JP6796036B2 - 錠剤容器 - Google Patents

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Description

この発明は、粒状の清涼菓子や薬等の錠剤を収容する錠剤容器に関し、特に簡単な操作で常に定量の錠剤の取り出しを可能にする錠剤容器に関する。
この種の容器として、特許文献1には、粒状物を収納する収納凹部の側方に該収納凹部内と連通する計量凹部を連設した皿状をなすとともに、上記計量凹部の外周上端部を囲繞する枠板を開閉可能に延設してなる容器体と、上記収納凹部の上端開口を閉塞して固着した固定部より、上記計量凹部の上端開口を開閉可能に被覆し且つ下面周縁部に上記枠板を固着した開閉部を延設してなる柔軟なシート材と、上記計量凹部の内周上端部に気密且つ開閉可能に嵌合させるとともに、上記枠板の内方のシート材開閉部下面に固着させた蓋基板と、を備えてなる粒状物収納容器が提案されている。
このような容器によれば、容器を水平な状態から計量凹部側に傾倒させると所定量の粒状物が計量凹部内に導入され、次いで上記開閉部を開いて容器を反転させることで計量された粒状物を取り出すことができる。
特開2004−180726号公報
しかしながら、上記従来の容器は、容器を反転させて粒状物を取り出している最中に収納凹部内に収納された粒状物が計量凹部内に進入可能な構造であり、仮に、粒状物の取り出し中に計量凹部内に粒状物が進入した場合には、所望の数量以上の粒状物が排出されることになり、この点において改良の余地があった。
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、簡単な操作で常に計量した所定量の錠剤だけを取り出すことができる錠剤容器を提供することを目的とする。
この発明の錠剤容器は、上記課題を解決するため、上端が開口し、錠剤を収容する収容空間と該収容空間に連通して錠剤の計量を行う計量空間とを有する容器本体と、前記容器本体にスライド可能に保持されて前記収容空間および前記計量空間の上端開口をそれぞれ閉塞する一方、開方向へのスライド時に前記計量空間の上端開口を露出させて錠剤の取り出しを可能とする上蓋と、前記収容空間内に配置され、前記上蓋の前記開方向へのスライドに伴って変形し前記収容空間から前記計量空間への錠剤の進入を規制する進入規制部材と、を備えている。
なお、この発明の錠剤容器にあっては、前記上蓋は、収容空間へ向けて垂下し、前記開方向へのスライドに伴って前記進入規制部材を変形させる作動ピンを有することが好ましい。
また、この発明の錠剤容器にあっては、前記進入規制部材は、前記作動ピンを介して前記上蓋を閉方向へ付勢する弾性体からなることが好ましい。
さらに、この発明の錠剤容器にあっては、前記進入規制部材は、前記容器本体と一体に成形されていることが好ましい。
さらに、この発明の錠剤容器にあっては、前記容器本体の底壁には、前記進入規制部材を該底壁から切り離す開口が形成されており、前記底壁の外面上に前記開口を覆い隠すシート材を備えることが好ましい。
この発明の錠剤容器にあっては、収容空間に錠剤が充填され、上蓋が閉じられた錠剤容器を計量空間側に傾けると、収容空間内の錠剤が計量空間に入り込み、所定の数量の錠剤が計量される。この状態から、上蓋を容器本体に対して開方向へスライドさせると、計量空間が露出すると同時に、上蓋の移動に伴って進入規制部材が変形し、収容空間から計量空間への錠剤の進入が規制される。
したがって、この発明の錠剤容器によれば、簡単な操作で常に、計量した所定量の錠剤だけを取り出すことができる。
この発明の一実施形態の錠剤容器をその使用状態で示した斜視図である。 図1の錠剤容器における容器本体を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 図2の容器本体に、進入規制部材をセットした様子を示した平面図である。 図1の錠剤容器における上蓋を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 図1の錠剤容器を示し、(a)は側面図であり、(b)は図5(a)中のA−A線に沿う断面図である。 上蓋を容器本体に対してスライドさせた際の進入規制部材の変形と該進入規制部材による計量空間への錠剤の進入規制の様子を説明するため、上蓋を破線にて示した図1の錠剤容器の平面図であり、(a)は上蓋を容器本体に対して開方向へスライドさせた状態を示し、(b)は上蓋が開位置から閉位置へ自動的に戻る様子を示している。 この発明の他の実施形態の錠剤容器における容器本体を示し、(a)は平面図であり、(b)は下面図である。 上蓋を容器本体に対してスライドさせた際の進入規制部材の変形と該進入規制部材による計量空間への錠剤の進入規制の様子を説明するため、上蓋を破線にて示した図7の錠剤容器の平面図であり、(a)は上蓋を容器本体に対して開方向へスライドさせた状態を示し、(b)は上蓋が開位置から閉位置へ自動的に戻る様子を示している。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の第1実施形態の錠剤容器10を示す斜視図であり、この錠剤容器10は、各々合成樹脂等からなり射出成形等により形成される、容器本体12と、この容器本体12に左右方向にスライド自在に被さる上蓋14とを備えており、容器本体12内には錠剤Tを収容可能である。
図2は容器本体12を単体で示しており、容器本体12は、平板状に延在する底壁16と底壁16の周縁から起立する周壁18とからなり、周壁18の上端は開口している。底壁16は、平面視で左右方向(上蓋14のスライド方向)に長くかつ角の丸い略長方形に形成されている。周壁18は、前後方向に延在する一対の側壁18a,18bと、左右方向(幅方向)に延在して一対の側壁18a,18b間をつなぐ後壁18cおよび前壁18dとを有している。周壁18の高さは容器本体12の長さおよび幅と比べて小さく形成され、錠剤容器10は全体として偏平な直方体形状を有している。
容器本体12の周壁18の内側空間は、隔壁20によって、錠剤Tの収容空間V1と、錠剤Tの計量空間V2と、錠剤Tが進入できない空所V3とに区画されている。隔壁20の第1部分20aは、一方の側壁18aから他方の側壁18b側へ延出し、前壁18dとの間に計量空間V2を区画している。隔壁20の第2部分20bは、第1部分20aの側壁18b側の端から後壁18cへ向けて延出するとともに該後壁18cに連結されて前壁18d,後壁18cおよび側壁18bとの間に錠剤Tの収容空間V1を区画している。収容空間V1と計量空間V2とは、隔壁20の第1部分20aの側壁18b側の端近傍の計量空間入口V2aを介して互いに連通し、錠剤Tはこの計量空間入口V2aを通って収容空間V1から計量空間V2へ移動可能である。隔壁20の第2部分20bには、後述の進入規制部材22が嵌め込まれる溝24が形成されている。さらに、後壁18cには、後述の進入規制部材22の補強部22cの末端を係止する係止突起26が形成されている。
また、図2(b)および図2(c)に示すように、後壁18cおよび前壁18dの外面には左右方向に沿って延び、上蓋14の上方への抜去を防止するとともに上蓋14の左右方向のスライドをガイドするガイドリブ28,29が形成されている。
図3に示すように、錠剤容器10は、容器本体12および上蓋14に加えて、上蓋14の開方向へのスライドに伴って変形し収容空間V1から計量空間V2への錠剤Tの進入を規制する進入規制部材22を備えている。
この実施形態の錠剤容器10では、進入規制部材22は、合成樹脂または金属からなる板バネ状の弾性体からなり、隔壁20の第2部分20bに形成された溝24に嵌め込まれて支持される基端部22aと、基端部22aから前壁18d側へ延びる略J字状または左右反転した略L字状のフック部22bと、フック部22bの背面から後壁18cへ向けて側壁18a側へ凸に湾曲しながら延び、フック部22bの弾性復元力を補強する補強部22cとを有している。補強部22cの末端は、後壁18cに形成された係止突起26に係止されている。図3に示すような、進入規制部材22の未変形状態(後述の作動ピンによって変形させられていない状態)では、進入規制部材22のフック部22bと前壁18dとの間には、錠剤Tを干渉することなく通過させる隙間dが維持されている。
図4は上蓋14を単体で示しており、上蓋14は、容器本体12の底壁16と概略等しい形状、大きさに形成された角の丸い略長方形の天壁30と、天壁30の前縁、後縁および一方の側縁のみから垂下した垂壁32とを有している。つまり、垂壁32は、容器本体12の後壁18cと対向する後壁部分32cと、前壁18dと対向する前壁部分32dと、該後壁部分32cおよび前壁部分32dの一方の端同士を連結し容器本体12の側壁18bと対向する側壁部分32bとからなり、図4(a)および図4(b)に示すように、後壁部分32cおよび前壁部分32dの内面には、左右方向に沿って延び、容器本体12の後壁18cおよび前壁18dに形成されたガイドリブ28,29と係合して上蓋14の左右方向のスライドをガイドするガイド溝34,35が形成されている。
錠剤Tを取り出す際には、例えば、親指等を上蓋14の天壁30に押し当てながら該天壁30を容器本体12に対して右側(側壁18b側)へスライドさせることができる。また、垂壁32の側壁部分32bには、容器本体12の側壁18bを露出させるアーチ形状の切欠き36が形成されており、この切欠き36から露出する容器本体12の側壁18bを任意の指で左側(側壁18a側)に押しながら任意の他の指で上蓋14を右側へ押すことで上蓋14を容器本体12に対して右側へスライドさせることもできる。なお、切欠き36の形状はアーチ形状に限らず、矩形や台形等であってもよい。
図4(a)〜図4(c)に示すように、天壁30の下面には、容器本体12の計量空間V2へ向けて突出して、計量空間V2内に導入される錠剤Tが重ならないように計量空間V2の高さを減じる突出し部38と、容器本体12の空所V3に対応配置され、上蓋14の閉状態にて容器本体12の隔壁20の第2部分20bの上端に引っかかって上蓋14の意図しない右側へのスライドを防止する突起40と、容器本体12の収容空間V1へ向けて垂下し、上蓋14のスライドに伴って進入規制部材22を変形させる作動ピン42とが形成されている。突起40は、上蓋14を開けるために上蓋14が容器本体12に対して右側へスライドされた際に隔壁20の第2部分20bを乗り越えることができる高さ、形状に形成されている。
錠剤容器10の組み立てに際しては、容器本体12に進入規制部材22を装着し、上蓋14の作動ピン42が進入規制部材22のフック部22bの内側(フック部22bに対して隔壁20側)に位置するように上蓋14を容器本体12に上方から被せるとともに、容器本体12のガイドリブ28,29を上蓋14のガイド溝34,35内に嵌め込むことにより組み立てることができる。容器本体12、進入規制部材22および上蓋14を相互に組み付け、かつ上蓋14が閉鎖された状態を図5(b)に示すように、作動ピン42は、進入規制部材22のフック部22bの内側に位置し、フック部22bに近接あるいは接触している。またこの状態では、進入規制部材22のフック部22bと前壁18dとの間に錠剤Tが通過するための隙間dが確保されている。また、図5(a)に示すように、上蓋14の下面に形成された突出し部38によって計量空間V2の高さが減じられ、計量空間V2内での錠剤Tの重なり合いが防止されている。
上記のように構成された錠剤容器10を使用するに当たっては、収容空間V1に錠剤が充填され、上蓋14が閉じられた錠剤容器10を計量空間V2側に傾けると、図5に示すように収容空間V1内の錠剤Tが前壁18dと進入規制部材22との間の隙間dを通り計量空間V2に入り込み、所定の数量の錠剤Tが計量される。図示例では、計量空間V2内に3つの錠剤Tが収まるよう設計されているが、これに限定されず、計量空間V2の大きさを変更することで2つ以下あるいは4つ以上の錠剤Tが計量されるようにしてもよい。次いでこの状態から、図6(a)に示すように、上蓋14を容器本体12に対して右側へ押圧しスライドさせると、計量空間V2が露出すると同時に、上蓋14と一緒に右側へ移動する作動ピン42によって進入規制部材22のフック部22bが右側へ弾性撓み変形し、計量空間入口V2aの幅を狭めるとともに計量空間V2外の錠剤Tを右側(側壁18b側)へ移動させる。そして、錠剤容器10を計量空間V2側へ傾倒あるいは反転させると、計量空間V2内の錠剤Tが排出される一方、収容空間V1内の錠剤Tは進入規制部材22によって計量空間V2への進入が規制されているので、常に計量した所定量の錠剤Tだけを取り出すことができる。
錠剤Tを取り出した後、上蓋14を押えていた指を放すと、つまり上蓋14の右側への押圧を解放すると、図6(b)に示すように、弾性体からなる進入規制部材22が元の形状に弾性復帰して作動ピン42を原位置に戻すので、上蓋14は自動的に閉まる。
したがって、この実施形態の錠剤容器10によれば、簡単な操作で常に計量した所定量の錠剤Tだけを取り出すことができる。さらに、上蓋14は弾性体からなる進入規制部材22の付勢力によって自動的に閉じるため、上蓋14を閉じる操作が不要となり、操作性に優れる。
次いで、この発明にしたがう他の実施形態の錠剤容器10について図7および図8を参照して説明する。図7は、この発明の第2実施形態の錠剤容器10における容器本体12を示し、(a)は平面図であり、(b)は底面図であり、図8は、上蓋14を破線にて示した図7の錠剤容器10の平面図であり、(a)は上蓋14を容器本体12に対して開方向へスライドさせた状態を示し、(b)は上蓋14が開位置から閉位置へ自動的に戻る様子を示している。
図7(a)に示すように、この実施形態の錠剤容器10は、進入規制部材22が容器本体12と一体的に形成されている。具体的には、進入規制部材22は、容器本体12と同じ合成樹脂製であり、隔壁20の第2部分20bと一体的につながる基端部22aと、該基端部22aから前壁18d側へ延びる略J字状または左右反転した略L字状のフック部22bとを有する。
容器本体12の底壁16には、進入規制部材22を底壁16から切り離す開口44が形成されている。開口44は、進入規制部材22の、隔壁20に支持される基端部22a以外の部分を囲繞するよう形成されている。例えば、容器本体12と進入規制部材22を射出成形により一体的に成形する場合、開口44を形成して進入規制部材22を底壁16から切り離すようにすることで、成形金型の構造が比較的簡易となるとともに型抜きも容易に行うことができる。図7(b)に示すように、底壁16の外面(下面)には、開口44を覆い隠すタックラベル等のシート材46が貼付されている。シート材46の表面には商品に関する情報やイラスト等を印刷しておくことができる。第2実施形態の錠剤容器10のその他の構成は、第1実施形態の錠剤容器10と同じであり、詳細な説明は省略する。
第2実施形態の錠剤容器10の動作を図8に示すように、収容空間V1に錠剤Tが充填され、上蓋14が閉じられた錠剤容器10を計量空間V2側に傾けると、収容空間V1内の錠剤Tが前壁18dと進入規制部材22との間の隙間d(図7参照)を通り計量空間V2に入り込み、所定の数量の錠剤Tが計量される。図示例では、計量空間V2内に3つの錠剤が収まるよう設計されているが、これに限定されず、計量空間V2の大きさを変更することで2つ以下あるいは4つ以上の錠剤Tが計量されるようにしてもよい。次いでこの状態から、図8(a)に示すように、上蓋14を容器本体12に対して右側(側壁18b側)へ押圧しスライドさせると、計量空間V2が露出すると同時に、上蓋14と一緒に右側へ移動する作動ピン42によって進入規制部材22のフック部22bが右側へ弾性撓み変形し、計量空間入口V2aの幅を狭めるとともに計量空間V2外の錠剤Tを後方へ移動させる。そして、錠剤容器10を計量空間V2側へ傾倒あるいは反転させると、計量空間V2内の錠剤Tが排出される一方、収容空間V1内の錠剤Tは進入規制部材22によって計量空間V2へ進入が規制されているので、常に計量した所定量の錠剤だけを取り出すことができる。
錠剤Tを取り出した後、上蓋14を押えていた指を放すと、つまり上蓋14の右側への押圧を解放すると、図8(b)に示すように、弾性体からなる進入規制部材22が元の形状に弾性復帰して作動ピン42を原位置に戻すので、上蓋14は自動的に閉まる。
したがって、この実施形態の錠剤容器10によれば、簡単な操作で常に計量した所定量の錠剤Tだけを取り出すことができる。さらに、上蓋14は弾性体からなる進入規制部材22の付勢力によって自動的に閉じるため、上蓋14を閉じる操作が不要であり、操作性に優れる。
さらに、この実施形態の錠剤容器10によれば、進入規制部材22が容器本体12と一体であるので、部品点数を削減することができるとともに、射出成形等により容器本体12と同時に成形することができるので、容易かつ安価に製造することができる。
以上、この発明を図面に基づき説明したが、この発明は図示例のものに限定されない。例えば、図示例では、容器本体12の後壁18cおよび前壁18dにガイドリブ28,29を設けるとともに、上蓋14の後壁部分32cおよび前壁部分32dにガイド溝34,35を設けて上蓋14のスライドを案内するようにしたが、容器本体12の後壁18cおよび前壁18dに同様のガイド溝(図示省略)を設けるとともに、上蓋14の後壁部分32cおよび前壁部分32dに同様のガイドリブ(図示省略)を設けるようにしてもよい。また、図示例では、進入規制部材22が弾性体からなると説明したが、進入規制部材22は自力で元の形状に戻れない単なる板片とし、この板片を上蓋14から垂下した2つの作動ピンで挟み込んで上蓋14の開閉に連動してフラップのように揺動させることで、錠剤Tの計量空間V2への進入規制とその解除を行うようにしてもよい(図示省略)。
この発明によれば、簡単な操作で常に計量した所定量の錠剤だけを取り出すことができる錠剤容器を提供することができる。
10 錠剤容器
12 容器本体
14 上蓋
16 底壁
18 周壁
20 隔壁
22 進入規制部材
24 溝
26 係止突起
28,29 ガイドリブ
30 天壁
32 垂壁
34,35 ガイド溝
36 切欠き
38 突出し部
40 突起
42 作動ピン
44 開口
46 シート材

Claims (5)

  1. 上端が開口し、錠剤を収容する収容空間と該収容空間に連通して錠剤の計量を行う計量空間とを有する容器本体と、
    前記容器本体にスライド可能に保持されて前記収容空間および前記計量空間の上端開口をそれぞれ閉塞する一方、開方向へのスライド時に前記計量空間の上端開口を露出させて錠剤の取り出しを可能とする上蓋と、
    前記収容空間内に配置され、前記上蓋の前記開方向へのスライドに伴って変形し前記収容空間から前記計量空間への錠剤の進入を規制する進入規制部材と、を備えることを特徴とする錠剤容器。
  2. 前記上蓋は、収容空間へ向けて垂下し、前記開方向へのスライドに伴って前記進入規制部材を変形させる作動ピンを有することを特徴とする、請求項1に記載の錠剤容器。
  3. 前記進入規制部材は、前記作動ピンを介して前記上蓋を閉方向へ付勢する弾性体からなることを特徴とする、請求項2に記載の錠剤容器。
  4. 前記進入規制部材は、前記容器本体と一体に成形されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項に記載の錠剤容器。
  5. 前記容器本体の底壁には、前記進入規制部材を該底壁から切り離す開口が形成されており、
    前記底壁の外面上に前記開口を覆い隠すシート材を備えることを特徴とする、請求項4に記載の錠剤容器。
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