JP6803826B2 - 骨接合部品と骨接合部品形成方法 - Google Patents

骨接合部品と骨接合部品形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、骨折治療用の位置決め機能付きの骨接合部品に関するものである。
動物等の骨折治療を行うに当たり、現在ではCTスキャン(コンピュータ断層撮影)のデータを基に、骨折した骨の表面形状を反映した骨接合部品を製作し治療を行う場合がある。また、骨接合部品は骨の形状に沿った形状であるため、手術中に骨接合部品の取り付け方向(身体側と末端側の方向)を間違えることは少ないと考えられている。
しかし、特許文献1に記載の骨接合部品では、関節等の特異的な形状が存在しない部位の骨折治療においては、おおよその取り付け位置を決めることは可能だが、粉砕骨折等の骨と骨の間に隙間が存在する症例の場合は、骨接合部品の取り付け方向を間違えるミスが発生する可能性が大きい。
特許第5221063号公報
粉砕骨折のように折れた骨と骨の間に隙間がある症例を整復する場合、従来の施術では医師の知識や経験を基にして整復し、骨接合部品を取り付ける場合が多い。さらに、整復用の骨接合部品の配置に関しても曖昧な部分があり、折れた骨を骨折前と同じ位置に整復し、骨接合部品を配置するのは困難である。特に、粉砕骨折等の骨と骨との間に隙間がある場合は骨接合部品の取り付け方向を間違えるミスが発生する可能性が大きい。
本発明は、粉砕骨折等の治療であっても、骨を骨折前の位置と思われる予想位置に整復可能な位置決め機能を有する骨接合部品を提供することを目的とする。
本発明の骨接合部品は、動物の骨の骨折部を固定する骨接合部品において、一端部分が前記骨折部の身体側の折れた第1骨の表面に接触し他端部分が前記骨折部の末端側の折れた第2骨の表面に接触する骨接合部品本体と、前記骨接合部品本体に配置され前記第1骨の破断面に接触する第1部材と、前記骨接合部品本体に配置され前記第2骨の破断面に接触する第2部材とを設けた、ことを特徴とする。
本発明の骨接合部品形成方法は、動物の骨の中間部分が骨折した骨折部を固定する骨接合部品を作成するに際し、前記骨折部の身体側の折れた第1骨と前記骨折部の末端側の折れた第2骨、および前記骨折部のない正常骨の形状を測定し、前記第1骨と前記第2骨を、前記測定によって得られた正常骨の形状データに基づいて骨折前の位置と思われる予想位置にデータ上で配置し、データ上で前記予想位置に配置された前記第1骨の表面と前記第2骨の表面の間に骨接合部品本体を接触させた形状データに基づいて、前記骨接合部品本体を貫通して前記第1骨の破断面に接触する位置と方向に第1部材を挿通するための第1貫通孔と、前記骨接合部品本体を貫通して前記第2骨の破断面に接触する位置と方向に第2部材を挿通するための第2貫通孔を形成し、一端が前記骨接合部品本体の裏面側に突出し、他端が前記骨接合部品本体の表面側に突出するように前記第1,第2部材を、前記骨接合部品本体の前記第1,第2貫通孔に挿通する、ことを特徴とする。
この構成によれば、骨接合部品を装着する際、獣医師の個人差による整復状態の違いを極力無くし、骨折前の正常な状態に極めて近い治療が可能となり、治癒後の患者(動物等)の日常における活動が再現される。また位置決め機能により誤装着が低減され再手術の抑制につながる。
本発明の実施の形態1における骨接合部品100を粉砕骨折症例に使用した場合を示し、(a)患部の骨に骨接合部品本体101を押し当て固定した状態の正面図と(b)骨接合部品本体101から位置決めピン104,105を引き抜く前の側面図 同実施の形態における骨接合部品を骨折部に適合するように製作するに必要な(a)正常骨と(b)骨折部の3Dデータ化と基準点、および(c)正常骨と骨折部の位置合わせの説明図 本発明の実施の形態2における骨接合部品100を粉砕骨折症例に使用した(a)患部の正面図と(b)骨接合部品を装着して骨接合部品本体101から位置決めピン104,105を引き抜く前の側面図 本発明の骨接合部品を使用する場合の施術フローチャート 従来の骨接合部品を使用した場合の施術フローチャート
以下に、本発明の骨接合部品を実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1(a)(b)は本発明の骨接合部品を使用した骨折治療部位を示している。
この骨接合部品100は、プレート状の骨接合部品本体101と、骨接合部品本体101に配置された第1部材としての身体側の位置決めピン104と、骨接合部品本体101に配置された第2部材としての末端側の位置決めピン105を有している。
この骨接合部品100の構造を、図4に示した骨折治療における概略フローチャートと、従来の骨接合部品による図5に示した骨折治療のフローチャートを比較して説明する。
まず、従来の骨折治療の場合には、図5のステップS1において、骨折部のCTスキャンデータを取得する。
ステップS2では、ステップS1によって得られたCTスキャンデータに基づいて3Dデータ上で骨折部を復元する。
ステップS3では、3Dデータ上で復元した骨折部の骨形状に合わせて骨接合部品を作成する。
ステップS4では、患部を切開して骨折部を整復する。
ステップS5では、骨接合部品を骨折部に固定し、最後にステップS6で縫合して施術が完了する。
しかし、粉砕骨折の症例の場合、身体側の折れた骨と末端側の折れた骨の間に隙間があることが多い。このように隙間がある骨折症例の場合、骨折前の骨の状態を把握できず、ステップS3で作成した従来の骨接合部品を使用しても折れた骨を骨折前の位置に配置して整復することが困難である。
これに対して実施の形態の骨接合部品100の場合には、折れた骨を骨折前と思われる予想位置に整復可能な位置決め機能を有しているため、身体側の折れた骨102と末端側の折れた骨103の間に隙間111がある骨折症例であっても、骨接合部品100を使用することによって良好に整復できる。
この骨接合部品100は、骨接合部品本体101の一端部分の裏面が、図1(a)(b)に示すように第1骨としての身体側の折れた骨102の表面に接触し、骨接合部品本体101の他端部分の裏面が、第2骨としての末端側の折れた骨103の表面に接触している。なお、図1(a)では骨接合部品本体101に配置された位置決めピン104,105を図示していない。
位置決めピン104,105は、図1(b)に示すように骨接合部品本体101に形成された第1,第2貫通孔106,107に挿通して位置決めされている。位置決めピン104と第1貫通孔106の嵌め合い、および位置決めピン105と第2貫通孔107の嵌め合いは、何れも手動で動かせる中間嵌めにしておく。
骨接合部品本体101の裏面に突出した位置決めピン104,105のうちの位置決めピン104は、身体側の折れた骨102の破断面120に接触し、位置決めピン105は、末端側の折れた骨103の破断面121に接触している。位置決めピン104,105の個数は何れも2つである。位置決めピン104,104の中心間の距離L1は、位置決めピン105,105の中心間の距離L2とは異なっている。
骨接合部品本体101の一端部分には、骨接合部品本体101をスクリュー(図示せず)により骨102に固定できるように、複数のスクリュー孔108aが形成されている。骨接合部品本体101の他端部分には、骨接合部品本体101をスクリュー(図示せず)により骨103に固定できるように、複数のスクリュー孔108bが形成されている。
骨接合部品100を、図2と図4に基づいて更に詳しく説明する。
粉砕骨折の場合には骨折前の骨の位置,形状などが不明であるため、図4のステップS1では、骨102,103をCTスキャン(コンピュータ断層撮影)で測定すると同時に、前足や後ろ足等の左右対称の部位の骨の場合、患部と左右対称となる骨折していない正常骨もCTスキャンで測定する。図2(a)は正常骨をCTスキャンして測定した3Dデータ(3次元データ)から作成した3Dモデル(3次元モデル)201を示す。図2(b)は骨102をCTスキャンして測定した3Dデータから作成した3Dモデル202と、骨103をCTスキャンして測定した3Dデータから作成した3Dモデル203を示す。
ステップS2では、3Dモデル202,203に対して、折れた骨を骨折前の骨の位置に配置するための基準となる身体側基準点204bと末端側基準点205bを設定する。基準点は、例えば折れた骨と正常骨に同様に存在する関節部など特徴的な部位で、3Dモデル202の身体側基準点204bに対応する3Dモデル201の基準点を図2(a)の204aとする。3Dモデル203の末端側基準点205bに対応する3Dモデル201の基準点を図2(a)の205bとする。そして、3Dデータ202,203を次のようにして骨折前の位置と思われ予想位置に配置する。
これは図2(c)に示すように、骨の長手方向を軸に180°反転表示した正常骨の3Dデータ206の基準点204aに、身体側基準点204bを基準にして身体側の折れた骨の3Dデータ202を重ね合わせる。重ね合わせることで傾き方向の位置合わせも可能である。同様に末端側基準点205bを基準にして末端側の折れた骨の3Dデータ203を3Dデータ206の基準点205aに重ね合わせることにより、骨折前の正常な状態に極めて近い状態になるように折れた骨を3Dデータ上で配置する。
ステップS3では、3Dデータ202,203,206などに基づいて、折れた骨102,103に適合する骨接合部品100を製作する。ここでは骨折部111の表面形状と破断面120,121の形状に適合するように、骨接合部品本体101の形状,位置決めピン104,105の長さ,骨接合部品本体101における位置決めピン104,105の挿入位置と角度などを決定して機械加工により骨接合部品100を製作する。位置決めピン104,105の挿入位置と角度に応じて第1,第2貫通孔106,107の骨接合部品本体101における位置と角度が決まる。
ステップS4では、患部を切開して露出した骨折部に、骨102の破断面120に位置決めピン104が図1(b)のように接触し、骨103の破断面121に位置決めピン105が接触するように骨接合部品100を装着することによって、患部に隙間111があっても骨102,103を骨折前と思われる予想位置に位置決めして整復できる。
ステップS5では、スクリュー孔108a,108bから骨102,103にスクリューをねじ込んで、骨接合部品本体101を骨102,103に連結固定した後に、位置決めピン104,105を図1(a)のように骨接合部品本体101から引き抜く。最後にステップS6で患部を縫合して施術が完了する。
このように、骨接合部品100を使用することによって、隙間111がある骨折症例の場合であっても、患部に適合するように骨接合部品本体101に配置した位置決めピン104,105の作用によって、折れた骨を骨折前の位置に極めて正確に位置決めして整復できる。さらに、骨接合部品100の位置決め機能が三次元的に配置可能なため、傾きや廻旋方向も含めた整復が可能で、医師の個人差による整復状態の違いを極力無くして正常状態に極めて近い復元治療ができ、治癒後の患者の日常における活動が再現される。
なお、位置決めピン104は、骨102の破断面120の位置とその傾きなどに適合するように少なくとも2本以上配置する。同様に位置決めピン105は、骨103の破断面121の位置とその傾きなどに適合するように少なくとも2本以上配置する。
(実施の形態2)
図3(a)(b)は本発明の実施の形態2を示す。
なお、実施の形態1と同様の作用をなすものには同じ符号を付けて説明する。
実施の形態1では位置決めピン104,105の骨接合部品本体101の表面からの突き出し量が同じであったが、実施の形態2では、位置決めピン104の骨接合部品本体101の表面からの突き出し量L11と、位置決めピン105の骨接合部品本体101の表面からの突き出し量L22とが異なっている。
位置決めピン104,105の少なくとも1つ、ここでは位置決めピン104,105のそれぞれにストッパー122が係合している。位置決めピン104,105におけるストッパー122の位置によって突き出し量L11,L22が調節可能に構成されている。
図3に示す骨接合部品100の位置決め機能を図4に基づいて説明する。
図4のステップS1,S2を実行し、折れた骨102,103を、3Dデータ上で骨折前と思われる予想位置に配置する。
ステップS3では、骨接合部品本体101の形状,位置決めピン104,105の長さ,骨接合部品本体101における位置決めピン104,105の挿入位置と角度などを決定して、骨接合部品本体101を機械加工して骨接合部品100を製作する。位置決めピン104は、骨102の破断面120の位置とその傾きなどに適合するように少なくとも2本以上配置する。同様に位置決めピン105は、骨103の破断面121の位置とその傾きなどに適合するように少なくとも2本以上配置する。
位置決めピン104,105の配置のためには、位置決めピン104を挿通する第1貫通孔106と、位置決めピン105を挿通する第2貫通孔107を、骨接合部品本体101に形成する。具体的には、折れた骨102,103の破断面120,121の形状もCTスキャンで測定したデータにより3Dデータに反映されているため、位置決めピン104の骨接合部品本体101の裏面に突出した部分が破断面120に接触するように、3Dデータの形状に基づいて第1貫通孔106を骨接合部品本体101に形成する。位置決めピン105の骨接合部品本体101の裏面に突出した部分が破断面121に接触するように、3Dデータの形状に基づいて第2貫通孔107を骨接合部品本体101に形成する。
この第1,第2貫通孔106,107に位置決めピン104,105を着脱可能に挿入して骨接合部品本体101に配置すれば、位置決め機能が三次元的に配置可能になり、傾きや廻旋方向も含めた整復が可能になる。この位置決め機能は実施の形態1も同じである。
更に具体的には、第1,第2貫通孔106,107の直径は、骨接合部品本体101の短手の長さの15%未満の大きさであって、少なくとも2個以上の貫通孔である。第1,第2貫通孔106,107の直径は、骨接合部品本体101の短手方向の距離が例えば10mmの場合では1.5mm未満となる。位置決めピン104と第1貫通孔106の嵌め合い、位置決めピン105と第2貫通孔107の嵌め合いは、骨接合部品本体101を骨102,103に固定後に位置決めピン104,105を取り外せるように両方とも隙間嵌めにしておく。更に、骨接合部品本体101における位置決めピン104,105の位置決めのために、位置決めピン104,105には骨102,103の断面形状と位置決めピン104,105の接触長さを決定するストッパー122を、骨接合部品本体101の表面側に装着する。
ステップS4では、患部を切開して露出した骨折部に、骨102の破断面120に位置決めピン104が図1(b)のように接触し、骨103の破断面121に位置決めピン105が接触するように骨接合部品100を装着することによって、患部に隙間111があっても骨102,103を骨折前と思われる予想位置に位置決めして整復できる。
この骨接合部品100では、骨接合部品本体101への位置決めピン104,105の配置の違いにより、骨102,103に骨接合部品本体101を装着する際の身体側と末端側を判定し誤装着を防止する機能を設けている。
つまり、ここでは骨102に接触する身体側の位置決めピン104が挿入される第1貫通孔106の中心間距離L1は、末端側の位置決めピン105が挿入される第2貫通孔107の中心間距離L2に比べ幅広になるように配置する。それにより医師は目視確認だけでなく、位置決めピン104,105に触れることで骨接合部品本体101の正しい装着方向の確認が容易になり、骨接合部品100の誤装着を防止できる。
図3(b)に示すように骨接合部品本体101の表面から外側に突出する身体側の位置決めピン104の突き出し量L11を、末端側の位置決めピン105の突き出し量L22よりも長くすることで、医師が位置決めピン104,105を触れたときの感触の違いにより、骨接合部品100の身体側と末端側の判定が容易になり誤装着を防止できる確率が更に高くなる。
なお、位置決めピン104,105の中心間距離や突き出し量は必ずしも身体側を大きくする必要は無く、骨接合部品100の身体側と末端側が判定できれば良い。
ステップS5では、スクリュー孔108a,108bから骨102,103にスクリューをねじ込んで、骨接合部品本体101を骨102,103に連結固定した後に、位置決めピン104,105を図1(a)のように骨接合部品本体101からストッパー122とともに引き抜く。最後にステップS6で患部を縫合して施術が完了する。
なお、顎の骨等の左右対称形状の骨の骨折の場合も、過去のCTスキャン等のデータや周囲の骨の状態から骨折前の状態を算出し、上記と同様に骨接合部品にて粉砕骨折等の治療に用いることができる。
なお、位置決めピン104,105の全部を第1,第2貫通孔106,107に隙間嵌めして骨接合部品本体101に装着したが、位置決めピンの一部を骨接合部品本体101に隙間嵌めして装着し、位置決めピンの残りを骨接合部品本体101に締まり嵌めして装着し、隙間嵌めして骨接合部品本体101に装着した前記位置決めピンの一部だけにストッパー122を装着することもできる。
なお、L1≠L2、かつL11≠L22であったが、L1=L2、かつL11≠L22とすることもできる。
本発明は、医師の個人差による整復状態の違いを極力無くして正常状態に極めて近い復元治療が可能となり、治癒後の患者(動物)の日常における活動が再現され、骨折部を固定する各種外科手術などに関連する医療産業の品質向上に寄与する。
100 骨接合部品
101 骨接合部品本体
102 身体側の折れた骨(第1骨)
103 末端側の折れた骨(第2骨)
104 身体側の位置決めピン(第1部材)
105 末端側の位置決めピン(第2部材)
106 身体側の第1貫通孔
107 末端側の第2貫通孔
108a,108b スクリュー孔
111 粉砕骨折で生じる隙間
120 折れた骨の身体側の破断面
121 折れた骨の末端側の破断面
201 正常状態の3Dデータ
202 身体側の折れた骨の3Dデータ
203 末端側の折れた骨の3Dデータ
204a 正常骨の身体側基準点
205a 正常骨の末端側基準点
204b 骨102の身体側基準点
205b 骨103の末端側基準点
206 正常骨の反転した3Dデータ

Claims (6)

  1. 動物の骨の骨折部を固定する骨接合部品において、
    一端部分が前記骨折部の身体側の折れた第1骨の表面に接触し他端部分が前記骨折部の末端側の折れた第2骨の表面に接触する骨接合部品本体と、
    前記骨接合部品本体に配置され前記第1骨の破断面に接触する第1部材と、
    前記骨接合部品本体に配置され前記第2骨の破断面に接触する第2部材とを設けた、
    骨接合部品。
  2. 前記第1,第2部材は、
    前記骨接合部品本体を貫通して設け、
    前記骨接合部品本体から前記第1骨の破断面とは反対側に突出した前記第1部材の突き出し量が、前記骨接合部品本体から前記第2骨の破断面とは反対側に突出した前記第2部材の突き出し量と異なることを特徴とする、請求項1に記載の骨接合部品。
  3. 前記第1部材の個数は2つであり、
    前記第2部材の個数は2つであり、
    前記骨接合部品本体での前記2つの第1部材の中心間の距離は、前記2つの第2部材の中心間距離と異なることを特徴とする、請求項1または2に記載の骨接合部品。
  4. 前記第1部材と前記第2部材の少なくとも1つの部材に前記骨接合部品本体の表面に接触するストッパーを設け、
    前記骨の破断面に接触する前記第1部材または前記第2部材の長さを前記ストッパーによって調節可能に構成したことを特徴とする、
    請求項1〜3の何れかに記載の骨接合部品。
  5. 動物の骨の中間部分が骨折した骨折部を固定する骨接合部品を作成するに際し、
    前記骨折部の身体側の折れた第1骨と前記骨折部の末端側の折れた第2骨、および前記骨折部のない正常骨の形状を測定し、
    前記第1骨と前記第2骨を、前記測定によって得られた正常骨の形状データに基づいて骨折前の位置と予想される予想位置にデータ上で配置し、
    データ上で前記予想位置に配置された前記第1骨の表面と前記第2骨の表面の間に骨接合部品本体を接触させた形状データに基づいて、前記骨接合部品本体を貫通して前記第1骨の破断面に接触する位置と方向に第1部材を挿通するための第1貫通孔と、前記骨接合部品本体を貫通して前記第2骨の破断面に接触する位置と方向に第2部材を挿通するための第2貫通孔を形成し、
    一端が前記骨接合部品本体の裏面側に突出し、他端が前記骨接合部品本体の表面側に突出するように前記第1,第2部材を、前記骨接合部品本体の前記第1,第2貫通孔に挿通する、骨接合部品形成方法。
  6. 前記骨接合部品本体に間隔を空けて複数の前記第1貫通孔を形成し、前記骨接合部品本体に間隔を空けて複数の前記第2貫通孔を形成する、
    請求項5記載の骨接合部品形成方法。
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