JP6800031B2 - トルクレンチ - Google Patents

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Description

本発明は、トルクレンチに関する。
近年、無線タグのリーダライタ機能およびBluetooth(登録商標)等の通信機能を搭載するトルクレンチが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1のトルクレンチは、無線タグ付きのソケットおよび締結対象の無線タグ付きのボルトを識別し、サーバに照合することで、ソケットおよびボルトが正しいものであるかをユーザに通知する。
特開2016−93873号公報
特許文献1では、無線タグをソケットやボルトに取り付けることにより、ソケットやボルトの管理を行っている。一方、現場では、トルクレンチ自体の管理をコンピュータで行うことが求められている。
本発明の目的は、コンピュータでの管理を可能とするトルクレンチを提供することである。
本発明のトルクレンチは、受信する電磁波を駆動源として無線通信する無線タグを備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線タグが記憶する情報をリーダで読み取ることで、無線タグが取り付けられたトルクレンチの管理をコンピュータで行うことできる。本発明によれば、書き換え可能な無線タグを用いる場合、トルクレンチを校正する度に、無線タグが記憶する校正日をライタで更新できる。このようにすれば、各トルクレンチの校正日を各トルクレンチの無線タグからリーダで読み取ることで、各トルクレンチの校正状況を容易に把握および分析できる。
本発明によれば、トルクレンチに無線タグを設けるだけなので、リーダライタ機能や通信機能を搭載していた従来のトルクレンチに比べ、製造コストを低減できる。
本発明では、締結部材を締め付けるトルクレンチ本体と、無線タグを保持してトルクレンチ本体に着脱可能に装着されるホルダと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ホルダを利用するので、無線タグをトルクレンチ本体に容易に取り付けることができる。
本発明では、トルクレンチ本体は、締め付けトルクが入力されるヘッドと、締め付けトルクが設定値に達するまでヘッドの回動を規制するスラスタと、ヘッド及びスラスタを連結するトグルと、ヘッドに設けられ、トグルの角度を調整する調整ネジと、ヘッド、スラスタ、トグル、および調整ネジを収容するチューブであって、調整ネジが接触する平坦面を含む凹部と、凹部と対向する位置に形成され、調整ネジを回す冶具が挿入される孔部と、を有するチューブと、を備え、ホルダは、チューブの凹部に取り付けられて孔部を覆うことを特徴とする。
本発明によれば、凹部を利用してホルダをトルクレンチ本体に位置決めすることができるとともに、ホルダにて孔部を覆うことができ、孔部を塞ぐ専用の部材を不要にできる。
本発明では、ホルダは、無線タグを収容する収容部と、収容部から突出しており、トルクレンチ本体の外周面に沿って形成された2つの腕部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、2つの腕部を外方に拡げて、2つの腕部の間にトルクレンチ本体を差し込むことで、ホルダをトルクレンチ本体に装着できる。本発明によれば、ホルダの構成を簡素にしつつ、ホルダをトルクレンチ本体に容易に取り付けることができる。
本発明では、締結部材を締め付けるトルクレンチ本体であって、使用者によって保持されるグリップ部と、前記グリップ部に設けられた目盛窓の内側に配置される目盛板と、を有するトルクレンチ本体を備え、前記グリップ部は、前記目盛板を前記目盛窓の内側に差し込むための隙間を形成する差し込み部と、前記差し込み部に装着される蓋部と、を有し、前記無線タグは、前記隙間に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、目盛板を差し込むための隙間は、目盛板を差し込んだ後ではデッドスペースになる。このデッドスペースを利用して無線タグを設けることにより、トルクレンチを大型化させることなく、無線タグを設けることができる。また、本発明によれば、無線タグが蓋部で覆われるため、トルクレンチの外観の意匠性を良好に維持できる。
本発明では、前記ホルダは、前記無線タグを内部に含んで拡縮可能な環状に形成され、前記トルクレンチ本体に嵌められることを特徴とする。
本発明によれば、無線タグがホルダ内に含まれるので、無線タグの十分な防水性を確保できる。
本発明では、前記ホルダは、前記無線タグを覆い前記トルクレンチ本体に貼り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、ホルダをトルクレンチ本体に貼り付けるだけで、トルクレンチを容易にトルクレンチ本体に取り付けることができる。
本発明では、先端側が締結部材と連結するヘッドと、前記ヘッドの後端側を収容するとともに、前記ヘッドを回動可能に保持するチューブと、前記ヘッドおよび前記チューブの相対的な回動を規制し、前記チューブ内に収容されるトルクリミッタと、前記チューブの後端側に嵌められるグリップ部と、を備え、前記無線タグは、前記グリップ部と前記チューブとの間に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、無線タグがグリップ部に覆われるので、ワークに対し、無線タグが接触することを防止でき、無線タグおよびワークの双方を保護できる。本発明によれば、無線タグがグリップ部に覆われるので、トルクレンチの意匠を従来と同様に保つことができるとともに、無線タグの十分な防水性を確保できる。
本発明では、前記無線タグは、締結部材を締め付けるトルクレンチ本体における使用者によって保持されるグリップ部に埋め込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、無線タグがグリップ部に埋め込まれているので、ワークに対し、無線タグが接触することを防止でき、無線タグおよびワークの双方を保護できる。本発明によれば、無線タグがグリップ部に埋め込まれているので、トルクレンチの意匠を従来と同様に保つことができるとともに、無線タグの十分な防水性を確保できる。
本発明では、締結部材を締め付けるトルクレンチ本体であって、使用者によって保持されるグリップ部と、前記グリップ部に設けられた目盛窓の内側に配置される目盛板と、を有するトルクレンチ本体を備え、前記無線タグは、前記目盛板の裏側に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、無線タグがグリップ部の内部に配置されるので、ワークに対し、無線タグが接触することを防止でき、無線タグおよびワークの双方を保護できる。本発明によれば、無線タグがグリップ部の内部に配置されるので、トルクレンチの意匠を従来と同様に保つことができるとともに、無線タグの十分な防水性を確保できる。
本発明では、締結部材を締め付けるトルクレンチ本体であって、使用者によって保持されるグリップ部と、前記グリップ部に設けられた目盛窓の内側に配置される目盛板と、を有するトルクレンチ本体を備え、前記目盛板は、前記無線タグによって構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、目盛板は、無線タグによって構成されているので、目盛板を設置することで無線タグを設置できる。本発明によれば、無線タグがグリップ部の内部に配置されるので、ワークに対し、無線タグが接触することを防止でき、無線タグおよびワークの双方を保護できる。本発明によれば、無線タグがグリップ部の内部に配置されるので、トルクレンチの意匠を従来と同様に保つことができるとともに、無線タグの十分な防水性を確保できる。
トルクレンチの平面図である。 トルクレンチの側面図。 ホルダの斜視図である。 ホルダの側面図である。 トルクレンチの平面図である。 ヘッドおよびトルクリミッタの模式図である。 トルクレンチの外観図である。 トルクリミッタおよび調整機構の模式図である。 トルクレンチの平面図である。 トルクレンチの平面図である。 トルクレンチの調整機構を示す断面図である。
以下、図面に基づいて各実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、トルクレンチ100の平面図である。
トルクレンチ100は、トルクレンチ本体10と、ホルダ9と、無線タグ4とを備える。
トルクレンチ本体10は、ボルト等の締結部材を回転させて所定のトルクで締結部材を締め付ける。トルクレンチ本体10は、ヘッド1、チューブ2、グリップ部3を備える。
ヘッド1は、チューブ2内に延びている。ヘッド1において、チューブ2から露出する部位がヘッド本体部11となる。以降、先端側とは、トルクレンチ100の軸方向において、該ヘッド本体部11がある側を指し、後端側とは、トルクレンチ100の軸方向において、グリップ部3がある側を指す。
ヘッド本体部11は、締結部材と連結する。ヘッド本体部11は、右回りか左回りでの締め付けのみを可能とするラチェット機構を備えるラチェットヘッドである。ヘッド本体部11の角ドライブ部111(図2)には、締結部材と係合するソケットが取り付けられる。ヘッド本体部11は、オープンスパナヘッドやリングヘッドであってもよい。ヘッド1は、交換式であってもよい。
ヘッド本体部11が締結部材と係合した状態でグリップ部3を回転させることで、グリップ部3からヘッド1に締め付けトルクが伝達され、締結部材を締め付けることができる。ヘッド1は、チューブ2に対して、ヘッドピン112を中心に回動可能に設けられている。チューブ2内においてヘッド1よりも後端側には、トルクリミッタが設けられている。締結部材に対する締め付けトルクが設定値に達するまでは、トルクリミッタによって、ヘッド1及びチューブ2の相対的な回動が規制される。締め付けトルクが設定値に達すると、トルクリミッタによる規制が解除されて、ヘッド1及びチューブ2が相対的に回動する。そして、ヘッド1及びチューブ2の衝突によってクリック音が発生し、このクリック音によって、使用者は、締め付けトルクが設定値に達したことを確認することができる。トルクリミッタの構成は、第2実施形態にて説明する。
チューブ2は、トルクレンチ本体10の軸方向に延びており、偏平な筒状である。チューブ2は、ヘッド1の一部やトルクリミッタを収容する。チューブ2の後端部にグリップ部3が嵌められている。
ホルダ9は、無線タグ4を保持しており、トルクレンチ本体10に着脱可能である。ホルダ9は、チューブ2の先端側に嵌められている。ホルダ9の具体的な形状については後述する。
無線タグ4は、受信する電磁波を駆動源とするパッシブ型のRFID(Radio Frequency IDentification)である。無線タグ4は、通信周波数が900MHz帯(UHF帯)であり、通信可能距離は1〜3m程度である。なお、無線タグ4の周波数は、13.56MHzや2.45GHzであってもよく、どの帯域であってもよい。
無線タグ4は、無線回路部、アンテナ、メモリ、制御回路部、これらの要素を封止する封止材を備える。無線回路部は、アンテナで受信する電磁波から電力を取り出して整流および昇圧する。制御回路部は、アンテナがリーダライタから質問信号や書き込み信号を含んだ電磁波を受信すると、無線回路部で生じる電力により動作する。制御回路部は、例えばメモリ内の情報を読み出し、該情報を応答信号として、無線回路部を制御することによりアンテナを介してリーダライタへ送信する。また、制御回路部は、例えばリーダライタから受信する書き込み信号に基づいてメモリ内へデータを書き込む。
メモリは、読み出しおよび書き込み可能なデータを記憶する。例えば、メモリは、該無線タグ4の識別情報やトルクレンチ100の管理データ、すなわち、トルクレンチ100の校正日(年月日)、製品番号、製造年月日を記憶する。トルクレンチ100の管理データは、無線タグ4を備えたホルダ9がトルクレンチ本体10に取り付けられた後、リーダライタによって無線タグ4のメモリに書き込まれてもよい。
工場等にて複数のトルクレンチ100を使用する場合、作業者は、例えばトルクレンチ100を校正する度に、リーダライタを用いて、無線タグ4が記憶するトルクレンチ100の校正日(年月日)を書き換えてもよい。作業者は、定期的に、工場にある複数のトルクレンチ100の無線タグ4から管理データを読み出し、コンピュータに送信してもよい。このようにすることで、作業者は、コンピュータを用いて各トルクレンチ100の校正状況や使用年数を容易に把握および分析できる。
無線タグ4は、既存のトルクレンチ(本実施形態のトルクレンチ本体10)に着脱可能である。そのため、既存のトルクレンチに無線タグ4を取り付けることで、既存のトルクレンチの校正日等をコンピュータで管理できるようになる。
図3は、ホルダ9の斜視図であり、図4は、ホルダ9の側面図である。ホルダ9は、金属製であり、2つの腕部91,92と、収容部93とを備える。
腕部91,92は、それぞれU字状であり、凹部が向い合せとなるように互いに対向する。腕部91,92の基端911,921は、収容部93の底面部に接続している。腕部91,92の先端912,922は、互いに離れている。先端912,922の間には、隙間S1が形成されている。腕部91,92を外方(先端912,922が離れる方向)に拡げ、隙間S1にチューブ2を差し込むことで、ホルダ9をチューブ2に装着できる。本実施形態では、ホルダ9を簡素な構成にすることができるとともに、ホルダ9をトルクレンチ本体10に容易に取り付けることができる。
収容部93は箱状である。収容部93では、ホルダ9の内側に位置する側の壁面が無く開口部931となっている。無線タグ4は、開口部931から収容部93内に入れられ、収容部93内に設けられる。このため、無線タグ4に傷などが付くことを防止することができる。無線タグ4の厚みは、収容部93の深さと略同一となる。収容部93の底に位置し開口部931と対向する面932には、円形の開口部933が形成されている。開口部933は、無線タグ4を外部に露出させ、無線タグ4の通信性を向上させる。
ホルダ9の内周面(チューブ2と対向する面)には、腕部91,92の内面など、無線タグ4を覆わない位置に滑り止め部94が貼られている。滑り止め部94は、ゴムなどの弾性変形可能な材料で形成されており、ホルダ9がチューブ2の所定の取り付け位置からずれることを抑制する。
(第2実施形態)
図5は、トルクレンチ100Aの平面図である。
トルクレンチ100Aのトルクレンチ本体10は、第1実施形態のトルクレンチ本体10と同様の構成である。チューブ2の後端側には、孔部12および凹部13がある。孔部12は、トルクレンチ本体10の軸方向と直交する方向において、凹部13と対向する位置にある。チューブ2の内部には、後述する調整ネジ53(図6)がある。孔部12には、調整ネジ53を締める冶具(不図示)を挿入できる。凹部13の底は平坦面131となっている。凹部13の幅は、ホルダ9の腕部91,92の幅より僅かに大きい。
本実施形態では、ホルダ9が、チューブ2の凹部13に取り付けられている点で第1実施形態と異なる。ホルダ9は、一方の腕部91(又は腕部92)が凹部13に嵌められて位置決めされる。このとき、他方の腕部92(又は腕部91)は、孔部12を覆う。
本実施形態では、ホルダ9によって孔部12を覆うことができ、孔部12を塞ぐ専用の部材を不要にできる。また、第1実施形態と同様に、ホルダ9の内周面に滑り止め部94が設けられているので、滑り止め部94が孔部12に密着し、チューブ2の内部への防水性、防塵性を良好にできる。
図6は、ヘッド1およびトルクリミッタ5の模式図である。以下、ヘッド1およびトルクリミッタ5の構成と、孔部12および凹部13の役割を説明する。
トルクレンチ本体10は、ヘッド1やチューブ2、グリップ部3の他、トルクリミッタ5を備える。トルクリミッタ5は、トグル51、スラスタ52、および調整ネジ53を備える。
トグル51は、ヘッド1の後端部とスラスタ52を連結する。
スラスタ52は、ヘッド1に入力される締め付けトルクが設定値に達するまでヘッド1の回動を規制する。スラスタ52とチューブ2の内壁面との間には、回転可能なローラ521が設けられている。スラスタ52は、トルクレンチ本体10の軸方向に移動可能に設けられている。スラスタ52の後端部が、バネ受けシート54を介してバネ55の付勢力を受けることにより、スラスタ52は、トルクレンチ本体10の先端側(図6中左側)に付勢されている。
ヘッド1により締結部材を締め付ける際に、ヘッド1には、締め付けトルクが入力される。ヘッド1は、締め付けトルクにより、スラスタ52を後端側(図6中右側)に押し返すように回動しようとする。ヘッド1に入力される締め付けトルクが設定値に達すると、ヘッド1によるスラスタ52を押し返す力が、スラスタ52によるヘッド1を抑える力を超える。すると、トグル51が回動し、作業者の感じる締め付けトルクが急激に低下する。同時に、ヘッド1の後端部が図6中上側に急激に回動し、チューブ2の内壁面を叩き、クリック音を生じさせる。締め付けトルクの急激な低下とクリック音の発生により、作業者は、締結部材の締め付けトルクが設定値に達したことを確認できる。
ヘッド1の後端部には、調整ネジ53が貫通する。調整ネジ53は、ヘッド1の後端部からの突出量により、トグル51の角度を規定する。調整ネジ53の端部は、チューブ2の内側において、凹部13の平坦面131に当接する。調整ネジ53の頭部には六角穴がある。六角穴に、チューブ2の孔部12から挿入した冶具を嵌めることで、調整ネジ53を回すことができる。調整ネジ53を回し、ヘッド1の後端部からの調整ネジ53の突出量を調整することで、トグル51の角度を調整できる。
本実施形態では、トルクリミッタ5を設けるために、チューブ2に凹部13を設けているが、該凹部13を利用することにより、チューブ2に対するホルダ9のずれを抑制できる。また、ホルダ9を凹部13に嵌め込むと、ホルダ9の腕部91(又は腕部92)が孔部12を塞ぐため、ホルダ9に2つの機能(無線タグ4を保持する機能と、孔部12を塞ぐ機能)を持たせることができる。
(第3実施形態)
図7は、トルクレンチ100Bの外観図である。
トルクレンチ100Bは、締め付けトルクの設定値を作業者が調整できるようになっている。トルクレンチ100Bは、トルクレンチ本体10と、無線タグ4とを備える。
トルクレンチ本体10は、ヘッド1、チューブ2、グリップ部3、および回転ダイヤル6を備える。ヘッド1は、図1,図5のヘッド1と同様の構成である。
図8は、トルクリミッタ5および、締め付けトルクの設定値を調整するための調整機構7の模式図である。
チューブ2内において、ヘッド1の後端側には、締め付けトルクが設定値に達するまでヘッド1の回動を規制するトルクリミッタ5がある。トルクリミッタ5は、図6のトルクリミッタ5と同様の構成であり、トグル51やスラスタ52、バネ受けシート54を備える。
トルクリミッタ5の後端側には、締め付けトルクの設定値を調整する調整機構7がある。調整機構7は、ネジ軸71およびスライダ72を備え、チューブ2および回転ダイヤル6の内部に収容されている。ネジ軸71は、トルクレンチ100Bの中心軸に沿って配置されており、回転ダイヤル6を回転させると、ネジ軸71が回転する。スライダ72は、ネジ軸71に螺合しており、ネジ軸71周りの回転が規制された状態で、ネジ軸71に沿って移動する。スライダ72と、トルクリミッタ5のバネ受けシート54との間には、バネ受けシート54を付勢するバネ55が配置されている。
回転ダイヤル6の回転によりネジ軸71が回転すると、スライダ72がネジ軸71の軸方向に移動し、トルクリミッタ5のバネ55の長さを変更する。これにより、トルクリミッタ5による締め付けトルクの設定値が調整される。
図7に戻り、グリップ部3の内部には、締め付けトルクの設定値を示すための主目盛板21と、主目盛板21の目盛を指す指針22が組み込まれている。指針22は、チューブ2のスリット23を貫く連結部によって、スライダ72に連結されている。回転ダイヤル6の回転によってスライダ72が移動して、締め付けトルクの設定値が調整されるのに伴い、指針22が移動し、主目盛板21において、調整後の締め付けトルクの設定値を指し示す。また、回転ダイヤル6の回転に伴い、副目盛窓322にある副目盛の表示も変更されるようになっている。
グリップ部3は、目盛窓31と、差し込み部32と、蓋部33と、を備える。
目盛窓31は、ガラスや樹脂等の光透過性を有する材料で形成されている。目盛窓31は、主目盛板21および指針22を覆っており、トルクレンチ100Bの外部から目盛窓311を介して主目盛板21および指針22を視認することができる。
差し込み部32には、蓋部33が装着される。また、差し込み部32には、隙間S2が形成されており、この隙間S2は、グリップ部3の内部に主目盛板21を差し込むために用いられる。すなわち、差し込み部32から蓋部33を取り外しておき、隙間S2からグリップ部3の内部に向かって主目盛板21をスライドさせることにより、目盛窓311の内側に主目盛板21を配置することができる。この隙間S2には、無線タグ4が設置されている。隙間S2では、チューブ2が露出しているため、無線タグ4は、チューブ2に対して両面テープ等により貼り付けられている。
図7では、差し込み部32および無線タグ4を図示するために、蓋部33を差し込み部32から外した状態を示している。蓋部33を差し込み部32に組み付ける際には、蓋部33は、図7の姿勢からトルクレンチ100Bの後端側(図7の右側)へ押し込まれる。これにより、蓋部33は、差し込み部32に装着される。このとき、蓋部33の内側には、無線タグ4が収容される。
本実施形態では、主目盛板21をグリップ部3に組み込むために設けられている差し込み部32の隙間S2を利用して、無線タグ4を設けている。主目盛板21をグリップ部3に組み込んだ後、隙間S2はデッドスペースになるが、この隙間S2を利用して無線タグ4を配置することにより、トルクレンチ100Bを大型化させることなく、無線タグ4を設けることができる。また、本実施形態では、無線タグ4が蓋部33で覆われるため、無線タグ4に傷や汚れ等が付くことを防止できるとともに、トルクレンチ100Bの外観の意匠性を良好に維持できる。
(第4実施形態)
図9は、トルクレンチ100Cの平面図である。
本実施形態では、無線タグ4Cは、長尺状、かつ可撓性を有するRFIDである。
ホルダ9Cは、シリコーン製や樹脂製、ゴム製であり、環状かつバンド状に形成され、内部に無線タグ4Cを含む。ホルダ9Cは、弾性変形可能な材料で形成すれば、この径方向に拡縮可能である。ホルダ9Cは、トルクレンチ本体10のヘッド本体部11側、またはグリップ部3側からチューブ2上まで通された後、チューブ2上の適宜の位置で、拡張状態で該チューブ2に嵌められる。
ホルダ9Cのチューブ2上における取付位置は、図9に示すように、ヘッド本体部11側であってもよいし、図9にて一点鎖線で示すように、グリップ部3側であってもよく、適宜の位置でよい。トルクレンチ100Cが、ボルトの頭にインクを塗布するマーキングトルクレンチである場合、チューブ2上においてヘッド本体部11側から中央部上まで、インクを収容するカートリッジが積載される。この場合、ホルダ9Cは、カートリッジが積載されないチューブ2上のグリップ部3側に取り付けることができる。チューブ2上には、その他、ダイヤルやディスプレイユニット等の積載機器が積載されることがあるが、ホルダ9Cは、チューブ2上における積載機器が積載されない箇所に取り付けられればよい。
本実施形態では、ホルダ9C内に無線タグ4Cが設けられるので、無線タグ4Cの防水性を良好にできる。
なお、無線タグ4Cは、長尺状でなくてもよく、円形等、どのような形状であってもよい。無線タグ4Cは、ホルダ9Cの裏面または表面に取り付けられてもよい。ホルダ9Cは、長尺のバンド状であってもよく、ホルダ9Cの長手方向の両端部同士が、適宜の接続分離機構により接続、分離してもよい。接続分離機構としては、ホックや面ファスナーを用いたものや、一端部側の突起が他端部側の孔に通されて他端部側に引っかかることで両端部同士が接続するようになっているものが挙げられる。無線タグ4Cは、無線回路部、アンテナ、メモリ、制御回路部、これらの要素を封止する封止材(外装材)を備えるところ、ホルダ9Cが封止材を兼ねていてもよい。
(第5実施形態)
第4実施形態では、ホルダ9Cは、環状かつバンド状であり拡縮可能に形成されていた。本実施形態では、ホルダ9C(図9)は、無線タグ4Cを覆い無線タグ4Cをトルクレンチ本体10に貼り付けるテープである。本実施形態では、容易に無線タグ4Cをトルクレンチ本体10に取り付けることができる。
(第6実施形態)
図10は、トルクレンチ100Dの平面図である。
本実施形態では、無線タグ4Dは、チューブ2の後端に嵌められているグリップ部3とチューブ2との間に設けられている。無線タグ4Dは、グリップ部3の長手方向に沿って配置されているものとするが、どのような姿勢で配置されていてもよく、グリップ部3の周方向に沿って配置されていてもよい。グリップ部3の内周面に無線タグ4Dを収容するための凹部があってもよい。無線タグ4Dは、グリップ部3に埋め込まれていてもよい。
本実施形態では、締結部材が取り付けられるワークに無線タグ4Dが接触することを防止できるので、無線タグ4Dおよびワークの双方を保護できる。
(第7実施形態)
図11は、トルクレンチ100Eの調整機構7を示す断面図である。図11は、第3実施形態の図8の調整機構7部分に対応している。
第3実施形態では、図7に参照されるように、無線タグ4は、グリップ部3の蓋部33の内側、かつ差し込み部32の間に配置された。本実施形態では、無線タグ4Eは、締め付けトルクの設定値を示すための主目盛板21の裏面に貼り付けられ、主目盛板21とチューブ2の間に配置されている。無線タグ4Eは、指針22と干渉しない位置に配置される。例えば、無線タグ4Eは、長尺状であり、指針22の移動経路の脇に、指針22の移動経路に沿った姿勢で配置される。
本実施形態でも、ワークに無線タグ4Eが接触することを防止できるので、無線タグ4Eおよびワークの双方を保護できる。また、本実施形態では、無線タグ4Eは、主目盛板21に固定されているため、無線タグ4Eを主目盛板21と共にグリップ部3の内側に組み込むことができる。
(第8実施形態)
第7実施形態では、無線タグ4Eは、主目盛板21の裏面に貼り付けられていた。本実施形態では、主目盛板21が無線タグによって構成されている。すなわち、無線タグ(主目盛板21)は、無線回路部、アンテナ、メモリ、制御回路部、これらの要素を封止する封止材(外装材)を備えるところ、封止材の外面に目盛が付されている。主目盛板21は、例えば隙間を開けて並設された2つの無線タグによって構成され、無線タグ間の隙間が、指針22の移動スペースとなっていてもよい。
前記第3、7実施形態、および本実施形態の上記主目盛板21の構成例では、指針22が主目盛板21の幅方向中央を主目盛板21の長手方向に沿って移動する例を説明した。しかし、主目盛板21は、長手状の無線タグによって構成され、指針22は、主目盛板21の縁の外側を主目盛板21の縁に沿って移動してもよい。
本実施形態でも、ワークに無線タグが接触することを防止できるので、無線タグおよびワークの双方を保護できる。
(変形例)
無線タグ4、4C、4D、4Eは、読み出し専用であってもよい。この場合であっても、コンピュータにおいて、無線タグ4、4C、4D、4Eの識別情報に、無線タグ4、4C、4D、4Eが取り付けられるトルクレンチ100、100A〜100Eの情報を対応付ければよい。このようにすれば、各トルクレンチ100、100A〜100Eの無線タグ4、4C、4D、4Eからリーダにより識別情報を読み出すことで、トルクレンチ100、100A〜100Eが規定数揃っているか等といった、トルクレンチ100、100A〜100Eの管理をコンピュータで行うことができる。
1…ヘッド、2…チューブ、3…グリップ部、4、4C、4D、4E、21…無線タグ、6…回転ダイヤル、9、9C…ホルダ、10…トルクレンチ本体、12…孔部、13…凹部、21…主目盛板、22…指針、31…目盛窓、32…差し込み部、33…蓋部、51…トグル、52…スラスタ、53…調整ネジ、91,92…腕部、93…収容部、100、100A〜100E…トルクレンチ、131…平坦面、S1,S2…隙間。

Claims (10)

  1. 先端側が締結部材と連結するヘッドと、
    前記ヘッドの後端側を収容するとともに、前記ヘッドを回動可能に保持し、扁平な筒状であるチューブと、
    前記ヘッドおよび前記チューブの相対的な回動を規制し、前記チューブ内に収容されるトルクリミッタと、
    前記チューブの基端側に嵌められるグリップ部と、
    受信する電磁波を駆動源として無線通信する長手状の無線タグと、
    環状、かつバンド状であり、前記チューブの外面に周方向に沿って着脱可能に装着され、前記締結部材が位置する側とは反対側にある前記チューブの表面にて、前記無線タグの長手方向が前記チューブの長手方向と直交する幅方向に沿う姿勢で前記無線タグを保持するホルダと、を備えることを特徴とするトルクレンチ。
  2. 前記ホルダは、前記無線タグを内部に含んで拡縮可能に形成され、前記チューブに嵌められることを特徴とする請求項に記載のトルクレンチ。
  3. 前記ホルダは、前記無線タグを覆い前記チューブに貼り付けられることを特徴とする請求項に記載のトルクレンチ。
  4. 前記ホルダは、前記ホルダの長手方向の両端部同士を接続および分離させる接続分離機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のトルクレンチ。
  5. 前記無線タグは、可撓性を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のトルクレンチ。
  6. 先端側が締結部材と連結するヘッドと、前記ヘッドの後端側を収容するとともに、前記ヘッドを回動可能に保持し、扁平な筒状であるチューブと、前記ヘッドおよび前記チューブの相対的な回動を規制し、前記チューブ内に収容されるトルクリミッタと、前記チューブの基端側に嵌められるグリップ部と、を備えるトルクレンチに取り付けられる無線装置であって、
    受信する電磁波を駆動源として無線通信する長手状の無線タグと、
    環状、かつバンド状であり、前記チューブの外面に周方向に沿って着脱可能に装着され、前記締結部材が位置する側とは反対側にある前記チューブの表面にて、前記無線タグの長手方向が前記チューブの長手方向と直交する幅方向に沿う姿勢で前記無線タグを保持するホルダと、を備えることを特徴とする無線装置。
  7. 前記ホルダは、前記無線タグを内部に含んで拡縮可能に形成され、前記チューブに嵌められることを特徴とする請求項6に記載の無線装置。
  8. 前記ホルダは、前記無線タグを覆い前記チューブに貼り付けられることを特徴とする請求項6に記載の無線装置。
  9. 前記ホルダは、前記ホルダの長手方向の両端部同士を接続および分離させる接続分離機構を備えることを特徴とする請求項6に記載の無線装置。
  10. 前記無線タグは、可撓性を有することを特徴とする請求項6から9のいずれか一つに記載の無線装置。
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