JP6813743B1

JP6813743B1 - 野外用の配電箱

Info

Publication number: JP6813743B1
Application number: JP2020066143A
Authority: JP
Inventors: 呉杭昇
Original assignee: 義烏市知新科技有限公司
Priority date: 2019-11-13
Filing date: 2020-04-01
Publication date: 2021-01-13
Anticipated expiration: 2040-04-01
Also published as: JP2021078336A; CN110768111A; CN110768111B

Abstract

【課題】防滴、防湿構造を備えた野外用の配電箱を提供する。【解決手段】野外用の配電箱は、外殻を含み、前記外殻の中には配電箱が設けられ、前記配電箱と前記外殻との間には繊維層が設けられ、前記繊維層が導電できないため、前記配電箱が漏電しても前記外殻は影響がなく、前記外殻の中には除湿構成が設けられ、前記除湿構成は前記繊維層の中の空気を吸収し且つ除湿剤によって除湿を行うことで、前記繊維層が湿気を受けて導体になることを避けられ、前記外殻の中には保護回路が設けられ、前記保護回路は前記配電箱の電気エネルギーを送出でき、雷撃に遭うと、前記保護回路において送出された電流は瞬時に増え、ここで前記保護回路は自動的に回路を切断することで、前記配電箱を保護できる。【選択図】図１

Description

本願発明は配電箱分野を取り上げ、特に野外用の配電箱に関わる。

現在、多くの辺鄙な地方でも、電気が通じるようになった。しかし、これらの地方が電気供給に対する需要は都会と異なり、正常給電のため、専門的な配電箱を配置することで、電流と電圧を調整しなければならい。問題は、こういう配電箱は、基本的に電柱に配置され、メンテナンスが不便な上に、天候にも影響されやすい。雨水が配電箱に侵入して短絡を引き起こす恐れがある。従って、本願発明を考案した。

中国特許出願公開第１０６４５１１０２号明細書

野外の配電箱は、メンテナンスが不便で、天候にも影響されやすく、雨水が配電箱に侵入して短絡を引き起こす恐れがある。

本願に記載された野外用の配電箱は、外殻を含み、前記外殻の中には配電箱が設けられ、前記配電箱と前記外殻との間には繊維層が設けられ、前記繊維層が導電できないため、前記配電箱が漏電しても前記外殻は影響を受けなく、前記外殻の中には除湿構成が設けられ、前記除湿構成は前記繊維層の中の空気を吸収し且つ除湿剤によって除湿を行うことで、前記繊維層が湿気を受けて導体になることを避けられ、前記外殻の中には保護回路が設けられ、前記保護回路は前記配電箱の電気エネルギーを送出でき、雷撃に遭うと、前記保護回路において送出された電流は瞬時に増え、ここで前記保護回路は自動的に回路を切断することで、前記配電箱を保護でき、前記外殻の上方には雨避けが設けられ、前記雨避けは前記外殻を雨水から保護でき、雨水が前記外殻に侵入して前記配電箱の作業に影響することはなく、前記外殻の下端には弧状底板が当接しており、前記弧状底板と前記雨避けとは連結板によって固定的に連結され、前記弧状底板の中には防風構成が設けられ、前記防風構成により前記外殻は強風に遭っても過度に回転して落とされることはなく、前記弧状底板の右端には支持棒が固定的に連結され、前記支持棒の中には支持ネジ穴が設けられ、前記支持ネジ穴は左右方向から前記支持棒を貫通しており、前記支持ネジ穴にボルトを入れることで前記支持棒を電柱に固定でき、前記外殻の右端には旋転軸が固定的に連結され、前記旋転軸は前記連結板に回動可能に連結され、前記旋転軸の右方には固定ブロックが設けられ、前記固定ブロックの中には左方に開口する捻りばね溝が形成され、前記旋転軸は右方へ前記捻りばね溝に延在し且つ前記固定ブロックと回動可能に連結され、前記捻りばね溝の前後両端には固定板が固定的に連結され、前記固定板の中には固定ネジ穴が設けられ、前記固定ネジ穴は前後方向から前記固定板を貫通しており、前記固定ネジ穴にボルトを入れることで前記固定板を電柱に固定でき、二つのボルトはそれぞれ前記支持ネジ穴と前記固定ネジ穴を介して相対垂直になって電柱に固定されたため、安定性が優れている。

好ましくは、前記旋転軸の右端と前記捻りばね溝の右内壁とは復位捻りばねによって固定的に連結され、強風が前記外殻を吹くことで、前記旋転軸は連動して回転し、前記復位捻りばねを捻り、ここで前記外殻が風に正対する面積は減り、即ち前記外殻が受けた風力は弱められ、風が止んだら、前記復位捻りばねの弾力により、前記外殻は回転して垂直状態になる。

有利なことに、前記防風構成は前記弧状底板の中に前後対称になるように形成された上方に開口する弧状溝を含み、前記弧状溝の中には防風スライダが摺動可能に設けられ、前記防風スライダはそれぞれ前記外殻の前端と後端に当接しており、前記防風スライダにおいて対称中心に近接する端と、前記弧状溝において対称中心に近接する内壁とは、連結ばねによって固定的に連結され、強風が前記外殻を吹いて回転させると、対応する側の前記防風スライダは押されて摺動し、対応する側の前記連結ばねを引張り、前記連結ばねは前記外殻の回転に緩衝効果を果たし、風が止んだら、前記連結ばねの弾力により、前記防風スライダは摺動し、前記外殻を補助して垂直状態になるように逆回転させる。

有利なことに、前記保護回路は前記外殻の中に形成された右方に開口する凹溝を含み、前記凹溝の中には摺動導電ブロックが摺動可能に設けられ、前記摺動導電ブロックと前記配電箱とはメイン電線によって連結され、前記連結板の中には固定導電ブロックが固定され、前記固定導電ブロックの右端には出力電線が連結され、前記摺動導電ブロックが前記固定導電ブロックと接触したら、前記配電箱は前記メイン電線、前記摺動導電ブロック、前記固定導電ブロック、前記出力電線を介して送電でき、前記凹溝の上内壁には線溝が形成され、前記線溝には二本の連結導線が設けられ、前記連結導線は前記メイン電線に通電可能に連結され、前記連結導線はヒューズによって通電可能に連結され、前記ヒューズは保護ゴム層によってカバーされ、前記保護ゴム層には牽引線が巻かれており、前記線溝の下内壁にはばね溝が前記線溝と連通になるように形成され、前記ばね溝の下内壁は前記凹溝と連通しており、前記ばね溝の中には摺動妨害板が摺動可能に設けられ、前記牽引線の一端は前記摺動妨害板に固定的に連結され、前記摺動妨害板の上端と前記ばね溝の上内壁とは圧縮ばねによって固定的に連結され、前記摺動妨害板の中には左方に開口する位置制限溝が形成され、前記ばね溝の左内壁には摺動案内溝が前記ばね溝と連通になるように形成され、前記摺動案内溝の中には位置制限ブロックが摺動可能に設けられ、前記位置制限ブロックの右端は前記位置制限溝に滑り入って前記摺動妨害板の位置を固定でき、前記位置制限ブロックの下端は前記摺動導電ブロックに固定的に連結され、雷撃に遭うと、前記メイン電線を通過する電流は急激に強まり、続いて前記連結導線と前記ヒューズとを通過する電流も急激に強まり、従って前記ヒューズは溶断し、またここで前記ばね溝の弾力により前記摺動妨害板は押されて下方へ摺動し、前記位置制限ブロックを左方へ摺動させることで、前記摺動導電ブロックを左方へ摺動させて前記固定導電ブロックから離脱させ、ここで前記摺動妨害板は前記凹溝に滑り入って前記凹溝を閉鎖し、前記配電箱の破損を避けられる。

好ましくは、前記線溝の前後内壁は回動可能な二つの案内ローラによって連結され、前記案内ローラは前記牽引線を案内できる。

好ましくは、前記位置制限ブロックの左端と前記摺動案内溝の左内壁とは復位ばねによって固定的に連結され、メンテナンス時に、前記連結導線に新しく前記ヒューズを連結し、且つ前記牽引線を改めて前記保護ゴム層に巻き、ここで前記摺動妨害板を引いて上昇さることで、前記復位ばねの弾力により、前記位置制限ブロックは前記位置制限溝に入って固定され、且つ前記摺動導電ブロックは連動して摺動し、前記固定導電ブロックと改めて連結する。

有利なことに、前記除湿構成は前記線溝の上内壁に設けられた気体収容空間を含み、前記除湿剤は前記気体収容空間に設けられ、前記気体収容空間の上下内壁には気体通路が前記気体収容空間と連通になるように設けられ、前記気体通路の間には抽気ポンプが固定され、前記抽気ポンプにより前記繊維層から空気を抽出でき、続いて空気は上の前記気体通路を介して前記気体収容空間に送られ、前記除湿剤により空気に含まれる水気は除去され、続いて除湿された空気は下の前記気体通路と前記抽気ポンプにより、前記繊維層に戻され、即ち前記繊維層が湿気ることを避けられる。

本発明は以下のプラス効果を有する：本願発明は、相対垂直となったボルトによって野外の電柱に固定され、安定性が優れ、雨水の浸透や湿気による漏電を避けられ、強風に落とされることもなく、雷撃に遭ったら自動的に回路を切断でき、全体的な安全性を上げられ、また、保護回路に対するメンテナンスも簡単且つ便利である。

下記に図１〜５を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、本願に記載の各方向を以下のように規定する：図１は本願発明の正面図であり、本願に記載の各方向は、図１における観察方向に基づくものである。

図１は本願発明の全体構成略図図２は図１におけるＡ―Ａ方向からの構成略図図３は図１におけるＢ部の拡大略図図４は図１におけるＣ―Ｃ方向からの構成略図図５は図３におけるＤ部の拡大略図

本願に記載された野外用の配電箱は、外殻１４を含み、前記外殻１４の中には配電箱１２が設けられ、前記配電箱１２と前記外殻１４との間には繊維層１３が設けられ、前記繊維層１３が導電できないため、前記配電箱１２が漏電しても前記外殻１４は影響を受けなく、前記外殻１４の中には除湿構成１０２が設けられ、前記除湿構成１０２は前記繊維層１３の中の空気を吸収し且つ除湿剤３１によって除湿を行うことで、前記繊維層１３が湿気を受けて導体になることを避けられ、前記外殻１４の中には保護回路１００が設けられ、前記保護回路１００は前記配電箱１２の電気エネルギーを送出でき、雷撃に遭うと、前記保護回路１００において送出された電流は瞬時に増え、ここで前記保護回路１００は自動的に回路を切断することで、前記配電箱１２を保護でき、前記外殻１４の上方には雨避け１５が設けられ、前記雨避け１５は前記外殻１４を雨水から保護でき、雨水が前記外殻１４に侵入して前記配電箱１２の作業に影響することはなく、前記外殻１４の下端には弧状底板１１が当接しており、前記弧状底板１１と前記雨避け１５とは連結板２２によって固定的に連結され、前記弧状底板１１の中には防風構成１０１が設けられ、前記防風構成１０１により前記外殻１４は強風に遭っても過度に回転して落とされることはなく、前記弧状底板１１の右端には支持棒２３が固定的に連結され、前記支持棒２３の中には支持ネジ穴２４が設けられ、前記支持ネジ穴２４は左右方向から前記支持棒２３を貫通しており、前記支持ネジ穴２４にボルトを入れることで前記支持棒２３を電柱に固定でき、前記外殻１４の右端には旋転軸１６が固定的に連結され、前記旋転軸１６は前記連結板２２に回動可能に連結され、前記旋転軸１６の右方には固定ブロック１７が設けられ、前記固定ブロック１７の中には左方に開口する捻りばね溝１８が形成され、前記旋転軸１６は右方へ前記捻りばね溝１８に延在し且つ前記固定ブロック１７と回動可能に連結され、前記捻りばね溝１８の前後両端には固定板２０が固定的に連結され、前記固定板２０の中には固定ネジ穴１９が設けられ、前記固定ネジ穴１９は前後方向から前記固定板２０を貫通しており、前記固定ネジ穴１９にボルトを入れることで前記固定板２０を電柱に固定でき、二つのボルトはそれぞれ前記支持ネジ穴２４と前記固定ネジ穴１９を介して相対垂直になって電柱に固定されたため、安定性が優れている。

有利なことに、前記旋転軸１６の右端と前記捻りばね溝１８の右内壁とは復位捻りばね２１によって固定的に連結され、強風が前記外殻１４を吹くことで、前記旋転軸１６は連動して回転し、前記復位捻りばね２１を捻り、ここで前記外殻１４が風に正対する面積は減り、即ち前記外殻１４が受けた風力は弱められ、風が止んだら、前記復位捻りばね２１の弾力により、前記外殻１４は回転して垂直状態になる。

前記防風構成１０１は前記弧状底板１１の中に前後対称になるように形成された上方に開口する弧状溝２５を含み、前記弧状溝２５の中には防風スライダ２７が摺動可能に設けられ、前記防風スライダ２７はそれぞれ前記外殻１４の前端と後端に当接しており、前記防風スライダ２７において対称中心に近接する端と、前記弧状溝２５において対称中心に近接する内壁とは、連結ばね２６によって固定的に連結され、強風が前記外殻１４を吹いて回転させると、対応する側の前記防風スライダ２７は押されて摺動し、対応する側の前記連結ばね２６を引張り、前記連結ばね２６は前記外殻１４の回転に緩衝効果を果たし、風が止んだら、前記連結ばね２６の弾力により、前記防風スライダ２７は摺動し、前記外殻１４を補助して垂直状態になるように逆回転させる。

前記保護回路１００は前記外殻１４の中に形成された右方に開口する凹溝３５を含み、前記凹溝３５の中には摺動導電ブロック３７が摺動可能に設けられ、前記摺動導電ブロック３７と前記配電箱１２とはメイン電線３３によって連結され、前記連結板２２の中には固定導電ブロック３８が固定され、前記固定導電ブロック３８の右端には出力電線３２が連結され、前記摺動導電ブロック３７が前記固定導電ブロック３８と接触したら、前記配電箱１２は前記メイン電線３３、前記摺動導電ブロック３７、前記固定導電ブロック３８、前記出力電線３２を介して送電でき、前記凹溝３５の上内壁には線溝４７が形成され、前記線溝４７には二本の連結導線３４が設けられ、前記連結導線３４は前記メイン電線３３に通電可能に連結され、前記連結導線３４はヒューズ４９によって通電可能に連結され、前記ヒューズ４９は保護ゴム層４８によってカバーされ、前記保護ゴム層４８には牽引線４６が巻かれており、前記線溝４７の下内壁にはばね溝４５が前記線溝４７と連通になるように形成され、前記ばね溝４５の下内壁は前記凹溝３５と連通しており、前記ばね溝４５の中には摺動妨害板４２が摺動可能に設けられ、前記牽引線４６の一端は前記摺動妨害板４２に固定的に連結され、前記摺動妨害板４２の上端と前記ばね溝４５の上内壁とは圧縮ばね４３によって固定的に連結され、前記摺動妨害板４２の中には左方に開口する位置制限溝４１が形成され、前記ばね溝４５の左内壁には摺動案内溝３６が前記ばね溝４５と連通になるように形成され、前記摺動案内溝３６の中には位置制限ブロック４０が摺動可能に設けられ、前記位置制限ブロック４０の右端は前記位置制限溝４１に滑り入って前記摺動妨害板４２の位置を固定でき、前記位置制限ブロック４０の下端は前記摺動導電ブロック３７に固定的に連結され、雷撃に遭うと、前記メイン電線３３を通過する電流は急激に強まり、続いて前記連結導線３４と前記ヒューズ４９とを通過する電流も急激に強まり、従って前記ヒューズ４９は溶断し、またここで前記ばね溝４５の弾力により前記摺動妨害板４２は押されて下方へ摺動し、前記位置制限ブロック４０を左方へ摺動させることで、前記摺動導電ブロック３７を左方へ摺動させて前記固定導電ブロック３８から離脱させ、ここで前記摺動妨害板４２は前記凹溝３５に滑り入って前記凹溝３５を閉鎖し、前記配電箱１２の破損を避けられる。

有利なことに、前記線溝４７の前後内壁は回動可能な二つの案内ローラ４４によって連結され、前記案内ローラ４４は前記牽引線４６を案内できる。

有利なことに、前記位置制限ブロック４０の左端と前記摺動案内溝３６の左内壁とは復位ばね３９によって固定的に連結され、メンテナンス時に、前記連結導線３４に新しく前記ヒューズ４９を連結し、且つ前記牽引線４６を改めて前記保護ゴム層４８に巻き、ここで前記摺動妨害板４２を引いて上昇さることで、前記復位ばね３９の弾力により、前記位置制限ブロック４０は前記位置制限溝４１に入って固定され、且つ前記摺動導電ブロック３７は連動して摺動し、前記固定導電ブロック３８と改めて連結する。

前記除湿構成１０２は前記線溝４７の上内壁に設けられた気体収容空間３０を含み、前記除湿剤３１は前記気体収容空間３０に設けられ、前記気体収容空間３０の上下内壁には気体通路２９が前記気体収容空間３０と連通になるように設けられ、前記気体通路２９の間には抽気ポンプ２８が固定され、前記抽気ポンプ２８により前記繊維層１３から空気を抽出でき、続いて空気は上の前記気体通路２９を介して前記気体収容空間３０に送られ、前記除湿剤３１により空気に含まれる水気は除去され、続いて除湿された空気は下の前記気体通路２９と前記抽気ポンプ２８により、前記繊維層１３に戻され、即ち前記繊維層１３が湿気ることを避けられる。

本願発明の作動手順は以下の通りである。

はじめに、外殻１４は垂直状態にあり、牽引線４６はヒューズ４９を引き締め、摺動妨害板４２は完全にばね溝４５に収納され、圧縮ばね４３は圧縮状態にあり、位置制限ブロック４０は位置制限溝４１に入って位置が固定され、摺動導電ブロック３７はこて導電ブロック３８と連結され、固定ネジ穴１９と支持ネジ穴２４にボルトを入れることで、弧状底板１１、外殻１４、雨避け１５は電柱に固定されている。

使用するには、配電箱１２はメイン電線３３、摺動導電ブロック３７、固定導電ブロック３８、出力電線３２を介して送電し、抽気ポンプ２８は繊維層１３から空気を抽出し、続いて空気は上の気体通路２９を介して気体収容空間３０に送られ、除湿剤３１により空気に含まれる水気は除去され、続いて除湿された空気は下の気体通路２９と抽気ポンプ２８により、繊維層１３に戻され、即ち繊維層１３が湿気ることを避けられ、雨避け１５は外殻１４を雨水から保護でき、雨水が外殻１４に侵入して配電箱１２の作業に影響することはなく、
強風に遭うと、強風が外殻１４を吹くことで、旋転軸１６は連動して回転し、復位捻りばね２１を捻り、ここで外殻１４が風に正対する面積は減り、また、外殻１４は一方の防風スライダ２７を押して摺動させることで、一方の連結ばね２６を引張り、弧状溝２５の弧度により外殻１４の最大回転角度を制限しているため、外殻１４は落下することはなく、風が止んだら、連結ばね２６と復位ばね２１の弾力により、旋転軸１６と外殻１４は逆回転し、外殻１４はやがて初期状態に戻り、
雷撃に遭うと、メイン電線３３を通過する電流は急激に強まり、続いて連結導線３４とヒューズ４９とを通過する電流も急激に強まり、従ってヒューズ４９は溶断し、またここでばね溝４５の弾力により摺動妨害板４２は押されて下方へ摺動し、位置制限ブロック４０を左方へ摺動させることで、摺動導電ブロック３７を左方へ摺動させて固定導電ブロック３８から離脱させ、ここで摺動妨害板４２は凹溝３５に滑り入って凹溝３５を閉鎖し、配電箱１２の破損を避けられ、
メンテナンス時に、連結導線３４に新しくヒューズ４９を連結し、且つ牽引線４６を改めて保護ゴム層４８に巻き、ここで摺動妨害板４２を引いて上昇さることで、復位ばね３９の弾力により、位置制限ブロック４０は位置制限溝４１に入って固定され、且つ摺動導電ブロック３７は連動して摺動し、固定導電ブロック３８と改めて連結する。

以上の方式により、当該分野の技術者は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。

Claims

外殻を含み、前記外殻の中には配電箱が設けられ、前記配電箱と前記外殻との間には繊維層が設けられ、
前記外殻の中には除湿構成が設けられ、前記除湿構成は前記繊維層の中の空気を吸収し且つ除湿剤によって除湿を行うことができ、
前記外殻の中には保護回路が設けられ、前記保護回路は前記配電箱の電気エネルギーを送出でき、
前記外殻の上方には雨避けが設けられ、前記雨避けは前記外殻を雨水から保護でき、前記外殻の下端には弧状底板が当接しており、前記弧状底板と前記雨避けとは連結板によって固定的に連結され、前記弧状底板の中には防風構成が設けられ、前記防風構成により前記外殻は強風に遭っても過度に回転して落とされることはなく、
前記弧状底板の右端には支持棒が固定的に連結され、前記支持棒の中には支持ネジ穴が設けられ、前記支持ネジ穴は左右方向から前記支持棒を貫通しており、
前記外殻の右端には旋転軸が固定的に連結され、前記旋転軸は前記連結板に回動可能に連結され、前記旋転軸の右方には固定ブロックが設けられ、前記固定ブロックの中には左方に開口する捻りばね溝が形成され、前記旋転軸は右方へ前記捻りばね溝に延在し且つ前記固定ブロックと回動可能に連結され、前記捻りばね溝の前後両端には固定板が固定的に連結され、前記固定板の中には固定ネジ穴が設けられ、前記固定ネジ穴は前後方向から前記固定板を貫通していることを特徴とする野外用の配電箱。
前記旋転軸の右端と前記捻りばね溝の右内壁とは復位捻りばねによって固定的に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の野外用の配電箱。
前記防風構成は前記弧状底板の中に前後対称になるように形成された上方に開口する弧状溝を含み、前記弧状溝の中には防風スライダが摺動可能に設けられ、前記防風スライダはそれぞれ前記外殻の前端と後端に当接しており、
前記防風スライダにおいて対称中心に近接する端と、前記弧状溝において対称中心に近接する内壁とは、連結ばねによって固定的に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の野外用の配電箱。
前記保護回路は前記外殻の中に形成された右方に開口する凹溝を含み、前記凹溝の中には摺動導電ブロックが摺動可能に設けられ、前記摺動導電ブロックと前記配電箱とはメイン電線によって連結され、前記連結板の中には固定導電ブロックが固定され、前記固定導電ブロックの右端には出力電線が連結され、
前記凹溝の上内壁には線溝が形成され、前記線溝には二本の連結導線が設けられ、前記連結導線は前記メイン電線に通電可能に連結され、前記連結導線はヒューズによって通電可能に連結され、
前記ヒューズは保護ゴム層によってカバーされ、前記保護ゴム層には牽引線が巻かれており、前記線溝の下内壁にはばね溝が前記線溝と連通になるように形成され、前記ばね溝の下内壁は前記凹溝と連通しており、前記ばね溝の中には摺動妨害板が摺動可能に設けられ、前記牽引線の一端は前記摺動妨害板に固定的に連結され、
前記摺動妨害板の上端と前記ばね溝の上内壁とは圧縮ばねによって固定的に連結され、
前記摺動妨害板の中には左方に開口する位置制限溝が形成され、前記ばね溝の左内壁には摺動案内溝が前記ばね溝と連通になるように形成され、前記摺動案内溝の中には位置制限ブロックが摺動可能に設けられ、前記位置制限ブロックの右端は前記位置制限溝に滑り入って前記摺動妨害板の位置を固定でき、前記位置制限ブロックの下端は前記摺動導電ブロックに固定的に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の野外用の配電箱。
前記線溝の前後内壁は回動可能な二つの案内ローラによって連結され、前記案内ローラは前記牽引線を案内できることを特徴とする請求項４に記載の野外用の配電箱。
前記位置制限ブロックの左端と前記摺動案内溝の左内壁とは復位ばねによって固定的に連結されていることを特徴とする請求項４に記載の野外用の配電箱。
前記除湿構成は前記線溝の上内壁に設けられた気体収容空間を含み、前記除湿剤は前記気体収容空間に設けられ、前記気体収容空間の上下内壁には気体通路が前記気体収容空間と連通になるように設けられ、前記気体通路の間には抽気ポンプが固定されていることを特徴とする請求項４に記載の野外用の配電箱。