JP6827915B2 - 液体検知センサおよび液体検知装置 - Google Patents

液体検知センサおよび液体検知装置 Download PDF

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Description

本発明は、液体検知センサおよび液体検知装置に関する。
特開2007−143895号公報(特許文献1)には、多孔性金属シートと、無孔金属シートと、多孔性金属シートと無孔金属シートとで挟持された通水性布シートとを有する水分感知シートが開示されている。当該水分感知シートにおいては、液体が多孔性金属シートの孔部を通り、通水性布シート中で拡散することによって、多孔性金属シートと無孔金属シートとの間が導通されるように設計されている。
実開昭61−158847号公報(特許文献2)には、吸水性テープと、吸水性テープの片面に設けられた2本の平行導体と、平行導体上に設けられた絶縁層とを有する水漏検知構造が開示されている。当該水漏検知構造においては、吸水性テープ中で水が拡散することによって、2本の平行導体の間が導通されるように設計されている。
特開2007−143895号公報 実開昭61−158847号公報
特許文献1に開示されている水分感知シートにおいては、吸湿性の高い通水性布シートが使用されている。また特許文献2に開示されている水漏検知構造においては、吸水性テープが使用されている。そのため、特許文献1の通水性布テープおよび特許文献2の吸水性テープが空気中の水分を吸収することにより、2つの電極間の絶縁性が悪化する場合がある。結果として、2つの電極間の絶縁抵抗が徐々に低下することで、液体検知センサが誤作動する場合があった。
本発明の一実施態様は、上記の課題を解決するためになされたもので、誤作動を抑制可能な液体検知センサおよび液体検知装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様に係る液体検知センサは、第1電極と、絶縁層と、第2電極とを備えている。絶縁層は、第1電極上にある。第2電極は、絶縁層上にある。第2電極の表面には、第2電極および絶縁層の各々を貫通している第1孔が設けられている。第1孔に液体が溜まることにより、液体を介して第1電極および第2電極が導通可能に構成されている。
本発明の一実施態様によれば、誤作動を抑制可能な液体検知センサおよび液体検知装置を提供することができる。
第1実施形態に係る液体検知センサの構成を示す斜視模式図である。 第1実施形態に係る液体検知センサの構成を示す平面模式図である。 図2のIII−III線に沿った断面模式図である。 図2のIV−IV線に沿った断面模式図である。 第1孔に液体が溜まった状態における図2のV−V線に沿った断面模式図である。 第1実施形態に係る液体検知センサの第1変形例の構成を示す平面模式図である。 第1実施形態に係る液体検知センサの第2変形例の構成を示す平面模式図である。 第2実施形態に係る液体検知装置の構成を示す平面模式図である。 図8のIX−IX線に沿った断面模式図である。 図8のX−X線に沿った断面模式図である。 第3実施形態に係る液体検知センサの構成を示す斜視模式図である。 図11のXII−XII線に沿った断面模式図である。 第1孔に液体が溜まった状態を示す断面模式図である。 図15のXIV−XIV線に沿った断面模式図である。 第4実施形態に係る液体検知センサの構成を示す平面模式図である。 第4実施形態に係る液体検知センサの構成を示す回路模式図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る液体検知センサの構成について説明する。
図1および図2に示されるように、第1実施態様に係る液体検知センサ100は、第1電極10と、絶縁層30と、第2電極20と、粘着層40とを主に有している。第1電極10は、粘着層40上にある。絶縁層30は、第1電極10上にある。第2電極20は、絶縁層30上にある。第1電極10および第2電極20の各々は、導電体である。第1電極10および第2電極20の各々は、たとえば布などの繊維に対して、銅またはニッケルなどの金属とカーボンとが付着されて構成されている。代替的に、第1電極10および第2電極20の各々は、銅箔またはアルミニウム箔などの金属箔であってもよい。第1電極10および第2電極20の各々の厚みは、たとえば90μmである。絶縁層30は、たとえばアクリル樹脂により構成されている。絶縁層30の厚みは、たとえば240μmである。
第1電極10、絶縁層30、第2電極20および粘着層40の各々の形状は、たとえばテープ状である。具体的には、図2に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第1電極10は、長手方向Xと、長手方向Xと垂直な短手方向Yとの各々に延在している。第1電極10の長手方向Xの長さは、第1電極10の短手方向Yの長さよりも長い。第1電極10の厚さ方向Zの長さは、第1電極10の短手方向Yの長さよりも短い。第2電極20、粘着層40および絶縁層30の外形は、第1電極10とほぼ同じである。なお、短手方向Yは、長手方向Xに対して垂直な方向である。厚さ方向Zは、長手方向Xおよび短手方向Yの各々に対して垂直な方向である。液体検知センサ100の厚さ方向Zの長さAは、たとえば0.05mm以上5mm以下である。液体検知センサ100の長手方向Xの長さBは、たとえば10mm以上10000mm以下である。液体検知センサ100の短手方向Yの長さCは、たとえば5mm以上1000mm以下である。
第2電極20の表面21には、第1孔1が設けられている。第1孔1には、検知する対象の液体4(図5参照)を溜めることができる。第1孔1の数は、1以上であればよいが、好ましくは複数(2以上)である。図2に示されるように、第1孔1は、長手方向Xおよび短手方向Yの各々に沿って間隔を隔てて複数配置されている。隣り合う2つの第1孔1の間隔は、第1孔1の直径よりも大きくてもよい。第1孔1の直径は、液体4が内部に入り込むことができる大きさ以上であればよい。第1孔1の直径は、たとえば2mmである。
第2電極20の表面21には、第2孔2が設けられていてもよい。第2孔2は、後述する検知部55の端子が配置されるように構成されている。第2孔2の数は、たとえば1であるが、2以上であってもよい。図2に示されるように、第2孔2は、第2電極20の表面21の角部付近に設けられている。第2孔2は、第1孔1とは離間している。図2に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第2孔2の形状は、第1孔1の形状と異なっていてもよいし、第1孔1の形状と同じであってもよい。第2孔2の開口部の面積は、第1孔1の開口部の面積よりも大きくてもよい。
第2電極20の表面21には、第3孔3が設けられていてもよい。第3孔3は、後述する終端抵抗部65の端子が配置されるように構成されている。第3孔3の数は、たとえば1であるが、2以上であってもよい。図2に示されるように、第3孔3は、第2電極20の表面21の角部付近に設けられている。第3孔3は、第1孔1および第2孔2の各々とは離間している。図2に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第3孔3の形状は、第1孔1の形状と異なっていてもよいし、第1孔1の形状と同じであってもよい。第3孔3の開口部の面積は、第1孔1の開口部の面積よりも大きくてもよい。第2電極20の表面21に垂直な方向から見て、第1電極10の形状は、略長方形である。第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第2孔2および第3孔3は、第1電極10の対角線D上に配置されていてもよい。対角線Dは、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、長手方向Xおよび短手方向Yの各々に対して傾斜している。
図3は、図2のIII−III線に沿った断面模式図である。図3に示されるように、第1孔1は、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通している。第1孔1は、第1電極10に至っている。第1孔1は、第1側面1aと、第1側面1aに連なる第1底面1bとにより規定される。第2電極20および絶縁層30の各々は、第1側面1aに露出する。別の観点から言えば、第1側面1aは、第2電極20および絶縁層30により構成されている。第1電極10は、第1底面1bに露出している。別の観点から言えば、第1底面1bは、第1電極10により構成されている。
第1電極10は、第1主面11と、第1主面11の反対側の第2主面12とを有する。同様に、第2電極20は、第3主面21と、第3主面21の反対側の第4主面22とを有する。絶縁層30は、第5主面31と、第5主面31の反対側の第6主面32とを有する。粘着層40は、第7主面41と、第7主面41の反対側の第8主面42とを有する。第1主面11の大部分は、第6主面32と接している。第1主面11の一部は、第6主面32に接しておらず露出している。別の観点から言えば、第1主面11の一部は、第1孔1の第1底面1bを構成している。第2主面12は、第7主面41に接する。第3主面21は、第2電極20の表面21である。第8主面42は、粘着層40の裏面である。第5主面31は、第4主面22に接する。
第1孔1は、内部に液体4を溜めることができる。液体4は、液体検知センサ100の使用環境において液状であればよい。液体4は、第1電極10と第2電極20との間を導通可能な導電性の液体4である。液体4は、たとえば水であるが、水に限定されない。液体4は、たとえば酸であってもよいし、アルカリであってもよいし、薬液であってもよい。第1孔1の内部に効率的に液体4を溜めるためには、第1孔1の第1側面1aを構成する材料に、当該液体4が吸収されないことが好ましい。液体4が水の場合、第1側面1aを構成する絶縁層30の材料は、疎水性または撥水性を有することが好ましい。絶縁層30は、たとえばポリスチレン系、酢酸ビニル系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリアミド系、ゴム系、アクリル系などの熱可塑性樹脂である。絶縁層30は、フェノール系、エポキシ系、ウレタン系、メラミン系、アルキッド系などの熱硬化性樹脂であってもよい。
第2孔2は、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通し、第1電極10に至っている。第2孔2は、第2側面2aと、第2側面2aに連なる第2底面2bとにより規定される。第2電極20および絶縁層30の各々は、第2側面2aに露出する。別の観点から言えば、第2側面2aは、第2電極20および絶縁層30により構成されている。第1電極10は、第2底面2bに露出している。別の観点から言えば、第2底面2bは、第1電極10により構成されている。第1主面11の一部は、第2孔2の第2底面2bを構成している。
図4は、図2のIV−IV線に沿った断面模式図である。図4に示されるように、第3孔3は、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通し、第1電極10に至っている。第3孔3は、第3側面3aと、第3側面3aに連なる第3底面3bとにより規定される。第2電極20および絶縁層30の各々は、第3側面3aに露出する。別の観点から言えば、第3側面3aは、第2電極20および絶縁層30により構成されている。第1電極10は、第3底面3bに露出している。別の観点から言えば、第3底面3bは、第1電極10により構成されている。第1主面11の一部は、第3孔3の第3底面3bを構成している。
次に、第1実施形態に係る液体検知センサ100の動作について説明する。
液体検知センサ100は、たとえば水検知センサとして使用可能である。たとえば電気自動車のバッテリーの冷却水の漏れを検知することができる。液体検知センサ100は、たとえば冷却水を流す配管の外側に配置される。配管から漏れだした冷却水(液体4)は、液体検知センサ100の第1孔1の内部に入る。図5に示されるように、第1孔1に液体4が溜まり、液体4が第2電極20に接触すると、液体4を介して第1電極10および第2電極20とが導通する。別の観点から言えば、液体検知センサ100は、第1孔1に液体4が溜まることにより、液体4を介して第1電極10および第2電極20が導通可能に構成されている。第1電極10および第2電極20が導通することにより、第1電極10および第2電極20の間の電気抵抗が変化する。電気抵抗の変化を検知することにより、液体4の漏れを検知することができる。
次に、第1実施形態に係る液体検知センサ100の製造方法の一例について説明する。
まず、絶縁層30と第2電極20とがラミネートされた第1部材が準備される。穴あけ機を使用して第1部材に対してパンチングすることにより、絶縁層30および第2電極20の各々を貫通する複数の第1孔1が形成される。同様に、第1孔1とは異なる位置において、絶縁層30および第2電極20の各々を貫通する第2孔2および第3孔3が形成される。次に、第1電極10と粘着層40とがラミネートされた第2部材が準備される。パンチングされた第1部材が第2部材に取り付けられる。以上により、第1実施形態に係る液体検知センサ100が製造される。
次に、第1実施形態に係る液体検知センサ100の第1変形例の構成について説明する。
図6に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、複数の第1孔1は、特定のパターンを構成していてもよい。特定のパターンは、たとえば千鳥配置である。具体的には、短手方向Yに沿って、2つまたは3つの第1孔1が配置されている。長手方向Xに沿って、2つの第1孔1と、3つの第1孔1とが交互に配置されている。短手方向Yにおいて、2つの第1孔1の各々は、3つの第1孔1のうち隣り合う2つの第1孔1の間に配置されている。図6に示されるように、長手方向Xにおいて特定のパターンが繰り返されていてもよい。繰り返しのパターンの数は、特に限定されない。繰り返しパターンの数は、たとえば3以上である。
次に、本発明の第1実施形態に係る液体検知センサ100の第2変形例の構成について説明する。
図7に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、複数の第1孔1は、格子状に配置されていてもよい。具体的には、複数の第1孔1は、長手方向Xにおいて等間隔に配置されていてもよい。同様に、複数の第1孔1は、短手方向Yにおいて等間隔に配置されていてもよい。長手方向Xにおける隣り合う2つの第1孔1の間隔は、短手方向Yにおける隣り合う2つの第1孔1の間隔と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
次に、第1実施形態に係る液体検知センサ100の作用効果について説明する。
第1実施形態に係る液体検知センサ100は、第1電極10と、絶縁層30と、第2電極20とを有している。絶縁層30は、第1電極10上にある。第2電極20は、絶縁層30上にある。第2電極20の表面21には、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通している第1孔1が設けられている。第1孔1に液体4が溜まることにより、液体4を介して第1電極10および第2電極20が導通可能に構成されている。第1実施形態に係る液体検知センサ100によれば、絶縁層30に液体4が吸収されることを抑制することができる。そのため、絶縁層30に液体4が吸収されることで第1電極10と第2電極20とが導通する液体検知センサ100と比較して、液体検知センサ100が誤作動することを抑制することができる。
また第1実施形態に係る液体検知センサ100において、表面21には、第1孔1とは離間している第2孔2が設けられている。表面21に対して垂直な方向から見て、第2孔2の形状は、第1孔1の形状と異なっている。第2孔2は、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通し、第1電極10に至っている。これにより、第1電極10および第2電極20が露出していない場合と比較して、検知部55を容易に液体検知センサ100に取り付けることができる。
さらに第1実施形態に係る液体検知センサ100において、表面21には、第1孔1および第2孔2の各々から離間している第3孔3が設けられている。表面21に対して垂直な方向から見て、第3孔3の形状は、第1孔1の形状と異なっている。第3孔3は、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通し、第1電極10に至っている。これにより、第1電極10および第2電極20が露出していない場合と比較して、終端抵抗部65を容易に液体検知センサ100に取り付けることができる。
さらに第1実施形態に係る液体検知センサ100において、表面21に対して垂直な方向から見て、第2孔2および第3孔3は、第1電極10の対角線上に配置されている。この場合、液体検知センサ100を180°回転させた場合、第3孔3は第2孔2の位置と重なる。そのため、第2孔2および第3孔3のいずれにも、検知部55を取り付けることができる。従って、検知部55の取付け効率が向上する。
さらに第1実施形態に係る液体検知センサ100において、表面21に対して垂直な方向から見て、第1電極10は、長手方向Xと、長手方向Xと垂直な短手方向Yとの各々に延在している。これにより、広範な領域において液体4の漏れを検知することができる。
さらに第1実施形態に係る液体検知センサ100において、第1孔1は、複数である。表面21に対して垂直な方向から見て、複数の第1孔1は、特定のパターンを構成している。長手方向Xにおいて特定のパターンが繰り返されている。これにより、液体4の漏れを検知対象物の長さに応じて、液体検知センサ100の長さを調整することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る液体検知装置200の構成について説明する。
図8に示されるように、第2実施形態に係る液体検知装置200は、液体検知センサ100と、検知部55と、終端抵抗部65とを主に有している。検知部55および終端抵抗部65の各々は、液体検知センサ100に取り付けられている。具体的には、検知部55は、液体検知センサ100の長手方向Xの一端側に取り付けられている。終端抵抗部65は、液体検知センサ100の長手方向Xの他端側に取り付けられている。液体検知センサ100は、たとえば検知部55と終端抵抗部65との間に配置されている。
図8および図9に示されるように、検知部55は、検知回路50と、第1端子51と、第2端子52と、第1配線53と、第2配線54とを含んでいる。第1配線53は、第1端子51と検知回路50とを繋いでいる。第2配線54は、第2端子52と検知回路50とを繋いでいる。検知回路50は、たとえば第1端子51と第2端子52との間の電圧(抵抗)を測定可能に構成されている。第1端子51は、第2孔2を通って第1電極10に接続可能である。第2端子52は、第2電極20に接続可能である。
図9に示されるように、第1端子51の最大幅W1は、第2孔2の直径W2よりも小さくてもよい。第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第2孔2が円ではない形状の場合、第2孔2の直径W2は、たとえば第2孔2の内接円の直径とする。第1端子51の高さT1は、絶縁層30および第2電極20の合計の高さT2よりも大きくてもよい。
図8に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第2端子52の面積は、第1孔1の面積よりも大きい。第2端子52の形状は、たとえば四角形である。第2端子52の外形が第1孔1を取り囲んでもよい。第2端子52は、第2電極20に接するように配置される。第2端子52は、第1孔1の第1底面1bに対向するように配置されてもよい。第2端子52は、第1孔1を塞ぐように配置されてもよい。
図8および図10に示されるように、終端抵抗部65は、抵抗体60と、第3端子61と、第4端子62と、第3配線63と、第4配線64とを含んでいる。第3配線63は、第3端子61と抵抗体60とを繋いでいる。第4配線64は、第4端子62と抵抗体60とを繋いでいる。抵抗体60の一端は第3配線63に接続される。抵抗体60の他端は、第4配線64に接続される。第3端子61は、第3孔3を通って第1電極10に接続可能である。第4端子62は、第2電極20に接続可能である。抵抗体60の電気抵抗は、たとえば100kΩである。
図10に示されるように、第3端子61の最大幅W3は、第3孔3の直径W4よりも小さくてもよい。第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第3孔3が円ではない形状の場合、第3孔3の直径W4は、たとえば第3孔3の内接円の直径とする。第3端子61の高さT3は、絶縁層30および第2電極20の合計の高さT4よりも大きくてもよい。
図8に示されるように、第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第4端子62の面積は、第1孔1の面積よりも大きい。第4端子62の形状は、たとえば四角形である。第4端子62の外形が第1孔1を取り囲んでもよい。第4端子62は、第2電極20に接するように配置される。第4端子62は、第1孔1の第1底面1bに対向するように配置されてもよい。第4端子62は、第1孔1を塞ぐように配置されてもよい。
なお上記においては、第2実施形態に係る液体検知装置200の液体検知センサ100として、第1実施形態に係る液体検知センサ100が用いられる場合について説明したが、第2実施形態に係る液体検知装置200の液体検知センサ100は、第1実施形態に係る液体検知センサ100に限定されない。第2実施形態に係る液体検知装置200の液体検知センサ100として、後述する第3実施形態に係る液体検知センサ100が用いられてもよいし、その他の液体検知センサ100が用いられてもよい。
次に、第2実施形態に係る液体検知装置200の作用効果について説明する。
第2実施形態に係る液体検知装置200は、上記液体検知センサ100と、検知部55とを有している。検知部55は、液体検知センサ100に取り付けられている。検知部55は、第1端子51と、第2端子52とを含んでいる。第1端子51は、第2孔2を通って第1電極10に接続可能である。第2端子52は、第2電極20に接続可能である。これにより、液体検知センサ100に検知部55を容易に取り付けることができる。
また第2実施形態に係る液体検知装置200において、第1端子51の最大幅は、第2孔2の直径よりも小さく、かつ第1端子51の高さは、絶縁層30および第2電極20の合計の高さよりも大きい。これにより、第1端子51が第2電極20に接触することを抑制することができる。
さらに第2実施形態に係る液体検知装置200において、表面21に対して垂直な方向から見て、第2端子52の面積は、第1孔1の面積よりも大きい。これにより、第2端子52が第1電極10に接触することを抑制することができる。
さらに第2実施形態に係る液体検知装置200において、上記液体検知センサ100と、終端抵抗部65とを備えていてもよい。終端抵抗部65は、液体検知センサ100に取り付けられている。終端抵抗部65は、第3端子61と、第4端子62とを含んでいる。第3端子61は、第3孔3を通って第1電極10に接続可能であってもよい。第4端子62は、第2電極20に接続可能である。これにより、液体検知センサ100に終端抵抗部65を容易に取り付けることができる。液体検知センサ100に終端抵抗部65を取り付けることで、液体4の検知精度を向上することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る液体検知センサ100の構成について説明する。第3実施形態に係る液体検知センサ100の構成は、主に、第1電極10と絶縁層30との間に可溶性絶縁膜70が設けられている点において、第1実施形態に係る液体検知センサ100の構成と異なっており、その他の点については、第1実施形態に係る液体検知センサ100の構成と同様である。以下、第1実施形態に係る液体検知センサ100と異なる構成を中心に説明する。
図11に示されるように、第3実施形態に係る液体検知センサ100は、第1電極10と、絶縁層30と、第2電極20と、粘着層40と、可溶性絶縁膜70とを主に有している。可溶性絶縁膜70は、第1電極10と絶縁層30との間に設けられている。第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、可溶性絶縁膜70は、長手方向Xと、長手方向Xと垂直な短手方向Yとの各々に延在していてもよい。可溶性絶縁膜70の長手方向Xの長さは、可溶性絶縁膜70の短手方向Yの長さよりも長くてもよい。可溶性絶縁膜70の厚み方向の長さは、可溶性絶縁膜70の短手方向Yの長さよりも短くてもよい。
図12は、図11のXII−XII線に沿った断面模式図である。図12に示されるように、第1孔1は、第2電極20および絶縁層30の各々を貫通している。第1孔1は、可溶性絶縁膜70に至っている。第1孔1は、第1側面1aと、第1側面1aに連なる第1底面1bとにより規定される。第2電極20および絶縁層30の各々は、第1側面1aに露出する。別の観点から言えば、第1側面1aは、第2電極20および絶縁層30により構成されている。可溶性絶縁膜70は、第1底面1bに露出している。別の観点から言えば、第1底面1bは、可溶性絶縁膜70により構成されている。つまり、可溶性絶縁膜70は、第1孔1の一部を構成している。可溶性絶縁膜70は、第1電極10上において第1孔1の第1底面1bを構成するように配置されていればよく、第1電極10と絶縁層30との間には配置されていなくてもよい。可溶性絶縁膜70は、第9主面71と、第9主面71と反対側の第10主面72とを有している。第9主面71の大部分は、第6主面32に接している。第9主面71の一部は、第1孔1の第1底面1bを構成している。第10主面72は、第1主面11に接している。
可溶性絶縁膜70は、特定の液体4に対して可溶性を有している。特定の液体4は、たとえば硫酸、塩酸、硝酸などの酸である。可溶性絶縁膜70は、たとえば酸に対して可溶性を有している。酸に対して可溶性を有する材料は、たとえばポリエステルである。言い換えれば、ポリエステルは、酸に対する反応性が高い材料である。絶縁層30としては、たとえばポリエチレンを採用することができる。ポリエチレンは、酸に対して非溶性を有する。言い換えれば、ポリエチレンは、酸に対する反応性が低い材料である。絶縁層30としては、酸に対して非溶性を有する材料が用いられてもよい。なお、特定の液体4は、たとえばアルカリなどであってもよい。アルカリとしては、たとえば水酸化ナトリウムなどの公知の液体4が利用可能である。
次に、本発明の第3実施形態による液体検知センサ100の動作について説明する。
液体検知センサ100は、たとえば酸検知センサとして使用可能である。酸検知センサは、たとえば酸を流す配管の外側に配置される。配管から漏れだした酸(液体4)は、液体検知センサ100の第1孔1の内部に入る。図13に示されるように、第1孔1に酸が入ると、可溶性絶縁膜70は、酸によって溶かされる。これにより、酸が第2電極20に接触する。酸が第1孔1に溜まると、酸を介して第1電極10および第2電極20とが導通する。酸は、導電性を有する。第1電極10および第2電極20が導通することにより、第1電極10および第2電極20の間の電気抵抗が変化する。電気抵抗の変化を検知することにより、酸の漏れを検知することができる。
第3実施形態に係る液体検知センサ100によれば、第1電極10上に設けられた可溶性絶縁膜70をさらに有している。可溶性絶縁膜70は、第1孔1の一部を構成し、かつ特定の液体4に対して可溶性を有している。これにより、特定の液体4の漏れを検知することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る液体検知センサ100の構成について説明する。第4実施形態に係る液体検知センサ100の構成は、主に、第1電極10に第1導電体13が接続されており、かつ第2電極20に第2導電体14が設けられている点において、第1実施形態に係る液体検知センサ100の構成と異なっており、その他の点については、第1実施形態に係る液体検知センサ100の構成と同様である。以下、第1実施形態に係る液体検知センサ100と異なる構成を中心に説明する。
図14に示されるように、第4実施形態に係る液体検知センサ100は、第1電極10と、絶縁層30と、第2電極20と、粘着層40と、第1導電体13と、第2導電体14とを主に有している。第4実施形態に係る液体検知センサ100は、位置検知システムとして利用可能である。第1導電体13および第2導電体14の各々は、たとえば絶縁被覆された導線である。第1導電体13は、第3一方端13bおよび第3他方端13aを有する。同様に、第2導電体14は、第4一方端14bおよび第4他方端14aを有する。
第1導電体13の第3他方端13aと第1電極10の第1他方端10aとは短絡されている。同様に、第2導電体14の第4他方端14aと第2電極20の第2他方端20aとは短絡されている。図15に示されるように、複数の第1孔1は、長手方向Xに沿って互いに離間して設けられている。第2電極20の表面21に対して垂直な方向から見て、第1孔1のピッチPは、第1孔1の直径よりも大きい。第1電極10の第1一方端10bと第2電極20の第2一方端20bとの間の抵抗が測定可能に構成されている。第1導電体13の第3一方端13bと第2導電体14の第4一方端14bとの間の抵抗が測定可能に構成されている。
次に、第4実施形態に係る液体検知センサ100を用いて長手方向Xの位置を検知する方法について説明する。
図14に示されるように、複数の第1孔1の一つに液体4が溜まり、第1電極10と第2電極20との間が導通する。この場合に、第1電極10の第1一方端10bと第2電極20の第2一方端20bとの間の抵抗(R)と、第1導電体13の第3一方端13bと第2導電体14の第4一方端14bとの間の抵抗(R)とを測定することにより、長手方向Xのどの位置において液体4が漏れたかを特定することができる。
図16に示されるように、第1電極10の長手方向Xの全長に亘る電気抵抗および第2電極20の長手方向Xの全長に亘る電気抵抗は、それぞれrおよびrとする。第1電極10の長手方向Xの全長に亘る距離および第2電極20の長手方向Xの全長に亘る距離は、Lとする。第1一方端10bおよび第2一方端20bの各々からの液体4が入り込んだ第1孔1までの距離は、Lとする。第1一方端10bおよび第2一方端20bからの液体4が入り込んだ第1孔1までの電気抵抗は、それぞれrx1およびrx2とする。第1他方端10aおよび第2他方端20aからの液体4が入り込んだ第1孔1までの電気抵抗は、それぞれry1およびry2とする。第1孔1に入り込んでいる液体4の導通部の電気抵抗は、Rとする。第1導電体13の長手方向Xの全長に亘る電気抵抗および第2導電体14の長手方向Xの全長に亘る電気抵抗は、それぞれrおよびrとする。
第1電極10の第1一方端10bと第2電極20の第2一方端20bとの間の抵抗および第1導電体13の第3一方端13bと第2導電体14の第4一方端14bとの間の抵抗は、それぞれRおよびRとする。RおよびRは、以下の式により表される。
=rx1+R+rx2 ・・・(式1)
=r+ry1+R+ry2+r ・・・(式2)
上記式1および式2から、以下の式3が導出される。
−R=rx1+rx2−r−ry1−ry2−r ・・・(式3)
式3の両辺にrx1+rx2を足して、式3を整理すると以下の式4が導出される。
x1+rx2=1/2×(R−R+ry1+ry2+rx1+rx2+r+r) ・・・(式4)
またrおよびrは以下の式により表される。
=rx1+ry1 ・・・(式5)
=rx2+ry2 ・・・(式6)
さらにLは以下の式により表される。
=L×(rx1+rx2)/(r+r) ・・・(式7)
上記式7に式4〜6を導入することで、以下の式8が導かれる。
=L×1/2×(R−R+r+r+r+r)/(r+r) ・・・(式8)
ここで、r、r、r、rおよびLは既知の値である。そのため、RおよびRを測定することにより、式8を利用してLを導出することができる。つまり、第4実施形態に係る液体検知センサ100を利用することで、液体4が入った第1孔1の長手方向Xの位置を特定することができる。
第4実施態様に係る液体検知センサ100によれば、第1電極10に接続される第1導電体13と、第2電極20に接続される第2導電体14をさらに有している。第1孔1は、複数である。複数の第1孔1は、長手方向Xにおいて互いに離間している。これにより、液体4の漏れた位置を特定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 第1孔、1a 第1側面、1b 第1底面、2 第2孔、2a 第2側面、2b 第2底面、3 第3孔、3a 第3側面、3b 第3底面、4 液体、10 第1電極、10a 第1他方端、10b 第1一方端、11 第1主面、12 第2主面、13 第1導電体、13a 第3他方端、13b 第3一方端、14 第2導電体、14a 第4他方端、14b 第4一方端、20 第2電極、20a 第2他方端、20b 第2一方端、21 表面(第3主面)、22 第4主面、30 絶縁層、31 第5主面、32 第6主面、40 粘着層、41 第7主面、42 第8主面、50 検知回路、51 第1端子、52 第2端子、53 第1配線、54 第2配線、55 検知部、60 抵抗体、61 第3端子、62 第4端子、63 第3配線、64 第4配線、65 終端抵抗部、70 可溶性絶縁膜、71 第9主面、72 第10主面、100 液体検知センサ、200 液体検知装置、X 長手方向、Y 短手方向、Z 厚さ方向。

Claims (10)

  1. 液体検知センサと、
    前記液体検知センサに取り付けられる検知部とを備え、
    前記液体検知センサは、
    第1電極と、
    前記第1電極上にある絶縁層と、
    前記絶縁層上にある第2電極とを含み
    前記第2電極の表面には、前記第2電極および前記絶縁層の各々を貫通している第1孔が設けられており、
    前記第1孔に液体が溜まることにより、前記液体を介して前記第1電極および前記第2電極が導通可能に構成されており、
    前記表面には、前記第1孔とは離間している第2孔が設けられており、
    前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第2孔の形状は、前記第1孔の形状と異なっており、
    前記第2孔は、前記第2電極および前記絶縁層の各々を貫通し、前記第1電極に至っており、
    前記検知部は、第1端子と、第2端子とを含み、
    前記第1端子は、前記第2孔を通って前記第1電極に接続可能であり、
    前記第2端子は、前記第2電極に接続可能である、液体検知装置
  2. 前記表面には、前記第1孔および前記第2孔の各々から離間している第3孔が設けられており、
    前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第3孔の形状は、前記第1孔の形状と異なっており、
    前記第3孔は、前記第2電極および前記絶縁層の各々を貫通し、前記第1電極に至っている、請求項に記載の液体検知装置
  3. 前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第2孔および前記第3孔は、前記第1電極の対角線上に配置されている、請求項に記載の液体検知装置
  4. 前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第1電極は、長手方向と、前記長手方向と垂直な短手方向との各々に延在している、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の液体検知装置
  5. 前記第1孔は、複数であり、
    前記表面に対して垂直な方向から見て、複数の前記第1孔は、特定のパターンを構成し、
    前記長手方向において前記特定のパターンが繰り返されている、請求項に記載の液体検知装置
  6. 前記第1電極に接続される第1導電体と、
    前記第2電極に接続される第2導電体とをさらに備え、
    前記第1孔は、複数であり、
    複数の前記第1孔は、前記長手方向において互いに離間している、請求項に記載の液体検知装置
  7. 前記第1電極上に設けられた可溶性絶縁膜をさらに備え、
    前記可溶性絶縁膜は、前記第1孔の一部を構成し、かつ特定の液体に対して可溶性を有する、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の液体検知装置
  8. 前記第1端子の最大幅は、前記第2孔の直径よりも小さく、かつ前記第1端子の高さは、前記絶縁層および前記第2電極の合計の高さよりも大きい、請求項に記載の液体検知装置。
  9. 前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第2端子の面積は、前記第1孔の面積よりも大きい、請求項または請求項に記載の液体検知装置。
  10. 体検知センサと、
    前記液体検知センサに取り付けられる終端抵抗部とを備え、
    前記液体検知センサは、
    第1電極と、
    前記第1電極上にある絶縁層と、
    前記絶縁層上にある第2電極とを含み、
    前記第2電極の表面には、前記第2電極および前記絶縁層の各々を貫通している第1孔が設けられており、
    前記第1孔に液体が溜まることにより、前記液体を介して前記第1電極および前記第2電極が導通可能に構成されており、
    前記表面には、前記第1孔とは離間している第2孔が設けられており、
    前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第2孔の形状は、前記第1孔の形状と異なっており、
    前記第2孔は、前記第2電極および前記絶縁層の各々を貫通し、前記第1電極に至っており、
    前記表面には、前記第1孔および前記第2孔の各々から離間している第3孔が設けられており、
    前記表面に対して垂直な方向から見て、前記第3孔の形状は、前記第1孔の形状と異なっており、
    前記第3孔は、前記第2電極および前記絶縁層の各々を貫通し、前記第1電極に至っており、
    前記終端抵抗部は、第3端子と、第4端子とを含み、
    前記第3端子は、前記第3孔を通って前記第1電極に接続可能であり、
    前記第4端子は、前記第2電極に接続可能である、液体検知装置。
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