JP6814399B2 - 振動ミラー素子およびプロジェクタ - Google Patents

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Description

この発明は、振動ミラー素子およびプロジェクタに関し、特に、ミラー部の変位量を検出可能な歪センサを備える振動ミラー素子およびプロジェクタに関する。
従来、ミラー部の変位量を検出可能な歪センサを備える振動ミラー素子が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ミラー部と、ミラー部を駆動する駆動部と、ミラー部の変位量を検出する歪センサと、ミラー部が設けられる梁部を有する基台とを備えた振動ミラー素子が開示されている。駆動部は、梁部の固定端部分(根元部分)に配置されている。また、歪センサは、駆動部の近傍に設けられている。なお、歪センサは、接着剤により基台に接着されている。
特開2014−115612号公報
しかしながら、上記特許文献1では、歪センサが駆動部の近傍に配置されていることから駆動部が大きく変位した場合に、検出可能な範囲を超える過大な応力が歪センサに加わり、歪センサから安定した出力が得られないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、歪センサから安定した出力を得ることが可能な振動ミラー素子およびプロジェクタを提供することである。
この発明の第1の局面による振動ミラー素子は、ミラー部と、ミラー部を駆動する駆動部と、ミラー部の変位量を検出可能な歪センサと、ミラー部が設けられる第1梁部と、歪センサが設けられる第2梁部と、第1梁部および第2梁部を支持し、駆動部が設けられる本体部とを含む基台とを備え、基台の本体部は、駆動部を支持する駆動部支持部と、第2梁部と駆動部支持部との間に設けられる梁支持部とを含み、梁支持部は、第1梁部および第2梁部の各々を直接支持し、梁支持部は、平面視において、ミラー部の一方側および他方側の両側から、第1梁部および第2梁部を挟み込むようにして、第1梁部および第2梁部を支持している
この発明の第1の局面による振動ミラー素子では、上記のように、ミラー部が設けられる第1梁部と、歪センサが設けられる第2梁部と、第1梁部および第2梁部を支持し、駆動部が設けられる本体部とを含むように基台を形成する。また、基台の本体部は、駆動部を支持する駆動部支持部と、第2梁部と駆動部支持部との間に設けられる梁支持部とを含み、梁支持部は、第1梁部および第2梁部の各々を直接支持する。これにより、第1梁部、第2梁部および本体部の所定箇所に、それぞれ、ミラー部、歪センサおよび駆動部を設けることによって、歪センサを駆動部から離間させることができるので、歪センサに駆動部からの過大な応力が加わることを抑制することができる。また、歪センサを設けるための専用の第2梁部を設けることができるので、歪センサの接着剤により、第1梁部に設けられるミラー部の振動が減衰されることを抑制することができる。これらにより、ミラー部の走査特性が低下するのを抑制しながら、歪センサから安定した出力を得ることができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、好ましくは、基台の本体部は、第1梁部および第2梁部を内側に配置する枠部をさらに含み、梁支持部は、第1梁部および第2梁部をそれぞれ支持し、一方端が駆動部側に延び、他方端が枠部に接続される一対の梁支持部を含む。このように構成すれば、ミラー部が設けられる第1梁部と、歪センサが設けられる第2梁部とが同一の部材である梁支持部により支持されるので、駆動部からの駆動力を梁支持部を介して第1梁部および第2梁部に効率的に伝達することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、好ましくは、第2梁部は、第1梁部に対して略平行に配置される片持梁を含み、片持梁の延びる方向における長さは、第1梁部のミラー部までの長さよりも短い。このように構成すれば、片持梁の延びる方向における長さが、第1梁部のミラー部までの長さよりも長い場合と比較して、第1梁部と片持梁との固有振動数を離すことができるので、第1梁部と片持梁との間における不要な共振を抑制することができる。その結果、歪センサからの出力が不安定になるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、片持梁の長さは、第1梁部のミラー部までの長さの2分の1以下である。このように構成すれば、片持梁がより短くなることにより、第1梁部と、片持梁との間における不要な共振をより抑制することができる。その結果、歪センサからの出力が不安定になるのをより抑制することができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、好ましくは、第1梁部は、第2梁部に対して略平行に配置されるとともに、第2梁部よりも駆動部側に配置されている。このように構成すれば、第2梁部を第1梁部よりも駆動部側に配置する場合と比べて、ミラー部を歪センサよりも駆動部に近づけることができるので、駆動部からの駆動力をエネルギー損失が少ない状態でミラー部に伝えることができる。その結果、少ない駆動力で、ミラー部において大きな変位量を得ることができるので、ミラー部の走査特性を向上させることができる。
上記第1の局面による振動ミラー素子において、好ましくは、第2梁部は、一対の第1部分と、一対の第1部分を接続し、第1部分とは異なる幅に形成される第2部分とを有する。このように構成すれば、第1部分および第2部分により、第2梁部に部分的に幅が小さい、または、大きい箇所を設けることができる。その結果、第2部分の幅を調整することにより第2梁部の剛性をコントロールすることができるので、容易に、歪センサにより検出される歪み量を歪センサにとって最適な範囲に収めることができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタは、投影光を出射する光源部と、光源部からの投影光を反射するミラー部と、ミラー部を駆動する駆動部と、ミラー部の変位量を検出可能な歪センサと、ミラー部が設けられる第1梁部と、歪センサが設けられる第2梁部と、第1梁部および第2梁部を支持し、駆動部が設けられる本体部とを含む基台とを備え、基台の本体部は、駆動部を支持する駆動部支持部と、第2梁部と駆動部支持部との間に設けられる梁支持部とを含み、梁支持部は、第1梁部および第2梁部の各々を直接支持し、梁支持部は、平面視において、ミラー部の一方側および他方側の両側から、第1梁部および第2梁部を挟み込むようにして、第1梁部および第2梁部を支持している
この発明の第2の局面によるプロジェクタでは、上記のように、ミラー部が設けられる第1梁部と、歪センサが設けられる第2梁部と、第1梁部および第2梁部を支持し、駆動部が設けられる本体部とを含むように基台を形成する。また、基台の本体部は、駆動部を支持する駆動部支持部と、第2梁部と駆動部支持部との間に設けられる梁支持部とを含み、梁支持部は、第1梁部および第2梁部の各々を直接支持する。これにより、第1梁部、第2梁部および本体部の所定箇所に、それぞれ、ミラー部、歪センサおよび駆動部を設けることによって、歪センサを駆動部から離間させることができるので、歪センサに駆動部からの過大な応力が加わることを抑制することができる。また、歪センサを設けるための専用の第2梁部を設けることができるので、歪センサの接着剤により、第1梁部に設けられるミラー部の振動が減衰されることを抑制することができる。これらにより、ミラー部の走査特性が低下するのを抑制しながら、歪センサから安定した出力を得ることができる。
上記第2の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、歪センサが検出する検出信号の周波数成分を解析する解析部をさらに備え、解析部において所定の周波数成分以外の周波数成分が検出された場合に、光源部からの投影光の出射を停止させるように構成されている。このように構成すれば、解析部により、所定の周波数成分以外の周波数成分が検出されるようになるミラー部の故障などを速やかに把握することができるので、光源部からの投影光の出射を速やかに停止させることができる。
本発明によれば、上記のように、歪センサから安定した出力を得ることが可能な振動ミラー素子およびプロジェクタを提供することができる。
本発明の第1〜第3実施形態によるプロジェクタの全体構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態によるプロジェクタの水平走査振動ミラー素子を示した平面図である。 本発明の第1実施形態によるプロジェクタの水平走査振動ミラー素子を示した分解斜視図である。 本発明の第2実施形態によるプロジェクタの水平走査振動ミラー素子を示した平面図である。 本発明の第3実施形態によるプロジェクタの水平走査振動ミラー素子を示した平面図である。 本発明の第4実施形態によるプロジェクタの全体構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態によるプロジェクタの変形例による水平走査振動ミラー素子を示した平面図である。 本発明の第2実施形態によるプロジェクタの変形例による水平走査振動ミラー素子を示した平面図である。 本発明の第3実施形態によるプロジェクタの変形例による水平走査振動ミラー素子を示した平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
[プロジェクタの構成]
図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態によるプロジェクタ100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態によるプロジェクタ100は、図1に示すように、光学モジュール100aと、レーザダイオード(LD)ドライバ100bと、ミラードライバ100cと、制御部100dとを備えている。また、プロジェクタ100は、光学モジュール100aからのレーザ光(投影光)をスクリーンSに照射することにより、スクリーンS上に画像を形成するように構成されている。
[光源モジュールの構成]
光学モジュール100aは、3つのレーザダイオード1a〜1cと、3つのコリメータレンズ2a〜2cと、RGB合成プリズム3と、集光レンズ4と、ミラー5と、垂直走査振動ミラー素子6と、水平走査振動ミラー素子7とを含んでいる。各レーザダイオード1a〜1cから出射された各色のレーザ光は、それぞれ、コリメータレンズ2a〜2cを通過した後に、順に、RGB合成プリズム3、集光レンズ4、ミラー5、垂直走査振動ミラー素子6および水平走査振動ミラー素子7に到達してスクリーンSに投影される。なお、レーザダイオード1a〜1cは、本発明の「光源部」の一例である。また、垂直走査振動ミラー素子6および水平走査振動ミラー素子7は、共に、本発明の「振動ミラー素子」の一例である。
レーザダイオード1a〜1cは、それぞれ、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)のレーザ光を出射することが可能に構成されている。コリメータレンズ2a〜2cは、それぞれ、レーザダイオード1a〜1cから照射された各色のレーザ光を平行光に変換するように構成されている。
RGB合成プリズム3は、コリメータレンズ2a〜2cにより平行光に変換された各色(3つ)のレーザ光の光軸を揃えることにより、1つのレーザ光に合成するように構成されている。ミラー5は、集光レンズ4により集光されたレーザ光を垂直走査振動ミラー素子6に向けて反射するように構成されている。
垂直走査振動ミラー素子6は、ミラー5からのレーザ光を、スクリーンSに投影される画像の垂直方向(上下方向)に走査するように構成されている。水平走査振動ミラー素子7は、垂直走査振動ミラー素子6からのレーザ光を、スクリーンSに投影される画像の水平方向(横方向)に走査するように構成されている。なお、垂直走査振動ミラー素子6と水平走査振動ミラー素子7とは、互いに同様の構成を有している。垂直走査振動ミラー素子6の詳細な構成については後述する。
レーザダイオードドライバ100bは、制御部100dによる制御の下、3つのレーザダイオード1a〜1cをそれぞれ駆動させるように構成されている。また、ミラードライバ100cは、制御部100dによる制御の下、垂直走査振動ミラー素子6および水平走査振動ミラー素子7をそれぞれ駆動させるように構成されている。制御部100dは、外部から受信した映像信号に基づいて画像を投影するための各種制御を行なうように構成されている。
[垂直走査振動ミラー素子の構成]
次に、図2および図3を参照して、垂直走査振動ミラー素子6の詳細な構成について説明する。なお、水平走査振動ミラー素子7については、垂直走査振動ミラー素子6と同様の構成を有しているため説明を省略する。
垂直走査振動ミラー素子6は、ミラー部61と、駆動部62と、歪センサ63と、基台64とを備えている。
ミラー部61は、照射されたレーザ光を所定方向に反射するように構成されている。また、ミラー部61は、たとえば、シリコンなどの材料から形成されている。また、ミラー部61は、矩形形状かつ平板形状を有している。また、ミラー部61は、基台64の後述する第1梁部64eに対して、たとえば、エポキシ系接着剤により接着されている。
駆動部62は、矩形形状かつ平板形状を有している。また、駆動部62は、基台64の後述する駆動板部64cに対して、導電性接着剤により接着されている。また、駆動部62は、図示しない圧電体と、圧電体を挟む図示しない2つの電極とから形成されている。また、駆動部62は、ミラー部61を振動させることが可能に構成されている。詳細には、2つの電極には、それぞれ図示しない配線が施されており、駆動部62は、2つの電極間に印加される交流電圧により駆動(延び縮み)するように構成されている。これにより、駆動部62は、基台64(基台64の後述する枠部64bを除く)を振動させて、基台64を介してミラー部61を振動させるように構成されている。
歪センサ63は、基台64の後述する第2梁部64fに対して、接着剤により接着されている。また、歪センサ63は、ミラー部61の変位量(振れ角度)を検出可能に構成されている。具体的には、上記の通り、駆動部62に交流電圧が印加されることによって、駆動部62が駆動(延び縮み)することに伴い、第1梁部64e、および、第1梁部64eに形成されたミラー部61が変位(揺動)する。同様に、駆動部62が駆動(延び縮み)することに伴い、第2梁部64f、および、第2梁部64fに形成された歪センサ63が変位(揺動)する。なお、歪センサ63は、圧電体から形成されており、圧電体が変形する際に変形の程度に応じて所定の電圧を発生させる機能を有している。なお、ミラー部61の変位量は、圧電体が変形する際に生じる電圧とミラー部61の変位量とを対応付けた所定のテーブルに基づいて取得される。
基台64は、金属製(たとえば、ステンレス鋼またはばね鋼)である。また、基台64は、矩形形状かつ平板形状を有している。また、基台64は、たとえば、50〜300μmの厚みを有している。以下では、基台64の長手方向をA方向(A1方向およびA2方向)、短手方向をB方向(B1方向およびB2方向)とする。
基台64(ミラー部61)は、一方面64a側からレーザ光が照射されるように構成されている。また、基台64は、長手方向(A方向)において、左右対称となるように構成されている。また、基台64は、一方面64a側にミラー部61、駆動部62および歪センサ63が取り付けられている(接着されている)。また、基台64には、A方向において基台64を2分割する中心線O上に、B1方向側から順に、歪センサ63、ミラー部61および駆動部62が配置されている。
また、基台64は、枠部64bと駆動板部64cと一対の梁支持部64dとを有する本体部164と、第1梁部64eと、第1梁部64eとは別個の第2梁部64fとを一体的に含んでいる。
枠部64bは、平面視において、矩形の環状(すなわち枠状)形状を有している。また、枠部64bは、図示しないベース部材に固定されている。また、枠部64bの内側には、駆動板部64cと、一対の梁支持部64dと、第1梁部64eと、第2梁部64fとが配置されている。
駆動板部64cには、上記の通り、駆動部62が接着されている。また、駆動板部64cは、平面視において、上底がB2方向側に配置され、下底(上底よりも長さが短い辺とする)がB1方向側に配置される台形形状を有している。また、駆動板部64cのB2方向側(上底側)は、A方向側の両端部において、枠部64bに接続されている。また、駆動板部64cのB1方向側(下底側)は、A方向側の両端部において、それぞれ、梁支持部64dに接続されている。
一対の梁支持部64dは、それぞれ、B方向に延びる棒状形状を有している。また、一対の梁支持部64dは、それぞれ、A1方向側およびA2方向側において、枠部64bのB方向に延びる辺の近傍に配置されている。また、一対の梁支持部64dは、それぞれ、一方端(B2方向側の端部)が駆動部62側に延びるとともに、駆動板部64cに接続されている。したがって、梁支持部64dには、駆動板部64cを介して駆動部62からの振動が伝達される。すなわち、駆動部62が振動することによって、駆動板部64cが変形する。そして、駆動板部64cの変形に伴い、梁支持部64dも変形する。また、一対の梁支持部64dは、それぞれ、他方端(B1方向側の端部K(図4参照))が枠部64bに接続されている。すなわち、一対の梁支持部64dは、共に、B1方向側の端部Kが固定端となっている。また、一対の梁支持部64dは、第1梁部64eおよび第2梁部64fの両端をそれぞれ支持している。
第1梁部64eは、梁支持部64dとは直交するA方向に延びる棒状形状を有している。また、第1梁部64eは、両端支持梁である。また、第1梁部64eには、A方向の中央にミラー部61が接着されている。また、第1梁部64eは、平面視におけるB方向の幅W1がミラー部61の短辺の長さL1よりも小さくなるように形成されている。また、第1梁部64eは、駆動板部64cのB1方向側に配置されている。また、第1梁部64eは、一対の梁支持部64dに両端部をそれぞれ支持されている。第1梁部64eには、梁支持部64dを介して駆動部62からの振動が伝達される。その結果、第1梁部64e(ミラー部61)は、軸αを中心として振動(揺動)されるように構成されている。また、第1梁部64eのミラー部61までの長さ(第1梁部64eと梁支持部64dとの接続部分からミラー部61までの長さ)は、L2である。
第2梁部64fは、棒状形状を有している。また、第2梁部64fは、両端支持梁である。また、第2梁部64fは、第1梁部64eに対して略平行に延びる(A方向に延びる)ように配置されている。また、第2梁部64fには、A方向の中央に歪センサ63が接着されている。また、第2梁部64fは、第1梁部64eのB1方向側に配置されている。すなわち、第1梁部64eは、第2梁部64fよりも駆動部62側に配置されている。また、第2梁部64fは、平面視におけるB方向の幅W2が、第1梁部64eのB方向の幅W1より大きくなるように形成されている。また、第2梁部64fは、平面視におけるB方向の幅W2が、A方向の全域において一定となるように形成されている。また、第2梁部64fには、梁支持部64dを介して駆動部62からの振動が伝達される。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、ミラー部61が設けられる第1梁部64eと、歪センサ63が設けられる第2梁部64fと、第1梁部64eおよび第2梁部64fを支持し、駆動部62が設けられる本体部164とを含むように基台64を形成する。これにより、第1梁部64e、第2梁部64fおよび本体部164の所定箇所に、それぞれ、ミラー部61、歪センサ63および駆動部62を設けることによって、歪センサ63を駆動部62から離間させることができるので、歪センサ63に駆動部62からの過大な応力が加わることを抑制することができる。すなわち、駆動部62が配置されている駆動板部64cは、面積が大きいため、変形量が大きくなり、歪センサ63を近接させると、歪センサ63に加わる応力が過大になってしまう。したがって、駆動板部64cから歪センサを離間させて、駆動板部64cによりも変形量が小さい場所に歪センサ63を配置することにより、歪センサ63に駆動部62からの過大な応力が加わることを抑制することができる。また、歪センサ63を設けるための専用の第2梁部64fを設けることができるので、歪センサ63の接着剤により、第1梁部64eに設けられるミラー部61の振動が減衰されることを抑制することができる。これらにより、ミラー部61の走査特性が低下するのを抑制しながら、歪センサ63から安定した出力を得ることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、基台64の本体部164に、第1梁部64eおよび第2梁部64fを内側に配置する枠部64bと、第1梁部64eおよび第2梁部64fをそれぞれ支持し、一方端が駆動部62側に延び、他方端が枠部64bに接続される一対の梁支持部64dとを設ける。これにより、ミラー部61が設けられる第1梁部64eと、歪センサ63が設けられる第2梁部64fとが同一の部材である梁支持部64dにより支持されるので、駆動部62からの駆動力を梁支持部64dを介して第1梁部64eおよび第2梁部64fに効率的に伝達することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1梁部64eを、第2梁部64fに対して略平行に延びるように配置するとともに、第2梁部64fよりも駆動部62側に配置する。これにより、第2梁部64fを第1梁部64eよりも駆動部62側に配置する場合と比べて、ミラー部61を歪センサ63よりも駆動部62に近づけることができるので、駆動部62からの駆動力をエネルギー損失が少ない状態でミラー部61に伝えることができる。その結果、少ない駆動力で、ミラー部61において大きな変位量を得ることができるので、ミラー部61の走査特性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、図1および図4を参照して、第2実施形態のプロジェクタ200について説明する。この第2実施形態では、第2梁部64fの平面視におけるB方向の幅W2がA方向の全域において一定である第1実施形態とは異なり、第2梁部264fの平面視におけるB方向の幅がA方向の全域において一定にはならない例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
[プロジェクタの構成]
図4に示すように、第2実施形態によるプロジェクタ200(図1参照)では、垂直走査振動ミラー素子206の基台264は、一対の第1部分264gと、一対の第1部分264gの間に配置される第2部分264hとを有する第2梁部264fを含んでいる。第2部分264hは、一対の第1部分264gの端部同士を接続し、第1部分264gとは異なる幅W3に形成されている。なお、垂直走査振動ミラー素子206は、本発明の「振動ミラー素子」の一例である。
具体的には、一対の第1部分264gの一方端(外方側の端部)は、それぞれ、梁支持部64dに接続されている。また、一対の第1部分264gの他方端(内方側の端部)は、それぞれ、第2部分264hに接続されている。また、一対の第1部分264g上には、それぞれ、第2部分264hから所定距離離間した位置に歪センサ63が設けられている。
第2部分264hは、基台264の中心線O上(第2梁部264fのA方向の中央)に配置されている。また、第2部分264hのB方向の幅W3は、第1部分264gよりも平面視におけるB方向の幅W2よりも小さい。第2梁部264fの幅の大きさは、第2梁部264fの剛性を考慮して、歪センサ63により検出される検出信号が所定の範囲に収まるように設計されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、ミラー部61が設けられる第1梁部64eと、歪センサ63が設けられる第2梁部64fと、第1梁部64eおよび第2梁部64fを支持し、駆動部62が設けられる本体部164とを含むように基台264を形成する。これにより、ミラー部61の走査特性が低下するのを抑制しながら、歪センサ63から安定した出力を得ることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、第2梁部264fに、一対の第1部分246gと、一対の第1部分264gを接続し、第1部分264gよりも小さい幅W3に形成される第2部分264hとを設ける。これにより、第1部分264gおよび第2部分264hにより、第2梁部264fに部分的に幅が小さい箇所(第2部分264h)を設けることができる。その結果、第2部分264hの幅W3を設計値としての最適値に設定することにより第2梁部264fの剛性をコントロールすることができるので、容易に、歪センサ63により検出される歪み量を歪センサ63にとって最適な範囲に収めることができる。具体的には、歪センサ63の出力が小さい場合には、幅W3を小さくして、剛性を下げることにより、第2梁部264fの変形を大きくし、出力を増加させる。一方、歪センサ63の出力が大きい場合には、幅W3を大きくして、剛性を上げることにより、出力が歪まないレベルまで出力を低下させる。このように、幅W3寸法を変えることにより、歪センサ63からの出力を最適な範囲に収めることができる。
(第3実施形態)
次に、図1および図5を参照して、第3実施形態のプロジェクタ300について説明する。この第3実施形態では、歪センサ63が取り付けられる第2梁部64fが両端支持梁である第1実施形態とは異なり、歪センサ63が取り付けられる第2梁部364fが片持梁である例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
[プロジェクタの構成]
図5に示すように、第3実施形態によるプロジェクタ300(図1参照)では、垂直走査振動ミラー素子306の基台364は、一対の第2梁部364fを含んでいる。また、一対の第2梁部364f上には、それぞれ、歪センサ63が設けられている。なお、垂直走査振動ミラー素子306は、本発明の「振動ミラー素子」の一例である。
一対の第2梁部364fの一方端(外方側の端部)は、それぞれ、梁支持部64dに接続されている。また、第2梁部364fの他方端(内方側の端部)は、自由端である。すなわち、第2梁部364fは、片持梁である。
また、第2梁部364fの延びる方向(B方向)における第2梁部364fの長さL3は、第1梁部64eのミラー部61までの長さL4(たとえば、0.9mm)よりも短い長さである。
さらに、第2梁部364fの長さL3は、第1梁部64eのミラー部61までの長さL2の2分の1以下である。より好ましくは、第2梁部364fの長さは、第1梁部64eのミラー部61までの長さL2の3分の1以下である。なお、第2梁部364fの長さL3は、ミラー部61の振動に基づく検出信号を歪センサ63が検出可能な範囲で、短い方が好ましい。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態の効果]
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、ミラー部61が設けられる第1梁部64eと、歪センサ63が設けられる第2梁部64fと、第1梁部64eおよび第2梁部364fを支持し、駆動部62が設けられる本体部164とを含むように基台364を形成する。これにより、ミラー部61の走査特性が低下するのを抑制しながら、歪センサ63から安定した出力を得ることができる。
また、第3実施形態では、上記のように、第2梁部364fを、第1梁部64eに対して略平行に配置される片持梁により形成し、片持梁の延びる方向における長さを、第1梁部64eのミラー部61までの長さよりも短くする。これにより、片持梁の延びる方向における長さが、第1梁部64eのミラー部61までの長さよりも長い場合と比較して、第1梁部64eと片持梁との固有振動数を離すことができるので、第1梁部64eと片持梁との間における不要な共振を抑制することができる。すなわち、片持梁にすること(梁長さを短くすること)によって、周波数が高くなり、相対的に第1梁部64eとの固有振動数に差が大きくなるので、第1梁部64eと片持梁との間における不要な共振を抑制することができる。その結果、歪センサ63からの出力が不安定になるのを抑制することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、片持梁である第2梁部364fの長さを、第1梁部64eのミラー部61までの長さの2分の1以下とする。これにより、片持梁がより短くなることにより、第1梁部64eと、片持梁との間における不要な共振をより抑制することができる。その結果、歪センサ63からの出力が不安定になるのをより抑制することができる。
(第4実施形態)
次に、図6を参照して、第4実施形態のプロジェクタ400について説明する。この第4実施形態では、第1実施形態のプロジェクタ100の構成に加えて、歪センサ63の周波数成分を解析する解析部400eをさらに備える例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
[プロジェクタの構成]
図6に示すように、第4実施形態によるプロジェクタ400は、歪センサ63が検出する周波数成分を解析する解析部400eを備えている。また、プロジェクタ400は、解析部400eにおいて所定の周波数成分以外の周波数成分が検出された場合に、レーザダイオード1a〜1cからの投影光の出射を停止させるように構成されている。
具体的には、解析部400eは、図示しないローパスフィルタおよびハイパスフィルタを含んでいる。解析部400dは、このローパスフィルタおよびハイパスフィルタにより、歪センサ63の検出信号の周波数成分のうち、ミラー部61の通常の振動(画像投影時の振動)に基づく周波数成分とは異なる周波数成分を検出したと判断した場合に、制御部400dに停止信号を送信するように構成されている。そして、制御部400dは、停止信号を受信した場合には、レーザダイオード1a〜1cからのレーザ光の出射を停止させる制御を行なうように構成されている。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
[第4実施形態の効果]
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記第1実施形態と同様に、ミラー部61が設けられる第1梁部64eと、歪センサ63が設けられる第2梁部64fと、第1梁部64eおよび第2梁部364fを支持し、駆動部62が設けられる本体部164とを含むように基台64を形成する。これにより、ミラー部61の走査特性が低下するのを抑制しながら、歪センサ63から安定した出力を得ることができる。
また、第4実施形態では、上記のように、歪センサ63が検出する検出信号の周波数成分を解析する解析部400eを設け、解析部400eにおいて所定の周波数成分以外の周波数成分が検出された場合に、光源部1a〜1cからの投影光の出射を停止させる。これにより、解析部400eにより、所定の周波数成分以外の周波数成分が検出されるようになるミラー部61の故障などを速やかに把握することができるので、光源部1a〜1cからの投影光の出射を速やかに停止させることができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明の振動ミラー素子をプロジェクタに搭載した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、本発明の振動ミラー素子を、ヘッドアップディスプレイ装置などのプロジェクタ以外の電子機器に搭載してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1梁部を第2梁部よりも駆動部側に配置した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図7に示す第1実施形態の変形例による振動ミラー素子506のように、第2梁部564fを第1梁部564eよりも駆動部62側に配置してもよい。また、図8に示す第2実施形態の変形例による振動ミラー素子606のように、第2梁部664fを第1梁部664eよりも駆動部62側に配置してもよい。また、図9に示す第3実施形態の変形例による振動ミラー素子706のように、第2梁部764fを第1梁部764eよりも駆動部62側に配置してもよい。なお、垂直走査振動ミラー素子506、606および706は、共に、本発明の「振動ミラー素子」の一例である。
また、上記第2実施形態では、第2部分の幅を第1部分の幅よりも小さくした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2部分の幅を第1部分の幅よりも大きくしてもよい。
また、上記第2および第3実施形態では、基台に一対の歪センサを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、基台に一対の歪センサのうちいずれか一方のみを設けてもよい。
また、上記第4実施形態では、解析部が、所定の周波数成分以外の周波数成分が検出されたか否かを判断する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、判別部をさらに設けて、判別部が、解析部の解析結果に基づいて、所定の周波数成分以外の周波数成分が検出されたか否かを判断してもよい。
また、上記第2実施形態では、第1梁部を両端支持梁にした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1梁部を片持梁にしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、駆動板部を台形形状に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、駆動板部を三角形形状または矩形形状に形成してもよい。
1a〜1c レーザダイオード(光源部)
6、206、306、506、606、706 垂直走査振動ミラー素子(振動ミラー素子)
7 水平走査振動ミラー素子(振動ミラー素子)
61 ミラー部
62 駆動部
63 歪センサ
64、264、364 基台
64b 枠部
64d 梁支持部
64e、564e、664e、764e 第1梁部
64f、264f、364f、564f、664f、764f 第2梁部
100、200、300、400 プロジェクタ
164 本体部
264g 第1部分
264h 第2部分
400e 解析部

Claims (8)

  1. ミラー部と、
    前記ミラー部を駆動する駆動部と、
    前記ミラー部の変位量を検出可能な歪センサと、
    前記ミラー部が設けられる第1梁部と、前記歪センサが設けられる第2梁部と、前記第1梁部および前記第2梁部を支持し、前記駆動部が設けられる本体部とを含む基台とを備え、
    前記基台の本体部は、前記駆動部を支持する駆動部支持部と、前記第2梁部と前記駆動部支持部との間に設けられる梁支持部とを含み、
    前記梁支持部は、前記第1梁部および前記第2梁部の各々を直接支持し、
    前記梁支持部は、平面視において、前記ミラー部の一方側および他方側の両側から、前記第1梁部および前記第2梁部を挟み込むようにして、前記第1梁部および前記第2梁部を支持している、振動ミラー素子。
  2. 前記基台の本体部は、前記第1梁部および前記第2梁部を内側に配置する枠部をさらに含み、
    前記梁支持部は、前記第1梁部および前記第2梁部をそれぞれ支持し、一方端が前記駆動部側に延び、他方端が前記枠部に接続される一対の梁支持部を含む、請求項1に記載の振動ミラー素子。
  3. 前記第2梁部は、前記第1梁部に対して略平行に配置される片持梁を含み、
    前記片持梁の延びる方向における長さは、前記第1梁部の前記ミラー部までの長さよりも短い、請求項1または2に記載の振動ミラー素子。
  4. 前記片持梁の長さは、前記第1梁部の前記ミラー部までの長さの2分の1以下である、請求項3に記載の振動ミラー素子。
  5. 前記第1梁部は、前記第2梁部に対して略平行に配置されるとともに、前記第2梁部よりも前記駆動部側に配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  6. 前記第2梁部は、一対の第1部分と、前記一対の第1部分を接続し、前記第1部分とは異なる幅に形成される第2部分とを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動ミラー素子。
  7. 投影光を出射する光源部と、
    前記光源部からの投影光を反射するミラー部と、
    前記ミラー部を駆動する駆動部と、
    前記ミラー部の変位量を検出可能な歪センサと、
    前記ミラー部が設けられる第1梁部と、前記歪センサが設けられる第2梁部と、前記第1梁部および前記第2梁部を支持し、前記駆動部が設けられる本体部とを含む基台とを備え、
    前記基台の本体部は、前記駆動部を支持する駆動部支持部と、前記第2梁部と前記駆動部支持部との間に設けられる梁支持部とを含み、
    前記梁支持部は、前記第1梁部および前記第2梁部の各々を直接支持し、
    前記梁支持部は、平面視において、前記ミラー部の一方側および他方側の両側から、前記第1梁部および前記第2梁部を挟み込むようにして、前記第1梁部および前記第2梁部を支持している、プロジェクタ。
  8. 前記歪センサが検出する検出信号の周波数成分を解析する解析部をさらに備え、
    前記解析部において所定の周波数成分以外の周波数成分が検出された場合に、前記光源部からの投影光の出射を停止させるように構成されている、請求項7に記載のプロジェクタ。
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