JP6818994B2 - 部品取付け部材 - Google Patents

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締結部材の外径と同じ、又は前記締結部材の外径よりも大きな貫通穴が形成されている車両部品に対し、前記貫通穴を利用して前記締結部材により付属部品を取付ける際に使用される部品取付け部材に関する。
車両部品であるバンパービームの車幅方向における端部に付属部品である荷重伝達部品を取付ける技術が特許文献1(図11参照)に記載されている。特許文献1に記載の荷重伝達部品100は、バンパービーム102の車幅方向端部が衝突荷重を受けて折れ曲がったときにサイドメンバ104に当接し、前記衝突荷重をサイドメンバ104に伝える働きをする。荷重伝達部品100は、バンパービーム102のボルト穴102hを利用して前記バンパービーム102にボルト止めされる。
特開2015−9631号公報
ここで、新規な車両を製作する際に、コストアップを抑制するために他車両のバンパービーム102を流用することがある。この場合、意匠を考慮して流用した他車両のバンパービーム102に対して付属部品(装飾部品)を取付けたい場合がある。バンパービーム102には、例えば、図12に示すように、そのバンパービーム102を車両ボディ101にボルトB止めする際に使用する作業穴102x(工具用の穴)が設けられている。そして、前記作業穴102xは、ボルトBの締付け後は不要になる。このため、前記付属部品の取付けに前記作業穴102xを使用できれば経済的である。しかし、前記作業穴102xはボルト穴102hと比較して格段に大きいため、例えば、作業穴102xを利用して荷重伝達部品100、あるいは装飾部品等(付属部品)をボルト止めしても付属部品の位置決めが困難になる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、締結部材の外径(頭部等の外径)と同じ、又は前記締結部材の外径よりも大きな車両部品の貫通穴を利用して付属部品を締結部材により前記車両部品に取付けられるようにすることである。
上記した課題は、各発明によって解決される。第1の発明は、締結部材の外径と同じ、又は前記締結部材の外径よりも大きな貫通穴が形成されている車両部品に対し、前記貫通穴を利用して前記締結部材により付属部品を取付ける際に使用される部品取付け部材であって、前記車両部品の貫通穴の少なくとも一部を塞ぎ、その貫通穴に嵌め込まれる貫通穴閉鎖板部と、前記貫通穴閉鎖板部の所定位置に形成され、前記締結部材が通される締結穴とを有し、前記貫通穴閉鎖板部の外周形状が前記車両部品の貫通穴の形状に等しく設定されている
本発明によると、締結部材が通される締結穴を備える貫通穴閉鎖板部は、車両部品の貫通穴に嵌め込まれて、その貫通穴を塞ぐ。即ち、締結部材が通される締結穴は、貫通穴閉鎖板部により車両部品の定位置に形成されるようになる。これにより、締結穴を利用して付属部品を締結部材で車両部品の定位置に固定できるようになる。即ち、新たに締結穴を開けることなく既存の貫通穴を利用して付属部品を締結部材により前記車両部品の定位置に取付けることができる。
また、作業穴等のように不定形な穴を利用して付属部品を車両部品の定位置に固定できるようになる。
第2の発明によると、貫通穴閉鎖板部の端縁には、車両部品の貫通穴に対して表側から前記貫通穴閉鎖板部を嵌め込む際、その貫通穴の裏側周縁に掛けられる係合爪と、前記貫通穴の裏側周縁の別の位置に掛けられる掛かり片と、前記貫通穴の表側周縁を押さえる押さえ片とが設けられている。即ち、押さえ片と、係合爪、及び掛かり片とにより、車両部品の壁を表裏から挟むことで貫通穴閉鎖板部が車両部品の貫通穴の閉鎖位置に保持される。
第3の発明によると、貫通穴閉鎖板部の外周面には、その貫通穴閉鎖板部の径方向外側に突出する突起が周方向に複数形成されており、前記突起を含む前記貫通穴閉鎖板部の外径寸法が前記車両部品の貫通穴の内径寸法よりも大きい。このため、貫通穴閉鎖板部を車両部品の貫通穴に嵌め込む際、車両部品の貫通穴と貫通穴閉鎖板部の外周との間に若干の隙間があっても、突起が潰れることで、貫通穴閉鎖板部ががたつかない。
本発明によると、締結部材の外径と同じ、又は前記締結部材の外径よりも大きな車両部品の貫通穴を利用して付属部品を締結部材により前記車両部品に取付けられるようになる。
本発明の実施形態1に係る部品取付け部材の使用方法を表す全体斜視図である。 前記部品取付け部材をバンパービームの作業穴にセットした状態を表す斜視図である。 図2のIII拡大図である。 前記バンパービームに付属部品を取付けた状態を表す斜視図である。 前記部品取付け部材の正面図である。 前記部品取付け部材の背面斜視図である。 前記部品取付け部材をバンパービームの作業穴にセットする手順を表す縦断面図である。 前記部品取付け部材をバンパービームの作業穴にセットし、付属部品をセットした状態を表す縦断面図である。 前記部品取付け部材をバンパービームの作業穴にセットし、付属部品をネジ止めした状態を表す縦断面図である。 前記部品取付け部材をバンパービームの作業穴にセットし、付属部品をネジ止めした状態を表す平断面図である。 車両部品であるバンパービームの車幅方向における端部に荷重伝達部品を取付けた状態を表す平面図である。 車両ボディに対するバンパービームの取付け構造を表す斜視図である。
[実施形態1]
以下、図1から図10に基づいて本発明の実施形態1に係る部品取付け部材について説明する。本実施形態に係る部品取付け部材は、車両部品であるリヤバンパービームの作業穴を利用して付属部品である荷重受け部品をリヤバンパービームに取付ける際に使用される部材である。ここで、図中に示す前後左右、及び上下はリヤバンパービームが取付けられる車両の前後左右に、及び上下に対応している。
<リヤバンパービーム20について>
リヤバンパービーム20は、リヤバンパーを構成する梁状部材であり、緩衝部材であるバンパアブソーバ(図示省略)とそのバンパアブソーバを覆うバンパカバー(図示省略)とを支持している。リヤバンパービーム20(以下、バンパービーム20という)は、例えば、アルミ合金製で、図1等に示すように、表側縦板部21、裏側縦板部22、上側横板部23、及び下側横板部24により角筒状に形成されており、縦幅が前後幅よりも広くなるように設定されている。そして、前記バンパービーム20の内部空間が車幅方向に延びる隔壁25によって上下に仕切られている。
バンパービーム20は、図1、図2に示すように、裏側縦板部22の車幅方向における右側の端部と左側の端部とが上部の第1ボルトB1、第2ボルトB2、及び下部の第3ボルトB3により車両ボディ10に固定されている。なお、図1、図2等では、バンパービーム20の左側は省略されている。また、バンパービーム20の表側縦板部21には、裏側縦板部22の上部の第1ボルトB1、第2ボルトB2、及び下部の第3ボルトB3にそれぞれ対応する位置にボルト締付け用の上部作業穴27と下部作業穴28とが形成されている。ここで、上部作業穴27は車幅方向に長い長穴状に形成されており、下部作業穴28は円形状に形成されている。また、バンパービーム20の表側縦板部21には、上部作業穴27と下部作業穴28とほぼ等しい高さ位置に車幅方向に延びる略V字形の溝部21mが上下に形成されている。
<部品取付け部材30について>
部品取付け部材30は、図1〜図4に示すように、バンパービーム20の上部作業穴27を利用して荷重受け部品40をバンパービーム20の端部に取付ける際に使用される樹脂部品である。部品取付け部材30は、図5等に示すように、バンパービーム20の上部作業穴27に嵌め込まれてその上部作業穴27を塞ぐ作業穴閉鎖板部31を備えている。作業穴閉鎖板部31は、上部作業穴27と等しい輪郭形状に成形されており、バンパービーム20の表側縦板部21の肉厚寸法とほぼ等しい肉厚寸法に設定されている。そして、作業穴閉鎖板部31の右上部に、図5等に示すように、荷重受け部品40を取付けるためのネジSが通される横長の締結穴32が形成されている。
また、作業穴閉鎖板部31の左右両側には、その作業穴閉鎖板部31の表面側から左方向と右方向にとに突出して、バンパービーム20の表側縦板部21の表面を押さえる押さえ片33が形成されている。左右の押さえ片33は、バンパービーム20の表側縦板部21の溝部21mと嵌合可能に形成されている。左右の押さえ片33の表面は、作業穴閉鎖板部31の表面と面一になるように構成されている。そして、左右の押さえ片33がバンパービーム20(表側縦板部21)の溝部21mと嵌合し、図3に示すように、作業穴閉鎖板部31がバンパービーム20の上部作業穴27を塞いだ状態で、バンパービーム20の表面と作業穴閉鎖板部31、押さえ片33の表面とは面一になる。左右の押さえ片33により、バンパービーム20の上部作業穴27を塞いだ作業穴閉鎖板部31が上部作業穴27の内側に落下するのを防止できる。
作業穴閉鎖板部31の下端中央には、図5、図6に示すように、その作業穴閉鎖板部31の裏面側から下方に突出する角板状の掛かり片34が形成されている。掛かり片34は、図7、図8に示すように、作業穴閉鎖板部31がバンパービーム20の上部作業穴27を塞ぐ際に、その上部作業穴27の裏側の周縁下部に掛けられるように構成されている。また、作業穴閉鎖板部31の上端中央には、その作業穴閉鎖板部31がバンパービーム20の上部作業穴27を塞いだ状態で、その上部作業穴27の裏側の周縁上部と弾性力で係合する係合爪35が設けられている。
係合爪35は、側面形状が略楔形をした爪であり、先端の楔部35fが、図6に示すように、作業穴閉鎖板部31の上部中央から水平に突出した一対の爪支持部36により左右両側から支持されている。これにより、係合爪35は、樹脂の弾性力に抗して先端の楔部35fを中心に上下方向に変位可能になる。また、係合爪35には、その係合爪35の基端部の位置に上部作業穴27の裏側周縁に係合可能な係合凹部35kが形成されている。即ち、作業穴閉鎖板部31は、バンパービーム20の上部作業穴27を塞いだ状態で、左右の押さえ片33と上部の係合爪35、下部の掛かり片34とがバンパービーム20の表側縦板部21を表裏から押さえることで、上部作業穴27の位置に保持される。
作業穴閉鎖板部31の外周面の下面には、図5に示すように、掛かり片34に対して左側位置と右側位置とに下方に突出する先細の潰れリブ37が形成されている。潰れリブ37は、作業穴閉鎖板部31を、後記するように、バンパービーム20の上部作業穴27に嵌め込む際に潰れることで、作業穴閉鎖板部31とバンパービーム20間のがたつきを抑制する。
<荷重受け部品40について>
荷重受け部品40は、図4に示すように、バンパービーム20の端部に取付けられる。これにより、バンパービーム20の端部に加わる衝突荷重が荷重受け部品40によって受けられ、車両のランプユニット等に衝突荷重が加わり難くなる。荷重受け部品40は、図9、図10に示すように、バンパービーム20の表側縦板部21と上側横板部23とが横方向(図4において左右方向)から嵌合するL字溝45が形成されている。L字溝45は、図9に示すように、縦溝部45tと横溝部45yとから構成されている。そして、L字溝45の縦溝部45tには、図10に示すように、バンパービーム20の表側縦板部21と、表側縦板部21の上部作業穴27を塞いだ部品取付け部材30とが収納される。また、L字溝45の横溝部45yには、バンパービーム20の上側横板部23が収納される。
荷重受け部品40には、図9、図10に示すように、バンパービーム20の表側縦板部21に対して表側に配置される部分、即ち、縦溝部45tに対する表側部分にネジSが通されるネジ穴43pが形成されている。そして、前記ネジ穴43pの周囲に作業用凹部43が設けられている。また、荷重受け部品40には、バンパービーム20の表側縦板部21に対して裏側に配置される部分、即ち、縦溝部45tに対する裏側部分にネジSが螺合されるネジ締付け部43mが形成されている。
上記したように、バンパービーム20が本発明の車両部品に相当し、バンパービーム20の上部作業穴が車両部品の貫通穴に相当する。また、作業穴閉鎖板部31が本発明の貫通穴閉鎖板部に相当し、作業穴閉鎖板部31の潰れリブ37が本発明の突起に相当する。また、作業穴閉鎖板部31の締結穴32に通されるネジSが本発明の締結部材に相当する。
<荷重受け部品40の取付け手順について>
荷重受け部品40をバンパービーム20の端部に取付ける際には、先ず、バンパービーム20の上部作業穴27を部品取付け部材30の作業穴閉鎖板部31で塞ぐ。即ち、図7に示すように、作業穴閉鎖板部31の掛かり片34をバンパービーム20の上部作業穴27の下辺中央に掛け、掛かり片34を中心にして作業穴閉鎖板部31を上方に回動させる。これにより、作業穴閉鎖板部31の上端に形成された係合爪35の先端の楔部35fが上部作業穴27の内側に挿入される。
部品取付け部材30(作業穴閉鎖板部31)の上回動が継続されると、係合爪35の上面が上部作業穴27の上辺エッジ部に押され、係合爪35は樹脂の弾性力に抗して先端を中心に下方に変位し、係合爪35はさらに上部作業穴27内に押し込み可能になる。そして、係合爪35がさらに押し込まれ、その係合爪35の基端部が上部作業穴27の上辺エッジ部を通過すると、樹脂の弾性力で係合爪35は、図8に示すように、先端を中心に上方に変位する。これにより、係合爪35の係合凹部35kが上部作業穴27の裏側周縁に係合する。この状態で、部品取付け部材30の作業穴閉鎖板部31は、バンパービーム20の上部作業穴27を塞いだ状態に保持される。
即ち、部品取付け部材30(作業穴閉鎖板部31)の左右の押さえ片33と上部の係合爪35、下部の掛かり片34とがバンパービーム20の上部作業穴27の周縁を表裏から押さえることで、作業穴閉鎖板部31は上部作業穴27の位置に保持される。ここで、部品取付け部材30の作業穴閉鎖板部31がバンパービーム20の上部作業穴27に嵌め込まれる際、作業穴閉鎖板部31の潰しリブ37が潰れることで、作業穴閉鎖板部31と上部作業穴27間のがたつきが抑えられる。
次に、荷重受け部品40のL字溝45をバンパービーム20の表側縦板部21と上側横板部23とに位置合わせした状態で、荷重受け部品40を、例えば、右端からバンパービーム20に対して軸方向に押し付ける。これにより、バンパービーム20の表側縦板部21とその表側縦板部21の上部作業穴27を塞いだ部品取付け部材30とがL字溝45の縦溝部45tに収納される。また、バンパービーム20の上側横板部23がL字溝45の縦溝部45yに収納される。この状態で、図10等に示すように、部品取付け部材30(作業穴閉鎖板部31)の締結穴32に対応する位置に荷重受け部品40の表側のネジ穴43pと裏側のネジ締付け部43mとが配置される。次に、荷重受け部品40のネジ穴43p、部品取付け部材30(作業穴閉鎖板部31)の締結穴32を通してネジSを通し、そのネジSを荷重受け部品40のネジ締付け部43mに締付ける。これにより、荷重受け部品40がバンパービーム20の右端に上部作業穴27を使用した状態で固定される。
<本実施形態に係る部品取付け部材30の長所について>
本実施形態に係る部品取付け部材30によると、ネジS(締結部材)が通される締結穴32を備える作業穴閉鎖板部31(貫通穴閉鎖板部)は、バンパービーム20(車両部品)の上部作業穴27(貫通穴)を塞ぐように、その上部作業穴27に嵌め込まれる。即ち、ネジSが通される締結穴32は、作業穴閉鎖板部31によりバンパービーム20の定位置に形成されるようになる。これにより、締結穴32を利用して荷重受け部品40(付属部品)をネジSでバンパービーム20の定位置に固定できるようになる。即ち、新たに締結穴を開けることなく上部作業穴27を利用して荷重受け部品40をネジSによりバンパービーム20の定位置に取付けることができる。
さらに、上部作業穴27等のように不定形な穴を利用して荷重受け部品40をバンパービーム20の定位置に固定できるようになる。また、潰れリブ37により、バンパービーム20の上部作業穴27と部品取付け部材30の作業穴閉鎖板部31の外周との間に若干の隙間があっても、潰れリブ37(突起)が潰れることで、作業穴閉鎖板部31ががたつかない。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、荷重受け部品40にネジ締付け部43mを形成し、ネジ締付け部43mに対して部品取付け部材30(作業穴閉鎖板部31)の締結穴32を通してネジSをねじ込む例を示した。しかし、荷重受け部品40にネジ締付け部43mの部分にナットを埋め込むことで、部品取付け部材30(作業穴閉鎖板部31)の締結穴32を通してボルトをねじ込めるようにすることも可能である。また、本実施形態では、部品取付け部材30の作業穴閉鎖板部31に一個の締結穴32を形成する例を示した。しかし、部品取付け部材30の作業穴閉鎖板部31に複数の締結穴32を形成することも可能である。また、本実施形態では、部品取付け部材30を樹脂により形成する例を示したが、バンパービーム20と同様にアルミ等の金属で形成することも可能である。また、車両部品の一例としてバンパービーム20を例示したが、例えば、車両ボディに連結されるサスペンションメンバ等の穴部を利用して部品を取付ける際に本発明を適用することも可能である。
10 車両ボディ
20 リヤバンパービーム(バンパービーム(車両部品))
21m 溝部
27 上部作業穴(貫通穴)
30 部品取付け部材
31 作業穴閉鎖板部(貫通穴閉鎖板部)
32 締結穴
S ネジ(締結部材)
33 押さえ片
34 掛かり片
35 係合爪
37 潰れリブ(突起)
40 荷重受け部品(付属部品)

Claims (3)

  1. 締結部材の外径と同じ、又は前記締結部材の外径よりも大きな貫通穴が形成されている車両部品に対し、前記貫通穴を利用して前記締結部材により付属部品を取付ける際に使用される部品取付け部材であって、
    前記車両部品の貫通穴の少なくとも一部を塞ぎ、その貫通穴に嵌め込まれる貫通穴閉鎖板部と、
    前記貫通穴閉鎖板部の所定位置に形成され、前記締結部材が通される締結穴と、
    を有し、
    前記貫通穴閉鎖板部の外周形状が前記車両部品の貫通穴の形状に等しく設定されている部品取付け部材。
  2. 請求項1に記載された部品取付け部材であって、
    前記貫通穴閉鎖板部の端縁には、前記車両部品の貫通穴に対して表側から前記貫通穴閉鎖板部を嵌め込む際、その貫通穴の裏側周縁に掛けられる係合爪と、前記貫通穴の裏側周縁の別の位置に掛けられる掛かり片と、前記貫通穴の表側周縁を押さえる押さえ片とが設けられている部品取付け部材。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された部品取付け部材であって、
    前記貫通穴閉鎖板部の外周面には、その貫通穴閉鎖板部の径方向外側に突出する突起が周方向に複数形成されており、前記突起を含む前記貫通穴閉鎖板部の外径寸法が前記車両部品の貫通穴の内径寸法よりも大きい部品取付け部材。
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