JP6819971B2 - パーム椰子殻粒の製造方法及び内果皮繊維の除去方法、並びにパーム椰子殻粒を含む家禽用飼料の製造方法 - Google Patents

パーム椰子殻粒の製造方法及び内果皮繊維の除去方法、並びにパーム椰子殻粒を含む家禽用飼料の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、家禽用飼料原料に適したパーム椰子殻粒の製造方法に関する。
従来、パーム核油を搾油した後の副産物であるパーム椰子殻(PKS:Palm Kernel Shell)は廃棄されることがほとんどであった。しかし、再生可能エネルギーが注目されるようになった背景から、パーム椰子殻はバイオマス発電に燃料として用いられるようになった。
また、パーム椰子殻の利用は、バイオマス発電にとどまらず、飼料原料としての利用も提案されている。
例えば特許文献1では、パーム椰子殻を粉砕し、ペレット状に加工して飼料原料とすることを課題に掲げる技術が開示されている。
特許文献2では、パーム椰子の果実房(FFB:Fresh Fruit Bunche)から果実を採取した後の空果房(EFB:Empty Fruit Bunche)と、パーム油を搾油した後のパーム種実セルロース(PF:Palm Fiber)を用いて繊維質発酵飼料を製造し、反芻動物のセルロース及びエネルギー飼料として用いることが開示されている。そして、特許文献2には、EFB及びPFを破砕し、10〜50mmのサイズとすることや、これらを乾燥させる工程が開示されている。
また、パーム椰子殻を再利用するに当たって、篩を用いて所望の粒度のパーム椰子殻粒を得る技術が種々開示されている(特許文献3〜5)。
ところで、家禽の飼育において、飼料中に含まれる砂礫(胃石)や穀物殻は、いわゆるグリッドとして筋胃内に貯留され、家禽の筋胃の発達に大きく寄与することが知られている。
特表2016−507370号公報 特表2016−538862号公報 特開2012−228683号公報 特開2014−202448号公報 特開2002−113445号公報
前述の通り、ペレット化したパーム椰子殻を飼料原料とすること自体は課題として既に知られている。そして、EFB及びPFを反芻動物用の飼料として用いる技術が知られている。
ここで、パーム椰子殻を家禽用の飼料原料として供するにあたっては、内果皮に由来する繊維(以下、内果皮繊維という)の混在を防止する必要があった。
すなわち、この内果皮繊維が混在しているパーム椰子殻粒には、当該繊維を含んだ粒度として管理されることにより、胃石に適した大きさのものが得られないという問題があった。また、当該繊維が混在するために、家禽が餌を飲み込みにくく、パーム椰子殻粒が砂嚢に到達しないという問題も懸念された。
このような問題に鑑み、本発明は、パーム椰子殻粒を製造する新規な技術を提供することを課題とする。
また、本発明は、家禽用、特に鶏用の飼料原料に適したパーム椰子殻粒を提供することも課題とする。
上記課題を解決する本発明は、パーム椰子殻を破砕する破砕工程と、
破砕工程後のパーム椰子殻破砕物中の内果皮繊維を除去する内果皮繊維除去工程と、
を有することを特徴とする、パーム椰子殻粒の製造方法である。
本発明の製造方法によれば、パーム椰子殻破砕物から内果皮繊維が除去されることにより、家禽用飼料原料に適したパーム椰子殻粒を得ることができる。
本発明の好ましい形態では、前記内果皮繊維除去工程が、破砕工程後のパーム椰子殻破砕物を液体に浸漬させ、内果皮繊維を含む液体浮遊画分を除去する工程を有することを特徴とする。
本発明の内果皮繊維除去工程によれば、パーム椰子殻破砕物に混在する内果皮繊維を容易に除去することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、さらに、所望の大きさの前記パーム椰子殻粒を選別する選別工程を備え、
前記選別工程は、
網目の大きさの異なる複数の篩を有し、網目の大きさが段階的に小さくなるように網目の大きい篩から順に配置された選別装置を用い、前記パーム椰子殻粒を篩分ける工程を有することを特徴とする。
このような構成の選別装置を使用することで、所望の粒度のパーム椰子殻破砕物を効率的に選別することができる。
本発明の好ましい形態では、さらに、選別工程後のパーム椰子殻粒を加熱乾燥することにより殺菌する殺菌工程を備えることを特徴とする。
パーム椰子殻粒に残存する細菌などの微生物を熱処理により殺菌することで、家禽への安全性に優れた飼料原料を提供することができる。
本発明の好ましい形態では、前記パーム椰子殻粒が家禽用飼料原料であることを特徴とする。
本発明の製造方法により製造されたパーム椰子殻粒は、家禽用飼料原料に有用である。
また、本発明は、前述の製造方法により製造された前記パーム椰子殻粒を添加する、家禽用飼料の製造方法にも関する。
また、本発明は、パーム椰子殻を破砕する破砕工程と、
破砕工程後のパーム椰子殻破砕物を液体に浸漬させ、内果皮繊維を含む液体浮揚画分を除去することを特徴とする、内果皮繊維の除去方法にも関する。
また、本発明は、内果皮繊維を有しないことを特徴とする、パーム椰子殻粒にも関する。
本発明によれば、家禽用、特に鶏用の飼料原料に適したパーム椰子殻粒を製造することができる。
アブラヤシ果実の構造を示す模式図である。 パーム椰子殻が集合した状態及び内果皮繊維の存在態様を示す模式図である。 本発明の実施の形態における選別装置の全体構造を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態における選別装置の選別装置の横断面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリードライヤーの斜視図である。
以下、図1〜5を用いて本発明の好ましい形態について詳細に説明するが、以下の実施の形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
アブラヤシ(パーム椰子)果実1は、複数の果実が房状に集合した果実房2から採取される。個々の果実は、中心に核(種に相当)3を有している。核は内果皮4(パーム椰子殻に相当)に包まれ、内果皮の外側には中果皮(果肉に相当)5が存在する。さらに、中果皮の外側には外果皮(皮に相当)6が存在し、個々の果実を外部と隔てている(図1)。
ここで、本明細書において、「内果皮繊維7」とは、内果皮4の外殻に天然に生えている繊維それ自体、及び外殻から剥がれた内果皮由来の繊維の何れも含むものである。
また、本明細書では、「パーム椰子殻破砕物8」及び「パーム椰子殻粒9」なる用語が製造工程に応じて適宜使い分けられる。
具体的には、「パーム椰子殻破砕物8」とは、パーム椰子殻4が破砕機に掛けられた後に粒状化されたものであり、内果皮繊維7が混在した状態のものを指す。
一方、「パーム椰子殻粒9」とは、パーム椰子殻破砕物8から内果皮繊維7が除去された状態のものを指す。
パーム椰子殻4集合体において、パーム椰子殻4は、パーム核油の搾油時に核3を取り出すため、外殻が割られた状態で存在する(図2)。そして、内果皮繊維7は、内果皮4の外殻から剥がれずに存在するものや、内果皮4が割られた際に外殻から剥がれ、集合体内に散在するものが混在している(図2)。
アブラヤシの品種は特に限定されるものではなく、内果皮4を有する品種であればよい。例えば、油脂生産用として東南アジアを中心に広く栽培されているDura種やTenera種を挙げることができる。Dura種は内果皮4が厚く、Tenera種は内果皮4が薄い。そのため、パーム椰子殻粒9の生産性の観点から、Dura種がより好ましく例示される。
次に、図3〜5を用いて本発明のパーム椰子殻粒9の製造方法に含まれる各工程について詳細に説明する。
<破砕工程>
まず、アブラヤシ果実1の核3からパーム核油を搾油した後に乾燥させたパーム椰子殻4を、破砕機(図示せず)に投入して破砕する。この時点で、破砕された後のパーム椰子殻破砕物8には、内果皮繊維7が混在している。
パーム椰子殻破砕物8の粒度は、好ましくは10mm以下、より好ましくは7mm以下、さらに好ましくは5mm以下に設定する。
このような粒度で破砕することにより、パーム椰子殻破砕物8の回収効率を向上させることができる。
ここで、本明細書において、「粒度」とは、篩ないしスクリーンの網目の大きさにより定義される。すなわち、所定の径の篩ないしスクリーンを通過したパーム椰子殻破砕物8及びパーム椰子殻粒9の粒度は、当該篩ないしスクリーンの径の大きさを用いて定義される。
破砕機は、木材を破砕対象物とする製品を使用することが好ましい。例えば、粗砕機に分類されるジョークラッシャー、ジャイレトリークラッシャー、インパクト(ハンマー)クラッシャーを挙げることができる。中でも、ハンマークラッシャーを使用することが、より好ましい。
ハンマークラッシャーは、公知のものを制限なく使用することができる。また、破砕機にスクリーンを設置して破砕物の粒度を調整しても構わない。
ハンマークラッシャーの回転数(毎分)は、使用する機種の仕様に応じて最適な範囲を適宜設定することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、好ましくは100〜10000rpm、より好ましくは500〜5000rpm、さらに好ましくは1000〜2500rpmである。
ハンマークラッシャーの回転数(毎分)を上記に設定することで、パーム椰子殻粒9の回収効率をより向上させることができる。
<内果皮繊維除去工程>
次に、パーム椰子殻破砕物8に混在する内果皮繊維7を除去する。破砕工程後に内果皮繊維除去工程を設けることにより、後述する選別工程では、内果皮繊維7が除去されたパーム椰子殻粒9を篩分けることとなる。
これにより、内果皮繊維7を含まない、パーム椰子殻粒9自体の粒度で選別することが可能となり、胃石に適した大きさのパーム椰子殻粒9を得ることができる。また、あらかじめ内果皮繊維7を除去しておくことで、選別工程において篩12の目詰まりを防止することができる。
まず、パーム椰子殻破砕物8を貯水容器に移し換え、液体を流し込む(図示せず)。液体に浸漬し、攪拌すると、パーム椰子殻破砕物8に混在している内果皮繊維7を含む不純物は液面に浮揚し、パーム椰子殻破砕物8自体は貯水容器の底に沈没する(図示せず)。
液体は、パーム椰子殻破砕物8より比重が小さく、かつ、内果皮繊維7より比重が大きいものであれば、特に限定されることなく使用することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、液体は水である。
液体浮揚画分を含む上清を排液することで、内果皮繊維7が除去されたパーム椰子殻粒9を得ることができる。
本発明の好ましい実施の形態では、内果皮繊維7を除去するパーム椰子殻破砕物8は、少なくとも貯水容器内でパーム椰子殻破砕物8の全量が完全に浸る量の液体に浸漬される。
液体の量を上記に設定することで、パーム椰子殻破砕物8に混在した内果皮繊維7をより確実に除去することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、内果皮繊維7を除去する工程は、機械的手段により行う。機械的に内果皮繊維7を除去する場合、破砕機から搬出されたパーム椰子殻破砕物8をベルトコンベアで移動させ、給液・排液機構を備える貯水容器から構成される貯水ユニット(図示せず)に搬入する。
その後、一定時間の液体への浸漬を経て、液体浮揚画分を含む上清を排液する。そして、内果皮繊維7が除去されたパーム椰子殻粒9を再びベルトコンベア(図示せず)に乗せて移動させつつ、ベルトコンベア上に送風することで表面を乾燥する構成とすることが好ましい。
また、本発明の好ましい実施の形態では、内果皮繊維7を除去する工程は、人為的に行うこともできる。人為的に内果皮繊維7を除去する場合、破砕工程後のパーム椰子殻破砕物8を貯水容器に運び、一定時間液体に浸漬し、液体浮揚画分を含む上清を排液する。そして、内果皮繊維7が除去されたパーム椰子殻粒9を天日干しにして表面を乾燥する(図示せず)。
パーム椰子殻破砕物8を液体に浸漬する回数は、好ましくは1回以上、より好ましくは2回以上、さらに好ましくは3回以上である。
上記の回数パーム椰子殻破砕物8を液体に浸漬することにより、内果皮繊維7をより確実に除去することができる。
なお、パーム椰子殻破砕物8を液体に浸漬する時間は、内果皮繊維7の除去には影響しない。したがって、浸漬時間は特に限定されるものではない。
また、本発明の好ましい実施の形態では、貯水容器として、タライ、桶、タンクなどを例示することができる。製造規模に適した大きさのものを適宜選択することができる。
貯水容器は、機械的又は人為的手段により揺動する機構を備える構成としてもよい。このような構成を備えることで、効率よく内果皮繊維7を除去することができる。
<選別工程>
内果皮繊維7が除去されたパーム椰子殻粒9は、次いで選別装置10に搬入される(図3及び4)。そして、選別装置10を用いて、パーム椰子殻粒9はその粒度ごとに篩分けられる。
ここで、選別装置10は、供給口11と、網目の大きさの異なる複数の篩12を備える。また、選別装置10には、篩12を振動させる振動機能が備わっていることが好ましい。
選別装置10は、パーム椰子殻粒9をさらに微細に粉砕するための粉砕機(図示せず)を備える構成としてもよい。
パーム椰子殻粒9を、粉砕機を用いてさらに微細化することで、パーム椰子殻粒9の回収効率をより向上させることができる。
粉砕機は、木材を破砕対象物とする製品を使用することが好ましい。例えば、中砕機に分類されるロールクラッシャー、カッタークラッシャー、スタンプミルなどを挙げることができる。また、粉砕機にスクリーンを設置して粉砕物の粒度を調整しても構わない。
選別装置10に備わる篩12は、網目の大きさが段階的に小さくなるように網目の大きいものから順に配置される(12a、12b、12c、12d、12eを参照)。篩12は、パーム椰子殻粒9を選別できるものであれば特に制限されず、水平面に対して傾斜している傾斜型のものを使用してもよいし、水平型のものを使用してもよい。中でも、傾斜型のものを使用することが、より好ましい。
本発明の好ましい実施の形態では、篩12は水平面に対して傾斜して配置され、前後の篩12が互いに重なり合い、下段に向かって連続的に配置される。
このような構成とすることで、粒度の異なるパーム椰子殻粒9を効率的に回収することができるだけでなく、選別装置10の占有スペースも削減することができる。
また、各篩12の側方には、選別後、篩12上に残存したパーム椰子殻粒9を回収するための搬出路13が設けられている。
篩12の数は特に限定されない。回収対象となる所望の粒度に応じて、適宜増減することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、選別装置10は、網目の大きさの異なる篩12を5つ備える。これにより、粒度の異なるパーム椰子殻粒9を4種類回収することができる。
第1篩12aの網目の大きさは、好ましくは7.0〜3.0mm、より好ましくは5.0〜3.5mm、さらに好ましくは4.5〜3.8mmである。
第1篩12aの網目の大きさを上記に設計することで、成鶏用の飼料原料に適した大きさのパーム椰子殻粒9を回収することができる。
第2篩12bの網目の大きさは、好ましくは5.5〜1.5mm、より好ましくは3.5〜2.0mm、さらに好ましくは3.0〜2.3mmである。
第2篩12bの網目の大きさを上記に設計することで、大雛用の飼料原料に適した大きさのパーム椰子殻粒9を回収することができる。
第3篩12cの網目の大きさは、好ましくは5.0〜1.0mm、より好ましくは3.0〜1.5mm、さらに好ましくは2.5〜1.8mmである。
第3篩12cの網目の大きさを上記に設計することで、中雛用の飼料原料に適した大きさのパーム椰子殻粒9を回収することができる。
第4篩12dの網目の大きさは、好ましくは4.0〜0.5mm、より好ましくは2.5〜0.8mm、さらに好ましくは2.3〜1.6mmである。
第4篩12dの網目の大きさを上記に設計することで、幼雛用の飼料原料に適した大きさのパーム椰子殻粒9を回収することができる。
第5篩12eの網目の大きさは、好ましくは3.0〜0.5mm、より好ましくは2.0〜1.0mm、さらに好ましくは1.5〜1.2mmである。
第5篩12eの網目の大きさを上記に設定することで、家禽の筋胃に貯留しない大きさのパーム椰子殻粒9を回収することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、第1篩12aの網目の大きさは4.0mmであり、第2篩12bの網目の大きさは2.8mmであり、第3篩12cの網目の大きさは2.36mmであり、第4篩12dの網目の大きさは2.0mmであり、第5篩12eの網目の大きさは1.4mmである。
上記4種類の網目の大きさの篩12を用いることにより、鶏の各成長段階に適した飼料原料となるパーム椰子殻粒9を回収することができる。
パーム椰子殻粒9は、選別装置10の供給口11から搬入され、その粒度ごとに篩分けられる。結果として、粒度ごとに大きさが揃えられたパーム椰子殻粒9を効率よく回収することが可能となる。
選別装置10の供給口11から搬入されたパーム椰子殻粒9は、まず第1篩12a上に落下する。第1篩12aを通過したパーム椰子殻粒9は、次いで第2篩12b上に落下し、第1篩12aを通過しない大きさのパーム椰子殻粒9は、第1篩12a上に残存する。
第2篩12bを通過したパーム椰子殻粒9は、次いで第3篩12c上に落下し、第2篩12bを通過しない大きさのパーム椰子殻粒9は、第2篩12b上に残存する。
第3篩12cを通過したパーム椰子殻粒9は、次いで第4篩12d上に落下し、第3篩12cを通過しない大きさのパーム椰子殻粒9は、第3篩12c上に残存する。
第4篩12dを通過したパーム椰子殻粒9は、次いで第5篩12e上に落下し、第4篩12dを通過しない大きさのパーム椰子殻粒9は、第4篩12d上に残存する。
第5篩12eを通過したパーム椰子殻粒9は、そのまま回収される。第5篩12eを通過しない大きさのパーム椰子殻粒9は、第5篩12e上に残存する。
第1篩12aの残存物及び第5篩12eの通過物は、所望の粒度の範囲外であるため、次の工程へ進む対象から除外される。第2篩12bの残存物からは、2.9〜4.0mmのパーム椰子殻粒9が回収される。第3篩12cの残存物からは、2.37〜2.8mmのパーム椰子殻粒9が回収される。第4篩12dの残存物からは、2.1〜2.36mmのパーム椰子殻粒9が回収される。第5篩12eの残存物からは、1.5〜2.0mmのパーム椰子殻粒9が回収される。
各篩12上に残存したパーム椰子殻粒9は、それぞれ側方に設けられた搬出路13を介して回収される。
このように、段階的に配置された篩12を用いてパーム椰子殻粒9を粒度ごとに篩分けることにより、効率的に所望の粒度のパーム椰子殻粒9を回収することができる。
粒度ごとに回収されたパーム椰子殻粒9は、ミキサーを用いて所定の割合で混合される。本発明の好ましい実施の形態では、パーム椰子殻粒9の粒度ごとの混合割合として、以下の2通りが挙げられる。
[配合A]
2.37〜4.0mmのパーム椰子殻粒9は、好ましくは1〜30重量部、より好ましくは5〜20重量部、さらに好ましくは5〜10重量部である。
2.1〜2.36mmのパーム椰子殻粒9は、好ましくは10〜90重量部、より好ましくは30〜80重量部、さらに好ましくは50〜75重量部である。
1.5〜2.0mmのパーム椰子殻粒9は、好ましくは1〜30重量部、より好ましくは5〜20重量部、さらに好ましくは5〜10重量部である。
配合Aの割合で混合されたパーム椰子殻粒9は、中雛〜幼雛用の飼料原料として有用である。
[配合B]
2.9〜4.0mmのパーム椰子殻粒9は、好ましくは10〜80重量部、より好ましくは20〜70重量部、さらに好ましくは30〜60重量部である。
2.1〜2.8mmのパーム椰子殻粒9は、好ましくは1〜50重量部、より好ましくは5〜40重量部、さらに好ましくは10〜30重量部である。
1.5〜2.0mmのパーム椰子殻粒9は、好ましくは1〜50重量部、より好ましくは10〜45重量部、さらに好ましくは20〜40重量部である。
配合Bの割合で混合されたパーム椰子殻粒9は、成鶏〜大雛用の飼料原料として有用である。
<殺菌工程>
選別工程後のパーム椰子殻粒9を、熱処理により殺菌及び乾燥する。
熱処理に使用する機材としては、ロータリードライヤー(循環タンク式乾燥機)14が好ましく挙げられる(図5)。ロータリードライヤー14は、公知のものを制限なく使用することができる。
ロータリードライヤー14を使用することで、大量のパーム椰子殻粒9をより効率よく殺菌及び乾燥することができる。
本発明のパーム椰子殻粒9の製造方法に用いるロータリードライヤー14は、略円筒状の2本のドラム(加熱部15及び放熱部16)が連結部17を介して連結されている構成であることが好ましい(図5を参照)。加熱部15及び放熱部16は、図5に示したように上下に並置する構成としてもよいし、左右に並置する構成としてもよい。
加熱部15は、パーム椰子殻粒9を加熱する構成であり、放熱部16は、パーム椰子殻粒9の熱を放散させる構成である。
加熱部15及び放熱部16の内部には、リフター(図示せず)が設けられていることが、より好ましい。リフターが設置されていることで、パーム椰子殻粒9を、リフターの回転により攪拌しながら加熱部15及び放熱部16の内部を移動させることができるため、より効率よくパーム椰子殻粒9を殺菌及び乾燥することができる。
ここで、リフターは、加熱部15及び放熱部16の内部に等間隔に設けられていることが好ましい。リフターが加熱部15及び放熱部16の内部に等間隔に設けられていることで、より効率よくパーム椰子殻粒9を殺菌及び乾燥することができる。
ロータリードライヤー14の加熱部15には、パーム椰子殻粒9の供給口が設けられていることが好ましい(図示せず)。また、放熱部16には、パーム椰子殻粒9の排出口が設けられていることが好ましい(図示せず)。
また、連結部17と逆側の加熱部15には、バーナー18が設けられている構成であることが好ましい。バーナー18が連結部17とは逆側の加熱部15に設けられていることで、加熱部15内に効率よく熱風を送ることができる。
また、バーナー18は、燃料の噴霧により着火し、加熱部15内に熱風を送り込む構成であることが、より好ましい。
本発明の好ましい実施の形態では、熱処理時の加熱部15内の温度は、好ましくは80℃以上、より好ましくは110℃以上、さらに好ましくは120℃以上である。
熱処理温度の下限値を上記に設定することにより、より確実に殺菌することができる。
また、本発明の好ましい実施の形態では、熱処理時の加熱部15内の温度は、好ましくは140℃以下、より好ましくは135℃以下、さらに好ましくは130℃以下である。
熱処理温度の上限値を上記に設定することにより、パーム椰子殻粒9の燃焼を防ぐことができる。
また、本発明の好ましい実施の形態では、加熱処理の時間は、好ましくは5〜20分間、より好ましくは10〜15分間である。
熱処理時間を上記に設定することにより、より確実に殺菌することができる。また、乾燥後のパーム椰子殻粒9の水分量を最適化することができる。
熱処理による乾燥後のパーム椰子殻粒9の水分量は、常圧乾燥法により測定することができる。常圧乾燥法による水分量の測定には、公知の何れの水分計を用いてもよい。中でも、木材チップを測定対象物とする製品を使用することが、より好ましい。
本発明の好ましい実施の形態では、常圧乾燥法により測定されたパーム椰子殻粒9の水分量は、好ましくは10重量%以下、より好ましくは5重量%以下、さらに好ましくは2重量%以下である。
乾燥後の水分量の上限値を上記とすることで、パーム椰子殻粒9を飼料原料とした際の飼料の取扱い性、変質等による保存性、安全性を向上させることができる。
このような工程を経て製造されたパーム椰子殻粒9は、パーム椰子殻破砕物8に混在した内果皮繊維7が除去され、粒度ごとに大きさが揃えられ、かつ、微生物などに汚染されていない、家禽用飼料原料に適したものである。
<家禽用飼料の製造方法>
本発明にかかるパーム椰子殻粒9は、家禽用飼料に配合される砂礫や穀物殻に代替することが可能である。一定の粒度分布に調整されたパーム椰子殻粒9を家禽用飼料に配合することで、砂嚢内において飼料が効率よく磨砕され、消化されずに***される飼料が減少する。つまり、本発明にかかるパーム椰子殻粒9を配合することにより、飼料の消化効率を促進することができる。
家禽としては、鶏、ウズラ、七面鳥、アヒル、ガチョウなどが挙げられる。本発明の好ましい実施の形態では、パーム椰子殻粒9は、鶏用の飼料原料である。
また、鶏には、肉用鶏、採卵鶏、肉用種鶏、卵用種鶏など養鶏場で飼育される鶏全般が含まれる。
家禽用飼料へのパーム椰子殻粒9の配合量は、家禽の成長及び季節や気候に応じて、一般的な家禽用飼料における穀物殻等の配合量と同様に設定することが好ましい。
より具体的には、パーム椰子殻粒9は、配合前の飼料100重量部に対して0.1〜10重量部配合することが好ましい。より好ましくは0.5〜8重量部であり、さらに好ましくは1〜6重量部である。
パーム椰子殻粒9の配合量を上記に設定することで、家禽の筋胃の増大効果と、飼料としての栄養効率とを両立することができる。
また、本発明にかかるパーム椰子殻粒9は、穀物殻等に代替する消化促進物として配合されるものであるため、家禽用飼料の他の栄養素に変質等の影響を与えるものではない。したがって、パーム椰子殻粒9を配合する飼料自体は、公知の飼料を使用することができる。
その他、本発明にかかるパーム椰子殻粒9及びその製造方法は、他の畜種の飼料用原料及びその製造に応用することができる。畜種としては、肉牛、乳牛、羊、山羊、豚、馬などが挙げられる。
[製造例]
<破砕工程>
搾油後の保存期間が3か月以内のパーム椰子殻4を対象に、カビなどの汚染の有無を肉眼で確認し、汚染されたパーム椰子殻4を除去した。その後、汚染のないパーム椰子殻4を水洗し、さらに不純物を除去した。そして、水洗したパーム椰子殻4を破砕機に投入して粗く砕き、パーム椰子殻破砕物8を得た。
<内果皮繊維除去工程>
パーム椰子殻破砕物8を貯水容器へ移し換え、さらに水道水を流し入れた。貯水容器を攪拌し、水面にパーム椰子殻破砕物8に混在している内果皮繊維7が浮揚したことを確認し、貯水容器の上清を排水した。この作業を3回繰り返し、内果皮繊維7を除去した。その後、内果皮繊維7が除去されたパーム椰子殻粒9を、天日干しにして乾燥した。
<選別工程>
パーム椰子殻粒9を選別装置10に掛けて篩分けを行った。選別装置10は、供給口11と、4.0、2.8、2.36、2.0及び1.4mmに設計された網目の大きさの異なる5種類の篩12を備え、これらの篩12が網目の大きさが大きいものから順に段階的に配置されている。パーム椰子殻粒9を供給口11から搬入し、まず網目4.0mmの第1篩12aに落下させ、篩12を振動させた。そして、段階的な篩分けにより、各篩12の網目の大きさに対応する粒度のパーム椰子殻粒9を選別した。
<殺菌工程>
選別工程後、ロータリードライヤー14を用いて加熱乾燥することにより、パーム椰子殻粒9を殺菌処理した。ロータリードライヤー14は、加熱部15内の温度を120〜130℃、加熱部15における処理時間を6分、放熱部16における処理時間を2分に設定し、殺菌処理は計2回行った。さらに、ロータリードライヤー14から取り出した後、パーム椰子殻粒9に125℃の熱風を当て、5分間乾燥した。
このようにして、家禽用飼料原料に適したパーム椰子殻粒9を製造した。
本発明は家禽用、特に鶏用の飼料原料となるパーム椰子殻粒の製造に有用である。
1 アブラヤシ果実
2 果実房
3 核
4 パーム椰子殻
5 中果皮
6 外果皮
7 内果皮繊維
8 パーム椰子殻破砕物
9 パーム椰子殻粒
10 選別装置
11 供給口
12 篩
12a 第1篩
12b 第2篩
12c 第3篩
12d 第4篩
12e 第5篩
13 搬出路
14 ロータリードライヤー
15 加熱部
16 放熱部
17 連結部
18 バーナー

Claims (8)

  1. パーム椰子殻を破砕する破砕工程と、
    破砕工程後のパーム椰子殻破砕物中の内果皮繊維を除去する内果皮繊維除去工程と、
    内果皮線維除去工程後に、所望の大きさのパーム椰子殻粒を篩分けにより選別する選別工程と、
    を有することを特徴とする、パーム椰子殻粒の製造方法。
  2. パーム椰子殻を破砕する破砕工程と、
    破砕工程後のパーム椰子殻破砕物中の内果皮繊維を除去する内果皮繊維除去工程と、
    を有し、
    前記内果皮繊維除去工程が、破砕工程後のパーム椰子殻破砕物を水に浸漬させ、内果皮繊維を含む液体浮遊画分を除去する工程を有すること
    を特徴とする、パーム椰子殻粒の製造方法。
  3. 前記内果皮繊維除去工程が、破砕工程後のパーム椰子殻破砕物を液体に浸漬させ、内果皮繊維を含む液体浮遊画分を除去する工程を有することを特徴とする、請求項1に記載のパーム椰子殻粒の製造方法。
  4. 所望の大きさの前記パーム椰子殻粒を選別する選別工程を備え、
    前記選別工程は、
    網目の大きさの異なる複数の篩を有し、網目の大きさが段階的に小さくなるように網目の大きい篩から順に配置された選別装置を用い、前記パーム椰子殻粒を篩分ける工程を有することを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載のパーム椰子殻粒の製造方法。
  5. さらに、選別工程後のパーム椰子殻粒を加熱乾燥することにより殺菌する殺菌工程を備えることを特徴とする、請求項4に記載のパーム椰子殻粒の製造方法。
  6. 前記パーム椰子殻粒が家禽用飼料原料であることを特徴とする、請求項1〜の何れか一項に記載のパーム椰子殻粒の製造方法。
  7. 請求項に記載の製造方法により製造された前記パーム椰子殻粒を添加する、家禽用飼料の製造方法。
  8. パーム椰子殻を破砕する破砕工程と、
    破砕工程後のパーム椰子殻破砕物をに浸漬させ、内果皮繊維を含む液体浮揚画分を除去することを特徴とする、内果皮繊維の除去方法。
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