JP6818279B2 - 情報処理装置、サーバ装置、公共交通機関の利用案内方法、コンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、サーバ装置、公共交通機関の利用案内方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば携帯端末等の情報処理装置を利用した列車、バス等の公共交通機関の利用案内技術に関する。
列車、バス等の公共交通機関における従来の経路探索技術ではユーザによる「目的地」の入力操作が必須であり、目的地が定まらない限り経路探索ができない。ユーザが入力する経路探索の対象となる公共交通機関もユーザが知り得た路線のものでしかない。例えば、特許文献1は、出発地、目的地、利用時刻を含む経路探索条件に従い、出発地から目的地までの経路探索を行う案内情報提供システムを開示する。
特開2013−238980号公報
しかし、現在地によっては、自分が今どこにいて、どの路線の公共交通機関を利用できるかを即座に判断できない場合がある。また、目的地の指定を煩雑に感じる場合もある。公共交通機関の乗車に慣れているユーザは目的地に至る路線の情報を知っているし、目的地に至る経由駅であってもその経由駅の路線の列車に乗車しさえすれば、いずれは目的地に到達できることを知っているのが通常である。
そうであれば、経由駅の路線をいくつか案内し、目的地に至る経由駅を提案し、ユーザがいずれかの経由駅を選択できるようにすれば、目的地の入力はそもそも不要となるからユーザにとって利便性が高まる。
本発明は、上記背景のもと、現在地から経由駅に至る経路を、ユーザに情報入力の負担をかけることなく、さまざまなパターンでレコメンドし、タクシーなどを利用することなく、なるべく既存の公共交通機関の利用を促進できる仕組みを提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、タッチ操作による情報入力を受け付けるタッチパネル式のディスプレイと、現在地及び現在時刻を検出するセンサと、サーバ装置との間に通信路を確立する通信手段と、制御手段と、を備えて成り、前記サーバ装置は、列車の駅及びその位置、列車の路線情報及び時刻表情報、乗合バスの停留所及びその周辺地図、バス時刻表情報、いずれかの駅への乗換が可能な停留所である乗換停留所の識別情報を保持する保持手段と、前記通信手段により通信路が確立された後、前記センサによる現在地の検出を契機に目的地の指定を待つこと無く前記保持手段にアクセスして、前記現在地から移動可能な所定数以下の駅を探索し、これにより特定された駅に向けて前記現在地から移動したときの到着見込時刻を算出するとともに、算出した到着見込時刻以降に当該駅から発車する列車の運行情報を前記時刻表情報から抽出する探索手段と、を有するものであり、前記制御手段は、前記サーバ装置で特定された駅を経路に含む路線俯瞰図を前記路線情報に基づいて生成し、生成した路線俯瞰図を前記現在地と共に前記ディスプレイに表示するとともに、前記路線俯瞰図における駅毎に、当該駅への前記到着見込時刻をマッピング表示し、前記タッチ操作によっていずれかの駅又は前記到着見込時刻の表示領域が指定されたときは、前記現在地から最寄りの停留所及び当該駅に至るまでの経路図を前記周辺地図及び前記乗換停留所の識別情報をもとに生成し、この経路図を前記ディスプレイに切替表示させる、情報処理装置を提供する。
本発明によれば、ユーザの目的地を推定した複数の公共交通機関の利用経路を提案し、ユーザの指定を待って次の処理を行うことができるので、ユーザの需要に適合した効率的な経路探索が可能になる。また、公共交通機関の利用を促進することができる。
(a)、(b)は、情報処理装置の説明図。 情報処理装置の機能ブロック図。 鉄道情報及び乗合バス情報の説明図。 公共交通機関の利用案内処理の手順説明図。 路線俯瞰図の例示図。 路線俯瞰図の例示図。 路線俯瞰図の例示図。 路線俯瞰図の例示図。 経路図の例示図。
以下、図面を参照しつつ実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の公共交通機関の利用案内装置は、情報処理装置が、所定のアプリケーションプログラムを実行することで実現される。図1は、このような情報処理装置の説明図である。図1(a)は情報処理装置1の外観図であり、図1(b)は情報処理装置1のハードウェア構成図である。情報処理装置1は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の携帯型のコンピュータにより実現される。情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、ストレージ14、GPS(Global Positioning System)センサ15、入力デバイス16、及びディスプレイ17を備える。各構成要素は、バスBを介して通信可能に接続されている。
CPU11は、ROM13から起動プログラムを読み出して実行することで情報処理装置1の起動処理を行う。また、CPU11は、ストレージ14からアプリケーションプログラムを読み出し、RAM12を作業領域に用いて実行することで、情報処理装置1を利用案内装置として機能させる。CPU11は、アプリケーションプログラムの実行により、後述する機能ブロックを実現する。
ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置である。ストレージ14は、情報処理装置1にインストールされるアプリケーションプログラム等のコンピュータプログラムや各種データを格納する。GPSセンサ15は、GPS衛星から発信される電波を受信して、現在地及び現在時刻を検出する。入力デバイス16は、入力ボタン161(図1(a)参照)や位置入力装置である。ディス
プレイ17は、FPD(Flat Panel Display)である。情報処理装置1は、例えば、入力デバイス16として透明なシート状の位置入力装置を用い、これをディスプレイ17の表示面に設けることで、タッチ操作による情報入力を受け付けるタッチパネル式ディスプレイを備える。
図2は、情報処理装置1の機能ブロック図である。本実施形態では、各機能ブロックは、CPU11がアプリケーションプログラムを実行することで実現されるものとして説明するが、少なくとも一部がハードウェアにより実現されるものであってもよい。情報処理装置1は、位置情報取得部101、時刻情報取得部102、経路探索エンジン103、運行情報データベース(以下、「DB」と記す。)104、主制御部105、入力制御部106、及び表示制御部107として機能する。
位置情報取得部101は、GPSセンサ15が検出した情報処理装置1の現在地を表す情報を取得してRAM12に格納する。時刻情報取得部102は、GPSセンサ15が検出した現在時刻を表す情報を取得してRAM12に格納する。
経路探索エンジン103は、GPSセンサ15による現在地の検出を契機に、ユーザによる目的地の指定を待つことなく運行情報DB104にアクセスして経路探索を行う。経路探索エンジン103は、現在地から移動可能な所定数以下の乗車場所を探索して、これにより特定した乗車場所に向けて現在地から移動したときの到着見込時刻を算出する。探索の対象となる現在地から移動可能な乗車場所は、徒歩や乗合バスにより現在地から移動できる鉄道の駅である。経路探索エンジン103は、算出した到着見込時刻以降に該乗車場所から発車する公共交通機関の運行情報を運行情報DB104から抽出する。例えば、経路探索エンジン103は、到着見込時刻以降に該乗車場所から利用可能な公共交通機関の行先及び発車時刻と、路線及び種別との少なくとも一方を運行情報として抽出する。
運行情報DB104は、鉄道情報及び乗合バス情報を保持する。図3は、鉄道情報及び乗合バス情報の説明図である。鉄道情報は、公共交通機関の乗車場所及びその位置、路線情報及び時刻表情報を含む。公共交通機関の乗車場所は、本実施形態では鉄道路線上の駅名で表され、その位置は位置情報(例えば経度、緯度、住所等)で表される。路線情報及び時刻表情報は、例えば経路探索用のダイヤ情報(路線、時刻表を含む)である。乗合バス情報は、乗合バスの停留所及びその周辺地図、バス時刻表情報、駅等の乗車場所への乗換が可能な乗換停留所の識別情報を含む。
経路探索エンジン103は、運行情報DB104の鉄道情報に基づいて、現在地から徒歩で移動可能な駅及び現在地から徒歩で移動可能な範囲のバス停留所を路線に含む乗合バスが該バス停留所から出発して最初に到着する駅を、乗車場所として探索する。
経路探索エンジン103は、現在地から乗車場所までの移動に乗合バスへの乗車が含まれる場合に、運行情報DB104の乗合バス情報を参照する。経路探索エンジン103は、乗合バス情報に基づいて、乗車場所へ移動するための乗換停留所を路線に含む乗合バスが停車する、現在地から最寄りの停留所を探索する。経路探索エンジン103は、探索の結果特定した最寄りの停留所までの現在地からの徒歩時間と、該停留所から最初の乗換停留所までの乗車時間と、該乗換停留所から乗車場所までの徒歩時間とを現在時刻に合算して、到着見込時刻を算出する。最初の乗換停留所とは、例えば乗合バスの路線が複数の駅を経由する場合に、最寄りの停留所から乗車して最初に到着する乗換停留所である。
経路探索エンジン103は、運行情報DB104の鉄道情報を参照して、路線情報及び時刻表情報に基づいて、到着見込時刻以降に該乗車場所から利用可能な公共交通機関の行先及び発車時刻と、路線及び種別の少なくとも一方とを運行情報として抽出する。
なお、経路探索エンジン103は、乗車場所への到着見込時刻を算出する際に、現在地
から最寄りの停留所までの経路図と、乗換停留所から乗車場所までの経路図とを生成する。経路探索エンジン103は、生成したこれらの経路図を、ユーザにより乗車場所が指定されるまでRAM12に保存する。
主制御部105は、情報処理装置1の各構成要素及び各機能による処理の制御を行うことで、情報処理装置1のユーザに対して公共交通機関の利用案内サービスを提供する。主制御部105は、特定された所定数以下の乗車場所を経路に含む路線俯瞰図を路線情報に基づいて生成する。
入力制御部106は、入力デバイス16を用いたユーザの指示等を受け付けて主制御部105へ送る。主制御部105は、入力制御部106から取得する指示等に応じた処理を行う。表示制御部107は、主制御部105の制御により、ディスプレイ17に画像を表示する。本実施形態では、表示制御部107は、公共交通機関の利用案内に関する画像、例えば路線俯瞰図、経路図を表示する。
主制御部105は、路線俯瞰図の乗車場所毎に、到着見込時刻及び運行情報を関連付けて表示可能にする。主制御部105は、例えば乗車場所となる駅毎に、当該駅への到着見込時刻をマッピング表示するとともに、当該駅から発車する列車の行先及び発車時刻と、路線及び種別の少なくとも一方とを、到着見込時刻に関連付けて表示する。
主制御部105は、ユーザが入力デバイス16を用いて、路線俯瞰図からいずれかの乗車場所又は到着見込時刻の表示領域を指定するときには、現在地から指定された乗車場所に至るまでの経路図をディスプレイ17に切替表示させる。主制御部105は、路線俯瞰図の乗車場所又は乗車場所が含まれる路線を強調表示してもよい。主制御部105は、例えば、路線俯瞰図の乗車場所の駅に乗り入れている路線を強調表示し、乗車場所から乗換を要さずに到達できる駅名のみを表示する。強調表示の態様の設定は、例えばユーザが入力デバイス16により指示することが可能である。
図4は、このような情報処理装置1による公共交通機関の利用案内処理を表すフローチャートである。情報処理装置1は、この処理を実行することで、例えば情報処理装置1を携帯するユーザが外出中に現在地から移動可能な駅を探索し、該駅から利用可能な交通機関についての情報をユーザに提供する。図5〜図9は、ディスプレイ17に表示される路線俯瞰図の例示図である。
情報処理装置1は、GPSセンサ15により現在地及び現在時刻を検出する(S10)。検出された現在地及び現在時刻は、GPSセンサ15から位置情報取得部101及び時刻情報取得部102へ送られる。位置情報取得部101及び時刻情報取得部102は、取得した現在地を表す情報及び現在時刻を表す情報をRAM12に格納する。
主制御部105は、GPSセンサ15による現在地の検出を契機にして、経路探索エンジン103に乗車場所の探索を指示する。経路探索エンジン103は、まず、RAM12に格納される現在地を表す情報に基づいて、現在地から移動可能な所定数以下の乗車場所となる駅を探索する(S11)。経路探索エンジン103は、運行情報DB104にアクセスして鉄道情報を参照し、現在地から移動可能な駅名を探索する。図5〜図8の例では、星印が現在地を表す。経路探索エンジン103による乗車場所となる駅の探索結果は、「中野駅」、「高円寺駅」、「野方駅」の3カ所である。本実施形態では乗車場所となる駅を3カ所探索する例を示すが、大都市のように公共交通機関が充実した地域では更に多くの駅を乗車場所として表示してもよい。逆に、公共交通機関があまり充実していない地域では、表示される乗車場所(駅)が少なくなる。
経路探索エンジン103は、乗車場所となる駅への到着見込時刻を算出する(S12)。経路探索エンジン103は、運行情報DB104にアクセスして乗合バス情報を参照し
、現在地に最寄りの停留所から乗車場所となる各駅に向けて移動したときの到着見込時刻を算出する。経路探索エンジン103は、上記の通り、現在地から最寄りの停留所までの徒歩時間と、該停留所から最初の乗換停留所までの乗車時間と、該乗換停留所から乗車場所の駅までの徒歩時間とを現在時刻に合算し、合算した時刻を到着見込時刻として算出する。なお、現在地から乗車場所となる駅までの徒歩による移動が可能である場合、経路探索エンジンは、徒歩の場合の到着見込時刻を算出する。徒歩による移動は、その許容時間が予め設定される。ユーザが許容時間を入力デバイス16により入力して設定してもよい。徒歩の場合の到着見込時刻は、現在地から乗車場所となる駅までの経路の距離に応じて算出される。人の歩行速度はおおよそ4[km/h]であるので、経路探索エンジン103は、現在地から乗車場所となる駅までの経路の距離と歩行速度とから、到着予想時刻を算出する。なお、経路探索エンジン103は、例えば距離と歩行時間との関連を表すテーブルを保持しておき、現在地から乗車場所となる駅までの経路の距離に応じて歩行時間を特定し、現在時刻に歩行時間を加算することで到着見込時刻を算出してもよい。
図5〜図8の例では、「中野駅」へのバスによる到着見込時刻が「15時15分」、「高円寺駅」へのバスによる到着見込時刻が「15時18分」、「野方駅」へのバスによる到着見込時刻が「15時10分」である。また、図6の例では、「中野駅」への徒歩による到着見込時刻が「15時20分」、「高円寺駅」への徒歩による到着見込時刻が「15時28分」、「野方駅」への徒歩による到着見込時刻が「15時32分」である。このように、バス及び徒歩のいずれでも乗車場所に到着可能である場合には、両方の到着見込時刻を表示する。一方だけが合理的な経路となる場合には、該一方だけを表示する。
経路探索エンジン103は、各乗車場所への到着見込時刻以降に該乗車場所となる駅から発車する公共交通機関の発車時刻を表す運行情報を、運行情報DB104を参照して抽出する(S13)。経路探索エンジン103は、運行情報DB104の鉄道情報を参照して、各乗車場所となる駅からの発車時刻を路線情報及び時刻表情報から抽出する。図5の例では、各乗車場所となる駅の上り方向及び下り方向の発車時刻、列車種別、方向、行先等の抽出結果が表示される。
主制御部105は、経路探索エンジン103による探索結果や運行情報に基づいて、乗車場所となる駅を経路に含む路線俯瞰図を生成する(S14)。主制御部105は、生成した路線俯瞰図を表示制御部107によりディスプレイ17に表示させる(S15)。このようにしてディスプレイ17に図5〜図8に例示するような路線俯瞰図が表示される。
図5は、路線俯瞰図の基本画像であり、各乗車場所となる駅への到着見込時刻と、到着後に各駅で乗車可能な最初の列車の発車時刻、列車種別、方向、行先が表示される。
図6は、乗車場所となる駅まで乗合バスで行く場合と、徒歩で行く場合との到着見込時刻を表示する場合の路線俯瞰図である。この路線俯瞰図では、バス、徒歩のいずれでも到着可能な駅については、両方の到着見込時刻を表示し、一方だけが合理的な経路となる場合は、一方だけを表示する。図6の例では、「中野駅」へは徒歩による移動が合理的な経路となるために、徒歩による到着見込時刻が表示される。「高円寺駅」及び「野方駅」については、バス及び徒歩の両方で到達可能であるために、両方の到着見込時刻が表示される。
図7は、乗車場所となる駅に乗り入れている路線を強調表示した場合の路線俯瞰図である。この路線俯瞰図は、乗車場所となる駅から乗換を要さずに到達できる駅名及び路線名を表示し、当該駅から乗換を要する駅名及び路線名を表示しない。このように表示される路線俯瞰図は、ユーザに、現在地から移動可能な乗車場所で乗車する路線で移動可能な駅を強調して提示できる。
図8は、乗車場所に乗り入れている路線を強調表示していない場合の路線俯瞰図である
。この路線俯瞰図は、乗車場所となる駅から乗換を要する駅名及び路線名を表示する。そのためにユーザは、乗換を要する目的地への経路を容易に見つけることができる。
これらの路線俯瞰図は、ユーザが入力デバイス16を用いて指示することで切替が可能である。主制御部105は、指示に応じてディスプレイ17に表示される路線俯瞰図を切り替える。
情報処理装置1のユーザは、このような路線俯瞰図から、入力デバイス16により乗車場所となる駅の中から、目的地に至る経由駅を選択可能である。ここではタッチパネルにより駅名又は到着見込時刻をタッチ操作することで選択する場合について説明するが、入力ボタン161の操作により選択してもよい。主制御部105は、ユーザによるタッチ操作により選択された駅名又は到着見込時刻を入力制御部106から取得する(S16)。主制御部105は、選択された経由駅への現在地からの経路図を表示制御部107によりディスプレイ17に表示させる(S17)。経路図は、上述の通り、経路探索エンジン103により、乗車場所への到着見込時刻を算出する際に生成されてRAM12に保存される。主制御部105は、経由駅への経路図をRAM12から取得してディスプレイ17に表示させる。
図9は、経路図の例示図である。図9の例では、経由駅に「中野駅」が選択されており、現在地から最寄りの停留所までの経路、該停留所で乗車する乗合バスの行先及び発車時刻、下車する停留所名(乗換停留所)及び該乗換停留所への到着見込時刻、「中野駅」への到着見込時刻が表示される。乗合バスに乗車しない場合、経路図は、徒歩の経路を表示する。なお、現在地から経由駅までの距離が離れている場合には、現在地から最寄りの停留所までの経路、及び乗換停留所から経由駅までの経路を表す経路図が表示される。
以上のような本実施形態の情報処理装置1は、ユーザによる目的地の指定を待つことなく、現在地から移動可能な乗車場所を探索して、ユーザに到着見込時刻を含めて提示する。ユーザは、提示内容から自身の判断で利用する経由駅を選択する。情報処理装置1は、この選択結果に応じて、ユーザに対して、現在地から経由駅への移動経路を提示する。そのためにユーザは、目的地の入力を行うことなく、目的地への経由駅へ至る経路を容易に取得することができる。
以上の説明では、経路探索エンジン103及び運行情報DB104を情報処理装置1が備える構成として説明したが、これらはサーバ等の外部装置に設けるようにしてもよい。この場合、情報処理装置1は、外部装置との間で公衆回線網を介して通信可能な機能を備える。情報処理装置1は、GPSセンサ15による現在地及び現在時刻の検出結果を、公衆回線網を介して外部装置に送信する。情報処理装置1は、外部装置から公衆回線網を介して探索結果や運行情報を取得し、乗車場所となる駅を経路に含む路線俯瞰図を生成する。ユーザが経由駅を選択すると、情報処理装置1は、選択された経由駅名を公衆回線網を介して外部装置に送信する。外部装置は、経由駅名に応じた経路図を公衆回線網を介して情報処理装置1へ送信する。情報処理装置1は、このようにして取得した経路図をディスプレイ17に表示することになる。
1…情報処理装置、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…ストレージ、15…GPSセンサ、16…入力デバイス、161…入力ボタン、17…ディスプレイ、101…位置情報取得部、102…時刻情報取得部、103…経路探索エンジン、104…運行情報DB、105…主制御部、106…入力制御部、107…表示制御部

Claims (5)

  1. タッチ操作による情報入力を受け付けるタッチパネル式のディスプレイと、現在地及び現在時刻を検出するセンサと、サーバ装置との間に通信路を確立する通信手段と、制御手段と、を備えて成り、
    前記サーバ装置は、列車の駅及びその位置、列車の路線情報及び時刻表情報、乗合バスの停留所及びその周辺地図、バス時刻表情報、いずれかの駅への乗換が可能な停留所である乗換停留所の識別情報を保持する保持手段と、前記通信手段により通信路が確立された後、前記センサによる現在地の検出を契機に目的地の指定を待つこと無く前記保持手段にアクセスして、前記現在地から移動可能な所定数以下の駅を探索し、これにより特定された駅に向けて前記現在地から移動したときの到着見込時刻を算出するとともに、算出した到着見込時刻以降に当該駅から発車する列車の運行情報を前記時刻表情報から抽出する探索手段と、を有するものであり、
    前記制御手段は、前記サーバ装置で特定された駅を経路に含む路線俯瞰図を前記路線情報に基づいて生成し、生成した路線俯瞰図を前記現在地と共に前記ディスプレイに表示するとともに、前記路線俯瞰図における駅毎に、当該駅への前記到着見込時刻をマッピング表示し、前記タッチ操作によっていずれかの駅又は前記到着見込時刻の表示領域が指定されたときは、前記現在地から最寄りの停留所及び当該駅に至るまでの経路図を前記周辺地図及び前記乗換停留所の識別情報をもとに生成し、この経路図を前記ディスプレイに切替表示させる、情報処理装置。
  2. タッチ操作による情報入力を受け付けるタッチパネル式のディスプレイと現在地及び現在時刻を検出するセンサとを備えた情報処理装置との間に通信路を確立する通信手段と、
    列車の駅及びその位置、列車の路線情報及び時刻表情報、乗合バスの停留所及びその周辺地図、バス時刻表情報、いずれかの駅への乗換が可能な停留所である乗換停留所の識別情報を保持する保持手段と、
    前記通信手段により前記通信路が確立された後、前記センサによる現在地の検出を契機に目的地の指定を待つこと無く前記保持手段にアクセスして、前記現在地から移動可能な所定数以下の駅を探索し、これにより特定された駅に向けて前記現在地から移動したときの到着見込時刻を算出するとともに、算出した到着見込時刻以降に当該駅から発車する列車の運行情報を前記時刻表情報から抽出する探索手段と、
    前記探索結果及び前記運行情報を前記情報処理装置へ送信して、前記特定された駅を経路に含む路線俯瞰図を前記現在地と共に前記ディスプレイに表示させるとともに、前記路線俯瞰図における駅毎に、当該駅への前記到着見込時刻をマッピング表示させ、前記タッチ操作によっていずれかの駅又は前記到着見込時刻の表示領域が指定されたときは、前記現在地から最寄りの停留所及び当該駅に至るまでの経路図を前記周辺地図及び前記乗換停留所の識別情報をもとに生成し、生成した経路図を前記情報処理装置へ送信して前記ディスプレイに切替表示させる制御手段と、を備えて成る、
    サーバ装置。
  3. タッチ操作による情報入力を受け付けるタッチパネル式のディスプレイと現在地及び現在時刻を検出するセンサとを備えた情報処理装置と、前記情報処理装置との通信が可能なサーバ装置との間で実行される方法であって、
    前記情報処理装置又は前記サーバ装置に、列車の駅及びその位置、列車の路線情報及び時刻表情報、乗合バスの停留所及びその周辺地図、バス時刻表情報、いずれかの駅への乗換が可能な停留所である乗換停留所の識別情報を保持する保持工程と、
    前記情報処理装置の前記センサによる現在地の検出を契機に目的地の指定を待つこと無く前記保持されている情報にアクセスして、前記現在地から移動可能な所定数以下の駅を探索し、これにより特定された駅に向けて前記現在地から移動したときの到着見込時刻を算出するとともに、算出した到着見込時刻以降に当該駅から発車する列車の運行情報を前記時刻表情報から抽出する探索工程と、
    前記特定された駅を経路に含む路線俯瞰図を前記路線情報に基づいて生成し、生成した路線俯瞰図を前記現在地と共に前記ディスプレイに表示するとともに、前記路線俯瞰図における駅毎に、当該駅への前記到着見込時刻をマッピング表示し、前記タッチ操作によっていずれかの駅又は前記到着見込時刻の表示領域が指定されたときは、前記現在地から最寄りの停留所及び当該駅に至るまでの経路図を前記周辺地図及び前記乗換停留所の識別情報をもとに生成し、この経路図を前記ディスプレイに切替表示させる制御工程と、
    を有することを特徴とする、公共交通機関の利用案内方法。
  4. 通信機能を有するコンピュータを請求項1に記載された情報処理装置として動作させるためのコンピュータプログラム。
  5. 通信機能を有するコンピュータを請求項2に記載されたサーバ装置として動作させるためのコンピュータプログラム。
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