JP6818282B1 - 処理制御プログラム、処理制御方法、および、処理制御装置 - Google Patents

処理制御プログラム、処理制御方法、および、処理制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のコンピュータソフトウェアに対して同じ処理を行わせ、それぞれの結果を確認する作業を容易かつ効率的に行うことができる処理制御装置を提供すること。【解決手段】処理制御装置3は、複数の端末装置2によりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御部353と、前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを複数の端末装置2に対して指示する操作指示部354と、を備え、複製画像表示制御部353は、複数の端末装置2に対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、処理制御プログラム、処理制御方法、および、処理制御装置に関する。
従来、複数の端末装置のそれぞれの処理に基づく画面を、1台の表示装置に表示させ、当該表示装置に表示された画面の選択操作によって、選択された画面に対応する端末装置を操作する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1の技術では、1台のワイヤレスディスプレイに、複数のパソコンの画面を一覧表示させる。そして、ユーザにより、一覧表示の画面から特定のパソコンの画面の選択操作が行われると、当該パソコンに対する操作が行なわれる。
特許文献2の技術では、管理者端末は、複数のクライアント端末からの操作情報を当該管理者端末の表示装置に一覧表示させる。そして、ユーザにより、管理者端末の表示装置の画面から特定のクライアント端末の選択操作が行われると、管理者端末は、当該クライアント端末に対する遠隔操作を行う。
特開2002−323884号公報 特開2010−44457号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載のような技術では、複数の端末装置に対して同じ処理を実施させるためには、端末装置の台数と同じ回数の選択操作が必要になる。
また、特許文献1には、ワイヤレスディスプレイに複数のパソコンを同時に操作する共通操作用の画面を表示させ、一斉初期化などの同じ操作を同時に行うことも記載されている。しかし、操作の結果、各パソコンの画面がどのように変化したかを個別に確認する方法については開示も示唆もされていない。
本発明は、複数のコンピュータソフトウェアに対して同じ処理を行わせ、それぞれの結果を確認する作業を容易かつ効率的に行うことができる処理制御プログラム、処理制御方法、および、処理制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の処理制御プログラムは、コンピュータに、複数のコンピュータソフトウェアによりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御手順と、前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示する操作指示手順と、前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、前記1つの画面に同時に表示させる更新画像表示制御手順と、を実行させる。
本発明の処理制御方法は、コンピュータが、複数のコンピュータソフトウェアによりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御手順と、前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示する操作指示手順と、前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、前記1つの画面に同時に表示させる更新画像表示制御手順と、を実行する。
本発明の処理制御装置は、複数のコンピュータソフトウェアによりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御部と、前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示する操作指示部と、を備え、前記複製画像表示制御部は、前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、前記1つの画面に同時に表示させる。
本発明の処理制御プログラム、処理制御方法、および、処理制御装置によれば、複数のコンピュータソフトウェアに対して同じ処理を行わせ、それぞれの結果を確認する作業を容易かつ効率的に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る処理制御システムの概略構成ブロック図である。 処理制御システムを構成する端末装置に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。 処理制御システムを構成する処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。 1つの複製画像に対して行われた操作と同じ操作を行うことを複数の端末装置に対して指示をする処理制御のフローチャートである。 処理制御における操作指示位置演算処理のフローチャートである。 第2の実施の形態に係る処理制御装置の概略構成ブロック図である。 処理制御装置の第1の表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。 処理制御装置の第2の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。 1つの複製画像に対して行われた操作と同じ操作を行うことを複数の端末装置に対して指示をする処理制御のフローチャートである。 本発明の変形例1に係る処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。 端末表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。 第1の実施の形態の処理制御を行った場合における処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。 第1の実施の形態の処理制御を行った場合における端末表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。 本発明の変形例2の処理制御を行った場合における処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。 変形例2の処理制御を行った場合における端末表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。 本発明の変形例3に係る処理制御のフローチャートである。 変形例3の処理制御装置の表示部にテキストボックを有する複製画像が表示されている状態を示す模式図である。 変形例3の処理制御装置の表示部にテキスト入力ダイアログが表示されている状態を示す模式図である。
[実施の形態]
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施の形態〕
<処理制御システムの構成>
まず、本発明の第1の実施の形態に係る処理制御システムの構成について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る処理制御システムの概略構成ブロック図である。図2は、処理制御システムを構成する端末装置に画像が表示されている状態を示す模式図である。図3は、処理制御システムを構成する処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。
図1に示す処理制御システム1は、複数の端末装置2と、処理制御装置3と、を備えている。なお、第1の実施の形態では、4台の端末装置2を備える構成について例示するが、端末装置2の台数は複数であれば4台でなくてもよい。
端末装置2は、スマートフォンやゲーム機、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどの装置である。端末装置2は、端末通信部21と、端末入力部22と、端末表示部23と、端末記憶部24と、端末処理部25と、を備えている。
端末通信部21は、有線通信または無線通信により処理制御装置3と通信を行う通信デバイスである。
端末入力部22は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。なお、端末入力部22を端末表示部23に設けられたタッチパネルで構成してもよい。
端末表示部23は、ディスプレイなどの表示デバイスである。
端末記憶部24は、端末装置2が行う各種処理に必要な情報や、端末装置2が生成した情報や、端末装置2の外部から取得した情報などを記憶するメモリなどの記憶デバイスである。
端末処理部25は、プロセッサが端末記憶部24に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される機能部である。端末処理部25は、端末入力部22の入力操作に基づいて、一般的な端末装置が行う各種処理を行う。例えば、端末処理部25は、端末記憶部24に記憶されたウェブブラウザソフトウェアを実行する。また、端末処理部25は、処理制御装置3からの指示に基づく処理を行う。
処理制御装置3は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどの装置である。処理制御装置3は、通信部31と、入力部32と、表示部33と、記憶部34と、制御部35と、を備えている。
通信部31、入力部32、および、表示部33は、端末通信部21、端末入力部22、および、端末表示部23とそれぞれ同様の構成を有している。記憶部34は、処理制御装置3が行う各種処理に必要な情報や、処理制御装置3が生成した情報や、処理制御装置3の外部から取得した情報などを記憶するメモリなどの記憶デバイスである。
制御部35は、プロセッサが記憶部34に記憶された処理制御プログラムを実行することによって実現される機能部である。制御部35は、表示サイズ検出部351と、表示画像指示部352と、複製画像表示制御部353と、操作指示部354と、を備えている。
表示サイズ検出部351は、処理制御装置3に接続された端末装置2における端末表示部23の画面231(図2参照)の解像度(画面231の横方向の画素数と縦方向の画素数)を検出する。
表示画像指示部352は、処理制御装置3に接続された各端末装置2に対して、互いに対応する内容の表示画像を生成して、それぞれの端末表示部23にその表示画像を表示するように指示する。この指示に基づいて、各端末装置2の端末処理部25は、図2に示すように、端末表示部23の画面231に互いに対応する内容の表示画像D0を表示させる。
互いに対応する内容の表示画像とは、同一内容の画像、または、各端末表示部23の画面231に表示される情報の量が全く同一ではないが、例えば、ウェブブラウザによって表示される同一のURL(Uniform Resource Locator)のウェブサイトの画像や、同一のゲームソフトウェアによって表示される同じ場面の画像などのことである。
各端末装置2の画面231のサイズやアスペクト比が異なる場合には、互いに対応する内容の表示画像D0でも、表示画像の一部が表示されないなど、画面231に表示される情報の量が異なる場合がある。
複製画像表示制御部353は、図3に示すように、複数の端末装置2にそれぞれ表示された互いに対応する内容の表示画像D0の複製画像D1を、1台の表示部33の画面331に同時に表示させる。複製画像表示制御部353は、各複製画像D1を、各表示画像D0のアスペクト比と同じアスペクト比で表示させる。
操作指示部354は、表示部33に表示された複数の複製画像D1のうちいずれか1つの複製画像D1(以下、「操作画像D2」という)に対する操作を検出すると、検出した操作と同じ操作を行うことを複数の端末装置2に対して指示する。
<処理制御システムの動作>
次に、処理制御システムの動作について説明する。図4は、1つの複製画像に対して行われた操作と同じ操作を行うことを複数の端末装置に対して指示をする処理制御のフローチャートである。図5は、処理制御における操作指示位置演算処理のフローチャートである。なお、第1の実施の形態では、操作画像D2に対する操作が、例えば、操作画像D2のボタンの押下操作、ハイパーリンクの選択操作である場合について説明する。
まず、処理制御システム1のユーザは、4台の端末装置2と、処理制御装置3とを、各端末装置2と処理制御装置3との間で各種情報を送受信可能に接続する。ユーザが処理制御装置3の入力部32を操作して処理制御プログラムを起動すると、表示サイズ検出部351は、処理制御装置3に接続された端末装置2のうち、複数の端末装置2を制御対象として選択する旨をユーザに促す画像を表示部33に表示させる。
表示サイズ検出部351は、ユーザによる複数の端末装置2を選択する旨の操作が行われると、図4に示すように、当該選択された各端末装置2の画面231の解像度を検出する(ステップS1)。
例えば、表示サイズ検出部351は、各端末装置2に画面231の解像度に関する情報を処理制御装置3に送信するように要求する。そして、表示サイズ検出部351は、各端末装置2の端末処理部25から解像度に関する情報を取得し、各画面231の解像度を検出する。
次に、表示画像指示部352は、各端末装置2に対して、互いに対応する内容の画像を表示するように指示する(ステップS2)。例えば、表示画像指示部352は、特定のURLの情報を各端末装置2に送信し、当該URLに対応するウェブサイトの画像を端末表示部23で表示するように指示する。この指示によって、各端末装置2の端末表示部23には、図2に示すように、互いに対応する内容の表示画像D0が表示される。
この後、複製画像表示制御部353は、各端末装置2に対し、端末表示部23の表示画像D0を処理制御装置3に送信するように指示する(ステップS3)。そして、複製画像表示制御部353は、図3に示すように、各端末装置2から取得した表示画像D0の複製画像D1を表示部33に表示させる、いわゆるミラーリングを行う(ステップS4)。
この後、操作指示部354は、処理制御を終了する旨の操作がユーザにより行われたか否かを判定する(ステップS5)。操作指示部354は、上記操作が行われたと判定した場合(ステップS5:Yes)、処理を終了する。
一方、操作指示部354は、上記操作が行われていないと判定した場合(ステップS5:No)、複数の複製画像D1のうちの操作画像D2に対する操作、例えば図3に示すように、カーソルCを所定の位置に位置させた状態において、マウスのボタンの押下操作がユーザによって行われたことを検出すると(ステップS6)、操作位置Q1(図3に黒い丸で示す)を特定する(ステップS7)。そして、操作指示部354は、操作指示位置演算処理を行う(ステップS8)。
ここで、図5を参照して、操作指示位置演算処理について詳しく説明する。図5に示す操作指示位置演算処理において、操作指示部354は、図3に示すように、操作画像D2における第1の直交座標系での操作位置Q1の座標を算出する(ステップS11)。例えば、第1の直交座標系とは、矩形状の操作画像D2における左上の角を原点P0、原点P0から右方向に延びる操作画像D2の上辺と重なる軸をX軸(第1の軸)、原点P0から下方向に延びる操作画像D2の左辺と重なる軸をY軸(第2の軸)とする座標系である。
また、第1の直交座標系においては、X軸およびY軸の単位長さを、X軸およびY軸にそれぞれ重なる上辺および左辺の長さと同じ長さに設定する。この場合、操作画像D2の右上、左下、右下のそれぞれの角P1,P2,P3の座標は、(1,0),(0,1),(1,1)となる。
次に、操作指示部354は、操作位置Q1の座標の情報と、各複製画像D1に対応する端末表示部23の画面231の解像度の情報と、に基づいて、各端末装置2における操作指示位置M1の座標を算出する(ステップS12)。
例えば、図2に示すように、操作指示部354は、第2の直交座標系における操作指示位置M1の座標を算出する。第2の直交座標系とは、端末装置2の画面231の左上の角を原点O、原点Oから右方向に延びる表示画像D0の上辺と重なる軸をX軸(第1の軸)、原点Oから下方向に延びる表示画像D0の左辺と重なる軸をY軸(第2の軸)とした座標系である。
なお、第1の直交座標系は、操作画像D2における右上の角を原点、原点から左方向に延びる操作画像D2の上辺と重なる軸をX軸、原点から下方向に延びる操作画像D2の右辺と重なる軸をY軸、左上、右下、左下のそれぞれの角の座標を(1,0),(0,1),(1,1)とする座標系であってもよい。
この場合、第2の直交座標系は、端末装置2の画面231の右上の角を原点、原点から左方向に延びる表示画像D0の上辺と重なる軸をX軸、原点Oから下方向に延びる表示画像D0の右辺と重なる軸をY軸とした座標系となる。
第2の直交座標系における原点Oの位置は、第1の直交座標系の原点P0と同じ角の位置である。そして、操作指示部354は、画面231における横方向の解像度をR、縦方向の解像度をR、第1の直交座標系における操作位置Q1の座標を(X,Y)とした場合、第2の座標系における操作指示位置M1の座標を以下のように算出する。
操作指示位置M1のX座標=X×R
操作指示位置M1のY座標=Y×R
なお、本明細書および図面において、各画面231の横方向および縦方向の解像度を、それぞれ同じ記号「R」、「R」で示しているが、各画面231の横方向および縦方向の解像度が互いに異なる場合がある。
その場合、上記式において、操作指示位置M1のX座標およびY座標は、各画面231の実際の横方向および縦方向の解像度の値を用いて算出される。
上記演算処理の後、図4に示すように、操作指示部354は、各端末装置2に対して、操作指示位置M1の座標の情報と操作画像D2に対して行われた操作の内容の情報とを含む操作指示情報を送信し、端末表示部23の画面231の操作指示位置M1において、操作画像D2に対して行われた操作と同じ操作を行うことを指示する(ステップS9)。
この指示を受けた各端末装置2の端末処理部25は、画面231の第2の直交座標系における操作指示位置M1を特定し、操作指示位置M1において、操作画像D2に対して行われた操作と同じ操作を行う。
例えば、操作画像D2に対する操作が所定のハイパーリンクの選択操作の場合、各端末装置2が操作指示位置M1における操作を行うと、各端末装置2の表示画像D0が、ハイパーリンクにより指定された同一の参照先の画像に切り替わる。つまり、各端末装置2に対して、同じ操作が行われる。
その後、操作指示部354は、各端末装置2に対し、表示画像D0を処理制御装置3に送信するように指示し(ステップS3)、ステップS4以降の処理を行う。これにより、更新された各表示画像D0の複製画像D1が表示部33に表示される。
<第1の実施の形態の作用効果>
処理制御装置3は、複数の端末装置2の端末表示部23に表示された互いに対応する内容の表示画像D0の複製画像D1を、表示部33の1つの画面331に同時に表示させる。そして、処理制御装置3は、複数の複製画像D1のうちいずれか1つの操作画像D2に対する操作を受け付けると、受け付けた操作と同一の操作を行うことを複数の端末装置2に対して指示する。その後、処理制御装置3は、複数の端末装置2に対して指示をした結果、更新された表示画像D0を複数の端末装置2からそれぞれ取得して、複製画像D1として表示部33に同時に表示させる。
このため、ユーザは、表示部33に同時に表示された複数の複製画像D1のうちいずれか1つに対する操作を行うだけの簡単な方法で、複数の端末装置2に対して同じ処理を行わせることができる。
また、各端末表示部23の画面231のサイズやアスペクト比が異なる場合、各端末表示部23に互いに対応する内容の表示画像D0を表示させても、端末表示部23に表示される情報の量が異なる場合がある。
そのような場合でも、ユーザは、表示部33に同時に表示された複数の複製画像D1によって、各端末表示部23の表示の差異を容易に確認することができる。このような複数の端末装置2に対する確認を1人のユーザで行うことができるため、人件費の増加を抑制したり、人員確保を容易に行うことができる。
また、処理制御装置3が、各端末装置2に対して対応する内容の表示画像D0を表示するように指示し、その結果、表示部33に同時に表示された表示画像D0の複製画像D1において、各端末表示部23の表示の差異を容易に確認することができるため、ユーザの確認作業の負荷を低減できる。
〔第2の実施の形態〕
<処理制御装置の構成>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。まず、第2の実施の形態に係る処理制御装置の構成について説明する。図6は、第2の実施の形態に係る処理制御装置の概略構成ブロック図である。図7Aは、処理制御装置の第1の表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。図7Bは、処理制御装置の第2の表示部に第1の表示部の表示画像の複製画像が表示されている状態を示す模式図である。
図6に示す処理制御装置4は、第1の実施の形態の処理制御装置3と同様のスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどの装置である。処理制御装置4は、入力部41と、第1の表示部42と、第2の表示部43と、記憶部44と、複数のウェブブラウザ処理部45と、制御部46と、を備えている。なお、第2の実施の形態では、処理制御装置4が2つのウェブブラウザ処理部45を備える構成を例示するが、3つ以上のウェブブラウザ処理部45を備えていてもよい。
入力部41および記憶部44は、それぞれ第1の実施の形態の入力部32および記憶部34と同様の構成を有し、第1の表示部42および第2の表示部43は、第1の実施の形態の表示部33と同様の構成を有している。
ウェブブラウザ処理部45は、プロセッサが記憶部44に記憶された互いに異なる複数のウェブブラウザソフトウェアを実行することによって実現される機能部である。ウェブブラウザ処理部45は、ユーザによる入力部41の操作や、制御部46の指示に基づいて、図7Aに示すように、第1の表示部42の第1の画面421に、ウェブブラウザWを表示させる。
制御部46は、上記プロセッサが記憶部44に記憶された処理制御プログラムを実行することによって実現される機能部である。制御部46は、表示サイズ検出部461と、表示画像指示部462と、複製画像表示制御部463と、操作指示部464と、を備えている。
表示サイズ検出部461は、各ウェブブラウザ処理部45が第1の表示部42の第1の画面421に表示させたウェブブラウザWのサイズ(画像の横方向の画素数と縦方向の画素数)を検出する。
表示画像指示部462は、各ウェブブラウザ処理部45に対して、それぞれのウェブブラウザWで同一のURLのウェブサイトの画像を第1の表示部42に表示するように指示する。
この指示に基づいて、各ウェブブラウザ処理部45は、図7Aに示すように、第1の画面421の各ウェブブラウザWに互いに対応する内容の表示画像D10を表示する。各ウェブブラウザWのサイズが異なる場合には、互いに対応する内容の表示画像D10でも、ウェブブラウザWに表示される情報の量が異なる場合がある。
複製画像表示制御部463は、図7Bに示すように、各ウェブブラウザWにそれぞれ表示された互いに対応する内容の表示画像D10の複製画像D11を、1台の第2の表示部43の第2の画面431に同時に表示させる。複製画像表示制御部463は、各複製画像D11を、各表示画像D10のアスペクト比と同じアスペクト比で表示させる。
操作指示部464は、第2の表示部43に表示された複数の複製画像D11のうちいずれか1つの操作画像D12に対する操作を検出すると、検出した操作と同じ操作を行うことを各ウェブブラウザ処理部45に対して指示する。
<処理制御装置の動作>
次に、処理制御装置の動作について説明する。図8は、1つの複製画像に対して行われた操作と同じ操作を行うことを複数の端末装置に対して指示をする処理制御のフローチャートである。なお、以下では、第1の実施の形態と同様の処理については、説明を簡略化したり省略したりする。また、操作画像D12に対する操作が、例えば、操作画像D12のボタンの押下操作、ハイパーリンクの選択操作である場合について説明する。
まず、処理制御装置4の各ウェブブラウザ処理部45は、ユーザによる入力部41の操作に基づいて、第1の表示部42の第1の画面421にウェブブラウザWを表示させる。ユーザが処理制御プログラムを起動すると、表示サイズ検出部461は、図8に示すように、各ウェブブラウザWのサイズを検出する(ステップS21)。
次に、表示画像指示部462は、各ウェブブラウザ処理部45に対して、それぞれのウェブブラウザWに互いに対応する内容の画像を表示するように指示する(ステップS22)。例えば、表示画像指示部462は、特定のURLのウェブサイトの画像を各ウェブブラウザWで表示するように指示する。
この指示によって、各ウェブブラウザWには、図7Aに示すように、互いに対応する内容の表示画像D10が表示される。この後、複製画像表示制御部463は、各ウェブブラウザWの表示画像D10の複製画像D11を第2の表示部43の第2の画面431に表示させる、いわゆるミラーリングを行う(ステップS23)。
この後、操作指示部464は、ユーザによる処理制御を終了する旨の操作が行われたか否かを判定し(ステップS5)、上記操作が行われたと判定した場合(ステップS5:Yes)、処理を終了する。
一方、操作指示部464は、上記操作が行われていないと判定した場合(ステップS5:No)、複数の複製画像D11のうちの操作画像D12に対する操作がユーザによって行われたことを検出すると(ステップS6)、操作位置Q1を特定する(ステップS7)。そして、操作指示部464は、図5に示す第1の実施の形態と同様の操作指示位置演算処理を行う(ステップS8)。
この操作指示位置演算処理では、操作指示部464は、操作画像D12における第1の直交座標系での操作位置Q1の座標を算出する(ステップS11)。第1の直交座標系は、第1の実施の形態で説明した第1の直交座標系と同様のものである。
そして、操作指示部464は、操作位置Q1の座標の情報と、各複製画像D11に対応するウェブブラウザWのサイズの情報と、に基づいて、各ウェブブラウザWにおける操作指示位置M1の座標を算出する(ステップS12)。
例えば、操作指示部464は、図7Aに示すような原点O、X軸およびY軸で構成される第2の直交座標系において、ウェブブラウザWにおける横方向の画素数をR、縦方向の画素数をR、第1の直交座標系における操作位置Q1の座標を(X,Y)とした場合、第2の座標系における操作指示位置M1の座標を第1の実施の形態と同様の式で算出する。
上記演算処理の後、図8に示すように、操作指示部464は、第1の表示部42における各ウェブブラウザWの表示画像D10の操作指示位置M1において、操作画像D12に対して行われた操作と同じ操作を行うことを、各ウェブブラウザ処理部45に対して指示する(ステップS24)。
この指示を受けたウェブブラウザ処理部45は、ウェブブラウザWにおける第2の直交座標系での操作指示位置M1を特定し、操作指示位置M1において、操作画像D12に対して行われた操作と同じ操作を行う。
例えば、操作画像D12に対する操作が所定のハイパーリンクの選択操作の場合、各ウェブブラウザ処理部45が操作指示位置M1における操作を行うと、第1の表示部42における各ウェブブラウザWの表示画像D10が、ハイパーリンクにより指定された同一の参照先の画像に切り替わる。つまり、各ウェブブラウザWに対して、同じ操作が行われる。
その後、複製画像表示制御部463は、各ウェブブラウザWの更新された表示画像D10の複製画像D11を第2の表示部43の第2の画面431に表示させ(ステップS23)、ステップS5以降の処理を行う。これにより、更新された各表示画像D10の複製画像D11が表示部33に表示される。
<第2の実施の形態の作用効果>
処理制御装置4は、第1の表示部42の複数のウェブブラウザWに表示された互いに対応する内容の表示画像D10の複製画像D11を、第2の表示部43の1つの第2の画面431に同時に表示させる。そして、処理制御装置4は、複数の複製画像D11のうちいずれか1つの操作画像D12に対する操作を受け付けると、受け付けた操作と同一の操作を行うことを複数のウェブブラウザ処理部45に対して指示する。その後、処理制御装置4は、複数のウェブブラウザ処理部45に対して指示をした結果、更新された表示画像D10を複製画像D11として第2の表示部43に同時に表示させる。
このため、ユーザは、第2の表示部43に同時に表示された複数の複製画像D11のうちいずれか1つの操作画像D12に対する操作を行うだけの簡単な方法で、複数のウェブブラウザ処理部45に対して同じ処理を行わせることができる。ユーザは、操作画像D12に対する操作の結果、各ウェブブラウザWの表示がどのように変化したのかを容易に確認することができる。
[変形例]
本発明は、これまでに説明した実施の形態に示されたものに限られないことは言うまでも無く、その趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形を加えることができる。
〔変形例1〕
例えば、第1の実施の形態の処理制御システムにおいて、以下のような処理を行ってもよい。図9Aは、本発明の変形例1に係る処理制御装置の表示部に端末表示部の表示画像の複製画像が表示されている状態を示す模式図である。図9Bは、端末表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。
操作指示部354は、図5に示した操作指示位置演算処理において、図9Aに示すように、複製画像D1における右下の角を原点P0とした第1の直交座標系を用いてもよい。
この場合、第1の直交座標系は、原点P0から左方向に延びる複製画像D1の下辺と重なる軸をX軸(第1の軸)、原点P0から上方向に延びる複製画像D1の右辺と重なる軸をY軸(第2の軸)、左下、右上、左上のそれぞれの角P1,P2,P3の座標を(1,0),(0,1),(1,1)とする第1の直交座標系を用いる。
なお、操作指示部354は、左下の角を原点、原点から右方向に延びる複製画像D1の下辺と重なる軸をX軸、原点から上方向に延びる複製画像D1の左辺と重なる軸をY軸、右下、左上、右上のそれぞれの角の座標を(1,0),(0,1),(1,1)とする座標系であってもよい。
そして、操作指示部354は、当該第1の直交座標系において、図5に示したステップS11,S12の処理を行い、図9Bに示すような各端末装置2の画面231における操作指示位置M1の座標を算出する。
そして、操作指示部354は、図4に示したステップS9の処理を行い、各端末装置2の端末表示部23に表示された画面231における第2の直交座標系での操作指示位置M1において、操作画像D2に対して行われた操作と同じ操作を行うことを指示する。この場合、第2の直交座標系は、端末装置2の画面231の右下の角を原点、原点から左方向に延びる表示画像D0の下辺と重なる軸をX軸、原点Oから上方向に延びる表示画像D0の右辺と重なる軸をY軸とした座標系となる。
このような構成にすれば、各端末装置2の縦の長さが異なる複数の表示画像D0において、表示画像D0の下部に表示されるボタンなどを押下する操作を行う場合に、各端末装置2の表示画像D0における操作指示位置M1のずれを抑制することができ、複数の端末装置2に対して同じ処理を行わせることができる。
〔変形例2〕
第1の実施の形態の処理制御システムにおいて、以下のような処理を行ってもよい。図10Aは、第1の実施の形態の処理制御を行った場合における処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。図10Bは、第1の実施の形態の処理制御を行った場合における端末表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。
また、図11Aは、本発明の変形例2の処理制御を行った場合における処理制御装置の表示部に複製画像が表示されている状態を示す模式図である。図11Bは、変形例2の処理制御を行った場合における端末表示部に表示画像が表示されている状態を示す模式図である。
図10Aに示すように、横方向の長さに対する縦方向の長さの比率が大きい操作画像D2が操作された場合、第1の実施の形態のような操作指示位置演算処理を行うと、以下のような状況が発生するおそれがある。
すなわち、図10Bに示すように、操作画像D2に対応する表示画像D0の操作指示位置M1は、操作位置Q1からずれないが、操作画像D2以外の複製画像D1に対応する表示画像D0の操作指示位置M1は、操作位置Q1から大きくずれてしまい、各端末装置2に対して、同じ処理を行わせることができないおそれがある。そこで、このような状況の発生を抑制するために、操作指示部354は、以下のような操作指示位置演算処理を行ってもよい。
操作指示部354は、図5に示した操作指示位置演算処理において、図11Aに示すような第1の直交座標系を用いてもよい。
この第1の直交座標系は、第1の実施の形態と同じ原点P0、X軸およびY軸を有するとともに、操作画像D2における右上の角P4の座標を(1,0)、Y軸上(操作画像D2の左辺上)における原点P0から上辺と同じ長さLだけ離れた点P5の座標を(0,1)とする直交座標系である。つまり、第1の直交座標系では、X軸とY軸とに同じ長さの単位で座標値が付与される。
次に、操作指示部354は、当該第1の直交座標系に基づいて、図5に示したステップS11,S12の処理を行い、図11Bに示すような各端末装置2における操作指示位置M1の座標を算出する。
このとき、操作指示部354は、第1の実施の形態と同様に、端末表示部23の画面231における横方向および縦方向の解像度をそれぞれRおよびR、第1の基準座標系における操作位置Q1の座標を(X,Y)とした場合、第2の座標系における操作指示位置M1の座標を以下のように算出する。
操作指示位置M1のX座標=X×R
操作指示位置M1のY座標=Y×R
つまり、操作指示部354は、操作指示位置M1のY座標を求めるときに、第1の実施の形態では、操作位置Q1のY座標(Y)と画面231の縦方向の解像度(R)とを乗じたのに対し、図11Bに示す例では、操作位置Q1のY座標(Y)と画面231の横方向の解像度(R)とを乗じる。
そして、操作指示部354は、図4に示したステップS9の処理を行い、各端末装置2に対して、第1の実施の形態と同じ第2の直交座標系での操作指示位置M1において、操作画像D2に対して行われた操作と同じ操作を行うことを指示する。
このような構成にすれば、図11Bに示すように、横方向の長さに対する縦方向の長さの比率が大きい操作画像D2が操作された場合でも、各端末装置2の表示画像D0における操作指示位置M1のずれを小さくすることができ、複数の端末装置2に対して同じ処理を行わせることができる。
〔変形例3〕
また、第1の実施の形態の処理制御システムにおいて、操作画像に対する操作が、テキストボックスに対する入力操作の場合、操作指示部354は、以下のような処理制御を行ってもよい。
操作画像におけるテキストボックスに対する入力操作が行われる場面としては、例えば、所定のウェブサイトを利用するためのユーザ名、ID、パスワードを入力したり、所定のウェブサイトや単語の意味を検索したりする場面がある。図12は、本発明の変形例3に係る処理制御のフローチャートである。図13Aは、処理制御装置の表示部にテキストボックを有する複製画像が表示されている状態を示す模式図である。図13Bは、処理制御装置の表示部にテキスト入力ダイアログが表示されている状態を示す模式図である。
処理制御装置3は、図12に示すように、図4に示したステップS1〜S6の処理と同様の処理を行う。例えば、処理制御装置3は、各端末装置2にユーザ名およびパスワードを入力するための表示画像を表示するよう指示し、図13Aに示すような、各端末装置2から取得した表示画像の複製画像を表示部33の画面331に表示させる。
操作指示部354は、複数の複製画像D21のうちの1つである操作画像D22のテキストボックスD221内の領域に、カーソルCを位置させた状態において、マウスのボタンの押下操作がユーザによって行われたことを検出すると、カーソルCの位置を操作位置Q1として特定した後(ステップS7)、図13Bに示すようなテキスト入力ダイアログD31を表示部33に表示させる(ステップS31)。
テキスト入力ダイアログD31の表示位置は、複製画像D21と重ならないことが好ましいが、重なっていてもよい。そして、操作指示部354は、ユーザによる入力部32の操作によってテキスト入力ダイアログD31のテキストボックスD311にテキストが入力されて、入力完了ボタンD312が押下されると、当該テキストを認識し(ステップS32)、第1の実施の形態と同様の操作指示位置演算処理を行う(ステップS8)。
操作指示部354は、操作指示位置演算処理を行った後、各端末装置2に対して、操作指示位置M1の座標の情報およびテキスト入力ダイアログD31に入力されたテキストの情報を含む操作指示情報を送信し、端末表示部23における操作指示位置において、テキスト入力ダイアログD31に入力されたテキストを入力することを指示する(ステップS33)。
指示を受けた各端末装置2の端末処理部25は、端末表示部23の画面231の第2の直交座標系における操作指示位置を特定し、操作指示位置において、表示画像のテキストボックス(テキストボックスD221と同じ構成のテキストボックス)にテキストを入力する。
このような構成にすれば、ユーザは、表示部33に同時に表示された複数の複製画像D21のうちいずれか1つに対する操作を行うだけの簡単な方法で、複数の端末装置2に対して同じテキスト入力処理を行わせることができる。
〔その他の変形例〕
変形例1〜3の構成を、可能な範囲において第2の実施の形態の処理制御装置に適用してもよい。
第1の実施の形態において、端末表示部23に表示される例えばウェブブラウザ(以下、「メイン画像」という)のサイズが端末表示部23の画面231のサイズよりも小さい場合には、メイン画像の周りに背景画像などの別の画像が表示されることになる。
そして、ある端末装置2では、端末表示部23に表示されるメイン画像のサイズと端末表示部23の画面231のサイズとが同じだが(メイン画像が端末表示部23の画面231全体に表示されるが)、他の端末装置では、端末表示部23に表示されるメイン画像のサイズが端末表示部23の画面231のサイズよりも小さいという状況が発生する可能性がある。
このような状況下でも、複数の端末装置2に対して同じ処理を行わせるために、表示サイズ検出部351が、端末装置2の端末表示部23に表示されるメイン画像のサイズ(例えば、横方向の画素数と縦方向の画素数)を検出してもよい。
この場合、表示画像指示部352が、各端末装置2に対して、互いに対応する内容の画像を表示するように指示した後に、表示サイズ検出部351が、各端末装置2に端末表示部23に表示されるメイン画像のサイズに関する情報を処理制御装置3に送信するように要求する。そして、表示サイズ検出部351は、各端末装置2の端末処理部25からメイン画像のサイズに関する情報を取得し、各メイン画像のサイズを検出する。
その後、操作指示部354は、上述の操作指示位置演算処理において、「端末表示部23の画面231の解像度」を「端末表示部23のメイン画像のサイズ」と読み替えた処理を行う。そして、操作指示部354は、各端末装置2に対して、操作指示位置M1の座標の情報と操作画像D2に対して行われた操作の内容の情報とを含む操作指示情報を送信し、端末表示部23のメイン画像の操作指示位置M1において、操作画像D2に対して行われた操作と同じ操作を行うことを指示する。
このような構成にすれば、処理制御装置3は、端末表示部23に表示されるメイン画像のサイズが端末表示部23の画面231のサイズよりも小さい場合でも、複数の端末装置2に対して同じ処理を行わせることができる。
また、第1の直交座標系における原点P0の位置をユーザの操作によって設定できるようにしてもよい。また、操作画像D2,D12における操作位置Q1の位置に応じて、操作指示部354,464が原点P0を設定するようにしてもよい。さらに、原点P0の位置は、操作画像D2,D12の中心など、操作画像D2,D12の中のいずれの位置に設定されていてもよいし、設定できるようにしてもよい。
例えば、操作指示部354,464は、周知の画像処理によって操作画像D2,D12の外縁を特定し、操作位置Q1が操作画像D2,D12における左上の領域の場合、原点P0を左上の角に設定し、操作位置Q1が操作画像D2,D12における右下の領域の場合、原点P0を右下の角に設定してもよい。
また、第2の実施の形態において、ウェブブラウザWの表示画像D10を第1の表示部42に表示させ、複製画像D11を第2の表示部43に表示させたが、処理制御装置4に第2の表示部43を設けずに、ウェブブラウザWの表示画像D10および複製画像D11を第1の表示部42に表示させてもよい。
処理制御装置3,4の入力部32,41がタッチパネルの場合には、処理制御装置3,4は、操作画像D2,D12に対するタップ操作やスワイプ操作を検出し、検出したタップ操作やスワイプ操作を端末装置2やウェブブラウザ処理部45に指示してもよい。
以上、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した各装置の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
上述した各装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータは、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置、ディスプレイやスピーカなどの出力装置、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置、ネットワークを介して通信を行うネットワークカードなどを備え、各部はバスにより接続される。
そして、読取装置は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置に記憶させる。あるいは、ネットワークカードが、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置に記憶させる。
そして、CPUが、記憶装置に記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
本発明は、処理制御プログラム、処理制御方法、および、処理制御装置に適用できる。
1 処理制御システム
2 端末装置
3,4 処理制御装置
21 端末通信部
22 端末入力部
23 端末表示部
24 端末記憶部
25 端末処理部
31 通信部
32,41 入力部
33 表示部
34 記憶部
35,46 制御部
42 第1の表示部
43 第2の表示部
44 記憶部
45 ウェブブラウザ処理部
231,331 画面
351,461 表示サイズ検出部
352,462 表示画像指示部
353,463 複製画像表示制御部
354,464 操作指示部
421 第1の画面
431 第2の画面
C カーソル
D0,D10 表示画像
D1,D11,D21 複製画像
D2,D12,D22 操作画像
D221,D311 テキストボックス
D31 テキスト入力ダイアログ
D312 入力完了ボタン
M1 操作指示位置
O,P0 原点
P1,P2,P3,P4 角
P5 点
Q1 操作位置
W ウェブブラウザ

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    複数のコンピュータソフトウェアによりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御手順と、
    前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示する操作指示手順と、
    前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、前記1つの画面に同時に表示させる更新画像表示制御手順と、
    を実行させる処理制御プログラム。
  2. 前記複数のコンピュータソフトウェアは、複数の端末装置においてそれぞれ実行されるウェブブラウザソフトウェアである、
    請求項1に記載の処理制御プログラム。
  3. 前記複数のコンピュータソフトウェアは、前記コンピュータにより実行される異なる複数のウェブブラウザソフトウェアである、
    請求項1に記載の処理制御プログラム。
  4. 前記いずれか1つの複製画像および前記各表示画像が矩形状の画像であり、前記いずれか1つの複製画像および前記各表示画像の中の所定の位置が原点とされ、水平方向に延びる第1の軸、および、前記第1の軸に垂直で下方向が正の向きとなる第2の軸からなり、前記第1の軸と前記第2の軸とに同じ長さの単位で座標値が付与される直交座標系が用いられる場合に、
    前記操作指示手順では、前記いずれか1つの複製画像において前記操作がなされた前記直交座標系における位置の座標と前記各表示画像の上辺の長さとに応じて、前記各表示画像の前記直交座標系において前記操作を実行する位置の座標が決定される、
    請求項1または2に記載の処理制御プログラム。
  5. 前記いずれか1つの複製画像および前記各表示画像のそれぞれの上部の一方の角が原点とされる、
    請求項4に記載の処理制御プログラム。
  6. 前記いずれか1つの複製画像および前記各表示画像のそれぞれの下部の一方の角が原点とされる
    請求項4に記載の処理制御プログラム。
  7. 前記操作指示手順では、複製画像に表示されたボタンの押下操作、複製画像に表示されたハイパーリンクの選択操作、および、複製画像に表示されたテキストボックスへのテキスト入力操作のうち、いずれか1つの操作を検出する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の処理制御プログラム。
  8. コンピュータが、
    複数のコンピュータソフトウェアによりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御手順と、
    前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示する操作指示手順と、
    前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、前記1つの画面に同時に表示させる更新画像表示制御手順と、
    を実行する処理制御方法。
  9. 複数のコンピュータソフトウェアによりそれぞれ生成された互いに対応する内容の各表示画像の複製画像を、1つの画面に同時に表示させる複製画像表示制御部と、
    前記1つの画面に表示された複数の複製画像のうちいずれか1つの複製画像に対する操作を受け付け、受け付けた操作を前記各表示画像において実行することを前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示する操作指示部と、を備え、
    前記複製画像表示制御部は、前記複数のコンピュータソフトウェアに対して指示をした結果、更新された前記各表示画像の複製画像を、前記1つの画面に同時に表示させる、
    を備える処理制御装置。
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