JP6818291B2 - 部品供給装置及び方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ネジ又はボルトを供給する部品供給装置及び方法に関する。
組立の自動化等を目的として、ネジ又はボルトを供給する種々の部品供給装置が公知になっている。
例えば、ネジ又はボルトが順次補給される補給部と、前記補給部のネジ又はボルトを解除可能に保持する保持部と、該保持部を姿勢切換作動可能且つ変位作動可能に支持する作動機構と、前記補給部のネジ又はボルトを撮影するカメラと、前記保持部及び作動機構の作動を制御する制御部とを備え、該制御部は、上記ネジ又はボルトが予め定められた所定姿勢で前記保持部により保持されるように、前記カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像情報を利用して、前記保持部及び作動機構の作動を制御する部品供給装置及び方法が公知になっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2010−228819号公報
上記文献の部品供給装置及び方法は、ネジ又はボルトを識別するセンサ類として、カメラを設ければよいため、構成がシンプルになる一方で、このカメラで撮影した画像情報をどのように利用して、ネジ又はボルトを保持部により安定的に保持させるのか、その具体的な内容が不明である。
本発明は、ネジ又はボルトを供給する部品供給装置及び方法であって、構成の簡略化を目的としてネジ又はボルトの識別用にカメラを設けた場合でも、ネジ又はボルトを予め定めた所定の姿勢で安定的に保持させることが可能な部品供給装置及び方法を提供することを課題とする。
本発明の部品供給装置は、ネジ又はボルトを供給する部品供給装置であって、ネジ又はボルトが順次補給される補給部と、前記補給部のネジ又はボルトを解除可能に保持する保持部と、該保持部を姿勢切換作動可能且つ変位作動可能に支持する作動機構と、前記補給部のネジ又はボルトを撮影するカメラと、前記保持部及び作動機構の作動を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像から、該ネジ又はボルトの頭部における軸部の反対側に形成された基端側の端面の形状又は軸部の頭部とは反対の先端側の端面の形状識別することにより、該ネジ又はボルトの姿勢を判別し、上記ネジ又はボルトが予め定められた所定姿勢で前記保持部により保持されるように、上記判別された姿勢情報を利用して、前記保持部及び作動機構の作動を制御することを特徴とする。
前記ネジ又はボルトの上記基端側の端面又は先端側の端面には、他の部分とは異なる色が予め塗装され、前記制御部は、カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像に対して、上記色の違いに基づいて前記端面の形状を識別するものとしてもよい。
ネジ又はボルトに光を照射する照明装置備え、記制御部は、アクチュエータによって照明装置照射方向を変化させ且つ該変化を利用してネジ又はボルトのエッジ抽出を行うか、或いは照明制御手段によって照明装置から照射される光の明暗又は色を変化させ且つ該変化を利用してネジ又はボルトのエッジ抽出を行うものとしてもよい。
前記補給部は、ネジ又はボルト同士を重ねた状態で収容可能な収容ボックスと、該収容ボックスから取出されたネジ又はボルトが展開されて載置される補給面とを有し、前記カメラは、上記補給面に載置され且つ他のネジ又はボルトと重なっていないネジ又はボルトにおける上記基端側の端面又は先端側の端面の形状を識別するものとしてもよい。
前記補給部は、ネジ又はボルト同士を重ねた状態で収容可能な収容ボックスを有し、前記カメラは、上記収容ボックスに収容されたネジ又はボルトにおける上記基端側の端面又は先端側の端面の形状を識別するものとしてもよい。
一方、本発明の部品供給方法は、ネジ又はボルトを供給する部品供給方法であって、ネジ又はボルトが順次補給される補給部と、前記補給部のネジ又はボルトを解除可能に保持する保持部と、該保持部を姿勢切換作動可能且つ変位作動可能に支持する作動機構と、前記補給部のネジ又はボルトを撮影するカメラと、前記作動機構の作動を制御する制御部とを備えた部品供給装置に、前記ネジ又はボルトの位置及び姿勢を判別させるあたり、前記ネジ又はボルトの頭部における軸部の反対側に形成された基端側の端面又は軸部の頭部とは反対の先端側の端面に他の部分とは異なる色を予め塗装し、該制御部は、前記カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像に対して、上記色の違いに基づいて、上記基端側の端面又は上記先端側の端面の形状を識別することにより、該ネジ又はボルトの姿勢を判別し、上記ネジ又はボルトが予め定められた所定姿勢で前記保持部により保持されるように、上記判別された姿勢情報を利用して、前記保持部及び作動機構の作動を制御することを特徴とする。
前記カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像から、ネジ又はボルトの頭部における軸部の反対側に形成された端面の形状を識別することにより、該ネジ又はボルトの姿勢を判別できるため、構成の簡略化を目的としてネジ又はボルトの識別用にカメラを設けた場合でも、ネジ又はボルトを予め定めた所定の姿勢で安定的に保持させることが可能になる。
本発明を適用した部品供給装置を搭載した部品組立装置の構成を示す平面図である。 部品組立装置に搭載された作業ロボットの構成を模式的に示す模式図である。 (A),(B)はトレーの上面に載置されたネジ又はボルトの側面図及び平面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 (A),(B)は、ロボットハンドによって対象物の保持させる一例を示し側面図及び平面図である。 ロボットハンドによって対象物の保持させる他例を示し側面図である。 本部品組立装置による供給作業の処理手順を示すフロー図である。 本発明の他の実施形態に係る対象物の斜視図である。 エッジ抽出処理の手順を示すフロー図である。
図1は、本発明を適用した部品供給装置を搭載した部品組立装置の構成を示す平面図であり、図2は部品組立装置に搭載された作業ロボットの構成を模式的に示す模式図であり、図3(A),(B)はトレーの上面に載置されたネジ又はボルトの側面図及び平面図である。これらの図面に示された部品組立装置は、レール1上をスライド駆動されるベース2と、該ベース2上に設置された作業ロボット3と、部品の一種であるボルト又はネジ等の対象物Wが収容される収容ボックス4と、対象物Wが展開されるトレー6と、作業用の各種工具が利用可能に置かれる工具スペース7と、各種情報が格納された1次元又は2次元のバーコードが印刷やモニタ表示等によって表示されるバーコード表示部(情報格納部)8と、レール1に平行して併設されたタグレール(情報格納部)9とを備えている。
上述の収容ボックス4、トレー6、工具スペース7、バーコード表示部8及びタグレール9は、平面視でベース2のスライド範囲外であって且つベース2がレール1上で全可動範囲をスライドした場合における前記作業ロボット3の平面視での可動範囲内に設置されている。
上述の対象物Wは、図3に示すように、一直線状に延びて外周にネジ山が螺旋状に形成された軸部W1と、該軸部W1の一方側端部に径大に形成された頭部W2とを有している。この頭部W2は、前記軸部W2の軸心上に中心部を有し且つ該軸心方向に厚みを有する板状をなすようにして、該軸部W2と共に一体成形されている。
ちなみに、対象物Wがネジになる場合には、頭部W2における軸部W1と反対側に形成された面である端面W2aに、工具の一種であるドライバの先端部を嵌合して挿入可能なプラス形状若しくはマイナス形状等の係合穴(図示しない)が穿設され、その端面w2a自体の形状は円形状又は略円形状に形成される。
一方、対象物Wがボルトになる場合には、頭部W2が正多角形状(基本的には正六角形状)をなし、また、上記端面W2aには、六角レンチ等のレンチを嵌合して挿入可能な係合穴(図示しない)が穿設されている場合もある。
また、この対象物Wの端面W2aの全体は、本例ではフラットに形成され且つ他の部分の色(基本的には銀色等の金属色)とは異なる色(例えば、赤や青色等)に着色(塗装)されている。言換えると、この端面W2aは着色面になっている。このような着色を行う理由については後述する。
次に、図1及び図2に基づいて、上記部品組立装置の各部について説明する。
上記ベース2は、リニアモーションガイド等であるレール1に、スライド自在に係合するリニアモーションブロック(図示しない)を有している。そして、ベース2は、リニアモータや送りローラを回転駆動されるモータ等のベース側アクチュエータ11(図4参照)によって、スライド駆動される。
上記作業ロボット3は、マニピュレータ(作動機構)12と、該マニピュレータ12によって姿勢切換作動可能且つ変位作動可能に支持されるロボットハンド(保持部)13とを有している。
マニピュレータ12は、図示する例では、6自由度の多関節ロボットであり、ベース2に固定的に設置された基部14と、6つのアーム部16A,16B,16C,16D,16E,16Fと、6つの関節部17A,17B,17C,17D,17E,17Fとを有している。
アーム部(第1アーム部)16Aは、関節部(第1関節部)17Aによって、基部14に対して自身の軸回りに回動可能に支持されている。アーム部(第2アーム部)16Bは、関節部(第2関節部)17Bによって、第1アーム部16Aに対して上下回動可能に支持されている。アーム部(第3アーム部)16Cは、関節部(第3関節部)17Cによって、第2アーム部16Bに対して上下回動可能に支持されている。
アーム部(第4アーム部)16Dは、関節部(第4関節部)17Dによって、第3アーム部16Cに対して自身の軸回りに回動可能に支持されている。アーム部(第5アーム部)16Eは、関節部(第5関節部)17Eによって、第4アーム部16Dに対して上下回動可能に支持されている。アーム部(第6アーム部)16Fは、関節部(第6関節部)17Fによって、第5アーム部16Eに対して自身の軸回りに回動可能に支持されている。
各関節部17A,17B,17C,17D,17E,17Fには、アクチュエータ(マニピュレータ側アクチュエータ)18A,18B,18C,18D,18E,18Fが設けられている(図4参照)。これらのマニピュレータ側アクチュエータ18A,18B,18C,18D,18E,18Fによって、各アーム部16A,16B,16C,16D,16E,16Fが上述した所定方向に回動駆動され、これによってロボットハンド13がベース12に対して変位作動されるとともに姿勢変更作動される。
ロボットハンド13は、マニピュレータ12の先端部(具合的には、第6アーム部16F)に固定的に設置される固定部19と、該固定部19に支持された一対の挟持部21,21とを有している。この挟持部21,21は、固定部19を挟んで、第6アーム部16Fの反対側に突出する角柱状に成形されている。
そして、この一対の挟持部21,21を、アクチュエータ(ロボットハンド側アクチュエータ)22(図4参照)によって、互いが離間・近接する方向に作動することにより、上述した対象物W又は工具等の保持・保持解除を行う。
また、固定部19には、挟持部21,21の突出方向のさらにその先を撮影するカメラ23が設置され、このカメラ23からの画像を用いて、対象物Wや工具の位置や姿勢を識別するが、詳細は後述する。
なお、このロボットハンド13は、このようにピッキング(挟持)によって対象物W又は工具を保持する構造に限定されるものではなく、多関節のエンドエフェクタを用いて、対象物Wや工具を把持・把持解除するものであってもよい。
上記収容ボックス4は、多数(複数)の対象物Wが積み重ねられた状態で収容され、上方が取出し可能に開放されている。
上記トレー6は、収容ボックス4の近く隣接して配置され、このトレー6のフラットに成形された上面は、対象物Wが他の対象物Wと重ねられていない状態(展開された状態)で載置される補給面6aになる。
作業ロボット3は、トレー6の補給面6a上の対象物W又は収容ボックス4内の対象物Wを保持し、この保持した対象物Wを図示しないワーク側に供給する供給作業を行う。ちなみに、収容ボックス4内への対象物Wの補給作業や、補給面6aへの対象物Wの補給作業は、作業ロボット3が行ってもよいし、或は、その他の図示しない専用の補給ロボット(図示しない)によって行ってもよい。すなわち、収容ボックス4及びトレー6(さらに具体的には補給面6a)は対象物Wが補給される補給部になる。
上記工具スペース7には、対象物Wであるネジの締付ける作業を行うドライバや、ボルトを締付ける作業を行うレンチやスパナ等が用意されている。作業ロボット3は、これらの工具を利用し、上記供給した対象物を用いて他の部品をワークに組付ける組立作業を行う。なお、工具を用いず、作業ロボット3自体の機能のみによって、この組立作業を行ってもよい。
上記バーコード表示部8は、各種の1次元又は2次元のバーコードが印字やモニタ表示等によって表示される。このバーコードには、補給部である収容ボックス4や補給面6aに補給される対象物Wの情報や、この対象物Wを利用した組立作業の内容や位置の情報等が格納され、上記カメラ23によって、このバーコードを撮影し、このようにして撮影された画像から、該バーコードに格納されている情報取出す。
上記タグレール9はレール1と平行し、その内部には各種情報の書込や読取が可能な複数のICタグ9aが設けられている。このICタグ9aに対してリード・ライトされる情報は位置情報や作業情報等になる。
そして、ベース2が一のICタグ9aに近接する(近い)位置までスライドされると、ベース2側からICタグ9aの情報が読取ることが可能であるとともに、該ベース2側からICタグ9aに情報を書込むことも可能である。
例えば、所定位置にスライドされたベース2側から、近接しているICタグ9aに記憶された位置情報を読取って、その時点でのベース2のレール1上での位置を取得させるようなことも可能であり、或は、該ICタグ9aからその場所での作業内容を受取るようなことも可能である。一方、所定の作業を終えた後、ベース2側から、その作業内容を近接しているICタグ9aに書込み、管理させてもよい。
以上のような部品組立装置では、制御部24(図4参照)によって、カメラ23等によって取得される各種情報に基づいて、ベース2のスライド作動、マニピュレータ12の各関節部17A,17B,17C,17D,17E,17Fの回動作動、ロボットハンド31の保持・保持解除作動の制御し、これによって、補給作業や供給作業や組立作業等を行う。
次に、図1乃至図7に基づき、制御部24の構成及びその制御の内容について、説明する。
図4は、制御部の構成を示すブロック図である。制御部24は、RAMやCPUがユニット化されたマイコンによって構成され、その内部には各種情報を記憶するROM等の記憶部24aが設けられ、制御部24は、この記憶部24aに記憶された情報を各種制御に利用するとともに、後述する手段により取得した情報を、該記憶部24aに記憶する。
制御部24の入力側には、ベース2のレール1上でのスライド位置を検出するスライド位置検出センサ(スライド位置検出手段)26と、各関節部の回動位置を検出する回動位置検出センサ(回動位置検出手段)27A,27B,27C,27D,27E,27Fと、上述のカメラ23とが接続されている。なお、上述した通りに、ICタグ9aをベース2の位置情報取得に利用する場合には、スライド位置検出センサ26は省略可能である。また、回動位置検出センサ27A,27B,27C,27D,27E,27Fによってロボットハンド13のベース2に対する相対位置及び姿勢を検出可能になる。
回動位置検出センサ27A,27B,27C,27D,27E,27Fは、各関節部17A,17B,17C,17D,17E,17Fに個別に設けられたポテンショメータ等であり、カメラ23は、上述した通り、作業ロボット3の先端部に設けてもよいし、上述した補給部を構成する補給面6a又は収容ボックス4の真上から真下を撮影するように設置してもよいし、或はこの両方に設けてもよい。
制御部24の出力側には、上述したベース側アクチュエータ11、マニピュレータ側アクチュエータ18A,18B,18C,18D,18E,18F及びロボットハンド側アクチュエータ22が接続されている。
この他、制御部24には、ICタグ情報読取・書込手段(情報読取手段,情報書込手段)28と、通信手段29とが入出力可能に接続されている。ICタグ情報読取・書込手段28は、上述したICタグ9aからの情報の読取を行うとともに、該ICタグ9aへの情報の書込を行う。通信手段29は、この部品組立装置と、外部との間で情報のやり取りを行う際に用いられる。
そして、制御部24は、カメラ23からの画像に基づいて、対象物W自体の認識や、該認識した対象物の位置や姿勢の認識を行う。詳しく説明すると、対象物Wの端面W2aが着色されて他の部分よりも目立っており、この色の違い等を利用して、カメラ23からの撮影画像から、対象物W又はその端面W2aを識別することにより、対象物W自体を認識する。
また、端面W2aの撮影画像から、該端面W2aの境界情報や色情報(他の部分との色の違いの情報を含む)を利用し、この端面W2aの形状や大きさを認識する。認識された形状や大きさから、対象物Wの位置や姿勢を認識する。この際、アフェイン変換等を用いて、カメラ23に対する相対的な位置及び姿勢を識別する。このようにカメラ23からの相対的な位置及び姿勢が認識できれば、該カメラ23のグローバル座標系での位置及び姿勢から、この対象物Wのグローバル座標系での位置及び姿勢を取得することが可能になる。
例えば、この対象物Wのカメラ23に対する相対的な位置及び姿勢の識別を、図3を例にして説明すると、対象物W自体を識別した後、カメラ23をX軸方向及びY軸方向に移動させ、端面W2aと、カメラ23のレンズ中心を平面視で一致させ、該対象物Wを真上から撮影すると、同図(B)に示すような画像を取得される。
この場合の端面W2aの形状は、該端面W2aを正面から見た円形状に比べて楕円状に歪んでおり、この歪みの程度から、対象物Wの水平面(補給面6a)に対する傾きθを算出することが可能であり、これによって対象物Wの姿勢を検出する。また、対象物Wのカメラ23からの距離は、端面W2aの大きさから識別可能であり、これによって対象物Wの位置も識別できる。
なお、カメラ23の中心と端面W2aの中心とを一致させる必要は必ずしもなく、撮影画像からの取得される端面W2aの上記歪みの程度や大きさから、該カメラ23に対する対象物Wの相対位置や姿勢は識別可能であり、この端面W2aは上述のように着色され、他の部分との色の違いを利用できるため、上記識別をより正確且つ迅速に実行することが可能になる。
この他、歪みや大きさの検出ができればよいため、カメラ23は、ステレオ視である必要はなく、単眼のもので十分であり、その位置が固定されたカメラ23でも、変位するカメラ23でも、どちらでもよい。本例では、作業ロボット3側に可動式のカメラ23を設け、補給部(さらに具体的には補給面6a)の真上側に真下方向に向けられた固定式のカメラ23を設けている。
ちなみに、上述の識別を実現させるため、対象物Wの種類毎に、所定距離から正面視で端面W2を撮影した場合の該端面W2aの形状及び大きさを、上記識別の際に保持している必要がある。この情報は、記憶部24aに予め記憶させておいてもよいし、カメラ23によってバーコード表示部8に表示されたバーコードから取得してもよいし、ICタグ情報読取・書込手段28によってICタグ9aから取得してもよし、通信手段29によって外部から取得してもよい。また、認識を試みる対象物Wの種類に関する情報も、同様の手段によって、所定タイミングで取得する。
このようにして、対象物Wの位置及び姿勢が取得できれば、ベース2又はマニピュレータ12によってロボットハンド13の位置及び姿勢を制御し、ロボットハンド13の保持解除状態から保持状態への切換作動によって、対象物Wを所定姿勢で保持させることが可能になる。
図5(A),(B)は、ロボットハンドによって対象物の保持させる一例を示し側面図及び平面図である。同図に示す例では、同図に示す例では、平面視で一対の挟持部21,21の間に対象物Wが位置し、側面視で、各挟持部21,21が対象物Wの軸部W1に沿う姿勢(さらに具体的には同一軸心となる姿勢)で、ロボットハンド13を保持作動(挟持部21,21同士を近接作動)させ、頭部W2の両側部を挟持して保持させる。そして、ベース2を所定位置にスライドさせ、作業ロボット3により、この対象物Wの供給作業や組立作業等を行う。
ちなみに、ロボットハンド13の対象物Wの保持解除は、一対の挟持部21,21を互いに離間する方向に作動させることによって行う。
図6は、ロボットハンドによって対象物の保持させる他例を示し側面図である。図5では、一対の挟持部21,21が側面視で対象物Wの軸部W1に沿う姿勢で、該対象物Wを保持させたが、図6に示す例では、一対の挟持部21,21が側面視で対象物Wの軸部W1に交差(さらに具体的には直交)する姿勢で、該対象物Wの軸部W1の周面を保持させている。
このように、予め定めた種々の姿勢で、ロボットハンド13により、対象物Wを保持させることが可能である。
なお、ロボットハンド13によって保持させる対象となる対象物Wは、補給面6a上に存在している対象物Wでもよいし、或は、収容ボックス4内に存在している対象物Wであってもよいが、これは予め決めておく。
ちなみに、積み重ねられた状態の対象物W(具体的には、収容ボックス4内の対象物W)をロボットハンド13によってピッキングする際には、対象物W同士が平面視でラップして周囲の色が露出していない領域の割合も高いため、該対象物Wにおける端面W2aと、他の部分との色の違いがより有効的に活用される。
図7は、本部品組立装置による供給作業の処理手順を示すフロー図である。対象物Wの供給作業(部品供給方法)では、制御部24はステップS101から処理を開始する。ステップS101では、カメラ23やICタグ情報読取・書込手段28や通信手段29等を介して対象物の供給の要否を確認し、供給が不要であればステップS101に処理を戻す一方で、供給が必要であればステップS102に進む。
ステップS102では、収容ボックス4内又は補給面6a(補給部)を撮影し、ステップS103に進む。ステップS103では、ステップS102で撮影した補給部の画像から、対象物Wが識別できたか否かを確認し、識別できていればステップS104に進む。ステップS104では、カメラ23を、前記識別した対象物W側に変位させるとともに、撮影方向が対象物Wを向くように姿勢を変更し、ステップS105に進む。
ステップS105では、上述のようにして位置及び姿勢を変更したカメラ23によって前記識別した対象物Wを撮影し、ステップS106に進む。ステップS106では、ステップS105で撮影した画像から、カメラ23が対象物Wに対して良好な位置及び姿勢であるか否かを判断し、良好であればステップS107に進む一方で、良好でなければステップS104に処理を戻す。ちなみに、良好な姿勢及び位置とは、例えば、図3を用いた上述の説明の通りであり、対象物Wの位置や姿勢を正確に識別し易いか否か等を基準とし、良好でない場合には、ステップS6→ステップS104→ステップS105→ステップS106→・・・と進む処理によって、カメラ23がより良好な位置及び姿勢に変更される。
ステップS107では、良好な位置及び姿勢のカメラ23によって撮影された画像から、対象物Wの位置及び姿勢を認識し、ステップS108に処理を進める。ステップS108では、認識された位置及び姿勢の情報に基づいて、対象物Wを保持し、ステップS109に進む。ステップS109では、保持した対象物Wを所定の組立箇所に供給し、処理をステップS101に戻す。
ステップ103において、対象物Wが識別されていない場合には、ステップS110に進む。ステップS110では、補給部への対象物Wの補給作業を自身で実行するか、通信手段29を介して指示し、ステップS101に処理を戻す。
なお、図7に示す例では、可動式のカメラ23を用いる例について説明したが、固定式のカメラ23を用いる場合には、ステップS103において、対象物Wが識別された場合、ステップ105又はステップS107に進む。また、可動式のカメラ23であっても、ステップS106の処理を省略し、ステップS105→ステップS107と処理を進めてもよい。
以上のような構成によれば、単眼のカメラ23を用いて、容易に対処物Wの位置や姿勢を認識させることが可能であり、しかもその基準となる端面W2aは予め目立つ色に着色され、その識別精度は高いので、作業効率も向上する。
次に、図8に基づき、本発明の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図8は、本発明の他の実施形態に係る対象物の斜視図である。上述の形態では、対象物Wの頭部W2に形成された端面W2aを、単眼のカメラ23によって画像認識させているが、本形態では、対象物Wの軸部W1における頭部W2とは反対側(先端側)に形成されたフラットな端面W1aを、該カメラ23におって画像認識させ、同様の要領によって対象物W自体の認識や該対象物Wの位置及び姿勢の認識を行う。この際、この先端側の端面W1aを、基端側の端面W2aと同一の要領によって着色し、画像認識の精度を向上させる。
なお、この2つの端面W1a,W2aの何れか一方を識別対象として着色してもよいが、両方を識別対象として着色してもよく、この場合、端面W1a,W2aが先端側であるか基端側であるかを認識可能なアルゴリズムを搭載する必要があり、具体的には、大きなの違いや、形状の違いから、識別をさせることが可能である。
次に、図1、図2、図4及び図9に基づき、本発明の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図1に仮想線で示す通り、補給部を構成する収容ボックス4及び補給面6aの一方又は両方(図する例では、補給面6a)を上方から照らす照明装置32を設けてもよい。この照明装置32は、明るさ(強度)を変更可能であるとともに、複数種類のLEDを用いる等によって発色(光の色)を変更可能である。
また、この照明装置32の設置に対応して、制御部24の出力側には、照明装置32の明暗及び発色を制御する照明制御手段33と、照明装置32の姿勢を切換えることにより、光の照射方向を変化させる照明装置用アクチュエータ34とが接続されている。
そして制御部24は、ステップS103やステップS107等における対象物Wの認識時、この照明装置32等を利用して該対象物Wのエッジ抽出処理を行い、この抽出されたエッジの情報を用いて、端面W1a,W2aを利用した対象物W自体の認識や対象物Wの位置及び姿勢の認識の精度を向上させる。
図9は、エッジ抽出処理の手順を示すフロー図である。制御部24は、エッジ抽出処理を開始すると、ステップS201に進む。ステップS201では、対象物Wの周辺(具体的には、補給面6aや収容ボックスの内周面)の色と、該対象物Wとの色の違いから、該対象物Wのエッジを検出し、ステップS202に進む。
ステップS202では、照明装置用アクチュエータ34によって照明装置32の姿勢切換を行い、これによって該照明装置32から対象物Wへの光の照射方向を変え、この際の影や反射光の変化等を利用して該対象物Wのエッジ検出を行い、ステップS203に進む。
ステップS203では、照明制御手段33によって照明装置32から照射される光の強さ(明暗)を変え、この際の対象物Wとそれ以外の部分との境界の変化等を利用して該対象物Wのエッジ検出を行い、ステップS204に進む。
ステップS204では、照明制御手段33によって照明装置32から照射される光の色を変え、この際の対象物Wとそれ以外の部分との境界の変化等を利用して該対象物Wのエッジ検出を行い、ステップS205に進む。
ステップS205では、それまでに起こったエッジ検出の結果それぞれに対して、重み付けを行って総合的に評価をし、ステップS206に進む。この総合評価は、例えば、ステップS201での検出値と、ステップS202での検出値と、ステップS203での検出値と、ステップS204での検出値とのそれぞれについて、重み付けを行い、その検出値を合算してもよい。
ステップS206では、ステップS205での総合評価に基づいて、対象物Wのエッジ(外形)抽出を行い、エッジ抽出の処理を終了させる。
このようなエッジ抽出処理によって、対象物W自体の検出や、端面W1a,W2aを利用した対象物Wの姿勢及び位置の検出を正確に行うことが可能になる。
なお、照明装置32の明暗の変化と、照射方向の変化とは何れもエッジ検出のメインの要素として影を利用するものであるため、これらは1つの処理(具体的には、ステップS202での処理)でまとめて行い、上述のような別々の検出値ではなく、1つの検出値として扱ってもよい。
また、照明装置32の明暗の変化と、照射方向の変化と、光の色の変加と、対象物Wの周辺色との色の違いとの内、一部の要素のみ(例えば一の要素のみ)を利用して、上記エッジ抽出の処理を行ってもよい。
さらに、上記照明装置32は、図2に示す通り、ロボットハンド13に装着してもよい。この場合には、照明装置用アクチュエータ34が不要になり、照明装置32を設けた場合でも、構成を簡略化することが容易になる。
4 収容ボックス
6a 補給面
12 マニピュレータ(作動機構)
13 ロボットハンド(保持部)
23 カメラ
24 制御部
32 照明装置
33 照明制御手段
34 照明装置用アクチュエータ
W 対象物(ネジ,ボルト)
W1a 端面(先端側の端面)
W2a 端面(基端側の端面)

Claims (5)

  1. ネジ又はボルトを供給する部品供給装置であって、
    ネジ又はボルトが順次補給される補給部と、
    前記補給部のネジ又はボルトを解除可能に保持する保持部と、
    該保持部を姿勢切換作動可能且つ変位作動可能に支持する作動機構と、
    前記補給部のネジ又はボルトを撮影するカメラと、
    前記保持部及び作動機構の作動を制御する制御部とを備え、
    前記ネジ又はボルトの上記基端側の端面又は先端側の端面には、他の部分とは異なる色が予め塗装され、
    該制御部は、
    前記カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像から、該ネジ又はボルトの頭部における軸部の反対側に形成された基端側の端面の形状又は軸部の頭部とは反対の先端側の端面の形状を識別することにより、該ネジ又はボルトの姿勢を判別するにあたり、カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像に対して、上記色の違いに基づいて前記端面の形状を識別し、
    上記ネジ又はボルトが予め定められた所定姿勢で前記保持部により保持されるように、上記判別された姿勢情報を利用して、前記保持部及び作動機構の作動を制御する
    ことを特徴とする部品供給装置。
  2. ネジ又はボルトに光を照射する照明装置を備え、
    記制御部は、
    アクチュエータによって照明装置の照射方向を変化させ且つ該変化を利用してネジ又はボルトのエッジ抽出を行うか、或いは
    照明制御手段によって照明装置から照射される光の明暗又は色を変化させ且つ該変化を利用してネジ又はボルトのエッジ抽出を行う
    請求項に記載の部品供給装置。
  3. 前記補給部は、ネジ又はボルト同士を重ねた状態で収容可能な収容ボックスと、該収容ボックスから取出されたネジ又はボルトが展開されて載置される補給面とを有し、
    前記カメラは、上記補給面に載置され且つ他のネジ又はボルトと重なっていないネジ又はボルトにおける上記基端側の端面又は先端側の端面の形状を識別する
    請求項1又は2の何れかに記載の部品供給装置。
  4. 前記補給部は、ネジ又はボルト同士を重ねた状態で収容可能な収容ボックスを有し、
    前記カメラは、上記収容ボックスに収容されたネジ又はボルトにおける上記基端側の端面又は先端側の端面の形状を識別する
    請求項1又は2の何れかに記載の部品供給装置。
  5. ネジ又はボルトを供給する部品供給方法であって、
    ネジ又はボルトが順次補給される補給部と、前記補給部のネジ又はボルトを解除可能に保持する保持部と、該保持部を姿勢切換作動可能且つ変位作動可能に支持する作動機構と、前記補給部のネジ又はボルトを撮影するカメラと、前記作動機構の作動を制御する制御部とを備えた部品供給装置に、前記ネジ又はボルトの位置及び姿勢を判別させるあたり、
    前記ネジ又はボルトの頭部における軸部の反対側に形成された基端側の端面又は軸部の頭部とは反対の先端側の端面に他の部分とは異なる色を予め塗装し、
    該制御部は、
    前記カメラによって撮影されたネジ又はボルトの画像に対して、上記色の違いに基づいて、上記基端側の端面又は上記先端側の端面の形状を識別することにより、該ネジ又はボルトの姿勢を判別し、
    上記ネジ又はボルトが予め定められた所定姿勢で前記保持部により保持されるように、上記判別された姿勢情報を利用して、前記保持部及び作動機構の作動を制御する
    ことを特徴とするネジ又はボルトを供給する部品供給方法。
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