説明する。
以下、実施の形態1と異なる部分についてのみ説明する。
また、コンピュータ230の記憶部212は、通信装置10と同様に、システム情報記憶部122及びメモリマップ記憶部123を備える。
また、システム情報管理部111は、システム情報記憶部122に必要なシステム情報が記憶されていない場合には、ユーザによって入力装置120から入力された情報に基づいて、図10に示したステップS101からS105を実行してもよい。
コンピュータ230は、記憶部212に記憶された情報を、通信装置10又はコントローラ20が接続されたときに、これらの機器に送信してもよい。
従って、コンピュータ230によれば、コストを削減することができる。
また、演算部211及び記憶部212の機能は、コンピュータ230にインストールしたエンジニアリングツールETを含むプログラムを実行することで実現されてもよい。
Claims (11)
- ネットワークを介して接続された複数のセンサと第1の周期で通信し、各前記センサから前記第1の周期以上の周期であるデータ取得周期ごとに各前記センサによって測定された測定データを取得して記憶部に記憶する通信装置であって、
前記データ取得周期に基づいて各前記センサを複数のグループに分類し、分類された前記グループに属する前記センサから前記測定データを取得すると、前記第1の周期当たりに前記ネットワークを介して受信することとなるデータのサイズの最大値が前記ネットワークの通信帯域に関する閾値を超えると判別した場合に、前記複数のセンサのうちの1つのセンサを異なるグループに分類し直すグルーピング部と、
前記データ取得周期と、分類した前記複数のグループと、に基づいて、前記記憶部に前記測定データを記憶するタイミング及びアドレスを計算するメモリマップ生成部と、を備える、
通信装置。 - 前記グルーピング部は、前記データ取得周期ごとに各前記センサを前記複数のグループに分類する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記グルーピング部は、最短の前記センサのデータ取得周期に対する各前記センサのデータ取得周期の比を計算し、計算された前記比の小数点以下を切り下げて整数比を計算し、計算された前記整数比が同じ前記センサを1つの前記グループに分類する、
請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記グルーピング部は、分類された前記センサが最も少ない前記グループに属する前記センサのうちの前記データ取得周期が最も大きいセンサを、異なる前記グループに分類する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記ネットワークの通信帯域に関する閾値は、前記ネットワークの通信帯域のうちの前記測定データの取得に割り当てられた通信帯域である通信帯域閾値であり、
前記グルーピング部は、前記第1の周期当たりに前記通信装置によって前記ネットワークを介して受信することとなる前記測定データのサイズの最大値が前記通信帯域閾値を超えると判別した場合に、前記複数のセンサのうち前記通信装置が前記データ取得周期ごとに前記測定データを取得する必要性の程度を示す優先度の最も低い前記センサを、異なる前記グループに分類し直す、
請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。 - ネットワークを介して接続された複数のセンサと第1の周期で通信し、各前記センサから前記第1の周期以上の周期であるデータ取得周期ごとに各前記センサによって測定された測定データを取得して記憶部に記憶する通信装置が行う通信方法であって、
前記通信装置のグルーピング部が、前記データ取得周期に基づいて各前記センサを複数のグループに分類し、分類された前記グループに属する前記センサから前記測定データを取得すると、前記第1の周期当たりに前記ネットワークを介して受信することとなるデータのサイズの最大値が前記ネットワークの通信帯域に関する閾値を超えると判別した場合に、前記複数のセンサのうちの1つのセンサを異なるグループに分類し直すグルーピングステップと、
前記通信装置のメモリマップ生成部が、前記データ取得周期と、分類した前記複数のグループと、に基づいて、前記記憶部に前記測定データを記憶するタイミング及びアドレスを計算するメモリマップ生成ステップと、を含む、
通信方法。 - 前記グルーピングステップは、前記データ取得周期ごとに各前記センサを前記複数のグループに分類するステップを含む、
請求項6に記載の通信方法。 - 前記グルーピングステップは、最短の前記センサのデータ取得周期に対する各前記センサのデータ取得周期の比を計算し、計算された前記比の小数点以下を切り下げて整数比を計算し、計算された前記整数比が同じ前記センサを1つの前記グループに分類するステップを含む、
請求項6又は7に記載の通信方法。 - 前記グルーピングステップは、分類された前記センサが最も少ない前記グループに属する前記センサのうちの前記データ取得周期が最も大きいセンサを、異なる前記グループに分類するステップを含む、
請求項6から8のいずれか1項に記載の通信方法。 - 前記ネットワークの通信帯域に関する閾値は、前記ネットワークの通信帯域のうちの前記測定データの取得に割り当てられた通信帯域である通信帯域閾値であり、
前記グルーピングステップは、前記第1の周期当たりに前記ネットワークを介して受信することとなる前記測定データのサイズの最大値が前記通信帯域閾値を超えると判別した場合に、前記複数のセンサのうち前記データ取得周期ごとに前記測定データを取得する必要性の程度を示す優先度の最も低い前記センサを、異なる前記グループに分類し直すステップを含む、
請求項6から9のいずれか1項に記載の通信方法。 - コンピュータに、
ネットワークを介して接続された複数のセンサと第1の周期で通信させ、各前記センサから前記第1の周期以上の周期であるデータ取得周期ごとに各前記センサによって測定された測定データを取得させて記憶部に記憶させる通信方法を実行させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記データ取得周期に基づいて各前記センサを複数のグループに分類させ、分類された前記グループに属する前記センサから前記測定データを取得させると、前記第1の周期当たりに前記ネットワークを介して受信することとなるデータのサイズの最大値が前記ネットワークの通信帯域に関する閾値を超えると判別させた場合に、前記複数のセンサのうちの1つのセンサを異なるグループに分類し直させ、
前記データ取得周期と、分類した前記複数のグループと、に基づいて、前記記憶部に前記測定データを記憶するタイミング及びアドレスを計算させる、
プログラム。
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