JP6823070B2 - 車両のコンポーネントにアシストグリップアセンブリを固定するためのシステム及び方法 - Google Patents

車両のコンポーネントにアシストグリップアセンブリを固定するためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6823070B2
JP6823070B2 JP2018539425A JP2018539425A JP6823070B2 JP 6823070 B2 JP6823070 B2 JP 6823070B2 JP 2018539425 A JP2018539425 A JP 2018539425A JP 2018539425 A JP2018539425 A JP 2018539425A JP 6823070 B2 JP6823070 B2 JP 6823070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
leg
mounting cushion
clip
assist grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018539425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019509208A (ja
Inventor
クレイマー コリー
クレイマー コリー
カリスター トッド
カリスター トッド
ベルチャイン,ザ サード ウォルター
ベルチャイン,ザ サード ウォルター
タッソーン ジョーセフ
タッソーン ジョーセフ
Original Assignee
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド, イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド filed Critical イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
Publication of JP2019509208A publication Critical patent/JP2019509208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6823070B2 publication Critical patent/JP6823070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/02Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of hand grips or straps
    • B60N3/026Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of hand grips or straps characterised by the fixing means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

[関連出願]
本願は、2016年1月29日出願の米国特許仮出願第62/288,722号「Assist Grip Retaining Clip」に関し、この出願からの優先権の利益を主張する。この米国特許仮出願は本願の一部をなすものとして全体を引用する。
本開示の実施形態は、概して、車両のコンポーネントにアシストグリップアセンブリを固定するためのシステム及び方法に関する。
アシストグリップは、例えば、運転席及び/又は助手席に出入りする人を支援するために、車両内で使用される。例えば、アシストグリップは、助手席に近い車両の窓の周りのフレームに固定することができる。アシストグリップは、展開位置に回転するように構成される。シート内の乗員は、アシストグリップをつかみ、それを展開位置まで下へと回転させることができる。乗員は、アシストグリップを利用して、座席に出入りする助けを得ることができる。
アシストグリップは、締結具を含むことができる1つ以上の固定機構(assemblies)を介してフレームに固定される。しかしながら、固定機構は、典型的には、衝撃の際等に曲がり易い平坦な係合面を含む。要するに、車両のフレームにアシストグリップを固定するために使用される多くの既知の固定機構は、衝撃(例えば、衝突)の間等の様々な力を受けたときに損なわれる可能性がある。さらに、多くの既知の固定機構は、経時的な使用で摩耗する。
車両のフレーム等の構造的コンポーネント(structural component:構造部品)にアシストグリップアセンブリを固定するための、安全で、堅牢で、強く、安定し、且つ信頼できるシステムに対するニーズが存在する。
これらのニーズを念頭に置いて、本開示の或る特定の実施形態は、コンポーネントに固定されるように構成されたアシストグリップアセンブリを提供する。アシストグリップアセンブリは、保持室を形成するハンドルと、ハンドルの保持室に枢動可能に固定された締結組立体とを含む。締結組立体は、中央通路と、保持室に枢動可能に結合された少なくとも1つの取付スタッドとを有する取付クッションを含む。取付クッションは、締結組立体をハンドルに固定する。保持クリップは、第1の面から取付クッションに結合される。保持クリップは、コンポーネントに固定するように構成される。
締結組立体はまた、第1の面とは反対側の第2の面から取付クッションに結合されたカバーを含むことができる。保持クリップの少なくとも一部は、取付クッションの中央通路内に受容、保持される。カバーの少なくとも一部は、取付クッションの中央通路によって受容、保持される。
ハンドルは、少なくとも1つの延長梁に接続された把持梁を含むことができる。保持室は、延長梁内に形成される。
保持クリップは、湾曲セグメントを介して第2の脚部に接続された第1の脚部と、第1の脚部から外方に傾斜した第1の保持梁と、第2の脚部から外方に傾斜した第2の保持梁とを含むことができる。第2の保持梁は、第1の保持梁から離れて外方へと傾斜している。
第1の保持梁及び第2の保持梁のうちの少なくとも一方は、少なくとも1つのガセットを含むことができる。ガセット(複数の場合もある)は、湾曲セグメントに近接する起点から第1の保持梁又は第2の保持梁のうちの一方の遠位端に近接する終端に向かって、幅及び高さが徐々に広がる。
保持クリップは、第1の保持梁の遠位端から延在する第1のサービスタブと、第2の保持梁の遠位端から延在する第2のサービスタブとを含むことができる。保持クリップはまた、第1の脚部の遠位端から延在する第3のサービスタブと、第2の脚部の遠位端から延在する第4のサービスタブとを含むことができる。
保持クリップは、第1の脚部の遠位端から外方に延在する第1の棚部を含むことができる。第1の棚部は、取付クッションの第1の部分上にラッチ留めされる。第2の棚部は、第2の脚部の遠位端から外方に延在する。第2の棚部は、取付クッションの第2の部分上にラッチ留めされる。
少なくとも1つの実施形態では、第1の脚部及び第2の脚部の各々は、コンポーネントの部分に当接するように構成された4つの保持位置を共に提供する2つの横方向スタビライザー(stabilizers:安定化部)を含む。コンポーネントの部分は、4つの保持位置と取付クッションのクリップ保持具との間の部品固定空間内にしっかりと挟まれるように構成される。
カバーは、キャップと、キャップから延在する中央支柱とを含むことができる。中央支柱は、取付クッションの中央通路内に延在する。穴は、中央支柱を貫通して形成することができる。保持クリップの少なくとも一部は、撓ませて穴の中へ入れることができる。
本開示の或る特定の実施形態は、保持通路を形成するコンポーネントと、コンポーネントに固定されるアシストグリップアセンブリとを含む固定システムを提供する。アシストグリップアセンブリは、保持室を形成するハンドルと、ハンドルの保持室に枢動可能に固定された締結組立体とを含む。締結組立体は、中央通路と、保持室に枢動可能に結合された少なくとも1つの取付スタッドとを有する取付クッションを含む。取付クッションは、締結組立体をハンドルに固定する。保持クリップが、取付クッションに結合される。保持クリップは、コンポーネントに固定される。保持クリップの少なくとも一部は、取付クッションの中央通路内に受容、保持される。
本開示の一実施形態に係る、車両のコンポーネントに固定されたアシストグリップアセンブリの簡略化された側面図である。 本開示の一実施形態に係る、アシストグリップアセンブリの背面斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、アシストグリップアセンブリの背面分解斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、取付クッションの背面斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、保持クリップの正面図である。 本開示の一実施形態に係る、保持クリップの側面図である。 本開示の一実施形態に係る、保持クリップの斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、取付クッションに固定された保持クリップの斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、アシストグリップアセンブリのハンドルの窪んだ通路内に固定された締結組立体の背面図である。 本開示の一実施形態に係る、図9の線10−10を通るアシストグリップアセンブリのハンドルの窪んだ通路内に固定された締結組立体の断面図である。 本開示の一実施形態に係る、固定ブラケットの上面斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、固定ブラケットの保持通路の上に配置された締結組立体の側面斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、固定ブラケットに対して固定位置にある締結組立体の側面斜視図である。 本開示の一実施形態に係る、固定ブラケットに対して固定位置にある締結組立体の底面斜視図である。
本開示の実施形態を詳細に説明する前に、本開示は、以下の説明に記載されているか又は図面に示されている構成部材の構成及び配置の詳細にその適用が限定されないことを理解されたい。本開示は他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施又は実行することが可能である。また、本明細書において使用される表現及び用語は説明目的のためのものであり、限定とみなされるべきではないことを理解されたい。「含む」及び「備える」並びにその変形形の使用は、その前に挙げる部材(items)及びその均等物、並びに追加の部材及びその均等物を包含することを意味する。
本開示の実施形態は、車両のフレーム又はブラケット等の構造的コンポーネントにアシストグリップを固定するためのシステムを提供する。本開示の実施形態は、保持クリップ(金属で形成することができる)、取付クッション(成形プラスチックで形成することができる)、及びキャップ又はカバー(成形プラスチックで形成することができる)を含む少なくとも1つの締結組立体を含むピンの無いアシストグリップアセンブリを提供する。締結組立体は、アシストグリップアセンブリのハンドルを車両のフレーム等の構造的コンポーネントに固定するために使用される。少なくとも1つの実施形態では、取付クッションは、枢動ピン無しのスナップフィット係合を介してハンドルに固定される。
保持クリップは、取付クッションによって、例えば、取付クッションの中央通路内に受容、保持される。カバーは、保持クリップと反対側の中央通路内で取付クッションにしっかりと接続する。カバーは、取付クッションにスナップ可能に固定することができる。
本開示の或る特定の実施形態は、輪郭のある保持構造を有する堅牢な保持クリップを含むピンの無いアシストグリップアセンブリを提供する。
図1は、本開示の一実施形態に係る、車両104のコンポーネント102に固定されたアシストグリップアセンブリ100の簡略化された側面図を示す。コンポーネント102は、車両104のフレーム、ブラケット等とすることができる。例えば、コンポーネント102は、車両104の窓106を取り囲むフレームとすることができる。アシストグリップアセンブリ100は、以下に説明するように、1つ以上の締結組立体を介してコンポーネント102に枢動可能に固定される。
図2は、本開示の一実施形態に係る、アシストグリップアセンブリ100の背面斜視図を示す。アシストグリップアセンブリ100は、把持梁112の対向する端部で対向する延長梁114に接続された把持梁112を有するハンドル110を含む。延長梁114は、把持梁112に対して傾斜しており、及び/又は湾曲しており、把持梁112の内面118と延長梁114の内面120との間に把持隙間空間116を提供する。
延長梁114の背面に保持室122が形成されている。各保持室122は、締結組立体130を受容、保持する。図示のように、アシストグリップアセンブリ100は、2つの保持室122によって保持される2つの締結組立体130を含む。締結組立体130は、アシストグリップアセンブリ100をコンポーネント102(図1に示す)に枢動可能に固定するように構成される。
あるいはまた、アシストグリップアセンブリ100は、図示されているよりも多い、又は少ない締結組立体130を含んでもよい。例えば、少なくとも1つの実施形態では、アシストグリップアセンブリ100は、把持梁112から延在する単一の延長梁114を含んでもよい。単一の延長梁114は、単一の締結組立体130を保持する保持室122を含むことができる。
図3は、本開示の一実施形態に係る、アシストグリップアセンブリ100の背面分解斜視図を示す。保持室122は、延長梁114内へと窪んでいる。各保持室122は、窪んだ上壁134、窪んだ下壁136、及び窪んだ前壁138に一体的に接続された窪んだ内部側壁132によって形成される。円形の枢動通路140が、各側壁132内に形成されている。
各締結組立体130は、取付クッション150と、保持クリップ152と、カバー154とを含む。締結組立体130は、保持室122内で延長梁114に枢動可能に固定される。例えば、取付クッション150の円筒状取付スタッド156は、保持室122の枢動通路140内に回転自在に固定される。取付スタッド156は、枢動通路140内に枢動可能に固定された円筒状のコネクタを提供する。枢動通路140内に回転自在に固定された取付スタッド156は、アシストグリップアセンブリ100に対して回転軸を提供する。取付クッション150は、一体の取付スタッド156を含むので、分離した別個の枢動ピンは不要である。このように、アシストグリップアセンブリ100は、分離した別個の枢動ピンをなくすことができる。
ダンパー158及び/又はばね159を使用して、保持室122内に取付クッション150を結合することもできる。ダンパー158及びばね159を使用して、ハンドル110の枢動運動を締結組立体130と関連して制限するか、又はそうでなければ制御することができる。図示のように、両方の保持室122にダンパー158を使用してもよく、1つの保持室122のみが、ばね159を含んでもよい。少なくとも1つの他の実施形態では、ばね159を各保持室122内に固定することができる。あるいはまた、アシストグリップアセンブリ100は、ダンパー158及び/又はばね159を含まなくてもよい。
図2、3を参照すると、アシストグリップアセンブリ100は、コンポーネント102(図1に示す)等のコンポーネントに固定されるように構成される。アシストグリップアセンブリ100は、保持室122を形成するハンドル110を含む。締結組立体130は、ハンドル110の各保持室122に枢動可能に固定される。各締結組立体130は、中央通路174と、保持室122に枢動可能に結合された(例えば、枢動通路140に枢動可能に結合された)少なくとも1つの取付スタッド156とを含む取付クッション150を含む。取付クッション150は、締結組立体130をハンドル110に固定する。保持クリップ152は、第1の面157から取付クッション150に結合される。保持クリップ152は、コンポーネント102に固定するように構成され、それにより、アシストグリップアセンブリ100をコンポーネント102に固定する。カバー154は、第1の面157とは反対側の第2の面159から取付クッション150に結合される。
図4は、本開示の一実施形態に係る、取付クッション150の背面斜視図を示す。取付クッション150は、外壁162を有する本体160を含む。接続爪164は、外壁162の両端から下方に(図4に方向付けられるように)延在する。取付スタッド156は、各接続爪164の側面から外方に延在する。
フランジ166は、外壁162の少なくとも一部の上で、外壁162の少なくとも一部から外方に延在することができる。フランジ166は、基部168の周りに配置される。クリップ保持具170は、基部168から外方に延在する。クリップ保持具170は、直交壁173に接続された側壁172を含む。中央通路174は、クリップ保持具170を貫通して形成され、取付クッション150を貫通して延在する。延長梁176は、側壁172から外方に延在することができる。クリップ保持具170は、保持クリップ152(図3に示す)を保持するように構成される。
図5は、本開示の一実施形態に係る、保持クリップ152の正面図を示す。図6は、保持クリップ152の側面図を示す。図7は、保持クリップ152の斜視図を示す。図5〜図7を参照すると、保持クリップ152は、湾曲したセグメント182(例えば、湾曲した梁、ストラップ等)によって接続された2つの脚部180を含み、湾曲したセグメント182を貫通して形成された開口部184を含むことができる。各脚部180は、平坦なパネル186を含む。脚部180のパネル186は、互いにほぼ平行とすることができる。傾斜した保持梁188が、脚部180内に形成された開口部190の上のストラップ182の両側で下方へと延在する。図示のように、保持梁188は、遠位端194に向かってストラップ182に接続するステム192から外方に傾いている。
保持梁188は、反対方向に外方に延在している。例えば、1つの保持梁188が第1の方向に外方に延在し、反対側の保持梁188が第1の方向とは反対の第2の方向に外方に延在している。このように、保持クリップ152の各側部は、外方へと延在する保持梁188を含む。
ガセット196は、各保持梁188の外面から外方へ延在することができる。図示のように、各保持梁188は、空間198によって分離された2つのガセット196を含むことができる。各保持梁188上のガセット196の長手軸200は、互いに平行とすることができる。図示のように、各ガセット196は、ステム192に近接する起点202から遠位端194に近接する終端204に向かって幅及び高さが徐々に広がっている。ガセット196は、保持梁188に増加した強度を提供する。少なくとも1つの実施形態では、ガセット196は、コンポーネント102(図1に示す)等の構造的コンポーネントに固定する本体ブラケットに対して増加した保持力を提供する。
サービスタブ206は、各保持梁188の遠位端194から下方且つ内方に延在する。図示のように、サービスタブ206は、互いに軸方向に整列しており、対向する脚部180の間の空間208内において互いに向かって延在する。各サービスタブ206は、保持梁188の遠位端194から内方且つ下方に延在する延長セグメント210を含む。係合セグメント212は、延長セグメント210から下方且つ外方に延在する。図示のように、係合セグメント212は、開口部190を通って外方に延在しなくてもよい。少なくとも1つの他の実施形態では、係合セグメント212は、開口部190を通って外方に延在してもよい。
再び図5〜図7を参照すると、棚部214は、各脚部180の遠位端216から外方且つ下方に延在する外向き弧状移行セグメント215から外方に延在する。棚部214は、パネル186に対して垂直とすることができる。サービスタブ218は、移行セグメント215から下方且つ内方へ傾くことができる。図6に示すように、特に、サービスタブ218は、保持クリップ152の長手軸222に向かって傾斜している。図示のように、対向する脚部180から延在するサービスタブ218、220は、互いに対して斜めに位置することができる。例えば、サービスタブ218は、移行セグメント215の第1の端部から延在し、一方、サービスタブ220は、対向する移行セグメント215の第2の端部(第1の端部とは反対側)から延在する。
各脚部180のパネル186は、横方向スタビライザー224を含む。スタビライザー224の露出した下部保持縁部226は、急激かつなだらかにした表面(abrupt, blunted surfaces)を提供する。露出した下部保持縁部226は、コンポーネント102(図1に示す)等のコンポーネント又はコンポーネント102の固定ブラケットの一部と直接係合する位置を提供するように構成される。
脚部180の下部227は、保持クリップ152を取付クッション150にしっかりと保持するために、クリップ保持具170(図2〜図4に示す)の相補的な(reciprocal)内面に係合するように構成された輪郭付けされた表面を含むことができる。図示のように、輪郭付けされた表面は、中央通路174(図4に示す)を取り囲む(又は実質的に取り囲む)ことができる取付クッションに対して接触面を提供するために、幅の急激な減少部229を含むことができる。保持クリップ152と取付クッション150との間の接触界面は、保持クリップ152の中央通路174内への更なる前進を制限する。
図2〜図7を参照すると、保持クリップ152は、取付クッション150の中央通路174に挿入される。各保持クリップ152の対向する脚部180は、棚部214が、中央通路174内に嵌合することができるように共に締め付けることができる。棚部214が中央通路174の他方の側から出るまで、保持クリップ152は中央通路174内に矢印Aの方向に押し込まれる。棚部214が中央通路174から外へ延在すると、脚部180は、それらの設置位置へと撓みを戻し、棚部214は、取付クッション150の部分にラッチ、フック、又は他の方法で固定する。この位置では、脚部180のパネル186のスタビライザー224の露出した下部保持縁部226は、コンポーネント(例えば、図1のコンポーネント102又はコンポーネント102の固定ブラケット)の表面に当接するように構成される。
図8は、本開示の一実施形態に係る、取付クッション150に固定された保持クリップ152の斜視図を示す。図示のように、保持クリップ152の露出した下部保持縁部226は、クリップ保持具170の上縁部230から離間され、それによって、それらの間に部品固定空間260を提供する。固定ブラケット又はコンポーネントの一部は、スタビライザー224の下部保持縁部226とクリップ保持具170の上縁部との間に挟まれるように構成される。
各脚部180は、2つのスタビライザー224を提供し、それらの各々は、露出した下部保持縁部226を含む。各下部保持縁部226は、コンポーネントに対して保持位置を提供する。したがって、各保持クリップ152は、コンポーネント及び/又はコンポーネントに結合された固定ブラケットに関して合計4つの保持位置を提供する。4つの保持位置は、効果的且つ均等に荷重/力を分配し、安定した、堅牢で、堅固な接続をコンポーネントに提供する。
図2〜図8を参照すると、少なくとも1つの実施形態では、取付クッション150が(依然として車体ブラケットに固定させることができる)保持クリップ152から取り外された後、サービスタブ212は、車室内からアクセス可能とすることができる。2つのサービスタブ212は、内方に撓ませる(例えば、共に締め付ける)ことができ、それによって保持梁188を内方に撓ませ、(4つの下部保持縁部226によって形成される)4つの保持位置をコンポーネント102(図1に示す)から係合解除させることができ、それによって、コンポーネント102(図1に示す)からの保持クリップ152の隙間生成及び除去が可能になる。
図3を再び参照すると、各カバー154は、キャップ240と、キャップ240の内面から外方に延在する中央支柱242とを含む。中央支柱240は、垂直な側部支持壁246の間に広がる接続壁244を含む。貫通穴248(又は穴)は、接続壁244を貫通して形成される。穴248は、アシストグリップアセンブリ100が車両のフレーム又はブラケット等の構造的コンポーネントに固定されたときに、保持クリップ152の一部(例えば、サービスタブ206)を内方へ撓ませることができる。
中央支柱240は、保持クリップ152のサービス構造(例えば、サービスタブ206)の内側フィンガーを支持する。少なくとも1つの実施形態では、圧縮力が中央支柱240に伝達され、それによって、構造的コンポーネントに対してアシストグリップアセンブリ100を支持する。
図3〜図7を参照すると、保持クリップ152が取付クッション150に固定された後(又はオプションとしてその前に)、中央支柱242は、保持クリップ152とは反対側の中央通路174と位置合わせされる。各カバー154は、その後、中央支柱242が保持クリップ152とは反対側の中央通路174内に押し込まれるように、矢印Bの方向にそれぞれの取付クッション150に向かって付勢される。少なくとも1つの実施形態では、サービスタブ206の少なくとも一部(例えば、延長セグメント210と係合セグメント212との間の移行領域)は、撓ませて穴248内に入れることができる。キャップ240はまた、取付クッション150の相補構造にスナップ可能に固定する構造を含むことができる。
したがって、各締結組立体130は、保持クリップ152及びカバー154に結合された取付クッション150によって形成される。締結組立体130が形成された後、締結組立体130は、保持室122内に押し込まれる。保持室122内では、各取付スタッド156が、それぞれの枢動通路140内に枢動可能に固定され、それによって、(分離した別個の枢動ピンを必要とせずに)ハンドル110に対する締結組立体130の一体の枢動軸を提供する。
図9は、本開示の一実施形態に係る、アシストグリップアセンブリ100のハンドル110の窪んだ通路122内に固定された締結組立体130の背面図を示す。図10は、図9の線10−10を通るアシストグリップアセンブリ100のハンドル110の窪んだ通路122内に固定された締結組立体130の断面図を示す。図10に示すように、保持クリップ152の棚部214は、取付クッション150の前面にラッチ、フック、又は他の方法で固定される。保持梁188は、クリップ保持具170から分離され、それによって、それらの間に部品固定空間260を提供する。
斜めに分離されたサービスタブ218(図5〜図7に示す)、220は、取付クッション150の外壁部分153から離れて内方に傾斜しており、機能作動(servicing)中の隙間生成を可能にする。すなわち、内方に傾斜したタブ218、220は、取り付け隙間の壁部分から離間しているので、容易に係合され、棚部214が取付クッション150から係合解除するように内方へ圧縮させることができ、その後、保持クリップ152をスライド除去させることができる。サービスタブ218、220の内方への圧縮(例えば、締め付け)は、取付クッション150に対して隙間を提供し、これにより、保持クリップ152を取付クッション150から取り外すことができ、又はその逆も可能である(例えば、機能作動中)。
締結組立体130がハンドル110に固定された後、ハンドル110は、図1のコンポーネント102等の構造的コンポーネントに固定することができる。オプションとして、保持クリップ152は、最初にコンポーネント102に固定されてもよく、その後、締結組立体130の残り(例えば、取付クッション150及びカバー154)が、ハンドル110に取り付けられているか否かに関わらず、保持クリップ152に固定されてもよい。
取付クッション150はまた、少なくとも1つの補助的な保持棚217を含むことができ、補助的な保持棚217は、概して、棚部214のうちの少なくとも1つに対して少なくとも部分的にオフセットされている。少なくとも1つの実施形態では、補助的な保持棚217は、取付クッションの外壁部分153から通路174内へと延在することができる。少なくとも1つの他の実施形態では、補助的な棚217は、取付クッション150の反対側の部分から延在する。補助的な保持棚217は、保持クリップ152の一部を支持し、それによって、取付クッション150と保持クリップ152との間の接続強度を高める。例えば、補助的な保持棚217は、保持クリップ152の開口部213(図7に示す)内に保持されてもよい。例えば、保持クリップ152は、開口部213を介して補助的な保持棚217上に引っ掛けられるか、又は載置することができる。補助的な保持棚217は、締結組立体130が他の方法で保持クリップ152を取付クッション150から分離しようとする力を受けたときに、取付クッション150に対して保持クリップ152を適所に維持するように構成することができる。補助的な保持棚217は、取付クッション150の中央平面からオフセットしていてもよく、又は中央平面と揃っていてもよい。オプションとして、取付クッション150は、取付クッション150の片側又は両側に2つ以上の補助的な保持棚217を含むことができる。
図11は、本開示の一実施形態に係る、固定ブラケット300の上面斜視図を示す。固定ブラケット300は、図1に示すコンポーネント102等のコンポーネントに固定され、締結組立体130(例えば、図2、3に示す)を介してコンポーネント102をアシストグリップアセンブリ100(図1に示す)にしっかりと接続するように構成される。少なくとも1つの実施形態では、コンポーネントは、固定ブラケット300を含む。
固定ブラケット300は、そこから下方に延在する複数の脚部304を有する平面状基部302を含むことができる。固定ブラケット300は、図示されているよりも多くの又はより少ない脚部304を含んでもよい。少なくとも1つの実施形態では、固定ブラケット300は、脚部を含まなくてもよい。
保持通路306は、基部302を貫通して形成される。保持クリップ152(図3及び図5〜図10に示す)の一部は、保持通路306内の基部302によって受けられるように構成される。少なくとも1つの他の実施形態では、保持クリップ152は、分離した別個の固定ブラケット300無しでコンポーネント102に直接固定することができる。例えば、コンポーネント102は、1つ以上の保持通路を含むことができる。
図12は、本開示の一実施形態に係る、固定ブラケット300の保持通路306上に配置された締結組立体130の側面斜視図を示す。図示のように、締結組立体130は、最初に形成され、固定ブラケット300に固定することができ、その後、上記のように、ハンドル110(例えば、図2、3に示す)が締結組立体130に固定されてもよい。オプションとして、締結組立体130は、最初にハンドル110に固定され、その後、固定ブラケット300に固定される。
初期位置では、保持クリップ152は保持通路306と整列し、湾曲セグメント182は、保持クリップ152を保持通路306内に導く引き込みノーズを提供する。保持クリップ152は、次に、矢印Cの方向に保持通路306内に押し込まれる。保持クリップ152が保持通路306内に押し込まれると、外方に傾斜した保持梁188が、保持通路306を形成する基部302の縁部の上を滑り、それによって保持梁188及び/又は脚部180を内方に圧縮する。傾斜した保持梁188は、保持クリップ152を保持通路306内に、保持通路306を通して配置して(例えば、センタリングして)、案内する。矢印Cの方向に継続して付勢すると、保持梁188は保持通路306を通って滑り、基部302の反対側で設置位置へと撓みを戻し、保持通路306を形成する基部302の下縁部を捕捉する。
図13は、本開示の一実施形態に係る、固定ブラケット300に対して固定位置にある締結組立体130の側面斜視図を示す。固定システム400は、固定ブラケット300を含むことができるハンドル110(例えば、図2、3に示す)及びコンポーネント102(図1に示す)に固定される締結組立体100を含む。図13に示すように、カバー154は、キャップ242の内壁から内方に延在する相補構造、例えば、ランプ、タブ等をスナップ可能に保持するように構成されたラッチ構造、例えば、ノッチ171を含むことができるクリップ保持具170に嵌合する。カバー154がクリップ保持具170に向かって矢印Cの方向に下方に押されると、カバーの特徴部がノッチ171にスナップ可能に固定される。
図14は、本開示の一実施形態に係る、固定ブラケット300に対して固定位置にある締結組立体130の底面斜視図を示す。図示のように、保持梁188は、保持通路306を取り囲む基部302の下面に当接する。基部302の縁部は、保持梁188とクリップ保持具170(図10に示す)の上縁部230との間の部品固定空間260(図10に示す)内に圧縮して挟まれており、それにより、締結組立体130を固定ブラケット300、したがってコンポーネント102(図1に示す)にしっかりと固定する。
図1〜図14に関して上述したように、締結組立体130は、ハンドル110をコンポーネント102に効率的に、堅牢に、安全に、且つ確実に固定する。締結組立体130は、分離した別個のピン、ねじ、ボルト、又は他のそのような締結具を使用せずに、ハンドル110をコンポーネント102に枢動可能に固定する。
本開示の実施形態を説明するために、例えば上部、底部、下側、中間、横、水平、垂直、前方等の種々の空間及び方向に関する用語を用いる場合があるが、そのような用語は図面に示す向きに関して用いられるにすぎないことが理解される。それらの向きは、上側部分が下側部分であり、逆もまた同様であり、水平が垂直になるといったように、反転させるか、回転させるか、又は別様に変更することができる。
さらに、第1の、第2の、第3の、及び第4の等の数値的な用語を、本開示の実施形態を説明するために使用する場合がある。そのような用語は、単に複数の特定の特徴を識別するだけであることを理解すべきである。例えば、第1の特徴は第2の特徴であってもよく、その逆であってもよい。
上記の変形及び変更は本開示の範囲内にある。本明細書に開示及び規定されている本実施形態は、言及されているか、又は本文及び/又は図面から明らかである個々の特徴の2つ以上の全ての代替的な組合せに及ぶことが理解される。これらの様々な組合せの全ては、本開示の種々の代替的な態様を構成する。本明細書に記載の実施形態は、本開示を実施するためのわかっている最良の形態を説明しており、当業者が本開示を利用することを可能にする。特許請求の範囲は、従来技術が許容する範囲まで代替的な実施形態を含むものと解釈すべきである。
添付の特許請求の範囲で用いられる範囲では、「including」及び「in which」という用語は、それぞれ「comprising」及び「wherein」という用語のプレインイングリッシュでの同義語として用いられている。さらに、添付の特許請求の範囲で用いられる範囲では、「第1の」、「第2の」、及び「第3の」等の用語は、単に標識(labels)として用いられており、これらの用語の対象物に対し、数に関する要件を課すことは意図していない。さらに、添付の特許請求の範囲の限定は、ミーンズプラスファンクション形式で記載されていない。このような特許請求の範囲の限定は、更なる構造を記述しない機能的表現に伴い「手段(means for)」という句を明示的に用いていない限り、かつ明示的に用いるまで、米国特許法第112条(f)項に基づき解釈されることは意図していない。
本開示の種々の特徴は添付の特許請求の範囲内に記載されている。
100 アシストグリップアセンブリ
102 コンポーネント
104 車両
106 窓
110 ハンドル
112 把持梁
114 延長梁
116 把持隙間空間
118 内面
120 内面
122 保持室
130 締結組立体
132 内部側壁
134 上壁
136 下壁
138 前壁
140 枢動通路
150 取付クッション
152 保持クリップ
153 外壁部分
154 カバー
156 取付スタッド
157 第1の面
158 ダンパー
159 第2の面
160 本体
162 外壁
164 接続爪
166 フランジ
168 基部
170 クリップ保持具
171 ノッチ
172 側壁
173 直交壁
174 中央通路
176 延長梁
180 脚部
182 湾曲セグメント
184 開口部
186 パネル
188 保持梁
190 開口部
192 ステム
194 遠位端
196 ガセット
198 空間
200 長手軸
202 起点
204 終端
206 サービスタブ
208 空間
210 延長セグメント
212 サービスタブ
213 開口部
214 棚部
215 移行セグメント
216 遠位端
217 保持棚
218 サービスタブ
220 サービスタブ
222 長手軸
224 スタビライザー
226 下部保持縁部
227 下部
229 減少部
230 上縁部
240 中央支柱
242 中央支柱
244 接続壁
246 側部支持壁
248 貫通穴
260 部品固定空間
300 固定ブラケット
302 基部
304 脚部
306 保持通路
400 固定システム

Claims (19)

  1. コンポーネントに固定されるように構成されたアシストグリップアセンブリにおいて、
    保持室を形成するハンドルと、
    前記ハンドルの前記保持室に枢動可能に固定された締結組立体とを具備し、
    前記締結組立体が、
    中央通路と、前記保持室に枢動可能に結合された少なくとも1つの取付スタッドとを有し、該締結組立体を前記ハンドルに固定する取付クッションと、
    第1の面から前記取付クッションに結合され、前記コンポーネントに固定されるように構成された保持クリップとを具備し、
    前記保持クリップが、
    湾曲セグメントを介して第2の脚部に接続された第1の脚部と、
    前記第1の脚部から外方へ傾斜した第1の保持梁と、
    前記第2の脚部から外方へ傾斜した第2の保持梁とを含み、
    前記第2の保持梁は、前記第1の保持梁から離れて外方へ傾斜しており、
    前記第1の保持梁及び前記第2の保持梁のうちの少なくとも一方は、少なくとも1つのガセットを含み、該少なくとも1つのガセットは、前記湾曲セグメントに近接する起点から、前記第1の保持梁又は前記第2の保持梁のうちの一方の遠位端に近接する終端に向かって幅及び高さが徐々に広がっているアシストグリップアセンブリ。
  2. 前記締結組立体は、前記第1の面とは反対側の第2の面から前記取付クッションに結合されたカバーを更に含む請求項1に記載のアシストグリップアセンブリ。
  3. 前記保持クリップの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記中央通路内に受容、保持され、前記カバーの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記中央通路によって受容、保持され、前記取付クッションは、少なくとも1つの補助的な保持棚を更に含み、前記保持クリップの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記補助的な保持棚によって支持される請求項2に記載のアシストグリップアセンブリ。
  4. 前記ハンドルは、少なくとも1つの延長梁に連結された把持梁を含み、前記保持室が前記少なくとも1つの延長梁内に形成されている請求項1に記載のアシストグリップアセンブリ。
  5. 前記保持クリップは、
    前記第1の保持梁の遠位端から延在する第1のサービスタブと、
    前記第2の保持梁の遠位端から延在する第2のサービスタブとを更に含む請求項に記載のアシストグリップアセンブリ。
  6. 前記保持クリップは、
    前記第1の脚部の遠位端から外方に延在し、前記取付クッションの第1の部分上にラッチ留めされる第1の棚部と、
    前記第2の脚部の遠位端から外方に延在し、前記取付クッションの第2の部分上にラッチ留めされる第2の棚部と、
    を更に含む請求項に記載のアシストグリップアセンブリ。
  7. 前記保持クリップは、
    前記第1の脚部の遠位端から延在する第1のサービスタブと、
    前記第2の脚部の遠位端から延在する第2のサービスタブとを更に含む請求項に記載のアシストグリップアセンブリ。
  8. 前記第1の脚部及び前記第2の脚部の各々は、前記コンポーネントの部分に当接するように構成された4つの保持位置を提供する2つの横方向スタビライザーを含み、前記コンポーネントの前記部分は、前記4つの保持位置と前記取付クッションのクリップ保持具との間の部品固定空間内にしっかりと挟まれるように構成される請求項に記載のアシストグリップアセンブリ。
  9. 前記カバーは、
    キャップと、
    前記キャップから延在する中央支柱とを含み、
    前記中央支柱は、前記取付クッションの前記中央通路内に延在する請求項に記載のアシストグリップアセンブリ。
  10. 穴が、前記中央支柱を貫通して形成され、前記保持クリップの少なくとも一部は、撓ませて前記穴内に入れられる請求項に記載のアシストグリップアセンブリ。
  11. 固定システムにおいて、
    保持通路を形成するコンポーネントと、
    前記コンポーネントに固定されたアシストグリップアセンブリとを含み、
    前記アシストグリップアセンブリは、
    保持室を形成するハンドルと、
    前記ハンドルの前記保持室に枢動可能に固定された締結組立体とを具備し、
    前記締結組立体が、
    中央通路と、前記保持室に枢動可能に結合された少なくとも1つの取付スタッドとを有し、前記ハンドルに前記締結組立体を固定する取付クッションと、
    第1の面から前記取付クッションに結合され、前記コンポーネントに固定された保持クリップであって、該保持クリップの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記中央通路内に受容、保持される保持クリップとを具備し、
    前記保持クリップが、
    湾曲セグメントを介して第2の脚部に接続された第1の脚部と、
    前記第1の脚部から外方へ傾斜した第1の保持梁と、
    前記第2の脚部から外方へ傾斜した第2の保持梁とを含み、
    前記第2の保持梁は、前記第1の保持梁から離れて外方へ傾斜しており、
    前記第1の保持梁及び前記第2の保持梁のうちの少なくとも一方は、少なくとも1つのガセットを含み、該少なくとも1つのガセットは、前記湾曲セグメントに近接する起点から、前記第1の保持梁又は前記第2の保持梁のうちの一方の遠位端に近接する終端に向かって幅及び高さが徐々に広がっている固定システム。
  12. 前記ハンドルは、少なくとも1つの延長梁に連結された把持梁を含み、前記保持室は、前記少なくとも1つの延長梁内に形成されている請求項11に記載の固定システム。
  13. 前記第1の保持梁が、前記第1の脚部から外方に傾斜され、少なくとも1つの第1のガセットを含む第1の保持梁であって、前記少なくとも1つの第1のガセットは、前記湾曲セグメントに近接する第1の起点から該第1の保持梁の遠位端に近接する第1の終端に向かって幅及び高さが徐々に広がっており、
    1のサービスタブが前記第1の保持梁の前記遠位端から延在しており、
    第2の保持梁が前記第2の脚部から外方に傾斜され、前記第1の保持梁から離れて外方へ傾斜しており、該第2の保持梁は、少なくとも1つの第2のガセットを含み、該少なくとも1つの第2のガセットは、前記湾曲セグメントに近接する第2の起点から該第2の保持梁の遠位端に近接する第2の終端に向かって幅及び高さが徐々に広が
    前記第2の保持梁の前記遠位端から延在する第2のサービスタブと、
    前記第1の脚部から延在する第3のサービスタブと、
    前記第2の脚部から延在する第4のサービスタブとを含む請求項11に記載の固定システム。
  14. 前記保持クリップは、
    前記第1の脚部から外方に延在し、前記取付クッションの第1の部分上にラッチ留めされる第1の棚部と、
    前記第2の脚部から外方に延在し、前記取付クッションの第2の部分上にラッチ留めされる第2の棚部とを更に含む請求項13に記載の固定システム。
  15. 前記第1の脚部及び前記第2の脚部の各々は、前記コンポーネントの部分に当接する4つの保持位置を提供する2つの横方向スタビライザーを含み、前記コンポーネントの前記部分は、前記4つの保持位置と前記取付クッションのクリップ保持具との間の部品固定空間内にしっかりと挟まれる請求項13に記載の固定システム。
  16. 前記第1の面とは反対側の第2の面から前記取付クッションに結合されたカバーであって、該カバーの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記中央通路によって受容、保持されるカバーを更に具備する請求項11に記載の固定システム。
  17. 前記カバーは、
    キャップと、
    前記キャップから延在する中央支柱とを含み、
    前記中央支柱は、前記取付クッションの前記中央通路内に延在する請求項16に記載の固定システム。
  18. 穴が、前記中央支柱を貫通して形成され、前記保持クリップの少なくとも一部は、撓ませて前記穴内に入れられる請求項17に記載の固定システム。
  19. コンポーネントに固定されるように構成されたアシストグリップアセンブリにおいて、
    少なくとも1つの延長梁に連結された把持梁を含むハンドルであって、保持室が前記少なくとも1つの延長梁内に形成されているハンドルと、
    前記ハンドルの前記保持室に枢動可能に固定された締結組立体とを具備し、
    前記締結組立体が、
    中央通路と、前記保持室に枢動可能に結合された少なくとも1つの取付スタッドと、少なくとも1つの補助的な保持棚とを有し、該締結組立体を前記ハンドルに固定する取付クッションと、
    第1の面から前記取付クッションに結合され、前記コンポーネントに固定するように構成された保持クリップであって、該保持クリップの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記中央通路内に受容、保持され、該保持クリップの少なくとも一部は、前記取付クッションの前記補助的な保持棚によって支持され、
    該保持クリップが、
    (a)湾曲セグメントを介して第2の脚部に接続された第1の脚部であって、該第1の脚部及び該第2の脚部の各々は、前記コンポーネントの部分に当接するように構成された4つの保持位置を提供する2つの横方向スタビライザーを含み、前記コンポーネントの前記部分は、前記4つの保持位置と前記取付クッションのクリップ保持具との間の部品固定空間内にしっかりと挟まれるように構成される、第1の脚部と、
    (b)前記第1の脚部から外方に傾斜した第1の保持梁であって、該第1の保持梁は、前記湾曲セグメントに近接する第1の起点から該第1の保持梁の遠位端に近接する第1の終端に向かって幅及び高さが徐々に広がっている第1のガセットを含む第1の保持梁と、
    (c)前記第2の脚部から外方に傾斜した第2の保持梁であって、該第2の保持梁は、前記第1の保持梁から離れて外方へと傾斜しており、該第2の保持梁は、前記湾曲セグメントに近接する第2の起点から該第2の保持梁の遠位端に近接する第2の終端に向かって幅及び高さが徐々に広がっている第2のガセットを含む第2の保持梁と、
    (d)前記第1の保持梁の前記遠位端から延在する第1のサービスタブと、
    (e)前記第2の保持梁の前記遠位端から延在する第2のサービスタブと、
    (f)前記第1の脚部から延在する第3のサービスタブと、
    (g)前記第2の脚部から延在する第4のサービスタブと、
    (h)前記第1の脚部から外方に延在し、前記取付クッションの第1の部分上にラッチ留めされる第1の棚部と、
    (i)前記第2の脚部から外方に延在し、前記取付クッションの第2の部分上にラッチ留めされる第2の棚部とを含んで成る保持クリップと、
    前記第1の面の反対側の第2の面から前記取付クッションに結合されたカバーであって、該カバーは、キャップと、該キャップから延在する中央支柱とを含み、該中央支柱は、前記取付クッションの前記中央通路内に延在し、穴が前記中央支柱を貫通して形成され、前記保持クリップの少なくとも一部が撓ませて前記穴内に入れられるカバーとを具備して成るアシストグリップアセンブリ。
JP2018539425A 2016-01-29 2016-11-29 車両のコンポーネントにアシストグリップアセンブリを固定するためのシステム及び方法 Active JP6823070B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662288722P 2016-01-29 2016-01-29
US62/288,722 2016-01-29
PCT/US2016/064022 WO2017131851A1 (en) 2016-01-29 2016-11-29 Systems and methods for securing an assist grip assembly to a component of a vehicle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019509208A JP2019509208A (ja) 2019-04-04
JP6823070B2 true JP6823070B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=57589194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018539425A Active JP6823070B2 (ja) 2016-01-29 2016-11-29 車両のコンポーネントにアシストグリップアセンブリを固定するためのシステム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10814763B2 (ja)
EP (1) EP3408134B1 (ja)
JP (1) JP6823070B2 (ja)
CN (1) CN108778835B (ja)
WO (1) WO2017131851A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020023870A1 (en) 2018-07-27 2020-01-30 Illinois Tool Works Inc. Fastener assembly and method
JP7165544B2 (ja) 2018-09-21 2022-11-04 株式会社イノアックコーポレーション 車両内装部材の取付装置
FR3092289B1 (fr) * 2019-02-04 2021-02-19 Illinois Tool Works Poignée de maintien pour un habitacle de véhicule
CN111550752B (zh) * 2019-02-11 2022-07-26 朗德万斯公司 夹簧、灯具壳体以及灯具壳体组件
DE102019212529A1 (de) * 2019-08-21 2021-02-25 Dometic Sweden Ab Vorrichtung zum Haltern eines Rahmens in einer Öffnung, ein Rahmen mit einer solchen Vorrichtung, ein Fenster, ein Freizeitfahrzeug mit einem solchen Rahmen oder Fenster und Verfahren zum Haltern des Rahmens oder des Fensters in der Öffnung
KR102261764B1 (ko) * 2019-10-31 2021-06-08 덕양산업 주식회사 다단 결합형 차량용 고정구
JP7353960B2 (ja) * 2019-12-20 2023-10-02 豊和化成株式会社 アシストグリップ
US12012050B2 (en) * 2020-03-31 2024-06-18 Illinois Tool Works Inc. Fastening device for fastening a vehicle component to a body component

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2932385B1 (ja) * 1998-02-12 1999-08-09 株式会社パイオラックス 部品の取付構造
US7103939B2 (en) * 2003-11-03 2006-09-12 Illinois Tool Works Inc Pin-less damper assembly for an assist grip handle
JP4560384B2 (ja) * 2004-11-25 2010-10-13 株式会社パイオラックス 自動車内装部品の取付け装置
DE202005011297U1 (de) * 2005-07-18 2005-11-03 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co. Kg Fahrzeug-Haltegriff
JP5248875B2 (ja) * 2008-02-18 2013-07-31 大和化成工業株式会社 取付け構造
JP2010159032A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Howa Kasei Kk アシストグリップ
JP5465978B2 (ja) * 2009-10-19 2014-04-09 豊和化成株式会社 アシストグリップ
ES2383871B1 (es) * 2010-02-16 2013-05-07 Illinois Tool Works Inc. Clip rápido de fijación.
DE102010020056A1 (de) 2010-05-11 2011-11-17 Daimler Ag Dachhaltegriff
JP4774464B1 (ja) * 2010-05-12 2011-09-14 豊田合成株式会社 アシストグリップ
TR201809374T4 (tr) * 2010-10-04 2018-07-23 Howa Plastics Co Ltd Tavan tutamağı.
JP2012250548A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Howa Kasei Kk アシストグリップ
EP2759443A4 (en) * 2012-06-12 2015-08-19 Howa Plastics Co Ltd AUXILIARY HANDLE
JP5927298B2 (ja) * 2012-07-24 2016-06-01 トピーファスナー工業株式会社 部品取付け用クリップおよび部品取付け構造
JP5822096B2 (ja) * 2012-09-28 2015-11-24 豊田合成株式会社 部品の取付構造
DE202013104000U1 (de) 2013-09-05 2013-09-12 MöllerTech Engineering GmbH Griffvorrichtung für ein Fahrzeug
JP2015058836A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 豊和化成株式会社 アシストグリップ
JP6076232B2 (ja) * 2013-10-28 2017-02-08 株式会社ニフコ アシストグリップ
KR101449344B1 (ko) * 2013-11-11 2014-10-08 주식회사 니프코코리아 자동차용 어시스트 핸들
JP6341873B2 (ja) * 2015-03-03 2018-06-13 株式会社ニフコ 回動機構
JP6352859B2 (ja) * 2015-06-18 2018-07-04 株式会社ニフコ アシストグリップ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3408134B1 (en) 2019-11-20
US20200180486A1 (en) 2020-06-11
CN108778835B (zh) 2021-10-29
JP2019509208A (ja) 2019-04-04
US10814763B2 (en) 2020-10-27
WO2017131851A1 (en) 2017-08-03
EP3408134A1 (en) 2018-12-05
CN108778835A (zh) 2018-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6823070B2 (ja) 車両のコンポーネントにアシストグリップアセンブリを固定するためのシステム及び方法
RU2583115C2 (ru) Травмобезопасная внутренняя ручка двери
US8950782B2 (en) Mounting device for securing a seat belt buckle
CN103132782A (zh) 门把手装置
US20130266367A1 (en) Mounting system
JP2009012754A (ja) モーターサイクル用ラゲージラック及びパッセンジャーシート
KR20140077201A (ko) 자동차 헤드라이트의 홀더 및, 그에 대응하는 헤드라이트
US20180180076A1 (en) Spring clip with three cantilevered bars and integral 4-way locator
EP3708031B1 (en) Connecting device
JP5395029B2 (ja) プルハンドル部の支持構造
KR101582895B1 (ko) 자동차용 고정구
US11110828B2 (en) Vehicle seat assembly and return spring mechanism
US20180149307A1 (en) Support assembly
US20090315369A1 (en) Child seat fixing device
US7458594B2 (en) Lower arm mounting structure of vehicle suspension
US20180022256A1 (en) Articulating locking mechanism for a seatback
JP2003341469A (ja) ショルダアジャスタ装置
US8752260B2 (en) Holding device
KR102224366B1 (ko) 차량용 콘솔 암레스트
US20180257527A1 (en) Articulating locking mechanism for a seatback
CN211081430U (zh) 固定卡夹及汽车行李箱
US11548448B2 (en) Accessory mounting frame for a vehicle seat base
CN112512907B (zh) 用于固定地容纳摩托车行李件的行李架
KR200317590Y1 (ko) 각도조절이 가능한 리어시트 래치장치
EP2500247A2 (en) Saddlebag attachment structure for saddle riding type vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6823070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250