JP6801005B2 - リソースプロバイダおよびホームエリアネットワークとのスケジュール通信 - Google Patents

リソースプロバイダおよびホームエリアネットワークとのスケジュール通信 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本開示は、2016年5月3日に出願された「Scheduled Communication with Resource Providers and a Home Area Network」と題する米国特許仮出願第62/330953号の優先権を主張する特許出願であり、上記特許仮出願は、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は一般的にコンピュータネットワークおよび多重通信に関する。さらに具体的にいうと、本開示はリソースプロバイダとホームエリアネットワークとの間の通信に関するが、これに限らない。
タイムスロットチャンネルホッピング(time synchronized channel hopping、TSCH)ネットワークは、IEEE802.15.4によって規定され、リソースプロバイダ(例えば、公益事業会社(utility company)、ホームオートメーションプロバイダ、産業オートメーションプロバイダ、または科学および環境のアプリケーションプロバイダ)のために通信ネットワークを提供してもよい。ホームエリアネットワークは、家庭内または他の構内のリソース(例えば、電力)を消費する装置と、リソースの消費を監視および/または管理する装置との間の情報を通信するように利用されてもよい。公益事業会社および他のリソースプロバイダはホームエリアネットワークを利用して消費者によるリソースの消費を監視してもよい。
公益事業会社およびリソースプロバイダは時間同期ネットワークで動作してもよく、一方、ホームエリアネットワークは当該時間同期ネットワークと同期していない別のネットワークで動作してもよいホームエリアネットワークにおける装置は、時間期間内にアイドル状態にあって、公益事業会社およびリソースプロバイダと断続的に通信してもよい。
本開示は、搬送波感知多重アクセス(carrier sense multiple access、CSMA)プロトコルなどの非時間同期ネットワークを利用して通信するホームエリアネットワーク(home area network、HAN)と、タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)プロトコルを利用して通信するデータネットワークとのスケジュール通信のためのシステムおよび方法を説明する。データネットワークはHANと接続し、当該HANはHANリソースの消費を管理するリソースプロバイダを有する。例示のシステムにおいて、ゲートウェイノードは、HAN制御器またはHANクライアント装置と通信するデータネットワークにおけるノードである。HAN制御器は、リソースに関する情報を通信するために構成されていてもよく、当該リソースはHANによってサービスが提供された地理的地域で消費されるものである。ゲートウェイノードは、一次ネットワークにおける近隣のノード(adjacent node)の間に通信し、通信スケジュールに基づいてHANとも通信し、当該通信スケジュールは、TSCHホッピングパターンにおける各スロットオフセットに対する通信のための受信者ノードまたは送信元ノードを特定する。通信スケジュールは、通信の種類(RF信号を受信するための通信、RF信号を送信するための通信、または、CSMAプロトコルを介してHANとの通信であるか)を特定し、通信のためのチャンネルも特定する。当該チャンネルはRF通信のための特定の周波数または周波数範囲を示す。
CSMAプロトコルを利用する通信によって、HANにおける装置は、定期的なまたは所定の一定ウェイクアップインターバル内に通信する。HANにおける装置は、ウェイクアップインターバル外の期間には低電力のスリープ状態に維持する。ゲートウェイノードにTSCH型のデータネットワークとCSMA型のHANとも通信させるために、通信スケジュールは、HANのウェイクアップインターバルが特定のTSCHスロットオフセットと同期しているように設定されている。通信スケジュールに基づいて、TSCHホッピングパターンにおける第1スロットオフセット内に、ゲートウェイノードは、データネットワークに利用されるチャンネルで、データネットワークにおける近隣のノードと通信する。TSCHホッピングパターンにおける第2スロットオフセット内に、ゲートウェイノードは、HANに利用されるチャンネルで、HAN制御器またはHANクライアント装置からの通信を待ち受け、または、HAN制御器またはHANクライアント装置と通信する。スロットオフセットに対する通信スケジューリングは、繰り返しのTSCHホッピングパターンのために繰り返される。
通信スケジュールは、ゲートウェイノードによって、共通通信(common communication)を介してデータネットワークの動作を管理するヘッドエンドユニットから受信してもよく、分散型通信を介してデータネットワークにおける近隣のノードから受信してもよい。例えば、HAN制御器またはHANクライアント装置は、ビーコンメッセージを介して近隣のノードまたは親ノードとスケジューリングリクエストを通信してもよい。HAN装置によって送信されるビーコンメッセージは、この装置のためのウェイクアップパターンを示してもよい。受信されたビーコンメッセージ中のウェイクアップパターンに基づいて、ヘッドエンドユニットは通信スケジュールを決定し、当該通信スケジュールは特定のTSCHホッピングパターンスロットオフセットに応じるためのウェイクアップ期間を計画する。ヘッドエンドユニットは通信スケジュールを、ゲートウェイノードを含んでデータワークにおける複数のノードに配信する。代替的な実施態様において、通信スケジュールは、データネットワークにおけるノード(例えば、ゲートウェイノード)によって決定され、データネットワークにおける近隣のノードに配信される。
これらの例示的な実施態様および特徴は、発明を制限または定義しないように言及されるが、本願に説明された発明概念を理解することに役立つように例示を提供する。一方、本発明の他の実施形態、利点および特徴は本願全体を検討すると明白となる。
これら並びに他の本開示の特徴、実施態様および利点は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってよく理解される。
本開示の1つの実施形態に基づく、タイムスロットチャンネルホッピング(TSCH)プロトコルを利用する一次ネットワークと搬送波感知多重アクセス(CSMA)プロトコルを利用する二次ネットワークとの間のスケジュール通信を実行するためのネットワークの例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCH型のデータネットワークとCSMA型のホームエリアネットワークとも通信するように構成されているゲートウェイノードの例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCHホッピングパターンにおけるタイムスロットの配置の例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCHホッピングパターンにおける各スロットオフセットに対して通信およびチャンネルリクエストを規定する例示のスケジュールを表す表 本開示の1つの実施形態に基づく、CSMAタイミングダイアグラム(timing diagram)におけるウェイクアップ期間とTSCHホッピングパターンにおける特定のスロットオフセットとの同期の例示のブロック図 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCHプロトコルを利用する一次ネットワークとCSMAプロトコルを利用する二次ネットワークとの間のスケジュール通信のためのプロセスの例示のフローチャート 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCHプロトコルを利用する一次ネットワークとCSMAプロトコルを利用する二次ネットワークとの間のスケジュール通信のためのもう1つのプロセスの例示のフローチャート 本開示の1つの実施形態に基づく、TSCHプロトコルを利用する一次ネットワークとCSMAプロトコルを利用する二次ネットワークとの間のスケジュール通信の例示の信号流れ図
時間同期通信プロトコルを利用して動作する一次ネットワークと非時間同期通信プロトコルを利用する二次ネットワークとの間のスケジュール通信を提供するためのシステムおよび方法が提供される。一次ネットワークを、リソースプロバイダシステムを有する二次ネットワークと連結するように利用してもよい。一次ネットワークは、例えば、先端メータリングインフラ(advanced metering infrastructure、AMI)メッシュネットワークを含み、AMIメッシュネットワークは、リソースプロバイダシステムのための1つ以上のノードを備え、リソースプロバイダシステムは、IEEE802.15.4によって規定された時間同期チャンネルホッピング(TSCH)通信プロトコルを利用して通信する。TSCHプロトコルを利用して通信することによって、一次ネットワーク中のノードは、スケジュールされた周波数ホッピングパターンに基づく一連のタイムスロットを利用して信号を送信および受信する。二次ネットワークは、例えば、ホームエリアネットワーク(HAN)を含み、HANは搬送波感知多重アクセス(CSMA)プロトコルを利用して通信するノードを有する。CSMAプロトコルを利用して通信することによって、二次ネットワークにおけるノードは、ウェイクアップパターン内に設定周波数の信号を送信および受信する。ここで説明される特定の実施態様は、TSCHプロトコルの下で動作する一次ネットワークとCSMAプロトコルの下で動作する二次ネットワークとの間のスケジュール通信に対する特徴を提供し、このスケジュール通信は2つの異なる種類のメッシュネットワークを共存させる。
例えば、ゲートウェイノードは、二次ネットワークノードのウェイクアップサイクルを組み込んだ通信スケジュールを決定してもよい。ゲートウェイノードのための通信スケジュールは、第1選択タイムスロット内に第1周波数チャンネルで一次ネットワークにおける宛先ノードに通信を送信し、第2選択タイムスロット内に第2周波数チャンネルで一次ネットワークにおける送信元ノードから通信を受信し、第3選択タイムスロット内に第3周波数チャンネルで隣接する二次ネットワークノード(neighboring secondary network node)と通信するように、ゲートウェイノードを指示してもよい。第3選択タイムスロットはCSMAネットワークの定期的なウェイクアップ期間と対応し、第3周波数チャンネルは二次ネットワークの中で利用される特定の周波数チャンネルと対応する。TSCHプロトコルを利用する一次ネットワークにおける特定のタイムスロットに適合させる二次ネットワーク通信の決定性スケジューリング(Deterministic scheduling)は、一次/TSCHネットワークにおける全帯域幅の一部が二次/CSMAネットワークとの接続に割り振れることを可能とする。
これらの例示的な実施例は、ここで開示されている一般的な保護対象を読者に紹介するために与えられ、開示されている概念の範囲を制限しようとするものではない。以下は図面を参照しながら様々な追加的な特徴および実施例を説明する。図面において、同様な数字は同様な要素を指す。
ここで説明される特徴はいかなる特定なハードウェア構造または構成に限定しない。計算装置は、1つ以上の入力を条件とする結果を提供するいかなる適した部品の配置を含んでもよい。適した計算装置は記憶されたソフトウェアをアクセスする多目的のマイクロプロセッサ型の計算システムを含み、ソフトウェアは、計算システムを汎用の計算設備から本保護対象の1つ以上の実施態様を実行するように特化された計算設備にプログラムまたは設定する。いかなる適したプログラム、スクリプト若しくは他種類の言語または言語の組み合わせは、計算装置をプログラムまたは設定するように利用されるソフトウェアの形で、ここに含まれた教示を実行するように利用されてもよい。
図面を参照すると、図1は、ゲートウェイノード104aと通信連結しているHAN100を含むネットワーク環境の例示である。HAN100はいかなる適した非時間同期プロトコル、例えば、CSMAネットワーキングプロトコルを利用して動作する。HAN100はHANクライアント装置102a、102bおよびHAN制御器103を含んでもよい。ゲートウェイノード104aとともに、データネットワーク106はメッシュネットワークにおける、ノード104b−104dとして示された複数のノードを含んでもよい。各ノード104b−104dはゲートウェイノードとして動作してそれぞれの他のHAN(未図示)と連結していてもよい。
HANクライアント装置102a、102bは、管理機能、監視機能または実行機能に関する1つ以上のアプリケーションを行うように利用される、HAN100に関連する電力分配システム(例えば、ガス発電ネットワークまたは他の電力分配システム)からの電力を消費する装置を含む。これらのクライアント装置102a、102bの非限定的な例示は、電力消費を管理するためのプログラマブルサーモスタットや、電力消費に関する情報および電力消費による請求情報を表示するための宅内(in-home)表示装置などを含む。特定の実施態様において、1つ以上のHANクライアント装置102a、102bは、電力を消費して1つ以上の機械的機能または他の機能を行うことに加え、分析、監視、表示、または他のHAN100を介して通信されるデータを利用する機能を行う装置であってもよい。これらの装置の非限定的な例示は、電力を消費し、住宅またはHAN100によってサービスが提供されたほかの建築物における1つ以上の機械的機能を行う装置を含み、当該機械的機能は例えば、温水器、プールポンプ、空気調節装置などである(でもこれらに限らない)。HANクライアント装置102a、102bおよびHAN制御器103は、互いに無線通信し、ゲートウェイノード104aとも無線通信する。以上に言及したように、HAN100における通信およびゲートウェイノード104aとの通信はいかなる適したCSMAネットワーキングプロトコルを介して行われてもよい。前述したように、CSMAネットワーキングプロトコルの下で動作する通信によって、HAN制御器103は定期的にスリープ状態から抜けてRF送受信装置の電源を入れてゲートウェイノード104と通信する。HAN制御器103のウェイクアップインターバルは、ゲートウェイノード104aのチャンネルホッピング通信スケジュールに組み込まれるように設定されている。ここの実施態様において、CSMAウェイクアップインターバルをTSCHチャンネルホッピングパターンに組み込む(すなわち、スケジューリングする)更なる詳細は以下のように図3−図5によって説明される。
HAN制御器103は、HAN100と、HAN100から分離したゲートウェイノード104aとの間のデータを通信するように構成されている、いかなる適した処理装置を含む。HAN制御器103は、メモリ装置をアクセスできるまたはメモリ装置を含むアプリケーションプロセッサを含み、当該メモリ装置はアプリケーションプロセッサによって実行可能なプログラムコードを記憶する。HAN制御器103のアプリケーションプロセッサは、HANクライアント装置102a、102bとゲートウェイノード104aとの間の電力消費情報を通信する。複数のHAN制御器103は、複数の住宅ユニットのユニットであってそれぞれのHANを含む建築物をそれぞれに監視してもよい。HANクライアント装置102a、102bと通信連結しているHAN制御器103を有するHAN100は、例示的な目的のために示されているが、他の実施態様も可能である。例えば、HAN制御器103はHAN100から分離されてもよく、また、HAN100はHAN制御器103を含まなくてもよい。HAN制御器103が利用されていない場合、HANクライアント装置102a、102bは、ゲートウェイノード104aのTSCHホッピングパターンに組み込まれたCSMAウェイクアップインターバルの決定性スケジューリングを介してゲートウェイノード104aと直接的に通信する。ゲートウェイノード104aとHAN100との間の通信への言及は、ゲートウェイノード104aとHAN制御器103との間の通信、または、ゲートウェイノード104aとHANクライアント装置102a、102bとの通信を含む。HANクライアント装置102a、102bは、電力消費情報を監視ための計量装置を含み、それぞれの電力消費情報をゲートウェイノード104aと直接的に通信する。特定の実施態様において、ゲートウェイノード104a−104dは、HAN100およびHANクライアント装置102a、102bの電力消費情報の監視、収集、または管理などに関する計量情報を含む。
ゲートウェイノード104aは、データネットワーク106を介してHAN制御器103からの情報をサーバシステム108へ通信し、データネットワーク106はTSCHプロトコルを利用するAMIメッシュネットワークとして実行されてもよい。サーバシステム108の非限定的な例示は電力分配システムのためのヘッドエンドシステムであり、電力分配システムは、住宅、建築物、またはHAN100によってサービスが提供された他の地理的地域に電力を提供する。ゲートウェイノード104aはデータネットワーク106の残る部分とHAN100との間の通信を提供する。データネットワーク106はゲートウェイノード104とサーバシステム108との間の通信チャンネルを提供してもよい。通信チャンネルは、HANゲートウェイノード104aとサーバシステム108との間の信号を通信いかなる適切な手段を含んでもよい。適した通信媒体の例示は、イーサネット(登録商標)ケーブル、無線データ通信、電力線通信(power line communication、PLC)において利用されるための電源ケーブルなどを含む(でもこれらに限らない)。電力線通信は、ケーブルを介して公益事業会社から地理的地域における建物へ電力を提供するための通信信号を含んでもよい。データネットワーク106は、いかなる適したネットワーク技術、例えば(でもこれらに限らない)、(前述したような)メッシュネットワーク、リングネットワーク、スターネットワーク、バスネットワークなどを利用するように構成されていてもよい。データネットワーク106はゲートウェイノード104b−104dとして示された他のノードを含んでもよい。
特定の実施例において、ゲートウェイノード104aは、HAN100とリソースプロバイダシステムとの間の接続性を提供するように利用される。例えば、HAN100は、住宅、建築物または他の適した地理的地域における電力分配システムと関連する複数の装置に通信リンクしてもよい。ここで利用されるように、「電力分配システム」という用語は、発電所などの電源から住宅、建築物または他の地理的地域などの1つ以上のエンドユーザまたは地理的場所へ送電するための装置、システム、および/または他の適した施設のグループを指す。HAN100は、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークなどの比較的多い量のデータネットワークより、比較的少ない量のネットワーク装置(例えば、パーソナルコンピュータ、モバイル処理装置など)を含んでもよい。HAN100は、HAN100において他の装置と無線通信できる低電力ネットワーク装置を含んでもよい。
特定の実施態様において、HAN100中のノード102a、102bは、非時間同期通信プロトコル、例えば、CSMA通信プロトコルを利用して通信する。HAN100の非限定的な例示は、電力線通信を介して実行されたホームプラグネットワーク(HomePlug network)や、アライアンス(appliance)と、同軸ケーブル、HomePNAアライアンスネットワークなどを介して実行されるネットワーキング装置との間のネットワーク接続性を提供するMoCA(Multimedia over Coax Alliance、登録商標)ネットワークなどを含む。HAN制御器103は、電力に関する情報、または、HAN100によってサービスが提供された住宅若しくは建築物において消費される他のリソースに関する情報を受信および/または収集してもよい。HAN制御器103はHAN100における残りのノード102a、102bと同様のネットワーキングプロトコルを利用する。前述したように、低電力CSMA装置として、HAN100中の装置は、所定のウェイクアップパターンに対応する特定の時間インターバル内に通信する。スリープ状態にあるとき、CSMA装置はRF送受信装置の電源を切る。
ゲートウェイノード104aは、HAN100によってサービスが提供された住宅または建築物内にまたはその近くに設置されてもよく、また、二次ネットワークを利用するHAN制御器103と通信してもよい。ゲートウェイノード104aは、ヘッドエンドシステム、またはリソースプロバイダサーバシステムのための他の制御器とも、TSCHネットワーキングプロトコルで動作する一次データネットワークを介して通信してもよい。ゲートウェイノード104aはデータネットワーク106の一部として図2に示されているが、ゲートウェイノード104aは同時にHAN100と結合している。ここで利用されるように、「ヘッドエンドシステム」という用語は、データネットワークまたは複数の相互接続装置を含む他のシステムに対して、1つ以上の管理機能を提供する装置または装置のグループを指す。例えば、インテリジェント計量を利用する電力分配システムのためのヘッドエンドシステムは、電力分配システムのスマート計量施設と、電力分配システムの1つ以上の上位のデータ処理システムとの間の通信および/またはデータ収集層を提供する。ゲートウェイノード104aは、HAN制御器103のウェイクアップインターバル内にHAN制御器103(またはHAN100における他のノード102a、102b)と通信するためのスケジュールによって構成されている。
図2は、ゲートウェイノード104aの例示のハードウェア構造を表しているブロック図を表し、当該ゲートウェイノード104aはHAN100とデータネットワーク106の残る部分とも通信するように構成されている。ゲートウェイノード104aはプロセッサ202を含んでもよい。プロセッサ202の非限定的な例示は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、状態機械、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FOGA)、または他の適した処理装置を含んでもよい。プロセッサ202は、1を含むいかなる数の処理装置を含んでもよい。プロセッサ202は非一時的コンピュータ可読媒体、例えばメモリ装置204と通信可能に連結していてもよい。プロセッサ202は、メモリ装置204に記憶されたコンピュータ実行可能なプログラム指令を実行してもよく、メモリ装置204に記憶された情報をアクセスしてもよい。
メモリ装置204は指令を記憶してもよく、指令がプロセッサ202によって実行されるとき、プロセッサ202にここで説明される動作をさせる。メモリ装置204はコンピュータ可読媒体であってもよく、例えば、プロセッサにコンピュータ可読指令を提供可能な電子式、光学式、磁気式、または他の類型の記憶装置であってもよいが、これらに限らない。これらの光学式、磁気式、または他の類型の記憶装置の非限定的な例示は、リードオンリ(ROM)装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)装置、磁気ディスク、磁気テープ若しくは他の磁気記憶装置、メモリチップ、ASIC、設定されたプロセッサ、光学記憶装置、またはコンピュータプロセッサが中から指令を読み出せる他のいかなる媒体を含む。指令は、いかなる適したコンピュータプログラミング言語によって書かれたコードから、コンパイラおよび/またはインタプリタによって生成されるプロセッサ固有の命令を備えてもよい。適したコンピュータプログラミング言語の非限定的な例示は、C、C++、C#(登録商標)、Visual Basic(登録商標)、Java(登録商標)、Python(登録商標)、Perl(登録商標)、Javascript(登録商標)、およびActionScript(登録商標)などを含む。
ゲートウェイノード104aはバス206を含んでもよい。バス206は、ゲートウェイノード104aの1つ以上の部品と通信連結してもよい。プロセッサ202、メモリ装置204およびバス206は、図2において互いに通信する分離した部品としてそれぞれに表されているが、他の実行例も可能である。例えば、プロセッサ202、メモリ装置204およびバス206は、個別の印刷回路板にある個別の部品、または、プログラムコードを記憶および実行するようにゲートウェイノード104aに配置されうる他の適した装置であってもよい。
ゲートウェイノード104aは送受信装置220を含んでもよく、送受信装置220はバス206を介してプロセッサ202およびメモリ装置204と通信連結している。送受信装置220の非限定的な例示は、RF送受信器、並びに信号を無線に送信および受信するための他の送受信器を含んでもよい。HANクライアント装置102a、102bは、HAN制御器103またはゲートウェイノード104aとの通信のための送受信装置を含んでもよい。図2に示された実施態様において、送受信装置220は、アンテナ208、210を介してデータネットワーク106およびHAN100とそれぞれに通信するように、2つのMACインターフェイスを実行する能力を有する。複数のアンテナ208、210は例示的な目的のために示されているが、他の実施態様は、単一のアンテナをもってデータネットワーク106およびHAN100と通信できる送受信装置220を含む。ゲートウェイノード104aは、異なるネットワークプロトコルを介して単一の送受信装置220を利用するデータネットワーク106およびHAN100と通信してもよい。例えば、ゲートウェイノード104aは、アンテナ210を介して、CSMAプロトコル(例えば、ZigBee(登録商標)IEEE802.15.4)を利用するように構成されたHAN100と通信できる一方、アンテナ208を介して、TSCHプロトコル(例えばIEEE802.15.4eによって管理されたネットワークプロトコル)を利用するデータネットワーク106と通信できる。特定の実施態様において、データネットワーク106およびHAN100が異なる周波数を利用する場合であっても、ゲートウェイノード104aはデータネットワーク106とHAN100とも通信できる。例えば、ゲートウェイノード104aは、920MHzでデータネットワーク106の残る部分と信号を送信および受信するように構成されていいてもよく、同時に、900MHzの周波数でHAN100と信号を送信および受信するように構成されていてもよい。
ゲートウェイノード104aは典型的な目的のために単一の送受信装置220を有するように示されているが、特定の実施例において、データネットワーク106がHAN100と異なる周波数セットまたは変調技術で動作する場合、ゲートウェイノード104aは複数の送受信装置を含んでもよい。例えば、(第1周波数セットまたは変調技術のために構成された)第1送受信装置はデータネットワーク106と通信するために利用されてもよく、また、(第2周波数セットまたは変調技術のために構成された)第2送受信装置はHAN100と通信するために利用されてもよい。
以上に言及したように、データネットワーク106は、TSCH通信プロトコルに従ってネットワークの内外の情報を無線通信するAMIメッシュネットワークであってもよい。TSCHプロトコルにおいて、ネットワーク中の装置は個別のTSCHタイムスロット上で同期されている。TSCHプロトコルにおける各タイムスロットは期間「T」の時間期間を有し、期間「T」はミリ秒または他の適切な時間単位で定義されてもよい。TSCHプロトコルは、ネットワークにおける複数の装置の間における通信のために複数のチャンネル周波数を利用してもよい。ホッピングパターンは各タイムスロット内に通信するように利用されるチャンネルを規定する。
図3は、TSCHプロトコルに従うタイムスロットおよびチャンネルホッピングパターンの例示を示す図である。図3は、同様なタイムスロット期間430をそれぞれに有するタイムスロット411−415、421−425、531−436を示す。例示的な目的のために、各スロットフレーム410、420は7個のタイムスロットを含む。他の実施態様において、各スロットフレームは7個より多いまたは少ないタイムスロットを有してもよい。図3は(ホッピングパターン440a−440cとして示された)ホッピングパターン440も示す。ホッピングパターンは、ホッピングパターンにおける各タイムスロットに対してチャンネル周波数またはチャンネルを規定する。例えば、ホッピングパターン440aはチャンネル4、チャンネル6、チャンネル3、チャンネル5、チャンネル7であり、すなわち、ホッピングパターン440aは、チャンネル4をタイムスロット1に関連付け、チャンネル6をタイムスロット2に関連付け、チャンネル3をタイムスロット3に関連付け、チャンネル5をタイムスロット4に関連付け、タチャンネル7をタイムスロット5に関連付けてもよく、各チャンネルは異なる周波数または周波数範囲と対応する。図3において、ホッピングパターン440aは5であるホッピングパターン長さを有して繰り返される。ホッピングパターン440aの例示の第1インターバルはタイムスロット1−5(411−415)を含み、ホッピングパターン440bの第2インターバルはタイムスロット6−10(421−425)を含み、ホッピングパターン440cの第3インターバルはタイムスロット11−15(431−435)を含む。ホッピングパターンにおけるタイムスロットの個数はスロットフレームにおけるタイムスロットの個数と無関係である。
データネットワーク106におけるノードはTSCHチャンネルホッピングプロトコルに従う一方、HAN100は非時間同期のCSMA通信プロトコルの下で動作する。代わりに、低電力CSMA装置(例えば、HAN制御器103およびHANクライアント装置102a、102b)は、隣接の装置とRF信号を受信及び送信するように定期的にスリープ状態から目覚める。CSMAプロトコルに従うHAN100と通信するために、ゲートウェイノード104aは、CSMAウェイクアップ期間を指定するスケジュールによって構成されており、当該CSMAウェイクアップ期間は1つ以上のTSCHタイムスロットと対応する。CSMAノードとの通信のために指定されたタイムスロット内に、ゲートウェイノード104aはCSMAネットワークによって利用されるチャンネルを切り替える。
図4は通信スケジュールを表している例示の表480であり、当該通信スケジュールは、データネットワーク106とHAN100とも通信するように、CSMAウェイクアップインターバルをTSCHタイムスロットシーケンスに組み込むためのものである。表480の通信スケジュールは、図3に示された例示のタイムスロットおよびチャンネルホッピングパターンに対して通信を組み込む。特に、列450は、各ホッピングパターン440a−440cに対する5個のスロットオフセット(例えば、スロットオフセット1がタイムスロット411、421、431に対応し、スロットオフセット2がタイムスロット412、422、432に対応するなど)を載せている。列452は各スロットオフセットに関連するチャンネルを載せている。列454はスロットオフセットに指定された通信の種類を指し、列456は通信の送信元または宛先を特定する。表480に示されているように、スロットオフセット1(すなわち、タイムスロット411、421、431)内に、ゲートウェイノード104aはチャンネル4で通信をノードB(例えば、図1におけるノード104b)へ送信するように構成されている。スロットオフセット2(すなわち、タイムスロット412、422、432)内に、ゲートウェイノード104aはチャンネル6でノードD(図1におけるノード104d)からの通信を待ち受けるように構成されている。スロットオフセット3は共有タイムスロットとして組み込まれている。共有タイムスロットは、隣接のノードと他の組み込まれていない通信を送信または受信するための設定可能タイムスロットとして利用されてもよい。例えば、ゲートウェイノード104aがHAN100からサーバシステム108へオーバーフローデータを送信するように追加の帯域幅を必要とする場合(例えば、スケジュールが十分な帯域幅を提供していない場合)、オーバーフロー帯域幅はスロットオフセット3内に送信されてもよい。スロットオフセット4(タイムスロット414、424、434)内に、ゲートウェイノード104aはチャンネル5で(例えば、HAN制御器103を介して)HAN100と通信するように構成されている。HAN100と通信しているとき、ゲートウェイノード104aは、HAN100の選択的なリクエストに基づいてHAN100と通信を送信または受信してもよい。HAN100との通信が受信メッセージまたは送信メッセージを含むか否かは、HAN100とゲートウェイノード104aとの初期同期内に予め決められてもよい。スロットオフセット5(タイムスロット415、425、435)内に、ゲートウェイノード104aはチャンネル7でノードBからの通信を待ち受けるように構成されている。通信スケジュール480に示されているように、(TSCHネットワークプロトコルを介して動作する)データネットワーク106におけるノード104b−104dはチャンネル4、6、3、7を利用し、各チャンネルは異なる周波数または周波数範囲と対応する。一方、HAN100は単一のチャンネル(チャンネル5)を利用する。ここで開示される実施態様を通して、ゲートウェイノード104aは、HAN100から受信するまたはHANへ送信するためにチャンネル5に切り替えるように構成されている。例示的な目的のために、図4における表480は、HAN100によって利用されるチャンネル(チャンネル5)がデータネットワーク106によって利用されるチャンネル(チャンネル4、6、3、7)と異なることを示している。他の実施態様において、共通チャンネルを異なるスロットオフセットに取り組むことによって、HAN100によって利用されるチャンネルは、データネットワーク106中の通信のためにデータネットワーク106にも利用されうる。
通信スケジュール480を介して、ゲートウェイノード104aは、HAN制御器103のウェイクアップインターバルデューティサイクル内に、データネットワーク106における残りのノードおよびHAN100と通信するように構成されている。そして、CSMAウェイクアップインターバルデューティサイクルはデータネットワーク106に利用されるTSCHタイムスロットと同期している。図5は、TSCHタイムスロットと同期しているCSMAウェイクアップインターバルデューティサイクルを示すタイミングダイアグラムである。図5は、データネットワーク106によって利用されるTSCH通信プロトコルに対するホッピングパターン440aのタイムスロット411−415、ホッピングパターン440bのタイムスロット421−425、ホッピングパターン440cのタイムスロット431−435を表す。図5は、HAN制御器103のCSMAスリープおよびウェイク期間510も表す。CSMAスリープおよびウェイク期間510は、HAN制御器103によって利用されるCSMAネットワーキングプロトコルに基づくものである。CSMAネットワーキングプロトコルのスリープ期間は時間期間502a−502cとして示されており、CSMAネットワーキングプロトコルのウェイク期間は時間期間504、506、508として示されている。共有区域に示されているように、CSMAネットワーキングプロトコルのウェイクアップ期間(時間期間504、506、508)は、通信スケジュール480によって、ホッピングパターン440a−440cにおける特定のタイムスロット(タイムスロット414、424、434)と同期している。
時間期間502a内に(すなわち、タイムスロット411−413内に)、HAN制御器103は低電力のスリープ状態に維持しており、低電力のスリープ状態において、HAN制御器103はいかなる通信を受信または送信もしない。低電力のスリープ状態は、例えば、電池寿命の最適化に利用される。時間期間504の開始時、HAN制御器103はスリープ状態から目覚め、データネットワーク106と、またはHAN100における他のノード(すなわち、HANクライアント装置102a、102b)と、潜在的な通信を受信および送信するために送受信装置の電源を入れる。時間期間504内に、HAN制御器103はゲートウェイノード104aにメッセージを送信してもよい。このメッセージは、例えば、HANクライアント装置102a、102bによって計量される電力消費情報に関する情報を含んでもよい。また、時間期間504内に、HAN制御器103は、ゲートウェイノード104aからメッセージを受信してもよい。時間期間504の終了時および時間期間502bの開始時、HAN制御器103は時間期間502bに示されているようにスリープ状態に戻る。HAN制御器103はスリープ状態から目覚めてゲートウェイノード104aと通信する。スリープ/ウェイク(目覚め)プロセスは時間期間502c、508、502dおよび追加の時間期間に対して続く。
HAN制御器103が時間期間504、506、508(すなわち、HAN制御器103のウェイクアップ期間)内にメッセージを送信するかまたはメッセージを待ち受けるかを規定するスケジュールは、HAN100の選択的なリクエストによって決定されてゲートウェイノード104aに提供される。与えられたウェイクアップ期間504、506、または508内に、ゲートウェイノード104aは、HAN100へメッセージを送信してもよく、また、HAN100からメッセージを受信してもよい。特定の実施態様において、ゲートウェイノード104aは、IEEE802.15.4−2015に規定されているように、レシーバ開始送信(Receiver Initiated Transmission、RIT)処置を行い、時間期間504、506、または508内にHAN制御器103から送信を引き出してもよい。時間期間504、506、508を規定するスケジュールは、1つ以上の時間期間504、506、508が、HAN100の選択的なリクエストに基づいてデータネットワーク106へ送信するまたはデータネットワーク106から受信するために利用される共有時間期間であることも特定してもよい。
図5は時間期間504、506、508(HAN制御器103のウェイクアップ期間)を例示的な目的のための期間として表しているが、ウェイクアップ期間は予め決められるものであってもよい。例えば、HAN制御器は、定期的パターンに従っていない特定のインターバルにあるウェイクアップ期間に供給されてもよい。
図6は、時間同期チャンネルホッピングネットワーキングプロトコルを利用して動作する一次ネットワークと、決められたスケジュールに基づいてCSMAネットワーキングプロトコルを利用する二次ネットワーク(例えば、HAN)との間のスケジュール通信のための例示のプロセス600を示すフローチャートである。例示的な目的のために、プロセス600を、図1、2に表されたシステム実施例を参照しながら説明する。だたし、他の実施例も可能である。
ブロック610において、ゲートウェイノード104aは、TSCHプロトコルの第1選択スロットオフセット内に一次ネットワークノードと第1メッセージを通信する。特定の実施例において、ゲートウェイノード104aはスケジュール480によってTSCHネットワークで通信し、スケジュール480は、各ウェイクアップ期間を対応のTSCHタイムスロットに組み込むことによって、HAN制御器103のウェイクアップインターバルデューティサイクルに適合する。前述したように、TSCHスロットオフセットは、ホッピングパターンにおいて繰り返されるタイムスロットに対応してもよい。スケジュール480に基づいて、ゲートウェイノード104aは、TSCHホッピングパターンにおける第1選択スロットオフセット内に、データネットワーク106における近隣のノード104b−104dの1つと通信する。通信は、特定のチャンネルによる、近隣のノード104b−104dの1つへのRF信号の送信、または、近隣のノード104b−104dの1つからのRF信号の受信を含む。
ブロック620において、ゲートウェイノード104aは、TSCHプロトコルにおける第2選択スロットオフセット内に二次ネットワークノードと第2メッセージを通信する。二次ネットワークノードはCSMAプロトコルを利用して通信してもよい。例えば、通信スケジュール480に基づいて、第2スロットオフセット(すなわち、HAN制御器103のウェイクアップ期間に対応するスロットオフセット)内に、ゲートウェイノード104aはCSMAチャンネルでHAN制御器103と通信する。CSMAチャンネルは、データネットワーク106がTSCH通信プロトコルを介して通信するように利用されるチャンネルと異なってもよい。他の実施態様において、CSMAチャンネルは、HAN100専用のものでなくてもよく、データネットワーク106に利用されてもよい(例えば、ゲートウェイノード104aは、HAN制御器103のウェイクアップ期間と同期しているスロットオフセット内に共通チャンネルでHAN制御器103と通信し、また、同様な共通チャンネルを利用して、HAN制御器103のスリープ期間内にあるスロットオフセット内にデータネットワーク106における近隣のノードと通信する)。
ゲートウェイノード104aは、いかなる適した方法を介して通信スケジュール480に基づいてデータネットワーク106とHAN100とも通信するように構成されていてもよい。例えば、スケジュール480はデータ配列として、ゲートウェイノード104aのためのメモリ204におけるデータベースに記憶されてもよい。データネットワーク106によって利用されるTSCH通信プロトコルにおける各タイムスロット内に、送受信装置220はスケジュール480に基づいて近隣のノード104b−104d(すなわち、一次ネットワークノード)、またはHAN制御器103(すなわち、二次ネットワークノード)と通信する。各タイムスロット内に、送受信装置220は、スケジュール480に基づいて近隣の一次ネットワークノードまたは二次ネットワークノードと通信するために、適切な周波数に切り替える。
通信スケジュール480は、HAN100における選択的なリクエストに基づいていかなる適した方法によって決定されてもよい。例えば、前述したように、HAN制御器103などのHAN100におけるノードは、CSMAプロトコルにおける特定のウェイクアップデューティサイクル内に通信してもよい。HAN制御器103のウェイクアップ期間はHAN制御器103の選択的なリクエストに基づいて変化する。例えば、総電池寿命が比較的長いHAN制御器と比べると、総電池寿命が比較的短いHAN制御器103は比較的長いウェイクアップ期間を利用して通信してもよい。前述したように、HAN制御器103のウェイクアップ期間は、定期的であってもよく、予め決定されたものであってもよく、定期的なものである必要がない。1つの実施態様において、ゲートウェイノード104aは、与えられたウェイクアップ期間を有する特定のHAN100と通信するように初期化のときに予め設定されてもよい。このような実施例において、メモリ204はスケジュール480によって予め設定され、当該スケジュール480は、データネットワーク106によって利用されるTSCHネットワーキングプロトコル、並びに、HAN100の特定のウェイクアップデューティサイクルおよびチャンネルリクエストに対してカスタマイズされる。
もう1つの実施態様において、各ノード104a−104dはビーコンメッセージまたは他のスケジューリング通信を受信してもよく、当該他のスケジューリング通信は、それぞれのノード104a−104dに接続している二次ネットワークノード(すなわち、HAN制御器103)から送信される。ビーコンメッセージはHAN100の選択的なリクエストに関する情報(例えば、ウェイクアップデューティサイクル、チャンネルリクエスト、同期情報、および他の情報)を含んでもよい。例えば、HAN100またはHAN制御器103は初期化されて、既に動作しているデータネットワーク106に接続される。ゲートウェイノード104aを介してデータネットワーク106と同期するとき、HAN制御器103は、HAN制御器103のウェイクアップデューティサイクルを指すビーコンメッセージを送信する。HAN制御器103のウェイクアップデューティサイクルを指すデータに応じて、ゲートウェイノード104aはHAN制御器103のウェイクアップデューティサイクルに適合するように現在通信スケジュールを調整する。図4、図5に関して前述したように、調整された通信スケジュールはTSCHホッピングパターンにおける特定のタイムスロットによってHAN制御器103の各ウェイクアップ期間と同期する。調整されたスケジュールをデータネットワーク106の残る部分と同期させるために、ゲートウェイノード104aは、調整されたスケジュールに関する情報を搭載する搭載RF信号を介して、調整されたスケジュールをノード104b−104d(すなわち、データネットワーク106における近隣のノード)に配信してもよい。ノード104b−104dはそれに応じて内部の通信スケジュールを調整し、調整されたスケジュールをデータネットワーク106における他のノードに再配信する。
もう1つの実施態様において、スケジュール480はデータネットワーク106のための中央制御器、例えば、ヘッドエンドユニットまたはヘッドエンドシステム、によって決定される。例えば、データネットワーク106を制御するヘッドエンドユニットはHAN制御器103によって送信されたビーコンメッセージを受信し、通信スケジュール480を決定し、当該スケジュールをHAN制御器103のウェイクアップデューティサイクルに適合させる。ヘッドエンドユニットは通信スケジュール480をデータネットワーク106におけるノード104a−104dに配信する。
図7は、時間同期チャンネルホッピングプロトコルを利用して通信する一次ネットワークと、所定のスケジュールに基づいてCSMAネットワーキングプロトコルを利用する二次ネットワークとの間の通信のための、追加の例示のプロセス700を示すフローチャートである。例示的な目的のために、プロセス700を図1、図2に表されたシステム実施例を参照しながら説明する。ただし、他の実施例も可能である。ブロック710に示されているように、プロセス700は、時間同期チャンネルホッピングプロトコルの第1選択スロットオフセット内に一次ネットワークにおける一次ネットワークノードと第1メッセージを通信することを含み、一次ネットワーク中のノードは時間同期チャンネルホッピングプロトコルを利用して通信する。例えば、ゲートウェイノード104aはスケジュール480によってTSCHネットワークで通信する。スケジュール480に基づいて、ゲートウェイノード104aは、スケジュール480に特定されたスロットオフセット内に近隣のノード104b−104dの1つと通信する。
ブロック720において、ゲートウェイノード104aは、TSCHプロトコルの第2選択スロットオフセット内に、二次ネットワークにおける二次ネットワークノードからの第2メッセージを待ち受ける。二次ネットワークノードは、定期的なウェイクアップインターバルまたは所定のウェイクアップインターバル内に通信することによって、CSMAプロトコルを利用して二次ネットワークにおいて通信してもよい。前述したように、ウェイクアップ期間をTSCHスロットオフセットに組み込むことによって、通信スケジュール480はHAN制御器103のウェイクアップデューティサイクルに適合することができる。ただし、HAN100においてCSMAネットワークで動作するHAN制御器103は、各ウェイクアップ期間内にメッセージを送信する必要がない。HAN制御器103からの通信の周波数は、例えば、HAN100の動作に基づいて変化してもよい。HAN制御器103が通信を能動的に送信または受信するか否かに関わらず、ゲートウェイノード104aはHAN制御器103のウェイクアップ期間内にHAN制御器103からの通信を待ち受ける。
例えば、図5を参照すると、HAN制御器103は、時間期間504(第1ウェイクアップ期間)内にHANクライアント装置102a、102bによって収集された情報を送信し、時間期間502aにスリープ状態に戻ってもよい。第2ウェイクアップ期間(時間期間506)内に、HAN制御器103はいかなる通信も受信または送信する必要とせずにスリープ状態に維持してもよい。時間期間508内に、HAN制御器103はゲートウェイノード104aとの通信を続いてもよい。HAN制御器103の変化する通信周波数に適合するために、ゲートウェイノード104aは、HAN制御器103の各ウェイクアップ期間(時間期間504、506、508)内にHAN制御器103からの通信を待ち受ける。HAN制御器103からのRF通信を検出するかによって、ゲートウェイノード104aは通信を待ち受ける。ゲートウェイノード104aが与えられたウェイクアップ期間内にHAN制御器103からのいかなるRF通信も検出していない場合、ゲートウェイノード104aは通信スケジュール480によってデータネットワーク106との通信を再開する。ゲートウェイノード104aがHAN制御器103からのRF通信を検出する(例えば、HAN制御器103からのRF信号を検出する)場合、ゲートウェイノード104aは当該通信を処理してから通信スケジュール480によってデータネットワーク106との通信を再開する。
図8は、TSCHネットワーキングプロトコルを利用して動作する一次ネットワークと、所定のスケジュールに基づいてCSMAネットワーキングプロトコルを利用する二次ネットワークとの間のスケジュール通信の例示の信号流れ図である。図8を図1、図2に表されたシステム実施例を参照しながら説明するが、他の実施例も可能である。
ブロック810において、HAN100(すなわち、HAN制御器103またはHAN100における二次ノード)が目覚める。この例において、ビーコンメッセージはHAN100によって送信されてゲートウェイノード104aによって検出される。特定の実施態様において、ビーコンは、特定の帯域幅(例えば、1800ビット/時間)に対するリクエスト、またはHANと通信する必要がある他の情報を含んでもよい。ゲートウェイノード104aはビーコンの検出に応じて、ビーコンの受け取りを確認する信号を送信する。ビーコンおよびビーコン応答はゲートウェイノード104aをHAN100に加入するための一例であるが、他の実施例も可能である。
ゲートウェイノード104aがHAN100に加入すると、ゲートウェイノード104aはCSMAネットワーキングプロトコルを利用してスケジュールをHAN100に送信してもよい。HANはこのスケジュールを利用し、HAN100がゲートウェイノード104aに同期されるようにウェイク/スリープサイクルを決定してもよい。例えば、スケジュールはHAN100に1000msで目覚めてゲートウェイノード104aと通信するように指示してもよい。1つの実施例において、ゲートウェイノード104aにおけるAPIは、HAN100から帯域幅に対するリクエストを受信し、HAN100に適したスケジュールを決定する。
特定の実施態様において、HAN100における二次ネットワークノードのための定期的なウェイクアップサイクルまたは所定のウェイクアップサイクルは、一次ネットワークによって利用されるTSCHホッピングパターンにおける、1つ以上の繰り返されるタイムスロットに組み込まれる。例えば、二次ネットワークノードは、低電力のスリープモード(例えば、RF送受信装置の電源が切られたモード)の下で動作し、一定の時間インターバルにおいてスリープモードから抜ける(例えば、「ウェイクアップ(目覚め)」をしてRF送受信装置を起動させる)。ゲートウェイノード104aは、二次ネットワークノードのウェイクアップサイクルに適合した通信スケジュールを決定する。追加的または代替的な実施態様において、スケジュールはダイナミックであってもよく、ゲートウェイノード104aは、定期的にまたは需要に応じて、更新されたスケジュールをHAN100に送信してもよい。
ブロック850aにおいて、HAN100はスケジュールに基づいてスリープ状態に入る。特定の実施態様において、ゲートウェイノード104aはスケジュールを一次ネットワークにおける他の一次ノード104b−104dに送信し、一次ノード104b−104dの1つはスケジュールをサーバシステム108に送信する。追加的または代替的な実施態様において、ゲートウェイノード104aはスケジュールを直接的にサーバシステム108に送信する。追加的または代替的な実施態様において、HAN100またはゲートウェイノード104aは、HAN100がスリープ状態に入る前の一次ネットワークにおける複数の部品に、スケジュールを送信する。一方、HAN100がスリープ状態にあっても、ゲートウェイノード104aはTSCHプロトコルを利用する他の一次ノード104b−104dと通信する。
ブロック810bにおいて、HAN100がスリープ状態から目覚める。実質的同時に、ブロック812aにおいて、ゲートウェイノード104aは、HAN100との通信のためのスケジュールに保留されたスケジュールされたタイムスロットを識別する。この例において、ゲートウェイノード104aは、HAN100からの通信を待ち受け、サーバシステム108からの、データに関するリクエストを受信する。ゲートウェイノード104aは他の一次ノード104b−104dを介してサーバリクエストをサーバシステム108に送信しゲートウェイノード104aは、他の一次ノード104b−104dを介してサーバシステム108からの応答を受信し、スケジュールに基づいてブロック850bにおいてHANが既に他のスリープ状態に入ったという判断に応じて、この応答をメモリに記憶する。一方、HAN100が(他のタイムスロット内に)スリープ状態にあっても、ゲートウェイノード104aはTSCHプロトコルを利用する他の一次ノード104b−104dと通信する。
例示的な例を含んだ、前述した本発明の実施例の説明は、例示および説明との目的のみのために提供されるが、完全なる内容であると意図するものではなく、説明された概念の範囲を制限しようと意図するものでもない。当業者は本発明の範囲から離れなく数々の変化例、適用例およびそれらの用途を理解することができる。上に説明された例示的な実施例は、ここで開示されている一般的な保護対象を読者に紹介するために与えられ、開示されている概念の範囲を制限しようとするものではない。

Claims (20)

  1. 複数の一次ネットワークノードと通信し、二次ネットワークノードとも通信するように構成されている送受信装置であって、前記複数の一次ネットワークノードが時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルを利用する複数チャンネルで通信し、ウェイクアップインターバル内に前記二次ネットワークノードが搬送波感知多重アクセスネットワークプロトコルを利用する単一チャンネルで通信する、前記送受信装置と、
    前記送受信装置と通信的に連結しているプロセッサと、
    非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの複数のスロットオフセット中の第1選択スロットオフセット内に、第1メッセージを一次ネットワークノードと通信し、当該一次ネットワークノードが前記複数の一次ネットワークノードの周りにあり、
    前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの前記複数のスロットオフセット中の第2選択スロットオフセット内に、第2メッセージを前記二次ネットワークノードと通信し、前記二次ネットワークノードの前記ウェイクアップインターバルが前記第2選択スロットオフセットと同期している
    ように処理装置を動作させる、前記処理装置によって実行可能な指令が記憶された前記非一時的コンピュータ可読媒体と、
    を備える、ゲートウェイノード。
  2. 前記ゲートウェイノードは前記の複数の一次ネットワークノードを介して前記二次ネットワークノードとリソースプロバイダシステムとの通信を提供し、前記二次ネットワークノードはホームエリアネットワークの一部である低電力装置である、請求項1に記載のゲートウェイノード。
  3. 前記ゲートウェイノードは、前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの第1スロットオフセット内に前記一次ネットワークノードと通信し、通信スケジュールに基づいて前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの第2選択スロットオフセット内に前記二次ネットワークノードと通信する、請求項1に記載のゲートウェイノード。
  4. 前記通信スケジュールは、前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコル中のホッピングパターンにおける各スロットオフセットに対して、通信のための特定のチャンネル、および、通信の種類を示し、当該通信の種類は、送信モード、受信モード、または搬送波感知多重アクセスモードを指定し、前記ホッピングパターンにおける前記スロットオフセットは、後のホッピングパターンのために繰り返される、請求項3に記載のゲートウェイノード。
  5. 前記ゲートウェイノードは、共通通信を介して前記通信スケジュールを受信するように構成されており、前記共通通信は、一次ネットワークのためのヘッドエンドシステムから、前記一次ネットワークの複数のノードのそれぞれへのものである、請求項3に記載のゲートウェイノード。
  6. 前記ゲートウェイノードは、前記二次ネットワークノードと前記ゲートウェイノードとの間の初期同期内に受信されるビーコンメッセージを介して前記通信スケジュールを受信するように構成されている、請求項3に記載のゲートウェイノード。
  7. 前記ゲートウェイノードは、前記通信スケジュールを一次ネットワークにおける近隣の一次ネットワークノードに配信するように構成されている、請求項6に記載のゲートウェイノード。
  8. 時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの複数のスロットオフセット中の第1選択スロットオフセット内に、ゲートウェイノードが第1メッセージを一次ネットワークノードと通信し、当該一次ネットワークノードが、前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルを利用する複数チャンネルで通信する複数の一次ネットワークノードの周りにあることと、
    前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの前記複数のスロットオフセット中の第2選択スロットオフセット内に、前記ゲートウェイノードが第2メッセージを二次ネットワークノードと通信し、前記二次ネットワークノードのウェイクアップインターバルが前記第2選択スロットオフセットと同期しており、前記二次ネットワークノードが、送波感知多重アクセスネットワークプロトコルを利用する単一チャンネルで通信することと、
    を備える、方法。
  9. 前記ゲートウェイノードは前記の複数の一次ネットワークノードを介して前記二次ネットワークノードとリソースプロバイダシステムとの通信を提供し、前記二次ネットワークノードはホームエリアネットワークの一部である低電力装置である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ゲートウェイノードは、前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの第1スロットオフセット内に前記一次ネットワークノードと通信し、通信スケジュールに基づいて前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの第2選択スロットオフセット内に前記二次ネットワークノードと通信する、請求項8に記載の方法。
  11. 前記通信スケジュールは、前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコル中のホッピングパターンにおける各スロットオフセットに対して、通信のための特定のチャンネル、通信の種類、および、前記通信に対する送信元ノードまたは宛先ノードを示し、当該通信の種類は、送信モード、受信モード、または搬送波感知多重アクセスモードを指定し、前記ホッピングパターンにおける前記スロットオフセットは、後のホッピングパターンのために繰り返される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記通信スケジュールは、前記ゲートウェイノードにおいて前記一次ネットワークのためのヘッドエンドシステムから受信する、請求項10に記載の方法。
  13. 前記通信スケジュールは、前記ゲートウェイノードにおいてビーコンメッセージを介して前記二次ネットワークから受信する、請求項10に記載の方法。
  14. 前記通信スケジュールを前記一次ネットワークにおける近隣の一次ネットワークノードに送信する、請求項13に記載の方法。
  15. 時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの複数のスロットオフセット中の第1選択スロットオフセット内に、ゲートウェイノードによって、第1メッセージを一次ネットワークにおける一次ネットワークノードと通信し、前記一次ネットワークノードが、前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルを利用して通信する複数のノード中の一部であることと、
    前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコルの前記複数のスロットオフセット中の第2選択スロットオフセット内に、前記ゲートウェイノードによって、二次ネットワークにおける二次ネットワークノードからの第2メッセージを待ち受け、前記二次ネットワークノードが、ウェイクアップインターバル内に、送波感知多重アクセスネットワークプロトコルを利用して通信し、前記二次ネットワークノードの前記ウェイクアップインターバルが前記第2選択スロットオフセットと同期していることと、
    を備える、方法。
  16. 前記第1選択スロットオフセットおよび前記第2選択スロットオフセットは前記時間同期チャンネルホッピングネットワークプロトコル中のホッピングパターンの一部であり、前記第1選択スロットオフセット内の前記第1メッセージは第1チャンネルで通信され、前記第2選択スロットオフセット内の前記第2メッセージは前記第1チャンネルと異なる第2チャンネルで通信される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1選択スロットオフセットおよび前記第2選択スロットオフセットは通信スケジュールによって特定され、前記通信スケジュールは、前記複数のスロットオフセットの各スロットオフセットに対して、通信のための特定のチャンネル、通信の種類、および、前記通信に対する送信元ノードまたは宛先ノードを示し、当該通信の種類は、送信モード、受信モード、または搬送波感知多重アクセスモードを指定し、前記ホッピングパターンにおける前記スロットオフセットは、後のホッピングパターンのために繰り返される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記通信スケジュールは、前記ゲートウェイノードによって、ヘッドエンドユニットから前記一次ネットワークにおける複数のノードへの共通通信から受信される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記通信スケジュールは、前記ゲートウェイノードによって、前記一次ネットワークの一部である近隣のノードから受信される、請求項17に記載の方法。
  20. 前記ゲートウェイノードは前記一次ネットワークを介して前記二次ネットワークノードとリソースプロバイダシステムとの通信を提供し、前記二次ネットワークノードはホームエリアネットワークの一部である低電力装置である、請求項15に記載の方法。
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