JP6788195B2 - スタンド付きカバー - Google Patents

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Description

本発明は、スタンド付きカバーに関する。
昨今、いわゆるタブレットPC(Personal Computer)と称されるような装置が普及している。このような装置は、自立させた状態で使用できるようにスタンドを装備することがある(例えば、特許文献1参照)。スタンドは、軸部を備え、開閉自在とすることで、収納状態と自立可能状態との間で状態を変更することができる。また、携帯電話機を自立させる為のスタンド等が種々提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2009−158669号公報 実用新案登録第3073476号公報 特開2010−268237号公報
ところで、タブレットPCのような装置は、持ち運び易く、便利であるが、持ち運び機会の増加に伴い、装置が落下や衝突等の外部衝撃を受ける機会も増加している。このような状況に対処すべく装置を保護するカバーが利用されることがある。このようなカバーにスタンド部を設けておけば、装置を保護することができ、また、装置を自立させることもできる。
装置を自立させることができれば、装置の使用形態のバリエーションが増加し、便利である。しかしながら、装置を自立させて使用することよりも、より軽量でコンパクトな状態で持ち運びすることが優先され、スタンド部が不要となることも想定される。そこで、カバーに対してスタンド部を脱着可能にしておくことが考えられる。
ここで、このようなカバーは、強度を確保する為に硬質な素材で形成された外側ケースと、衝撃を吸収する為に軟質な素材で形成された内側ケースとを嵌合させた形態とすることが考えられる。スタンド部もその強度を確保すべく、外側ケースと同様の硬質な素材で形成する。内側ケースには、装置の筐体を当接支持する支持部と、スタンド部が備える軸部を回転可能に支持する軸受部を設ける。軟質な素材で形成された軸受部はスタンド部に加わった力を分散し、緩和することができる。このような軸受部は、内側ケースと外側ケースとを嵌合させる際に、硬質な外側ケースに設けた軸受収納部が備える収納凹部内に収納されることで、軸部の移動、脱落が防止される。この結果、スタンド部はカバーに強固に装着された状態とされる。そして、軸受部から軸部を取り外せば、カバーからスタンド部を取り外すことができる。
しかしながら、軸受部から軸部を取り外す為には、軸受部を拡げなければならない。軸受部は、柔軟な内側ケースに形成され、拡げることができるが、軸受部を拡げる為には、カバーから装置を取り外した後、内側ケースと外側ケースとを分離し、外側ケースに設けた収納凹部から軸受部を取り出さなければならない。このように、カバーからスタンド部を取り外すために内側ケースと外側ケースとを分離しなければならないことは、手間であり、問題となる。特許文献1〜3もこのような問題を解決するものとはなっていない。
1つの側面では、本発明は、スタンド付きカバーに対し容易にスタンド部を脱着することを目的とする。
1つの態様では、スタンド付きカバーは、脚部に設けられた軸部を介して背面側に開閉可能に取り付けられたスタンド部を備え、正面側に本体装置が装着されるスタンド付きカバーであって、硬質ケースと、前記硬質ケースよりも軟質であり、前記軸部を回動可能に支持し、前記軸部の一端側を受け入れて支持する第1受部と、前記軸部の他端側を受け入れて支持する第2受部とを含む軸受部と、前記硬質ケースよりも軟質であり、前記硬質ケースに装着された状態で前記本体装置を当接支持する支持部と、を備え、前記硬質ケースは、前記脚部が背面側から挿し込まれ、前記軸部を正面側に露出させる脚部挿し込み穴と、正面側に開口し、前記軸部を支持した前記軸受部を収納する収納凹部を備える軸受収納部と、を備え、前記軸受部は、前記軟質であることにより前記第1受部と前記第2受部とを広げて前記軸部を取り外し可能とし、前記支持部と前記硬質ケースとの位置関係を維持した状態で前記軸受収納部から取り外し可能に設けられている。
スタンド付きカバーに対し容易にスタンド部を脱着することができる。
図1は本体装置にカバーを装着した第1実施形態の端末装置の6面図であり、図1(A)は正面図、図1(B)は平面図、図1(C)は底面図、図1(D)は右側面図、図1(E)は左側面図、図1(F)は背面図である。 図2はスタンド部を閉じた状態の端末装置を背面側から観た斜視図である。 図3はスタンド部を開いた状態の端末装置を背面側から観た斜視図である。 図4は第1実施形態のカバーの6面図であり、図4(A)は正面図、図4(B)は平面図、図4(C)は底面図、図4(D)は右側面図、図4(E)は左側面図、図4(F)は背面図である。 図5は第1実施形態のスタンド部の6面図であり、図5(A)は正面図、図5(B)は平面図、図5(C)は底面図、図5(D)は右側面図、図5(E)は左側面図、図5(F)は背面図である。 図6は第1実施形態の硬質ケースの6面図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は平面図、図6(C)は底面図、図6(D)は右側面図、図6(E)は左側面図、図6(F)は背面図である。 図7は第1実施形態の軟質ケースの6面図であり、図7(A)は正面図、図7(B)は平面図、図7(C)は底面図、図7(D)は右側面図、図7(E)は左側面図、図7(F)は背面図である。 図8は軸受部を拡げ、軸部を脱着する様子を模式的に示す説明図である。 図9は収納凹部に対し、軸受部が出し入れされる様子を模式的に示す説明図である。 図10は第2実施形態の軸受部が形成された脱着片を示す説明図である。 図11は第2実施形態の軸受部が、硬質ケースに設けられた収納凹部に出し入れされる様子を模式的に示す説明図である。 図12は第3実施形態のカバーの正面図である。 図13(A)は第3実施形態の軸受収納部を示す説明図であり、図13(B)は軸受収納部に軸受部が形成された脱着片を装着した様子を示す説明図である。 図14は第3実施形態の脱着片の6面図であり、図14(A)は正面図、図14(B)は平面図、図14(C)は底面図、図14(D)は右側面図、図14(E)は左側面図、図14(F)は背面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。
(第1実施形態)
まず、図1(A)乃至図10を参照しつつ、実施形態の端末装置の概略構成について説明する。図1(A)〜図1(F)は本体装置にカバーを装着した第1実施形態の端末装置の6面図である。図2はスタンド部を閉じた状態の端末装置を背面側から観た斜視図である。図3はスタンド部を開いた状態の端末装置を背面側から観た斜視図である。図4(A)〜図4(F)は第1実施形態のカバーの6面図である。図5(A)〜図5(F)は第1実施形態のスタンド部の6面図である。図6(A)〜図6(F)は第1実施形態の硬質ケースの6面図である。図7(A)〜図7(F)は第1実施形態の軟質ケースの6面図である。図8は軸受部を拡げ、軸部を脱着する様子を模式的に示す説明図である。図9は収納凹部に対し、軸受部が出し入れされる様子を模式的に示す説明図である。なお、以下の説明において、カバーや、端末装置、本体装置等における正面側、背面側、上側、下側を図1(A)〜図1(F)や、その他の図面に示すように設定して説明する。
図1(A)〜図4を参照すると、端末装置101は、端末装置本体100にスタンド付きカバー(以下、単に「カバー」と称する)1を装着した状態とされている。端末装置本体100は、本体装置の一例であり、本実施形態では、タブレットPCである。端末装置本体100は、正面側にディスプレイ部100aを備え、背面側にレンズ100bを備える。
端末装置本体100は、カバー1の正面側に装着されている。すなわち、カバー1の正面側と端末装置本体100の背面側とが対向する状態で端末装置本体100にカバー1が装着される。
カバー1には、スタンド部30が開閉可能に装着されている。すなわち、スタンド部30は、閉じた状態の収納状態と、開いた状態の自立可能状態との間で状態を変更することができるようにカバー1に装着されている。図5(A)〜図5(F)を参照すると、スタンド部30は、右脚部31aと左脚部31bを備え、それぞれ軸部33を備えている。軸部33は、右脚部31aと左脚部31bの上縁部にそれぞれ、左右に拡がる棒状部として形成されている。右脚部31aと左脚部31bとは、連結部32によって連結されている。スタンド部30は、右脚部31aと左脚部31bにそれぞれ設けられた軸部33を介して、カバー1の背面側に開閉可能に取り付けられる。スタンド部30は、カバー1に対して脱着可能である。スタンド部30の脱着については、後に詳説する。
軸部33の上縁部には、板状のストッパ33aが設けられている。ストッパ33aは、スタンド部30がカバー1に装着された状態となるときに、スタンド部30の回動範囲を規制する。
スタンド部30は、後に説明する硬質ケース10を形成する素材と同一の素材、本実施形態にあっては、ポリカーボネートによって形成され、その強度が確保されている。なお、スタンド部30は、その強度を確保することができるものであれば、他の素材を用いてもよい。
なお、右脚部31aと左脚部31bは、概ね同一の構成であるので、以下の説明では、主として右脚部31aについて説明する。また、本実施形態では、左右二本の脚部を備えているが、一本の脚部を備えた態様としてもよい。
再び、図1(A)〜図4を参照すると、カバー1は、硬質ケース10と、この硬質ケース10の正面側に脱着可能に配置された軟質ケース20を備える。すなわち、硬質ケース10は、端末装置本体100に対して外側に配置され、軟質ケース20は、硬質ケース10の内側に配置される。硬質ケース10は、カバー1の強度を確保する為に硬質な素材で形成されている。本実施形態の硬質ケース10は、ポリカーボネート製である。一方、軟質ケース20は、端末装置本体100と当接し、包み込むように端末装置本体100を保持することで、端末装置本体100の緩衝材として機能し、外部からの衝撃を吸収する為に軟質な素材で形成されている。本実施形態の軟質ケース20は、TPU(Thermoplastic Polyurethane)製であるが、シリコンゴム等、弾性に富む素材を採用することができる。なお、硬質ケース10の素材と軟質ケース20の素材とを比較すると、軟質ケース20の素材が、硬質ケース10の素材よりも弾性が高く、衝撃吸収性に優れている。
図6(A)〜図6(F)を参照すると、硬質ケース10は、背板部11を備える。背板部11には、レンズ孔11aや、ストラップ装着部挿通孔11b等が設けられている。また、背板部11には、右脚部31a又は左脚部31bがそれぞれ挿し込まれる脚部挿し込み穴12が設けられている。脚部挿し込み穴12には、右脚部31a又は左脚部31bが背面側から挿し込まれ、右脚部31aと左脚部31bにそれぞれ設けられた軸部33が正面側に露出する。背板部11には、脚部挿し込み穴12の直上に軸受収納部13が設けられている。軸受収納部13は、正面側に開口する収納凹部14を備えると共に背面側に半円形状に突出させて形成されている。収納凹部14は、軸部33を支持した軸受部23を収納する。軸受部23については、後に詳説する。軸受収納部13は、硬質ケース10と同一の素材によって形成されており、軸部33の背面側への移動を規制することができ、スタンド部30の取り付け強度を確保することができる。後に説明するように軸受部23は、軟質の素材で形成されるが、軸受部23を収納凹部14内に収納することで、軸部33の位置決めを行い、スタンド部30の適切な回動動作を実現することができる。
本実施形態の硬質ケース10は、端末装置本体100の外観形状に応じて、概ね矩形の形状を備える。硬質ケース10は、背板部11の上辺に沿って正面側に迫り出した庇状の上縁部15を備える。また、背板部11の上角部16と下角部17は、後に説明する軟質ケース20に設けられた上角支持部25と下角支持部26と嵌合できるように設けられている。
図7(A)〜図7(F)を参照すると、軟質ケース20は、背板部21を備える。背板部21は、硬質ケース10が備える背板部11と重ねられる。このため、背板部21には、背板部11と同様にレンズ孔21aが設けられている。また、背板部21には、硬質ケース10が備えるストラップ装着部挿通孔11bに挿通されるストラップ装着部21bが設けられている。硬質ケース10と軟質ケース20とが嵌合する際、ストラップ装着部21bは、ストラップ装着部挿通孔11bに挿通される。
軟質ケース20には、硬質ケース10に装着された状態でそれぞれ端末装置本体100を当接支持する支持部として機能する上縁支持部24、上角支持部25及び下角支持部26が設けられている。上縁支持部24は、背板部21の上辺に沿って設けられており、硬質ケース10と軟質ケース20とが嵌合するときに、庇状の上縁部15の下側に嵌合させられる。上角支持部25は、上角部16の正面側に位置するように上角部16に嵌め込まれる。下角支持部26は、下角部17の内側に嵌め込まれる。このようにして軟質ケース20は硬質ケース10と嵌合して一体化し、カバー1を形成する。各部の嵌め込み状態を解消すれば、硬質ケース10と軟質ケース20とを分離することができる。上縁支持部24、上角支持部25及び下角支持部26は、軟質な素材で形成されており、カバー1を端末装置本体100に装着した状態としたときに、端末装置本体100を当接支持することで、端末装置本体100の緩衝材として機能する。
軟質ケース20は、軸受部23が形成されたフラップ部22を備える。本実施形態におけるフラップ部22は、矩形である。フラップ部22は、背板部21において、矩形の4辺のうちの3辺に相当する位置に切れ込み22aを設けて背板部21から切り離し、残された一辺を連接部22bとすることで形成されている。フラップ部22は、連接部22bを回転軸としてポップアップ、すなわち、引き起すことができる状態とされている。
連接部22bは、フラップ部22の上縁部に設定されている。これにより、連接部22bは、スタンド部30を開き、端末装置本体100を立てた状態とするときに、軸受部23よりも上側に設けられた状態となる。このような位置関係とするのは、軸受部23に力が加わる場合、すなわち、スタンド部30に力が加わった際に、強度の面で有利だからである。スタンド部30に力が加わる場合として最も想定されやすい状況は、スタンド部30が開いた状態で、端末装置本体100が上方から押えつけられたような場合である。この場合、軸受部23が設けられているフラップ部22にも上方から力が加わる。この際、仮に、連接部22bが他の位置に設けられているとすると、フラップ部22が大きく動きやすい状態となる。フラップ部22に力が加わる度にフラップ部22が大きく動くと、連接部22bに大きな力が加わり、ひいては、破損する可能性がある。そこで、本実施形態の連接部22bは、フラップ部22の上縁部に設定されている。
フラップ部22は、正面側に起き上がることができるが、カバー1が端末装置本体100に装着された状態では、正面側に端末装置本体100が配置されているため、起き上がることができない。
なお、フラップ部22の形状は、矩形に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。すなわち、一部が軟質ケース20と連接された状態となり、連接された部分を回転軸として引き起こすことができるような態様となっていればよい。
フラップ部22には、軸受部23が設けられている。軸受部23は、左右方向に延びる軸部33の一端側を受け入れて支持する第1受部23aと、軸部33の他端側を受け入れて支持する第2受部23bとを含む。これにより、軸受部23は、両側から押さえつけるようにして軸部33を支持する。軸受部23は、軟質ケース20に設けられており、軟質ケース20と同様の軟質な素材で形成されている。このため、図8における矢示41のように、第1受部23aと第2受部23bとを拡げることで軸部33を取り外すことができる。また、これとは逆に、矢示42のように第1受部23aと第2受部23bを接近させることで、軸受部23は、軸部33を支持することができる。軟質な素材で形成された軸受部23は、スタンド部30に加わった力を分散し、緩和することができる。この結果、スタンド部30の破損を抑制することができる。
軸受部23は、背板部21の背面側に軸受収納部13の形状に対応させた半円形状に突出させた状態に設けられている。このため、軸受部23は、軸部33を支持した状態で硬質ケース10に設けられた収納凹部14に収納することができる。軸受部23を収納凹部14に収納することで、スタンド部30の背面側への移動を規制し、スタンド部30の取り付け強度を確保することができる。
ここで、軸受部23は、フラップ部22に形成されていることから、硬質ケース10と軟質ケース20とを分離することなく、図9に示す要領で、軸受収納部13の収納凹部14から取り外すことができる。すなわち、矢示43のようにフラップ部22を引き起こすことで軸受部23を収納凹部14から取り外し、硬質ケース10から分離すことができる。このように、軸受部23は、上縁支持部24、上角支持部25及び下角支持部26といった支持部と硬質ケース10との位置関係を維持した状態で軸受収納部13から取り外すことができる。軸受部23を軸受収納部13から取り外すことができれば、図8に示すように軸受部23を拡げて軸部33を脱着することができる。このように、軸部33の脱着に必要となる軸受部23だけを硬質ケース10から分離できるようにすれば、容易にスタンド部30を脱着することができるようになる。軸部33の脱着が完了した後、矢示44のようにフラップ部22を元の状態に戻せば、カバー1を、端末装置本体100を装着できる状態に復帰させることができる。このときも、硬質ケース10と軟質ケース20との嵌合作業は不要であり、便利である。
本実施形態によれば、スタンド部30の脱着の為に軸受部23だけを軸受収納部13から取り外すことができるようにしたので、スタンド付きカバー1に対し、容易にスタンド部30を脱着することができる。
(第2実施形態)
つぎに、第2実施形態につき、図10及び図11を参照しつつ説明する。図10は第2実施形態の軸受部が形成された脱着片を示す説明図である。図11は第2実施形態の軸受部が、硬質ケースに設けられた収納凹部に出し入れされる様子を模式的に示す説明図である。
第1実施形態では、軟質ケース20に連接部22bを介して連接されたフラップ部22に軸受部23を設けることで、スタンド部30の脱着に際し、軸受部23だけを硬質ケース10から分離できるようにしていた。これに対し、本実施形態のカバー2では、軟質ケース120から切り出され、硬質ケース110に脱着可能に設けられた脱着片122に軸受部123を形成することで、軸受部123だけを硬質ケース110から分離することができるようにしている。
図10を参照すると、カバー2では、脱着片122が軟質ケース120を形成する背板部121から切り出され、背板部121と分離可能な状態とされている。脱着片122は、複数の取付突起122aを備えている。図11を参照すると取付突起122aは、背板部11に設けられている取付穴111aに取り付けられることで、硬質ケース110に取り付けられる。脱着片122には、第1実施形態と同様に第1受部123aと第2受部123bを含む軸受部123が形成されている。軸受部123は、脱着片122が硬質ケース110に装着された状態となるとき、硬質ケース110に設けられた軸受収納部113が備える収納凹部114内に収納される。一方、脱着片122を硬質ケース110から分離すれば、軸受部123を収納凹部114から取り外すことができ、第1実施形態と同様の要領で、軸受部123から軸部33を脱着することができる。この結果、容易にスタンド部30を脱着することができる。
本実施形態における軟質ケース120は、軸受部123が脱着片122に設けられている以外は、第1実施形態の軟質ケース20と共通している。すなわち、軟質ケース120は、端末装置本体100の支持部を有し、硬質ケース110の正面側に脱着可能に配置されており、使用状態において、硬質ケース110に嵌合されている。
このように、本実施形態の軟質ケース120は、硬質ケース110と嵌合しているが、スタンド部30の脱着に際し、硬質ケース110と軟質ケース120との分離が不要である。すなわち、軸受部123は、軟質ケース120が備える支持部と硬質ケース110との位置関係を維持した状態で軸受収納部113から取り外すことができる。
(第3実施形態)
つぎに、第3実施形態につき、図12乃至図14を参照しつつ説明する。図12は第3実施形態のカバーの正面図である。図13(A)は第3実施形態の軸受収納部を示す説明図であり、図13(B)は軸受収納部に軸受部が形成された脱着片を装着した様子を示す説明図である。図14は第3実施形態の脱着片の6面図であり、図14(A)は正面図、図14(B)は平面図、図14(C)は底面図、図14(D)は右側面図、図14(E)は左側面図、図14(F)は背面図である。
本実施形態のカバー3は、他の実施形態と同様に硬質ケース210を備える。硬質ケース210は、背板部211を備える。背板部211には、脚部挿し込み穴212、軸受収納部213が設けられている。軸受収納部213には、他の実施形態と同様に、収納凹部214が設けられている。
これに対し、本実施形態のカバー3は、他の実施形態における軟質ケースの背板部に相当する部分を備えていない。本実施形態のカバー3は、第1実施形態のフラップ部22や第2実施形態の脱着片122に代えて、脱着片222を備えている。第2実施形態の脱着片122が軟質ケース120の背板部121から切り出されて形成されていたのに対し、本実施形態における脱着片222は、単独の部品として個別に形成されている。
脱着片222は、第1実施形態の軟質ケース20と同様の柔軟な素材によって形成されている。脱着片222は、板状部222aを備え、この板状部222aに軸受部223が形成されている。軸受部223は、他の実施形態と同様に、第1受部223aと第2受部223bを備えている。軸受部223は、収納凹部214に収納される。このとき、第1受部223aの外壁面が収納凹部214の内周壁214aとの摩擦面223a1となる。また、第2受部223bの外壁面が収納凹部214の内周壁214aとの摩擦面223b1となる。脱着片222は、摩擦面223a1、223b1と内周壁214aとの間の摩擦力によって、軸受収納部213に固定される。脱着片222は、軸受収納部13に摩擦力によって固定されているだけであるので、硬質ケース210に対し容易に脱着することができる。このように、軸受部223を容易に脱着することができるので、他の実施形態と同様に、スタンド部30をカバー3から容易に脱着することができる。
本実施形態のカバー3も、他の実施形態と同様に、端末装置本体100を当接支持する支持部としての上縁支持部224、上角支持部225及び下角支持部226を備える。ただし、本実施形態では、他の実施形態における軟質ケースの背板部に相当する部分を備えていない。このため、上縁支持部224、上角支持部225及び下角支持部226は、柔軟な素材を用いて、硬質ケース210の背板部211に2色成形によって形成されている。
本実施形態は、他の実施形態と同様に、スタンド付きカバー3に対し、容易にスタンド部30を脱着することができる。また、本実施形態は、他の実施形態における軟質ケースの背板部に相当する部分を備えていないため、軽量とすることができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)
脚部に設けられた軸部を介して背面側に開閉可能に取り付けられたスタンド部を備え、正面側に本体装置が装着されるスタンド付きカバーであって、
硬質ケースと、
前記硬質ケースよりも軟質であり、前記軸部を回動可能に支持する軸受部と、
前記硬質ケースよりも軟質であり、前記硬質ケースに装着された状態で前記本体装置を当接支持する支持部と、を備え、
前記硬質ケースは、前記脚部が背面側から挿し込まれ、前記軸部を正面側に露出させる脚部挿し込み穴と、正面側に開口し、前記軸部を支持した前記軸受部を収納する収納凹部を備える軸受収納部と、を備え、
前記軸受部は、前記支持部と前記硬質ケースとの位置関係を維持した状態で前記軸受収納部から取り外し可能に設けられたスタンド付きカバー。
(付記2)
前記支持部は、前記硬質ケースの正面側に脱着可能に配置された軟質ケースに形成され、前記軸受部は、連接部を介して前記軟質ケースと連接されたフラップ部に形成された付記1に記載のスタンド付きカバー。
(付記3)
前記連接部は、前記スタンド部を開き、前記本体装置を立てた状態とするときに、前記軸受部よりも上側に設けた付記2に記載のスタンド付きカバー。
(付記4)
前記支持部は、前記硬質ケースの正面側に脱着可能に配置された軟質ケースに形成され、前記軸受部は、前記軟質ケースから切り出され、前記硬質ケースに脱着可能に設けられた脱着片に形成された付記1に記載のスタンド付きカバー。
(付記5)
前記軸受部は、前記収納凹部の内周壁と摺接する摩擦面を有する含む付記1に記載のスタンド付きカバー。
(付記6)
前記軸受部は、前記軸部の一端側を受け入れて支持する第1受部と、前記軸部の他端側を受け入れて支持する第2受部とを含む付記1乃至5のいずれか1項に記載のスタンド付きカバー。
(付記7)
脚部に設けられた軸部を介して背面側に開閉可能に取り付けられたスタンド部を備え、正面側に本体装置が装着されるスタンド付きカバーであって、
硬質ケースと、
前記硬質ケースよりも軟質であり、前記硬質ケースの正面側に脱着可能に設けられた軟質ケースと、を備え、
前記軟質ケースは、前記軸部を回動可能に支持する軸受部と、前記硬質ケースに装着された状態で前記本体装置を当接支持する支持部と、を備え、
前記硬質ケースは、前記脚部が背面側から挿し込まれ、前記軸部を正面側に露出させる脚部挿し込み穴と、正面側に開口し、前記軸部を支持した前記軸受部を収納する収納凹部を備える軸受収納部と、を備え、
前記軸受部は、前記スタンド部を開き、前記本体装置を立てた状態とするときに、前記軸受部よりも上側に設けた連接部を介して前記軟質ケースと連接されたフラップ部に形成されたスタンド付きカバー。
1 カバー
10、110、210 硬質ケース
13、113、213 軸受収納部
14、114、214 収納凹部
20、120 軟質ケース
22 フラップ部
22a 切れ込み
22b 連接部
23、123、223 軸受部
23a、123a、223a 第1受部
23b、123b、223b 第2受部
24、224 上縁支持部
25、225 上角支持部
26、226 下角支持部
30 スタンド部
31a 右脚部
31b 左脚部
33 軸部
100 端末装置本体
101 端末装置
214a 内周壁
223a1、223b1 摩擦面

Claims (5)

  1. 脚部に設けられた軸部を介して背面側に開閉可能に取り付けられたスタンド部を備え、正面側に本体装置が装着されるスタンド付きカバーであって、
    硬質ケースと、
    前記硬質ケースよりも軟質であり、前記軸部を回動可能に支持し、前記軸部の一端側を受け入れて支持する第1受部と、前記軸部の他端側を受け入れて支持する第2受部とを含む軸受部と、
    前記硬質ケースよりも軟質であり、前記硬質ケースに装着された状態で前記本体装置を当接支持する支持部と、を備え、
    前記硬質ケースは、前記脚部が背面側から挿し込まれ、前記軸部を正面側に露出させる脚部挿し込み穴と、正面側に開口し、前記軸部を支持した前記軸受部を収納する収納凹部を備える軸受収納部と、を備え、
    前記軸受部は、前記軟質であることにより前記第1受部と前記第2受部とを広げて前記軸部を取り外し可能とし、前記支持部と前記硬質ケースとの位置関係を維持した状態で前記軸受収納部から取り外し可能に設けられたスタンド付きカバー。
  2. 前記支持部は、前記硬質ケースの正面側に脱着可能に配置された軟質ケースに形成され、前記軸受部は、連接部を介して前記軟質ケースと連接されたフラップ部に形成された請求項1に記載のスタンド付きカバー。
  3. 前記連接部は、前記スタンド部を開き、前記本体装置を立てた状態とするときに、前記軸受部よりも上側に設けた請求項2に記載のスタンド付きカバー。
  4. 前記支持部は、前記硬質ケースの正面側に脱着可能に配置された軟質ケースに形成され、前記軸受部は、前記軟質ケースから切り出され、前記硬質ケースに脱着可能に設けられた脱着片に形成された請求項1に記載のスタンド付きカバー。
  5. 前記軸受部は、前記収納凹部の内周壁と摺接する摩擦面を有する請求項1に記載のスタンド付きカバー。
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