JP6804147B2 - 作業機械及び電力変換装置 - Google Patents

作業機械及び電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6804147B2
JP6804147B2 JP2016229642A JP2016229642A JP6804147B2 JP 6804147 B2 JP6804147 B2 JP 6804147B2 JP 2016229642 A JP2016229642 A JP 2016229642A JP 2016229642 A JP2016229642 A JP 2016229642A JP 6804147 B2 JP6804147 B2 JP 6804147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
module
terminal block
modules
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016229642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018088724A (ja
Inventor
泰久 田坂
泰久 田坂
禹澎 陳
禹澎 陳
泰輔 松田
泰輔 松田
西村 大輔
大輔 西村
英昭 湯浅
英昭 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2016229642A priority Critical patent/JP6804147B2/ja
Publication of JP2018088724A publication Critical patent/JP2018088724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6804147B2 publication Critical patent/JP6804147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、作業機械及及び電力変換装置に関する。
電力変換装置(DC−DCコンバータ)の一例として、複数のチョッパ回路を並列に接続し、各列のチョッパ回路の電流位相をずらした位相制御を行うことで、電流リップルを低減させることが可能であることが知られている(特許文献1)。
特開2004−357388号公報
電力変換装置が故障した際には、スイッチング用半導体素子やリレー等の故障した部品単位で交換するか、または電力変換装置全体を交換する必要がある。チョッパ回路の並列接続数を変えることにより、電力変換装置によって駆動される電気負荷が必要とする種々の電力容量に対応することが可能であるが、チョッパ回路の並列接続数が変わると、チョッパ回路のスイッチング制御を行う制御装置、電気系の接続構成等を設計し直さなければならない。
本発明の目的は、部品の故障や、要求される電力容量に応じて柔軟に対応することが可能な電力変換装置を搭載した作業機械及を提供することである。本発明の他の目的は、部品の故障や、要求される電力容量に応じて柔軟に対応することが可能な電力変換装置を提供することである。
本発明の一観点によると、
作業部を駆動するモータと、
前記モータに電力を供給する電力変換装置と
を有し、
前記電力変換装置は、
電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する複数のコンバータモジュールと、
前記モータを含む外部機器と複数の前記コンバータモジュールとの間に介在して両者を電気的に接続し、前記外部機器との接続を維持したまま、1つの前記コンバータモジュールを取り外し可能な構造を持つ端子台モジュールと
複数の前記コンバータモジュールを冷却するファンモジュールと
を有し、
前記端子台モジュール及び前記ファンモジュールは、複数の前記コンバータモジュールを機械的に支持するフレームとして機能する作業機械が提供される。
本発明の他の観点によると、
電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する複数のコンバータモジュールと、
外部機器と複数の前記コンバータモジュールとの間に介在して両者を電気的に接続し、複数の前記コンバータモジュールの入力端子を並列接続し、複数の前記コンバータモジュールの出力端子を並列接続している端子台モジュールと
複数の前記コンバータモジュールを冷却するファンモジュールと
を有し、
前記端子台モジュール及び前記ファンモジュールは、複数の前記コンバータモジュールを機械的に支持するフレームとして機能する電力変換装置が提供される。
1つのコンバータモジュールが故障したとき、外部機器と端子台モジュールとの接続を維持したままコンバータモジュールを取り外すことができるため、作業効率を高めるとともに、誤配線のリスクを低減することができる。
コンバータモジュールと外部機器との間に端子台モジュールが介在しているため、外部機器と端子台モジュールとの間の接続を維持したまま、端子台モジュールからコンバータモジュールを取り外すことができる。端子台モジュールによってコンバータモジュールが並列接続されているため、並列接続されるコンバータモジュールの台数に応じて適切な端子台モジュールを選択することにより、コンバータモジュールの台数を柔軟に増減することができる。これにより、要求される電力に応じて柔軟に対応することができる。
図1A及び図1Bは、実施例による電力変換装置のブロック図である。 図2は、実施例による電力変換装置の電気系統の接続構成図である。 図3は、マスター機として動作するコンバータモジュール及びリアクトルの等価回路図である 図4は、実施例による電力変換装置の概略斜視図である。 図5は、コンバータ側接続端子部及び端子台側接続端子部の部分斜視図である。 図6は、実施例による電力変換装置の電圧変換動作に関わる部分の等価回路図である。 図7は、複数のコンバータモジュールのコントロール回路の間の通信シーケンス、及びコントロール回路の動作を示す図である。 図8Aは、マスター機に接続されたスレーブ機が1台の場合の電流の波形を示すグラフであり、図8Bは、マスター機に接続されたスレーブ機が2台の場合の電流の波形を示すグラフである。 図9A及び図9Bは、それぞれ実施例による電力変換装置が用いられるクレーンシステムの正面図及び側面図である。 図10Aは、実施例による電力変換装置が用いられているクレーンシステムの電力系統図であり、図10Bは、交流電源及びAC−DC変換装置の概略図である。 図11A及び図11Bは、それぞれ実施例による電力変換装置が用いられているショベルの側面図及びブロック図である。
図1A〜図3を参照して、実施例による電力変換装置の電気系統の構成について説明する。
図1A及び図1Bは、実施例による電力変換装置の概略ブロック図である。電力変換装置は複数のコンバータモジュール10と1つの端子台モジュール30とを含む。図1Aでは、電力変換装置が2台のコンバータモジュール10を含む例を示し、図1Bは、電力変換装置が3台のコンバータモジュール10を含む例を示している。コンバータモジュール10の各々は、電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する。端子台モジュール30は、電源装置60や電気負荷61等の外部機器と複数のコンバータモジュール10との間に介在して両者を電気的に接続する。
コンバータモジュール10の各々は、入力端子対15i及び出力端子対15oを有する。端子台モジュール30は、一対の外部入力端子32i及び一対の外部出力端子32oを含む。端子台モジュール30は、複数のコンバータモジュール10の入力端子対15iを並列接続するとともに、外部入力端子32iに接続している。同様に、端子台モジュール30は、複数のコンバータモジュール10の出力端子対15oを並列接続するとともに、外部出力端子32oに接続している。外部入力端子32iに電源装置60が接続され、外部出力端子32oに電気負荷61が接続されている。
図2は、実施例による電力変換装置の電気系統の接続構成図である。実施例による電力変換装置は、複数のコンバータモジュール10、1台の端子台モジュール30、1台のファンモジュール50、及び複数のリアクトル28を含む。複数のリアクトル28は、コンバータモジュール10に対応して設けられている。図2に示した例では、電力変換装置が3個のコンバータモジュール10及び3個のリアクトル28を含んでいる。コンバータモジュール10の各々は、電圧コンバータ回路の一部を構成しており、コンバータモジュール10とリアクトル28とが電圧コンバータ回路を構成する。
複数のコンバータモジュール10のうち1つがマスター機10Mとして動作し、他のコンバータモジュール10はスレーブ機10Sとして動作する。コンバータモジュール10の各々は、コントロール回路11、スイッチング回路12、リレー13、制御電源回路14、及びコンバータ側接続端子部15を含む。コンバータ側接続端子部15に、コンバータ側の正側入力端子15Pi、負側入力端子15Ni、正側出力端子15Po、負側出力端子15No、リアクトル入力端子15Li、及びリアクトル出力端子15Loが配置されている。
図3は、マスター機10Mとして動作するコンバータモジュール10及びリアクトル28の等価回路図である。
コンバータモジュール10のスイッチング回路12は、2つのスイッチング素子12A及び12Bを含む。スイッチング素子12A、12Bには、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が用いられる。2つのスイッチング素子12A及び12Bに、それぞれフリーホイールダイオード12C及び12Dが接続されている。
2つのスイッチング素子12A及び12Bが直列に接続され、この直列回路の一方の端部が正側出力端子15Poに接続され、他方の端部が負側出力端子15No及び負側入力端子15Niに接続されている。2つのスイッチング素子12Aと12Bとの相互接続点が、リアクトル出力端子15Loに接続されている。リレー13の一方の端子がリアクトル入力端子15Liに接続され、他方の端子が正側入力端子15Piに接続されている。リアクトル28が、リアクトル入力端子15Liとリアクトル出力端子15Loとの間に接続されている。スイッチング回路12とリアクトル28とによってチョッパ回路が構成される。コンバータモジュール10とリアクトル28とによって昇降圧コンバータ回路が構成される。スイッチング回路12でスイッチングされた電流が、正側出力端子15Po、負側出力端子15No、正側入力端子Pi、負側入力端子15Ni、リアクトル出力端子15Lo、及びリアクトル入力端子15Liを通してコンバータモジュール10に流出入する。
コントロール回路11が2つのスイッチング素子12A及び12Bのオンオフを制御する。コントロール回路11は、スイッチング素子12A及び12Bのスイッチング周波数及びデューティ比を変化させることができる。さらに、コントロール回路11はリレー13のオンオフを制御する。
制御電源端子16から制御電源回路14を介してコントロール回路11に電源が供給される。コントロール回路11は、ファン制御端子17を介してファン電源回路52(図2)にファン53(図2)の動作を制御する信号を送信する。
図2を参照して説明を続ける。スレーブ機10Sとして動作するコンバータモジュール10は、マスター機10Mとして動作するコンバータモジュール10からファン制御端子17を取り除いた構成と同一である。なお、マスター機10Mとして動作するコンバータモジュール10と、スレーブ機10Sとして動作するコンバータモジュール10とを同一の構成としてもよい。この場合、スレーブ機10Sとして動作するコンバータモジュール10では、ファン制御端子17が使用されない。
端子台モジュール30は、電源装置60、電気負荷61等の外部機器、及びリアクトル28と、コンバータモジュール10との間に介在して、両者を電気的に接続する。端子台モジュール30の端子台側接続端子部31に、コンバータモジュール10ごとに、端子台側の正側入力端子31Pi、負側入力端子31Ni、正側出力端子31Po、負側出力端子31No、リアクトル入力端子31Li、及びリアクトル出力端子31Loが配置されている。コンバータ側接続端子部15の複数の端子と、端子台側接続端子部31の対応する複数の端子とが接続導体、例えばブスバーで接続されている。
さらに、端子台モジュール30に、外部機器と接続するための複数の外部接続端子が配置されている。具体的には、電源装置60と接続するための正側入力端子32Piと負側入力端子32Ni、電気負荷61と接続するための正側出力端子32Poと負側出力端子32No、リアクトル28と接続するための3組のリアクトル入力端子32Liとリアクトル出力端子32Loが配置されている。
端子台モジュール30は、複数のコンバータモジュール10の入力端子対、すなわち正側入力端子15Piと負側入力端子15Niとを並列接続し、複数のコンバータモジュール10の出力端子対、すなわち正側出力端子15Poと負側出力端子15Noとを並列接続している。具体的には、電源装置60に接続するための正側入力端子32Piが、端子台側接続端子部31のすべての正側入力端子31Piに接続され、電源装置60に接続するための負側入力端子32Niが、端子台側接続端子部31のすべての負側入力端子31Niに接続され、電気負荷61に接続するための正側出力端子32Poが、端子台側接続端子部31のすべての正側出力端子31Poに接続され、電気負荷61に接続するための負側出力端子32Noが、端子台側接続端子部31のすべての負側出力端子31Noに接続されている。このように、複数のコンバータモジュール10の入力端子対及び出力端子対の双方が並列接続されることにより、電力変換装置が複数のコンバータモジュール10によって負荷分散されている。
ファンモジュール50は、制御電源端子台51、ファン電源回路52、ファン53、制御電源端子55、及びファン制御端子56を含む。制御電源端子台51は制御用電源装置65に接続される。ファン電源回路52は、制御電源端子台51を介して供給される電力を受け、ファン53に駆動用の電力を供給する。
制御電源端子55は、コンバータモジュール10に対応して設けられており、対応するコンバータモジュール10の制御電源端子16に接続されている。制御用電源装置65から、制御電源端子台51、制御電源端子55、16、及び制御電源回路14を介してコントロール回路11に電源が供給される。ファン制御端子56はコンバータモジュール10のマスター機10Mのファン制御端子17に接続されている。コンバータモジュール10のマスター機10Mのコントロール回路11が、ファン制御端子17及び56を介してファン電源回路52に、ファン53の駆動信号を送信する。
外部の制御装置66からマスター機10Mのコントロール回路11に制御信号が送信される。マスター機10Mのコントロール回路11、及びスレーブ機10Sのコントロール回路11は、相互に通信を行う。
次に、図4及び図5を参照して、実施例による電力変換装置の構造について説明する。
図4は、実施例による電力変換装置の概略斜視図である。複数のコンバータモジュール10の各々は、ほぼ縦長の直方体形状を有し、複数のコンバータモジュール10が横方向(水平方向)に一列に並んで配置されている。複数のコンバータモジュール10の下方に端子台モジュール30が配置され、上方にファンモジュール50が配置されている。端子台モジュール30は、一列に並ぶ複数のコンバータモジュール10の一方の端のコンバータモジュール10の直下から他方の端のコンバータモジュール10の直下まで至る長さを持つ。同様に、ファンモジュール50は、一方の端のコンバータモジュール10の直上から他方の端のコンバータモジュール10の直上まで至る長さを持つ。端子台モジュール30及びファンモジュール50は、コンバータモジュール10の台数に対応して過不足の無い大きさとされている。
コンバータモジュール10の前面に、コンバータ側接続端子部15、制御電源端子16、ファン制御端子17、通信ケーブル用端子18が配置されている。端子台モジュール30の前面に、端子台側接続端子部31、及び外部機器と接続するための複数の正側入力端子32Pi、負側入力端子32Ni、複数のリアクトル入力端子32Li、複数のリアクトル出力端子32Lo、正側出力端子32Po、及び負側出力端子32Noが配置されている。ファンモジュール50の前面に、制御電源端子55及びファン制御端子56が配置されている。
コンバータモジュール10の各々のコンバータ側接続端子部15に、正側入力端子15Pi、負側入力端子15Ni、リアクトル入力端子15Li、リアクトル出力端子15Lo、正側出力端子15Po、及び負側出力端子15Noがこの順番に配置されている。端子台モジュール30の端子台側接続端子部31にも、コンバータモジュール10ごとに、正側入力端子31Pi、負側入力端子31Ni、リアクトル入力端子31Li、リアクトル出力端子31Lo、正側出力端子31Po、及び負側出力端子31Noが配置されている。コンバータ側接続端子部15の複数の端子と、端子台側接続端子部31の複数の端子とは、コンバータモジュール10ごとに同一の間隔で、同じ順序で並んでいる。対応する端子同士が接続導体70により接続されている。接続導体70が機械的支持力を有する剛性を持ち、コンバータモジュール10は接続導体70によって端子台モジュール30に機械的に支持される。
複数のコンバータモジュール10の制御電源端子16と、ファンモジュール50の複数の制御電源端子55とが、それぞれ電源ケーブル75によって接続されている。コンバータモジュール10のマスター機10Mのファン制御端子17とファンモジュール50のファン制御端子56とが制御配線76によって接続されている。外部の制御装置66、及び複数のコンバータモジュール10のコントロール回路11(図2)が通信ケーブル77によって接続されている。
コンバータモジュール10の筐体の上端から上方に固定部19が延び、ファンモジュール50の筐体の下端から下方に固定部58が延びる。コンバータモジュール10の固定部19がファンモジュール50の固定部58にねじ止め等によって固定されることにより、コンバータモジュール10がファンモジュール50に機械的に支持される。ファンモジュール50のファン53によって発生した気流によって、コンバータモジュール10が冷却される。
図5は、コンバータ側接続端子部15及び端子台側接続端子部31を斜め下方から見た部分斜視図である。コンバータ側接続端子部15は、支持板151、複数の絶縁端子152、及び側板153を含む。支持板151は、コンバータモジュール10(図4)の筐体に固定されている。複数のコンバータ側ブスバー701が、それぞれ絶縁端子152により支持板151に固定されており、スイッチング回路12及びリレー13(図3)に電気的に接続されている。複数の絶縁端子152が、図3に示した正側入力端子15Pi、負側入力端子15Ni、リアクトル入力端子15Li、リアクトル出力端子15Lo、正側出力端子15Po、及び負側出力端子15Noに相当する。コンバータ側ブスバー701は、絶縁端子152から端子台側接続端子部31に向かって(下方に向かって)延びる。側板153が、支持板151に対して垂直に、かつコンバータ側ブスバー701の伸びる方向と平行な姿勢で、支持板151に固定されている。
端子台側接続端子部31は、支持板311、複数の絶縁端子312、及び側板313を含む。支持板311は端子台モジュール30の筐体に固定されている。複数の絶縁端子312が、図4に示した端子台側接続端子部31の正側入力端子31Pi、負側入力端子31Ni、リアクトル入力端子31Li、リアクトル出力端子31Lo、正側出力端子31Po、及び負側出力端子31Noに相当する。複数の端子台側ブスバー702が絶縁端子312により支持板311に固定されており、図2、図3に示した外部接続用の正側入力端子32Pi、負側入力端子32Ni、リアクトル入力端子32Li、リアクトル出力端子32Lo、正側出力端子32Po、及び負側出力端子32Noに接続されている。
コンバータモジュール10側の支持板151の下端側の一部分が、端子台モジュール30側の支持板311の上端側の一部分の上に重なっている。コンバータ側ブスバー701の下端側の一部分が、端子台側ブスバー702の上端側の一部分の上に重なっている。ブスバーの701と702との重なり箇所が、着脱可能な締結具、例えばねじ703で締結されることにより、端子台側ブスバー702に対してコンバータ側ブスバー701が機械的に固定され、かつ電気的に接続されている。
端子台モジュール30側の側板313は、微小間隙を隔てて配置された2枚の板を含んでいる。この2枚の板の間に、コンバータモジュール10側の側板153の下端が挿入される。
次に、図6〜図8Bを参照して、実施例による電力変換装置の動作について説明する。
図6は、実施例による電力変換装置の電圧変換動作に関わる部分の等価回路図である。コンバータモジュール10の各々の回路構成については図3を参照して説明したので、ここでは説明を省略する。複数のコンバータモジュール10の入力側の端子、すなわち正側入力端子15Piと負側入力端子15Niとが並列接続され、出力側の端子、すなわち正側出力端子15Poと負側出力端子15Noとが並列接続されている。複数の負側入力端子Niと複数の負側出力端子Noとが相互に接続されて接地される。
外部の電源装置60から電力変換装置に向かって流れる電流をIで表す。3つのコンバータモジュール10にそれぞれ入力される電流を、I1、I2、I3で表す。コンバータモジュール10の入力側の端子が並列接続されているため、
I=I1+I2+I3
が成り立つ。
制御装置66がマスター機10Mのコントロール回路11に制御信号を送信する。マスター機10Mのコントロール回路11は、複数のスレーブ機10Sのコントロール回路11と、動作の制御のための通信を行う。
図7は、複数のコンバータモジュール10のコントロール回路11の間の通信シーケンス、及びコントロール回路11の動作を示す図である。図7では、1台のマスター機10Mと2台のスレーブ機10Sとで電力変換装置が構成されている例を示している。マスター機10M及びスレーブ機10Sには同一のクロック信号が与えられており、このクロック信号に基づいて、複数のコンバータモジュール10が、同一のスイッチング周波数でスイッチング回路12(図3)のスイッチングを行う。マスター機10Mのスイッチングの位相を基準とし、スレーブ機10Sは位相をシフトさせてスイッチングを行う。いる。以下、図7を参照して、位相シフト量の決定方法について説明する。
外部の制御装置66(図6)からマスター機10Mのコントロール回路11に起動信号が送信されると、マスター機10Mのコントロール回路11はスレーブ機10Sに対して点呼を行う。マスター機10Mのコントロール回路11は、スレーブ機10Sのコントロール回路11からの応答により、接続されているスレーブ機10Sの台数を検知する(ステップS01)。
マスター機10Mのコントロール回路11は、接続されているスレーブ機10Sの台数に基づいて、スレーブ機10Sで設定すべき位相シフト量の刻み幅を算出する(ステップS02)。接続されているスレーブ機10Sの台数がNのとき、位相シフト量の刻み幅ΔPSは下記の式で算出される。
ΔPS=1/(N+1)
例えば、接続されているスレーブ機10Sの台数が1台のとき、位相シフト量の刻み幅ΔPSは1/2と算出され、接続されているスレーブ機10Sの台数が2台のとき、位相シフト量の刻み幅ΔPSは1/3と算出される。位相シフト量の刻み幅ΔPSは、位相シフト量が360°×ΔPSだけずれることを意味する。
マスター機10Mのコントロール回路11は、1台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11に、位相シフト量の刻み幅ΔPSを通知する(ステップS03)。1台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11は、自機の位相シフト量PSとして、位相シフト量の刻み幅ΔPSを設定する(ステップS04)。図7に示した例では、1台目のスレーブ機10Sの位相シフト量PSは1/3になる。
その後、1台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11は、自機の位相シフト量PSと刻み幅ΔPSを2台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11に通知する(ステップS05)。2台目のスレーブ機10Sは、通知された位相シフト量PSに刻み幅ΔPSを加えた値を、自機の位相シフト量PSとして設定する(ステップS06)。図7に示した例では位相シフト量PSは2/3になる。3台目以降のスレーブ機10Sの処理も、2台目のスレーブ機10Sの処理と同様である。
スレーブ機10Sは、自機の位相シフト量PSの設定が完了すると、マスター機10Mに設定完了を通知する(ステップS07)。
マスター機10Mのコントロール回路11は、全てのスレーブ機10Sから設定完了の通知を受信すると、昇降圧制御を開始する(ステップS08)と同時に、1台目のスレーブ機10Sに制御開始を指令する(ステップS09)。1台目のスレーブ機10Sは、制御開始の指令を受信すると、設定されている位相シフト量PSに基づいて昇降圧制御を開始する(ステップS10)とともに、2台目のスレーブ機10Sに制御開始を指令する(ステップS11)。2台目のスレーブ機10Sは、制御開始の指令を受信すると、設定されている位相シフト量PSに基づいて昇降圧制御を開始する(ステップS12)。スレーブ機10Sのコントロール回路11は、昇降圧制御を開始するとマスター機10Mに運転確認通知を送信する(ステップS13)。
マスター機10Mのコントロール回路11が外部の制御装置66(図2)から運転停止の指令を受けると、昇降圧制御を停止させる(ステップS14)と共に、1台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11に制御停止を指令する(ステップS15)。1台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11は、制御停止の指令を受信すると、昇降圧制御を停止すると(ステップS16)と共に、2台目のスレーブ機10Sのコントロール回路11に制御停止を指令する(ステップS17)。2台目のスレーブ機10Sは、制御停止の指令を受信すると、昇降圧制御を停止する(ステップS18)。スレーブ機10Sのコントロール回路11は、昇降圧制御を停止するとマスター機10Mに運転停止完了を通知する(ステップS19)。
次に、図8A及び図8Bを参照して、外部の電源装置60から電力変換装置に入力される電流の波形について説明する。
図8Aは、マスター機10Mに接続されたスレーブ機10Sが1台の場合の電流の波形を示すグラフである。横軸は経過時間を表し、縦軸は電流の大きさを表す。太い実線は、マスター機10Mに流れ込む電流I1(図6)を示し、細い実線は、スレーブ機10Sに流れ込む電流I2を示し、破線は電源装置60から流出する電流Iを示す。
マスター機10Mに接続されているスレーブ機10Sが1台であるため、スレーブ機10Sの位相シフト量PSは1/2に設定される。スレーブ機10Sは、マスター機10Mに対して位相シフト量PSが1/2の条件でスイッチングを行っているため、電流I2の波形は電流I1の波形に対して位相が一周期の1/2、すなわち180°遅れている。
図8Bは、マスター機10Mに接続されたスレーブ機10Sが2台の場合の電流の波形を示すグラフである。太い実線は、マスター機10Mに流れ込む電流I1(図6)を示し、細い実線は、1台目のスレーブ機10Sに流れ込む電流I2を示し、中間の太さの実線は2台目のスレーブ機10Sに流れ込む電流I3を示し、破線は電源装置60から流出する電流Iを示す。
マスター機10Mに接続されているスレーブ機10Sが2台であるため、1台目のスレーブ機10Sの位相シフト量PSは1/3に設定され、2台目のスレーブ機10Sの位相シフト量PSは2/3に設定される。1台目のスレーブ機10Sは、マスター機10Mに対して位相シフト量PSが1/3の条件でスイッチングを行っているため、電流I2の波形は電流I1の波形に対して位相が一周期の1/3、すなわち120°遅れている。同様に、電流I3の波形は電流I1の波形に対して位相が一周期の2/3、すなわち240°遅れている。
次に、上記実施例の優れた効果について説明する。
実施例による電力変換装置においては、コンバータモジュール10の昇降圧制御される電流の経路が、端子台モジュール30(図2)を介して外部機器、例えば電源装置60、電気負荷61、リアクトル28(図2)に接続される。このため、例えば、端子台モジュール30と外部機器との電気的接続を維持したまま(配線を取り外すことなく)、かつ機械的接続構造を維持したまま(機械的接続構造に影響を与えることなく)、故障したコンバータモジュール10を端子台モジュール30から取り外し、新たなコンバータモジュール10を取り付けることができる。さらに、故障していないコンバータモジュール10と端子台モジュール30との間の電気的接続を維持したまま、かつ機械的接続構造を維持したまま、故障したコンバータモジュール10を端子台モジュール30から取り外すことができる。これにより、作業時の手間を軽減することができるとともに、誤配線のリスクを低減することができる。
また、図5に示したようにコンバータ側ブスバー701が端子台側ブスバー702の上に重ねられているため、ねじ703を緩めてコンバータモジュール10を端子台モジュール30から容易に取り外すことができる。コンバータモジュール10の側板153を端子台モジュール30の側板313の間隙部に挿入することにより、新たに取り付けるコンバータモジュール10を容易に位置決めすることができる。
コンバータモジュール10の各々にコントロール回路11が搭載されているため、コンバータモジュール10の交換時に、コントロール回路11とスイッチング回路12(図3)との間の配線の取り外しや取付けの作業を行う必要がない。このため、作業効率を高めることができる。
外部機器の定格駆動電力に応じて、コンバータモジュール10の台数を増減させることにより、種々の定格駆動電力の外部機器に柔軟に対応することができる。端子台モジュール30及びファンモジュール50として、コンバータモジュール10の台数に応じて過不足の無い大きさのものを用いればよい。
コンバータモジュール10は、コンバータ側ブスバー701及び端子台側ブスバー702(図5)により端子台モジュール30に機械的に固定される。コンバータモジュール10の固定部19をファンモジュール50の固定部58にねじ止めすることにより、コンバータモジュール10がファンモジュール50に機械的に固定される。このように、端子台モジュール30及びファンモジュール50は、電気的接続を実現する機能を有するとともに、コンバータモジュール10を機械的に固定するフレームとしての機能を併せ持つ。
コンバータモジュール10の台数を増減させた場合、マスター機10Mのコントロール回路11がスレーブ機10Sの台数に応じてスレーブ機10Sによるスイッチング動作の位相シフト量の刻み幅ΔPSを決定するため、コンバータモジュール10の台数を増減させてもコンバータモジュール10のスイッチングの動作タイミングを均等にずらすことができる。これにより、電流リップルの増加を抑制することができる。
次に、図9A〜図10Bを参照して、上記実施例による電力変換装置を適用したクレーンシステムについて説明する。
図9A及び図9Bは、それぞれ上記実施例によるによる電力変換装置を適用したクレーンシステムの概略正面図及び概略側面図である。複数の柱23が桁24を支えている。柱23と桁24とによって門型フレームが構成される。柱23の下端に車輪27が取り付けられており、門型フレームがレール21に沿って走行する。図9Aの紙面に垂直な方向及び図9Bの左右方向が走行方向に相当する。門型フレームに搭載された走行用モータ91が車輪27を駆動する。
桁24にトロリー25が搭載されている。トロリー25は横行用モータ90によって駆動されることにより横行方向に移動する。図9Aの左右方向及び図9Bの紙面に垂直な方向が横行方向に相当する。走行用モータ91及び横行用モータ90は、吊り下げられた対象物を垂直方向と交差する方向に移動させる移動モータとしての役割を持つ。
トロリー25に巻き上げ機26が搭載されている。巻き上げ機26は、巻上げモータ89によって駆動されることにより、先端にフック等の吊り下げ具26Aが取り付けられたワイヤの巻上げ及び繰り出しを行う。
車輪27が、走行用モータ91によって駆動される対象となる作業部に相当し、トロリー25が、横行用モータ90によって駆動される対象となる作業部に相当し、巻き上げ機26が、巻上げモータ89によって駆動される対象となる作業部に相当する。
門型フレームに、交流電源80、AC−DC変換装置81、蓄電装置84、及び電力変換装置85が搭載されている。交流電源80は、エンジン80Eと発電機80Gとを含む。交流電源80は、巻上げモータ89、横行用モータ90、及び走行用モータ91に駆動用の電力を供給する。さらに、交流電源80から供給される電力によって蓄電装置84が充電される。
図10Aは、クレーンシステムの電力系統図である。交流電源80がAC−DC変換装置81を介して直流母線82に接続されている。AC−DC変換装置81は、交流電源80から供給される交流電力を目標とする電圧の直流電力に変換して直流母線82に供給する。直流母線82の正側母線82Pと負側母線82Nとの間に平滑コンデンサ83が接続されている。
蓄電装置84が電力変換装置85を介して直流母線82に接続されている。電力変換装置85として、上記実施例による電力変換装置が適用される。電力変換装置85は、蓄電装置84の充放電を制御する。蓄電装置84の放電時には、電力変換装置85は蓄電装置84の出力電圧を昇圧して蓄電装置84から直流母線82に直流電力を供給する。蓄電装置84の充電時には、電力変換装置85は直流母線82の電圧を降圧して直流母線82から蓄電装置84に直流電力を供給する。
図10Aに示したクレーンシステムがガントリークレーンシステムである場合、巻上げモータ89、横行用モータ90、及び走行用モータ91が、それぞれインバータ86、87、88を介して直流母線82に接続されている。巻上げモータ89は、搬送対象物を吊り上げて垂直方向に移動させる。横行用モータ90及び走行用モータ91は、搬送対象物を垂直方向と交差する水平方向に移動させる移動モータとして機能する。図10Aに示したクレーンシステムが旋回型クレーンシステムである場合には、移動モータとして、ブームの起伏用モータ及び旋回用モータが用いられる。
コントローラ92が、AC−DC変換装置81、電力変換装置85、インバータ86、87、88を制御することにより、直流母線82から巻上げモータ89、横行用モータ90、及び走行用モータ91に電力を供給する。巻上げモータ89が巻下げ動作をするときには、コントローラ92がインバータ86を制御して、巻上げモータ89で発生した回生電力を直流母線82に供給する。この回生電力により蓄電装置84を充電することができる。
図10Bは、交流電源80及びAC−DC変換装置81の概略図である。交流電源80は、内燃機関等のエンジン80E及び発電機80Gを含む。エンジン80Eが発電機80Gを駆動することにより発電された交流電力がAC−DC変換装置81に供給される。
AC−DC変換装置81は、三相全波整流器81A及び電力変換装置81Bを含む。三相全波整流器81Aは、発電機80Gで発電された三相交流電力を直流電力に変換して電力変換装置81Bに供給する。電力変換装置81Bとして、上記実施例による電力変換装置が用いられる。電力変換装置81Bは、入力された直流電力を昇圧して直流母線82に供給する。なお、エンジン80E及び発電機80Gに代えて商用電源を用いてもよい。
電力変換装置85及び81Bとして上記実施例による電力変換装置が用いられているため、クレーンシステムの規模に応じてコンバータモジュール10(図2)の台数を柔軟に変更することができる。また、コンバータモジュール10の故障時に、容易にコンバータモジュール10を交換することができる。このため、故障修理のためにクレーンを停止させなければならない時間を短縮することができる。また、故障した1つのコンバータモジュール10を取り外して、残りの正常なコンバータモジュール10のみでクレーンを動作させることも可能である。
図9A〜図10Bでは、実施例による電力変換装置を、門型フレームを持つガントリークレーンに適用した例を示したが、その他のクレーン、例えばジブクレーン、天井クレーン等に適用することが可能である。さらに、クレーン以外の作業機械、例えばショベルに適用することも可能である。
次に、図11A及び図11Bを参照して、実施例による電力変換装置が搭載されたショベルについて説明する。
図11Aは、実施例による電力変換装置が搭載されたショベルの側面図である。下部走行体100に対して旋回可能に上部旋回体101が搭載されている。上部旋回体101にアタッチメント110が取り付けられている。アタッチメント110は、上部旋回体101に取り付けられたブーム112、ブーム112の先端に取り付けられたアーム113、及びアーム113の先端に取り付けられたバケット114を含む。ブームシリンダ115がブーム112を起伏させる。アームシリンダ116がアーム113を開閉させる。バケットシリンダ117がバケットを開閉させる。
図10Bは、ショベルの油圧駆動系及び電気駆動系のブロック図である。エンジン120、電動発電機122、及び油圧ポンプ123がトルクコンバータ121を介して相互に接続されている。油圧ポンプ123から油圧負荷124に動力が供給される。油圧負荷124には、例えば、ブームシリンダ115、アームシリンダ116、バケットシリンダ117(図10A)、及び下部走行体100のクローラを駆動する油圧モータ等が含まれる。
電動発電機122で発電された電力がAC−DC変換装置130を介して直流母線131に供給される。直流母線131に平滑コンデンサ132が接続されている。AC−DC変換装置130には、例えば双方向インバータが用いられる。
直流母線131にDC−DCコンバータ136を介して蓄電装置135が接続されている。さらに、直流母線131にインバータ141を介して旋回モータ140が接続されている。DC−DCコンバータ136として、上記実施例による電力変換装置が用いられる。上部旋回体101が、旋回モータ140によって駆動される対象となる作業部に相当する。
電動発電機122は、アシスト運転と発電運転との両方を行うことができる。電動発電機122が発電運転されるときは、エンジン120からトルクコンバータ121を介して電動発電機122に動力が伝達される。電動発電機122がアシスト運転されるときは、蓄電装置135からDC−DCコンバータ136、直流母線131、AC−DC変換装置130を介して電動発電機122に電力が供給される。電動発電機122が動力を発生することにより、エンジン120をアシストする。
インバータ141は、直流母線131から旋回モータ140に電力を供給して旋回モータ140を駆動する。旋回モータ140が回生動作をするときには、旋回モータ140で発生した回生電力を直流母線131に供給する。
DC−DCコンバータ136に実施例による電力変換装置を用いているため、コンバータモジュール10(図1A、図1B)の故障修理のためにショベルを停止させなければならない時間を短縮することができる。また、故障した1つのコンバータモジュール10を取り外して、残りの正常なコンバータモジュール10のみでショベルを動作させることも可能である。
上述の各実施例は例示であり、異なる実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。複数の実施例の同様の構成による同様の作用効果については実施例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 コンバータモジュール
10M マスター機
10S スレーブ機
11 コントロール回路
12 スイッチング回路
12A、12B スイッチング素子
12C、12D フリーホイールダイオード
13 リレー
14 制御電源回路
15 コンバータ側接続端子部
15Pi コンバータ側の正側入力端子
15Ni コンバータ側の負側入力端子
15Li コンバータ側のリアクトル入力端子
15Lo コンバータ側のリアクトル出力端子
15Po コンバータ側の正側出力端子
15No コンバータ側の負側出力端子
16 制御電源端子
17 ファン制御端子
18 通信ケーブル用端子
19 固定部
28 リアクトル
30 端子台モジュール
31 端子台側接続端子部
31Pi 端子台側の正側入力端子
31Ni 端子台側の負側入力端子
31Li 端子台側のリアクトル入力端子
31Lo 端子台側のリアクトル出力端子
31Po 端子台側の正側出力端子
31No 端子台側の負側出力端子
32Pi 外部機器接続用の正側入力端子
32Ni 外部機器接続用の負側入力端子
32Li 外部機器接続用のリアクトル入力端子
32Lo 外部機器接続用のリアクトル出力端子
32Po 外部機器接続用の正側出力端子
32No 外部機器接続用の負側出力端子
50 ファンモジュール
51 制御電源端子台
52 ファン電源回路
53 ファン
55 制御電源端子
56 ファン制御端子
58 固定部
60 電源装置
61 電気負荷
65 制御電源装置
66 制御装置
70 接続導体
75 電源ケーブル
76 制御配線
77 通信ケーブル
80 交流電源
80E エンジン
80G 発電機
81 AC−DC変換装置
81A 三相全波整流器
81B 電力変換装置
82 直流母線
82P 正側母線
82N 負側母線
83 平滑コンデンサ
84 蓄電装置
85 電力変換装置
86、87、88 インバータ
89 巻上げモータ
90 横行用モータ
91 走行モータ
92 コントローラ
100 下部走行体
101 上部旋回体
110 アタッチメント
112 ブーム
113 アーム
114 バケット
115 ブームシリンダ
116 アームシリンダ
117 バケットシリンダ
120 エンジン
121 トルクコンバータ
122 電動発電機
123 油圧ポンプ
124 油圧負荷
130 電力変換装置
131 直流母線
132 平滑コンデンサ
135 蓄電装置
136 DC−DCコンバータ
140 旋回モータ
141 インバータ
151 支持板
152 絶縁端子
153 側板
311 支持板
312 絶縁端子
313 側板
701 コンバータ側ブスバー
702 端子台側ブスバー
703 ねじ

Claims (10)

  1. 作業部を駆動するモータと、
    前記モータに電力を供給する電力変換装置と
    を有し、
    前記電力変換装置は、
    電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する複数のコンバータモジュールと、
    前記モータを含む外部機器と複数の前記コンバータモジュールとの間に介在して両者を電気的に接続し、前記外部機器との接続を維持したまま、1つの前記コンバータモジュールを取り外し可能な構造を持つ端子台モジュールと
    複数の前記コンバータモジュールを冷却するファンモジュールと
    を有し、
    前記端子台モジュール及び前記ファンモジュールは、複数の前記コンバータモジュールを機械的に支持するフレームとして機能する作業機械。
  2. 作業部を駆動するモータと、
    前記モータに電力を供給する電力変換装置と
    を有し、
    前記電力変換装置は、
    電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する複数のコンバータモジュールと、
    前記モータを含む外部機器と複数の前記コンバータモジュールとの間に介在して両者を電気的に接続し、前記外部機器との接続を維持したまま、1つの前記コンバータモジュールを取り外し可能な構造を持つ端子台モジュールと
    を有し、
    複数の前記コンバータモジュールの1つはマスター機であり、他はスレーブ機であり、
    前記マスター機は前記スレーブ機と通信を行うことにより、前記スレーブ機の台数を検知し、検知された台数に基づいて、前記スレーブ機で設定すべき位相シフト量の刻み幅を算出して前記スレーブ機に通知し、
    前記スレーブ機は、通知された前記刻み幅に基づいて自己の位相シフト量を決定する作業機械。
  3. 取り外し対象の前記コンバータモジュール以外の前記コンバータモジュールと前記端子台モジュールとの接続を維持したまま、取り外し対象の前記コンバータモジュールを前記端子台モジュールから取り外し可能に、複数の前記コンバータモジュールと前記端子台モジュールとが電気的に接続されている請求項1または2に記載の作業機械。
  4. 電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する複数のコンバータモジュールと、
    外部機器と複数の前記コンバータモジュールとの間に介在して両者を電気的に接続し、複数の前記コンバータモジュールの入力端子を並列接続し、複数の前記コンバータモジュールの出力端子を並列接続している端子台モジュールと
    複数の前記コンバータモジュールを冷却するファンモジュールと
    を有し、
    前記端子台モジュール及び前記ファンモジュールは、複数の前記コンバータモジュールを機械的に支持するフレームとして機能する電力変換装置。
  5. 電圧コンバータ回路の少なくとも一部を構成する複数のコンバータモジュールと、
    外部機器と複数の前記コンバータモジュールとの間に介在して両者を電気的に接続し、複数の前記コンバータモジュールの入力端子を並列接続し、複数の前記コンバータモジュールの出力端子を並列接続している端子台モジュールと
    を有し、
    複数の前記コンバータモジュールの1つはマスター機であり、他はスレーブ機であり、
    前記マスター機は前記スレーブ機と通信を行うことにより、前記スレーブ機の台数を検知し、検知された台数に基づいて、前記スレーブ機で設定すべき位相シフト量の刻み幅を算出して前記スレーブ機に通知し、
    前記スレーブ機は、通知された前記刻み幅に基づいて自己の位相シフト量を決定する電力変換装置。
  6. 前記マスター機及び検知された前記スレーブ機からなる複数の前記コンバータモジュールのスイッチングの動作のタイミングが均等にずれるように、前記マスター機が前記スレーブ機の動作を制御する請求項に記載の電力変換装置。
  7. 複数の前記コンバータモジュールの各々は、前記端子台モジュールと前記外部機器との間の接続を維持し、かつ他の前記コンバータモジュールと前記端子台モジュールとの接続を維持したまま取り外し可能に前記端子台モジュールに電気的に接続されている請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記端子台モジュールは、前記外部機器の定格駆動電力に応じて必要となる前記コンバータモジュールの台数に対応して過不足の無い大きさとされている請求項4乃至7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記コンバータモジュールの各々は、スイッチング素子、前記スイッチング素子のオンオフを制御するコントロール回路、及び前記スイッチング素子でスイッチングされる電流が流出入する複数のコンバータ側接続端子を含み、
    前記端子台モジュールは、複数の端子台側接続端子、及び所定の前記端子台側接続端子に電気的に接続された複数の外部接続端子を含み、複数の前記端子台側接続端子は、前記コンバータモジュールごとに複数の前記コンバータ側接続端子に対応して設けられ、対応する前記コンバータ側接続端子に接続されており、複数の前記外部接続端子は前記外部機器に接続される請求項4乃至8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. さらに、複数の前記コンバータモジュールの各々に対応して配置されたリアクトルを有し、前記リアクトルは、前記端子台モジュールを介して対応する前記コンバータモジュールに接続されており、前記コンバータモジュールと前記リアクトルとによって昇降圧コンバータ回路が構成される請求項4乃至9のいずれか1項に記載の電力変換装置。
JP2016229642A 2016-11-28 2016-11-28 作業機械及び電力変換装置 Active JP6804147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016229642A JP6804147B2 (ja) 2016-11-28 2016-11-28 作業機械及び電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016229642A JP6804147B2 (ja) 2016-11-28 2016-11-28 作業機械及び電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018088724A JP2018088724A (ja) 2018-06-07
JP6804147B2 true JP6804147B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=62494646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016229642A Active JP6804147B2 (ja) 2016-11-28 2016-11-28 作業機械及び電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6804147B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062583U (ja) * 1992-06-10 1994-01-14 古河電気工業株式会社 コネクタ付きバスバー
JP2002330588A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Mitsubishi Electric Corp コンバータ装置
JP3947906B2 (ja) * 2001-08-30 2007-07-25 株式会社日立製作所 バックアップ電源と電源装置
JP2006050891A (ja) * 2004-07-08 2006-02-16 Toshiba Tec Corp マルチフェーズ型dc/dcコンバータ装置
JP2007060805A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Toshiba Tec Corp 電源装置
US8044537B2 (en) * 2006-06-28 2011-10-25 Abb Technology Ltd. Modular HVDC converter
JP2010130774A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Renesas Technology Corp 電源システム
JP5782994B2 (ja) * 2011-10-31 2015-09-24 富士電機株式会社 インバータスタック
WO2014041922A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 住友重機械工業株式会社 掘削機
JP6255999B2 (ja) * 2013-12-27 2018-01-10 株式会社リコー Dc/dcコンバータ、スイッチング電源装置及び電子機器
JP2015132515A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 日立金属株式会社 電流検出構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018088724A (ja) 2018-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103380560B (zh) 用于提供不间断电源的方法和装置
EP3116096B1 (en) Ups circuit
EP2928061B1 (en) Power conversion system and method for controlling same
JP6154674B2 (ja) 蓄電装置を搭載した電力変換装置
JP6669787B2 (ja) 蓄電部を有するモータ駆動装置及びモータ駆動システム
CN103647465A (zh) 一种功率变换装置
KR101356277B1 (ko) 교류 모터 구동 장치
JP5936745B1 (ja) 車両用電力変換装置
CN103506749B (zh) 点焊***和用于点焊机器人的控制装置
CN102904459A (zh) 功率变换装置
JP6804147B2 (ja) 作業機械及び電力変換装置
US10355586B2 (en) Power converter
CN105075103B (zh) 多轴驱动装置
JP2012147571A (ja) インバータ装置および電動機ドライブシステム
KR101471321B1 (ko) 교류 모터 구동 장치
JP4927655B2 (ja) 昇降圧コンバータ
JP2009219174A (ja) モータ駆動装置
JP5919424B1 (ja) コンデンサモジュール
JP5122200B2 (ja) 昇降圧コンバータの駆動制御装置及び昇降圧コンバータ
JP5545103B2 (ja) 電気車用駆動回路
CN104602947A (zh) 铁路车辆用驱动控制装置
JP2015154558A (ja) 電力変換装置
JPS6149620A (ja) 電源装置
JP2016216220A (ja) 走行クレーン
JP2018125991A (ja) 作業機械及びモータ駆動システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6804147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150