JP6812159B2 - トナー、およびトナーの製造方法 - Google Patents
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Description
したがって、トナーには低温定着性に加え、温度や湿度の影響を受けない環境安定性を有することが求められている。
前記トナー粒子の、X線光電子分光分析(ESCA)により測定されるSi原子の量(atomic%)が、4.5以上10.0以下であり、
透過型電子顕微鏡で観察されるトナー粒子の断面についてエネルギー分散型X線分光器(EDS)を用いた分析において、
前記トナー粒子の断面の輪郭から、前記トナー粒子の粒径に対して10.0%の距離までの表層領域Rにおける、前記有機ポリシロキサン構造に由来するSi原子の含有割合が、前記トナー粒子中に含まれるSi原子の全量に対して90.0%以上であり、
前記表層領域Rにおける前記輪郭と前記断面の中心とを結ぶ直線のライン分析において、
前記トナー粒子におけるSi原子の強度カウントが下記式(1)を満たすことを特徴とするトナーに関する。
Si0>Si1>Si2>Si3≧0・・・(1)
(式(1)中、
Si0は、前記直線と前記輪郭との交点P0におけるSi原子の強度カウントを示し、
Si3は、前記直線と前記表層領域Rの境界線との交点P3におけるSi原子の強度カウントを示し、
線分P0P3を3等分する点を交点P0に近い方から、P1、P2としたとき、
Si1は、前記交点P1におけるSi原子の強度カウントを示し、
Si2は、前記交点P2におけるSi原子の強度カウントを示す。)
a)前記結着樹脂、前記着色剤、前記ワックス、有機ポリシロキサン構造を有する樹脂A、および有機溶媒を含有する樹脂溶液を調製する工程、
b)前記樹脂溶液と有機ポリシロキサン構造を有する樹脂Bを含有する樹脂微粒子と二酸化炭素とを混合し、前記樹脂Bを含有する樹脂で表面を覆われた前記樹脂溶液の液滴を形成する工程、および
c)前記液滴に含まれる前記有機溶媒を除去して、前記樹脂Bを含有する表層を有するトナー粒子を得る工程、
を有し、
前記トナー粒子の、X線光電子分光分析(ESCA)により測定されるSi原子の量(atomic%)が4.5以上10.0以下であり、
透過型電子顕微鏡で観察されるトナー粒子の断面についてエネルギー分散型X線分光器(EDS)を用いた分析における、
前記トナー粒子の断面の輪郭から、前記トナー粒子の粒径に対して10.0%の距離までの表層領域Rにおける、前記有機ポリシロキサン構造に由来するSi原子の含有割合が、前記トナー粒子中に含まれるSi原子の全量に対して90.0%以上であり、
前記表層領域Rにおける前記輪郭と前記断面の中心とを結ぶ直線のライン分析において、
前記トナー粒子におけるSi原子の強度カウントが上記式(1)を満たすことを特徴とするトナーの製造方法に関する。
(式(1)中、
Si0は、直線と輪郭との交点P0におけるSi原子の強度カウントを示す。
Si3は、直線と表層領域Rの境界線との交点P3におけるSi原子の強度カウントを示す。
線分P0P3を3等分する点を交点P0に近い方から、P1、P2としたとき、Si1は、交点P1におけるSi原子の強度カウントを示し、Si2は、交点P2におけるSi原子の強度カウントを示す。)
Si0−Si1≧Si1−Si2≧Si2−Si3・・・(4)
1.0≦SP(C)−SP(A)≦4.0・・・(3)
樹脂A、樹脂B、および結着樹脂のSP値が上記式(2)、(3)の関係を同時に満たすことにより、ワックスや結着樹脂中における低分子成分が染み出しをより効果的に抑制することができる。SP値は、ある物質がある物質にどのくらい溶解するかを示す溶解性や親和性の指標として用いられる数値である。SP値が近いもの同士は溶解性や親和性が高く、SP値が離れているものは溶解性や親和性が低い。SP値は、溶解度パラメータ計算ソフトウェア(Hansen Solubility Parameters in Practice:HSPiP 4th Edition 4.1.03)により算出することができる。
まず、a)の工程では、結着樹脂、着色剤、ワックス、および有機ポリシロキサン構造を有する樹脂A、および必要に応じて他の添加物を有機溶媒に加える。そして、ホモジナイザー、ボールミル、コロイドミル、超音波分散機などの分散機によって均一に溶解、または分散させる。これによって、上述の樹脂溶液を調製する。
本発明のトナーにおいて、樹脂A、および樹脂Bを、前記有機ポリシロキサン構造を有するビニル系単量体(化合物X)を用いて合成する場合、その他に用いる単量体は、ビニル基を有する一般的な単量体を用いることができる。以下に使用可能なものを例示するが、この限りではない。
(1−1)ジカルボン酸の一部に重合性不飽和基を有するジカルボン酸を使用する方法
(1−2)ジオールの一部に重合性不飽和基を有するジオールを使用する方法
(1−3)ジカルボン酸の一部とジオールの一部にそれぞれ重合性不飽和基を有するジカルボン酸と重合性不飽和基を有するジオールを使用する方法
重合性不飽和基を有するポリエステルの不飽和度は、重合性不飽和基を有するジカルボン酸またはジオールの添加量によって調整することが可能である。
(2−1)末端にカルボキシル基を有するポリエステルとヒドロキシル基を含有するビニル系化合物を、縮合反応によってカップリングさせる方法。この場合、ポリエステルの調製では、ジカルボン酸とジオールのモル比(ジカルボン酸/ジオール)は、1.02以上1.20以下であることが好ましい。
(2−2)末端にヒドロキシル基を有するポリエステルと、イソシアネート基を有するビニル系化合物を、ウレタン化反応によってカップリングさせる方法
(2−3)末端にヒドロキシル基を有するポリエステルとヒドロキシル基を有するビニル系化合物を、結合剤であるジイソシアネートを用いてウレタン化反応によってカップリングさせる方法
(2−2)と(2−3)の方法で使用するポリエステルの調製ではジカルボン酸とジオールのモル比(ジオール/ジカルボン酸)は1.02以上1.20以下であることが好ましい。
トナー粒子のX線光電子分光分析(ESCA)により測定されるSi原子の量(atomic%)は、次のように測定する。ESCAの装置および測定条件は、下記の通りである。
使用装置:アルバック−ファイ社製 Quantum 2000
分析方法:ナロー分析
測定条件:
X線源:Al−Kα
X線条件:100μ25W15kV
光電子取り込み角度:45°
PassEnergy:58.70eV
測定範囲:直径100μm
トナーを可視光硬化性包埋樹脂(D−800、日新EM社製)で包埋し、超音波ウルトラミクロトーム(EM5、ライカ社製)により60nm厚に切削し、薄片状サンプルを作製する。切り出したサンプルを、透過型電子顕微鏡(JEM2800、日本電子社製)によりトナーの断面を観察し、EDS(NORAN SYSTEM7、サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)により、Si原子をマッピングする。マッピング条件は、下記の通りである。
加速電圧:200kV
電子線照射サイズ:1.5nm
Si原子の特定方法:スペクトラムの自動定性機能を用いたSi−K線の自動検出
ライブタイムリミット:600sec
デッドタイム:20〜30
マッピング分解能:256×256
これにより、1つのトナー粒子の断面におけるSi原子の専有面積Atを求める。
トナー粒径M=(MS+ML)×1/2
表面領域Rのトナー粒子の粒径に対して10.0%となる距離m=M(トナー粒径)×1/10
表面領域Rの有機ポリシロキサン構造に由来するSi原子の含有割合(%)=Am/At×100
これを、任意に選択したトナー50個について測定し、50個のSi原子の含有割合の算術平均値を、表面領域Rの有機ポリシロキサン構造に由来するSi原子の含有割合とする。
図1に示すように、表面領域Rにおける輪郭と断面の中心とを結ぶ直線のライン分析によるSi強度(Si0、Si1、Si2、Si3)は、以下のように求める。
樹脂A、および樹脂Bにおける可溶成分量は、以下の通りにして算出する。樹脂Aと樹脂Bで同じ方法を用いた。
・遠心分離機:H−9R(KOKUSAN社製)
・ローター:BN1ロ―タ(KOKUSAN社製)
・装置内設定温度:30℃
・回転数:18000rpm
・時間:1.5時間
その後、上澄みを除去することで、可溶成分を除去し、不溶成分である樹脂サンプルを得る。そして、樹脂サンプルにおける可溶成分量は、以下のようにして求める。
樹脂サンプルの可溶成分量(%)=(樹脂サンプルの質量−不溶成分である樹脂サンプルの質量)/樹脂サンプルの質量×100
トナー粒子の重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)は、以下のようにして算出する。測定装置としては、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)を用いる。測定条件の設定及び測定データの解析は、付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いる。尚、測定は実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで行う。
非晶性ポリエステル樹脂のガラス転移温度は、DSC Q2000(TA Instruments社製)を使用して測定する。なお、測定開始温度は20℃、測定終了温度は180℃である。
各種樹脂のテトラヒドロフラン(THF)可溶分の分子量(Mn、Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、以下のようにして測定する。
装置:HLC8120 GPC(検出器:RI)(東ソー社製)
カラム:Shodex KF−801、802、803、804、805、806、807の7連(昭和電工社製)
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0ml/min
オーブン温度:40.0℃
試料注入量:0.10ml
試料の分子量の算出にあたっては、標準ポリスチレン樹脂(商品名「TSKスタンダード ポリスチレン F−850、F−450、F−288、F−128、F−80、F−40、F−20、F−10、F−4、F−2、F−1、A−5000、A−2500、A−1000、A−500」、東ソ−社製)を用いて作製した分子量校正曲線を使用する。
ワックス微粒子、着色剤微粒子及び樹脂微粒子の粒子径といった各微粒子の粒子径は、マイクロトラック粒度分布測定装置HRA(X−100)(日機装社製)を用い、0.001〜10μmのレンジ設定で測定を行い、体積平均粒子径として測定する。
市販の片末端型ビニル変性有機ポリシロキサンを用意し、ビニル基を有する有機ポリシロキサン化合物として使用した。ビニル基を有する有機ポリシロキサン化合物の構造は、下記式(II)で表され、R2〜R5の置換基および重合度nの値は、表1に示す。
市販の片末端型ビニル変性エーテル化合物を用意し、ビニル基を有するエーテル化合物として使用した。ビニル基を有するエーテル化合物の構造は、下記式(IV)で表され、R6乃至R7の詳細及び重合度nの値は、表2に示す。なお、エーテルモノマーの構造はカタログ値を採用した。
密閉容器に、以下の原料とトルエン160.0部を仕込み、70℃に加熱して完全に溶解し、単量体溶液A1を調製した。
・ビニル基を有する有機ポリシロキサン化合物X1 30.0部
・ビニル基を有するエーテル化合物1 25.0部
・スチレン 35.0部
・メタクリル酸 10.0部
上記の単量体溶液A1を25℃まで降温し、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.16部混合した後、攪拌装置および温度計を備えた反応容器中に、窒素置換をしながら仕込んだ。65℃まで加熱した後、5時間かけて重合を行った。室温まで冷却した後、溶媒であるトルエンを留去し、樹脂A1を得た。得られた樹脂A1の重量平均分子量(Mw)、および計算から求めたSP値を表3に示す。
樹脂A1の調製において、ビニル基を有する有機ポリシロキサン化合物、およびビニル基を有するエーテル化合物の添加量を表3に示すように変更し、樹脂A2〜A10を得た。得られた樹脂A2〜A10の重量平均分子量(Mw)、および計算から求めたSP値を表3に示す。
10.0部の樹脂A1〜A10をそれぞれアセトン90.0部に溶解させることで、固形分濃度10.0質量%の樹脂溶液A1〜A10を調製した。
加熱乾燥した二口フラスコに、窒素を導入しながら以下の原料を仕込んだ。
・セバシン酸 128.0部
・フマル酸 2.6部
・1,6−ヘキサンジオール 78.5部
・酸化ジブチルスズ 0.1部
減圧操作により系内を窒素置換した後、180℃にて6時間撹拌を行った。その後、撹拌を続けながら減圧下にて230℃まで徐々に昇温し、さらに2時間保持した。粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させることで、重合性不飽和基を有するポリエステルを合成した。重合性不飽和基を有するポリエステルの融点は56℃、Mnは19,000、Mwは44,000であった。
市販の多官能単量体を用意して使用した。多官能単量体の構造は、下記式(V)で表され、重合度m、nの合計は、表4に示す。
撹拌装置のついたビーカーに、ドデシル硫酸ナトリウム2.0部と、イオン交換水1600.0部を投入し、25℃にて完全に溶解するまで撹拌を続け、水系媒体1を調製した。次いで、密閉容器に、以下の原料とトルエン160.0部を仕込み、70℃に加熱して完全に溶解し、単量体溶液B1を調製した。
・ビニル基を有する有機ポリシロキサン化合物X1 45.0部
・重合性不飽和基を有するポリエステル1 40.0部
・スチレン 5.0部
・メタクリル酸 10.0部
・多官能単量体1 4.0部
上記の単量体溶液B1を25℃まで降温した後、重合開始剤としてターシャリーブチルパーオキシピバレートを6.0部混合し、上記の水系媒体1に投入する。そして、高出力超音波ホモジナイザー(VCX−750)で超音波を13分間照射(1秒間欠、25℃保持)することで、上記の単量体溶液B1の乳化液を調製した。
樹脂微粒子分散液B1の調製において、重合性不飽和基を有するポリエステル、ビニル基を有する有機ポリシロキサン化合物、および多官能単量体の添加量を表5に示すように変更して、樹脂微粒子分散液B2〜B8を得た。得られた樹脂微粒子分散液B2〜B8中に含まれる樹脂微粒子の重量平均分子量(Mw)、および計算から求めたSP値を表5に示す。
加熱乾燥した二口フラスコに、窒素を導入しながら以下の原料を仕込んだ。
・ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
59.0部
・エチレングリコール 7.0部
・テレフタル酸 31.0部
・無水トリメリット酸 3.0部
・酸化ジブチルスズ 0.3部
減圧操作により系内を窒素置換した後、215℃にて5時間撹拌を行った。その後、撹拌を続けながら減圧下にて230℃まで徐々に昇温し、更に2時間保持した。粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させることで、非晶性ポリエステル1を得た。非晶性ポリエステル1のMnが2,600、Mwが9,500、Tgは69℃であった。
撹拌装置のついたビーカーに、有機溶媒としてのアセトンを128.0部、非晶性ポリエステル1を72.0部投入し、50℃に加熱して完全に溶解するまで撹拌を続け、固形分量36.0質量%の非晶性ポリエステル溶解液1を調製した。
・C.I.Pigment Blue15:3 100.0部
・アセトン 150.0部
・ガラスビーズ(1mm) 300.0部
上記材料を耐熱性のガラス容器に投入し、ペイントシェーカー(東洋精機製)にて5時間分散を行い、ナイロンメッシュにてガラスビーズを取り除き、体積平均粒径が200nm、固形分量が40.0質量%の着色剤分散液1を得た。
・ジペンタエリスリトールパルチミン酸エステルワックス 16.0部
・ワックス分散剤 8.0部
(ポリエチレン15.0部の存在下、スチレン50.0部、n−ブチルアクリレート25.0部、アクリロニトリル10.0部をグラフト共重合させた、ピーク分子量8,500の共重合体)
・アセトン 76.0部
上記を撹拌羽根突きのガラスビーカーに投入し、系内を50℃に加熱することによりワックスをアセトンに溶解させた。次いで、系内を50rpmの条件にて緩やかに撹拌しながら徐々に冷却し、3時間かけて25℃にまで冷却させ乳白色の液体を得た。この溶液を1mmのガラスビーズ20.0部とともに耐熱性の容器に投入し、ペイントシェーカーにて3時間の分散を行った後、ナイロンメッシュにてガラスビーズを取り除き、体積平均粒径が270nm、固形分量24.0質量%のワックス分散液1を得た。
<トナー粒子1の製造>
図2に示す装置において、まず、バルブV1、V2、および圧力調整バルブV3を閉じる。そして、トナー粒子を捕捉するためのフィルターと撹拌機構とを備えた耐圧の造粒タンクT1に14.4部の樹脂微粒子分散液B1を仕込み、内部温度を40℃に調整した。次に、バルブV1を開き、二酸化炭素ボンベD1からポンプP1を用いて二酸化炭素(純度99.99%)を造粒タンクT1に導入し、内部圧力が2.0MPaに到達したところでバルブV1を閉じた。
・非晶性ポリエステル溶解液1 100.0部
・樹脂A溶解液1 18.0部
・ワックス分散液1 10.0部
・着色剤分散液1 6.0部
樹脂溶液タンクT2の内容物の造粒タンクT1への導入を終えた後、さらに、2000rpmで3分間撹拌して前記樹脂溶液の液滴による分散体の形成を行った。
トナー粒子1の製造において、樹脂溶液の種類及び添加量、樹脂微粒子分散液の種類及び添加量を表6に示すように変更した以外は、トナー粒子1の製造と同様にしてトナー粒子2〜25を得た。得られたトナー粒子2〜25の物性を表6、7に示す。
トナー粒子1の100部に対し、ヘキサメチルジシラザンで処理された疎水性シリカ微粉体1.8部(個数平均一次粒子径:7nm)、ルチル型酸化チタン微粉体0.15部(個数平均一次粒子径:30nm)を三井ヘンシェルミキサ(三井三池化工機株式会社製)にて5分間乾式混合して、トナー1を得た。トナー粒子2〜25についても上記トナー粒子1と同様の操作を行い、トナー2〜25を得た。
得られたトナー1〜25を用い、以下の評価を行った。
得られたトナー1〜25、それぞれ約100gを1000mlの樹脂製カップに入れ、低温低湿の環境下(15℃、10%RH)に12時間放置した後、12時間かけて高温高湿の環境下(55℃、95%RH)に変化させた。高温高湿の環境下に12時間放置した後、12時間かけて再び低温低湿の環境(15℃、10%RH)に変化させた。以上の操作を3サイクル繰り返したトナーを取り出し、環境安定性、および耐久性の評価に用いた。ヒートサイクルのタイムチャートを図3に示す。
上記の過酷環境の長期放置したトナーに関して、低温低湿(LL)環境、および高温高湿(HH)環境における帯電量の差を、以下の方法により評価した。
トナーおよび所定のキャリア(日本画像学会標準キャリア:フェライトコアを表面処理した球形キャリアN−01)をふた付きのプラスチックボトルにそれぞれ、1.0g、19.0g入れ、温度15℃、相対湿度10%のLL環境、および、温度32.0℃、相対湿度85%のHH環境に5日放置する。
上記キャリア、上記トナーを入れたプラスチックボトルのふたを閉め、振とう機(YS−LD、(株)ヤヨイ製)で、1秒間に4往復のスピードで1分間振とうし、トナーとキャリアからなる現像剤を帯電させる。次に、図4に示す摩擦帯電量を測定する装置において摩擦帯電量を測定する。図4において、底に目開き20μmのスクリーン3のある金属製の測定容器2に、現像剤0.5g以上1.5g以下を入れ、金属製のフタ4をする。この時の測定容器2全体の質量を精秤し、W1(g)とする。次に吸引機1(測定容器2と接する部分は少なくとも絶縁体)において、吸引口7から吸引し風量調節弁6を調整して真空計5の圧力を2.5kPaとする。この状態で2分間吸引を行い、トナーを吸引除去する。この時の電位計9の電位をV(V)とする。ここで、8はコンデンサーであり容量をC(mF)とする。また、吸引後の測定容器全体の質量を精秤し、W2(g)とする。この試料の摩擦帯電量Q(mC/kg)を下記式から算出する。
試料の摩擦帯電量Q(mC/kg)=C×V/(W1−W2)
LL環境に放置して、振とうした直後の試料の摩擦帯電量をQl(mC/kg)、HH環境に放置して、振とうした直後の試料の摩擦帯電量をQh(mC/kg)とした時、Qh/Qlを初期の環境安定性の指標とした。さらに、後述する耐久性の評価で使用したプリンターLBP9200Cにて画像を20,000枚出力した後、カートリッジから抜き取ったトナーにおいても、同様の評価を行い、20000枚通紙時の環境安定性を評価した。評価結果を表8に示す。尚、本発明においてはCランクまでを良好な環境安定性と判断した。
A:Qh/Qlが、0.95以上
B:Qh/Qlが、0.90以上0.95未満
C:Qh/Qlが、0.85以上0.90未満
D:Qh/Qlが、0.85未満
市販のキヤノン製プリンターLBP9200Cを使用し、耐久性の評価を行った。LBP9200Cは、一成分接触現像を採用しており、トナー規制部材によって現像剤担持体上のトナー量を規制している。評価用カートリッジは、市販のカートリッジ中に入っているトナーを抜き取り、エアーブローにて内部を清掃した後、上記トナー1〜25を260g充填したものを使用した。上記カートリッジを、シアンステーションに装着し、その他にはダミーカートリッジを装着することで評価を実施した。
A:20,000枚でも現像スジの発生なし
B:18,500枚より大きく20,000枚以下で現像スジが発生
C:17,000枚より大きく18,500枚以下で現像スジが発生
D:15,000枚より大きく17,000枚以下で現像スジが発生
E:15,000枚以下で現像スジが発生
低温定着性の評価には、上記の過酷環境の長期放置を行わずに、トナー1〜25を用いた。上記トナー1〜25を8.0部と上記キャリア92.0部を混合してなる二成分現像剤1〜25を調製した。評価には上記二成分現像剤1〜25、カラーレーザー複写機CLC5000(キヤノン社製)を改良した評価機を用いた。CLC5000紙上のトナー載り量を1.2mg/cm2になるように上記複写機の現像コントラストを調整し、単色モードで、先端余白5mm、幅100mm、長さ280mmの、「べた」の未定着画像を常温常湿度環境下(23℃、60%RH)で作成した。紙は、厚紙A4用紙(「プローバーボンド紙」:105g/m2、フォックスリバー社製)を用いた。
(式):ΔD(%)=(摺擦前の画像濃度−摺擦後の画像濃度)/摺擦前の画像濃度×100
尚、画像濃度はカラー反射濃度計(Color reflection densitometer X−Rite 404A:製造元 X−Rite社製)で測定した。本発明においてはCランクまでを良好な低温定着性と判断した。
A:定着開始温度が100℃以下
B:定着開始温度が110℃
C:定着開始温度が120℃
D:定着開始温度が130℃以上
T2 樹脂溶液タンク
T3 溶媒回収タンク
D1 二酸化炭素ボンベ
P1、P2 ポンプ
V1、V2 バルブ
V3 圧力調整バルブ
Claims (9)
- 結着樹脂、着色剤、ワックス、および有機ポリシロキサン構造を有する樹脂Aを含有するトナー粒子を有するトナーであって、
前記トナー粒子の、X線光電子分光分析(ESCA)により測定されるSi原子の量(atomic%)が4.5以上10.0以下であり、
透過型電子顕微鏡で観察されるトナー粒子の断面についてエネルギー分散型X線分光器(EDS)を用いた分析において、
前記トナー粒子の断面の輪郭から、前記トナー粒子の粒径に対して10.0%の距離までの表層領域Rにおける、前記有機ポリシロキサン構造に由来するSi原子の含有割合が、前記トナー粒子中に含まれるSi原子の全量に対して90.0%以上であり、
前記表層領域Rにおける前記輪郭と前記断面の中心とを結ぶ直線のライン分析において、
前記トナー粒子におけるSi原子の強度カウントが下記式(1)を満たすことを特徴とするトナー。
Si0>Si1>Si2>Si3≧0 (1)
(式(1)中、
Si0は、前記直線と前記輪郭との交点P0におけるSi原子の強度カウントを示し、
Si3は、前記直線と前記表層領域Rの境界線との交点P3におけるSi原子の強度カウントを示し、
線分P0P3を3等分する点を交点P0に近い方から、P1、P2としたとき、
Si1は、前記交点P1におけるSi原子の強度カウントを示し、
Si2は、前記交点P2におけるSi原子の強度カウントを示す。) - 前記トナー粒子における前記樹脂Aの含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下である請求項1または2に記載のトナー。
- 前記トナー粒子は、有機ポリシロキサン構造を有する樹脂Bを含有する樹脂微粒子に由来する表層を有し、
前記樹脂Aの溶解度パラメータ(SP値)をSP(A)、前記樹脂BのSP値をSP(B)、前記結着樹脂のSP値をSP(C)としたとき、
SP(A)、SP(B)、SP(C)が下記式(2)および(3)を満たす請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー。
SP(B)<SP(A)<SP(C)・・・(2)
1.0≦SP(C)−SP(A)≦4.0・・・(3) - 前記トナー粒子における前記樹脂Bの含有量が、1.0質量%以上10.0質量%以下である請求項4または5に記載のトナー。
- 結着樹脂、着色剤、ワックス、および有機ポリシロキサン構造を有する樹脂Aを含有するトナー粒子を有するトナーの製造方法であって、
a)前記結着樹脂、前記着色剤、前記ワックス、前記有機ポリシロキサン構造を有する樹脂A、および有機溶媒を含有する樹脂溶液を調製する工程、
b)前記樹脂溶液と有機ポリシロキサン構造を有する樹脂Bを含有する樹脂微粒子と二酸化炭素とを混合し、前記樹脂Bを含有する樹脂で表面を覆われた前記樹脂溶液の液滴を形成する工程、および
c)前記液滴に含まれる前記有機溶媒を除去して、前記樹脂Bを含有する表層を有するトナー粒子を得る工程、
を有し、
前記トナー粒子の、X線光電子分光分析(ESCA)により測定されるSi原子の量(atomic%)が4.5以上10.0以下であり、
透過型電子顕微鏡で観察されるトナー粒子の断面についてエネルギー分散型X線分光器
(EDS)を用いた分析において、
前記トナー粒子の断面の輪郭から、前記トナー粒子の粒径に対して10.0%の距離までの表層領域Rにおける、前記有機ポリシロキサン構造に由来するSi原子の含有割合が、前記トナー粒子中に含まれるSi原子の全量に対して90.0%以上であり、
前記表層領域Rにおける前記輪郭と前記断面の中心とを結ぶ直線のライン分析において、
前記トナー粒子におけるSi原子の強度カウントが下記式(1)を満たすことを特徴とするトナーの製造方法。
Si0>Si1>Si2>Si3≧0 (1)
(式(1)中、
Si0は、前記直線と前記輪郭との交点P0におけるSi原子の強度カウントを示し、
Si3は、前記直線と前記表層領域Rの境界線との交点P3におけるSi原子の強度カウ
ントを示し、
線分P0P3を3等分する点を交点P0に近い方から、P1、P2としたとき、
Si1は、前記交点P1におけるSi原子の強度カウントを示し、
Si2は、前記交点P2におけるSi原子の強度カウントを示す。) - 前記樹脂Aは、前記工程a)における前記有機溶媒に対する可溶成分が90.0質量%以上であり、
前記樹脂Bは、前記工程a)における前記有機溶媒に対する可溶成分が30.0質量%以下である
請求項7に記載のトナーの製造方法。 - 前記工程a)における前記有機溶媒が、トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、アセトンおよび2−フェニルエタノールからなる群より選択される請求項7または8に記載のトナーの製造方法。
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