JP6798131B2 - 文字編集サーバ、文字編集システム及びプログラム - Google Patents
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Description
第2の発明は、第1の発明の文字編集サーバ(1)において、前記画像要求受信手段(11)が受信する画像要求データは、XML形式のデータであり、前記データ記憶制御手段(18)が記憶させる記憶領域の位置が指定されていること、を特徴とする文字編集サーバである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の文字編集サーバ(1)において、クライアント(5)から印刷物作成指示を含む印刷物要求データを受信する印刷物要求受信手段(11)と、前記印刷物要求受信手段が受信した印刷物要求データに基づいて、前記クライアントで編集を行うことで配置した編集画面の文字画像データと同じ配置位置に、前記文字画像データに対応する画像を配置した印刷物データを生成する印刷物データ生成手段(16)と、前記印刷物データ生成手段により生成された前記印刷物データを、商業印刷を行う印刷機(3)に出力可能な記憶領域(4)に記憶させる印刷物データ出力手段(17)と、を備えること、を特徴とする文字編集サーバである。
第4の発明は、第3の発明の文字編集サーバ(1)において、前記印刷物要求受信手段(11)が受信する印刷物要求データは、XML形式のデータであり、前記データ記憶制御手段(18)が記憶させる記憶領域の位置が指定されており、前記データ記憶制御手段は、前記印刷物データ生成手段により生成された印刷物データを、前記クライアント(3)からアクセス可能な記憶領域(4)に記憶させること、を特徴とする文字編集サーバである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの文字編集サーバ(1)と、編集端末(7)と、前記文字編集サーバと、前記編集端末との間を仲介する仲介サーバ(5)と、を備えた文字編集システム(100)であって、前記仲介サーバは、前記編集端末で編集可能な編集画面のレイアウト領域(31)に、前記記憶領域に記憶された前記文字画像データを出力する編集画面出力手段(54)を備えること、を特徴とする文字編集システムである。
第6の発明は、第5の発明の文字編集システム(100)において、前記編集端末(7)は、前記文字データと、前記フォント指定データと、前記レイアウト領域(31)での位置データと、前記画像化指示とを受け付け、前記仲介サーバ(5)は、前記編集端末が受け付けた前記文字データと、前記フォント指定データと、前記画像化指示とを、前記文字編集サーバ(1)に対して送信する画像要求送信手段(52)を備え、前記編集端末は、仲介サーバの前記編集画面出力手段(54)が出力した前記文字画像データを、前記位置データに対応する前記レイアウト領域の位置に出力すること、を特徴とする文字編集システムである。
第7の発明は、第5の発明又は第6の発明の文字編集システム(100)において、前記仲介サーバ(5)は、前記編集端末(7)ごとに、前記フォントデータ記憶部(21)に記憶されたフォントデータに対応した設定値を、前記文字編集サーバ(1)に対して要求するフォント設定値要求手段(51)を備え、前記仲介サーバの前記編集画面出力手段(54)は、前記文字編集サーバから前記設定値を受信することで、前記編集画面(30)に、文字入力領域と、フォント種類データを選択可能な態様で表示させるフォント指定領域とを出力すること、を特徴とする文字編集システムである。
(実施形態)
<文字画像処理システム100の全体構成>
図1は、本実施形態に係る文字画像処理システム100の全体構成を示す図である。
文字画像処理システム100は、商業印刷用のプリンタ3(印刷機)を用いて印刷する印刷物(例えば、カタログ、チラシ、パンフレット等の広告宣伝印刷物や業務に使用される印刷物)のデザインを、編集端末7で行い、プリントデータ(印刷物データ)を生成するシステムである。また、文字画像処理システム100は、編集端末7で編集を行いながら、編集画面に配置する画像データを生成するシステムである。文字画像処理システム100では、複数の依頼主(例えば、各企業)は、各々編集端末7を用いる。
文字画像処理サーバ1と、プリンタ3と、ファイルサーバ4と、Webサーバ5とは、通信ネットワークN1を介して通信可能になっている。通信ネットワークN1は、例えば、専用回線やVPN(Virtual Private Network)であり、外部からはアクセスができないネットワークである。
また、Webサーバ5と、編集端末7とは、通信ネットワークN2とを介して通信可能となっている。通信ネットワークN2は、例えば、インターネット回線である。
以下では、一例として、複数の店舗を有する小売店(例えば、スーパーマーケット)を運営する企業(依頼主)が、チラシをデザインするものを例に説明する。そして、従業者(以下、「ユーザ」ともいう。)は、編集端末7を操作して、予め共通のデザインがされたもの(以下、「テンプレート」ともいう。)に対して、各店舗で異なるデザインを一部追加してチラシを作成するものとして説明する。ここで、全店舗を統括する者(企業の本部等)にとっては、統一したデザインのチラシを作成したいニーズがある。他方、各店舗にとっては、その店舗の住所や、各店舗の特徴等、各店舗でオリジナルのデザインを加えたいニーズがある。そのため、文字画像処理システム100では、共通のデザインのうちの一部分の編集を、各店舗で可能にしている。
図2は、本実施形態に係る文字画像処理サーバ1の機能ブロックを示す図である。
文字画像処理サーバ1は、Webサーバ5から受信した要求データに応じて、文字データから画像データを生成したり、プリントデータを生成したりするものである。
文字画像処理サーバ1は、制御部10と、記憶部20と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、文字画像処理サーバ1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
また、要求データ受信部11は、Webサーバ5からプリント要求データ(印刷物要求データ)を受信する。プリント要求データは、プリンタ3で印刷するためのプリントデータの生成を要求するデータである。プリント要求データは、編集端末7で編集した印刷物に関する全てのデザインのデザインデータと、印刷物作成指示と、出力位置の指定とを含む。
さらに、要求データ受信部11は、Webサーバ5から指定画像要求データ(画像要求データ)を受信する。指定画像要求データは、指定の画像かつ解像度の画像データを要求するデータである。指定画像要求データは、既に画像が生成されており、解像度の異なる画像データを要求する場合には、画像IDと、解像度指定データと、出力位置の指定とを含む。また、指定画像要求データは、画像が生成されておらず、この指定画像要求データによって画像データを生成する場合には、画像IDと、解像度指定データと、出力位置の指定とに加えて、編集した画像に関する編集画像内容データ(編集内容データ)を含む。
編集データ生成部13は、要求データ受信部11が受信した文字画像要求データに基づき、テキストに対応するフォントデータを画像化した画像データ(文字画像データ)を生成する。ここで、フォントデータとは、指定のフォントで表した文字データをいう。
また、編集データ生成部13は、要求データ受信部11が受信した指定画像要求データに編集画像内容データを含む場合に、編集画像内容データに基づいて画像データを生成する。
低解像度データ生成部14は、高解像度画像データを作成する際に利用されたデータから低解像度画像データを生成する。
また、低解像度データ生成部14は、編集データ生成部13で生成した画像データの解像度を低くした低解像度画像データを生成する。
プリントデータ生成部16は、プリント要求データに基づいてプリントデータを生成する。
プリントデータ出力部17は、プリントデータ生成部16により生成されたプリントデータを、ファイルサーバ4のうちのプリンタ3が取得可能な記憶領域に出力する。
データ記憶制御部18は、抽出及び生成した画像データや、生成したプリントデータを、ファイルサーバ4のうちのWebサーバ5からアクセス可能な記憶領域に記憶させる。
なお、各機能の詳細については、後述する。
記憶部20は、フォントDB21(フォントデータ記憶部)と、ユーザDB24とを備える。
フォントDB21は、印刷物で使用可能なフォントデータを記憶するデータベースである。フォントDB21には、複数種類のフォントに対応したフォントデータが記憶されている。
ユーザDB24は、ユーザIDに対応付けて、そのユーザが使用できるフォントの種類を特定でき、フォントデータに対応した設定値を記憶する。ユーザIDは、ユーザを識別する識別情報である。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、文字画像処理サーバ1は、制御部10、記憶部20等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
図1に示すプリンタ3は、商業印刷用の印刷装置である。プリンタ3は、ファイルサーバ4に記憶されたプリントデータを取得して印刷処理を行い、印刷物を出力する。
図1に示すファイルサーバ4は、文字画像処理サーバ1で生成した画像データや、プリントデータを記憶するデータサーバである。また、ファイルサーバ4は、印刷物のデザインで使用するテンプレートデータやカセットデータを記憶する。
ファイルサーバ4は、画像DB45を備える。
図3(A)は、本実施形態に係るファイルサーバ4の画像DB45の例を示す図である。
画像DB45は、文字画像処理サーバ1で使用するプリントデータの生成で使用する画像データを記憶する。画像DB45には、1つの種類の画像を特定する画像IDに対して、高解像度画像データと、低解像度画像データとの2つの異なる解像度の画像データを記憶する。高解像度画像データは、プリント用データの生成や、編集端末7による編集の際に、表示倍率が高いときに使用する画像データである。他方、低解像度画像データは、編集端末7による編集の際に、表示倍率が低いときに使用する画像データである。
テンプレートは、ひな形であり、複数の店舗で共通で使用するために予め用意してファイルサーバ4に記憶している。テンプレートは、複数の画像が、シートにレイアウトされている。そして、各店舗では、テンプレートを呼び出して、店舗名や住所等、一部のみを修正する。そのようにすることで、全体として統一感のとれたチラシを作成できる。
図4は、本実施形態に係るWebサーバ5及び編集端末7の機能ブロックを示す図である。
Webサーバ5は、編集端末7と、文字画像処理サーバ1とを仲介するサーバである。
Webサーバ5は、制御部50と、記憶部60と、通信インタフェース部69とを備える。
制御部50は、Webサーバ5の全体を制御するCPUである。制御部50は、記憶部60に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
設定要求データ送信部51は、フォントデータの要求を、文字画像処理サーバ1に対して送信する。
画像要求データ送信部52は、文字画像処理サーバ1に対して、文字画像要求データや、指定画像要求データを送信する。
編集画面データ出力部54は、編集画面に出力する画像データを、編集端末7に対して出力する。
記憶部60は、ユーザ認証DB61を記憶する。ユーザ認証DB61は、このWebサーバ5を使用可能なユーザIDと、パスワードとを記憶したDBである。
通信インタフェース部69は、通信ネットワークN1を介して文字画像処理サーバ1やファイルサーバ4との間で通信を行い、通信ネットワークN2を介して編集端末7との間で通信を行うためのインタフェースである。
編集端末7は、ユーザがWeb上で印刷物のデザインを行う端末である。編集端末7は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)やタブレット端末に代表される端末である。
編集端末7は、制御部70と、記憶部80と、表示部85と、入力部86と、通信インタフェース部89とを備える。
制御部70は、編集操作受付部71(編集操作受付手段)と、画像判断部72(判断手段)と、画面編集部73と、サーバ通信部74とを備える。
編集操作受付部71は、入力部86から編集操作を受け付ける。
画像判断部72は、編集画面の表示態様に対応した解像度を判断する。
画面編集部73は、編集画面を編集して、表示部85に出力する。
サーバ通信部74は、Webサーバ5に対して送受信するデータに関する制御をする。
記憶部80は、画像対応テーブル81を備える。
ここで、画像対応テーブル81について説明する。
図3(B)は、本実施形態に係る編集端末7の画像対応テーブル81の例を示す図である。
画像対応テーブル81は、編集端末7が出力する画像の解像度を判断するのに用いるテーブルであり、表示倍率と、選択画像の種類とを対応付けて記憶する。図3(B)の例では、表示倍率が200%未満であれば、編集端末7の制御部70は、低解像度画像を選択し、表示倍率が200%以上であれば、制御部70は、高解像度画像を選択することになる。
図4に戻り、記憶部80には、さらに、ブラウザと、Flash(登録商標)のソフトウェア(いずれも図示せず)が記憶されている。
編集端末7は、記憶部80に記憶されたブラウザとFlashとを使用して、これらのソフトウェアで動作するデザイン用プログラムを用いて、Webサーバ5と通信し、印刷物のデザインをするための編集画面を出力する。
入力部86は、キーボードやマウス等の入力装置である。
なお、表示部85及び入力部86は、例えば、タッチパネルディスプレイ等の両方の機能を備えた装置であってもよい。
通信インタフェース部89は、通信ネットワークN2を介してWebサーバ5との間で通信を行うためのインタフェースである。
<編集画面出力処理>
先ず、編集端末7に編集画面を表示させる処理について説明する。
図5は、本実施形態に係る文字画像処理システム100での編集画面出力処理を示すフローチャートである。
図6は、本実施形態に係る文字画像処理システム100での編集画面データ生成出力処理を示すフローチャートである。
図7は、本実施形態に係る編集端末7での表示例を示す図である。
S11において、Webサーバ5の制御部50は、ログイン画面(図示せず)を出力することで、S12において、編集端末7の制御部70は、表示部85にログイン画面を表示させる。ログイン画面は、デザイン用プログラムを使用するためのユーザIDとパスワードとを入力する画面である。
そして、編集端末7の制御部70は、入力されたユーザID及びパスワードを送信する操作を受け付けて、S13において、制御部70は、ユーザID及びパスワードをWebサーバ5に送信する。
S14において、Webサーバ5の制御部50は、ユーザ認証DB61を参照して、ユーザ認証を行う。ユーザ認証に成功すると、S15において、制御部50は、ファイルサーバ4を参照して、そのユーザIDで使用可能なテンプレート一覧を生成して、編集端末7に対して出力する。なお、ユーザ認証に成功しなかった場合には、Webサーバ5は、編集端末7に対してログインに失敗した旨を出力して、以降の処理を行わない。
S17において、制御部70は、ユーザによるテンプレートを選択する操作を受け付けて、Webサーバ5に対して選択されたテンプレート情報と共に編集画面データの要求を送信すると、S18において、Webサーバ5の制御部50は、編集画面作成処理を行う。なお、編集端末7の制御部70は、ユーザがテンプレートを選択することなく編集画面を開く操作を受け付けた場合でも、編集画面データの要求を送信するので、Webサーバ5の制御部50は、編集画面作成処理を行う。
図6のS20において、Webサーバ5の制御部50(設定要求データ送信部51)は、文字画像処理サーバ1に対してユーザIDと共に、フォントデータを要求する。ここで、使用可能なフォントは、ユーザ単位に設定されている。
S21において、文字画像処理サーバ1の制御部10は、ユーザDB24を参照し、そのユーザで使用可能なフォントデータの設定値をフォントDB21から取得し、Webサーバ5に対して送信する。その後、制御部10は、本処理を終了する。この処理により、Webサーバ5の制御部50は、フォントデータの設定値を受信する。なお、フォントデータの設定値は、文字編集処理(後述する図8)の文字編集画面を表示する際に使用する。
S22において、Webサーバ5の制御部50は、編集端末7においてテンプレートが選択されたか否かを判断する(S17参照)。これは、制御部50が、編集端末7から受信したデータにテンプレート情報を含む否かにより判断できる。テンプレートが選択されている場合(S22:YES)には、制御部50は、処理をS23に移す。他方、テンプレートが選択されていない場合(S22:NO)には、制御部50は、処理をS24aに移す。
S24において、制御部50(編集画面データ出力部54)は、テンプレートを含む編集画面データを、編集端末7に対して出力する。その後、制御部50は、処理を図5に移す。
他方、S24aにおいて、制御部50(編集画面データ出力部54)は、テンプレートを含まない編集画面データを、編集端末7に対して出力する。その後、制御部50は、処理を図5に移す。
編集画面30は、ユーザが印刷物のデザイン編集を実際に行う画面である。編集画面30には、レイアウト領域31と、編集領域32と、ヘッダー領域33とが配置されている。
レイアウト領域31は、ユーザが印刷物のレイアウトを直接デザインする領域である。
編集端末7の制御部70は、Webサーバ5から受け付けた編集画面データにテンプレートを含む場合には、印刷物の全体の外観が表示される標準の表示倍率(例えば、80%)で、シート31sにテンプレートを配置してレイアウト領域31に出力する。シート31sは、台紙である。そして、シート31s上の画像が、最終的に印刷される。テンプレートに含まれる画像データは、標準の表示倍率に対応した解像度のものである。標準の表示倍率が80%の場合は、画像データは、低解像度画像データである(図3(B)参照)。
編集領域32は、編集項目を表示する領域である。編集項目が選択されると、編集項目に対応した画面を表示する。この点については、後述する。
ヘッダー領域33は、レイアウト領域31の表示倍率を指定する表示倍率部33aや、編集を終了させる終了ボタン33b等を配置した領域である。
この図7に示す編集画面30は、ある小売店のチラシをデザインするためのテンプレートをレイアウト領域31に表示している。ここで、ユーザは、キャンペーンの期間を指定したり、店舗名を入力したり、コメントを入力したりすることができる。なお、画像31tは、小売店のロゴを示すカセットデータである。
次に、編集処理の1つである文字編集をする場合の処理について説明する。
図8は、本実施形態に係る文字画像処理システム100での文字編集処理を示すフローチャートである。
図9及び図10は、本実施形態に係る編集端末7での表示例を示す図である。
以下に示す文字編集処理は、レイアウト領域31に、文字を新たに配置したり、配置された文字を修正したりする際の処理である。
図8のS30において、編集端末7の制御部70は、編集領域32に文字編集画面32aを表示する。
この処理は、文字の新規作成をする場合には、編集画面30の編集領域32に配置された「文字」のボタン32x(図7参照)をユーザが選択することで、行うことができる。また、レイアウト領域31に既に表示された文字をユーザが修正する場合には、編集画面30のレイアウト領域31に表示された文字の画像をユーザが選択することで、行うことができる。なお、レイアウト領域31に既に表示された文字をユーザが修正する場合、文字入力部32b(図9)には、選択された文字の画像に含まれる文字(テキスト)が表示される。
文字編集画面32aを出力する際、制御部70(サーバ通信部74)は、Webサーバ5からフォントデータの設定値を受け付けて、その設定値に基づいて使用可能なフォントをプルダウン形式でプロパティ設定部32cに出力する。よって、プロパティ設定部32cに出力するフォントは、その編集端末7が有していなくても指定可能なものである。
S32において、制御部70(編集操作受付部71、サーバ通信部74)は、文字編集画面32aの「OK」ボタン32dの選択を受け付けたことに応じて、Webサーバ5に対して、編集内容データと、画像IDとを送信する。編集内容データは、文字入力部32bに入力されたテキストデータと、表示倍率部33aに表示倍率に対応した解像度指定データと、画像化指示とを含む。画像IDは、既に表示された文字をユーザが修正する場合には、元の画像の画像IDである。また、画像IDは、文字の新規作成をする場合には、重複しない画像IDを新たに付与する。
S41において、文字画像処理サーバ1の制御部10(要求データ受信部11)は、文字画像要求データを受信すると、制御部10(編集データ生成部13)は、文字画像データを生成する。具体的には、制御部10は、文字画像要求データに含まれる編集内容データから、テキストを指定のフォントにしたフォントデータを、フォントDB21から取得する。そして、制御部10は、取得したフォントデータを画像化して、文字画像データを生成する。ここで生成される文字画像データは、高解像度の画像データである。
S42において、また、制御部10(低解像度データ生成部14)は、生成した文字画像データの解像度を粗くした低解像度画像データを生成する。なお、S41とS42との処理で制御部10が生成する画像データは、PNG形式のデータである。
S44において、制御部10は、処理結果データを、Webサーバ5に対して送信する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
S45において、Webサーバ5の制御部50は、処理結果データを受信し、編集端末7に対してその処理結果データを送信する。
S46において、Webサーバ5の制御部50(編集画面データ出力部54)は、画像取得要求データを受信したことに応じて、ファイルサーバ4から文字画像データを取得して、編集端末7に出力する。その後、制御部50は、本処理を終了する。
S34において、編集端末7の制御部70(サーバ通信部74、画面編集部73)は、S31で取得した配置位置に、Webサーバ5から受け付けた文字画像データを出力する。その後、制御部70は、本処理を終了する。
図10(B)は、文字編集処理が行われた後の編集画面30を示す。文字配置指定領域31aには、文字画像処理サーバ1によって生成された文字画像データが追加されている。
次に、ユーザが編集画面での表示倍率を変更した場合の処理について説明する。
図11は、本実施形態に係る文字画像処理システム100での表示倍率変更処理を示すフローチャートである。
図12は、本実施形態に係る編集端末7での表示例を示す図である。
図11のS50において、編集端末7の制御部70(編集操作受付部71)は、表示倍率の変更を受け付ける。具体的には、制御部70は、図12(A)に示す編集画面30のヘッダー領域33に配置された表示倍率部33aの操作を受け付ける。
S53において、Webサーバ5の制御部50は、画像変更要求データを受信し、制御部50(画像要求データ送信部52)は、文字画像処理サーバ1に対して指定画像要求データを送信する。指定画像要求データは、XML形式のデータであり、変更後の表示倍率でレイアウト領域31に表示される全ての画像の画像IDと、解像度指定データと、出力位置の指定とを含む。
S55において、制御部10(データ記憶制御部18)は、指定画像要求データに含まれる出力位置の指定に応じて、ファイルサーバ4に生成した画像データを記憶させる。
S56において、制御部10は、処理結果データを、Webサーバ5に対して送信する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
S57において、Webサーバ5の制御部50は、処理結果データを受信し、ファイルサーバ4から画像データを取得して、編集端末7に出力する。その後、制御部50は、本処理を終了する。
図12(B)は、表示倍率を変更後の編集画面30を示す。レイアウト領域31に表示されている画像31x,31y,31zは、いずれも高解像度の画像データに変更される。よって、拡大表示をした場合でも、きれいな画像を表示できる。
次に、ユーザが編集画面30にて画像に対するトリミングを行った場合の処理について説明する。
図13は、本実施形態に係る文字画像処理システム100でのトリミング処理を示すフローチャートである。
図14は、本実施形態に係る編集端末7での画像編集例を示す図である。
図13のS60において、編集端末7の制御部70(編集操作受付部71)は、画像編集処理を受け付ける。
図14(A)は、レイアウト領域31に表示された画像40を示す。この画像40に対して、ユーザが切り取りアイコン(図示せず)を選択して、一部の領域である領域40aを切り取る操作をする。そうすることで、制御部70は、図14(B)に示す画像41を切り出すことができる。
さらに、ユーザが図14(B)に示す画像41を拡大するように、画像41を選択した状態で、例えば、ドラッグ&ドロップ操作をすることで、制御部70(画像判断部72)は、画像の拡大操作を受け付ける。
S62において、編集端末7(サーバ通信部74)は、画像編集要求データと、新たに付与した画像IDとをWebサーバ5に対して送信する。
S63において、Webサーバ5の制御部50は、画像編集要求データと画像IDとを受信し、制御部50(画像要求データ送信部52)は、文字画像処理サーバ1に対して指定画像要求データを送信する。指定画像要求データは、XML形式のデータであり、画像IDと、編集画像内容データと、解像度指定データと、出力位置の指定とを含む。
S65において、制御部10(編集データ生成部13)は、抽出した画像データに対して、編集画像内容データを用いてトリミング処理を行う。
S66において、制御部10(データ記憶制御部18)は、トリミング処理後の編集した画像データを、指定画像要求データに含まれる出力位置の指定に応じて、ファイルサーバ4に記憶させる。
S67において、制御部10は、処理結果データを、Webサーバ5に対して送信する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
S69において、編集端末7の制御部70(サーバ通信部74、画面編集部73)は、Webサーバ5から受け付けた画像データを、レイアウト領域31に出力する。その後、制御部70は、本処理を終了する。
図14(C)は、上述のトリミング処理によって生成された画像42である。画像42は、画像の表示倍率に応じた解像度の画像データであるので、きれいな画像を表示できる。
図15は、本実施形態に係る文字画像処理システム100でのプリントデータ生成処理を示すフローチャートである。
S80において、編集端末7の制御部70(編集操作受付部71)は、プリントデータの作成指示を受け付ける。具体的には、編集画面30において、ヘッダー領域33の終了ボタン33b(図7参照)をユーザが選択すると、制御部70は、プリントデータの作成有無に関する問合せ画面(図示せず)を表示する。そこで、ユーザがプリントデータの作成をする旨を選択することで、制御部70は、プリントデータの作成指示を受け付ける。この作成指示は、ユーザが編集画面30を用いて編集作業を行った後に、ユーザが最終的に行う操作である。
S81において、制御部70(サーバ通信部74)は、プリント生成要求データをWebサーバ5に対して送信する。プリント生成要求データは、プリントデータの生成依頼をするデータであり、編集画面30で編集した印刷物のデザインに関するデザインデータと、印刷物作成指示とを含む。
S83において、文字画像処理サーバ1の制御部10(要求データ受信部11)は、プリント要求データを受信し、制御部10(プリントデータ生成部16)は、プリントデータを生成する。プリントデータは、プリンタ3で使用するデータであるため、制御部10は、デザインデータに含む各画像を、高解像度画像データを用いて生成する。また、制御部10は、プリントデータを、PDF形式のデータにする。
S84において、制御部10(データ記憶制御部18)は、生成したプリントデータを、指定画像要求データに含まれる出力位置の指定に応じて、ファイルサーバ4に記憶させる。
S85において、制御部10は、処理結果データを、Webサーバ5に対して送信する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
S86において、Webサーバ5の制御部50は、処理結果データを受信し、編集端末7に対して処理結果を出力する。その後、制御部50は、本処理を終了する。
S87において、編集端末7の制御部70は、処理結果を表示部85に表示させる。その後、制御部70は、本処理を終了する。
図16は、本実施形態に係る文字画像処理サーバ1での画像生成処理を示すフローチャートである。
この処理は、高解像度画像データ及び低解像度画像データのいずれか一方のみの画像データが、画像DB45に記憶されている場合に、画像データの補完のために行う処理である。そして、この処理は、例えば、文字画像処理サーバ1の処理が空いている時間等に適宜実行する。
S91において、制御部10は、生成されていない画像があるか否かを判断する。具体的には、制御部10は、画像DB45に含まれる各画像IDに対して高解像度画像データと、低解像度画像データとがいずれも記憶されているか否かによって、生成されていない画像があるか否かを判断する。上述したトリミング処理(図13)では、使用する解像度の画像データを生成して画像DB45に記憶させるため、高解像度画像及び低解像度画像の一方しか記憶されていない場合がある。また、新たにカセットデータや、画像データを画像DB45に記憶させた場合にも、高解像度画像しか記憶されていない。生成されていない画像があると判断した場合(S91:YES)には、制御部10は、処理をS92に移す。他方、生成されていない画像がないと判断した場合(S91:NO)は、制御部10は、本処理を終了する。
S93において、制御部10は、生成した解像度の画像データを、画像IDに対応する画像DB45に記憶させる。その後、制御部10は、本処理を終了する。
(1)文字画像処理サーバ1が有する様々な種類のフォントデータを使用して、文字画像処理サーバ1では、文字画像データを生成するので、編集端末7に様々な種類のフォントデータを有さなくて済む。よって、編集端末7に対して、文字画像処理サーバ1等がフォントデータを送信したり、編集端末7にフォントデータを記憶させたりする手間を省くことができる。
また、文字画像処理サーバ1では、フォントデータを一元管理でき、低コストで実現できる。
文字画像処理サーバ1は、生成した画像データを、Webサーバ5がアクセス可能なファイルサーバ4に記憶するので、編集端末7は、Webサーバ5を介して画像データを使用することができる。
文字画像処理サーバ1は、テキストデータを画像データにするので、編集端末7では、画像データを表示させればよい。よって、編集端末7での処理を、画像データを表示させるという簡単なものにできる。
また、要求データには、ファイルサーバ4での記憶位置が指定されているので、文字画像処理サーバ1は、生成した画像データを、ファイルサーバ4の指定位置に記憶させることができる。
(3)編集端末7から印刷物の作成を指示することで、文字画像処理サーバ1は、プリントデータを生成し、プリンタ3に対して通信ネットワークN1を介して接続されたファイルサーバ4にプリントデータを出力できる。
よって、編集端末7で編集したレイアウトの印刷物を、商業印刷を行うプリンタ3を使用して作成できるため、高解像度の印刷物を作成できる。
また、文字画像処理サーバ1は、編集画面30のレイアウト領域31に表示された画像データと同じ配置位置に対応する画像を配置した印刷物を作成するため、編集画面通りに作成できる。
さらに、生成されたプリントデータは、ファイルサーバ4に記憶されるので、Webサーバ5を介して編集端末7からも参照できる。よって、実際に作成される印刷物の内容を、ユーザに確認させることができる。
例えば、編集端末7に出力する編集画面データの仲介を、Webサーバ5が行い、文字画像処理サーバ1は、画像データの生成やプリントデータ生成といった生成に関する処理に特化できる。
(5)編集端末7は、レイアウト領域31での配置位置に関するデータを有するので、文字画像処理サーバ1で生成した画像データを、配置位置に関するデータに基づいてレイアウト領域31の指定位置に出力できる。
(6)編集端末7の編集画面30に出力するフォントの選択を、文字画像処理サーバ1のフォントDB21に記憶された文字フォントデータに対応させることができる。また、編集端末7の編集画面30に出力するフォントの選択を、編集端末7を使用するユーザごとに、変えることができる。
編集端末7では、表示態様に適合した解像度の画像を要求するので、文字画像処理サーバ1は、編集端末7での表示態様に対応した画像を送信すればよく、常に高解像度の画像を送信することがない。そのため、通信速度や表示処理速度の向上を図ることができる。
(8)印刷物の掲載対象である高解像度画像を画像DB45に記憶させることで、文字画像処理サーバ1は、その高解像度画像データを作成するのに利用されたデータから解像度を粗くした低解像度画像データを生成して、画像DB45に記憶させることができる。よって、常に編集端末7の表示態様に適合した解像度の画像データを表示できる。
(9)文字画像処理サーバ1は、編集画像内容データを含む要求データを受信した場合に、指定の解像度の画像データを生成して、ファイルサーバ4に記憶する。よって、編集画像内容データに基づいて生成された画像データは、編集端末7で見やすい解像度のものにできる。
そして、表示倍率によって、画像の更新が必要である場合には、編集端末7は、Webサーバ5を介して文字画像処理サーバ1に画像データを要求するが、画像の更新が必要ではない場合には、文字画像処理サーバ1に対して要求することがない。よって、Webサーバ5や文字画像処理サーバ1と、編集端末7との通信を抑制できる。
(11)編集端末7でトリミングをした場合には、編集画像内容データと、画像データの表示倍率に対応した解像度指定データとを含む画像要求データを送信する。そうすることで、文字画像処理サーバ1では、トリミングし、かつ、表示に適する解像度の画像データを生成できる。
(1)本実施形態では、小売店のチラシのデザインをする例を示して説明したが、この文字画像処理システムでデザインするものは、これに限定されない。例えば、他の依頼主のチラシであってもよく、また、複数ページにわたるパンフレット等のデザインに使用してもよい。
(2)本実施形態では、編集端末でトリミング作業を行った場合に、文字画像処理サーバに編集画像内容データを送信することで、文字画像処理サーバでは、トリミング処理をして、結果を編集端末に出力するものとして説明したが、これに限定されない。トリミング処理を、例えば、編集端末内のみでの処理にしてもよい。そのようにすることで、通信によるレスポンスや文字画像処理サーバでの負荷を軽減できる。なお、編集端末内のみでの処理にした場合には、プリントデータの生成時に、文字画像処理サーバでトリミング処理を行うようにすればよい。
(4)本実施形態では、使用可能なフォントデータを、ユーザ単位で有するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、ユーザの所属する依頼主単位で有するものとしてもよい。
(6)本実施形態では、画像DBをファイルサーバに有するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、文字画像処理サーバが有していてもよい。
(8)本実施形態では、異なる2つの解像度の画像データを生成するものとして説明したが、これに限定されない。表示倍率によらずにきれいに画像が表示できれば、異なる3つ以上の解像度の画像データを生成してもよい。
また、文字画像データが生成する画像データは、PNG形式のデータであり、プリントデータは、PDF形式のデータである例を説明したが、これに限定されない。例えば、JPEG形式や、InDesign形式等のデータであってもよい。但し、編集端末7やプリンタ3で使用可能な形式のデータである必要がある。
3 プリンタ
4 ファイルサーバ
5 Webサーバ
7 編集端末
10,50,70 制御部
11 要求データ受信部
12 画像データ生成部
13 編集データ生成部
14 低解像度データ生成部
15 画像データ抽出部
16 プリントデータ生成部
17 プリントデータ出力部
18 データ記憶制御部
21 フォントDB
30 編集画面
45 画像DB
51 設定要求データ送信部
52 画像要求データ送信部
54 編集画面データ出力部
71 編集操作受付部
72 画像判断部
81 画像対応テーブル
100 文字画像処理システム
N1,N2 通信ネットワーク
Claims (8)
- クライアントから編集画面の要求がされた場合に、前記クライアントのユーザを識別するユーザ識別情報と共に文字フォントの要求を受信する手段と、
前記ユーザ識別情報と文字フォントの種類を特定する設定値とを対応付けたユーザ記憶部と、
前記ユーザ記憶部を参照し、前記ユーザ識別情報に対応する前記設定値を、前記クライアントに送信する手段と、
前記設定値に対応した文字フォントを選択可能な態様で表示させるフォント指定領域を含んだ前記編集画面を出力している前記クライアントから、文字データと、前記ユーザにより選択された前記文字フォントを指定するフォント指定データと、解像度を指定する解像度指定情報と、画像化指示とを含む画像要求データを受信する画像要求受信手段と、
複数種類のフォントデータを記憶するフォントデータ記憶部と、
前記画像要求受信手段が受信したフォント指定データに従い、取得した文字データの文字に対応する前記フォントデータ記憶部のフォントデータを画像化し、前記解像度指定情報に対応した解像度の文字画像データを生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段により生成された文字画像データを、前記クライアントからアクセス可能な記憶領域に記憶させるデータ記憶制御手段と、
を備えた文字編集サーバ。 - 請求項1に記載の文字編集サーバにおいて、
前記画像要求受信手段は、文字サイズ及び文字色の指定データをさらに含み、
前記画像生成手段は、前記指定データに従って文字サイズを決定し、及び、前記文字色を変えた前記フォントデータを画像化した前記文字画像データを生成すること、
を特徴とする文字編集サーバ。 - 請求項1又は請求項2に記載の文字編集サーバにおいて、
前記画像要求受信手段が受信する画像要求データは、XML形式のデータであり、前記データ記憶制御手段が記憶させる記憶領域の位置が指定されていること、
を特徴とする文字編集サーバ。 - 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の文字編集サーバにおいて、
クライアントから印刷物作成指示を含む印刷物要求データを受信する印刷物要求受信手段と、
前記印刷物要求受信手段が受信した印刷物要求データに基づいて、前記クライアントで編集を行うことで配置した編集画面の文字画像データと同じ配置位置に、前記文字画像データに対応する画像を配置した印刷物データを生成する印刷物データ生成手段と、
前記印刷物データ生成手段により生成された前記印刷物データを、商業印刷を行う印刷機に出力可能な記憶領域に記憶させる印刷物データ出力手段と、
を備えること、
を特徴とする文字編集サーバ。 - 請求項4に記載の文字編集サーバにおいて、
前記印刷物要求受信手段が受信する印刷物要求データは、XML形式のデータであり、前記データ記憶制御手段が記憶させる記憶領域の位置が指定されており、
前記データ記憶制御手段は、前記印刷物データ生成手段により生成された印刷物データを、前記クライアントからアクセス可能な記憶領域に記憶させること、
を特徴とする文字編集サーバ。 - 文字編集サーバと、
前記文字編集サーバ及び編集端末の間を仲介する仲介サーバと、
を備えた文字編集システムであって、
前記文字編集サーバは、
複数種類のフォントデータを記憶するフォントデータ記憶部と、
ユーザごとに、文字フォントの種類を特定する設定値を対応付けたユーザ記憶部と、
を備え、
前記仲介サーバは、
前記編集端末のユーザに対応する前記設定値を、前記編集端末からの要求に応じて前記文字編集サーバに対して要求するフォント設定値要求手段と、
前記文字編集サーバから前記設定値を受信することで、前記編集端末で編集可能な編集画面に、文字入力領域と、前記設定値に対応した文字フォントを選択可能な態様で表示させるフォント指定領域とを出力する編集画面出力手段と、
を備え、
前記文字編集サーバは、
前記編集端末が送信した文字データと、文字フォントを指定するフォント指定データと、画像化指示とを含む画像要求データを、前記仲介サーバを介して受信する画像要求受信手段と、
前記画像要求受信手段が受信したフォント指定データに従い、取得した文字データの文字に対応する前記フォントデータ記憶部のフォントデータを画像化した文字画像データを生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段により生成された文字画像データを、前記編集端末からアクセス可能な記憶領域に記憶させるデータ記憶制御手段と、
を備え、
前記仲介サーバの前記編集画面出力手段は、前記編集画面のレイアウト領域に、前記記憶領域に記憶された前記文字画像データを出力すること、
を特徴とする文字編集システム。 - 請求項6に記載の文字編集システムにおいて、
前記編集端末は、前記文字データと、前記フォント指定データと、前記レイアウト領域での位置データと、前記画像化指示とを受け付け、
前記仲介サーバは、前記編集端末が受け付けた前記文字データと、前記フォント指定データと、前記画像化指示とを、前記文字編集サーバに対して送信する画像要求送信手段を備え、
前記編集端末は、仲介サーバの前記編集画面出力手段が出力した前記文字画像データを、前記位置データに対応する前記レイアウト領域の位置に出力すること、
を特徴とする文字編集システム。 - クライアントに対して通信可能に接続されたコンピュータで実行するプログラムであって、
前記コンピュータは、
前記クライアントのユーザを識別するユーザ識別情報と文字フォントの種類を特定する設定値とを対応付けたユーザ記憶部と、
複数種類のフォントデータを記憶するフォントデータ記憶部と、
を備え、
前記コンピュータを、
前記クライアントから編集画面の要求がされた場合に、前記ユーザ識別情報と共に文字フォントの要求を受信する手段と、
前記ユーザ記憶部を参照し、前記ユーザ識別情報に対応する前記設定値を、前記クライアントに送信する手段と、
前記設定値に対応した文字フォントを選択可能な態様で表示させるフォント指定領域を含んだ前記編集画面を出力している前記クライアントから、文字データと、前記ユーザにより選択された前記文字フォントを指定するフォント指定データと、解像度を指定する解像度指定情報と、画像化指示とを含む画像要求データを受信する画像要求受信手段と、
前記画像要求受信手段が受信したフォント指定データに従い、取得した文字データの文字に対応する前記フォントデータ記憶部のフォントデータを画像化し、前記解像度指定情報に対応した解像度の文字画像データを生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段により生成された文字画像データを、前記クライアントからアクセス可能な記憶領域に記憶させるデータ記憶制御手段と、
として機能させるプログラム。
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