JP6814340B1 - スーツケース - Google Patents
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Abstract
Description
スーツケースの容積を変えることができれば、荷物が多くても、1個のスーツケースに収納が可能となる。
特許文献1を図12に基づいて説明する。
図12に示すように、可変容積型スーツケース100は、ケース本体101と、ファスナー102と、蛇腹103と、蓋体104とからなる。蛇腹103は布である。
図13に示すように、第1板体201と第2板体202とが回転軸205で連結され、第2板体202と第3板体203とが回転軸205で連結され、第3板体203と第4板体204とが回転軸205で連結されている。加えて、第1板体201と第1取付板207が回転軸205で連結され、第4板体204と第2取付板208が回転軸205で連結されている。
第1取付板207は、フレームにビス止めされ、第2取付板208は、本体にビス止めされる。結果、図14に示すスーツケース200が得られる。
スーツケース200の容積を小さくするときには、板体201〜204が、回転軸205を中心に折り畳まれる。よって、特許文献1の欠点(蛇腹が、くしゃくしゃになること。)は、特許文献2では解消される。
板体201〜204や回転軸205は、スーツケース200の底面、図面手前の側面、図面奥の側面及び上面に配置されるため、不可避的に、スーツケース200は重くなる。スーツケース200の軽量化が望まれる。
このスーツケースの構成要素に、第1要素と第2要素とを含み、
前記蛇腹は、前記第1要素と前記第2要素とに掛け渡されており、
前記蛇腹は、前記第1要素と前記第2要素とを繋ぐ外皮と、この外皮の内側に配置した内袋と、この内袋に収納される補強部材とからなり、
この補強部材は、開いたときの大きさが前記外皮とほぼ同じになる蝶番であり、この蝶番は外力を付与しない状態で開くトーションばねを備えていることを特徴とする。
前記箱型のスーツケースは、底面にキャスターを備え、この底面に平行な上面にハンドルを備え、前記補強部材は、前記底面と前記上面とだけに配されていることを特徴とする。
前記内袋は、前記補強部材を出し入れする袋開閉ファスナーを有していることを特徴とする。
前記第1要素に、スーツケースを全体的に開閉する主分割部が設けられ、前記第2要素にスーツケースを局部的に開閉する小蓋が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、蛇腹を備えているスーツケースにおいて、外観性が良好なスーツケースが提供される。
請求項2では補強材を底面と上面だけに配したので、スーツケースの軽量化が図れる。
また、ケース本体13に伸縮ハンドル18が備えられている。この伸縮ハンドル18は、キャスター19を用いて、スーツケース10を横移動するときに用いられる。
図3を先に説明する。
図3に示すように、蛇腹30は、第1要素11の下(スーツケース内側。以下同じ)に配置する蛇腹ファスナー31の半体31aと、第2要素12の下に配置する蛇腹ファスナー31の半体31bと、蛇腹ファスナー31の半体31a、31bの下に配置する外皮32と、この外皮32の下に配置する内袋33と、この内袋33に収納される補強部材40とからなる。
補強部材40の構造は、後ほど詳述するが、開いたとき(外力を加えないとき)の大きさが外皮32とほぼ同じである。
この点、実施例の内袋33であれば、補強部材40は布などで囲われており、補強部材40が直接外皮に当たることはなく、外皮32に擦り傷ができることはない。よって、実施例が推奨される。
図5を先に説明する。
図5に示すように、補強部材40は、台形板状の第1羽根41及び第2羽根42と、第1羽根41と第2羽根42とに渡すトーションばね43と、第1羽根41に第2羽根42を回転可能に連結するヒンジ棒44とからなる。
同様に第2羽根42の一辺に、小さな円筒部42aが一体形成されている。第2羽根42にトーションばね43の一部を収納するばね溝42bが一体的に設けられている。
円筒部41aと円筒部42aとトーションばね43とを一緒に貫通するようにして、ヒンジ棒44を挿入する。結果、図4に示す蝶番45が出来上がる。蝶番45は、正しくは「ちょうつがい」と読まれるが、俗には「ちょうばん」とも読まれる。
すると、図6に示す蝶番45は、図7に示すように、V字になり、閉状態になる。
図7で外力を除くと、トーションばね43の付勢力により、図6に戻る。
図10で、左右の側面に沿っても補強部材40を設けてもよいが、このときには、補強部材40の数が4本になり、内袋33の数も4個になることから、スーツケース10が重くなるとともにコスト高になる。この点、本実施例であれば、補強部材40の数が2本になり、内袋33の数も2個になることから、スーツケース10が軽くなるとともにコスト安になる。
図10で、底面24及び上面25の補強部材40を止めて、左右の側面だけに補強部材40を配することも可能である。このときには、内容物で底面24が下へ窪む。対策として、底面24に別の補強板を追加する必要がある。この点、本実施例であれば、底面24に配した補強部材40が補強板を兼ねるため、補強板を省くことができる。よって、キャスター19に近い底面24に、本発明の補強部材40を配することが推奨される。
図11(b)に比較例を示す。図11(b)のスーツケース300は、図12で説明したスーツケース100と同様に、布製の蛇腹301を有している。空港ロビーの床(又は適当な台)に、スーツケース300を載せる。布製の蛇腹301は腰が弱いため、蓋体の残部302の重さで、くしゃくしゃに縮む。高さ寸法H2は比較的小さくなる。
内容物と蓋体の残部14bとの間に、最大(H2―H1)に相当する高さの隙間が発生する。この隙間へ、小蓋21を開いて、小物26を投入することができる。この投入の際に一方の手で蓋体の残部14bを引き上げる必要はないため、利便性が高まる。
また、請求項1の発明は、キャスターなしのスーツケースや、小蓋なしのスーツケースにも適用可能である。
Claims (4)
- 蛇腹を備えて、容積を変更することができる箱型のスーツケースであって、
このスーツケースの構成要素に、第1要素と第2要素とを含み、
前記蛇腹は、前記第1要素と前記第2要素とに掛け渡されており、
前記蛇腹は、前記第1要素と前記第2要素とを繋ぐ外皮と、この外皮の内側に配置した内袋と、この内袋に収納される補強部材とからなり、
この補強部材は、開いたときの大きさが前記外皮とほぼ同じになる蝶番であり、この蝶番は外力を付与しない状態で開くトーションばねを備えていることを特徴とするスーツケース。 - 請求項1記載のスーツケースであって、
前記箱型のスーツケースは、底面にキャスターを備え、この底面に平行な上面にハンドルを備え、前記補強部材は、前記底面と前記上面とだけに配されていることを特徴とするスーツケース。 - 請求項1又は請求項2記載のスーツケースであって、
前記内袋は、前記補強部材を出し入れする袋開閉ファスナーを有していることを特徴とするスーツケース。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載のスーツケースであって、
前記第1要素に、スーツケースを全体的に開閉する主分割部が設けられ、前記第2要素にスーツケースを局部的に開閉する小蓋が設けられていることを特徴とするスーツケース。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019189997A JP6814340B1 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | スーツケース |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019189997A JP6814340B1 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | スーツケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6814340B1 true JP6814340B1 (ja) | 2021-01-20 |
JP2021062165A JP2021062165A (ja) | 2021-04-22 |
Family
ID=74164326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019189997A Active JP6814340B1 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | スーツケース |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP6814340B1 (ja) |
CN (1) | CN212465190U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7483287B1 (ja) | 2023-07-07 | 2024-05-15 | 明昌工業股▲分▼有限公司 | 内層線ファスナーを有する拡張機能付きキャリーバッグ |
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2019
- 2019-10-17 JP JP2019189997A patent/JP6814340B1/ja active Active
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2020
- 2020-01-17 CN CN202020107217.3U patent/CN212465190U/zh not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7483287B1 (ja) | 2023-07-07 | 2024-05-15 | 明昌工業股▲分▼有限公司 | 内層線ファスナーを有する拡張機能付きキャリーバッグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2021062165A (ja) | 2021-04-22 |
CN212465190U (zh) | 2021-02-05 |
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