JP6832202B2 - カテーテル組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、輸液や輸血等を行う場合に使用されるカテーテル組立体に関する。
輸液や輸血の導入部を患者に構築する際には、カテーテル(外針)内に内針を挿通した多重構造針を有するカテーテル組立体が用いられる(特許文献1参照)。このカテーテル組立体の使用において、ユーザは、多重構造針を患者に穿刺し、カテーテルを内針に対し相対的に進出させて血管内に挿入し、さらにカテーテルから内針を離脱させることで、カテーテルを留置する。
特表2013−529111号公報
ところで、カテーテル組立体の使用においては、多重構造針が血管を確保し続けつつ、カテーテルを挿入していく必要がある。従来のカテーテル組立体は、多重構造針の穿刺初期に、カテーテルと内針の間に血液を流動させるフラッシュバックを視認させることで、血管の確保をユーザに認識させる構成となっている。
しかしながら、従来のカテーテル組立体は、カテーテル内が血液で直ぐに充満されてしまうため、血液が継続的に流入されている、つまり血管の確保が継続しているかどうかを認識することが困難であった。よって仮に、血管確保後に多重構造針をさらに挿入して血管から外れてしまうと、血管以外の組織を損傷させる、又はカテーテルの先端を血管外に留置させる等の不都合が生じる。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであって、血液のフラッシュバックを継続的且つ簡単に確認可能とすることで、血管の確保を容易に継続して、その取扱性を大幅に向上させることができるカテーテル組立体を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、カテーテルと、先端開口と、前記先端開口に連通し軸方向に延びる中空部と、前記中空部に連通すると共に前記カテーテルよりも基端側に設けられた側孔と、を有し、前記カテーテル内に挿通された内針と、前記中空部及び前記側孔を経由した血液を流入させて前記血液をユーザに視認可能とする流入部と、を備え、前記流入部は、前記内針の軸方向に沿って前記内針に対して相対移動自在に設けられ、前記血液を貯留可能な貯留室を有する容器であり、前記容器は、前記内針が貫通されて該内針を囲っており、前記内針の軸方向に沿う先端及び基端の少なくとも一方に、内針の貫通を許容し且つ内針の抜去に伴い閉塞する止血弁を備えることを特徴とする。
上記によれば、カテーテル組立体は、内針の側孔がカテーテルよりも基端側に位置し、且つ流入部に血液を流入させることで、血管の確保が継続していることをユーザに簡単に認識させることができる。すなわち、流入部に血液が流入され続けていれば、内針が血管内に継続的に存在していることになる。また、カテーテルよりも基端側に側孔があれば、カテーテルを内針に対し進出する際に、ユーザ自身の手が視認の邪魔となることを抑制することができ、流入部を良好に視認させることができる。従って、カテーテル組立体は、その取扱性を大幅に向上させることができる。またカテーテル組立体は、流入部を内針の軸方向に相対移動自在に設けることで、例えば、内針を固定している内針ハブから流入部を取り出すことができる。従って、流入部の廃棄等を簡単に行うことができる。さらにカテーテル組立体は、容器が内針を囲っていることで、容器に流入している血液をユーザに対し充分に見易くすることができる。容器は、止血弁を備えることで、内針に対し容器を円滑に相対移動させることができ、また止血弁から内針が抜去された際に、貯留室に貯留された血液の漏出をより確実に防ぐことができる。
また、前記流入部は、前記カテーテルに固定されたカテーテルハブに隣接して設けられてもよい。
これにより、ユーザは、穿刺をする際に、穿刺部位を確認しながら流入部を良好に視認することができる。
またさらに、前記側孔は、前記流入部の内部に設けられ、且つ前記流入部の軸方向中間よりも先端側に位置していることが好ましい。
カテーテル組立体は、側孔が流入部の軸方向中間よりも先端側に位置していることで、穿刺後のカテーテルを移動させる初期時においても側孔が容器内に存在することになり、血管の確保を確認することができる。
さらにまた、当該カテーテル組立体は、前記カテーテルから前記内針を抜去した際に前記内針の針先を覆う針保護部材を備え、前記流入部は、前記針保護部材に固定され、一体的に移動可能であるとよい。
針保護部材は、カテーテルからの内針の抜去後に、内針の誤刺を防止することができる。容器は、この針保護部材と一体的に移動するので、容器のみを別に操作することなく、簡単に移動させることができる。
或いは、前記流入部は、ユーザが前記カテーテルの移動を操作するためのカテーテル操作部材に設けられてもよい。
ユーザは、カテーテル操作部材の操作時に、手元部となるカテーテル操作部材を視認する。そのため、カテーテル組立体は、カテーテル操作部材に流入部を備えることで、血管が確保され続けていることを良好に認識させることができる。
そして、前記流入部は、前記血液の流入に伴い内部の空気を外部に排出可能、且つ流入した前記血液の外部への排出を遮断する気体排出部を有することが好ましい。
カテーテル組立体は、気体排出部を有することで、流入部の空気を抜いて流入部に血液をスムーズに流入させることができる。
また、前記内針は、前記側孔よりも先端側且つ前記カテーテルと重なる位置に、前記中空部と前記内針の外部を連通する先端側孔を有する構成でもよい。
カテーテル組立体は、先端側孔を内針に有することで、穿刺初期時に、内針とカテーテルとの間に血液を直ちに流入させる。よってユーザは、血管の確保を早期に認識することができる。
本発明によれば、カテーテル組立体は、血液のフラッシュバックを継続的且つ簡単に確認可能とすることで、血管の確保を容易に継続して、その取扱性を大幅に向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るカテーテル組立体の斜視図である。 穿刺前状態におけるカテーテル組立体のハウジング内の構成を示す概略平面図である。 図1の血液視認用容器を示す側面断面図である。 本発明の第2実施形態に係るカテーテル組立体のハウジング内の構成を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態に係るカテーテル組立体のハウジング内の構成を示す概略平面図である。
以下、本発明に係るカテーテル組立体について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、患者(生体)に輸液や輸血等を行う場合に用いられ、患者の体内にカテーテル12を穿刺、挿入及び留置して、薬剤等の導入部を構築する。図1に示すように、このカテーテル組立体10は、末梢静脈カテーテルよりも長さが長いカテーテル12(例えば、中心静脈カテーテル、PICC、ミッドラインカテーテル等)を挿入するように構成される。なお、カテーテル組立体10は、中心静脈カテーテルよりも短い末梢静脈カテーテルを挿入するものでもよい。また、カテーテル組立体10は、静脈用カテーテルに限らず、末梢動脈カテーテル等の動脈用カテーテルを挿入するものでもよい。
カテーテル組立体10は、カテーテル12と、カテーテル12を固定保持するカテーテルハブ14と、内針16と、内針16を固定保持するハウジング18(内針ハブ)とを備える。また、カテーテル組立体10は、カテーテルハブ14に装着され、カテーテル12及びカテーテルハブ14の進退をユーザに操作させるカテーテル操作部材30を有する。さらに、カテーテル組立体10は、カテーテルハブ14よりも基端側のハウジング18内に、血液視認用容器40及び針保護部材50を備えている。
カテーテル組立体10は、使用前の状態(穿刺前状態)で、カテーテル12の内部に内針16を挿通することで多重構造針11を形成している。また、ハウジング18は、穿刺前状態で、多重構造針11の基端側を内部に収容すると共に、カテーテルハブ14、カテーテル操作部材30、血液視認用容器40及び針保護部材50を収容している。
医師や看護師等のユーザは、このカテーテル組立体10の使用において、ハウジング18を把持操作して、患者の体内に多重構造針11を穿刺する。さらに、穿刺状態を維持しつつ、カテーテル12を血管内に挿入していく。そして、カテーテル12に対し内針16を後退及び抜去することで、カテーテル12が血管内に留置される。
特に、本実施形態に係るカテーテル組立体10は、穿刺中に、内針16内を通して血液を基端方向に流動させて、血液視認用容器40(流入部)に流入させる。これにより、ユーザは、多重構造針11の先端が血管に穿入されたことを認識することができ、血液視認用容器40に血液が流入し続けていれば、多重構造針11が血管内に継続的に存在していると判断することができる。以下、このカテーテル組立体10の各構成について詳述していく。
カテーテル組立体10のカテーテル12は、可撓性を有し、その内側に軸方向に貫通するルーメン12aを有する。ルーメン12aは、内針16を収容可能且つ薬液や血液等を流動可能な直径に形成される。カテーテル12の長さは、特に限定されず用途や諸条件等に応じて適宜設計可能であり、例えば、14〜500mm程度に設定され、或いはは30〜400mm程度に設定され、或いは76〜200mm程度に設定される。
カテーテル12の構成材料は、特に限定されるものではないが、軟質樹脂材料が好適であり、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)等のフッ素系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂又はこれらの混合物、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテルナイロン樹脂、前記オレフィン系樹脂とエチレン・酢酸ビニル共重合体との混合物等があげられる。
カテーテル12の基端部は、適宜の固着方法(かしめ、融着、接着等)によってカテーテルハブ14内の先端部に固着される。カテーテルハブ14は、カテーテル12が血管内に挿入された状態で患者の皮膚上に露出され、テープ等により貼り付けられてカテーテル12と共に留置される。
カテーテルハブ14は、カテーテル12のルーメン12aに連通する内部空間14aを有し、先端方向に先細りの筒状に形成されている。またカテーテルハブ14の基端側の外周面には、径方向外側に突出するフランジ部15が設けられている。カテーテルハブ14の構成材料は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂を適用するとよい。
カテーテルハブ14の内部空間14aは、カテーテルハブ14の基端開口14bに連通しており、カテーテルハブ14内には、血液視認用容器40が挿入及び離脱可能に係合される。なお、内部空間14aには、内針16の穿刺時に血液の逆流を防ぐと共に、輸液チューブのコネクタの挿入に伴い輸液を可能とする、図示しない止血弁やプラグ等が収容されてもよい。
一方、カテーテル組立体10の内針16は、生体の皮膚を穿刺可能な剛性を有する中空管に構成され、カテーテル12のルーメン12a及びカテーテルハブ14の内部空間14aに貫通配置される。内針16は、カテーテル12よりも長く形成され、その先端に鋭利な針先16aを有する。多重構造針11は、図1に示す穿刺前状態で、カテーテル12から針先16aを露出している。内針16の内部には、内針16の軸方向に沿って中空部17が設けられ、この中空部17は、針先16aに形成された先端開口17aに連通している。
内針16の構成材料としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム又はアルミニウム合金、チタン又はチタン合金のような金属材料、硬質樹脂、セラミックス等があげられる。
また図2に示すように、内針16の軸方向途中位置の周壁には、中空部17を流動する血液を外部に流出させる側孔17bが設けられている。この内針16の側孔17bについては後に詳述する。さらに、内針16の基端部は、適宜の固着方法(融着、接着、インサート成形等)により、ハウジング18に強固に固着される。
図1に戻り、ハウジング18は、下壁19及び一対の側壁20を有し、その内側に収容空間18aが設けられた細長い舟型を呈している。このハウジング18の軸方向長さは、内針16の軸方向長さよりも短い。ハウジング18を構成する樹脂材料は、特に限定されず、例えば、カテーテルハブ14であげた材料を適宜選択し得る。
下壁19の基端には、内針16の基端開口を閉塞した状態で固着する針保持部21が設けられている。また、一方の側壁20の先端には、該側壁20を基点に回動可能な支持部材22が設けられている。
支持部材22は、穿刺前状態で、カテーテル12(多重構造針11)の下側を適度な弾力で支持可能に待機している。そして、支持部材22は、カテーテル12及びカテーテルハブ14の進出に伴い回転可能となり、カテーテルハブ14(又はカテーテル操作部材30)が接触することで側壁20の外側に向かって回転する。これにより、カテーテルハブ14、カテーテル操作部材30、血液視認用容器40及び針保護部材50が、ハウジング18からスムーズに送出される。
一方、カテーテル操作部材30は、内針16及びハウジング18に対するカテーテル12及びカテーテルハブ14の相対移動を操作する。このカテーテル操作部材30は、ハウジング18の長手方向に延びる操作板部31と、操作板部31の基端に連なりカテーテルハブ14を収納するハブ収納部32とを有する。
操作板部31は、ユーザの指が当てられて進退操作がなされる部位である。この操作板部31の下面には、一対の突片(不図示)が長手方向に沿って1以上設けられ、各箇所でカテーテル12を咥え込んでいる。
ハブ収納部32は、操作板部31に連なり、操作板部31から上方向に多少突出した半円筒状に形成されている。このハブ収納部32は、下方側が開放されており、上方からカテーテルハブ14に被せることで、カテーテルハブ14の外周面を適度な摩擦力で接触保持する。これにより、ハブ収納部32は、カテーテル操作部材30をハウジング18から露出した後に、カテーテルハブ14を下方に離脱させる。
そして図1及び図2に示すように、カテーテルハブ14の基端部には、穿刺前状態で、血液視認用容器40が着脱自在に接続され、さらに血液視認用容器40の基端には針保護部材50が連結される。つまり、カテーテルハブ14、血液視認用容器40及び針保護部材50は、カテーテル操作部材30の操作下に、相互に一体的に移動することが可能である。
図2及び図3に示すように、血液視認用容器40は、円筒状に形成され、内針16から血液が流入される所定容積の貯留室40aを内側に有する。そして血液視認用容器40は、穿刺前状態で、軸心部に内針16が貫通配置され、該内針16を囲っている。
ここで、内針16は、上述したように、中空部17と外部を連通する側孔17bを、カテーテルハブ14(すなわち、カテーテル12)よりも多少基端側の周壁に設けている。そのため、側孔17bは、穿刺前状態で、カテーテルハブ14の基端側の血液視認用容器40(貯留室40a)内に配置される。特に、本実施形態において、側孔17bは、血液視認用容器40の軸方向中間位置よりも先端側に位置している。この側孔17bは、例えば、内針16の軸方向に沿って長い矩形状(長方形状)に形成されている。なお、側孔17bの形状は、特に限定されず、丸孔や楕円状に形成されていてもよい。
血液視認用容器40は、上記の貯留室40aを形成するため、円筒状の筒体41と、筒体41の両端部それぞれで貯留室40aを閉塞する止血弁42とを有する。より詳細には、筒体41は、カテーテルハブ14に着脱自在に装着される先端接続周壁43と、先端接続周壁43の基端に連なり外側に露出される中間周壁44と、中間周壁44の基端に連なり針保護部材50に固定される基端接続周壁45とを有する。
先端接続周壁43は、カテーテルハブ14の内部空間14aに挿入され、内部空間14aを構成する内周面に適度な摩擦力で嵌合される。例えば、先端接続周壁43は、カテーテルハブ14の内周面のルアーテーパ状に面接触する形状(先端方向に徐々に外径が漸減する円錐台状)に形成されるとよい。
中間周壁44は、軸方向に沿ってある程度長さを有することで、貯留室40aの容積を確保している。なお、中間周壁44は、カテーテルハブ14よりも太く(例えば、ハウジング18の一対の側壁20に近接する外径に)形成されて、血液視認用容器40の軸方向長さを短くした構成でもよい。
また、中間周壁44の基端寄りの所定位置には、気体排出部46が設けられている。気体排出部46は、貯留室40aと筒体41の外部とを貫通する連通孔46aと、この連通孔46aを埋めるフィルタ46bとで構成される。フィルタ46bは、空気(気体)を通過させる一方で、血液(液体)の通過を遮断する機能を有している。この種のフィルタ46bとしては、例えば、疎水性材料や多孔質材料からなる部材を適用することができる。なお、気体排出部46は、貯留室40aの血液を漏出せずに空気を抜くことが可能な構造であればよく、例えば血液が漏れない程度に連通孔46aを細く形成した構成でもよい。
一方、基端接続周壁45は、針保護部材50内に挿入されて、螺合、融着、接着等の固定手段によって針保護部材50に固定される部位である。例えば、血液視認用容器40が針保護部材50に螺合される場合、基端接続周壁45の外周面は雄ネジ状に形成される。
筒体41の構成材料は、特に限定されないが、透明性又は半透明性を有する樹脂材料やガラス等が適用されることが好ましい。これにより貯留室40aに流入した血液をユーザに容易に視認させることができる。なお、筒体41は、周方向全周が透明でなくてもよく、周方向の一部が不透明に構成されてもよい。
一方、止血弁42は、膜状に形成され、その周縁部が先端接続周壁43や基端接続周壁45に強固に固着されることで、貯留室40aを気密及び液密に閉塞している。止血弁42を構成する材料は、特に限定されるものではないが、例えば、弾性力が高い樹脂材料等を適用するとよい。止血弁42の中心位置には、穿刺前状態で、内針16の貫通を許容し、且つ内針16の抜去に伴い弾性的に自己閉塞する弁孔42aが設けられている。
なお、止血弁42は、筒体41の両端部のうちいずれか一方に設けられていればよく、他方は他の材料によって構成してもよい。例えば、血液視認用容器40は、筒体41と同一材料により底部を一体成形したものを適用してもよい。また、一対の止血弁42のうち一方又は両方は、気体を透過させる一方で液体の通過を遮断する材料で構成され、気体排出部46の機能を有していてもよい。これにより、筒体41に連通孔46aやフィルタ46bを設ける必要がなくなる。
なお、血液視認用容器40は、適宜の容量を貯留室40aに貯留可能とすることで、カテーテル12及びカテーテルハブ14の留置後に、針保護部材50から取り外して採血用容器とすることができる。すなわち、血液視認用容器40は、貯留した血液を血液検査等に利用してもよい。このため、血液視認用容器40の外周面には、血液の貯留量を測ることが可能な目盛等が描かれていてもよい。
一方、血液視認用容器40に接続される針保護部材50は、穿刺前状態で、内針16が貫通配置されている。そして、カテーテル12と内針16の離脱に伴い、移動してきた針先16aを内部に収容すると、針先16aの再露出を防止する。例えば、針保護部材50は、針先16aの再露出を防止する機構として、シャッタ51及び抜け止め部材52を内部に収容している。シャッタ51は、内針16の配置状態で内針16の外周面に接触して弾性変形しており、針先16aが基端側に移動することにより弾性復元して内針16の貫通経路を遮断する。抜け止め部材52は、内針16の針先16aよりも小径な孔部を有することで、針先16aの基端方向への抜けを規制する。
本実施形態に係るカテーテル組立体10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その作用効果について説明する。
カテーテル組立体10は、輸液や輸血の導入部を患者に構築する際に用いられる。使用において、ユーザは、ハウジング18を把持操作して、穿刺前状態の多重構造針11を患者に穿刺する。針先16aが血管内に刺入されるまで内針16を挿入すると、内針16の先端開口17aから中空部17に血液が流入し、この血液が中空部17の基端方向に流動(逆血)していく。
図2及び図3に示すように、カテーテル組立体10は、穿刺前状態で、多重構造針11の基端側で、カテーテルハブ14、血液視認用容器40及び針保護部材50を相互に接続し、内針16の側孔17bが血液視認用容器40の貯留室40aに位置している。これにより、基端方向に流動した血液は、血液視認用容器40の貯留室40aに流出する。
そのため、ユーザは、血液視認用容器40に血液が流入し始めたことを視認することで、内針16による患者の血管の確保(針先16aが血管内に挿入されたこと)を認識することができる。この際、筒体41の両端部に固着された一対の止血弁42は、内針16の挿通状態で貯留室40aを液密に閉塞しているため、流入した血液の漏れを確実に防ぐ。また、血液視認用容器40は、血液の流入時にフィルタ46bから貯留室40aの空気を抜くことで、側孔17bから血液をスムーズに流出可能とする。特に、血液視認用容器40は、内針16よりも充分に太いので、ユーザが容器を容易に視認することができる。
そして、多重構造針11の穿刺中に、血液視認用容器40に血液が流入し続けていれば、血管の確保が継続していることになる。また仮に、血液が一旦流入した後に血液の流入が途絶えた場合には、内針16の針先16aが血管から外れたと想定できるため、内針16の穿刺を早期に中止することが可能となる。
ユーザは、血管の確保状態で、カテーテル操作部材30を操作して、内針16及びハウジング18に対しカテーテル12を相対的に進出させる。このカテーテル操作部材30の進出操作により、カテーテル12、カテーテルハブ14、血液視認用容器40及び針保護部材50が一体的に進出する。移動時に、血液視認用容器40は、内針16に付着している血液を止血弁42により拭うことができる。
さらに、内針16の側孔17bは、穿刺前状態で貯留室40aの先端寄りに位置しているため、血液視認用容器40がある程度進出しても、貯留室40aに血液が流入され続ける。従って、ユーザは、カテーテル12を挿入する初期時でも、血管の確保を継続的に確認することができる。
ユーザは、カテーテル12を血管に挿入すると、カテーテル12及びカテーテルハブ14に対し、内針16及びハウジング18を相対的に後退させる。これにより、カテーテルハブ14、血液視認用容器40及び針保護部材50がハウジング18から送出されて、さらに後退を続けると、内針16の針先16aがカテーテルハブ14よりも基端側に移動する。そして、カテーテルハブ14が、血液視認用容器40との嵌合を解除することで、カテーテル12及びカテーテルハブ14が患者側に留置されることになる。
一方、血液視認用容器40は、内針16の針先16aが止血弁42から抜けることに伴い、止血弁42が弾性変形して弁孔42aを自己閉塞する。これにより、貯留室40aからの血液の漏れが抑制される。また、内針16の針先16aが針保護部材50まで後退すると、針保護部材50は、シャッタ51を展開して針先16aの再露出を防止すると共に、抜け止め部材52により内針16が針保護部材50から抜けることを規制する。さらに、カテーテル組立体10は、血液視認用容器40と針保護部材50が固定されているため、内針16、ハウジング18、血液視認用容器40及び針保護部材50をまとめて廃棄することができる。
以上のように、第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、内針16の側孔17bがカテーテル12よりも基端側に位置し、且つ血液視認用容器40に血液を流入させることで、血管の確保が継続していることをユーザに簡単に認識させることができる。すなわち、血液は、先端開口17a、中空部17、側孔17bを経由して血液視認用容器40に流入されるため、血液が流入し続けていれば、先端開口17aが血管内に継続的に存在していることになる。また、カテーテル12よりも基端側に側孔17bがあれば、カテーテル12を内針16に対し進出する際に、ユーザ自身の手が視認の邪魔となることを抑制することができ、血液視認用容器40を良好に視認させることができる。従って、カテーテル組立体10は、その取扱性を大幅に向上させることができる。
また、カテーテル組立体10は、血液視認用容器40を相対移動自在に設けることで、カテーテル12の進出と共に移動して、内針16を固定しているハウジング18から血液視認用容器40を取り出すことができる。これにより、血液視認用容器40の廃棄等を簡単に行うことができる。特に、血液視認用容器40は、カテーテルハブ14の基端側に接続されていることで、血液視認用容器40をハウジング18の基端に設けた場合と比べて血液の流入が早まり、血管の確保を早期に認識させることができる。
さらに、針保護部材50は、カテーテル12からの内針16の抜去に伴い、内針16の誤刺を防止することができる。そして、血液視認用容器40は、針保護部材50と一体的に移動するので、血液視認用容器40のみを別に操作することなく、簡単に移動させることができる。血液視認用容器40は、止血弁42を備えることで、内針16に対し血液視認用容器40を円滑に相対移動させ、また貯留室40aに貯留された血液の漏出をより確実に防ぐことができる。
またさらに、カテーテル組立体10は、血液視認用容器40の軸方向中間よりも先端側に側孔17bが位置していることで、穿刺後のカテーテル12を移動させる初期時においても側孔17bが容器内に存在することになり、血管の確保を確認することができる。さらにまた、カテーテル組立体10は、連通孔46a及びフィルタ46bを有することで、血液視認用容器40の空気を抜いて血液視認用容器40に血液をスムーズに流入させることができる。
なお、本発明に係るカテーテル組立体10は、上記の構成に限定されるものではない。例えば、血液視認用容器40は、針保護部材50の基端側に接続した構造(先端側から順に、カテーテル12、カテーテルハブ14、針保護部材50、血液視認用容器40が接続された構成)でもよい。また血液の流入部として、針保護部材50を透明性又は半透明性材料で構成し、針保護部材50の針先16aを収容する空間に血液を流入させる構成でもよい。
以下、他の実施形態に係るカテーテル組立体について幾つか説明する。なお、以降の説明において、第1実施形態のカテーテル組立体10と同一の構成又は同一の機能を有する構成には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係るカテーテル組立体10Aは、図4に示すように、針保護部材50よりも基端側に血液視認用容器60(流入部)を備えている点で、第1実施形態に係るカテーテル組立体10と異なる。また、カテーテル組立体10Aは、カテーテルハブ14に針保護部材50を着脱可能に装着している一方で、血液視認用容器60を内針16に固着している。
さらに、内針16は、カテーテル12のルーメン12a内で側方に開口する先端側孔61を有すると共に、血液視認用容器60に重なる位置に基端側孔62を有する。先端側孔61は、針先16aに近い位置に設けられて、中空部17に流入した血液をカテーテル12のルーメン12a(カテーテル12の内周面と内針16の外周面の隙間)に流出させる。なお、先端側孔61は、本実施形態に限定されるものではなく、上述したカテーテル組立体10や後記のカテーテル組立体10Bに設けられてもよい。
基端側孔62は、針保持部21の先端側且つこの針保持部21付近に設けられて、中空部17に流入した血液を血液視認用容器60の貯留室40aに流出させる。この基端側孔62における血液視認用容器60との相対的な軸方向位置は、自由に設計されてよい。
また、カテーテルハブ14の内部には、ハブ用止血弁63が設けられている。ハブ用止血弁63は、ルーメン12aに流出し、カテーテルハブ14内に流動した血液がカテーテルハブ14から漏れることを遮断する。
血液視認用容器60は、所定の容積の貯留室40aを備え、またカテーテル12、カテーテルハブ14及び針保護部材50とは分離して設けられる。血液視認用容器60は、内針16に対して移動不能に固定されている。この血液視認用容器60は、第1実施形態の止血弁42に代えて、蓋体60bを筒体60aに連結(又は一体成形)した構成とすることができる。各蓋体60bは、円盤状に形成され、その中心位置に内針16が貫通している。また図示は省略しているが、この血液視認用容器60にも気体排出部46(図3参照)が設けられている。
なお、図示例では、内針16の周方向全体を筒体60aで覆っているが、血液視認用容器60の形状や内針16に対する取付状態については、特に限定されるものではない。例えば、血液視認用容器60は、内針16の基端側孔62の形成箇所側に固着し、内針16の周方向の一部を露出したものでもよい。
第2実施形態に係るカテーテル組立体10Aは、基本的には以上のように構成される。このカテーテル組立体10Aは、使用時に、患者の血管内に内針16の針先16aが刺入すると、先端開口17aから中空部17に血液を流動させる。そして、中空部17を流動する血液は、先端側孔61において内針16の外部(ルーメン12a)に流出する。このため、穿刺初期時に、内針16の針先16aが患者の血管を確保したことを直ちに認識させることができる。
また、先端側孔61から流出せずに内針16の中空部17をそのまま基端方向へ流動した血液は、基端側孔62から血液視認用容器60の貯留室40aに流出する。そのため、ユーザは、血液視認用容器60に血液が流入され続けることに基づき、多重構造針11が血管を継続的に確保していると認識することができる。
カテーテル組立体10Aは、カテーテル12の挿入時に、カテーテルハブ14及び針保護部材50を一体的に移動させる。この際も、血液視認用容器60は、内針16に固着されているので、内針16の中空部17から血液を受け入れ続ける。針保護部材50が内針16の針先16a及び先端側孔61を収容した段階では、カテーテルハブ14と針保護部材50の分離がなされて、カテーテル12及びカテーテルハブ14が患者側に良好に留置されることになる。
つまり、カテーテル組立体10Aは、血液視認用容器60が内針16に移動不能に固定されていることで、カテーテル組立体10Aの構造を簡単化することができる。また、血液視認用容器60を強固に固定することが可能となり、血液の漏出を確実になくすことができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態に係るカテーテル組立体10Bは、図5に示すように、内針16の側孔17bからカテーテル操作部材70に血液を流出させる構成となっている点で、第1及び第2実施形態に係るカテーテル組立体10、10Aと異なる。
具体的には、カテーテル組立体10Bは、第1実施形態と同様に、カテーテルハブ14、血液視認用容器40、針保護部材50を有し、カテーテル操作部材70は、カテーテルハブ14に着脱自在に装着される。このカテーテル操作部材70は、カテーテルハブ14に装着されるハブ装着部71と、ハウジング18の軸心と直交する幅方向に一対のウイング72とを有する。
ハブ装着部71は、例えば、下方に突出する一対の脚部71aを有しており、該一対の脚部71aによってカテーテルハブ14の外周面を挟持する。一対のウイング72は、例えば平板状に形成されており、ハウジング18の側壁20に設けられたスリット(不図示)からハウジング18の幅方向外側に突出している。ユーザは、ウイング72の突出部分を押し操作することで、カテーテル操作部材70を進退操作することができる。
また、カテーテル操作部材70は、カテーテルハブ14(ハブ装着部71)よりも基端方向に延びる延在部73を有する。延在部73は、例えば、針保護部材50に固定されることで、カテーテル操作部材70を針保護部材50から離脱させずに一体的に廃棄可能な構成とすることができる。
また、延在部73には、血液視認用容器40に連結されて貯留室40aに連通する配管74が設けられている。配管74は、血液視認用容器40に連結される基端部から延在部73に向かって突出し、延在部73内(又は延在部73の面上)を先端方向に延在している。さらに配管74は、ハブ装着部71内(又はハブ装着部71の面上)において左右幅方向に分岐して一対のウイング72に至っている。そして、ウイング72内(又はウイング72の面上)には、配管74に連通して、ユーザに血液を視認させる血液視認用流路75が設けられている。つまり、第3実施形態において、血液を視認可能とする流入部は、血液視認用容器40、配管74及び血液視認用流路75を含む。
この血液視認用流路75は、配管74との接続点を基点に分岐する複数の分岐路75aを有している。複数の分岐路75aは、ウイング72の幅方向外側に向かって延出している。各分岐路75aの延出端部には、気体を排出する一方で、液体の排出を遮断するフィルタ76a(気体排出部76)が設けられている。すなわち、内針16から血液視認用容器40の貯留室40aに流入した血液は、カテーテル操作部材70の配管74を介して血液視認用流路75に流入する。
これによりユーザは、カテーテル操作部材70の操作時に、手元部となるウイング72(血液視認用流路75)に流入した血液を視認して、多重構造針11が血管を確保したことを認識することができる。つまり、カテーテル組立体10Bは、カテーテル操作部材70に血液視認用流路75を備えることで、穿刺する際に穿刺部位を確認しながら、血管が確保され続けていることをより良好に認識させることができる。なお、カテーテル組立体10Bは、ハウジング18から突出した部分に血液が流動するため、カテーテルハブ14、血液視認用容器40、針保護部材50を収容したハウジング18の収容空間18aを、上壁や蓋体等によって覆う構成でもよい。
要するに、カテーテル組立体10Bは、流入部として、内針16の側孔17bから流出した血液を確認させ得る種々の構造を採ることができる。例えば、図5中では血液視認用容器40に配管74が接続される構成としたが、血液視認用容器40を省いて、配管74を側孔17bに直接接続させた構造でもよい。また、流入部として、チューブ状の配管(不図示)を適用し、内針16の外周面に対しこの配管を螺旋状に巻回した構成を適用してもよい。
10、10A、10B…カテーテル組立体 12…カテーテル
14…カテーテルハブ 16…内針
17…中空部 17a…先端開口
17b…側孔 18…ハウジング
30、70…カテーテル操作部材 40、60…血液視認用容器
40a…貯留室 42…止血弁
46、76…気体排出部 46a…連通孔
46b、76a…フィルタ 50…針保護部材
72…ウイング 75…血液視認用流路

Claims (7)

  1. カテーテルと、
    先端開口と、前記先端開口に連通し軸方向に延びる中空部と、前記中空部に連通すると共に前記カテーテルよりも基端側に設けられた側孔と、を有し、前記カテーテル内に挿通された内針と、
    前記中空部及び前記側孔を経由した血液を流入させて前記血液をユーザに視認可能とする流入部と、を備え
    前記流入部は、前記内針の軸方向に沿って前記内針に対して相対移動自在に設けられ、前記血液を貯留可能な貯留室を有する容器であり、
    前記容器は、前記内針が貫通されて該内針を囲っており、前記内針の軸方向に沿う先端及び基端の少なくとも一方に、内針の貫通を許容し且つ内針の抜去に伴い閉塞する止血弁を備え
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  2. 請求項1記載のカテーテル組立体において、
    前記流入部は、前記カテーテルに固定されたカテーテルハブに隣接して設けられる
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  3. 請求項1又は2記載のカテーテル組立体において、
    前記側孔は、前記流入部の内部に設けられ、且つ前記流入部の軸方向中間よりも先端側に位置している
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  4. 請求項のいずれか1項に記載のカテーテル組立体において、
    当該カテーテル組立体は、前記カテーテルから前記内針を抜去した際に前記内針の針先を覆う針保護部材を備え、
    前記流入部は、前記針保護部材に固定され、一体的に移動可能である
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  5. 請求項のいずれか1項に記載のカテーテル組立体において、
    前記流入部は、ユーザが前記カテーテルの移動を操作するためのカテーテル操作部材に設けられる
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のカテーテル組立体において、
    前記流入部は、前記血液の流入に伴い内部の空気を外部に排出可能、且つ流入した前記血液の外部への排出を遮断する気体排出部を有する
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のカテーテル組立体において、
    前記内針は、前記側孔よりも先端側且つ前記カテーテルと重なる位置に、前記中空部と前記内針の外部を連通する先端側孔を有する
    ことを特徴とするカテーテル組立体。
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