JP6815470B2 - モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー - Google Patents

モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー Download PDF

Info

Publication number
JP6815470B2
JP6815470B2 JP2019211277A JP2019211277A JP6815470B2 JP 6815470 B2 JP6815470 B2 JP 6815470B2 JP 2019211277 A JP2019211277 A JP 2019211277A JP 2019211277 A JP2019211277 A JP 2019211277A JP 6815470 B2 JP6815470 B2 JP 6815470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
current
phase
permanent magnet
power component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019211277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020043758A (ja
Inventor
啓介 植村
啓介 植村
裕次 ▲高▼山
裕次 ▲高▼山
篠本 洋介
洋介 篠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019211277A priority Critical patent/JP6815470B2/ja
Publication of JP2020043758A publication Critical patent/JP2020043758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6815470B2 publication Critical patent/JP6815470B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

本発明は、単相の永久磁石同期電動機(以下適宜、単相PM(Permanent Magnet)モータと称する)を駆動するモータ駆動装置ならびに単相PMモータを用いた電気掃除機およびハンドドライヤーに関する。
モータには、ブラシ付き直流モータ、誘導モータ、PMモータ等、様々な種類があり、モータの相数にも単相、三相等の種類がある。これらの種々のモータの中で、単相PMモータは、ブラシ付き直流モータと比較して、機械構造であるブラシを用いない“ブラシレス”の構造であるためブラシの摩耗が発生しない。この特徴により、単相PMモータは、高寿命且つ高信頼性を容易に得ることができる。
また、単相PMモータは、誘導モータと比較して、ロータに2次電流が流れないため高効率なモータである。
さらに、単相PMモータの場合、相数が異なる三相PMモータと比較しても次の利点がある。三相PMモータの場合には三相インバータが必要であるのに対し、単相PMモータでは単相インバータでよい。三相インバータとして一般的に用いられるフルブリッジインバータを用いると、6つのスイッチング素子が必要であるのに対し、単相PMモータの場合、フルブリッジインバータを用いたとしても4つのスイッチング素子で構成できる。このため、単相PMモータは、三相PMモータに比して、装置の小型化が可能である。
なお、単相PMモータの駆動方式に関する先行文献としては、例えば以下に記載する特許文献1および非特許文献1が開示されている。
特開2012−130378号公報
電気学会 回転機・リニアドライブ合同研究会 「直流シャント検出によるSPMSM向け風量センサレス風量一定制御」
上記特許文献1によれば、『電動送風機への通電量を制御する制御手段を有し、予め実験等によって求められている「通電量−電流−風量」の関係より風量を推定すると共に、推定風量が第一の所定の範囲内であるときに、前記推定風量が低下するにしたがって、前記電動送風機への通電量を下げる方向に制御し、且つ、前記通電量は、前記第一の所定の範囲となる風量領域において、前記集塵室内の真空度が略一定に、且つ、予め実験等によって設定された値となるように制御する』との記載がある。すなわち、特許文献1において、電動送風機による風量は、電動送風機の仕事量により決定されることになる。
上記の通り、特許文献1では推定風量に応じて通電量を制御しているが、通電量のみでは皮相電力は制御されるものの、有効電力および無効電力という観点での制御は行われていない。すなわち、特許文献1の制御では、必要な有効電力を個別に制御することはできていない。このため、特許文献1の技術では、電動機に流れる電流が最大効率点より大きくなり、効率が悪化するという課題がある。
また、非特許文献1では、推定した風量に基づいて制御を行う技術に関する記載は存在するが、三相PMモータに対してのみの記載であり、単相PMモータを対象とした記載はない。特に、単相PMモータに供給する際の瞬時電力である単相瞬時電力は、電気角周波数の2倍の周波数で正弦波状もしくは余弦波状に脈動するため、非特許文献1に記載の手法では、単相瞬時電力の脈動による回転数の脈動または負荷トルクの脈動によって騒音が発生するなどの問題が懸念される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、単相PMモータ向けの風量制御の実現に際し、単相瞬時電力の脈動に対応した風量制御の実現を可能とするモータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、単相永久磁石同期モータを具備する電動送風機を駆動するモータ駆動装置であって、複数のスイッチング素子を具備し、前記単相永久磁石同期モータに交流電圧を印加する単相インバータと、前記単相永久磁石同期モータに流れるモータ電流に応じた信号を出力する電流検出部と、前記単相インバータに電力を供給する直流電源の電圧を検出する直流電源電圧検出部と、前記モータ電流が入力され、前記単相インバータの前記スイッチング素子への駆動信号を出力するインバータ制御部と、を備え、前記単相インバータは、前記単相永久磁石同期モータに供給する有効電力または無効電力を増減させ、前記有効電力または前記無効電力の増減によって前記モータの回転数を変化させる。
本発明によれば、単相PMモータ向けの風量制御の実現に際し、単相瞬時電力の脈動に対応した風量制御を実現することができる、という効果を奏する。
実施の形態1におけるモータ駆動装置の構成を示す図 実施の形態1におけるロータ回転位置と位置検出信号の関係を示す図 実施の形態1におけるインバータ制御部の構成を示すブロック図 実施の形態1における位置検出信号とモータ回転数推定値の関係を示す図 実施の形態1におけるモータ回転数推定値とロータ回転位置推定値の関係を示す図 実施の形態1におけるモータ電流とpq軸電流の関係を示す図 実施の形態1におけるモータ電流とインバータ出力電圧の関係を示す図 実施の形態1におけるスイッチング素子駆動信号生成部の動作説明に供するタイムチャート 実施の形態1におけるモータ駆動装置の応用例として電気掃除機の構成の一例を示す図 実施の形態1におけるモータ駆動装置の他の応用例としてハンドドライヤーの構成の一例を示す図 実施の形態1の制御における風量Qと有効電力Pの関係を示す図 実施の形態1の制御においてq軸電流指令値を0以外に制御する場合の一例を示す図 実施の形態2におけるインバータ制御部の構成を示すブロック図 実施の形態2におけるp軸電流とp軸電流補正量との関係を説明するための図 実施の形態3におけるインバータ制御部の構成を示すブロック図 瞬時有効電力Pと風量指令値補正量ΔQ*の波形の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係るモータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤーを図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるモータ駆動装置の構成を示す図である。実施の形態1におけるモータ駆動装置100は、単相PMモータ3を具備する負荷を駆動するモータ駆動装置であり、直流電源1、単相インバータ2、インバータ制御部4、モータ電流検出部5、直流電源電圧検出部6およびロータ位置検出部7を備えて構成される。単相PMモータ3を具備する負荷としては、電動送風機を備えた電気掃除機、ハンドドライヤーが例示される。
直流電源1は、単相インバータ2に直流電力を供給する。単相インバータ2は、スイッチング素子211〜214およびスイッチング素子211〜214のそれぞれに逆並列に接続されるダイオード221〜224を具備し、単相PMモータ3に交流電圧を印加する。インバータ制御部4は、単相インバータ2のスイッチング素子211〜214への駆動信号S1〜S4を出力する。ロータ位置検出部7は、単相PMモータ3のロータ3aの回転位置であるロータ回転位置θに応じた信号である位置検出信号S_rotationをインバータ制御部4へ出力する。モータ電流検出部5は、単相PMモータ3に流れるモータ電流Iに応じた信号をインバータ制御部4へ出力する。直流電源電圧検出部6は、直流電源1の電圧である直流電圧Vdcを検出する。駆動信号S1〜S4は、ロータ回転位置θmおよびモータ電流Iに基づいて生成されたパルス幅変調(Pulse Width Modulation:以下「PWM」と表記)信号である。単相インバータ2のスイッチング素子211〜214をPWM信号である駆動信号S1〜S4で駆動することにより、任意の電圧を単相PMモータ3に印加することができる。
なお、直流電源1は交流電源からの交流電圧をダイオードブリッジ等で整流し且つ平滑して直流電圧を生成する直流電源でも問題なく、太陽電池、バッテリーなどに代表される直流電源を用いても何ら問題ない。また単相インバータ2のスイッチング素子は、トランジスタやIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor−Field Effect Transistor)、サイリスタ、GTO(Gate Turn−Off Thyristor)など、いずれのスイッチング素子であっても問題ない。また、前述のようなスイッチング素子の半導体素材として主流であるSiのみならず、ワイドバンドギャップ半導体と称されるSiC、GaNなど、いずれの半導体素材を使用しても問題はない。
ロータ位置検出部7は、例えば図2に示すようなモータのロータ回転位置θに応じた位置検出信号S_rotationを生成してインバータ制御部4に出力する。図2の場合には、ホールセンサ等の磁気センサを用いてロータ回転位置θに応じたパルス状の電圧信号である位置検出信号S_rotationを出力する場合を想定しており、0≦θ<πでは、S_rotation=“Highレベル”、π≦θ<2πでは、S_rotation=“Lowレベル”を例として記載している。ただし、ホールセンサに限らず、エンコーダ、レゾルバなどの位置検出センサを用いても何ら問題ない。
図3は、実施の形態1におけるインバータ制御部4の構成を示すブロック図である。インバータ制御部4は、p軸電流Iを制御する第1の電流制御部411、q軸電流Iを制御する第2の電流制御部412、風量推定値Q^を制御する風量制御部42、単相交流での表記からp軸およびq軸(以下「pq軸」と称する)への座標変換を行う第1の座標変換部431、pq軸での表記から単相交流での表記への変換を行う第2の座標変換部432、位置検出信号S_rotationに応じてロータ回転位置推定値θ^およびモータ回転数推定値ω^を検出するモータ位置・回転数検出部44、風量推定値Q^の推定を行う風量推定部45、インバータ出力電圧指令値V*よりスイッチング素子駆動信号S1〜S4を生成するスイッチング素子駆動信号生成部46、風量指令値Q*を生成する風量指令値生成部47、および、q軸電流指令値I*を生成するq軸電流指令値生成部48を備えて構成されており、以下に各部の詳細を説明する。なお、「θ^」、「Q^」等における「^」の表記であるが、本来であれば「θ」または「Q」の文字の上部に「^」の記号を付すべきところであるが、その表記ができない。このため本明細書では、イメージで挿入する数式部分を除き、該当文字または文字列の後に「^」の文字を付して表記する。
まず、モータ位置・回転数検出部44の詳細動作に関して説明する。前述の通り、ロータ位置検出部7は、図2に示すような位置検出信号S_rotationを生成してモータ位置・回転数検出部44に出力している。図4は、実施の形態1における位置検出信号S_rotationとモータ回転数推定値ω^との関係を示す図である。モータ位置・回転数検出部44は、位置検出信号S_rotationの周期T_rotationを用いて以下の(1)式に示す計算式によりモータ回転数推定値ω^を検出することができる。なお、実施の形態1ではモータの極対数PをP=1として説明するが、無論P≠1であっても構わない。ただし、P≠1の場合には、電気角回転数ωと機械角回転数であるモータ回転数ωとの間には、ω=P×ωとの関係がある。
Figure 0006815470
図5は、実施の形態1におけるモータ回転数推定値ω^とロータ回転位置推定値θ^との関係を示す図である。図5および以下の(2)式に示すように、ロータ回転位置推定値θ^は、モータ回転数推定値ω^を積分することで算出可能である。ただし、図5の例では、制御周期Tcntでの離散制御系を想定した記載であり、制御タイミングnにおけるロータ回転位置推定値をθ^[n]と記載している。
Figure 0006815470
以上より、(1)式および(2)式を用いることで、位置検出信号S_rotationからモータ回転数推定値ω^およびロータ回転位置推定値θ^を算出することができる。なお、位置検出信号S_rotationの周期T_rotationよりモータ回転数推定値ω^およびロータ回転位置推定値θ^を算出する上記の手法はあくまで一例であり、他の手法を採用しても問題ないことは言うまでもない。
次に、単相交流での表記からpq軸への座標変換を行う第1の座標変換部431に関して説明する。図6は、実施の形態1におけるモータ電流Iとp軸電流Iおよびq軸電流Iとの関係を示す図である。単相交流を表すモータ電流Iを直交した2つの座標軸であるp軸およびq軸において、極座標系でベクトル量として捉えたとき、p軸成分およびq軸成分は以下の(3−1)式および(3−2)式で表すことができる。
Figure 0006815470
ここで、モータ電流Iの瞬時値を以下の(4―1)式で定義し、インバータ出力電圧指令値V*の瞬時値を以下の(4―2)式で定義する。(4―1)式において、I_rmsは、モータ電流Iの実効値であり、(4―2)式において、V_rms*は、インバータ出力電圧指令値V*の実効値である。モータ電流Iとインバータ出力電圧指令値V*との関係は、図7に示す通りであり、インバータ出力電圧指令値V*とモータ電流Iとの間の位相差をΦで表している。なお、(4−1)式および(4−2)式ならびに図7では、インバータ出力電圧指令値V*に対してモータ電流Iが進み位相である場合を正として定義している。
Figure 0006815470
(4−1)式および(4−2)式を用いると、単相瞬時電力Pは、以下の(5)式で表される。
Figure 0006815470
また、(5)式を加法定理により式展開とすると、以下の(6)式で表される。
Figure 0006815470
さらに、(6)式を(3−1)式および(3−2)式を用いて変形すると、以下の(7)式の形に変形できる。ただし、θ=θ^としている。
Figure 0006815470
(7)式は瞬時電力を表す式であるが、特に第1項は有効電力瞬時値を示しており、(3−1)式に示したp軸電流Iにより表現される。また(7)式の第2項は無効電力瞬時値を示しており、(3−2)式に示したq軸電流Iにより表現される。したがって、(7)式を用いた制御、具体的には、モータ電流Iを座標変換してp軸電流Iとq軸電流Iとに分離し、分離したp軸電流Iおよびq軸電流Iをそれぞれ個別に制御することで、有効電力および無効電力の制御が可能となる。
なお、ここまでの第1の座標変換部431の説明に際し、(3−1)式、(3−2)式、(4−1)式および(4−2)式、ならびに図7に示すような定義を行った上で式展開の説明を行ったが、これらの定義および図示はあくまで説明の便宜上、設定したものであり、定義自体は発明の本質的事項ではない。
次に、pq軸での表記から単相交流での表記への変換を行う第2の座標変換部432に関して説明する。第2の座標変換部432は、以下の(8)式に基づき、p軸電圧指令値V*およびq軸電圧指令値V*を用いて交流電圧であるインバータ出力電圧指令値V*に変換する。なお、(8)式は、インバータ出力電圧指令値V*への座標変換式の一例であり、前述した第1の座標変換部431における定義などにより(8)式で表される式も変化することは言うまでもない。
Figure 0006815470
次に、第1の電流制御部411および第2の電流制御部412に関して説明する。第1の電流制御部411は、前述したp軸電流Iがp軸電流指令値I*に一致するように制御するフィードバック制御器であり、第2の電流制御部412は、前述したq軸電流Iがq軸電流指令値I*に一致するように制御するフィードバック制御器である。第1の電流制御部411および第2の電流制御部412の何れも、例えば以下の(9)式に示すような伝達関数を具備するPID制御系などを採用することができる。(9)式において、Kは比例ゲイン、Kは積分ゲイン、Kは微分ゲイン、sはラプラス演算子を表している。なお、PID制御である点、フィードバック制御である点などは本明細書における説明例として挙げた制御方式の一例であることは言うまでもない。
Figure 0006815470
次に、風量制御部42に関して説明する。風量制御部42は、風量推定値Q^が風量指令値Q*に一致するように制御するフィードバック制御器であり、第1の電流制御部411または第2の電流制御部412と同様なPID制御などを採用することができる。なお、PID制御である点、またフィードバック制御である点などは、電流制御部411および412と同様に制御方式の一例であることは言うまでもない。
次に、風量推定部45に関して説明する。先行技術文献に列挙した非特許文献1の2/6ページにおける(9)式には、以下に示すような関係式が記載されている。
Figure 0006815470
上記(10)式において、Nは回転数、Iは電流である。上記(10)式を本実施の形態に置き換えると、本実施の形態における風量推定値Q^は、以下の(11)式で表すことができる。
Figure 0006815470
ただし、先行技術文献にも記載の通り、風量Qを表す関数fは、ファン径、圧損条件などにも依存する関数であるため、例えばテーブルデータとしてインバータ制御部4の中に備えるなどの手法を採用してもよい。すなわち、風量推定値Q^を求める実現手法は何れの手法でも構わない。
次にスイッチング素子駆動信号生成部46に関して説明する。図8は、実施の形態1におけるスイッチング素子駆動信号生成部46の動作説明に供するタイムチャートである。図8の上段部において、細線はキャリア波形を示し、太線はインバータ出力電圧指令値の波形を示している。なお、図8の例では、キャリア周期Tに対し、制御周期Tcntをキャリア周期Tの1/2に設定している。また、図8の下段部では、スイッチング素子211〜214を駆動する駆動信号S1〜S4の波形を示している。
上述した制御周期Tcntによる離散制御系を想定した場合、インバータ出力電圧指令値V*は、離散的に値が変更される。例えば、制御タイミングnに着目した場合、制御タイミングnにおけるインバータ出力電圧指令値V*[n]とキャリアの大小関係によりスイッチング素子駆動信号S1〜S4のハイレベルおよびローレベルを決定する。このとき、S1とS4、S2とS3は同一の信号であり、またS2,S3はS1,S4に対して反転した波形である。ここで、スイッチング素子には立上り時間および立下り時間などの、スイッチング素子固有の遅れ時間が存在するため、一般的に短絡防止時間(デッドタイム)を設ける場合が多い。図8ではデッドタイムは0として記載しているが、デッドタイム≠0であっても問題はない。なお、図8におけるスイッチング素子駆動信号S1〜S4の生成方式はあくまで一例であり、PWM信号を生成する手法であれば、何れの手法を用いても問題ない。
次に、風量指令値生成部47に関して説明する。図9は、実施の形態1におけるモータ駆動装置の応用例として電気掃除機の構成の一例を示す図である。図9において、電気掃除機8は、バッテリーなどの直流電源1、上述した単相PMモータ3により駆動される電動送風機81を備え、さらに集塵室82、センサ83、吸込口体84、延長管85および操作部86を備えて構成される。
電気掃除機8は、直流電源1を電源として単相PMモータ3を駆動し、吸込口体84から吸込みを行い、延長管85を介して集塵室82へごみを吸引する。使用の際は操作部86を持ち、電気掃除機8を操作する。
操作部86には、電気掃除機8の吸込み量を調節するための操作スイッチ86aが設けられている。電気掃除機8の使用者は、操作スイッチ86aを操作して、任意に電気掃除機8の吸込み量を調節する。操作部86で設定された吸込み量は、風量指令値生成部47(図3参照)に付与する風量設定値Q**となる。風量設定値Q**は風量指令値生成部47に入力され、風量指令値生成部47からは風量指令値Q*が出力される。なお、操作部86により風量設定値Q**を設定する手法は本実施の形態における一例であり、他の手法を用いてもよい。例えば、センサ83に応じて風量設定値Q**を自動設定する手法などを用いてもよく、何れの方式であってもよい。
図10は、実施の形態1におけるモータ駆動装置の他の応用例としてハンドドライヤーの構成の一例を示す図である。図10において、ハンドドライヤー90は、ケーシング91、手検知センサ92、水受け部93、ドレン容器94、カバー96、センサ97および吸気口98を備える。ケーシング91内には、実施の形態1のモータ駆動装置によって駆動される図示しない電動送風機が設けられている。ハンドドライヤー90では、水受け部93の上部にある手挿入部99に手を挿入することで電動送風機による送風で水を吹き飛ばし、水受け部93からドレン容器94へと水を溜めこむ構造となっている。センサ97は、ジャイロセンサおよび人感センサのいずれかであり、センサ97に応じて風量設定値Q**を自動設定するようにインバータ制御部4の制御系を構成すればよい。
以上により、風量設定値Q**により風量指令値Q*が設定され、風量指令値Q*に応じて風量推定値Q^が制御され、また、風量推定値Q^に応じてp軸電流Iが制御されるため、最終的には風量Qに応じて有効電力Pが制御されることとなる。ここで、風量Qと有効電力Pの関係を図11に示す。図11の上段部に示すように、第1の期間における風量をQ1、第2の期間における風量をQ2、第3の期間における風量をQ3としている。また、図11の下段部に示すように、第1の期間の有効電力をP1、第2の期間における有効電力をP2、第3の期間における有効電力をP3としている。これらの各期間において、風量設定値Q**に対して風量Qが一致していると仮定したとき、図11では、風量Q1に対して風量Q2の方が大きく、それに応じて有効電力P1より有効電力P2が大きくなるように制御している。また風量Q1に対して風量Q3の方が小さいため、有効電力P1に対して有効電力P3の方が小さくなるように制御する。このように風量Qに応じて有効電力Pを制御するように、制御系が動作する。
次に、q軸電流指令値生成部48に関して説明する。q軸電流指令値生成部48にはモータ位置・回転数検出部44が生成したモータ回転数推定値ω^が入力され、q軸電流指令値生成部48からはq軸電流指令値I*が出力される。q軸電流Iは、前述の通り無効電力を制御する操作量になる。無効電力は実際の仕事量に寄与しない電力である。ただし、無効電力が増加するとモータ電流Iが増加するので効率が悪化する。このため、通常は、q軸電流指令値I*=0となるように設定する。ただし、弱め界磁などの制御手法を併用する場合には、回転数の増加に応じて無効電力をゼロ以外に制御することもあり得る。
図12は、実施の形態1の制御においてq軸電流指令値I*を0以外に制御する場合の一例を示す図である。図12に示すように、特定の回転数ω1以上でq軸電流指令値I*を変化させるようにしてもよい。このような制御は、図12の曲線に合わせたテーブルデータをq軸電流指令値生成部48に保持することにより実現可能である。なお、図12では、回転数に応じてq軸電流指令値I*を変化させているが、単相PMモータの駆動状態に応じてq軸電流指令値I*を決定する場合には、回転数に限らず、風量指令値Q*、p軸電流I、p軸電流指令値I*、モータ電流Iなどを決定指標として設定しても問題はない。回転数以外を決定指標とした場合には、当該決定指標をq軸電流指令値生成部48の入力信号とする制御系を構成することは言うまでもない。
以上の構成により、風量推定値Q^が風量指令値Q*に一致するようにp軸電流Iにより有効電力を制御することができる。また、同時に無効電力をq軸電流Iにより制御することも可能であり、モータ駆動時の力率を制御することも可能である。これらの制御により、例えば無効電力がゼロとなるように制御することで、モータ電流を有効電力にのみ関係する分だけに抑制することができる。その結果、モータ電流を最小に制御し、モータの銅損(巻線抵抗などにおける損失)、インバータの導通損失(スイッチング素子におけるオン抵抗やオン電圧による損失)、スイッチング損失(スイッチング素子がオンオフするときの損失)を抑制することができるので、モータ駆動装置を適用した応用製品の高効率化を実現できる。
以上説明したように、実施の形態1に係るモータ駆動装置によれば、単相インバータが単相PMモータに供給する有効電力を増減させることによってモータ駆動装置が駆動する電動送風機の風量を変化させるので、単相瞬時電力の脈動に対応した風量制御を行うことが可能となる。
実施の形態2.
図13は、実施の形態2におけるインバータ制御部4の構成を示すブロック図である。実施の形態2のインバータ制御部4では、図13に示すように、図3に示す構成から、pq軸電流補正部49が追加されている点が相違点である。pq軸電流補正部49には、第1の座標変換部431の出力であるp軸電流Iおよびq軸電流Iと、モータ位置・回転数検出部44の出力であるロータ回転位置推定値θ^とが入力され、これらの入力に基づいてp軸電流Iおよびq軸電流Iにおける電流脈動を抑制するための補正値であるp軸電流補正量ΔIおよびq軸電流補正量ΔIを生成する。p軸電流補正量ΔIおよびq軸電流補正量ΔIは、それぞれp軸電流Iおよびq軸電流Iに加算され、それぞれの電流制御部である第1の電流制御部411および第2の電流制御部412に入力される構成である。なお、その他の構成については、図3に示す構成と同一または同等であり、同一または同等の構成部については同一符号を付して重複する説明は省略する。
つぎに、pq軸電流補正部49の動作について説明する。まず、モータ電流Iからp軸電流Iへの座標変換を行う第1の座標変換部431における変換式((3−1)式)を再掲する。
Figure 0006815470
ここで、モータ電流Iは、上記したように(4−1)式と定義しており、この(4−1)式を(3−1)式に代入して式変形すると、以下の(13)式が得られる。
Figure 0006815470
同様に、モータ電流Iからq軸電流Iへの座標変換を行う第2の座標変換部432における変換式((3−2)式)を再掲する。
Figure 0006815470
p軸電流Iと同様に、(4−1)式を(3−2)式に代入して式変形すると、以下の(15)式が得られる。
Figure 0006815470
上記(13)式および(15)式により、p軸電流Iおよびq軸電流Iは、モータ回転数ωに対して2倍の周波数で変動することが分かる。ここでp軸電流Iにおける(13)式の第1項は直流成分であり、時間平均における有効電力を決定する。一方で、第2項は時間平均すると0になるため、時間平均の有効電力には寄与しない。
以上の説明のように、p軸電流Iおよびq軸電流Iは、(13)式または(15)式に従って変動する。この変動により、p軸電圧指令値V*およびq軸電圧指令値V*も同様の成分で変動するため、モータ電流Iにも電流の変動、すなわち電流脈動が発生する。また、モータの出力トルクはモータ電流Iに比例し、モータ電流Iが脈動することでモータ回転数ωも脈動するため、単相PMモータ3に騒音が発生する。
図14は、実施の形態2におけるp軸電流Iとp軸電流補正量ΔIとの関係を説明するための図である。図14において、実線は(13)式に示される波形(ただし、図14では、係数である√(2)I_rms=1としている)である。また、破線は実線の波形に含まれる脈動成分を打ち消すための補正成分、すなわちp軸電流補正量ΔIの波形を示したものであり、p軸電流補正量ΔIが以下の(16)式(ただし、図14では、係数である√(2)I_rms=1としている)となるように設定している。
Figure 0006815470
補正前のp軸電流Iを表す(13)式とp軸電流補正量ΔIを表す(16)式とを加算することにより、加算後の値は、“√(2)I_rms/2”となり、モータ電流Iの有効電力成分の瞬時値が一定に制御され、p軸電流Iの脈動成分が除去される。すなわち、補正後のp軸電流I'を用いて制御することにより、電流脈動を抑制することができるため、p軸電圧指令V*の電圧脈動を抑制することができ、p軸電圧指令V*の歪みを抑制することができる。なお、同様な制御系をq軸についても適用することにより、q軸電流Iの脈動に対してもΔIを設定することができ、モータ電流Iの無効電力成分の瞬時値を一定に制御することでq軸電流Iの脈動成分を除去することができ、q軸電圧指令V*の脈動および歪みを抑制することができる。
なお、同様な機能を、ローパスフィルタを用いて実施することは可能であるが、ローパスフィルタには遅れ時間があり、当該遅れ時間によって電流制御器の応答速度に制限が生じる。一方、実施の形態2に係る手法によれば、電流の脈動成分を制御の都度、逐次除去することができるため、ローパスフィルタを用いた場合に対して遅れ時間が短く、電流制御器をより高応答にすることが可能となり、制御性の向上が期待できる。
実施の形態3.
図15は、実施の形態3におけるインバータ制御部4の構成を示すブロック図である。実施の形態3のインバータ制御部4では、図15に示すように、図3に示す構成から、風量指令値補正部50が追加されている点が相違点である。風量指令値補正部50には、モータ電流Iと、第2の座標変換部432の出力であるインバータ出力電圧指令値V*と、モータ位置・回転数検出部44の出力であるロータ回転位置推定値θ^と、風量推定部45の出力である風量推定値Q^とが入力され、これらの入力に基づいて瞬時有効電力Pにおける脈動を抑制するための補正量である風量指令値補正量ΔQ*を生成する。風量指令値補正量ΔQ*は、まずは風量指令値Q*に加算され、次に風量推定値Q^との間で差分がとられ、当該差分値が風量制御部42に入力される構成である。なお、その他の構成については、図3に示す構成と同一または同等であり、同一または同等の構成部については同一符号を付して重複する説明は省略する。
つぎに、風量指令値補正部50の動作について説明する。まず、単相瞬時電力Pにおける(7)式に関して再考する。(7)式におけるp軸電流Iおよびq軸電流Iの項に、(13)式および(15)式を代入すると、以下の(17)式が得られる。
Figure 0006815470
前述の通り、(17)式の第1項は瞬時有効電力を表し、第2項は瞬時無効電力を表している。以下、第1項の瞬時有効電力をPと表記し、第2項の瞬時無効電力をPnと表記する。(17)式から明らかなように、瞬時有効電力Pは、“cos(2θ^)”で脈動している。
また、単相PMモータ3における機械出力Pは、以下の(18)式で表される。
Figure 0006815470
上記(18)式において、“τ”はモータトルクである。瞬時有効電力Paは、単相PMモータ3の回転に寄与する成分であるため、瞬時有効電力Pの脈動は、トルクτもしくは回転数ωの脈動となる。
そこで、風量指令値補正部50は、瞬時有効電力Pの脈動に対応した補償制御を行う。図16は、瞬時有効電力Pと風量指令値補正量ΔQ*の波形の一例を示す図である。前述のように、風量指令値補正部50には、モータ電流I、インバータ出力電圧指令値V*、風量推定値Q^およびロータ回転位置推定値θ^が入力される。風量指令値補正部50は、モータ電流I、インバータ出力電圧指令値V*およびロータ回転位置推定値θ^により、上記した(17)式を用いて瞬時有効電力Pを算出する。瞬時有効電力Pの波形の一例は、図16の上段部に示す通りである。
また、風量指令値補正部50は、以下の(19)式を用いて風量指令値補正量ΔQ*を生成する。
Figure 0006815470
上記(19)式において、Q*aveは風量指令値Q*の時間平均値を表している。風量指令値補正量ΔQ*の波形の一例は、図16の下段部に示す通りである。
(19)式および図16では、瞬時有効電力Pの脈動に対して逆相となるように風量指令値補正量ΔQ*を生成しており、風量指令値Q*を風量指令値補正量ΔQ*で補正した補正風量指令値Q*’に基づき、風量Qおよびp軸電流Iを制御する。この制御により、瞬時有効電力Pの脈動を相殺するように実際の風量Qが制御され、瞬時有効電力Pの脈動が抑制される。その結果、モータの回転数およびトルクの脈動が同時に抑制されるので、モータ駆動装置を適用した応用製品の低騒音化を図ることができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 直流電源、2 単相インバータ、3 単相PMモータ、3a ロータ、4 インバータ制御部、5 モータ電流検出部、6 直流電源電圧検出部、7 ロータ位置検出部、8 電気掃除機、42 風量制御部、44 モータ位置・回転数検出部、45 風量推定部、46 スイッチング素子駆動信号生成部、47 風量指令値生成部、48 q軸電流指令値生成部、49 pq軸電流補正部、50 風量指令値補正部、81 電動送風機、82 集塵室、83 センサ、84 吸込口体、85 延長管、86 操作部、86a 操作スイッチ、90 ハンドドライヤー、91 ケーシング、92 手検知センサ、93 水受け部、94 ドレン容器、96 カバー、97 センサ、98 吸気口、99 手挿入部、100 モータ駆動装置、211〜214 スイッチング素子、221〜224 ダイオード、411 第1の電流制御部、412 第2の電流制御部、431 第1の座標変換部、432 第2の座標変換部。

Claims (12)

  1. 単相永久磁石同期モータを具備する電動送風機を駆動するモータ駆動装置であって、
    複数のスイッチング素子を具備し、前記単相永久磁石同期モータに交流電圧を印加する単相インバータと、
    前記単相永久磁石同期モータに流れるモータ電流に応じた信号を出力する電流検出部と、
    前記単相インバータに電力を供給する直流電源の電圧を検出する直流電源電圧検出部と、
    前記モータ電流が入力され、前記単相インバータの前記スイッチング素子への駆動信号を出力するインバータ制御部と、
    を備え、
    前記単相インバータは、前記単相永久磁石同期モータに供給する有効電力および無効電力を増減させ、前記有効電力および前記無効電力の増減によって前記モータの回転数を変化させる
    モータ駆動装置。
  2. 単相永久磁石同期モータを具備する電動送風機を駆動するモータ駆動装置であって、
    複数のスイッチング素子を具備し、前記単相永久磁石同期モータに交流電圧を印加することで前記単相永久磁石同期モータのロータを回転させる単相インバータと、
    前記単相永久磁石同期モータに流れるモータ電流に応じた信号を出力する電流検出部と、
    前記モータ電流が入力され、前記単相インバータの前記スイッチング素子への駆動信号を出力するインバータ制御部と、
    を備え、
    前記インバータ制御部は、前記モータ電流の有効電力成分および無効電力成分を増減させ、前記有効電力成分および前記無効電力成分の増減によって前記モータの回転数を変化させる
    モータ駆動装置。
  3. 前記インバータは、直流電源電圧検出部を備える
    請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記インバータ制御部は、
    前記モータ電流を有効電力成分と無効電力成分とに座標変換を行う座標変換部と、
    前記モータ電流の有効電力成分を制御する第1の電流制御部と、
    を備え、
    風量に応じて前記モータ電流の有効電力成分を制御する
    請求項1から3の何れか1項に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記インバータ制御部は、
    前記モータ電流を有効電力成分と無効電力成分とに座標変換を行う座標変換部と、
    前記モータ電流の無効電力成分を制御する第2の電流制御部と、
    を備え、
    前記単相永久磁石同期モータの駆動状態に応じて前記モータ電流の無効電力成分を制御する
    請求項1から3の何れか1項に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記単相永久磁石同期モータの駆動状態とは、前記単相永久磁石同期モータに流れるモータ電流である請求項5に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記単相永久磁石同期モータの駆動状態とは、前記単相永久磁石同期モータの回転数である請求項5に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記インバータ制御部は、前記モータ電流の有効電力成分と前記モータ電流の無効電力成分を補正する電流補正部を備え、
    前記電流補正部は、前記モータ電流と前記単相永久磁石同期モータのロータ回転位置に応じて前記有効電力成分および前記無効電力成分のうちの少なくとも1つを補正する
    請求項1から7の何れか1項に記載のモータ駆動装置。
  9. 前記インバータ制御部は、前記モータ電流の有効電力成分の瞬時値および前記モータ電流の無効電力成分の瞬時値のうちの少なくとも1つが一定となるように制御する
    請求項8に記載のモータ駆動装置。
  10. 前記インバータ制御部は、風量指令値を生成する風量指令値生成部を備え、
    前記風量指令値生成部は、前記単相永久磁石同期モータに供給する有効電力の瞬時値に応じて風量指令値を生成する
    請求項1から7の何れか1項に記載のモータ駆動装置。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載のモータ駆動装置を搭載した電気掃除機。
  12. 請求項1から10の何れか1項に記載のモータ駆動装置を搭載したハンドドライヤー。
JP2019211277A 2019-11-22 2019-11-22 モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー Active JP6815470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019211277A JP6815470B2 (ja) 2019-11-22 2019-11-22 モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019211277A JP6815470B2 (ja) 2019-11-22 2019-11-22 モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018209809A Division JP6622887B2 (ja) 2018-11-07 2018-11-07 モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020043758A JP2020043758A (ja) 2020-03-19
JP6815470B2 true JP6815470B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=69798907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019211277A Active JP6815470B2 (ja) 2019-11-22 2019-11-22 モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6815470B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10155299A (ja) * 1996-11-22 1998-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動力発生装置とこれを使用する掃除機
JP3684203B2 (ja) * 2001-03-02 2005-08-17 松下電器産業株式会社 モータ制御装置
JP2005013460A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電式電気掃除機
JP4776597B2 (ja) * 2007-08-09 2011-09-21 三菱電機株式会社 電動機駆動装置および圧縮機駆動装置並びに圧縮機
GB2513193B (en) * 2013-04-19 2015-06-03 Dyson Technology Ltd Air moving appliance with on-board diagnostics

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020043758A (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6434647B2 (ja) モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー
KR102493847B1 (ko) 모터 구동장치 및 이를 구비하는 홈 어플라이언스
JP7213196B2 (ja) モータ駆動装置およびそれを用いた空気調和機の室外機、モータ駆動制御方法
JP6374662B2 (ja) モータ装置
KR101561922B1 (ko) 공기조화기의 전동기 제어방법
JP6896032B2 (ja) モータ駆動装置、電気掃除機及びハンドドライヤー
JP6577665B2 (ja) モータ駆動装置、電気掃除機及びハンドドライヤー
JP2010068581A (ja) 電動機駆動装置
JP6815470B2 (ja) モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー
JP2010098854A (ja) モータの制御装置とそれを用いた冷凍装置および空調装置
JP6622887B2 (ja) モータ駆動装置、電気掃除機およびハンドドライヤー
WO2020095377A1 (ja) 負荷駆動装置、冷凍サイクル装置及び空気調和機
KR102010386B1 (ko) 전동기 구동장치
JP2013126284A (ja) 電動機駆動装置
JP5136568B2 (ja) 電動機の制御回路、及びその制御回路を用いた空気調和機
JP2003111480A (ja) 電動機駆動装置
JP6490540B2 (ja) 回転位置検出装置,空気調和機及び回転位置検出方法
JP5078925B2 (ja) 電動機の駆動装置並びに機器
KR102068180B1 (ko) 전동기 구동장치
WO2023095311A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
KR20090049854A (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
WO2023047486A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
WO2023105689A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
WO2024069811A1 (ja) モータ駆動装置及び冷凍サイクル機器
WO2023105761A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6815470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250