JP6790090B2 - ワンタッチ配管連結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワンタッチ配管連結装置に関し、より詳細には、パイプとパイプとを連結するのに用いられるワンタッチ配管連結装置に関する。
水道水やガスなどのような流体の供給には、通常、パイプと称する内部の中空した流動管が採用されている。そして、このようなパイプとともに、流体の流れを開閉するための弁などが採用される。パイプとパイプとを連結するか、パイプと弁などを連結する部位には好適な配管連結具が採用される。
配管連結具は、パイプの連結を容易に行えながらも、連結部位で生じ得る流体の漏れを防止して、かつパイプの連結部位からパイプが不適切に離脱することを確実に防止できる構造が要求される。
通常、配管連結具には、配管連結具に接続されるパイプと配管連結具の間の機密性を維持するためのゴムリング、及びパイプの離脱を防止するために好適な締め付け部材が採用される。
ゴムリングは、配管連結具の内部に挿入されたパイプの外周面と配管連結具の内周面の間に位置するように設けられて、パイプと配管連結具の間をシーリングし、締め付け部材は、パイプを締結するとき、内径が縮小されてパイプの外周面を締め付けることで、パイプが締め付け部材から離脱することを防止するようにしたものである。
上記のような従来の配管連結具とパイプの間の連結、すなわち、配管連結作業は、次のような方法で行われる。すなわち、パイプと配管連結具の間の連結がなされる前に、先ず締め付け部材をパイプの外周面に嵌め込み、これとともにパイプの外周面にゴムリングを嵌め込む。
その後、外周面に締め付け部材及びゴムリングが嵌め込まれたパイプを配管連結具に挿入した後、締め付け部材をパイプにネジ結合する形態に結合させて、パイプの外周面が締め付け部材によって締め付けられるようにすることで、パイプが締め付け部材及び配管連結具から離脱しないように配管連結具とパイプの間の連結がなされるようにする。
これによって、パイプと配管連結具の間は、ゴムリングによってシーリングされて、配管連結具と接続されたパイプは、締め付け部材によって配管連結具から離脱しないように固定される形態に配管連結具とパイプの間の連結がなされる。
上記のような配管連結構造によると、配管連結具とパイプの間の接続及び接続解除作業のとき毎に、締め付け部材を配管連結具から完全に分離して、パイプにゴムリングをいちいち手作業で嵌め込むか抜き取る別途の作業が必要となる。
これは、パイプとゴムリングの間のシーリング力を高めるために、ゴムリングの内径がパイプの外径より狭く形成されるからである。すなわち、ゴムリングの内径がパイプの外径より狭く形成されるため、配管連結具とパイプの間の接続及び接続解除作業のとき毎に、ゴムリングをいちいち手作業でパイプに嵌め込むか抜き取る作業が必要となり、これによって、締め付け部材を配管連結具から完全に分離する作業が配管連結具とパイプの間の接続及び接続解除作業のとき毎に必要となる。
このように、ゴムリングをいちいち手作業でパイプに嵌め込むか抜き取る作業、及び締め付け部材を完全に外してからさらに結合させる作業のような面倒な作業が配管連結作業のとき毎に加わると、配管連結具とパイプの間の連結作業速度が遅れるだけでなく、作業過程において分離されたゴムリングと締め付け部材のような部品を紛失するおそれもあるなど、配管連結作業にいろいろ難しさと不便がある。
本発明は、配管連結作業が容易でかつ早く行われるように、構造を改善したワンタッチ配管連結装置を提供することにその目的がある。
本発明の一実施形態に従うワンタッチ配管連結装置は、連結対象配管が内部に挿入される複数の接続管部が相互連結して形成されるソケット本体部、前記ソケット本体部と前記連結対象配管の間に設けられて、前記接続管部に挿入された前記連結対象配管と前記ソケット本体部の間をシーリングするシーリング部、及び前記接続管部に挿入される前記連結対象配管を通すための通過孔が内部に形成されて、前記接続管部に挿入される前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動しながら前記接続管部に結合され、前記接続管部に結合されるときに前記シーリング部が前記連結対象配管に密着する方向に前記シーリング部を加圧するキャップ部を含む。
ここで、前記シーリング部は、前記キャップ部と結合される前記接続管部の開放された入口側に設けられて、前記接続管部の内周面と前記連結対象配管の外周面の間をシーリングする第1のシーリング部材を含む。
また、前記キャップ部には、前記キャップ部が前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動するとき、前記第1のシーリング部材の長さ方向の他側を前記挿入方向に加圧することによって、前記第1のシーリング部材の曲げ変形を引き起こす加圧誘導部が形成される。
本発明の一実施形態において、前記第1のシーリング部材は、前記挿入方向に沿って長軸が形成される楕円状の断面を有する。
また、本発明の一実施形態において、前記第1のシーリング部材は、前記連結対象配管の外径以上の内径を有して、弾性変形可能なリング状に形成されてもよい。
また、本発明の一実施形態において、前記接続管部の入口側には、前記接続管部の入口側端部から前記接続管部の長さ方向内側に向けて形成されて、前記第1のシーリング部材の長さ方向一側の端部面に対応する形状を有するガイド支持溝部が形成され、前記ガイド支持溝部の前記接続管部の内周面と隣接した側には内側支持壁が形成され、前記ガイド支持溝部の前記接続管部の外周面と隣接した側には外側支持壁が形成される。
また、本発明の一実施形態において、前記第1のシーリング部材は、内周面が前記内側支持壁によって支持され、外周面が前記外側支持壁によって支持されるように、前記ガイド支持溝部に嵌め込み結合されて、前記接続管部の入口側に固定される。
また、本発明の一実施形態において、前記第1のシーリング部材の長さ方向一側は、前記ガイド支持溝部に支持されて、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側は、前記キャップ部が前記接続管部に結合されるときに前記加圧誘導部と接触される。
また、本発明の一実施形態において、前記キャップ部が前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動するとき、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側端部の一面は、前記連結対象配管の外周面と密着し、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側端部の他面は、前記加圧誘導部に形成された傾斜面と密着して、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側端部が前記連結対象配管の外周面及び前記加圧誘導部に形成された傾斜面によって形成される空間にくさび状に挿入される。
また、本発明の一実施形態において、前記キャップ部が前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動するとき、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側は、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側を加圧する前記加圧誘導部に形成された傾斜面に沿ってスライディングしながら、前記リング状部の中心に向かう方向に曲げ変形される。
また、本発明の一実施形態において、前記キャップ部は、前記通過孔が内側を通すように形成され、内側面が前記接続管部の内側に向けて、外側面が前記接続管部の外側に向けるリング状部、及び前記リング状部の縁から前記挿入方向に沿って延びるスカート部を含む。
また、本発明の一実施形態において、前記加圧誘導部は、前記スカート部の内周面側に行くほど、前記通過孔の中心に向かう方向に少し突き出て、前記リング状部の内周面側に行くほど、前記通過孔の中心側にさらに突き出るように形成される傾斜面を形成することができる。
また、本発明の一実施形態において、前記接続管部の入口側外周面には第1のネジ結合部が形成され、前記キャップ部の内周面には前記第1のネジ結合部とネジ結合される第2のネジ結合部が形成されて、前記キャップ部は、前記第1のネジ結合部と前記第2のネジ結合部の間に行われるネジ結合によって前記接続管部に結合される。
また、本発明の一実施形態において、前記接続管部と前記連結管部の間には、前記接続管部と前記連結管部の間を段差をもって連結する支持段差部が形成されて、前記接続管部に挿入される前記連結対象配管は、長さ方向一側端部が前記支持段差部に干渉されて、前記挿入方向の位置が拘束される。
また、本発明の一実施形態において、前記シーリング部は、前記支持段差部と前記連結対象配管の間に設けられて、前記ソケット本体部と前記連結対象配管の長さ方向一側端部の間をシーリングする第2のシーリング部材をさらに含み、前記支持段差部は、前記接続管部の内径に対応する外径を有して、前記連結管部の内径に対応する内径を有するリング状の平面を含み、前記第2のシーリング部材は、前記支持段差部のリング状の平面に対応するリング状の平面を含むように形成される。
また、本発明の一実施形態において、前記ソケット本体部は、複数の前記接続管部が「┐」状、「一」状、「T」状、「十」状のいずれかをなしながら相互連結して形成される。
また、本発明の一実施形態において、前記キャップ部には、前記スカート部の外側及び前記リング状部に向けて開放されるように、前記スカート部の外周面に凹んで形成されたグリップ溝が形成されて、前記グリップ溝は、前記キャップ部の周方向に沿って複数が所定間隔離隔して配置される。
本発明のワンタッチ配管連結装置によると、第1のシーリング部材と第2のシーリング部材、及びキャップ部のような部品がソケット本体部に設けられた状態で、これらを分離せずにキャップ部のみを少し取り外した状態で、連結対象配管の接続及び接続解除作業を行えるようにすることで、配管の連結及び解体作業が容易でかつ早く行えるだけでなく、配管連結作業に要求される各種部品を紛失するおそれがなく、作業性が向上し、作業コストを節減する効果がある。
また、本発明は、キャップ部を接続管部に結合させる簡単な作業だけで、連結対象配管をワンタッチ配管連結装置に抜き出さないように固く固定して、連結対象配管をワンタッチ配管連結装置に連結させることはもちろん、第1のシーリング部材と第2のシーリング部材によって異なる2地点で行われるシーリング作用を利用した密閉性能をさらに強化させることができる。
本発明の第1実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の解除状態を示した斜視図である。 図1に示されたワンタッチ配管連結装置の一部構成を分解した状態を示した分解斜視図である。 図1の「A−A」線による断面図である。 図3の「B」部分を拡大して示した拡大図である。 本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の解除状態を示した斜視図である。 図5に示されたワンタッチ配管連結装置の一部構成を分解した状態を示した分解斜視図である。 図5の「C−C」線による断面図である。 図7の「D」部分を拡大して示した拡大図である。 図7の「E」部分を拡大して示した拡大図である。 本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置のロック状態を示した斜視図である。 図10の「F−F」線による断面図である。 図10の「G」部分を拡大して示した拡大図である。 本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の解除状態を示した断面図である。 図13に示されたワンタッチ配管連結装置に連結対象配管が挿入された状態を示す断面図である。 図14に示されたワンタッチ配管連結装置のロック状態を示した断面図である。 本発明の第3実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の一部構成を分解した状態を示した分解斜視図である。 図16に示された接続管部の入口側を拡大して示した斜視図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明によるワンタッチ配管連結装置の実施形態を説明する。説明の便宜のために図面に示した線の厚みや構成要素の大きさなどは、説明の明確性かつ便宜上、誇張して示されている場合がある。また、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義した用語であって、使用者、運用者の意図又は慣例によって異なる。従って、このような用語に対する定義は、本明細書全体における内容に基づくべきである。
図1は、本発明の第1実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の解除状態を示した斜視図であり、図2は、図1に示されたワンタッチ配管連結装置の一部構成を分解した状態を示した分解斜視図である。また、図3は、図1の「A−A」線による断面図であり、図4は、図3の「B」部分を拡大して示した拡大図である。
図1〜図4を参照すると、本発明の第1実施形態に従うワンタッチ配管連結装置100は、ソケット本体部110とシーリング部及びキャップ部130を含む。
ソケット本体部110は、本実施形態のワンタッチ配管連結装置100の本体を構成し、複数の接続管部111及び連結管部115を含む。
接続管部111は、連結対象配管10のいずれかと連結されるように備える。接続管部111は、連結対象配管10の形状に類似するパイプ(Pipe)状を有するように形成されるものの、連結対象配管10の外径に対応する内径を有するパイプ状に設けられて、連結対象配管10は、その長さ方向一側が接続管部111の内部に挿入されることで接続管部111と連結される。
連結管部115は、複数の接続管部111を連結させる部分に該当する。連結管部115は、複数の接続管部111の間に位置するように形成されて、複数の接続管部111は、連結管部115を介して相互連結される。
前記のような接続管部111と連結管部115を含めてなるソケット本体部110は、複数の接続管部111が「┐」状、「一」状、「T」状、「十」状のいずれかをなして連結される形態に設けられる。すなわち、ソケット本体部110は、2つの接続管部111が「┐」状をなして連結されるエルボ継手管、2つの接続管部111が「一」状をなして連結される一字状の継手管、3つの接続管部111が「T」状をなして連結されるT状の継手管、4つの接続管部111が「十」状をなして連結されるクロス継手管の形態に設けられるし、その他、3つの接続管部111が「Y」状をなして連結されるY継手管、あるいは、口径が異なる接続管部111が連結される継手管など、色んな種類の形態に設けられてもよい。本実施形態では、ソケット本体部110が、2つの接続管部111が「┐」状をなして連結されるエルボ継手管である場合を例にあげて説明する。
一方、前記連結管部115は、接続管部111の内径より短い内径を有するように形成される。すなわち、連結管部115は、接続管部111より小さい口径から形成される。そして、このような連結管部115と接続管部111の間には、連結管部115と接続管部111の間を段差をもって連結する支持段差部119が形成される。
支持段差部119は、接続管部111の内周面から接続管部111の中心に向かって突き出た段差状に形成される。このような支持段差部119は、接続管部111の内径に対応する外径を有して、連結管部115の内径に対応する内径を有するリング状の平面を含む形態に形成され、接続管部111に挿入される連結対象配管10は、その長さ方向一側端部が支持段差部119に干渉されて、その挿入方向(I)の位置が拘束される。
そして、接続管部111の入口側には、ガイド支持溝部112が接続管部111の入口側端部から接続管部111の長さ方向内側に向けて凹んで形成される。本実施形態では、ガイド支持溝部112が「V」溝状に形成されるものを例示する。
このようなガイド支持溝部112は、接続管部111の内周面と外周面の間に形成される。そして、ガイド支持溝部112の一側、すなわち、接続管部111の内周面と隣接した側には内側支持壁112aが形成されて、ガイド支持溝部112の他側、すなわち、接続管部111の外周面と隣接した側には外側支持壁112bが形成される。
シーリング部は、ソケット本体部110と連結対象配管10の間に設けられて、接続管部111に挿入された連結対象配管10とソケット本体部110の間をシーリングする。本実施形態によると、シーリング部は、第1のシーリング部材120を含めて構成される。
第1のシーリング部材120は、キャップ部130と結合される接続管部111の開放された入口側に設けられる。このような第1のシーリング部材120は、連結対象配管10の外径以上の内径を有するリング状に形成されて、挿入方向(I)に沿って延びる所定の長さを有する弾性変形可能なリング、例えばOリング状に設けられる。
本発明の一実施形態において、第1のシーリング部材120は、連結対象配管10の外径以上の内径を有するリング状に形成され、連結対象配管10の挿入方向(I)に沿って長軸が形成される楕円状の断面を有して、弾性変形可能なリング、例えばOリング状を有する。
本発明の一実施形態において、第1のシーリング部材120は、キャップ部130が回転して接続管部111と結合されるにつれて、図15に示したように、加圧誘導部140によって連結対象配管10の方向に容易に曲げ変形される。このような曲げ変形によって、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部は、連結対象配管10の外周面及び加圧誘導部140に形成された傾斜面によって形成される空間にくさび状に挿入されてもよい。
また、第1のシーリング部材120は、楕円状の断面を有するとともに、連結対象配管の外径と同様であるか大きい内径を有するリング状を有する。このような構成によると、図15のように、連結対象配管10が接続管部111内に挿入されるとき、連結対象配管10の端部によって、第1のシーリング部材が接続管部111の方向に押される現象又は噛み込み現象が著しく減る効果がある。
第1のシーリング部材120の内径を連結対象配管以上に設定するとともに、第1のシーリング部材120の断面を楕円状に形成する場合、連結対象配管10を接続管部111に挿入するとき、連結対象配管10が第1のシーリング部材120と接触する瞬間、第1のシーリング部材120が連結対象配管10の外側方向に押されながら、押される現象又は噛み込み現象が著しく減少する効果がある。これは、連結対象配管10が接続管部111に挿入されるとき、連結対象配管10の端部が楕円状の断面を有する第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部と接触する代りに、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部の内側に先に接触するからである。
実際に、配管連結装置と配管を結合するとき、最も頻繁に発生する現象が押される現象又は噛み込み現象である。従って、これを解決することは、本発明が属する技術分野において非常に重要な課題である。シーリング部材の押される現象又は噛み込み現象によって、施工者たちは、連結装置と配管を結合する過程において、配管を何回も入れてから取り外す過程を経らなければならないし、配管を挿入した後も、シーリング部材が押されている状態を施工者が認知できないと、施工後に配管連結部位で流体が漏れる現象がよく発生する。
しかし、前述した第1のシーリング部材120及び以下に説明する加圧誘導部140の構成によって、第1のシーリング部材120の押される現象又は噛み込み現象が著しく減少することが、数回の実験及び実際の施工事例によって立証された。これによって、配管施工に要する人力及び時間が大幅に減り、配管施工後にも、押される現象又は噛み込み現象によって配管内部を流れる流体が連結部位で漏れる現象を基本的に遮断する効果も期待することができる。
前記第1のシーリング部材120は、ガイド支持溝部112に嵌め込み結合されて接続管部111の入口側に設けられるものの、その内周面が内側支持壁112aによって支持されて、外周面が外側支持壁112bによって支持されるように、ガイド支持溝部112に嵌め込み結合されて接続管部111の入口側に固定される。そして、第1のシーリング部材120の長さ方向一側は、ガイド支持溝部112に支持されて、第2のシーリング部材225の長さ方向他側は、キャップ部130が接続管部111に結合されるとき、キャップ部130の内側に形成された後述の加圧誘導部140と接触される。このような第1のシーリング部材120は、接続管部111の内部に挿入された連結対象配管10の外周面と接続管部111の内周面の間をシーリングする作用をする。
キャップ部130は、接続管部111の開放された入口側に分離可能に結合され得る構成に設けられ、かかるキャップ部130の内部には、接続管部111に挿入される連結対象配管10を通すための通過孔132が形成される。前記キャップ部130は、接続管部111に挿入される連結対象配管10の挿入方向(I)に沿って移動しながら接続管部111に結合される。このようなキャップ部130は、接続管部111に結合されながらシーリング部が連結対象配管10に密着する方向にシーリング部を加圧する作用をする。本実施形態によると、前記キャップ部130は、リング状部131とスカート部135を含めて構成される。
リング状部131は、前記通過孔132が内側を通すように形成されるリング状に設けられる。キャップ部130が接続管部111に結合されるとき、かかるリング状部131の内側面は、接続管部111の内側に向けて、リング状部131の外側面は、接続管部111及びキャップ部130の外側に向けるようになる。そして、スカート部135は、リング状部131の外側縁から挿入方向(I)に沿って延びる形態に形成される。このようなスカート部135は、その内周面がリング状部131の直径方向に沿って通過孔132より外側に位置するように形成される。
また、キャップ部130の内側には、通過孔132が形成されたリング状部131の内周面とスカート部135の内周面の間を斜めに連結するように、リング状部131の内周面とスカート部135の内周面の間に斜めに突き出る加圧誘導部140が形成される。
加圧誘導部140は、スカート部135の内周面側に行くほど、通過孔132の中心に向かう方向に比較的に少し突き出て、リング状部131の内周面側に行くほど、通過孔132の中心に向かう方向に比較的にさらに突き出るように形成される傾斜面を形成する。
別に表現すれば、加圧誘導部140は、スカート部135の内周面側に行くほど、リング状部131の内側面から挿入方向(I)側にさらに突き出て、通過孔132側に行くほど、リング状部131の内側面から挿入方向(I)側に比較的に少し突き出るように形成される傾斜面を形成する。
このように形成される加圧誘導部140は、挿入方向に沿って移動するキャップ部130の移動によって、ガイド支持溝部112と近くなる方向に移動し、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を挿入方向に加圧することで、前記第1のシーリング部材120の曲げ変形を引き起こす。図15には、このような加圧誘導部140による第1のシーリング部材120の曲げ変形過程が示されている。
一方、本実施形態では、接続管部111とキャップ部130がネジ結合形態に相互結合されることを例示する。これによれば、接続管部111の入口側外周面には第1のネジ結合部113が形成されて、スカート部135の内周面には第1のネジ結合部113とネジ結合されるように設けられた第2のネジ結合部137が形成される。そして、キャップ部130は、第1のネジ結合部113と第2のネジ結合部137の間に行われるネジ結合によって、挿入方向(I)に沿って移動しながら接続管部111に結合される。
このとき、キャップ部130は、第1のネジ結合部113と第2のネジ結合部137の間に行われるネジ結合によって挿入方向(I)に沿って移動するものの、加圧誘導部140とガイド支持溝部112の間の距離が近くなる方向に移動しながら接続管部111に結合される。すなわち、キャップ部130と接続管部111の間の結合が行われるほど、加圧誘導部140とガイド支持溝部112の間の距離が近くなり、相互結合されたキャップ部130と接続管部111の間の結合解除が行われるほど、加圧誘導部140とガイド支持溝部112の間の距離が遠くなる。
また、キャップ部130の外側、より具体的には、スカート部135の外側にはグリップ溝137が形成される。キャップ部130の外側には、複数のグリップ溝137がキャップ部130の周方向に沿って所定間隔離隔して配置され、各々のグリップ溝137は、スカート部135の外側及びリング状部131に向けて開放されるようにスカート部135の外周面に凹溝状に形成される。
このように形成されるグリップ溝137は、キャップ部130を接続管部111に結合させるか、接続管部111に結合されたキャップ部130を取り外すために、作業者がキャップ部130を握って回転させるとき、キャップ部130を握った作業者の手が滑ることを抑制する作用をする。このとき、グリップ溝137のスカート部135の外側に向けて開放された部分によって作業者の指がグリップ溝137に掛かり、グリップ溝137のリング状部131に向けて開放された部分によって作業者の手のひら部分が掛かることになる。すなわち、作業者の指と手のひら部分がグリップ溝137に一緒に掛かるようにする方式でキャップ部130のグリップ力が向上し、これによって、キャップ部130を接続管部111に結合させるか接続管部111に結合されたキャップ部130を取り外す作業がより早くて容易に行えるようになる。
一方、前記のような構成のワンタッチ配管連結装置は、本発明の好ましい一実施形態に過ぎず、これに取り替える様々な実施形態があり得る。
図5は、本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の解除状態を示した斜視図であり、図6は、図5に示されたワンタッチ配管連結装置の一部構成を分解した状態を示した分解斜視図である。また、図7は、図5の「C−C」線による断面図であり、図8は、図7の「D」部分を拡大して示した拡大図で、図9は、図7の「E」部分を拡大して示した拡大図である。また図10は、本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置のロック状態を示した斜視図であり、図11は、図10の「F−F」線による断面図で、図12は、図10の「G」部分を拡大して示した拡大図である。また図13は、本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の解除状態を示した断面図であり、図14は、図13に示されたワンタッチ配管連結装置に連結対象配管が挿入された状態を示す断面図で、図15は、図14に示されたワンタッチ配管連結装置のロック状態を示した断面図である。また図16は、本発明の第3実施形態に従うワンタッチ配管連結装置の一部構成を分解した状態を示した分解斜視図であり、図17は、図16に示された接続管部の入口側を拡大して示した斜視図である。
以下に、図5〜図17を参照にして、本発明の他の実施形態について説明する。
ここで、前に示した図面と同じ参照符号は、同じ機能を行う同じ部材を指すためここでは、重複する説明は省略する。
取りあえず、図5〜図9を参照すると、本発明の第2実施形態に従うワンタッチ配管連結装置200では、シーリング部が第1のシーリング部材120及び第2のシーリング部材225を含む形態に設けられる。
第1のシーリング部材120は、キャップ部130と結合される接続管部111の開放された入口側に設けられる。かかる第1のシーリング部材120は、連結対象配管10の外径以上の内径を有するリング状に形成されて、挿入方向(I)に沿って延びる所定の長さを有する弾性変形可能なリング、例えばOリング状に設けられる。
本発明の一実施形態において、第1のシーリング部材120は、連結対象配管10の外径以上の内径を有するリング状に形成され、連結対象配管10の挿入方向(I)に沿って長軸が形成される楕円状の断面を有して、弾性変形可能なリング、例えばOリング状を有してもよい。
本発明の一実施形態において、第1のシーリング部材120は、キャップ部130が回転して接続管部111と結合されるにつれて、図15に示したように、加圧誘導部140によって連結対象配管10の方向に容易に曲げ変形される。このような曲げ変形によって、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部が連結対象配管10の外周面及び加圧誘導部140に形成された傾斜面によって形成される空間にくさび状に挿入されてもよい。
また、第1のシーリング部材120は、楕円状の断面を有するとともに、連結対象配管の外径と同様であるか大きい内径を有するリング状を有する。このような構成によると、図15のように、連結対象配管10が接続管部111内に挿入されるとき、連結対象配管10の端部によって第1のシーリング部材が接続管部111の方向に押される現象又は噛み込み現象が著しく減る効果がある。
第1のシーリング部材120の内径を連結対象配管以上に設定するとともに、第1のシーリング部材120の断面を楕円状に形成する場合、連結対象配管10を接続管部111に挿入するときに連結対象配管10が第1シーリング部材120と接触する瞬間、第1のシーリング部材120が連結対象配管10の外側方向に押されながら、押される現象又は噛み込み現象が著しく減少する効果がある。これは、連結対象配管10が接続管部111に挿入されるとき、連結対象配管10の端部が楕円状の断面を有する第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部と接触する代りに、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部の内側に先に接触するからである。
実際に、配管連結装置と配管を結合するときに最も頻繁に発生する現象が押される現象又は噛み込み現象である。従って、これを解決することは、本発明が属する技術分野において非常に重要な課題である。シーリング部材の押される現象又は噛み込み現象によって、施工者たちは、連結装置と配管を結合する過程において、配管を何回も入れてから取り外す過程を経らなければならないし、配管を挿入した後もシーリング部材が押されている状態を施工者が認知できないと、施工後、配管連結部位で流体が漏れる現象がよく発生する。
しかし、前述した第1のシーリング部材120及び以下に説明する加圧誘導部140の構成によって、第1のシーリング部材120の押される現象又は噛み込み現象が著しく減少することが、数回の実験及び実際の施工事例によって立証された。これによって、配管施工に要する人力及び時間が大幅に減り、配管施工後にも、押される現象又は噛み込み現象によって配管内部を流れる流体が連結部位で漏れる現象を基本的に遮断する効果も期待することができる。
本発明の一実施形態において、第1のシーリング部材120は、図8に示したように、第1のシーリング部材120の長さ方向一側の端部面に対応する形状を有するガイド支持溝部112上に安着する。
図面を参照すると、第1のシーリング部材120の長さ方向一側の端部面に対応する形状を有するガイド支持溝部112の接続管部111の内周面と隣接した側には内側支持壁112aが形成されて、接続管部111の外周面と隣接した側には外側支持壁112bが形成される。図8に示したように、第1のシーリング部材120がガイド支持溝部112に安着するにつれて、内側支持壁112a及び外側支持壁112bは、それぞれ第1のシーリング部材120の長さ方向一側の端部面と相互密着する。
従来技術によれば、配管連結装置と配管を連結するときに次の2方式が使用される。
1)シーリング部材又はOリングを先に配管に嵌め込み、Oリングが嵌め込まれた状態で配管を連結装置に挿入する。
2)配管を連結装置に挿入した後、配管の上部にOリングを嵌め込み、Oリングを連結装置の内部方向に移動させて挿入する。
上記1)、2)方式によれば、施工者が配管を連結装置と連結する過程において、Oリングを配管に嵌め込む作業は必須である。このように、施工者がOリングを配管に直接に嵌め込む場合、配管連結に要する作業時間が非常に長くなり、配管と連結装置の間の水密を最大限に達成するための最適の位置にOリングが正確に配置されることを全然保障することができない。
しかし、本発明のワンタッチ配管連結装置に連結対象配管を連結するときは、配管連結装置に配管を挿入する前に、先に第1のシーリング部材120をガイド支持溝部112に嵌め込み結合して、その後、連結対象配管を接続管部内部に挿入する。言い換えれば、本発明によるワンタッチ配管連結装置を使用する場合、施工者が連結対象配管に第1のシーリング部材120を直接に嵌め込む必要がなくなる。
このような従来技術と本発明との差異は、本発明の第1のシーリング部材120の形状及びガイド支持溝部112の形状によることである。前述したように、本発明のガイド支持溝部112は、第1のシーリング部材120の長さ方向一側の端部面に対応する形状を有するため、第1のシーリング部材120をガイド支持溝部112に嵌め込み結合すれば、ガイドホーム部112の内側支持壁112a及び外側支持壁112bがそれぞれ第1のシーリング部材120の長さ方向一側の端部面と相互密着する。これによって、第1のシーリング部材120が動かずにガイド支持溝部112に固定された状態で、連結対象配管10が挿入されると、前述した第1のシーリング部材120の形状によって第1のシーリング部材120が押される現象又は噛み込み現象が発生しない。
一方、本発明によるガイド支持溝部112の外側支持壁112b及び内側支持壁112aは、第1のシーリング部材120の長さ方向一側端部面と完全に密着されるが、これによって、外側支持壁112b及び内側支持壁112aと第1のシーリング部材120の間に流体が染み込む空間が完全に排除される効果がある。
本発明のワンタッチ配管連結装置は、主にトイレや厨房の汚排水管など、垂直に設けられる配管連結に用いられるが、このように、垂直方向に設けられる汚排水管内に流れる流体の流速が減少する場合、流体が配管連結部位に留まるようになり、連結部位の間へ侵透する現象が発生する。このように、連結部位の間へ侵透する流体は、毛細管現象によって接続管部とシーリング部材の間の空間に吸い込まれて連結装置を介して外部に漏水される。
しかし、本発明のガイド支持溝部112の外側支持壁112b及び内側支持壁112aは、第1のシーリング部材120の端部面と完全に密着するため、上記のような毛細管現象によって流体が留まる空間を排除して、漏水の可能性を著しく低下することができる。
前記第1のシーリング部材120は、ガイド支持溝部112に嵌め込み結合されて接続管部111の入口側に設けられるものの、その内周面が内側支持壁112aによって支持されて、外周面が外側支持壁112bによって支持されるように、ガイド支持溝部112に嵌め込み結合されて接続管部111の入口側に固定される。そして、第1のシーリング部材120の長さ方向一側は、ガイド支持溝部112に支持されて、第1のシーリング部材120の長さ方向他側は、キャップ部130が接続管部111に結合されるとき、キャップ部130の内側に形成された、後述の加圧誘導部140と接触される。かかる第1のシーリング部材120は、接続管部111の内部に挿入された連結対象配管10の外周面と接続管部111の内周面の間をシーリングする作用をする。
また、キャップ部130の内側には、通過孔132が形成されたリング状部131の内周面とスカート部135の内周面の間を斜めに連結するように、リング状部131の内周面とスカート部135の内周面の間に斜めに突き出る加圧誘導部140が形成される。
加圧誘導部140は、スカート部135の内周面側に行くほど、通過孔132の中心に向かう方向に比較的に少し突き出て、リング状部131の内周面側に行くほど、通過孔132の中心に向かう方向に比較的にさらに突き出るように形成される傾斜面を形成する。
別に表現すれば、加圧誘導部140は、スカート部135の内周面側に行くほど、リング状部131の内側面から挿入方向(I)側にさらに突き出て、通過孔132側に行くほど、リング状部131の内側面から挿入方向(I)側に比較的に少し突き出るように形成される傾斜面を形成する。
このように形成される加圧誘導部140は、挿入方向に沿って移動するキャップ部130の移動によってガイド支持溝部112と近くなる方向に移動し、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を挿入方向に加圧することで、前記第1のシーリング部材120の曲げ変形を引き起こす。図15には、このような加圧誘導部140による第1のシーリング部材120の曲げ変形過程が示されている。
図15に示したように、第1のシーリング部材120の長さ方向他側は、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を加圧する加圧誘導部140に形成された傾斜面に沿ってスライディングしながら曲げ変形されるものの、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部が前記リング状部131の中心に向かう方向に突き出る形態に曲げ変形される。このように、第1のシーリング部材120の長さ方向他側が挿入方向側に曲げながら、リング状部131の中心に向かう方向に突き出ることによって、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部の一面は、連結対象配管10の外周面と密着し、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部の他面は、加圧誘導部140に形成された傾斜面と密着して、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部が連結対象配管10の外周面及び加圧誘導部140に形成された傾斜面によって形成される空間にくさび状に挿入される。
前述したように、本発明のワンタッチ配管連結装置は、主にトイレや厨房の汚排水管など、垂直に設けられる配管連結に用いられるが、このように、垂直方向に設けられる汚排水管内に流れる流体の流速が減少する場合、流体が配管連結部位に留まるようになり、連結部位の間へ侵透する現象が発生する。
一方、流体が落ちるか、その他外部要因によって生じる震動、そして配管が設けられる場所の急激な温度変化(−10℃〜40℃)による配管及び連結装置の膨脹と収縮現象によって、配管の回りに設けられるシーリング部材(Oリング)にも変形が生じる。このようなシーリング部材の変形によって、配管とシーリング部材、又は連結装置とシーリング部材の間の隙間がさらにできて、配管連結部位に留まった流体が外部に漏水する可能性はさらに高くなる。
しかし、本発明によれば、図15に示したように、加圧誘導部140によって第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部の曲げ変形が生じて、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部が連結対象配管10の外周面及び加圧誘導部140に形成された傾斜面によって形成される空間にくさび状に挿入されることによって、流体がキャップ部130と連結対象配管10の間に漏水する可能性が著しく低下する効果を得ることができる。
本実施形態によれば、キャップ部130は、図10〜図12に示したように、第1のネジ結合部113と第2のネジ結合部137の間に行われるネジ結合によって挿入方向(I)に沿って移動しながら接続管部111に結合される。
このとき、キャップ部130は、第1のネジ結合部113と第2のネジ結合部137の間に行われるネジ結合によって挿入方向(I)に沿って移動するものの、加圧誘導部140とガイド支持溝部112の間の距離が近くなる方向に移動して接続管部111に結合される。
すなわち、加圧誘導部140は、挿入方向(I)に沿って移動するキャップ部130の移動によってガイド支持溝部112と近くなる方向に移動して、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を挿入方向(I)に加圧することで、第1のシーリング部材120の曲げ変形を引き起こす。
上記のように、加圧誘導部140によって加圧される第1のシーリング部材120の長さ方向他側は、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を加圧する加圧誘導部140に形成された傾斜面に沿ってスライディングしながら曲げ変形されるものの、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部が挿入方向(I)側に曲げながら、リング状部131の中心に向かう方向に突き出る形態に変形される。
そして、第2のシーリング部材225は、弾性変形可能なリング、例えばOリング状に設けられるものの、支持段差部119のリング状の平面に対応するリング状の平面を含むように形成されて、支持段差部119と連結対象配管10の間に位置されるように設けられる。かかる第2のシーリング部材225は、支持段差部119と連結対象配管10の間で一側面が支持段差部119に密着して、その反対面が連結対象配管10の長さ方向一側端部と密着するように設けられることで、ソケット本体部110と連結対象配管10の長さ方向一側端部の間をシーリングする作用をする。
すなわち、本発明によれば、接続管部111の入口側で行われる第1のシーリング部材120のシーリング作用、及び接続管部111の内部で行われる第2のシーリング部材225のシーリング作用によって、ワンタッチ配管連結装置200及びそれと連結される連結対象配管10の間のシーリングが2地点で行われるようになる。下記に、これをより具体的に説明する。
図1及び図13に示したワンタッチ配管連結装置200は、接続管部111とキャップ部130の間の結合が完全に行われていない解除状態を示している。ここで、ワンタッチ配管連結装置200の解除状態とは、接続管部111の内部に連結対象配管10が挿入されるか、接続管部111の内部から連結対象配管10を抜き出すように、接続管部111からキャップ部130をある程度に取り外した状態を言う。このとき、キャップ部130は、接続管部111から完全に分離せずに接続管部111との結合を維持できる程度に、接続管部111の入口側端部に少し掛かっている状態である。
前記のようなワンタッチ配管連結装置200の解除状態では、図14に示したように、接続管部111とキャップ部130の間の結合が維持された状態で、接続管部111の内部に連結対象配管10を挿入することができ、これと逆に、接続管部111の内部に挿入された連結対象配管10を接続管部111から抜き出すことができる。
言い換えれば、連結対象配管10は、キャップ部130の内部に形成された通過孔132を介してキャップ部130を通して接続管部111の内部に挿入されることによって、接続管部111、すなわち、ワンタッチ配管連結装置200と連結される。このとき、接続管部111の入口側に設けられた第1のシーリング部材120が連結対象配管10の外径以上の内径を有するように形成されるため、連結対象配管10は、難なくキャップ部130を通して接続管部111の内部に挿入される。また、接続管部111の内周面側に形成された内側支持壁112aによって第1のシーリング部材120の内周面側の位置が拘束されるため、接続管部111に挿入される連結対象配管10と第1のシーリング部材120の間に摩擦が生じないように、連結対象配管10の挿入がなされる。すなわち、キャップ部130及び第1のシーリング部材120を接続管部111から分離しなくても、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置200に容易にかつ早く連結させることができるようになる。
上記のように、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置200間の連結がなされた後、作業者がキャップ部130を握ってキャップ部130をロックする方向に回転させると、図15に示したように、キャップ部130が第1のネジ結合部113と第2のネジ結合部137の間に行われるネジ結合によって挿入方向(I)に沿って移動するものの、加圧誘導部140とガイド支持溝部112の間の距離が近くなる方向に移動して接続管部111に結合される。
これによって、加圧誘導部140は、挿入方向(I)に沿って移動するキャップ部130の移動によってガイド支持溝部112と近くなる方向に移動し、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を挿入方向(I)に加圧することで、第1のシーリング部材120の曲げ変形を引き起こす。
上記のように、加圧誘導部140によって加圧される第1のシーリング部材120の長さ方向他側は、第1のシーリング部材120の長さ方向他側を加圧する加圧誘導部140に形成された傾斜面に沿ってスライディングしながら曲げ変形されるものの、第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部が挿入方向(I)側に曲げながら、リング状部131の中心に向かう方向に突き出る形態に変形される。
第1のシーリング部材120の長さ方向他側端部がリング状部131の中心に向かう方向に突き出る形態に変形されることによって、第1のシーリング部材120の長さ方向他側は、接続管部111に挿入された連結対象配管10の外周面に密着しながら、連結対象配管10を外側から締め付けるようになる。そして、このような第1のシーリング部材120の長さ方向他側の形状変形による影響で、第1のシーリング部材120の長さ方向一側は、第1のシーリング部材120の長さ方向他側が突き出る方向と反対方向への力を受けるようになり、これによって、第1のシーリング部材120の長さ方向一側は、接続管部111の外側支持壁112bにさらに固く密着する。
これによって、接続管部111と第1のシーリング部材120の間の密着力、それから接続管部111に挿入された連結対象配管10と接続管部111に設けられた第1のシーリング部材120の間の密着力が強化されるため、連結対象配管10がワンタッチ配管連結装置200に抜き出さないように固く固定されることはもちろん、接続管部111と連結対象配管10の間の密閉性能が向上するようになる。
また、上記のように、連結対象配管10の外周面に密着しながら、連結対象配管10を外側から締め付ける第1のシーリング部材120は、曲げ変形によってリング状部131の中心に向かう方向に突き出るとともに、その長さ方向他側端部が挿入方向(I)側に曲げるようになる。このように、挿入方向(I)側に曲げる第1のシーリング部材120の端部は、連結対象配管10の外周面に密着した状態で、連結対象配管10を挿入方向(I)側に押し出す力を加えるようになる。
このように行われる第1のシーリング部材120の端部の加圧によって、連結対象配管10は、その長さ方向端部が第2のシーリング部材225に密着する方向への力を受けることになる。これによって、第2のシーリング部材225が設けられたソケット本体部110内部では、連結対象配管10の長さ方向端部と第2のシーリング部材225がさらに強く密着する作用が起こるため、連結対象配管10の長さ方向端部とソケット本体部110の間の密閉性能がさらに向上するようになる。
すなわち、キャップ部130を接続管部111に結合させるだけで、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置200に抜き出さないように固く固定して、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置200に連結させることはもちろん、連結対象配管10を締め付けて連結対象配管10に対するシーリング力が増加するように作用する第1のシーリング部材120の形状変形を利用して、第2のシーリング部材225のシーリング力も共に増加させるようになる。
上記のような本実施形態のワンタッチ配管連結装置200は、第1のシーリング部材120と第2のシーリング部材225及びキャップ部130がソケット本体部110に設けられた状態で、これらを分離せずにキャップ部130のみを少し取り外した状態で、連結対象配管10の接続及び接続解除作業を行えるようにすることで、配管の連結及び解体作業が容易でかつ早く行えるだけでなく、配管連結作業に要求される各種部品を紛失するおそれがなく、作業性が向上し、作業コストを節減する効果がある。
また、本実施形態のワンタッチ配管連結装置200は、キャップ部130を接続管部111に結合させる簡単な作業だけで、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置200に抜き出さないように固く固定して、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置200に連結させることはもちろん、第1のシーリング部材120と第2のシーリング部材225によって異なる2地点で行われるシーリング作用を利用した密閉性能をさらに強化させるようになる。
要約すると、ワンタッチ配管連結装置に連結対象配管を連結する過程は、次のような手順に行われる。
(1)第1のシーリング部材120をガイド支持溝部112に嵌め込み結合する。
(2)キャップ部130のリング状部131が接続管部111の入口に掛かるように、前記キャップ部131を前記接続管部111と連結する。
(3)前記連結対象配管10の端部が前記接続管部111内部の支持段差部119と接触するように、前記連結対象配管10を前記接続管部111に挿入する。
(4)前記キャップ部130をロック方向に回転させて、前記接続管部111に固定して結合する。
一方、図16及び図17を参照すると、本発明の第3実施形態に従うワンタッチ配管連結装置300は、入口側にガイド支持溝部312が形成された接続管部311及びこのような接続管部311を含むソケット本体部310を備える。
接続管部311の入口側に形成されたガイド支持溝部312の一側、すなわち、接続管部311の内周面と隣接した側には内側支持壁112aが形成されて、ガイド支持溝部312の他側、すなわち、接続管部311の外周面と隣接した側には外側支持壁112bが形成される。
そして、内側支持壁112aが形成されたガイド支持溝部312の一側には内側開放部312cが形成される。内側開放部312cは、ガイド支持溝部312の一側部分において内側支持壁112aが形成されない部分であり、ガイド支持溝部312の一側を接続管部311の中心に向かって開放させる部分に該当する。
本実施形態によると、前記内側開放部312cは、接続管部311の内周面に沿って複数設けられるように形成されるものの、接続管部311の内周面に沿って内側支持壁112aと交互に位置するように形成される。
このように、内側開放部312cが形成される部分では、加圧誘導部140によって加圧される第1のシーリング部材120の曲げ変形がより自由に生じて、これによって、第1のシーリング部材120は、内側開放部312cが形成される部分を介してリング状部131の中心に向かう方向にさらに突き出るように変形されることで、接続管部311に挿入された連結対象配管10の外周面にさらに強い力で密着できるようになる。
これによれば、接続管部311の内側支持壁112aが形成された部分を介しては、接続管部311に挿入される連結対象配管10と第1のシーリング部材120の間の摩擦が生じないように、連結対象配管10の挿入がなされることで、連結対象配管10をワンタッチ配管連結装置300に容易にかつ早く連結させるようになる一方、接続管部311の内側開放部312cが形成される部分では、接続管部311に挿入された連結対象配管10と第1のシーリング部材120の間の密着力がさらに強化されることによって、連結対象配管10がワンタッチ配管連結装置300に抜き出さないように固く固定されて、接続管部311と連結対象配管10の間の密閉性能がさらに向上するようになる。
本発明は、図面に示した実施形態を参考にして説明したが、これは例示に過ぎず、当該技術が属する分野における通常の知識を有する者であれば、これより多様な変形及び均等な他の実施形態が可能である点を理解することができる。従って、本発明の真の技術的保護の範囲は、下記の特許請求の範囲によって定めるべきである。

Claims (10)

  1. 連結対象配管が内部に挿入される複数の接続管部が連結管部を介して相互連結して形成されるソケット本体部;
    前記ソケット本体部と前記連結対象配管の間に設けられて、前記接続管部に挿入された前記連結対象配管と前記ソケット本体部の間をシーリングするシーリング部;及び、
    前記接続管部に挿入される前記連結対象配管を通すための通過孔が内部に形成されて、前記接続管部に挿入される前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動しながら前記接続管部に結合され、前記接続管部に結合されるときに前記シーリング部が前記連結対象配管に密着する方向に前記シーリング部を加圧するキャップ部を含み、
    前記シーリング部は、前記キャップ部と結合される前記接続管部の開放された入口側に設けられて、前記接続管部の内周面と前記連結対象配管の外周面の間をシーリングする第1のシーリング部材を含み、
    前記シーリング部材が前記連結対象配管の外径以上の内径を有し、かつ、前記挿入方向に沿って長軸が形成される楕円状の断面を有する弾性部材であり、
    前記接続管部の入口側には、前記接続管部の入口側端部から前記接続管部の長さ方向内側に向けて形成され、前記第1のシーリング部材の長さ方向一側の端部面に対応する形状を有するガイド支持溝部が形成され、
    前記ガイド支持溝部の前記接続管部の内周面と隣接した側には内側支持壁が形成され、
    前記ガイド支持溝部の前記接続管部の外周面と隣接した側には外側支持壁が形成され、
    前記第1のシーリング部材は、内周面が前記内側支持壁によって支持されて、外周面が前記外側支持壁によって支持されるように、前記ガイド支持溝部に嵌め込み結合されて前記接続管部の入口側に固定され、
    前記キャップ部には、前記キャップ部が前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動するとき、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側を前記挿入方向及び前記連結対象配管の前記外周面に向かう方向に加圧することによって、前記第1のシーリング部材の曲げ変形を引き起こす加圧誘導部が形成され、
    前記キャップ部が前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動するとき、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側端部の一面は、前記連結対象配管の外周面と密着し、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側端部の他面は、前記加圧誘導部に形成された傾斜面と密着して、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側端部が前記連結対象配管の外周面及び前記加圧誘導部に形成された傾斜面によって形成される空間にくさび状に挿入されるワンタッチ配管連結装置。
  2. 前記第1のシーリング部材の長さ方向一側は、前記ガイド支持溝部に支持されて、
    前記第1のシーリング部材の長さ方向他側は、前記キャップ部が前記接続管部に結合されるときに前記加圧誘導部と接触される、請求項に記載のワンタッチ配管連結装置。
  3. 前記キャップ部が前記連結対象配管の挿入方向に沿って移動するとき、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側は、前記第1のシーリング部材の長さ方向他側を加圧する前記加圧誘導部に形成された傾斜面に沿ってスライディングしながら、前記リング状部の中心に向かう方向に曲げ変形される、請求項1に記載のワンタッチ配管連結装置。
  4. 前記キャップ部は、前記キャップ部の内部に、前記接続管部に挿入される前記連結対象配管を通すための通過孔が形成され、内側面が前記接続管部の内側に向けて、外側面が前記接続管部の外側に向けるリング状部、及び前記リング状部の縁から前記挿入方向に沿って延びるスカート部を含む、請求項1に記載のワンタッチ配管連結装置。
  5. 前記加圧誘導部は、前記スカート部の内周面側に向かうにつれて前記通過孔の中心方向に突出して延在するように形成される傾斜面を形成する、請求項に記載のワンタッチ配管連結装置。
  6. 前記接続管部の入口側外周面には第1のネジ結合部が形成され、
    前記キャップ部の内部面には、前記第1のネジ結合部とネジ結合される第2のネジ結合部が形成されて、
    前記キャップ部は、前記第1のネジ結合部と前記第2のネジ結合部の間に行われるネジ結合によって前記接続管部に結合される、請求項1に記載のワンタッチ配管連結装置。
  7. 前記接続管部と前記連結管部の間には、前記接続管部と前記連結管部の間を段差をもって連結する支持段差部が形成されて、
    前記接続管部に挿入される前記連結対象配管は、長さ方向一側端部が前記支持段差部に干渉されて、前記挿入方向位置が拘束される、請求項1に記載のワンタッチ配管連結装置。
  8. 前記シーリング部は、前記支持段差部と前記連結対象配管の間に設けられて、前記ソケット本体部と前記連結対象配管の長さ方向一側端部の間をシーリングする第2のシーリング部材をさらに含み、
    前記支持段差部は、前記接続管部の内径に対応する外径を有して、前記連結管部の内径に対応する内径を有するリング状の平面を含み、
    前記第2のシーリング部材は、前記支持段差部のリング状の平面に対応するリング状の平面を含むように形成される、請求項に記載の前記ワンタッチ配管連結装置。
  9. 前記ソケット本体部が「┐」状、「一」状、「T」状、「十」状のいずれかに形成される、請求項に記載のワンタッチ配管連結装置。
  10. 前記キャップ部には、前記スカート部の外側及び前記リング状部に向けて開放されるように、前記スカート部の外周面に凹んで形成されたグリップ溝が形成されて、
    前記グリップ溝は、前記キャップ部の周方向に沿って複数が所定間隔離隔して配置される、請求項1に記載のワンタッチ配管連結装置。
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