JP6826491B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、シートバックが前後に傾倒可能とされた車両用シートに関する。
下記特許文献1に記載された車両用シートでは、シートバックとシートクッションとの間に渦巻きばねが掛着されている。この渦巻きばねは、シートバックをリクライニング装置の軸心まわりに前へ倒し込ませる方向(以下、「前倒し方向」と称する)へ付勢している。上記のリクライニング装置は、シートクッションの側部に設けられた解除レバーの引き上げ操作によってロックが解除される。また、シート本体の後部には、引張り操作式の操作ストラップが設けられており、この操作ストラップがシート後方側へ引張られることでも、リクライニング装置のロックが解除される。このロック解除状態では、シートバックは、渦巻きばねの付勢力によって着座者の背部に押し当てられた状態となり、着座者が背部を前後に傾動させる動きに追従してその傾斜角度を調整されるようになっている。
特許第5682445号公報
上記構成の車両用シートでは、シートバックが渦巻きばね(付勢部材)によって前倒し方向へ付勢されているため、リクライニング装置のロックが解除された際にシートバックが自重で後方へ倒れることが防止される。つまり、上記の付勢部材を備えていない場合、リクライニング装置のロックが解除された途端にシートバックが自重で後方へ倒れてしまうため、シートバックの角度調整が煩雑になる。
本発明は上記事実を考慮し、シートバックを前倒し方向へ付勢する付勢部材を備えていない構成であっても、シートバックの角度調整が煩雑にならない車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用シートは、リクライナのロックが解除された状態でシートバックがシートクッションに対して前記リクライナの軸線回りに前後に傾倒可能となるシート本体と、前記シート本体の側方に配置され、前記軸線回りに回転可能に前記シート本体に支持され、前記シートバックの前倒し方向へ回転操作されて前記ロックを解除させる解除レバーと、前記解除レバーと一体で前記前倒し方向へ回転されて前記シートバックのフレームに当接し、前記解除レバーの回転操作力を前記フレームに伝達する操作力伝達部と、を備えている。
請求項1に記載の車両用シートでは、シート本体は、リクライナのロックが解除された状態でシートバックがシートクッションに対して前後に傾倒可能となる。このシート本体の側方には、解除レバーが配置されている。この解除レバーは、シート本体に対してリクライナの軸線回りに回転可能とされている。この解除レバーがシートバックの前倒し方向へ回転操作されると、リクライナのロックが解除されると共に、操作力伝達部が解除レバーと一体で上記前倒し方向へ回転されてシートバックのフレームに当接する。これにより、上記前倒し方向への解除レバーの回転操作力がシートバックに伝達されるので、シートバックを前倒し方向へ付勢する付勢部材(例えば渦巻きばね)を備えていない構成であっても、リクライナのロック解除時にシートバックが自重で後方へ倒れてしまうことを防止できる。したがって、シートバックの角度調整が煩雑にならないようにすることができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記解除レバーは、前記シートバックの上下方向を長手として前記シートバックの側方に配置されている。
請求項2に記載の車両用シートでは、シートバックの上下方向を長手とする解除レバーがシートバックの側方に配置されているので、着座者が解除レバーを操作する際の操作性を確保しつつ、シート本体の後方側(例えば荷室)から解除レバーを操作する際の操作性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートは、請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記解除レバーと前記シートバックとの間に隙間が形成されている。
請求項3に記載の車両用シートでは、解除レバーがシートバックの上下方向を長手としてシートバックの側方に配置されているが、当該解除レバーとシートバックとの間には隙間が形成されている。このため、着座者等が解除レバーを握って操作する際に、解除レバーとシートバックとの間に親指等を挿入し易くなる。これにより、解除レバーの操作性を良好にすることができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記解除レバーは、前記シート本体の車外側に配置される。
請求項4に記載の車両用シートでは、解除レバーがシート本体の車外側(車両のサイドドア側)に配置されるので、車外から解除レバーを操作する際の操作性が良好になる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記フレームは、前記解除レバーの支持軸がシート幅方向に貫通した側壁部と、当該側壁部からシート幅方向に延びるフランジ部とを有するサイドフレーム部を備え、前記操作力伝達部は、前記前倒し方向へ回転された際に前記フランジ部に当接する。
請求項5に記載の車両用シートでは、シートバックのフレームが備えるサイドフレーム部は、解除レバーの支持軸がシート幅方向に貫通した側壁部と、当該側壁部からシート幅方向へ延びるフランジ部とを有している。また、操作力伝達部は、解除レバーと一体で前倒し方向へ回転された際に上記のフランジ部に当接する。これにより、簡単な構成で解除レバーの回転操作力をシートバックのフレームに伝達することができる。
請求項6に記載の車両用シートは、請求項5に記載の車両用シートにおいて、前記操作力伝達部は、前記支持軸から前記支持軸の半径方向外側へ延びている。
請求項6に記載の車両用シートでは、操作力伝達部は、解除レバーの支持軸から当該支持軸の半径方向外側へ延びており、解除レバーと一体で前倒し方向へ回転された際に、シートバックのサイドフレーム部に設けられたフランジ部に当接する。これにより、サイドフレーム部に孔等を形成したりせずに、操作力伝達部を配設することができるので、設計が容易になる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートでは、シートバックを前倒し方向へ付勢する付勢部材を備えていない構成であっても、シートバックの角度調整が煩雑にならないようにすることができる。
本発明の実施形態に係る車両用シートの側面図である。 同車両用シートのシートバックフレームを含む周辺の構成を示す斜視図である。 図2に示される構成の一部をシート前方側かつシート右方側から見た斜視図である。 図2に示される構成の一部をシート前方側かつシート左方側から見た斜視図である。 図2に示される構成の一部を分解した分解斜視図である。 同車両用シートの部分的な構成を示す側面図であり、リクライニングレバーの非操作状態を示す図である。 リクライニングレバーの回転操作によりリクライナのロックが解除された状態を示す側面図である。 リクライニングレバーが図7に示される状態よりも更に回転操作されてシートバックが前倒し方向へ回転された状態を示す側面図である。 図8の一部を拡大して示す拡大側面図である。 リクライニングレバーが図8に示される状態よりも更に回転操作されてシートバックが前倒しされた状態を示す側面図である。
以下、図1〜図10を用いて本発明の実施形態に係る車両用シート10について説明する。なお、各図中に適宜示される矢印FR、矢印UP、矢印LHは、車両用シート10の前方向、上方向、左方向をそれぞれ示している。以下、単に前後左右上下の方向を用いて説明する場合、特に断りのない限り、車両用シート10の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向を示すものとする。また、各図においては、図面を見易くする関係から一部の部材や一部の符号の図示を省略している場合がある。
(構成)
本実施形態に係る車両用シート10は、車両のリヤシートとされており、図1、図6〜図10に示されるようにシート本体12を備えている。このシート本体12は、着座者の臀部及び大腿部を支持するシートクッション14と、着座者の背部を支持するシートバック16と、着座者の頭部を支持するヘッドレスト18とを備えている。このシート本体12の前後左右上下の方向は、車両の前後左右上下の方向と一致している。なお、図1では車両の荷室(ラゲッジスペース)を二点鎖線LSで示している。
シートクッション14は、骨格部材であるシートクッションフレーム(図示省略)と、シートクッションフレームに取り付けられたシートクッションパッド(図示省略)と、シートクッションパッドの表面を覆ったシートクッション表皮20(図1、図6〜図10参照)とを備えている。このシートクッション14は、前後のフロアブラケット22、24を介して車両の床部(図示省略)に固定されている。
シートバック16は、ここでは6:4の分割可倒式とされており、右側のシートバック16R(図1、図2、図6〜図10参照)と、右側のシートバック16Rよりもシート幅方向の寸法が小さく設定された左側のシートバック(図示省略)とを備えている。右側のシートバック16Rと左側のシートバックとは、上記のようにシート幅方向の寸法が異なるが、それ以外の点では基本的に左右対称に構成されているため、ここでは右側のシートバック16Rについて説明し、左側のシートバックについての説明を省略する。
シートバック16Rは、骨格部材であるシートバックフレーム30(図2〜図10参照)と、シートバックフレーム30に被せられたシートバックパッド(図示省略)と、シートバックパッドの表面を覆ったシートバック表皮32(図1、図6〜図10参照)とを備えている。シートバックフレーム30は、図2に示されるように、シート前後方向視で略矩形枠状に形成されたフレーム本体34と、フレーム本体34の左側(車幅方向内側)に配置されたサイドブラケットインナ36と、フレーム本体34の右側(車幅方向外側)に配置されたサイドブラケットアウタ38とを備えている。
フレーム本体34は、例えば金属パイプが略矩形枠状に曲げ加工されて製造されたものである。このフレーム本体34は、シートバック16Rの車幅方向内側の側部(左側部)内でシートバック16Rの上下方向に延在したインナサイド部34Aと、シートバック16Rの車幅方向外側の側部(右側部)内でシートバック16Rの上下方向に延在したアウタサイド部34Bと、インナサイド部34A及びアウタサイド部34Bの上端部をシート幅方向に繋いだアッパ部34Cと、インナサイド部34A及びアウタサイド部34Bの下端部をシート幅方向に繋いだロア部34Dとを備えている。
インナサイド部34Aの上下方向中間部とアウタサイド部34Bの上下方向中間部との間には、ワイヤによって構成されたワイヤフレーム39が架け渡されている。なお、アウタサイド部34Bの下部には、上記金属パイプの長手方向両端部が配置されている。上記金属パイプの長手方向両端部は、隙間を隔ててシートバック16Rの上下方向に対向しており、アウタサイド部34Bの下部には、アウタサイド部34Bをシートバック16Rの上下方向に分割した分割部35(図2参照)が設けられている。
サイドブラケットインナ36及びサイドブラケットアウタ38は、例えば板金がプレス成形されて製造されたものであり、シートバック16Rの上下方向を長手とする長尺状に形成されている。また、サイドブラケットインナ36は、サイドブラケットアウタ38よりもシートバック16Rの上下方向に長尺に形成されている。
サイドブラケットインナ36は、図2及び図5に示されるように、シート幅方向を板厚方向として配置された側壁部36Aと、側壁部36Aの前縁部からシート幅方向内側へ延出された前フランジ部36Bと、側壁部36Aの後縁部からシート幅方向内側へ延出された後フランジ部36Cとを備えている。このサイドブラケットインナ36は、シートバック16Rの上方側へ向かうほどシートバック16Rの前後方向の寸法が縮小するように形成されている。このサイドブラケットインナ36の上部側では、前フランジ部36Bと後フランジ部36Cとの間にインナサイド部34Aの下部が嵌合しており、溶接等の手段によってインナサイド部34Aとサイドブラケットインナ36とが結合されている。
サイドブラケットアウタ38は、図2〜図5に示されるように、シート幅方向を板厚方向として配置された側壁部38Aと、側壁部38Aの前縁部からシート幅方向内側へ延出された前フランジ部38Bと、側壁部38Aの後縁部からシート幅方向内側へ延出された後フランジ部38Cと、側壁部38Aの下縁部からシート幅方向内側へ延出された下フランジ部38Dとを備えている。前フランジ部38Bの下端と下フランジ部38Dとの間、及び、後フランジ部38Cの下端と下フランジ部38Dとの間には、それぞれ切欠部40、42が形成されている。
このサイドブラケットアウタ38は、シートバック16Rの上方側へ向かうほどシートバック16Rの前後方向の寸法が縮小するように形成されている。このサイドブラケットアウタ38の上部側では、前フランジ部38Bと後フランジ部38Cとの間にアウタサイド部34Bの下部が嵌合しており、溶接等の手段によってアウタサイド部34Bとサイドブラケットアウタ38とが結合されている。このサイドブラケットアウタ38は、アウタサイド部34Bの分割部35を上下に跨いだ状態でアウタサイド部34Bに結合されており、当該サイドブラケットアウタ38によってアウタサイド部34Bの分割部35が補強されている。このサイドブラケットアウタ38は、アウタサイド部34Bと共に本発明における「サイドフレーム部」を構成しており、当該サイドブラケットアウタ38の後フランジ部38Cは、本発明における「フランジ部」に相当している。なお、本発明における「サイドフレーム部」は、例えば板金のみによって構成されたものでもよい。つまり、本発明における「シートバックのフレーム」は、例えば板金によって構成された左右のサイドフレーム部の上端部間に、金属パイプ等からなるアッパフレーム部が架け渡されたタイプのものでもよい。
サイドブラケットインナ36のシート幅方向外側(左側)には、リクライニングブラケットインナ46(以下、「RCLブラケットインナ46」と略称する)が配置されている。このRCLブラケットインナ46は、例えば板金がプレス成形されて製造されたものであり、車両上下方向を長手とする長尺状に形成されている。このRCLブラケットインナ46は、シート幅方向を板厚方向として配置されており、前縁部及び後縁部がシート幅方向外側へ屈曲されている。このRCLブラケットインナ46の下端部は、ボルト締結等の手段によってシートクッションフレームに固定されている。
図2及び図5に示されるように、RCLブラケットインナ46の上部は、サイドブラケットインナ36の下部に対してシート幅方向外側(左側)から対向している。サイドブラケットインナ36の下部とRCLブラケットインナ46の上部との間には、リクライナ(リクライニングユニット)48が配置されている。このリクライナ48は、シート幅方向を軸線方向とする円盤状に形成されており、溶接等の手段によってサイドブラケットインナ36及びRCLブラケットインナ46に固定されている。
このリクライナ48は、従来周知のものであり、軸心部に設けられた操作軸50(図5参照)が軸線回り一方(図5の矢印L方向)へ回転されると、ロックが解除される構成になっている。このロック解除状態では、サイドブラケットインナ36がRCLブラケットインナ46に対してリクライナ48の軸線回りに相対回転可能となる。このリクライナ48は、通常時にはRCLブラケットインナ46に対するサイドブラケットインナ36の相対回転を規制(ロック)している。
上記の操作軸50は、サイドブラケットインナ36の側壁部36Aの下端部に形成された貫通孔52に挿通され、側壁部36Aのシート幅方向内側へ突出している。この突出部分には、リクライニングスプリングブラケットインナ54(以下、「RCLSPGブラケットインナ54」と略称する)が取り付けられている。このRCLSPGブラケットインナ54は、例えば板金によって長尺板状に形成されており、板厚方向がシート幅方向に沿い且つ長手方向がシートバック16Rの前後方向に沿う姿勢でサイドブラケットインナ36のシート幅方向内側に配置されている。
RCLSPGブラケットインナ54の長手方向中間部には、操作軸50が貫通しており、溶接等の手段によってRCLSPGブラケットインナ54が操作軸50に固定されている。これにより、RCLSPGブラケットインナ54は、操作軸50と一体で回転する。このRCLSPGブラケットインナ54の長手方向一端部(前端部)には、引張りコイルスプリングであるインナスプリング56の一端部が係止されている。このインナスプリング56の他端部は、インナケーブルブラケット58に係止されている。インナケーブルブラケット58は、例えば板金がプレス成形されて製造されたものであり、側壁部36Aのシート幅方向内側面に溶接等の手段によって固定されている。これにより、インナスプリング56がRCLSPGブラケットインナ54を介して操作軸50を軸線回り他方(リクライナ48をロックする方向;図5の矢印Lと反対方向)へ付勢している。
一方、サイドブラケットアウタ38のシート幅方向外側(右側)には、リクライニングブラケットアウタ60(以下、「RCLブラケットアウタ60」と略称する)が配置されている。このRCLブラケットアウタ60は、例えば板金がプレス成形されて製造されたものであり、車両上下方向を長手とする長尺状に形成されている。このRCLブラケットアウタ60は、シート幅方向を板厚方向として配置されており、前縁部及び後縁部がシート幅方向外側へ屈曲されている。このRCLブラケットアウタ60の下端部は、ボルト締結等の手段によってシートクッションフレームに固定されている。なお、RCLブラケットインナ46及びRCLブラケットアウタ60の下端部が、車両の床部に固定された構成にしてもよい。
RCLブラケットアウタ60の上部は、サイドブラケットアウタ38の下部に対してシート幅方向外側(右側)から対向している。サイドブラケットアウタ38の側壁部38Aには、RCLブラケットアウタ60の上部と対向する部位に円形の貫通孔が形成されており、当該貫通孔には、シート幅方向内側からブッシュ62が嵌め込まれている。このブッシュ62は、例えば金属製とされており、RCLブラケットアウタ60の上部に形成された円形の貫通孔64に対して同軸的に配置されている。この貫通孔64には、シート幅方向外側からブッシュ66が嵌め込まれている。また、上記ブッシュ62の内側には、シート幅方向内側からブッシュ68が嵌め込まれており、当該ブッシュ68の先端側が上記ブッシュ66の内側に嵌合している。これらのブッシュ66、68は、例えば樹脂製とされている。
さらに、上記ブッシュ68の内側には、支持軸としてのリクライニングシャフト70(以下、「RCLシャフト70」と略称する)が挿通されている。このRCLシャフト70は、例えば金属によって長尺な円柱状に形成されている。このRCLシャフト70は、リクライナ48と同軸的に配置されており、サイドブラケットアウタ38を、RCLブラケットアウタ60に対してリクライナ48の軸線回りに相対回転可能に連結している。これにより、リクライナ48のロック解除状態では、シートバック16Rがシートクッション14に対してリクライナ48の軸線回りに前後に傾倒可能となる構成になっている。なお、図1においては、前倒し状態のシートバック16Rを二点鎖線で示しており、後倒し状態(リクライニング状態)のシートバック16Rを一点鎖線で示している。また、図1、図5、図7〜図10の矢印Fは、シートバック16Rの前倒し方向を示しており、図1、図5の矢印Rは、シートバック16Rの後倒し方向を示している。
RCLシャフト70の軸線方向一端部(シート幅方向内側の端部)には、リクライニングスプリングブラケットアウタ72(以下、「RCLSPGブラケットアウタ72」と略称する)が固定されている。RCLSPGブラケットアウタ72は、例えば板金によって長尺板状に形成されており、板厚方向がシート幅方向に沿い且つ長手方向がシートバック16Rの上下方向に沿う姿勢でサイドブラケットアウタ38のシート幅方向内側に配置されている。このRCLSPGブラケットアウタ72の長手方向中間部には、RCLシャフト70の軸線方向一端部が貫通しており、溶接等の手段によってRCLSPGブラケットアウタ72とRCLシャフト70とが固定されている。これにより、RCLSPGブラケットアウタ72は、RCLシャフト70と一体に回転する。
また、RCLシャフト70の軸線方向他端側には、サイドブラケットアウタ38のシート幅方向外側からプッシュナット74が装着されている。このプッシュナット74とRCLSPGブラケットアウタ72とによってサイドブラケットアウタ38及びRCLブラケットアウタ60に対するRCLシャフト70の軸線方向移動が規制されている。
RCLSPGブラケットアウタ72に対してシートバック16Rの上方側には、アウタケーブルブラケット76が設けられている。このアウタケーブルブラケット76は、例えば板金がプレス成形されて製造されたものであり、サイドブラケットアウタ38の側壁部38Aに対してシート幅方向内側に配置されている。このアウタケーブルブラケット76は、例えば溶接等の手段によって側壁部38Aに固定されている。このアウタケーブルブラケット76には、図4に示されるように、シート幅方向内側へ突出したケーブル係止部76A及びスプリング係止部76Bが設けられている。
また、RCLSPGブラケットアウタ72の上端部には、引張りコイルスプリングであるアウタスプリング78の一端部(前端部)が係止されている。このアウタスプリング78の他端部(後端部)は、上記スプリング係止部76Bに係止されている。これにより、RCLSPGブラケットアウタ72及びRCLシャフト70が、サイドブラケットアウタ38すなわちシートバックフレーム30に対してRCLシャフト70の軸線回り一方(シート右方側から見て反時計回りの方向;図5の矢印R方向)へ付勢されている。
RCLSPGブラケットアウタ72の下部は、操作力伝達部72Aとされている。この操作力伝達部72Aは、RCLシャフト70からRCLシャフト70の半径方向外側(ここでは下側)へ延びており、サイドブラケットアウタ38の切欠部42内に挿入され、サイドブラケットアウタ38の下端よりもシートバック16Rの下方側へ突出している。この操作力伝達部72Aがサイドブラケットアウタ38の下フランジ部38Dに当接することにより、RCLSPGブラケットアウタ72及びRCLシャフト70が図5の矢印R方向への回転を規制されている。
また、RCLSPGブラケットアウタ72の上端部には、ケーブル80の一端部80Aが係止されている。このケーブル80は、アウタケーシング82内に摺動自在に挿通されている。このアウタケーシング82の一端部82Aは、前述したアウタケーブルブラケット76のケーブル係止部76Aに係止されている。これらのケーブル80及びアウタケーシング82は、シートバックフレーム30のワイヤフレーム39に沿ってシート左方側(車幅方向内側)へ延びている。アウタケーシング82の他端部82Bは、前述したインナケーブルブラケット58に係止されており、ケーブル80の他端部80Bは、前述したRCLSPGブラケットインナ54の長手方向他端部(後端部)に係止されている。これにより、RCLSPGブラケットインナ54とRCLSPGブラケットアウタ72とがケーブル80を介して連結されている。これらのRCLSPGブラケットインナ54、RCLSPGブラケットアウタ72、ケーブル80及びアウタケーシング82は、ロック解除部84を構成している。
RCLSPGブラケットアウタ72が長手方向一端部に固定されたRCLシャフト70は、長手方向他端側がRCLブラケットアウタ60よりもシート幅方向外側(シート右方側)へ突出している。このRCLシャフト70の長手方向他端部には、解除レバーとしてのリクライニングレバー86(以下、「RCLレバー86」と略称する)が固定されている。このRCLレバー86は、例えば樹脂の射出成型によって長尺状に形成されたものであり、シートバック16Rに対して車外側(車幅方向外側;図示しない車両のサイドドア側)の側方に配置されている。このRCLレバー86は、シートバック16Rの上下方向を長手とし且つシート幅方向内側(左側)が開口した箱状をなしている。このRCLレバー86の内側には、略斜め格子状のリブが設けられている。
また、RCLレバー86の長手方向一端部(下端部)には、シート幅方向を軸線方向とし且つシート幅方向内側が開口した略有底円筒状のボス部86Aが設けられている。このボス部86Aの内周部は、ボス部86Aの開口側が断面円形に形成される一方、ボス部86Aの底部側が断面矩形に形成されている。このボス部86Aの内側には、RCLシャフト70の長手方向他端側が嵌合している。RCLシャフト70の長手方向他端部には、断面矩形の回止部70Aが設けられている。この回止部70Aは、ボス部86Aにおける上記矩形の断面に嵌合している。これにより、RCLシャフト70に対するRCLレバー86の相対回転が規制されている。また、RCLレバー86のボス部86Aは、図示しない締結具(例えばビス)によってRCLシャフト70に締結されている。
このRCLレバー86は、RCLシャフト70からシートバック16Rの上方側へ延びている。このRCLレバー86の長さは、例えばシートバック16Rの上下方向寸法の半分程度に設定されている。このRCLレバー86とシートバックフレーム30との間には、例えば着座者の親指等を挿入可能な幅を有する隙間88(図2参照)が形成されている。なお、図2では、シートバック表皮32及びシートバックパッドの図示を省略しているが、上記の隙間88は、車両用シート10の完成状態で上記の幅となる。また、RCLレバー86の長さは、上記に限らず適宜変更可能であるが、RCLレバー86を操作する操作者(着座者等)がRCLレバー86を握り易くするためには、RCLレバー86の長さを例えば80ミリメートル〜150ミリメートル程度に設定することが好ましい。その場合、操作者は、片手の人差し指から小指までをRCLレバー86の前面に当てる一方、当該片手の親指をRCLレバー86の後面に当てることが可能となり、親指の腹などによってRCLレバー86を操作し易くなる。
上記構成の車両用シート10では、RCLレバー86が操作されていない通常時には、図6に示されるように、RCLSPGブラケットアウタ72の操作力伝達部72Aが、アウタスプリング78(図6では図示省略)の付勢力によってサイドブラケットアウタ38の下フランジ部38Dに当接している。この状態では、RCLレバー86は、長手方向がシートバック16の上下方向と略平行になる姿勢で配置されている。
このRCLレバー86がシートバック16の前倒し方向(図1、図5、図7〜図10の矢印F方向;以下単に「前倒し方向」と称する場合がある)へ回転操作されると、RCLシャフト70及びRCLSPGブラケットアウタ72がRCLレバー86と一体で前倒し方向へ回転される。これにより、RCLSPGブラケットアウタ72に一端部80Aが係止されたケーブル80が引っ張られ、ケーブル80の他端部80Bが係止されたRCLSPGブラケットインナ54が、リクライナ48の操作軸50と一体でリクライナ48のロック解除方向(図5の矢印L方向と反対方向)へ回転される。そして、RCLレバー86が図7に示される位置まで回転操作されると、リクライナ48のロックが解除され、シートバック16が角度調整可能な状態となる。
また、RCLレバー86が図7に示される位置よりも更に前倒し方向へ回転操作されると、図8及び図9に示されるように、RCLSPGブラケットアウタ72の操作力伝達部72Aがサイドブラケットアウタ38の後フランジ部38Cの下端部に当接する。これにより、RCLレバー86の前倒し方向への回転操作力がシートバックフレーム30に伝達され、シートバック16がRCLレバー86と一緒に前倒し方向へ回転される構成になっている。このシートバック16は、RCLレバー86の回転操作によって図10に示される位置まで前倒しすることができる構成になっている。
なお、シートバック16が後倒し(リクライニング)される際には、着座者が片手でRCLレバー86を前倒し方向へ回転操作する力と、当該着座者が背中をシートバック16に押し付ける力とが釣り合うことにより、シートバック16が急激に後方へ倒れることが防止される。そして、着座者が背中と片手の力を調整することによってシートバック16を所望の位置へと傾動させた状態でRCLレバー86を離すと、RCLレバー86、RCLシャフト70及びRCLSPGブラケットアウタ72が、アウタスプリング78の付勢力によって図6に示される位置へ復帰すると共に、RCLSPGブラケットインナ54及び操作軸50がインナスプリング56の付勢力によって元の位置へ復帰する。これにより、リクライナ48が再びロックされ、シートバック16が上記所望の位置に拘束される構成になっている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用シート10では、シート本体12は、リクライナ48のロックが解除された状態でシートバック16Rがシートクッション14に対して前後に傾倒可能となる。このシート本体12の側方には、RCLレバー86が配置されている。このRCLレバー86は、シート本体12に対してリクライナ48の軸線回りに回転可能とされている。このRCLレバー86がシートバック16Rの前倒し方向へ回転操作されると、ロック解除部84がRCLレバー86の回転操作力をリクライナ48に伝達してリクライナ48のロックを解除させると共に、RCLSPGブラケットアウタ72の操作力伝達部72AがRCLレバー86と一体で上記前倒し方向へ回転されてシートバックフレーム30に当接する。これにより、上記前倒し方向へのRCLレバー86の回転操作力がシートバック16Rに伝達されるので、シートバック16Rを前倒し方向へ付勢する付勢部材(例えば渦巻きばね)を備えていない構成であっても、リクライナ48のロック解除時にシートバック16Rが自重で後方へ倒れてしまうことを防止できる。したがって、シートバック16Rの角度調整が煩雑にならないようにすることができる。
また、本実施形態では、RCLレバー86は、シートバック16Rの上下方向を長手としてシートバック16Rの側方に配置されている。これにより、着座者がRCLレバー86を操作する際の操作性を確保しつつ、シート本体12の後方側からRCLレバー86を操作する際の操作性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、上記のようにRCLレバー86がシートバック16Rの上下方向を長手としてシートバック16Rの側方に配置されているが、当該RCLレバー86とシートバック16Rとの間には隙間が形成されている。このため、着座者等がRCLレバー86を握って操作する際に、RCLレバー86とシートバック16Rとの間に親指等を挿入し易くなる。これにより、RCLレバー86の操作性を良好にすることができる。
しかも、本実施形態では、RCLレバー86がシート本体12に対して車外側(車両のサイドドア側)に配置されているので、車外からRCLレバー86を操作する際の操作性が良好になる。
また、本実施形態では、シートバックフレーム30が備えるサイドブラケットアウタ38は、RCLレバー86の支持軸であるRCLシャフト70がシート幅方向に貫通した側壁部38Aと、当該側壁部38Aからシート幅方向へ延びる後フランジ部38Cとを有している。また、操作力伝達部72Aは、RCLレバー86と一体で前倒し方向へ回転された際に後フランジ部38Cに当接する。これにより、簡単な構成でRCLレバー86の回転操作力をシートバックフレーム30に伝達することができる。
また、本実施形態では、操作力伝達部72Aは、RCLシャフト70から当該RCLシャフト70の半径方向外側へ延びており、RCLレバー86と一体で前倒し方向へ回転された際に、サイドブラケットアウタ38の後フランジ部38Cに当接する。これにより、サイドブラケットアウタ38やRCLブラケットアウタ60に孔等を形成したり、サイドブラケットアウタ38及びRCLブラケットアウタ60のレイアウトを変更したりせずに、操作力伝達部72Aを配設することができるので、設計が容易になる。また、本実施形態のようにRCLレバー86が樹脂製とされる一方、RCLシャフト70が金属製とされている場合に、金属製の操作力伝達部72A(RCLSPGブラケットアウタ72)を溶接等の手段によってRCLシャフト70に強固に固定することができる。
なお、上記実施形態では、RCLシャフト70からRCLシャフト70の半径方向外側へ延びる操作力伝達部72Aが、シートバックフレーム30のサイドブラケットアウタ38に設けられた後フランジ部38Cに当接することで、RCLレバー86の回転操作力がシートバックフレーム30に伝達される構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えばRCLレバー86からシート幅方向内側へ突出し、シートバックフレーム30に形成された孔内に挿入された操作力伝達部が、当該孔の縁部に当接することで、RCLレバー86の回転操作力がシートバックフレーム30に伝達される構成にしてもよい。つまり、操作力伝達部は、RCLレバー86(解除レバー)に設けられたものでもよい。その場合、操作力伝達部は、解除レバーと別に製造されて解除レバーに固定されたものでもよいし、解除レバーと一体成形されたものでもよい。
また、解除レバーからの操作力伝達部の突出方向は、シート幅方向内側に限らず、シートバックの下方側でもよい。その場合、例えばシートバックのサイドフレーム部に、シート幅方向外側へ延びるフランジ部(延出部)を設け、当該フランジ部に操作力伝達部を当接させる構成になる。
また、上記実施形態では、RCLレバー86(解除レバー)がシート本体12の車外側に配置された構成にしたが、本発明はこれに限らず、解除レバーがシート本体の車内側(車幅方向内側)に配置された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、シートバック16Rの上下方向を長手としてシートバック16Rの側方に配置されたRCLレバー86(解除レバー)と、シートバック16Rとの間に隙間88が形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、解除レバーとシートバックとの間に隙間が形成されない構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、RCLレバー86(解除レバー)がシートバック16Rの上下方向を長手としてシートバック16Rの側方に配置された構成にしたが、本発明はこれに限らず、解除レバー86の配置は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、リクライナ48がシート本体12の左側のみに設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、リクライナがシート本体の右側のみに設けられた構成にしてもよいし、リクライナがシート本体の左右両側に設けられた構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、RCLシャフト70がRCLSPGブラケットアウタ72、ケーブル80、RCLSPGブラケットインナ54を介してリクライナ48の操作軸50と連結された構成にしたが、本発明はこれに限らず、例えばシート幅方向に延びるロッドを介してRCLシャフト70が操作軸50と連結された構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態では、シートバック16が6:4の分割可倒式とされた構成にしたが、本発明はこれに限らず、シートバックが5:5の分割可倒式とされた構成にしてもよいし、シートバックが分割可倒式ではなく一体型のベンチタイプとされた構成にしてもよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用シート
12 シート本体
14 シートクッション
16R シートバック
30 シートバックフレーム(フレーム)
34B アウタサイド部(サイドフレーム部)
38 サイドブラケットアウタ(サイドフレーム部)
38A 側壁部
38C 後フランジ部(フランジ部)
48 リクライナ
70 リクライニングシャフト(支持軸)
72A 操作力伝達部
86 リクライニングレバー(解除レバー)
88 隙間

Claims (6)

  1. リクライナのロックが解除された状態でシートバックがシートクッションに対して前記リクライナの軸線回りに前後に傾倒可能となるシート本体と、
    前記シート本体の側方に配置され、前記軸線回りに回転可能に前記シート本体に支持され、前記シートバックの前倒し方向へ回転操作されて前記ロックを解除させる解除レバーと、
    前記解除レバーと一体で前記前倒し方向へ回転されて前記シートバックのフレームに当接し、前記解除レバーの回転操作力を前記フレームに伝達する操作力伝達部と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記解除レバーは、前記シートバックの上下方向を長手として前記シートバックの側方に配置されている請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記解除レバーと前記シートバックとの間に隙間が形成されている請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記解除レバーは、前記シート本体の車外側に配置される請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用シート。
  5. 前記フレームは、前記解除レバーの支持軸がシート幅方向に貫通した側壁部と、当該側壁部からシート幅方向へ延びるフランジ部とを有するサイドフレーム部を備え、
    前記操作力伝達部は、前記前倒し方向へ回転された際に前記フランジ部に当接する請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用シート。
  6. 前記操作力伝達部は、前記支持軸から前記支持軸の半径方向外側へ延びている請求項5に記載の車両用シート。
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