JP6807735B2 - 切目入ソーセージの製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は加熱調理後に蛸型のウインナーである所謂タコウインナーとなる切目入ソーセージを効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能な切目入ソーセージ製造装置に関する。
ソーセージ等の食肉加工品は、切れ目を入れて加熱すると、収縮率の不均一さから変形を起こすことが知られており、一般家庭では、ウインナーソーセージに深い切れ目を入れて、蛸のイメージのある形状を作ることがなされており、タコウインナーや、タコさんウインナーと称されている。
従来、加熱調理後に脚部の先端側が展開して蛸型となる所謂タコウインナー(以下、「タコウインナー」)の加熱調理前の状態である切目入ソーセージの製造装置としては、特許文献1に示すように1又は2以上の回転刃とギアを同軸上に配置しギア駆動により回転する回転軸と、該ギアと対を成すラックと、該回転軸をルーロンを介して一体化する移動枠と、該移動枠に固着したシリンダと、製品を固定する固定台よりなる食肉加工品への切れ目入れ装置が知られている。
また、特許文献2に示すように、複数本のソーセージを立設状態に保持することができる、幅方向に複数の収容穴を有するブロックを搬送するブロックコンベアと、カッティングステーションの所定位置に配設されている、ソーセージの下部を切断して切目を入れる複数のカッターと、前記ブロッ
クコンベア上のピックアップステーションの所定位置で、ソーセージを上方から挟持して、前記カッティングステーションまで移送し、カッティングステーションで挟持したソーセージの下部を複数回所定の角度で切断して複数本の切目を入れることができるように、カッティングステーション内でソーセージを回転するロボットとを備え、ピックアップステーションの所定位置とカッティングステーションの所定位置とが対応した位置関係とする切目入ソーセージの製造装置が知られている。
特公平6−22468号公報 特開2007−21673号公報
この場合、特許文献1及び特許文献2においては、何れも回転刃によりソーセージに切目を形成している。即ち、タコウインナーの蛸の脚部を形成するには、脚部が2本では蛸のイメージからほど遠いため、ソーセージの角度を変更しながら回転刃によりソーセージに3回程度切目を入れて蛸の脚部を形成している。例えば、3回角度を変えて切目をソーセージに入れれば、6本の脚部が形成される。
そのため、タコウインナーの蛸の脚部を形成するためには、ソーセージの角度を変えつつ3回程、切目を形成する必要があり、さらなる効率化を図り、タコウインナーの大量生産を迅速に行うことが求められている。
そこで本発明は、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージを効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能な切目入ソーセージ製造装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明の切目入ソーセージの製造装置は、加熱することによって脚部の先端側が展開して蛸型となる切目入ソーセージの製造装置であって、所望する前記脚部の本数に応じて設けられ、かつ、軸中心から径方向に放射状に配される細長のブレードと、当該ブレードの長手方向の一端側において当該ブレードを固定する支持部とを有するカッターと、収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制するガイドホルダとを備え、当該ガイドホルダは、内部に収納された前記ソーセージの他端側に開口部を有し、当該開口部を介して前記ガイドホルダ内に前記ブレードを進入させて前記切目入ソーセージを製造することを特徴とする。
また、本発明の前記ブレードは偶数枚設けられ、各々の前記ブレードは短手方向の一端を介して隣り合う他の一の前記ブレードの短手方向の一端と一体に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の前記ブレードは、隣り合う他の一の前記ブレードと屈曲部を介して一体に構成されてブレードユニットをなし、当該ブレードユニットは、他の当該ブレードユニットと前記屈曲部の外側を介して互いに隣接することを特徴とする。
また、本発明の前記カッターは、さらに当該カッターに刺さった状態のソーセージを取り外すための取外しプレートを備え、当該取外しプレートは、主面に前記ブレードの形状に応じて形成され、当該ブレードが挿通されて摺動可能なスリットを備え、前記ブレードの先端側は、前記スリットを介して、前記取外しプレートの主面から出入り可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の前記ガイドホルダは、一端側の開口部である進入口から前記ソーセージを収納し、他端側の前記開口部である排出口から前記ソーセージを排出可能であって、前記切目入ソーセージの製造装置は、さらに前記ソーセージの前記一端側から当該ソーセージを押して移動させるプッシャーを備え、当該プッシャーは、前記進入口の手前に位置する前記ソーセージの前記一端側から当該ソーセージを押して前記ガイドホルダ内に収納し、そのまま停止することにより、前記ソーセージが当該ソーセージの前記一端側に移動することを規制することが可能であることを特徴とする。
また、本発明の前記ガイドホルダは、内部に収納された前記ソーセージの径方向において対向する一対のホールド部により構成され、各々のホールド部は互いの相対距離を可変可能であって、前記ソーセージの前記側面を挟持可能であることを特徴とする。
また、本発明の前記ガイドホルダは、内部に収納された前記ソーセージの径方向において対向する一対のホールド部により構成され、前記プッシャーは、前記一対のホールド部間の間隙を介して無端ベルトに連結されて前記進入口から前記ガイドホルダ内に進入し、前記排出口から退避可能に動作して、再び前記ガイドホルダ内に前記進入口から進入可能であることを特徴とする。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置は、前記開口部を介して前記ガイドホルダ内に前記ブレードを前記取外しプレートが前記支持部側に位置した状態のまま前記カッターの前記ブレードを進入させて前記切目入ソーセージを製造し、その後、前記カッターが、後退して前記切目入ソーセージを突き刺した状態のまま前記ガイドホルダ内から退避し、その後、前記取外しプレートを前記ブレードの先端側に移動させて、前記切目入ソーセージを前記カッターから取り外すことを特徴とする。
本発明の、切目入ソーセージ製造装置によれば、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージを効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能となる。
即ち、本発明の切目入ソーセージの製造装置によれば、所望するタコウインナーの脚部の本数に応じて設けられ、かつ、軸中心から径方向に放射状に配される細長のブレードにより、一括してタコウインナーとなる切目入ソーセージを形成可能であり、効率よく大量、かつ、迅速な切目入ソーセージの製造が可能となる。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置のカッターのブレードは偶数枚設けられ、各々のブレードは短手方向の一端を介して隣り合う他の一のブレードの短手方向の一端と一体に構成されているため、各ブレードの強度が高く、切目入ソーセージの大量生産を行っても、ブレード等の破損を防止可能である。
さらに、本発明のブレードは、隣り合う他の一のブレードと屈曲部を介して一体に構成されてブレードユニットをなし、ブレードユニットは、他のブレードユニットと屈曲部を介して互いに隣接することから、より各ブレードの強度を高め、切目入ソーセージの大量生産を行っても、ブレード等の破損を防止可能である。また、ブレードユニットが屈曲部を介して互いに隣接していない場合には、タコウインナーの脚部が綺麗に形成されず、脚部が千切れてしまうことがあるものの、隣接させることにより、この点を防止可能である。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置のカッターは、さらに当該カッターに刺さった状態のソーセージを取り外すための取外しプレートを備えることから、カッターに切目入ソーセージが突き刺さった状態から、タコウインナーとなる切目入ソーセージの脚部が千切れてしまうことなく、切目入ソーセージをカッターから取り外すことが可能である。
即ち、取外しプレートが、カッターに刺さった状態の切目入ソーセージの他端側の脚部に当接して、脚部を押して、切目入ソーセージをカッターから取り外すため、ソーセージを挟持してカッターを引き抜くように取り外す場合に比して、切目入ソーセージの脚部が千切れてしまうことが防止される。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置は、カッターと、収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制するガイドホルダとを備えることにより、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージを効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能である。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置は、カッターと、収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制するガイドホルダとを備え、開口部を介してガイドホルダ内にカッターを取外しプレートが支持部側に位置した状態のまま進入させて切目入ソーセージを製造し、その後、カッターが、後退して切目入ソーセージを突き刺した状態のままガイドホルダ内から退避し、その後、取外しプレートをブレードの先端側に移動させて、切目入ソーセージをカッターから取り外すことにより、タコウインナーの脚部が千切れてしまうことなく、切目入ソーセージをカッターから取り外すことが可能であり、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージを効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能である。
本発明の切目入ソーセージの製造装置の実施形態に係る構成を示す斜視図である。 図1に示す切目入ソーセージ製造用カッターを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は、(a)中のD2方向からみた正面図である。 図2のカッターに取外しプレートを装着した状態の斜視図であり、取外しプレートが支持部側に位置する状態を示す図である。 図3のカッター及び取外しプレートについて、取外しプレートがブレードの先端側に位置する状態を示す図である。 図1に示すガイドホルダ及び収納待機部を示す展開図である。 図1に示すガイドホルダをD1方向から見た背面図である。 図1に示すプッシャーの斜視図である。 図1に示すプッシャーの移動経路をガイドホルダの側面から見た図である。 図1に示す切目入ソーセージの製造装置について、ソーセージが収納待機部に位置する状態を示す斜視図(カッターは省略)である。 図9の次の状態としてプッシャーがソーセージの一端側に移動した状態を示す斜視図(カッターは省略)である。 図10の次の状態としてプッシャーによりソーセージがガイドホルダ内に収納された状態を示す斜視図である。 図11の次の状態としてカッターがガイドホルダ内に進入して切目入ソーセージを製造する状態を示す斜視図である。 図12の次の状態としてカッターがガイドホルダ内から退避した状態を示す斜視図である。 図13の次の状態としてカッターに装着された取外しプレートをブレード先端側に移動して切目入ソーセージをカッターから取外した状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明による切目入ソーセージ製造装置を実施するための形態について説明する。
本発明の切目入ソーセージ製造装置は加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージを効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能とするものである。尚、本発明におけるソーセージとは、ウインナーソーセージや、フランクフルトを含む概念である。
[切目入ソーセージの製造装置の概要]
本発明の切目入ソーセージの製造装置の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明の切目入ソーセージの製造装置の実施形態に係る構成を示す斜視図である。
切目入ソーセージの製造装置1は大きく、切目入ソーセージ製造用カッター10(以下、「カッター」という。)、ガイドホルダ20、収納待機部28、プッシャー30から構成されている。
カッター10は、ソーセージに切目を入れるブレードを備えて、ソーセージの端部側から軸方向に沿ってブレードを進入させて切目を入れて加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージの脚部を形成するものであり、ブレードに突き刺さった状態のソーセージを取り外すための取外しプレート18を備えている。
ガイドホルダ20は、進入口23から内部にソーセージを収納し、収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制し、ソーセージの排出口(図6の25)から内部にカッター10が進入してソーセージに切目を入れるものであり、カッター10のガイドホルダ20内への進入にあたり、ソーセージが移動してしまい、うまく切目が入らないことを防止するものである。
収納待機部28は、ガイドホルダ20の手前(前工程側)に配され、ガイドホルダ20に収納させるソーセージを位置させて待機させる場所となっている。
プッシャー30は、収納待機部28に位置するソーセージを押して、ガイドホルダ20の進入口23から収納部に進入し、かつ、ソーセージが進入口23側に移動することを規制して、カッター10によりソーセージに切目を入れる動作を補助する。また、ソーセージに切目が形成されて収納部から排出された後は、ガイドホルダ20の排出口(図6の25)を介してガイドホルダ内から退避し、ガイドホルダ20の上側を経由して再び収納待機部28に位置するソーセージをガイドホルダ20内に押すことを可能とするものである。
[各部の構成及び作用]
以下、各部の構成及び作用について説明する。
[カッター]
カッターの構成及び作用について図1に加え、図2乃至図4を用いて説明する。図2は、図1に示す切目入ソーセージ製造用カッターを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は、(a)中のD2方向からみた正面図である。図3は、図2のカッターに取外しプレートを装着した状態の斜視図であり、取外しプレートが支持部側に位置する状態を示す図である。図4は図3のカッター及び取外しプレートについて、取外しプレートがブレードの先端側に位置する状態を示す図である。
カッター10は、前述のように、ソーセージに切目を入れるブレード11を備えて、ソーセージの端部側から軸方向に沿ってブレード11を進入させて切目を入れてタコウインナーとなる切目入ソーセージの脚部を形成するものであり、さらにブレード11に突き刺さった状態のソーセージを取り外す、取外しプレート18を備えている。
図2に示すように、カッター10は、所望するタコウインナーの脚部の本数に応じて細長矩形状、かつ、薄刃状のブレード11が設けられている。各々のブレード11の短手方向の長さは、切目を入れるソーセージの半径以上の長さを有し、長手方向の長さは、ソーセージ内にブレード11を進入させたい距離以上が確保される。
また、カッター10の軸中心からブレード11が径方向に放射状に等間隔で配されて、各ブレード11は、その長手方向の一端側、即ち、先端部11aの反対側において六角柱のブロック状の支持部15に固定されている。
本実施の形態では、タコウインナーの脚部を6本形成するべく6枚のブレード11が、径方向に等間隔で放射状に配されて支持部15に固定されている。例えば、8本の脚部を形成したい場合は、8枚のブレードを等間隔で放射状に配することとなる。
支持部15は、六角柱の6面(6側面)以外の2面の一方に、各ブレード11が固定される位置に対応して設けられたスリット15aが形成されており、スリット15aに各ブレード11が挟持され固定されている。尚、変形例としてブレード11の位置調整等が可能なように適宜、螺子止めによる位置調整機構等をさらに設けることが可能である点は言うまでもない。
また、図3及び図4に示すように、ブレード11は、支持部15に固定され、支持部15は、ブレード11が固定された側と反対側において、横長矩形状でかつ板状の連結板16にさらに固定されている。連結板には複数のカッター10が固定されて、切目入ソーセージの大量生産を可能としている。本実施の形態においては6つのカッター10が連結板16の主面に固定されている。
カッター10が固定された連結板16の主面の反対側においては、ピストンロッド17が連結されており、カッター10は、ピストンロッド17の稼働により、カッター10の軸方向に前進及び後退可能に構成されている。
また、図2に示すように、ブレード11は偶数枚設けられ、各々のブレード11は短手方向の一端を介して隣り合う他の一のブレード11の短手方向の一端と屈曲部12aを介して一体に構成されて「く」の字状のブレードユニット12が構成されている。これにより、各ブレード11の強度を高めて耐久性を向上させるものである。
図2(b)に示すように、ブレードユニット12は、他のブレードユニット12と各々の屈曲部12aの外側が互いに隣接するように配されている。図2(b)本実施の形態においては、6つのブレード11からなる3つのブレードユニット12が各々の屈曲部12aの外側を介して隣接するように配されている。
この隣接により、各ブレード11の強度をより高めて耐久性を向上させるとともに、隣接していない場合は、タコウインナーとなる切目入ソーセージの脚部が綺麗に形成されず、脚部が千切れてしまうことがある点を考慮したものである。
図3及び図4に示すように、カッター10は、前述のように、さらにカッター10に刺さった状態のソーセージを取り外すための取外しプレートを備えている。
取外しプレート18は、横長矩形状でかつ板状に構成されている。また、取外しプレート18は、主面18aにおいて、主面18aを貫通するスリット18bが形成されている。スリット18bは、ブレード11の形状に応じた位置にブレード11の形状に対応して形成され、ブレード11が挿通されて摺動可能となっている。そのため、ブレード11の先端11a側は、スリット18bを介して、取外しプレート18の主面18aから出入り可能に構成されている。
また、取外しプレート18は、主面18aの反対側において、ピストンロッド19が連結されており、ピストンロッド19の稼働により、カッター10の軸方向に前進及び後退可能に構成されて、ブレード11の先端11a側が取外しプレート18に対して出入り可能となっている。
図3は、取外しプレート18がカッター10の支持部15側に位置する状態であり、図4は取外しプレート18がブレード11の先端11a側に位置する状態となっており、この状態となることにより、ブレード11に突き刺さった状態のソーセージがブレード11から取り外されることとなる(図14参照)。
取外しプレート18が、カッター10のブレード11に刺さった状態の切目入ソーセージの他端側の脚部に当接して、脚部を押して、切目入ソーセージをカッター10から取り外すため、ソーセージを挟持してカッター10を引き抜くように取り外す場合に比して、切目入ソーセージの脚部が千切れてしまうことが防止されるものである。
[ガイドホルダ]
ガイドホルダの構成及び作用について図1に加え、図5及び図6を用いて説明する。図5は、図1に示すガイドホルダ及び収納待機部を示す展開図である。図6は、図1に示すガイドホルダをD1方向から見た背面図である。
ガイドホルダ20は、収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制するものであり、前述のように、進入口23から内部の収納部にソーセージを収納し、収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制し、ソーセージの排出口25(図6)から内部にカッター10のブレード11が進入してソーセージに切目を入れるものであり、カッター10のガイドホルダ20内への進入にあたり、ソーセージが移動してしまい、うまく切目が入らないことを防止するものである。
図5に示すように、ガイドホルダ20は、上下一対の平板状の上側ホールド部21と、同様に平板状の下側ホールド部22とによって構成されており、本実施の形態では両者ともに同じ構成となっており、この上側ホールド部21と下側ホールド部22とで切目を入れるソーセージを収納する収納部27を創出するものである。
平板状の上側ホールド21及び下側ホールド部22は、ソーセージを収納する主面側にカッター10の個数及び位置に応じた溝部からなるホールド面21a,22aを各々備えている。ホールド面21a,22aの溝の形状及び位置は、上側ホールド21と下側ホールド部22とで同じ位置に対向するように配されて、収納されるソーセージと相補的な形状となるように、断面円弧状の溝部となっている。この対向するホールド面21a,22aによって創出される空間がソーセージの収納部27(図1,図6)となり、収納部27の直径は、切目入れるに際し、ソーセージの移動を防止して綺麗な脚部を形成するべく、ソーセージ5の直径よりも少しだけ大きく構成されることとなる。本実施の形態では6つのカッター10に対応して、収納部27は6つ存在することとなる。
このホールド面21a,22aによって構成される溝部は、上側ホールド21及び下側ホールド部22の主面を横断するように構成され、収納待機部28側の溝部21a,22aによってソーセージの進入口23が開口部状にガイドホルダ20の一端側に形成され、カッター10側の溝部a,22aによってソーセージの排出口25が開口部状にガイドホルダ20の他端側に形成される。
そのため、ソーセージは、ガイドホルダ20に対して、収納待機部28側の開口部である進入口23からガイドホルダ20内部の収納部27へと収納され、カッター10側の開口部である排出口25からガイドホルダ20がへと排出される。
また、上側ホールド21及び下側ホールド部22は、図1及び図6に示すように、互いが接することなく所定距離の間隙26を介して対向している。ガイドホルダ2とプッシャー30の抵触を防止して、プッシャー30をガイドホルダ20内に導くためである。
また、上側ホールド21及び下側ホールド部22は、カッター10が配される側のホールド面21a,22aから、ガイドホルダ20内に進入するブレード11の位置及び形状に応じてスリットが21b,22bが形成されている。
図6に示すように、ソーセージの排出口25を中心として放射状にスリット21b,22bが形成されて、上側ホールド21及び下側ホールド部22を貫通している。これにより、ブレード11と、上側ホールド21及び下側ホールド部22との抵触が帽子され、カッター10のブレード11をガイドホルダ20の収納部27に導くことが可能となる。
尚、図6においては、ブレード11が6枚の本実施の形態に対応して、各排出口25からスリット21b,22bが、上右斜め、上左斜め、下右斜め、下左斜めに形成されており、横方向のブレード11は、間隙26の位置に進入するため、スリットを設けずともガイドホルダ20に抵触しない。
尚、ガイドホルダ20は、内部に収納されたソーセージの径方向において対向する一対のホールド部である上側ホールド21及び下側ホールド部22の互いの相対距離を可変可能として、カッター10のブレード11によるソーセージに切目を入れるタイミングにおいては、ソーセージを完全に挟み込んで挟持するような構成とすることも可能である。例えば、下側ホールド部22をシリンダに連結して、上側ホールド部21との相対距離を変更可能として、ソーセージに切目を入れるタイミングにおいては、ソーセージを完全に挟み込んで挟持するような構成とすることも可能である。
[収納待機部]
収納待機部の構成及び作用について図5を用いて説明する。収納待機部28は、前述のように、ガイドホルダ20の手前(前工程側)に隣接するように配され、ガイドホルダ20に収納させるソーセージを位置させて待機させる場所となっている。
収納待機部28は、平板状に構成されて、ガイドホルダ20内に開口部たる進入口23からソーセージを進入させて収納するべく、ソーセージが整列可能なように溝部としての載置面28aが進入口23の位置及び形状に応じて形成されている。載置面28aは、進入口23へスムーズにソーセージを導くため、進入口23を形成する下側ホールド部22の溝部であるホールド面22aと段差のない形状となることが好ましい。
この収納待機部28、ガイドホルダ20内に進入口23を通じてソーセージを収納可能であれば、その形状等に限定されるものではなく、収納待機部28へのソーセージの整列も、各種方法が想定される。
即ち、例えば、図示しない振動フィーダー等によってソーセージを搬送し、その後、図示しない整列コンベアにより、ソーセージを複数整列させて、図示しない載置面28aの下部に設けた無端ベルトによってガイドホルダ20の進入口23の手前に複数のソーセージを同時に整列させることも可能である。
また、ロボットアームにより、ソーセージを複数、ガイドホルダ20の進入口23の手前に整列させることも可能である。
[プッシャー]
プッシャーの構成及び作用について図1に加え、図7及び図8を用いて説明する。図7は、図1に示すプッシャーの斜視図である。図8は、図1に示すプッシャーの移動経路をガイドホルダの側面から見た図である。
プッシャー30は、前述のように収納待機部28に配されたソーセージを押して、ガイドホルダ20の進入口23から収納部27に進入し、かつ、その後、一端停止し、ソーセージが進入口23側に移動することを規制して、カッター10によりソーセージに切目を入れる動作を補助する。
また、ソーセージに切目が形成されて収納部27から排出された後は、ガイドホルダ20の排出口25を介してガイドホルダ内から退避し、ガイドホルダ20の上側を経由して再び収納待機部28に位置するソーセージをガイドホルダ20内に押すことを可能とするものである。
プッシャー30は、ソーセージの一端側からソーセージを押して移動させるべく、図7に示すように、ガイドホルダ20の間隙26及び、対向する溝部21a,22aによって創出される収納部27と相補的な形状となっており、ソーセージの径方向断面形状に対応して、ソーセージを押す押片部31が円板状に構成され、複数(本実施の形態では6つ)の押片部31が細長の連結部32により連結されている。
連結部32は押片部31間を連結するのみではなく、左右外側の押片部31にも連結されて、さらにプッシャー30の両脇に設置された無端ベルト(図8の33)に連結されている。図8に無端ベルト33の配された位置を示すに、プッシャー30は、図示しないプーリーに巻き回された無端ベルト33に沿って矢印の方向に移動可能である。
即ち、プッシャー30は、一対の上側ホールド21及び下側ホールド部22間の間隙26を介して無端ベルト33に連結されてガイドホルダ20の進入口23からガイドホルダ20内に進入し、排出口25から退避可能に動作し、上側ホールド部21の上方を経由し、再びガイドホルダ20内に進入口23から進入可能である
また、プッシャー30は、進入口23の手前の収納待機部20に載置されたソーセージの一端側(前工程側)からソーセージを押してガイドホルダ20内の収納部27に収納し、そのまま停止することにより、ソーセージに切目を入れるに際し、ブレード11のソーセージへの抵触により、ソーセージが前工程側に移動してしまうことを規制することが可能である。
[切目入ソーセージの製造装置の作用]
本発明の切目入ソーセージの製造装置の作用に図1及び図8に加えて、図9乃至図14を用いて説明する。図9は、図1に示す切目入ソーセージの製造装置について、ソーセージが収納待機部に位置する状態を示す斜視図(カッターは省略)である。図10は、図9の次の状態としてプッシャーがソーセージの一端側に移動した状態を示す斜視図(カッターは省略)である。図11は、図10の次の状態としてプッシャーによりソーセージがガイドホルダ内に収納された状態を示す斜視図である。図12は、図11の次の状態としてカッターがガイドホルダ内に進入して切目入ソーセージを製造する状態を示す斜視図である。図13は、図12の次の状態としてカッターがガイドホルダ内から退避した状態を示す斜視図である。図14は、図13の次の状態としてカッターに装着された取外しプレートをブレード先端側に移動して切目入ソーセージをカッターから取外した状態を示す斜視図である。
図9に示すように、まず、収納待機部28の溝部たる載置面28aにソーセージ5を位置させる。即ち、何れも図示しない振動フィーダー、整列コンベア及び載置面28aの下部に設けた無端ベルトや、又は、図示しないロボットアームにより、ソーセージ5を収納待機部28の載置面28a上に整列させる。これにより、ソーセージ5をガイドホルダ20の進入口23から収納部27へと進入させる準備が整う。
次に、図8の無端ベルト33を矢印の方向に回転して、図10に示すように、プッシャー30の押片部31をソーセージ5の一端5a側(前工程側)に接触させ、そのままソーセージ5を溝部たる載置面28aに沿って前進させて、図11に示すように、ソーセージ5及びプッシャー30をガイドホルダ20内の収納部27に収納する。
次に、図11に示すように、取外しプレート18が、カッター10の支持部15側に位置する状態として、ブレード11の先端11a側を取外しプレート18のスリット18bから出た状態(露出状態)で、図12に示すように、カッター10ガイドホルダ20側に前進させて、ブレード11の先端側11aからソーセージ5の他端5b側からブレード11を突き刺して、ソーセージ5に切目を入れる。
この切目を入れる際、プッシャー30は、ガイドホルダ20の進入口23から収納部27に進入し、その後、一端停止しているため、ソーセージが進入口23側に移動することを規制して、カッター10によりソーセージに切目を入れる動作を補助する。また、同様に、上側ホールド21及び下側ホールド部22の溝部からなるホールド面21a,22aによって、ソーセージ5が側面5c側(図8に示す)、即ち、ソーセージ5の径方向に移動してしまうことが規制される。
その後、図13に示すように、カッター10はブレード11にソーセージ5が突き刺さった状態のまま、ガイドホルダ20の収納部27から退避して、ソーセージ5をガイドホルダ20から取り出す。即ち、ガイドホルダ20に対して収納待機部28が位置する方向とは反対方向に移動して、ソーセージ5をブレード11が突き刺した状態のままガイドホルダ20から取り出す。ソーセージ5の切目が入った内部の加工肉の切断面とブレード11の摩擦力によりそのまま、ブレード11にソーセージ5が突き刺さった状態のままカッター10がガイドホルダ20内から退避するものである。
その後、図14に示すように、ガイドホルダ20内から既に退避したカッター10について、取外しプレート18をブレード11の先端11a側に移動させて、ソーセージ5をブレード11から取り外す。この際、ブレード11から取り外されたソーセージは、切目7aが入り、切目7aの間に脚部7bが形成されて切目入ソーセージ7となっている。
この場合、取外しプレート18が、カッター10のブレード11に刺さった状態の切目入ソーセージ7の他端側の脚部7bに当接して、脚部7bを押して、切目入ソーセージ7をカッター10のブレード11から取り外すため、切目入ソーセージ7を挟持してカッター10を引き抜くように取り外す場合に比して、切目入ソーセージ7の脚部7bが千切れてしまうことが防止される。
ブレード11から取り外された切目入ソーセージ7は、支持する媒体がないため、図14のD3に示すように下方に落下し、回収されて、次工程へと移行する。
次に、図1に示すように、カッター10について、取外しプレート18を、支持部15側に移動させて、ブレード11の先端11a側を取外しプレート18のスリット18bから露出した状態としておく。
また、必要に応じて、無端ベルト33を図8の矢印方向に回転させてプッシャー30をガイドホルダ20内から退避させて、図1のように、次のソーセージ5のガイドホルダ20内への搬入に備える位置へと移動する。尚、プッシャー30は、図1の位置へと移動することなく、ソーセージ5が収納待機部28上に整列していれば、図14のガイドホルダ20内のプッシャー30の位置からそのまま、図10の収納待機部28上のソーセージ5の一端5a側に接触する位置まで一気に移動させることも当然可能である。
尚、ガイドホルダ20は、前述のように、上側ホールド21及び下側ホールド部22の互いの相対距離を可変可能として、図12のカッター10のブレード11によるソーセージに切目を入れるタイミングにおいて、ソーセージを完全に挟み込んで挟持することも可能である。
また、このように、図12のカッター10のブレード11によるソーセージに切目を入れるタイミングにおいて、ソーセージを完全に挟み込んで挟持する場合は、この挟持状態において、カッター10をガイドホルダ20から退避させることにより、ブレード11にソーセージを突き刺したままではなく、上側ホールド21及び下側ホールド部22によりしっかりとソーセージが挟持されているため、ソーセージをガイドホルダ20内に残したまま、ブレード11から取外しながらカッター10が後退することができる。この場合は、その後、プッシャー30を前進させてソーセージをガイドホルダ20内から排出することとなる。
[切目入ソーセージ製造装置の効果]
従って、これまでに説明した本発明の切目入ソーセージ製造装置1によれば、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージ7を効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能となる。
即ち、本発明の切目入ソーセージの製造装置1によれば、所望するタコウインナーの脚部の本数に応じて設けられ、かつ、軸中心から径方向に放射状に配される細長のブレード11により、一括してタコウインナーとなる切目入ソーセージ7を形成可能であり、効率よく大量、かつ、迅速な切目入ソーセージ7の製造が可能となる。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置1のカッター10のブレード11は偶数枚設けられ、各々のブレード11は短手方向の一端を介して隣り合う他の一のブレード11の短手方向の一端と一体に構成されているため、各ブレード11の強度が高く、切目入ソーセージ7の大量生産を行っても、ブレード11の破損を防止可能である。
さらに、本発明のブレード11は、隣り合う他の一のブレード11と屈曲部12aを介して一体に構成されてブレードユニット12をなし、ブレードユニット12は、他のブレードユニット12と屈曲部12aを介して互いに隣接することから、より各ブレード1の強度を高め、切目入ソーセージ7の大量生産を行っても、ブレード11の破損を防止可能である。また、ブレードユニット12が屈曲部12aを介して互いに隣接していない場合には、タコウインナーとなる切目入ソーセージ7の脚部7bが綺麗に形成されず、脚部が千切れてしまうことがあるものの、隣接させることにより、この点を防止可能である。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置1のカッター10は、さらにカッター10に刺さった状態のソーセージ5を取り外すための取外しプレート18を備えることから、カッター10のブレード11に切目入ソーセージ7が突き刺さった状態から、タコウインナーとなる切目入ソーセージ7の脚部7bが千切れてしまうことなく、切目入ソーセージ7をカッター10のブレード11から取り外すことが可能である。
即ち、取外しプレート18が、カッター10のブレード11に刺さった状態の切目入ソーセージ7の他端側の脚部7bに当接して、脚部7bを押して、切目入ソーセージ7をカッター10のブレード11から取り外すため、切目入ソーセージ7を挟持してカッター10を引き抜くように取り外す場合に比して、切目入ソーセージ7の脚部7bが千切れてしまうことが防止される。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置1は、カッター10と、収納されたソーセージ5の少なくとも一端5a側及び側面5c側への移動を規制するガイドホルダ20とを備えることにより、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージ7を効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能である。
また、本発明の切目入ソーセージの製造装置1は、カッター10と、収納されたソーセージ5の少なくとも一端5a側及び側面5c側への移動を規制するガイドホルダ20とを備え、開口部25を介してガイドホルダ20内にカッター10を取外しプレート18が支持部側に位置した状態のまま進入させて切目入ソーセージ7を製造し、その後、カッター10が、後退して切目入ソーセージ7を突き刺した状態のままガイドホルダ20内から退避し、その後、取外しプレート18をブレード11の先端11a側に移動させて、切目入ソーセージ7をカッター10から取り外すことにより、切目入ソーセージ7の脚部7bが千切れてしまうことなく、切目入ソーセージ7をカッター10から取り外すことが可能であり、加熱調理後にタコウインナーとなる切目入ソーセージ7を効率よく大量に、かつ、迅速に製造可能である。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
1 切目入ソーセージ製造装置
5 ソーセージ
5a 一端
5b 他端
5c 側面
7 切目入ソーセージ
7a 切目
7b 脚部
10 切目入ソーセージ製造用カッター(カッター)
11 ブレード
11a 先端部
12 ブレードユニット
12a 屈曲部
15 支持部
15a スリット
16 連結板
17 ピストンロッド
18 取外しプレート
18a 主面
18b スリット
19 ピストンロッド
20 ガイドホルダ
21 上側ホールド部
21a ホールド面(溝部)
21b スリット
22 下側ホールド部
22a ホールド面(溝部)
22b スリット
23 進入口(開口部)
25 排出口(開口部)
26 間隙
27 収納部
28 収納待機部(載置台)
28a 載置面(溝部)
30 プッシャー
31 押片部
32 連結部
33 無端ベルト

Claims (8)

  1. 加熱することによって脚部の先端側が展開して蛸型となる切目入ソーセージの製造装置であって、
    所望する前記脚部の本数に応じて設けられ、かつ、軸中心から径方向に放射状に配される細長のブレードと、当該ブレードの長手方向の一端側において当該ブレードを固定する支持部とを有するカッターと、
    収納されたソーセージの少なくとも一端側及び側面側への移動を規制するガイドホルダとを備え、
    当該ガイドホルダは、内部に収納された前記ソーセージの他端側に開口部を有し、
    当該開口部を介して前記ガイドホルダ内に前記ブレードを進入させて前記切目入ソーセージを製造することを特徴とする切目入ソーセージの製造装置。
  2. 前記ブレードは偶数枚設けられ、各々の前記ブレードは短手方向の一端を介して隣り合う他の一の前記ブレードの短手方向の一端と一体に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の切目入ソーセージの製造装置。
  3. 前記ブレードは、隣り合う他の一の前記ブレードと屈曲部を介して一体に構成されてブレードユニットをなし、
    当該ブレードユニットは、他の当該ブレードユニットと前記屈曲部の外側を介して互いに隣接することを特徴とする請求項2に記載の切目入ソーセージの製造装置。
  4. 前記カッターは、さらに当該カッターに刺さった状態のソーセージを取り外すための取外しプレートを備え、
    当該取外しプレートは、主面に前記ブレードの形状に応じて形成され、当該ブレードが挿通されて摺動可能なスリットを備え、
    前記ブレードの先端側は、前記スリットを介して、前記取外しプレートの主面から出入り可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1に記載の切目入ソーセージの製造装置。
  5. 前記ガイドホルダは、一端側の開口部である進入口から前記ソーセージを収納し、他端側の前記開口部である排出口から前記ソーセージを排出可能であって、
    前記切目入ソーセージの製造装置は、さらに前記ソーセージの前記一端側から当該ソーセージを押して移動させるプッシャーを備え、
    当該プッシャーは、前記進入口の手前に位置する前記ソーセージの前記一端側から当該ソーセージを押して前記ガイドホルダ内に収納し、そのまま停止することにより、前記ソーセージが当該ソーセージの前記一端側に移動することを規制することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の切目入ソーセージの製造装置。
  6. 前記ガイドホルダは、内部に収納された前記ソーセージの径方向において対向する一対のホールド部により構成され、各々のホールド部は互いの相対距離を可変可能であって、前記ソーセージの前記側面を挟持可能であることを特徴とする請求項又は請求項5に記載の切目入ソーセージの製造装置。
  7. 前記ガイドホルダは、内部に収納された前記ソーセージの径方向において対向する一対のホールド部により構成され、
    前記プッシャーは、前記一対のホールド部間の間隙を介して無端ベルトに連結されて前記進入口から前記ガイドホルダ内に進入し、前記排出口から退避可能に動作して、再び前記ガイドホルダ内に前記進入口から進入可能であることを特徴とする請求項に記載の切目入ソーセージの製造装置。
  8. 前記開口部を介して前記ガイドホルダ内に前記ブレードを前記取外しプレートが前記支持部側に位置した状態のまま前記カッターの前記ブレードを進入させて前記切目入ソーセージを製造し、その後、前記カッターが、後退して前記切目入ソーセージを突き刺した状態のまま前記ガイドホルダ内から退避し、その後、前記取外しプレートを前記ブレードの先端側に移動させて、前記切目入ソーセージを前記カッターから取り外すことを特徴とする請求項4に記載の切目入ソーセージの製造装置。
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