JP6796283B2 - 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法 - Google Patents

伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6796283B2
JP6796283B2 JP2016225277A JP2016225277A JP6796283B2 JP 6796283 B2 JP6796283 B2 JP 6796283B2 JP 2016225277 A JP2016225277 A JP 2016225277A JP 2016225277 A JP2016225277 A JP 2016225277A JP 6796283 B2 JP6796283 B2 JP 6796283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission device
cable
guide
connection
cable guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016225277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018082123A (ja
Inventor
矢野 貴志
貴志 矢野
康裕 滝澤
康裕 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2016225277A priority Critical patent/JP6796283B2/ja
Publication of JP2018082123A publication Critical patent/JP2018082123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6796283B2 publication Critical patent/JP6796283B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法に関する。
複数のケーブルが接続される伝送装置の一例として、光回線終端装置(Optical Line Terminalとも呼ばれる。以下「OLT」という。)が知られている。OLTは、保守性および回線収容密度を高めるため複数の基板と、基板が収容される筐体とを有するものが主流である。基板の端部には、光ファイバーケーブルが接続される複数の接続口が端縁に沿って配列される。複数の基板は、筐体に収容される。特許文献1には、このような伝送装置の一例が開示されている。この例では、基板は、基板面が鉛直方向に沿うように縦置きされている。
特開2001−358473号公報
ところで、伝送装置の小型化により、光ファイバーケーブルが密集し、伝送装置の修繕または検査等が行い難くなるといったことがある。例えば、伝送装置に接続された光ファイバーケーブルが下方に垂れると、伝送装置の筐体から基板を挿抜するときに、光ファイバーケーブルが邪魔となり、その作業が滞る。本発明の目的は、基板を挿抜し易い伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法を提供することである。
本発明の一態様に係る伝送装置は、複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向の基板と、前記接続端部の下側に配置され前記ケーブルを案内するケーブルガイドとの組み合せを垂直方向に複数配置してあり、前記ケーブルガイドは前記基板の前記接続端部に沿うように配置されて前記ケーブルを案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有する。
上記伝送装置によれば基板を挿抜し易い。
発明の一態様に係る伝送装置の斜視図である。 ケーブルガイドの斜視図である。 ケーブルガイドの正面図である。 支持部材の斜視図である。 支持部材の分解斜視図である。 伝送装置の平面図である。 伝送装置の正面図である。 ケーブルガイドセットの変形例の斜視図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一実施態様に係る伝送装置は、複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向の基板と、前記接続端部の下側に配置され前記ケーブルを案内するケーブルガイドとの組み合せを垂直方向に複数配置してあり、前記ケーブルガイドは前記基板の前記接続端部に沿うように配置されて前記ケーブルを案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有する。
この構成によれば、ケーブルガイドによりケーブルが案内されるため、ケーブルガイドによりケーブルが垂れ下がることが抑制され、基板の挿抜が容易になる。
(2)上記伝送装置において、前記伝送装置に取り付けられ前記ケーブルガイドを支持する支持部材を更に備え、前記ケーブルガイドの前記第1接続部及び前記第2接続部の少なくとも一方は、前記伝送装置から離間するように前記支持部材を介して前記伝送装置に接続される。
この構成によれば、第1及び第2接続部の少なくとも一方は、伝送装置から離間したところで支持される。伝送装置に収容される基板の接続端部の周辺はケーブルが密集する状態になっているため、第1または第2接続部を直接に伝送装置に接続する構成の場合、その接続が行い難くなることがあるが、上記構成によれば、第1または第2接続部の接続が行い易い。
(3)上記伝送装置において、前記支持部材は、前記ケーブルガイドの前記第2接続部を支持する支持部を有し、前記支持部は、前記第2接続部が挿抜可能な貫通孔の内周面の一部分として構成され、前記第2接続部は、前記支持部に載置することで支持される。
この構成によれば、ケーブルガイドの第2接続部が支持部材の貫通孔に挿通する。このような構造のため、支持部材に、ケーブルガイドの第2接続部を簡単に接続できる。また、ケーブルガイドの第2接続部は、挿通方向に対して交差する方向の移動が制限されるようになる。これにより、支持部材からのケーブルガイドの脱落が抑制される。
(4)上記伝送装置は、前記基板の前記接続端部にある複数のケーブルコネクタが、前記支持部材の方を向くように斜めに配置されるものであり、前記支持部材は、前記ケーブルを把持する把持部を有する。
この構成によれば、ケーブルが支持部材に向かって配線される。また、支持部材に向かって配線されるケーブルは、把持部で束ねることができる。これにより、ケーブルの配線スペースを小さくできる。
(5)上記伝送装置において、前記ケーブルガイドの前記第1接続部は、締結部材により、前記伝送装置に接続されるものであり、前記第1接続部は、前記締結部材が挿通可能なスリットを有する。
この構成によれば、締結部材を弛めてケーブルガイドを移動させることにより、締結部材と第1接続部との係合を解除できる。
(6)上記伝送装置において、前記ケーブルガイドの前記ガイド部は、前記伝送装置の前記基板の前記接続端部に沿うように配置されるガイド本体部と、前記接続端部から離れるように前記ガイド本体部から伸びる少なくとも1つの腕部とを有する。
この構成では、ガイド部の腕部でケーブルが支持される。腕部の周囲には、空間が確保される。ケーブルを挿抜するときにこの空間に指を挿し入れることができる。このため、このような空間が設けられない平坦な板状のガイド板に比べて、ケーブルの挿抜を容易に行うことができる。
(7)上記伝送装置において、前記基板を垂直方向に配置する間隔が25.4mm以下で、少なくとも前記腕部は可撓性を有し、さらに、前記腕部は前記ケーブルが前記腕部から脱落することを阻止する阻止部を有する。
この構成によれば、基板を垂直方向に配置する間隔が25.4mm以下でありケーブルが垂直方向に密集するような場合においても、少なくとも腕部が曲がるため、ケーブルの挿抜が容易に行うことができる。また、腕部は阻止部を有するため、ケーブルガイドからケーブルが脱落することが抑制される。
(8)本発明の一形態に係るケーブルガイドは、複数のケーブルが接続される接続端部を有する複数の水平方向の基板を垂直方向に複数備える伝送装置用のケーブルガイドセットであって、前記ケーブルを載せ、前記基板の前記接続端部に沿うように案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて前記伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有するケーブルガイドを含む。
この構成によれば、ケーブルは、ガイド部で、基板の接続端部に沿うように案内され、ケーブルの垂れ下がりが抑制されるため、基板を挿抜し易い。
(9)本発明の一形態に係る基板の取り外し方法は次のとおりである。基板の取り外し方法は、複数のケーブルが接続される接続端部を有する複数の水平方向の基板を垂直方向に複数備えており、さらに、前記ケーブルを水平方向に案内するケーブルガイドが前記基板に対応して第1接続部と第2接続部で取り付けられている伝送装置から、前記複数の基板のうち一つの基板を取り外す基板の取り外し方法であって、前記伝送装置から取り外す予定の基板である取外予定の基板の接続端部から複数のケーブルを引き抜く第1手順と、前記第1手順後、前記伝送装置から前記取外予定の基板に対応して取り付けられている前記ケーブルガイドを取り外す第2手順と、前記第2手順後、前記取外予定の基板を前記伝送装置から取り外す第3手順とを含む。
この構成によれば、取外予定の基板以外の基板のケーブルを引き抜くことなく、取外予定の基板を取り外し可能であり、その際、取外予定の基板が他の基板のケーブルに接触することを抑制できる。
(10)上記の基板の取り外し方法において、前記第1手順は、前記基板の取り付け間隔よりも垂直方向に広い空間を使って、前記伝送装置から取外予定の基板の接続端部からケーブルを引き抜く。
この構成によれば、ケーブルの挿抜が行い易い。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る伝送装置及びケーブルガイドセットについて、その具体例を、図面を参照しつつ以下に説明する。なお、本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及びこの特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
伝送装置及びケーブルガイドセットの説明で上下方向とは、伝送装置を適切な状態(具体的には使用における設置状態)で載置したときに、伝送装置及びケーブルガイドにおいて鉛直方向に沿う方向を上下方向という。よって、適切な設置状態では、伝送装置の上下は、鉛直方向の上下に対応し、同様に、ケーブルガイドの上下は、鉛直方向の上下に対応する。また、後述の筐体高さ方向DZは、上下方向に一致する。筐体縦方向DYは、基板の挿抜方向と一致する。筐体横方向DXは、筐体高さ方向DZと筐体縦方向DYとに直交する方向である。
図1は、伝送装置80を示す。
伝送装置80の例として、光回線終端装置(Optical Line Terminal:以下、「OLT」)が挙げられる。OLTには、光ファイバーケーブルを介して光端末回線装置(Optical Network Unit)が接続される。OLTには、光ファイバーケーブルだけでなく、電気ケーブルも接続される。本実施形態では、光ファイバーケーブルと電気ケーブルとを総称して「ケーブル90」という。ケーブルコネクタ83は、光ファイバーケーブル用のコネクタ及び電気ケーブル用のコネクタを含む。
伝送装置80は、複数の基板82と、筐体81と、ケーブルガイド10とを備える。
筐体81は、複数の基板82を収容する。複数の基板82は、基板面82sに交差する方向(例えば、筐体高さ方向DZ)に配列された状態で、筐体81に収容される。具体的には、基板82は、基板面82sが水平になるように筐体81に収容され、複数の基板82は垂直方向に配列される。
基板82は、複数のケーブル90が接続される接続端部82aを有する。基板82の接続端部82aには、複数のケーブルコネクタ83が水平方向に並列される。複数の基板82が筐体81に収容された状態で、接続端部82aは、筐体81の正面側の開口部に配置される。複数の基板82は筐体高さ方向DZに配列されるため、ケーブルコネクタ83は伝送装置80の正面において縦横に配列される。
各基板82の光ファイバーケーブル用のケーブルコネクタ83は、例えば、本実施形態(図6参照)のように、全て同じ方向で、斜めに向く。具体的には、光ファイバーケーブル用のケーブルコネクタ83は、全て同じく、伝送装置80の正面に垂直な線に対して筐体横方向DXに所定角度だけ傾いた方向に向く。このため、ケーブルコネクタ83に接続されるケーブル90は、伝送装置80に対して同じ方向に配線される。このように、ケーブルコネクタ83が斜めに配線される場合、把持部25を有した支持部材20(後述参照)は、本実施形態のように、伝送装置80の正面においてケーブル90が集約される側に取り付けられることが好ましい。すなわち、本実施形態では、支持部材20(後述参照)は、伝送装置80の正面において、基板82の接続端部82aに斜めに設けられる複数のケーブルコネクタ83が向く側(図6においては紙面上の右側)に配置される。複数のケーブル90は、支持部材20に向かって配線される。また、これらの複数のケーブル90は、支持部材20に取り付けられている把持部25(後述参照)で束ねられる。なお、ケーブルコネクタ83が、伝送装置80の正面に対しケーブルコネクタ83が垂直に設けられる場合もある。この場合においても、把持部25を有した支持部材20(後述参照)は、本実施形態のように、伝送装置80の正面においてケーブル90が集約される側に取り付けられることが好ましい。これによって、支持部材20に設けられる把持部25で、ケーブル90を束ねることができるからである。また、ケーブル90が集約される側において、支持部材20とケーブルガイド10の第2接続部15とが接続可能になることから、ケーブルガイド10の取り付けが容易になるからである。
以下の説明では、ケーブルコネクタ83が斜めに向く伝送装置80において、ケーブル90が延ばされる方向とは反対側の側面を「第1側面80a」といい、ケーブル90が延ばされる側の側面を第2側面80bという。
各ケーブルコネクタ83にケーブル90が接続されると、複数のケーブル90により伝送装置80の正面が覆われるようになる。ケーブル90が整理されていないと、基板82の挿抜が困難になるため、ケーブル90が基板82毎に束ねられる。また、基板82の挿抜を行い易くするために、複数のケーブルガイド10が筐体81に取り付けられる。以下、ケーブルガイド10について説明する。
図1に示されるように、ケーブルガイド10は、基板82に接続されるケーブル90を支持する。好ましくは、図1に示されるように、伝送装置80は、さらに、支持部材20を備える。更に好ましくは、支持部材20には、ケーブル90を把持する把持部25が設けられる。なお、伝送装置80において、ケーブル90を案内する部品群を「ケーブルガイドセット1」という。ケーブルガイドセット1は、複数のケーブルガイド10を含み、本実施形態では、支持部材20を更に含む。
図2及び図3を参照して、ケーブルガイド10について説明する。このケーブルガイド10は、支持部材20とともに用いられるタイプのものである。
ケーブルガイド10は、基板82の接続端部82aの下側に配置され、ケーブル90を案内する。基板82の接続端部82aの下側とは、基板82の接続端部82aの上下方向における下側の部分であり、ケーブル90よりも下側を示す。また、基板82の接続端部82aの下側に配置されるのは、ケーブルガイド10の全部ではなく、後述するガイド部11である。このようなケーブルガイド10は、基板82に接続されるケーブル90を、伝送装置80の正面から当該基板82の挿抜方向に沿うように案内する。ケーブルガイド10は、樹脂または金属により構成される。一例として、ケーブルガイド10は、金属板のプレス加工で形成される。
ケーブルガイド10は、上述したように、基板82と組み合わされる。従って、伝送装置80においては、基板面82sが水平にされる基板82と、ケーブルガイド10との組み合わせが垂直方向に複数配置される。
ケーブルガイド10は、ガイド部11と、ガイド部11の一方端に設けられて伝送装置80に接続される第1接続部14と、ガイド部11の他方端に設けられて伝送装置80に接続される第2接続部15とを有する。
ガイド部11は、基板82の接続端部82aに沿うように配置され、ケーブル90を載せ得る。例えば、ガイド部11は、ガイド本体部12と、ガイド本体部12から伸びる1または複数の腕部13とを備える。ガイド本体部12は、伝送装置80の基板82の接続端部82aに沿うように配置される。腕部13は、ガイド本体部12から、基板82の接続端部82aから離れるように伸びる。腕部13は、主として、ケーブル90のコネクタ接続端部から離れたところを支持する。
腕部13の個数は制限されないが、その個数は、ケーブル90を撓ませない程度に、少ないことが好ましい。腕部13の個数が多すぎると、腕部13が邪魔になり、ケーブル90の挿抜が困難になるからである。また、ケーブル90の挿抜の行い易さから、腕部13は可撓性を有することが好ましい。腕部13の変形により腕部13周辺の空間が広がるため、ケーブル90の根元まで指を入れ易くなるからである。更には、ガイド本体部12及び腕部13が可撓性を有することが好ましい。この構成により、指をケーブル90の根元まで挿し入れるときに、指との接触により、腕部13が変形するとともにガイド本体部12が湾曲または捩れて、指の周辺の空間が広がるため、ケーブル90の根元まで指を挿し入れ易くなる。さらに、腕部13には、ケーブル90が腕部13から脱落しないように、阻止部13aが設けられることが好ましい。阻止部13aは、腕部13の先端に設けられる上方に突出する突起として構成される。この突起は、例えば、腕部13の折り曲げにより形成され得る。
第1接続部14は、ガイド部11の一方端に設けられる。第1接続部14は、伝送装置80に接続される。好ましくは、第1接続部14は、ケーブルガイド10が取り付けられる基板82を固定するための締結部材84により、伝送装置80に接続される。例えば、基板82の筐体横方向DXの両端が、締結部材84(例えば、ねじ)で筐体81に固定される場合、第1接続部14は、当該締結部材84で、基板82とともに筐体81に接続される。第1接続部14は、締結部材84の軸部(例えば、ボルトのねじ部)が挿通可能なスリット14aを有する。スリット14aは、ガイド部11の長手方向と同じ方向に伸び、ガイド部11とは反対側に開口する。締結部材84と第1接続部14との係合を解除するときは、締結部材84を弛めてケーブルガイド10を第2接続部15側に移動させる。
第2接続部15は、ガイド部11において第1接続部14とは反対側の端に設けられる。第2接続部15は、直接または間接的に伝送装置80に接続される。好ましくは、第2接続部15は、伝送装置80から離間するように支持部材20を介して伝送装置80に接続される。すなわち、第2接続部15は、伝送装置80に取り付けられる支持部材20に接続される。本実施形態では、第2接続部15は、支持部材20に挿抜可能でかつ非固定状態で接続する。「非固定状態で接続する」とは、締め付け等の力で位置ずれしないように第2接続部15が固定されるのではなく、第2接続部15が下側から支持されている状態(すなわち第2接続部15が支持部21aに載置する状態)を示す。第2接続部15は、ガイド本体部12の延長部分として構成される。第2接続部15には、支持部材20の貫通孔21b(後述参照)に挿通し易いように、テーパ部15aが設けられる。
ケーブルガイド10の形状構造を説明する。ガイド部11のガイド本体部12及び腕部13は板状に構成される。ガイド本体部12には、第1接続部14側において段部11bが設けられている。段部11bは、ケーブルガイド10が伝送装置80に取り付けられたときに伝送装置80の正面に接触するように構成される。また、ガイド本体部12の第1接続部14側には、ガイド本体部12に対して直角に折り曲げられた折曲部11aが設けられている。第1接続部14は、折曲部11aを更に折り曲げて、ガイド部11が構成する面(上に向く面)とは交差する面(伝送装置80側の面)を含むように構成される。第1接続部14の面(伝送装置80側の面)は、筐体縦方向DYにおいてガイド本体部12の伝送装置80側の端縁よりも伝送装置80側に位置する。このような構成により、第1接続部14を伝送装置80に接続すると、ガイド部11のガイド本体部12が伝送装置80から離間する。
図4を参照して、支持部材20について説明する。
支持部材20は、複数のケーブルガイド10の第2接続部15を支持する。支持部材20は、伝送装置80の正面における第2側面80b寄りの端部であって、筐体横方向DXにおいて基板82よりも第2側面80b寄り部分に取り付けられる。
支持部材20は、支持本体部21と、支持本体部21から延びる締結部22と、支持本体部21から締結部22とは反対側に延びる把持部取付部23とを有する。
締結部22は、締結部材(例えば、ねじ)で伝送装置80に締結される。締結部22には、締結部材が挿通する締結用孔22aが設けられている。
支持本体部21は、板状に構成される。ケーブルガイド10が伝送装置80に取り付けられると、支持本体部21は筐体高さ方向DZに沿うように配置される。支持本体部21には、ケーブルガイド10の第2接続部15を支持する複数の支持部21aが設けられている。支持部21aは、筐体高さ方向DZに配列する基板82と同じ間隔で配列される。支持部21aは、ケーブルガイド10の第2接続部15が載置される部分として構成される。この構成のため、支持部材20に対して、ケーブルガイド10の第2接続部15を簡単に接続できる。
好ましくは、本実施形態のように、支持部21aは、第2接続部15が挿抜可能な貫通孔21bの内周面における底面21cとして構成される。ケーブルガイド10の第2接続部15は、貫通孔21bに挿通し、内周面における底面21cの上に載置される。第2接続部15は、挿通方向に対して交差する方向の移動が制限される。このため、この例では、第2接続部15の接続が簡単である上に、第2接続部15の脱落が抑制される。
把持部取付部23には、把持部25が取り付けられる。把持部取付部23には、把持部25を取り付けるための把持部用孔23aが設けられている。把持部用孔23aは、把持部25を回転させて係合させるように構成されている。具体的には、把持部用孔23aは、円形の軸孔23bと、軸孔23bから互いに反対方向に伸びる一対のスリット23cとを有する(図5参照)。
図5に示されるように、把持部25は、軸部25aと、ケーブル90を把持する一対の爪(以下、「第1爪25c」と「第2爪25d」)とを備える。第1爪25c及び第2爪25dは、互いに対向するように軸部25aの先端に設けられる。第1爪25cの先端と第2爪25dの先端の間の隙間25eの間隔は、ケーブル90が挿通する程度の距離に設定される。ケーブル90は、隙間25eと通って第1爪25cと第2爪25dとの間に配置される。複数のケーブル90は、把持部25で束ねられる。
把持部25の軸部25aには、互いに反対方向に突出する一対の凸部25bを有する。一対の凸部25bは、第1爪25cと第2爪25dとの並び方向とは垂直の方向に伸びる。軸部25aは、把持部用孔23aの軸孔23bに挿通し、凸部25bは、把持部用孔23aのスリット23cに挿通する。軸部25a及び凸部25bを把持部用孔23aに挿通し、回転させることで、把持部25の軸部25aは把持部用孔23aに係合する。
次に、伝送装置80において、基板82を取り外す方法(基板の取り外し方法)について説明する。基板82の取り外しは、第1手順〜第3手順を含み、この順で行う。
第1手順では、伝送装置80から取り外す予定の基板82(以下、「取外予定の基板82」)から複数のケーブル90を引き抜く。
この第1手順において、伝送装置80から取外予定の基板82の接続端部82aからケーブル90を引き抜くとき、基板82の取り付け間隔よりも垂直方向に広い上述の空間SXを使うことができるため、ケーブル90の引き抜きが簡単である。
第2手順では、伝送装置80から取外予定の基板82に取り付けられているケーブルガイド10を取り外す。具体的には、本実施形態のケーブルガイド10では、第1接続部14を締結する締結部材84を弛め、ケーブルガイド10を第2接続部15側に移動させることにより、第1接続部14と締結部材84との係合を解除して、第1接続部14側の移動を自由にする。この後、ケーブルガイド10を第1接続部14側に移動させて、第2接続部15と支持部材20の支持部21aとの係合を解除させる。本実施形態では、第1接続部14は、ケーブル90が密集していない側、すなわち伝送装置80の正面における第1側面80a寄りの端部に締結されているため、ケーブル90が邪魔にならず、その係合解除が容易である。第2接続部15は、ケーブル90が密集している側、すなわち伝送装置80の正面における第2側面80b側の端部に配置されているが、第2接続部15は非固定状態で支持されているため、第2接続部15を支持部材20から簡単に取り外すことができる。要するに、第1接続部14側の締結部材84を弛めて、ケーブルガイド10を移動させるだけで、ケーブルガイド10を簡単に取り外しできる。
第3手順では、取外予定の基板82を伝送装置80から取り外す。ケーブル90は垂れないようにケーブルガイド10で案内されているため、基板82の取り外しにおいて基板82とケーブル90との接触が抑制される。特に、取外予定の基板82を伝送装置80の正面に対して垂直に移動させると、ケーブル90に引っ掛かることなく、基板82を取り出すことができる。このように、ケーブルガイドセット1を備える伝送装置80によれば、基板82の取り外しにおいて、当該取り外しの基板82と、その基板82の上下に配置される他の基板82に接続されているケーブル90との接触が抑制される。
図6及び図7を参照して、伝送装置80の作用及び効果を説明する。
(1)図6に示されるように、伝送装置80は、複数のケーブルガイド10を備える。ケーブルガイド10は、ガイド部11と、伝送装置80に接続される第1接続部14及び第2接続部15とを有する。ガイド部11は、基板82の接続端部82aに沿うように配置されて、ケーブル90を案内する。すなわち、ケーブルガイド10が、基板82の接続端部82aに沿うように配置されることにより、ケーブル90は、筐体高さ方向DZにおいて、基板82の接続端部82aと同じ高さのところで配線されるように案内され(図7参照)、下方に垂れるようなことが抑制される。この構成により、ケーブルガイド10により、ケーブル90が垂れ下がることが抑制され、基板82の挿抜の際、ケーブル90が邪魔にならないため、伝送装置80からの基板82の挿抜が容易になる。
(2)また、上記実施形態では、伝送装置80は、ケーブルガイド10を支持する支持部材20を更に備える。ケーブルガイド10の第1接続部14及び第2接続部15の少なくとも一方が(本実施形態では、第2接続部15)、伝送装置80から離間するように支持部材20を介して伝送装置80に接続される。
この構成によれば、第1接続部14及び第2接続部15の少なくとも一方が、伝送装置80から離間したところで支持される。伝送装置80に収容される基板82の接続端部82aの周辺は、ケーブル90が密集する状態になっている。このため、第1接続部14または第2接続部15を直接に伝送装置80に接続する構成の場合、その接続が行い難くなることがあるが、上記構成によれば、第1接続部14または第2接続部15の接続が行い易い。
本実施形態の場合、支持部材20には、ケーブル90を束ねる把持部25が設けられる。このため、伝送装置80の正面における支持部材20の配置側にケーブル90が集約される。このため、伝送装置80の正面における支持部材20の配置側の領域では、ケーブル90の密度が高くなり、その反対側がケーブル90の密度が低くなる。そして、この支持部材20にケーブルガイド10の第2接続部15が接続される。すなわち、第1接続部14及び第2接続部15のうち接続が容易である第2接続部15が、伝送装置80の正面においてケーブル90の密度が高い領域に配置される。このため、この逆の構造の場合(第1接続部14が伝送装置80の正面におけるケーブル90の密度が高い側の部分に接続される構造)に比べて、ケーブルガイド10の取り付け及び取り外しが簡単になる。また、ケーブルガイド10の第2接続部15が伝送装置80から離間するところで支持されるため、ケーブル90に妨げられずに、またはケーブル90による妨げが少ない状態で、ケーブルガイド10の第2接続部15を挿抜できる。このように、上記効果が一層顕著になる。
(3)また、上記実施形態では、ケーブルガイド10のガイド部11は、ガイド本体部12と、基板82の接続端部82aから離れるようにガイド本体部12から伸びる少なくとも1つの腕部13とを有する。ガイド本体部12は、伝送装置80の基板82の接続端部82aに沿うように配置される。
上記構成によれば、ガイド部11の腕部13でケーブル90が支持される。そして、腕部13の周囲には空間SXが確保される(図6参照)。このため、このような空間SXが設けられない平坦な板状のガイド板に比べて、ケーブル90の挿抜を容易に行うことができる。
(4)伝送装置80において、腕部13は可撓性を有することが好ましい。より好ましくは、ガイド本体部12及び腕部13がともに可撓性を有することが好ましい。さらに、腕部13はケーブル90が腕部13から脱落することを阻止する阻止部13aを有することが好ましい。この構成は、基板82を垂直方向に配置する間隔が25.4mm以下である場合において、特に、下記の効果が顕著になる。
例えば、基板の取り付け間隔が25.4mm(1インチ)以下になるとケーブルガイドの隙間もそれ以下になり、その隙間に指を挿し入れ難くなり、基板の取り付け間隔が20mm以下になると一層、困難である。
この点、上記構成では、このように基板の取り付け間隔が狭い場合においても、ケーブルガイド10の腕部13が曲がるため、ケーブル90の挿抜が容易に行うことができる。また、ガイド本体部12及び腕部13がともに可撓性を有することにより、ガイド本体部12及び腕部13が曲がると、指の挿し入れがより容易になり、ケーブル90の挿抜がより容易くなる。また、腕部13が湾曲しても、腕部13の阻止部13aによりケーブルガイド10が支持されるため、ケーブルガイド10からケーブル90が脱落することが抑制される。なお、腕部13の阻止部13aは次の効果もある。すなわち、ケーブル90は弾性を有することからケーブルガイド10から食み出す虞もあるが、阻止部13aによりこのような食み出しを抑制する。
(5)ケーブルガイドセット1は、複数のケーブル90が接続される接続端部82aを有する複数の水平方向の基板82を垂直方向に複数備える伝送装置に用いられる。ケーブルガイドセット1は、ケーブルガイド10を含む。ケーブルガイド10は、ガイド部11と、第1接続部14と、第2接続部15とを有する。ガイド部11は、ケーブル90を載せて基板82の接続端部82aに沿うように案内する。この構成によれば、ケーブル90は、ガイド部11で、基板82の接続端部82aに沿うように案内され、ケーブル90の垂れ下がりが抑制されるため、基板82を挿抜し易い。
[その他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されない。以下、その他の実施形態について説明する。
図8を参照して、ケーブルガイドセット1の変形例を説明する。この変形例では、ケーブルガイド10の第2接続部15に、抜止め15xが設けられている。抜止め15xは、ケーブルガイド10の第1接続部14を固定する締結部材84が弛み、ケーブルガイド10が移動したときに、第2接続部15が支持部材20の貫通孔21xから抜けることを防止する。なお、この構成の場合、支持部材20の貫通孔21xは、抜止め15xが挿抜可能な大きさに構成される。
・上記実施形態に示される支持部材20において、ケーブルガイド10の第2接続部15が接続する部分である支持部21aの別の例を挙げる。
実施形態では、支持部21aは、貫通孔21bの内周面の底面21cとして構成される。例えば、この構成に代えて、支持部21aは、支持部材20に設けられるスリットとして構成され得る。
・上記実施形態とは別形態のケーブルガイド10を例示する。
第1例のケーブルガイド10は、第1接続部14及び第2接続部15がともに支持部材20を介して伝送装置80に接続される。
第2例のケーブルガイド10は、第1接続部14が支持部材20を介して伝送装置80に接続され、第2接続部15が直接伝送装置80に接続される。この例は、実施形態の第1接続部14と第2接続部15とを入れ替えた構造を有する。
第3例のケーブルガイド10は、第1接続部14及び第2接続部15がともに直接に伝送装置80に接続される。すなわち、この例では、支持部材20が省略され、第2接続部15は、第1接続部14と同じ構造にされる。
すなわち、実施形態に示された例と、これらの例をまとめると次のようになる。ケーブルガイド10は、第1接続部14及び第2接続部15の少なくとも一方が伝送装置80から離間するように支持部材20を介して伝送装置80に接続される場合と、第1接続部14及び第2接続部15がともに伝送装置80に直接に接続される場合とがある。
これらいずれの場合でも、ガイド部11は、ケーブルガイド10が取り付けられる基板82の接続端部82aに沿うように配置される。このため、実施形態に示された(1)に準じた効果を奏する。
本発明のケーブルガイドセット1は、ケーブル90が接続される伝送装置に好適に利用することができる。本発明の伝送装置80は、通信ネットワークに好適に適用される。本発明の基板82の取り外し方法は、本発明のケーブルガイドセット1が取り付けられている装置について適用される。
1…ケーブルガイドセット
10…ケーブルガイド
11…ガイド部
11a…折曲部
11b…段部
12…ガイド本体部
13…腕部
13a…阻止部
14…第1接続部
14a…スリット
15…第2接続部
15a…テーパ部
15x…抜止め
20…支持部材
21…支持本体部
21a…支持部
21b…貫通孔
21c…底面
21x…貫通孔
22…締結部
22a…締結用孔
23…把持部取付部
23a…把持部用孔
23b…軸孔
23c…スリット
25…把持部
25a…軸部
25b…凸部
25c…第1爪
25d…第2爪
25e…隙間
80…伝送装置
80a…第1側面
80b…第2側面
81…筐体
82…基板
82a…接続端部
82s…基板面
83…ケーブルコネクタ
84…締結部材
90…ケーブル
DX…筐体横方向
DY…筐体縦方向
DZ…筐体高さ方向
SX…空間

Claims (6)

  1. 複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向に収容された基板と前記接続端部の下側に配置され前記ケーブルを案内するケーブルガイドとの組み合せを垂直方向に複数配置してあり、
    前記ケーブルガイドは前記基板の前記接続端部に沿うように配置されて前記ケーブルを案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有し、
    前記伝送装置に取り付けられ前記ケーブルガイドを支持する支持部材を更に備え、
    前記ケーブルガイドの前記第1接続部及び前記第2接続部の少なくとも一方は、前記伝送装置から離間するように前記支持部材を介して前記伝送装置に接続され、
    前記支持部材は、前記ケーブルガイドの前記第2接続部を支持する支持部を有し、
    前記支持部は、前記第2接続部が挿抜可能な貫通孔の内周面の一部分として構成され、
    前記第2接続部は、前記支持部に載置することで支持される
    伝送装置。
  2. 複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向に収容された基板と、前記接続端部の下側に配置され前記ケーブルを案内するケーブルガイドとの組み合せを垂直方向に複数配置してあり、
    前記ケーブルガイドは前記基板の前記接続端部に沿うように配置されて前記ケーブルを案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有し、
    前記ケーブルガイドの前記第1接続部は、締結部材により、前記伝送装置に接続されるものであり、
    前記第1接続部は、前記締結部材が挿通可能なスリットを有する
    伝送装置。
  3. 複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向の基板を垂直方向に複数収容する伝送装置用のケーブルガイドセットであって、
    前記ケーブルを載せ、前記基板の前記接続端部に沿うように案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて前記伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有するケーブルガイドを含み、
    前記ケーブルガイドの前記第1接続部及び前記第2接続部の少なくとも一方は、前記伝送装置から離間するように前記伝送装置の支持部材を介して当該伝送装置に接続され、
    前記支持部材は、前記ケーブルガイドの前記第2接続部を支持する支持部を有し、
    前記支持部は、前記第2接続部が挿抜可能な貫通孔の内周面の一部分として構成され、
    前記第2接続部は、前記支持部に載置することで支持される
    ケーブルガイドセット。
  4. 複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向の基板を垂直方向に複数収容する伝送装置用のケーブルガイドセットであって、
    前記ケーブルを載せ、前記基板の前記接続端部に沿うように案内するガイド部と、前記ガイド部の外側の一方端に設けられて前記伝送装置に接続される第1接続部と、前記ガイド部の他方端に設けられて前記伝送装置に接続される第2接続部とを有するケーブルガイドを含み、
    前記ケーブルガイドの前記第1接続部は、締結部材により、前記伝送装置に接続されるものであり、
    前記第1接続部は、前記締結部材が挿通可能なスリットを有する
    ケーブルガイドセット。
  5. 複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向の基板を垂直方向に複数収容し、さらに、前記ケーブルを水平方向に案内するケーブルガイドが前記基板に対応して第1接続部と第2接続部で取り付けられている伝送装置から、前記複数の基板のうち一つの基板を取り外す基板の取り外し方法であって、
    前記ケーブルガイドの前記第1接続部及び前記第2接続部の少なくとも一方は、前記伝送装置から離間するように前記伝送装置の支持部材を介して当該伝送装置に接続されており、前記支持部材は、前記ケーブルガイドの前記第2接続部を支持する支持部を有するとともに、前記支持部は、前記第2接続部が挿抜可能な貫通孔の内周面の一部分として構成され、
    前記取り外し方法は、
    前記伝送装置から取り外す予定の基板である取外予定の基板の接続端部から複数のケーブルを引き抜く第1手順と、
    前記第1手順後、前記第1接続部及び前記第2接続部の少なくとも一方と支持部材との係合を解除することにより、前記伝送装置から前記取外予定の基板に対応して取り付けられている前記ケーブルガイドを取り外す第2手順と、
    前記第2手順後、前記取外予定の基板を前記伝送装置から取り外す第3手順とを含む、基板の取り外し方法。
  6. 複数のケーブルが接続される接続端部を有する水平方向の基板を垂直方向に複数収容し、さらに、前記ケーブルを水平方向に案内するケーブルガイドが前記基板に対応して第1接続部と第2接続部で取り付けられている伝送装置から、前記複数の基板のうち一つの基板を取り外す基板の取り外し方法であって、
    前記ケーブルガイドの前記第1接続部は、締結部材により、前記伝送装置に接続されるものであり、前記第1接続部は、前記締結部材が挿通可能なスリットを有し、
    前記取り外し方法は、
    前記伝送装置から取り外す予定の基板である取外予定の基板の接続端部から複数のケーブルを引き抜く第1手順と、
    前記第1手順後、前記締結部材を緩めて前記第1接続部と前記締結部材との係合を解除することにより、前記伝送装置から前記取外予定の基板に対応して取り付けられている前記ケーブルガイドを取り外す第2手順と、
    前記第2手順後、前記取外予定の基板を前記伝送装置から取り外す第3手順とを含む、基板の取り外し方法。
JP2016225277A 2016-11-18 2016-11-18 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法 Active JP6796283B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225277A JP6796283B2 (ja) 2016-11-18 2016-11-18 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225277A JP6796283B2 (ja) 2016-11-18 2016-11-18 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020151732A Division JP7020519B2 (ja) 2020-09-10 2020-09-10 伝送装置、ケーブルガイド、及び基板の取り外し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018082123A JP2018082123A (ja) 2018-05-24
JP6796283B2 true JP6796283B2 (ja) 2020-12-09

Family

ID=62198952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016225277A Active JP6796283B2 (ja) 2016-11-18 2016-11-18 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6796283B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7102750B2 (ja) * 2018-01-30 2022-07-20 富士通株式会社 電子機器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4824196A (en) * 1987-05-26 1989-04-25 Minnesota Mining And Manufacturing Company Optical fiber distribution panel
JPH07240586A (ja) * 1994-01-06 1995-09-12 Fujitsu Ltd ケーブルの処理構造
US6944389B2 (en) * 2003-11-26 2005-09-13 Corning Cable Systems Llc Connector housing having a sliding tray with a hingeable portion
JP4868946B2 (ja) * 2006-06-02 2012-02-01 日本アンテナ株式会社 ラックマウント型ケース
JP2011091919A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Hitachi Kokusai Electric Inc ケーブル固定具
JP2015233352A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 富士通テレコムネットワークス株式会社 ケーブルホルダー
JP2016115786A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 富士通株式会社 ケーブルホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018082123A (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20070064608A (ko) 파이버 광케이블 안내부
JP6796283B2 (ja) 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法
JP7020519B2 (ja) 伝送装置、ケーブルガイド、及び基板の取り外し方法
JP4958816B2 (ja) 工具レスブランクパネル
CN213777942U (zh) 一种线缆支架、磁环固定装置及空调室外机
US20180059347A1 (en) Cable enclosure and electronic apparatus
JP5843405B2 (ja) ケーブルクランプ
CN112254226A (zh) 一种线缆支架、磁环固定装置及空调室外机
JP3996468B2 (ja) ケーブル余長処理構造
JP5362390B2 (ja) コネクタ着脱工具
JP2010140698A (ja) 配線盤端子の絶縁カバー
JP3079473U (ja) サブラック用光アダプタ取り付け部材
JP4602447B2 (ja) 光配線盤用の保留部材、取付け部材、取付けベース、光配線盤
US20180013236A1 (en) Communication Module
JP2000197242A (ja) 束線固定部材
JP6598647B2 (ja) ケーブル保持部材
KR101270485B1 (ko) 함체의 케이블 고정장치
JPWO2012120685A1 (ja) コネクタ保持構造
JP3078267U (ja) サブラック用光ファイバ配線構造
JP5248260B2 (ja) 光スプライスユニット
KR200391766Y1 (ko) 고정용 클립
JP5078083B2 (ja) アダプタ取付構造
KR101400547B1 (ko) 통합형 밴드케이블
KR20130117835A (ko) 엘리베이터의 케이블 처리장치
JP6598648B2 (ja) ケーブル保持部材および電気電子機器収納用箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200910

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200910

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200916

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6796283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250