JP6803873B2 - 風車翼内部の検査方法 - Google Patents

風車翼内部の検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6803873B2
JP6803873B2 JP2018064103A JP2018064103A JP6803873B2 JP 6803873 B2 JP6803873 B2 JP 6803873B2 JP 2018064103 A JP2018064103 A JP 2018064103A JP 2018064103 A JP2018064103 A JP 2018064103A JP 6803873 B2 JP6803873 B2 JP 6803873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind turbine
inspection
turbine blade
inspection unit
extension rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018064103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019173680A (ja
Inventor
渡邊 直太
直太 渡邊
慶助 太田
慶助 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2018064103A priority Critical patent/JP6803873B2/ja
Priority to US16/149,639 priority patent/US10598608B2/en
Publication of JP2019173680A publication Critical patent/JP2019173680A/ja
Priority to JP2020175218A priority patent/JP6944034B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6803873B2 publication Critical patent/JP6803873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/954Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/954Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores
    • G01N2021/9542Inspecting the inner surface of hollow bodies, e.g. bores using a probe
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Description

本開示は、風車翼内部の検査方法及び風車翼の検査装置に関する。
従来、風力発電設備(以下、風車ともいう)の風車翼内部を検査するための検査方法や検査装置が知られている。例えば、特許文献1には、検査対象の風車翼を下方すなわちアジマス角180°に配置し、ハブから風車翼の内部にケーブルを垂下させ、該ケーブルに取り付けたカメラ又はセンサで風車翼内部を検査する方法が開示されている。
米国特許出願公開第2013/0300855号明細書
しかし、上記特許文献1に開示された検査方法では、下方に配置した風車翼の翼根側すなわち上方側から風車翼の内部を検査するため、風車翼内部への作業員や物の落下の危険性が必ずしもないといえない。また、これを回避するために風車翼を例えば水平に配置した場合はケーブルにとりつけた状態のカメラやセンサを翼先端側まで搬送することが困難であるという問題があった。
本開示の少なくとも幾つかの実施形態は、風車翼内部の検査を安全に行うことを目的とする。
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼内部の検査方法は、
風車翼の検査方法であって、
支持フレーム、前記支持フレームに回動自在に配置された少なくとも一つの車輪、及び前記支持フレームにおける進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップと、
前記風車翼の翼根部側から翼先端部側に向けて前記検査ユニットを搬送する搬送ステップと、を備え、
前記搬送ステップでは、
前記検査ユニットの後端部に少なくとも一本の延長棒を接続し、前記延長棒を前記翼先端部側に押し出すことで前記検査ユニットを送り出す。
上記(1)の方法によれば、風車翼の内部に検査ユニットを入れ、該検査ユニットの後端部に延長棒を接続して当該延長棒を翼先端部側に押し出すことで、車輪を有する検査ユニットが翼先端部側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒を追加的に接続することで翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼の内部において、作業員が入り込めない翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。よって、例えば風車翼内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼内部の検査を安全に行うことができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の方法において、
風車に取り付けられた風車翼のアジマス角を水平方向±30°以内の状態に保持するステップを備え、
前記検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップ及び前記搬送ステップは、風車に取り付けられ、アジマス角が前記保持ステップの状態で保持された風車翼に対して行われてもよい。
上記(2)の方法によれば、風車翼は風車に取り付けられた状態でアジマス角が水平方向±30°以内すなわち90°±30°又は270°±30°に保持される。つまり、風車に取り付けられ、作業員が概ね安全に移動可能な角度に保持された状態の風車翼の内部を検査することができるから、検査のために風車翼を取り外す必要がなく、検査に関するコストの低減と工期の短縮化を図ることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の何れか1つに記載の方法において、
前記搬送ステップでは、送り出した前記検査ユニット又は最後部の前記延長棒の後端部に前記延長棒の前端部を連結してもよい。
上記(3)の方法によれば、先頭すなわち翼先端部側に検査ユニットが配置され、該検査ユニットの後端部すなわち翼根部側に延長棒が連結され、追加で連結された延長棒のうち最後部の延長棒の後端部に新たな延長棒の前端部が連結されることで検査ユニットが翼先端部側に搬送される。このように延長棒を継ぎ足すことにより、簡易な構成で上記(1)又は(2)の何れか1つで述べた効果を享受することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(3)の何れか1つに記載の方法において、
前記延長棒は長手方向に伸縮自在に構成され、
前記搬送ステップでは、前記延長棒を前記長手方向に伸長してもよい。
上記(4)の方法によれば、伸縮自在な延長棒を採用することにより、例えば風車翼内部の検査に際して延長棒を運搬する際、延長棒を収縮した状態とすることで運搬し易くすることができるから、一度の運搬でより多くの延長棒を搬入することができる。一方、検査ユニットを送り出す際に延長棒を伸長させて連結することにより、必要とされる延長棒の数を低減することができる。さらに、翼根部近傍のスペースが限られた状態で検査する場合にも、伸縮しない延長棒に比べて少ない数の延長棒を容易に運び込むことができるから、作業性の向上が図られる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(4)の何れか1つに記載の方法において、
前記風車翼が取り付けられるハブの内部に前記検査ユニットを運び込むステップと、
前記ハブの内部から前記風車翼の内部に前記検査ユニットを送り込むステップと、を更に含んでもよい。
上記(5)の方法によれば、風車のハブに取り付けられた状態の風車翼の内部を検査する際、翼根部側であるハブの内部に検査ユニットが運び込まれ、ハブの内部から風車翼の内部に検査ユニットが送り込まれる。このように、風車に取り付けられた状態の風車翼内部の検査に際し、ハブ内の限られたスペースでの作業において上記(1)〜(4)の何れか一つで述べた効果を享受することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(5)の何れか1つに記載の方法において、
各々の前記延長棒は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は前記翼根部の直径の2倍以下の長さに形成されてもよい。
上記(6)の方法によれば、各々の延長棒は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は翼根部の直径の2倍以下の長さに形成されるから、検査対象である風車翼の翼長によらず、搬送し易い長さの延長棒を用いて検査することができる。また、例えば風車に取り付けられた状態の風車翼の内部を検査する場合に、延長棒を一度ハブの内部に運び込む必要が生じても、円滑に運び込むことができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(6)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査機器は、前記風車翼の内部を撮像可能な撮像装置を含んでもよい。
上記(7)の方法によれば、検査機器としての撮像装置により、風車翼の内部を撮像することができる。よって、風車翼内部の視覚的な情報を得ることができるから、検査精度の向上が図られる。なお、撮像装置として、例えばファイバースコープ等よりも視野角の広い撮像装置等を採用することにより、より鮮明な画像を得ることができるから、検査精度のさらなる向上を図ることができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(7)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査機器は、前記進行方向の少なくとも前方を照射可能な照明装置を含んでもよい。
上記(8)の方法によれば、検査機器としての照明装置により、進行方向の少なくとも前方を照射することができる。これにより、例えば作業員が目視で認識できる範囲にあっては作業員の目視による検査の作業性及び検査精度の向上が図られる。また、例えば検査装置として撮像装置等と併用した場合には撮像装置によってより鮮明な画像を得ることができるから、検査精度の向上を図ることができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(8)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査ユニットは、前記検査機器による検査結果を表示する表示部を更に備え、
前記検査結果を前記表示部に表示する表示ステップを更に備えていてもよい。
上記(9)の方法によれば、検査機器による検査結果が表示部に表示される。つまり、作業現場において作業員が検査結果をリアルタイムに把握することができるから、風車翼内部の検査の作業性及び検査精度の向上を図ることができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(9)の何れか1つに記載の方法において、
前記延長棒には、各々の前記延長棒の後端部から前記検査ユニットの先端までの距離を示す目盛り、又は前記検査ユニットを起点とした各前記延長ユニットの連結数を示す指標が付されており、
前記搬送ステップでは、前記目盛り又は前記指標を確認しながら前記検査ユニットを搬送してもよい。
上記(10)の方法によれば、延長棒に付された目盛り又は指標を確認しながら検査ユニットを翼先端部側に搬送することができる。これにより、例えば風車翼内部で異常が確認された部分の翼長方向又は翼全体における位置を作業員が容易に把握することができるから、検査の作業性の向上を図ることができるとともに、例えば風車翼の補修等について適切な対応をとるための判断材料を得ることができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(1)〜(10)の何れか1つに記載の方法において、
前記検査ユニットの最前部に配置された器具を用いて検査に伴う軽作業を行うステップをさらに備えていてもよい。
上記(11)の方法によれば、検査ユニットの最前部に配置された器具により、検査に伴う軽作業を行うことができる。軽作業は、例えば、検査範囲の障害物除去、薬剤噴霧、光・音照射、部材の切削又は貼り付けなどであってもよい。このような構成により、検査における作業の自由度の向上が図られる。
(12)本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼の検査装置は、
進行方向に長尺な支持フレーム、前記支持フレームの前後部にそれぞれ回動自在に配置された車輪、及び前記支持フレームにおける前記進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットと、
前記検査ユニットの後端部に接続される延長棒を含む少なくとも一の延長ユニットと、
を備えている。
上記(12)の構成によれば、上記(1)で述べたように、風車翼の内部に検査ユニットを入れ、該検査ユニットの後端部に延長棒を接続して当該延長棒を含む延長ユニットを翼先端部側に押し出すことで、車輪を有する検査ユニットが翼先端部側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒を追加的に接続することで翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼の内部において、作業員が入り込めない翼先端部側まで検査ユニットを搬送することができる。よって、例えば風車翼内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼内部の検査を安全に行うことができる。
(13)幾つかの実施形態では、上記(12)に記載の構成において、
前記検査装置は、前記検査機器の周囲に配置され、高さ方向及び幅方向の少なくとも一方を含む周囲との接触を検知するセンサを含んでもよい。
上記(13)の構成によれば、センサにより、検査ユニットが高さ方向及び幅方向の少なくとも一方において周囲と接触したか否かを検知することができる。つまり、例えば、風車翼内部において、検査ユニットが風車翼の内面や風車翼の構造体、又は異物等と接触したことを検知することができる。
(14)幾つかの実施形態では、上記(13)に記載の構成において、
前記検査装置は、前記センサの検知結果を報知する報知部を更に含んでいてもよい。
上記(14)の構成によれば、センサの検知結果が報知部によって報知される。これにより、検査機器が周囲と接触したことを作業員が把握したり記録したりすることができる。そして、この報知部の報知に基づき、例えば、検査ユニットの進路を修正したり、検査ユニットが翼先端部の近傍に到達したことを把握して検査を終了したりする等の対応をとることができる。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、風車翼内部の検査を安全に行うことができる。
一実施形態に係る風力発電設備を示す概略図である。 一実施形態に係る風車翼の全体を示す斜視図である。 一実施形態に係る風車翼内部の検査方法を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る風車翼内部の検査方法を示すフローチャートである。 一実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 一実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。 他の実施形態における検査ユニットを示す概略図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態における風車を示す概略図であり、図2は、一実施形態における風車翼の全体を示す斜視図であり、図3は、一実施形態に係る風車翼の補修、補強又は付属部品の取り付け方法を示すフローチャートである。
図1に示すように、本開示の少なくとも幾つかの実施形態における風力発電設備(以下、風車1とする)は、複数(図1に示す例では3枚)の風車翼2及び該風車翼2が取り付けられるハブ3で構成されるロータ4と、ロータ4を図示しない主軸及び主軸受を介して回転自在に支持するナセル5と、ナセル5を水平旋回可能に支持するタワー6と、タワー6が設置されるベース7と、備える。なお、風車翼2は、3枚より多くてもよいし少なくても良い。
図2に示すように、幾つかの実施形態において、風車翼2は、翼根部2Aから翼先端部2Bに亘って長手方向(翼長方向)に延在する翼本体2Cを備える。
翼本体2Cは、風車1のハブ3に取り付けられる翼根部2Aと、ハブ3から最も遠くに位置する翼先端部2Bと、翼根部2A及び翼先端部2Bの間で翼長方向に延在する翼型部2Dと、を含む。また、翼本体2Cは、翼根部2Aから翼先端部2Bにかけて、前縁8Aと後縁8Bとを有する。そして、翼本体2Cの外形は、背面10(負圧面)と、背面10に対向する腹面12(正圧面)とによって形成される。
なお、本明細書において、「翼長方向」とは、翼根部2Aと翼先端部2Bとを結ぶ方向であり、「コード方向(翼コード方向)」とは、翼本体2Cの前縁8Aと後縁8Bとを結ぶ線(コード)に沿った方向である。また、「翼根部」とは、風車翼2において断面が概ね円形となる円筒状の部分であり、風車翼2の翼本体2Cにおける翼根側の端面を基準として例えば5mの翼長方向範囲(典型的には、前記端面から1〜3mの範囲)である。
図3に非限定的に例示するように、本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼2内部の検査方法は、風車翼2の検査方法であって、支持フレーム11、該支持フレーム11に回動自在に配置された少なくとも一つの車輪14、及び支持フレーム11における進行方向の前部に取り付けられた検査機器15を含む検査ユニット10を風車翼2の内部に入れるステップ(ステップS10)と、風車翼2の翼根部2A側から翼先端部2B側に向けて検査ユニットを搬送する搬送ステップ(ステップS20)と、を備えている。
上記車輪14は、一つの支持フレーム11につき少なくとも一つ設けられていれば足りる。例えば、上記進行方向において支持フレーム11の前部、後部又はこれらの間に車輪14が設けられていてもよい。また、車輪14が設けられる上記支持フレーム11の前部、後部又はこれらの間の位置には、それぞれ複数の車輪14が設けられていてもよい。
支持フレーム11は、例えば板状、円柱状、角柱状等の形状を有していてもよく、上記進行方向に沿って長尺な棒状の部材であってもよい。
そして、搬送ステップS20では、検査ユニット10の後端部13に少なくとも一本の延長棒21を接続し、延長棒21を翼先端部2B側に押し出すことで検査ユニット10を送り出す。
検査機器15は、少なくとも検査ユニット10の最前部、すなわち支持フレーム11の前端部12に1つ設けてもよいし、必要に応じて少なくとも一つの延長棒21に設けてもよい。
検査機器15による検査内容としては、例えば、撮像装置(カメラ)15Aによる撮像のほか、例えば、打音装置(図示略)による打音検査等も含まれ得る。
上記の方法によれば、風車翼2の内部に検査ユニット10を入れ、該検査ユニット10の後端部13に延長棒21を接続して当該延長棒21を翼先端部2B側に押し出すことで、車輪14を有する検査ユニット10が翼先端部2B側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒21を追加的に接続することで翼先端部2B側まで検査ユニット10を搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車1に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼2の内部において、作業員が入り込めない翼先端部2B側まで検査ユニットを搬送することができる。よって、例えば風車翼2内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼2内部の検査を安全に行うことができる。
なお、風車翼2内部の検査対象としては、例えば、風車翼2内面の構造部材32、風車翼2の内面に翼長方向Lに沿って配置された導電用のダウンコンダクタ30、又は、風車翼2の内部に混入された異物27などが含まれ得る。
幾つかの実施形態では、上記の方法において、風車1に取り付けられた風車翼2のアジマス角を水平方向±30°以内の状態に保持するステップ(ステップS1)を備え、検査ユニット10を風車翼2の内部に入れるステップS10及び搬送ステップS20は、風車1に取り付けられ、アジマス角が保持ステップS1の状態で保持された風車翼2に対して行われてもよい(例えば図2及び図4参照)。
上記方法によれば、風車翼2は風車1に取り付けられた状態でアジマス角が水平方向±30°以内すなわち90°±30°又は270°±30°に保持される。つまり、風車1に取り付けられ、作業員が概ね安全に移動可能な角度に保持された状態の風車翼2の内部を検査することができるから、検査のために風車翼2を取り外す必要がなく、検査に関するコストの低減と工期の短縮化を図ることができる。
なお、風車翼2のピッチ角は任意に設定してもよく、例えば、フルフェザー、フルファイン又はこれらの間の状態を含み得る。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、搬送ステップS20では、送り出した検査ユニット10又は最後部の延長棒21の後端部23に延長棒21の前端部22を連結してもよい。
上記方法によれば、先頭すなわち翼先端部2B側に検査ユニットが配置され、該検査ユニット10の後端部13すなわち翼根部2A側に延長棒21が連結され、追加で連結された延長棒21のうち最後部の延長棒21の後端部23に新たな延長棒21の前端部22が連結されることで検査ユニット10が翼先端部側に搬送される。このように延長棒21を継ぎ足すことにより、簡易な構成で上記何れかの実施形態で述べた効果を享受することができる。
幾つかの実施形態では、上記何れか1つの実施形態に記載の方法において、延長棒21は長手方向に伸縮自在に構成され、搬送ステップS20では、延長棒21を長手方向に伸長してもよい。
上記の方法によれば、伸縮自在な延長棒21を採用することにより、例えば風車翼2内部の検査に際して延長棒21を運搬する際、延長棒21を収縮した状態とすることで運搬し易くすることができるから、一度の運搬でより多くの延長棒21を搬入することができる。一方、検査ユニット10を送り出す際に延長棒21を伸長させて連結することにより、必要とされる延長棒21の数を低減することができる。さらに、翼根部2A近傍のスペースが限られた状態で検査する場合にも、伸縮しない延長棒21に比べて少ない数の延長棒21を容易に運び込むことができるから、作業性の向上が図られる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、風車翼2が取り付けられるハブ3の内部に検査ユニット10を運び込むステップ(ステップS2)と、ハブ3の内部から風車翼2の内部に検査ユニット10を送り込むステップ(ステップS3)と、を更に含んでもよい(例えば図4参照)。
本開示の検査には、ハブ3内(翼根部2A入口付近)で作業員が行う作業が含まれ得る。
上記方法によれば、風車1のハブ3に取り付けられた状態の風車翼2の内部を検査する際、翼根部2A側であるハブ3の内部に検査ユニット10が運び込まれ、ハブ3の内部から風車翼2の内部に検査ユニット10が送り込まれる。このように、風車1に取り付けられた状態の風車翼2内部の検査に際し、ハブ3内の限られたスペースでの作業において上記何れかの実施形態で述べた効果を享受することができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、各々の延長棒21は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は翼根部2Aの直径Dの2倍以下の長さに形成されてもよい。
上記方法によれば、各々の延長棒21は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は翼根部2Aの直径Dの2倍以下の長さに形成されるから、検査対象である風車翼2の翼長によらず、搬送し易い長さの延長棒21を用いて検査することができる。また、例えば風車1に取り付けられた状態の風車翼2の内部を検査する場合に、延長棒21を一度ハブ3の内部に運び込む必要が生じても、円滑に運び込むことができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査機器15は、風車翼2の内部を撮像可能な撮像装置15Aを含んでもよい。
上記方法によれば、検査機器15としての撮像装置15Aにより、風車翼2の内部を撮像することができる。よって、風車翼2内部の視覚的な情報を得ることができるから、検査精度の向上が図られる。なお、撮像装置として、例えばファイバースコープ等よりも視野角の広い撮像装置等を採用することにより、より鮮明な画像を得ることができるから、検査精度のさらなる向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査機器15は、進行方向の少なくとも前方を照射可能な照明装置15Bを含んでもよい。
上記方法によれば、検査機器15としての照明装置15Bにより、進行方向の少なくとも前方を照射することができる。これにより、例えば作業員が目視で認識できる範囲にあっては作業員の目視による検査の作業性及び検査精度の向上が図られる。また、例えば検査ユニット10として撮像装置15A等と併用した場合には撮像装置15Aによってより鮮明な画像を得ることができるから、検査精度の向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査ユニット10は、検査機器15による検査結果を表示する表示部15Cを更に備え、検査結果を表示部15Cに表示する表示ステップ(ステップS30)を更に備えていてもよい。
上記方法によれば、検査機器15による検査結果が表示部15Cに表示される。つまり、作業現場において作業員が検査結果をリアルタイムに把握することができるから、風車翼2内部の検査の作業性及び検査精度の向上を図ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、延長棒21には、各々の延長棒21の後端部23から検査ユニット10の先端までの距離を示す目盛り24、又は検査ユニット10を起点とした各々の延長棒21の連結数を示す指標25が付されており、搬送ステップS20では、目盛り24又は指標25を確認しながら検査ユニット10を搬送してもよい(例えば、図10参照)。
上記方法によれば、延長棒21に付された目盛り24又は指標25を確認しながら検査ユニット10を翼先端部2B側に搬送することができる。これにより、例えば風車翼2内部で異常が確認された部分の翼長方向L又は風車翼2全体における位置を作業員が容易に把握することができるから、検査の作業性の向上を図ることができるとともに、例えば風車翼2の補修等について適切な対応をとるための判断材料を得ることができる。
幾つかの実施形態では、上記何れかの実施形態に記載の方法において、検査ユニット10の前端部12に配置された器具26を用いて検査に伴う軽作業を行うステップ(ステップS40)をさらに備えていてもよい(例えば図4参照)。
上記方法によれば、検査ユニット10の前端部12に配置された器具26により、検査に伴う軽作業を行うことができる。軽作業は、例えば、検査範囲の障害物除去、薬剤噴霧、光・音照射、部材の切削又は貼り付けなどであってもよい。このような構成により、検査における作業の自由度の向上が図られる。
本開示の少なくとも一実施形態に係る風車翼の検査ユニット10は、進行方向に長尺な支持フレーム11、該支持フレーム11の前後部にそれぞれ回動自在に配置された車輪14、及び支持フレーム11における進行方向の前部に取り付けられた検査機器15を含む検査ユニット10と、該検査ユニット10の後端部13に接続される延長棒21を含む少なくとも一の延長ユニット20と、を備えている(例えば図10参照)。
上記構成によれば、上述したように、風車翼2の内部に検査ユニット10を入れ、該検査ユニット10の後端部13に延長棒21を接続して当該延長棒21を含む延長ユニット20を翼先端部2B側に押し出すことで、車輪14を有する検査ユニット10が翼先端部2B側に送り出される。その際、翼長に応じて延長棒21を追加的に接続することで翼先端部2B側まで検査ユニット10を搬送することができる。従って、例えば地上、洋上又は風車に取り付けられた状態で水平又はほぼ水平の状態に配置された風車翼2の内部において、作業員が入り込めない翼先端部2B側まで検査ユニット10を搬送することができる。よって、例えば風車翼2内部への作業員や物の落下のような危険を回避して、風車翼2内部の検査を安全に行うことができる。
幾つかの実施形態では、上記構成において、検査ユニット10は、検査機器15の周囲に配置され、高さ方向及び幅方向の少なくとも一方を含む周囲との接触を検知するセンサ15Dを含んでもよい(例えば図7、図8及び図9参照)。
上記構成によれば、センサ15Dにより、検査ユニット10が高さ方向及び幅方向の少なくとも一方において周囲と接触したか否かを検知することができる。つまり、例えば、風車翼2内部において、検査ユニット10が風車翼2の内面や風車翼2の構造体、又は異物等と接触したことを検知することができる。
幾つかの実施形態では、上記構成において、検査ユニット10は、センサ15Dの検知結果を報知する報知部17を更に含んでいてもよい(例えば図8及び図9参照)。
上記構成によれば、センサ15Dの検知結果が報知部17によって報知される。これにより、検査機器15が周囲と接触したことを作業員が把握したり記録したりすることができる。そして、この報知部17の報知に基づき、例えば、検査ユニット10の進路を修正したり、検査ユニット10が翼先端部2Bの近傍に到達したことを把握して検査を終了したりする等の対応をとることができる。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、風車翼2内部の検査を安全に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1 風車
2 風車翼
2A 翼根部
2B 翼先端部
2C 翼本体
3 ハブ
4 ロータ
5 ナセル
6 タワー
7 ベース
10 検査ユニット
11 支持フレーム
12 前端部
13 後端部
14 車輪
15 検査機器
15A 撮像装置
15B 照明装置
15C 表示部
15D センサ
16 カバー
17 報知部
20 延長ユニット
21 延長棒
22 前端部
23 後端部
24 目盛り
25 指標
26 器具
27 異物
30 ダウンコンダクタ
32 構造部材
D 翼根部の直径
L 翼長方向
X 長手方向

Claims (10)

  1. 風車翼内部の検査方法であって、
    支持フレーム、前記支持フレームに回動自在に配置された少なくとも一つの車輪、及び前記支持フレームにおける進行方向の前部に取り付けられた検査機器を含む検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップと、
    前記風車翼の翼根部側から翼先端部側に向けて前記検査ユニットを搬送する搬送ステップと、を備え、
    前記搬送ステップでは、
    前記検査ユニットの後端部に少なくとも一本の延長棒を接続し、前記延長棒を前記翼先端部側に押し出すことで前記検査ユニットを送り出すとともに、
    風車に取り付けられた風車翼の前縁と後縁とを結ぶコードが水平方向に沿った状態、且つ、該風車翼のアジマス角を水平方向±30°以内の状態に保持する保持ステップを備え、
    前記検査ユニットを前記風車翼の内部に入れるステップ及び前記搬送ステップは、風車に取り付けられ、アジマス角が前記保持ステップの状態で保持された風車翼に対して行われ、前記コードが水平方向に沿った状態の前記風車翼の内面上を車輪の回動により前記検査ユニットが走行する
    ことを特徴とする風車翼内部の検査方法。
  2. 前記搬送ステップでは、送り出した前記検査ユニット又は最後部の前記延長棒の後端部に前記延長棒の前端部を連結する
    ことを特徴とする請求項1に記載の風車翼内部の検査方法。
  3. 前記延長棒は長手方向に伸縮自在に構成され、
    前記搬送ステップでは、前記延長棒を前記長手方向に伸長する
    ことを特徴とする請求項1に記載の風車翼内部の検査方法。
  4. 前記風車翼が取り付けられるハブの内部に前記検査ユニットを運び込むステップと、
    前記ハブの内部から前記風車翼の内部に前記検査ユニットを送り込むステップと、を更に含む
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
  5. 各々の前記延長棒は、最短状態における長手方向の長さが3m以下又は前記翼根部の直径の2倍以下の長さに形成される
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
  6. 前記検査機器は、前記風車翼の内部を撮像可能な撮像装置を含む
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
  7. 前記検査機器は、前記進行方向の少なくとも前方を照射可能な照明装置を含む
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
  8. 前記検査ユニットは、前記検査機器による検査結果を表示する表示部を更に備え、
    前記検査結果を前記表示部に表示する表示ステップを更に備える
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
  9. 前記延長棒には、各々の前記延長棒の後端部から前記検査ユニットの先端までの距離を示す目盛り、又は前記検査ユニットを起点とした各々の前記延長棒の連結数を示す指標が付されており、
    前記搬送ステップでは、前記目盛り又は前記指標を確認しながら前記検査ユニットを搬送する
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
  10. 前記検査ユニットの前端部に配置された器具を用いて検査に伴う軽作業を行うステップをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の風車翼内部の検査方法。
JP2018064103A 2018-03-29 2018-03-29 風車翼内部の検査方法 Active JP6803873B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064103A JP6803873B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 風車翼内部の検査方法
US16/149,639 US10598608B2 (en) 2018-03-29 2018-10-02 Method of inspecting interior of wind turbine blade and inspection device for wind turbine blade
JP2020175218A JP6944034B2 (ja) 2018-03-29 2020-10-19 風車翼の検査装置および風車翼内部の検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064103A JP6803873B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 風車翼内部の検査方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020175218A Division JP6944034B2 (ja) 2018-03-29 2020-10-19 風車翼の検査装置および風車翼内部の検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019173680A JP2019173680A (ja) 2019-10-10
JP6803873B2 true JP6803873B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=68055983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018064103A Active JP6803873B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 風車翼内部の検査方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10598608B2 (ja)
JP (1) JP6803873B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11047368B2 (en) * 2019-07-16 2021-06-29 General Electric Company Systems and methods for maintaining wind turbine blades

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116689A (en) 1977-03-22 1978-10-12 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp Method of feeding columnar body in tube and device used therefor
JPH07279819A (ja) 1994-04-04 1995-10-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風車ブレードおよびその重心モーメント調整方法
DE102009007935B4 (de) 2009-02-06 2011-06-30 Lewandowski, Angela, 30159 Vorrichtung und Verfahren für die künstliche Verlängerung von Nägeln
KR20120037917A (ko) * 2009-12-24 2012-04-20 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 풍차 날개 및 상기 풍차 날개를 구비한 풍력 발전 장치
DE102010017749A1 (de) 2010-07-05 2012-01-05 Ssb Wind Systems Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur optischen Messung der Biegung eines Rotorblatts einer Windkraftanlage
WO2012097475A1 (en) * 2011-01-21 2012-07-26 General Electric Company System and method for performing an internal inspection on a wind turbine rotor blade
US20130017086A1 (en) * 2011-07-12 2013-01-17 Clipper Windpower, Inc. Visual inspection of turbine blades
US8640558B2 (en) 2011-09-12 2014-02-04 Honeywell International Inc. System for the automated inspection of structures at height
JP5837818B2 (ja) 2011-12-27 2015-12-24 積水化学工業株式会社 管内検査装置、及び埋設管診断方法
ES2461390B1 (es) 2012-11-16 2015-03-02 Gamesa Innovation & Tech Sl Sistema y método para reforzar una zona debilitada de una pala de aerogenerador
JP6320081B2 (ja) * 2014-02-27 2018-05-09 三菱重工業株式会社 風車翼の損傷検知方法及び風車

Also Published As

Publication number Publication date
US10598608B2 (en) 2020-03-24
US20190302034A1 (en) 2019-10-03
JP2019173680A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6555729B2 (ja) 風力タービンブレードの地上ベースの検査のためのシステムおよび方法
US8171809B2 (en) System and method for wind turbine inspection
ES2947298T3 (es) Métodos y sistemas para reparar palas de turbinas eólicas
DK178100B1 (en) Wind turbine inspection system and method
ES2661595T3 (es) Robot para la inspección de palas de rotor de turbinas eólicas
ES2462145T3 (es) Método para comprobar la condición estructural de las turbinas eólicas
US8316716B2 (en) Method for inspecting at least one rotor blade of a wind turbine and inspection system for at least one rotor blade of a wind turbine
JP6541743B2 (ja) 飛翔体を用いた風力発電設備の検査システム及び検査方法
JP6881296B2 (ja) 欠陥検査装置、欠陥検査方法及びプログラム
JP4799088B2 (ja) 遠隔検査における作業位置計測方法およびその装置
ES2665564T3 (es) Procedimiento para la exploración óptica de una central de energía eólica con fines de inspección mediante el uso de una aeronave
US20120136630A1 (en) Method and system for wind turbine inspection
US20130300855A1 (en) System and method for performing an internal inspection on a wind turbine rotor blade
EP2538206A3 (en) Integrated backscatter X-ray system
US11408401B2 (en) Robotic access system including robotic fan crawler for wind blade inspection and maintenance
JP6803873B2 (ja) 風車翼内部の検査方法
KR102148437B1 (ko) 풍력발전기 블레이드 내부 상태 측정시스템
CN111412342A (zh) 管道检测机器人及管道检测方法
KR20150047718A (ko) 풍력 발전기용 블레이드 검사장치 및 검사방법
JP6944034B2 (ja) 風車翼の検査装置および風車翼内部の検査方法
JP7021470B2 (ja) 風力発電設備の検査装置及び風力発電設備の検査方法
JP2015096707A (ja) 立軸ポンプの点検装置および点検方法
KR200472414Y1 (ko) 수직 용접부의 방사선 촬영장치
KR20120110774A (ko) 터빈로터 중심공 육안검사용 촬영 장치
JP2017125493A (ja) 大型構造物のメンテナンス方法および無人飛行機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201019

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201019

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201028

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20201104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6803873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150