JP6804183B2 - 流動床式汚泥焼却炉 - Google Patents

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Description

本発明は、汚泥を燃焼する流動床式汚泥焼却炉関する。
地球温暖化ガスとして知られている一酸化二窒素(以下NO)は、これまで排ガス規制対象となっていなかったなどの理由から、下水汚泥燃焼炉においては排出濃度計測及び排ガスNO濃度による燃焼制御はおこなわれてこなかった。ところが、NOはCOの約300倍の温暖化効果を生むことが知られてきている上に、下水汚泥は窒素成分に富んでいることからその燃焼排ガスには数百ppmもの高いNOを含むので、下水汚泥燃焼炉から排出するNOを極力少なくすることが望まれている。
特許文献1には、排ガスのNO濃度を低減するために、汚泥焼却炉を高さ方向に3つのゾーンに分割し、砂層の直上部分の高温燃焼ゾーンでNOを効率的に分解して、燃焼炉の排ガス中のNOを低減する技術が記載されている。
特許第4413275号公報
ところで、燃焼効率を維持しつつNO排出量を低減するには砂層(流動層)に供給される燃焼空気の空気比(一次空気比)は可能な限り低い方がよい。例えば、上述した特許文献1に記載の装置においても一次空気比は、0.9〜1.1が適正とされている。
しかしながら、一次空気比を0.9以下に減らすと、砂層での燃焼量が減って砂層温度が所定値に維持できなくなること、砂層の流動不良を引き起こし燃焼効率が低下すること、などの基本的問題点があってこれ以下に下げられなかった。そのため汚泥処理量や汚泥そのものの燃焼熱が少ない場合等、NO排出量低減のための高温保持を助燃料流量増加で実現しなればならない場合もあった。
この発明は、焼却炉本体から排出される燃焼ガスのNO排出量の低減を図ることができる流動床式汚泥焼却炉提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、流動床式汚泥焼却炉は、汚泥が供給される焼却炉本体と、前記焼却炉本体の下部に設けられた砂層に燃焼空気を供給する燃焼空気供給装置と、前記焼却炉本体から排出される燃焼ガスのNO濃度を測定するNO濃度センサと、前記NO濃度センサの検出値に基づいて前記燃焼空気量を調整する制御装置と、を有し、前記砂層は、平面視で円形であり、前記燃焼空気供給装置は、前記円形の中心を通らない直線によって二分される前記円形の部分のうちの第一の側の部分に配置される第一散気管群と、前記第一の側の部分より小さい面積であり且つ前記第一の側の部分とは反対の第二の側の部分に配置される第二散気管群とを備え、前記制御装置は、前記調整において、前記燃焼空気供給装置を制御して、前記第一散気管群及び前記第二散気管群に前記燃焼空気を供給して前記砂層の全てを流動させることができるとともに、前記燃焼空気量を減らす際、前記第一散気管群のみに前記燃焼空気を供給して前記砂層の流動範囲を前記第一の側に制限する流動範囲制限部を有する。
このような構成によれば、NO濃度に基づいて燃焼空気量を減らす制御を行う場合においても、砂層の流動範囲を制限することによって空塔速度を維持しながら燃焼空気量を低減することが可能となり、焼却炉本体から排出される燃焼ガスのNO排出量の低減を図ることができる。
上記流動床式汚泥焼却炉において、前記焼却炉本体のフリーボード部の温度を測定するフリーボード部温度センサと、前記砂層の温度を測定する砂層温度センサを有し、前記制御装置は、前記フリーボード部の温度と前記砂層の温度の少なくとも一方に基づいて流動範囲を変化させてよい。
このような構成によれば、フリーボード部及び砂層の温度が低下することによるNO濃度の上昇を防止することができる。
本発明によれば、NO濃度に基づいて燃焼空気量を減らす制御を行う場合においても、砂層の流動範囲を制限することによって砂層の温度を所定値以上に維持することができる。即ち、空塔速度を維持しながら燃焼空気量を低減することが可能となり、これにより、焼却炉本体から排出される燃焼ガスのNO濃度の低減を図ることができる。
本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の概略構成図である。 本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の散気装置の概略構成図である。 本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の制御における、燃焼空気量調節のロジック図である。 本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の制御における、二次空気流量調節のロジック図である。 本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の制御における、燃焼空気温度調節のロジック図である。 本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の制御における、助燃料流量調節のロジック図である。 本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉の散気装置において流動範囲を制限した状況を説明する図である。 燃焼空気量と空塔速度との関係を示すグラフである。 本発明の第一実施形態の変形例の流動床式汚泥焼却炉の散気装置の概略構成図である。 本発明の第一実施形態の変形例の流動床式汚泥焼却炉の散気装置の概略構成図である。 本発明の第二実施形態の流動床式汚泥焼却炉の散気装置の概略構成図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態の流動床式汚泥焼却炉、及びこの流動床式汚泥焼却炉を用いる焼却処理方法について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態の流動床式汚泥焼却炉100の概略構成図である。流動床式汚泥焼却炉100は、砂粒を熱媒体として汚泥とともに気泡流動層を形成して燃焼する燃焼炉である。
図1に示すように、流動床式汚泥焼却炉100は、汚泥である汚泥ケーキ14が供給される焼却炉本体1と、焼却炉本体1の下部に設けられた砂層S(流動層)に燃焼空気(一次空気)を吹き込む燃焼空気供給装置である散気装置30と、制御装置2と、を有している。焼却炉本体1の砂層Sより上方は、フリーボード部Fとなっている。
汚泥ケーキ14(汚泥)は、供給機15から焼却炉本体1内部の砂層Sに投入される。供給機15には、汚泥ケーキ14の含水率(投入水分量)を測定する汚泥含水率センサ18が設けられている。
焼却炉本体1は、砂層Sに助燃料を供給する助燃料供給装置10、及びフリーボード部Fに二次空気を供給する二次空気供給装置9を有している。助燃料供給装置10は、助燃料流量を測定する流量センサ42と、助燃料流量を調節する助燃料調節弁40を有している。
焼却炉本体1から排出される燃焼ガス(燃焼後の排ガス)は、炉上部から煙道16を介して、例えば、ガス冷却塔や、バグフィルタなどの排ガス処理装置に導入される。
図1及び図2に示すように、散気装置30は、ブロワのような空気供給装置32と、空気予熱器33(ヒータ)と、ヘッダー管34と、複数の散気管31と、を有している。
空気予熱器33は、各々の散気管31と空気供給装置32との間に設置されている。空気予熱器33は省略することもできる。空気供給装置32からの空気はヘッダー管34に供給される。ヘッダー管34は、複数の散気管31の各々に接続されている。各々の散気管31は、直管形状によって形成されており、散気管31の軸が水平となるように焼却炉本体1に挿入された状態で焼却炉本体1に支持されている。
空気供給装置32は、ヘッダー管34に空気を供給する。空気予熱器33は、この空気を予熱する。空気予熱器33は、例えば、焼却炉本体1から排出される排ガスから熱を回収して空気を予熱する。
ヘッダー管34と散気管31とは、燃焼空気ライン35によって接続されている。燃焼空気ライン35は、複数の散気管31のうち、例えば、70%の第一散気管群31aに燃焼空気を供給する第一燃焼空気ライン35aと、別の30%の第二散気管群31bに燃焼空気を供給する第二燃焼空気ライン35bとから構成されている。第二燃焼空気ライン35bには、止め弁36が設けられている。止め弁は、第一燃焼空気ライン35aに設けてもよい。
具体的には、複数の散気管31は、砂層Sの底部近傍に互いに平行となるように配置されている。第一散気管群31aは、上方から見て第一の側(図2の左側)に配置され、第二散気管群31bは、第一の側とは反対の第二側(図2の右側)に配置されている。
予熱された空気は、ヘッダー管34から散気管31を通って砂層S内に吹き出される。砂層Sは、流動媒体としての流動砂を含む。
散気装置30は、複数の散気管31のうち、一部の散気管31である第一散気管群31aのみに燃焼空気を供給することができる機構を持つ。
流動床式汚泥焼却炉100は、砂層域の温度Tsを検出する砂層温度センサ8、フリーボード部Fの温度Tfを検出するフリーボード部温度センサ7、煙道16の排ガス酸素濃度を検出する酸素濃度センサ6を備えている。更にフリーボード上部に燃焼ガスが通過するとき、燃焼ガスのNO濃度を検出するNO濃度センサ17を備えている。
次に、汚泥燃焼のプロセスを説明する。
下水汚泥は不図示の脱水プロセスによって脱水され、汚泥ケーキ14として供給機15により焼却炉本体1に供給される。助燃料が助燃料調節弁40を介して、燃焼炉砂層域に、また燃焼空気が空気供給装置32の吐出圧により燃焼空気流量調節弁11を介して、温度調節器12で調節された空気予熱器33で加熱され、燃焼炉底部から導入され、燃焼する。
加熱された砂層Sの砂粒は、燃焼空気と発生する燃焼ガスによって、供給された汚泥ケーキ14とともに流動し、汚泥ケーキ14は流動しながら燃焼する。さらに、汚泥ケーキ燃焼ガスはフリーボード部F中を上昇しながら、二次空気調節弁41を介して供給される二次空気で燃焼を完結する。燃焼後の排ガスは炉上部から煙道16を通って、排ガス処理設備へ排出される。
O濃度センサ17はフリーボード部F上部の燃焼ガス通過部の一端から特定波長のレーザ光を照射するレーザ光発光部5と燃焼ガス通過部のNOに吸収されたレーザ光を受光しその強度を検出するレーザ受光部4と検出信号から濃度を算出し制御装置2へ信号を出力するレーザ式濃度計3とから成っている。NOは1.517μmの波長を吸収して、照射光を減衰させ、レーザ受光部4に到達して検出される。
制御装置2は、これら制御量や燃焼条件工程値などを受け入れて、燃焼に必要な空気量、助燃料流量、空気温度などを調節するに必要な動作信号を出力する。
次に本実施態様における、NO排出量を低減する燃焼炉の制御方法について説明する。
制御装置2にはファジィ推論による演算に基づく補正値算出部が備えてあり、補正値算出部に表1に示す8水準のファジィ推論ルールにより、前記説明で検出した各検出値(NO、O、Ts、Tf)のファジィ集合のグレード値を前件部として入力し、燃焼空気、二次空気、助燃料の各量及び燃焼空気温度の補正値αをその後件部から出力する。
Figure 0006804183
更に制御装置2は動作信号生成部を有しており、補正値αに基づいて調節操作量を生成して、各調節弁もしくは調節器の動作信号を出力する。そのロジック図を図3〜6にそれぞれ燃焼空気、二次空気、助燃料の各量及び燃焼空気温度について示す。
図3により燃焼空気流量調節の例で説明すると、ファジィ演算補正値αは、汚泥ケーキ量設定値(SV、セットヴァリュ)をファンクションジェネレータ20に入力して燃焼空気流量設定値に変換した信号と加算器21で加算され、補正燃焼空気流量設定値を得る。補正燃焼空気流量設定値と燃焼空気流量工程値(PV、プロセスヴァリュ)はPID回路22に入力され、PID動作により燃焼空気流量調節弁の操作信号を出力し、燃焼空気流量調節弁11の開度を調節する。以下二次空気、助燃料の各量及び燃焼空気温度についても図4〜6において同様である。
図4は本発明の汚泥燃焼炉の制御における、二次空気流量調節のロジック図である。図4において、ファジィ演算補正値αは、汚泥ケーキ量設定値(SV、セットヴァリュ)をファンクションジェネレータ20に入力して二次空気流量設定値に変換した信号と加算器21で加算され、補正二次空気流量設定値を得る。補正二次空気流量設定値と二次空気流量工程値(PV、プロセスヴァリュ)はPID回路22に入力され、PID動作により二次空気調節弁41の開度を調節する。
図5は本発明の汚泥燃焼炉の制御における、燃焼空気温度調節のロジック図である。図5において、ファジィ演算補正値αは、汚泥ケーキ量設定値(SV、セットヴァリュ)をファンクションジェネレータ20に入力して燃焼空気温度設定値に変換した信号と加算器21で加算され、補正燃焼空気温度設定値を得る。補正燃焼空気温度設定値と燃焼空気温度工程値(PV、プロセスヴァリュ)はPID回路22に入力され、PID動作により温度調節器12の操作信号を出力し、空気予熱器33により燃焼空気温度を調節する。
図6は本発明の汚泥燃焼炉の制御における、助燃料流量調節のロジック図である。図6において、ファジィ演算補正値αは、汚泥ケーキ量設定値(SV、セットヴァリュ)をファンクションジェネレータ20に入力して助燃料流量設定値に変換した信号と加算器21で加算され、補正助燃料流量設定値を得る。補正助燃料流量設定値と助燃料流量工程値(PV、プロセスヴァリュ)はPID回路22に入力され、PID動作により助燃料調節弁40の開度を調節する。
ここで、燃焼効率を維持しつつNO排出量を低減するには、一次空気比(汚泥を焼却する際に最低限必要な空気量(理論空気量)の何倍の空気を使用しているかを示す比)は可能な限り低い方がよい。既存技術では、一次空気比は0.9〜1.1が適正とされている。
上記に記載したような制御を行うに当たって、一次空気比を更に低減するような制御を行うと(燃焼空気量を所定量よりも低減する制御を行うと)、燃焼空気量が少なくなることによって、砂層Sにおいて空塔速度が維持できなくなる。つまり、砂層Sでの燃焼量が減り、かつ、流動不良により燃焼効率が低下するため、砂層温度が所定値に維持できなくなる。
本実施形態の制御装置2は、燃焼空気量を減らす制御を行う際に、散気装置30を制御して、砂層Sの流動範囲、即ち、砂層Sにおいて流動媒体である流動砂が流動する範囲を制限する流動範囲制限部を有している。即ち、制御装置2は、砂層Sにおいて、流動化部分と非流動化部分に分割する制御を行うことができる。
流動範囲制限部は、砂層Sに本実施形態の砂層Sの流動化開始速度未満となる燃焼空気供給量となる領域を設けることによって、砂層Sの流動範囲を制限する。また、流動範囲制限部は、砂層Sの流動範囲の制限を緩和して、砂層Sの全てを流動させる。即ち、流動範囲制限部は、砂層Sの流動範囲を変化させることができる。
本実施形態の制御装置2の流動範囲制限部は、流動範囲の制限を行うために、散気装置30の複数の散気管31において、燃焼空気が供給される散気管31の数を制限する。
具体的には、第二燃焼空気ライン35bに設けられている各々の止め弁36を閉状態にする制御を行うことによって、流動範囲を段階的に制限する。これにより、図7に示すように、砂層Sの流動範囲Rが制限される。即ち、砂層Sの全体が流動することがなくなり、砂層Sの一部のみが流動する。本実施形態では、平面視の砂層Sの面積において、70%の範囲のみを流動させるように流動範囲Rを制限することができる。なお、流動範囲Rは任意に設定可能であるが、砂層面積に対し50%以上が望ましく。さらには70%以上が好ましい。
次に、本実施形態の流動床式汚泥焼却炉100の作用効果について説明する。
図8は、燃焼空気量と空塔速度との関係を示すグラフである。図8に示すように、流動面積100%(砂層Sの100%が流動範囲)の場合においても流動面積70%の場合においても、燃焼空気量の増加に伴って、空塔速度が上昇する。
仮に、本実施形態の流動床式汚泥焼却炉100において、空塔速度の下限LLは、0.55m/s、空塔速度の上限HLは、0.96m/sとした場合、燃焼空気量が所定値X以下となった場合、燃焼空気の空塔速度が下限LLを下回る。制御装置2は、このような場合、流動面積を70%にする、即ち、流動範囲を制限する。これにより、空洞速度が0.80m/s程度に回復する。即ち、燃焼空気量を所定値X以下に下げる場合においても、砂層Sの空塔速度を空塔速度の上限と下限の範囲内に維持することができる。
また、制御装置2は、フリーボード部Fの温度Tf(フリーボード部温度センサ7の検出値)に基づいて燃焼空気量を調整する。
ここで、NO濃度は、フリーボード部Fの温度が高い程分解が促進されることが知られている(流動層ハンドブック(株式会社培風館、1999年出版)参照)。フリーボード部Fの温度を上昇させる手段としては、助燃料流量を増加させるか、燃焼空気量を絞る(空気比を1.0に近づける)手段がある。
燃料空気量を絞ることによって空塔速度が低下するため、制御装置2は、燃料空気量に基づいて砂層Sの流動範囲Rを制限する。
また、制御装置2は、汚泥含水率センサ18によって測定される汚泥ケーキ14の含水率に基づいて流動範囲の制限を緩和する制御を行う。具体的には、汚泥ケーキ14の含水率が上昇した場合は、燃焼空気量が少なくてすむため、通常、流動面積を小さくする制御を行う。ただし、このとき砂層温度が所定値以下に低下すると燃焼効率が極端に低下するので、この場合は助燃料流量を増やして、燃焼空気を増加し、燃焼空気量を増加させ流動面積を大きくする制御を行う。即ち、制御装置2は、汚泥ケーキ14の含水率に基づいて、流動範囲Rを変化させる。
また、制御装置2は、酸素濃度センサ6によって測定される燃焼ガスの酸素濃度に基づいて流動範囲の制限を緩和する制御を行う。具体的には、燃焼ガスの酸素濃度が所定値以下となった場合に、燃料空気量を増加させるとともに、流動面積を大きくする制御を行う。
燃焼ガスの酸素濃度が低くなった場合は、燃焼空気量と、二次空気量のいずれかを増加する必要がある。燃焼空気量を増加する場合は、空塔速度の上限があることから、流動面積を大きくする、即ち、流動範囲を広げる必要がある。
ここで、流動範囲Rを制限した運転中にフリーボード部Fの温度Tfや砂層Sの温度Tsが所定の閾値よりも低い温度となる場合がある。この場合は、流動範囲Rの制限を緩和する必要がある。
これに対し、制御装置2は、フリーボード部温度センサ7および砂層温度センサ8によって測定されるフリーボード部Fおよび砂層Sの温度に基づいて流動範囲の制限を緩和する制御を行う。具体的には、フリーボード部Fおよび砂層S、またはそのいずれかの温度が所定値以下となった場合に、流動面積を大きくする制御を行う。
また、制御装置2は、フリーボード部Fと砂層Sの少なくとも一方の温度が所定値以上となった場合、流動面積を小さくする制御を行う。即ち、制御装置2は、フリーボード部Fの温度Tfと砂層Sの温度Tsの少なくとも一方に基づいて流動範囲Rを変化させる制御を行う。
また、制御装置2の流動範囲制限部は、流量センサ42によって測定される助燃料流量に基づいて流動範囲を変化させる。
例えば、砂層Sの温度が所定値以下に低下した場合に燃焼効率の低下を抑制するために、助燃料流量を増加させた場合は、流動範囲を大きくする制御を行う。
上記実施形態によれば、NO濃度に基づいて燃焼空気量を減らす制御を行う場合においても、砂層Sの流動範囲を制限することによって空塔速度を維持しながら燃焼空気量を低減することが可能となる。
これにより、燃焼空気量をさらに低減して炉を運転することによって、助燃料を過剰に増やすことなく炉内温度維持が可能となり、燃焼ガスのNO排出量の低減を図ることができる。
また、フリーボード部Fの温度Tfに基づいて燃焼空気量を減らす制御を行う場合においても、砂層Sの流動範囲を制限することによって空塔速度を維持しながら燃焼空気量を低減することが可能となる。
また、低空気比運転によるNO低減が可能となり、使用空気量の削減に伴う炉のコンパクト化を図ることができる。この結果、空気量の削減により、ブロア動力の低減、かつ助燃料流量の低減も可能となる。
一方、上記実施形態とすれば、低負荷運転においても、通常運転と同様な空気比での運転可能であり、かつ、空気比の上昇による燃費の悪化を抑えられ、燃焼空気量の低減に伴いブロワ動力の低減も図れる。
また、汚泥ケーキ14の含水率が上昇し、砂層Sの温度が所定値以下となった場合に流動範囲の制限を緩和することによって、砂層Sの温度が低下することを防止することができる。
また、燃焼ガスの酸素濃度が所定値以下となった場合に、流動範囲の制限を緩和することによって、酸素濃度が低下することによる不完全燃焼を防止することができる。
また、フリーボード部Fの温度Tfおよび砂層Sの温度Ts、またはそのいずれかに基づいて流動範囲Rを変化させることで、NO濃度の上昇を防止することができる。
なお、上記実施形態においては、第二燃焼空気ライン35bの止め弁36を閉状態とすることにより、第二散気管群31bに供給される燃焼空気を止める構成としたが、これに限ることはない。例えば、止め弁36の代替として調整弁を設け、第二散気管群31bに供給される燃焼空気量を絞る構成としてもよい。
また、散気装置30を構成する複数の散気管31の配置は、図2に示す配置に限ることはない。例えば、図9に示すように、複数の散気管31のうち第一散気管群31aを第二散気管群31bの間に配置してもよい。即ち、第一散気管群31aが水平方向に沿う所定の方向における中央部に配置され、第二散気管群31bが第一散気管群31aの両側に配置されている。
複数の散気管31を変更することによって、流動範囲Rの位置を変更することができる。図9に示すような配置にすることにより、流動範囲Rを制限した際に、側方から見て中央近傍の砂層Sのみを流動させることができる。
また、図10に示すように、第一散気管群31aに空気を供給する空気供給装置32aと、第二散気管群31bに空気を供給する空気供給装置32bを、別の空気供給装置32としてもよい。
このような構成とすることにより、空気の逆流を防止することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態の流動床式汚泥焼却炉を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の流動床式汚泥焼却炉の散気装置30B(燃焼空気供給装置)は、上方に砂層Sが充填される分散板43と、分散板43の下方に設けられる風箱44と、を有している。風箱44は、燃焼空気の導入部であり、砂層Sと風箱44とは分散板43で仕切られている。
分散板43には、複数の空気供給孔45が形成されている。図示しないが、空気供給孔45は、分散板43の全面に穿設されている。空気供給孔45の上部には、燃焼空気ノズル46が取り付けられている。燃焼空気ノズル46は、複数(図11には一つのみ示す)の噴出口47が水平方向外向きに開口している。噴出口47は、水平方向よりもやや下方に燃焼空気を噴き出すように形成されている。
また、風箱44は、隔壁48によって仕切られている。隔壁48は、風箱44を第一風箱44aと第二風箱44bとに区画している。第一風箱44aは、例えば、風箱44全体の70%の面積とすることができる。また、本形態では、隔壁を一つとしているが、一つに限定するものではない。
本実施形態の流動床式汚泥焼却炉の散気装置30Bは、複数の風箱44a,44bのうち、一方の風箱のみに燃焼空気を供給することができる。即ち、本実施形態の制御装置2の流動範囲制限部は、流動範囲の制限を行うために、散気装置30Bの複数の風箱44a,44において、第二燃焼空気ライン35bに設けられている止め弁36を閉状態にする制御を行うことによって、流動範囲を制限する。
なお、隔壁48の位置は固定ではなく、調整可能とすることができる。即ち、隔壁48の位置を移動させることによって、流動範囲を制限する際の流動面積を変更することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
1 焼却炉本体
2 制御装置
3 レーザ式濃度計
4 レーザ受光部
5 レーザ光発光部
6 酸素濃度センサ
7 フリーボード部温度センサ
8 砂層温度センサ
9 二次空気供給装置
10 助燃料供給装置
11 燃焼空気流量調節弁
12 温度調節器
14 汚泥ケーキ
15 供給機
16 煙道
17 NO濃度センサ
18 汚泥含水率センサ
20 ファンクションジェネレータ
21 加算器
22 PID回路
30,30B 散気装置(燃焼空気供給装置)
31 散気管
32 空気供給装置
33 空気予熱器
34 ヘッダー管
35 燃焼空気ライン
36 止め弁
40 助燃料調節弁
41 二次空気調節弁
42 流量センサ
43 分散板
44 風箱
45 空気供給孔
46 燃焼空気ノズル
47 噴出口
48 隔壁
100 流動床式汚泥焼却炉
F フリーボード部
P ポンプ
S 砂層

Claims (2)

  1. 汚泥が供給される焼却炉本体と、
    前記焼却炉本体の下部に設けられた砂層に燃焼空気を供給する燃焼空気供給装置と、
    前記焼却炉本体から排出される燃焼ガスのNO濃度を測定するNO濃度センサと、
    前記NO濃度センサの検出値に基づいて前記燃焼空気量を調整する制御装置と、を有し、
    前記砂層は、平面視で円形であり、
    前記燃焼空気供給装置は、前記円形の中心を通らない直線によって二分される前記円形の部分のうちの第一の側の部分に配置される第一散気管群と、前記第一の側の部分より小さい面積であり且つ前記第一の側の部分とは反対の第二の側の部分に配置される第二散気管群とを備え、
    前記制御装置は、前記調整において、前記燃焼空気供給装置を制御して、前記第一散気管群及び前記第二散気管群に前記燃焼空気を供給して前記砂層の全てを流動させることができるとともに、前記燃焼空気量を減らす際、前記第一散気管群のみに前記燃焼空気を供給して前記砂層の流動範囲を前記第一の側に制限する流動範囲制限部を有する流動床式汚泥焼却炉。
  2. 前記焼却炉本体のフリーボード部の温度を測定するフリーボード部温度センサと、
    前記砂層の温度を測定する砂層温度センサを有し、
    前記制御装置は、前記フリーボード部の温度と前記砂層の温度の少なくとも一方に基づいて流動範囲を変化させる請求項に記載の流動床式汚泥焼却炉。
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