JP6791765B2 - 移動台車の安定性確保装置 - Google Patents

移動台車の安定性確保装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6791765B2
JP6791765B2 JP2017004309A JP2017004309A JP6791765B2 JP 6791765 B2 JP6791765 B2 JP 6791765B2 JP 2017004309 A JP2017004309 A JP 2017004309A JP 2017004309 A JP2017004309 A JP 2017004309A JP 6791765 B2 JP6791765 B2 JP 6791765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stability
grounding
spring
lifting mechanism
vertical lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017004309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018111448A (ja
Inventor
睦 大澤
睦 大澤
哲也 田原
哲也 田原
康博 水谷
康博 水谷
基宏 岡村
基宏 岡村
秀一 吾郷
秀一 吾郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Mechanics Co Ltd filed Critical Hitachi Plant Mechanics Co Ltd
Priority to JP2017004309A priority Critical patent/JP6791765B2/ja
Publication of JP2018111448A publication Critical patent/JP2018111448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6791765B2 publication Critical patent/JP6791765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

本発明は、移動台車の安定性確保装置に関するものである。
工場や倉庫等において部品や物品等(以下、「搬送物」という。)の搬送等に使用される移動台車は、4輪で走行する構造のため、搬送物の移載時の安定性が悪く、特に、床面の平面度が低い場合には、安定性が悪いことに加え、高さ方向のレベル精度を出せないという問題があった。
この問題を解決するために、移動台車に、移動台車全体を持ち上げるようにして支持することができるアウトリガを備えることが行われているが、移動台車の構造が複雑になるという問題があった(例えば、特許文献1〜2参照。)。
特開2007−210729号公報 特開2009−274850号公報
本発明は、上記従来の移動台車の有する問題点に鑑み、簡易な構造で、搬送物の移載時の安定性を確保するとともに、床面の平面度が低い場合でも、高さ方向のレベル精度を確保することができる移動台車の安定性確保装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の移動台車の安定性確保装置は、移動台車にアウトリガを備えることにより、搬送物の移載時の安定性を確保するようにした移動台車の安定性確保装置において、前記アウトリガが、上下昇降機構と、該上下昇降機構に遊び部分を設けて接続された接地部と、該接地部と移動台車に取り付けられたブラケットとの間に配設され、接地部を接地方向に付勢するばねとを有し、上下昇降機構が上昇することによってばねの付勢力に抗して接地部を引き上げて非接地状態にし、上下昇降機構が下降することによって接地部の拘束を解除してばねの付勢力によって接地部を接地状態にするようにしたことを特徴とする。
この場合において、前記アウトリガを、移動台車の走行方向の前側又は後側に間隔をあけて2台設けるようにすることができる。
また、前記上下昇降機構を、ブレーキ付きモータを備えた電動シリンダから構成することができる。
本発明の移動台車の安定性確保装置によれば、上下昇降機構が上昇することによってばねの付勢力に抗して接地部を引き上げて非接地状態にし、上下昇降機構が下降することによって接地部の拘束を解除してばねの付勢力によって接地部を接地状態にするようにすることにより、簡易な構造で、搬送物の移載時の安定性を確保するとともに、床面の平面度が低い場合でも、高さ方向のレベル精度を確保することができる。
また、前記アウトリガを、移動台車の走行方向の前側又は後側に間隔をあけて2台設けるようにすることにより、移動台車の支持を、アウトリガと走行車輪によって行うことによって、簡易な構造で、搬送物の移載時の安定性を確保するとともに、床面の平面度が低い場合でも、高さ方向のレベル精度を確保することができる。
また、前記上下昇降機構を、ブレーキ付きモータを備えた電動シリンダから構成することにより、上下昇降機構の昇降動作を除いて電力消費がないか節減できるため、移動台車を、長時間、無充電で稼働させることを可能にすることができる。
本発明の移動台車の安定性確保装置を適用した移動台車の一実施例を示す説明である。 同移動台車の安定性確保装置の非接地状態のときの説明図である。 同移動台車の安定性確保装置の非接地状態のときの断面図である。 同移動台車の安定性確保装置の接地状態のときの説明図である。 同移動台車の安定性確保装置の動作状態を示す説明図である。 同移動台車の安定性確保装置の動作状態を示す説明図である。
以下、本発明の移動台車の安定性確保装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の移動台車の安定性確保装置を適用した移動台車の一実施例を示す。
この移動台車の安定性確保装置は、移動台車1にアウトリガ2を備えることにより、搬送物の移載時の安定性を確保するようにした移動台車1の安定性確保装置において、アウトリガ2が、上下昇降機構21と、上下昇降機構21に遊び部分22を設けて接続された接地部23と、接地部23と移動台車1に取り付けられたブラケット24との間に配設され、接地部23を接地方向に付勢するばね25とを有し、上下昇降機構21が上昇することによってばね25の付勢力に抗して接地部23を引き上げて非接地状態にし(図2及び図3)、上下昇降機構21が下降することによって接地部23の拘束を解除してばね25の付勢力によって接地部23を接地状態にする(図4)ようにしている。
この場合において、アウトリガ2は、移動台車1の走行方向の前側(又は後側)に間隔をあけて、すなわち、移動台車1の幅方向の2隅に、合計2台設けるようにしている。
これにより、移動台車1の支持を、アウトリガ2と走行車輪31、32、33(もう一方は図示省略。)によって行うようにしている。
上下昇降機構21は、各種の動力源を用いたシリンダやジャッキ機構を用いることができるが、本実施例においては、ブレーキ付きモータ21aを備えた電動シリンダを用いるようにしている。
これにより、上下昇降機構21の昇降動作を除いて電力消費がないか節減できるため、移動台車1を、長時間、無充電で稼働させることを可能にすることができる。
なお、ブレーキ付きモータ21aを備えた電動シリンダを用いる場合以外でも、ばね25の付勢力によって接地部23を接地状態にするようにすることによって、電力消費を節減することができる。
上下昇降機構21と接地部23の遊び部分22は、本実施例においては、ピン接合と長孔との組み合わせによって構成することによって、上下昇降機構21が上昇することによって上下昇降機構21が接地部23を拘束して、ばね25の付勢力に抗して接地部23を引き上げて非接地状態にし、上下昇降機構21が下降することによって上下昇降機構21による接地部23の拘束を解除してばね25の付勢力によって接地部23を接地状態にするようにしている、すなわち、遊び部分22及びばね25の作用によって、2台のアウトリガ2の接地部23の高さ方向の移動距離の自由度を高め、両方の接地部23を接地状態にすることができるようにしているが、同様の作用を奏する任意の接続機構を用いることができる。
接地部23の床面Fに設置する部位には、必要に応じて、接地状態を安定させるためのゴムパットを配設することができる。
ブラケット24は、移動台車1に取り付けられ、接地部23を上下方向に摺動自在に支持するとともに、ブラケット24と接地部23との間に配設した、接地部23を接地方向に付勢するばね25の反力を受ける機能を有する。
ばね25は、接地部23を接地状態にしたとき、移動台車1の支持を、アウトリガ2によって行うことができる程度の付勢力(ばね定数)を有するもの、例えば、圧縮コイルばねを用いるようにする。
そして、上下昇降機構21の上部は、遊び部分27を設けて、移動台車1に取り付けられるブラケット26に接続するようにしている。
この移動台車の安定性確保装置は、図1に示すように、上下昇降機構21が上昇することによってばね25の付勢力に抗して接地部23を引き上げて非接地状態にして、移動を行うようにし、上下昇降機構21が下降することによって接地部23の拘束を解除してばね25の付勢力によって接地部23を接地状態にする(このとき、移動台車1の支持は、アウトリガ2と走行車輪31、32、33(もう一方は図示省略。)によって行うようにしている。)ことで、移動台車1の安定性及び高さ方向のレベル精度を確保して、移載物の移載を行うようにする。
この場合、図5に示すように、床面の平面度が低く、前側の走行車輪31が接地していない場合でも、上下昇降機構21が下降することによって接地部23の拘束を解除してばね25の付勢力によって接地部23を接地状態にする(遊び部分22及びばね25の作用によって、2台のアウトリガ2の接地部23の高さ方向の移動距離の自由度が高まり、両方の接地部23を接地状態にすることができる。)ことで、移動台車1の安定性及び高さ方向のレベル精度を確保することができる。
また、図6に示すように、床面の平面度が低く、後側の走行車輪33が接地していない場合でも、上下昇降機構21が下降することによって接地部23の拘束を解除してばね25の付勢力によって接地部23を接地状態にする(遊び部分22及びばね25の作用によって、2台のアウトリガ2の接地部23の高さ方向の移動距離の自由度が高まり、両方の接地部23を接地状態にすることができる。この場合、後側の走行車輪33の対角線上に位置する前側の走行車輪32が浮いた状態となるが、一方、後側の走行車輪33が接地する。)ことで、移動台車1の安定性及び高さ方向のレベル精度を確保することができる。
この移動台車の安定性確保装置によれば、上下昇降機構21が上昇することによってばね25の付勢力に抗して接地部23を引き上げて非接地状態にし、上下昇降機構21が下降することによって接地部23の拘束を解除してばね25の付勢力によって接地部を接地状態にするようにすることにより、簡易な構造で、搬送物の移載時の安定性を確保するとともに、床面の平面度が低い場合でも、高さ方向のレベル精度を確保することができる。
そして、移動台車1に移載物の移載を行うロボット4を搭載することによって、移動台車1側の接地状態の安定性が、高さ方向のレベル精度と共に要求される移動台車1にも対応することが可能となる。
以上、本発明の移動台車の安定性確保装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の移動台車の安定性確保装置は、簡易な構造で、搬送物の移載時の安定性を確保するとともに、床面の平面度が低い場合でも、高さ方向のレベル精度を確保することができることから、移動台車に移載物の移載を行うロボットを搭載することによって、移動台車側の接地状態の安定性が、高さ方向のレベル精度と共に要求される移動台車の用途に好適に用いることができるほか、各種移動台車(ロボットが移動台車を兼ねている場合を含む。)の用途にも広く用いることができる。
1 移動台車
2 アウトリガ
21 上下昇降機構
21a ブレーキ付きモータ
22 遊び部分
23 接地部
24 ブラケット
25 ばね
26 ブラケット
27 遊び部分
31、32、33 走行車輪
4 ロボット
F 床面

Claims (2)

  1. 移動台車にアウトリガを備えることにより、搬送物の移載時の安定性を確保するようにした移動台車の安定性確保装置であって、前記アウトリガが、上下昇降機構と、該上下昇降機構に遊び部分を設けて接続された接地部と、該接地部と移動台車に取り付けられたブラケットとの間に配設され、接地部を接地方向に付勢するばねとを有し、上下昇降機構が上昇することによってばねの付勢力に抗して接地部を引き上げて非接地状態にし、上下昇降機構が下降することによって接地部の拘束を解除してばねの付勢力によって接地部を接地状態にするようにしたものからなり、前記アウトリガを、前後左右に合計4個の走行車輪を設けた移動台車の走行方向の前側又は後側に間隔をあけて合計2台設けてなることを特徴とする移動台車の安定性確保装置。
  2. 前記上下昇降機構が、ブレーキ付きモータを備えた電動シリンダからなることを特徴とする請求項に記載の移動台車の安定性確保装置。
JP2017004309A 2017-01-13 2017-01-13 移動台車の安定性確保装置 Active JP6791765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004309A JP6791765B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 移動台車の安定性確保装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004309A JP6791765B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 移動台車の安定性確保装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018111448A JP2018111448A (ja) 2018-07-19
JP6791765B2 true JP6791765B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=62911683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017004309A Active JP6791765B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 移動台車の安定性確保装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6791765B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022093122A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 株式会社クボタ 作業車

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510006U (ja) * 1991-07-24 1993-02-09 大平技研工業株式会社 足車付き各種機器における位置固定装置
JP2532822Y2 (ja) * 1991-07-26 1997-04-16 株式会社アイチコーポレーション 作業車の支持状態検出装置
JP3455999B2 (ja) * 1993-12-20 2003-10-14 株式会社デンソー 走行台車
JP2001213592A (ja) * 2000-02-02 2001-08-07 Aichi Corp 高所作業車のジャッキ装置
JP2003212032A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 Furukawa Co Ltd 移動台車
DE10241905A1 (de) * 2002-09-06 2004-03-11 Jost-Werke Gmbh & Co Kg Anordnung eines Motors an einer Stützwinde
JP2005053693A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Sintokogio Ltd フォークリフトのフォークの昇降機構及びシステム
DE202016104859U1 (de) * 2016-09-02 2016-11-11 Alois Kober Gmbh Hubstütze für ein Fahrzeug

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018111448A (ja) 2018-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9902289B2 (en) Transport facility and automated warehouse
CN108482521A (zh) 一种用于agv小车搬运货架的对接机构
JP6791765B2 (ja) 移動台車の安定性確保装置
KR101173490B1 (ko) 자기부상열차용 비상착지장치
US20150307333A1 (en) Floor jack
JP2007320491A (ja) 保守車両昇降装置および保守車両昇降方法
JP2020152500A (ja) 揺れ止め機構付のブロック搬送据付装置
JP2012025563A (ja) 天井クレーンの設置方法
JP2008030726A (ja) 横型床下格納リフト
JP2021123157A (ja) 走行装置及び搬送システム
JP2011046254A (ja) 運搬具
CN105480823A (zh) 一种便移式施工升降机
CN206375536U (zh) 保险杠转运设备
CN205131037U (zh) 一种应急救援设备运输车
JP2710112B2 (ja) 車 両
CN210939243U (zh) 一种用于机器人载货的货架及机器人载货***
JP5854444B1 (ja) マスト装置、及び、該マスト装置を備えるフォークリフト
JP2010073444A (ja) バッテリ搬入装置及びバッテリユニット
JP5208091B2 (ja) 車両運搬用車両
CN104649176A (zh) 一种吊钩搬运车
JP2023042909A (ja) 自動搬送装置
KR20140067469A (ko) 풋다운 방식 이송대차
CN216249043U (zh) 一种应用于虚拟***存储的计算机主机
CN213090936U (zh) 方便移动的轴重秤
JP2000238993A (ja) ウインチ運搬装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6791765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250